JP4674859B2 - 微細マイクロレンズアレイの形状測定方法 - Google Patents

微細マイクロレンズアレイの形状測定方法 Download PDF

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Description

本発明は、微細マイクロレンズアレイの形状測定方法に関し、特に、周期的に配置されるマイクロレンズのアレイのピッチが光波長のオーダーの場合の微細マイクロレンズアレイの形状測定方法に関するものである。
例えば、CCD、CMOS等の固体撮像素子からなるイメージセンサには、開口率を上げるために各画素に整列して微細マイクロレンズアレイが取り付けられる。
このような微細な素子の形状測定には、(1)レーザ顕微鏡、(2)SEM、(3)AFM等が用いられる。また、本発明で利用する散乱計測による方法としては、特許文献1〜11において、1次元回折格子等の形状測定に適用したものがある。
特開平5−72126号公報 特開平9−5049号公報 特開平10−122835号公報 米国特許第5,963,329号明細書 特開2001−74419号公報 特開2001−116532号公報 特開2001−210625号公報 特表2002−506198号公報 特開2002−311564号公報 特開2003−207313号公報 特許第2,716,731号公報 "SPIE",Vol.883(1988),pp.8〜11 "JOSA",Vol.72(1982),pp.1385〜1392 "JOSA",Vol.73(1983),pp.1105〜1112
近年、マイクロレンズの寸法が光の波長オーダーに近づくものも用いられている。特にこの場合において、マイクロレンズの光学的性能が要求され、その形状の測定には高精度が必要である。その形状を用いた電磁波解析等の計算シミュレーションによる回折光が、特に電界分布による性能評価のため、実測値と誤差が少なく一致する必要がある。
ところが、上記(1)のレーザ顕微鏡は、急勾配で反射光の戻りが少ない。また、谷の部分での光の干渉の影響により正確な測定ができない。また、(2)のSEMでは、正確な3D形状の取得が困難であり、(3)のAFMでは、急勾配や谷間の測定が困難等の問題がある。また、散乱計測による形状測定においては、従来3D曲面形状の測定に適用した例は見当たらない。
本発明は従来技術のこのような問題点に鑑みてなされたものであり、その目的は、測定対象の微細マイクロレンズアレイに実際に光を照射してそれから得られる回折光の回折効率を計測し、演算によりその回折効率に近い回折効率を与える形状を求めることによってその微細マイクロレンズアレイの形状を高精度に測定する方法を提供することである。
上記目的を達成する本発明の第1の微細マイクロレンズアレイの形状測定方法は、周期的に配置されてなるマイクロレンズアレイの形状測定方法において、
被測定対象のマイクロレンズアレイに所定波長の入射光を入射させ、透過側又は反射側に生じる回折光の直交する2つの方向に回折される各々複数の回折次数の強度を検出することで、各回折次数の回折効率の実測値を求め、
他方、被測定対象のマイクロレンズアレイの各レンズを楕円体と見なして前記所定波長の入射光を入射させたときに透過側又は反射側に生じる回折光の直交する2つの方向に回折される各々複数の回折次数の強度を厳密な電磁波解析により算出し、その算出値と前記実測値の差をパラメータとする評価関数を用いて、前記楕円体の形状を最適化することによりマイクロレンズアレイの形状を求めることを特徴とする方法である。
本発明の第2の微細マイクロレンズアレイの形状測定方法は、周期的に配置されてなるマイクロレンズアレイの形状測定方法において、
被測定対象のマイクロレンズアレイに所定波長の入射光を入射させ、透過側又は反射側に生じる回折光の直交する2つの方向に回折される各々複数の回折次数の強度を検出することで、各回折次数の回折効率の実測値を求め、
他方、被測定対象のマイクロレンズアレイの各レンズの形状として2次元的なサンプリング点に初期値を与え、
