JP4361782B2 - 遊技機 - Google Patents

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Description

本発明は、遊技盤の遊技領域に打ち込まれた遊技球が入球可能な入賞装置を備えたパチンコ機等の遊技機に関する。
例えば、パチンコ機のような遊技機において、発射装置によって遊技盤の遊技領域に打ち込まれた遊技球が、遊技領域に設けられた入賞装置に入球して、入賞装置内に設けられた球通路を流下して権利発生領域に入球することにより、遊技者に対して有利な所定の遊技価値を与えるようにしたものがある。
入賞装置は、球通路を流下する遊技球の流下方向を、そのときの遊技状態に応じて変化させることにより、遊技球を権利発生領域やはずれ領域に誘導した後、遊技盤裏面下部へ排出させる構成を有する。また、入賞装置に入球した遊技球が高い位置から落下して、遊技盤の下部に配置されている役物や遊技盤本体に直接当接すると、そのときの衝撃により役物や遊技盤本体の破損を招くことがないように、遊技球を出来る限り低い位置から排出するように、入賞装置の最下端付近まで誘導可能な長い球通路を設けたり、入賞装置に複数の排出口を設けるとともに、遊技盤の裏面側に取り付けられる集合樋を介して、遊技球の落下するときの勢いを緩めたりするのが一般的である(例えば、特許文献1参照)。
特許第2670798号公報
しかし、上述のような従来の遊技機においては、入賞装置の内部構造、形状によっては、入賞装置の最下端付近まで遊技球を誘導可能とする長い球通路を設けるスペースを確保することが困難であり、また、前後方向に球通路が二重三重にも重なり合って構造が非常に複雑になる。
また、入賞装置に複数の球通路を設けることに伴って、遊技球を球通路から排出するための複数の排出口の位置が散在して、遊技球が様々な位置から排出されることとなる。これにより、集合樋の形状を各排出口の位置に合わせなければならず、集合樋の形状が複雑になり、集合樋を遊技盤裏面に取り付ける際、集合樋が入賞装置に接触し、入賞装置や集合樋の破損を招くおそれがある等して、入賞装置及び集合樋の遊技盤に対する取付作業が面倒であり、遊技機の組み立て工程の効率低下を招くおそれがある。
本発明は、上述のような従来の課題を解決するためになされたもので、その目的は、入賞装置及び集合樋の形状を簡素化して、入賞装置及び集合樋の取り付けを容易に行うことができるようにした遊技機を提供することにある。
本発明によると、上記課題は、次のようにして解決される。
(1)遊技盤の前面に設けられた遊技領域に打ち込まれた遊技球が入球可能で、かつ入球した遊技球を左、右及び下方向へ誘導可能な球通路を有する入賞装置と、前記遊技盤の後面側に取り付けられるとともに、前記球通路によって誘導された遊技球を受け入れ可能で、かつ受け入れた遊技球を前記遊技盤の後側下方へ排出可能な集合樋とを備えた遊技機において、前記入賞装置の左、右側部に、前記球通路によって誘導された遊技球を前記遊技盤の後側において左、右方向へ排出可能な排出口を、上下方向を向くほぼ直線上に沿って複数並設するとともに、前記集合樋に、前記各排出口のそれぞれに対向し、かつ前記各排出口から排出される遊技球を受け入れ可能な複数の受入口、及び該受入口に受け入れられた遊技球を前記遊技盤の後側下方へ排出しうるように誘導可能な排出路を設ける。
(2)上記(1)項において、球通路に、遊技球を左、右または下方向のいずれかへ誘導しうるように作動可能な振分部材を設け、前記振分部材を支持する構造体に、前記振分部材によって左、右方向へ誘導された遊技球を遊技盤の後側において左、右方向へ排出可能な排出口を設ける。
本発明によれば、次のような効果を奏することができる。
(a)請求項1記載の発明によると、複数の排出口が設けられる入賞装置の側部、及び入賞装置の各排出口に対向する集合樋の領域のそれぞれをほぼ直線的に形成することができるため、入賞装置及び集合樋の形状を簡素化して、入賞装置及び集合樋の取り付けを容易に行うことができる、
