JP4676413B2 - 金型を切削する方法およびシステム - Google Patents

金型を切削する方法およびシステム Download PDF

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本発明は、金型を切削する方法およびシステムに関する。より詳細には、工具の回転運動および並進運動に基づいて金型のコーナー部分を切削する方法およびシステムに関する。
回転工具を使用する金型のミーリング加工において、金型のコーナー部分の加工を行う場合には、金型のコーナー部分に、工具の半径分の領域の削り残しが生じてしまう。切削加工後のコーナー部分の削り残しには、一般的に、放電加工を施すことにより、削り残された金型の部分を取り除くことが行われてきているが、この方法の場合、放電加工を行うための電極図面と電極を作成しなければならず、金型のコーナー部分を精度良く切削するためには多くの時間を要していた。これに対して、特許文献1のように、設計期間を短縮化できるようにした、成形金型用放電加工電極の自動生成方法が開発されている。しかしながら、放電加工を利用する限り、切削加工機から放電加工機へ金型を設定し直す段取りの工程に加えて、作成した電極を放電加工機に設置し、放電加工したい箇所に設定する工程も必要であるため高精度化や加工期間の短縮は十分とはいえない。
特開2004−291097
本発明は、上記のような技術的背景に基づいてなされたものであり、その目的は、金型のコーナー部分の加工を精度良く行うと共に加工に要する時間を短縮することにある。
上記の課題を解決するために本発明では以下の構成を有する。本発明の一つの特徴によれば、
少なくとも1つの切削用のエッジを有するエンドミル形状の工具を用いて金型のコーナー部分を切削する方法であって、
前記工具が回転軸の回りに回転することに同期して、前記コーナー部分の角の二等分線上を前記工具の回転軸と前記コーナー部分が相対的に近づくことにより、前記工具の1つのエッジが前記コーナー部分の方向に金型の加工面に沿って変位し、
前記二等分線上を前記工具の回転軸と前記コーナー部分が前記工具の回転半径の距離まで相対的に近接するときに、前記工具の前記1つのエッジは前記コーナー部分に変位し、
前記工具が回転軸の回りに回転することに同期して、前記二等分線上を前記工具の回転軸と前記コーナー部分が相対的に離れることにより、前記工具の前記1つのエッジが前記コーナー部分から離れる方向に加工面に沿って変位することを特徴とする金型のコーナー部分を切削する方法が提供される。
好ましい態様では、前記方法は、さらに、前記工具の回転面に垂直な方向に前記工具の回転軸と前記コーナー部分の少なくとも一方が相対的に移動可能であり、前記コーナー部分を前記工具の回転面に垂直な方向に順次切削することを特徴とする。
また、別の好ましい態様では、前記方法は、前記コーナー部分のなす角度がθ度の場合には、前記工具は、隣り合う切削用のエッジの互いのなす角度が180度からθ度を減算した値以上の大きさであることを特徴とする。
また、本発明の別の特徴によれば、
少なくとも1つの切削用のエッジを有するエンドミル形状の工具を用いて金型のコーナー部分を切削するシステムであって、
工具を回転させる回転軸を有するホルダーと、
前記ホルダーの回転軸の回転を制御する回転制御装置と、
前記ホルダーの回転軸の回転に同期させて、前記ホルダーと切削する金型を固定するワークの少なくとも一方を移動させる同期式移動制御装置と、
を有しており、
前記同期式移動制御装置は、前記回転制御装置に基づいて前記工具が前記ホルダーの回転軸の回りに回転することに対して、前記コーナー部分の角の二等分線上を前記ホルダーの回転軸と前記コーナー部分が相対的に近づくことを同期させることにより、前記工具の1つのエッジを前記コーナー部分の方向に金型の加工面に沿って変位させ、
前記同期式移動制御装置は、さらに、前記二等分線上を前記ホルダーの回転軸と前記コーナー部分が前記工具の回転半径の距離まで相対的に近接するときに、前記工具の前記1つのエッジを前記コーナー部分に変位させ、
前記同期式移動制御装置は、さらに、前記工具が前記ホルダーの回転軸の回りに回転することに対して、前記二等分線上を前記ホルダーの回転軸と前記コーナー部分が相対的に離れることを同期させることにより、前記工具の前記1つのエッジが前記コーナー部分から離れる方向に加工面に沿って変位することを特徴とする金型のコーナー部分を切削するシステムが提供される。
