JP4678059B2 - ショートアーク型放電ランプ - Google Patents

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Description

本発明は、半導体や液晶の製造分野などの露光用光源や映写機のバックライト用光源に適用されるショートアーク型放電ランプに関する。
ショートアーク型放電ランプは、発光管内に対向配置された一対の電極の先端距離が短く点光源に近いことから、光学系と組み合わせることによって露光装置用若しくは映写機のバックライト用の光源として利用されている。
特許文献1および2は、従来のショートアーク型放電ランプを開示する。特許文献1に開示されているように、クセノンショートアークランプにおいては発光ガスであるキセノンガス、水銀蒸気ショートアークランプにおいてはバッファガスであるキセノンガス、クリプトンガスおよびアルゴンガスのエキシマ発光が、石英ガラス製の放電容器の内面に白濁を生じさせる、という問題を引き起こしていた。同文献は、このような問題の対策として、該放電容器の紫外線放射発散度が最大となる部分の内面から200μmの範囲の平均OH基濃度が7.8×1024個/m以上であり、かつ該内表面から深さ20μmの範囲の平均OH基濃度が1.5×1025個/m以上1.2×1026個/m以下であることを規定している。このように、ショートアーク型放電ランプでは、放電容器の内面にOH基を含有させることは一般的な技術である。
一方、特許文献2は、発光管の内表面に極近い領域に高濃度のOH基が存在すると、放電ランプの点灯初期においてランプ始動と共に発光管が高温になるため、OH基を発光管内表面から放出し、発光管内表面から放出されたOH基がHOとなって発光管内に拡散することが開示されている。同文献は、その対策として、紫外線放射発散度が最大となる部分の内面から20μmの範囲の平均OH基濃度を10ppm以上、190ppm以下と規定している。
このように発光管にはOH基が含まれており、それが発光空間内にHOとして拡散することが知られている。更に、発光管内に拡散したHOは、アークからの熱により酸素と水素に熱分解される。発明者の鋭意検討によって、このようにして発光管内に生成した水素は、照度の安定度を低下させることを見出した。照度安定度はアークが揺らぐことによって、光学系へ光の入射量や入射角度分布が変化することによって生ずる。揺らぎの周期は光学系によって異なるが、概ね数ミリ秒から数秒の間で照度変動が大きくなる所謂チラツキを生じさせる。この照度安定度の低下は、画像投影装置においては、画面のチラツキとして問題になり、露光装置においては、露光ムラという問題を引き起こす。
特許文献3は、発光管内に放出される水素を吸収する水素ゲッターを発光管内に配置することを開示する。図13は、同文献に開示される放電ランプの構成の概略を示す説明図である。図14は、図13に示す放電ランプが備えるゲッターの断面構造を示す。
図13に示す放電ランプは、バルブ201、電極202、203、封止部204、金属箔205を備える。206は石英筒、207は石英棒、210は水素ゲッターである。図14に示すように、水素ゲッター210は、タンタル等の金属からなる有底円筒211と蓋212とからなる金属外皮213と、当該金属外皮213の内部に密封された円筒状のイットリウムからなるゲッター材214とで構成され、有底円筒211の鍔部211Aと蓋212とが抵抗溶接されることによって金属外皮213の内部が密封されている。
この水素ゲッターは、同図に示すように、石英筒206でバルブに固定され、当該石英筒206に設けられた石英棒207の他端をバルブ201に溶着することによりバルブ201に固定されている。バルブ201内の水素は、タンタル等の水素透過性を有する金属外皮213を通じて金属外皮213の内部に侵入し、ゲッター材214によって吸収される。この文献に記載の水素ゲッター210によれば、金属外皮213の内部にゲッター材214が密封されているため、発光空間内の他の物質と反応することなく水素を吸収することができる。
しかしながら、上記のように水素ゲッター210をバルブ201に取付けることは、水素ゲッターが210がバルブ201の構成成分であるシリカと反応することにより、照度低下或いはバルブ破裂を引き起こす惧れがあった。
特許2891997号 特許3591470号 特公昭57−21835号
本発明は、以上のような事情に基づいてなされており、発光管内の水素ガスを吸収することによってショートアーク型放電ランプの照度変動率を安定させ、しかも、水素ゲッターを発光管内に安全かつ容易に固定することを目的とする。
