JP4675084B2 - 超薄形状のmemsマイクロホン及びマイクロスピーカ - Google Patents

超薄形状のmemsマイクロホン及びマイクロスピーカ Download PDF

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Description

本発明は、総じて、マイクロ−エレクトロ−メカニカル−システム(MEMS)デバイスに関しており、より詳細には、超薄の(ultrathin)デバイスを作製するプロセス技術に関する。
ミクロンで測られる可動部を形成できることで、非常に多くの用途が開発された。通常、このような可動部は、ビーム又はメッシュの形態を有しており、例えば、可変コンデンサ、スイッチ又はその他のコンポーネントを構成する。最近、マイクロ加工メッシュを密閉することが可能になって、マイクロホン及びマイクロスピーカの製造がもたらされた。例えば、2001年3月22日に発行された国際公開公報第WO/01/20948/A2、表題"MEMS Digital-to-Acoustic Transducer With Error Cancellation"を参照のこと。この公報は、引用をもって本明細書の一部とされる。
密閉されたメッシュは、可変コンデンサの可動板として機能でき、それ故に、マイクロスピーカ又はマイクロホンとして動作できる。密閉メッシュがマイクロスピーカ又はマイクロホンとして動作するためには、デバイスは、その大きな対応物が空気を押して音波を生成するように、空気を押して音波を生成できる必要がある。例えば、典型的なスピーカの筐体後部にはポートがあるので、スピーカが自由に動くことが可能になっている。マイクロスピーカ又はマイクロホンの場合、密閉メッシュの下のチャンバーに、外気に通じる通気孔(vent)又はその他の開口がないならば、チャンバー内の空気を圧縮できないことから、密閉メッシュの内側への移動は抑制される。一方で、メッシュの外側への移動は、真空が生じることで抑制される。従って、チャンバーに通気孔を形成することが必要である。
現在、このような通気孔は、後側から基板に孔を開けることで形成される。それには、基板の後側にパターンを形成し、その後、チャンバーに達するように基板全体に渡ってエッチングをすることが必要となる。密閉メッシュ下のチャンバーに達するためには、基板が数百ミクロンほどエッチングされる必要があるが、この技術で通気孔を形成すると、速度が遅く、通気孔の直径はその深さに比較して小さくなる。さらに、目印がない基板の後側から作業をしなければならないという位置合わせの問題がある。チャンバーに達するためには数百ミクロンがエッチングされる必要があるが、チャンバーは数十ミクロンの大きさである。
2003年1月23日に出願された米国特許出願第10/349,618号、表題"Process for Forming and Acoustically Connecting Structures on a Substrate"は、基板が、メッシュの領域でエッチングされるプロセスを開示している。それは、従来技術の改善をもたらすが、スピーカ又はマイクロホンとして機能する密閉メッシュのチャンバーに通気孔を形成するプロセスを、容易で、反復可能で、速くする要求が今でも存在する。
本発明は、MEMS薄膜(密閉されたマイクロ加工メッシュ)を含む複数のデバイスを作製するCMOSプロセスに関しており、このプロセスは、それら複数のデバイスを支える基板の上部より行われる幾つかのプロセスステップから開始する。キャリアウェハが基板の上側に取り付けられる。基板の厚さは、任意の公知技術を用いて減らされる。作製プロセスは、種々のプロセスステップを基板の後側から行って続けられる。
また、本発明は、MEMS薄膜を含む複数のデバイスを作製するCMOSプロセスに関しており、このプロセスは、それら複数のデバイスを支える基板の上側にキャリアウェハを取り付けることから開始する。基板の厚さは減らされる。その後、プロセスステップは基板の後側から行われる。キャリアウェハは、基板の後側に取り付けられて、基板の上側のキャリアウェハは除去される。その後、プロセスステップは、基板の上側から行われる。
本発明は、基板の厚さを低減してMEMSデバイスを作製するプロセスを含む。キャリアウェハは、MEMSデバイスを作製するプロセスの少なくとも一部の間、基板の上側及び後側の少なくとも一方に取り付けられる。キャリアウェハの使用には、キャリアウェハを基板の上側に取り付けて、少なくとも幾つかのプロセスステップが基板の後側から行われるのを可能にすること、及び/又は、キャリアウェハを基板の後側に取り付けて、少なくとも幾つかのプロセスステップが基板の上側から行われるのを可能にすることが含まれる。