好ましい態様では、前記システムにおいて、前記回転制御装置は、回転制御可能なモータであることを特徴とする。
また、別の好ましい態様では、前記システムにおいて、前記同期式移動制御装置は、さらに、前記ホルダーと切削する金型を固定するワークの少なくとも一方を前記工具の回転面に垂直な方向に相対的に移動可能であり、前記コーナー部分を前記工具の回転面に垂直な方向に順次切削することを特徴とする。
また、本発明の別のさらなる特徴によれば、
少なくとも1つの切削用のエッジを有するエンドミル形状の工具を用いて金型のコーナー部分を切削するシステムであって、
前記システムは、
楕円形状の周囲に歯車を有する第1楕円型歯車と、
楕円形状の周囲に前記第1楕円型歯車と噛み合う歯車を有し、前記第1楕円型歯車の回転に連動して回転する第2楕円型歯車と、
前記第2楕円型歯車の回転軸と共通の回転軸によって回転する工具であって、前記回転軸の中心から楕円形状の長辺方向に少なくとも1つのエッジを有し、前記第2楕円型歯車の回転を動力源として回転する工具と、
前記第1楕円型歯車を回転させる駆動装置と、
を有し、
前記第1楕円型歯車の回転軸は、定位置に固定されており、
前記第2楕円型歯車の回転軸は、前記第2楕円型歯車が前記第1楕円型歯車と噛み合いながら回転することに伴って移動可能であり、
前記駆動装置が前記第1楕円型歯車を回転させると、前記第2楕円型歯車は前記第1楕円型歯車と噛み合いながら回転し、前記工具の前記回転軸は前記コーナー部分の角の二等分線上を前記コーナー部分に近づくと共に、前記工具の少なくとも1つのエッジが前記コーナー部分に向かって加工面に沿って変位し、
さらに、前記第2楕円型歯車が前記第1楕円型歯車と噛み合いながら回転すると、前記工具の回転軸が前記二等分線上を前記コーナー部分に対して前記工具の回転半径の距離まで近接するときに、前記工具の少なくとも1つのエッジは前記コーナー部分に位置し、
さらに、前記第2楕円型歯車が前記第1楕円型歯車と噛み合いながら回転すると、前記工具の回転軸が前記二等分線上を前記コーナー部分から離れると共に、前記工具の少なくとも1つのエッジが前記コーナー部分から離れる方向に加工面に沿って変位することを特徴とする金型のコーナー部分を切削するシステムが提供される。
好ましい態様では、前記システムにおいて、前記第2楕円型歯車の回転に伴って移動可能な回転軸が移動するときに、前記第2楕円型歯車が前記第1楕円型歯車と噛み合う状態を維持し、前記工具を位置決めするために、前記第2楕円歯車を固定した状態で前記第1楕円歯車の回転軸に支持されるカム部材を備えている。
また、別の好ましい態様では、前記システムにおいて、さらに、切削する金型を固定するワークと前記工具の少なくとも一方を前記工具の回転面に垂直な方向に相対的に移動させる垂直移動制御装置を備え、前記コーナー部分を前記工具の回転面に垂直な方向に順次切削することを特徴とする。
また、さらに別の好ましい態様によれば、前記システムにおいて、前記コーナー部分のなす角度がθ度の場合には、前記工具は、隣り合う切削用のエッジの互いのなす角度が180度からθ度を減算した値以上の大きさであることを特徴とする。
本発明によれば、金型のコーナー部分の加工に放電加工を用いないため、加工時間を大幅に短縮することが可能となる。また、工具の回転運動に対して工具の中心位置と金型のコーナー部分との相対的位置を制御することにより、金型のコーナー部分の加工精度を向上させることができる。さらに、本発明によれば、通常のエンドミル工具を用いた3次元の加工により、金型のコーナー部分のみならず他の切削対象領域に対して連続的な切削加工を行うことが可能になる。
以下に図面を参照して、本発明の実施の形態について説明する。ただし、以下では、本発明に係る金型のコーナー部分を切削する方法およびシステムについて説明するが、あくまでも本発明の例示にすぎず、以下の記載によって発明の技術的範囲が限定されるものではない。なお、異なる図において付されている同一の符号番号は、同等のものを指しているものとする。
[エンドミルの動作]
