JP4677114B2 - 画像形成装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、電子写真プロセスを用いた画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
電子写真プロセスを用いた画像形成装置は周知のように感光体表面を所定の電位に均一帯電処理する工程を含んでおり、その帯電手段の一つとして感光体表面にローラ帯電部材(以下単に「帯電ローラ」とする。)を当接し、この帯電ローラに直流バイアス電圧に正弦波の交流バイアス電圧を重畳させたバイアス電圧を印加する方法がある。この方法では、感光体表面を帯電処理する際、交流バイアス電圧が、帯電ローラと感光体との間に放電を起こし、感光体表面を均一に帯電させることが可能である。
【0003】
図8はバイアス電圧と、感光体表面を帯電させる際に発生する電流の波形との関係を示す図である。バイアス電源の出力電圧であるバイアス電圧を帯電ローラに印加すると、バイアス電圧のうちの交流バイアス電圧Voと同位相の電流、すなわち帯電ローラと感光ドラムとの間の抵抗性負荷に流れる抵抗負荷電流Izrと、交流バイアス電圧より90°位相が進んだ電流、すなわち帯電ローラと感光ドラムとの間の容量性負荷に流れる容量負荷電流Izcと、交流バイアス電圧の振幅がピーク時にパルス的に流れる電流、すなわち帯電ローラと感光ドラムとの間の放電電流Isが流れ、以上3つの電流をトータルすると、帯電ローラと感光ドラムの間に交流バイアス電圧Voと似た波形の帯電電流Ioが流れる。Imは帯電ローラからバイアス電源に引き込まれる電流を検出した場合の検出電流波形である。
【0004】
図9は交流バイアス電圧の振幅とバイアス電源が出力する出力電流(帯電電流)と、の関係を示す図である。同図に示すように、交流バイアス電圧の振幅を徐々に上げていくと、所定電圧振幅Vs以下では、電圧振幅と出力電流はほぼ比例している。これは抵抗負荷電流Izrと容量負荷電流Izcとは電圧振幅に比例し、かつ電圧振幅が小さいために放電現象が発生せず、放電電流Isが流れていないためである。
【0005】
さらにバイアス電圧の振幅を大きくしていくと所定電圧振幅Vsで放電現象が始まり、トータル出力電流Ioも比例関係から外れ放電電流Is分だけが多く流れるようになる。放電電流の発生は、感光ドラム表面の帯電を均一化させる効果をもたらすが、充分にこの効果を得るためには放電電流を一定値以上にする必要がある。従来は、放電電流と帯電電流のピーク値の相関関係を利用してトータル出力電流のピーク値を所定値にすることにより、放電電流を制御していた。
【0006】
図10は、従来に用いられ放電電流制御機能を有する高圧電源(バイアス電源)の回路図である。
【0007】
図10中、705は感光ドラム、707は帯電ローラである。高圧電源部300に、制御部4にあるCPU5からクロックパルスが出力されている。クロックパルスはプルアップ抵抗6、ベース抵抗7を介してトランジスタ8のベースに入力されると、トランジスタ8はそれに従ってスイッチング動作し、抵抗9を介して接続されている後述のオペアンプ10の出力に応じた振幅のクロックパルスを発生する。
【0008】
このクロックパルスの振幅が大きいと後述する高圧トランス12に入力される正弦波の駆動電圧振幅も大きくなり、結果として高圧トランス12の2次巻線側から出力される交流バイアス電圧の振幅も大きくなる。トランジスタ8のコレクタから出力されるクロックパルスは抵抗13〜23と、コンデンサ24〜29と、オペアンプ30、31によって構成される4次のバタワースフィルタと1次のハイパスフィルタからなるフィルタ回路32に入力され、フィルタ回路32からは+12Vを中心とした正弦波信号が出力される。そしてこの出力は抵抗33〜38と、コンデンサ39、トランジスタ40〜42、ツェナーダイオード43によって構成されるプッシュプルの高圧トランスドライブ回路44を介して高圧トランス12の1次巻線に入力され、2次巻線側に正弦波の交流バイアス高圧が発生する。
【0009】
また、高圧トランス12の2次巻線側の一方は抵抗45を介して直流高圧発生回路(DC高圧発生回路)46に接続されていることにより、直流バイアス電圧に交流バイアス電圧が重畳されたバイアス電圧が出力保護抵抗47を介して帯電ローラ707に印加される。
