JP4675793B2 - 受信装置及び伝送装置 - Google Patents

受信装置及び伝送装置 Download PDF

Info

Publication number
JP4675793B2
JP4675793B2 JP2006028696A JP2006028696A JP4675793B2 JP 4675793 B2 JP4675793 B2 JP 4675793B2 JP 2006028696 A JP2006028696 A JP 2006028696A JP 2006028696 A JP2006028696 A JP 2006028696A JP 4675793 B2 JP4675793 B2 JP 4675793B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
signal
retransmission
frequency
supplied
selection
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2006028696A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2007208921A (ja
JP2007208921A5 (ja
Inventor
功 日笠
Original Assignee
Dxアンテナ株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Dxアンテナ株式会社 filed Critical Dxアンテナ株式会社
Priority to JP2006028696A priority Critical patent/JP4675793B2/ja
Publication of JP2007208921A publication Critical patent/JP2007208921A/ja
Publication of JP2007208921A5 publication Critical patent/JP2007208921A5/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4675793B2 publication Critical patent/JP4675793B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Input Circuits Of Receivers And Coupling Of Receivers And Audio Equipment (AREA)
  • Radio Relay Systems (AREA)

Description

本発明は、無線によって放送信号を再送信された信号を受信する装置及びこれら再送信装置と受信装置とによって構成された
伝送装置に関する。
共同受信システムでは、地上波UHF帯及びVHF帯のテレビジョン放送信号をアンテナで受信し、同軸ケーブルによって各家庭に伝送している。これに加えて、衛星放送及び衛星通信受信アンテナで受信し、周波数変換した衛星放送及び衛星通信中間周波信号も、同軸ケーブルによって伝送している。この場合、1本の同軸ケーブルによって、これら各信号を伝送するには、同軸ケーブルの伝送帯域が不足するので、複数本の同軸ケーブルを使用している。近年、これらのテレビジョン信号を無線で伝送することが、例えば特許文献1に開示されている。特許文献1の技術では、JCSAT−3号から送信された信号を12.20乃至12.75GHz帯の信号に周波数変換して再送信する共に、JCSAT−4号からの送信された信号を11.00乃至11.55GHz帯の信号に周波数変換して再送信する。住戸に設けられた再受信装置によって、上記の再送信された信号が受信される。
特開2004−297221号公報
しかし、特許文献1の技術では、JCSAT−3号からの信号を再送信するために、12.20乃至12.75GHz帯を使用し、JCSAT−4号からの信号を再送信するために、11.00乃至11.55GHz帯を使用しなければならず、周波数帯の有効利用が図れない上に、再送信装置及び受信装置も、それぞれ2台ずつ準備しなければならず、コストが高くなっていた。
本発明は、複数波の放送信号を再送信する際に使用する周波数帯を減少させて、周波数帯の有効利用を図り、かつコストの低減化も図る受信装置及び伝送装置を提供することを目的とする。