ここで、まず、本発明に基づいて金型のコーナー部分を切削するときのエンドミルの動作について説明する。図1は、二枚刃のエンドミル110によって金型のコーナー部分100を切削する場合におけるエンドミルの回転中心の位置(a、b、c、d、e、f、g)およびエッジ(刃)の先端位置(aa、bb、cc、dd、ee、ff、gg)の軌跡を示したものである。図1において、金型のコーナー部分を切削する際には、エッジの先端は、金型のコーナー部分の頂点から広がる切削面に沿って移動するように回転運動し、エンドミルの回転の中心は、エッジの先端が切削面に沿って移動するように金型のコーナー部分の角の二等分線上を往復運動する。なお、図1の例では、金型のコーナー部分のなす角は90度ある。具体的な動作の様子を以下で説明する。
図1(a)は、エッジの先端が切削面に接しながらコーナーの頂点の位置に向かって移動する場合におけるエンドミルの動きの様子を示したものである。エンドミルがコーナー部分に近づく場合、まず、エッジの先端が地点aaに位置するときエンドミルの中心は地点aに位置する。その後、エッジの先端は地点bbに位置するときエンドミルの中心は地点bに移動する。そして、エッジの先端が地点ccに位置するときエンドミルの中心は地点cに移動する。さらに、エッジの先端が地点ddすなわち金型のコーナーの頂点に位置するときエンドミルの中心は地点dに移動する。なお、地点a、b、cおよびdはコーナー部分の角の二等分線上に位置するものとする。このように、エンドミルの中心が金型のコーナーの頂点に向かう往路としては、エンドミルの先端が、コーナーの頂点に向かって切削面に沿って地点aa、地点bb、地点cc、地点ddの順に移動するように、中心位置は地点aから地点dへ徐々に金型のコーナーの頂点に近づく必要がある。すなわち、地点aと地点aa、地点bと地点bb、地点cと地点cc、地点dと地点ddの距離はそれぞれエンドミルの回転半径であるため、エッジの先端が地点aa、地点bb、地点cc、地点ddのそれぞれに位置するときには、エンドミルの中心はそこから回転半径の距離にあるコーナー部分の角の二等分線上の地点a、地点b、地点c、地点dにそれぞれ位置するようにエンドミルの回転動作に同期して移動する。
図1(b)は、エッジの先端が切削面に接しながらコーナーの頂点の位置から離れる方向に移動する場合におけるエンドミルの動きの様子を示したものである。エッジの先端が金型のコーナーの頂点に移動した後、エッジの先端はコーナーの頂点から離れる方向に切削面に接しながら移動する。エッジの先端が地点eeに位置するときエンドミルの中心は地点eに位置し、エッジの先端が地点ffに位置するときエンドミルの中心は地点fに位置し、エッジの先端が地点ggに位置するときエンドミルの中心は地点gに位置する。なお、地点e、fおよびgはコーナー部分の角の二等分線上に位置するものとする。このように、エンドミルの中心が金型のコーナー部分から離れる復路としては、エッジの先端の位置が地点dd、地点ee、地点ff、地点ggと切削面に沿って移動するエンドミルの回転動作に同期して、中心位置は地点dから地点gへ徐々に金型のコーナーの頂点から離れるように動作する。
上記のように、金型のコーナーの頂点から広がる切削面に沿ってエンドミルの先端が移動する回転運動を遂行するためにエンドミルの回転中心は往復運動(移動幅120)することにより、コーナー部分の切削を行うことができる。なお、この方法によれば、エンドミルの先端が地点aaから地点ggまで90度回転することにより、コーナーの削り残し部分に対して精度良い切削が行えるが、エンドミルの強度等を考慮して、最初は、上記の地点ddの位置をコーナーの頂点から多少離れた位置に設定して切削し、その後、徐々にコーナー部分の切削を進めるように構成してもよい。
上述の通り、本発明に係る金型のコーナー部分を切削する方法は、エンドミルが回転運動に同期した往復運度を伴う構成となっている。そして、回転運動に往復運動を同期させることは、後述する電気的制御または機械的制御によって実現可能であり、それによって、エンドミルの先端は金型の切削面に沿って変位することができる。このように、金型のコーナー部分についてはエンドミルの回転運動および往復運動を同期させる制御を伴うが、コーナー部分以外の加工面の切削に関しては、このような制御を必要としないため、エンドミルの回転速度および往復運動を任意に組み合わせることによってコーナー部分と異なる制御を行う構成として様々な加工を実現できる。したがって、従来の金型に対する一連の切削処理の一部として、本発明に係る金型のコーナー部分を切削する方法およびシステムに取り込むことも可能である。
