JP2002137119A - マシニングセンタによる歯車の加工方法 - Google Patents

マシニングセンタによる歯車の加工方法

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JP2002137119A
JP2002137119A JP2000329555A JP2000329555A JP2002137119A JP 2002137119 A JP2002137119 A JP 2002137119A JP 2000329555 A JP2000329555 A JP 2000329555A JP 2000329555 A JP2000329555 A JP 2000329555A JP 2002137119 A JP2002137119 A JP 2002137119A
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axis
gear
machining
pinion cutter
cutting
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JP2000329555A
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Kikuo Honma
喜久雄 本間
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Niigata Engineering Co Ltd
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Niigata Engineering Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ワークに対するピニオンカッタの位置決めを
円弧補間誤差なく行い、マシニングセンタを使ってワー
クに歯車を効率良く、かつ、高精度に加工する。 【解決手段】 数値制御装置によってマシニングセンタ
の各制御軸が制御され、主軸に装着されたピニオンカッ
タTが、その軸心c2をワークWに加工すべき歯車の軸
心c1を中心とする円Gの周方向に沿って細分したピッ
チ角Δαだけ、前記歯車の歯数以上に設定された複数の
加工位置p1,p2,p3・・・に順次移動して位置決
めされる。そして、ピニオンカッタTは、前記各加工位
置に位置決めされる毎に、その軸心回りに各加工位置に
対応して細分したピッチ角Δβだけ回転して位置決めさ
れた後、Z軸方向に切削送りが与えられて切刃Tcによ
り前記ワークWに歯車の歯面が形成され、ピオンカッタ
Tが前記ワークWの中心c1の回りを1周したところ
で、歯車の加工が終了する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、主軸に装着したピ
ニオンカッタで歯車を加工するマシニングセンタによる
歯車の加工方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、汎用のマシニングセンタは、主軸
に装着した回転工具にワークとの間で3軸方向の相対移
動による切削送りを与えて、ワークの平面削り、孔あ
け、穴ぐり、ねじ立て、曲面の輪郭削り等の切削加工を
行うようになっている。このような汎用のマシニングセ
ンタにおいても、その稼働効率を更に高めるため、上記
通常の切削加工のほかに、形削り盤、スロッター、ギヤ
シェーパ等のように切削工具を往復運動させてワークを
切削加工(スロッティング加工)する機能を持たせるこ
とが要求されるようになってきている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
マシニングセンタにあっては、切削工具の往復運動によ
るスロッティング加工を予定されておらず、特に、各制
御軸の位置決め制御により、主軸に装着したピニオンカ
ッタのワークに対する運動を適切に行わせて、該ワーク
に歯車を効率良く加工するための機能を持たせたものは
提案されておらず、前記要求に十分に応えられていな
い。ピニオンカッタに、歯車を加工すべきワークの回り
にX,Y制御軸の2軸同時円弧補間制御により公転運動
を行わせると共に、該公転運動に同期して軸周りに自転
運動を行わせながら、前記ピニオンカッタにZ軸方向に
切削送りを与えて、ギヤシェーパのような切削運動によ
り、前記ワークに歯車を加工することもできるが、この
方法では円弧補間誤差が避けられず、また、切削送り終
了後にピニオンカッタがZ軸の方向に戻るとき、刃先と
ワークの干渉を避けるために、円弧補間と主軸回転を中
