JP2005258387A - 露光用マスクおよびマスクパターンの製造方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】0次光回折光を用いて、その強度変調を行うバイナリマスクの設計、製造において、マスク製造誤差、露光装置のフレアによる影響、レジストの現像特性等を反映させた設計を行うこと。
【解決手段】本発明は、露光装置から出射される照明光を遮断する遮光パターンと、この照明光を透過する透過パターンとが同一比率、同一ピッチで構成されるパターンサイトPSを複数配置してブロックエリアBAを構成している露光用マスクMにおいて、このブロックエリアBAを構成する複数のパターンサイトPSとして、遮光パターンと透過パターンとのピッチが同一で、比率が徐々に変化するような配置となっている。
【選択図】図1
【解決手段】本発明は、露光装置から出射される照明光を遮断する遮光パターンと、この照明光を透過する透過パターンとが同一比率、同一ピッチで構成されるパターンサイトPSを複数配置してブロックエリアBAを構成している露光用マスクMにおいて、このブロックエリアBAを構成する複数のパターンサイトPSとして、遮光パターンと透過パターンとのピッチが同一で、比率が徐々に変化するような配置となっている。
【選択図】図1
Description
本発明は、光学的なレンズアレイ等の3次元形状を露光によって形成するためのマスクパターンを形成するにあたり、較正用として用いる露光用マスクおよびマスクパターンの製造方法に関する。
CCD(Charge Coupled Device)、LCD(Liquid Crystal Display)などの映像デバイス応用製品に使用されているマイクロレンズアレイなどの微小な光学部品製造方法の一つとして半導体、液晶デバイス製造で用いられているフォトリソグラフィ技術を応用する方式がある。
すなわち、感光材料であるフォトレジストに所望の露光量分布を与え、現像することにより、フォトレジストを3次元的に加工し、それをマスクとしてエッチングすることによりシリコン、ガラス基板などを3次元的に加工している。
このリソグラフィプロセスに用いられるフォトマスクは図14に示されるような複数枚マスクを用いた多重露光で実現されている。この技術による露光方法を1次元で説明する。最終的な露光量分布は図14中のD(X)とする。
先ず、図14中のマスク(1)で領域<1>に露光量E[1]を与える。次に、マスク(2)で領域<2>に露光量E[2]を与える。この時、領域<1>のトータルの露光量D1はE[1]+E[2]となる。さらに、図示しないマスク(3)、マスク(4)、…、マスク(n)をそれぞれ露光量E[3]、E[4]、…、E[n]で順次露光することにより、領域iの最終的な露光量D[i]は、D[i]=E[i]+E[i+1]+…+E[n]となり、所望の離散的な露光量分布を得る。この場合マスク枚数nがその露光量位置分解能に相当し、例えばn=10の時は10階調の露光量ステップを得ることになる。
また、最近では複数マスクによる多重露光方法の他に、特許文献1に示されるような遮光膜の透過率に連続的な分布を持たせてある、いわゆるグレートーンマスクを用いて1回の露光で所望の露光量分布を得る方式も開発されている。この概念図を図15に示す。
前述の2つの方法において、前者の複数マスク多重露光による技術は、複数回の多重露光であり時間的にも多段階露光であるため、得られる積算露光量分布は階段形状が残留してしまう。また、得られる露光量階調数はマスク枚数すなわち露光回数であり、現実的には10工程程度となって十分な階調数が得られないという問題がある。また、露光工程の複雑化とマスク枚数に比例したマスクコストが発生し、様々な問題が生じる。
一方、後者のグレートーンマスクによる1回露光方式は、ほぼ連続的な露光量分布が得られるが、このようなグレートーンマスクを作成することは一般的には非常に困難であり、特殊な膜材料、特殊な成膜処理技術が必要となるため、マスクコストは非常に高いものになってしまう。また、その特殊な膜材は熱に対して経時変化が懸念されており、使用している間の性能安定性(露光光吸収起因の熱的安定性)の問題も懸念されている。
これらの問題を解決する方策として、本願出願人は解像限界ピッチ以下のバイナリマスクパターンでマスクを構成し、その開口サイズ、あるいはドット残しパターンサイズを空間的に各々に変えることで、任意の3次元構造形成を可能にする方式を提唱している。
図16は、この方式で1次元凹レンズアレイをポジ型レジストで形成するためのマスクパターンの概念図である。この様なマスクの設計にあたっては、あるピッチ(このピッチは以下の式で表されるように、NA、σ、λから求まる解像限界ピッチ以下である)、ある開口サイズの単一2次元アレイパターンの0次光強度を理論計算し、これを基に所定の位置で所定の光量を得るための開口サイズを導出し、所定の位置で所望のレジスト残膜厚を得られるように開口サイズを場所により変えると言う設計手法を取っている。
この場合、実際にマスクを試作し、フォトレジストを所定の3次元構造(レンズアレイなど)形成して見たところ、例えば図17、図18に示すように、形成高さに若干の誤差が発生する。
