JP4675829B2 - 自然循環型沸騰水型原子炉の流力振動試験方法 - Google Patents

自然循環型沸騰水型原子炉の流力振動試験方法 Download PDF

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Description

本発明は、自然循環型沸騰水型原子炉の健全性確認のために行なわれる流力振動試験の方法に関する。
従来の通常の商業用沸騰水型原子炉は、原子燃料の核分裂反応で発生する熱を冷却材(水)に伝達し、水が蒸気になり、その蒸気がタービンを回転させることによりタービンに直結された発電機で電気を作っている。冷却材は、原子炉圧力容器の中に設けられた再循環ポンプ(ジェットポンプやインターナルポンプ)で強制的に燃料集合体へ供給されている。
一方、自然循環型沸騰水型原子炉は、従来の再循環ポンプを無くし、自然循環力で冷却材を燃料集合体に供給しようとするものである。自然循環流量を確保するために原子炉圧力容器を高くし、炉心を原子炉圧力容器の相対的に低い位置に設置し、炉心上部にチムニという大きな自由空間を設置している。自然循環流量は原子炉圧力容器内の一巡の流路を形成する役割を果たしているシュラウド内外(ダウンカマ部と炉心部)の密度差と炉心部の二相圧損(圧力損失)のバランスで決まる。このために原子炉圧力容器を高くしてダウンカマ部の水頭圧(ヘッド)を大きくし、炉心上部に大きな自由空間であるチムニを配置し、ここでの二相圧損を低減し水頭圧(ヘッド)を小さくして、シュラウド内外の密度差に基づく水頭圧差(ヘッド差)を大きくして自然循環流量を確保している(特許文献1参照)。
特開平8−94793号公報
新しい形の原子炉を開発し、建設した場合には、燃料集合体を原子炉圧力容器内に装荷する前に、原子炉圧力容器内に設置されている構造物が水の流れに対して健全であることを、実際に水を循環させて確認しておく必要がある。これは通常、流力振動試験と呼ばれている。しかし、自然循環型原子炉では、前述のとおり、従来原子炉のように原子炉圧力容器内の冷却材を強制的に循環させるためのポンプが設けられていないため、従来のやり方での流力振動試験を行なうことができない。
本発明は上記事情に鑑みてなされたものであって、自然循環型沸騰水型原子炉の流力振動試験を簡便に行なう方法を提供することを目的としている。
上記目的を達成するために、本発明の一つの態様では、原子炉容器内にシュラウドを配置し、このシュラウド内に原子燃料を装荷してその原子燃料の発熱による沸騰によって冷却材をシュラウド内外で自然循環させる構造の自然循環型沸騰水型原子炉の流力振動試験方法において、前記原子燃料を装荷する位置またはその下方位置の原子炉容器内に空気注入具を仮設し、前記原子炉容器内の前記シュラウド内外に冷却材を溜め、前記空気注入具に原子炉容器外から空気を送り込むことによって冷却材をシュラウド内外で循環させること、を特徴とする。
また、本発明の他の一つの態様では、原子炉容器内にシュラウドを配置し、このシュラウド内に原子燃料を装荷してその原子燃料の発熱による沸騰によって冷却材をシュラウド内外で自然循環させる構造の自然循環型沸騰水型原子炉の流力振動試験方法において、前記原子炉容器内に内蔵ポンプを仮設し、前記原子炉容器内の前記シュラウド内外に冷却材を溜め、前記内蔵ポンプを駆動することによって冷却材をシュラウド内外で循環させること、を特徴とする。
また、本発明のさらに他の一つの態様では、原子炉容器内にシュラウドを配置し、このシュラウド内に原子燃料を装荷してその原子燃料の発熱による沸騰によって冷却材をシュラウド内外で自然循環させ、前記原子炉容器の底部に制御棒駆動機構ハウジングを接続する構造の自然循環型沸騰水型原子炉の流力振動試験方法において、前記原子炉容器外に外部ポンプを仮設し、前記原子炉容器の底部から前記制御棒駆動機構ハウジングを切り離した状態でその原子炉容器の底部の切り離し部と前記外部ポンプの吐出側とを連絡する吐出側配管を仮設し、前記原子炉容器内の前記シュラウド内外に冷却材を溜め、前記外部ポンプによって前記原子炉容器の底部に冷却材を注入することによって前記シュラウド内に冷却材を流すこと、を特徴とする。