【0010】
ピーク電流検出回路200は、直流電流を分離するための高圧コンデンサ48と電流モニタ用の抵抗124とを介して、帯電ローラ707から高圧電源部300へ引き込まれる帯電電流を検出する。この帯電電流から検出する電圧のピーク電圧をダイオード123とコンデンサ121でホールドすることにより電流のピーク値を検出する。抵抗122はコンデンサ121の放電抵抗である。
【0011】
そして帯電ローラ707から引き込まれる電流のピーク値を所定値に制御するために、ホールドされた電流のピーク値の検出電圧は、抵抗59、68、69、70、コンデンサ67、およびオペアンプ66、74から構成される増幅回路で増幅され、オペアンプ10のマイナス端子に出力される。オペアンプ10は、プラス端子に抵抗88、89からなる基準電圧が印加され、その出力端子が抵抗9を介してトランジスタ8のコレクタに接続されていることにより、前述したフィルタ回路32に入力されるクロックパルスの振幅を制御している。この結果、帯電電流のピーク値が一定に制御され、帯電電流のピーク値との相関関係により、放電電流も一定値に制御される。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、帯電ローラ707の使用初期時における帯電電流のピーク値と放電電流の特性とに対して、一定期間使用した後のピーク値と放電電流の特性とは、帯電ローラ707のトナーによる汚れ等により、放電電流の開始電流値が低くなるため、上記のように、帯電電流のピーク値を一定値にする制御だけでは、積算出力印字枚数が多くなるに従って放電電流が増加してしまう。
【0013】
感光ドラム705の劣化となる感光ドラム705の表面の削れ量は放電電流に比例するため、結果として前述の従来例のように帯電電流のピーク値を一定値に制御するだけでは、積算出力印字枚数が多くなるに従って感光ドラム705の削れていくスピードが加速的に増していき、感光ドラム705の寿命を短くさせる問題があった。
【0014】
さらに、放電電流量が過度に増大した場合には、感光ドラム705の帯電量が増大し、感光ドラム705の抵抗値が低下する高温多湿環境下において良好な画像の安定的持続を行うための条件設定が難しくなる問題も有している。
【0015】
そこで、本発明は、被帯電部材の表面に配置した帯電部材に、直流バイアス電圧に交流バイアス電圧を重畳させたバイアス電圧を印加する画像形成装置において、帯電部材の放電電流を長期に亘って一定に保持するようにした画像形成装置を提供することを目的とする。
【0016】
【課題を解決するための手段】
請求項1に係る本発明は、被帯電部材と、該被帯電部材を帯電させるための帯電部材と、直流バイアス電圧に交流バイアス電圧を重畳させたバイアス電圧を該帯電部材に印加するバイアス電源と、を有する画像形成装置において、前記帯電部材と前記被帯電部材との間に流れる帯電電流のピーク値を検出し、その検出値に基づき放電電流をなしとした場合の仮想電流の実効値を推定算出する推定電流検出手段と、前記帯電部材と前記被帯電部材との間に実際に流れる帯電電流の実効値を検出する実際電流検出手段と、前記推定電流検出手段と前記実際電流検出手段の検出値に基づいて、前記帯電部材が前記被帯電部材を帯電させる際に前記被帯電部材との間に発生する放電電流を検出する放電電流検出手段と、を備え、前記放電電流のピーク値が前記帯電電流のピーク値よりも小さくなるように構成され、前記放電電流検出手段の検出値に基づき、前記交流バイアス電圧の振幅を制御する、ことを特徴とする画像形成装置にある。
【0017】
請求項2に係る本発明は、前記バイアス電源は、前記放電電流が所定値に収束するように、前記交流バイアス電圧の振幅を制御することを特徴とする請求項1記載の画像形成装置にある。
【0018】
請求項3に係る本発明は、前記交流バイアス電圧は正弦波交流電圧で、前記推定電流検出手段は、検出した帯電電流のピーク値に基づき、正弦波形電流として前記仮想電流の実効値を推定算出することを特徴とする請求項1または2記載の画像形成装置にある。
【0019】
