JP4680163B2 - パネルの重量受け金具及びそれを用いた取付構造 - Google Patents

パネルの重量受け金具及びそれを用いた取付構造 Download PDF

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Description

本発明は、押出成形セメント板やALC等のパネルを用いた外壁構造において、特に下地をC型鋼材とした場合に用いるパネルの重量受け金具とそれを用いた取付構造に関するものである。
押出成形セメント板やALC(軽量気泡コンクリート)等のパネルを用いた外壁の場合、躯体に下地鋼材を取り付け、パネルに取り付けられたクリップを下地に係合させることにより、パネルを取り付ける。押出成形セメント板では、押出成型方向が縦方向となる縦張りの場合、下側の下地アングルがパネル下端の重量を受けることができる。これに対し、横張りの場合にはアングルがパネルの重量受けを兼用することができないので、パネルの重量受け金具を別途に取り付けなければならない。
図7は従来の重量受け金具を用いたパネル取付構造の縦断面図、図8は図7の背面斜視図である。
従来の重量受け金具1を用いたパネル取付構造は、下地材として上下に連続するL型アングル3がブラケット5を介して躯体7に取り付けられている。パネル9の重量受け金具1は、L型アングル3のパネル面側に溶接にて取り付けられる。パネル9とL型アングル3の間には硬質パッキング11が保持される。パネル9は、裏面側に取り付けられた取付金物13により、L型アングル3に取り付けられる。パネル9の重量受け金具1は、パネル9の大きさによるが、上下に連続するパネル9の複数段毎にパネル両端則に取り付けられる。
実開平5−14312号公報 特開2005−344443号公報
上記した従来のパネルの重量受け金具1を用いた取付構造は、パネル9の重量受け金具1の厚み分を回避するため、下地とパネル9の間に硬質パッキング11を挟む必要があり、施工手間がかかっていた。また、下地がC型鋼材の場合には、下地材に取り付けるための溶接長さを確保できない問題があった。すなわち、C型鋼材には標準的な重量受け金具1を取り付けることができず(厳密には設置することはできるが、柱の倒れにより重量受け金具1のパネル9に対するかかり部分を調整しなければならないため、施工する場合は施工手間が非常にかかってしまう)、溶接長も確保することが非常に困難となる。さらに、標準的な重量受け金具1は、アングルカット品であるため、価格が高いと言う問題もあった。
これに対し、特許文献1には、図9に示す帯板を短辺方向に分割し、一方を躯体部材を固着するための取付辺15とし、他方をパネルを支持する支持辺17とし、支持辺17の長辺側下端を直交する方向に延出してパネル載置辺19としたパネルの支持金具(Z型重量受け金具21)が記載されている。このZ型重量受け金具21の場合、パネル9と下地材の間に硬質パッキング11を挟まなくても良いという利点がある。
しかしながらC型鋼材を下地材とした場合、Z型重量受け金具21は、溶接長を十分に確保できない問題があった。また、Z型重量受け金具21は強度が不十分であり、強度を確保するためにはZ型重量受け金具自体の厚みを厚くしなければならないという問題があった。このため、パネル複数段毎に取り付けるだけでは、パネル9を支持するための許容耐力が十分ではなく、パネル1〜2段毎に設置しなければならず、パネル9の所定枚数毎の数が多くなるとともに、施工手間が増え、コスト的にもアップとなっていた。さらに、標準重量受け金具及びZ型重量受け金具は、設置の際に、仮留め(シャコ万による固定等)を行わなければならず、非常に手間がかかった。
また、特許文献2には、垂直面23と水平面25とからなる直角をなす二面が断面L字型に一体成型され、水平面25の長手方向両端部が垂直面23の幅よりも長く延長されて構成された自重受け金具27とその自重受け金具を用いた取付構造が記載されている。この自重受け金具27では、金具垂直面23とパネル取付下地3が同一面となり、自重受け金具27の厚み分、パネル9を切削したり硬質パッキン11を挟む必要がない。