誤差の傾向としては、開口サイズが小さい、つまりマスク透過率が小さい場所における形成高さに誤差が大きいことが分かる。考えられる原因として、(1)開口サイズ自体の誤差(マスク製造誤差)、(2)大きな露光量を与える場合の露光装置におけるフレアによる想定していない「かぶり露光」が発生し、露光フィールド全面に渡り、DC成分的な露光量が発生しているためであると考えられる。
すなわち、図17は上記(1)に示す誤差を模式的に示したもので、マスクパターンの遮光パターンサイズに製造上の誤差が発生しており、この誤差が露光量に影響してレンズの高さの誤差につながっている。
また、図18は上記(2)に示す誤差を模式的に示したもので、マスクパターンの製造上の誤差(マスク公差)がないと仮定した場合でも、露光装置のフレアによるかぶり露光量が数%あるため、そのかぶり露光量が加算されてしまい、形成されるレンズの高さの誤差につながっている。なお、図17、図18とも、実線は設計値、破線は誤差分を示している。
さらに、上記の誤差のほか、レジスト層に現像過程で3次元構造物がない場合(設計時)と3次元構造物がある場合(実際)で、レジスト表層部分と内部の現像レートの相関が若干異なるため、露光量とレジスト残膜高さの特性が設計と実際とで相違することになる。これにより、レジスト表層付近における現像後のレジスト残膜高さの制御性が劣化することになる。
このため、レジストの表面付近を残して形状を構成する場合、設定した露光量でのレジストの残膜高さと実際の残膜高さとの間に誤差が生じ、所望の形状が得られなくなるという問題が生じる。
一方で、このように現像過程で3次元構造物が形成されるような現像プロセスの理論モデルは明確になっておらず、シミュレーション等でレジストの残膜分布を正確に予測することは困難である。
本発明は、このような課題を解決するために成されたものである。すなわち、本発明は、露光装置から出射される照明光を遮断する遮光パターンと、この照明光を透過する透過パターンとが同一比率、同一ピッチで構成されるパターンサイトを複数配置してブロックエリアを構成している露光用マスクにおいて、このブロックエリアを構成する複数のパターンサイトとして、遮光パターンと透過パターンとのピッチが同一で、比率が徐々に変化するような配置となっている。
また、上記の露光用マスクによって感光材料に対する露光を行う工程と、露光後の感光材料を現像し、必要に応じて処理を施して測定対象物を形成し、ブロックエリアに対応した測定対象物の高さを測定する工程と、測定対象物の高さの測定値に基づき、所望の3次元形状を得るための遮光パターンと透過パターンとの比率を設定し、透光性基板に配置する工程とを備えるマスクパターンの製造方法である。
このような本発明では、ブロックエリアを構成する複数のパターンサイトとして、遮光パターンと前記透過パターンとのピッチが同一で、比率が徐々に変化するよう配置されているため、これらのブロックエリアを較正用パターンとして利用できる。つまり、これらのブロックエリアを用いて感光材料であるレジストへ露光を行い、現像することで、各ブロックエリアと対応したレジスト残膜特性を把握でき、マスクパターン形成時のパターン寸法誤差、露光装置のフレア、レジストの3次元的な現像特性による誤差を相殺したマスクパターン設計、製造を行うことができる。
つまり、本マスクを用いた較正データは、前述の式1の非結像条件を満たす所定のパターンピッチPにおけるスペース寸法(またはホール寸法)対残膜高さの関係を較正テーブルあるいは較正関数として得ることができ、実際のレンズ形成用マスクパターンもこのパターンピッチPで構成し、各場所におけるスペース寸法(又はホール寸法)をこの較正テーブル或いは較正関数を用いて設計する。
本発明によれば次のような効果がある。すなわち、0次回折光を用いて、その強度変調を行うバイナリマスクの設計、製造において、マスクパターンの開口サイズの誤差、露光装置のフレアによる影響、レジスト残膜特性(現像特性)による誤差を反映させたマスクパターンを設計することができ、これによって得られた露光用マスクによる露光、現像等によって精度の高い3次元形状(例えば、レンズ)を製造することが可能となる。
以下、本発明の実施の形態を図に基づき説明する。図1は、本実施形態に係る露光用マスクを説明する模式図、図2は、本実施形態に係る露光用マスク(以下、単に「マスク」と言う。)を用いた露光の原理を説明する模式図である。
先ず、図2を用いて露光の原理を説明する。すなわち、転写に用いる露光装置SはマスクMのパターン面とウエハWの表面とが共役(結像)関係になっており、通常はマスクM下面のパターンがウエハWの表面に結像し、パターンの転写を行う。
しかしながら、露光波長(λ)と構成するマスクパターンピッチ(P)と露光装置の開口数(NA)、2次光源サイズを表すコヒーレンスファクタ(σ)が与えられた時、ウエハWの表面に結像しうる最小ピッチ(Pmin)は前述の式1で表される。
この式1は最低次数(±1)の回折光が投影レンズのNA絞りで遮断される/されないといったレベルで解釈され、例えばλ=365nm,NA=0.5,σ=0.5の場合はPmin=487nmとなる。すなわち、Pmin以下の微少ピッチパターンはウエハWの表面に回折光が届かないので回折光同士の干渉、つまりマスクパターンの結像は発生し得ない。しかしながら0次光はウエハW上に到達する。