また、本発明のさらに他の一つの態様では、原子炉容器内にシュラウドを配置し、このシュラウド内に原子燃料を装荷してその原子燃料の発熱による沸騰によって冷却材をシュラウド内外で自然循環させる構造であって、貯蔵水プール内に溜められた冷却材を前記シュラウド外の前記原子炉容器内に重力によって注入できる重力落下式緊急炉心冷却系を有する自然循環型沸騰水型原子炉の流力振動試験方法において、前記重力落下式緊急炉心冷却系による冷却材が前記原子炉容器内に流入する位置の上方で前記シュラウドの外側の前記原子炉容器内の環状部を仕切る閉止蓋を仮設し、前記重力落下式緊急炉心冷却系により、前記貯蔵水プール内に溜められた冷却材を前記シュラウド外の前記原子炉容器内に注入することによって、冷却材をシュラウド内外に流すこと、を特徴とする。
また、本発明のさらに他の一つの態様では、原子炉容器内にシュラウドを配置し、このシュラウド内に原子燃料を装荷してその原子燃料の発熱による沸騰によって冷却材をシュラウド内外で自然循環させる構造の自然循環型沸騰水型原子炉の流力振動試験方法において、前記原子炉容器内にヒータを仮設し、前記原子炉容器内の前記シュラウド内外に冷却材を溜め、前記ヒータを加熱することによって冷却材をシュラウド内外で循環させること、を特徴とする。
本発明によれば、自然循環型沸騰水型原子炉の流力振動試験を簡便に行なうことができる。
以下、本発明に係る自然循環型沸騰水型原子炉の流力振動試験の実施形態について、図面を参照して説明する。ここで、各実施形態で同一または類似の部分には共通の符号を付して、重複説明は省略する。
[第1の実施形態]
本発明に係る自然循環型沸騰水型原子炉の流力振動試験方法の第1の実施形態を、図1および図2を用いて説明する。
初めに、図2を参照して、自然循環型沸騰水型原子炉の構造を説明する。原子炉圧力容器(原子炉容器)1は鉛直方向を軸とするほぼ円筒状の容器であって、この中に鉛直方向に延びる筒状のシュラウド31が配置され、シュラウド31の内側に炉心3が内蔵されている。原子炉圧力容器1内でシュラウド31の周りを囲んで円環状にダウンカマ10が形成されている。
炉心3の下部に炉心支持板32が配置され、炉心支持板32の上に複数の燃料集合体(原子燃料)3aが装荷され、一番外側がチャンネルボックス(図示せず)になっている。原子炉圧力容器1内で炉心支持板32の下方には下部プレナム2が形成されている。炉心3の上には分割チムニ4が配置され、分割チムニ4の上方のシュラウド31内側に上部プレナム5が形成されている。上部プレナム5の上方に複数のセパレータ(気水分離器)6が配置され、さらにセパレータの上方にドライヤ7が配置されている。シュラウド31の下端部と原子炉圧力容器1内壁との間には円環状の開口があり、これによりダウンカマ10と下部プレナム2とが連通している。
原子炉圧力容器1には、主蒸気配管8が接続され、さらに主蒸気配管8の接続部よりも下方で給水配管9が接続されている。原子炉圧力容器1の底部には、複数台の制御棒駆動機構が設けられており、制御棒駆動機構を収納する制御棒駆動機構ハウジング11が林立している。
通常の原子炉運転時には、複数の燃料集合体(原子燃料)3aが装荷され、各燃料集合体3aの中には複数の燃料棒(図示せず)が配置されている。各燃料棒の間を冷却材である水が流れ、燃料集合体3aでは核加熱により水が沸騰して気液二相状態になり、分割チムニ4に流入する。その後、上部プレナム5を上昇してセパレータ6に入り、水と蒸気が分離される。蒸気はセパレータ6の上方からドライヤ7に流入し、ここで湿分が除去され主蒸気配管8を経由してタービン(図示していない)に送られて発電を行なう。タービンで発電した蒸気は低温の水となって、給水配管9を通って原子炉圧力容器1に流入する。この給水配管9から供給された水とセパレータ6の下側から流出した戻り水とが混合して、ダウンカマ10を自然循環流により下降し、下部プレナム2を経由して燃料集合体3aに流入する。
