JP4878155B2 - 弾球遊技機 - Google Patents
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Description
そこで、各請求項にそれぞれ記載された各発明は、上記した従来の技術の有する問題点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、次の点にある。
(請求項1)
すなわち、請求項1に記載の発明は、次の点を目的とする。
(請求項2)
請求項2に記載の発明は、次の点を目的とする。
すなわち、請求項2に記載の発明は、球振分装置の駆動パターンを、遊技球が進入した始動口に応じて変化することができるようにしたものである。
請求項3に記載の発明は、上記した請求項1又は請求項2に記載の発明の目的に加え、次の点を目的とする。
(請求項4)
請求項4に記載の発明は、上記した請求項3に記載の発明の目的に加え、次の点を目的とする。
(請求項5)
請求項5に記載の発明は、上記した請求項3又は請求項4に記載の発明の目的に加え、次の点を目的とする。
(請求項6)
請求項6に記載の発明は、上記した請求項3〜5のいずれか1項に記載の発明の目的に加え、次の点を目的とする。
なお、カッコ内の符号は、発明の実施の形態において用いた符号を示し、本発明の技術的範囲を限定するものではない。
また、図面番号も、発明の実施の形態において用いた図番を示し、本発明の技術的範囲を限定するものではない。
(請求項1)
請求項1に記載の発明は、次の点を特徴とする。
(1)可変入賞装置(70)
可変入賞装置(70)は、例えば図2〜3に示すように、遊技領域(22)内に配置され、遊技者に有利な第1の状態(例えば開状態)と、遊技者に不利な第2の状態(例えば閉状態)とに変化するものである。
特定入賞領域(例えば凹部113)は、例えば図5に示すように、可変入賞装置(70)内に流入した遊技球が入賞可能なものである。
(3)通常入賞領域(例えば凹部114〜116)
通常入賞領域(例えば凹部114〜116)は、例えば図5に示すように、特定入賞領域(例えば凹部113)以外のものである。
球振分装置(110)は、例えば図5に示すように、特定入賞領域(例えば凹部113)に向かう流路と通常入賞領域(例えば凹部114〜116)に向かう流路との間を駆動源(例えば球振分用駆動源112)の駆動力により移動することで、両流路のいずれかに可変入賞装置(70)内に流入した遊技球を振り分けるためのものである。
遊技制御装置(200)は、駆動源(例えば球振分用駆動源112)に接続され、遊技の進行を制御するためのものである。
第二に、遊技制御装置(200)には、次の構成を備える。
(6)駆動パターン記憶手段(420)
駆動パターン記憶手段(420)は、駆動源(例えば球振分用駆動源112)の駆動パターンを複数種類記憶するためのものである。
駆動パターン抽選手段(430)は、駆動パターン記憶手段(420)に記憶された複数種類の駆動パターンのうちから、1個の駆動パターンを抽選により決定するためのものである。
(8)振分制御手段(440)
振分制御手段(440)は、駆動パターン抽選手段(430)により決定された1個の駆動パターンに従って駆動源(例えば球振分用駆動源112)を制御するためのものである。
可変入賞装置(70)の開口から視認可能に設けられ、画像を表示可能な画像表示装置(80)を配置する。
第四に、遊技制御装置(200)には、例えば図1に示すように、駆動パターン表示手段(411)を備える。
駆動パターン表示手段(411)は、例えば図6に示すように、駆動パターン抽選手段(430)により決定された1個の駆動パターンを、画像表示装置(80)に表示するためのものである。
(請求項2)
請求項2に記載の発明は、例えば図2、図11に示すように、次の点を特徴とする。
(1)始動口(90〜93)
