JP5046694B2 - 表示制御プログラムおよび表示制御装置 - Google Patents

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Description

本発明は表示制御プログラムおよび表示制御装置に関し、特に複数の表示装置を利用してコンテンツを表示する表示制御プログラムおよび表示制御装置に関する。
現在、文字や画像を表示する表示装置の製造技術が飛躍的に進歩し、さまざまな種類の表示装置が開発されている。その中でも特に、電源切断後も表示内容が保持される不揮発性の性質をもち、かつ、紙のように極めて薄い表示装置が注目されている。このような表示装置は、一般に電子ペーパーと呼ばれる。電子ペーパーは、持ち運びが容易であり、机の上に広げて配置を自由に変更することができる。したがって、電子ペーパーは人間の自然な思考活動を支援する電子機器として期待されている(例えば、特許文献1参照)。
ここで、電子ペーパーのように持ち運んで使用することが想定される表示装置では、利便性の観点から、表示領域の大きさが制限される。例えば、屋外に持ち出して使用する表示装置は、鞄の中に収まることが求められる。一方、広域地図のように、大きい表示領域を必要とするコンテンツを、表示装置に格納して持ち運びたいという要求がある。
これに対し、大きい表示領域を必要とするコンテンツを分割し、複数の表示装置に表示させる技術が知られている(例えば、特許文献2参照)。このようにコンテンツを分割することで、利用者は複数の表示装置を重ねて持ち運び、その後、机の上などに広げてコンテンツを閲覧することができる。
特開2006−31373号公報 特開2004−286952号公報
しかし、上記特許文献2に記載の技術では、複数の表示装置の正しい配置を把握することが容易でないという問題がある。すなわち、利用者は表示装置の画面を見て、試行錯誤を繰り返し、コンテンツを再現するための正しい配置を発見する必要がある。特に、地図のような1つの画像を意味的なまとまりと無関係に分割した場合、各画面の辺を見て画面の連続性を推測する必要がある。このため、コンテンツの閲覧を開始するまでの利用者の作業負担が大きかった。
本発明はこのような点に鑑みてなされたものであり、複数の表示装置を利用してコンテンツを表示した場合に、表示装置間の連続性を容易に把握できるようにする表示制御プログラムおよび表示制御装置を提供することを目的とする。
本発明では上記課題を解決するために、図1に示す表示制御プログラムが提供される。本発明に係る表示制御プログラムは、複数の表示装置2,3,4,5を利用してコンテンツを表示する処理をコンピュータ1に実行させるものである。本発明に係る表示制御プログラムを実行するコンピュータ1は、領域情報記憶手段1b、識別情報記憶手段1c、生成手段1d、分割手段1eおよび出力手段1fを有する。領域情報記憶手段1bは、表示装置2,3,4,5の表示領域の情報を記憶する。識別情報記憶手段1cは、複数の識別情報を記憶する。生成手段1dは、利用する表示装置の数および表示するコンテンツを示す情報が入力されると、領域情報記憶手段1bを参照して、利用可能な総表示領域を特定し、総表示領域に応じた表示データを生成する。分割手段1eは、生成手段1dが生成した表示データを、表示装置2,3,4,5の表示領域に応じて複数の部分表示データに分割すると共に、部分表示データの辺のうち他の部分表示データと隣接する辺に、識別情報記憶手段1cが記憶する識別情報のうちの1つを付加する。出力手段1fは、分割手段1eにより得られたそれぞれの部分表示データを、表示装置2,3,4,5に対して出力する。
このような表示制御プログラムを実行するコンピュータ1によれば、利用する表示装置の数および表示するコンテンツを示す情報が入力されると、生成手段1dにより、利用可能な総表示領域が特定され、総表示領域に応じた表示データが生成される。次に、分割手段1eにより、生成された表示データが、表示装置2,3,4,5の表示領域に応じて複数の部分表示データに分割され、部分表示データの辺のうち他の部分表示データと隣接する辺に識別情報が付加される。そして、出力手段1fにより、得られたそれぞれの部分表示データが、表示装置2,3,4,5に対して出力される。
また、上記課題を解決するために、複数の表示装置を利用してコンテンツを表示する表示制御装置において、表示装置の表示領域の情報を記憶する領域情報記憶手段と、複数の識別情報を記憶する識別情報記憶手段と、利用する表示装置の数および表示するコンテンツを示す情報が入力されると、領域情報記憶手段を参照して、利用可能な総表示領域を特定し、総表示領域に応じた表示データを生成する生成手段と、生成手段が生成した表示データを、表示装置の表示領域に応じて複数の部分表示データに分割すると共に、部分表示データの辺のうち他の部分表示データと隣接する辺に、識別情報記憶手段が記憶する識別情報のうちの1つを付加する分割手段と、分割手段により得られたそれぞれの部分表示データを、表示装置に対して出力する出力手段と、を有することを特徴とする表示制御装置が提供される。
このような表示制御装置によれば、利用する表示装置の数および表示するコンテンツを示す情報が入力されると、生成手段により、利用可能な総表示領域が特定され、総表示領域に応じた表示データが生成される。次に、分割手段により、生成された表示データが、表示装置の表示領域に応じて複数の部分表示データに分割され、部分表示データの辺のうち他の部分表示データと隣接する辺に識別情報が付加される。そして、出力手段により、得られたそれぞれの部分表示データが、表示装置に対して出力される。
本発明では、表示データを複数の部分表示データに分割すると共に、他の部分表示データと隣接する辺に識別情報を付加して、表示装置に出力することとした。これにより、利用者は表示装置間の隣接関係を容易に把握することができる。
以下、本発明の実施の形態を図面を参照して説明する。まず、本実施の形態の概要について説明し、その後、本実施の形態の具体的な内容を説明する。
図1は、本実施の形態の概要を示す図である。図1に示すコンピュータ1は、コンテンツ記憶手段1a、領域情報記憶手段1b、識別情報記憶手段1c、生成手段1d、分割手段1eおよび出力手段1fを有する。出力手段1fには、表示装置2,3,4,5が接続されている。