(b)請求項2記載の発明によると、請求項1の効果に加えて、振分部材により遊技球の誘導方向に変化を持たせることができるとともに、複数の排出口を入賞装置に簡単に形成することが可能となる。
以下、本発明の一実施形態を、図面に基づいて説明する。
図1は、本発明の一実施形態を適用した遊技機の一部分を構成する遊技盤(10)の正面図、図2は、入賞装置(16)の正面図、図3は、入賞装置(16)の後方斜視図、図4は、入賞装置(16)の後面図、図5は、入賞装置(16)の前方分解斜視図、図6は、入賞装置(16)の後方分解斜視図、図7は、遊技盤(10)の後方分解斜視図、図8は、遊技盤(10)の後面図、図9は、集合樋(30)の正面図である。
遊技盤(10)は、外側ガイドレール(11)と内側ガイドレール(12)とによって包囲された円形状の遊技領域(13)を前面に備え、遊技者の操作により、図外の発射装置から発射された遊技球が、遊技盤(10)の遊技領域(13)に打ち込まれることにより遊技が行われる。
なお、遊技領域(13)には、遊技釘が多数配置され、遊技球は、遊技釘に当接しながら流下することになるが、該遊技釘は、図面簡素化のため省略してある。
遊技領域(13)の中央付近の上方には、図柄、数字等で構成される複数種類の識別情報を変動表示可能な表示装置(14)が配置されている。表示装置(14)には、識別情報を表示するための左、右の表示部(14a)(14b)が設けられている。
遊技領域(13)における表示装置(14)の下方には、図柄始動口(15)が配置され、また図柄始動口(15)の下方には、入賞装置(16)が配置されている。遊技領域(13)の右部には、第3種始動口(17)が配置され、第3種始動口(17)の下方には、大入賞口(18)が配置されている。なお、図1における(50)〜(53)は、一般入賞口で、遊技球が入賞することにより所定個の遊技球が景品として払い出される。
発射装置から遊技領域(13)に打ち込まれた遊技球が図柄始動口(15)に入賞することにより、表示装置(14)の識別情報が変動表示を開始する。そして、識別情報の変動表示開始から所定時間経過すると、識別情報の変動表示が停止し、そのときの識別情報の停止表示形態が予め定められた特定の表示形態である場合には、入賞装置(16)に設けられた可動片(19)(20)が所定時間開き、そのとき、遊技球が入賞装置(16)の入賞口(16a)に入球して、後述のように、入賞装置(16)内に設けられた球通路(21)を通って大当り領域に誘導されることによって、大当りの権利が発生する。大当りの権利が発生した後は、第3種始動口(17)に遊技球を入賞させることにより、大入賞口(18)が遊技球が入賞しやすいように前方へ開き、遊技者に対して有利な遊技価値を付与する。なお、本発明は、遊技方法に関しては直接関係するものでないから、遊技方法に関する詳細な説明は省略する。
以下、本発明の特徴部分を構成する入賞装置(16)及び遊技盤(10)の後面側に取り付けられる集合樋(30)に関して説明する。
入賞装置(16)は、左右方向へ開閉可能な左右の可動片(19)(20)を上部に有し、かつ内部には、可動片(19)(20)間に設けられる入賞口(16a)に入球した遊技球を左、右及び下方向へ誘導可能な球通路(21)が設けられている。なお、本実施形態における入賞装置(16)は、球通路(21)が形成された入賞装置本体(90)と、入賞装置本体(90)の後部に図示略のねじにより固定される主に図5及び図6に示すような第1構造体(60)、第2構造体(70)及び第3構造体(80)とを有して構成される。