また、図1のエンドミルの回転面に垂直な方向に、順次、金型のコーナー部分を切削する構成とすることにより、本発明に基づいて金型のコーナー部分を3次元的に加工することが可能となる。
また、2枚刃のエンドミルについて説明したが、1枚刃であっても3枚以上の刃であってもよい。エッジの数を増すことにより、一般には、加工時間の短縮を図ることができる。なお、複数のエッジを用いる場合には、金型のコーナー部分のなす角度がθ度である場合には、一のエッジがコーナー部分にあるときに他のエッジが切削面に干渉しないように、隣り合う切削用のエッジの互いのなす角度は、180度からθ度を減算した値以上の大きさでなければならない。また、加工物のコーナー部分のなす角度をθ(0°<θ<180°)、工具の刃先の角度をαとすると、本発明に係る加工技術の加工範囲は『θ>α』の条件を満たす範囲である。したがって、加工物のコーナー部分のなす角度が鋭角である場合でもαをそれより小さくなるように工具を設計すれば、切削加工することが可能であり、結果として、0°<θ<180°のコーナー部分が全てこの加工方法で切削可能である。
[電気的制御]
図2は、上述の工具の往復運動を電気的に制御する場合について、本発明に係る金型のコーナー部分を切削するシステム200を示したものである。
図2において、シャンク210は、マシニングセンター等の工作機械の主軸に固定する部分である。ピン220は全体の装置の回り止めとして、装置全体をマシン側へ固定する。モータ230は、主軸および工具を回転させるためのものであってステッピングモータ、サーボモータなど回転位置の制御が可能なモータであれば何でもよい。モータ240は、主軸を左右に揺動運動(往復運動)させるためのものであり、モータ240の軸の正転および逆転が切り替えられると、モータ240の軸についている主軸左右送りネジ250によって揺動ハウジング260を揺動運動させる。全体の動作としては、主軸回転用モータ230に対して主軸左右動作用モータ240を同期させて、コーナー部分の加工を行う。この同期は、図示しないが主軸回転用モータ230および主軸左右動作用モータ240の両者に対する動作を制御するプログラムにより実現される。このような電気的制御の利点は、同期させる条件によって、コーナー部の形状を任意のR形状にしたり、45度面取り形状にしたり、自由に変化させられることである。
図3は、主軸回転用モータ230および主軸左右動作用モータ240としてステッピングモータを用いたときの、上述のエンドミルの中心位置およびエッジの先端位置の軌跡を示したものである。具体的には、エンドミルの中心位置(330、340、350、360)とエッジの先端とを通る直線のX軸となす角をθとしたとき、θが0度、−15度、−30度および−45度のエッジの先端位置および対応するそれぞれのエンドミルの中心位置360、350、340、330を示している。なお、ここでは、コーナー部分の切削面のなす角は90度である。また、符号320の示す円形状の破線は、エンドミルの中心がXY座標系の原点すなわち地点330に位置する場合にエンドミルが回転したときのエッジの先端の軌跡を示している。
図4は、図3に示したエンドミルの中心位置およびエッジの先端位置の詳細な情報として、エッジの先端の回転角度およびエンドミルの中心位置のX軸座標の絶対値を示したものである。X軸の位置座標の絶対値xは、エンドミルの回転半径をrとすると、以下の式によって表することができる。なお、図4では、rを5(mm)としてxを算出している。また、横軸を角度、縦軸を相対的なX座標として、図4の表をグラフとして表すと図5のようになる。なお、図5において、−180度、0度および180度の縦軸の値は、図1の移動幅120に対応するものである。
x=(√2*r)―((sinθ*r)+(cosθ*r))
