JP2013030097A - 情報処理システム及びクライアント装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】ユーザにとっては簡便な操作により画面切り替えを行うことを可能とする技術を提供する。
【解決手段】サーバ2と互いに接続され、サーバ2よりサービスの提供を受けるクライアント1において、画面表示制御部13は、サーバ2から提供される画面データを表示装置に表示させるための制御を行う。ブラウザキャッシュ7は、モニタ5に表示される画面のデータを、ページごとに前記サーバ装置から取得してキャッシュしておく。検出部11は、画面中のカーソルが表示されている位置を検出する。画面表示制御部13は、カーソルの位置がキャッシュ発生項目に遷移すると、ブラウザキャッシュ7に表示中のページに続くページのデータをキャッシュさせる。カーソルの位置が改ページ用カーソル表示項目15、16に遷移すると、キャッシュしたページの画面のデータを用いて、表示画面を切り替える。
【選択図】図1
【解決手段】サーバ2と互いに接続され、サーバ2よりサービスの提供を受けるクライアント1において、画面表示制御部13は、サーバ2から提供される画面データを表示装置に表示させるための制御を行う。ブラウザキャッシュ7は、モニタ5に表示される画面のデータを、ページごとに前記サーバ装置から取得してキャッシュしておく。検出部11は、画面中のカーソルが表示されている位置を検出する。画面表示制御部13は、カーソルの位置がキャッシュ発生項目に遷移すると、ブラウザキャッシュ7に表示中のページに続くページのデータをキャッシュさせる。カーソルの位置が改ページ用カーソル表示項目15、16に遷移すると、キャッシュしたページの画面のデータを用いて、表示画面を切り替える。
【選択図】図1
Description
本発明は、ネットワークを介して互いに接続される、サービスを提供するサーバ装置とサービスの提供を受けるクライアント装置とを有する情報処理システムに関する。
クライアントサーバシステム等の情報処理システムを利用して、各種の業務処理を実行することが広く一般的に行われている。クライアントサーバシステムにおいては、ネットワークを介してサーバ装置とクライアント装置とが互いに接続され、サーバ装置は、クライアント装置からの要求に応じて各種業務処理のアプリケーションを提供する。クライアント装置は、サーバ装置から提供される画面をモニタ等に表示し、画面を通じて、業務処理において必要な情報を入出力する。クライアント装置において入力した情報は、ネットワークを介してサーバ装置に送信され、サーバ装置においてこれを処理する等により業務処理が実行される。
クライアント装置のユーザは、キーボード等の入力手段を介してデータ入力を行う。例えば、ウェブシステムにおいて、クライアント装置がモニタ等に表示する画面が複数に渡ることがある。このような場合に、改ページを行って表示画面を切り替えるには、ユーザは、入力手段をキーボードからマウス等のポインティングデバイスへと持ち替えて画面に表示されている「改ページボタン」等の所定のボタンを押下する、あるいは、ファンクションキーを押下する等の操作が必要となる。
図8は、従来における画面の切り替え手順を説明する図である。図8に示すように、ユーザによりクライアント装置のモニタに表示されている改ページボタンが押下されると、クライアント装置は、サーバ装置と通信を行い、表示中の画面の次に表示すべき画面のデータをサーバ装置より取得して、モニタに表示させる。
モニタ等に画像等を表示する技術としては、例えば、アイコン画像を表示するときに、1つのコンテンツに対して複数のアイコン画像を有する場合は、一時記憶しておいた複数のアイコン画像を順次読み出して表示する等により、快適な閲覧を可能とする技術等が知られている(例えば、特許文献1、2及び3)。
従来技術においては、複数の画面を順次切り替えていくときに、いくつかの問題点が存在する。
まず、画面を切り替える度にサーバ装置−クライアント装置間での通信が必要となるため、画面の切り替えに時間を要する。
まず、画面を切り替える度にサーバ装置−クライアント装置間での通信が必要となるため、画面の切り替えに時間を要する。
また、改ページボタン等のボタン押下による画面の切り替え方法では、ユーザがマウス等のポインティングデバイスを利用するために、一旦キーボードから手を離すか、あるいはタブキー等を操作してカーソルの移動を行う必要があるため、ユーザにとって操作が煩雑である。
ファンクションキーを押下して画面を切り替える方法は、ユーザにとっては必ずしも分かり易いとは言えず、また、ファンクションキーの押し間違い等も発生し易い。
本発明は、ユーザにとっては簡便な操作により画面切り替えを行うことを可能とする技術を提供することを目的とする。
本発明は、ユーザにとっては簡便な操作により画面切り替えを行うことを可能とする技術を提供することを目的とする。
本発明の一態様によれば、サーバ装置と互いに接続され、該サーバ装置よりサービスの提供を受けるクライアント装置であって、前記サーバ装置から提供される画面データを表示装置に表示させるための制御を行う画面表示制御部と、前記表示装置に表示される画面のデータを、ページごとに前記サーバ装置から取得してキャッシュしておくキャッシュ部と、画面中のカーソルが表示されている位置を検出する検出部と、を備え、前記画面表示制御部は、前記検出部により、前記カーソルの位置が表示中のページのうち、第1の位置に遷移したことが検出されると、前記キャッシュ部が表示中のページに続くページのデータをキャッシュするよう制御を行い、前記検出部により、前記カーソルの位置が前記表示中のページのうち、第2の位置に遷移したことが検出されると、前記キャッシュしたページの画面のデータを用いて、表示画面を切り替えるよう制御を行う。
また、本発明の一態様によれば、サービスを提供するサーバ装置と、該サーバ装置よりサービスの提供を受けるクライアント装置とを有する情報処理システムであって、前記クライアント装置は、前記サーバ装置から提供される画面データを表示装置に表示させるための制御を行う画面表示制御部と、前記表示装置に表示される画面のデータを、ページごとに前記サーバ装置から取得してキャッシュしておくキャッシュ部と、画面中のカーソルが表示されている位置を検出する検出部と、を備え、前記画面表示制御部は、前記検出部により、前記カーソルの位置が表示中のページのうち、第1の位置に遷移したことが検出されると、前記キャッシュ部が表示中のページに続くページのデータをキャッシュするよう制御を行い、前記検出部により、前記カーソルの位置が前記表示中のページのうち、第2の位置に遷移したことが検出されると、前記キャッシュしたページの画面のデータを用いて、表示画面を切り替えるよう制御を行う。
本発明によれば、ユーザにとっては簡便な操作により画面切り替えを行うことが可能となる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照して詳細に説明する。
図1は、本実施形態に係る情報処理システムの構成図である。図1に示す情報処理システム10は、クライアント装置(実施例では、クライアントPC(パーソナルコンピュータ)、以下クライアントと略記)1とサーバ装置(実施例では、Webサーバ、以下サーバと略記)2とを有し、クライアント1とサーバ2とは、ネットワーク50を介して互いに接続されている。図1においては、本実施形態に係る画面の切り替え方法に係わる構成を中心に記載し、他の構成については省略している。
図1は、本実施形態に係る情報処理システムの構成図である。図1に示す情報処理システム10は、クライアント装置(実施例では、クライアントPC(パーソナルコンピュータ)、以下クライアントと略記)1とサーバ装置(実施例では、Webサーバ、以下サーバと略記)2とを有し、クライアント1とサーバ2とは、ネットワーク50を介して互いに接続されている。図1においては、本実施形態に係る画面の切り替え方法に係わる構成を中心に記載し、他の構成については省略している。
サーバ2は、アプリケーション9とデータベース(DB)3とを有する。アプリケーション20は、クライアント1からの要求に応じてネットワーク50を介してデータを提供する、あるいはクライアント1からネットワーク50を介して受信した情報にしたがって情報処理を行う等により、業務処理に係わる各種の制御を行う。データベース3は、業務処理に係わる各種のデータを格納する。データベース3に格納されるデータには、業務処理においてクライアント1側で表示させる画面を表す画面データや、ページ番号等の画面に係わる情報等を格納する。
クライアント1は、アプリケーション6とブラウザキャッシュ7とを有し、サーバ2より、業務処理等のサービスの提供を受ける。クライアント1には、キーボード4やモニタ5が接続されている。アプリケーション6は、クライアント1において実行される業務処理に係わるソフトウェアである。図1においては、本実施形態に係る画面の切り替え方法に係わる画面表示制御部13及び検出部11のみを示す。
画面表示制御部13は、サーバ2から提供される画面のデータをモニタ5に表示させるための各種の制御を行う。
ブラウザキャッシュ7は、サーバ2から取得した画面のデータ等をキャッシュしておく。
ブラウザキャッシュ7は、サーバ2から取得した画面のデータ等をキャッシュしておく。
検出部11は、ユーザがキーボード4等の入力手段を介して行った操作より、モニタ5に表示される画面のうち、カーソルが表示されている位置を検出する。モニタ5の画面上に表示されているカーソルの位置の検出方法には、公知の技術を用いる。
図1に示す情報処理システム10は、クライアント1がモニタ5に表示している画面上のカーソルの位置を検出し、データ入力等に伴ってカーソルの位置が移動して所定の位置(第1の位置)にきたことを検出すると、次に表示させる画面をサーバ2側から取得してブラウザキャッシュ7にキャッシュしておく。カーソル位置が更に移動して、画面の切り替えを表す所定の位置(第2の位置)にきたことを検出すると、ブラウザキャッシュ7にキャッシュしておいた画面のデータをモニタ5に表示させる。業務処理を行うユーザは、キーボード4から手を離してマウス等のポインティングデバイスを用いたり、ファンクションキーを押下したりする等の特別の操作を行うことなく、通常の入力処理においてカーソルを移動させる場合と同様の操作を行うのみで足り、クライアント1が、画面の切り替えタイミングと判断したときに、画面の切り替えを行う。
なお、図1に示す情報処理システム10の一例として、例えば、金融機関の店舗内において使用される、金融業務等行うためのシステム等が挙げられる。この場合、クライアント1は、窓口に設けられる端末等がこれに相当する。
図2は、カーソルの位置に応じて画面の切り替えを行う方法について説明する図である。図2に示す画面には、あるページには6つの入力項目(図2の「項目1」〜「項目6」)と、改ページ用カーソル表示項目15、16とが表示されている。なお、入力項目とは、業務処理等においてユーザが必要なデータ入力を行う項目をいうものとする。また、ここでは、1つのページに表示する入力項目数が6の場合を例示しており、これに限定されるものではない。
業務処理等において大量のデータ入力を行う必要のある場合、ユーザは、入力項目のうち、最上行の「項目1」から順にデータ入力をしてゆき、ある入力項目についてのデータ入力が完了すると、キーボード4のタブキー等によりカーソルを次の項目へと遷移させるのが一般的である。
各入力項目へのデータ入力等の完了後、タブキーの押下によりカーソルの位置が遷移してゆき、カーソルが「項目5」の位置にくると、図1の画面表示制御部13は、次のページの画面データをキャッシュしておく。そして、カーソルの位置が更に遷移して、「項目6」から図2に示す改ページ用カーソル表示項目15へと遷移すると、ブラウザキャッシュ7からキャッシュしておいた次ページの画面データを取り出して、モニタ5に表示させる。ユーザにとっては、通常のデータ入力時と同様に、全ての入力項目へのデータ入力完了後に更にタブ等の操作を行うと、モニタ5に表示されている画面が次ページへと切り替わることとなる。
上述のとおり、あるページのデータ入力は、ページ内の全ての項目について必要なデータ入力が完了するまで、ページの先頭の項目から順次データ入力がなされていくのが通常であるが、例えば入力済の所定の項目までカーソルを戻して、データの再入力をすることもある。大量のデータ入力を行う必要がある場合に、カーソルを入力済の項目に戻すときは、バックタブ(シフトキー+タブキー)等の操作により、項目を遡る方向に、すなわち、画面上は上の方向へとカーソルが遷移させることが一般的に行われている。
実施例では、入力項目のうち、カーソルの位置が項目を遡り、「項目2」にまで戻った場合には、前ページの画面データをキャッシュする。カーソルが更に戻り、項目1から改ページ用カーソル表示項目16へと遷移すると、画面表示制御部13は、キャッシュしておいた前ページの画面データを取り出して、モニタ5に表示させる。ユーザにとっては、通常のデータ入力においてカーソルを前方向に遷移させるときと同様に、ページの先頭項目にカーソルがあるときに、更にバックタブ等のキーボード4の操作を行うと、モニタ5に表示されている画面が前ページへと切り替わることとなる。
なお、上記においては、次ページの画面データをキャッシュするタイミングとして、項目5にカーソルが遷移したタイミングとし、前ページの画面データをキャッシュするタイミングとして、項目2にカーソルが戻ったタイミングとしているが、これは一例である。例えば、カーソルが項目6に遷移したタイミングで次ページの画面データをキャッシュしたり、カーソルが項目1に戻ったタイミングで前ページの画面データをキャッシュしたりする構成としてもよい。あるいは、次ページの画面データをキャッシュするタイミングとして、「カーソルが項目5または6にあるとき」とし、前ページの画面データをキャッシュするタイミングとして、「カーソルが項目1または2にあるとき」としてもよい。次に表示させる画面データをキャッシュするタイミングは、サーバ2との通信等のキャッシュに要する時間等を考慮に入れつつ、カーソルの位置がページのうち、次ページあるいは前ページのいずれに近いか等に基づき、適宜設定することが可能である。以下においては、クライアント1の画面表示制御部13が次に表示するページの画面データのキャッシュを行う契機となるカーソル位置に対応する入力項目を、「キャッシュ発生項目」とする。
本実施形態に係るクライアント1によれば、検出したカーソルの位置がキャッシュ発生項目に遷移すると、表示中のページの次に表示すべきページの画面データをキャッシュする。そして、検出したカーソルの位置が、データ入力すべき入力項目から離れた位置に設けられる改ページ用カーソル表示項目へと遷移すると、次ページ(あるいは前ページ)へと画面を切り替えるタイミングと判断する。
ブラウザキャッシュ7にキャッシュする画面データは、実施例では、2ページ分である。クライアント1は、キャッシュしているページを示す情報等の画面切り替えに必要な情報を保持しておき、これらの情報を参照して、前述のページの切り替えを行う。遷移先候補としては1ページ分の画面データのみをキャッシュしているのは、ブラウザキャッシュ7のメモリをできるだけ圧迫しないようにするためである。ただし、例えばブラウザキャッシュ7の容量等に応じて、例えば、少なくとも表示中のページ、前ページ及び次ページの画面データを含むように、3ページ分以上の画面データをキャッシュしておく構成としてもよい。
図3は、クライアント1が保持する画面の切り替え処理に係わるデータ構造例を示す図である。
図3(a)は、キャッシュ状態管理テーブルの構造例を示す図である。キャッシュ状態管理テーブルは、表示状態、画面データ名及びページ番号を含み、図1のブラウザキャッシュ7にキャッシュされている画面データに係わる情報が格納される。
図3(a)は、キャッシュ状態管理テーブルの構造例を示す図である。キャッシュ状態管理テーブルは、表示状態、画面データ名及びページ番号を含み、図1のブラウザキャッシュ7にキャッシュされている画面データに係わる情報が格納される。
表示状態(図3(a)においては状態)は、モニタ5に表示していることを表す「表示中」あるいは次に表示するページの候補としてキャッシュしていることを表す「遷移先」のいずれかである。前述のとおり、実施例では、キャッシュする画面は2ページ分であるので、2ページ分の項目のうち、「表示中」のページが1つと、「遷移先」のページが1つずつ格納されている。
画面データ名は、画面データの名称であり、例えば図2の表示画面上部に表示する。
ページ番号は、全ページの中の何ページ目の画面データであるかを表す情報である。
図3(b)は、画面データ情報の構造例を示す図である。
ページ番号は、全ページの中の何ページ目の画面データであるかを表す情報である。
図3(b)は、画面データ情報の構造例を示す図である。
画面データ情報は、クライアント1が画面データをキャッシュするときに画面データとともに取得する情報である。画面データ情報は、画面名、ページ番号及び総ページ数を含み、クライアント1において、アプリケーション6の画面表示制御部13が処理中の画面データに係わる情報が格納される。画面表示制御部13が処理中の画面データとは、アプリケーション6において業務処理を実行中の画面のデータであることをいう。
画面名は、例えば、アプリケーション6が実行する業務処理のうち、いずれの処理についての画面であるかを示す情報が設定される。
ページ番号は、画面名により特定される処理を表すページのうち、何ページ目の画面データであるかを表す情報である。
ページ番号は、画面名により特定される処理を表すページのうち、何ページ目の画面データであるかを表す情報である。
総ページ数は、画面名により特定される処理を表すページが何ページあるかを表す情報である。
クライアント1の画面表示制御部13は、画面データとともにサーバ2から取得した図3(b)の画面データ情報に基づき、図3(a)のキャッシュ状態管理テーブルに格納される情報の変更や更新を行う。次に、図4A〜図4Hを参照して、本実施形態に係る画面の切り替え処理により、モニタ5に表示される画面の状態、ブラウザキャッシュ7にキャッシュされる画面データ、図3(a)のキャッシュ状態管理テーブルの状態がどのように変化していくかについて詳しく説明する。
クライアント1の画面表示制御部13は、画面データとともにサーバ2から取得した図3(b)の画面データ情報に基づき、図3(a)のキャッシュ状態管理テーブルに格納される情報の変更や更新を行う。次に、図4A〜図4Hを参照して、本実施形態に係る画面の切り替え処理により、モニタ5に表示される画面の状態、ブラウザキャッシュ7にキャッシュされる画面データ、図3(a)のキャッシュ状態管理テーブルの状態がどのように変化していくかについて詳しく説明する。
図4A〜図4Hは、本実施形態に係る画面の切り替え処理の流れを説明する図である。図4A〜図4Hは、ある業務処理の表示画面がキーボード4を介して操作された場合の画面、ブラウザキャッシュ7及びキャッシュ状態管理テーブルの状態を、時系列に表している。
次ページの画面データをキャッシュする場合のキャッシュ発生項目が、入力項目「項目5」であり、前ページの画面データをキャッシュする場合のキャッシュ発生項目が、入力項目「項目2」である場合を例に、画面切り替えの処理の流れについて説明する。
なお、図4A〜図4Hに示すクライアント1による一連の処理の流れの前提として、サーバ2が、クライアント1からの所定の業務処理等についてのアプリケーションの実行要求を受けて、クライアント1側でモニタ5に表示させるべき画面1〜画面n(nは最大画面数、n≧2)の画面データをデータベース3から取得して、サーバ2上に保存しているものとする。最大画面数「n」は、全ページ数を表す。クライアント1においては、図1の画面表示制御部13が、図4A〜図4Hに示す一連の処理を実行する。
まず、図4A(a)には、1ページ目の画面「画面1」の6つの入力項目のうち、4つ目の入力項目「項目4」にカーソル18が遷移している状態を表す。このとき、図4A(b)に示すように、ブラウザキャッシュ7には、表示中の画面データ「画面1データ」のみがキャッシュされている。図4A(c)に示すように、このときのキャッシュ状態管理テーブルには、表示状態「表示中」の画面に関する情報のみが格納されている。
図4B(a)は、ユーザによるキーボード4のタブ等の操作により、カーソル18が入力項目「項目4」からキャッシュ発生項目である「項目5」へと遷移した状態を表す。カーソル18の位置がキャッシュ発生項目にあることを認識すると、サーバ2から次ページの画面データを取得して、キャッシュする。このとき、図4B(b)に示すように、ブラウザキャッシュ7には、画面1の次に表示する画面データ「画面2データ」が新たに格納される。図4B(c)に示すように、キャッシュ状態管理テーブルには、表示状態「遷移先」の画面に関する情報が追加される。
図4C(a)は、ユーザによるキーボード4のタブ等の操作により、カーソル18が入力項目「項目6」へと遷移した状態を表す。このとき、図4C(b)に示すように、ブラウザキャッシュ7には既に図4Bの処理において次ページの画面データをキャッシュしているため、改めてキャッシュ動作を行うことはない。次ページの画面データがキャッシュ済か否かは、図4C(c)に示すキャッシュ状態管理テーブルの表示状態「遷移先」に、「表示中」の画面の次のページの情報が格納されているか否かに基づき判定する。
図4D(a)は、ユーザによるキーボード4のタブ等の操作により、カーソル18が改ページ用カーソル表示項目15へと遷移した状態を表す。このとき、図4C(c)に示すキャッシュ状態管理テーブルに格納されている表示状態「遷移先」の情報を参照して、図4D(b)のブラウザキャッシュ7から、「画面2データ」を取り出してモニタ5に表示させる。図4D(d)は、表示画面を切り替えた状態を表す。
図4D(d)に示すように、表示画面は「画面2」へと切り替わり、カーソル18は1つ目の入力項目「項目1」の位置に表示される。これとともに、画面表示制御部13は、キャッシュ状態管理テーブルを更新する。更新後のキャッシュ状態管理テーブルを図4D(c)に示す。図4D(c)に示すとおり、表示状態「表示中」の画面データ名及びページ番号には、それぞれ画面切り替え前の図4C(c)においては「遷移先」の状態であったそれが格納される。切り替え前に「表示中」であった画面データ名「画面1データ」については、表示状態「遷移先」となる。
図4E(a)は、ユーザによるキーボード4のタブ等の操作により、カーソル18が「画面2」のキャッシュ発生項目である「項目5」へと遷移した状態を表す。カーソルの位置がキャッシュ発生項目にあることを認識すると、図4Bに示す場合と同様に、サーバ2から次ページの画面データを取得して、キャッシュする。このとき、図4E(b)に示すように、ブラウザキャッシュ7には、表示中の画面2の画面データと、次ページの画面3の画面データが格納されることとなる。これとともに、キャッシュ状態管理テーブルが更新される。具体的には、図4E(c)に示すように、表示状態「遷移先」の情報(画面データ名及びページ番号)が、新たにキャッシュした画面3についての情報へと書き換えられる。
図4F(a)は、ユーザによるキーボード4のバックタブ等の操作により、カーソル18の位置が、図4E(a)の位置から遷移して、キャッシュ発生項目である「項目2」にまで戻った状態を表す。カーソルの位置がキャッシュ発生項目にあることを認識すると、サーバ2から前ページの画面データを取得して、キャッシュする。このとき、図4F(b)に示すように、ブラウザキャッシュ7には、表示中の画面2の画面データと、前ページの画面1の画面データが格納されることとなる。これとともに、キャッシュ状態管理テーブルが更新される。具体的には、図4F(c)に示すように、表示状態「遷移先」の情報(画面データ名及びページ番号)が、新たにキャッシュした画面1についての情報へと書き換えられる。
図4G(a)は、ユーザによるキーボード4のバックタブ等の操作により、カーソル18の位置が、図4F(a)の位置から遷移して、「項目1」にまで戻った状態を表す。このとき、図4G(b)に示すように、ブラウザキャッシュには既に図4Fの動作において前ページの画面データをキャッシュしているため、改めてキャッシュ動作を行うことはない。
図4H(a)は、ユーザによるキーボード4のバックタブ等の操作により、カーソル18が改ページ用カーソル表示項目16へと遷移した状態を表す。このとき、図4F(c)に示すキャッシュ状態管理テーブルに格納されている表示状態「遷移先」の情報を参照して、図4H(b)のブラウザキャッシュ7から、「画面1データ」を取り出してモニタ5に表示させる。図4H(d)は、表示画面を切り替えた状態を示す。
図4H(d)に示すように、表示画面は「画面1」へと切り替わり、カーソル18は、1つ目の入力項目「項目1」の位置に表示される。これとともに、前ページへと表示画面を切り替えた場合も、次ページへと表示画面を切り替えた場合と同様に、キャッシュ状態管理テーブルを更新する。更新後のキャッシュ状態管理テーブルを図4H(c)に示す。表示画面を切り替える前の図4F(c)と比較すると、表示状態「表示中」の情報(画面データ名及びページ番号)と「遷移先」のそれとが入れ替わるように書き換えられる。
このように、ユーザは、データ入力時に通常行っているタブやバックタブ等の操作を行うのみで、入力手段の持ち替えやファンクションキーの押下等の別途の操作を行わなくとも、モニタ5に表示される画面を切り替えることができる。
図5は、情報処理システム10において実行される業務処理を示したフローチャートである。クライアント1は、自装置の起動等のタイミングで、図5に示す一連の処理を開始する。
まず、ステップS1で、クライアント1は、サーバ2が起動済か否かを判定する。サーバ2が起動していない場合は、業務処理を実行不能と判断し、処理を終了する。サーバ2が起動済である場合は、処理をステップS2へと移行させる。
ステップS2で、クライアント1は、業務アプリケーションを起動する。
ステップS3で、起動したアプリケーション6が、表示画面の選択を受け付ける。ここでは、例えば、情報処理システム10において処理が可能な複数の業務のうち、ユーザが指定した所定の業務や処理する範囲等の情報を受け付ける。
ステップS3で、起動したアプリケーション6が、表示画面の選択を受け付ける。ここでは、例えば、情報処理システム10において処理が可能な複数の業務のうち、ユーザが指定した所定の業務や処理する範囲等の情報を受け付ける。
ステップS4で、アプリケーション6は、画面表示制御処理を実行する。画面表示制御処理とは、先に図4A〜図4H等を参照して説明した本実施形態に係る画面の切り替えを制御する処理であり、処理の詳細については後述する。
ステップS5で、アプリケーション6は、ステップS3において受け付けた業務処理を継続するか否かを判定する。ステップS3で受け付けた業務処理を終了する旨の指示がユーザより入力されない場合は、ステップS3に戻る。業務終了の指示がユーザより入力されると、処理をステップS6へと移行させる。
ステップS6で、クライアント1は、ステップS2で起動したアプリケーションを終了するための処理を実行すると、処理を終了する。
ステップS6で、クライアント1は、ステップS2で起動したアプリケーションを終了するための処理を実行すると、処理を終了する。
図6は、本実施形態に係る画面の切り替え方法に関するサーバ2側の動作処理を示したフローチャートである。
図6に示すとおり、サーバ2のデータ制御部20は、ステップS1で、クライアント1から実行の要求のあった業務処理に関する全ての画面データをデータベース3から取得し自装置に保存し、処理を終了する。以降は、従来と同様に、クライアント1からの画面データの取得の要求に応じて、ネットワーク50を介して自装置に保存した画面データをクライアント1に送信する。
図6に示すとおり、サーバ2のデータ制御部20は、ステップS1で、クライアント1から実行の要求のあった業務処理に関する全ての画面データをデータベース3から取得し自装置に保存し、処理を終了する。以降は、従来と同様に、クライアント1からの画面データの取得の要求に応じて、ネットワーク50を介して自装置に保存した画面データをクライアント1に送信する。
図7A〜図7Cは、図5のステップS4の詳細フローであり、本実施形態に係る画面の切り替え方法に関するクライアント1側の動作処理を示したフローチャートである。図7A〜図7Cに示す一連の処理は、図1の画面表示制御部13が実行する。ここでは、1つのページの構成は図2に示すとおりである場合を例に説明する。
まず、ステップS21で、画面表示制御部13は、最初のページの画面を表示させ、ステップS22で、1つ目の入力項目に、すなわち、図2の構成では入力項目「項目1」に、カーソル18を表示させる。
ステップS23で、画面表示制御部13は、キーボード4の押下等のユーザによる操作を認識する。ステップS23においては、カーソル18を表示する項目を遷移させるためのタブキーの操作のほか、キーボード4上のいずれかのキーが押下されたことを認識する。
ステップS24で、画面表示制御部13は、ステップS23において認識したキーの押下が、画面表示処理を終了するため、あるいは画面表示処理の中断を指示するための操作であるか否かを判定する。画面表示を終了または中断するための操作である場合は、処理を終了し、他の操作である場合は、処理をステップS25へと移行させる。
ステップS25で、画面表示制御部13は、ステップS23において認識したキーの押下が、エンターキー(Enter)、タブキー(Tab)、あるいはバックタブキー(Shift+Tab)等の項目を遷移させるための操作であるか否かを判定する。項目を遷移させるための操作以外の操作である場合は、項目へのデータ入力と判断し、ステップS23に戻る。項目を遷移させるための操作である場合は、処理をステップS26へと移行させる。
ステップS26で、画面表示制御部13は、ステップS23で認識した操作の内容にしたがって、遷移先にカーソル18を表示させる。
ステップS27で、画面表示制御部13は、カーソル18が表示されている項目が、前ページの画面データについてのキャッシュ発生項目であるか否かを判定する。ステップS27の判定は、図1の検出部11が検出するカーソル18の位置に基づき行う。前述のとおり、図2に示す構成では、「項目2」がこれに相当する。前ページの画面データについてのキャッシュ発生項目である場合は、ステップS28に進み、前ページの画面データについてのキャッシュ発生項目以外の項目である場合は、ステップS31に進む。
ステップS27で、画面表示制御部13は、カーソル18が表示されている項目が、前ページの画面データについてのキャッシュ発生項目であるか否かを判定する。ステップS27の判定は、図1の検出部11が検出するカーソル18の位置に基づき行う。前述のとおり、図2に示す構成では、「項目2」がこれに相当する。前ページの画面データについてのキャッシュ発生項目である場合は、ステップS28に進み、前ページの画面データについてのキャッシュ発生項目以外の項目である場合は、ステップS31に進む。
ステップS28で、画面表示制御部13は、モニタ5に表示中のページが先頭ページであるか否かを判定する。ステップS28の判定は、表示中のページの画面データとともにサーバ2から取得した画面データ情報(図3(b))により行う。先頭ページである場合は、ステップS31に進み、先頭ページ以外である場合は、ステップS29に進む。
ステップS29で、画面表示制御部13は、前ページの画面データを既にキャッシュしているか否かを判定する。ステップS29の判定は、キャッシュ状態管理テーブル(図3(a))の表示状態「遷移先」のページ番号等を参照することにより行う。キャッシュ済である場合は、ステップS31に進み、キャッシュされていない場合は、ステップS30に進む。
ステップS30で、画面表示制御部13は、前ページの画面データをサーバ2からダウンロードし、ブラウザキャッシュ7に格納し、ステップS31に進む。
ステップS31で、画面表示制御部13は、カーソル18が表示されている項目が、次ページの画面データについてのキャッシュ発生項目であるか否かを判定する。ステップS31の判定は、図1の検出部11が検出するカーソル18の位置に基づき行う。前述のとおり、図2に示す構成では、「項目5」がこれに相当する。次ページの画面データについてのキャッシュ発生項目である場合は、ステップS32に進み、次ページの画面データについてのキャッシュ発生項目以外の項目である場合は、ステップS35に進む。
ステップS31で、画面表示制御部13は、カーソル18が表示されている項目が、次ページの画面データについてのキャッシュ発生項目であるか否かを判定する。ステップS31の判定は、図1の検出部11が検出するカーソル18の位置に基づき行う。前述のとおり、図2に示す構成では、「項目5」がこれに相当する。次ページの画面データについてのキャッシュ発生項目である場合は、ステップS32に進み、次ページの画面データについてのキャッシュ発生項目以外の項目である場合は、ステップS35に進む。
ステップS32で、画面表示制御部13は、モニタ5に表示中のページが最終ページであるか否かを判定する。ステップS32の判定は、表示中のページの画面データとともにサーバ2から取得した画面データ情報(図3(b))により行う。最終ページである場合は、ステップS35に進み、最終ページ以外である場合は、ステップS33に進む。