開示する様々な実施例が示すように、薄くなったウェハをサポートするキャリアウェハを用いることで、キャリアウェハが存在する側の反対側からプロセスステップを実行可能となる。様々な実施例が示すように、キャリアウェハを保持する側は、プロセスを通じて変化してよい。それらの利点、利益及びその他は、以下に示される説明から明らかになるであろう。
本発明を容易に理解し容易に実施するために、限定ではなく説明を目的として、添付の図面と共に本発明が記載されている。
本発明の第1実施例は、図1乃至9を用いて説明される。図1では、ウェハ(10)(図1にはその一部を示す)は、CMOSファウンドリ(foundry)から受け取られる。当該技術分野で通常の知識を有する者は、ウェハが複数のデバイスを支持することを理解するだろう。それらのデバイスの1つが、図1に示されている。シリコン基板(12)は、CMOSファウンドリで処理されて、例えば、誘電体と金属が交互に積層するように交代層(alternating layers)が形成されている。図1に示すように、ウェハ(10)には、第1金属層(16)を支える第1誘電体層(14)がある。第1金属層(16)には、その一部がマイクロ加工メッシュ(18)を構成するようにパターンが形成されている。第2誘電体層(20)が第1金属層(16)上に形成されている。第2誘電体層(20)は第2金属層(22)を支持しており、該第2金属層(22)には、パターンが形成されて、その中に開口(24)が開けられている。第2金属層(22)は、第3誘電体層(26)を支持する。第3誘電体層(26)は第3金属層(28)を支持し、該第3金属層(28)には、パターンが形成されて、その中に開口(30)が開けられている。最上の誘電体層(32)は、第3金属層(28)の上に形成されている。
本発明は、これらの図に示された金属層の配置及び構成に限定されることはない。例えば、図1に示すパターンが、金属層2、金属層3及び金属層4に施されてよく、第1金属層、第2金属層及び第3金属層に関する本明細書での説明が、金属層1、金属層2及び金属層3に夫々当てはまらないようにされてもよい。加えて、金属層の構成は、図示した構成である必要はなく、むしろ、作製されるデバイスに応じて変化してよい。
先に述べたように、ウェハ(10)は、例えば、CMOSファウンドリから図1に示すように受け取られる。その後、ウェハ(10)に、後処理製造ステップ(post-processing fablication steps)が施される。後処理製造ステップは、ウェハ(10)が製造されたCMOSファウンドリとは異なる施設で行われるであろうが、このことは本発明に要求されることではない。
図2を見ると、CMPプロセス、後側の研磨、反応性イオンエッチング(RIE)、ドライな反応性イオンエッチング(DRIE)、又はその他の処理が、ウェハ(10)の後側に施されて、ウェハ(10)は、50〜100μmに薄くされる。ウェハを薄くするために選択されたプロセスに応じて、ウェハの上側を保護するステップを必要する場合がある。
図3を見ると、接着層(34)が用いられて、基板(14)の後側に第1キャリアウェハ(36)が取り付けられる。開口(図示せず)が、キャリアウェハ(36)及び/又は接着層(34)に設けられて、基板(12)の冷却がなされる。加えて、当該技術分野における通常の知識を有する者は、除かれる基板(14)の量と、行われるプロセスとに応じて、ウェハ(10)の上側に一時的にキャリアウェハ(図示せず)を取り付けて、薄化プロセスを補助する必要があるかも知れないことを理解するであろう。このような一時的な補助が必要とされる場合には、それは、図3に示すように第1キャリアウェハ(36)が取り付けられた後に取り除かれる。
図4は、(適当な任意のプロセスを用いて)レジスト層(38)が上側に形成されて、メッシュ(18)の領域に開口(40)を設けるためのパターンが(適当な任意のプロセスを用いて)形成された後における図3の基板(12)を示している。図5では、図4の基板(12)に、誘電体層(32)(26)(20)(14)を貫いて異方性エッチングが施されて、メッシュが形成される模様が示されている。パターンが形成されたレジスト(38)と第1金属層(16)とが、第1誘電体層(14)にパターンを形成するのに用いられる。最上誘電体層(32)を保護する必要がない場合には、レジスト層(38)が必要とされないことがある。
図6は、レジスト層(42)を用いて上側にパターンが形成された後の図5の基板を示しており、メッシュ(18)の幾つかの部分は、基板(12)にパイロット穴を形成するためのエッチマスクとして機能する。図7は、図6の基板(12)にDRIE異方性エッチングが施されて、シリコン基板(12)を通って延びて、接着層(34)に至るパイロット穴(44)が形成される模様を示す。