コンテンツ記憶手段1aには、表示すべきコンテンツのファイルが格納されている。コンテンツは、例えば、HTML(HyperText Markup Language)文書や静止画像などである。コンピュータ1は、利用者の操作入力に応答して、指定されたコンテンツのファイルを予めコンテンツ記憶手段1aに格納しておく。
領域情報記憶手段1bには、表示装置2,3,4,5の表示領域の情報が格納されている。具体的には、表示装置2,3,4,5の表示領域の横方向の画素数と縦方向の画素数とを示す情報が格納されている。なお、出力手段1fに接続される可能性がある表示装置が複数種類ある場合、領域情報記憶手段1bには、それぞれの種類の表示装置に関する表示領域の情報が格納される。
識別情報記憶手段1cには、複数の識別情報が格納されている。識別情報は、表示装置2,3,4,5を平面的に並べる際に、各辺の隣接関係を視覚的に確認できるようにするための情報である。識別情報は、例えば、色や図柄、符号、文字を定義した情報である。
生成手段1dは、利用者の操作入力を受け付け、利用する表示装置の数および表示するコンテンツを示す情報を取得する。すると、生成手段1dは、指定されたコンテンツのファイルをコンテンツ記憶手段1aから取得する。また、生成手段1dは、表示装置2,3,4,5の表示領域の情報を領域情報記憶手段1bから取得する。
そして、生成手段1dは、利用可能な総表示領域を特定し、総表示領域の大きさに合わせて、指定されたコンテンツに対応する表示データを生成する。例えば、指定された表示装置の数が4つであり、表示装置2,3,4,5の表示領域の大きさが全て同じである場合、生成手段1dは、縦横の長さがそれぞれ表示装置2,3,4,5の表示領域の2倍(すなわち、面積が4倍)である表示データを生成する。
分割手段1eは、生成手段1dが表示データを生成すると、生成された表示データを、利用する表示装置の表示領域に応じて複数の部分表示データに分割する。例えば、指定された表示装置の数が4つであり、表示装置2,3,4,5の表示領域の大きさが全て同じである場合、分割手段1eは、表示データの縦横の辺をそれぞれ2等分して4つの部分表示データに分割する。
更に、分割手段1eは、識別情報記憶手段1cから識別情報を取得し、部分表示データの辺のうち他の部分表示データと隣接する辺に1つの識別情報を付加する。例えば、上記のように表示データを4つの部分表示データに分割した場合、分割手段1eは、左上の部分表示データの下側と右側、右上の部分表示データの下側と左側、左下の部分表示データの上側と右側、右下の部分表示データの上側と左側に識別情報を付加する。
ここで、識別情報は、隣接すべき辺の関係が視覚的に容易に確認できるように付加される必要がある。例えば、隣接すべき辺に、同一の識別情報を付加されるようにする。また、隣接すべきでない辺同時には、同一の識別情報が付加されないようにする。
出力手段1fは、分割手段1eが複数の部分表示データを生成すると、表示装置2,3,4,5から部分表示データの数だけ表示装置を選択する。そして、出力手段1fは、1つの表示装置に対して1つの部分表示データを出力する。例えば、4つの部分表示データが生成された場合、出力手段1fは、表示装置2,3,4,5に対して1つずつ部分表示データを出力する。
このようなコンピュータ1によれば、利用する表示装置の数および表示するコンテンツを示す情報が入力されると、生成手段1dにより、利用可能な総表示領域が特定され、総表示領域に応じた表示データが生成される。次に、分割手段1eにより、生成された表示データが、表示装置2,3,4,5の表示領域に応じて複数の部分表示データに分割され、部分表示データの辺のうち他の部分表示データと隣接する辺に識別情報が付加される。そして、出力手段1fにより、得られたそれぞれの部分表示データが、表示装置2,3,4,5の少なくとも一部に対して出力される。
これにより、表示装置2,3,4,5に所望のコンテンツが分割表示される。ここで、利用者は表示装置2,3,4,5を平面的に並べる際に、表示されている識別情報を手掛かりに正しい配置を容易に知ることができる。
以下、本実施の形態を図面を参照して詳細に説明する。
[第1の実施の形態]
図2は、第1の実施の形態のシステム構成を示す図である。第1の実施の形態に係るコンテンツ配信システムは、携帯電話機がWWW(World Wide Web)サーバからネットワーク経由でコンテンツを取得し、複数の電子ペーパーを用いてコンテンツを分割表示させるものである。
図2に示すコンテンツ配信システムは、携帯電話機100、WWWサーバ200、アダプター30、電子ペーパー41,42,43,44、通信基地局50およびネットワーク60で構成される。WWWサーバ200と通信基地局50とは、ネットワーク60に接続されており、相互に通信が可能である。また、通信基地局50と携帯電話機100とは、相互に無線通信が可能である。携帯電話機100には、アダプター30が接続されている。アダプター30には、4つの電子ペーパー41,42,43,44を同時に接続することができる。
電子ペーパー41,42,43,44は、電源切断後も表示内容が保持される不揮発性の表示装置である。電子ペーパー41,42,43,44は、携帯電話機100からアダプター30を介して表示データが入力されると、その内容を表示領域に表示する。表示内容は、次に表示データが入力されるまでの間、保持される。ただし、電子ペーパー41,42,43,44は、描画速度が比較的低速であるため、動画像の表示には適していない。なお、電子ペーパー41,42,43,44の表示領域の大きさは全て同じであるものとする。
携帯電話機100は、入力装置、小型の表示装置および無線通信を行うためのアンテナを備えている。また、携帯電話機100は、コンピュータの機能を備えており、任意のプログラムを実行することができる。例えば、携帯電話機100は、通信基地局50およびネットワーク60を介して、WWWサーバ200からHTML文書や画像などのコンテンツを取得し、表示することができる。また、WWWサーバ200からプログラムを取得し、実行することもできる。
WWWサーバ200は、コンテンツやプログラムのファイルを保持し配信するサーバコンピュータである。WWWサーバ200は、ネットワーク60を介してファイル取得要求が入力されると、指定されたファイルを、ファイル取得要求の要求元に送信する。