断して、ピニオンカッタを法線方向に戻すか、自転と公
転の双方を逆転させなければならず、そのための位置決
め時間が必要で、生産性が悪く、制御が複雑となる。
【0004】本発明は、上記事情に鑑みてなされたもの
であって、円弧補間誤差が生じることがなく、ワークに
歯車を精度良く、効率的に加工することができるマシニ
ングセンタによる歯車の加工方法を提供することを目的
とする。また、本発明の他の目的は、歯車の加工歯面に
摺接痕が生じず、ピニオンカッタの摩耗を防いで仕上げ
精度を向上させることができるマシニングセンタによる
歯車の加工方法を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記課題を解
決するために、以下の点を特徴としている。すなわち、
請求項1に係るマシニングセンタによる歯車の加工方法
は、数値制御装置によってマシニングセンタの各制御軸
を制御して、ピニオンカッタを装着した主軸に、C軸に
おける回転の位置決め動作とワークに対するX,Y軸に
おける相対的な移動の位置決め動作とをさせると共に、
ワークに対するZ軸における相対的な往復運動を行わせ
ることにより前記ワークに歯車を形成するマシニングセ
ンタによる歯車の加工方法において、前記ワークに加工
すべき加工歯車の軸心を中心とする円の周方向に沿った
前記加工歯車の歯数以上の複数の加工位置に、前記ピニ
オンカッタの軸心を順次移動して位置決めすると共に、
ピニオンカッタの軸心が前記各加工位置に移動する毎
に、該ピニオンカッタをその軸心回りに各加工位置に対
応した所定量だけ回転して位置決めした後、ピニオンカ
ッタにZ軸方向に切削送りを与えることによりワークを
切削して、加工歯車の歯形を形成することを特徴とす
る。
【0006】上記マシニングセンタによる歯車の加工方
法においては、数値制御装置によってマシニングセンタ
の各制御軸が制御され、主軸に装着されたピニオンカッ
タが、その軸心を加工歯車の軸心を中心とする円の周方
向に沿って、前記加工歯車の歯数以上に設定された複数
の加工位置に順次移動して位置決めされる。そして、ピ
ニオンカッタは、前記各加工位置に位置決めされる毎
に、その軸心回りに各加工位置に対応した所定量だけ回
転して位置決めされた後、Z軸方向に切削送りが与えら
れて前記ワークに加工歯車の歯形が形成され、ピオンカ
ッタが前記ワークの中心の回りを1周したところで、加
工歯車の加工が終了する。
【0007】このマシニングセンタによる歯車の加工方
法によれば、ピニオンカッタを装着した主軸のワークに
対するX,Y軸方向における移動位置の位置決め制御
と、主軸のC軸回りの回転位置の位置決め制御とによ
り、各加工位置におけるワークに対するピニオンカッタ
の切刃の位置決め動作を行って、ピニオンカッタにZ軸
方向における切削送り動作を行わせることにより、ワー
クに歯車を加工することができるので、ワークとピニオ
ンカッタとの間における歯車加工動作のために、X,Y
軸の2軸同時円弧補間制御を行う必要がない。したがっ
て、X,Y軸の2軸同時円弧補間制御により、ピニオン
カッタをワークの中心の回りに公転運動させると共に、
該公転運動に同期させてピニオンカッタを自転運動させ
て、ワークに歯車を形成する場合のように、円弧補間誤
差が生じることがないため、加工される歯車の加工精度
が高められる。
【0008】請求項2に係るマシニングセンタによる歯
車の加工方法は、請求項1に記載の方法において、ピニ
オンカッタの軸心が移動して位置決めする加工位置が、
ワークに加工すべき加工歯車の軸心を中心とする円の周
方向に沿って等間隔に、歯車の歯数の複数倍の数だけ設
定されていることを特徴とする。このマシニングセンタ
による歯車の加工方法では、歯車の1枚当たりの歯面の
切削が歯形に沿って複数に細分されて行われるので、歯
形の仕上げ形状の精度が向上される。
【0009】請求項3に係るマシニングセンタによる歯
車の加工方法は、請求項1または請求項2に記載の方法
において、ピニオンカッタが、Z軸方向の切削送りが終
了してZ軸方向の切削開始位置に戻ったときに、次の加
工位置に対する軸心回りの回転位置決めが行われること
を特徴とする。このマシニングセンタによる歯車の加工
方法では、ピニオンカッタがZ軸方向の切削送りを終了
したとき、切刃を放線方向にワークから後退させなくて
もよく、次の加工位置に対応するピニオンカッタの軸回
りの回転位置決めが切削した歯面に干渉することなく安
全、確実に行える。
【0010】請求項4に係るマシニングセンタによる歯
車の加工方法は、請求項1または請求項2に記載の方法
において、ピニオンカッタが、Z軸方向の切削送りが終
了した後に、加工歯車の軸心とピニオンカッタの軸心と