請求項4に係る本発明は、前記交流バイアス電圧は正弦波交流電圧で、前記実際電流検出手段は、前記被帯電部材と前記帯電部材の間に流れる帯電電流のうちの交流成分電流を全波整流化して電流検出を行い、その電流検出値を帯電電流の実効値とすることを特徴とする請求項1、2、または3記載の画像形成装置にある。
【0020】
請求項5に係る本発明は、前記交流バイアス電圧にリミット値が設定されていることを特徴とする請求項1、2、3、または4記載の画像形成装置にある。
【0021】
請求項6に係る本発明は、前記被帯電部材と前記帯電部材とを複数有し、各帯電部材に前記バイアス電源によって独立したバイアス電圧が印加され、前記放電電流検出手段は、各前記帯電部材の放電電流を検出し、前記バイアス電源は、検出された前記放電電流に基づいて各放電電流が所定値に収束するようにそれぞれのバイアス電圧内の交流バイアス電圧の振幅を制御することを特徴とする請求項2、3、4、または5記載の画像形成装置にある。
【0022】
請求項7に係る本発明は、前記被帯電部材と前記帯電部材とを複数有し、各帯電部材に前記バイアス電源によって共通のバイアス電圧が印加され、前記放電電流検出手段は、所定の前記帯電部材の放電電流を検出し、前記バイアス電源は、検出された前記放電電流に基づいて所定の前記帯電部材の放電電流が所定値に収束するように、前記バイアス電圧内の交流バイアス電圧の振幅を制御することを特徴とする請求項2、3、4、または5記載の画像形成装置にある。
【0023】
請求項8に係る本発明は、画像形成動作として電子写真プロセスを用いることを特徴とする請求項1、2、3、4、5、6、または7記載の画像形成装置にある。
【0024】
請求項9に係る本発明は、前記被帯電部材として、感光ドラムを用いることを特徴とする請求項1、2、3、4、5、6、7、または8記載の画像形成装置にある。
【0025】
請求項10に係る本発明は、前記帯電部材として、前記被帯電部材に当接させたローラ型の帯電ローラを用いることを特徴とする請求項1、2、3、4、5、6、7、8、または9記載の画像形成装置にある。
【0026】
[作用]
以上の構成に基づく主な作用は、次の通りである。
【0027】
推定電流検出手段は、帯電部材と被帯電部材の間に流れる帯電電流のピーク値を検出し、その検出値に基づき放電電流が発生しないとした場合の仮想電流の実効値を推定算出する。
【0028】
実際電流検出手段は、帯電部材と被帯電部材の間に実際に流れる帯電電流の実効値を検出する。この両電流の差は、放電電流であるため、放電電流検出手段は推定電流検出手段と実際電流検出手段の検出値の差分演算をすれば、放電電流を検出することができる。
【0029】
仮想電流の検出に関しては、例えは交流バイアス電圧が正弦波電圧の場合、帯電電流をほぼ正弦波成分の電流と放電電流とに分けることができる。また放電電流のピーク値が帯電電流のピーク値より小さいから、帯電電流のピーク値に基づいて正弦波電流として、仮想電流の実効値を演算すれば、放電電流を除いた電流成分の実効値が求められる。これによって、高精度に放電電流を検出することができ、検出された放電電流をもとに、交流バイアス電流の振幅を制御すれば、放電電流を一定値に制御することが可能になる。
【0030】
【発明の実施の形態】
次に、図面を参照して発明の実施の形態を説明する。
【0031】
〈第1の実施の形態〉
本実施の形態では、画像形成装置としてインラインカラー印刷機が用いられ、図1は、その概略構成を示す図である。
【0032】
給紙部701、または給紙部703が備えられ、ここに配置された記録部材702または記録材704はローラによって搬送され保持される。保持された記録部材702、704の上方に、3つのローラ718によって支持され、回転可能なベルト状の中間転写体712が設置されている。中間転写体712と記録部材702、704とは、ローラ709の支持によって密接されている。中間転写体712の上方において記録部材702、704との対向面に4色の感光ドラム705Y、705M、705C、705Kが配置されている。各感光ドラムに対応して、バイアス電源として4つの高圧電源部3が設けられ、各高圧電源部3は制御部4と接続され、制御部4からのクロックパルスでバイアス電圧を生成し、帯電器707Y、707M、707C、707Kに印加している。
【0033】