ここで、携帯電話機100の利用者が、電子ペーパー41,42,43,44にコンテンツを分割表示させる手順について説明する。まず、利用者は携帯電話機100を操作して、WWWサーバ200から、電子ペーパー41,42,43,44の表示制御を行うプログラムを取得しておく。また、利用者は携帯電話機100を操作して、表示すべきコンテンツをWWWサーバ200から取得しておく。
そして、利用者は携帯電話機100を操作して、表示制御を行うプログラムを実行させ、表示すべきコンテンツと表示に使用する電子ペーパーの数とを指定する。すると、携帯電話機100は、指定されたコンテンツに対応する表示データを生成すると共に、指定された電子ペーパーの数に応じて表示データを分割する。その後、携帯電話機100は、電子ペーパー41,42,43,44の少なくとも一部に対して、分割したそれぞれの表示データを出力する。これにより、所望のコンテンツが複数の電子ペーパーを用いて分割表示される。
図3は、携帯電話機のハードウェア構成を示す図である。携帯電話機100は、CPU(Central Processing Unit)101によって装置全体が制御されている。CPU101には、バス108を介してRAM(Random Access Memory)102、EEPROM(Electronically Erasable and Programmable Read Only Memory)103、グラフィック処理装置104a、入力インタフェース105a、通信インタフェース106aおよび外部接続インタフェース107が接続されている。
RAM102には、CPU101に実行させるOS(Operating System)プログラムやアプリケーションプログラムの少なくとも一部が一時的に格納される。また、RAM102には、CPU101により処理に必要な各種データが一時的に格納される。
EEPROM103は、フラッシュメモリなど、書き換え可能な不揮発性の半導体メモリである。EEPROM103には、OSプログラムやアプリケーションプログラムが格納される。また、保持すべき各種データが格納される。
グラフィック処理装置104aには、ディスプレイ104が接続されている。ディスプレイ104は、描画速度が十分高速であり、利用者の操作入力の内容を即時に画面に反映可能な表示装置である。グラフィック処理装置104aは、CPU101からの命令に従って、画像をディスプレイ104に表示させる。
入力インタフェース105aには、キーパッド105が接続されている。キーパッド105は、数字およびアルファベットが割り当てられた入力キー、上下左右の方向が割り当てられたスクロールキー、処理内容を決定するための決定キーなどを備える入力装置である。入力インタフェース105aは、キーパッド105から送られてくる信号を、バス108を介してCPU101に送信する。
通信インタフェース106aには、アンテナ106が接続されている。アンテナ106は、電波到達範囲内にある通信基地局を探し、通信基地局と無線通信を行うものである。通信インタフェース106aは、アンテナ106を介して、他のコンピュータなどとの間でデータの送受信を行う。
外部接続インタフェース107は、通信ケーブルを介して他の装置とデータの送受信を行うインタフェースである。外部接続インタフェース107は、CPU101からの命令に従って、データを接続されている装置に対して送信する。また、接続されている装置から入力されたデータを、CPU101に送信する。
図4は、WWWサーバのハードウェア構成を示す図である。WWWサーバ200は、CPU201によって装置全体が制御されている。CPU201には、バス207を介してRAM202、ハードディスクドライブ(HDD:Hard Disk Drive)203、グラフィック処理装置204、入力インタフェース205および通信インタフェース206が接続されている。
RAM202には、CPU201に実行させるOSプログラムやアプリケーションプログラムの少なくとも一部が一時的に格納される。また、RAM202には、CPU201による処理に必要な各種データが一時的に格納される。HDD203には、OSプログラムやアプリケーションプログラム、保持すべき各種データが格納される。
グラフィック処理装置204には、モニタ21が接続されている。グラフィック処理装置204は、CPU201からの命令に従って、画像をモニタ21に表示させる。入力インタフェース205には、キーボード22とマウス23とが接続されている。入力インタフェース205は、キーボード22やマウス23から送られてくる信号を、バス207を介してCPU201に送信する。
通信インタフェース206は、ネットワーク60に接続されている。通信インタフェース206は、ネットワーク60を介して、他のコンピュータなどとの間でデータの送受信を行う。
図5は、第1の実施の形態の携帯電話機の機能を示すブロック図である。図5に示す機能モジュールは、携帯電話機100がWWWサーバ200から取得したプログラムを実行することで、実現されるものである。なお、図5では、携帯電話機100が有する表示制御以外の機能については記載を省略している。
携帯電話機100は、表示装置情報記憶部110、ファイル記憶部120、領域計算部130、ファイル取得部140、入力受付部150、表示データ生成部160および表示データ出力部170を有する。
表示装置情報記憶部110には、携帯電話機100に接続される可能性がある電子ペーパーの表示領域情報が予め格納されている。表示領域情報は、電子ペーパーの表示領域の横方向の画素数と縦方向の画素数とを示す情報である。また、表示装置情報記憶部110には、利用可能な識別情報の一覧が予め格納されている。識別情報は、コンテンツを複数の電子ペーパーに分割表示させる際に、電子ペーパーの正しい位置関係を視覚的に確認できるようにする情報である。
ファイル記憶部120には、HTML文書や画像などのコンテンツのファイルが格納される。コンテンツのファイルは、ファイル取得部140によって適宜格納される。
領域計算部130は、表示制御を行うプログラムが実行されると、最初に、携帯電話機100にアダプター30を介して現在接続されている電子ペーパーの種類を確認する。そして、領域計算部130は、表示装置情報記憶部110に、接続されている電子ペーパーに対応する識別位置情報が格納されているか調べる。識別位置情報は、識別情報と表示位置とを対応付ける情報である。識別位置情報が格納されていない場合、領域計算部130は、接続されている電子ペーパーの表示領域情報と識別情報とに基づいて、識別位置情報を生成し、表示装置情報記憶部110に格納する。