図8は、等方性エッチングが基板(12)に施されて、メッシュ(18)の下から基板材料が除去されることで、基板(12)からメッシュ(18)が解放される模様を示している。犠牲層(図示せず)を除去するようなその他の手法でも、メッシュを解放できる。メッシュ(18)が解放されるにつれて、パイロット穴(44)は広がって、通気孔(46)が形成される。通気孔(46)は、パイロット穴(44)を拡大することで形成されて、パイロット穴(44)は、メッシュ(18)の一部をエッチマスクとして用いて形成されるので、通気孔(46)は、解放されたメッシュ(18)の下にて真っ直ぐに形成される。
図9はウェハ(10)のより大きな部分を示しており、基板(12)が支持する隣接した2つのデバイスが示されている。図9は、エッチングによって、複数のデバイスが個々に分離される模様を示す。このエッチングは、別個のステップとして、或いは、図8に示すようにメッシュ(18)を解放する、及び/又は通気孔(46)を形成するステップと併せて行ってもよい。図9では、隣接するデバイスが、それらの間に約10μmの隙間があるように並べられている。但し、隙間は、設計により変更できて、数ミクロンから数百ミクロンまであり得る。メッシュ(18)が解放されて、通気孔(46)が形成されている間に、隣接するデバイスが個々に分離されるように、レジスト層(38)にパターンが形成される。また、この分離プロセスは、適当なレジスト層が形成されて、それにパターンが形成されるならば、別個に行われてもよい。しかしながら、メッシュ(18)の解放と通気孔(46)の形成は、ウェハを貫通するエッチングプロセスであるので、デバイスを別々のチップに分離することを同時に行ってよい。その後、接着層は、熱、UV光又はその他の手段で非接着化されて、各デバイス(チップ)を個別に取り上げて、外装を施すことが可能となる。
図10は、当該技術分野で知られているように、ダイシングソーを用いてウェハ(10)が分割される模様を示している。ダイシングソーは、約65μm切断して、隣接するデバイスは、恐らく、それらの間が100〜200μmの間隔になるように並べられる。このような間隔を設けることで、厚さが異なるダイシンソーが使用できる一方で、デバイスが損傷しないことが保証される。ダイシングソーを用いてダイシングをした後、接着層が非接着化されて、個々のチップが残される。これらチップは取り上げられて、外装を施される。
図11乃至18は、本発明の別の実施例を示している。図11乃至18の実施例は第1実施例と似ているが、プロセスにおいてウェハ(10)を薄化する工程が行われる時点が異なる。図11乃至18のプロセスは、図1に示すタイプのウェハ(10)を用いて開始される。図11は、上側にレジスト(50)でパターンが形成された後の図1のウェハ(10)を示す。
図12を見ると、誘電体層(32)(26)(20)(14)を貫通する異方性エッチングが施されている図11の基板(12)が示されている。パターンが形成されたレジスト(50)と第1金属層(16)とは、第1誘電体層(14)にパターンを形成し、そしてメッシュ(18)を形成するのに用いられる。最上誘電体層(32)を保護する必要がない場合には、レジスト層(50)は不要だろう。図13では、保護レジスト層(52)が、ウェハ(10)の上側に形成されている。
図14では、CMPプロセス、後側の研磨、RIE、DRIE、又はその他のプロセスが、ウェハ(10)の後側に施されて、ウェハ(10)は、50〜100μmに薄くされる。図15では、接着層(34)が用いられて、第1キャリアウェハ(36)が基板(14)の後側に取り付けられている。開口(図示せず)が、キャリアウェハ(36)及び/又は接着層(34)に設けられて、基板(12)の冷却がなされる。なお、当該技術分野における通常の知識を有する者は、除かれる基板(14)の量と、行われるプロセスとに応じて、ウェハ(10)の上側に一時的にキャリアウェハ(図示せず)を取り付けて、薄化プロセスを補助する必要があるかも知れないことを理解するであろう。このような一時的な補助が必要とされる場合、それは、図15に示すように第1キャリアウェハ(36)が取り付けられた後に取り除かれる。
プロセスは、図16乃至18に示すように続く。図16乃至18は、図6乃至8と夫々同じものである。その後、図9又は図10に示す何れかの方法が用いられて分離が行われてよい。
