JPH0361742A - サスペンション用油圧シリンダ - Google Patents
サスペンション用油圧シリンダInfo
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- JPH0361742A JPH0361742A JP19488089A JP19488089A JPH0361742A JP H0361742 A JPH0361742 A JP H0361742A JP 19488089 A JP19488089 A JP 19488089A JP 19488089 A JP19488089 A JP 19488089A JP H0361742 A JPH0361742 A JP H0361742A
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Landscapes
- Fluid-Damping Devices (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は、姿勢制御手段を兼ねたアクティブサスペンシ
ョンシステムに採用して好適の油/IEシリンダに関す
る。
ョンシステムに採用して好適の油/IEシリンダに関す
る。
(f来の技術)
車輌の姿勢制御が牛体の静止荷重の変化に加えて車輌の
走行状況に応じて、アクティブに行われると、該車輌の
乗り心地が里に4善されると共に操縦安定性か向上する
。
走行状況に応じて、アクティブに行われると、該車輌の
乗り心地が里に4善されると共に操縦安定性か向上する
。
それ故、近年では、車輌の姿勢制御は、該車輌の!g架
系としてのアクティブサスペンションシステムで実行す
るのが効果的であると注目されている。
系としてのアクティブサスペンションシステムで実行す
るのが効果的であると注目されている。
ところで、この種アクティブサスペンションシステムへ
の利用に最適な姿勢制御装置としては、従来から、例え
ば、第2図に示すような構造のものが提案されている。
の利用に最適な姿勢制御装置としては、従来から、例え
ば、第2図に示すような構造のものが提案されている。
即ち、この種姿勢制御装置は、サスペンション機構Iと
油圧給排機構■とからなり 油圧給排機構■での油圧制
御でサスペンション機構■が伸縮制御されるように形成
されtいる。
油圧給排機構■とからなり 油圧給排機構■での油圧制
御でサスペンション機構■が伸縮制御されるように形成
されtいる。
そして、このサスペンション機構■は、車輌の四輪各部
において上端が車体B側に、下端が車輌A側たるサスペ
ンションアームA、に夫々連結される油圧シリンダlを
有している。
において上端が車体B側に、下端が車輌A側たるサスペ
ンションアームA、に夫々連結される油圧シリンダlを
有している。
それ故、この油圧シリンダlが伸縮制御されることで車
輌の四輪各部における車高が調整され、総体的に車輌の
姿勢が制御される。
輌の四輪各部における車高が調整され、総体的に車輌の
姿勢が制御される。
因に、油圧シリンダlには、車体B側からの荷重を支え
る懸架スプリング2が並設されており、更にその油圧回
路系には、該油圧シリンダlの伸縮時に所定の減衰作用
をする絞り3と所定のガスばね効果を発揮するガスばね
4とが接続されている。
る懸架スプリング2が並設されており、更にその油圧回
路系には、該油圧シリンダlの伸縮時に所定の減衰作用
をする絞り3と所定のガスばね効果を発揮するガスばね
4とが接続されている。
・方、このようなサスペンション機a1に接続される油
圧給排機構■としては、未だ確定的なものは提案されて
いないが、少なくとも制御弁11と油圧源12及びタン
ク13とを有しており、制御弁llの選択された作動で
油圧源12からの油圧を油圧シリンダlに供給するか、
又は、油圧シリンダl内の油圧をタンクエコに解放する
他。
圧給排機構■としては、未だ確定的なものは提案されて
いないが、少なくとも制御弁11と油圧源12及びタン
ク13とを有しており、制御弁llの選択された作動で
油圧源12からの油圧を油圧シリンダlに供給するか、
又は、油圧シリンダl内の油圧をタンクエコに解放する
他。
シリンダ油圧を保持する中立状態を採るような構成が採
られている。
られている。