本発明に係る電気的制御システムでは、図4に示されるエッジの先端の回転角度およびエンドミルの中心位置のX軸座標にそれぞれ対応するようにエンドミルの動きを制御する。このエンドミルの制御は、主軸回転用モータ3および主軸左右動作用モータ4を制御するプログラムを用いて実現できる。具体的には、図4の例では、主軸回転用モータ3(ステッピングモータ)は回転角度が5度単位で動作するように動作ステップがプログラムにおいて設定される。一方、主軸左右動作用モータ4(ステッピングモータ)は、プログラムにおいて、エンドミルの中心位置の座標がエッジの先端の回転位置に対応する位置に順次推移するように設定され、さらに、その推移のタイミングはエンドミルの先端が5度回転する間にエンドミルの中心位置が次の位置に推移するように設定される必要がある。モータ3および4それぞれのステッピングモータの設定およびこれらを同期させるためのプログラムによる制御は、ステッピングモータの仕様に対応させたプログラムを設計することにより実現されることは、ステッピングモータの制御プログラムの設計経験を有する当業者には容易に理解されるであろう。なお、図4では説明を簡単にするために、ステッピングモータの回転角の制御単位を5度とした場合について説明したが、ステッピングモータの回転角の制御単位をさらに小さく設定し、エッジの先端位置およびエンドミルの中心位置の軌跡をより詳細に定義することにより、工具の動作の精度を向上させることができ、結果として、コーナー部分の切削面の品質を向上させることができることは容易に理解される。
また、上述のように、工具を往復(揺動)運動させるのではなく、金型を設置したテーブルを往復(揺動)運動させることにより本発明に係る金型のコーナー部分を切削するシステムを実現してもよい。なお、この場合も主軸左右動作用モータによって制御される金型を支持するテーブルの往復(揺動)運動は、工具の回転運動と同期することが必要となるのは言うまでもない。
[機械的制御]
図6は、本発明に係る工具の回転運動および往復運動を、2つの楕円歯車を用いた機械的制御に基づいて実現する場合における工具の動きの様子を概略的に示した図である。より詳細には、図6(a)から(e)は、金型のコーナー部分100に対して、工具110および楕円歯車750が時間の経過((a)から(e))と共に動作する様子を概略的に示したものである。ここで、図6においては、エンドミル110の回転軸となる中心位置は楕円歯車750の回転軸に一致しており、エンドミル110のエッジの先端は長辺上に位置している。
図6(a)は、2つの楕円歯車750(ここでは、図の右側の楕円歯車を第1の楕円歯車、図の左側の楕円歯車を第2の楕円歯車とする)の短辺同士が接している状態を示したものである。図6(b)は、第2の楕円歯車750が(a)の状態から時計回りに45度回転した状態を示したものである。図6(c)は、その後に、第1および第2の楕円歯車750の長辺同士が接している状態を示したものである。図6(d)は、第2の楕円歯車750が(c)の状態から時計回りにさらに45度回転した状態を示したものである。図6(e)は、(a)の状態から180度回転した状態であり、第1および第2の楕円歯車750の短辺同士が接している状態を示したものである。
図6(b)から(d)におけるエンドミル110の動きは、図1のエンドミルの中心位置およびエッジの先端位置の動きに対応している。すなわち、図6(b)は、図1(a)においてエンドミルの中心が地点aに位置し、エッジの先端が地点aaに位置する状態に対応しており、図6(c)は、図1(a)および(b)においてエンドミルの中心が地点dに位置し、エッジの先端が地点ddに位置する状態に対応しており、図6(d)は、図1(b)においてエンドミルの中心が地点gに位置し、エッジの先端がggに位置する状態に対応している。第2の楕円歯車750の回転に伴ってエンドミル110が回転し、図6(b)の状態から(c)の状態、その後、(c)の状態から(d)の状態に遷移することにより、金型のコーナー部分を切削面に沿って移動し、図1のエッジの先端の軌跡を実現することができる。
図7は、図6に示すような工具の回転運動および往復運動を機械的に制御するための、本発明に係る金型のコーナー部分を切削するシステム700について示したものである。
