JP2007167444A - 遊技機 - Google Patents

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Abstract

【課題】 例えばパチンコ機等の弾球遊技機に関し、遊技の進行に関連して遊技者が複数種類のアイテムを獲得することができるようにしたものである。
【解決手段】 アイテム更新手段(290)には、最大獲得個数より1個少ない所定値(例えば7個)を上限に、アイテム(430〜434)の獲得個数を更新させるか否かを抽選により決定するための更新抽選手段(291)と、更新抽選手段(291)による更新抽選に当選してアイテム(430〜434)の獲得個数を増加させる場合に、複数種類のアイテム(430〜434)のうちから、増加させるアイテム(430〜434)の種類を抽選により決定するための種類抽選手段(292)と、遊技結果抽選手段(210)により特定遊技(例えば大当たり遊技)への移行抽選に当選したことを条件に、最大獲得個数に達する最後の1個のアイテム(430〜434)を画像表示装置(80)に表示させるためのアイテム増加手段(293)とを備える。
【選択図】 図1

Description

この発明は、例えばパチンコ機等の弾球遊技機に関し、遊技の進行に関連して遊技者が複数種類のアイテムを獲得することができるようにしたものである。
従来、液晶に表示されたアイテムの表示個数を増加させることで、大当たりの期待感を高揚させることができるようにしたパチンコ機が知られている(特許文献1の段落番号「0058」〜「0059」、図9〜10参照)。
特開2005-160820号公報(段落番号「0058」〜「0059」、図9〜10)
しかし、上記した従来のパチンコ機では、アイテムの表示個数を単に増加させていたに過ぎず、単調で変化に乏しいという問題点があった。
そこで、各請求項にそれぞれ記載された各発明は、上記した従来の技術の有する問題点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、次の点にある。
(請求項1)
すなわち、請求項1に記載の発明は、次の点を目的とする。
請求項1に記載の発明は、遊技の進行に関連して遊技者が複数種類のアイテムを獲得することができるようにしたものである。
すなわち、アイテムの獲得個数を増加させるばかりでなく、その種類を変化させることができる。
(請求項2)
請求項2に記載の発明は、上記した請求項1に記載の発明の目的に加え、次の点を目的とする。
すなわち、請求項2に記載の発明は、遊技の進行に関連して遊技者が複数種類のアイテムを獲得することができるようにした、例えばパチンコ機等の弾球遊技機を提供することができるようにしたものである。
(請求項3)
請求項3に記載の発明は、上記した請求項1に記載の発明の目的に加え、次の点を目的とする。
すなわち、請求項3に記載の発明は、遊技の進行に関連して遊技者が複数種類のアイテムを獲得することができるようにしたスロットマシンを提供することができるようにしたものである。
(請求項4)
請求項4に記載の発明は、上記した請求項1〜3のいずれか1項に記載の発明の目的に加え、次の点を目的とする。
すなわち、請求項4に記載の発明は、遊技者が獲得したアイテムの獲得個数を表示することができるようにしたものである。
各請求項にそれぞれ記載された各発明は、上記した各目的を達成するためになされたものであり、各発明の特徴点を図面に示した発明の実施の形態を用いて、以下に説明する。
なお、カッコ内の符号は、発明の実施の形態において用いた符号を示し、本発明の技術的範囲を限定するものではない。
また、図面番号も、発明の実施の形態において用いた図番を示し、本発明の技術的範囲を限定するものではない。
(請求項1)
請求項1に記載の発明は、次の点を特徴とする。
第1に、遊技機(例えばパチンコ機10)には、例えば図1及び図4に示すように、次の構成を備える。
(1)遊技部(例えば遊技領域22)
遊技部(例えば遊技領域22)は、遊技を行うものである。
(2)操作部(例えば操作ハンドル60)
操作部(例えば操作ハンドル60)は、遊技媒体の投入を条件に、遊技部(例えば遊技領域22)における遊技を操作するためのものである。
(3)画像表示装置(80)
画像表示装置(80)は、例えば図4に示すように、遊技部(例えば遊技領域22)に配置され、遊技部(例えば遊技領域22)における遊技の進行にもとづいて、画像を表示可能なものである。
(4)遊技制御装置(200)
遊技制御装置(200)は、例えば図1に示すように、遊技部(例えば遊技領域22の各種の検出手段91,101,102)、操作部(例えば操作ハンドル60)、画像表示装置(80)にそれぞれ接続され、遊技の進行を制御するためのものである。
第2に、遊技制御装置(200)には、例えば図1に示すように、次の構成を備える。
(5)遊技結果抽選手段(210)
遊技結果抽選手段(210)は、一般遊技から遊技者に有利な特定遊技(例えば大当たり遊技)に移行させるか否かを抽選により決定するためのものである。
なお、特定遊技は、大当たり遊技に限定されない。
(6)アイテム表示手段(270)
アイテム表示手段(270)は、画像表示装置(80)に遊技者が獲得可能な複数種類のアイテム(430〜434)を表示させるためのものである。
(7)アイテム更新手段(290)
アイテム更新手段(290)は、アイテム(430〜434)表示手段(270)より表示されるアイテム(430〜434)の獲得個数を、最大獲得個数(例えば8個)を上限として更新させるためのものである。
なお、最大獲得個数は、8個に限定されない。
第3に、アイテム更新手段(290)には、例えば図3に示すように、次の構成を備える。
(8)更新抽選手段(291)
更新抽選手段(291)は、最大獲得個数より1個少ない所定値(例えば7個)を上限に、アイテム(430〜434)の獲得個数を更新させるか否かを抽選により決定するためのものである。
なお、所定値は、7個に限定されない。
(9)種類抽選手段(292)
種類抽選手段(292)は、更新抽選手段(291)による更新抽選に当選してアイテム(430〜434)の獲得個数を増加させる場合に、複数種類のアイテム(430〜434)のうちから、増加させるアイテム(430〜434)の種類を抽選により決定するためのものである。
(10)アイテム増加手段(293)