ファイル取得部140は、入力受付部150からファイル取得の指示を受けると、WWWサーバ200から、指定されたコンテンツのファイルを取得する。そして、ファイル取得部140は、取得したコンテンツのファイルを、ファイル記憶部120に格納する。
入力受付部150は、キーパッド105に対する利用者の操作入力を検知する。ここで、操作入力の内容がファイルの取得を意味するものである場合、入力受付部150は、ファイル取得部140にファイルの取得を指示する。これにより、指定されたコンテンツのファイルがファイル記憶部120に格納される。
また、入力受付部150は、操作入力の内容が電子ペーパー41,42,43,44の表示制御を意味するものである場合、ファイル記憶部120に格納されているファイルの一覧をディスプレイ104に表示させ、表示するコンテンツを利用者に選択させる。また、入力受付部150は、利用する電子ペーパーの数と表示方向とを利用者に指定させる。そして、利用者の操作入力によって、表示するコンテンツ、利用する電子ペーパーの数および表示方向の情報が入力されると、その入力内容を表示データ生成部160に通知する。
表示データ生成部160は、展開部161および分割部162を内部に有している。表示データ生成部160は、入力受付部150から通知された入力内容に応じて、展開部161および分割部162に指示して、電子ペーパー41,42,43,44に表示させる表示データを生成させる。
展開部161は、指定されたコンテンツのファイルをファイル記憶部120から取得すると共に、接続されている電子ペーパーの表示領域情報を表示装置情報記憶部110から取得する。次に、展開部161は、指定された枚数の電子ペーパーを指定された表示方向で並べたときの総表示領域を特定する。そして、展開部161は、特定した総表示領域に合わせてコンテンツを展開し、表示データを生成する。
分割部162は、入力受付部150から通知された電子ペーパーの数と表示装置情報記憶部110に格納されている表示領域情報とに基づいて、展開部161が生成した表示データを複数の部分表示データに分割する。そして、分割部162は、表示装置情報記憶部110に格納されている識別位置情報に基づいて、部分表示データの辺のうち他の部分表示データと隣接する辺に1つの識別情報を付加する。その後、分割部162は、得られた複数の部分表示データを表示データ出力部170に対して出力する。
表示データ出力部170は、表示データ生成部160が複数の部分表示データを出力すると、電子ペーパー41,42,43,44から部分表示データの数だけ電子ペーパーを選択する。そして、表示データ出力部170は、1つの電子ペーパーに対して1つの部分表示データを出力する。
図6は、表示領域テーブルのデータ構造例を示す図である。図6に示す表示領域テーブル111は、表示装置情報記憶部110に格納されている。表示領域テーブル111には、装置名を示す項目、識別コードを示す項目および表示領域を示す項目が設けられている。各項目の横方向に並べられた情報同士が互いに関連付けられて、1つの表示装置についての表示領域情報を構成する。
装置名を示す項目には、表示装置の種類の名称が設定される。識別コードを示す項目には、表示装置の種類に対して一意に割り当てられたコードが設定される。表示領域を示す項目には、横方向の画素数と縦方向の画素数とを示す数値が設定される。
表示領域テーブル111に格納される表示領域情報は、WWWサーバ200から取得するプログラムのファイルに含まれている。また、新しい種類の電子ペーパーが登場した場合には、表示領域情報のみをWWWサーバ200から追加で取得し、表示領域テーブル111に登録することもできる。
図6に示した例では、装置名が“電子ペーパーA”、識別コードが“EP10A”、表示領域が“720×1200”という表示領域情報が格納されている。また、装置名が“電子ペーパーB”、識別コードが“EP11B”、表示領域が“480×800”という表示領域情報が格納されている。また、装置名が“電子ペーパーC”、識別コードが“EP20C”、表示領域が“768×1280”という表示領域情報が格納されている。ここで、電子ペーパー41,42,43,44は全て、装置名が“電子ペーパーA”の電子ペーパーである。
なお、電子ペーパーの識別コードは、携帯電話機100に接続されている電子ペーパーの種類を判定する際に用いられる。携帯電話機100は、アダプター30および外部接続インタフェース107を介して、電子ペーパー41,42,43,44から識別コードを取得することができる。
図7は、識別情報テーブルのデータ構造例を示す図である。識別情報テーブルは、利用可能な識別情報の一覧を示すテーブルである。図7に示す識別情報テーブル112は、表示装置情報記憶部110に格納されている。識別情報テーブル112は、識別情報として識別色を用いた場合の例を示している。識別情報テーブル112には、識別色を示す項目が設けられている。識別色を示す項目には、“黄”、“赤”、“緑”、“青”といった色の名称が設定される。
表示領域テーブル111に格納される識別情報は、WWWサーバ200から取得するプログラムのファイルに含まれている。また、新しい識別情報のみをWWWサーバ200から追加で取得し、表示領域テーブル111に登録することもできる。
表示装置情報記憶部110には、表示領域情報および識別情報のほか、電子ペーパーの種類毎の識別位置情報が格納される。識別位置情報は、表示制御を行うプログラムの起動時に、表示領域情報と識別情報とに基づいて領域計算部130によって生成される。
図8は、表示データの分割を示す模式図である。図8に示す模式図は、4つの電子ペーパー41,42,43,44を縦方向で利用する場合の、表示データの分割位置および識別情報を付加する位置を示している。
4つの電子ペーパー41,42,43,44を利用する場合、電子ペーパー41,42,43,44それぞれの表示領域の大きさは720画素×1200画素であるため、1440画素×2400画素の総表示領域を利用することができる。したがって、コンテンツを分割表示する場合、まず1440画素×2400画素の表示データが生成される。