始動口(90〜93)は、例えば図2に示すように、複数種類有り、遊技領域(22)内を流下する遊技球が進入可能なものである。
(2)可変入賞装置(70)
可変入賞装置(70)は、例えば図2〜3に示すように、遊技領域(22)内に配置され、始動口(90〜93)に遊技球が進入したことを条件に、遊技者に不利な第2の状態(例えば閉状態)から遊技者に有利な第1の状態(例えば開状態)に変化するものである。
特定入賞領域(例えば凹部113)は、例えば図5に示すように、可変入賞装置(70)内に流入した遊技球が入賞可能なものである。
(4)通常入賞領域(例えば凹部114〜116)
通常入賞領域(例えば凹部114〜116)は、例えば図5に示すように、特定入賞領域(例えば凹部113)以外のものである。
球振分装置(110)は、例えば図5に示すように、特定入賞領域(例えば凹部113)に向かう流路と通常入賞領域(例えば凹部114〜116)に向かう流路との間を駆動源(例えば球振分用駆動源112)の駆動力により移動することで、両流路のいずれかに可変入賞装置(70)内に流入した遊技球を振り分けるためのものである。
遊技制御装置(200)は、例えば図11に示すように、駆動源(例えば球振分用駆動源112)に接続され、遊技の進行を制御するためのものである。
第二に、遊技制御装置(200)には、例えば図11に示すように、次の構成を備える。
(7)駆動パターン記憶手段(420)
駆動パターン記憶手段(420)は、駆動源(例えば球振分用駆動源112)の駆動パターンを複数種類記憶するためのものである。
駆動パターン決定手段(610)は、駆動パターン記憶手段(420)に記憶された複数種類の駆動パターンのうちから、複数種類の始動口(90〜93)のうち、遊技球が進入した始動口(90〜93)に応じて、1個の駆動パターンを決定するためのものである。
(9)振分制御手段(440)
振分制御手段(440)は、駆動パターン決定手段(610)により決定された1個の駆動パターンに従って駆動源(例えば球振分用駆動源112)を制御するためのものである。
可変入賞装置(70)の開口から視認可能に設けられ、画像を表示可能な画像表示装置(80)を配置する。
第四に、遊技制御装置(200)には、例えば図11に示すように、駆動パターン表示手段(600)を備える。
駆動パターン表示手段(600)は、駆動パターン決定手段(610)により決定された1個の駆動パターンを、画像表示装置(80)に表示するためのものである。
請求項3に記載の発明は、上記した請求項1又は請求項2に記載の発明の特徴点に加え、次の点を特徴とする。
(請求項4)
請求項4に記載の発明は、上記した請求項3に記載の発明の特徴点に加え、次の点を特徴とする。
第二に、遊技制御装置(200)には、例えば図1に示すように、始動遊技制御手段(310)を備える。
始動遊技制御手段(310)は、始動口(90〜93)に遊技球が進入したことを条件に、所定の始動態様で可変入賞装置(70)を第2の状態(例えば閉状態)から第1の状態(例えば開状態)に変化させるためのものである。
(請求項5)
請求項5に記載の発明は、上記した請求項3又は請求項4に記載の発明の特徴点に加え、次の点を特徴とする。
特定遊技制御手段(320)は、特定入賞領域(例えば凹部113)に遊技球が進入したことを条件に、始動態様より遊技者に有利な特定態様で、可変入賞装置(70)を第2状態から第1の状態(例えば開状態)に変化させるためのものである。
(請求項6)
請求項6に記載の発明は、上記した請求項3〜5のいずれか1項に記載の発明の特徴点に加え、次の点を特徴とする。
ラウンド更新手段(321)は、特定遊技を所定の上限回数まで実行可能な複数のラウンドから構成し、各ラウンド中に特定入賞領域(例えば凹部113)に遊技球が進入したことを条件に、ラウンドを更新させるためのものである。
(請求項1)
請求項1に記載の発明によれば、次のような効果を奏する。
すなわち、請求項1に記載の発明によれば、球振分装置の駆動パターンを抽選により変化することができる。