アイテム増加手段(293)は、遊技結果抽選手段(210)により特定遊技(例えば大当たり遊技)への移行抽選に当選したことを条件に、最大獲得個数に達する最後の1個のアイテム(430〜434)を画像表示装置(80)に表示させるためのものである。
(請求項2)
請求項2に記載の発明は、上記した請求項1に記載の発明の特徴点に加え、次の点を特徴とする。
すなわち、遊技機は、例えば図4に示すように、弾球遊技機(例えばパチンコ機10)である。
(請求項3)
請求項3に記載の発明は、上記した請求項1又は請求項2に記載の発明の特徴点に加え、次の点を特徴とする。
すなわち、遊技機は、例えば図15に示すように、スロットマシン(500)である。
(請求項4)
請求項4に記載の発明は、上記した請求項1〜3のいずれか1項に記載の発明の特徴点に加え、次の点を特徴とする。
すなわち、遊技制御装置(200)には、例えば図1に示すように、アイテム情報表示手段(300)を備える。
アイテム情報表示手段(300)は、遊技者が獲得したアイテム(430〜434)の獲得個数を表示するためのものである。
本発明は、以上のように構成されているので、以下に記載されるような効果を奏する。
(請求項1)
請求項1に記載の発明によれば、次のような効果を奏する。
すなわち、請求項1に記載の発明によれば、遊技の進行に関連して遊技者が複数種類のアイテムを獲得することができる。
すなわち、アイテムの獲得個数を増加させるばかりでなく、その種類を変化させることができる。このため、プレミア性の高いアイテムを見ることを、遊技の動機付けとしたり、或いはコレクション的な楽しみを見出すこともできる。
(請求項2)
請求項2に記載の発明によれば、上記した請求項1に記載の発明の効果に加え、次のような効果を奏する。
すなわち、請求項2に記載の発明によれば、遊技の進行に関連して遊技者が複数種類のアイテムを獲得することができるようにした、例えばパチンコ機等の弾球遊技機を提供することができる。
(請求項3)
請求項3に記載の発明によれば、上記した請求項1に記載の発明の効果に加え、次のような効果を奏する。
すなわち、請求項3に記載の発明によれば、遊技の進行に関連して遊技者が複数種類のアイテムを獲得することができるようにしたスロットマシンを提供することができる。
(請求項4)
請求項4に記載の発明によれば、上記した請求項1〜3のいずれか1項に記載の発明の効果に加え、次のような効果を奏する。
すなわち、請求項4に記載の発明によれば、遊技者が獲得したアイテムの獲得個数を表示することができる。
(図面の説明)
図1〜11は、本発明の第1の実施の形態の一例をそれぞれ示すものである。
図1は、パチンコ機の動作を説明するための概略ブロック図、図2は図1の特典付与手段の詳細を説明するためのブロック図、図3は図1のアイテム更新手段の詳細を説明するためのブロック図、図4はパチンコ機の概略正面図、図5〜11は画像表示装置の画面の説明図をそれぞれ示すものである。
図12〜15は、本発明の第2の実施の形態の一例をそれぞれ示すものである。
図12は、スロットマシンの動作を説明するための概略ブロック図、図13は図12の特典付与手段の詳細を説明するためのブロック図、図14は図12のアイテム更新手段の詳細を説明するためのブロック図、図15はスロットマシンの概略正面図をそれぞれ示すものである。
(パチンコ機10)
まず、図4を用いて、弾球遊技機の一例としてのパチンコ機10について説明する。
なお、弾球遊技機は、パチンコ機10に限定されない。
パチンコ機10の上半分には、遊技盤20を配置している。
遊技盤20には、ガイドレール21で囲まれた内側に、遊技領域22を形成する。
遊技領域22については、後述するが、ガイドレール21に案内されて発射された遊技球が、上方から下方に向かって回転しながら流れ落ち、遊技領域22から主として遊技部を構成している。
遊技盤20の下側には、上下に上皿30と下皿40とを配置している。
上皿30は、遊技者により供給された遊技球や、払い出された遊技球が貯まるものである。
下皿40は、後述するが、上皿から溢れた賞球が貯まり込むものである。
上皿30の向かって右側には、スピーカ50を設けている。
スピーカ50は、各種の効果音を発生させるためのものである。
また、下皿40の向かって右側には、操作ハンドル60を設けている。
操作ハンドル60は、上皿30に供給された遊技球を、遊技領域22に向かって発射操作するためのものであり、操作ハンドル60から主として操作部を構成している。
下皿40の向かって左側には、サブ入力スイッチ70を設けている。
サブ入力スイッチ70は、後述するが、演出において使用されるものである。
(遊技領域22)
遊技領域22には、図4に示すように、次のパーツを備える。
なお、次の(1)〜(4)については、後述する。
(1)画像表示装置80
(2)始動口90
(3)変動入賞装置100
(4)アウト口110
なお、遊技領域22のパーツは、上記した(1)〜(4)に限定されない。
(画像表示装置80)
画像表示装置80は、図4に示すように、遊技領域22のほぼ中央に配置され、例えば液晶ディスプレイから構成されている。
なお、画像表示装置80は、液晶ディスプレイに限定されず、ドット・マトリックスやブラウン管から構成しても良い。
具体的には、画像表示装置80は、始動口90に進入した遊技球が、後述する始動球検出手段91(図1)により遊技球が検出されたことを条件に、図5に示す図柄81〜83の変動を開始させる。
図柄81〜83は、図5に示すように、例えば「1」〜「9」迄の数字が使用され、横3列、縦3行の計9個表示され、各列の数字を上方から下方に向かって移動表示させている。
なお、図柄81〜83は、「1」〜「9」迄の数字に限定されず、ひらがな、漢字、英語、記号、絵柄等から構成しても良い。また、表示列は、3列に限定されず、又、表示行数も、3行に限定されない。
(始動口90)
始動口90は、図4に示すように、画像表示装置80の真下に配置され、例えば羽根が開閉するいわゆる電動チューリップが使用されている。
始動口90の内部には、図1に示す始動球検出手段91を設けている。
始動球検出手段91は、始動口90に進入した遊技球を検出するためのものであり、例えば光学的なセンサーから構成されている。
なお、始動球検出手段91は、光学的なセンサーに限定されず、機械的なスイッチ、或いは磁気的なセンサーを用いても良い。
(変動入賞装置100)
変動入賞装置100は、図4に示すように、始動口90の真下に配置され、例えばモータやソレノイド等の駆動源の駆動力により、扉が開閉するいわゆるアタッカが使用されている。