即ち、車体Bに設置したセンサ5からの状況信号を受け
るコントローラCは、これ等信号によりy4覚されたE
l mとする圧力と、I■:力センサ14により検知さ
れる実際のシリンダ圧力とが、常に−・致するように作
動するフィードバックループ機構で構成されている。従
って、このフィードバック電流に基く制御型ytiを受
ける制御ブj11は、これにより選択された前記動作で
、その時々の乍輌最適な状態になるようにシリンダ内圧
を:I4整する。
るコントローラCは、これ等信号によりy4覚されたE
l mとする圧力と、I■:力センサ14により検知さ
れる実際のシリンダ圧力とが、常に−・致するように作
動するフィードバックループ機構で構成されている。従
って、このフィードバック電流に基く制御型ytiを受
ける制御ブj11は、これにより選択された前記動作で
、その時々の乍輌最適な状態になるようにシリンダ内圧
を:I4整する。
そして、この作動油の給排調整時に、前記ガスばね4と
絞り3とによるショックアブソーバ機能が発揮される。
絞り3とによるショックアブソーバ機能が発揮される。
次に、第3図に上記機能を発揮する油圧シリンダlとガ
スばね4との構成例を示す、油圧シリンダl内にはピス
トン6がWJ動自在に配置してあり、これによってシリ
ンダ内を二つの容室VA、 V、に区分している。そし
て、このピストン6を先端に締結したピストンロッド7
の他方端は、シリンダ圧力に突出している。
スばね4との構成例を示す、油圧シリンダl内にはピス
トン6がWJ動自在に配置してあり、これによってシリ
ンダ内を二つの容室VA、 V、に区分している。そし
て、このピストン6を先端に締結したピストンロッド7
の他方端は、シリンダ圧力に突出している。
更に、ピストン6には前記容室Vs、 Va間を連通ず
る孔8が開穿してあり、しかも、該ピストン6の通常の
移動速度域で容室V^、VB間に作動油の移動か1して
も、これによる圧力損失が殆ど生じないように十分に大
きな通路面積を有し°Cいる。−・方、ピストンロッド
7の内部には貫通孔9か設けてあり、該孔9の外方端を
制御弁11の給排側ボートにFli統すると共に、内方
端を容室Vae開目せしめである。
る孔8が開穿してあり、しかも、該ピストン6の通常の
移動速度域で容室V^、VB間に作動油の移動か1して
も、これによる圧力損失が殆ど生じないように十分に大
きな通路面積を有し°Cいる。−・方、ピストンロッド
7の内部には貫通孔9か設けてあり、該孔9の外方端を
制御弁11の給排側ボートにFli統すると共に、内方
端を容室Vae開目せしめである。
これに対して、ガスばね4はその内部をフリーピストン
10によりガス室vGと油室V。とに区分されており、
その内、油室V。が前記シリンダ容室v、lと共通の前
記給排側ボートに接続されている。
10によりガス室vGと油室V。とに区分されており、
その内、油室V。が前記シリンダ容室v、lと共通の前
記給排側ボートに接続されている。
そして、このガスばね4の油の出入口を前記絞り3に形
成しであるが、その他、かかるオリフス制御a構に替わ
り、通常のショックアブソーバのように流路中に配置す
るバルブ機構を用いても良い、また、前記ガス室vaに
はfめ所定の圧力のガスか封入されている。
成しであるが、その他、かかるオリフス制御a構に替わ
り、通常のショックアブソーバのように流路中に配置す
るバルブ機構を用いても良い、また、前記ガス室vaに
はfめ所定の圧力のガスか封入されている。
そこで、L述の構成において、等価車体重猜をw8とし
、シリンダ発生力をF、、スプリング力をFl シリン
ダ内圧なPとして、車体Bが静IE状態にあるときの前
記Fp、 F□及びPの大々の偵をP、。、F、。及び
P。とすると、’IIe= Fmo ” Fen =
F*o+^r”p。
、シリンダ発生力をF、、スプリング力をFl シリン
ダ内圧なPとして、車体Bが静IE状態にあるときの前
記Fp、 F□及びPの大々の偵をP、。、F、。及び
P。とすると、’IIe= Fmo ” Fen =
F*o+^r”p。
((1117,A、はピストンロット断面積)なる関係
がある。
がある。
そこで、車輌が走行中に旋回動したり、加減速動作する
と、これにより車体Bには慣性力が働いて車体姿勢が変
化しようとする。
