JP4676836B2 - 紙箱 - Google Patents

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本発明は、スナック菓子や食品を収納する紙箱に係り、詳しくは一枚のブランク板から直方体状に形成され、開封後、容量が減少する内容物に合わせて、減容化して再閉鎖することが可能な紙箱に関する。
従来、この種の紙箱として、一枚のブランク板をサック貼りし、それを組み立てて形成される紙箱で、後板には胴部の上端からほぼ側板の幅に相当する距離の位置に横折線が形成され、側板、前板、側板にまたがるジッパー部が、上端線が後板の横折線と同じ位置になり、前板での下端線が前記上端線からほぼ側板の幅に相当する距離の位置で、前板側の下端中央には上向きに突き出た形状の凸部を残し、側板ではそれぞれほぼ三角形状、前板では矩形状で、全体としてほぼ台形状にに一連に切除可能なように設けられ、前板の上端に前記凸部が挿入可能なスリットが形成された構成で、ジッパー部の切除によって開封された紙箱は、前記後板の横折線から上の部分で構成される蓋の部分を、前記横折線で前方に折り曲げることにより、前記凸部が前記スリットに嵌まり込んで係止し、再閉鎖される紙箱が知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開2002−12223号公報
しかしながら、前述の構造の紙箱は、側板の幅すなわち紙箱の厚さ分が減容化できるものの、減容化されたカートンの上端は、蓋部分として紙箱の厚さ分の空白が存在し、減容化率の点で十分なものではなかった。また、再閉鎖の際には、紙箱のジッパー部の前板側下端部中央に設けられた凸部を蓋部のスリットに嵌め込む必要があり、簡便な操作で行うことが出来ないという欠点があった。
そこで、本発明の目的は、上記問題を解決するためになしたものであって、スナック菓子や食品を収納する紙箱において、一枚のブランク板から直方体状に形成され、開封後の使用により内容物容量が減少するのに合わせて、高い減容化率で減容化が可能で、しかも簡便に再閉鎖出来る紙箱を提供することにある。
上記課題を解決するため、請求項1記載の発明は、連設された側板、前板、側板、後板により形成される胴部と、該胴部両端からそれぞれ延設される耳片、天板、耳片、重合天板を重合貼着した天部と、同じく耳片、底板、耳片、重合底板を重合貼着した底部とで閉鎖して直方体状に形成される紙箱であって、前記後板には該後板上端から側板の幅より短い距離の位置に前記後板を横断する折線と、該折線からほぼ側板の幅に相当する距離の位置に前記折線に平行な折線とが形成され、前記側板、前板、側板にまたがって、それぞれの上端から前記後板に形成された平行な折線と同じ位置に、ほぼ側板の幅に相当する幅の平行な破断線からなるジッパー部が切除可能に形成された構成からなることを特徴とする紙箱である。
本発明の紙箱は、一枚のブランク板から直方体状に形成され、後板には該後板上端から側板の幅より短い距離の位置に前記後板を横断する折線と、該折線からほぼ側板の幅に相当する距離の位置に前記折線に平行な折線とが形成され、側板、前板、側板にまたがって、それぞれの上端から前記後板に形成された平行な折線と同じ位置に、ほぼ側板の幅に相当する幅の平行な破断線からなるジッパー部が切除可能に形成された構成としたので、ジッパー部の切除により開封され、前記ジッパー部の上部の再閉鎖用蓋部構成板と天板、重合天板、天部耳片とで構成される再閉鎖用蓋部を前方に折り曲げつつ廻動させて、開封後の胴部上端部に嵌め込むことにより、再閉鎖が行え、しかも従来技術に比して、高い減容化率での紙箱の縮減が出来るという効果がある。例えば、幅100mm、奥行き25mm、高さ150mmのカートンの場合、前述の従来技術の紙箱では、元の容積に対して75%程度にしか減容化できないのに比べ、本発明の紙箱では、元の容積に対して60%に減容化することが可能である。
上記減容化の効果は、開封後の紙箱の収納スペース、例えば冷蔵庫内での効率的収納を図れ、或いは持ち運びや移送の際のスペースを少なくすることが出来る点にある。
さらに、前述の操作を行う際に、従来技術の再閉鎖操作において凸部をスリットに嵌め込む操作を要したのに対し、本発明の紙箱では蓋部構成部分の折り曲げ廻動操作のみで、再閉鎖が可能であり、操作性に優れた効果を有している。
上記本発明について、図面等を用いて以下に詳述する。図1は本発明に係る紙箱の実施例のブランク状態を示す展開平面図。図2(a)は同じく実施例の組立完了状態を示す説明用斜視図。図2(b)は同じく実施例の開封完了状態を示す説明用斜視図。図3(a)、(b)はそれぞれ同じく実施例の再閉鎖途中の状態を示す説明用斜視図。図4は同じく実施例の再閉鎖完了状態を示す説明用斜視図である。