(請求項2)
請求項2に記載の発明によれば、次のような効果を奏する。
すなわち、請求項2に記載の発明によれば、球振分装置の駆動パターンを、遊技球が進入した始動口に応じて変化することができる。
請求項3に記載の発明によれば、上記した請求項1又は請求項2に記載の発明の効果に加え、次のような効果を奏する。
(請求項4)
請求項4に記載の発明によれば、上記した請求項3に記載の発明の効果に加え、次のような効果を奏する。
(請求項5)
請求項5に記載の発明によれば、上記した請求項3又は請求項4に記載の発明の効果に加え、次のような効果を奏する。
(請求項6)
請求項6に記載の発明によれば、上記した請求項3〜5のいずれか1項に記載の発明の効果に加え、次のような効果を奏する。
図1は、パチンコ機の動作を説明するための概略ブロック図、図2はパチンコ機の概略正面図、図3は可変入賞装置の概略正面図、図4は可変入賞装置の一部を破断した斜視図、図5は球振分装置の斜視図、図6は画像表示装置の選択画面の説明図をそれぞれ示すものである。
図7は、球振分装置の斜視図、図8は球振分装置の正面図、図9は図8のIX−IX線に沿う断面図、図10は図7に対応し、遊技球の動きを説明するための球振分装置の他の斜視図をそれぞれ示すものである。
図11は、本発明の第3の実施の形態の一例を示し、同図はパチンコ機の動作を説明するための概略ブロック図を示すものである。
(パチンコ機10)
まず、図2を用いて、弾球遊技機の一例としてのパチンコ機10について説明する。
パチンコ機10の上半分には、図2に示すように、遊技盤20を配置している。
遊技盤20には、ガイドレール21で囲まれた内側に、遊技領域22を形成する。
遊技領域22については、後述するが、ガイドレール21に案内されて発射された遊技球が、上方から下方に向かって回転しながら流れ落ちる。
上皿30は、遊技者により供給された遊技球や、払い出された遊技球が貯まるものである。
下皿40は、後述するが、上皿から溢れた賞球が貯まり込むものである。
また、下皿40の向かって右側には、操作ハンドル50を配置している。
下皿40の向かって左側には、サブ入力スイッチ60を配置している。
サブ入力スイッチ60は、演出において使用されるものである。
(遊技領域22)
遊技領域22には、図2に示すように、次のパーツを備える。
(1)可変入賞装置70
(2)画像表示装置80
(3)始動口90〜92
(4)アウト口100
なお、遊技領域22のパーツは、上記した(1)〜(4)に限定されない。
(可変入賞装置70)
可変入賞装置70は、図2〜3に示すように、遊技領域22内に配置され、遊技者に有利な第1の状態(例えば開状態)と、遊技者に不利な第2の状態(例えば閉状態)とに変化するものである。
左右の大入賞口71,71には、当該各大入賞口71を開閉する左右一対の羽根状の可変部材72,72をそれぞれ軸止する。
左右の可変部材72は、図1に示すように、例えばモータ等の可変用駆動源73により回転する。
これに対し、図3に二点鎖線で示すように、左右の可変部材72が閉じた状態では、大入賞口71が閉じられ、遊技者に不利な第2の状態となる。
(画像表示装置80)
画像表示装置80は、図3に示すように、可変入賞装置70内に設けられ、画像を表示可能なものである。
(始動口90〜92)
始動口90〜92は、遊技領域22内を流下する遊技球が進入可能な始動口90〜93を配置する。
なお、始動口90〜92は、次の(1)〜(3)に限定されず、又、個数も3個に限定されず、1〜2個、或いは4個以上としても良い。
(1)中央の始動口90
中央の始動口90は、可変入賞装置70の下側の中央に配置されている。中央の始動口90の内部には、図1に示すように、当該始動口90内に進入した遊技球を検出するための始動球検出手段94を備える。