と、これにより車体Bには慣性力が働いて車体姿勢が変
化しようとする。
このことは、見掛は上、先の等価11体重鼠りか慣性力
による変化分Δw6たけ増減したことになる。従って、
各車輪の油圧シリンダ1における内圧Pについて、 Δ冒。=A、・ΔP。
による変化分Δw6たけ増減したことになる。従って、
各車輪の油圧シリンダ1における内圧Pについて、 Δ冒。=A、・ΔP。
なる関係が満たされるに必要なシリンダ内圧&化分ΔP
8を加減調整すれば、各車輪における力が釣り合いの状
態に保たれたままで、このときの車体Bに姿勢変化か生
じないことになる。
8を加減調整すれば、各車輪における力が釣り合いの状
態に保たれたままで、このときの車体Bに姿勢変化か生
じないことになる。
即ち、旋回中の外輪側、加速時の後輪側及び減速時の前
輪側に対しては、変化分ΔLだけ重穢が増加するので、
シリンダ内圧をその変化分ΔP、たけ増大させ、逆に、
旋回中の内輪側、加速時の前輪側及び減速時の後輪側に
は、シリンダ内圧が変化分ΔP、たけ減少するように、
前記制御弁11による作動油の給排制御を行うことによ
って、車体姿勢を水平状態に保つことが出来る。
輪側に対しては、変化分ΔLだけ重穢が増加するので、
シリンダ内圧をその変化分ΔP、たけ増大させ、逆に、
旋回中の内輪側、加速時の前輪側及び減速時の後輪側に
は、シリンダ内圧が変化分ΔP、たけ減少するように、
前記制御弁11による作動油の給排制御を行うことによ
って、車体姿勢を水平状態に保つことが出来る。
・方、直進定速走行時の車体Bには、前述のような慣性
力は作用しない、しかし、走行中の不整地路面入力によ
り車体Bが上下動すると。
力は作用しない、しかし、走行中の不整地路面入力によ
り車体Bが上下動すると。
このときの上下向きの速度に比例して等価車体重量We
が変化するので、前述の制御手段と同様な手段で、これ
に応じてシリンダ内圧をΔP2だけ変化させることによ
って、この車体の上下運動を抑制することが出来る。即
ち、A、、・ΔP、が減衰力に相当することになる。
が変化するので、前述の制御手段と同様な手段で、これ
に応じてシリンダ内圧をΔP2だけ変化させることによ
って、この車体の上下運動を抑制することが出来る。即
ち、A、、・ΔP、が減衰力に相当することになる。
そこで、車輌が旋回中あるいは加減速中にその場所の路
面不整により車体Bに上下振動が発生しそうな場合でも
、各車輪のシリンダ内圧を前記変化分ΔPIだけ増減し
、更に変化分ΔPまたけ増減することによって、姿勢制
御並びに振動抑制を計ることが可能である。
面不整により車体Bに上下振動が発生しそうな場合でも
、各車輪のシリンダ内圧を前記変化分ΔPIだけ増減し
、更に変化分ΔPまたけ増減することによって、姿勢制
御並びに振動抑制を計ることが可能である。
ところで、このような場合のシリンダ内圧の増減制w動
作は、先にそのl!要を述べたが、更に具体的には、次
のようにして行われる。
作は、先にそのl!要を述べたが、更に具体的には、次
のようにして行われる。
今、シリンダ内圧を上昇させる場合には、コントローラ
Cにより制御弁11への制御電流iを+31整して、該
弁l!を給排側ボートと油圧源ボートとが連通ずるよう
に選択動作させて、ガスばね4の油室V。に作動油を送
り込む、これによって、フリーピストンlOがガス室v
3を圧縮しながら第3図上右方向に移動してガス圧を高
め、かつ、油室v0の圧力もこのガス圧と同じになる。
Cにより制御弁11への制御電流iを+31整して、該
弁l!を給排側ボートと油圧源ボートとが連通ずるよう
に選択動作させて、ガスばね4の油室V。に作動油を送
り込む、これによって、フリーピストンlOがガス室v
3を圧縮しながら第3図上右方向に移動してガス圧を高
め、かつ、油室v0の圧力もこのガス圧と同じになる。
これと同時に、シリンダ内圧も上昇する。そして、この
シリンダ内圧を検知する圧力センサ14の信号が目標と
する圧力と−・致すると、制御弁11の電流iを再ji
!!シて、前記両ボート間の連通を断ち、その圧力状態
を維持する。
シリンダ内圧を検知する圧力センサ14の信号が目標と
する圧力と−・致すると、制御弁11の電流iを再ji
!!シて、前記両ボート間の連通を断ち、その圧力状態
を維持する。
これとは逆に、シリンダ内圧を減少させる場合には、制