可動片(19)(20)は、外側に開くことによって、遊技領域(13)に打ち込まれた遊技球が入賞装置(16)の入賞口(16a)に入賞しやすい状態となり、また、閉じることによって、遊技球が入球し難い状態か入球不能な状態となる。可動片(19)(20)は、入賞装置(16)の後部に取り付けられたソレノイド(22)によって開閉駆動させられる。なお、各図に図示される可動片(19)(20)は、閉じた状態を示している。
球通路(21)は、主に図2に示すように、入賞装置(16)の入賞口(16a)から下部までほぼ真直ぐに形成される主通路部(40)と、主通路部(40)から左方向へ分岐する第1〜4分岐路部(41)〜(44)と、主通路部(40)から右方向へ分岐する第5〜7分岐路部(45)〜(47)とを有している。なお、右部最下部に設けられる第7分岐路部(47)は、権利発生領域を形成し、それ以外の第1〜6分岐路部(41)〜(46)は、はずれ領域を形成する。
主通路部(40)の左側に設けられる第1〜3分岐路部(41)〜(43)の最左端、すなわち入賞装置(16)の左側部には、第1〜3分岐路部(41)〜(43)に誘導された遊技球を遊技盤(10)の後側において左方向へ排出可能な第1〜3排出口(41a)〜(43a)が設けられている。また、同じく右側に設けられる第5、6分岐路部(45)(46)の最右端、すなわち入賞装置(16)の右側部には、第5、6分岐路部(45)(46)に誘導された遊技球を遊技盤(10)の後側において右方向へ排出可能な第5、6排出口(45a)(46a)が設けられている。
第1〜3排出口(41a)〜(43a)は、図4に示す垂直方向を向くほぼ直線の基準線(A)に沿う位置に設けられ、また、同じく第5、6排出口(45a)(46a)は、同じく図4に示す垂直方向を向くほぼ直線の基準線(B)に沿う位置に設けられる。すなわち、ほぼ直線上に並設される。これにより、入賞装置(16)を後方から見た場合、主に図4及び図8に示すように、入賞装置(16)の左、右側部は、ほぼ直線的に形成される。すなわち、入賞装置(16)に設けられる第1シャッター(61)、第1ソレノイド(電気的駆動源)(62)、第2シャッター(71)、第2ソレノイド(電気的駆動源)(72)、振分回転体(81)及びモータ(電気的駆動源)(82)等の入賞装置(16)の後面側に設けられた電気的駆動源と電気的駆動源に接続される各部材は、各排出口(41a)〜(43a)、(45a)、(46a)の内側に配置されることになり、これら部材が各排出口(41a)〜(43a)、(45a)、(46a)と対向する後述の各受入口(31c)〜(31e)、(32c)、(32d)を備える集合樋(30)に干渉することがないように、入賞装置(16)をコンパクトに設計可能となる。
なお、本実施形態においては、最下部に設けられる第4、7分岐路部(44)(47)の第4、7排出口(44a)(47a)は、入賞装置(16)の下端部に設けられ、第4、7分岐路部(44)(47)に誘導された遊技球を下方へ排出可能としている。これは、第4、7分岐路部(44)(47)は、他の分岐路部より低い位置に設けられるため、後述のように集合樋(30)を介することなく、遊技球を入賞装置(16)の下端部から直接排出させても、衝撃が少ないためである、しかし、本発明は、これに特定されるものでなく、必要に応じて、第4排出口(44a)を基準線(A)に、また第7排出口(47a)を基準線(B)にそれぞれ沿う位置に設けても良い。また、球通路(21)の形状は、本実施形態に特定されるものでなく、少なくとも、入賞装置(16)に入球した遊技球を排出可能とする排出口を上下方向に複数有する形態であればどのような形状であっても良い。
球通路(21)における主通路部(40)の上端部から下端部に至る途中には、前後方向へ出没可能な第1シャッター(振分部材)(61)と、第1シャッター(61)の下方に配置され、前後方向へ出没可能な振分部材をなす第2シャッター(振分部材)(71)と、第2シャッター(71)の下方に配置され、遊技球の通過を検出可能な作動スイッチ(24)とが設けられている。さらには、主通路部(40)の下端部には、外周に遊技球を1個受け入れ可能な凹部(81a)を有する振分回転体(振分部材)(81)が枢支されている。