変動入賞装置100は、画像表示装置80において予め設定された図柄81〜83が停止表示されることを条件、例えば同じ数字が横並びに3個揃った場合(例えば「7,7,7」)に、特定遊技、例えば大当たり遊技を開始し、遊技者に不利な第1の状態、例えば扉の閉状態から、遊技者に有利な第2の状態、扉の開放状態に変化するものである。
変動入賞装置100の内部には、図1に示すように、次のパーツを備える。
(1)継続入賞球検出手段101
継続入賞球検出手段101は、変動入賞装置100の内部に進入し、特定領域、例えば中央のいわゆるVゾーンを通過した遊技球を検出するためのものであり、例えば光学的なセンサーから構成されている。
なお、継続入賞球検出手段101は、光学的なセンサーに限定されず、機械的なスイッチ、或いは磁気的なセンサーを用いても良い。
継続入賞球検出手段101により遊技球が検出されると、大当たり遊技のいわゆるラウンドが更新される。
(2)通常入賞球検出手段102
通常入賞球検出手段102は、変動入賞装置100の内部に進入し、特定領域以外の領域を通過した遊技球を検出するためのものであり、例えば光学的なセンサーから構成されている。
なお、通常入賞球検出手段102は、光学的なセンサーに限定されず、機械的なスイッチ、或いは磁気的なセンサーを用いても良い。
通常入賞球検出手段102により10個の遊技球が検出されると、いわゆる10カウントとなり、大当たり遊技の終了条件となっている。
(アウト口110)
アウト口110は、図4に示すように、遊技領域22の最下方に位置し、当該アウト口110に進入した遊技球は、いわゆるアウト球となる。
(遊技制御装置200)
遊技制御装置200は、パチンコ機10の遊技の進行を制御するためのものである。
具体的には、遊技制御装置200は、コンピュータであって、図示しないが、例えばCPUを中心に構成され、ROMやRAM等の記録媒体、I/O等を備えている。
また、記録媒体は、ROMやRAMに限定されず、そのほか電気的・磁気的・光学的なメモリーやディスク等でも良い。
遊技制御装置200のCPU(図示せず)は、記録媒体、例えばROMに記録されたプログラムを読み込むことで、図1に示すように、次の手段として機能する。
なお、次の(1)〜(11)の手段の説明については、後述する。
(1)遊技結果抽選手段210
(2)特定遊技制御手段220
(3)賞球払出制御手段230
(4)画像制御手段240
(5)図柄変動表示手段250
(6)特典付与手段260
(7)アイテム表示手段270
(8)獲得アイテム記憶手段280
(9)アイテム更新手段290
(10)アイテム情報表示手段300
(11)効果音発生手段310
なお、遊技制御装置200の手段は、上記した(1)〜(11)に限定されない。
(遊技制御装置200の入力段)
遊技制御装置200の入力段には、図1に示すように、次のパーツがそれぞれ接続されている。
(1)操作ハンドル50
(2)始動球検出手段91
(3)特定入賞球検出手段101
(4)通常入賞球検出手段102
(5)サブ入力スイッチ70
なお、遊技制御装置200の入力段に接続されたパーツは、上記した(1)〜(5)に限定されない。
(遊技制御装置200の出力段)
遊技制御装置200の出力段には、図1に示すように、次のパーツがそれぞれ接続されている。
なお、イン制御部300の出力段に接続されたパーツは、次の(1)〜(5)に限定されない。
(1)球発射装置120
球発射装置120は、図4の操作ハンドル50の操作にもとづいて、上皿30に供給された遊技球を1球ずつ遊技領域22に向かって弾発するためのものである。
(2)変動入賞装置100
(3)賞球払出装置130
賞球払出手段130は、入賞球に応じて所定個数の賞球を、図4の上皿30に払い出すためのものである。
(4)画像表示装置80
(5)スピーカ50
(遊技結果抽選手段210)
遊技結果抽選手段210は、一般遊技から遊技者に有利な特定遊技、例えば大当たり遊技に移行させるか否かを抽選により決定するためのものである。
(特定遊技制御手段220)
特定遊技制御手段220は、変動入賞装置100を開閉させることにより、特定遊技である大当たり遊技を制御するためのものである。
具体的には、大当たり遊技が開始されると、変動入賞装置100の扉を所定の開放時間、例えば30秒間、開状態とする。
なお、開放時間は、30秒に限定されない。
変動入賞装置100の扉の開放状態において、内部に進入した遊技球が、特定領域であるVゾーンを通過し、継続入賞球検出手段101により検出されると、ラウンドが更新される。ラウンドの最大更新回数は、例えば16回に設定されている。
このとき、後述する賞球払出制御手段230により、所定個数の賞球が払い出される。
なお、ラウンドの最大更新回数は、16回に限定されず、又、ラウンドの最大更新回数を抽選により決定するようにしても良い。
変動入賞装置100の扉の開放状態において、内部に進入した遊技球が、特定領域以外の領域を通過し、通常入賞球検出手段102により検出されると、後述する賞球払出制御手段230により、所定個数の賞球が払い出される。
また、通常入賞球検出手段102により10個の遊技球が検出されると、いわゆる10カウントとなり、10個目の遊技球が検出された時点で、ラウンドの最大更新回数(16回)を限度に、ラウンドが自動的に更新される。
なお、10カウントとなった場合に、当該ラウンドで大当たり遊技を終了させるようにしても良い。
(賞球払出制御手段230)
賞球払出制御手段230は、遊技球が入賞することを条件に、賞球払出装置130を駆動して所定の個数の賞球を払い出すためのものである。
(画像制御手段240)
画像制御手段240は、遊技の進行に関連して、画像表示装置80に各種の画像を表示するためのものである。
具体的には、画像制御手段240は、始動口90に進入した遊技球が、始動球検出手段91(図1)により検出されたことを条件に、図5に示す横3列の図柄81〜83の変動を開始させる。
その後、画像制御手段240は、所定の変動時間、変動を継続させ、遊技結果抽選手段210による抽選結果にもとづいて、横3列の図柄81〜83の変動を停止させる。
(図柄変動表示手段250)
図柄変動表示手段250は、画像表示装置80に表示する図柄81〜83を変動表示するためのものである。
(特典付与手段260)
特典付与手段260は、遊技者に特典を付与するためのものである。