本発明の一態様の受信装置は、供給された複数の放送信号のうち、第1の周波数帯の制御信号に含まれる選択信号の状態に応じて選択された放送信号を、再送信用の第2周波数帯の再送信信号に周波数変換して、送信する再送信装置と共に使用される。この受信装置には、選択信号を第1の周波数帯の制御信号に変換する変換手段と、変換された制御信号を送信する制御信号送信用アンテナとが、設けられている。前記再送信装置から送信された再送信信号を再送信信号受信用アンテナが受信する。受信された再送信信号を前記選択された放送信号に周波数変換手段が周波数変換する。更に、この受信装置は、複数の出力端子を有している。前記複数の出力端子のうち選択信号に応じて選択されたものに、前記周波数変換手段の出力信号を供給する信号選択供給手段が設けられている。前記選択信号が前記変換手段に供給される。なお、選択信号は、複数の出力端子のうち、特定のものに、その状態を変更可能に供給することもできる。
このように構成された再送信装置では、受信しようとする放送信号に対応する選択信号を変換手段に供給すると、これが第1の周波数帯の制御信号に変換され、制御信号送信用アンテナから送信される。この制御信号に応じて再送信装置から送信された再送信信号が再送信信号受信用アンテナで受信され、周波数変換手段に供給されて、元の放送信号に周波数変換される。このように複数波の放送信号のうち特定の放送信号のみが再送信されているので、周波数変換手段や再送信信号受信用アンテナは、それぞれ1台だけ設ければよく、コストの低減を図ることができる。また各放送信号に対応した受信回路を、複数の出力端子それぞれに接続しておくと、その受信回路において受信可能な放送信号が信号選択供給手段を介してその受信回路に供給される。従って、各放送信号に対応した受信回路を必要とする場合に、各放送信号をそれに対応する受信回路に自動的に供給することができる。
本発明の一態様の伝送装置は、再送信装置と、受信装置とからなる。前記受信装置は、複数波の放送信号のうち1波を状態に応じて選択する選択信号を第1の周波数帯の制御信号に変換する変換手段と、前記制御信号を送信する制御信号送信用アンテナとを、具備している。前記再送信装置は、前記制御信号を受信する制御信号受信用アンテナと、前記制御信号から前記選択信号を復調する復調手段と、供給された複数波の放送信号のうち、前記選択信号の状態によって選択された放送信号を出力する選択手段と、この選択手段によって選択された放送信号を、再送信用の第2周波数帯の再送信信号に周波数変換する変換手段と、この変換手段からの前記再送信信号を送信する再送信信号送信用アンテナとを、具備し手いる。前記受信装置は、前記再送信装置から送信された再送信信号を受信する再送信信号受信用アンテナと、受信された再送信信号を前記選択された放送信号に周波数変換する周波数変換手段と、複数の出力端子と、前記複数の出力端子のうち前記選択信号が指定したものに、前記周波数変換手段の出力信号を供給する信号選択供給手段とを、具備している。
この構成では、再送信装置と受信装置とは全て無線で送受信を行っているので、再送信装置と受信装置それぞれの配置の自由度を高めることができる。
以上のように、本発明によれば、複数の放送信号のうち選択された放送信号を第2の周波数帯で再送信することによって、周波数帯の有効利用を図ると共に低コストで複数の放送信号を再送信することができる。
本発明の第1参考例の伝送装置は、例えば家庭用共同受信システムにおいて使用されるもので、図1に示すように再送信装置2と、受信装置4とを有している。
再送信装置2には、複数の放送信号、例えばJ3−IF信号と、J4−IF信号とが、供給される。J3−IF信号は、通信衛星JCSAT−3号から送信されたJCSAT−3通信信号を、当該家庭用共同受信システムに設置されている衛星通信受信用アンテナで受信し、付属コンバータで周波数変換した中間周波信号で、1050MHz乃至1550MHzの垂直偏波信号と、1572MHz乃至2072MHzの水平偏波信号とからなる。J4−IF信号は、通信衛星JCSAT−4号から送信されたJCSAT−4通信信号を、当該家庭用共同受信システムに設置されている衛星通信受信用アンテナで受信し、付属コンバータで周波数変換した中間周波信号で、1290MHz乃至1550MHzの垂直偏波信号と、1812MHz乃至2072MHzの水平偏波信号とからなる。J3−IF信号とJ4−IF信号とは、周波数帯が一部で重複している。
図2に示すように、J3−IF信号は、入力端子6に同軸ケーブルを介して供給され、J4−IF信号は、入力端子8に同軸ケーブルを介して供給されている。
J3−IF信号は、直流阻止コンデンサ10を介して選択手段、例えば切換スイッチ12の接点12aに供給されている。同様に、J4−IF信号は、直流阻止コンデンサ14を介して切換スイッチ12の接点12bに供給されている。切換スイッチ12は、接触子12cを有し、接触子12cは、接点12a、12bのうち選択された一方に接続される。
接触子12cから出力されたJ3−IF信号またはJ4−IF信号は、変換手段、例えばミリ波送信信号処理部16に供給される。ミリ波送信信号処理部16は、供給されたJ3−IF信号またはJ4−IF信号を、第2の周波数帯、例えばミリ波帯の再送信信号に周波数変換する。この再送信信号は、再送信信号送信用アンテナ18から送信される。