第1シャッター(61)は、入賞装置本体(90)の後部におけるソレノイド(22)の下方に固定される第1構造体(60)の前部に前後方向へ移動可能に支持されるとともに、第1構造体(60)に取り付けられた第1ソレノイド(62)によって、前後方向へ駆動させられる。
第1構造体(60)には、前述の第1排出口(41a)及び第5排出口(45a)が形成されており、第1構造体(60)を入賞装置本体(90)の後部に固定することにより、第1排出口(41a)及び第5排出口(45a)が、第1分岐路部(41)及び第5分岐路部(45)に連通されるように構成される。
第2シャッター(71)は、入賞装置本体(90)の後部における第1構造体(60)の下方に固定される第2構造体(70)の前部に前後方向へ移動可能に支持されるとともに、第2構造体(70)に取り付けられた第2ソレノイド(72)によって、前後方向へ駆動させられる。
第2構造体(70)には、前述の第2排出口(42a)が形成されており、第2構造体(70)を入賞装置本体(90)の後部に固定することにより、第2排出口(42a)が、第2分岐路部(42)に連通されるように構成される。
振分回転体(81)は、入賞装置本体(90)の後部における第2構造体(70)の下方に固定される第3構造体(80)の前部に正逆回転可能に枢支されるとともに、第3構造体(80)に取り付けられたモータ(82)によって、回転駆動させられる。
第3構造体(80)には、前述の第3、4、6排出口(43a)(44a)(46a)及び第7排出口(47a)が形成されており、第3構造体(80)を入賞装置本体(90)の後部に固定することにより、第3、4、6排出口(43a)(44a)(46a)及び第7排出口(47a)が、第3、4、6分岐路部(43)(44)(46)及び第7分岐路部(47)のそれぞれに連通されるように構成される。
集合樋(30)は、遊技盤(10)の後面側に取り付けられるとともに、その前面側には、主に図9に示すように、左側排出路(31)及び右側排出路(32)が設けられている。
左側排出路(31)は、一般入賞口(50)(51)に入球した遊技球を受け入れ可能な一般入賞受入口(31a)(31b)と、第1〜3排出口(41a)〜(43a)のそれぞれに対向し、第1〜3排出口(41a)〜(43a)から排出される遊技球を受け入れ可能な第1〜3受入口(31c)〜(31e)と、各受入口(31a)〜(31e)から受け入れた遊技球を下方へ向けて排出可能な集合樋排出口(31f)とを有している。
右側排出路(32)は、第3種始動口(17)に入賞した遊技球を受け入れ可能な第3種受入口(32a)と、図柄始動口(15)に入賞した遊技球を受け入れ可能な始動受入口(32b)と、第5、6排出口(45)(46)に対向し、第5、6排出口(45a)(46a)から排出される遊技球を受け入れ可能な第5、6受入口(32c)(32d)と、各受入口(32a)〜(32d)が受け入れた遊技球を下方へ向けて排出可能な集合樋排出口(32e)とを有している。
上述のように、入賞装置(16)の側部に設けた各排出口(41a)〜(47a)の位置を上下方向を向く基準線に沿って並設したこと、すなわちほぼ直線上に並設したことにより、入賞装置(16)の両側部、及び各排出口(41a)〜(47a)に対向する集合樋(30)の領域(各受入口(31c)〜(31e)、(32c)、(32d)が設けられる領域)のそれぞれをほぼ直線的に形成することができ、入賞装置(16)及び集合樋(30)の形状を簡素化して、入賞装置(16)及び集合樋(30)の取り付けを容易に行うことができる。また、球通路(21)に各振分部材(61)(71)(81)を設けたことにより、各振分部材(61)(71)(81)により球通路(21)に進入した遊技球の誘導方向に変化を持たせることができ、遊技の興趣を一層高めることが可能となる。さらには、各振分部材(61)(71)(81)を支持する各構造体(60)(70)(80)のそれぞれに各排出口(41a)〜(47a)を設けたことにより、各構造体(60)(70)(80)を入賞装置本体(90)の後部に固定することにより、入賞装置(16)の両側部に複数の排出口(41a)〜(47a)を簡単に形成することが可能となる。