しかしながら、この自重受け金具27の場合、下地3への溶接長が十分に確保できないという問題があった。さらに、自重受け金具27の強度が不十分であり、強度を確保するためには重量受け金具自体の厚みを厚くしなければならない問題があった。このため、自重受け金具27としてパネル複数段毎に取り付けるだけでは、パネル9を支持するための許容耐力が十分でなく、パネル1〜2段毎に設置しなければならず、上記と同様に、パネル9の所定枚数毎の自重受け金具27の数が多くなるとともに、施工手間が増え、コスト的にもアップとなっていた。
本発明は上記状況に鑑みてなされたもので、十分な溶接長が容易に確保できるとともに、安価に製作でき、しかも、作業性を向上させることができるパネルの重量受け金具及びそれを用いた取付構造を提供することを目的とする。
上記目的を達成するための本発明に係る請求項1記載のパネルの重量受け金具は、四角形に形成された板材の一辺部から、隣接する他辺部と平行に第1の切り込みが設けられ、該第1の切り込みの終端から、前記一辺部と平行に第2の切り込みが設けられ、該第2の切り込みの終端から、前記他辺部と平行に第3の切り込みが設けられ、前記他辺部と前記第1の切り込みとに挟まれる外方短冊片が前記板材の一方の面側で第1の起立長片として折曲され、前記第1の切り込みと前記第3の切り込みとに挟まれる内方短冊片が前記板材の一方の面側で該第1の起立長片と対峙し第2の起立短片として折曲されたことを特徴とする。
このパネルの重量受け金具では、第1の起立長片と第2の起立短片との立ち上がり部分を長く取ることにより、2箇所からなる十分な溶接長が容易に確保可能となる。また、1枚のプレートよりプレス加工することが可能となり、従来のアングル材加工品に比べ製作が容易となる。
請求項2記載のパネルの重量受け金具は、前記第1の起立長片及び/又は前記第2の起立短片が、先端に向かって徐々に接近する方向に傾斜して折曲されたことを特徴とする。
このパネルの重量受け金具では、施工をする際、第1の起立長片と第2の起立短片とが互いに接近するように斜めに傾けられていることにより、一対の立上り部分の間に下地鋼材を挟持するように嵌め込めるので、下地鋼材にシャコ万等で固定しなければならなかった従来の重量受け金具に比べ、仮留めが不要となり、施工手間が軽減される。
請求項3記載のパネルの重量受け金具を用いた取付構造は、平断面視において平行な短辺部と長辺部との間がパネル当接辺部となった断面略C字状のC型鋼材に、請求項1又は請求項2記載のパネルの重量受け金具を用いてパネルを支持するパネルの重量受け金具を用いた取付構造であって、前記第3の切り込みが前記パネル当接辺部に当接され、前記第1の起立長片と、前記第2の起立短片とが、前記C型鋼材の長辺部と、前記短辺部とに溶接され、前記第3の切り込みに沿って前記パネル当接辺部から水平に突出した板材突片に、パネルが載置されたことを特徴とする。
このパネルの重量受け金具を用いた取付構造では、従来、パネルと下地材との間に介在していた重量受け金具の板厚分の間隙が無くなり、下地材(C型鋼材)の取付け面(パネル当接辺部)に対して、パネルが直接当接して取付け可能となる。これにより、従来、パネルとC型鋼材との間隙に挟入していたパッキングが廃止可能となる。
請求項4記載のパネルの重量受け金具を用いた取付構造は、前記第1の起立長片の幅が、前記第2の起立短片の幅より大きいことを特徴とする。
このパネルの重量受け金具を用いた取付構造では、大面積の長辺部に幅広の第1の起立長片が溶接でき、小面積の短辺部に幅狭の第2の起立短片が溶接されることとなり、第1の起立長片と第2の起立短片とが、被溶接面に応じた大きさの適材の溶接片で形成可能となる。つまり、溶接片のはみ出しや溶接面積不足が生じない。
本発明に係るパネルの重量受け金具によれば、四角形に形成された板材の一辺部から、略コ字状に、第1の切り込み、第2の切り込み、第3の切り込みを設け、他辺部と第1の切り込みとに挟まれる外方短冊片を板材の一方の面側で第1の起立長片として折曲し、第1の切り込みと第3の切り込みとに挟まれる内方短冊片を板材の一方の面側で第1の起立長片と対峙し第2の起立短片として折曲したので、第1の起立長片と第2の起立短片との立ち上がり部分を長く取ることにより、2箇所からなる十分な溶接長を容易に確保することができる。また、1枚のプレートよりプレス加工することができるので、従来のアングル材加工品に比べ安価に製作することができる。