を結ぶ法線方向に切刃がワークから離れる位置へ後退さ
れると共に、次の加工位置に対する軸心回りの回転位置
決めが行われることを特徴とする。このマシニングセン
タによる歯車の加工方法では、ピニオンカッタが、Z軸
方向の切削送りが終了すると、次の加工位置に対応する
軸回りの回転位置決めが、切刃と加工歯車の切削された
歯面との隙間の範囲で、Z軸方向に戻る時間内に容易に
行えるので、次の加工位置での切削開始が待ち時間なく
迅速に行える。
【0011】請求項5に係るマシニングセンタによる歯
車の加工方法は、請求項1〜4のいずれかに記載の方法
において、ピニオンカッタが、各加工位置において、加
工歯車の軸心とピニオンカッタの軸心とを結ぶ法線方向
へ複数回の切り込みが与えられて歯の高さ分の切削が行
われることを特徴とする。このマシニングセンタによる
歯車の加工方法では、ピニオンカッタの刃先のワークに
対する切り込み回数に応じて、ワークの1回当たりの切
削の切削断面積を変えられるので、前記切り込み回数を
適切に設定して切削抵抗や加工精度が良好になるように
調整する。
【0012】請求項6に係るマシニングセンタによる歯
車の加工方法は、請求項1〜5のいずれかに記載の方法
において、ピニオンカッタが、加工歯車の軸心を中心と
する円の周方向の一定範囲における複数の加工位置にお
いて、加工位置を移動する毎に、順次、前記加工歯車の
軸心とピニオンカッタの軸心とを結ぶ法線方向における
切り込みを、徐々に増加させて歯の高さ分の切り込みに
よる歯切り加工開始位置に移行する領域が設定されてい
ることを特徴とする。このマシニングセンタによる歯車
の加工方法では、ピニオンカッタの刃先により歯の高さ
分の切り込みを開始するに先だって、一定範囲の領域で
徐々に刃先の切り込みが増加されて、歯の高さ分の切り
込みによる切削の開始に移行するので、歯の高さ分の切
り込みによる切削の開始時に刃先に急に大きな切削抵抗
がかかることがなく、歯面の切削が円滑に開始される。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を添付
図面を参照して説明する。はじめに、本発明の実施に使
用するマシニングセンタとこれを作動させる数値制御装
置の一例について図1にもとづいて説明する。図1にお
いて、1は汎用のマシニングセンタで、ベッド3の一側
上にコラム2が固定されている。ベッド3の他側上に
は、サドル4がY軸サーボモータ4aによりY軸方向に
移動、位置決め可能に設けられており、該サドル4の上
には、テーブル5がX軸サーボモータ5aによりX軸方
向に移動、位置決め可能に設けられている。該テーブル
5の中心には、割出テーブル6がその中心軸の周りに割
出用サーボモータ6aにより回転割り出し可能に設けら
れている。割出テーブル6の上には歯車を加工すべきワ
ークWが載置されている。
【0014】そして、前記コラム2の前面には、主軸ヘ
ッド7がZ軸サーボモータ7aによりZ軸方向に移動、
位置決め可能に設けられている。該主軸ヘッド7には、
主軸8がC軸サーボモータ8aにより軸回りに回転、移
動位置決めを可能にして設けられており、該主軸8には
ピニオンカッタTが取り付けられている。
【0015】また、9は数値制御装置であり、マイクロ
プロセッサ10と、このマイクロプロセッサ10にバス
11を介してROM12,RAM13、不揮発性メモリ
14,入力装置15、表示装置16が接続されている。
さらに、マイクロプロセッサ10には、I/Oインタフ
ェース17を介して前記X軸、Y軸、Z軸、C軸サーボ
モータ5a、4a、7a、8aと前記割出用サーボモー
タ6aの回転を制御するX軸位置制御回路18,Y軸位
置制御回路19,Z軸位置制御回路20,C軸位置制御
回路21と割出位置制御回路22が、それぞれ接続され
ている。
【0016】前記ROM12には、マシニングセンタ1
やその他を動作させるシステムプログラムが格納されて
おり、このシステムプログラムに従って前記マイクロプ
ロセッサ10がマシニングセンタ1や数値制御装置9の
全体の動作を制御する。また、RAM13は、マイクロ
プロセッサ10の作業領域として各種のデータの一時記
憶等の処理に使用される。不揮発性メモリ14には、ピ
ニオンカッタTによりワークWに歯車を加工するための
NC加工プログラムやその加工に必要な各種パラメータ
等が記憶されている。
【0017】上記各種パラメータとしては、ワークWに
内歯車を加工する場合には、基本項目として、ワークW
に加工すべき歯車(加工歯車)Hおよびピニオンカッタ
Tの歯数とピッチ円径、加工歯車の1歯当たりの加工回
数(切削回数)が設定され、さらに、その他の項目とし