感光ドラム705Y、705M、705C、705Kは、帯電器707Y、707M、707C、707Kに内蔵されている帯電ローラ707YS,707MS、707CS、707KSにより一定電位に均一に帯電される。
【0034】
インラインカラー印刷機内のコントローラ部(不図示)は、ホストコンピュータ等(不図示)により作成される特定の記述言語により記述された信号を受信し、感光ドラム705Y、705M、705C、705K上で潜像を作るための信号処理を行う。この信号は、光学ユニット710Y、710M、710C、710Kに送信される。光学ユニット710Y、710M、710C、710Kでは、電気信号を光信号に変換し、高速度で回転するポリゴンモータ(不図示)に取り付けられたポリゴンミラー(不図示)に照射し、ポリゴンミラー(不図示)により反射された光信号は反射ミラー(不図示)によって感光ドラム705Y、705M、705C、705K表面に照射される。光照射を受けることでこの光照射部位のみ電位が変化し、感光ドラム705Y、705M、705C,705K上に静電潜像が形成される。
【0035】
各感光ドラム705Y、705M、705C、705Kの近傍に現像器708Y、708M、708C,708Kが配置され、ここには現像スリーブ708YS、708MS、708CS、708KS及び現像剤があり、感光ドラム705Y、705M、705C,705K上に形成された静電潜像に従い現像スリーブ708YS、708MS、708CS、708KSにより現像剤中のトナーのみが感光ドラム705Y、705M、705C、705Kに付着し、画像として具現化される。感光ドラム705Y、705M、705C、705K上に画像として具現化されたトナー像は転写バイアスが印加されている中間転写体712に転写される。中間転写体712に転写されたトナー像は、さらに記録部材上に転写される。このトナー像が転写された記録部材は、定着ユニット713を通過し、ここでトナー像が永久定着されて外部に排紙される。
【0036】
図2は、高圧電源部3の詳細な構成を示す回路図である。
【0037】
高圧電源部3は、インラインカラー印刷機を制御する制御部4と接続される。制御部4には、CPU5が備えられ、CPU5は内部のROM5aに書き込まれたプログラムに従いタイマ5c、I/O5e、A/D5f、D/A5dの各種入出力を動作させて、インラインカラー印刷機の制御を実行する。
【0038】
CPU5のI/O5eから内部タイマ5cで生成されたクロックパルスが高圧電源部3に出力される。
【0039】
高圧電源部3では、トランジスタ8のベースは、ベースダンパ抵抗7、プルアップ抵抗6を介して、CPU5のI/O5eと接続される。トランジスタ8のエミッタ端子は接地され、コレクタ端子は抵抗9を介してオペアンプ10の出力端子に接続されている。オペアンプ10のプラス入力端子は、CPU5のD/A5dに接続され、マイナス入力端子は、放電電流検出回路100の出力端子と接続されている。
【0040】
CPU5のI/O5e、D/A5dから、クロックパルスと電圧幅信号が出力される。電圧幅信号は、所定値として制御したい放電電流に対応して設定されている。これによってトランジスタ8のコレクタ端子からは、オペアンプ10の出力電圧に従い振幅を制御されたクロックパルスが出力される。トランジスタ8のコレクタ端子は、フィルタ回路32に接続される。このフィルタ32からは、クロックパルスの振幅に対応して、+12Vを中心電圧とした入力されたクロック周波数と同じ周波数の正弦波が出力される。
【0041】
この正弦波出力は、抵抗33〜38、コンデンサ39、トランジスタ40〜42、ツェナーダイオード43により構成されるプッシュプルの高圧トランスドライブ回路44を介して高圧トランス12の1次巻線に入力される。これによって、2次巻線側には、クロック周波数、電圧幅信号に対応した正弦波交流バイアス電圧が発生する。高圧トランス12の2次巻線側の一方は抵抗45を介して直流バイアス電圧を発生する直流高圧発生回路46に接続され、他方が保護抵抗47を介して帯電ローラ707YS、707MS、707CS、707KSと接続される。これによって、直流バイアス電圧に交流バイアス電圧が重畳されたバイアス電圧が帯電ローラ707YS、707MS、707CS、707KSに印加される。