御ブ711の選択動作で前記給排側ボートとタンク側ボ
ートとを連通させて、ガスばね4の油室V。からの作動
油をタンク13に排出することによって、ガス室V。が
膨張してガス圧が低下する。これに伴い、シリンダ内圧
も減少低下する。そして、前記圧力センサ14の信号が
目標とする圧力と一致したときは、前述の動作と同様に
先の連通ボート間を断ち、そのときの圧力状態を維持す
る。
御ブ711の選択動作で前記給排側ボートとタンク側ボ
ートとを連通させて、ガスばね4の油室V。からの作動
油をタンク13に排出することによって、ガス室V。が
膨張してガス圧が低下する。これに伴い、シリンダ内圧
も減少低下する。そして、前記圧力センサ14の信号が
目標とする圧力と一致したときは、前述の動作と同様に
先の連通ボート間を断ち、そのときの圧力状態を維持す
る。
(発明が解決しようとする3I題)
ところて、かかる構成よりなる機構では制御動作中に車
体に作用する慣性力が大きくて、これに対応しての重体
姿勢維持のための減圧(変化分ΔP、)を必要とした油
圧シリンダに、不整路面入力による重体のし方向への移
動を抑+hするための減圧(f化分ΔP2)が更に必要
な場合て、そのときの総合減圧用(ΔPI+ΔP2)が
静止時のシリンダ内圧P。の値よりも大きくなるとき、
実際に当該Poの値以上の減圧幅(ピストン移動の制約
)が取れないことから、このときの重体の上下振動に対
する抑制機能か十分に発揮されなくなる欠点があった。
体に作用する慣性力が大きくて、これに対応しての重体
姿勢維持のための減圧(変化分ΔP、)を必要とした油
圧シリンダに、不整路面入力による重体のし方向への移
動を抑+hするための減圧(f化分ΔP2)が更に必要
な場合て、そのときの総合減圧用(ΔPI+ΔP2)が
静止時のシリンダ内圧P。の値よりも大きくなるとき、
実際に当該Poの値以上の減圧幅(ピストン移動の制約
)が取れないことから、このときの重体の上下振動に対
する抑制機能か十分に発揮されなくなる欠点があった。
そこて1本発明は、このような単動シリンダと懸架スプ
リングとの併用下にシリンダ内圧を制御するアクティブ
サスペンションにおいて、車体姿勢の安定確保のためサ
スペンションシリンダの内圧を制御限界付近まで減圧し
ている最中での路面入力による車体の上y*動に対する
十分な羽振効果を期待することの出来る油圧シリンダの
開発を目的とする。
リングとの併用下にシリンダ内圧を制御するアクティブ
サスペンションにおいて、車体姿勢の安定確保のためサ
スペンションシリンダの内圧を制御限界付近まで減圧し
ている最中での路面入力による車体の上y*動に対する
十分な羽振効果を期待することの出来る油圧シリンダの
開発を目的とする。
しかして、かかる目的は、本発明によれば、中動シリン
ダとスプリングとの被設下にシリンダ内圧を制御するア
クティブサスペンションにおいて、前記単動シリンダの
ピストン部に伸側減衰力バルブとチェック弁とで規制さ
れるシリンダ容室間連通路を設ける一方、該連通路のバ
イパス路をピストンロッドに開穿し、かつ、該ロッドの
外周にスプリング力とシリンダ内圧との釣合下に支持さ
れて軸方向に摺動可能なフリーピストン体からなるシャ
ッターを設けて、前記シリンダの内圧が低下したとき、
該シャッターで前記バイパス路を閉じるように構成して
なるサスペンションmPIhtpシリンダによって達成
することか出来る。
ダとスプリングとの被設下にシリンダ内圧を制御するア
クティブサスペンションにおいて、前記単動シリンダの
ピストン部に伸側減衰力バルブとチェック弁とで規制さ
れるシリンダ容室間連通路を設ける一方、該連通路のバ
イパス路をピストンロッドに開穿し、かつ、該ロッドの
外周にスプリング力とシリンダ内圧との釣合下に支持さ
れて軸方向に摺動可能なフリーピストン体からなるシャ
ッターを設けて、前記シリンダの内圧が低下したとき、
該シャッターで前記バイパス路を閉じるように構成して
なるサスペンションmPIhtpシリンダによって達成
することか出来る。
(作 用)
ピストンロッドに設けられたバイパス路は、車高調整が
通常の高さ位置にあるとき、開路しており、チエツク弁
と伸側減衰力バルブとで規制されるピストン連通孔に対
して、ピストンで仕切られたシリンダ上下容室間の作動
油の自由通路として機能する。