切換スイッチ12の接触子12cの切換は、復調手段、例えば2.4GHz受信信号処理部20が発生する選択信号の状態に応じて行われる。2.4GHz受信信号処理部20は、制御信号受信用アンテナ22によって受信した第1の周波数帯、例えば2.4GHz帯の制御信号から選択信号を復調する。アンテナ22は後述するように、受信装置4から送信された制御信号を受信する。
ミリ波送信信号処理部16及び2.4GHz受信信号処理部20を動作させるために、電源回路24が設けられている。この電源回路24は、入力端子6または8及び逆流防止ダイオード26または28を介して図1に示すような電源挿入器30から供給された直流電源を受けて、ミリ波送信信号処理部16及び2.4GHz受信信号処理部20に供給する。なお、図1では、電源挿入器30は入力端子8側に示したが、入力端子6側に設けることもできる。この電源挿入器30は、同軸ケーブルを介して衛星通信受信用アンテナのコンバータにも動作電源を供給している。
受信装置4は、図3に示すように、再送信信号受信用アンテナ32を有している。アンテナ32は再送信信号を受信するものである。アンテナ32で受信された再送信信号は、周波数変換手段、例えばミリ波受信信号処理部34に供給され、ここでJ3−IF信号またはJ4−IF信号に周波数変換され、直流阻止コンデンサ36を介して1つの出力端子38に供給される。出力端子38から図1に示すように、受信回路、例えばCSチューナ40に供給され、ここで復調されて、テレビジョン受信機42に供給される。
CSチューナ40は、受信装置4の動作電圧、例えば直流電圧を受信装置4の出力端子38に供給しており、この動作電圧は電源回路48に供給される。電源回路48は、この動作電圧を、ミリ波受信信号処理部34及び2.4GHz送信信号処理部44を動作させるのに適切な電圧に調整して、ミリ波受信信号処理部34及び2.4GHz送信信号処理部44に供給する。
CSチューナ42は、受信装置4の出力端子38に選択信号、例えばパルス信号を供給可能に構成されている。CSチューナ42において、例えばJ4−IF信号を受信したい場合には、CSチューナ42の使用者がCSチューナ42を操作して、出力端子38にパルス信号を供給する。即ち、出力端子38に供給する直流電源にパルス信号を重畳させる。このパルス信号が図3に示す変換手段、例えば2.4GHz送信信号処理部44に供給され、2.4GHzの搬送波を変調し、この変調信号が制御信号として、制御信号送信用アンテナ46から送信される。
この制御信号が、再送信装置2のアンテナ22で受信され、2.4GHz受信信号処理部20に供給され、ここでパルス信号に復調される。このパルス信号が存在することによって、切換スイッチ12の接触子12cが接点12bに切り換えられ、J4−IF信号がミリ波送信信号処理部16に供給され、アンテナ18より送信され上述したように受信装置4のアンテナ32で受信される。
CSチューナ40において、J3−IF信号を受信したい場合には、CSチューナ40からはパルス信号を発生させない。これによって、受信装置4には、直流電源のみが出力端子38から供給される。従って、受信装置4の2.4GHz送信信号処理部44は、無変調の2.4GHzの搬送波をアンテナ46から送信する。この無変調の2.4GHzの搬送波は、再送信装置2のアンテナ22で受信され、2.4GHz受信信号処理部20に供給される。2.4GHz受信信号処理部20ではパルス信号を検出できない。これに応動して、切換スイッチ12の接触子12cは接点12aに切り換えられ、J3−IF信号がミリ波送信信号処理部16に供給され、アンテナ18より送信され上述したように受信装置4のアンテナ32で受信される。このようにパルス信号の有無によって選択信号の状態が変化している。
もし、周波数帯が一部で重複しているJ3−IF信号及びJ4−IF信号を個別に送信するなら、周波数帯が重複しない2波のミリ波信号が必要であり、再送信装置2には、ミリ波送信信号処理部を2台、受信装置4にはミリ波受信信号処理部を2台設ける必要があり、多くの周波数帯を利用することになるし、多くのミリ波送信信号処理部とミリ波受信信号処理部とが必要になる。これに対し、この伝送装置では、周波数帯が一部で重複しているJ3−IF信号及びJ4−IF信号を再送信しているにも拘わらず、再送信に使用している周波数帯は1波のミリ波信号のみである。従って、周波数帯の有効利用が図れ、かつ、比較的高価なミリ波送信信号処理部16及びミリ波受信信号処理部34は、それぞれ1台ずつ設置するだけでよい。