左側の始動口91は、中央の始動口90の向かって左側に配置されている。左側の始動口91の内部には、図1に示すように、当該始動口91内に進入した遊技球を検出するための始動球検出手段95を備える。
(3)右側の始動口92
右側の始動口92は、中央の始動口90の向かって右側に配置されている。右側の始動口92の内部には、図1に示すように、当該始動口92内に進入した遊技球を検出するための始動球検出手段96を備える。
(アウト口100)
アウト口100は、遊技領域22の最下方に位置し、当該アウト口100に進入した遊技球は、いわゆるアウト球となる。
(球振分装置110)
つぎに、図4〜5を用いて、球振分装置110について説明する。
回転体111は、図1に示すように、例えばモータ等の球振分用駆動源112により回転する。
回転体111の外周には、図5に示すように、遊技球がはまり込む複数個、例えば4個の凹部113〜116を設けている。
4個の凹部113〜116のうち、1個の凹部113を特定入賞領域している。
また、4個の凹部113〜116のうち、残る3個の凹部113〜116を通常入賞領域している。
なお、特定入賞領域を、1個を凹部113より構成したが、これに限定されず、複数個、例えば2個以上の凹部から構成しても良い。また、通常入賞領域を、3個の凹部113〜116より構成したが、これに限定されず、1個、或いは2個としても良い。
また、回転体111の下側には、図5に示すように、1個の特定入賞球検出手段117(図1参照)を配置している。凹部113(特定入賞領域)にはまり込んだ遊技球は、当該凹部113が特定入賞球検出手段117の位置まで回転すると、落下して特定入賞球検出手段117により検出される。
(遊技制御装置200)
つぎに、図1を用いて、遊技制御装置200について説明する。
具体的には、遊技制御装置200は、大別すると、次の2つの各部を備える。
なお、次の(1)〜(2)の各部の説明については、後述する。
(1)メイン制御部300
(2)サブ制御部400
なお、遊技制御装置200の各部は、上記した(1)〜(2)に限定されず、両部を1個としても良い。
(メイン制御部300)
つぎに、図1を用いて、メイン制御部300について説明する。
具体的には、メイン制御部300は、コンピュータであって、図示しないが、例えばCPUを中心に構成され、ROMやRAM等の記録媒体、I/O等を備えている。
また、記録媒体は、ROMやRAMに限定されず、そのほか電気的・磁気的・光学的なメモリーやディスク等でも良い。
なお、次の(1)〜(3)の手段の説明については、後述する。
(1)始動遊技制御手段310
(2)特定遊技制御手段320
(3)賞球払出制御手段330
なお、メイン制御部300の手段は、上記した(1)〜(3)に限定されない。
(メイン制御部300の入力段)
メイン制御部300の入力段には、図1に示すように、次のパーツがそれぞれ接続されている。
(2)始動球検出手段94〜96
(3)特定入賞球検出手段117
(4)通常入賞球検出手段118
なお、メイン制御部300の入力段に接続されたパーツは、上記した(1)〜(4)に限定されない。
(メイン制御部300の出力段)
メイン制御部300の出力段には、図1に示すように、次のパーツがそれぞれ接続されている。
(1)球発射装置120
球発射装置120は、図2の操作ハンドル50の操作にもとづいて、上皿30に供給された遊技球を1球ずつ遊技領域22に向かって弾発するためのものである。
(3)賞球払出装置130
賞球払出手段130は、入賞球に応じて所定個数の賞球を上皿30に払い出すためのものである。
(4)サブ制御部400
(サブ制御部400)
サブ制御部400は、メイン制御部300に接続され、メイン制御部300から一方向に送信される信号、例えばコマンドやデータ等にもとづいて、各種の演出を制御するためのものである。
なお、サブ制御部400のCPUの数は、1個に限定されず、2個以上のCPUを用いても良い。