この時、同一ピッチでは遮光帯幅が大きいほど0次光強度は小さく、また、同一遮光部寸法の場合はPmin以下のピッチにおいてピッチが大きいほど0次光強度は大きくなる。つまり、マスクパターンの形状を結像することなく、0次光強度を変調できる。
具体的には、1次元のライン&スペースパターンにおいては、単位繰り返しパターン内の透過部面積率をR(<1)とすると、ウエハ面上に到達する光強度はマスク上の光強度で規格化すると、R2となる。例えば、1:1のラインアンドスペースでの0次光強度は0.25となる。同様にして1:1の2次元正方形ホールアレイの場合の0次光強度は0.0625となる。
本実施形態では、このようなマスクMによる露光原理を用いてマスクパターンを設計、製造することを特徴とする。なお、基本的なマスク設計方法については、本願出願人による先の出願(例えば、特願2003−89710号)に記載されている。
本実施形態では、露光装置の光源として複数スペクトルを用いるg-h-i線ランプなども使用することを考える。これは、より大きな露光パワーを得て露光時間を短縮することと、複数スペクトルによるエネルギー吸収で、より深い加工を行うためである。この場合にマスクパターンが非結像であるためには複数スペクトルの内、最も短波長のものを想定すれば十分となる。
すなわち、g-h-i線ランプの場合はi線(λ=λ0=365nm)で規定される(λ0は複数スペクトルを含む光源のうち最も短波長となるスペクトル波長)。よって、非結像ピッチ(Pmin)は前述の式1より求まる値(ウエハ面上)となり、これ以下のピッチのパターンは結像しない。
本実施形態では、このPmin以下のパターンピッチで、1次元の場合はスペース寸法(またはライン寸法)、2次元の場合はホール寸法(またはアイランド寸法)を何通りか変えてあるテストマスク(以下、較正マスクと称する)を予め作成し、これを実際の3次元形状(例えば、マイクロレンズ)形成用のレジストプロセスと露光装置を用いて、例えばガラスウエハ上に使用するフォトレジストRを塗布したウエハWを実際に使用して露光する。
図1に示す本実施形態のマスクMは、この較正用マスクとして使用されるものである。すなわち、このマスクMは、スペース(透過パターン)とライン(遮光パターン)とが各々直線によって構成されるパターン群PG1と、透過パターンが正方形(スルーホール)から成るパターン群PG2とを備えている。なお、この図1で示されている寸法は全てウエハ上換算で表記されているものとする。
パターン群PG1では、スペースとラインとが同一比率、同一ピッチで連続して成るパターンサイトPSが複数マトリクス状に配置されたもので、図中矢印y1で示す方向に沿って各パターンサイトPSのピッチが順に変化し、図中矢印y2で示す方向に沿って各パターンサイトPSのスペースとラインとの比率が順に変化している。
また、パターン群PG2では、同一の開口サイズ、同一のピッチで連続して成るパターンサイトPSが複数マトリクス状に配置されたもので、図中矢印y3で示す方向に沿って各パターンサイトPSのピッチが順に変化し、図中矢印y4で示す方向に沿って各パターンサイトPSの開口サイズが順に変化している。
図中二点鎖線で示す枠はブロックエリアBAを示しており、複数のパターンサイトPSによって構成される。なお、ここでは1つのブロックエリアBAのみを示しているが、矢印y2、y4に沿った1群のパターンサイトPSによって1つのブロックエリアが構成される。
1つのブロックエリアBAでは、どのパターンサイトPSでもピッチが同じであるが、パターン群PG1では図中矢印y2の方向に沿って隣接するパターンサイトPSでパターンの比率(スペースのサイズ)が順に変化し、パターン群PG2では図中矢印y4の方向に沿って隣接するパターンサイトPSで開口のサイズが順に変化している。
パターン群PG1では、スペース寸法、ライン寸法はそれぞれマスク製造プロセスの加工限界まで振ってある。すなわち、パターン群PG1のパターンサイトPS(a)はピッチP1,スペース寸法Smin、ライン寸法P1-Sminの繰り返しパターンである。ここでSminはスペース寸法のマスク製造限界下限を表す。
また、パターン群PG1の二点鎖線枠で示すブロックエリアBA内には、パターンサイトPS(a)と同様のものが、ピッチはP1固定でスペース寸法Smin〜Smax(ライン寸法最小)まで変えたものが設置されている。ここでSmaxはスペース寸法のマスク製造限界上限を表し、ライン寸法のマスク製造下限で規定されている。
一方、パターン群PG2では、開口サイズはそれぞれマスク製造プロセスの加工限界まで振ってある。すなわち、パターン群PG2のパターンサイトPS(b)はピッチP'1,開口サイズS'minの繰り返しパターンである。ここでS’minは段落番号”0040”と同様にホールサイズの製造限界値を表す。
また、パターン群PG2の二点鎖線枠で示すブロックエリアBA内には、パターンサイトPS(b)と同様のものが、ピッチはP'1固定で開口サイズS'min〜S'max(ホール間残し寸法最小)まで変えたものが設置されている。ここでS’maxは段落番号”0041”と同様にホール間残し寸法の下限で規定されている。