その初期値から出発して前記所定波長の入射光を入射させたときに透過側又は反射側に生じる回折光の直交する2つの方向に回折される各々複数の回折次数の強度を厳密な電磁波解析により算出し、順次遺伝的アルゴリズムを適用しながら、その算出値と前記実測値の差をパラメータとする評価関数を用いて、前記初期値の形状を最適化することによりマイクロレンズアレイの形状を求めることを特徴とする方法である。
この第2の微細マイクロレンズアレイの形状測定方法において、前記2次元的なサンプリング点における1組のパラメータ値を持ったレンズ形状を1つの個体とするとき、前記初期値として、第1の微細マイクロレンズアレイの形状測定方法の最適化によって求められた楕円体の形状を表す値を用いても、実際に形状測定方法によって測定された形状を表す値を用いてもよく、その形状を持つ個体の各パラメータを指定した範囲内でランダムに変化させて所定数の個体を得て前記遺伝的アルゴリズムの第1世代とすることが望ましい。
そして、前記2次元的なサンプリング点における1組のパラメータ値を持ったレンズ形状を1つの個体とするとき、前記遺伝的アルゴリズムとして、少なくとも、前世代の中から適合度が最も良い方から特定個体数までをそのまま継承する優性遺伝と、前世代から所定数の個体をランダムに選び、指定した範囲内でランダムに決定した一定値を全パラメータに加える突然変異と、前世代から所定数の個体をランダムに選び、各個体が持つ各パラメータを指定した範囲内でランダムに変化させる通常の遺伝とを含むものであることが望ましい。
本発明の微細マイクロレンズアレイの形状測定方法によると、高精度で微細マイクロレンズアレイの形状を測定することができる。また、急勾配を含む微細マイクロレンズアレイの形状が測定可能である。さらに、所定波長の入射光を入射させたときに透過側又は反射側に生じる回折光の直交する2つの方向に回折される各々複数の回折次数の強度を厳密な電磁波解析により算出することにより、実際と同様の回折光が生じる形状が得られるため、微細マイクロレンズアレイの電磁場解析による性能評価を正確に行うことができるものである。
以下に、本発明の微細マイクロレンズアレイの形状測定方法をその原理と実施例に基づいて説明する。
本発明の形状測定方法においては、まず、被測定対象のマイクロレンズアレイに実際に背面から入射光を照射して、マイクロレンズアレイによる回折光の強度を実際に測定する。図1はその回折光強度を測定するための配置を模式的に示す図であり、図1(a)は、被測定対象のマイクロレンズアレイがレンズアレイ1のみからなる場合であり、図1(b)は、被測定対象のマイクロレンズアレイがレンズアレイ1とRGBのカラーフィルタ層2とからなる場合であり、何れもマイクロレンズアレイの一面に所定波長の入射光10を入射させ、透過側に生じる回折光11の各次数(0次光、±1次光、±2次光、±3次光、・・・・)の強度を、例えば透過側に比較的離して配置した2次元受光素子であるCCD12で検出することで、各次数の透過回折効率Txyが求められる(ここで、Txyのxyはx方向、y方向の次数であり、2次元格子状のレンズアレイ1はx方向、y方向に同様に回折するため、−3≦x≦+3,−3≦y≦+3とし、7×7=49個の回折次数の光を対象とする。)。なお、2次元受光素子を用いずに、点型(0次元)の受光素子あるいは1次元受光素子を2次元方向又は1次元方向へ走査することで各次数の透過回折効率Txyを求めるようにしてもよい。
以下、実施例として、図1(a)のように、被測定対象のマイクロレンズアレイがレンズアレイ1のみからなる場合を考える。
また、以下の実施例においては、レンズアレイ1の各レンズの形状表現をワイヤーフレームで与える。その具体例を図2に示す。図2(a)はレンズアレイ1の1つレンズ(1周期)の高さ分布をx方向5点、y方向5点の5×5=25点で表したワイヤーフレームを示す図であり、その25点の高さは図2(b)の二重枠内に示しある。
ここで、レンズアレイ1の各レンズがx方向、y方向に対称な形状の場合、(x,y)=(x/λ,y/λ)=(−2.421,−2.421)の高さを0に固定して、図2(b)の一重枠内の残りの8点の高さを変数にして形状を表現することができる(ただし、λは波長)。
なお、レンズアレイ1の各レンズのワイヤーフレームによる形状表現の点数は、必要に応じてより多く増やすことは可能である。