また、記録媒体は、ROMやRAMに限定されず、そのほか電気的・磁気的・光学的なメモリーやディスク等でも良い。
なお、次の(1)〜(4)の手段の説明については、後述する。
(1)画像制御手段410
(2)駆動パターン記憶手段420
(3)選択パターン抽選手段430
(4)振分制御手段440
なお、サブ制御部400の手段は、上記した(1)〜(4)に限定されない。
(サブ制御部400の入力段)
サブ制御部400の入力段には、図1に示すように、次のパーツがそれぞれ接続されている。
(2)サブ入力スイッチ60
なお、サブ制御部400の入力段に接続されたパーツは、上記した(1)〜(2)に限定されない。
(サブ制御部400の出力段)
サブ制御部400の入力段には、図1に示すように、次のパーツがそれぞれ接続されている。
(2)球振分装置110の球振分用駆動源112
なお、サブ制御部400の出力段に接続されたパーツは、上記した(1)〜(2)に限定されない。
(始動遊技制御手段310)
始動遊技制御手段310は、始動口90〜93に遊技球が進入したことを条件に、所定の始動態様で可変入賞装置70を第2の状態(閉状態)から第1の状態(開状態)に変化させるためのものである。
また、左右の始動口91〜92のいずれか一方に遊技球が進入し、当該遊技球が始動球検出手段95〜96により検出されることを条件に、始動遊技制御手段310は、可変入賞装置70の可変用駆動源73を0.4秒間、1回駆動することで、左右の可変部材72を1回だけ開放させる。
(特定遊技制御手段320)
特定遊技制御手段320は、特定入賞領域113を構成する凹部113に遊技球が進入したことを条件に、始動態様より遊技者に有利な特定態様で、可変入賞装置70を第2状態(閉状態)から第1の状態(開状態)に変化させるためのものである。
(1)ラウンド更新手段321
ラウンド更新手段321は、特定遊技を所定の上限回数まで実行可能な複数のラウンドから構成し、各ラウンド中に特定入賞領域を構成する凹部113に遊技球が進入したことを条件に、ラウンドを更新させるためのものである。
また、特定入賞領域を構成する凹部113に遊技球が進入し、当該遊技球が特定入賞球検出手段117により検出されることを条件に、当該ラウンドが更新され、ラウンド更新手段321は、可変入賞装置70の可変用駆動源73を0.8秒間、最大18回駆動することで、左右の可変部材72を最大18回開放させている。
10カウントとなった場合に、ラウンドの上限回数に達していない場合には、特定入賞領域を構成する凹部113に遊技球が進入しない場合にも、ラウンドを自動的に更新するようにしている。
(賞球払出制御手段330)
賞球払出制御手段330は、遊技球が入賞することを条件に、賞球払出装置130を駆動して所定の個数の賞球を払い出すためのものである。
(画像制御手段410)
画像制御手段410は、遊技の進行に関連して、画像表示装置80に各種の画像を表示するためのものである。
なお、画像制御手段410の手段は、次の(1)に限定されない。
(1)駆動パターン表示手段411
駆動パターン表示手段411は、図6に示すように、後述するが、駆動パターン抽選手段430により決定された1個の駆動パターンを、画像表示装置80に表示するためのものである。
(駆動パターン記憶手段420)
駆動パターン記憶手段420は、球振分用駆動源112の駆動パターンを複数種類記憶するためのものである。
なお、駆動パターンは、次の(1)〜(5)に限定されず、これらを組み合わせても良い。例えば、速度を可変させたり、或いは正逆回転を組み合わせても良い。
(1)パターン1
パターン1は、ノーマル回転であり、回転体111を例えば所定速度で時計回りに回転させる。
パターン2は、逆転であり、回転体111を例えば所定速度で反時計回りに回転させる。
回転速度の逆転は、後述する振分制御手段440の回転方向変化手段441により実行される。
(3)パターン3
パターン3は、倍速回転であり、回転体111を例えば所定速度より速い回転速度で時計回りに回転させる。