て、加工歯車Hの谷の径と山の径、モジュール、切削時
のZ軸の送り速度、ピニオンカッタTの逃げ時(Z軸方
向における加工開始位置への後退時)のZ軸の送り速
度、歯切り加工開始位置P1の角度、加工深さ、アブソ
リュート座標等が設定される。
【0018】前記入力装置15は、マシニングセンタ1
の運転指令や前記各種のパラメータ、データの登録、削
除等の編集作業に使用され、その際、内部データ、設定
データの表示に表示装置16が使用される。なお、前記
X軸,Y軸,Z軸,C軸サーボモータ5a,4a,7
a,8aと割出用サーボモータ6aは、それぞれ、エン
コーダ等の位置検出器を備えており、各軸の移動位置を
検出して、その検出信号を前記各軸位置制御回路18,
19,20,21,22に送り、フィードバック制御さ
れるようになっている。
【0019】次に、ピニオンカッタTによってワークW
に内歯車(加工歯車)Hを加工する方法について説明す
る。図2、図3は、高さLを有する円筒状のワークW
を、マシニングセンタ1の割出テーブル6上に、その軸
方向を制御軸のZ軸に平行にして載置すると共に、ピニ
オンカッタTの軸線をマシニングセンタ1の主軸8の軸
線に一致させて該主軸8に装着し、ピニオンカッタTを
Z軸方向に往復運動させて、ピニオンカッタTの外周の
切刃Tcにより、ワークWの内周面に内歯車を加工する
状態を示す。
【0020】上記内歯車Hの加工においては、例えば、
ワークWの中心c1を通り該中心c1を原点とするX,
Y座標軸のX軸から角度θだけ変位した放線S上の位置
に中心c2を置いたピニオンカッタTを、その切刃Tc
の外周部(刃先)が、ワークWの内周面から内側(中心
c1寄り)に僅少距離eだけ離れるように、前記放線S
に沿って後退させておくと共に、切刃Tcの下端をワー
クWの上面よりZ軸方向の上方に間隔L1だけ離間した
切削開始位置z1に待避させておく。このとき、ピニオ
ンカッタTは、ワークWに近接する1つの切刃Tcの刃
先の中心が前記放線S上に位置するようにして、軸回り
に回転を位置決めされて固定されている。
【0021】この状態から、加工の開始指令が出される
と、ピニオンカッタTの切刃Tcが前記法線Sに沿って
ワークWの内周面に向けて移動され、ピニオンカッタT
のピッチ円が内歯車Hのピッチ円に内接する位置までの
切り込みfを与えられた後、ピニオンカッタTにZ軸方
向に切削送り運動が与えられ、ワークWに切刃Tcによ
る切り込みfにもとづく加工面が形成される。前記切刃
TcがワークWの下端より適宜距離L2だけZ軸方向の
下方に下降した位置で、ピニオンカッタTは前記法線S
上を中心c1方向に距離Eだけ後退して加工面から切刃
Tcを離した後、Z軸方向の上方に移動し、切刃Tcの
下端が前記切削開始位置z1に戻る。前記角度θだけ変
位した放線Sを起点とするワークWの周方向における歯
切りの加工開始角度位置(第1の加工位置)P1では、
1回の切り込みfで歯車の高さ分(歯丈分)の切削をす
ると切削抵抗が大きくなり過ぎるので、前記放線Sの方
向における1回の切削当たりの切り込みfを小さくして
複数回前記切削動作を繰り返して歯丈分の切り込み量に
達するようにする。
【0022】上記のようにして加工開始角度位置P1に
おける歯面の加工が済むと、ピニオンカッタTは、Z軸
方向の切削開始位置z1において、その中心c2が、内
歯車Hのピッチ円半径とピニオンカッタTのピッチ円半
径との差に相当する半径を有する中心c1を中心とする
円Gに沿って、内歯車Hのピッチ角(360度を内歯車
Hの歯数nで除した角度)αだけイ矢方向に移動した加
工角度位置(第2の加工位置)P2(X,Y座標軸の座
標(X1,Y1))に位置決めされる。このとき、ピニ
オンカッタTは、そのピッチ角(360度をピニオンカ
ッタTの歯数mで除した角度)βとすると、βとαの角
度差(以下「角度δ」という)だけ、前記加工開始角度
位置P1での回転位置決め角度から、自身の軸回りにロ
矢方向に回転(自転)して位置決めされる。
【0023】このようにして、ピニオンカッタの中心c
1の回りの公転と中心c2の回りの自転により、次の加
工角度位置P2におけるピニオンカッタTの切刃Tcの
切削位置が設定されると、ピニオンカッタTに内歯車H
の歯の高さ分の切り込みfとZ軸方向の切削送りが与え
られて、内歯車Hの次の歯面の切削が行われる。そし
て、以下、同様にしてピニオンカッタTが、順次、中心
c1の回りに公転して各加工角度位置(各加工位置)P
1,P2,P3・・・に位置決めされる毎に、角度δだ
け回転して位置決めされて内歯車Hの歯面の切削が繰り
返され、ピニオンカッタTが中心c1の回りを1周公転