このマスクMの作成の際にも、マスク寸法に公差が発生する。一般にスペース寸法は狭いほど公差がマイナスになり、スペース寸法が広いほど(ライン寸法が狭いほど)公差がプラスになる傾向がある。つまり、マスク透過率公差としては、狭スペースほどマイナス、広スペース(狭ライン)ほどプラスの傾向を持つことになる。
ところで、このマスク公差はマスクプロセスによってほぼ一意に決まりほぼ再現する。よって実際のレンズ形成用のマスク作成においてもこの寸法公差は定性的、定量的に再現する。
したがって、図1に示すマスクMを用いて、使用するレジスト等を露光し現像すると、現像後のレジスト等の残膜高さはフレアによるかぶり露光、マスク寸法公差、レジスト現像特性を全て含んだ結果となる。
つまり、パターン群PG1における例えば図中二点鎖線枠で示すブロックエリアBAによる露光・現像では、スペースサイズに応じた露光量が反映されるため、スペースサイズに応じて異なるレジスト残膜高さが得られる。同様に、パターン群PG2における例えば図中二点鎖線枠で示すブロックエリアBAによる露光・現像では、開口サイズに応じた露光量が反映されるため、開口サイズに応じて異なるレジスト残膜高さが得られる。
ここで実際に形成しようとしている形状が1次元シリンドリカルレンズの場合、形成用のマスクのパターンピッチもこのパターン群PG1中のパターンピッチPiで構成すると仮定する。すなわち、レンズサイズはPiの整数倍になっているものとする。
つまり、先の出願(特願2003-89710号)で述べられているように形成するレンズサイズはマスクパターンの構成ピッチPiの整数倍になっている。同様に形成しようとしている形状が2次元レンズの場合は、パターン群PG2中のパターンピッチP’jで構成すると仮定する。すなわち、レンズサイズはP’jの整数倍になっているものとする。
この露光・現像されたレジストの残膜を測定対象物として、その高さを測定することにより、スペース寸法(ピッチ固定)対レジスト残膜、もしくは開口サイズ対レジスト残膜の相関を得ることができる。
ここで、説明を簡単にするために目標形状を1次元レンズアレイと規定し、スペース寸法対レジスト残膜これを図3に示す。スペース寸法対レジスト残膜厚Zの相関データは、Z=g(S)となる。ここでSはスペース寸法である。相関データZ=g(S)は、同じパターンサイトPSによる複数個のデータを用いて統計的に算出される。g(S)は較正テーブルの形式でもよいし、適切な近似あるいは補間を施した較正関数の形式でもよい。
本実施形態では、この相関データZ=g(S)を用いてマスクパターンの設計、製造を行うことになる。次に、この相関データZ=g(S)を基に、マスクパターンの設計について説明する。すなわち、最終的なレンズ形状Z=f(X)を得るための各場所におけるスペース寸法を相関データより、S=g-1(f(X))=g-1(f(nP))として、各X座標におけるスペース寸法を設定する。ここでマスクパターンピッチ寸法をPとして、各スペース中心のX座標をnPとする(n=0、±1,±2、±3、・・・)。また、g-1()はg()の逆関数を表す。
ところで、ここまでの説明では形成する構造物のサイズ(例えばレンズ)は較正マスク中のパターンピッチの整数倍であることを前提にしてきたが、実際には常にこの条件を満たさないこともある。
すなわち、形成目的となる構造物のサイズが較正マスク内に配置してあるピッチ(1次元:P1〜Pn、2次元:P'1〜P'n)の整数倍にならないこともある。この様な場合についての補足説明を以下に記す。
なお、形成目的となる構造物をここでは1次元レンズアレイとし、単位レンズエレメントサイズを2Lとする。ここで、このレンズアレイを形成するためのマスクのパターンピッチは、P=L/Nで表される。ここでNは整数であり、Pは前述の式1を満たすようにNを決める。
較正マスクのパターン群PG1内ではこのPに最も近いピッチをPkとする。まず、ピッチPk群における残膜高さデータ群よりZ=g(S)の関数g(S)を求める。ここで実際にウエハに与えられた露光量は、段落番号”0030”で述べたようにピッチPk、スペース寸法Sの時、設定露光量をEsetとすると、EPk(S)=Eset×(S/Pk)2である。
ここで、パターンピッチPk群の残膜高さデータを露光量EPK(S)の関数で近似、あるいは補間する。これをZ=h(Epk(S))と表記する。また、実際のレンズ形成パターンピッチはPで構成するため、スペースSの時のウエハに与えられる露光量はEP(S)=Eset*(S/P)2である。
よって、パターンピッチPにおけるスペース寸法Sと残膜高さの関係は、Z=h(Ep(S))と間接的に求まることになる。これにより実際に形成する構造物のサイズの整数分の1の較正用のパターンピッチがなくても、マスクパターンが設計可能となる。
本実施形態では、マスクMを用いた露光および現像後のレジスト残膜高さデータを取得している。これは後工程のドライエッチングの変換差が1:1である時に有効である。すなわち、最終加工深さ寸法=レジスト深さ寸法である。
ただし、実際にはエッチング変換差は1:1からずれることも予想される。その場合は、較正データは本マスクMを露光、現像後にさらにウエハW等の基板をドライエッチングしたサンプルを作成し、最終加工深さ寸法を用いることにより、先に述べたマスクパターン寸法公差、露光機のフレア影響、現像特性に加えて、エッチング変換差まで考慮された相関データを得ることができ、最終的な面精度の向上を図ることができる。