なお、CSチューナ40は、1つのパルス信号を出力端子38に供給するか否かによって、J3−IF信号及びJ4−IF信号の選択を行ったが、J3−IF信号に対応する第1のパルス信号と、J4−IF信号に対応する第2のパルス信号(第2のパルス信号は、第1のパルス信号と異なったもの、例えばピーク値、周期またはデュティ比が異なったものである。)とのうち、選択された一方を発生するように構成してもよい。この場合、再送信装置2では、2.4GHz受信信号処理部20で復調されたパルス信号が第1のパルス信号か第2のパルス信号であるかを検知する検知回路を設け、その検知結果に従って切換スイッチ12を切り換える。また、CSチューナ40は、パルス信号に代えて1つの正弦波を供給するか否かによってJ3−IF信号とJ4−IF信号の選択を行うように構成してもよい。また、異なる正弦波を供給することによってJ3−IF信号またはJ4−IF信号の選択を行うように構成してもよい。この場合にも、再送信装置2には、正弦波がいずれの正弦波であるかを検知する検知回路を設け、この検知結果に従って切換スイッチ12を切り換える。
本発明の第2参考例の伝送装置では、受信装置4a及びCSチューナの構成が異なる以外、第1参考例の伝送装置と同様に構成されている。CSチューナは、電源回路48に出力端子38から供給する動作電圧を、J4−IF信号を受信したい場合には、第1の直流電圧、例えば+11Vの直流電圧として、J3−IF信号を受信したい場合には、第2の直流電圧、例えば+15Vの直流電圧とするように構成されている。
このいずれかの電圧は、図4に示すように、電源回路48aに供給され、ミリ波受信信号処理部34、2.4GHz送信信号処理部44及び後述する検知回路50を動作させるのに適した電圧に変換されて、ミリ波受信信号処理部34、2.4GHz送信信号処理部44及び後述する検知回路50に供給される。検知回路50は、出力端子38からの直流電圧の値を判定しており、供給された電圧が+11Vのとき、2.4GHz送信信号処理部44にパルス信号を供給し、+15Vのとき、2.4GHz送信信号処理部44には、パルス信号を供給しない。以下、第1参考例の受信装置4と同様に動作する。
なお、検知回路50が+11Vの直流電圧を検知したとき、第1のパルス信号を2.4GHz送信信号処理部44に供給し、+15Vの直流電圧を検知したとき、第1のパルス信号とは異なる第2のパルス信号を2.4GHz送信信号処理部44に供給するようにしてもよい。この場合、再送信装置2には、2.4GHz受信信号処理部20で復調されたパルス信号が第1のパルス信号か第2のパルス信号であるかを判定する検知回路を設け、その検知結果が第1のパルス信号のとき、切換スイッチ12の接触子12cを接点12bに切り換え、判定結果が第2のパルス信号のとき、切換スイッチ12の接触子12cを接点12aに切り換えるように構成する。
本発明の1実施の形態の伝送装置を、図5及び図6に示す。この伝送装置では、再送信装置2の構成は、第1及び第2の参考例の再送信装置2と同一であるが、これに供給されている信号が異なる。即ち、図5に示すように、入力端子6にはBS・110度CS−IF信号が供給されている。このBS・110度CS−IF信号は、BS・110度CSアンテナで受信されたBS・110度CS信号を、このアンテナに付属するコンバータで1032MHz乃至2072MHzに周波数変換した中間周波信号である。入力端子6には、J−IF信号が供給されている。J−IF信号は第1及び第2の参考例で使用したJ3−IF信号と、J4−IF信号の垂直偏波の1290MHz乃至1550MHzの信号をダウンコンバータした285MHz乃至545MHzの信号及び同水平偏波の1812MHz乃至2072MHzの信号をダウンコンバートした565MHz乃至815MHzの信号とからなる。再送信装置2では、第1の参考例と同様に、選択信号によって決定されたBS・110度CS−IF信号またはJ−IF信号をミリ波に周波数変換した再送信信号がアンテナ18から送信される。
この伝送装置の受信装置4bは、上述したような再送信装置2への入力信号の変更に伴い、図5に示すように、2つの出力端子38a、38bが設けられている。出力端子38aには、後述するようにしてBS・110度CS−IF信号が出力される。これがBS・110度CSチューナ52に供給され、ここで復調されて、テレビジョン受像機42に供給される。出力端子38bには、後述するようにしてJ−IF信号が供給され、これがアップコンバータ54に供給される。CSチューナ40によってJ3−IF信号が選択されていると、J3−IF信号は、そのままCSチューナ40に供給される。CSチューナ40によってJ4−IF信号が選択されていると、アップコンバータ54によって、J−IF信号中の垂直偏波の285MHz乃至545MHzの信号及び水平偏波の555MHz乃至815MHzの信号がアップコンバートされ、J4−IF信号に変換され、CSチューナ40に供給される。CSチューナ40は、J3−IF信号とJ4−IF信号のうち供給されたものを、復調してテレビジョン受信機42に供給する。