請求項1記載のショートアーク型放電ランプは、発光管と、前記発光管の両端のそれぞれに連続して管軸方向外方に向けて伸びる封止管と、前記発光管の内部に互いに対向して配置される一対の電極と、水素を透過させる物質からなる中空容器と前記中空容器の内部に密閉されたゲッター材料とからなる水素ゲッターと、を備えたものにおいて、前記水素ゲッターが前記電極に固定されている、というものである。
請求項2記載のショートアーク型放電ランプは、請求項1記載のショートアーク型放電ランプにおいて、前記電極と、前記電極に給電するための金属箔および外部リードで構成される給電用部材と、前記封止管部を気密に封止するための棒状の封止部材と、を備える電極マウントを備え、前記水素ゲッターは、前記電極マウントを長手方向に切断した断面において前記電極マウントの最大外径部に接する一対の仮想線で挟まれる領域に配置されている、というものである。
請求項3記載のショートアーク型放電ランプは、請求項2記載のショートアーク型放電ランプにおいて、前記電極マウントは、前記電極に給電するための集電板と、前記電極又は前記外部リードを保持するための筒状の保持部材とを備える、というものである。
請求項4記載のショートアーク型放電ランプは、請求項1ないし請求項3記載のショートアーク型放電ランプにおいて、
前記水素ゲッターは、前記中空容器の形状が直管状とされ、前記電極の長手方向と平行に配置されている、というものである。
請求項5記載のショートアーク型放電ランプは、請求項4記載のショートアーク型放電ランプにおいて、
複数の前記水素ゲッターが、前記電極を包囲するように前記電極の周方向に配置されている、というものである。
請求項6記載のショートアーク型放電ランプは、請求項1ないし請求項3記載のショートアーク型放電ランプにおいて、
前記水素ゲッターは、前記中空容器の形状が曲管状とされ、前記電極の周囲に螺旋状に巻回されている、というものである。
本発明のショートアーク型放電ランプは、水素ゲッターが発光管内に配置された電極に固定されている。したがって、OH基を含有する発光管構成材料を使用して発光管を形成した場合であっても、発光管内に生成した水素を水素ゲッターにより確実に除去することによってチラツキの問題を解消してランプの照度を安定させることができる。しかも、発光管構成材料と水素ゲッターとが反応する、といった不具合を生じることがなく、水素ゲッターを発光管の内部空間に安全かつ確実に配置することができる。
本発明のショートアーク型放電ランプの構成の概略を示す正面図である。 本発明の第1実施例を示す部分説明図である。 第1実施例の水素ゲッターの構成の詳細を示す説明図である。 本発明の第2実施例を示す部分説明図である。 第2実施例の水素ゲッターの構成の詳細を示す説明図である。 本発明の第3実施例を示す部分説明図である。 第3実施例の水素ゲッターの構成の詳細を示す説明図である。 本発明の第4実施例を示す部分説明図である。 第4実施例の水素ゲッターの構成の詳細を示す説明図である。 本発明に係る電極マウントの構成および製造方法を模式的に示す説明用断面図である。 図1のショートアーク型放電ランプの製造方法を模式的に示す説明用断面図である。 本発明に係る電極マウントの他の実施例の構成を模式的に示す説明用断面図である。 従来の放電ランプの構成の概略を示す説明図である。 図13に示す放電ランプが備えるゲッターの断面構造を示す。
図1は、本発明のショートアーク型放電ランプの概略構成を示す。
同図に示すショートアーク型放電ランプ10は、略球状に形成された発光管11および発光管11の両端のそれぞれに連続する直管状の封止管部12Aと12Bを備える。発光管11の内部には、陰極2の本体部2Bと陽極3の本体部3Bとが、互いに向き合って配置されると共に、発光物質が封入されている。発光物質は希ガスであり、例えば、0.5MPa(室温)以上のキセノンガスが封入されている。また、キセノンガス、アルゴンガス、クリプトンのうちの何れか1種以上を0.01〜1MPa(室温)封入しても良い。また、発光物質として1mg/cc以上の水銀を封入することもできる。
陰極2は、例えばタングステンにより形成されるロッド状の軸部2Aおよび軸部2Aよりも大径の本体部2Bにより構成される。本体部2Bの先端は、陽極3に向かうに従って次第に外径が小さくなるようにテーパー状に形成される。陽極3は、ロッド状の軸部3Aと軸部3Aよりも大径の本体部3Bとにより構成される。本体部3Bの先端は半球状に形成されている。
発光管11は、例えば紫外線放射発散度が最大となる部分の内面から20μmの範囲の平均OH基濃度が10ppm以上、190ppm以下の石英ガラス、または内面から20μmの範囲の平均OH基濃度が1.5×1025個/m以上、1.2×1026個/m以下の石英ガラスにより構成される。石英ガラスに含有されるOH基は、ショートアーク型放電ランプの点灯時に発光管11の内部空間に放出されると共に内部空間において熱分解されることによって水素を生成する。本発明は、このように発光管11の内面にOH基を含む石英ガラスを使用することにより発光管の内部空間において不可避的に生成される水素を事後的に除去するために、以下のようにして発光管内に水素ゲッターを設けた。
図1のX部分は、発光管11の内部空間Sにおいて水素ゲッターが取付けられた場所を示す。水素ゲッターは、ショートアーク型放電ランプ10を点灯駆動したときに内部空間Sにおいて不可避的に生成する水素を捕捉するため、内部空間Sに配置することが必要である。水素ゲッターは、後述する各実施例で説明するようにして陰極2の軸部2Aの側面に固定されることにより内部空間Sに確実に配置される。水素ゲッターは、図1では陰極2の軸部2Aのみに固定されているが、陽極3の軸部3Aに固定することもできるし、また、陰極2および陽極3のそれぞれの軸部2Aおよび3Aに固定することもできる。水素ゲッターは、水素ゲッターを電極に固定する作業の効率や水素ゲッターの温度を適切に維持するため軸部2A(若しくは軸部3A)に固定することが好ましい。
図2は、図1のショートアーク型放電ランプのX部分を拡大した部分説明図である。同図は、軸部2Aおよび軸部2Aに固定された水素ゲッター30の構成についての第1実施例を示す。以下では、便宜のため、陰極2側の軸部2Aについて説明する。図3は水素ゲッター30の構成の詳細を示す説明図である。図3(A)は水素ゲッターを斜め方向から見た斜視図、図3(B)は水素ゲッターを図3(A)に示すA−A線で切断した長手方向断面図、図3(C)は水素ゲッターを図3(A)に示すB−B線で切断した径方向断面図である。
図3に示すように、水素ゲッター30は、水素を透過させる金属によって構成される直管状の中空容器31と中空容器31の内部に密閉されたゲッター材料32とにより構成される。図2に示すように、複数の水素ゲッター30が、軸部2Aの側面を包囲するように互いに離間して軸部2Aの円周方向に順次に並んで配置され、陰極2の軸線Lと平行な姿勢で軸部2Aの側面に固定されている。各水素ゲッター30は、2つの固定部材4Aおよび4Bが各中空容器31を取囲むようにして各中空容器31の外側に巻回されることによって軸部2Aから落下しないように軸部2Aの側面に固定されている。なお、各水素ゲッター30は各中空容器31を軸部2Aの側面に溶接することによって、各中空容器31を軸部2Aに一体的に固定することもできる。
水素ゲッター30を構成する中空容器31は、図3(B)に示すように中空容器31の端部に向かうに従い外径が次第に縮小するスロープ状の封止部31Aが形成され、図3(C)に示すように円形状の断面を有する。各封止部31Aは、例えば中空容器を構成する直管部材の両端を冷間圧接加工したり或いは溶接することによってゲッター材料32が中空容器31の外部に漏れることのないよう気密に密閉される。なお、中空容器31は、必ずしもその両端に封止部を形成する必要は無く、例えば有底筒状の部材を用いて一端側のみを封止した構造とすることもできる。また、中空容器31の端部を溶着することによって気密に封止された封止部を形成しても良い。中空容器31は、水素を透過させるが水銀と反応し難い金属からなり、例えばタンタル若しくはニオビウムによって構成される。タンタルおよびニオビウムは、単体でも良いし他の物質との化合物でも良い。これらの物質により構成された中空容器31は、水素を効率良く透過させると共にゲッター材料32が特に水銀等の放電媒体と反応することを防止し、しかも、発光管11内に発生した酸素や一酸化炭素などの不純ガスを除去することができる。中空容器31は、例えば内径が3.0mm、肉厚が0.1mmである。
中空容器31の内部に封入されたゲッター材料32は、例えばイットリウム若しくはジルコニウムである。イットリウムやジルコニウムといった物質は、水素の吸蔵力が優れている。イットリウム、ジルコニウムは、単体であっても他の物質との化合物であっても良い。
以下では、軸部2Aおよび軸部2Aに固定された水素ゲッターの構成についての種々の実施例を説明するが、中空容器を構成する材料およびゲッター材料並びに中空容器の封止部の構成および封止方法は上記と同じであるため説明は省略する。
図4は、図1のショートアーク型放電ランプのX部分を拡大した部分説明図である。同図は、軸部2Aおよび軸部2Aに固定された水素ゲッター50の構成についての第2実施例を示す。図5は水素ゲッター50の構成の詳細を示す説明図である。図5(A)は水素ゲッターを斜め方向から見た斜視図、図5(B)は水素ゲッターを図5(A)に示すA−A線で切断した幅方向断面図である。
図5に示すように、水素ゲッター50は、水素を透過させる金属により構成される直管状の中空容器51と、中空容器51内に密閉されたゲッター材料52とで構成されている。中空容器51は、図5(A)に示すように、中空容器51の端部に向かうに従い徐々に外径が縮小するスロープ状の封止部51Aが、図3に示す封止部31Aと同様にして中空容器51の両端に形成され、図5(B)に示すように断面が扁平な形状を有している。
本実施例は、図4に示すように軸部2Aの全周にわたって環状の凹部21Aが形成されている。複数の水素ゲッター50は、図4に示すように、軸部2Aの全周にわたって形成された環状の凹部21Aの側面を包囲するように互いに離間して軸部2Aの円周方向に順次に並んで配置され、陰極2の軸線Lと平行な姿勢で軸部2Aの側面に固定されている。各水素ゲッター50は、2つの固定部材4Aおよび4Bが各中空容器51を取囲むようにして各中空容器51の外側に巻回されることによって軸部2Aから落下しないように凹部21Aの側面に固定されている。本実施例においては、水素ゲッター50が軸部2Aに形成された環状の凹部21Aに配置されるため水素ゲッター50が軸部2Aに対して確実に固定される。なお、各水素ゲッター50は、各中空容器51を凹部21Aの側面に溶接することによって、各中空容器51を軸部2Aに一体的に固定することもできる。
図6は、図1のショートアーク型放電ランプのX部分を拡大した部分説明図である。同図は、軸部2Aおよび軸部2Aに固定された水素ゲッター70の構成についての第3実施例を示す。図7は水素ゲッター70の構成の詳細を示す斜視図である。
図7に示すように、水素ゲッター70は、両端が封じられることによりゲッター材料が密閉された管状部材に対し曲げ加工を施すことによって全体としてコイル形状を有する曲管状の中空容器71を備える。中空容器71は、軸部2Aに固定されたときに軸部2Aに対して弾性力が働くように調整されたコイル内径を有する。
本実施例は、図6に示すように軸部2Aの全周にわたって環状の凹部21Aが形成されている。図6に示すように、水素ゲッター70は、コイル状の中空容器71の弾性力により中空容器71が環状の凹部21Aの側面に螺旋状に巻付くことによって軸部2Aに固定されている。本実施例は、水素ゲッター70が軸部2Aに形成された環状の凹部21Aに配置されると共に中空容器71の弾性力によって軸部2Aに対して確実に固定される。なお、コイル状の中空容器71を凹部21Aの側面に溶接することによって、中空容器71を軸部2Aに一体的に固定することもできる。
図8は、図1のショートアーク型放電ランプのX部分を拡大した部分説明図である。同図は、軸部2Aおよび軸部2Aに固定された水素ゲッター90の構成についての第4実施例を示す。図9は水素ゲッター90の構成の詳細を示す斜視図である。
図9に示すように、水素ゲッター90は、両端にスロープ状の封止部91Aが形成されてゲッター材料が密閉された管状部材に対し曲げ加工を施すことによって全体としてC字形状を有する曲管状の中空容器91を有する。中空容器91は、軸部2Aに固定されたときに軸部2Aに対して弾性力が働くように調整された内径を有する。
本実施例は、2つの環状の落下防止部材5A、5Bが上下に離間して軸部2Aの側面に設けられ、水素ゲッター90が落下防止部材5Aおよび5Bの間に配置される。水素ゲッター90は、中空容器91の弾性力により中空容器91が軸部2Aの側面に巻付くことによって軸部2Aに固定されている。本実施例は、水素ゲッター90が軸部2Aに設けられた落下防止部材5Aおよび5Bの間に挟まれるようにして配置されると共に中空容器91の弾性力によって軸部2Aに対して確実に固定される。なお、中空容器91を軸部2Aの側面に溶接することによって、中空容器91を軸部2Aに一体的に固定することもできる。
以上の本発明のショートアーク型放電ランプによれば、発光管を構成する石英ガラスがOH基を含有するものであっても、水素を除去するための水素ゲッター30(50、70、90)が発光管11の内部空間Sに配置されており、発光管11の内部空間Sにおいて不可避的に生成する水素ガスを水素ゲッターによって確実に除去することができるため、ショートアーク型放電ランプのチラツキを防止して、ランプの照度を安定にすることができる。しかも、水素ゲッター30(50、70、90)が電極に固定されており、発光管11を構成する石英ガラスと水素ゲッター30(50、70、90)とが反応するといった不具合を生じることがないため、水素ゲッター30(50、70、90)を発光管11の内部空間Sに安全かつ確実に配置することができる。
なお、上記では水素ゲッター30(50、70、90)が陰極2の軸部2Aに固定された実施例について説明したが、これに限らず、本発明では水素ゲッター30(50、70、90)が本体部2Bに固定されていても良い。
図10は、図1に示すショートアーク型放電ランプ用の電極マウントの構成および製造方法を模式的に示す説明用断面図である。図10に示す電極マウント100は、陰極側の電極マウントである。図10(C)に示す完成後の電極マウント100は、陰極2を構成する本体部2Bおよび軸部2Aと、給電用の集電板101、102、金属箔103および外部リード104と、石英ガラスによって構成される封止部材105、保持部材106および107と、リボン108と、水素ゲッター30とを備えて構成される。集電板101、102および金属箔103は、例えばモリブデンにより構成される。金属箔103は、大電流を分流して各金属箔を流れる電流を許容範囲内とするために例えば6枚使用される。水素ゲッターは上記した実施例1ないし4のうち何れのものでも良いが、図10では実施例1の水素ゲッター30を備えた電極マウントについて説明する。図10(A)に示すように、軸部2Aの根本部に集電板101を固定すると共に軸部2Aの根本部を封止部材105の先端側の有底穴105HAに挿入して保持した後に、軸部2Aを保持部材106の貫通穴106Hに挿入すると共に軸部2Aの先端部を本体部2Bの有底穴2BHに挿入する。次いで、外部リード104の先端部に集電板102を固定すると共に外部リード104の先端部を封止部材105の根本側の有底穴105HBに挿入して保持した後に、外部リード104を保持部材107の貫通穴107Hに挿入して、保持部材107より突出した外部リード104の側面にリボン108を装着する。次いで、複数の金属箔103を封止部材105の側面に互いに重なり合うことのないように離間して配置すると共に、各金属箔103の両端のそれぞれを集電板101および102に接続する。このようにして、図10(B)に示す電極マウントの中間品が完成する。その後、図10(C)に示すように、図10(B)に示す中間品の軸部2Aの側面に水素ゲッター30を固定して電極マウント100が完成する。
図11は、図1のショートアーク型放電ランプの製造方法を模式的に示す説明用断面図である。図11では、便宜のため、一方の封止部の製造方法のみを説明し、他方の封止部の製造方法の説明は省略する。図11(A)に示すように、市販の石英ガラスよりなる球状部11´および球状部11´の両端のそれぞれに連続する直管状の枝管部12A´、12B´よりなる発光管構成材料1´を準備し、一方の枝管部12A´側から発光管構成材料1´の内部に電極マウント100を挿入する。このとき、本体部2Bおよび水素ゲッター30が球状部11´の内部に配置されると共にその他の部材が枝管部12A´の内部に配置されるようにする。次いで、図11(B)に示すように、一方の枝管部12A´の一端部をバーナー等の加熱手段によって加熱して、図11(C)に示すように一方の枝管部12A´の端部を封じる。次いで、図11(D)に示すように、保持部材106、封止部材105、および保持部材107に対応する一方の枝管部12A´をバーナー等の加熱手段で加熱して枝管部12A´を溶融して縮径させる。こうすることによって、図11(E)に示すように、一方の枝管部12A´を構成する石英ガラスと石英ガラスよりなる封止部材105との間にモリブデンよりなる複数の金属箔103を介在させることによって気密に封止された封止部12Aが形成される。最後に、外部リード104の根本部が封止部12Aの外端部から突出するように図11(E)に示すA−A線で一方の枝管部12A´の一部を切断してリボン108を取り除く。
ここで、図10の電極マウントの長手方向断面図に斜線で示すように、電極マウント100に固定される水素ゲッター30は、電極マウント100の最大外径部に接する一対の仮想線K1およびK2で挟まれた一対の仮想線の間の領域Zに配置される。「電極マウント100の最大外径部」とは、電極マウント100を構成する種々の部材のうちで最も外径の大きい部材の外径を意味する。このように水素ゲッター30を配置した場合は、図11(A)に示すように電極マウントを発光管の内部に配置する電極マウント挿入手順を行うときに水素ゲッター30が邪魔にならないため、電極マウント挿入手順をスムーズに実行することができる。
なお、電極マウント100の構成部品であるリボン108はその径を自由に変える事ができる部材であるので、領域Zを決める部品としては電極マウント100から除外する。そのため、図10(C)ではリボン108は省略されている。以降、領域Zを決める説明の場合の電極マウント100の構成部品にはリボン108は記さない。
なお、図10に示す電極マウントは、必要に応じて電極マウントを構成する部品の一部を省略することができる。図12は、電極マウントの他の実施例の構成を示す。図12(A)および(B)に示す電極マウント120および130は、図10に示す電極マウント100において、集電板101、集電板102、保持部材106および保持部材107のうち何れか1以上の部品を省略したものである。このような電極マウント120に固定される水素ゲッターは、図12(A)および(B)に示すように、電極マウントの最大外径部に接する一対の仮想線K1およびK2により挟まれた領域Zに配置される。
図12(C)に示す電極マウント140は、軸部2A、本体部2B、集電板101、102、金属箔103、外部リード104、封止部材105、保持部材106、107および内側封止管141を備えて構成される。このような電極マウント130は、内側封止管141が図11に示す枝管部12A´の内部に配置された状態で、枝管部2A´と内側封止管141とを溶着することにより二重シールされた封止部12Aを構成する。水素ゲッター30は、図12(C)に示すように、電極マウント140の最大外径部、即ち内側封止管141の側面に接する一対の仮想線K1およびK2により挟まれた領域Zに配置される。
1 発光管
2 陰極
2A 軸部
2B 本体部
21A 凹部
3 陽極
3A 軸部
3B 本体部
4A 固定部材
4B 固定部材
5A 落下防止部材
5B 落下防止部材
30、50、70、90 水素ゲッター
31、51、71、91 中空容器
32、52 ゲッター材料
100、120、130 140 電極マウント
101、102 集電板
103 金属箔
104 外部リード
105 封止部材
106、107 保持部材
108 リボン
141 内側封止管
K1、K2 仮想線
Z 水素ゲッター配置領域

Claims (6)

  1. 発光管と、前記発光管の両端のそれぞれに連続して管軸方向外方に向けて伸びる封止管と、前記発光管の内部に互いに対向して配置される一対の電極と、水素を透過させる物質からなる中空容器と前記中空容器の内部に密閉されたゲッター材料とからなる水素ゲッターと、を備えたショートアーク型放電ランプにおいて、
    前記水素ゲッターが、前記電極に固定されていることを特徴とするショートアーク型放電ランプ。
  2. 前記電極と、前記電極に給電するための金属箔および外部リードで構成される給電用部材と、前記封止管部を気密に封止するための棒状の封止部材と、を備える電極マウントを備え、
    前記水素ゲッターは、前記電極マウントを長手方向に切断した断面において前記電極マウントの最大外径部に接する一対の仮想線で挟まれる領域に配置されていることを特徴とする請求項1記載のショートアーク型放電ランプ。
  3. 前記電極マウントは、前記電極に給電するための集電板と、前記電極又は前記外部リードを保持するための筒状の保持部材とを備えることを特徴とする請求項2記載のショートアーク型放電ランプ。
  4. 前記水素ゲッターは、前記中空容器の形状が直管状とされ、前記電極の軸線と平行に配置されていることを特徴とする請求項1ないし請求項3記載のショートアーク型放電ランプ。
  5. 複数の前記水素ゲッターが、前記電極を包囲するように前記電極の周方向に配置されていることを特徴とする請求項4記載のショートアーク型放電ランプ。
  6. 前記水素ゲッターは、前記中空容器の形状が曲管状とされ、前記電極の周囲に螺旋状に巻回されていることを特徴とする請求項1ないし請求項3記載のショートアーク型放電ランプ。
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