なお、現像後のレジストを介したドライエッチング法ではなく、レジスト形状形成後に電鋳メッキを施し、モールド(型)を作成し、この型を使用し、より安価な樹脂などを材料にしてスタンピング法で量産する場合も考えられる。この場合も本マスクMを用いてレジストを露光、現像し、電鋳したものを測定対象物として高さの測定を行い、較正データ(相関データ)を得ることにより、電鋳時の形状変動の影響を除去できるようになる。
ここで、本実施形態のマスクMを用いて相関データを取得し、これに基づき設計、製造された露光用マスクを用いてマイクロレンズアレイを製造する方法を図4の模式図に沿って説明する。先ず、例えば6インチ径の石英ガラスウエハから成る基板上に感光材料であるフォトレジスト(以下、単に「レジスト」と言う。)を塗布する。塗布厚は例えば10um程度である(図4(a)参照)。
次に、露光装置の一つであるステッパーからi線を照射し、本実施形態のマスクを介してレジストへ露光を行う。この際、後工程で必要となるアライメントマークも同時に形成する。露光後はレジストを現像することによりマスクで設定された3次元形状をレジストに転写できるようになる(図4(b)参照)。
次いで、このレジストを介して基板をドライエッチングする。これにより、レジストの3次元形状が基板に転写される。その後、3次元形状が転写された基板に樹脂をスピンコート法などによって塗布する。これによって基板の3次元形状に対応した樹脂製のレンズアレイが形成される(図4(c)参照)。
このようなマイクロレンズアレイは、図5に示すような装置に適用される。図5に示す装置は液晶プロジェクタであり、石英基板上に形成されたTFT(Thin Film Transistor)と、その上に形成された液晶層とを備えており、TFTの駆動によって各画素単位で液晶層の配向を制御するものである。
本実施形態のマスクで形成したマイクロレンズアレイMLは、このような液晶プロジェクタの各画素に対応して個々のレンズLが樹脂層によって構成されるようになっている。本実施形態のマスクによってマイクロレンズアレイMLを1度の露光で形成できるとともに、マスク自体も遮光パターンと透光パターンの組み合わせからなるバイナリマスクであるため製造も容易である。したがって、液晶プロジェクタに適用するマイクロレンズアレイMLを安価に提供でき、液晶プロジェクタのコストダウンを図ることができる。
また、先に説明したように、形成されるレンズLの形状も遮光パターンと透光パターンとの比率や配列によって自在に設定でき、前述の実施形態で示した様なマスク設計手法を適用することによって正確なレンズ形状を再現でき、個々のレンズLの境界にも不要な継ぎ目を生じさせることなく精度の高いレンズLを提供できるようになる。
なお、先に説明したマイクロレンズアレイの製造方法では、3次元フォトレジスト形状を形成後、エッチングにより基板を加工する例を用いたが、フォトレジストを電鋳加工してマザー金型を作成し、スタンパ方式で量産することも可能である。
図6は、スタンパ方式で形成される樹脂二層型のマイクロレンズアレイへの適用例である。このマイクロレンズアレイMLの各レンズはTFT基板の画素Tr(トランジスタ)の間に対応して設けられている。すなわち、TFT基板のカバーガラス上に高屈折率樹脂を塗布し、これをスタンパ方式でレンズ型に成型し、その上を低屈折率樹脂で覆うようになっている。
また、このようなレンズアレイは液晶プロジェクタ以外であってもCCDや他の液晶表示装置、半導体レーザ、受光素子、光通信機器であっても適用でき、またレンズ以外の3次元形状の製造であっても適用可能である。
なお、上記説明した実施形態では、本実施形態のマスクMとして、スペースとラインとが各々直線によって構成されるパターン群PG1と、透過パターンが正方形から成るパターン群PG2との2つを備えるものを例としたが、本発明はこれに限定されず、いずれか一方のパターン群を備えるものでもよい。また、段落番号“0054“〜”0058“で述べたように、各パターン群PG1、PG2におけるブロックエリアBAは、少なくとも一つあればマスクパターン設計のために必要な上記較正データを得ることができる。
次に、上記説明した較正マスクを用いて実際のレンズ形成用マスクパターンを形成するための露光用マスクを製造する方法について説明する。
ここで、上記較正マスクを用いて露光用マスクを製造する場合、図7に示すような相違点がある。すなわち、図7(a)に示す較正パターンでは、ターゲットとなる開口のサイズKbとその隣の開口のサイズKaとが完全に同一の大面積モノトーンパターンであるのに対し、図7(b)に示す実際のレンズ形成用マスクパターンでは、ターゲットとなる開口のサイズJbとその隣の開口のサイズJaとが一致しているとは限らない。
このため、実際のパターンを用いて露光する際に、ターゲットの開口が隣の開口を通った光線から受ける影響が、較正データの場合と異なるため、較正データでの露光結果を用いてマスクデータを設計したとしても、そのマスクの加工基板を露光、現像、加工した後の形状が設計値通りもともとのレンズの設計値とは一致しない場合が生じる。