【0042】
図11は放電電流検出回路のブロック図である。放電電流検出回路100は、帯電ローラ1から高圧トランス12等を介し、帯電電流を検出する(図2参照)。図11に示すように、帯電電流の電圧信号が入力されると、実際電流検出手段101と推定電流検出手段102に入力される。実際電流検出手段101はトータル出力電流Io(図8参照)を検出し、放電電流検出手段103に出力する。推定電流検出手段102は、トータル出力電流Ioのピーク値から放電電流をなしとした場合の推定電流正弦波を算出し、放電電流検出手段103に出力する。放電電流検出手段103は、入力されたトータル出力電流Ioと推定電流正弦波との差により、放電電流のみを抽出し、放電電流検出回路100から出力する。以下に、放電電流検出回路100を詳しく説明する。
【0043】
放電電流検出回路100は、直流電流を分離するための高圧コンデンサ48と電流モニタ用の抵抗49とを介して高圧電源部3に引き込まれる帯電電流を検出する。ここで検出される電流は正弦波出力であるので、抵抗49の両端に発生する電圧信号が、抵抗50〜53、59、オペアンプ55、56、ダイオード54、57、58で構成される全波整流回路にて波形整形される。この全波整流された信号Aは、抵抗60〜62、64、コンデンサ63、65によりRMS検出IC76に入力される。このRMS検出IC76では、放電電流を含む実際に帯電ローラ707YS、707MS、707CS、707KSに流れている帯電電流の実効値を検出し、その検出値は、抵抗77、78、81、オペアンプ82、コンデンサ79、80により、直流電圧値として出力される。
【0044】
また、全波整流された信号Aは、抵抗59、オペアンプ66、コンデンサ67、抵抗70にて構成されるピーク電流検出回路に接続されている。この回路にて帯電ローラ707YS、707MS、707CS、707KSに流れている帯電電流のピークを検出する。
【0045】
ここで帯電ローラ707YS、707MS、707CS、707KSに流れている電流は、帯電ローラ707YS、707MS、707CS、707KSに印加される高圧出力が正弦波であるために放電が発生していない場合には正弦波電流である。このためにピーク検出値を抵抗68、69にて分圧することによって実効値を算出することが可能である。
【0046】
また、放電電流が流れている場合においても、高圧電源部3が出力するトータル出力電流は、図3に示すように、正弦波電流のピーク値を放電電流のピークが上回ることが無い(実際の動作では)ために放電電流を無しとした場合の帯電電流(仮想電流)の実効値の検出が可能である。
【0047】
したがって、RMS検出IC76で検出された放電電流を含む帯電電流に相当する直流電圧値と、ピーク検出回路にて検出された放電電流を含まない帯電電流に相当する直流電圧を抵抗71〜73、83、オペアンプ74にて構成される差動増幅回路に出力し、その差分を増幅することにより、帯電ローラ707YS、707MS、707CS、707KSに流れる放電電流のみを抽出することができる。
【0048】
この放電電流量が、CPU5で設定されてD/A5dから出力される電圧幅信号値と一致するようようにオペアンプ10が動作して、高圧トランス12の交流バイアス電圧の振幅を可変し、帯電ローラ707YS、707MS、707CS、707KSに流れる電流値を制御する。このような動作により帯電ローラ707YS、707MS、707CS、707KSと感光ドラム705Y、705M、705C、705Kとの間の放電電流が所定値に制御され、帯電ローラ707YS、707MS、707CS、707KSがトナーTで汚れても、放電電流が増加することなく、感光ドラム705Y、705M、705C、705Kの寿命を延ばすことができる。
【0049】
更に感光ドラム705Y、705M、705C、705Kの帯電電位を均一かつ安定化させることができるため、長期に亘って良好な画像品質を安定的に提供することが可能である。
【0050】