図7において、シャンク710は、マシンから回転動力を供給され回転する。ハウジング740は、シャンク710と一緒に回転しないようにベアリングで軸受けをとり回転止めとして、回り止めピン730をマシンの位置決め治具へ挿入する。第1(左側)の平歯車720はシャンク710の回転動力を受け付けて、第2(右側)の平歯車720によって第1(右側)の楕円歯車750に動力を伝達する。第1(右側)の楕円歯車750は、回転と共に、第2(左側)の楕円歯車750と長辺同士および短辺同士が噛み合うように配置される。第2の楕円歯車750は、揺動主軸800の回転動作の動力源となっている。エンドミル780は、揺動主軸800に取り付けられ第2の楕円歯車750の回転と共に回転する。このとき、第1の楕円歯車750は、回転軸を第2の平歯車720と共にするため、回転の中心位置は移動しない。一方、第2の楕円歯車750は、第1の楕円歯車750との噛み合いを保持した状態で回転し、回転の中心位置は左右に揺動する。図7の本発明に係る機械的制御システムは、第2の楕円歯車750の回転中心とエンドミルの回転中心を一致させ、第2の楕円歯車750を左右に揺動させることにより、エンドミルの中心およびエッジの先端を図1に示すように推移させるものである。
第1および第2の楕円歯車750が互いに噛み合いを保持しながら回転してエンドミルのエッジの先端を所望の位置に推移させるには、歯車の歯の仕様は精巧である必要があるが、楕円歯車の仕様については、モジュール、歯数、歯を付加する基準ライン(平歯車のピッチ円直径のラインに相当)を設定すれば、公知の技術により作成可能である。一方、精巧な楕円歯車を作成したとしても、楕円歯車750の回転は工具の回転に連動するものであり、金型を切削可能なレベルに高速回転することが要求されるため、第1および第2の楕円歯車750が回転する時の噛み合いを補償する機構が必要となる。この点、本発明では、揺動カム760、揺動ハウジング770および直動ベアリング790を用いて第1および第2の楕円歯車750の回転時の噛み合いを保持する機構を実現している。
楕円歯車の噛み合いを補償するために、揺動カム760および揺動ハウジング770は一体となって、揺動主軸800に固定されている。揺動主軸800は、第2の楕円歯車750の回転運動および揺動運動を動力源として回転および揺動し、揺動主軸800に固定されたエンドミル780は、揺動主軸800の回転運動および揺動運動に基づいて金型のコーナー部分の切削を行う。そして、このとき、揺動カム760は、エンドミル780の中心位置およびそのエッジの先端位置を精度良く位置決めする役割を担っている。すなわち、揺動カム760は、第1の楕円歯車750の回転軸に支持されながら、第1および第2の楕円歯車750の回転時の噛み合いを保持すると共に、エンドミル780のエッジの先端位置の動きを制御する。なお、直動ベアリング790は、揺動カム760および揺動ハウジング770がハウジング740内で所望の揺動運動をすることができるように、揺動カム760および揺動ハウジング770をハウジング740に支持する。
楕円歯車750およびエンドミル110については、第2の楕円歯車750が図6の(b)から(d)へ90度回転するときに、エンドミル110および第2の楕円歯車750の中心が図1の移動幅120と一致する距離を往復運動すると共に、エンドミル110のエッジの先端が金型のコーナー部分100の切削面に沿って移動するように、楕円歯車の長辺と短辺の長さおよびエンドミルの回転半径を設計する。なお、図8は、楕円歯車750の回転軸に垂直な方向から見た概略図(a)および回転軸に平行な方向から見た概略図(b)を示している。図8(a)の実線は歯を省略した楕円の形状を示しており、ストロークは、長辺と短辺の径の差に対応しており、上述の移動幅120と同値である。また、図のP1、P2、P3、P4の位置における楕円の径は、以下のように算出できる。
P1=長辺の径(外周円の半径)−ストローク/4
P2=長辺の径(外周円の半径)−ストローク/2
P3=長辺の径(外周円の半径)−ストローク/4×3
P4=長辺の径(外周円の半径)−ストローク
図9(a)から(e)は、揺動カム760の概略図を示したものである。(a)は、カム部760を含む平歯車720および楕円歯車750の回転軸を示しており、(b)は、カム部760の断面形状を示している。また、(c)は、ストローク(移動幅120の2倍)に対応するカム曲線を示している。また、(d)および(e)は、それぞれ、カムの回転が0度の場合、90度の場合を示している。このような揺動カム760により、エンドミル780の中心位置およびそのエッジの先端位置を精度良く位置決めすることが可能となる。
