JP4674859B2 - 微細マイクロレンズアレイの形状測定方法 - Google Patents
微細マイクロレンズアレイの形状測定方法 Download PDFInfo
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Description
被測定対象のマイクロレンズアレイに所定波長の入射光を入射させ、透過側又は反射側に生じる回折光の直交する2つの方向に回折される各々複数の回折次数の強度を検出することで、各回折次数の回折効率の実測値を求め、
他方、被測定対象のマイクロレンズアレイの各レンズを楕円体と見なして前記所定波長の入射光を入射させたときに透過側又は反射側に生じる回折光の直交する2つの方向に回折される各々複数の回折次数の強度を厳密な電磁波解析により算出し、その算出値と前記実測値の差をパラメータとする評価関数を用いて、前記楕円体の形状を最適化することによりマイクロレンズアレイの形状を求めることを特徴とする方法である。
被測定対象のマイクロレンズアレイに所定波長の入射光を入射させ、透過側又は反射側に生じる回折光の直交する2つの方向に回折される各々複数の回折次数の強度を検出することで、各回折次数の回折効率の実測値を求め、
他方、被測定対象のマイクロレンズアレイの各レンズの形状として2次元的なサンプリング点に初期値を与え、
その初期値から出発して前記所定波長の入射光を入射させたときに透過側又は反射側に生じる回折光の直交する2つの方向に回折される各々複数の回折次数の強度を厳密な電磁波解析により算出し、順次遺伝的アルゴリズムを適用しながら、その算出値と前記実測値の差をパラメータとする評価関数を用いて、前記初期値の形状を最適化することによりマイクロレンズアレイの形状を求めることを特徴とする方法である。
z={r2 −(ax)2 −(by)2 }1/2
−{r2 −(ax0 )2 −(by0 )2 }1/2
(規格化の有無にかかわらずr,a,bは同じ)
ただし、x0 ,y0 は隅部の座標、
と表される。このパラメータr,a,bの範囲を広くしておけば、範囲の設定は毎回行う必要はない。
X Y
ここでは、x方向、y方向の次数は−3≦x≦+3,−3≦y≦+3で、各個数X=7,Y=7とする。また、(Txy実測)は図1の配置で実測した回折効率Txyであり、(Txy計算)はstep1で算出された計算値である。
N
p=q/Σq ・・・(2)
と、N個のqの総和でそれぞれのqを規格化したもので定義し、ここでは、q=e-4とした。他にe-3を用いてもよい。e-1、e-2を用いると収束遅くなり望ましくない。
2…カラーフィルタ層
10…入射光
11…回折光
12…CCD
Claims (5)
- 周期的に配置されてなるマイクロレンズアレイの形状測定方法において、
被測定対象のマイクロレンズアレイに所定波長の入射光を入射させ、透過側又は反射側に生じる回折光の直交する2つの方向に回折される各々複数の回折次数の強度を検出することで、各回折次数の回折効率の実測値を求め、
他方、被測定対象のマイクロレンズアレイの各レンズを楕円体と見なして前記所定波長の入射光を入射させたときに透過側又は反射側に生じる回折光の直交する2つの方向に回折される各々複数の回折次数の強度を厳密な電磁波解析により算出し、その算出値と前記実測値の差をパラメータとする評価関数を用いて、前記楕円体の形状を最適化することによりマイクロレンズアレイの形状を求めることを特徴とする微細マイクロレンズの形状測定方法。 - 周期的に配置されてなるマイクロレンズアレイの形状測定方法において、
被測定対象のマイクロレンズアレイに所定波長の入射光を入射させ、透過側又は反射側に生じる回折光の直交する2つの方向に回折される各々複数の回折次数の強度を検出することで、各回折次数の回折効率の実測値を求め、
他方、被測定対象のマイクロレンズアレイの各レンズの形状として2次元的なサンプリング点に初期値を与え、
その初期値から出発して前記所定波長の入射光を入射させたときに透過側又は反射側に生じる回折光の直交する2つの方向に回折される各々複数の回折次数の強度を厳密な電磁波解析により算出し、順次遺伝的アルゴリズムを適用しながら、その算出値と前記実測値の差をパラメータとする評価関数を用いて、前記初期値の形状を最適化することによりマイクロレンズアレイの形状を求めることを特徴とする微細マイクロレンズの形状測定方法。 - 前記2次元的なサンプリング点における1組のパラメータ値を持ったレンズ形状を1つの個体とするとき、前記初期値として、請求項1記載の最適化によって求められた楕円体の形状を表す値を用い、その形状を持つ個体の各パラメータを指定した範囲内でランダムに変化させて所定数の個体を得て前記遺伝的アルゴリズムの第1世代とすることを特徴とする請求項2記載の微細マイクロレンズの形状測定方法。
- 前記2次元的なサンプリング点における1組のパラメータ値を持ったレンズ形状を1つの個体とするとき、前記初期値として、実際に形状測定方法によって測定された形状を表す値を用い、その形状を持つ個体の各パラメータを指定した範囲内でランダムに変化させて所定数の個体を得て前記遺伝的アルゴリズムの第1世代とすることを特徴とする請求項2記載の微細マイクロレンズの形状測定方法。
- 前記2次元的なサンプリング点における1組のパラメータ値を持ったレンズ形状を1つの個体とするとき、前記遺伝的アルゴリズムとして、少なくとも、前世代の中から適合度が最も良い方から特定個体数までをそのまま継承する優性遺伝と、前世代から所定数の個体をランダムに選び、指定した範囲内でランダムに決定した一定値を全パラメータに加える突然変異と、前世代から所定数の個体をランダムに選び、各個体が持つ各パラメータを指定した範囲内でランダムに変化させる通常の遺伝とを含むものであることを特徴とする請求項2から4の何れか1項記載の微細マイクロレンズの形状測定方法。
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