ここで、レンズアレイ1の各レンズの形状表現が上記の8個の変数で与えられた場合に、そのレンズアレイ1による回折光11の各次数の透過回折効率Txyを計算により求める際、上記ワイヤーフレームの表現では粗すぎるので、5×5=25点間を例えば図3に示すようなスプライン補間をしてより精密な形状にして、そのスプライン補間したレンズアレイ1に対して以下の回折光の計算をして各次数の透過回折効率Txyを求める。
本発明においては、このようにスプライン補間したレンズアレイ1からの各次数の透過回折効率Txyを計算によって求めるために、RCWA手法あるいはベクトル回折理論(厳密な電磁波解析:非特許文献1〜3)を適用し、入射角、波長に関して図1の実際に回折光の強度を測定する条件と同じ条件で計算する。
さて、本発明のこの実施例においては、図1(a)のような配置で被測定対象のレンズアレイ1からの透過回折効率Txy(−3≦x≦+3,−3≦y≦+3)を実測した後に、レンズアレイ1を構成する各レンズの形状を演算によって求める。その手法の実施例を以下に説明する。本実施例は、前処理として共役傾斜法を適用して、レンズの形状を楕円体で近似的に求め、次いで、遺伝的アルゴリズムを適用して、透過回折効率Txyが実測値に近づくようにより精密に求めるものである。
図4に、遺伝的アルゴリズムを適用する前に前処理としてのレンズの形状を楕円体で近似的に求める手順のフローチャートを示す。
まず、step1で、楕円体のパラメータr,a,bを適当な範囲で変化させて、複数組の(r,a,b)について回折効率Txyを算出する。ここで、楕円体はx−z平面,y−z平面についてそれぞれ対称で(座標(x,y,z)は図1のようにとる。)、
z={r2 −(ax)2 −(by)2 1/2
−{r2 −(ax0 2 −(by0 2 1/2
(規格化の有無にかかわらずr,a,bは同じ)
ただし、x0 ,y0 は隅部の座標、
と表される。このパラメータr,a,bの範囲を広くしておけば、範囲の設定は毎回行う必要はない。
次いで、step2で、step1で算出された回折効率Txyから複数組の(r,a,b)に対する評価関数値eを求めて、その中で最小となる(r,a,b)を選択する。その最小の(r,a,b)を(r0 ,a0 ,b0 )とする。ここで、評価関数値eは、次のように定義する。
e={(ΣΣ(Txy実測−Txy計算)2 )/(XY)}1/2 ・・・(1)
X Y
ここでは、x方向、y方向の次数は−3≦x≦+3,−3≦y≦+3で、各個数X=7,Y=7とする。また、(Txy実測)は図1の配置で実測した回折効率Txyであり、(Txy計算)はstep1で算出された計算値である。
この評価関数値eは、誤差の二乗平均平方根であり、当然小さい方が実測値(Txy実測)と計算値(Txy計算)の差が小さく、望ましいものである。
以下、kをカウンタにして以下のstep3〜5を繰り返すことで、(r,a,b)を最適化する。
step3で、r,a,bの何れかをr0 ,a0 ,b0 の+又は−何れかの方向に、前処理(step1)より細かい分解能で変化させ、そのときの評価関数値eを算出する。これを全パラメータについて実行する。
次いで、step4で、kにおける全方向の中で評価関数値eが最小となる(r,a,b)を選択し、それを(rk ,ak ,bk )及びek とする。
次いで、step5で、そのek が前回のek-1 より小さいか否かを問う。ここで、k=1のときには、e0 はstep2で求めた最小のeを用いる。
step5の判定で、ek が前回のek-1 より小さい限り、step3〜4に戻って次に+又は−何れかの方向に前回より分解能だけ変化させたr,a,bについての評価関数値ek+1 を求め、同様に繰り返す。
step5の判定で、ek が前回のek-1 と同じかそれより大きくなると、step6に進み、(rk-1 ,ak-1 ,bk-1 )を遺伝的アルゴリズムを適用する前の前処理の楕円体で近似した最適値とする。
以上の図4のフローで最適値とされた形状を、次の図5〜図7の遺伝的アルゴリズムを適用するフローの初期状態とする。
図5〜図7に、遺伝的アルゴリズムによるマイクロレンズ形状計測のフローチャートを示す。