具体的には、特典付与手段260には、図2に示すように、次の手段を備える。
なお、特典付与手段260の手段は、次の(1)〜(6)に限定されない。
(1)確率変動手段261
確率変動手段261は、特典として、遊技結果抽選手段210による移行抽選の確率を向上させるためのものである。
なお、遊技結果抽選手段210による移行抽選の確率を向上させる特典を、いわゆる「確変」ともいう。
(2)変動時間短縮手段262
変動時間短縮手段262は、特典として、図柄変動表示手段250による図柄81〜83の変動時間を短縮させるためのものである。
なお、図柄変動表示手段250による図柄81〜83の変動時間を短縮させる特典を、いわゆる「時短」ともいう。
一方、特典の種類は、確率変動手段261による確変や、変動時間短縮手段262による時短に限定されない。また、確変や時短の2個の特典を同時に付与するようにしても良いし、或いはいずれか1個の特典を単独で付与するようにしても良い。
(3)特典抽選手段263
特典抽選手段263は、特典を付与するか否かを抽選により決定するためのものである。
(4)アイテム判定手段264
アイテム判定手段264は、特典抽選手段263による抽選に当選した場合に、複数種類のアイテム430〜434(図8〜9)のうち、特定の種類のアイテム430〜434が獲得アイテム記憶手段280に記憶されているか否かを判定し、当該判定の結果、特定の種類のアイテム430〜434が記憶されている場合に限って、遊技者に特典を付与させるためのものである。
なお、アイテム430〜434の種類については、図8〜9を用いて後述する。
(5)確立変動移行抽選手段265
確立変動移行抽選手段265は、確率変動手段261により、遊技結果抽選手段210による移行抽選の確率を向上させるか否かを抽選により決定するためのものである。
(6)時間短縮遊技移行抽選手段266
時間短縮遊技移行抽選手段266は、変動時間短縮手段262により、図柄変動表示手段250による図柄81〜83の変動時間を短縮させるか否かを抽選により決定するためのものである。
(アイテム表示手段270)
アイテム表示手段270は、画像表示装置80に遊技者が獲得可能な複数種類のアイテム430〜434(図8〜9)を表示させるためのものである。
(獲得アイテム記憶手段280)
獲得アイテム記憶手段280は、アイテム表示手段270により表示されたアイテム430〜434(図8〜9)の種類を記憶するためのものである。
(アイテム更新手段290)
アイテム更新手段290は、遊技者が獲得可能なアイテム430〜434(図8〜9)の最大獲得個数、例えば8個を上限として、アイテム表示手段270より新たなアイテム430〜434を出現させ、アイテム430〜434の獲得個数を更新させるためのものである。
アイテム430〜434の更新は、獲得個数の増減のほか、既に獲得したアイテム430〜434の種類を変更、交換するようにしても良い。
なお、アイテム430〜434の最大獲得個数は、8個に限定されず、単数でも良いし、2〜7個或いは9個以上の複数個でも良い。
具体的に、アイテム更新手段290には、図3に示すように、次の手段を備える。
なお、アイテム更新手段290の手段は、次の(1)〜(3)に限定されない。
(1)更新抽選手段291
更新抽選手段291は、最大獲得個数(8個)より1個少ない所定値を上限に、アイテム430〜434の獲得個数を更新させるか否かを抽選により決定するためのものである。
(2)種類抽選手段292
種類抽選手段292は、更新抽選手段291による更新の抽選に当選し、且つアイテム430〜434を増加させる場合に、複数種類のアイテム430〜434のうちから、特定の種類のアイテム430〜434を抽選により決定するためのものである。
(3)アイテム増加手段293
アイテム増加手段293は、遊技結果抽選手段210により特定遊技への移行抽選に当選したことを条件に、最大獲得個数(8個)に達する最後の1個のアイテムを画像表示装置80に表示させるためのものである。
(アイテム情報表示手段300)
アイテム情報表示手段300は、遊技者が獲得したアイテム430〜434の獲得個数及び種類を表示するためのものである。
具体的には、アイテム情報表示手段300は、図5に示すように、画像表示装置80にアイテム情報表示部84を表示している。
(効果音発生手段310)
効果音発生手段310は、遊技の進行に関連させて、各種の効果音をスピーカ50から発生させるためのものである。
(図5〜11の画面の説明)
つぎに、図5〜11を用いて、画像表示装置80に表示する画面について説明する。
(図5の画面の説明)
まず、図5に示すように、横3列に図柄81〜8381〜83を表示している。
図柄81〜83は、例えば「1」〜「9」迄の数字が使用され、横3列、縦3行の計9個表示され、各列の数字を上方から下方に向かって移動表示させている。
なお、図柄81〜83は、「1」〜「9」迄の数字に限定されず、ひらがな、漢字、英語、記号、絵柄等から構成しても良い。また、表示列は、3列に限定されず、又、表示行数も、3行に限定されない。
また、画面の右上方には、アイテム情報表示部84を表示している。
アイテム情報表示部84の表示は、図1のアイテム情報表示手段300により行っている。
アイテム情報表示部84は、全体が円形で、その内部に8個の円形部を有し、後述するが、遊技者がアイテム430〜434(図8)を1個獲得すると、図示しないが、当該アイテム430〜434の種類に応じたアイコン(図示せず)が円形部内に表示される。
このため、アイコンが表示された円形部の個数は、遊技者が獲得したアイテム430〜434の獲得個数となり、又、アイコンにより遊技者が獲得したアイテム430〜434の種類を表示している。
(図6の画面の説明)
図6以降は、画像表示装置80に表示された各種の演出画面をそれぞれ示すものである。
演出画面は、例えば横3列中、2列の図柄81〜83が揃い、残る1列の図柄81〜83が変動表示されている、いわゆるリーチ状態において表示するようにしているが、これに限定されず、横3列の図柄81〜83が全て停止表示された後、或いは図柄81〜83の変動と無関係に表示するようにしても良い。
図6は、第1ステージの画面を示すものであり、人を模したキャラクタ400が表示され、当該キャラクタ400は、道410を画面の奥側に向かって歩行している。
道410の先は、二股に分岐し、第1分岐路411と、第2分岐路412とに分かれている。