本発明に係るパネルの重量受け金具を用いた取付構造によれば、断面略C字状のC型鋼材に、請求項1又は請求項2記載のパネルの重量受け金具を用いてパネルを支持するパネルの重量受け金具を用いた取付構造において、第3の切り込みをC型鋼材のパネル当接辺部に当接し、第1の起立長片と、第2の起立短片とを、C型鋼材の長辺部と短辺部とに溶接し、第3の切り込みに沿ってパネル当接辺部から水平に突出した板材突片にパネルを載置するので、従来、パネルと下地材との間に介在していた重量受け金具の板厚分の間隙が無くなり、下地材(C型鋼材)の取付け面(パネル当接辺部)にパネルを直接当接して取付けることができる。この結果、パネルとC型鋼材との間隙に挟入していたパッキングを廃止でき、作業性を向上させることができるとともに、パネル貼設表面の凹凸を減少させて施工精度を一層高めることができる。
以下、本発明に係る好適な実施の形態を図面を参照して説明する。
図1は本発明に係る右用重量受け金具を(a)、その使用状態を(b)に表した金具構成図、図2は本発明に係る左用重量受け金具を(a)、その使用状態を(b)に表した金具構成図である。
本実施の形態によるパネルの重量受け金具(以下、「単に重量受け金具」と称す。)100は、板材突片31から、第1の起立長片33と、第2の起立短片35とが起立して形成されている。換言すれば、重量受け金具100は、コの字状の水平面37と、この水平面37の内周側の端部より第1の起立長片33と第2の起立短片35が略平行に起立してなる。
下地材であるC型鋼材39は、パネルの左右の取付部分で対称となるように躯体に取り付けられている。すなわち、図1に示すC型鋼材39Rが右側であり、図2に示すC型鋼材39Lが左側となる。C型鋼材39は、平断面視において平行な短辺部39aと長辺部39bとの間がパネル当接辺部39cとなった断面略C字状に形成される。
重量受け金具100は、右側C型鋼材39Rと、左側C型鋼材39Lとに応じて、それぞれ図1に示す右側用重量受け金具100Rと、図2に示す左側用重量受け金具100Lとの左右対称形状で形成される。
重量受け金具100は、第1の起立長片33が長辺部39bに、第2の起立短片35が短辺部39aに溶接されて固定される。重量受け金具100の水平面37は、C型鋼材39のパネル当接辺部39cに垂直に当接するように取り付けられる。
図3は起立片形成前の切り込みの入れられた板材の斜視図である。
重量受け金具100は、板材(金属プレート)をプレス成形により加工して製作することができる。プレートは例えば60mm×40mmを使用することができる。すなわち、四角形に形成されたプレート41の一辺部43から、隣接する他辺部45と平行に第1の切り込み47が設けられ、この第1の切り込み47の終端から、一辺部43と平行に第2の切り込み49が設けられ、第2の切り込み49の終端から、他辺部45と平行に第3の切り込み51が設けられ、他辺部45と第1の切り込み47とに挟まれる外方短冊片53がプレート41の一方の面側(図3の上側)で第1の起立長片33として折曲され、第1の切り込み47と第3の切り込み51とに挟まれる内方短冊片55がプレート41の一方の面側で第1の起立長片33と対峙し第2の起立短片35として折曲される。
この重量受け金具100では、第1の起立長片33と第2の起立短片との立ち上がり部分を長く取ることにより、2箇所からなる十分な溶接長が容易に確保可能となる。また、1枚のプレート41よりプレス加工することが可能となり、従来のアングル材加工品に比べ製作が容易となる。
重量受け金具100は、第1の起立長片33及び/又は第2の起立短片35が、先端に向かって徐々に接近する方向に傾斜して折曲されることが好ましい。このようにして、第1の起立長片33と第2の起立短片35とが互いに接近するように斜めに傾けられていることにより、施工の際、一対の立上り部分の間にC型鋼材39を挟持するように嵌め込めるので、C型鋼材39にシャコ万等で固定しなければならなかった従来の重量受け金具に比べ、仮留めが不要となり、施工手間が大幅に軽減される。