BS・110度CSチューナ52は、それが動作しているとき、受信装置4bを動作させるための電圧、例えば直流+15Vを出力端子38aに供給する。また、CSチューナ40は、それが動作しているとき、アップコンバータ54を動作させるための電圧、例えば直流+15Vをアップコンバータ54に供給する。また、アップコンバータ54は、この直流+15Vの電圧を出力端子38bに供給する。そして、BS・110度チューナ52とCSチューナ40とは排他的に使用され、一方が使用されているとき、他方は使用されない。従って、出力端子38a及び38bの一方にのみ+15Vの直流電圧が供給される。
受信装置4bでは、図6に示すように、出力端子38aまたは38bに供給された+15Vの直流電圧が、逆流防止用ダイオード56aまたは56bを介して電源回路48aに供給され、ミリ波受信信号処理部34、2.4GHz送信信号処理部44及び検知回路50aを動作させる。
検知回路50aは、出力端子38bに+15Vの電圧が供給されているか否かを検知し、+15Vの電圧が供給されているとき、2.4GHz送信信号処理部44にパルス信号を供給する。2.4GHz送信信号処理部44は、これで2.4GHzの搬送波を変調して、制御信号として、アンテナ46から送信する。これによって、再送信装置2は、第1の実施形態で説明したのと同様にして、J−IF信号をミリ波に周波数変換した再送信信号を送信する。再送信信号はアンテナ32で受信され、ミリ波受信信号処理部34で周波数変換されて、J−IF信号とされ、選択供給手段、例えば切換スイッチ58の接触子58cに供給される。切換スイッチ58は、接触子58cが択一的に接触する接点58aと、58bを有している。接点58aは直流阻止コンデンサ36aを介して出力端子38aに接続され、接点58bは直流阻止コンデンサ36bを介して出力端子38bに接続されている。切換スイッチ58の接触子58cは、検知回路50aによって接点58aまたは58bに接触するように切り換えられる。具体的には、検知回路50aが出力端子38bに+15Vの電圧を検出したとき、接点58b側に切り換えられ、出力端子38hに+15Vの電圧を検出していないとき、接点58a側に切り換えられる。この場合、出力端子38bに+15Vの電圧が供給されているので、出力端子38bにJ−IF信号が出力され、上述したようにアップコンバータ54に供給される。
一方、BS・110度CSチューナ52が動作しているとき、出力端子38bには+15Vの直流電圧は供給されていない。従って、検知回路50aは、パルス信号を2.4GHz送信信号処理部44に供給しない。2.4GHz送信信号処理部44は、無変調の2.4GHzの搬送波をアンテナ46から送信する。これによって、再送信装置2は、第1の実施形態において説明したのと同様にして、BS・CS110度CS−IF信号をミリ波に周波数変換した再送信信号を送信する。アンテナ32で受信された再送信信号は、ミリ波受信信号処理部34においてBS・CS110度CS−IF信号に変換され、切換スイッチ58の接触子58cに供給される。ここで、検知回路50aが出力端子38bに+15Vの直流電圧を検出していないので、切換スイッチ58の接触子58cは接点58aに切り換えられ、BS・CS110度CS−IF信号は、直流阻止コンデンサ36aを介して出力端子38aに供給される。出力端子38aから、BS・CS110度CS−IF信号は、BS・110度CSチューナ52に供給される。
なお、BS・110度CSチューナ52が出力端子38aに直流電圧を供給しているか否かを検知回路50aにおいて検出することも可能である。この場合、電圧を検出した場合、切換スイッチ58の接触子58cは接点58aに切り換えられ、電圧を検出しない場合、接触子58cは接点58bに切り換えられる。
上記の各実施形態では、複数の衛星通信信号のうち選択されたものをミリ波に変換して再送信したが、ミリ波以外の周波数帯に変換して再送信することも可能である。
本発明の第1の参考例の伝送装置のブロック図である。 図1の伝送装置における再送信装置のブロック図である。 図1の伝送装置の受信装置のブロック図である。 本発明の第2の参考例の伝送装置の受信装置のブロック図である。 本発明の1実施形態の伝送装置のブロック図である。 図5の伝送装置の受信装置のブロック図である。
符号の説明
2 再送信装置
4 4a 4b 受信装置
12 切換スイッチ(選択手段)
16 ミリ波送信信号処理部(周波数変換手段)
18 アンテナ(第2のアンテナ)
20 2.4GHz受信信号処理部(復調手段)
22 アンテナ(第1のアンテナ)
32 アンテナ(第3のアンテナ)
34 ミリ波受信信号処理部(周波数変換手段)
38 38a 38b 出力端子
44 2.4GHz送信信号処理部(変換手段)
46 アンテナ(第4のアンテナ)