流力振動試験では、図1に示すように、コンプレッサ12を原子炉圧力容器1の外に仮設し、下部プレナム2内に空気注入具14を仮設し、コンプレッサ12と空気注入具14とを仮設空気配管13で結ぶようにする。空気注入具14は、水中に注入された気泡16を細分化するものであって、たとえば、水平方向に延びる複数の配管に多数の貫通孔を設けたものである。
このとき、燃料集合体3aが装荷されていない状態で、原子炉圧力容器1内に水を張り、液面15がセパレータ8付近のレベルになるようにしておく。流力振動試験では、コンプレッサ12を起動し、下部プレナム2内に気泡16を注入すると、気泡ポンプとなり、気泡16に随伴されてシュラウド31内の水が上昇する。水はチムニ4内を矢印17aに示すように上昇する。セパレータ6で水と気泡が分離され、水は矢印17bに示すように流れを変え、ダウンカマ10内を矢印17cに示すように下降し、再び下部プレナム2内に入り、原子炉圧力容器1内を循環することができる。
流力振動試験が終了した後には、空気注入具14および仮設空気配管13は原子炉圧力容器1外に搬出される。そして、その後、燃料集合体3a(図2参照)が装荷される。
上記説明では、空気注入具14を下部プレナム2内に仮設することとしたが、変形例として、これを炉心支持板32の上方に仮設してもよい。これによっても、シュラウド31の内側にできた気泡16によりシュラウド31内の冷却材に上昇流を起こさせることができる。
また、図1では、仮設空気配管13が給水配管9を通るようにしているが、原子炉圧力容器1に設けられた他の開口部を通るようにしてもよい。
[第2の実施形態]
本発明に係る自然循環型沸騰水型原子炉の流力振動試験方法の第2の実施形態を、図3を用いて説明する。この実施形態は第1の実施形態の変形例であって、ダウンカマ10の上部と下部の差圧を測定することによってダウンカマ10内の水の流量を計測するために、計装配管18、19を、ダウンカマ10の上部と下部に開口させている。具体的には、シュラウド31の壁面の上部と下部に貫通孔が設けられ、それぞれの貫通孔に、シュラウド内側に配置された計装配管18と19が取り付けられている。そして、計装配管18、19は、原子炉圧力容器1の底部を貫通し、原子炉圧力容器1の外側に配置された差圧伝送器20に接続されている。
ダウンカマ10内に矢印17cに示す下降流が生じると圧力損失が生じ、差圧が発生する。事前に流量と圧力損失との関係を求めておけば、差圧を測定することにより循環する流量を求めることができる。
[第3の実施形態]
本発明に係る自然循環型沸騰水型原子炉の流力振動試験方法の第3の実施形態を、図4を用いて説明する。
この実施形態では、複数台の内蔵ポンプ21を炉心支持板32上に仮設し、仮設の電源ケーブル22で外部の電源(図示せず)と接続する構成とする。内蔵ポンプ21は上向きの流れを起す向きに配置する。燃料集合体3aが装荷されていない状態で、原子炉圧力容器1内に水を張り、液面15がセパレータ8付近のレベルになるようにしておく。この状態で、内蔵ポンプ21を起動することにより、シュラウド31内外の水を循環させることができる。
流力振動試験が終了した後には、内蔵ポンプ21および電源ケーブル22は原子炉圧力容器1外に搬出される。そして、その後、燃料集合体3a(図2参照)が装荷される。
上記説明では、内蔵ポンプ21を炉心支持板32上に仮設することとしたが、変形例として、これを炉心支持板32の下方の下部プレナム2内に仮設してもよい。これによっても、シュラウド31内の冷却材に上昇流を起こさせることができる。また、内蔵ポンプ21は必ずしも複数でなくともよく、1個でもよい。