次に、生成された表示データが4つの部分表示データに分割される。具体的には、総表示領域の左上の点を(0,0)、右下の点を(1439,2399)とする2次元座標空間を考えると、横方向(X軸方向)が0〜719と720〜1439の2つの区間に分割される。また、縦方向(Y軸方向)が0〜1199と1200〜2399の2つの区間に分割される。
そして、異なる部分表示データが隣接する辺に対して識別情報が付加される。例えば、それぞれの辺に20画素幅の識別色が付加される。この場合、総表示領域を表す2次元座標空間において、横方向が700〜739、縦方向が1180〜1219の範囲に識別色が付加される。識別位置情報は、このような識別情報が付加される範囲と付加する識別情報との対応関係を規定する。
図9は、第1の実施の形態の識別位置テーブルのデータ構造例を示す図である。図9に示す識別位置テーブル113は、装置名が“電子ペーパーA”である電子ペーパーについての識別位置情報を格納したテーブルである。識別位置テーブル113は、表示装置情報記憶部110に格納される。
識別位置テーブル113には、位置を示す項目、辺を示す項目、左上座標を示す項目、右上座標を示す項目、右下座標を示す項目、左下座標を示す項目および識別情報を示す項目が設けられている。各項目の横方向に並べられた情報同士が互いに関連付けられて、識別位置情報を構成する。
位置を示す項目には、総表示領域における部分表示データの位置を示す数値が設定される。位置を示す数値は、総表示領域の左上を基点としたときの、横方向の位置と縦方向の位置とを示す2桁の整数値である。例えば、左上にある部分表示データの位置は“11”であり、その右隣の部分表示データの位置は“12”である。
辺を示す項目には、識別情報を付加する辺を示す文字が設定される。具体的には、“上”、“左”、“下”、“右”のいずれかが設定される。
左上座標を示す項目には、識別情報を付加する範囲の左上の点の座標を示す数値が設定される。右上座標を示す項目には、識別情報を付加する範囲の右上の点の座標を示す数値が設定される。右下座標を示す項目には、識別情報を付加する範囲の右下の点の座標を示す数値が設定される。左下座標を示す項目には、識別情報を付加する範囲の左下の点の座標を示す数値が設定される。
識別情報を示す項目には、その他の項目によって示される範囲に付加する識別情報が設定される。図9に示した例では、識別色の名称が設定されている。
識別位置テーブル113に格納される識別位置情報は、表示制御を行うプログラムの起動時に、領域計算部130によって登録される。例えば、位置が“11”、辺が“下”、左上座標が“0,1180”、右上座標が“719,1180”、右下座標が“719,1199”、左下座標が“0,1199”、識別情報が“黄”という情報が登録される。なお、図9に示した例では、位置“11”の下側の辺と隣接する位置“21”の上側の辺にも、識別情報“黄”が割り当てられている。
次に、以上のような構成およびデータ構造のシステムにおいて実行される表示処理の詳細を説明する。
図10は、第1の実施の形態の表示処理の手順を示すフローチャートである。以下、図10に示す処理をステップ番号に沿って説明する。
[ステップS11]入力受付部150は、ファイル記憶部120から、格納されているファイルの一覧情報を取得する。そして、入力受付部150は、表示対象のコンテンツが格納されたファイル、表示に利用する電子ペーパーの数および表示方向(縦または横)を指定するための入力画面を、ディスプレイ104に表示する。
[ステップS12]入力受付部150は、ステップS11で表示した入力画面に対する利用者の操作入力を受け付け、ファイル名、電子ペーパーの数および表示方向を特定する。そして、入力受付部150は、表示データ生成部160に対して、特定した内容を通知する。
[ステップS13]表示データ生成部160は、表示データの生成を展開部161に指示する。展開部161は、入力受付部150から通知されたファイル名に対応するファイルを、ファイル記憶部120から取得する。
[ステップS14]展開部161は、表示装置情報記憶部110に格納されている表示領域テーブル111から、電子ペーパー41,42,43,44の表示領域情報を取得する。次に、展開部161は、取得した表示領域情報と、入力受付部150から通知された電子ペーパーの数および表示方向とから、利用可能な総表示領域を特定する。そして、特定した総表示領域に合わせてコンテンツを展開し、表示データを生成する。
[ステップS15]表示データ生成部160は、表示データの分割を分割部162に指示する。分割部162は、電子ペーパー41,42,43,44の表示領域情報と、入力受付部150から通知された電子ペーパーの数および表示方向とに基づいて、展開部161が生成した表示データを複数の部分表示データに分割する。
[ステップS16]分割部162は、表示装置情報記憶部110から、電子ペーパー41,42,43,44に対応する識別位置情報、すなわち、識別位置テーブル113に格納された識別位置情報を取得する。また、分割部162は、部分表示データの辺のうち他の部分表示データと隣接する辺を特定する。そして、分割部162は、取得した識別位置情報に基づいて、特定した辺に対して識別情報を付加する。
[ステップS17]分割部162は、ステップS16で得られた複数の部分表示データを、表示データ出力部170に対して出力する。表示データ出力部170は、電子ペーパー41,42,43,44から部分表示データの数だけ電子ペーパーを選択する。そして、表示データ出力部170は、選択したそれぞれの電子ペーパーに対して部分表示データを出力する。
このようにして、入力受付部150は、ディスプレイ104に入力画面を表示する。ここで、利用者が入力画面に対して操作入力を行うと、表示データ生成部160は、操作入力で指定されたコンテンツを展開して表示データを生成する。また、表示データ生成部160は、操作入力で指定された電子ペーパーの数に応じて、表示データを複数の部分表示データに分割すると共に、他の部分表示データと隣接すべき辺に識別情報を付加する。その後、表示データ出力部170は、電子ペーパー41,42,43,44の少なくとも一部に対して、部分表示データを出力する。