したところで内歯車Hの加工が終了される。
【0024】なお、前記歯車の加工方法では、内歯車H
のピッチ角αだけ移動した加工角度位置(内歯車Hの歯
1枚分の移動位置)P1,P2,P3・・・に位置決め
される毎に、1回のZ軸方向の切削送りで歯面を形成す
るように説明したが、実際には、内歯車Hの歯1枚分の
移動毎に、1回の切削送りでは歯面を滑らかな歯形形状
に加工することはできない。そこで、前記内歯車Hのピ
ッチ角αを複数nに細分して、その細分したピッチ角Δ
αの加工角度位置p1,p2,p3・・・にピニオンカ
ッタTを公転移動して位置決めする毎に、ピニオンカッ
タTをそのピッチ角βを複数nに細分したピッチ角Δβ
とすると、Δβ−Δαの角度差(以下「角度Δδ」とい
う)だけ自転させて回転位置決めし、各歯面の切削を切
削回数nだけ繰り返して行う。
【0025】この場合には、内歯車Hの1歯毎に歯面が
n回数だけ切削されることになり、歯形に沿った切刃T
cの移動による切削が行われるため、切削された歯面が
滑らかに仕上げられる。結局、この場合には、ピニオン
カッタTは、内歯車Hの歯数Nのn倍数に相当する加工
角度位置(加工位置)に公転して位置決めされる毎に、
(β−α)/nの角度だけ自転による回転位置決めが行
われて、歯面の切削が繰り返されて内歯車の加工が行わ
れることになる。
【0026】次に、上記歯車の加工を、マシニングセン
タ1を数値制御装置9によって制御して行う方法につい
て説明する。上記前記数値制御装置9を動作させて、入
力装置15によって前記各種のパラメータ、データを前
記不揮発性メモリ14に登録した後に、マシニングセン
タ1を作動させる。数値制御装置9では、マイクロプロ
セッサ10が前記不揮発性メモリ14に登録された各種
パラメータやデータを読み出し、ピニオンカッタTのの
中心c1の回りを公転移動する軌跡となる円Gの径を演
算する。また、切削回数nを考慮した内歯車Hの細分し
たピッチ角ΔαとピニオンカッタTの細分したピッチ角
(自転角度)Δβとを、前記細分したピッチ角Δαと前
記円Gの径とから細分化した各加工角度位置p1,p
2,p3・・・に対応するピニオンカッタTの中心c2
のX,Y軸座標系の座標(X1,Y1)、(X2,Y
2)、(X3,Y3)・・・を、歯切りの加工開始角度
位置P1の角度θから1周して加工終了するまでのもの
について演算する。
【0027】この演算結果と各種パラメータにもとづ
き、マイクロプロセッサ10は、NC加工プログラムに
従ってI/Oインタフェース17を介して各軸位置制御
回路18,19,20,21に各軸に対する移動位置を
指令するので、各軸位置制御回路18,19,20,2
1は、X軸,Y軸,Z軸,C軸サーボモータ5a,4
a,7a,8aを作動させる。
【0028】これにより、X軸,Y軸サーボモータ5
a,4aが回転してテーブル5のX軸,Y軸方向の移
動、位置決めの動作が行われ、割出テーブル6上のワー
クWの中心c1を通るX,Y座標系における主軸8の中
心(ピニオンカッタTの中心c2)の位置決めがなされ
るが、ピニオンカッタTが前記放線Sの角度θにおける
加工開始角度P1おいては、先ず、ピニオンカッタT
は、その切刃Tc刃先が中心c1寄りにワークWの内周
面から僅少距離eだけ離れるように、軸心c2が前記放
線S上の加工待機位置c(X,Y)に位置決めされる。
また、C軸サーボモータ8aが回転して主軸8が、その
軸回りに回転、位置決め動作をされ、軸心c2を通る
x、y座標系におけるx軸から角度φだけ変位した角度
位置にピニオンカッタTの切刃Tcが位置決めされる。
【0029】次に、X軸,Y軸サーボモータ5a,4a
によりテーブル5とサドル4が同時に作動されて、主軸
8がワークWとの間に相対移動することにより、主軸8
の中心c2が、該中心c2とワークWの中心c1とを結
ぶ法線S上に沿ってワークWの外周方向へ向けて移動し
て座標位置(X1,Y1)に位置決めされ、内歯車Hの
ピッチ円にピニオンカッタのピッチ円が内接した状態と
なる。これにより、ピニオンカッタTの切刃Tcに、ワ
ークWに対する内歯車Hの歯の高さ分に相当する切り込
みfが与えられると、Z軸サーボモータ7aが作動され
て、主軸8にその軸方向の下方へ向けて切削送りが所要
の切削速度で与えられるので、1つないし複数の切刃T
cによりワークWに歯形の加工が開始される。
【0030】ピニオンカッタTの下面がワークWの下面
より距離L2だけ下降したところで、X,Y軸サーボモ
ータ5a,4aが同時に作動されて、主軸8がワークW
に対して前記法線S上を中心c1寄りの待避位置c3に
後退した後、Z軸サーボモータ7aが逆転して主軸8が
元の切削開始位置z1に戻ると、再びX,Y軸サーボモ