最初に図5に示すように、step11〜12で、初期設定を行う。すなわち、step11で、初期状態のt個の各変数v0k(1≦k≦t)の値の読み込みを行う。ここで、tは図2で説明したように8点とし、v01〜v08は図4で最適化した楕円体のその8点に対応する高さとする。
次いで、step12で、遺伝的アルゴリズム各世代gの個体数Ng 及び第1世代の各変数の範囲v1kmin ,v1kmax を設定する。変数vgkは高さを表し、範囲はパーセント(例えば、±何%)としても実寸(例えば、±0.2μm)としてもよい。なお、ここで、1つの個体とは、変数v0kの1組を持つ1個のレンズを意味する。
次いで、遺伝的アルゴリズムの第1世代として、まず、以下のstep13〜16を個体数N1 (Ng のg=1:第1世代の個体数)個について繰り返す。
step13で、各変数v0kから各変数v1kの値をstep12で設定した範囲内でランダムに決定する。具体的には、max、minを範囲の最大、最小として、比率の場合、例えばmax=0.2,min=−0.2(±20%のとき)、寸法の場合、 例えばmax=0.2,min=−0.2(±0.2μmのとき)等とする。ここでは、比率を用いた。
次いで、step14で、評価関数値e1 (eg のg=1:第1世代の評価関数値)を算出する。ここで、評価関数値e1 は、式(1)を用いて算出する。
次いで、step15で、step14で算出した評価関数値e1 が設定した閾値より小さいか否かを問う。ここで、閾値は十分に小さい値を選ぶ。ここでは、0.01%とした。
step15で、e1 が設定した閾値より小さいと判定されると、それ以上の演算は必要ないと判断し、本発明の測定を終了させる。
step15で、e1 が設定した閾値以上と判定されると、次のstep16へ進み、第1世代の個体数N1 だけ全部が終了したか否かを問う。この判定で、評価関数値e1 の算定と閾値との比較が個体数N1 だけ全部終了しない限り、step13〜15に戻って各変数v0kから各変数v1kの値を設定した範囲内でランダムに選んだ個体について評価関数値e1 の算定と閾値との比較を行い、同様に繰り返す。
step16で、第1世代の個体数N1 全部について、評価関数値e1 の算定と閾値との比較を行ったと判定されると、step17へ進み、N1 個の個体それぞれの確率p1 (pg のg=1:第1世代の確率)を算出する。確率pは、qを各個体の評価関数値eが大きければ大きい程小さな値として、
N
p=q/Σq ・・・(2)
と、N個のqの総和でそれぞれのqを規格化したもので定義し、ここでは、q=e-4とした。他にe-3を用いてもよい。e-1、e-2を用いると収束遅くなり望ましくない。
次いで、step18で、第1世代の個体数N1 の評価関数値e1 、確率p1 、各変数v1kのリストを作成し、遺伝的アルゴリズムの第1世代の演算を終えて、図6の(1)へ進む。
図6は遺伝的アルゴリズムの第2世代以降の各世代の優先遺伝と突然変位を示すフローチャートであり、各世代で繰り返し行う処理である。
まず、step21で、今世代の個体数Ng の各変数vgkの値を決定する際の範囲を設定する。この処理は、step12での設定と同様に範囲はパーセント(例えば、±何%)としても実寸(例えば、±0.2μm)としてもよい。その範囲の値は第1世代と同じでも、何世代か毎に少しずつ小さくしていってもよい。
次いで、step22で、優性遺伝の個体数NA,g 個、突然変異の個体数NB,g 個を設定する。今世代の個体数はNg であるから、通常の遺伝の個体数は残りのNg −(NA,g +NB,g )となる。
次いで、優先遺伝のstep23へ進み、前世代のリストの中、評価関数値eg-1 が最も良い(小さい)方からNA,g 個までの、すなわち、優性な個体の評価関数値eg-1 、確率pg-1 、各変数vg-1,k のリストを今世代にそのまま継承(NA,g 個について繰り返し)する。
次いで、突然変位として、step24で、前世代の中から1つの個体をリストの確率で重み付けてランダムに選定する。この際、step23で選択されたものも重複して選定される可能性がある。