図10(a)から(c)は、揺動ハウジング770の概略図を示したものである。(a)および(c)は、それぞれ、システム700を側面から見た図である。(b)は、システム700を上から見た図であり、円状の部分(1010)に揺動主軸800を、矩形状の部分(1020)に揺動カム760をそれぞれ収容できるようになっている。
図11(a)から(d)は、加工時における金型のコーナー部分とエンドミル110と楕円歯車750と揺動カム760との位置関係を示したものである。(a)は、エンドミル110が金型のコーナー部分に対して(b)のように位置しているときの楕円歯車750および揺動カム760の状態を示している。(c)は、エンドミル110が金型のコーナー部分に対して(d)のように位置しているときの楕円歯車750および揺動カム760の状態を示している。(c)・(d)の状態は、エンドミル110が(a)・(b)の状態から時計回りに90度回転したときの状態を示したものである。なお、図示した移動量は、エンドミルが90度回転した時のエンドミルの中心位置の移動量であり、これは、エンドミルが45度回転した時の上述の移動幅120の2倍の大きさに相当する。
ここで、本発明に係る機械的制御システムの実施例について説明する。機械的制御システムの仕様としては、φ6(R3)のエンドミルを用いて、加工深さ:30mm、切り込み量:1枚刃当り10μm、エンドミルの回転数:300rpmとした。そして、このような加工条件下では、加工時間は約5分である。
比較のために、本発明に係る機械的制御システムにおいて用いた非切削物と同様のものに対して、従来の放電加工を行った場合について示すと、加工時間としては、モデリングおよびNC作成の時間含む電極の作成時間は約90分、放電加工の荒加工時間は約30分、放電加工の仕上げ加工時間は約40分であり、合計約160分となる。したがって、本発明に係る機械的制御システムを用いることによって約97%の工数削減という結果を得ることができる。
このように、本発明に係る金型のコーナー部分の切削方法およびシステムを用いることにより、金型のコーナー部分の削り残しを通常の工具による切削加工によって取り除くことが可能となり、従来まで行っていた金型のコーナー部分の削り残りを取り除くための放電加工の工程が必要なくなる。
すなわち、放電加工の工程が無くなるということは、以下に示す工程を削除することができ、大幅な工数短縮が可能である。
I.放電加工用の電極を作成する工程(電極をモデリングし、電極形状を得るためのNCパスを作成し、実際に電極を加工して作成する)
II.コーナー部分の削り残った加工物(金型)を切削加工機から放電加工機に設定し直す段取りの工程
III.作成した電極を放電加工機に設置し、放電加工したい箇所に設定する工程
上記IからIIIの工程の削減に関して、携帯電話のコアの金型の場合、金型のコーナー部分を加工するための電極の数は数十本に達し、そのための工数は1型でトータルすると100時間にも達し、金型作成時間の30%以上の工数であるが、本発明に係る加工技術を用いることによりこの工数を全て削除できることになる。
また、本発明に係る切削方法に基づいた工具の動作から生成されるNCパスを従来までのNCパスと組み合わせることにより、金型のコーナー部分の連続加工が可能であり、ユーザーが望む金型形状を全自動で得ることが可能になる。
以上のように、本発明の実施の一形態及び実施例について説明してきたが、本発明は、上記の実施例に限定されるものではなく、これに種々の変更を加え得るものであることは容易に理解される。そして、それらが特許請求の範囲の各請求項に記載した事項、及びそれと均等な事項の範囲内にある限り、当然に本発明の技術的範囲に含まれる。上記の例は、特定のエッジを有する工具を用いて特定の金型のコーナー部分を切削する方法およびシステムに関するものであったが、これはあくまでも一例であり、本発明がこの特定の具体例に限定されるものではない。
