JP5306056B2 - 金属閉鎖形スイッチギヤ - Google Patents

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Description

本発明は、箱体の天井部に屋根を設けた屋外に設置される金属閉鎖形スイッチギヤに関する。
従来、遮断器などの電気機器を箱体内に収納した金属閉鎖形スイッチギヤを屋外に設置するときには、雨水の浸入を防止するため、箱体の天井部に屋根が設けられている(例えば、特許文献1参照。)。
屋外に設置する金属閉鎖形スイッチギヤを図9に示すが、据付架台1に固定された複数の箱体2a、2bの天井部には、傾斜を持った屋根3a、3bがそれぞれ設けられている。屋根3a、3bの端部には端部防水カバー4a、4b、屋根3a、3b間の連結部には連結防水カバー5が設けられている。
屋根3a、3bには、クレーンなどで吊り上げるための吊ボルト6a、6bがそれぞれ設けられている。吊ボルト6a、6bは、屋根3a、3bに取付けられた状態で運転される。なお、箱体2a、2bの正面側には、ハンドル7a、7b、盤銘板8a、8bが取付けられる。
特開2005−33849号公報 (第2ページ、図10)
上記の従来の金属閉鎖形スイッチギヤにおいては、次のような問題がある。屋根3a、3bを箱体2a、2bに固定し、端部防水カバー4a、4b、および連結防水カバー5を取付けた後には、屋根3a、3bと吊ボルト6a、6bの隙間をシリコンなどのコーキング材でコーキング処理する。これにより、屋根3a、3b内部への雨水の浸入を防止することができる。
しかしながら、コーキング処理は、箱体2a、2b据付け後の現地作業となることが多く、細心の注意を払わなくてはならなかった。即ち、環境が異なり短時間でのコーキング処理を要求され、困難な作業となっていた。なお、屋根3a、3bと吊ボルト6a、6bの隙間が完全に塞がれていないと、雨水が浸入し、屋根3a、3bなどに錆を発生させ、箱体2a、2b内への雨水の浸入を招くことになる。このため、コーキング処理を不要とし雨水の浸入を防止できる屋根3a、3bの吊上げ方法が望まれていた。
本発明は上記問題を解決するためになされたもので、コーキング処理を不要とし、屋根からの雨水の浸入を防止する金属閉鎖形スイッチギヤを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の金属閉鎖形スイッチギヤは、電気機器を収納する箱体と、前記箱体の天井部に設けられた屋根と、前記屋根外面の端部の奥行方向に固定されるとともに、この屋根を吊上げるための吊ボルトと、前記吊ボルトおよび前記屋根の端部を覆うように設けられるとともに、前記屋根に固定された断面U字状の防水カバーと、を具備したことを特徴とする。
本発明によれば、屋根端部に吊上げ部材を取付け、この吊上げ部材を含めた屋根端部を防水カバーで覆っているので、吊上げ部材のコーキング処理が不要で雨水の浸入を防ぐことができる。
本発明の実施例1に係る金属閉鎖形スイッチギヤの構成を示す正面図。 本発明の実施例1に係る金属閉鎖形スイッチギヤの屋根部分を示す要部断面図。 本発明の実施例2に係る金属閉鎖形スイッチギヤの屋根部分を示す要部断面図。 本発明の実施例3に係る金属閉鎖形スイッチギヤの構成を示す正面図。 本発明の実施例3に係る金属閉鎖形スイッチギヤの屋根部分を示す要部断面図。 本発明の実施例3に係る金属閉鎖形スイッチギヤの屋根部分を示す要部側面図。 本発明の実施例4に係る金属閉鎖形スイッチギヤの構成を示す正面図。 本発明の実施例4に係る金属閉鎖形スイッチギヤの屋根部分を示す要部断面図。 従来の金属閉鎖形スイッチギヤの構成を示す正面図。
以下、図面を参照して本発明の実施例を説明する。