別の実施例が、図1乃至5及び図19乃至25に示されている。この実施例では、図1乃至5と共に説明されたプロセスが、上述のように実行される。しかしながら、図5に示すようにメッシュ(18)が形成されると、プロセスは図19に示すように続けられる。図19では、ウェハ(10)の上側にて、接着層(54)を用いて、ウェハ(10)は第2キャリアウェハ(56)と接合される。図5に示すレジスト(38)は、接合ステップの前に取り除かれてよく、又は取り除かれてなくともよい。その後、図20に示すように、第1キャリアウェハ(36)は、層(34)を非接着化するに適した任意の方法を用いて、ウェハ(10)から分離される。
図21を見ると、レジスト層(60)が形成されて、それにパターンが形成されて、通気孔作製用の開口が設けられている。当該技術分野で通常の知識を有する者は、目印がウェハ(10)の上側から後側に移転される必要があり、レジスト層(60)にパターンを形成するために必要なマスクの位置決め用の目印が与えられることに気付くであろう。このような目印の移転は当該技術分野で知られているので、本明細書では説明しない。レジスト層(60)にパターンが形成された後、図22に示すように、ウェハ(10)にRIE又はDRIEが施されて、通気孔(46)が作られる。
図23では、接着層(64)を用いて、ウェハ(10)が第3キャリアウェハ(66)と接合されている。レジストは、前のステップから、酸素プラズマクリーニング等の適当な任意の手段を用いて除去されてよい。第2キャリアウェハ(56)は、接着層(54)を非接着化することでウェハ(10)から分離されて、その結果、図24の構造が得られる。設けられていた保護層は、何れも適切な方法で除去される。シリコン基板(12)に等方性エッチングが行われて、メッシュ(18)が基板から解放される。さらに、通気孔(46)は大きくなる。その後、図9又は10の何れかに示すように、分離が行われる。
別の実施例が、図1乃至5及び図26乃至30と共に示されている。この実施例では、図1乃至5と共に先に説明されたプロセスが、上述のように行われる。しかしながら、この実施例では、例えば、シリコン基板(12)に等方性エッチングを施すことによって、図26に示すようにメッシュ(18)が解放される。図27に示すように、接着層(54)を用いて、ウェハ(10)の上側にて、ウェハ(10)は、第2キャリアウェハ(56)と接合される。
図28を見ると、第1キャリアウェハ(36)は、接着層(34)を非接着化することによってウェハ(10)から分離される。図29では、ウェハ(10)の後側にレジスト層(70)が形成され、その層にパターンが形成されて、通気孔の作製が可能となっている。図30では、RIE又はDRIEが施されて、通気孔(46)が作られる。レジスト(70)は、エッチングの最後にて取り除かれてよい。これはウェハを貫通するエッチングプロセスであるので、図9と共に先に説明したように、通気孔(46)が作られるのと同時に、チップの分離が完了してもよい。また、図10と共に先に説明したように、ダイシングソーを用いて分離が行われてもよい。
別の実施例は、図1乃至4及び図31乃至38と共に示されている。この実施例では、図1乃至4と共に先に説明したプロセスが、上述のように実行される。ウェハ(10)が図4に示すように処理された後、ウェハ(10)は、レジスト層(54)を用いて第2キャリアウェハ(56)と接合される。第1キャリアウェハ(36)は接着層(34)を非接着化することで取り除かれて、その結果、図31の構造が得られる。
図32では、ウェハ(10)の後側にはレジスト層(72)が形成されて、本図に示すようにパターンが形成されている。図33に示すように、RIE又はDRIEが行われて、通気孔(46)が作られる。その後、ウェハの後側のレジスト(72)は、図34に示すように除去される。
図35を見ると、第3キャリアウェハ(66)が、接着層(64)を用いてウェハ(10)の後側に接合されている。図36では、第2キャリアウェハ(56)が、接着層(54)を非接着化することでウェハ(10)より取り除かれている。図37では、等方性エッチングは、誘電体層(32)(26)(20)(14)を貫通して行われ、メッシュ(18)が形成されている。図38では、シリコン基板(12)に等方性エッチングが行われて、メッシュ(18)が解放されて、通気孔(46)が拡大されている。これはウェハを貫通するエッチングプロセスであるので、図9と共に先に説明したように、通気孔(46)が作られるのと同時に、チップの分離が完了してもよい。または、キャリアウェハがあるので、ウェハを貫通する任意のエッチングプロセスを利用して、デバイスが完全に作製される前に分離が完了してもよい。例えば、分離を、図34に示す基板のエッチングと共に行うこともできる。さらには、ウェハ(10)は、図10と共に先に説明したダイシングソーを用いてダイスカットされてもよい。