第1分岐路411及び第2分岐路412の直前で、キャラクタ400は、第1分岐路411と第2分岐路412との方向に交互に向くので、遊技者はキャラクタ400が進みたい方向に向いた際に、図4のサブ入力スイッチ70を操作することで、第1分岐路411と第2分岐路412とを選択することが可能となっている。
(図7の画面の説明)
図7は、キャラクタ400が、第1分岐路411に進行した画面を示し、道の脇に宝箱420が表示されている。
なお、第2分岐路412に進行した画面は、図示しないが、宝箱420が無いというストーリも可能であるし、或いは異なるアイテム430〜434が入っている宝箱420が落ちているというストーリも可能である。
(図8の画面の説明)
図8は、宝箱420が開いた状態の画面を示すものであり、中から複数種類のアイテム430〜434が出現する。遊技者が獲得したアイテム430〜434の種類は、図8〜9に示すように、次の通りである。
(1)ボンベのアイテム430
(2)水中マスクのアイテム431
(3)足ひれのアイテム432
(4)シュノーケルのアイテム433
(5)空飛ぶ絨毯のアイテム434(図9)
なお、アイテム430〜434の種類は、上記した(1)〜(5)に限定されない。
(図9の画面の説明)
図9は、第2ステージの画面を示すものであり、図7〜8に示す第1ステージにおいて空飛ぶ絨毯のアイテム434を獲得した場合に進むことができる。第2ステージにおいては、キャラクタ400は歩行でなく、空飛ぶ絨毯のアイテム434に乗って空を移動できる。
(図10の画面の説明)
図10以降は、アイテム430〜434の使用場面を示し、浜辺440に進むと、キャラクタ400は、先に図8において獲得した潜水関連のアイテム430〜433を装着して、海450に進むことができる。
これに対し、キャラクタ400が、潜水関連のアイテム430〜433を獲得していない場合には、海450には進めず、図示しないが、浜辺440を進み、海450を迂回する必要がある。
(図11の画面の説明)
図11は、水中の画面を示し、キャラクタ400は、潜水関連のアイテム430〜433を装着した状態で海450の中を進むことができる。
(遊技の説明)
上記した構成を備えるパチンコ機10の遊技について説明する。
まず、図4に示す始動口90に進入した遊技球が、図1の始動球検出手段91により検出されたことを条件に、図5に示すように、画像表示装置80に表示された横3列の図柄81〜83の変動が開始される。
その後、画像制御手段240は、所定の変動時間、変動を継続させ、遊技結果抽選手段210による抽選結果にもとづいて、横3列の図柄81〜83の変動を停止させる。
この過程において、図6〜11に示すように、各種の演出画面が表示される。
例えば、図柄81〜83がリーチ状態となると、図6に示す第1ステージが表示される。
図6に示すように、人を模したキャラクタ400が表示され、当該キャラクタ400は、道410を画面の奥側に向かって歩行する。
人を模したキャラクタ400が道410を画面の奥側に向かって歩行し、道410が二股に分岐した地点に到達すると、立ち止まる。
キャラクタ400は、第1分岐路411と第2分岐路412との方向に交互に向くので、遊技者はキャラクタ400が進みたい方向に向いた際に、図4のサブ入力スイッチ70を操作することで、第1分岐路411と第2分岐路412とを選択する。
キャラクタ400が、図7に示すように、第1分岐路411に進行すると、道の脇に宝箱420が表示されている。
なお、キャラクタ400が第2分岐路412を選択した場合には、図示しないが、宝箱420を発見できないというストーリも可能であるし、或いは異なるアイテム430〜434が入っている宝箱420が落ちているというストーリも可能である。
キャラクタ400は、第1分岐路411を画面の奥側に向かって歩行すると、宝箱420の位置に到達すると、立ち止まる。
キャラクタ400が宝箱420の位置で立ち止まると、図8に示すように、宝箱420が自動的に開いて、中から潜水関連の複数種類のアイテム430〜433が出現する。
なお、図9の空飛ぶ絨毯のアイテム434を含めて、複数種類のアイテム430〜434として説明する。また、アイテム430〜434は、複数種類に限定されず、1種類でも良いし、或いは宝箱420を開いてもアイテム430〜434が1個も無いというストーリも可能である。さらに、宝箱420を自動的に開放したが、これに限定されず、宝箱420を開けるか否かを、サブ入力スイッチ70の操作により、遊技者に選択させても良い。
宝箱420の中から出現した複数種類のアイテム430〜434は、キャラクタ400が自動的に獲得し、図8の画面の右上方に表示されたアイテム情報表示部84に、獲得したアイテム430〜434の種類に応じたアイコン(図示せず)が表示される。
なお、アイテム430〜434を自動的に獲得させたが、これに限定せず、サブ入力スイッチ70の操作により、アイテム430〜434を獲得するか否か、或いは獲得できるアイテム430〜434の種類を遊技者に選択させるなどしても良い。
獲得したアイテム430〜434は、他のステージに進むことで、キャラクタ400が使用することが可能となる。
第1ステージにおいて空飛ぶ絨毯のアイテム434を獲得した場合に、図9に示すように、第2ステージに進行させ、キャラクタ400が歩行するのでなく、空飛ぶ絨毯のアイテム434に乗って空を移動できるようにしている。
また、図10に示すように、浜辺440に進行したとき、潜水関連のアイテム430〜433を獲得している場合には、キャラクタ400が潜水関連のアイテム430〜433を装着できるようにしている。
遊技者が、図11に示すように、潜水関連のアイテム430〜433を装着した状態で海450の中を進むことができる場合にのみ、確率変動手段261による確変や、変動時間短縮手段262による時短を開始するようにする。
これに対し、海450の中を進むのに必要な潜水関連のアイテム430〜433を獲得していない場合には、確変や時短による特典を受けられなくしたり、或いはこれらのゲーム回数を短縮させる。
(第2の実施の形態)
つぎに、図12〜15を用いて、本発明の第2の実施の形態の一例について説明する。
まず、図15を用いて説明すると、図中、500は、スロットマシンを示すものである。
スロットマシン500の中央には、透明な方形の表示窓510を設けている。
表示窓510の内部には、リールユニット520が設けられている。