本発明に係る金型のコーナー部分を切削する方法を用いたときのエンドミルの動作の様子を示した図である。 本発明の一実施形態に係る金型のコーナー部分を切削する電気的制御システムの断面図を示した図である。 電気的制御システムにおけるエンドミルの中心位置およびエッジの先端位置の軌跡を示した図である。 電気的制御システムにおいてエンドミルの回転角度と対応するエンドミルの中心位置の関係を示した図である。 図4に示した関係をグラフに示したものである。 本発明の一実施形態に係る機械的制御システムにおいて楕円歯車とエンドミルと金型のコーナー部分との位置関係を投影図として示した図である。 本発明の一実施形態に係る金型のコーナー部分を切削する機械的制御システムの断面図を示した図である。 楕円歯車の回転軸に垂直な方向から見た概略図(a)および回転軸に平行な方向から見た概略図(b)を示した図である。 揺動カムの概略図を示した図である。 揺動ハウジングの概略図を示した図である。 加工時における金型のコーナー部分とエンドミルと楕円歯車と揺動カムとの位置関係を示した図である。
符号の説明
100 金型のコーナー部分
110 エンドミル
120 エンドミル45°回転時の移動量
200 電気的制御システム
210 シャンク
220 回り止めピン
230 主軸回転動作用制御モータ
240 主軸揺動動作用制御モータ
250 主軸揺動送りネジ
260 揺動ハウジング
270 主軸
280 コレットチャック
290 工具(エンドミル)
700 機械的制御システム
710 シャンク
720 平歯車
730 回り止めピン
740 ハウジング
750 楕円歯車
760 揺動カム
770 揺動ハウジング
780 2枚刃ストレートエンドミル
790 直動ベアリング
800 揺動主軸

Claims (4)

  1. 少なくとも1つの切削用のエッジを有するエンドミル形状の工具を用いて金型のコーナー部分を切削するシステムであって、
    前記システムは、
    楕円形状の周囲に歯車を有する第1楕円型歯車と、
    楕円形状の周囲に前記第1楕円型歯車と噛み合う歯車を有し、前記第1楕円型歯車の回転に連動して回転する第2楕円型歯車と、
    前記第2楕円型歯車の回転軸と共通の回転軸によって回転する工具であって、前記回転軸の中心から楕円形状の長辺方向に少なくとも1つのエッジを有し、前記第2楕円型歯車の回転を動力源として回転する工具と、
    前記第1楕円型歯車を回転させる駆動装置と、
    を有し、
    前記第1楕円型歯車の回転軸は、定位置に固定されており、
    前記第2楕円型歯車の回転軸は、前記第2楕円型歯車が前記第1楕円型歯車と噛み合いながら回転することに伴って移動可能であり、
    前記駆動装置が前記第1楕円型歯車を回転させると、前記第2楕円型歯車は前記第1楕円型歯車と噛み合いながら回転し、前記工具の前記回転軸は前記コーナー部分の角の二等分線上を前記コーナー部分に近づくと共に、前記工具の少なくとも1つのエッジが前記コーナー部分に向かって加工面に沿って変位し、
    さらに、前記第2楕円型歯車が前記第1楕円型歯車と噛み合いながら回転すると、前記工具の回転軸が前記二等分線上を前記コーナー部分に対して前記工具の回転半径の距離まで近接するときに、前記工具の少なくとも1つのエッジは前記コーナー部分に位置し、
    さらに、前記第2楕円型歯車が前記第1楕円型歯車と噛み合いながら回転すると、前記工具の回転軸が前記二等分線上を前記コーナー部分から離れると共に、前記工具の少なくとも1つのエッジが前記コーナー部分から離れる方向に加工面に沿って変位することを特徴とする金型のコーナー部分を切削するシステム。
  2. 前記第2楕円型歯車の回転に伴って移動可能な回転軸が移動するときに、前記第2楕円型歯車が前記第1楕円型歯車と噛み合う状態を維持し、前記工具を位置決めするために、前記第2楕円歯車を固定した状態で前記第1楕円歯車の回転軸に支持されるカム部材を備えたことを特徴とする請求項に記載のシステム。
  3. さらに、切削する金型を固定するワークと前記工具の少なくとも一方を前記工具の回転面に垂直な方向に相対的に移動させる垂直移動制御装置を備え、前記コーナー部分を前記工具の回転面に垂直な方向に順次切削することを特徴とする請求項またはに記載のシステム。
  4. 前記コーナー部分のなす角度がθ度の場合には、前記工具は、隣り合う切削用のエッジの互いのなす角度が180度からθ度を減算した値以上の大きさであることを特徴とする請求項からのいずれか1つに記載のシステム。
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