さらに、図4では、電源ケーブル22が給水配管9を通るようにしているが、原子炉圧力容器1に設けられた他の開口部を通るようにしてもよい。
[第4の実施形態]
本発明に係る自然循環型沸騰水型原子炉の流力振動試験方法の第4の実施形態を、図5を用いて説明する。
この実施形態では、仮設のジェットポンプ23を、シュラウド31と原子炉圧力容器1との間の環状空間すなわちダウンカマ23の底部に設置する。そして、ジェットポンプ23の駆動水は、原子炉圧力容器1の外部に置かれた駆動水ポンプ40から駆動水配管24を通じて供給する。
燃料集合体3aが装荷されていない状態で、原子炉圧力容器1内に水を張り、液面15がセパレータ8付近のレベルになるようにしておく。この状態で、駆動水ポンプ40から駆動水配管24を通じてジェットポンプ23の駆動水を供給する。これにより、シュラウド31内外の冷却材を循環させることができる。
また、図5では、駆動水配管24が給水配管9を通るようにしているが、原子炉圧力容器1に設けられた他の開口部を通るようにしてもよい。また、駆動水ポンプ40は流力振動試験専用のものでなくて他の用途のポンプを兼用してもよい。
流力振動試験が終了した後には、ジェットポンプ23および駆動水配管24は原子炉圧力容器1外に搬出される。そして、その後、燃料集合体3a(図2参照)が装荷される。
[第5の実施形態]
本発明に係る自然循環型沸騰水型原子炉の流力振動試験方法の第5の実施形態を、図6を用いて説明する。
原子炉圧力容器1の下部には複数台の制御棒駆動機構が設けられており、制御棒駆動機構を収納する制御棒駆動機構ハウジング11が林立している。
この実施形態では、原子炉圧力容器1の外側に外部ポンプ27が配置される。流力振動試験時には、制御棒駆動機構を取り外し、下端のフランジ26に吐出側配管25を取り付け、吐出側配管25には、外部ポンプ27の吐出側を接続する。また、外部ポンプ27の吸込み側は吸込み側配管42を介して給水配管9に接続する。
燃料集合体3aが装荷されていない状態で、原子炉圧力容器1内に水を張り、液面15がセパレータ8付近のレベルになるようにしておく。この状態で、外部ポンプ27を駆動することにより、下部プレナム2内に水を供給し、シュラウド31内を上昇した冷却材を給水配管9から原子炉圧力容器1外に導き、冷却材を循環させることができる。
流力振動試験が終了した後には、吐出側配管25とフランジ26とを切り離し、また、吸込み側配管42と給水配管9とを切り離す。さらに、制御棒駆動機構を制御棒駆動機構ハウジング11内に取り付ける。そして、その後、燃料集合体3a(図2参照)を装荷する。
なお、図6では、吸込み側配管42を給水配管9に接続するようにしているが、原子炉圧力容器1に設けられた他の開口部に接続するようにしてもよい。さらに、他の例として、吸込み側配管42を原子炉圧力容器1外の水タンクなどに接続し、原子炉圧力容器1から排出された冷却水を循環しないで開ループとすることも可能である。さらに、外部ポンプ27は流力振動試験専用のものでなくて他の用途のポンプを兼用してもよい。
[第6の実施形態]
本発明に係る自然循環型沸騰水型原子炉の流力振動試験方法の第6の実施形態を、図7を用いて説明する。
この実施形態における自然循環型沸騰水型原子炉では、非常時に重力によって原子炉圧力容器1内に水を注入するための重力落下式緊急炉心冷却系(GDCS、Gravity-Driven Core cooling System)44が設けられている。この重力落下式緊急炉心冷却系44の水源として、貯蔵水プール28が炉心高さよりも高い位置に設けられている。貯蔵水プール28と原子炉圧力容器1内のダウンカマ10とがGDCS配管29によって接続され、GDCS配管29の途中にGDCS弁46が配置されている。