先ず、本発明の実施例1に係る金属閉鎖形スイッチギヤを図1、図2を参照して説明する。図1は、本発明の実施例1に係る金属閉鎖形スイッチギヤの構成を示す正面図、図2は、本発明の実施例1に係る金属閉鎖形スイッチギヤの屋根部分を示す要部断面図である。なお、各図において、従来と同様の構成部分については、同一符号を付した。また、箱体は、2面列盤の構成で説明する。
図1に示すように、据付架台1に固定された遮断器などの電気機器を収納する複数の箱体2a、2bの天井部には、傾斜を持った屋根3a、3bがそれぞれ設けられている。屋根3a、3bの端部には奥行方向であって正面側から背面側までを覆うような断面コ字状の端部防水カバー4a、4b、屋根3a、3b間の連結部にも奥行方向であって正面側から背面側までを覆うような断面コ字状の連結防水カバー5が設けられている。なお、端部防水カバー4a、4bと連結防水カバー5は、従来よりも幅広となっている。屋根3a、3bは、図示しない箱体2a、2bの天井部に固定された固定部材に固定される。
屋根3a、3bの外面の端部には、クレーンなどで吊り上げるための複数の吊ボルト6a、6bがそれぞれ設けられている。吊ボルト6a、6bは、屋根3a、3bの奥行方向の両端部に複数個所設けられ、端部防水カバー4a、4bまたは連結防水カバー5に覆われるようになっている。なお、箱体2a、2bの正面側には、ハンドル7a、7b、盤銘板8a、8bが取付けられる。
次に、連結防水カバー5部分の吊ボルト6a、6bの配置状況を図2を参照して説明する。
図2に示すように、屋根3a、3bの端面は、上方向にL字状に折曲げた折曲げ部3a1、3b1が形成されており、その外側に吊ボルト6a、6bがナット9a、9bで固定されている。隣接する屋根3a、3bの吊ボルト6a、6b間を含む折曲げ部3a1、3b1間は、連結防水カバー5で覆われている。連結防水カバー5は、シリコンゴムのような防水パッキン10を介してステンレスなどからなる固定ボルト11で一方の屋根3aに固定されている。
これにより、吊ボルト6a、6b部分は、連結防水カバー5で覆われているので、容易に雨水が浸入することがなく、コーキング処理が不要である。また、想定外の降雨で連結防水カバー5内に雨水が浸入したとしても、屋根3a、3b端面には折曲げ部3a1、3b1が設けられているので、箱体2a、2b側への浸入を防ぐことができる。
上記実施例1の金属閉鎖形スイッチギヤによれば、屋根3a、3b端部に吊ボルト6a、6bを取付け、吊ボルト6a−6b間を連結防水カバー5で覆っているので、吊ボルト6a、6bへのコーキング処理が不要で雨水の浸入を防ぐことができ、屋根3a、3bの取付け作業を短時間で容易とすることができる。
上記実施例1では、列盤時の連結部に用いる連結防水カバー5を用いて説明したが、端部防水カバー4a、4bにおいても、吊ボルト6a、または6bをそれぞれ覆うことで、コーキング処理が不要で雨水の浸入を防ぐことができる。なお、単独盤では、端部防水カバー4a、4bのみとなる。
ここで、連結防水カバー5と端部防水カバー4a、4bとを単に防水カバーと称する。また、吊ボルト6a、6bを屋根3a、3bを吊上げるための吊上げ部材と称する。
次に、本発明の実施例2に係る金属閉鎖形スイッチギヤを図3を参照して説明する。図3は、本発明の実施例2に係る金属閉鎖形スイッチギヤの屋根部分を示す要部断面図である。なお、この実施例2が実施例1と異なる点は、防水カバーの形状である。図3において、実施例1と同様の構成部分においては、同一符号を付し、その詳細な説明を省略する。
図3に示すように、吊ボルト6a、6b間を覆う連結防水カバー12は、断面U字状となっている。
上記実施例2によれば、実施例1と同様の効果が得られるほかに、連結防水カバー12の雨水の排水性が向上する。