通常の高さ位置にあるとき、開路しており、チエツク弁
と伸側減衰力バルブとで規制されるピストン連通孔に対
して、ピストンで仕切られたシリンダ上下容室間の作動
油の自由通路として機能する。
車体姿勢制御のために、シリンダ内圧を低下させてピス
トンロッドを上昇限界位置付近まで伸長した状態では、
この内圧低下によりスプリング力との釣合か崩れて、該
スプリング力でシャッタ一部材がピストンロッドに対し
相対的に降下する。これによって前記バイパス路が閉鎖
される。
トンロッドを上昇限界位置付近まで伸長した状態では、
この内圧低下によりスプリング力との釣合か崩れて、該
スプリング力でシャッタ一部材がピストンロッドに対し
相対的に降下する。これによって前記バイパス路が閉鎖
される。
バイパス路閉鎖以後のピストンロッド移atなわち路面
からの入力振動等による車体の上下動に対しては、この
とき上下客室間の移動か前記チエツク弁及び伸側減衰力
バルブの規制な受ける。
からの入力振動等による車体の上下動に対しては、この
とき上下客室間の移動か前記チエツク弁及び伸側減衰力
バルブの規制な受ける。
しかして、これによる減衰力でピストンロッド伸び城で
の制振作用が発揮される。
の制振作用が発揮される。
(実施例)
以下に、本発明の好ましい実施例について添附図面を参
照して説明する。
照して説明する。
第1T54は本発明の一実施例を示す縦断側面図で、通
常のショックアブソーバと同様に、油圧シリンダlに摺
嵌したピストン6によって、シリンダ内を容室vAと容
室vISとに区分する一方、該ピストン6には連通孔8
aを通り容室vBから容室V^に向かう作動油の流れを
許すチエツク弁15と、連通孔8bを通り容室vAから
容室vRに向かって流れる作動油に対して流路抵抗を与
える伸側減衰力バルブ16とを配設しである。
常のショックアブソーバと同様に、油圧シリンダlに摺
嵌したピストン6によって、シリンダ内を容室vAと容
室vISとに区分する一方、該ピストン6には連通孔8
aを通り容室vBから容室V^に向かう作動油の流れを
許すチエツク弁15と、連通孔8bを通り容室vAから
容室vRに向かって流れる作動油に対して流路抵抗を与
える伸側減衰力バルブ16とを配設しである。
即ち、前記ピストン6をピストンロッド7のシリンダ内
側先端に締結する際に、ロッド先端段部と該ピストン6
との間に後述するハウジング17の、−・端を挟み込み
、該ハウジング17の外側面とピストン6との間にノン
リターンスブリンク+5bとノンリターンバルブlsa
とを介在させて、前記チエツク弁15を形成し、他方、
ロッド先端に螺着するピストンナツト18の内端面とピ
ストン6との間にリーフバルブ+6aの内縁を挟み込む
と共に、該ナツト18の外周端面と該リーフバルブ16
aとの間にメインバルブスプリング16cの介在下にメ
インバルブ16bを軸向きに移動可能に配在せしめて、
前記伸側減衰力バルブ1Gを形成しである。
側先端に締結する際に、ロッド先端段部と該ピストン6
との間に後述するハウジング17の、−・端を挟み込み
、該ハウジング17の外側面とピストン6との間にノン
リターンスブリンク+5bとノンリターンバルブlsa
とを介在させて、前記チエツク弁15を形成し、他方、
ロッド先端に螺着するピストンナツト18の内端面とピ
ストン6との間にリーフバルブ+6aの内縁を挟み込む
と共に、該ナツト18の外周端面と該リーフバルブ16
aとの間にメインバルブスプリング16cの介在下にメ
インバルブ16bを軸向きに移動可能に配在せしめて、
前記伸側減衰力バルブ1Gを形成しである。
ピストンロッド7に設けた作動油給#用のi通孔9には
、ピストン上部のロット壁に開穿した横孔19を連通せ
しめてあり、これ等i通孔9及び横孔19により前記容
室vAと容室vIIとを連通ずるバイパス路か形成しで
ある。しかも、これ等i通孔9及び横孔19はこれを通
る作動油の流れに対して殆ど抵抗を生じない程度に十分
な流路断面積を有している。
、ピストン上部のロット壁に開穿した横孔19を連通せ
しめてあり、これ等i通孔9及び横孔19により前記容
室vAと容室vIIとを連通ずるバイパス路か形成しで
ある。しかも、これ等i通孔9及び横孔19はこれを通
る作動油の流れに対して殆ど抵抗を生じない程度に十分
な流路断面積を有している。