この実施形態では、流力振動試験に先立ち、原子炉圧力容器1とシュラウド31との間のダウンカマ10の上部で、GDCS配管29の原子炉圧力容器1との接続部よりも上方の環状部に、閉止蓋30を仮設する。流力振動試験時には、燃料集合体3aが装荷されていない状態で、原子炉圧力容器1内に水を張り、液面15がセパレータ8付近のレベルになるようにしておく。この状態で、GDCS弁46を開き、貯蔵水プール28内の水を、GDCS配管29を通じてダウンカマ10内に注入する。このとき、閉止蓋30の存在によって、ダウンカマ10内に注入された水が上方へ向かわずに下降し、下部プレナム2からシュラウド31内側を上昇する。そして、セパレータ6を通った水は給水配管9を通して排出される。これにより、シュラウド31内外に冷却材を流すことができる。
流力振動試験が終了した後には、GDCS弁46を閉じ、閉止蓋30を取り外して原子炉圧力容器1外に取り出す。そして、その後、燃料集合体3a(図2参照)を装荷する。
[第7の実施形態]
本発明に係る自然循環型沸騰水型原子炉の流力振動試験方法の第7の実施形態を、図8を用いて説明する。
この実施形態では、複数台の電気ヒータ33を炉心支持板32上に仮設し、仮設の電源ケーブル22で外部の電源(図示せず)と接続する構成とする。
燃料集合体3aが装荷されていない状態で、原子炉圧力容器1内に水を張り、液面15がセパレータ8付近のレベルになるようにしておく。この状態で、電気ヒータ33を加熱すると、水が加熱されて高温になり、自然対流によってシュラウド31内外の水を循環させることができる。電気ヒータ33による加熱をさらに進めて水が沸騰するようにすれば、循環がさらに促進される。
流力振動試験が終了した後には、電気ヒータ33および電源ケーブル22は原子炉圧力容器1外に搬出される。そして、その後、燃料集合体3a(図2参照)が装荷される。
上記説明では、電気ヒータ33を炉心支持板32上に仮設することとしたが、変形例として、これを炉心支持板32の下方の下部プレナム2内に仮設してもよい。これによっても、シュラウド31内の冷却材に上昇流を起こさせることができる。また、電気ヒータ33は必ずしも複数でなくともよく、1個でもよい。
さらに、図8では、電源ケーブル22が給水配管9を通るようにしているが、原子炉圧力容器1に設けられた他の開口部を通るようにしてもよい。
[第8の実施形態]
本発明に係る自然循環型沸騰水型原子炉の流力振動試験方法の第8の実施形態を、図9を用いて説明する。
この実施形態では、流力振動試験に先立ち、第6の実施形態(図7)と同様に、原子炉圧力容器1とシュラウド31との間のダウンカマ10の上部で、GDCS配管29の原子炉圧力容器1との接続部よりも上方の環状部に、閉止蓋30を仮設する。
また、原子炉圧力容器1の外側に外部ポンプ57が配置される。外部ポンプ57の吐出側には吐出側配管55が接続され、吸込み側には吸込み側配管52が接続される。閉止蓋30には開口62が設けられ、吐出側配管55は、給水配管9を通じて閉止蓋30の開口62に接続される。吸込み側配管52は主蒸気配管8に接続されている。
流力振動試験では、ドライヤ7を原子炉圧力容器1外に取り出し、燃料集合体3aが装荷されていない状態で、原子炉圧力容器1内に水を張り、液面15が主蒸気配管8の出口高さよりも高いレベルになるようにしておく。この状態で、外部ポンプ57を駆動することにより、下部プレナム2内に水を供給し、シュラウド31内を上昇した冷却材を主蒸気配管8から原子炉圧力容器1外に導き、冷却材を循環させることができる。
流力振動試験が終了した後には、閉止蓋30を原子炉圧力容器1から取り出し、吐出側配管55と給水配管9とを切り離し、さらに、吸込み側配管42と主蒸気配管9とを切り離す。そして、その後、燃料集合体3a(図2参照)を装荷する。
なお、図9では、吸込み側配管52を主蒸気配管8に接続するようにしているが、閉止蓋30よりも上方で原子炉圧力容器1に設けられた他の開口部に接続するようにしてもよい。さらに、他の例として、吸込み側配管52を原子炉圧力容器1外の水タンクなどに接続し、原子炉圧力容器1から排出された水を循環しないで開ループとすることも可能である。さらに、外部ポンプ57は流力振動試験専用のものでなくて他の用途のポンプを兼用してもよい。