なお、本実施の形態では、4つの感光ドラム705Y、705M、705C、705K毎に、高圧電源部3を設置し、感光ドラム705Y、705M、705C、705Kを独立に帯電させる構成としたが、このほか、4つの感光ドラム705Y、705M、705C、705Kに共通の高圧電源部3を用い、所定の感光ドラム705Y、705M、705C、705Kの放電電流を検出し、各感光ドラム705Y、705M、705C、705Kに共通に印加されるバイアス電圧を制御することも可能である。
【0051】
〈第2の実施の形態〉
以下、第2の実施の形態を説明する。
【0052】
図4は第2の実施の形態における高圧電源部の構成を示す図である。第1の実施の形態では、CPU5に放電電流の所定値として電圧幅信号を設定し、この電圧幅信号と放電電流検出回路100で検出された放電電流値とを、オペアンプで比較し、放電電流を制御するようしたが、本実施の形態では、放電電流値と所定値の比較、放電電流の制御は、制御部4で行うようになっている。
【0053】
このため、高圧電源部は図4に示す高圧電源部130を用いる。
【0054】
高圧電源部130は、放電電流検出部100の出力が制御部4のA/D5fに出力され、オペアンプ10のマイナス入力端子が抵抗88、89で構成された分圧回路を介してダイオード85、86、およびコンデンサ87で構成され整流回路により高圧トランス12の2次巻線側に接続される。その他は、第1の実施の形態の高圧電源部3と同じであるので説明を省略する。
【0055】
放電電流検出回路100は放電電流を直流電圧として検出するから、CPU5のA/D5fに印加される信号は、放電電流のI−V変換後の直流電圧である。
【0056】
図5は高圧トランス12の出力する交流バイアス電圧振幅に対するCPU5のA/Dポート5fに入力される放電電流のI−V変換後の値を示すグラフを示す。放電電流Isは、交流バイアス電圧振幅がVs以上となるときに発生する。
【0057】
次に、図4、図5に基づいて制御動作を説明する。
【0058】
印刷動作開始時にまずCPU5のI/O5eからクロックパルスの出力を行い、次にD/A5dの出力を順次増加させて、CPU5のA/D5fにて電圧を検出する。高圧卜ランス12の出力電圧振幅が小さい領域(図5のトータル出力電流の直線領域)では、帯電ローラ707YS、707MS、707CS、707KSから感光ドラム705Y、705M、705C、705Kへの電流すなわち高圧電源部130に流れる帯電電流は容量性負荷Izc+抵抗性負荷Izrに対して流れるもののみである。この場合には、放電電流検出部100の出力には検出電圧が発生しない。
【0059】
その後、更に高圧トランス12の出力電圧振幅を増大させていくことにより、放電が開始し、負荷+抵抗性負荷に対して流れる電流に加え放電電流が帯電ローラ707YS、707MS、707CS、707KSから感光ドラム705Y、705M、705C、705Kへ流れる。この放電電流Isが流れ始めると、放電電流検出部100の出力に放電電流値に相当する直流電圧が発生する。CPU5はこの電圧をあらかじめ定められた所定値(規定値)と一致するように、D/A5dからの出力電圧を可変し、高圧トランス12の出力電圧振幅を制御する。
【0060】
図6は、CPU5における制御流れを示すフローチャートである。
【0061】
すなわち、印刷ジョブが開始され高圧電圧制御シーケンスが開始され(S100)、帯電ローラ707YS、707MS、707CS、707KSヘのバイアス電圧が出力開始可能かどうかを判断し(S101)、可能であれば、I/O5eにクロックパルスを出力する(S102)。その後、CPU5のD/A5dにDd=00を書き込み(S103)、D/A5dからこの値を出力する(S104)。その後、A/D5fにより放電電流検出回路100の検出値である直流電圧を読み込む(S105)。A/Dで読み込んだ値をあらかじめ設定された規定値と同等であるかを比較する(S106)。このA/D値があらかじめ設定された規定値と同等であればCPU5がD/A5dの出力を固定する。その後、印刷終了指令があるかどうかを判断し、終了指令があるまで上記処理を実行する(S109、S110)。
【0062】