次いで、step25で、所定の範囲内でランダムに選んだ一定値を選定されたその個体の各変数vg-1,k に付加し、今世代の各変数vgkの値に設定する。この一定値は負の値も含むので、一定値を付加したものが負となる場合は0とする。ここで、一定値を付加した各変数vgkについて、ワイヤーフレームの図2(b)の左上端の0に固定されている以外の値を平行移動した形状に相当する。この一定値の範囲は、step21で設定した範囲を越えた範囲内でランダムに選ぶ。
次いで、step26で、step25で設定した変数vgkの個体について評価関数値eg を算出する。その評価関数値eg は、式(1)を用いて算出する。
次いで、step27で、今世代の突然変異の個体数NB,g 個の処理が終わったか否か(優性遺伝の個体数NA,g 個を加えると、NA,g +NB,g 個の処理が終わったか否か)を判定する。個体数NB,g だけ全部終了しない限り、step24〜26に戻って新たに設定した変数vgkの個体について評価関数値eg の算出を行い、同様に繰り返す。
なお、以上のstep25〜26の処理は、ランダムな乱数以外に、通常の最適化方法を用いることも考えられる。
さらに、以上の優性遺伝、突然変異の他に、遺伝的アルゴリズムの交叉(異なる2つの個体のt個の変数v0kを途中で相互に入れ換える。)等を入れることも考えられる。
以上の第2世代以降の各世代の優先遺伝と突然変位の処理の後に、図7に示す通常の遺伝を示すフローチャートの処理が行われる。すなわち、step31で、前世代の中から1つの個体をリストの確率で重み付けてランダムに選定する。この際、step23、24で選択されたものも重複して選定される可能性がある。
次いで、step32で、前世代から選定した個体の各変数vg-1,k から今世代の各変数vgkの値をstep21で設定した範囲内でランダムに決定する。
次いで、step33で、step32で決定した変数vgkの個体について評価関数値eg を算出する。その評価関数値eg は、式(1)を用いて算出する。
次いで、step34で、step33で算出した評価関数値eg が設定した閾値より小さいか否かを問う。ここで、閾値は十分に小さい値を選ぶ。ここでは、0.01%とした。
step34で、eg が設定した閾値より小さいと判定されると、それ以上の演算は必要ないと判断し、本発明の測定を終了させる。
step34で、eg が設定した閾値以上と判定されると、次のstep35へ進み、今世代の通常の遺伝の個体数Ng −(NA,g +NB,g )個の処理が終わったか否か(優性遺伝の個体数NA,g 個、突然変異の個体数NB,g 個を加えると、Ng 個の処理が終わったか否か)を判定する。個体数Ng −(NA,g +NB,g )だけ全部終了しない限り、step31〜34に戻って新たに設定した変数vgkの個体について評価関数値eg の算出を行い、同様に繰り返す。
step35で、今世代の通常の遺伝の個体数Ng −(NA,g +NB,g )個の処理が終わったと判定されると、次のstep36へ進み、今世代の個体数Ng 個の確率pg を算出する。これは、step17と同様に、式(2)を用いて算出する。
次いで、step37で、今世代の個体数Ng の評価関数値eg 、確率pg 、各変数vgkのリストを作成する。
次いで、step38で、終了条件を満たすか否かを判定する。終了条件としては、世代数が所定の値までや、評価関数値の世代中の最小値が所定の値になるまでや、評価関数値の世代中の最小値がほとんど変わらなくなるまで等がある。ここでは、評価関数値の世代中の最小値が5世代続けて変わらなくなったら終了とした。また、第30世代までともしたが、何れもその前に終了した。
step38の終了条件を満たさない場合は、図6の(1)へ戻り、次の世代の処理を同様に行う。
図8は、以上の図5〜図7の遺伝的アルゴリズムを用いた処理を模式的に表現した図であり、図4が対応する共役傾斜法によりマイクロレンズのレンズの形状を楕円体で近似して求めた1つの個体からなる第0世代のパラメータvk を用い、図5が対応する第1世代でその第0世代のパラメータvk を設定した範囲でN1 個の個体に変形し、次に、図6〜図7が対応する第2世代でその第1世代のN1 個の個体から所定数の個体のパラメータを優性遺伝、突然変異、通常の遺伝として引き継ぐ。以下、第3世代以降も同様に引き継ぐ。