なお、回転体111を反時計回りに回転させても良い。
(4)パターン4
パターン4は、スロー回転であり、回転体111を例えば所定速度より遅い回転速度で時計回りに回転させる。
なお、回転体111を反時計回りに回転させても良い。
(5)パターン5
パターン5は、間けつ回転であり、回転体111を例えば所定速度で反時計回りに所定時間回転し、その後、所定時間停止を繰り返す。
なお、回転体111を反時計回りに回転させても良い。
(駆動パターン抽選手段430)
駆動パターン抽選手段430は、駆動パターン記憶手段420に記憶された複数種類、例えば5種類のパターン1〜5のうちから、1個のパターンを駆動パターンとして抽選により決定するためのものである。
(振分制御手段440)
振分制御手段440は、駆動パターン決定手段610により決定された1個の駆動パターンに従って球振分用駆動源112を制御するためのものである。
なお、振分制御手段440の手段は、次の(1)〜(2)に限定されない。
(1)回転方向変化手段441
回転方向変化手段441には、球振分用駆動源112を正逆回転させることで、回転体111の回転方向を変化させるためのものである。
回転速度変化手段442は、球振分用駆動源112の駆動速度を変化させることで、回転体111の回転速度を変化させるためのものである。
(振分制御手段440による駆動条件)
振分制御手段440による駆動タイミングは、可変入賞装置70の状態変化時である。
(1)始動遊技制御手段(310)による始動遊技が開始したこと
(2)特定遊技制御手段(320)による特定遊技が開始したこと
(3)ラウンド更新手段(321)による当該ラウンドが更新されたこと
なお、振分制御手段440による駆動条件は、上記した(1)〜(3)に限定されない。
(図6の選択画面)
画像表示装置80には、図6に示すように、遊技状態を示す例えば「V」や「大当たり」の文字と、駆動パターン抽選手段430により決定された1個の駆動パターン、例えば「パターン2:逆転」の文字とを上下二段に表示している。
(遊技の説明)
上記した構成を備えるパチンコ機10の遊技について説明する。
遊技球が始動球検出手段95〜96により検出されたときに、図1の駆動パターン抽選手段430により、5種類のパターン1〜5のうちから、1個のパターンを駆動パターンとして抽選により決定する。
また、決定された駆動パターンは、図1の駆動パターン表示手段411により、図6に示すように、画像表示装置80に表示する。
可変入賞装置70の内部に進入した遊技球は、図4の球落下部材74から回転体111に落下する。
回転体111に落下した遊技球は、図5の4個の凹部113〜116のいずれか1個にはまり込む。
これに対し、通常入賞領域を構成する3個の凹部113〜116のいずれかにはまり込んだ遊技球は、そのまま落下して、通常入賞球検出手段118(図1参照)により検出される。このとき、図1の賞球払出制御手段330は、賞球払出装置130を駆動して所定の個数の賞球を払い出す。
(第2の実施の形態)
つぎに、図7〜10を用いて、本発明の第2の実施の形態について説明する。
球振分装置500は、次のパーツを備える。
(1)ステージ510
ステージ510は、図7〜9に示すように、左右両側を奥に向かって下り傾斜させている。ステージ510の中央は、すり鉢形に窪み、奥から手間側に向かって下り傾斜させている。
(2)突出片520
突出片520は、図7〜9に示すように、ステージ510の手前側の中央から手前側に向かって突出し、断面が略山形に尖っている。
(3)回転体530
回転体530は、図7、9に示すように、ステージ510の奥に位置し、水平方向の軸を中心に、図示しないがモータ等の駆動源の駆動力に回転する。回転体530の外周には、例えば2個の永久磁石531〜532を、90度の角度を持たせて固定している。