Claims (2)

  1. 供給された複数波の放送信号のうち、第1の周波数帯の制御信号に含まれる選択信号の状態に応じて選択された放送信号を、再送信用の第2周波数帯の再送信信号に周波数変換して、送信する再送信装置と共に使用される受信装置であって、
    選択信号を第1の周波数帯の制御信号に変換する変換手段と、
    前記制御信号を送信する制御信号送信用アンテナと、
    前記再送信装置から送信された再送信信号を受信する再送信信号受信用アンテナと、
    受信された再送信信号を前記選択された放送信号に周波数変換する周波数変換手段と、
    複数の出力端子と、
    前記複数の出力端子のうち前記選択信号が指定したものに、前記周波数変換手段の出力信号を供給する信号選択供給手段とを、
    具備する受信装置。
  2. 再送信装置と、受信装置とからなり、
    前記受信装置は、
    複数波の放送信号のうち1波を状態に応じて選択する選択信号を第1の周波数帯の制御信号に変換する変換手段と、
    前記制御信号を送信する制御信号送信用アンテナとを、
    具備し、
    前記再送信装置は、
    前記制御信号を受信する制御信号受信用アンテナと、
    前記制御信号から前記選択信号を復調する復調手段と、
    供給された複数波の放送信号のうち、前記選択信号の状態によって選択された放送信号を出力する選択手段と、
    この選択手段によって選択された放送信号を、再送信用の第2周波数帯の再送信信号に周波数変換する変換手段と、
    この変換手段からの前記再送信信号を送信する再送信信号送信用アンテナとを、
    具備し、
    前記受信装置は、
    前記再送信装置から送信された再送信信号を受信する再送信信号受信用アンテナと、
    受信された再送信信号を前記選択された放送信号に周波数変換する周波数変換手段と、
    複数の出力端子と、
    前記複数の出力端子のうち前記選択信号が指定したものに、前記周波数変換手段の出力信号を供給する信号選択供給手段とを、具備する
    伝送装置。
JP2006028696A 2006-02-06 2006-02-06 受信装置及び伝送装置 Expired - Fee Related JP4675793B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006028696A JP4675793B2 (ja) 2006-02-06 2006-02-06 受信装置及び伝送装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006028696A JP4675793B2 (ja) 2006-02-06 2006-02-06 受信装置及び伝送装置