[他の実施形態]
以上説明した各実施形態は単なる例示であって、本発明はこれらに限定されるものではない。
たとえば、上記各実施形態では原子炉圧力容器1の上蓋60を閉じた状態で流力振動試験を行なうこととしているが、上蓋60を開放した状態で行なってもよい。また、第1〜第7の実施形態ではドライヤ7を設置した状態で流力振動試験を行なうこととしているが、ドライヤ7を原子炉圧力容器1に取り出した状態で行なうこともできる。さらに、セパレータ6も原子炉圧力容器1に取り出した状態で流力振動試験を行なうこともできる。
また、上記各実施形態では燃料集合体3aを全く装荷しない状態で流力振動試験を行なうものとしたが、一部または全部の燃料集合体3aを装荷した状態でも行なうことが可能である。
さらに、上記実施形態の特徴部分を複数用いてもよいし、異なる特徴部分を組み合わせて用いてもよい。たとえば、第2の実施形態(図3)の差圧伝送器20などによる計測は第1の実施形態との組合せに限定されるものではなく、第3ないし第8のいずれの実施形態と組み合わせることもできる。
本発明に係る自然循環型沸騰水型原子炉の流力振動試験方法の第1の実施形態の実施状況を示す模式的縦断面図。 本発明の第1の実施形態に係る自然循環型沸騰水型原子炉の模式的縦断面図。 本発明に係る自然循環型沸騰水型原子炉の流力振動試験方法の第2の実施形態の実施状況を示す模式的縦断面図。 本発明に係る自然循環型沸騰水型原子炉の流力振動試験方法の第3の実施形態の実施状況を示す模式的縦断面図。 本発明に係る自然循環型沸騰水型原子炉の流力振動試験方法の第4の実施形態の実施状況を示す模式的縦断面図。 本発明に係る自然循環型沸騰水型原子炉の流力振動試験方法の第5の実施形態の実施状況を示す模式的縦断面図。 本発明に係る自然循環型沸騰水型原子炉の流力振動試験方法の第6の実施形態の実施状況を示す模式的縦断面図。 本発明に係る自然循環型沸騰水型原子炉の流力振動試験方法の第7の実施形態の実施状況を示す模式的縦断面図。 本発明に係る自然循環型沸騰水型原子炉の流力振動試験方法の第8の実施形態の実施状況を示す模式的縦断面図。
符号の説明
1…原子炉圧力容器(原子炉容器)、2…下部プレナム、3…炉心、3a…燃料集合体(原子燃料)、4…分割チムニ、5…上部プレナム、6…セパレータ、7…ドライヤ、8…主蒸気配管、9…給水配管、10…ダウンカマ、11…制御棒駆動機構ハウジング、12…コンプレッサ、13…仮設空気配管、14…空気注入具、15…液面、18、19…計装配管、20…差圧伝送器、21…ポンプ、22…電源ケーブル、23…ジェットポンプ、25…吐出側配管、26…フランジ、27…外部ポンプ、28…貯蔵水プール、29…GDCS配管、30…閉止蓋、31…シュラウド、33…ヒータ、40…駆動水ポンプ、42…吸込み側配管、44…重力落下式緊急炉心冷却系(GDCS)、46…GDCS弁、52…吸込み側配管、55…吐出側配管、57…外部ポンプ、60…上蓋、62…開口

Claims (10)

  1. 原子炉容器内にシュラウドを配置し、このシュラウド内に原子燃料を装荷してその原子燃料の発熱による沸騰によって冷却材をシュラウド内外で自然循環させる構造の自然循環型沸騰水型原子炉の流力振動試験方法において、
    前記原子燃料を装荷する位置またはその下方位置の原子炉容器内に空気注入具を仮設し、
    前記原子炉容器内の前記シュラウド内外に冷却材を溜め、
    前記空気注入具に原子炉容器外から空気を送り込むことによって冷却材をシュラウド内外で循環させること、
    を特徴とする自然循環型沸騰水型原子炉の流力振動試験方法。
  2. 原子炉容器内にシュラウドを配置し、このシュラウド内に原子燃料を装荷してその原子燃料の発熱による沸騰によって冷却材をシュラウド内外で自然循環させる構造の自然循環型沸騰水型原子炉の流力振動試験方法において、
    前記原子炉容器内に内蔵ポンプを仮設し、
    前記原子炉容器内の前記シュラウド内外に冷却材を溜め、
    前記内蔵ポンプを駆動することによって冷却材をシュラウド内外で循環させること、
    を特徴とする自然循環型沸騰水型原子炉の流力振動試験方法。
  3. 前記内蔵ポンプは電動の水中ポンプであって、前記原子炉容器外から前記水中ポンプに電力を供給する電源ケーブルを仮設すること、を特徴とする請求項2に記載の自然循環型沸騰水型原子炉の流力振動試験方法。
  4. 前記内蔵ポンプはジェットポンプであって、このジェットポンプを駆動する駆動水を前記原子炉容器外から導入すること、を特徴とする請求項2に記載の自然循環型沸騰水型原子炉の流力振動試験方法。
  5. 原子炉容器内にシュラウドを配置し、このシュラウド内に原子燃料を装荷してその原子燃料の発熱による沸騰によって冷却材をシュラウド内外で自然循環させ、前記原子炉容器の底部に制御棒駆動機構ハウジングを接続する構造の自然循環型沸騰水型原子炉の流力振動試験方法において、
    前記原子炉容器外に外部ポンプを仮設し、
    前記原子炉容器の底部から前記制御棒駆動機構ハウジングを切り離した状態でその原子炉容器の底部の切り離し部と前記外部ポンプの吐出側とを連絡する吐出側配管を仮設し、
    前記原子炉容器内の前記シュラウド内外に冷却材を溜め、
    前記外部ポンプによって前記原子炉容器の底部に冷却材を注入することによって前記シュラウド内に冷却材を流すこと、
    を特徴とする自然循環型沸騰水型原子炉の流力振動試験方法。
  6. 前記原子炉容器の前記シュラウド外の冷却材を前記外部ポンプの吸込み側に連絡する吸込み側配管を仮設し、
    前記外部ポンプによって前記シュラウド内外の冷却材を循環させること、
    を特徴とする請求項5に記載の自然循環型沸騰水型原子炉の流力振動試験方法。
  7. 原子炉容器内にシュラウドを配置し、このシュラウド内に原子燃料を装荷してその原子燃料の発熱による沸騰によって冷却材をシュラウド内外で自然循環させる構造であって、貯蔵水プール内に溜められた冷却材を前記シュラウド外の前記原子炉容器内に重力によって注入できる重力落下式緊急炉心冷却系を有する自然循環型沸騰水型原子炉の流力振動試験方法において、
    前記重力落下式緊急炉心冷却系による冷却材が前記原子炉容器内に流入する位置の上方で前記シュラウドの外側の前記原子炉容器内の環状部を仕切る閉止蓋を仮設し、
    前記重力落下式緊急炉心冷却系により、前記貯蔵水プール内に溜められた冷却材を前記シュラウド外の前記原子炉容器内に注入することによって、冷却材をシュラウド内外に流すこと、
    を特徴とする自然循環型沸騰水型原子炉の流力振動試験方法。
  8. 原子炉容器内にシュラウドを配置し、このシュラウド内に原子燃料を装荷してその原子燃料の発熱による沸騰によって冷却材をシュラウド内外で自然循環させる構造の自然循環型沸騰水型原子炉の流力振動試験方法において、
    前記原子炉容器内にヒータを仮設し、
    前記原子炉容器内の前記シュラウド内外に冷却材を溜め、
    前記ヒータを加熱することによって冷却材をシュラウド内外で循環させること、
    を特徴とする自然循環型沸騰水型原子炉の流力振動試験方法。
  9. 前記原子燃料を前記シュラウド内に装荷しない状態で行なうこと、を特徴とする請求項1ないし8のいずれか一項に記載の自然循環型沸騰水型原子炉の流力振動試験方法。
  10. 前記シュラウドの外側のシュラウド上下部の差圧を測定し、この差圧に基いて原子炉容器内の循環流量を評価すること、を特徴とする請求項1ないし9のいずれか一項に記載の自然循環型沸騰水型原子炉の流力振動試験方法。
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