ータ5a,4aが同時に作動されることにより、次の加
工角度位置p1にピニオンカッタTの中心c2が細分し
たピッチ角Δαだけ公転移動して位置決めされると共
に、ピニオンカッタTがΔδだけ自転して回転位置決め
され、切り込みfが与えられ後、Z軸の切削送りが与え
られて、前記と同様にしてワークWに対する内歯車Hの
歯形の加工が行われる。
【0031】以下、同様にして、X,Y軸サーボモータ
4a,5aが作動して、Z軸方向の切削開始位置z1に
ある主軸8に対してワークWを相対移動して、主軸8の
中心c2を中心c1の回りに内歯車Hの細分したピッチ
角Δα毎に公転移動の位置決め動作が行われると共に、
各公転移動毎に位置決めされた各加工角度位置p1,p
2,p3・・・において、主軸8のピニオンカッタTの
Δδに対応した自転による回転位置決め動作と、Z軸方
向における切削送り動作とが行われて、前記内歯車Hの
歯形の切削が繰り返され、主軸8が中心c1を1周した
ところで前記内歯車Hの加工が終了される。
【0032】このように、前記マシニングセンタによる
歯車の加工方法によれば、X,Y軸サーボモータ5a,
4aによるワークWのX,Y軸方向における位置決め動
作と、C軸サーボモータ8aによるピニオンカッタTの
回転の位置決め動作とにより、ワークWに対するピニオ
ンカッタTの加工位置への位置決め動作を行うと共に、
Z軸サーボモータ7aによるピニオンカッタTのZ軸方
向における切削送り動作を行うことにより、ピニオンカ
ッタTがワークWの中心の回りに1周する間に加工歯車
の歯数の複数倍分の切削動作を行うだけで、ワークWに
歯車を加工することができるので、X,Y軸の2軸同時
円弧補間制御により、ピニオンカッタをワークの中心の
回りに公転運動させると共に、該公転運動に同期させて
ピニオンカッタを自転運動させて、ワークに歯車を形成
する場合のように、円弧補間誤差が生じることがないた
め、加工される歯車の加工精度を高めることができる。
【0033】そして、前記ピニオンカッタTは、Z軸方
向に切削送りが終了して、切削開始位置z1へ戻ると
き、ピニオンカッタTの中心c2が放線Sに沿って中心
c1方向に移動し、切刃Tcが加工歯車Hの加工した歯
形面から離れてその間に隙間ができるので、刃先Tcが
歯形面に接触して該歯形面が損傷したり、前記切刃Tc
が摩耗したりすることがない。前記切削開始位置z1へ
戻るときの切刃Tcと加工した歯形との隙間は極く僅か
でよく、X軸,Y軸、Z軸方向へのピニオンカッタTの
逃しを同時に行うことができ、その逃しのために軸移動
時間は多くを必要としない。
【0034】なお、前記内歯車Hの加工においては、主
軸8の中心c2を中心c1の回りに内歯車Hの細分化し
たピッチ角Δα毎に公転移動の位置決め動作が行われる
と共に、各公転移動毎に位置決めされた各加工角度位置
p1,p2,p3・・・において、主軸8のピニオンカ
ッタTの細分化したピッチ角Δβに対応した自転による
回転位置決め動作が行われるようになっているが、NC
加工プログラム上は、ピニオンカッタTの、内歯車Hの
ピッチ角度α毎の公転移動指令と、ピッチ角度αに対応
する自転角度βの回転指令とがメインプログラムで与え
られ、内歯車Hの1歯当たりの切削回数nの切削を繰り
返すときの公転、自転の動作指令がサブルーチンによる
プログラムで与えられ、切削回数nが入力されると、前
記のように、ピニオンカッタTの細分化したピッチ角度
Δαの公転移動とピッチ角度Δβの自転とが継続して行
われるように、マイクロプロセッサ10の指令により各
軸位置制御回路18,19,20,21が動作されて各
軸サーボモータ4a,5a,7a,8aが作動する。
【0035】なお、前記実施の形態においては、歯切り
の加工開始角度位置(第1の加工位置)P1において、
ピニオンカッタTの切り込みfを複数回行って歯の高さ
分の切り込み量に達するようにしているので、1回当た
りの切り込みfが小さくなり、主軸8の軸方向における
切削負荷を小さく抑えられ、汎用のマシニングセンタで
も主軸8の軸受に過大な負担がかかることがない。切り
込みfの回数nを多くすれば、切削面積が小さくなり、
前記切削負荷を一層小さくすることができる。
【0036】これに代えて、ピニオンカッタTが、内歯
車Hの軸心c1を中心とする円Gの周方向における加工
開始角度位置P1の手前の一定範囲、例えば1/4円の
範囲だけ手前における複数の加工位置において、加工位
置を移動する毎に、順次、前記内歯車Hの軸心c1とピ
ニオンカッタTの軸心c2とを結ぶ法線S方向における
切り込みfを歯の高さ分の切り込みまで徐々に増加させ
て行って歯切りの加工開始角度位置P1に付けるアプロ