したがって、このパネルの重量受け金具100によれば、四角形に形成されたプレート41の一辺部43から、略コ字状に、第1の切り込み47、第2の切り込み49、第3の切り込み51を設け、他辺部45と第1の切り込み47とに挟まれる外方短冊片53をプレート41の一方の面側で第1の起立長片33として折曲し、第1の切り込み47と第3の切り込み51とに挟まれる内方短冊片55をプレート41の一方の面側で第1の起立長片33と対峙し第2の起立短片35として折曲したので、第1の起立長片33と第2の起立短片35との立ち上がり部分を長く取ることにより、2箇所からなる十分な溶接長を容易に確保することができる。つまり、従来の溶接による接合力に加え、C型鋼材39を挟持することによる構造的な強度も得ることができる。また、1枚のプレート41よりプレス加工することができるので、従来のアングル材加工品に比べ安価に製作することができる。
次に、本重量受け金具を用いたパネルの横張り構造を説明する。
図4はパネルの重量受け金具を用いた取付構造をパネル背面から見た斜視図、図5は図4の要部拡大図、図6は図5のA部拡大図である。
躯体61にはブラケット63が一定間隔で取り付けられ、このブラケット63に下地材であるC型鋼材39が上下に連続して取り付けられる。C型鋼材39の平行な長辺部39b、短辺部39aのうち、短辺部39aにパネル取付金具65が係止される。
パネル67の裏面には4箇所にパネル取付金具65が取付けられ、このパネル取付金具65によりパネル67がC型鋼材39に取り付けられる。重量受け金具100は、横張りされた下側パネル67の上側で、上側パネル67の下端を載置して受ける箇所に取り付けられる。重量受け金具100は、第1の起立長片33と第2の起立短片35でC型鋼材39を挟み込み、これら起立辺をC型鋼材39の両側面(すなわち、短辺部39a、長辺部39b)に溶接して取り付けられる。そして重量受け金具100は、板材突片31にパネル67を載置して、パネル67の荷重を担持する。
この際、重量受け金具100を用いた取付構造では、第1の起立長片33と第2の起立短片との立ち上がり部分を長く取ることで、十分な溶接長が容易に確保可能となる。また、図6に示すように、第2の起立短片35は連続する上辺部と側辺部、第1の起立長片33はクランク状に連続する上辺部、側辺部、底辺部で溶接できる。これにより、2箇所(C型鋼材39の両側面)からなる十分な溶接長が複数箇所で容易に確保可能となる。
このような取付構造とすることで、パネル67をC型鋼材39に当接して取り付けることができるので、C型鋼材39とパネル67の間に硬質パッキング11(図7参照)を挟む必要がなくなる。なお、パネル67の厚み誤差などによる表面の出入りを調整するために、金属プレートなどの薄いパッキングを必要に応じて使用してもよい。
重量受け金具100は、横張りパネル67の一定段数毎に取り付けるが、取り付けパネル67の大きさにより適時変更すればよい。また、下地材であるC型鋼材39は、パネル67の左右の取付部で形状が左右対称となるので重量受け金具100の形状も左右で使用する形状を対称としたものとすることが望ましい。
さらに、重量受け金具100は、第1の起立長片33と第2の起立短片35の間隔SをC型鋼材39のパネル当接辺部39cの幅Wより若干狭くすることで、第1の起立長片33と第2の起立短片35でC型鋼材39を挟み込むことが可能となる。この間隔Sの縮小は、上記したように、第1の起立長片33及び/又は第2の起立短片35を、先端に向かって徐々に接近する方向に傾斜させて折曲することで可能となる。このようにして、第1の起立長片33と第2の起立短片35とが互いに接近するように斜めに傾けられていることにより、施工の際、一対の立上り部分の間にC型鋼材39を挟持するように嵌め込めるので、C型鋼材39にシャコ万等で固定しなければならなかった従来の重量受け金具に比べ、仮留めが不要となり、施工手間が大幅に軽減される。