ここで、優性遺伝は、前世代の中から適合度が最も良い方から特定個体数までをそのまま継承する。突然変異は、前世代からランダムに個体を選び、指定した範囲内でランダムに決定(個体毎に実行)した一定値を全パラメータに加える。通常の遺伝は、前世代からランダムに個体を選び、その個体が持つ各パラメータを指定した範囲内でランダムに変化させ決定する。なお、第1世代は第0世代の1つの個体を元に通常の遺伝を行うものである。
なお、図8では、世代間にわたって個体をそのまま引き継ぐように見えるが、優性遺伝以外は、上記のような変形を加えて継承する。
本発明は、以上のような共役傾斜法を前処理とし、その後に遺伝的アルゴリズムを適用することで、マイクロレンズアレイからの複数の回折次数の回折効率Txyの実測値と計算値の差が最も小さくなるか、予め設定した十分に小さい閾値より小さくなるような形状に到達することでマイクロレンズアレイの各レンズの形状を測定するものである。
ところで、以上の実施例の説明では、図1(a)の配置で実測する回折光11の次数は±3次光としたが、それより高い次数まで測定するようにしてもよい。ただし、その際は若干計算が増える可能性がある。逆に、±3次光より低い±2次までとすると、測定精度が低下する。ただし、波長とピッチの関係による。
以上の変形例として、共役傾斜法による前処理に代えて、遺伝的アルゴリズムを用いた最適化の際の初期形状として、AFM等の比較的精度の良い方法での測定結果を用いてもよい。
さらに、以上では透過型のマイクロレンズアレイに適用するものとして説明してきたが、反射型のマイクロレンズアレイに適用することも可能である。その場合には、回折光は反射回折光を測定することになる。
また、図1(b)のマイクロレンズアレイがレンズアレイ1とRGBのカラーフィルタ層2とからなる場合については、所定波長の入射光10が透過できるレンズは1次元方向へ連続する3つのレンズ中の1個のレンズであるので、回折光11の回折角は略3分の1になるが、上記と同様の方法でその所定波長の光が透過できるレンズの形状を求めることができる。ただし、この場合は、レンズ形状を表す前記の8個の変数v以外に、カラーフィルタ層2の複素屈折率を既知として、そのカラーフィルタ層2の厚さをもう1つの追加変数として演算するか、あるいは、そのカラーフィルタ層2の厚さを別の方法で測定する必要がある。
次に、具体的な測定例を説明する。
本例のレンズアレイ1の各レンズの図2(b)の25点の高さに対応する別のレンズの高さが次の〔表1〕の通りである。また、その中の図2(b)の一重枠内の8点の高さに対応する点の高さは網かけしてある。
Figure 0004674859
このレンズアレイ1の透過回折効率Txy(−3≦x≦+3,−3≦y≦+3)の実測値に対して、図4のstep6で求めた楕円体の係数r,a,bとその形状の図2(b)の25点の高さ、及び、その評価関数値eは〔表2〕のようになった。
Figure 0004674859
図2(b)の一重枠内の8点に対応する高さの〔表1〕の正しい値と〔表2〕の実測値の差は、〔表3〕の通りである。
Figure 0004674859
この表3より、共役傾斜法によってもある程度の測定値が得られることは明らかである。
次に、図5〜図7の遺伝的アルゴリズムを適用するために、各世代の個体数を300個、優性遺伝を10%、突然変異を5%、確率をe-4、各変数の設定範囲はレンズの高さ(〔表1〕)が高い点では±6.7%、低い点では±20%、中間の点では±10〜17%とし、第5世代と第9世代で各設定範囲を半分にし、終了条件として、評価関数値の最小値が5世代続けて変わらなくなるまでとした。その結果得られた図2(b)の25点の高さ、及び、その評価関数値eは〔表4〕の通りである。
Figure 0004674859
図2(b)の一重枠内の8点に対応する高さの〔表1〕の正しい値と〔表4〕の実測値の差は、〔表5〕の通りである。
Figure 0004674859
この表5より、本発明の実施例の方法によって高精度の測定値が得られることが分かる。
以上、本発明の微細マイクロレンズの形状測定方法をその原理と実施例に基づいて説明してきたが、本発明は上記実施例に限定されず種々の変形が可能である。