次に、本発明の実施例3に係る金属閉鎖形スイッチギヤを図4〜図6を参照して説明する。図4は、本発明の実施例3に係る金属閉鎖形スイッチギヤの構成を示す正面図、図5は、本発明の実施例3に係る金属閉鎖形スイッチギヤの屋根部分を示す要部断面図、図6は、本発明の実施例3に係る金属閉鎖形スイッチギヤの屋根部分を示す要部側面図である。なお、この実施例3が実施例1と異なる点は、吊上げ部材である。図4〜図6において、実施例1と同様の構成部分においては、同一符号を付し、その詳細な説明を省略する。
図4、図5に示すように、屋根3a、3bの外面の端部には、正面側から背面側までの奥行方向にL字アングル13a、13bが設けられている。L字アングル13a、13bの屋根3a、3bと平行する一側面は、固定ボルト14a、14bとナット15a、15bで屋根3a、3bに固定されている。L字アングル13a、13bの他側面には、連結防水カバー5の側面が防水パッキン10を介して固定ボルト16で固定されている。隣接する屋根3a、3bの折曲げ部3a1、3b1間を含むL字アングル13a、13b間は、連結防水カバー5で覆われている。
また、L字アングル13a、13bの他側面には、図6に示すように、屋根3a、3bを吊上げるための吊孔17と、固定ボルト16を締め込むネジ孔18が設けられている。ここで、L字アングル13a、13bを吊上げ部材と称する。
上記実施例3によれば、実施例1と同様の効果が得られるほかに、L字アングル13a、13bを用いているので、屋根3a、3bの歪みを防止でき、重量物の屋根3a、3bにも耐え得るようになる。
上記実施例3では、L字アングル13a、13bを固定ボルト14a、14bとナット15a、15bで屋根3a、3bに固定したが、スポット溶接などでL字アングル13a、13bを直接、屋根3a、3bに固定してもよい。
次に、本発明の実施例4に係る金属閉鎖形スイッチギヤを図7、図8を参照して説明する。図7は、本発明の実施例4に係る金属閉鎖形スイッチギヤの構成を示す正面図、図8は、本発明の実施例4に係る金属閉鎖形スイッチギヤの屋根部分を示す要部断面図である。なお、この実施例4が実施例1と異なる点は、吊上げ部材である。図7、図8において、実施例1と同様の構成部分においては、同一符号を付し、その詳細な説明を省略する。
図7、図8に示すように、屋根3a、3bの内面には、幅方向の正面側と背面側にそれぞれL字アングル13a、13bが設けられている。L字アングル13a、13bの屋根3a、3bと平行する一側面は、固定ボルト14a、14bとナット15a、15bで屋根3a、3bに固定されている。L字アングル13a、13bの他側面の端部には、屋根3a、3bを吊上げるための吊孔17a、17bが設けられている。吊孔17a、17b間を含む折曲げ部3a1、3b1間は、連結防水カバー5で覆われている。
上記実施例4によれば、実施例1と同様の効果が得られるほかに、L字アングル13a、13bを屋根3a、3bの内面に設けているので、連結防水カバー5の高さを抑えることができる。
1 据付架台
2a、2b 箱体
3a、3b 屋根
3a1、3b1 折曲げ部
4a、4b 端部防水カバー
5、12 連結防水カバー
6a、6b 吊ボルト
7a、7b ハンドル
8a、8b 盤銘板
9a、9b、15a、15b ナット
10 防水パッキン
11、14a、14b、16 固定ボルト
13a、13b L字アングル
17、17a、17b 吊孔
18 ネジ孔

Claims (1)

  1. 電気機器を収納する箱体と、
    前記箱体の天井部に設けられた屋根と、
    前記屋根外面の端部の奥行方向に固定されるとともに、この屋根を吊上げるための吊ボルトと、
    前記吊ボルトおよび前記屋根の端部を覆うように設けられるとともに、前記屋根に固定された断面U字状の防水カバーと、
    を具備したことを特徴とする金属閉鎖形スイッチギヤ。
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