図11は、携帯電話機に表示される入力画面例を示す図である。図11に示す画面71は、上記ステップS11でディスプレイ104に表示される入力画面である。画面71には、表示対象となるファイルを1つ選択する項目、利用する電子ペーパーの数を選択する項目および表示方向を選択する項目が設けられている。また、画面71には、入力内容を確定するためのボタンが設けられている。利用者は、ファイル名、電子ペーパーの数および表示方向を選択してボタンを押すことで、電子ペーパー41,42,43,44の少なくとも一部に対して、コンテンツを表示させることができる。
図12は、第1の実施の形態の電子ペーパーの表示画面例を示す図である。図12に示す画面81,82,83,84は、画面71でファイル名が“関東地方地図”、電子ペーパーの数が“4つ”、表示方向が“縦”と指定された場合に、電子ペーパー41,42,43,44に表示される画面である。画面81は電子ペーパー41に表示される画面である。画面82は電子ペーパー42に表示される画面である。画面83は電子ペーパー43に表示される画面である。画面84は電子ペーパー44に表示される画面である。
電子ペーパー41,42,43,44には、図12に示した通り、関東地方地図が4分割されて表示されている。また、電子ペーパー41,42,43,44の辺のうち、正しく配置したときに他の電子ペーパーと隣接する辺には、識別情報が表示されている。
具体的には、電子ペーパー41と電子ペーパー42とが隣接する辺には、赤色が表示されている。電子ペーパー41と電子ペーパー43とが隣接する辺には、黄色が表示されている。電子ペーパー42と電子ペーパー44とが隣接する辺には、緑色が表示されている。電子ペーパー43と電子ペーパー44が隣接する辺には、青色が表示されている。なお、図12に示した例では、色に代えて模様を表示している。
このような携帯電話機を用いることで、ネットワーク経由でコンテンツを取得し、複数の電子ペーパーにコンテンツを分割表示させることができる。また、利用者はコンテンツを表示させた状態で電子ペーパーを持ち運び、別の場所で電子ペーパーを並べてコンテンツを閲覧する場合に、表示されている識別情報を手掛かりにして正しい配置を容易に知ることができる。したがって、複数の電子ペーパーを正しく並べるための作業負担が大きく軽減される。
[第2の実施の形態]
次に、第2の実施の形態について説明する。第2の実施の形態は、携帯電話機に同時に接続できる電子ペーパーが1つのみの場合に、逐次的に部分表示データを出力できるようにしたものである。前述の第1の実施の形態との相違点を中心に説明し、同様の事項については説明を省略する。
図13は、第2の実施の形態のシステム構成を示す図である。図13に示すコンテンツ配信システムは、携帯電話機100a、WWWサーバ200、電子ペーパー41,42,43,44、通信基地局50およびネットワーク60で構成される。WWWサーバ200、電子ペーパー41,42,43,44、通信基地局50およびネットワーク60の機能は、第1の実施の形態のものと同じである。
携帯電話機100aは、入力装置、小型の表示装置および無線通信を行うためのアンテナを備えている。また、携帯電話機100aは、コンピュータの機能を備えており、任意のプログラムを実行することができる。ただし、携帯電話機100aは、第1の実施の形態の携帯電話機100と異なり、アダプター30を接続することができない。携帯電話機100aには、通信ケーブルを介して、1つの電子ペーパーを接続することができる。したがって、利用者は、携帯電話機100aと接続する電子ペーパーを逐次交換して、1つずつ部分表示データを出力させる必要がある。
図14は、第2の実施の形態の携帯電話機の機能を示すブロック図である。図14に示す機能モジュールは、携帯電話機100aがWWWサーバ200から取得したプログラムを実行することで、実現されるものである。なお、図14では、携帯電話機100aが有する表示制御以外の機能については記載を省略している。
携帯電話機100aは、表示装置情報記憶部110、ファイル記憶部120、領域計算部130、ファイル取得部140、入力受付部150a、表示データ生成部160aおよび表示データ出力部170を有する。表示装置情報記憶部110、ファイル記憶部120、領域計算部130、ファイル取得部140および表示データ出力部170の処理機能は、第1の実施の形態のものと同じである。
入力受付部150aは、キーパッド105に対する利用者の操作入力を検知する。ここで、操作入力の内容がファイルの取得を意味するものである場合、入力受付部150aは、ファイル取得部140にファイルの取得を指示する。また、操作入力の内容が電子ペーパー41,42,43,44の表示制御を意味するものである場合、入力受付部150aは、入力画面をディスプレイ104に表示させる。ここで、入力画面に対して操作入力がなされると、入力受付部150aは入力内容を表示データ生成部160aに通知する。
また、入力受付部150aは、表示データ生成部160aから次に出力する部分表示データの問い合わせがあると、ディスプレイ104に選択画面を表示する。選択画面は、現在接続されている電子ペーパーに対して出力する部分表示データを利用者に選択させるための画面である。ここで、選択画面に対する利用者の操作入力により部分表示データが1つ選択されると、入力受付部150aは、表示データ生成部160aに対して選択された部分表示データを通知する。
表示データ生成部160aは、展開部161、分割部162aおよび出力管理部163を内部に有している。表示データ生成部160aは、入力受付部150aから通知された入力内容に応じて、展開部161、分割部162aおよび出力管理部163に指示して、電子ペーパー41,42,43,44に表示させる表示データを生成させる。展開部161の機能は、第1の実施の形態のものと同じである。
分割部162aは、展開部161が生成した表示データを複数の部分表示データに分割する。そして、分割部162aは、表示装置情報記憶部110に格納されている識別位置情報に基づいて、部分表示データの辺のうち他の部分表示データと隣接する辺に1つの識別情報を付加する。ただし、分割部162aは、得られた部分表示データを表示データ出力部170に対して即座に出力せずに、保持しておく。