そこで、本実施形態では、較正マスクを用いて所望のレンズ形状に対応したマスクパターンを形成した後、実際の露光を行ってレンズ形状を形成し、これを実測して較正マスクとの誤差を補間して新たなマスクパターンの形成を行う。これにより、較正マスクとは異なり、実際のマスクパターンで発生する隣接の開口の大きさの関係から求まる補正データを実際のマスクパターンに反映させることができる。
図8は、マスクパターンの補正を説明する模式図である。先ず、予め較正マスクを用いて設計したレンズ形成用のマスクパターンを用いて露光、現像を行い、形成されたレンズ面の形状(レンズ高)の測定値と設計したレンズ面の形状(レンズ高)とを比較する。
図8(a)に示すように実際の開口は周辺パターンの露光量の影響があるので、実データで設計されたマスクは開口が小さい場合は周辺の開口パターンが自開口パターンよりも大きいため透過率が較正データから予測される値より大きくなる。一方、開口が大きい場合は周囲の開口パターンが自開口パターンよりも小さいため較正データから予測される値より透過率が小さくなる。このため、出来上がりのレンズ形状は図8(a)の測定値のような形状になる。
これら設計値の形状と測定値の形状に対して図8(b)、(c)のように差分、すなわち露光量誤差や開口サイズ補正量に相当する量を求める。この誤差分が成形したレンズに必要な補正高さとなる。実際には図8(d)に示すように開口サイズが小さいほど設計したレンズ高よりも低くなる(露光量が多くなる)傾向にある。
この誤差分を反映させた開口パターンの例を図8(e)に示す。図8(e)における実線は補正前の開口パターン、破線は補正後の開口パターンである。このように、開口が小さい側では補正により開口が小さくなり、開口が大きい側では補正によって開口が大きくなる。
ここでレンズ高さ誤差をΔZとし、像高(レンズ半径=r)との相関をΔZ(r)と表記する。元々の形成ターゲット形状をZ(r)とすると、補正マスクではターゲット形状を Z’(r)=Z(r)-ΔZ(r)と変換して、上記と同様のフローでマスクパターンを設計する。すなわち、残留する差分ΔZ(r)だけ所望するレンズ形状に補正をかけた面形状を目標形状に変換し、較正データを基にしてマスクパターンデータを作成することで、露光後に所望するレンズ形状を目標形状に変換し生成するためのマスクパターンデータを得ることができる。
上記の誤差分の補正を実際のマスクパターン設計に反映させる手順を図9に示す。
(Step11)…目標のレンズ形状を定義する。ここでは半径rにおけるレンズ高さをZ(r)とする。
(Step12)…較正データを基に開口サイズとレンズ高との関係を算出する。sを較正データの開口サイズとし、fは開口サイズからレンズ高を導く関数である。
(Step13)…レンズの高さ(残膜厚)に必要な開口サイズの関係式に直す。Sはあるスペース寸法(以下、パターングリッドと表記)に対して、所望するレンズ高Z(r)を形成するのに必要な開口サイズとする。
(Step14)…目標のパターングリッドにおける開口サイズの式を算出する。レンズ形状より導き出した開口パターンの中心座標をmpとしたときの開口サイズをS(mp)とする。ここでpはパターンピッチ、mは正負整数とする。
(Step15)…(Step14)の結果を元にマスクパターンの設計を行う。
(Step16)…マスクを作成する。すなわち、透光性基板にマスクパターンを形成したマスクを製造する。
(Step17)…(Step16)で製造したマスクを用いて転写し、現像、エッチングしてレンズを作成する。
(Step18)…作成したレンズ面高さを測定し、設計値との誤差を調べる。ΔZを面形状誤差とし、各半径における面形状誤差をΔZ(r)とする。
(Step19)…測定した誤差から設計値に対する所望のレンズ形状への補正値を算出し、これを目標形状にフィードバックし、すなわちZ(r)=Z’(r)として再度(Step11)へ移行し、パターン設計をする。この際に(Step12)の較正データを再度取得する必要はない。
(Step12)…較正データを基に開口サイズとレンズ高との関係を算出する。sを較正データの開口サイズとし、fは開口サイズからレンズ高を導く関数である。
(Step13)…レンズの高さ(残膜厚)に必要な開口サイズの関係式に直す。Sはあるスペース寸法(以下、パターングリッドと表記)に対して、所望するレンズ高Z(r)を形成するのに必要な開口サイズとする。
(Step14)…目標のパターングリッドにおける開口サイズの式を算出する。レンズ形状より導き出した開口パターンの中心座標をmpとしたときの開口サイズをS(mp)とする。ここでpはパターンピッチ、mは正負整数とする。
(Step15)…(Step14)の結果を元にマスクパターンの設計を行う。
(Step16)…マスクを作成する。すなわち、透光性基板にマスクパターンを形成したマスクを製造する。
(Step17)…(Step16)で製造したマスクを用いて転写し、現像、エッチングしてレンズを作成する。
(Step18)…作成したレンズ面高さを測定し、設計値との誤差を調べる。ΔZを面形状誤差とし、各半径における面形状誤差をΔZ(r)とする。