ーチ切削をすることができる。このようにアプローチ切
削をすると、ピニオンカッタTの切刃Tcにより歯の高
さ分の切り込みを開始するに先だって、一定範囲の領域
で徐々に切刃Tcの切り込みが増加されて、歯の高さ分
の切り込みによる切削の開始に移行するので、歯の高さ
分の切り込みによる切削の開始時に切刃Tcに急に大き
な切削抵抗がかかることがなく、歯面の切削が円滑に開
始させることができる。
【0037】上記アプローチ切削の工程は、NC加工プ
ログラム上はサブルーチンの処理プログラムとして構成
し、歯車の加工開始時にアプローチ切削が選択される
と、マイクロプロセッサ10の指令でサブルーチンの処
理プログラムで、上記歯切りの加工開始角度位置P1に
おける切削が開始される前にアプローチ切削が開始され
るようにすることができる。前記実施の形態において
は、主軸8に取り付けられたピニオンカッタTがC軸サ
ーボモータ8aにより軸回りに回転、位置決めされて歯
車を加工する方法を示したが、C軸サーボモータを制止
させた状態のまま、ワークWが載置されている割出テー
ブル6をワークWの軸心回りに回転、位置決めさせて歯
車を加工することもできる。
【0038】また、前記実施の形態においては、ワーク
Wの内周に歯車を加工する方法を示したが、本発明はこ
れに限定されず、ワークWの外周に歯車を加工する場
合、または、ワークの直線状の部分にラックを形成する
場合にも適用することができることは勿論である。
【0039】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば以
下の優れた効果を奏する。請求項1に係るマシニングセ
ンタによる歯車の加工方法によれば、ピニオンカッタを
装着した主軸のワークに対するX,Y軸方向における移
動位置の位置決め制御と、主軸のC軸回りの回転位置の
位置決め制御とにより、各加工位置においてワークに対
するピニオンカッタの刃先の位置決め動作を行って、ピ
ニオンカッタにZ軸方向における切削送り動作を行わせ
ることにより、ワークに歯車を加工することができるの
で、ワークとピニオンカッタとの間における歯車加工動
作のために、加工テーブルのX,Y軸の2軸同時円弧補
間制御を行う必要がない。したがって、加工テーブルの
X,Y軸の2軸同時円弧補間制御により、ピニオンカッ
タをワークの中心の回りに公転運動させると共に、該公
転運動に同期させてC軸回りにピニオンカッタを自転運
動させて、ワークに歯車を形成する場合のように、円弧
補間誤差が生じることがないため、加工される歯車の加
工精度を高めることができる。
【0040】請求項2に係るマシニングセンタによる歯
車の加工方法によれば、歯車の1枚当たりの歯面の切削
を歯形に沿って複数に細分して行うことができるので、
歯形の仕上げ形状の精度を向上させることができる。
【0041】請求項3に係るマシニングセンタによる歯
車の加工方法によれば、ピニオンカッタがZ軸方向の切
削送りを終了したとき、切刃を放線方向にワークから後
退させなくてもよく、次の加工位置に対応するピニオン
カッタの軸回りの回転位置決めを、切削した歯面に干渉
することなく、安全、確実に行うことができる。
【0042】請求項4に係るマシニングセンタによる歯
車の加工方法によれば、ピニオンカッタのZ軸方向の切
削送りが終了すると、次の加工位置に対応するピニオン
カッタの軸回りの回転位置決めを、切刃と加工歯車の切
削された歯面との隙間の範囲で、Z軸方向に戻る時間内
に容易に行うことができるので、次の加工位置での切削
開始を待ち時間なくして迅速に行うことができる。
【0043】請求項5に係るマシニングセンタによる歯
車の加工方法によれば、ピニオンカッタの刃先のワーク
に対する切り込み回数に応じて、ワークの1回当たりの
切削の切削断面積を変えることができるので、前記切り
込み回数を適切に設定して切削抵抗や加工精度が良好に
なるように調整することができる。
【0044】請求項6に係るマシニングセンタによる歯
車の加工方法によれば、ピニオンカッタの刃先により歯
の高さ分の切り込みを開始するに先だって、一定範囲の
領域で徐々に刃先の切り込みを増加させて、歯の高さ分
の切り込みによる切削の開始に移行させることができる
ので、歯の高さ分の切り込みによる切削の開始時に刃先
に急に大きな切削抵抗がかかる防止して、歯面の切削を
円滑に開始させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態に係るマシニングセンタ
による歯車の加工方法を実施するマシニングセンタの側
面図と同マシニングセンタの数値制御装置の構成を示す
ブロック図とを併記した図である。