プロセスが完了すると、どの実施例でも、公知の堆積技術を用いてメッシュ(18)が密閉されて、スピーカ又はマイクロホンとして動作可能な膜が形成される。
図1及び図39乃至48は、本発明の別の実施例を示している。図39は、レジスト層(76)が形成されて、それにパターンが形成された後の図1の基板を示す。読者は、後に説明するように、プロセスにおいて後にレジスト層及びパターンが形成されてよいこと、又は全く無くてよいことを理解するだろう。図40は、キャリアウェハ(56)が接着層(54)を用いて基板に取り付けられた後の図39の基板を示しており、オプションの緩衝材料を含んでいてもよい。キャリアウェハ(56)は、先に第2キャリアウェハとして特定されたものであるが、この実施例では、それは、基板に接合された第1キャリアウェハとなっている。
図41は、先に説明された方法を含む公知の任意の方法を用いて、基板が薄くされた(厚さが減らされた)後の図40の基板を示している。図42は、レジスト層(82)が形成されて、それにパターンが形成された後の図41の基板を示している。その後、図43に示すように、基板に異方性エッチングプロセスが施されて、通気孔(46)が作られる。その後、図44に示すように、レジスト(82)が除去される。
図45は、接着層(34)を用いて、基板にキャリアウェハ(36)を取り付ける模様を示す。この実施例では、キャリアウェハ(36)は、第2キャリアウェハとして基板に取り付けられる。キャリアウェハ(56)及び接着層(54)は、その後、図46に示すように取り除かれる。レジスト層(76)がその前に形成されていない場合、それは、この際に形成されて、さらにパターンが形成されてよい。最上の誘電体層(32)を保護する必要がない場合、レジスト層(76)は無くてもよい。
図47は、誘電体層(32)(26)(20)(14)を貫通する異方性エッチングが基板(12)に施されて、メッシュ(18)が形成される模様を示している。図48は、図47の基板に等方性エッチングが施されて、メッシュ(18)の下から基板の材料を除去することによって、基板(12)からメッシュ(18)が解放される模様を示している。例えば犠牲層(図示せず)のようなその他の方法を用いて、メッシュ(18)を解放してもよい。メッシュ(18)が解放されると、メッシュ(18)を密閉して膜を形成する前又は後にて、基板に置かれている複数のデバイスは個々に分離されてよい。
図1及び図49乃至58は、本発明の別の実施例を示している。図49は、レジスト層(76)が形成されて、それにパターンが形成された後の図1の基板を示す。読者は、先に説明したように、プロセスにおいて後にレジスト層(76)及びパターンが形成されてよいこと、又は全く無くてよいことを理解するだろう。
図50は、誘電体層(32)(26)(20)(14)を貫通する異方性エッチングが基板(12)に施されて、メッシュ(18)が形成される模様を示している。図51は、キャリアウェハ(56)が接着層(54)を用いて基板に取り付けられた模様を示している。なお、オプションとして緩衝材料が含まれてもよい。その後、図52に示すように、先に説明した方法を含む公知の任意の方法を用いて、基板が薄くされる(厚さが減らされる)。図53は、後側にレジスト層(82)が形成されて、それにパターンが形成された後の図52の基板を示している。その後、図54に示すように、基板に異方性エッチングが施されて、通気孔(46)が作られる。その後、図55に示すように、レジスト(82)は除去される。
図56は、接着層(34)を用いて、キャリアウェハ(36)が基板の後側に取り付けられた後の図55の基板を示している。その後、キャリアウェハ(56)は、図57に示すように接着層(54)と共に取り除かれる。レジスト層(76)がその前に形成されていない場合には、それは、この際に形成されて、さらにパターンが形成されてよい。最上の誘電体層(32)を保護する必要がない場合、レジスト層(76)は無くともよい。
図58は、図57の基板に等方性エッチングが施されて、メッシュ(18)の下から基板の材料を除去することによって、基板(12)からメッシュ(18)が解放される模様を示している。例えば犠牲層(図示せず)のようなその他の方法を用いて、メッシュ(18)を解放してもよい。メッシュ(18)が解放されると、メッシュ(18)を密閉して膜を形成する前又は後にて、基板に置かれている複数のデバイスは、個々に分離されてよい。