リールユニット520は、表示窓510に臨む複数個、例えば3個のリール521〜523と、各リール521〜523を個々に回転可能な、複数個、例えば3個のリール521〜523と同数の3個のリールモータ524〜526(図12参照)とを備え、リールユニット520から主として遊技部を構成している。
各リール521〜523には、図示しないが、外周に複数種類の図柄が表示されている。また、表示窓510には、複数段、例えば上・中・下段の計3個の図柄が停止表示されるようにしているが、これに限定されず、1個の図柄が停止表示されるようにして良い。
表示窓510の周囲には、画像表示装置530を設けている。
画像表示装置530は、表示窓510を中心にその上下方向、及び左右方向を取り囲むように、例えば「ロ」字形乃至はドーナツ型に配置されている。
なお、画像表示装置530は、例えば「ロ」字形乃至はドーナツ型に限定されず、様々な変形が可能である。
画像表示装置530には、例えば液晶パネルが使用されている。
なお、画像表示装置530は、液晶パネルに限定されず、ドット・マトリックス等から構成しても良い。
画像表示装置530の下側には、図15の向かって右側に、メダル投入口540を設けている。メダル投入口540は、メダルを投入するためのものである。
画像表示装置530の下側には、図15の向かって左側に、スタートスイッチ550を設けている。
スタートスイッチ550は、リールユニット520の駆動を開始するためのものであり、スタートスイッチ550から主として操作部を構成している。スタートスイッチ550を操作すると、リールユニット520の駆動が開始され、3個のリールモータ524〜526(図12参照)が回転する。
スタートスイッチ550の向かって右隣には、複数個、例えば3個のリール521〜523と同数の3個のストップスイッチ560〜562を設けている。
3個のストップスイッチ560〜562は、リールユニット520の駆動を停止するためのものである。向かって左側のストップスイッチ560を操作すると、図示しないが、左側のリール521の駆動源が停止され、当該左側のリール521の回転が停止する。同様に、中央のストップスイッチ561を操作すると、中央のリール522の回転が停止する。右側のストップスイッチ562を操作すると、右側のリール523の回転が停止する。
ストップスイッチ560〜562の右隣には、サブ入力スイッチ570を設けている。
サブ入力スイッチ570は、演出において使用されるものである。
3個のストップスイッチ560〜562の下側には、メダル貯留皿580を設けている。
メダル貯留皿580には、払い出されたメダル等が貯留される。
メダル貯留皿580の左右には、複数個、例えば左右一対のスピーカ590,590が配置されている。
スピーカ590からは、各種の効果音が発生される。
(遊技制御装置700)
遊技制御装置700は、スロットマシン500の遊技の進行を制御するためのものである。
具体的には、遊技制御装置700は、コンピュータであって、図示しないが、例えばCPUを中心に構成され、ROMやRAM等の記録媒体、I/O等を備えている。
また、記録媒体は、ROMやRAMに限定されず、そのほか電気的・磁気的・光学的なメモリーやディスク等でも良い。
遊技制御装置700のCPU(図示せず)は、記録媒体、例えばROMに記録されたプログラムを読み込むことで、図12に示すように、次の手段として機能する。
なお、次の(1)〜(11)の手段の説明については、後述する。
(1)遊技結果抽選手段710
(2)リール制御手段720
(3)特定遊技制御装置730
(4)利益付与手段740
(5)画像制御手段750
(6)特典付与手段760
(7)アイテム表示手段770
(8)アイテム更新手段790
(9)獲得アイテム記憶手段780
(10)アイテム情報表示手段800
(11)効果音発生手段810
(遊技制御装置700の入力段)
つぎに、図12を用いて、遊技制御装置700の入力段について説明する。
遊技制御装置700の入力段には、次のパーツがそれぞれ接続されている。
(1)メダルセンサー541
メダルセンサー541は、メダル投入口540の内部に設けられ、メダル投入口540に投入されたメダルを検出するためのものである。
(2)スタートスイッチ550
(3)ストップスイッチ560〜562
(4)サブ入力スイッチ570
なお、遊技制御装置700の入力段に接続されたパーツは、上記した(1)〜(4)に限定されない。
(遊技制御装置700の出力段)
つぎに、図1を用いて、遊技制御装置700の出力段について説明する。
なお、遊技制御装置700の入力段に接続されたパーツは、次の(1)〜(4)に限定されない。
遊技制御装置700の出力段には、次のパーツがそれぞれ接続されている。
(1)リールモータ524〜526
(2)ホッパーユニット600
ホッパーユニット600は、スロットマシン500の内部に設けられている。
ホッパーユニット600は、表示窓540に停止表示されたリール521〜523の図柄が、予め設定された図柄の組み合わせに一致する場合に、遊技者に所定枚数のメダルを払い出すためのものである。
(3)画像表示装置530
(4)スピーカ590
(遊技結果抽選手段710)
遊技結果抽選手段710は、スタートスイッチ550の操作にもとづいて、遊技結果を抽選により決定するためのものである。
上記遊技結果には、次の種類がある。
(1)役の当選
(2)ハズレ
上記役には、次の種類がある。
(3)ボーナスゲームへの移行役
ボーナスゲームへの移行役は、予め設定されたボーナス図柄が揃って入賞することを条件に、一般遊技から遊技者に有利な特定遊技、いわゆるボーナスゲームへ移行させるための役である。また、このとき、所定の枚数のメダルが払い出される。
ボーナスゲームには、複数種類、例えば3種類のボーナスゲームを含み、各ボーナスゲーム毎に、ボーナス図柄を異ならせている。
(4)小役
小役は、予め設定された小役図柄が揃って入賞することを条件に、所定枚数のメダルを払い出すための役である。
小役には、複数個、例えば3個のストップスイッチ560〜562が予め設定された操作順番に従って操作されたことを条件に入賞の発生が許容されている特定の小役を含む。
具体的には、遊技結果抽選手段710は、3個のストップスイッチ560〜562が予め設定された操作順番に従って操作されたことを条件に入賞の発生が許容されている特定の小役が当選したか否かを抽選により決定している。
(5)リプレイ