出力管理部163は、分割部162aが複数の部分表示データを生成すると、最初に出力すべき部分表示データを入力受付部150aに問い合わせる。その後、出力管理部163は、入力受付部150aからの通知を受けて、選択された部分表示データを表示データ出力部170に対して出力する。また、出力管理部163は、未出力の部分表示データがある場合、次に出力すべき部分表示データを入力受付部150aに問い合わせる。出力管理部163は、全ての部分表示データを出力するまで上記処理を繰り返す。
図15は、第2の実施の形態の表示処理の手順を示すフローチャートである。以下、図15に示す処理をステップ番号に沿って説明する。
[ステップS11]入力受付部150aは、ファイル記憶部120から、格納されているファイルの一覧情報を取得する。そして、入力受付部150aは、入力画面をディスプレイ104に表示する。
[ステップS12]入力受付部150aは、ステップS11で表示した入力画面に対する利用者の操作入力を受け付け、ファイル名、電子ペーパーの数および表示方向を特定する。そして、入力受付部150aは、表示データ生成部160aに対して、特定した内容を通知する。
[ステップS13]表示データ生成部160aは、表示データの生成を展開部161に指示する。展開部161は、入力受付部150aから通知されたファイル名に対応するファイルを、ファイル記憶部120から取得する。
[ステップS14]展開部161は、表示領域テーブル111から、電子ペーパー41,42,43,44の表示領域情報を取得する。次に、展開部161は、表示領域情報、利用する電子ペーパーの数および表示方向から、利用可能な総表示領域を特定する。そして、特定した総表示領域に合わせてコンテンツを展開し、表示データを生成する。
[ステップS15]表示データ生成部160aは、表示データの分割を分割部162aに指示する。分割部162aは、展開部161が生成した表示データを複数の部分表示データに分割する。
[ステップS16]分割部162aは、表示装置情報記憶部110から、電子ペーパー41,42,43,44に対応する識別位置情報を取得する。そして、分割部162aは、部分表示データの辺のうち他の部分表示データと隣接する辺に対して識別情報を付加する。その後、分割部162aは、部分表示データの逐次出力を出力管理部163に指示する。
[ステップS17a]出力管理部163は、出力すべき部分表示データを入力受付部150aに問い合わせる。入力受付部150aは、選択画面をディスプレイ104に表示する。
[ステップS17b]入力受付部150a、選択画面に対する利用者の操作入力を検知し、選択された部分表示データを表示データ生成部160aに通知する。出力管理部163は、入力受付部150aから通知された部分表示データを表示データ出力部170に対して出力する。表示データ出力部170は、接続されている電子ペーパーに対して、受け取った部分表示データを出力する。
[ステップS18]出力管理部163は、全ての部分表示データを出力したか否か判断する。全ての部分表示データを出力した場合には、表示処理が終了する。未出力の部分表示データが存在する場合には、処理がステップS17aに進められる。
このようにして、入力受付部150aは、ディスプレイ104に入力画面を表示する。ここで、利用者が入力画面に対して操作入力を行うと、表示データ生成部160aは、操作入力で指定されたコンテンツを展開して表示データを生成する。また、表示データ生成部160aは、操作入力で指定された電子ペーパーの数に応じて、表示データを複数の部分表示データに分割すると共に、他の部分表示データと隣接すべき辺に識別情報を付加する。その後、表示データ出力部170は、接続される電子ペーパーに対して1つずつ部分表示データを出力する。
図16は、携帯電話機に表示される出力経過画面例を示す図である。図16に示す画面72は、上記ステップS17aでディスプレイ104に表示される画面である。画面72は、部分表示データの一覧が表示された選択領域と、次に出力する部分表示データを確定するボタンとを有する。利用者は、新しい電子ペーパーを携帯電話機100aに接続し、その後、画面72で部分表示データを1つ選択してボタンを押す。これにより、選択した部分表示データが接続した電子ペーパーに対して出力される。
このような携帯電話機を用いることで、ネットワーク経由でコンテンツを取得し、複数の電子ペーパーにコンテンツを分割表示させることができる。また、利用者はコンテンツを表示させた状態で電子ペーパーを持ち運び、別の場所で電子ペーパーを並べてコンテンツを閲覧する場合に、表示されている識別情報を手掛かりにして正しい配置を容易に知ることができる。したがって、複数の電子ペーパーを正しく並べるための作業負担が大きく軽減される。更に、同時に接続できる電子ペーパーが1つであっても、複数の電子ペーパーに対して逐次的に部分表示データを出力できる。
なお、第2の実施の形態では、携帯電話機に同時に接続可能な電子ペーパーの数を1つとしたが、2つ以上を同時に接続できるようにしてもよい。例えば、2つの電子ペーパーを同時に接続し、携帯電話機が部分表示データを2つずつ出力するようにすることが考えられる。また、携帯電話機が同時に接続可能な電子ペーパーの数を自動的に検知し、同時に出力する部分表示データの数を調整できるようにしてもよい。
[第3の実施の形態]
次に、第3の実施の形態について説明する。第3の実施の形態は、識別情報として文字を使用すると共に、携帯電話機のディスプレイに電子ペーパーの正しい配置を識別情報と対応付けて表示させるようにしたものである。前述の第1の実施の形態との相違点を中心に説明し、同様の事項については説明を省略する。
第3の実施の形態のシステム構成は、図2に示した第1の実施の形態のものと同様である。ただし、表示制御を行うプログラムを実行することで携帯電話機において実現される処理機能の一部が、第1の実施の形態のものと異なる。以下の説明では、携帯電話機100bが、第1の実施の形態の携帯電話機100に対応する装置であるとする。
図17は、第3の実施の形態の携帯電話機の機能を示すブロック図である。図17に示す機能モジュールは、携帯電話機100bがWWWサーバ200から取得したプログラムを実行することで、実現されるものである。なお、図17では、携帯電話機100bが有する表示制御以外の機能については記載を省略している。