この明細書は、CMOS MEMSベースのマイクロホン又はマイクロスピーカ用の各チップに音響キャビティを設ける必要がない一方で、通気孔を作る簡易なプロセスについて説明するものである。開示された実施例の幾つかは、もっぱらウェハの上側から行われるので、後側にて、メッシュに対して通気孔を位置決めする必要がなくなる。ウェハに渡って厚さを十分に一様に制御できる一般的なプロセスを用いて、ウェハの厚さをある厚さに減らすことで、通気孔の長さを正確に定められる。それ故に、通気孔のエッチング時間が、正確に定められ、最適化される。さらに、深くて狭い通気孔をエッチングする特別で高コストな技術の代わりに、一般的なRIE技術を通気孔をエッチングで作ることに利用できる。これにより、CMOS後の製造物を、一般的なCMOSファウンドリに送ることができる。ポストCMOSプロセスにチップのダイシングを組み入れることで、ダイシングと分離プロセスに関する製造コストが減らされる。ポストCMOSプロセスにチップのダイシングを組み入れることで、従来のダイシングソーでダイシングする場合のように、チップサイズを特別にする必要はないだろう。
好ましい実施例について本発明を説明したが、当該技術分野で通常の知識を有するものは、多くの変更及び変形が可能であることを理解するだろう。本発明は、添付の特許請求の範囲にのみ制限されて、好ましい実施例を示すことを意図した先の記載には制限されない。
図1は、デバイスを構成するようにパターンが形成された複数の金属層がある基板を示す。 図2は、基板の厚さが減らされた後の図1の基板を示す。 図3は、基板の後側にキャリアウェハが取り付けられた後の図2の基板を示す。 図4は、上側にレジストを用いてパターンが形成された後の図3の基板を示す。 図5は、異方性エッチングの結果、メッシュが作製される模様を示す。 図6は、上側にレジストを用いてパターンが形成された後の図5の基板を示す。 図7は、メッシュの一部をエッチマスクとして用いて、パイロット穴を形成する模様を示す。 図8は、メッシュが解放され、パイロット穴が広がって通気孔が形成された後の図7の基板を示す。 図9は、別個の工程として、又はウェハを貫通する通気孔エッチングプロセスと同時に、エッチングを用いて複数のデバイスが個々に分離される模様を示す。 図10は、一般的なダイシングを用いて、複数のデバイスが個々に分離される模様を示す。 図11は、上側にレジストを用いてパターンが形成された後の図1の基板を示す。 図12は、異方性エッチングの結果、メッシュが作製される模様を示す。 図13は、上側が保護層で覆われた後の図12の基板を示す。 図14は、基板の厚さが減らされた後の図13の基板を示す。 図15は、キャリアウェハが基板の後側に取り付けられて、保護層が基板の上側から除去された後の図14の基板を示す。 図16は、レジスト層が堆積され、パターンが形成されて、基板にパイロット穴を形成するためのエッチマスクとして、メッシュの幾つかの部分が働くようにされた後の図15の基板を示す。 図17は、異方性エッチングの結果、パイロット穴が形成された後の図16の基板を示す。 図18は、メッシュが解放され、パイロット穴が広がって通気孔が形成された後の図17の基板を示す。 図19は、第2キャリアウェハが基板の上側に取り付けられた後の図5の基板を示す。保護材料がキャリアウェハと基板の間の隙間を埋めてよい。 図20は、第1キャリアウェハが基板の後側から除かれた後の図19の基板を示す。 図21は、レジスト層が堆積され、基板の後側にパターンが形成された後の図20の基板を示す。 図22は、通気孔が形成された後の図21の基板を示す。 図23は、基板の後側に第3キャリアウェハが取り付けられた後の図22の基板を示す。 図24は、第2キャリアウェハが基板の上側から除かれた後の図23の基板を示す。保護層も取り除かれている。 図25は、メッシュが解放された後の図24の基板を示す。 図26は、等方性エッチングが行われてメッシュが解放された後の図5の基板を示す。 図27は、第2キャリアウェハが基板の上側に取り付けられた後の図26の基板を示す。 図28は、第1キャリアウェハが基板の後側から除かれた後の図27の基板を示す。 図29は、レジスト層にパターンが形成された後の図28の基板を示す。 図30は、エッチングが施されて通気孔が形成された後の図29の基板を示す。 図31は、第2キャリアウェハが基板の上側に取り付けられて、第1キャリアウェハが基板の後側から取り除かれた後の図4の基板を示す。保護層がキャリアウェハと基板の間の隙間を満たしてよい。 図32は、基板の後側にてレジスト層にパターンが形成された後の図31の基板である。 図33は、通気孔が形成された後の図32の基板を示す。 図34は、残っていたレジストが除去された図33の基板を示す。 図35は、第3キャリアウェハが基板の後側に取り付けられた後の図34の基板を示す。 図36は、基板の上側から第2キャリアウェハが取り除かれた後の図35の基板を示す。 図37は、異方性エッチングの結果、メッシュが形成される模様を示す。 