また、A/D5fに入力された放電電流の検出電圧があらかじめ設定された規定値と同等でない場合には、Ddに交流バイアス電圧の増加させたい値に相当するAaを加え(S111)、D/A5dからこの値を出力する(S112)。その後、D/Aに入力された放電電流の検出電圧があらかじめ設定された規定値と同等になるまで、(S105)からの動作を続ける。上記の制御によって、放電電流が常に管理される状態にあり、感光ドラム705Y、705M、705C、705Kの寿命を延ばすことが可能となり、更に、感光ドラム705Y、705M、705C、705Kの劣化などの影響を受けないために、継続的かつ安定した画像品質の提供が可能となった。
【0063】
〈第3の実施の形態〉
次に、第3の実施の形態について説明する。
【0064】
第1および第2の実施の形態では、放電電流に誤検出があると、その誤検出値に基づいても交流バイアス電圧の振幅が制御されるから、異常電圧の発生が生じることがある。この場合、機器に設けられている安全装置が作動し、機器の使用が停止される。
【0065】
本実施の形態は、放電電流検出回路100にノイズなどの誤検出があった場合でも、印刷が続けることができるようにする。
【0066】
このために、第2の実施の形態における制御部4のROM5bに最大の交流バイアス電圧を制御するためのリミット値を記憶させる。高圧電源部には第2の実施の形態と同じ高圧電源部130を用いる。回路の構成は上述したものと同様なので説明は省略する。
【0067】
次に、図7のフローチャートに基づいて制御の流れを説明する。
【0068】
S100からS104までは、第2の実施の形態と同じであるので説明を省略する。
【0069】
D/A5dにDout=00を出力した後(S104)、A/D5fにて入力された放電電流の検出電圧をチェックし(S105)、この検出電圧がROMに記憶されている規定値と同等の場合には第2の実施の形態と同様に印刷終了までこのD/A5d内の電圧を出力し、高圧トランスの交流バイアス電圧の振幅を制御する。放電電流検出回路100からの検出電圧が規定値でない場合でかつ規定値以上の電圧値が検出された場合には、CPU5はD/A5dにあらかじめ設定されているリミット値を出力して印刷動作を実行する。
【0070】
また、A/D5fに入力された検出電圧が規定値以下の場合においては、CPUの内部レジスタDdにDd+Aaを書き込む(S111)。このAaは第2の実施の形態と同様に交流バイアス高圧の出力電圧増加分に相当した値である。その後、Dd値とリミット値とを比較し(S122)、Dd値がリミット値未満の場合には、DdをD/A5dに書き込み出力する(Sl12)。その後、S106に戻り、上記の制御が繰り返して実行する。
【0071】
S122において放電電流の検出電圧がリミット値以上の場合には、D/A5dにリミット値を書き込み、この値にて高圧トランス12の出力電圧振幅を制御して印刷動作を実行する。
【0072】
以上のように、何らかの原因にて放電電流に誤検出があった場合においても印刷動作を停止することが無いためユーザに対して必要以上の手間をかけさせること無く、感光ドラム705Y、705M、705C、705Kの寿命を向上させ、更に継続的に安定した画像品質を提供できる画像形成装置の実現が可能となった。
【0073】
なお、A/D5fからの検出電圧の読取りに関して、例えばA/Dの検出精度を向上させるために複数回の検出を行い、その最大、最小を無視した検出値の平均を採用することもできる。
【0074】
【発明の効果】
以上説明したように本発明によれば、放電電流が検出できるから、検出された放電電流をもとに、交流バイアス電圧の振幅を制御することで、放電電流を一定に制御することができる。これによって帯電部材(帯電ローラ)の汚れ、などによる被帯電部材(感光ドラム)削れのスピードを一定とすることができ、更に、常に一定の放電電流にて印刷動作が可能となったために、被帯電部材の寿命を伸ばすことが可能となり、被帯電部材上の帯電量を常に一定にする制御が可能となったために優れた画像品質を継続して安定的に提供することが可能となった。
【図面の簡単な説明】
【図1】画像形成装置の一例であるインラインカラー印刷機の構成を示す概略図である。
【図2】第1の実施の形態における高圧電源部の構成を示す回路図である。
【図3】バイアス電圧と、感光体表面を帯電させる際に発生する電流および高圧電源部内の検出電圧の波形との関係を示す図である。
【図4】第2の実施の形態における高圧電源部の構成を示す図である。