【図2】 本発明の一実施の形態に係るマシニングセン
タによる歯車の加工方法を示す平面図である。
【図3】 同じく縦断面図である。
【符号の説明】
1 マシニングセンタ 4 サドル 4a Y軸サーボモータ 5 テーブル 5a X軸サーボモータ 7 主軸ヘッ
ド 7a Z軸サーボモータ 8 主軸 8a C軸サーボモータ 9 数値制御
装置 10 マイクロプロセッサ 14 不揮発
性メモリ 18 X軸位置制御回路 19 Y軸位
置制御回路 20 Z軸位置制御回路 21 C軸位
置制御回路 T ピニオンカッタ Tc 切刃 W ワーク

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 数値制御装置によってマシニングセンタ
    の各制御軸を制御して、ピニオンカッタを装着した主軸
    に、C軸における回転の位置決め動作とワークに対する
    X,Y軸における相対的な移動の位置決め動作とをさせ
    ると共に、ワークに対するZ軸における相対的な往復運
    動を行わせることにより前記ワークに歯車を形成するマ
    シニングセンタによる歯車の加工方法において、 前記ワークに加工すべき加工歯車の軸心を中心とする円
    の周方向に沿った前記加工歯車の歯数以上の複数の加工
    位置に、前記ピニオンカッタの軸心を順次移動して位置
    決めすると共に、ピニオンカッタの軸心が前記各加工位
    置に移動する毎に、該ピニオンカッタをその軸心回りに
    各加工位置に対応した所定量だけ回転して位置決めした
    後、ピニオンカッタにZ軸方向の切削送りを与えること
    によりワークを切削して、加工歯車の歯形を形成するこ
    とを特徴とするマシニングセンタによる歯車の加工方
    法。
  2. 【請求項2】 前記ピニオンカッタの軸心が移動して位
    置決めする前記加工位置は、前記円の周方向に沿って等
    間隔に、加工歯車の歯数の複数倍の数だけ設定されてい
    ることを特徴とする請求項1に記載のマシニングセンタ
    による歯車の加工方法。
  3. 【請求項3】 前記ピニオンカッタは、Z軸方向の切削
    送りが終了してZ軸方向の切削開始位置に戻ったとき
    に、次の加工位置に対する軸心回りの回転位置決めが行
    われることを特徴とする請求項1または2に記載のマシ
    ニングセンタによる歯車の加工方法。
  4. 【請求項4】 前記ピニオンカッタは、Z軸方向の切削
    送りが終了し後に、前記加工歯車の軸心とピニオンカッ
    タの軸心とを結ぶ法線方向に切刃がワークから離れる位
    置へ後退されると共に、次の加工位置に対する軸心回り
    の回転位置決めが行われることを特徴とする請求項1ま
    たは2に記載のマシニングセンタによる歯車の加工方
    法。
  5. 【請求項5】 前記ピニオンカッタは、前記各加工位置
    において、前記加工歯車の軸心とピニオンカッタの軸心
    とを結ぶ法線方向へ複数回の切り込みが与えられて歯の
    高さ分の切削が行われることを特徴とする請求項1〜4
    のいずれかに記載のマシニングセンタによる歯車の加工
    方法。
  6. 【請求項6】 前記ピニオンカッタは、前記加工歯車の
    軸心を中心とする円の周方向の一定範囲における前記複
    数の加工位置において、加工位置を移動する毎に、順
    次、前記加工歯車の軸心とピニオンカッタの軸心とを結
    ぶ法線方向における切り込みを、徐々に増加させて歯の
    高さ分の切り込みによる歯切り加工開始位置に移行する
    領域が設定されていることを特徴とする請求項1〜5の
    いずれかに記載のマシニングセンタによる歯車の加工方
    法。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100607866B1 (ko) * 2002-07-09 2006-08-03 이석돈 범용선반을 이용한 워엄기어 가공방법
JP2007130706A (ja) * 2005-11-09 2007-05-31 Niigata Machine Techno Co Ltd マシニングセンタによる歯車の加工方法
KR100929045B1 (ko) 2009-07-28 2009-11-26 디티알주식회사 변속기의 링기어 가공용 커터
JP2018134690A (ja) * 2017-02-20 2018-08-30 アイシン精機株式会社 複合歯切加工装置

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