Publications (3)

Publication Number Publication Date
JP2007208921A JP2007208921A (ja) 2007-08-16
JP2007208921A5 JP2007208921A5 (ja) 2009-03-26
JP4675793B2 true JP4675793B2 (ja) 2011-04-27

Family

ID=38487933

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006028696A Expired - Fee Related JP4675793B2 (ja) 2006-02-06 2006-02-06 受信装置及び伝送装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4675793B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5027034B2 (ja) * 2008-03-28 2012-09-19 マスプロ電工株式会社 ミリ波送受信システム、ミリ波送信装置及びミリ波受信装置

Citations (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0361742A (ja) * 1989-07-27 1991-03-18 Kayaba Ind Co Ltd サスペンション用油圧シリンダ
JPH07106997A (ja) * 1993-10-06 1995-04-21 Dx Antenna Co Ltd 簡易型ヘッドエンド装置
JPH10224247A (ja) * 1997-02-07 1998-08-21 Yagi Antenna Co Ltd 直列ユニット
JPH11313020A (ja) * 1998-02-27 1999-11-09 Sharp Corp ミリ波送信装置、ミリ波受信装置、ミリ波送受信システム及び電子機器
JP2002111615A (ja) * 2000-10-03 2002-04-12 Sharp Corp 放送信号受信システム
JP2003143494A (ja) * 2001-11-02 2003-05-16 Sanyo Electric Co Ltd 再送信装置及びディジタル放送受信システム
JP2003309481A (ja) * 2002-04-12 2003-10-31 Maspro Denkoh Corp 衛星信号受信伝送システム及び切替分配器
JP2004328331A (ja) * 2003-04-24 2004-11-18 Sharp Corp マイクロ波帯無線送信装置およびマイクロ波帯無線送信システムおよびマイクロ波帯無線受信装置およびマイクロ波帯無線送受信システムおよび電子機器

Patent Citations (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0361742A (ja) * 1989-07-27 1991-03-18 Kayaba Ind Co Ltd サスペンション用油圧シリンダ
JPH07106997A (ja) * 1993-10-06 1995-04-21 Dx Antenna Co Ltd 簡易型ヘッドエンド装置
JPH10224247A (ja) * 1997-02-07 1998-08-21 Yagi Antenna Co Ltd 直列ユニット
JPH11313020A (ja) * 1998-02-27 1999-11-09 Sharp Corp ミリ波送信装置、ミリ波受信装置、ミリ波送受信システム及び電子機器
JP2002111615A (ja) * 2000-10-03 2002-04-12 Sharp Corp 放送信号受信システム
JP2003143494A (ja) * 2001-11-02 2003-05-16 Sanyo Electric Co Ltd 再送信装置及びディジタル放送受信システム
JP2003309481A (ja) * 2002-04-12 2003-10-31 Maspro Denkoh Corp 衛星信号受信伝送システム及び切替分配器
JP2004328331A (ja) * 2003-04-24 2004-11-18 Sharp Corp マイクロ波帯無線送信装置およびマイクロ波帯無線送信システムおよびマイクロ波帯無線受信装置およびマイクロ波帯無線送受信システムおよび電子機器

Also Published As

Publication number Publication date
JP2007208921A (ja) 2007-08-16

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR101668852B1 (ko) 셋톱 박스에서의 조합된 홈 네트워크 통신과 방송 수신 시스템 및 방법
EP1863193B1 (en) Digital satellite receiver and method for switching among multiple receiver antennas using diversity circuitry
US20060053453A1 (en) Wireless redistribution system for terrestrial digital television broadcasting and receiving system for terrestrial digital television broadcasting
CN104160635B (zh) 用于微波无线电信号的传输/接收的设备和单元
JP4675793B2 (ja) 受信装置及び伝送装置
JP3743796B2 (ja) 放送受信システム
US20050012869A1 (en) Video receiving tuner
US8634026B2 (en) Digital broadcast receiving apparatus
JP2009088863A (ja) ミリ波送受信システム及び周波数変換装置
JP5090798B2 (ja) ミリ波送受信システム及び周波数変換装置
JP5629798B2 (ja) 通信装置
JP4374269B2 (ja) 無線通信システム及び無線通信装置
JP5123147B2 (ja) 放送信号増幅装置及び放送信号受信システム
JP4017621B2 (ja) 地上波デジタルtv放送の無線再配信システム
JP5027034B2 (ja) ミリ波送受信システム、ミリ波送信装置及びミリ波受信装置
JP2004248079A (ja) テレビ放送信号伝送システム、送信装置、及び受信装置
JP4654403B2 (ja) ミリ波による放送信号伝送システム
JP3415526B2 (ja) 衛星受信システム並びにそのシステムで使用するブースタ装置と電源装置
KR100390499B1 (ko) 디지탈 티브이 중계기
JP2004173111A (ja) ミリ波帯送受信システム、送信装置及び受信装置
JPH09238113A (ja) 衛星放送受信装置
JP4187899B2 (ja) 共同受信システム、それの端末装置及び端末用周波数変換装置
JP2004201279A (ja) 周波数ダイバーシティ受信機およびそれを用いた受信システム
JP2012109797A (ja) データ伝送システム
JP2006074267A (ja) 地上波デジタルtv放送の無線再配信システム

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20090206

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20090206

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20101109

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20110105

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20110125

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20110126

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140204

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees