JP4673588B2 - 情報機器遠隔操作システムおよび情報機器 - Google Patents

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Description

本発明は、ネットワークを経由して遠隔地の表示装置を他の情報機器から操作する情報機器遠隔操作システムに係り、特に、ネットワークを経由して伝送されるデータ通信量を抑えつつテキストの参照や編集を効率良く行い得る情報機器遠隔操作システムに関する。
近年、インターネット接続が可能な携帯電話や無線LAN(Local Area Network)内蔵のPDA(Personal Digital Assistant)等、ネットワーク接続が可能な情報機器が普及してきている。また、これらの情報機器の表示装置は解像度が高くなり、細かな画像の表示が可能となってきている。それに伴い、情報機器から遠隔地にあるパーソナルコンピュータ(PC)等の他の情報機器にネットワークで接続し、操作を行うための製品の開発や研究が進められている。
例えば、予めソフトウェアをインストールしたPCを、WEBブラウザが使用可能な携帯電話及びPDAからネットワーク経由で操作する技術がある(例えば、非特許文献1参照)。
また、同様にソフトウェアをあらかじめインストールしたPCを特定の言語が使用できるWEBブラウザまたは専用のビューアで操作する技術がある(例えば、非特許文献2参照)。
さらに、携帯電話とPCの間に中継サーバを設け、中継サーバと携帯電話を独自プロトコルで通信するという方法で携帯電話からPCを遠隔操作する遠隔操作システムが実現されている(例えば、非特許文献3参照)。
日本IBM "携帯電話からPCの遠隔操作を実現するソフト"、[online],プレス・リリース、[平成16年4月19日検索]、インターネット<URL:http://www−6.ibm.com/jp/domino05/ewm/NewsDB.nsf/2002/05271> ATT "Virtual Network Cc"、[online],[平成16年4月19日検索]、インターネット<URL:http://www.uk.research.att.com/archive/vnc/> 中須正人 " 携帯電話を用いたコンピュータ遠隔操作システムの研究"、[online],筑波大学大学院、[平成16年4月19日検索]、インターネット<URL:http://www.iplab.is.tsukuba.ac.jp/〜baru/research/keitai.html>
しかし、例えば、携帯電話等で使用されるパケット通信網の回線速度は、例えば、PC等で使用されるインターネット網と比べて一般的に遅い。従って、携帯電話からパケット通信網を介してPCの遠隔操作を行った場合、データ通信量が多くなるにつれ、表示範囲をスクロールさせる範囲が広大となっていくため、操作性が低下することがある。また、携帯電話とPCとは、データ通信が継続されているので、データ通信量が多くなると、表示範囲をスクロールする際にスクロール速度が低下しスムーズなスクロールがなされない等の性能の一時的な低下が生じることもある。
さらに、遠隔操作するテキストファイルがテキスト以外のオブジェクトを有する場合、PCのデータを遠隔操作して携帯電話で表示すると、テキスト以外のオブジェクトが削除されてしまうので、表示または編集の際に不便となる。
そこで、本発明は、上述した問題を考慮してなされたものであり、回線速度の遅い通信網を利用して行う情報機器の遠隔操作時においても、データ通信量を抑えて操作性の低下および性能の一時的な劣化を防止する情報機器遠隔操作システムおよび情報機器を提供することを目的とする。
また、本発明の他の目的としては、遠隔操作するテキストファイルがテキスト以外のオブジェクトを有する場合、表示または編集の利便性を向上させた情報機器遠隔操作システムおよび情報機器を提供することにある。
本発明に係る情報機器遠隔操作システムは、上述した課題を解決するため、請求項1に記載したように、アプリケーションプログラムを動作させる被操作側情報機器と前記アプリケーションプログラムを遠隔操作可能な操作側情報機器とを通信ネットワークで接続して構築されるシステムにおいて、前記操作側情報機器は、前記被操作側情報機器と各種情報の送受信を行う通信手段と、ユーザによる操作の入力を受け付けて操作情報を出力する操作手段と、前記操作手段から得た操作情報が被操作側情報機器で動作するアプリケーションプログラムを操作するための操作情報の場合には前記通信手段を介して前記被操作側情報機器に当該操作情報を送信し、前記操作手段から得た操作情報が操作側情報機器で動作するアプリケーションプログラムを操作するための操作情報の場合には、操作対象となる当該アプリケーションプログラムを操作する制御情報処理手段と、テキストデータとテキスト以外のデータを含むオブジェクトをそのまま記憶し格納できるクリップボードを有する記憶手段を備えた前記被操作側情報機器の前記クリップボードに格納されるオブジェクトのうちから、テキストデータを前記通信手段を介して受信して格納するとともに、格納したテキストデータを編集可能に構成されたテキスト記憶手段と、前記テキスト記憶手段のテキストデータを表示可能な表示手段とを備え、前記制御情報処理手段は、前記被操作側情報機器が備える前記記憶手段に格納されるオブジェクトを読み出すことができ、かつ、前記通信ネットワークを介して接続される前記被操作側情報機器の前記記憶手段に格納されるオブジェクトに基づき、前記オブジェクトのうちテキスト属性以外の部分を特定のテキストコードに置換したテキストデータを作成可能に構成されることを特徴とする。
本発明に係る操作側情報機器は、上述した課題を解決するため、請求項2に記載したように、アプリケーションプログラムを動作させる情報機器と各種情報の送受信を行う通信手段と、入力された操作に基づく操作情報を出力する操作手段と、前記操作手段から受信した操作情報に基づき、操作対象となるアプリケーションプログラムを操作する制御情報処理手段と、テキストデータとテキスト以外のデータを含むオブジェクトをそのまま記憶し格納できるクリップボードを有する記憶手段を備えた前記被操作側情報機器の前記クリップボードに格納されるオブジェクトのうちから、テキストデータを前記通信手段を介して受信して格納するとともに、格納したテキストデータを編集可能に構成されたテキスト記憶手段と、前記制御情報処理手段は、前記被操作側情報機器が備える前記記憶手段に格納されるオブジェクトを読み出すことができ、かつ、前記通信ネットワークを介して接続される前記被操作側情報機器の前記記憶手段に格納されるオブジェクトに基づき、前記オブジェクトのうちテキスト属性以外の部分を特定のテキストコードに置換したテキストデータを作成可能に構成されることを特徴とする。
上述した課題を解決するため、本発明に係る操作側情報機器は、請求項3に記載したように、前記制御情報処理手段は、通信ネットワークを介して接続される被操作側情報機器の前記記憶手段に格納されるテキストデータをコピーして作成されたテキストデータをテキスト記憶手段に格納するテキストコピー機能と、通信ネットワークを介して接続される前記被操作側情報機器の前記記憶手段に格納されるオブジェクトに基づき作成されたテキストデータをテキストエディタのテキスト格納領域に格納するテキスト取り込み機能と、前記テキスト取り込み機能を用いてテキスト格納領域に格納されたテキストデータのうち前記オブジェクトのテキスト属性の部分を前記記憶手段に格納されるオブジェクトのテキスト属性の部分と置換するテキスト置換機能とを有するように構成したことを特徴とする。
上述した課題を解決するため、本発明に係る操作側情報機器は、請求項4に記載したように、前記制御情報処理手段は、通信ネットワークを介して接続される他の情報機器が備える記憶手段に格納されるオブジェクトのうちテキスト属性以外の部分がリンク情報を有する場合、前記オブジェクトのうちテキスト属性以外の部分を前記リンク情報が埋め込まれた特定のテキストコードに置換したテキストデータを作成可能に構成されるとともに、前記記憶手段に格納されるオブジェクトから作成されたテキストデータに存在する特定のテキストコードが選択された場合、選択された特定のテキストコードに埋め込まれたリンク先にジャンプし、前記リンク先の情報を閲覧可能に構成されることを特徴とする。
本発明に係る情報機器遠隔操作システムおよび情報機器によれば、従来のように、直接遠隔操作する場合と比較して、データ通信量を大幅に減少させることができる。その結果、操作側の情報機器では、操作性能が向上し、性能の一時的な劣化を回避することができる。
また、取り込みや書き戻しの対象となるオブジェクト内にテキスト以外の属性を有するオブジェクトが存在する場合でも、テキスト以外のオブジェクトおよびその属性を損なうことなく、テキスト部分のみの編集を行うことができる。
さらに、操作側の情報機器に取り込んだオブジェクト内にテキスト以外の属性を有するオブジェクトが存在する場合でも、通常の遠隔操作の参照機能により、簡便な操作でテキスト以外のオブジェクトの実体を参照することができる。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。
図1は、本発明に係る情報機器遠隔操作システムの一実施例である情報機器遠隔操作システム1のシステム構成を概略的に表した概略図である。
情報機器遠隔操作システム1は、操作側の情報機器(操作側情報機器)の一例としての携帯電話2と、被操作側の情報機器(被操作側情報機器)の一例としてのパーソナルコンピュータ(以下、PCとする)3とを、ネットワークの一例であるインターネット4を介して互いに通信可能にした構成である。すなわち、インターネット4には、携帯電話2に情報を送受信する基地局5が接続される。また、携帯電話2には、表示手段としての操作側表示部2aが設けられ、PC3には被操作側表示部3aが設けられる。
尚、情報機器遠隔操作システム1におけるネットワークは、インターネット4に限らずLAN等のネットワークであっても差し支えることはなく、有線、無線を問わない。また、操作側の情報機器は表示部が携帯電話2やPDAのように移動性を有するものに限定されない。つまり、被操作側の情報機器と通信可能であれば、無線通信によらず、直接的に操作側の情報機器をネットワークに接続しても良い。さらに、携帯電話2およびPC3が常時インターネット4に接続されている必要はなく、使用時にそれぞれインターネット4に接続可能であればよい。
図2は、情報機器遠隔操作システム1の構成をより詳細に表した詳細構成図である。尚、図2においては、図を簡略化する観点から基地局5を省略している。
図2によれば、携帯電話2は、操作手段としての操作部10、操作側制御情報処理手段(操作情報処理手段)としての制御情報処理部11、操作側通信手段としての通信部12、画面情報処理部13、操作側表示部2a、画像展開部14、表示部角度検知部15、ビュー領域記憶部16、テキスト記憶手段としてのメモリ17、基本ソフト(以下、OSとする。尚、OSは、Operating Systemの略)18およびテキストエディタ19を備える。ここで、ビュー領域とは、この携帯電話2に表示させるPC3の画面の範囲をいう。また、ビュー領域を規定するための情報をビュー情報と称する。
携帯電話2の操作部10は、ユーザの操作によりユーザから各種情報を受け取って制御情報処理部11に与える機能を有する。
選択情報処理部11は、画面情報処理部13やメモリ17やOS18を制御する制御情報処理手段としての役割と、操作部10から受け取った操作情報を処理する操作情報処理手段としての役割を担う。
制御情報処理部11は、制御情報処理手段および操作情報処理手段としての役割を担うべく、操作部10から受けたテキストデータの作成や編集に関する操作を受けて、受け取った操作情報をOS18に与えたり通信部12を介してPC3に送信することでなされるテキスト編集機能、操作部10から受けた各種携帯電話2自身の操作に関する操作情報を画面情報処理部13に与える機能、ビュー領域の編集操作情報を受け取りビュー領域記憶部16に記憶されたビュー情報を編集する機能を有する。
また、制御情報処理部11は、テキスト編集機能として、操作対象となるアプリケーションプログラム(以下、単にアプリケーションとする)において操作部10から選択されたテキスト、図形およびイメージ等の表示オブジェクト(以下、単にオブジェクトとする)をPC3のメインメモリ28を経由して携帯電話2のメモリ17にテキスト形式でコピーしたり、テキストエディタ19のテキスト格納領域(図2において省略)に格納されたテキストをコピーする機能(以下、テキストコピー機能とする)を有する。
さらに、制御情報処理部11は、テキスト編集機能として、選択されたオブジェクトのうちテキスト属性以外の部分をテキストデータに置換して作成されたテキストデータをテキストエディタ19が持つテキスト格納領域に取り込む機能(以下、テキスト取り込み機能とする)と、テキストデータを取り込んだ後、携帯電話2からテキスト部分のみを編集し、選択されたオブジェクトのテキスト部分を編集後のテキスト部分と置換する機能(以下、テキスト置換機能とする)とを有する。
一方、制御情報処理部11は、図2において示されてはいないが、テキスト編集機能、すなわち、テキストコピー機能、テキスト取り込み機能およびテキスト置換機能をユーザに提供する際に必要となる、例えば、デリミッタの情報等を保有している。
通信部12は、画面情報処理部13や制御情報処理部11から受けた各種情報をネットワークを介してPC3に送信する一方、PC3から各種情報を受信して画面情報処理部13や制御情報処理部11に与える機能を有する。
画面情報処理部13は、通信部12を介してPC3から受信した圧縮画像情報を画像展開部14に与えて展開させる機能、通信部12を介してPC3から受信したビュー情報をビュー領域記憶部16に書き込む機能、ビュー領域記憶部16に記憶されたビュー情報に基づいて展開後の画像を操作側表示部2aに与えて所要の表示形式で表示させる機能、ビュー領域記憶部16に記憶されたビュー情報が更新された場合に通信部12に与えてPC3に送信する機能を有する。操作側表示部2aは、画面情報処理部13から受けた画像を表示させる機能を有する。
画像展開部14は、画面情報処理部13から圧縮された画像情報を受けて、展開処理を行って画面情報処理部13に与える機能を有する。
表示部角度検知部15は、携帯電話2の操作側表示部2aが回転機能等のように向きを変える機能を有する場合に設けられ、操作側表示部2aの向きが変更せしめられたことを検知して画面情報処理部13に与える機能を有する。
ビュー領域記憶部16には、PC3から通信部12を介して受信したビュー情報が保存される。
メモリ17は、操作対象となるアプリケーションにおいて、ユーザが選択したテキストデータを記憶し格納するクリップボード(図2において省略)20を有する。
OS18は、アプリケーションを動作させる基本ソフトであり、アプリケーションの一例であるテキストエディタ19を動作させる機能を有する。
テキストエディタ19は、テキストデータを作成したり編集したりするアプリケーションである。テキストデータの入力、削除、コピーおよび取り込み等の作成や編集に必要な機能を有する。
一方、PC3は、被操作側通信手段としての通信部22、画面情報処理部23、画像圧縮部24、ビュー情報記憶部25、被操作側制御情報処理手段としての制御情報処理部26、OS27、擬似ドライバ28を有するデバイスドライバ29、VRAM(Video Random Access Memory)30、被操作アプリケーション31を格納するアプリケーション記憶部32および記憶手段としてのメインメモリ33を備える。
PC3の通信部22は、画面情報処理部23や制御情報処理部26から受けた各種情報をネットワークを介して携帯電話2に送信する一方、携帯電話2から各種情報を受信して画面情報処理部23や制御情報処理部26に与える機能を有する。
画面情報処理部23は、ビュー情報記憶部25に記憶されたビュー情報に基づいてVRAM30からデバイスドライバ29の擬似ドライバ28を介してPC3の被操作側表示部3aに表示された画面情報の一部あるいは全範囲を取得する機能、VRAM30から取得した画像情報を画像圧縮部24に与えることにより画像情報を圧縮させる機能、圧縮後の画像情報とともにビュー情報を通信部22に与えて携帯電話2に送信する機能を有する。
画像圧縮部24は、画面情報処理部23から受けた画像情報の圧縮を行って画面情報処理部23に与える機能を有する。
ビュー情報記憶部25には、予めPC3の被操作側表示部3aに表示される画面の全部あるいは一部を携帯電話2の操作側表示部2aに初期状態として表示させる場合における画像の範囲および画像の相対的な位置を規定するための情報が作成されて保存される。
制御情報処理部26は、携帯電話2から通信部21を介して受信したアプリケーションの操作情報をOS27に与えてアプリケーションの操作を実行する機能、携帯電話2から通信部12を介して更新されたビュー情報を受信し、受信したビュー情報を画面情報処理部23に与えビュー情報記憶部25に記憶されたビュー情報を更新する機能を有する。
VRAM30は、PC3の被操作側表示部3aに表示された画像情報を記録するためのメモリである。
アプリケーション記憶部32は、アプリケーションプログラムを格納する領域である。アプリケーション記憶部32には、PC3のOS27上で動作する各種アプリケーションが格納されており、アプリケーション記憶部32からOS27に読み込まれたアプリケーションが操作対象となる。ここでは、操作対象となるアプリケーションを被操作アプリケーション31と称する。
メインメモリ33は、操作対象となるアプリケーションにおいて、選択されたオブジェクトを記憶し格納するクリップボード(図2において省略)34を有する。メインメモリ33が有するクリップボード34は、テキストデータ以外のデータを含むオブジェクトについてもそのままデータを記憶し格納できる点において、テキストデータ以外のデータを含むオブジェクトをそのまま記憶し格納できない携帯電話2のメモリ17が有するクリップボード20と相違する。
このように構成される情報機器遠隔操作システム1では、被操作アプリケーション31において選択されたオブジェクトをPC3のメインメモリ33が有するクリップボード34に貼り付ける(記憶して格納する)ことができる。そして、このクリップボード34に貼り付けられたオブジェクトを利用可能に携帯電話2を構成することで、テキストコピー機能、テキスト取り込み機能およびテキスト置換機能が実現される。
換言すれば、情報機器遠隔操作システム1は、PC3においてオブジェクトをコピーすることができる機能(以下、オブジェクトコピー機能とする)をPC3と携帯電話2との間で行い得るように構成したシステムであるといえる。
図3は、PC3におけるオブジェクトコピー機能を概説する説明図であり、図4は、情報機器遠隔操作システム1におけるテキスト編集機能を概説する説明図である。
尚、図4においては、図を簡略化する観点から携帯電話2の通信部12およびPC3の通信部22を省略する。また、テキストコピー機能を使用した場合のオブジェクトまたはテキストデータの移動については実線矢印で、テキスト取り込み機能およびテキスト置換機能を使用した場合のオブジェクトまたはテキストデータの移動については点線矢印で示す。
PC3におけるオブジェクトコピー機能とは、PC3で動作する全てのアプリケーションにおいて選択されたオブジェクトをクリップボード34に貼り付けること、および、クリップボード34に貼り付けられたオブジェクトをPC3で動作する全てのアプリケーションが有するオブジェクトの任意の位置に挿入することができる機能をいう。
図3に示す例によれば、PC3で動作するアプリケーションAが有するオブジェクトから選択されたオブジェクト(以下、選択オブジェクトとする)36は、クリップボード34にコピーして貼り付けられ、クリップボード34に貼り付けられた選択オブジェクト36をPC3で動作するアプリケーションBが有するオブジェクトにおける任意の位置に貼り付け(挿入)される。
図3においてアプリケーションAおよびアプリケーションBに着目すれば、アプリケーションAにおいて選択された選択オブジェクト36はアプリケーションBに挿入される結果となっている。つまり、PC3では、オブジェクトコピー機能により、クリップボード34を介してアプリケーション間におけるオブジェクトのやり取りを可能にしている。
尚、図3によれば、クリップボード34のオブジェクトの貼り付け先は、アプリケーションBのオブジェクトであるが、アプリケーションAのオブジェクトであっても構わない。つまり、選択したオブジェクトの貼り付け先は、選択したオブジェクトを有するアプリケーションと貼り付け先のオブジェクトを有するアプリケーションは、同一であっても構わない。
一方、図4に示す情報機器遠隔操作システム1において携帯電話2(詳細には制御情報処理部11)が有するテキスト編集機能は、図3に示すPC3のオブジェクトコピー機能とほぼ同等の機能であるが、オブジェクトがやり取りされる範囲がPC3だけではなくPC3と携帯電話2との間である点で相違する。
図3に示すようにオブジェクトがPC3のみでやり取りされるオブジェクトコピー機能の場合、PC3のクリップボード34のみを利用すれば機能を実現する上で問題ないが、テキスト編集機能では、図4に示すように携帯電話2およびPC3の間でオブジェクトがやり取りされることから、PC3のクリップボード34を利用するだけではなく、携帯電話2のクリップボード20も利用する。
また、図2に示すように携帯電話2は、操作部10から入力した操作情報を携帯電話2の通信部12およびPC3の通信部22を介して、携帯電話2の制御情報処理部11とPC3の制御情報処理部26との間で相互にやり取り可能に構成されており、携帯電話2の操作部10で入力された操作情報をPC3の制御情報処理部26に送ることができる。
従って、携帯電話2の操作部10からアプリケーションの操作入力を行えば、制御情報処理部26が有するアプリケーションを操作する機能を携帯電話2から遠隔で実行することができる。
図4によれば、携帯電話2の制御情報処理部11とPC3の制御情報処理部26との間でアプリケーションの操作情報が相互にやり取りされ、携帯電話2からPC3で動作する全てのアプリケーションにおいて遠隔で選択した選択オブジェクト36をクリップボード34に貼り付けることができる。
クリップボード34に貼り付けられた選択オブジェクト36は、テキスト以外の属性を有する部分を特定のテキストコード(例えば、後述する絵文字等)に置換したテキストデータ(以下、変換テキストデータとする)38を携帯電話2のテキストエディタ19が持つテキスト格納領域に格納できたり(テキスト取り込み機能)、変換テキストデータ38を編集して編集後の変換テキストデータと選択オブジェクト36のテキストデータとを置換することができる(テキスト置換機能)。
また、クリップボード34に貼り付けられたオブジェクトがテキスト属性のオブジェクト(以下、テキストオブジェクトとする)39の場合、テキストオブジェクトに含まれるテキストデータ40のみを携帯電話2のクリップボード20に貼り付けることができ、クリップボード20に貼り付けられたテキストデータ40は、テキストエディタ19が持つテキスト格納領域に格納でき、必要に応じて編集できる(テキストコピー機能)。
次に、携帯電話2のテキスト編集機能を利用する操作手順について説明し、併せて、テキスト編集機能を利用することでなされる各処理ステップについて説明する。
携帯電話2のテキスト編集機能は、例えば図5に示すようなユーザが携帯電話2からPC3のアプリケーションを遠隔操作している状態(以下、遠隔操作モードとする)において、編集対象となるオブジェクトを選択後、遠隔操作状態から例えば図6に示すようなテキストを編集するテキスト編集モードに状態を移行し、移行後のテキスト編集モードにおいて利用される。モード状態を移行する操作は、携帯電話2の操作部10から入力することで行う。
図7は、情報機器遠隔操作システム1において、操作側の情報機器となる携帯電話2の外観を概略的に表した外観図である。
携帯電話2は、操作側表示部2aとともに操作部10が設けられる。操作部10は、方向指示キーとしての上下左右ボタン10a、モードの切り替えや電話の発信(呼び出し)等の役割を果たす役割キーとしての機能ボタン10bおよび文字や数字を入力するキーとなる数字ボタン10cを有する。また、携帯電話2は、電波の送受信を行うアンテナ部43を有し、このアンテナ部43を介して携帯電話2と基地局5との間で電波の送受信を行うことで、画像情報やPC3の操作情報等の各種情報をPC3との間でやり取りする。
尚、図7に示される携帯電話2は、一般的な携帯電話2の一例である。すなわち、情報機器遠隔操作システム1における携帯電話2は、外観上、図7に示される形態に限定されるものではなく、一般的な携帯電話2で使用される全てのものを包含する。
まず、ユーザは、テキスト編集機能を利用するにあたり、図5に示す遠隔操作モードの画面状態からテキスト編集モードに状態を移行する必要がある。編集モードへの移行は、テキスト編集キーを選択することで行う。テキスト編集キーは、操作ガイド41に表示されるガイドの例で言えば、携帯電話2の数字ボタン10cにおける[9]のボタンが該当する。尚、図5に示す操作ガイド41は一例であり、必ずしも同じである必要はない。
携帯電話2において[9]のボタンが押され、テキスト編集キーが選択されると、制御情報処理部11が操作情報を受け取り、遠隔操作モードからテキスト編集モードに状態を移行する。
図6は、テキスト編集モードにある場合において操作側表示部2aに表示される画面の一例を表した説明図である。尚、図6では、説明の便宜上、操作ガイド45が表示されている状態を示す。また、図6に示す操作ガイド45は、図5と同様に一例であり、必ずしも同じである必要はない。
図6によれば、操作側表示部2aは、テキスト表示エリア47と、ステータス表示エリア48とを有する。
テキスト表示エリア47は、テキストエディタ19のテキスト格納領域に格納されたテキストデータを表示するエリアである。
ステータス表示エリア48は、役割キーとしての戻るキー50およびガイドキー51と、現在のモードを表示するモード表示枠52と、カーソル53を1文字単位で移動させる方向を指示する方向指示キー54が表示される。ここで、戻るキー50は、モードを遠隔操作モード(図5)に戻す操作を実行させる場合に選択するキーである。また、ガイドキー51は、実行したい操作と対応する操作ボタン10a,10b,10cとの関係を示した操作ガイド45を操作側表示部2aに画面表示させるためのキーである。
戻るキー50およびガイドキー51は、携帯電話2の操作部10における機能ボタン10bと対応しており、戻るキー50およびガイドキー51の入力は、機能ボタン10bを介して行うことができる。また、方向指示キー53は、上下左右ボタン10aと対応しており、方向指示キー53の入力は、上下左右ボタン10aを介して行うことができる。
また、携帯電話2では、テキスト編集作業の利便性向上の観点から、方向指示キー51をより大幅にカーソル53を移動可能なカーソル移動キー58に切り替えることができる。方向指示キー51の切り替えは、図6に示す操作ガイド45に表示される例で言えば、上から2つめに表示される矢印キー切り替えキーを選択する。矢印キー切り替えキーの選択は、携帯電話2の機能ボタン10bで行うことができる。
図8は、図6に示すテキスト編集モードの画面から方向指示キー51を切り替えた後に操作側表示部2aに表示されるテキスト編集モードの画面の一例を表した説明図である。
図8によれば、カーソル移動キー58は、カーソル53を行の左端に移動させるHomeキー58aと、カーソル53を1ページ上に移動させるPgUpキー58bと、カーソル53を行の右端に移動させるEndキー58cと、カーソル53を1ページ下に移動させるPgDnキー58dとを有する。
Homeキー58a、PgUpキー58b、Endキー58cおよびPgDnキー58dの配置は、操作性を考慮して、図8に示すようにカーソル53を移動させる方向と対応させて配置する。すなわち、上下左右ボタン10aの上を押すとPgUpキー58b、下を押すとPgDnキー58d、左を押すとHomeキー58a、右を押すとEndキー58cを選択することができる。
このような操作を経て図6(または図8)に表示されるようなテキスト編集モードにおいて、ユーザはテキスト編集機能、すなわち、テキストコピー機能、テキスト取り込み機能およびテキスト置換機能を利用することができる。テキスト編集機能のうち、テキストコピー機能を利用する場合、図6に示される操作ガイド45によれば、[1]〜[6]の数字ボタン10cに対応するキーを選択する。
図9は、テキストコピー機能を利用する役割キーを選択する場合におけるテキストオブジェクトおよびテキストデータの流れを表す説明図である。尚、図9に示す[1]〜[6]は、図6に示される操作ガイド45の数字ボタン10cに対応するキーを選択した場合のテキストオブジェクトおよびテキストデータの移動を表すものである。また、図9では、図4と同様の観点から携帯電話2の通信部12およびPC3の通信部22を省略する。
図6に示すテキスト編集モードにおいて、[1]〜[6]の数字ボタン10cをユーザが押すと、押した数字ボタン10cに対応する役割キーが選択され、選択された役割キーに対応する役割を制御情報処理部11および制御情報処理部26が実行する。続いて、数字ボタン10cに対応する各役割キーの役割とその処理内容について説明する。
[1]の数字ボタン10cは、選択開始/終了キーに対応する。選択開始/終了キーは、テキストをコピーするテキスト選択モードとテキスト編集モードとの切り替え、および、テキスト選択モードにおいてテキストをコピーする範囲の開始点および終了点を決定する際に使用する。従って、選択開始/終了キーは、携帯電話2のテキストエディタ19とクリップボード20との間でテキストデータのやり取りを行う場合に使用される。
図6に示すテキスト編集モードの画面から選択開始/終了キーを選択すると、例えば、図10に示すようなテキスト選択モードに切り替えることができる。テキスト選択モードに切り替えると、図10に示すように、モード表示枠52が「テキスト編集」から「テキスト選択中」と切り替わって表示される。
テキスト選択モードにおいて、選択開始/終了キーを選択すると、カーソル53の位置を選択範囲の開始点として決定し、さらにカーソル53を移動させてもう一度選択すると、カーソル53の位置を選択範囲の終了点として決定する。選択されたテキストは、例えば、図10に示すように、反転表示され、視認することができる。
選択範囲を決定した状態で、さらに、選択開始/終了キーを選択すると、テキスト選択モードからテキスト編集モードに切り替わる。尚、携帯電話2では、テキスト選択モードにおいて、[1]の数字ボタン10cを長押することで選択開始/終了キーが選択されると、ユーザは、テキストの全範囲を選択することができる。
[2]の数字ボタン10cは、切り取りキーと対応している。切り取りキーを選択すると、選択された範囲のテキストデータ(以下、選択テキストデータとする)56が切り取られ、切り取られた選択テキストデータ56はクリップボード20に貼り付けられる。
[3]の数字ボタン10cは、コピーキーと対応している。コピーキーを選択すると、選択テキストデータ56がコピーされ、コピーされた選択テキストデータ56がクリップボード20に貼り付けられる。
[4]の数字ボタン10cは、貼り付けキーと対応している。貼り付けキーを選択すると、クリップボード20に貼り付けられた選択テキストデータ56が、テキストエディタ19に格納されるテキストデータにおいて指定されたカーソル53の位置に挿入される。
[5]の数字ボタン10cは、PCからコピーキーと対応している。PCからコピーキーを選択すると、テキストエディタ19に格納されるテキストデータにおいて指定されたカーソル53の位置にPC3のクリップボード34に貼り付けられたテキストオブジェクトからテキストデータ40のみをコピーし、コピーしたテキストデータ40を携帯電話2のクリップボード20に貼り付けることができる。
[6]の数字ボタン10cは、PCへコピーキーと対応している。PCへコピーキーを選択すると、テキストエディタ19に格納されるテキストデータにおいて指定されたカーソル53の位置に携帯電話2のクリップボード20に貼り付けられたテキストデータをコピーし、コピーしたテキストデータをPC3のクリップボード34に貼り付けることができる。
従って、[1]〜[4]の数字ボタン10cに対応するキー、すなわち、選択開始/終了キー、切り取りキー、コピーキーおよび貼り付けキーは、図9からもわかるように、携帯電話2のテキストエディタ19とクリップボード20との間でテキストデータをやり取りする場合に利用される。また、[5]および[6]の数字ボタン10cに対応するキー、すなわち、PCからコピーキーおよびPCへコピーキーは、図9からもわかるように、携帯電話2のテキストエディタ19、クリップボード20およびPC3のクリップボード34との間でテキストデータをやり取りする場合に利用される。
図11は、PCからコピーキーを選択した場合において、携帯電話2の制御情報処理部11およびPC3の制御情報処理部26が行うPCからテキストデータをコピーする処理ステップ(以下、PCからコピー処理ステップとする)を表す処理フロー図であり、図12は、携帯電話2の制御情報処理部11およびPC3の制御情報処理部26が行うPCへテキストデータをコピーする処理ステップ(以下、PCへコピー処理ステップとする)を表す処理フロー図である。
図11に示すPCからコピー処理ステップ(ステップS1〜ステップS3)は、携帯電話2において[5]の数字ボタン10cが入力されると、その処理ステップがスタートする(START)。
PCからコピー処理ステップがスタートすると、まず、ステップS1に進み、ステップS1で携帯電話2の制御情報処理部11から操作情報を受け取ったPC3の制御情報処理部26が、PC3で動作中のアプリケーションにおいて選択されたテキストオブジェクト39をコピーして、PC3のクリップボード34に貼り付ける。テキストオブジェクト39がクリップボード34に貼り付けられると、ステップS1の処理ステップは完了する。
ステップS1の処理ステップが完了すると、続いて、ステップS2で携帯電話2の制御情報処理部11がPC3の制御情報処理部26からPC3のクリップボード34に貼り付けられたテキストオブジェクト39のうちテキストデータ40を受け取り、受け取ったテキストデータ40をコピーして携帯電話2のクリップボード20に貼り付ける。
PC3のクリップボード34に貼り付けられたテキストオブジェクト39に含まれるテキストデータ40が携帯電話2のクリップボード20に貼り付けられると、ステップS2の処理ステップは完了し、続いて、ステップS3で携帯電話2の制御情報処理部11が、携帯電話2のテキストエディタ19において指定された場所(カーソル53の位置)に、携帯電話2のクリップボード20に貼り付けられたテキストデータ39を挿入する。
テキストエディタ19において指定された場所に、携帯電話2のクリップボード20に貼り付けられたテキストデータ40が挿入されると、ステップS3の処理ステップは完了し、ステップS3の処理ステップの完了をもってPCからコピー処理ステップの全処理ステップを完了する(END)。
一方、PCへコピー処理ステップ(ステップS11〜ステップS13)は、携帯電話2において[6]の数字ボタン10cが入力されると、その処理ステップがスタートする(START)。
PCへコピー処理ステップがスタートすると、まず、ステップS11に進み、ステップS11で、携帯電話2の制御情報処理部11が、テキストエディタ19に格納されるテキストデータのうち選択されたテキストデータ(選択テキストデータ)56を携帯電話2のクリップボード20に貼り付ける。携帯電話2のクリップボード20に選択テキストデータ56が貼り付けられると、ステップS11の処理ステップは完了する。
ステップS11の処理ステップが完了すると、続いて、ステップS12でPC3の制御情報処理部26が携帯電話2の制御情報処理部11から携帯電話2のクリップボード20に貼り付けられた選択テキストデータ56を受け取り、受け取った選択テキストデータ56をPC3のクリップボード34に貼り付ける。クリップボード34に選択テキストデータ56が貼り付けられると、ステップS12の処理ステップは完了する。
ステップS12の処理ステップが完了すると、続いて、ステップS13で、PC3の制御情報処理部26が、動作中のアプリケーションにおいて予め遠隔操作モードで選択された場所にPC3のクリップボード34に貼り付けられた選択テキストデータ56を挿入する。PC3のクリップボード34に貼り付けられた選択テキストデータ56が選択された場所に挿入されると、ステップS13の処理ステップは完了し、ステップS13の処理ステップの完了をもって、PCへコピー処理ステップの全処理ステップを完了する(END)。
また、テキスト編集機能のうち、テキスト取り込み機能を利用する場合、図6に示される操作ガイド45によれば、[1]〜[7]の数字ボタン10cに対応するキーを選択する。
図13は、テキスト取り込み機能およびテキスト置換機能を利用する役割キーを選択する場合におけるテキストデータの流れを表す説明図である。
尚、図9に示す[7]および[8]は、図6に示される操作ガイド45の数字ボタン10cに対応するキーを選択した場合のテキストデータの移動を表すものである。また、図13においては、図4や図9と同様の観点から携帯電話2の通信部12およびPC3の通信部22を省略する。
図6に示すテキスト編集モードにおいて、[7]および[8]の何れかの数字ボタン10cが押されると、押された数字ボタン10cに対応する役割キーが選択され、選択された役割キーに対応する役割を制御情報処理部11および制御情報処理部26が実行する。次に、数字ボタン10cに対応する各役割キーの役割とその処理内容について説明する。
[7]の数字ボタン10cは、PCから取り込みキーと対応している。PCから取り込みキーを選択すると、PC3で動作中のアプリケーションにおいて選択されたオブジェクト36をテキスト属性以外のオブジェクトを特定のテキストコードに置換して作成される変換テキストデータ38として、PC3のクリップボード34経由で携帯電話2のテキストエディタ19のテキスト格納領域に取り込むことができる。
[8]の数字ボタン10cは、PCへ戻すキーと対応している。PCへ戻すキーは、携帯電話2のテキストエディタ19のテキスト格納領域に格納される変換テキストデータ38を編集した後に、編集後のテキストデータ(以下、更新テキストデータとする)60を選択オブジェクト36に含まれるテキストデータと置換し、テキストデータが更新された選択オブジェクト(以下、更新オブジェクトとする)61とする役割キーである。従って、PCから取り込みキーが選択された後に選択され、PCから取り込みキーとセットで使用される。
テキスト取り込み機能およびテキスト置換機能をユーザが利用するにあたり、携帯電話2のテキストエディタ19で変更されたテキストデータが、変更前に選択したPC3のアプリケーションに反映されつつ、しかも、テキストデータ以外の情報や属性に影響が出ないようにすることが必要である。このため、情報機器遠隔操作システム1(携帯電話2)では、図14に示すような仕組みを採用している。
図14は、情報機器遠隔操作システム1(携帯電話2)におけるテキスト取り込み機能およびテキスト置換機能を実現する仕組みを表す説明図である。
図14に示す選択オブジェクト36は、PC3で動作するアプリケーションにおいて選択されたオブジェクトであり、PC3のクリップボード34に貼り付けられている。また、変換テキストデータ38は、PC3のクリップボード34に貼り付けられたオブジェクトのうち、テキスト属性でないオブジェクトについては、携帯電話2のテキストエディタ19に取り込まれる際に、デリミッタとして特殊なテキストコードの一例である絵文字63に変換されたテキストデータである。
携帯電話2の制御情報処理手段11は、PC3の制御情報処理手段26から選択オブジェクト36に含まれるテキストデータ(図14に示すテキストブロック)のみをコピーし、テキスト属性以外の図形やイメージのオブジェクトを絵文字(デリミッタ)63に変換して元の位置に埋め込む。つまり、変換テキスト38は、絵文字63に囲まれた連続したテキストがテキストブロック64となったテキストデータである。
例えば、図14に示す変換テキストデータ38は、4つのテキスト属性のオブジェクトと、3つのテキスト属性以外のオブジェクトとを有する選択オブジェクト36から、4つのテキストブロック64と、それぞれのテキストブロック64の間に1つずつ合計3つの絵文字63とを有するテキストデータに変換されたものである。
変換テキストデータ38が有する4つのテキストブロック64は、テキスト属性のオブジェクトが有するテキストデータである。従って、4つのテキストブロック64は、いずれもテキストエディタ19で編集が可能である。そして、テキストエディタ19で編集された更新テキストデータ60は、PCへ戻すキーが選択されると、選択オブジェクト36のうち、更新された部分、すなわち、テキストブロックのみが書き戻される。
例えば、図14に示す例では、第2のテキストブロック(図14においてテキストブロック2と示す)64および第3のテキストブロック(図14においてテキストブロック3と示す)64に対応するテキストデータのみが書き戻される。
このように、PCへ戻すキーが選択された場合に、更新されたテキストブロックのみに書き戻しを行うことによって、テキスト以外の情報や属性はそのまま保存されることになり、変更されたテキストデータが、変更前に選択したPC3のアプリケーションに反映されつつ、しかも、テキストデータ以外の情報や属性に影響が出ないように図った情報機器遠隔操作システム1(または携帯電話2)を構成することができる。
また、PCへ戻す際には、更新テキストデータ60のフォーマットチェックが行なわれ、デリミッタの並びが異なる場合には、ユーザに注意を喚起するため、注意喚起画面が携帯電話2の操作側表示部2aに表示される。注意喚起画面は、例えば、図15に示すような形式で表示される。
図16は、PC3で動作中のアプリケーションにおいて選択された選択オブジェクト36の一例を示す説明図であり、図17は、図16に示す選択オブジェクト36においてテキスト取り込み機能を利用して、PC3から携帯電話2のテキストエディタ19に変換テキストデータ38としてテキスト取り込みを行った場合に操作側表示部2aに表示される画面表示の一例を説明する説明図である。
図16に示す選択オブジェクト36を選択し、PCへ取り込みキーを選択すると、選択オブジェクト36は、図13に示すような流れで、PC3のクリップボード34を経由して携帯電話2のテキストエディタ19のテキスト格納領域に変換テキストデータ38として格納される。携帯電話2のテキストエディタ19のテキスト格納領域に変換テキストデータ38が格納されると、図17に示されるように操作側表示部2aに表示される。
図17によれば、図16に示される文書中に貼り付けられたイメージがデリミッタとして絵文字63に置換された状態で表示される。ユーザは、図17に示すテキスト編集モードにおいて、図16に示す文書部分を編集することができる。そして、図16に示される文書部分を編集し、テキスト置換機能を利用して編集後の文書をPCへ戻すと、図16に示すイメージを保持したまま、文書部分のみが編集後の文書に更新される。
尚、絵文字63は、編集中に削除することもできるが、削除してしまうと、選択オブジェクト36中のイメージも削除される。
また、図17に示される画面(テキスト編集モード)において、[#]の数字ボタン10cが押されると、図6に示す操作ガイド45に示すように、リンク先にジャンプキーが選択され、絵文字63が持つリンク情報に基づき、リンク先にジャンプして、携帯電話2の操作側表示部2aにリンク先の情報が表示される。
具体的には、図17に示す絵文字63がリンク情報を持っている場合に、リンク先にジャンプキーをユーザが選択すると、制御情報処理部11が絵文字63の実態、すなわち、図16に示すイメージをリンク先から取得し、取得した情報を画面情報処理部13が処理を行って、携帯電話2の操作側表示部2aに表示する。これにより、ユーザはリン先の情報を閲覧し、参照することができる。尚、リンク先にジャンプキーの選択は、クリップボードに貼り付けられたオブジェクトがもとのオブジェクトに対するリンク情報を持つ場合のみ有効となる。
次に、テキスト取り込み機能を利用するにあたりPCから取り込みキーが選択された場合に制御情報処理部11が行う処理ステップ(以下、PCから取り込み処理ステップとする)と、テキスト置換機能を利用するにあたりPCへ戻すキーが選択された場合に制御情報処理部11が行う処理ステップ(以下、PCへ戻す処理ステップとする)について説明する。
図18は、情報機器遠隔操作システム1においてなされるPCから取り込み処理ステップおよびPCへ戻す処理ステップを表す処理フロー図である。
図18に示すフロー図において、ステップS21〜ステップS23の処理ステップが、PCから取り込み処理ステップに対応し、ステップS24〜ステップS26の処理ステップがPCへ戻す処理ステップに対応する。
PCから取り込み処理ステップは、ユーザがPC3で動作中のアプリケーションにおいてオブジェクトを選択し、[7]の数字ボタン10cが押されると、PCから取り込みキーが選択され、その処理ステップがスタートする(START)。
PCから取り込み処理ステップがスタートすると、まず、ステップS21で携帯電話2の制御情報処理部11から操作情報を受け取ったPC3の制御情報処理部26が、PC3で動作中のアプリケーションにおいて選択された選択オブジェクト36をコピーして、PC3のクリップボード34に貼り付ける。選択オブジェクト36がクリップボード34に貼り付けられると、ステップS21の処理ステップは完了する。
ステップS21の処理ステップが完了すると、続いて、ステップS22で携帯電話2の制御情報処理部11がPC3の制御情報処理部26からPC3のクリップボード34に貼り付けられた選択オブジェクト36からテキストデータ(図14に示すテキストブロック64)を受け取る一方、テキスト属性以外のオブジェクト(例えば、図形やイメージのオブジェクト)を絵文字(デリミッタ)63に変換して埋め込んで、変換テキストデータ38を生成する。そして、変換テキストデータ38を携帯電話2のテキストエディタ19が持つテキスト格納領域に上書きする。従って、テキスト格納領域に格納されていたテキストデータは消去され、選択オブジェクト36から受け取ったテキストデータのみがテキスト格納領域に格納される。
変換テキストデータ38を携帯電話2のテキストエディタ19が持つテキスト格納領域に上書きされると、ステップS22の処理ステップは完了し、続いて、ステップS23で、PC3から取り込んだ変換テキストデータ38の編集を受け付ける。そして、変換テキストデータ38の編集がなされる場合(ステップS23でYESの場合)、ステップS23の処理ステップを完了し、ステップS24に進む。
尚、ステップS23の処理ステップの完了をもってPCから取り込み処理ステップ(ステップS21〜ステップS23)の全処理ステップは完了する。
ステップS24の処理ステップでは、PCへ戻すキーの選択を受け付ける。そして、PCへ戻すキーが選択されると(ステップS24でYESの場合)、ステップS25へ進み、ステップS25で、制御情報処理部11は、携帯電話2のテキストエディタ19から編集後の更新テキストデータ60をコピーして、コピーした更新テキストデータ60を操作情報とともにPC3の制御情報処理部26に渡し、制御情報処理部26を機能させて、更新テキストデータ60をPC3のクリップボード34に貼り付けられた選択オブジェクト36にマージする。
更新テキストデータ60が選択オブジェクト36にマージされると、PC3のクリップボード34に貼り付けられた選択オブジェクト36のうち、テキストデータが更新され、更新オブジェクト61となる。PC3のクリップボード34に貼り付けられた選択オブジェクト36が、更新オブジェクト61となると、ステップS25の処理ステップは完了する。
ステップS25の処理ステップが完了すると、続いて、ステップS26で携帯電話2の制御情報処理部11から操作情報を受け取ったPC3の制御情報処理部26がPC3のクリップボード34に貼り付けられた更新オブジェクト61をPC3で動作中のアプリケーションで選択される選択オブジェクト36と置換する。
PC3で動作中のアプリケーションで選択される選択オブジェクト36と更新オブジェクト61とが置換されると、ステップS26の処理ステップは完了し、ステップS26の処理ステップの完了をもって、PCに戻す処理ステップの全処理ステップを完了する(END)。
一方、ステップS23で変換テキストデータ38の編集がなされない場合(ステップS23でNOの場合)、ENDに進み、PCから取り込み処理ステップ(ステップS21〜ステップS23)の全処理ステップを完了する(END)。
また、ステップS24でPCへ戻すキーが選択されていない場合(ステップS24でNOの場合)、ステップS24に進み、ステップS24以降の処理ステップが実行される。
ところで、図6に示す操作ガイド45に表示される役割キーのうち、まだ説明していない役割キーがあるので、以下に説明する。
図6に示す操作ガイド45において、[9]および[0]の数字ボタン10cの欄には何も表示されていないが、これは、[9]および[0]の数字ボタン10cが押されても、何も役割キーが選択されないことを意味する。
[*]の数字ボタン10cが押されると、アンドゥキーが選択される。アンドゥキーとは、直前に行なわれたオペレーションを取り消したいときに選択する役割キーであり、アンドゥキーが選択されると、制御情報処理部11が直前に行なったオペレーションを取り消す。
以上、情報機器遠隔操作システム1および携帯電話2によれば、従来のように、通信状態が継続することはなく、テキストデータとして携帯電話2のテキストエディタ19に格納したり、クリップボード20に貼り付けるまでの間のみの通信で済むので、直接遠隔操作する場合と比較して、通信時間を大幅に減少させることができる。
また、テキストデータとして携帯電話2のテキストエディタ19に格納したり、クリップボード20に貼り付けるので、PC3との間で通信されるデータ量を大幅に減少させることができる。その結果、携帯電話2では、操作性能が向上し、性能の一時的な劣化を回避することができる。
さらに、取り込みや書き戻しの対象となるオブジェクト内にテキスト以外の属性を有するオブジェクトが存在する場合でも、テキスト以外のオブジェクトおよびその属性を損なうことなく、テキスト部分のみの編集を行うことができる。
さらにまた、携帯電話2に取り込んだオブジェクト内にテキスト以外の属性を有するオブジェクトが存在する場合でも、このテキスト以外の属性を有するオブジェクトがリンク情報を持つのであれば、リンク先へジャンプすることができ、テキスト以外の属性を有するオブジェクトの実体を閲覧し、参照することができる。
本発明に係る情報機器遠隔操作システムの構成を概略的に表した概略構成図。 本発明に係る情報機器遠隔操作システムの構成をより詳細に表した詳細構成図。 PCにおけるオブジェクトコピー機能を概説する説明図。 本発明に係る情報機器遠隔操作システムにおけるテキスト編集機能を概説する説明図。 本発明に係る情報機器が遠隔操作モードにある場合において操作側表示部に表示される画面の一例を表した説明図。 本発明に係る情報機器がテキスト編集モードにある場合において操作側表示部に表示される画面の一例を表した説明図。 本発明に係る情報機器遠隔操作システムにおいて、操作側の情報機器となる携帯電話の外観を概略的に表した外観図。 本発明に係る情報機器のテキスト編集モードにおいて、方向指示キーが表示される画面からカーソル移動キーが表示される画面に切り替えた場合に操作側表示部に表示されるテキスト編集モードの画面の一例を表した説明図。 本発明に係る情報機器が有するテキストコピー機能を利用する役割キーを選択する場合のテキストオブジェクトおよびテキストデータの流れを表す説明図。 本発明に係る情報機器がテキスト選択モードにある場合において操作側表示部に表示される画面の一例を表した説明図。 本発明に係る情報機器遠隔操作システムにおいてなされるPCからコピー処理ステップを表す処理フロー図。 本発明に係る情報機器遠隔操作システムにおいてなされるPCへコピー処理ステップを表す処理フロー図。 本発明に係る情報機器が有するテキスト取り込み機能およびテキスト置換機能を利用する役割キーを選択する場合のテキストオブジェクトおよびテキストデータの流れを表す説明図。 本発明に係る情報機器遠隔操作システムにおけるテキスト編集機能を概説する説明図。 本発明に係る情報機器遠隔操作システムの構成をより詳細に表した詳細構成図。 本発明に係る情報機器遠隔操作システムにおいて、PCで動作中のアプリケーションで選択された選択オブジェクトの一例を示す説明図。 本発明に係る情報機器が有するテキスト取り込み機能を利用して、図16に示す選択オブジェクトを変換テキストデータとしてPCから携帯電話のテキストエディタにテキスト取り込みを行った場合において操作側表示部に表示される画面表示の一例を説明する説明図。 本発明に係る情報機器遠隔操作システムにおいてなされるPCから取り込み処理ステップおよびPCへ戻す処理ステップを表す処理フロー図。
符号の説明
1 情報機器遠隔操作システム
2 携帯電話(操作側情報機器)
2a 操作側表示部(表示手段)
2b 携帯電話本体
3 パーソナルコンピュータ:PC(被操作側情報機器)
3a 被操作側表示部
4 インターネット
5 基地局
10 操作部(操作手段)
10a 上下左右ボタン
10b 機能ボタン
10c 数字ボタン
11 通信部(操作側通信手段)
12 制御情報処理部(操作側制御情報処理手段)
13 画面情報処理部
14 画像展開部
15 表示部角度検知部
16 ビュー領域記憶部
17 メモリ(テキスト記憶手段)
18 OS
19 テキストエディタ
20 クリップボード
22 通信部(被操作側通信手段)
23 画面情報処理部
24 画像圧縮部
25 ビュー領域記憶部
26 制御情報処理部(被操作側制御情報処理手段)
27 OS
28 擬似ドライバ
29 デバイスドライバ
30 VRAM
31 被操作アプリケーション
32 アプリケーション記憶部
33 メインメモリ(記憶手段)
34 クリップボード
36 選択オブジェクト
38 変換テキストデータ
39 テキストオブジェクト
40 テキストオブジェクトのテキストデータ
41 遠隔操作モード時の操作ガイド
43 アンテナ部
45 テキスト編集モード時の操作ガイド
47 テキスト表示エリア
48 ステータス表示エリア
50 戻るキー
51 ガイドキー
52 モード表示枠
53 カーソル
54 方向指示キー
56 選択テキストデータ
58 カーソル移動キー
58a Homeキー
58b PgUpキー
58c Endキー
58d PgDnキー
60 更新テキストデータ
63 絵文字(デリミッタ)
64 テキストブロック

Claims (4)

  1. アプリケーションプログラムを動作させる被操作側情報機器と前記アプリケーションプログラムを遠隔操作可能な操作側情報機器とを通信ネットワークで接続して構築されるシステムにおいて、
    前記操作側情報機器は、前記被操作側情報機器と各種情報の送受信を行う通信手段と、
    ユーザによる操作の入力を受け付けて操作情報を出力する操作手段と、
    前記操作手段から得た操作情報が被操作側情報機器で動作するアプリケーションプログラムを操作するための操作情報の場合には前記通信手段を介して前記被操作側情報機器に当該操作情報を送信し、前記操作手段から得た操作情報が操作側情報機器で動作するアプリケーションプログラムを操作するための操作情報の場合には、操作対象となる当該アプリケーションプログラムを操作する制御情報処理手段と、
    テキストデータとテキスト以外のデータを含むオブジェクトをそのまま記憶し格納できるクリップボードを有する記憶手段を備えた前記被操作側情報機器の前記クリップボードに格納されるオブジェクトのうちから、テキストデータを前記通信手段を介して受信して格納するとともに、格納したテキストデータを編集可能に構成されたテキスト記憶手段と、
    前記テキスト記憶手段のテキストデータを表示可能な表示手段とを備え、
    前記制御情報処理手段は、前記通信ネットワークを介して接続される前記被操作側情報機器の前記記憶手段に格納されるオブジェクトに基づき、前記オブジェクトのうちテキスト属性以外の部分を特定のテキストコードに置換したテキストデータを作成可能に構成されることを特徴とする情報機器遠隔操作システム。
  2. 通信ネットワークを介して接続され、アプリケーションプログラムを動作させる被操作側情報機器と各種情報の送受信を行う通信手段と、
    入力された操作に基づく操作情報を出力する操作手段と、
    前記操作手段から受信した操作情報に基づき、操作対象となるアプリケーションプログラムを操作する制御情報処理手段と、
    テキストデータとテキスト以外のデータを含むオブジェクトをそのまま記憶し格納できるクリップボードを有する記憶手段を備えた前記被操作側情報機器の前記クリップボードに格納されるオブジェクトのうちから、テキストデータを前記通信手段を介して受信して格納するとともに、格納したテキストデータを編集可能に構成されたテキスト記憶手段と、
    前記制御情報処理手段は、前記被操作側情報機器が備える前記記憶手段に格納されるオブジェクトを読み出すことができ、かつ、前記通信ネットワークを介して接続される前記被操作側情報機器の前記記憶手段に格納されるオブジェクトに基づき、前記オブジェクトのうちテキスト属性以外の部分を特定のテキストコードに置換したテキストデータを作成可能に構成されることを特徴とする操作側情報機器。
  3. 前記制御情報処理手段は、通信ネットワークを介して接続される被操作側情報機器の前記記憶手段に格納されるテキストデータをコピーして作成されたテキストデータをテキスト記憶手段に格納するテキストコピー機能と、
    通信ネットワークを介して接続される前記被操作側情報機器の前記記憶手段に格納されるオブジェクトに基づき作成されたテキストデータをテキストエディタのテキスト格納領域に格納するテキスト取り込み機能と、
    前記テキスト取り込み機能を用いてテキスト格納領域に格納されたテキストデータのうち前記オブジェクトのテキスト属性の部分を前記記憶手段に格納されるオブジェクトのテキスト属性の部分と置換するテキスト置換機能とを有するように構成したことを特徴とする請求項2記載の操作側情報機器。
  4. 前記制御情報処理手段は、通信ネットワークを介して接続される前記被操作側情報機器の前記記憶手段に格納されるオブジェクトのうちテキスト属性以外の部分がリンク情報を有する場合、前記オブジェクトのうちテキスト属性以外の部分を前記リンク情報が埋め込まれた特定のテキストコードに置換したテキストデータを作成可能に構成されるとともに、
    前記記憶手段に格納されるオブジェクトから作成されたテキストデータに存在する特定のテキストコードが選択された場合、選択された特定のテキストコードに埋め込まれたリンク先にジャンプし、前記リンク先の情報を閲覧可能に構成されることを特徴とする請求項2記載の操作側情報機器。
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