図38は、メッシュが解放された後の図37の基板を示す。 図39は、レジスト層が形成されて、パターンが形成された後の図1の基板を示す。 図40は、キャリアウェハが基板の上側に取り付けられた後の図39の基板を示す。 図41は、基板が薄くされた後の図40の基板を示す。 図42は、基板の後側にレジスト層が形成されて、パターンが形成された後の図41の基板を示す。 図43は、通気孔が形成された後の図42の基板を示す。 図44は、レジストが除去された後の図43の基板を示す。 図45は、キャリアウェハが基板の後側に取り付けられた後の図44の基板を示す。 図46は、基板の上側のキャリアウェハが取り除かれた後の図45の基板を示す。 図47は、異方性エッチングの結果、メッシュが作製される模様を示す。 図48は、メッシュが解放された後の図47の基板を示す。 図49は、レジスト層が形成されて、パターンが形成された後の図1の基板を示す。 図50は、異方性エッチングの結果、図49の基板にメッシュが作製される模様を示す。 図51は、基板とキャリアウェハの間に入れられた緩衝材料の有無に拘わらずに、接着層を使用して、図50の基板の上側にキャリアウェハを取り付ける模様を示す。 図52は、基板の厚さが減らされた後の図51の基板を示す。 図53は、基板の後側にレジスト層が形成されて、パターンが形成された後の図52の基板を示す。 図54は、通気孔が形成された後の図53の基板を示す。 図55は、レジストが除去された後の図54の基板を示す。 図56は、キャリアウェハが基板の後側に取り付けられた後の図55の基板を示す。 図57は、基板の上側のキャリアウェハが取り除かれた後の図56の基板を示す。 図58は、メッシュが解放された後の図57の基板を示す。

Claims (31)

  1. MEMSデバイスを作製するプロセスであって、
    少なくとも幾つかのデバイスはマイクロ加工メッシュを有しているような複数のデバイスを支持する基板の厚さを減らすことと
    作製プロセスの少なくとも一部では、基板の一方の側にキャリアウェハを取り付けて、作製ステップを基板の他方の側から行うことと、
    それら複数のマイクロ加工メッシュを解放することと、
    を含む改善がなされたプロセス。
  2. 基板の後側にキャリアウェハを取り付けることと
    基板の上側から複数のデバイスの作製を完了することと、
    複数のデバイスの作製を完了した後、複数のデバイスを個々に分離することと、
    を含む改善がなされた、請求項1に記載のプロセス。
  3. 複数のデバイスの作製を完了することには、解放された複数のマイクロ加工メッシュが配置される領域の少なくとも幾つかの領域において、基板を貫通する複数の通気孔を作る工程が含まれる、請求項2に記載のプロセス。
  4. 複数のデバイスの分離は、複数のマイクロ加工メッシュの解放とほぼ同時に行われる、請求項3に記載のプロセス。
  5. キャリアウェハを取り除く工程をさらに含む、請求項4に記載のプロセス。
  6. 複数のデバイスの分離は、複数の通気孔の作製とほぼ同時に行われる、請求項3に記載のプロセス。
  7. キャリアウェハを取り除く工程をさらに含む、請求項6に記載のプロセス。
  8. 複数の通気孔を作る工程は、複数のマイクロ加工メッシュの解放後に行われる、請求項3に記載のプロセス。
  9. 複数の通気孔を作る工程は、複数のマイクロ加工メッシュの解放と同時に行われる、請求項3に記載のプロセス。
  10. 複数の通気孔を作る工程は、複数のマイクロ加工メッシュをエッチマスクとして用いる、請求項3に記載のプロセス。
  11. 複数のデバイスの作製を完了することには、複数のマイクロ加工メッシュの幾つかの少なくとも一部分をエッチマスクとして用いて基板に複数のパイロット穴を形成する工程が含まれており、
    複数のマイクロ加工メッシュを解放することには、複数のマイクロ加工メッシュ付近の基板の一部分を取り除く工程と複数のパイロット穴を大きくすることで、複数のマイクロ加工メッシュの解放とほぼ同時に複数の通気孔を作る工程とが含まれている、請求項2に記載のプロセス。
  12. 複数のパイロット穴の形成には異方性エッチングが用いられて、複数のマイクロ加工メッシュの解放及び複数の通気孔の作製には等方性エッチングが用いられる、請求項11に記載のプロセス。
  13. 基板の後側に第1キャリアウェハを取り付ける工程と、
    複数のマイクロ加工メッシュを形成及び解放する工程と、
    基板の上側に第2キャリアウェハを取り付けて、基板の後側から第1キャリアウェハを取り除く工程と、
    基板の後側より複数の通気孔を作る工程と、