ステップS33で、画面表示制御部13は、次ページの画面データを既にキャッシュしているか否かを判定する。ステップS33の判定は、キャッシュ状態管理テーブル(図3(a))の表示状態「遷移先」のページ番号等を参照することにより行う。キャッシュ済である場合は、ステップS35に進み、キャッシュされていない場合は、ステップS34に進む。
ステップS34で、画面表示制御部13は、次ページの画面データをサーバ2からダウンロードし、ブラウザキャッシュ7に格納し、ステップS35に進む。
ステップS35で、画面表示制御部13は、カーソル18が表示されている項目が、改ページ位置であるか否かを判定する。ステップS35の判定は、図1の検出部11が検出するカーソル18の位置に基づき行う。前述のとおり、図2に示す構成では、改ページ用カーソル表示項目15、16がこれに相当する。改ページ位置である場合は、ステップS36に進み、改ページ位置でない場合は、特に処理を行わず、前述のステップS23以降の処理を繰り返す。
ステップS35で、画面表示制御部13は、カーソル18が表示されている項目が、改ページ位置であるか否かを判定する。ステップS35の判定は、図1の検出部11が検出するカーソル18の位置に基づき行う。前述のとおり、図2に示す構成では、改ページ用カーソル表示項目15、16がこれに相当する。改ページ位置である場合は、ステップS36に進み、改ページ位置でない場合は、特に処理を行わず、前述のステップS23以降の処理を繰り返す。
ステップS36で、画面表示制御部13は、次ページへの改ページであるか否かを判定する。ステップS36の判定は、検出部11により検出されたカーソル18の位置が、図2では改ページ用カーソル表示項目15の位置であるか否かに基づき行う。次ページへの改ページである場合は、ステップS37に進み、次ページへの改ページでない場合、すなわち、前ページへの改ページである場合は、ステップS39に進む。
ステップS37で、画面表示制御部13は、モニタ5に表示中のページが最終ページであるか否かを判定する。ステップS37の判定は、ステップS32と同様に、表示中のページについての画面データ情報により行う。表示中のページが最終ページである場合は、処理を終了する。表示中のページが最終ページ以外である場合は、ステップS38に進み、キャッシュしている次ページの画面データを表示させ、ステップS23に戻る。
ステップS39においては、画面表示制御部13は、モニタ5に表示中のページが先頭ページであるか否かを判定する。ステップS39の判定は、ステップS28と同様に、表示中のページについての画面データ情報により行う。表示中のページが先頭ページである場合は、処理を終了する。表示中のページが先頭ページ以外である場合は、ステップS40に進み、キャッシュしている前ページの画面データを表示させ、ステップS23に戻る。
以上説明したように、本実施形態に係る情報処理システム10によれば、ユーザの操作を受け付けるクライアント1は、モニタ5に表示されるカーソルの位置がキャッシュ発生項目の位置に遷移すると、表示中のページに続くページの画面データをキャッシュする。カーソルの位置が更に遷移して、改ページ用カーソル表示項目15、16の位置に遷移すると、キャッシュしておいた画面データを利用して、モニタ5に表示する画面を切り替えるよう制御を行う。業務処理等において大量のデータを処理する必要がある場合、改ページのためにキーボード4の所定の位置から手を離すことは非効率である。しかし、本実施形態に係るクライアント1のように、タブやバックタブ等の操作によりカーソルが改ページ用カーソル表示項目15、16に遷移したことをもって画面の切り替えを行うことにより、ユーザは、改ページのためにキーボード4から手を離してマウス等のポインティングデバイスを操作することや、ファンクションキーへと手を移動させて操作を行う等の面倒な操作が不要となり、作業の効率化に資する。また、キャッシュ発生項目にカーソルが遷移した段階で次に表示する画面のデータを事前にキャッシュしておくことで、画面切り替えのタイミングでサーバ2との通信が発生しない。これにより、画面の切り替えがよりスムーズに行える。
なお、上記の実施形態においては、業務処理においてデータ入力を行う場合を例に説明しているが、これに限定されるものではない。例えば複数ページに渡る内容をモニタ5に表示させ、ユーザがモニタ5を閲覧することにより確認するような場合であっても同様の効果を奏する。すなわち、カーソルが所定の位置に遷移すると、表示中のページに続く次ページや前ページを所定のタイミングでキャッシュし、改ページ用カーソル表示項目にカーソルが遷移すると、キャッシュしておいたページへと表示画面を切り替える。タブやバックタブ等の簡易な操作により、簡便に画面の切り替えを行うことが可能となる。
この他にも、本発明は、本発明の要旨を逸脱しない範囲内で、種々の改良及び変更が可能である。例えば、前述の実施形態に示された全体構成からいくつかの構成要素を削除してもよく、更には、異なる構成要素を適宜組み合わせてもよい。
1 クライアントPC
2 Webサーバ
3 データベース
4 キーボード
5 モニタ
6 クライアント側アプリケーション
7 ブラウザキャッシュ
9 サーバ側アプリケーション
10 情報処理システム
11 検出部
13 画面表示制御部
15 改ページ用カーソル表示項目
16 改ページ用カーソル表示項目
18 カーソル
20 データ制御部
50 ネットワーク
2 Webサーバ
3 データベース
4 キーボード
5 モニタ
6 クライアント側アプリケーション
7 ブラウザキャッシュ
9 サーバ側アプリケーション
10 情報処理システム
11 検出部
13 画面表示制御部
15 改ページ用カーソル表示項目
16 改ページ用カーソル表示項目
18 カーソル
20 データ制御部
50 ネットワーク
Claims (4)
- サーバ装置と互いに接続され、該サーバ装置よりサービスの提供を受けるクライアント装置であって、
前記サーバ装置から提供される画面データを表示装置に表示させるための制御を行う画面表示制御部と、
前記表示装置に表示される画面のデータを、ページごとに前記サーバ装置から取得してキャッシュしておくキャッシュ部と、
画面中のカーソルが表示されている位置を検出する検出部と、
を備え、
前記画面表示制御部は、
前記検出部により、前記カーソルの位置が表示中のページのうち、第1の位置に遷移したことが検出されると、前記キャッシュ部が表示中のページに続くページのデータをキャッシュするよう制御を行い、
前記検出部により、前記カーソルの位置が前記表示中のページのうち、第2の位置に遷移したことが検出されると、前記キャッシュしたページの画面のデータを用いて、表示画面を切り替えるよう制御を行う
ことを特徴とするクライアント装置。 - 前記画面表示制御部は、前記キャッシュしたページごとに前記表示装置への表示状態を表す情報を管理し、前記検出部により、前記カーソルの位置が前記第1の位置に遷移したことが検出されたとき、及び前記第2の位置に遷移したことが検出されたときに、該表示状態を表す情報の更新を行う、
ことを特徴とする請求項1記載のクライアント装置。 - 前記画面表示制御部は、
前記検出部が検出したカーソルの位置に基づき、表示中のページに含まれる複数の項目のうち、いずれの項目にカーソルが遷移したかを判定し、
前記カーソルが、表示中のページに含まれる複数の項目のうち、後半にある第1の項目に遷移した場合には、表示中のページの次ページの画面のデータをキャッシュし、該カーソルが、該第1の項目よりも更に後段にある第2の項目に遷移した場合には、該次ページへと表示画面を切り替えるよう制御を行い、
前記カーソルが、表示中のページに含まれる複数の項目のうち、前半にある第3の項目に遷移した場合には、表示中のページの前ページの画面のデータをキャッシュし、該カーソルが、該第3の項目よりも更に前段にある第4の項目に遷移した場合には、該前ページへと表示画面を切り替えるよう制御を行う
ことを特徴とする請求項1または2に記載のクライアント装置。 - サービスを提供するサーバ装置と、該サーバ装置よりサービスの提供を受けるクライアント装置とを有する情報処理システムであって、
前記クライアント装置は、
前記サーバ装置から提供される画面データを表示装置に表示させるための制御を行う画面表示制御部と、
前記表示装置に表示される画面のデータを、ページごとに前記サーバ装置から取得してキャッシュしておくキャッシュ部と、
画面中のカーソルが表示されている位置を検出する検出部と、
を備え、
前記画面表示制御部は、
前記検出部により、前記カーソルの位置が表示中のページのうち、第1の位置に遷移したことが検出されると、前記キャッシュ部が表示中のページに続くページのデータをキャッシュするよう制御を行い、
前記検出部により、前記カーソルの位置が前記表示中のページのうち、第2の位置に遷移したことが検出されると、前記キャッシュしたページの画面のデータを用いて、表示画面を切り替えるよう制御を行う
ことを特徴とする情報処理システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2011167212A JP2013030097A (ja) | 2011-07-29 | 2011-07-29 | 情報処理システム及びクライアント装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2011167212A JP2013030097A (ja) | 2011-07-29 | 2011-07-29 | 情報処理システム及びクライアント装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2013030097A true JP2013030097A (ja) | 2013-02-07 |
Family
ID=47787062
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2011167212A Withdrawn JP2013030097A (ja) | 2011-07-29 | 2011-07-29 | 情報処理システム及びクライアント装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2013030097A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2018117108A1 (ja) * | 2016-12-20 | 2018-06-28 | 株式会社ミロク情報サービス | キャッシュ管理プログラム、キャッシュ管理装置及びキャッシュ管理方法 |
-
2011
- 2011-07-29 JP JP2011167212A patent/JP2013030097A/ja not_active Withdrawn
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2018117108A1 (ja) * | 2016-12-20 | 2018-06-28 | 株式会社ミロク情報サービス | キャッシュ管理プログラム、キャッシュ管理装置及びキャッシュ管理方法 |
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