次に、入賞装置(16)に入球した遊技球の流れについて説明する。
発射装置により遊技領域(13)に打ち込まれた遊技球が、可動片(19)(20)が開いた状態にあるとき、入賞装置(16)の入賞口(16a)に入球すると、球通路(21)の上部から主通路部(40)に進入して、入賞口スイッチ(23)を通過する。入賞口スイッチ(23)が、遊技球の通過を検出することにより、所定個の遊技球が景品として払い出される。
入賞口スイッチ(23)を通過した遊技球は、そのときの第1シャッター(61)の状態に応じて、そのまま主通路部(40)を流下するか、第1分岐路部(41)または第5分岐路部(45)へ誘導される。本実施形態においては、例えば、第1シャッター(61)が、没入状態にあれば第1シャッター(61)を通過してそのまま主通路部(40)を流下し、突出状態にあれば、はずれ領域である第1分岐路部(41)または第5分岐路部(45)のいずれかに誘導される。
第1分岐路部(41)または第2分岐路部(45)に誘導された遊技球は、第1排出口(41a)または第5排出口(45a)から排出される。第1排出口(41a)から排出された遊技球は、集合樋(30)の第1受入口(31c)に受け入れられ、左側排出路(31)の集合樋排出口(31f)から遊技盤(10)の後側で下方へ排出される。また、第5排出口(45a)から排出された遊技球は、集合樋(30)の第5受入口(32c)に受け入れられ、右側排出路(32)の集合樋排出口(32e)から遊技盤(10)の後側で下方へ排出される。
第1シャッター(61)を通過した遊技球は、主通路部(40)をさらに流下し、今度は、第2シャッター(71)の状態に応じて、そのまま主通路部(40)をさらに流下するか、第2分岐路部(42)へ誘導される。本実施形態においては、例えば、第2シャッター(71)が、没入状態にあれば第2シャッター(71)を通過してそのまま主通路部(40)をさらに流下し、突出状態にあれば、はずれ領域である第2分岐路部(42)に誘導される。第2分岐路部(42)に誘導された遊技球は、第2排出口(42a)から排出される。第2排出口(42a)から排出された遊技球は、集合樋(30)の第2受入口(31d)に受け入れられ、左側排出路(31)の集合樋排出口(31f)から遊技盤(10)の後側で下方へ排出される。
第2シャッター(71)を通過した遊技球は、作動検出スイッチ(24)を通過した後、振分回転体(81)の凹部(81a)に収容される。また、作動検出スイッチ(24)が遊技球の通過を検出したことに基づいて、表示装置(14)の識別情報が変動表示を開始する。そして、所定時間経過後に識別情報の変動表示が停止する。なお、識別情報が変動している最中に、振分回転体(81)の凹部(81a)に遊技球が収容されている状態のとき、後続の遊技球が流下してきた場合には、後続の遊技球は凹部(81a)に収容されることなく、はずれ領域である第3分岐路部(43)または第6分岐路部(46)のいずれかに誘導される。第3分岐路部(43)または第6分岐路部(46)に誘導された遊技球は、第3排出口(43a)または第6排出口(46a)から排出される。第3排出口(43a)から排出された遊技球は、集合樋(30)の第3受入口(31e)に受け入れられ、左側排出路(31)の集合樋排出口(31f)から遊技盤(10)の後側で下方へ排出される。また、第6排出口(46a)から排出された遊技球は、集合樋(30)の第6受入口(32d)に受け入れられ、右側排出路(32)の集合樋排出口(32e)から遊技盤(10)の後側で下方へ排出される。