回転体530は、遊技者の選択した駆動パターンに従って回転する。そして、ステージ510の奥に遊技球が転がってきたときに、2個の永久磁石531〜532のいずれかが遊技球の背面側に位置した場合には、当該遊技球はいずれかの永久磁石531〜532に吸着される。回転体530が上方に回転すると、図9に示すように、遊技球は永久磁石531〜532に吸着された状態で、回転体530の上方を通ってステージ510の裏側に導かれる。
(4)トンネル540
トンネル540は、図8〜10に示すように、ステージ510の下側に位置し、手前側が開口している。そして、トンネル540は、奥から手前側の開口に向かって下り傾斜している。
(第3の実施の形態)
つぎに、図11を用いて、本発明の第3の実施の形態について説明する。
すなわち、サブ制御部400には、次の手段を備える。
なお、サブ制御部400の手段は、次の(1)〜(3)に限定されない。
(1)駆動パターン決定手段610
駆動パターン決定手段610は、駆動パターン記憶手段420に記憶された複数種類の駆動パターンのうちから、複数種類の始動口90〜93のうち、遊技球が進入した始動口90〜93に応じて、1個の駆動パターンを決定するためのものである。
なお、始動口90〜93と駆動パターンとの関係は、次の(a)〜(c)に限定されない。
(a)中央の始動口90
中央の始動口90に遊技球が進入し、当該遊技球が始動球検出手段94により検出されると、パターン1のノーマル回転が選択される。
左側の始動口91に遊技球が進入し、当該遊技球が始動球検出手段95により検出されると、パターン2の逆転が選択される。
(c)右側の始動口92
右側の始動口92に遊技球が進入し、当該遊技球が始動球検出手段95により検出されると、パターン3の倍速回転が選択される。
駆動パターン表示手段600は、駆動パターン決定手段610により決定された1個の駆動パターンを、画像表示装置80に表示するためのものである。
(3)振分制御手段440
振分制御手段440は、駆動パターン決定手段610により決定された1個の駆動パターンに従って球振分用駆動源112を制御するためのものである。
10 パチンコ機 20 遊技盤
21 ガイドレール 22 遊技領域
30 上皿 40 下皿
50 操作ハンドル 60 サブ入力スイッチ
70 可変入賞装置 71 大入賞口
72 可変部材 73 可変用駆動源
74 球落下部材 80 画像表示装置
90〜93 始動口 94〜96 始動球検出手段
100 アウト口 110 球振分装置
111 回転体 112 球振分用駆動源
113〜116 凹部 117 特定入賞球検出手段
118 通常入賞球検出手段 120 球発射装置
130 球払出装置 200 遊技制御装置
300 メイン制御部 310 始動遊技制御装置
320 特定遊技制御装置 321 ラウンド更新手段
330 賞球払出制御手段 400 サブ制御部
410 画像制御手段 411 駆動パターン表示手段
420 駆動パターン記憶手段 430 選択パターン記憶手段
440 振分制御手段 441 回転方向変化手段
442 回転速度変化手段
(第2の実施の形態)
500 球振分装置 510 ステージ
520 突出片 530 回転体
531〜532 永久磁石 540 トンネル
(第3の実施の形態)
600 駆動パターン表示手段 610 駆動パターン決定手段
Claims (6)
- 遊技領域内に配置され、遊技者に有利な第1の状態と、遊技者に不利な第2の状態とに変化する可変入賞装置と、
前記可変入賞装置内に流入した遊技球が入賞可能な特定入賞領域と、
前記特定入賞領域以外の通常入賞領域と、
前記特定入賞領域に向かう流路と前記通常入賞領域に向かう流路との間を駆動源の駆動力により移動することで、両流路のいずれかに前記可変入賞装置内に流入した遊技球を振り分けるための球振分装置と、
前記駆動源に接続され、遊技の進行を制御するための遊技制御装置とを備える弾球遊技機において、
前記遊技制御装置には、