    複数のデバイスを個々に分離する工程と
    含む改善がなされた、請求項1に記載のプロセス。
  14. 複数のデバイスの分離は、複数のマイクロ加工メッシュの形成とほぼ同時に行われる、請求項13に記載のプロセス。
  15. 複数のデバイスを分離する工程の後に第2キャリアウェハを取り除く工程をさらに含む、請求項14に記載のプロセス。
  16. 複数のデバイスを分離する工程は、基板をダイシングする工程を含む、請求項13に記載のプロセス。
  17. 基板をダイシングする工程の後に第2キャリアウェハを取り除く工程をさらに含む、請求項16に記載のプロセス。
  18. 基板の後側に第1キャリアウェハを取り付ける工程と、
    複数のマイクロ加工メッシュを形成する工程と、
    基板の上側に第2キャリアウェハを取り付けて、基板の後側から第1キャリアウェハを取り除く工程と、
    基板の後側より複数の通気孔を作る工程と、
    基板の後側に第3キャリアウェハを取り付けて、基板の上側から第2キャリアウェハを取り除く工程と、
    複数のマイクロ加工メッシュを解放する工程と、
    複数のデバイスを個々に分離する工程と
    を含む改善がなされた、請求項1に記載のプロセス。
  19. 基板の後側に第1キャリアウェハを取り付ける工程と、
    レジストにパターンを形成して複数のマイクロ加工メッシュを規定する工程と、
    基板の上側に第2キャリアウェハを取り付けて、基板の後側から第1キャリアウェハを取り除く工程と、
    基板の後側より複数の通気孔を作る工程と、
    基板の後側に第3キャリアウェハを取り付けて、基板の上側から第2キャリアウェハを取り除く工程と、
    複数のマイクロ加工メッシュを形成及び解放する工程と、
    複数のデバイスを個々に分離する工程と
    を含む改善がなされた、請求項1に記載のプロセス。
  20. 複数のデバイスを分離する工程は、複数のマイクロ加工メッシュの解放とほぼ同時に行われる、請求項18又は19に記載のプロセス。
  21. 複数のデバイスを分離する工程の後に第2キャリアウェハを取り除く工程をさらに含む 、請求項20に記載のプロセス。
  22. 複数のデバイスを分離する工程は、基板をダイシングする工程を含む、請求項18又は19に記載のプロセス。
  23. 基板をダイシングする工程の後に第3キャリアウェハを取り除く工程をさらに含む、請求項22に記載のプロセス。
  24. 基板の後側にキャリアウェハを取り付けて、基板の上側よりプロセスステップを行うことを可能にすること
    基板の上側にキャリアウェハを取り付けて、基板の後側からキャリアウェハを取り除いて、基板の後側よりプロセスステップを行うことを可能にすること、
    とを含む改善がさらになされた、請求項1に記載のプロセス。
  25. 基板の上側から幾つかのプロセスステップが行われ、
    基板の上側にキャリアウェハを取り付けること
    基板の厚さを減らすこと
    基板の後側よりプロセスステップを行うこと、
    とを含む改善がさらになされた、請求項1に記載のプロセス。
  26. さらに、基板の後側にキャリアウェハを取り付けて、基板の上側からキャリアウェハを取り除いて、基板の上側よりプロセスステップを行う工程を含む、請求項25に記載のプロセス。
  27. 複数のデバイスを個々に分離する工程をさらに含む、請求項26に記載のプロセス。
  28. 基板の側よりプロセスステップを行う工程は、複数の通気孔を形成する工程を含む、請求項26に記載のプロセス。
  29. 基板の上側よりプロセスステップを行う工程は、複数のマイクロ加工メッシュを形成及び解放する工程を含む、請求項26に記載のプロセス。
  30. 複数のデバイスを個々に分離する工程をさらに含む、請求項29に記載のプロセス。
  31. MEMSデバイスを作製するプロセスにおいて、
    少なくとも幾つかのデバイスはマイクロ加工メッシュを有しているような複数のデバイスを支持する基板の厚さを減らすこと
    基板の第1側に取り付けられたキャリアウェハを、少なくとも幾つかのプロセスステップが基板の第2側より行われている間に利用すること
    基板の第2側に取り付けられたキャリアウェハを、少なくとも幾つかのプロセスステップが基板の第1側より行われている間に利用すること、
    それら複数のマイクロ加工メッシュは、基板の第2側又は第1側の何れかから実行されたプロセスステップの1つの結果として解放されること、
    とを含む改善がなされたプロセス。
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