・方、前記ハウジング17はピストン−E方のロッド外
周を覆う円筒体からなり、該ハウジング17の内周とピ
ストンロッド7の外周との間にはフリーピストン状のシ
ャッタ一部材20が設けられ、該ハウジンクI7内を空
所vcと空In。とに区分している。このシャッタ一部
材20の延長両端外径は同一径に411戊されており、
その−刃端はハウジング!7の側壁内縁と密に摺接しな
がらシリンダ容室vAに突出し、他方端は隔壁内縁との
摺接下にハウジング内空所Vアに突出している。
周を覆う円筒体からなり、該ハウジング17の内周とピ
ストンロッド7の外周との間にはフリーピストン状のシ
ャッタ一部材20が設けられ、該ハウジンクI7内を空
所vcと空In。とに区分している。このシャッタ一部
材20の延長両端外径は同一径に411戊されており、
その−刃端はハウジング!7の側壁内縁と密に摺接しな
がらシリンダ容室vAに突出し、他方端は隔壁内縁との
摺接下にハウジング内空所Vアに突出している。
この空所vEは小孔21により前記容室vAに連通して
いるので、該容室vAの内圧が該シャッター部材20に
及ぼす力は上下向きに釣合っている。
いるので、該容室vAの内圧が該シャッター部材20に
及ぼす力は上下向きに釣合っている。
しかし、今一つの空所vcは密封下に置かれ、その内部
正力は組付は時の大気圧(一定圧〉になっている、そし
て、該空所vc内には拡圧スプリング22を配在させて
、シャッタ一部材20を前記空所V。側に向けて附勢し
ている。また、先の空所V。は、前記部材20のシャッ
ター孔23.前記ロッド7の外周環状溝24及びこれと
一致する小孔25を介して、前記貫通孔9に連通してお
り、容室v8の圧力か導かれるように構成しである。
正力は組付は時の大気圧(一定圧〉になっている、そし
て、該空所vc内には拡圧スプリング22を配在させて
、シャッタ一部材20を前記空所V。側に向けて附勢し
ている。また、先の空所V。は、前記部材20のシャッ
ター孔23.前記ロッド7の外周環状溝24及びこれと
一致する小孔25を介して、前記貫通孔9に連通してお
り、容室v8の圧力か導かれるように構成しである。
そして、該シャッタ一部材20の容室vAに臨む側の延
長端は、前記横孔19を覆い、該横孔19の口縁環状溝
26と当該端に開穿した今一つのシャッター孔27とが
互いに−・致する該部材20の占位状追でのみ、容室v
8と貫通孔9との連通がなされて、前記バイパス路が開
路するようになしである。その他、28はストッパーを
示す。
長端は、前記横孔19を覆い、該横孔19の口縁環状溝
26と当該端に開穿した今一つのシャッター孔27とが
互いに−・致する該部材20の占位状追でのみ、容室v
8と貫通孔9との連通がなされて、前記バイパス路が開
路するようになしである。その他、28はストッパーを
示す。
このような構成よりなる実施例によれば、これを前述の
サスペンション機構工における油圧シリンダとして、こ
れに前記油圧給排機構■を組付け、車体Bと車軸Aとの
間に設置した実装下で、通常は容室vBがある程度の内
圧を有している。
サスペンション機構工における油圧シリンダとして、こ
れに前記油圧給排機構■を組付け、車体Bと車軸Aとの
間に設置した実装下で、通常は容室vBがある程度の内
圧を有している。
そこで、空所vIlの圧力は容室vaの圧力と等しいの
で、この空所vI、の圧力により拡圧スプリング22が
圧縮され、シャッタ一部材20が図示上昇位置にある。
で、この空所vI、の圧力により拡圧スプリング22が
圧縮され、シャッタ一部材20が図示上昇位置にある。
従って、この状態で、シャッター孔27と前記環状溝2
6との一致により開路した前記バイパス路を通じて容室
vAと容室v7とが連通し、この間の作動油の移動が自
由であるので、ピストン部配置のチエツク弁15及び伸
側減衰力ハルフ15か共に全く作用しない。
6との一致により開路した前記バイパス路を通じて容室
vAと容室v7とが連通し、この間の作動油の移動が自
由であるので、ピストン部配置のチエツク弁15及び伸
側減衰力ハルフ15か共に全く作用しない。
そこで、このときは、前述の第2U54及び第3図示の
従来機構における動作と同様にして車高:A!liが出
来る状態にある。
従来機構における動作と同様にして車高:A!liが出