図1は本発明に係る紙箱の実施例のブランク状態を示す展開平面図であって、板紙等シート材を打抜き加工して形成されるブランクAは、折線L1、L2、L3、L4を介して側板1、前板2、側板3、後板4、貼着板5を順に連設し、側板1、3の上下両端には横折線L5、L7、L9、L11を介してそれぞれ天部耳片6、10、底部耳片7、11を連設し、前板2の上下両端には横折線L6、L10を介してそれぞれ天板8、底板9を連設し、後板4の上下両端には横折線L8、L12を介してそれぞれ重合天板12、重合底板13を連設している。後板4の上端からほぼ側板の幅の半分に相当する距離の位置に横折線L13が形成され、さらに前記折線L13に平行でほぼ側板の幅に相当する距離の位置に横折線L14が形成されている。尚、前記横折線L13の中央部には上向きコ字状の指掛突起jが突設されている。側板1、前板2、側板3にまたがるジッパー部a、b、cは、前記側板1、前板2、側板3の上端からほぼ側板の幅の半分に相当する距離の位置に穿設された破断線L15と、該破断線L15からほぼ側板の幅に相当する距離の位置に穿設された破断線L16と、前記両破断線L15、L16の右端を結ぶ縦破断線L20により区画形成されている。このように、破断線L15は横折線L13とほぼ一直線上の位置に形成され、また、破断線L16は横折線L14とほぼ一直線上の位置に形成されている。尚、前記貼着板5の前記ジッパー部aが重合貼着する位置には左向きコ字状の破断線L17によって重合ジッパー部eが区画形成されている。また、横折線L14の両端からそれぞれ垂下する縦切込破断線L18、L19がほぼ側板の幅の半分の長さで穿設されている。
図2(a)は実施例の組立完了状態を示す説明用斜視図で、前述のブランクAからの組立に際して、先ず折線L1およびL3を用いて折り曲げ、貼着板5と側板1の貼着により接続を行い平板な筒状を形成する。次に折線L1、L2、L3、L4を用いて紙箱を角筒状に起立させ、底部耳片7、11、重合底板13、底板9を折線L9、L11、L12、L10を用いて順に折り立て、所定位置を貼着して底部を閉鎖形成する。次いでスナック菓子等の内容物を収納した後、天部耳片6、10、重合天板12、天板8を折線L5、L7、L8、L6を用いて順に折り立て、所定位置を貼着し天部を閉鎖形成して組立を完了する。
図2(b)は実施例の開封完了状態を示す説明用斜視図で、図2(a)のように組立を完了した紙箱のジッパー部a、b、cを順に破断し切除した状態で、紙箱からの内容物の取出しが可能となる。このとき紙箱上端には、側板1、前板2、側板3、後板4のそれぞれ上端の再閉鎖用蓋部構成板f、g、h、iと、重合貼着された天板8とで下向きトレー状の再閉鎖用蓋部が形成されている。尚、ジッパー部を形成する破断線は、実施例において左端がジッパー部内側向きに折れ曲がった鉤状切線による破断線を用いているが、右端をジッパー部内側向きに折れ曲がる鉤状切線による破断線として、ジッパー部の開封をc、b、aの順に破断し切除することもできるし、それぞれの破断線をミシン目すなわち直線状の切刃と刃止との連続線とすること等も設計上の選択事項である。
図3(a)及び(b)はそれぞれ実施例の再閉鎖途中の状態を示す説明用斜視図で、図3(a)は、図2(b)の開封完了状態から、後板4上端に設けた横折線L13を用いて
前述の下向きトレー状の再閉鎖用蓋部が折れ曲がり、図には明示されないが再閉鎖用蓋部構成板dに当接した状態を示している。このとき、前記横折線L13の折り曲げによって該横折線L13中央に穿設された指掛突起jが角部より突出状態となる。
次に図3(b)は、後板4に設けた横折線L14の折り曲げによって、前記下向きトレー状の再閉鎖用蓋部がさらに廻動し、側板1、前板2、側板3及び後板4で構成される胴部上端部に嵌め込まれつつある状態を示している。このとき、後板4は両側端上部に穿設された縦切込破断線L18及びL19が破断することにより、後面方向に開き気味となって、前記再閉鎖用蓋部を嵌まり込み易くするものである。
図4は実施例の再閉鎖完了状態を示す説明用斜視図で、前述の再閉鎖用蓋部が再閉鎖用蓋部構成板dを天部として紙箱胴部上端に嵌め込まれた状態を示している。前述のように前記再閉鎖用蓋部の天部分を構成する再閉鎖用蓋部構成板dの幅はほぼ側板の幅と同じに設けられており、しかもトレー状に構成された再閉鎖用蓋部が嵌め込まれているので、いわゆる無理嵌め状態となっており、容易に開放することはない。再開放にあたっては、指掛突起jをきっかけとして、上方への操作により開放することができる。
本発明に係る紙箱の実施例のブランク状態を示す展開平面図。 (a)同じく実施例の組立完了状態を示す説明用斜視図。 (b)同じく実施例の開封完了状態を示す説明用斜視図。 (a)(b)同じく実施例の再閉鎖途中の状態を示す説明用斜視図。 同じく実施例の再閉鎖完了状態を示す説明用斜視図。
符号の説明
A ブランク
1 側板
2 前板
3 側板
4 後板
5 貼着板
6、10 天部耳片
7、11 底部耳片
8 天板
9 底板
12 重合天板
13 重合底板
a〜c ジッパー部
d、f〜i 再閉鎖用蓋部構成板
e 重合ジッパー部
j 指掛突起
L1〜L14 折線
L15〜L20 破断線

Claims (1)

  1. 連設された側板、前板、側板、後板により形成される胴部と、該胴部両端からそれぞれ延設される耳片、天板、耳片、重合天板を重合貼着した天部と、同じく耳片、底板、耳片、重合底板を重合貼着した底部とで閉鎖して直方体状に形成される紙箱であって、前記後板には該後板上端から側板の幅より短い距離の位置に前記後板を横断する折線と、該折線からほぼ側板の幅に相当する距離の位置に前記折線に平行な折線とが形成され、前記側板、前板、側板にまたがって、それぞれの上端から前記後板に形成された平行な折線と同じ位置に、ほぼ側板の幅に相当する幅の平行な破断線からなるジッパー部が切除可能に形成された構成からなることを特徴とする紙箱。
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