また、重量受け金具100は、第1の起立長片33の幅P1が、第2の起立短片35の幅P2より大きいことが好ましい。これにより、C型鋼材39の大面積の長辺部39bに幅広の第1の起立長片33が溶接でき、小面積の短辺部39aに幅狭の第2の起立短片35が溶接されることとなり、第1の起立長片33と第2の起立短片35とが、被溶接面に応じた大きさの適材の溶接片で形成可能となる。つまり、溶接片のはみ出しや溶接面積不足が生じなくなる。
このように、パネルの重量受け金具100を用いた取付構造によれば、断面略C字状のC型鋼材39に、重量受け金具100を用いてパネル67を支持する取付構造において、第3の切り込み51をC型鋼材39のパネル当接辺部39cに当接し、第1の起立長片33と、第2の起立短片35とを、C型鋼材39の長辺部39bと短辺部39aとに溶接し、第3の切り込み51に沿ってパネル当接辺部39cから水平に突出した板材突片31にパネル67を載置するので、従来、パネル67と下地材との間に介在していた重量受け金具の板厚分の間隙が無くなり、下地材(C型鋼材39)の取付け面(パネル当接辺部39c)にパネル67を直接当接して取付けることができる。この結果、パネル67とC型鋼材39との間隙に挟入していた硬質パッキング11(図7参照)を廃止でき、作業性を向上させることができるとともに、パネル貼設表面の凹凸を減少させて施工精度を一層高めることができる。
本発明に係る右用重量受け金具を(a)、その使用状態を(b)に表した金具構成図である。 本発明に係る左用重量受け金具を(a)、その使用状態を(b)に表した金具構成図である。 起立片形成前の切り込みの入れられた板材の斜視図である。 パネルの重量受け金具を用いた取付構造をパネル背面から見た斜視図である。 図4の要部拡大図である。 図5のA部拡大図である。 従来の重量受け金具を用いたパネル取付構造の縦断面図である。 図7の背面斜視図である。 従来のZ型重量受け金具の斜視図である。 従来の自重受け金具を用いたパネル取付構造の斜視図である。
符号の説明
31…板材突片、33…第1の起立長片、35…第2の起立短片、39…C型鋼材、39a…短辺部、39b…長辺部、39c…パネル当接辺部、41…プレート(板材)、43…一辺部、45…隣接する他辺部、47…第1の切り込み、49…第2の切り込み、51…第3の切り込み、53…外方短冊片、55…内方短冊片、67…パネル、100…パネルの重量受け金具、P1…第1の起立長片の幅、P2…第2の起立短片の幅

Claims (4)

  1. 四角形に形成された板材の一辺部から、隣接する他辺部と平行に第1の切り込みが設けられ、
    該第1の切り込みの終端から、前記一辺部と平行に第2の切り込みが設けられ、
    該第2の切り込みの終端から、前記他辺部と平行に第3の切り込みが設けられ、
    前記他辺部と前記第1の切り込みとに挟まれる外方短冊片が前記板材の一方の面側で第1の起立長片として折曲され、
    前記第1の切り込みと前記第3の切り込みとに挟まれる内方短冊片が前記板材の一方の面側で該第1の起立長片と対峙し第2の起立短片として折曲されたことを特徴とするパネルの重量受け金具。
  2. 前記第1の起立長片及び/又は前記第2の起立短片が、先端に向かって徐々に接近する方向に傾斜して折曲されたことを特徴とする請求項1記載のパネルの重量受け金具。
  3. 平断面視において平行な短辺部と長辺部との間がパネル当接辺部となった断面略C字状のC型鋼材に、請求項1又は請求項2記載のパネルの重量受け金具を用いてパネルを支持するパネルの重量受け金具を用いた取付構造であって、
    前記第3の切り込みが前記パネル当接辺部に当接され、
    前記第1の起立長片と、前記第2の起立短片とが、前記C型鋼材の長辺部と、前記短辺部とに溶接され、
    前記第3の切り込みに沿って前記パネル当接辺部から水平に突出した板材突片に、パネルが載置されたことを特徴とするパネルの重量受け金具を用いた取付構造。
  4. 前記第1の起立長片の幅が、前記第2の起立短片の幅より大きいことを特徴とする請求項3記載のパネルの重量受け金具を用いた取付構造。
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