表示装置(14)の図柄変動開始から所定時間経過すると、図柄の変動表示が停止する。その停止時の図柄の表示形態がはずれ表示形態であれば、振分回転体(81)が左回転して、凹部(81a)に収容された遊技球は、はずれ領域である第4分岐路部(44)に誘導される。第4分岐路部(44)に誘導された遊技球は、第4排出口(44a)から遊技盤(10)の後側で下方へ排出される。また、停止時の図柄の表示形態が予め定められた当り表示形態であれば、振分回転体(81)が右回転して、凹部(81a)に収容された遊技球は大当り領域である第7分岐路部(47)に誘導されて当り発生権利が得られる。第7分岐路部(47)に誘導された遊技球は、第7排出口(47a)から遊技盤(10)の後側で下方へ排出される。以後、遊技球を第3種始動口(17)に入賞させて、大入賞口(18)を開放させることにより、遊技者は有利な遊技価値を得ることが可能となる。
本発明における一実施形態を適用した遊技機の一部分を構成する遊技盤の正面図である。 入賞装置の正面図である。 入賞装置の後方斜視図である。 入賞装置の後面図である。 入賞装置の前方分解斜視図である。 入賞装置の後方分解斜視図である。 遊技盤の後方分解斜視図である。 遊技盤の後面図である。 集合樋の正面図である。
符号の説明
(10)遊技盤
(11)外側ガイドレール
(12)内側ガイドレール
(13)遊技領域
(14)表示装置
(14a)(14b)表示部
(15)図柄始動口
(16)入賞装置
(16a)入賞口
(17)第3種始動口
(18)大入賞口
(19)(20)可動片
(21)球通路
(22)ソレノイド
(23)入賞口スイッチ
(24)作動スイッチ
(30)集合樋
(31)左側排出路
(31a)(31b)一般入賞受入口
(31c)〜(31e)第1〜3受入口
(31f)集合樋排出口
(32)右側排出路
(32a)第3種排出口
(32b)始動受入口
(32c)(32d)第5、6受入口
(40)主通路部
(41)〜(47)第1〜7分岐路部
(41a)〜(47a)第1〜7排出口
(50)〜(53)一般入賞口
(60)第1構造体(構造体)
(61)第1シャッター(振分部材)
(62)第1ソレノイド
(70)第2構造体(構造体)
(71)第2シャッター(振分部材)
(72)第2ソレノイド
(80)第3構造体(構造体)
(81)振分回転体(振分部材)
(81a)凹部
(82)モータ
(90)入賞装置本体
(A)(B)基準線

Claims (2)

  1. 遊技盤の前面に設けられた遊技領域に打ち込まれた遊技球が入球可能で、かつ入球した遊技球を左、右及び下方向へ誘導可能な球通路を有する入賞装置と、前記遊技盤の後面側に取り付けられるとともに、前記球通路によって誘導された遊技球を受け入れ可能で、かつ受け入れた遊技球を前記遊技盤の後側下方へ排出可能な集合樋とを備えた遊技機において、
    前記入賞装置の左、右側部に、前記球通路によって誘導された遊技球を前記遊技盤の後側において左、右方向へ排出可能な排出口を、上下方向を向くほぼ直線上に沿って複数並設するとともに、前記集合樋に、前記各排出口のそれぞれに対向し、かつ前記各排出口から排出される遊技球を受け入れ可能な複数の受入口、及び該受入口に受け入れられた遊技球を前記遊技盤の後側下方へ排出しうるように誘導可能な排出路を設けたことを特徴とする遊技機。
  2. 球通路に、遊技球を左、右または下方向のいずれかへ誘導しうるように作動可能な振分部材を設け、前記振分部材を支持する構造体に、前記振分部材によって左、右方向へ誘導された遊技球を遊技盤の後側において左、右方向へ排出可能な排出口を設けたことを特徴とする請求項1記載の遊技機。
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