来る状態にある。
次に、走行中の車体姿勢@御動作で、油圧シリンダlの
容室V、の圧力が制御限界である大気圧(ps=0)ま
で減圧されると、空所v0の圧力も低下し、その結果、
シャッタ一部材20が拡圧スプリング22の作用によっ
て下端位nまで押し下げられる。
容室V、の圧力が制御限界である大気圧(ps=0)ま
で減圧されると、空所v0の圧力も低下し、その結果、
シャッタ一部材20が拡圧スプリング22の作用によっ
て下端位nまで押し下げられる。
このシャッタ一部材20の移動で、シャッター孔Z7が
環状溝26の位置から離れるので、バイパス路が閉じら
れ、これによる容室VA、 V、間の連通が断たれる。
環状溝26の位置から離れるので、バイパス路が閉じら
れ、これによる容室VA、 V、間の連通が断たれる。
この状態のとき、路面入力によるItt体振動で車体B
が浮き上がる向き、即ちシリンダlが伸長向きに作動す
ると、圧縮される容室vAの作動油がピストン部の伸側
減衰力バルブ16で規制されながら連通孔8bを通って
容室vaに向かって流れ、このときの流路抵抗により容
室間に差圧が生じ、受動的に減衰力か発生するので、車
体振動に対する制振作用が発揮される。
が浮き上がる向き、即ちシリンダlが伸長向きに作動す
ると、圧縮される容室vAの作動油がピストン部の伸側
減衰力バルブ16で規制されながら連通孔8bを通って
容室vaに向かって流れ、このときの流路抵抗により容
室間に差圧が生じ、受動的に減衰力か発生するので、車
体振動に対する制振作用が発揮される。
逆に、前記振動で油圧シリンダ1が圧縮向きに作動する
場合には、油圧給排制ml!&構■による制御作用て容
室v6の圧力を上昇させるので、シャッタ一部材ZOは
その上昇圧を空所v0に受けて拡圧スプリング22の作
用力に抗して上方に移動し、シャッター孔27と環状溝
26との一致下のバイパス路開路により容室間連通がな
される。
場合には、油圧給排制ml!&構■による制御作用て容
室v6の圧力を上昇させるので、シャッタ一部材ZOは
その上昇圧を空所v0に受けて拡圧スプリング22の作
用力に抗して上方に移動し、シャッター孔27と環状溝
26との一致下のバイパス路開路により容室間連通がな
される。
なお、このときに、容室vBの圧力上昇かわずかて、前
記バイパス路の開路が不完全な状態であっても、容室v
8の作動油はチエツク弁15を通って容室vAに流れる
ので、常に両容室VA、 V、か等圧となり、前記制御
による車体振動の抑制効果を得ることが出来る。
記バイパス路の開路が不完全な状態であっても、容室v
8の作動油はチエツク弁15を通って容室vAに流れる
ので、常に両容室VA、 V、か等圧となり、前記制御
による車体振動の抑制効果を得ることが出来る。
(発1刃の効果)
このように、本発明油圧シリンダによれば、中旬シリン
ダとスプリングとの並設下にシリンダ内圧をrtA御す
るアクティブサスペンションにおいて、前記中動シリン
ダのピストン部に伸側減衰力バルブとチエツク弁とで規
制されるシリンダ容室間連通路を設ける一方、該連通路
のバイパス路をピストンロッドに開穿し、かつ、訣ロッ
ドの外周にスプリング力とシリンダ内圧との釣合下に支
持されて軸方向にW!動可能なフリーピストン体からな
るシャッターを設けて、前記シリンダ内圧が低下したと
き、該シャッターで前記バイパス路を閉じるように構成
したので、シリンダ客室の圧力が低下した状態下におい
ても、外部人力振動に対して受動的に減衰力を発生させ
ることが出来て、サスペンションシリンダがt高制御限
界まで減圧された状態においても、車体の1−下振動に
対して十分な制振効果を得ることか出来る。
ダとスプリングとの並設下にシリンダ内圧をrtA御す
るアクティブサスペンションにおいて、前記中動シリン
ダのピストン部に伸側減衰力バルブとチエツク弁とで規
制されるシリンダ容室間連通路を設ける一方、該連通路
のバイパス路をピストンロッドに開穿し、かつ、訣ロッ
ドの外周にスプリング力とシリンダ内圧との釣合下に支
持されて軸方向にW!動可能なフリーピストン体からな
るシャッターを設けて、前記シリンダ内圧が低下したと
き、該シャッターで前記バイパス路を閉じるように構成
したので、シリンダ客室の圧力が低下した状態下におい
ても、外部人力振動に対して受動的に減衰力を発生させ