(Step19)…測定した誤差から設計値に対する所望のレンズ形状への補正値を算出し、これを目標形状にフィードバックし、すなわちZ(r)=Z’(r)として再度(Step11)へ移行し、パターン設計をする。この際に(Step12)の較正データを再度取得する必要はない。
この(Step11)〜(Step19)の補正をループする度に面精度は向上することなる。これにより、隣接する開口との相互干渉効果による透過率誤差を考慮した補正が可能となり、最終的な面精度の向上を図ることが可能となる。
また、別の手順として、図10に示すように開口サイズ(h1〜h4)設計値と実際のレンズ高の測定値とにより、開口サイズに対するレンズ高の誤差を算出し、この誤差を相殺するよう較正データを補正し、この補正した較正関数(またはテーブル)を用いて、所定の目標を得るような開口寸法を導出する方式もある。この手順を図11のフローチャートに沿って説明する。
(Step21)…目標のレンズ形状を定義する。ここでは半径rにおけるレンズ高さをZ(r)とする。
(Step22)…較正データを基に開口サイズとレンズ高との関係を算出する。sを較正データの開口サイズとし、fを開口サイズからレンズ高を導く関数である。
(Step23)…レンズの高さ(残膜厚)に必要な開口サイズの関係式に直す。Sはあるパターングリッドに対して、所望するレンズ高Z(r)を形成するのに必要な開口サイズとする。
(Step24)…目標のパターングリッドにおける開口サイズの式を算出する。レンズ形状より導き出した開口パターンの中心座標をmpとしたときの開口サイズをS(mp)とする。ここでpはパターンピッチ、mは正負整数を表す。
(Step25)…(Step24)の結果を元にマスクパターンの設計を行う。
(Step26)…マスクを作成する。すなわち、透光性基板にマスクパターンを形成したマスクを製造する。
(Step27)…(Step26)で製造したマスクを用いて転写し、現像、エッチングしてレンズを作成する。
(Step28)…作成したレンズ面を測定し、各座標における残膜厚を調べる。ここでの半径rにおけるレンズ高さをZ’(r)とする。
(Step29)…(Step28)の結果を元に較正データを更新し開口サイズとレンズ高さの関係を再度導き出す。この結果を(Step23)以降に反映させる。
(Step22)…較正データを基に開口サイズとレンズ高との関係を算出する。sを較正データの開口サイズとし、fを開口サイズからレンズ高を導く関数である。
(Step23)…レンズの高さ(残膜厚)に必要な開口サイズの関係式に直す。Sはあるパターングリッドに対して、所望するレンズ高Z(r)を形成するのに必要な開口サイズとする。
(Step24)…目標のパターングリッドにおける開口サイズの式を算出する。レンズ形状より導き出した開口パターンの中心座標をmpとしたときの開口サイズをS(mp)とする。ここでpはパターンピッチ、mは正負整数を表す。
(Step25)…(Step24)の結果を元にマスクパターンの設計を行う。
(Step26)…マスクを作成する。すなわち、透光性基板にマスクパターンを形成したマスクを製造する。
(Step27)…(Step26)で製造したマスクを用いて転写し、現像、エッチングしてレンズを作成する。
(Step28)…作成したレンズ面を測定し、各座標における残膜厚を調べる。ここでの半径rにおけるレンズ高さをZ’(r)とする。
(Step29)…(Step28)の結果を元に較正データを更新し開口サイズとレンズ高さの関係を再度導き出す。この結果を(Step23)以降に反映させる。
この(Step23)〜(Step29)の補正をループする度に面精度は向上することなる。これにより、隣接する開口との相互干渉効果による透過率誤差を考慮した補正が可能となり、最終的な面精度の向上を図ることが可能となる。
図12は、実際に本発明による較正マスクを用いて残膜特性を測定した結果例(ピッチは0.986μm)を示す図であり、横軸がホール開口サイズ、縦軸が現像後のレジスト残膜厚である。
図13は、上記補正を反映させたマスクパターンの例である。図13(a)は、4つの凹レンズを形成するパターンである。このマスクパターンを用いてレジストに露光を行うと、現像後の形状は図13(b)に示すようになる。
上記の補正は形成するレンズ形状すなわち隣接する開口の大きさの関係や露光条件等が変わることで変化するため、レンズ形状や露光条件等によって補正量を求めておく必要がある。一方、同じレンズ形状や露光条件等でマスクパターンを設計する場合には、一度補正して得られたデータ、つまり図12に示すような開口サイズとレジスト残膜厚との関係を用いることで、実測することなく補正量を反映させたマスクパターンを設計できるようになる。
なお、本発明は上記説明したマイクロレンズアレイ製造用のマスク以外であっても、他の3次元形状形成用マスクの設計、製造に対応することも可能である。
M…マスク、R…フォトレジスト、S…露光装置、W…ウエハ、BA…ブロックエリア、PS…パターンサイト
Claims (13)
- 露光装置から出射される照明光を遮断する遮光パターンと前記照明光を透過する透過パターンとが同一比率、同一ピッチで構成されるパターンサイトを複数配置してブロックエリアを構成している露光用マスクにおいて、
前記ブロックエリアを構成する複数のパターンサイトは、前記遮光パターンと前記透過パターンとのピッチが同一で、比率が徐々に変化するよう配置されている
ことを特徴とする露光用マスク。 - 前記ブロックエリアが複数配置されることで複数のパターンサイトがマトリクス状に配置され、隣接するブロックエリアでの隣接するパターンサイト間では前記遮光パターンと前記透過パターンとの比率が同一で、ピッチが徐々に変化する
ことを特徴とする請求項1記載の露光用マスク。 - 前記パターンサイトにおける前記遮光パターンと前記透過パターンとのピッチは、そのパターンサイトを介して結像面へ到達する光が0次光のみとなる大きさである
ことを特徴とする請求項1記載の露光用マスク。 - 前記パターンサイトにおける前記遮光パターンと前記透過パターンとのピッチをP(結像面換算)、前記露光装置の露光波長をλ、前記露光装置の開口数をNA、2次光源サイズを示すコヒーレンスファクタをσとした場合、
P<λ/{NA×(1+σ)}
を満たしている
ことを特徴とする請求項1記載の露光用マスク。 - 前記露光装置の光源として複数スペクトルを含む光源を使用する際には、最も短波長となるスペクトル波長をλ0、前記パターンサイトにおける前記遮光パターンと前記透過パターンとのピッチをP(結像面換算)、前記露光装置の開口数をNA、2次光源サイズを示すコヒーレンスファクタをσとした場合、
P<λ0/{NA×(1+σ)}
を満たしている
ことを特徴とする請求項1記載の露光用マスク。 - 前記パターンサイトは、前記遮光パターンと前記透光パターンとが各々直線によって構成されている
ことを特徴とする請求項1記載の露光用マスク。 - 前記パターンサイトは、前記遮光パターンと前記透光パターンとでスルーホール型もしくはアイランド型に構成されている
ことを特徴とする請求項1記載の露光用マスク。 - 露光装置から出射される照明光を遮断する遮光パターンと、前記照明光を透過する透過パターンとが同一比率、同一ピッチで構成されるパターンサイトを複数配置してブロックエリアを構成している露光用マスクを較正用マスクとして感光材料に対する露光を行う工程と、
露光後の前記感光材料を現像し、現像後の感光材料に必要に応じて処理を施して測定対象物を形成し、前記ブロックエリアに対応した前記測定対象物の高さを測定する工程と、 前記測定対象物の高さの測定値に基づき、所望の3次元形状を得るための遮光パターンと透過パターンとの比率を設定し、透光性基板に配置する工程と
を備えることを特徴とするマスクパターンの製造方法。 - 前記パターンサイトにおける前記遮光パターンと前記透過パターンとのピッチをP(結像面換算)、前記露光装置の露光波長をλ、前記露光装置の開口数をNA、2次光源サイズを示すコヒーレンスファクタをσとした場合、
P<λ/{NA×(1+σ)}
を満たしている
ことを特徴とする請求項8記載のマスクパターンの製造方法。 - 前記露光装置の光源として複数スペクトルを含む光源を使用する際には、最も短波長となるスペクトル波長をλ0、前記パターンサイトにおける前記遮光パターンと前記透過パターンとのピッチをP(結像面換算)、前記露光装置の開口数をNA、2次光源サイズを示すコヒーレンスファクタをσとした場合、
P<λ0/{NA×(1+σ)}
を満たしている
ことを特徴とする請求項8記載のマスクパターンの製造方法。 - 請求項8記載のマスクパターンの製造方法において、
前記露光用マスクによる形成対象構造物のサイズの整数分の1となるパターンサイトがない場合には、前記露光前記形成対象構造物のサイズの整数分の1と最も近い前記ピッチを有するパターンサイトでのスペース寸法(又はホール寸法)対残膜高さのデータからマスク透過率換算で外挿予測し、それを基にして所望の3次元形状を得るための遮光パターンと透過パターンとの比率を設定し、透光性基板に配置する
ことを特徴とするマスクパターンの製造方法。 - 請求項8記載のマスクパターンの製造方法において、
前記透光性基板に配置された遮光パターンおよび透過パターンを用いて実際に露光を行って3次元形状を形成した後、この形成した3次元形状の高さを測定する工程と、
前記3次元形状の高さの測定値と目標とする3次元形状の高さとの誤差を定義して、この定義に基づき前記所望の3次元形状の定義式に補正を加える工程と、
この補正後の定義式を用いて前記遮光パターンと前記透過パターンとの比率を再度設計する工程と
を備えることを特徴とするマスクパターンの製造方法。 - 請求項8記載のマスクパターンの製造方法において、
前記透光性基板に配置された遮光パターンおよび透過パターンを用いて実際に露光を行って3次元形状を形成した後、この形成した3次元形状の高さを測定する工程と、
前記3次元形状の高さの測定値と目標とする3次元形状の高さとの誤差を定義して、この定義に基づき較正データにおける前記遮光パターンと透過パターンとの比率と前記感光材料の現像後の残膜高さとの関係に補正を加える工程と、
この補正後の較正データを用いて前記所望の3次元形状を得るための遮光パターンと透過パターンとの比率を再度設定し、透光性基板に配置する工程と
を備えることを特徴とするマスクパターンの製造方法。
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