JP4679353B2 - 金属閉鎖形スイッチギヤ - Google Patents

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Description

本発明は、金属閉鎖形スイッチギヤに係り、特にスポットネットワーク受変電設備のプロテクタ盤として用いられる金属閉鎖形スイッチギヤに関する。
従来、この種のビル、工場などのスポットネットワーク受変電設備のプロテクタ盤として用いられる金属閉鎖形スイッチギヤは、ネットワーク変圧器と負荷間に設けられ、負荷の保護が行われる。そして、これらのネットワーク変圧器や金属閉鎖形スイッチギヤは、電気室の据付面積を縮小化するため、一体化されているものが知られている(例えば、特許文献1参照。)。
実開平5−11706号公報 (第6ページ、図1)
上記の従来の金属閉鎖形スイッチギヤにおいては、次のような問題がある。
最近のスポットネットワーク受変電設備は、道路などに面したスペースの狭い地下孔に設置されることがある。また、地下孔に設置されるプロテクタ盤として用いられる金属閉鎖形スイッチギヤは、冠水にも耐え得るようにガスケットやOリングを用いた気密構造が採用される。
このため、金属閉鎖形スイッチギヤにおいては、箱体が気密構造であって、狭い地下孔に設置できるような外形形状が薄形のものが望まれていた。
本発明は上記問題を解決するためになされたもので、気密構造であって、外形形状が薄形の金属閉鎖形スイッチギヤを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本実施形態の金属閉鎖形スイッチギヤは、プロテクタ遮断器を収納した箱体と、前記箱体に設けられた開口部と、前記開口部を気密に塞ぐとともに、中央部を外周部よりも前記箱体の外側に突出させた段差付き蓋と、前記外周部を前記箱体に締付け固定するボルトとを備え、前記ボルトの頭を前記中央部の外側面よりも突出させないようにしたことを特徴とする。
本発明によれば、箱体の開口部を、外周部よりも中央部が外側に突出した段差付き蓋で塞ぎ、外周部に取り付けるボルトの頭を中央部の外側面よりも突出させないようにしているので、段差付き蓋を取り付けた箱体の全体形状を薄形とすることができ、箱体内のスペースを広げることができる。
以下、図面を参照して本発明の実施例を説明する。
先ず、本発明の実施例1に係る金属閉鎖形スイッチギヤを図1乃至図3を参照して説明する。図1は、本発明の実施例1に係る金属閉鎖形スイッチギヤの構成を示す正面図、図2は、本発明の実施例1に係る金属閉鎖形スイッチギヤの構成を示す側面図、図3は、本発明の実施例1に係る金属閉鎖形スイッチギヤの気密構造を示す要部拡大断面図である。なお、金属閉鎖形スイッチギヤをスポットネットワーク受変電設備のプロテクタ盤を用いて説明する。
図1および図2に示すように、鋼板からなる箱体1内には、収納機器となる図示上段にプロテクタヒューズ2、図示中段にプロテクタ遮断器3、図示下段にネットワークリレー4および制御電源5が設けられている。なお、図1は、気密をするための図示しない蓋を取り外した状態である。
箱体1の図示上部には、ネットワーク変圧器側ブッシング6が気密に設けられ、接続導体7aによりプロテクタ遮断器3の一方の主回路端子に接続されている。接続導体7aには、計器用変流器8が接続されている。また、図示しない接続線により計器用変圧器9が接続されている。プロテクタ遮断器3の他方の主回路端子には、接続導体7bを介してプロテクタヒューズ2が接続され、箱体1の図示上部に気密に設けたネットワーク母線側ブッシング10へ接続されている。
プロテクタ遮断器3が位置する箱体1の正面側と背面側には、それぞれ開口部1aが設けられている。開口部1aには、この開口部1aを覆うような外周側の外周部11aと、外周部11aに気密に溶接された中央部11bとからなる鋼板の段差付き蓋11が設けられている。中央部11bは、方形状、多角形状、円形状、楕円形状いずれでもよい。外周部11aには、Oリング12が設けられ、ボルト13で箱体1のボルト穴1bに締付け固定されている。
このような段差付き蓋11は、図3に示すように、ボルト13の頭の高さをhとし、中央部11bの板厚さをt1とすると、h≦t1となっている。ここで、ボルト13の頭の高さhとは、ボルト13でワッシャや座金を締付けたときの、ボルト13の頭、ワッシャ、座金を含んだ高さとする。ワッシャ、座金は、適宜、用いるものとする。