ることが出来て、サスペンションシリンダがt高制御限
界まで減圧された状態においても、車体の1−下振動に
対して十分な制振効果を得ることか出来る。
第1図は本発明油圧シリンダの一実施例を示す縦断側面
図、第2図は従来のアクティブサスペンションシステム
の一例を示す構成図、第3図は上記システムにおける油
圧シリンダとガスばねとの一例を示す縦断側面図である
。 (符号の説明) i−・・シリンダ 2・・・懸架スプリング4・・
・ガスばね 6・・・ピストン7・・・ピストンロ
ッド8・・・連通孔9・・・貫通孔 11・・・
制御弁15・・・チエツク弁 16−・・伸側減衰力
バルブ17・・・ハウジング 19・・・横孔20・
・・シャッタ一部材22・・・拡圧スプリング23、2
7・・・シャッター孔
図、第2図は従来のアクティブサスペンションシステム
の一例を示す構成図、第3図は上記システムにおける油
圧シリンダとガスばねとの一例を示す縦断側面図である
。 (符号の説明) i−・・シリンダ 2・・・懸架スプリング4・・
・ガスばね 6・・・ピストン7・・・ピストンロ
ッド8・・・連通孔9・・・貫通孔 11・・・
制御弁15・・・チエツク弁 16−・・伸側減衰力
バルブ17・・・ハウジング 19・・・横孔20・
・・シャッタ一部材22・・・拡圧スプリング23、2
7・・・シャッター孔
Claims (1)
- 単動シリンダとスプリングとの並設下にシリンダ内圧を
制御するアクティブサスペンションにおいて、前記単動
シリンダのピストン部に伸側減衰力バルブとチェック弁
とで規制されるシリンダ容室間連通路を設ける一方、該
連通路のバイパス路をピストンロッドに開穿し、かつ、
該ロッドの外周にスプリング力とシリンダ内圧との釣合
下に支持されて軸方向に摺動可能なフリーピストン体か
らなるシャッターを設けて、前記シリンダの内圧が低下
したとき、該シャッターで前記バイパス路を閉じるよう
に構成してなることを特徴とするサスペンション用油圧
シリンダ
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19488089A JPH0361742A (ja) | 1989-07-27 | 1989-07-27 | サスペンション用油圧シリンダ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19488089A JPH0361742A (ja) | 1989-07-27 | 1989-07-27 | サスペンション用油圧シリンダ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0361742A true JPH0361742A (ja) | 1991-03-18 |
Family
ID=16331855
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP19488089A Pending JPH0361742A (ja) | 1989-07-27 | 1989-07-27 | サスペンション用油圧シリンダ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0361742A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007208921A (ja) * | 2006-02-06 | 2007-08-16 | Dx Antenna Co Ltd | 再送信装置、受信装置及び伝送装置 |
-
1989
- 1989-07-27 JP JP19488089A patent/JPH0361742A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007208921A (ja) * | 2006-02-06 | 2007-08-16 | Dx Antenna Co Ltd | 再送信装置、受信装置及び伝送装置 |
JP4675793B2 (ja) * | 2006-02-06 | 2011-04-27 | Dxアンテナ株式会社 | 受信装置及び伝送装置 |
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