【図5】交流バイアス電圧振幅に対する放電電流のI−V変換後の値のグラフを示す図である。
【図6】第2の実施の形態の制御の流れを示すフローチャートである。
【図7】第3の実施の形態の制御の流れを示すフローチャートである。
【図8】バイアス電圧と、感光体表面を帯電させる際に発生する電流の波形との関係を示す図である。
【図9】交流バイアス電圧の振幅とバイアス電源が出力する出力電流(帯電電流)との関係を示す図である。
【図10】従来に用いられ放電電流制御機能を有する高圧電源部の回路図である。
【図11】放電電流検出回路のブロック図である。
【符号の説明】
3、130 バイアス電源
101 実際電流検出手段
102 推定電流検出手段
103 放電電流検出手段
705Y、705M、705C、705K 被帯電部材(感光ドラム)
7YS、707MS、707CS、707KS 帯電部材(帯電ローラ)
Claims (10)
- 被帯電部材と、該被帯電部材を帯電させるための帯電部材と、直流バイアス電圧に交流バイアス電圧を重畳させたバイアス電圧を該帯電部材に印加するバイアス電源と、を有する画像形成装置において、
前記帯電部材と前記被帯電部材との間に流れる帯電電流のピーク値を検出し、その検出値に基づき放電電流をなしとした場合の仮想電流の実効値を推定算出する推定電流検出手段と、
前記帯電部材と前記被帯電部材との間に実際に流れる帯電電流の実効値を検出する実際電流検出手段と、
前記推定電流検出手段と前記実際電流検出手段の検出値に基づいて、前記帯電部材が前記被帯電部材を帯電させる際に前記被帯電部材との間に発生する放電電流を検出する放電電流検出手段と、を備え、
前記放電電流のピーク値が前記帯電電流のピーク値よりも小さくなるように構成され、
前記放電電流検出手段の検出値に基づき、前記交流バイアス電圧の振幅を制御する、
ことを特徴とする画像形成装置。 - 前記バイアス電源は、前記放電電流が所定値に収束するように、前記交流バイアス電圧の振幅を制御することを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
- 前記交流バイアス電圧は正弦波交流電圧で、前記推定電流検出手段は、検出した帯電電流のピーク値に基づき、正弦波形電流として前記仮想電流の実効値を推定算出することを特徴とする請求項1または2記載の画像形成装置。
- 前記交流バイアス電圧は正弦波交流電圧で、前記実際電流検出手段は、前記被帯電部材と前記帯電部材の間に流れる帯電電流のうちの交流成分電流を全波整流化して電流検出を行い、その電流検出値を帯電電流の実効値とすることを特徴とする請求項1、2、または3記載の画像形成装置。
- 前記交流バイアス電圧にリミット値が設定されていることを特徴とする請求項1、2、3、または4記載の画像形成装置。
- 前記被帯電部材と前記帯電部材とを複数有し、前記各帯電部材に前記バイアス電源によって独立したバイアス電圧が印加され、前記放電電流検出手段は、前記各帯電部材の放電電流を検出し、前記バイアス電源は、検出された前記放電電流に基づいて各放電電流が所定値に収束するようにそれぞれのバイアス電圧内の交流バイアス電圧の振幅を制御することを特徴とする請求項2、3、4、または5記載の画像形成装置。
- 前記被帯電部材と前記帯電部材とを複数有し、各帯電部材に前記バイアス電源によって共通のバイアス電圧が印加され、前記放電電流検出手段は、所定の前記帯電部材の放電電流を検出し、前記バイアス電源は、検出された前記放電電流に基づいて所定の前記帯電部材の放電電流が所定値に収束するように、前記バイアス電圧内の交流バイアス電圧の振幅を制御することを特徴とする請求項2、3、4、または5記載の画像形成装置。
- 画像形成動作として電子写真プロセスを用いることを特徴とする請求項1、2、3、4、5、6、または7記載の画像形成装置。
- 前記被帯電部材として、感光ドラムを用いることを特徴とする請求項1、2、3、4、5、6、7、または8記載の画像形成装置。
- 前記帯電部材として、前記被帯電部材に当接させたローラ型の帯電ローラを用いることを特徴とする請求項1、2、3、4、5、6、7、8、または9記載の画像形成装置。
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