本発明の微細マイクロレンズの形状測定方法において回折光強度を実測するための配置を模式的に示す図である。 本発明の1実施例においてレンズアレイの1つレンズの高さ分布を表したワイヤーフレームを示す斜視図(a)とその各点の高さを示す図(b)である。 図2のワイヤーフレームをスプライン補間をした場合の斜視図である。 本発明の1実施例において遺伝的アルゴリズムを適用する前に前処理としてのレンズの形状を楕円体で近似的に求める手順のフローチャートを示す図である。 本発明の1実施例における遺伝的アルゴリズムによるマイクロレンズ形状計測のフローチャートを示す図である。 図5の続きのフローチャートを示す図である。 図6の続きのフローチャートを示す図である。 図5〜図7の遺伝的アルゴリズムを用いた処理を模式的に表現した図である。
符号の説明
1…レンズアレイ
2…カラーフィルタ層
10…入射光
11…回折光
12…CCD

Claims (5)

  1. 周期的に配置されてなるマイクロレンズアレイの形状測定方法において、
    被測定対象のマイクロレンズアレイに所定波長の入射光を入射させ、透過側又は反射側に生じる回折光の直交する2つの方向に回折される各々複数の回折次数の強度を検出することで、各回折次数の回折効率の実測値を求め、
    他方、被測定対象のマイクロレンズアレイの各レンズを楕円体と見なして前記所定波長の入射光を入射させたときに透過側又は反射側に生じる回折光の直交する2つの方向に回折される各々複数の回折次数の強度を厳密な電磁波解析により算出し、その算出値と前記実測値の差をパラメータとする評価関数を用いて、前記楕円体の形状を最適化することによりマイクロレンズアレイの形状を求めることを特徴とする微細マイクロレンズの形状測定方法。
  2. 周期的に配置されてなるマイクロレンズアレイの形状測定方法において、
    被測定対象のマイクロレンズアレイに所定波長の入射光を入射させ、透過側又は反射側に生じる回折光の直交する2つの方向に回折される各々複数の回折次数の強度を検出することで、各回折次数の回折効率の実測値を求め、
    他方、被測定対象のマイクロレンズアレイの各レンズの形状として2次元的なサンプリング点に初期値を与え、
    その初期値から出発して前記所定波長の入射光を入射させたときに透過側又は反射側に生じる回折光の直交する2つの方向に回折される各々複数の回折次数の強度を厳密な電磁波解析により算出し、順次遺伝的アルゴリズムを適用しながら、その算出値と前記実測値の差をパラメータとする評価関数を用いて、前記初期値の形状を最適化することによりマイクロレンズアレイの形状を求めることを特徴とする微細マイクロレンズの形状測定方法。
  3. 前記2次元的なサンプリング点における1組のパラメータ値を持ったレンズ形状を1つの個体とするとき、前記初期値として、請求項1記載の最適化によって求められた楕円体の形状を表す値を用い、その形状を持つ個体の各パラメータを指定した範囲内でランダムに変化させて所定数の個体を得て前記遺伝的アルゴリズムの第1世代とすることを特徴とする請求項2記載の微細マイクロレンズの形状測定方法。
  4. 前記2次元的なサンプリング点における1組のパラメータ値を持ったレンズ形状を1つの個体とするとき、前記初期値として、実際に形状測定方法によって測定された形状を表す値を用い、その形状を持つ個体の各パラメータを指定した範囲内でランダムに変化させて所定数の個体を得て前記遺伝的アルゴリズムの第1世代とすることを特徴とする請求項2記載の微細マイクロレンズの形状測定方法。
  5. 前記2次元的なサンプリング点における1組のパラメータ値を持ったレンズ形状を1つの個体とするとき、前記遺伝的アルゴリズムとして、少なくとも、前世代の中から適合度が最も良い方から特定個体数までをそのまま継承する優性遺伝と、前世代から所定数の個体をランダムに選び、指定した範囲内でランダムに決定した一定値を全パラメータに加える突然変異と、前世代から所定数の個体をランダムに選び、各個体が持つ各パラメータを指定した範囲内でランダムに変化させる通常の遺伝とを含むものであることを特徴とする請求項2から4の何れか1項記載の微細マイクロレンズの形状測定方法。
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