なお、制御電源5が位置する箱体1の開口部も上述した段差付き蓋11で塞がれている。また、箱体1外の図示上部には、プロテクタ遮断器3などを制御する制御用プラグ14が気密に取り付けられている。同様に、検相用プラグ15も気密に取り付けられている。ネットワーク変圧器側ブッシング6とネットワーク母線側ブッシング10には、保護カバー16が取り付けられている。
これにより、ボルト13の頭は中央部11bの外側面よりも突出することなく、箱体1の開口部1aを段差付き蓋11で塞いだ状態において全体形状(奥行き方向)を薄形とすることができる。一般的に、箱体1を薄形としてもボルト13の頭が突出していると、見かけ上は薄形でも、突出したボルト13の頭の高さを含んだ寸法が実質的な大きさとなる。なお、地下孔では、搬出入する開口部の大きさに制約があり、段差付き蓋11の外周部11aに取り付けるボルト13の頭を中央部11bの外側面よりも突出しないようにすることにより、ボルト13の頭が開口部端に引っかかることなく、搬出入作業を容易とすることができる。
更には、箱体1内では、外周部11aの板厚さt2に相当する寸法分だけ正面側および背面側でスペースがそれぞれ広がることになる。箱体1の奥行きを50mm程度、外周部11aと中央部11bの板厚さを10mm程度とすると、スペースを約20%広げることができる。中央部11bと対向する部分には、収納機器のなかで最も大型となるプロテクタ遮断器3を位置させているので、収納し易くなるとともに、主回路と対地間の絶縁距離を容易に確保することができるようになる。また、電源装置5においても、箱体1内のスペースの確保ができる。
上記実施例1の金属閉鎖形スイッチギヤによれば、箱体1の開口部1aを外周部11aよりも中央部11bが外側に突出した段差付き蓋11で塞ぎ、この段差付き蓋11をボルト13の頭が中央部11bの外側面よりも突出しないように締付け固定しているので、段差付き蓋11を取り付けた箱体1の全体形状を薄形とすることができ、箱体1内のスペースを広げることができる。
次に、本発明の実施例2に係る金属閉鎖形スイッチギヤを図4を参照して説明する。図4は、本発明の実施例2に係る金属閉鎖形スイッチギヤの気密構造を示す要部拡大断面図である。なお、実施例2が実施例1と異なる点は、段差付き蓋の製作方法である。図4において、実施例1と同様の構成部分においては、同一符号を付し、その詳細な説明を省略する。
図4に示すように、鋼板の段差付き蓋17は、外周部17aよりも中央部17bをプレスなどの工作機械を用いて箱体1の外側に突出するように加工している。このため、段差付き蓋17は、一枚の鋼板から製作することができる。
上記実施例2の金属閉鎖形スイッチギヤによれば、実施例1による効果のほかに、段差付き蓋17の製作に実施例1のような溶接作業が不要になる。
なお、本発明は、上記実施例に限定されるものではなく、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々変形して実施することができる。上記実施例では、金属閉鎖形スイッチギヤをプロテクタ盤で説明したが、気密構造を採用する各種の金属閉鎖形スイッチギヤにおいて用いることができる。
本発明の実施例1に係る金属閉鎖形スイッチギヤの構成を示す正面図。 本発明の実施例1に係る金属閉鎖形スイッチギヤの構成を示す側面図。 本発明の実施例1に係る金属閉鎖形スイッチギヤの気密構造を示す要部拡大断面図。 本発明の実施例2に係る金属閉鎖形スイッチギヤの気密構造を示す要部拡大断面図。
符号の説明
1 箱体
1a 開口部
1b ボルト穴
2 プロテクタヒューズ
3 プロテクタ遮断器
4 ネットワークリレー
5 制御電源
6 ネットワーク変圧器側ブッシング
7a、7b 接続導体
8 計器用変流器
9 計器用変圧器
10 ネットワーク母線側ブッシング
11、17 段差付き蓋
11a、17a 外周部
11b、17b 中央部
12 Oリング
13 ボルト
14 制御用プラグ
15 検相用プラグ
16 保護カバー

Claims (1)

  1. プロテクタ遮断器を収納した箱体と、
    前記箱体に設けられた開口部と、
    前記開口部を気密に塞ぐとともに、中央部を外周部よりも前記箱体の外側に突出させた段差付き蓋と、
    前記外周部を前記箱体に締付け固定するボルトとを備え、
    前記ボルトの頭を前記中央部の外側面よりも突出させないようにしたことを特徴とする金属閉鎖形スイッチギヤ。
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