リプレイは、予め設定されたリプレイ図柄が揃って入賞することを条件に、メダルを投入すること無しに次回の遊技を行えるという役である。
(リール制御手段720)
リール制御手段720は、リールユニット520を制御するためのものである。
具体的には、リール制御手段720は、遊技結果抽選手段710による抽選により決定した遊技結果、及びストップスイッチ560〜562の操作にもとづいて、当該ストップスイッチ560〜562に対応するリールモータ524〜526の停止制御を行うためのものである。
(特定遊技制御装置730)
特定遊技制御手段730は、特定遊技であるボーナスゲームを制御するためのものである。
(利益付与手段740)
利益付与手段740は、表示窓510に停止表示された3個のリール521〜523の図柄の組み合わせが、予め設定された所定の図柄の組み合わせに一致している場合に、予め設定された所定の枚数のメダルを払い出すためのものである。
メダルの払い出しは、ホッパーユニット600を駆動させることにより、メダルを実際に払い出しても良いし、或いはクレジットメダル枚数を増加させるようにしても良い。
(画像制御手段750)
画像制御手段750は、遊技の進行に関連して、画像表示装置530に各種の画像を表示するためのものである。
(特典付与手段760)
特典付与手段760は、遊技者に特典を付与するためのものである。
具体的には、特典付与手段760には、図13に示すように、次の手段を備える。
なお、特典付与手段760の手段は、次の(1)〜(8)に限定されない。
(1)ナビゲーション遊技手段761
ナビゲーション遊技手段761は、特典として、画像表示装置530に操作部、例えば3個のストップスイッチ660〜662の操作手順を表示させることで、遊技部、例えばリールユニット520での遊技を有利に展開させるためのものである。
なお、3個のストップスイッチ660〜662の操作手順を表示させる特典を、いわゆる「AT」(アシスト・タイム)ともいう。
(2)リプレイタイム実行手段762
リプレイタイム実行手段762は、特典として、遊技媒体の投入無しに操作部(例えばスタートスイッチ550)の操作を可能とするためのものである。
なお、遊技媒体の投入無しにスタートスイッチ550の操作が可能な特典を、いわゆる「RT」(リプレイ・タイム)ともいう。
(3)特別リール制御手段763
特別リール制御手段763は、リール制御手段720によるリール制御を遊技者に有利な特別リール制御に切り替えるためのものである。
なお、特別リール制御に切り替える特典を、いわゆる「CT」(チャレンジ・タイム)ともいう。
一方、特典の種類は、ナビゲーション遊技手段761によるAT、リプレイタイム実行手段762によるRT、特別リール制御手段763によるCTに限定されない。また、AT、RT、CTの3個の特典を同時に付与するようにしても良いし、いずれか2個の特典を同時に付与するようにしても良いし、或いはいずれか1個の特典を単独で付与するようにしても良い。
(4)特典抽選手段764
特典抽選手段764は、特典を付与するか否かを抽選により決定するためのものである。
(5)アイテム判定手段765
アイテム判定手段765は、特典抽選手段764による抽選に当選した場合に、複数種類のアイテム430〜434(図8〜9参照)のうち、特定の種類のアイテム430〜434が獲得アイテム記憶手段280に記憶されているか否かを判定し、当該判定の結果、特定の種類のアイテム430〜434が記憶されている場合に限って、遊技者に特典を付与させるためのものである。
(6)ナビゲーション遊技移行抽選手段766
ナビゲーション遊技移行抽選手段766は、ナビゲーション遊技手段761により、画像表示装置530に3個のストップスイッチ660〜662の操作手順を表示させるか否かを抽選により決定するためのものである。
(7)リプレイタイム移行抽選手段767
リプレイタイム移行抽選手段767は、リプレイタイム実行手段762により、遊技媒体の投入無しにスタートスイッチ550の操作を可能とするか否かを抽選により決定するためのものである。
(8)特別リール制御移行抽選手段768
特別リール制御移行抽選手段768は、特別リール制御手段763により、特別リール制御に切り替えるか否かを抽選により決定するためのものである。
(アイテム表示手段770)
アイテム表示手段770は、画像表示装置530に遊技者が獲得可能な複数種類のアイテム430〜434(図8〜9参照)を表示させるためのものである。
(獲得アイテム記憶手段780)
獲得アイテム記憶手段780は、アイテム表示手段770により表示されたアイテム430〜434(図8〜9参照)の種類を記憶するためのものである。
(アイテム更新手段790)
アイテム更新手段790は、遊技者が獲得可能なアイテム430〜434(図8〜9参照)の最大獲得個数、例えば8個を上限として、アイテム表示手段270より新たなアイテム430〜434を出現させ、アイテム430〜434の獲得個数を更新させるためのものである。
アイテム430〜434の更新は、獲得個数の増減のほか、既に獲得したアイテム430〜434の種類を変更、交換するようにしても良い。
なお、アイテム430〜434の最大獲得個数は、8個に限定されず、単数でも良いし、2〜7個或いは9個以上の複数個でも良い。
具体的には、アイテム更新手段790には、図14に示すように、次の手段を備える。
なお、アイテム更新手段790の手段は、次の(1)〜(3)に限定されない。
(1)更新抽選手段791
更新抽選手段791は、最大獲得個数(8個)より1個少ない所定値を上限に、アイテム430〜434の獲得個数を更新させるか否かを抽選により決定するためのものである。
(2)種類抽選手段792
種類抽選手段792は、更新抽選手段791による更新の抽選に当選し、且つアイテム430〜434を増加させる場合に、複数種類のアイテム430〜434のうちから、特定の種類のアイテム430〜434を抽選により決定するためのものである。
(3)アイテム増加手段793
アイテム増加手段793は、遊技結果抽選手段710により特定遊技への移行抽選に当選したことを条件に、最大獲得個数(8個)に達する最後の1個のアイテムを遊技結果抽選手段530に表示させるためのものである。
(アイテム情報表示手段800)
アイテム情報表示手段800は、遊技者が獲得したアイテム430〜434の獲得個数及び種類を表示するためのものである。
(効果音発生手段810)