前記駆動源の駆動パターンを複数種類記憶するための駆動パターン記憶手段と、
前記駆動パターン記憶手段に記憶された前記複数種類の駆動パターンのうちから、1個の駆動パターンを抽選により決定するための駆動パターン抽選手段と、
前記駆動パターン抽選手段により決定された1個の駆動パターンに従って前記駆動源を制御するための振分制御手段とを備え、
前記弾球遊技機には、
前記可変入賞装置の開口から視認可能に設けられ、画像を表示可能な画像表示装置を配置し、
前記遊技制御装置には、
前記駆動パターン抽選手段により決定された1個の駆動パターンを、前記画像表示装置に表示するための駆動パターン表示手段を備えていることを特徴とする弾球遊技機。 - 前記遊技領域内を流下する遊技球が進入可能な複数種類の始動口と、
遊技領域内に配置され、前記始動口に遊技球が進入したことを条件に、遊技者に不利な第2の状態から遊技者に有利な第1の状態に変化する可変入賞装置と、
前記可変入賞装置内に流入した遊技球が入賞可能な特定入賞領域と、
前記特定入賞領域以外の通常入賞領域と、
前記特定入賞領域に向かう流路と前記通常入賞領域に向かう流路との間を駆動源の駆動力により移動することで、両流路のいずれかに前記可変入賞装置内に流入した遊技球を振り分けるための球振分装置と、
前記駆動源に接続され、遊技の進行を制御するための遊技制御装置とを備える弾球遊技機において、
前記遊技制御装置には、
前記駆動源の駆動パターンを複数種類記憶するための駆動パターン記憶手段と、
前記駆動パターン記憶手段に記憶された前記複数種類の駆動パターンのうちから、前記複数種類の始動口のうち、遊技球が進入した始動口に応じて、1個の駆動パターンを決定するための駆動パターン決定手段と、
前記駆動パターン決定手段により決定された1個の駆動パターンに従って前記駆動源を制御するための振分制御手段とを備え、
前記弾球遊技機には、
前記可変入賞装置の開口から視認可能に設けられ、画像を表示可能な画像表示装置を配置し、
前記遊技制御装置には、
前記駆動パターン決定手段により決定された1個の駆動パターンを、前記画像表示装置に表示するための駆動パターン表示手段を備えていることを特徴とする弾球遊技機。 - 請求項1又は請求項2に記載の弾球遊技機であって、
前記振分制御手段は、
前記可変入賞装置の状態変化時に前記駆動源の駆動を制御するようにしていることを特徴とする弾球遊技機。 - 請求項3に記載の弾球遊技機であって、
前記遊技領域内には、
前記遊技領域内を流下する遊技球が進入可能な始動口を配置し、
前記遊技制御装置には、
前記始動口に遊技球が進入したことを条件に、所定の始動態様で前記可変入賞装置を第2の状態から第1の状態に変化させるための始動遊技制御手段を備え、
前記振分制御手段は、
前記始動遊技制御手段による始動遊技が開始したことを条件に、前記駆動源の駆動を制御するようにしていることを特徴とする弾球遊技機。 - 請求項3又は請求項4に記載の弾球遊技機であって、
前記遊技制御装置には、
前記特定入賞領域に遊技球が進入したことを条件に、前記始動態様より遊技者に有利な特定態様で、前記可変入賞装置を第2状態から第1の状態に変化させるための特定遊技制御手段を備え、
前記振分制御手段は、
前記特定遊技制御手段による特定遊技が開始したことを条件に、前記駆動源の駆動を制御するようにしていることを特徴とする弾球遊技機。 - 請求項3〜5のいずれか1項に記載の弾球遊技機であって、
前記特定遊技制御手段には、
前記特定遊技を所定の上限回数まで実行可能な複数のラウンドから構成し、
各ラウンド中に前記特定入賞領域に遊技球が進入したことを条件に、ラウンドを更新させるためのラウンド更新手段を備え、
前記振分制御手段は、
前記ラウンド更新手段による当該ラウンドが更新されたことを条件に、前記駆動源の駆動を制御するようにしていることを特徴とする弾球遊技機。
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