効果音発生手段810は、遊技の進行に関連させて、各種の効果音をスピーカ590から発生させるためのものである。
(遊技の説明)
上記した構成を備えるスロットマシン500の遊技について説明する。
遊技者が、前述したように、図11の潜水関連のアイテム430〜433を装着した状態で海450の中を進むことができる場合にのみ、ナビゲーション遊技手段761によるAT、リプレイタイム実行手段762によるRT、特別リール制御手段763によるCTを開始するようにする。
これに対し、図11の海450の中を進むのに必要な潜水関連のアイテム430〜433を獲得していない場合には、AT、RT、CTの特典を受けられなくしたり、或いはこれらのゲーム回数を短縮させる。
パチンコ機の動作を説明するための概略ブロック図である。 図1の特典付与手段の詳細を説明するためのブロック図である。 図1のアイテム更新手段の詳細を説明するためのブロック図である。 パチンコ機の概略正面図である。 画像表示装置に図柄を表示した状態を説明するための説明図である。 画像表示装置に第1ステージの画面を表示した状態を説明するための説明図である。 図7に続き、キャラクタが第1分岐路に進んだ状態を説明するための説明図である。 図8に続き、キャラクタが宝箱を開いた状態を説明するための説明図である。 図7に続く第2ステージを説明するための説明図である。 図9に続き、アイテムの使用状態を説明するための説明図である。 図11に続き、アイテムの装着状態を説明するための説明図である。 本発明の第2の実施の形態の一例を示し、同図はスロットマシンの動作を説明するための概略ブロック図である。 図12の特典付与手段の詳細を説明するためのブロック図である。 図12のアイテム更新手段の詳細を説明するためのブロック図である。 スロットマシンの概略正面図である。
符号の説明
(第1の実施の形態)
10 パチンコ機(弾球遊技機) 20 遊技盤
21 ガイドレール 22 遊技領域(遊技部)
30 上皿 40 下皿
50 スピーカ 60 操作ハンドル(操作部)
70 サブ入力スイッチ 80 画像表示装置
81〜83 図柄 84 アイテム情報表示部
90 始動口 91 始動球検出手段
100 変動入賞装置 101 継続入賞球検出手段
102 通常入賞球検出手段 110 アウト口
120 球発射装置 130 賞球払出装置
200 遊技制御装置 210 遊技結果抽選手段
220 特定遊技制御手段 230 賞球払出制御手段
240 画像制御手段 250 図柄変動表示手段
260 特典付与手段 261 確率変動手段
262 変動時間短縮手段 263 特典抽選手段
264 アイテム判定手段 265 確立変動移行抽選手段
266 時間短縮遊技移行抽選手段 270 アイテム表示手段
280 獲得アイテム記憶手段 290 アイテム更新手段
291 更新抽選手段 292 種類抽選手段
293 アイテム増加手段 300 アイテム情報表示手段
310 効果音発生手段 400 キャラクタ
410 道 411 第1分岐路
412 第2分岐路 420 宝箱
430 ボンベのアイテム 431 水中マスクのアイテム
432 足ひれのアイテム 433 シュノーケルのアイテム
434 空飛ぶ絨毯のアイテム 440 浜辺
450 海
(第2の実施の形態)
500 スロットマシン 510 表示窓
520 リールユニット 521〜523 リール
524〜526 リールモータ 530 画像表示装置
540 メダル投入口 541 メダルセンサー
550 スタートスイッチ 560〜562 ストップスイッチ
570 サブ入力スイッチ 580 メダル貯留皿
590 スピーカ 600 ホッパーユニット
700 遊技制御装置 710 遊技結果抽選手段
720 リール制御手段 730 特定遊技制御装置
740 利益付与手段 750 画像制御手段
760 特典付与手段 761 ナビゲーション遊技手段
762 リプレイタイム実行手段 763 特別リール制御手段
764 特典抽選手段 765 アイテム判定手段
766 ナビゲーション遊技移行抽選手段 767 リプレイタイム移行抽選手段
768 特別リール制御移行抽選手段 770 アイテム表示手段
780 獲得アイテム記憶手段 790 アイテム更新手段
791 更新抽選手段 792 種類抽選手段
793 アイテム増加手段 800 アイテム情報表示手段
810 効果音発生手段

Claims (4)

  1. 遊技を行う遊技部と、
    遊技媒体の投入を条件に、前記遊技部における遊技を操作するための操作部と、
    前記遊技部に配置され、前記遊技部における遊技の進行にもとづいて、画像を表示可能な画像表示装置と、
    前記遊技部、前記操作部、前記画像表示装置にそれぞれ接続され、遊技の進行を制御するための遊技制御装置とを備える遊技機において、
    前記遊技制御装置には、
    一般遊技から遊技者に有利な特定遊技に移行させるか否かを抽選により決定するための遊技結果抽選手段と、
    画像表示装置に遊技者が獲得可能な複数種類のアイテムを表示させるためのアイテム表示手段と、
    前記アイテム表示手段より表示されるアイテムの獲得個数を、最大獲得個数を上限として更新させるためのアイテム更新手段とを備え、
    前記アイテム更新手段には、
    最大獲得個数より1個少ない所定値を上限に、アイテムの獲得個数を更新させるか否かを抽選により決定するための更新抽選手段と、
    前記更新抽選手段による更新抽選に当選してアイテムの獲得個数を増加させる場合に、複数種類のアイテムのうちから、増加させるアイテムの種類を抽選により決定するための種類抽選手段と、
    前記遊技結果抽選手段により特定遊技への移行抽選に当選したことを条件に、最大獲得個数に達する最後の1個のアイテムを前記画像表示装置に表示させるためのアイテム増加手段とを備えていることを特徴とする遊技機。
  2. 請求項1に記載の遊技機であって、
    前記遊技機が弾球遊技機であることを特徴とする遊技機。
  3. 請求項1に記載の遊技機であって、
    前記遊技機がスロットマシンであることを特徴とする遊技機。
  4. 請求項1〜3のいずれか1項に記載の遊技機であって、
    前記遊技制御装置には、
    前記アイテム表示手段より表示されるアイテムの獲得個数を表示するためのアイテム情報表示手段を備えていることを特徴とする遊技機。
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