携帯電話機100bは、表示装置情報記憶部110b、ファイル記憶部120、領域計算部130b、ファイル取得部140、入力受付部150、表示データ生成部160b、表示データ出力部170および確認画面出力部180を有する。ファイル記憶部120、ファイル取得部140、入力受付部150および表示データ出力部170の処理機能は、第1の実施の形態のものと同じである。
表示装置情報記憶部110bには、携帯電話機100に接続される可能性がある電子ペーパーの表示領域情報が予め格納されている。例えば、図6に示した表示領域テーブル111と同様のテーブルが予め格納されている。また、表示装置情報記憶部110bには、識別情報と表示位置とを対応付ける識別位置情報が格納される。ここで、第3の実施の形態では、部分表示データの辺ではなく角に対して識別情報が付加される。また、識別情報として文字が用いられる。識別位置情報は、領域計算部130bによって生成される。
領域計算部130bは、表示制御を行うプログラムが実行されると、最初に、携帯電話機100bに現在接続されている電子ペーパーの種類を確認する。そして、領域計算部130bは、表示装置情報記憶部110bに、接続されている電子ペーパーに対応する識別位置情報が格納されているか調べる。格納されていない場合、領域計算部130bは、接続されている電子ペーパーの表示領域情報に基づいて、識別位置情報を生成し、表示装置情報記憶部110bに格納する。
表示データ生成部160bは、展開部161および分割部162bを内部に有している。表示データ生成部160bは、入力受付部150から通知された入力内容に応じて、展開部161および分割部162bに指示して、電子ペーパー41,42,43,44に表示させる表示データを生成させる。展開部161の処理機能は、第1の実施の形態のものと同じである。
分割部162bは、利用する電子ペーパーの数と表示装置情報記憶部110bに格納されている表示領域情報とに基づいて、展開部161が生成した表示データを複数の部分表示データに分割する。そして、分割部162bは、表示装置情報記憶部110bに格納されている識別位置情報に基づいて、部分表示データの角のうち他の部分表示データと接する角に1つの識別情報を付加する。
また、分割部162bは、確認画面データを生成し、確認画面出力部180に対して出力する。確認画面は、複数の部分表示データの位置関係を識別情報と対応付けて表示する画面である。そして、分割部162bは、得られた複数の部分表示データを表示データ出力部170に対して出力する。
確認画面出力部180は、表示データ生成部160bが確認画面データを出力すると、ディスプレイ104にその内容を表示させる。
図18は、第3の実施の形態の識別位置テーブルのデータ構造例を示す図である。図18に示す識別位置テーブル113bは、装置名が“電子ペーパーA”である電子ペーパーについての識別位置情報を格納したテーブルである。識別位置テーブル113bは、図9に示した第1の実施の形態の識別位置テーブル113に相当するものである。識別位置テーブル113bは、表示装置情報記憶部110bに格納される。
識別位置テーブル113bには、位置を示す項目、角を示す項目、左上座標を示す項目、右上座標を示す項目、右下座標を示す項目、左下座標を示す項目および識別情報を示す項目が設けられている。各項目の横方向に並べられた情報同士が互いに関連付けられて、識別位置情報を構成する。
位置を示す項目には、総表示領域における部分表示データの位置を示す数値が設定される。位置を示す数値は、総表示領域の左上を基点としたときの、横方向の位置と縦方向の位置とを示す2桁の整数値である。
角を示す項目には、識別情報を付加する角を示す文字が設定される。具体的には、“左上”、“右上”、“右下”、“左下”のいずれかが設定される。
左上座標を示す項目には、識別情報を付加する範囲の左上の点の座標を示す数値が設定される。右上座標を示す項目には、識別情報を付加する範囲の右上の点の座標を示す数値が設定される。右下座標を示す項目には、識別情報を付加する範囲の右下の点の座標を示す数値が設定される。左下座標を示す項目には、識別情報を付加する範囲の左下の点の座標を示す数値が設定される。
識別情報を示す項目には、その他の項目によって示される範囲に付加する識別情報が設定される。図9に示した例では、“1”から始まる連番の整数値が設定されている。
識別位置テーブル113bに格納される識別位置情報は、表示制御を行うプログラムの起動時に、領域計算部130bによって登録される。例えば、位置が“11”、辺が“右下”、左上座標が“680,1160”、右上座標が“719,1160”、右下座標が“719,1199”、左下座標が“680,1199”、識別情報が“1”という情報が登録される。これは、左上にある部分表示データについて、右下の角の40画素四方の領域に数字“1”が表示されることを意味している。
図19は、第3の実施の形態の表示処理の手順を示すフローチャートである。以下、図19に示す処理をステップ番号に沿って説明する。
[ステップS11]入力受付部150は、ファイル記憶部120から、格納されているファイルの一覧情報を取得する。そして、入力受付部150は、入力画面をディスプレイ104に表示する。
[ステップS12]入力受付部150は、ステップS11で表示した入力画面に対する利用者の操作入力を受け付け、ファイル名、電子ペーパーの数および表示方向を特定する。そして、入力受付部150は、表示データ生成部160bに対して、特定した内容を通知する。
[ステップS13]表示データ生成部160bは、表示データの生成を展開部161に指示する。展開部161は、入力受付部150から通知されたファイル名に対応するファイルを、ファイル記憶部120から取得する。
[ステップS14]展開部161は、表示領域テーブル111から、電子ペーパー41,42,43,44の表示領域情報を取得する。次に、展開部161は、表示領域情報、利用する電子ペーパーの数および表示方向から、利用可能な総表示領域を特定する。そして、特定した総表示領域に合わせてコンテンツを展開し、表示データを生成する。
[ステップS15]表示データ生成部160bは、表示データの分割を分割部162bに指示する。分割部162bは、展開部161が生成した表示データを複数の部分表示データに分割する。
[ステップS16a]分割部162bは、表示装置情報記憶部110bから、電子ペーパー41,42,43,44に対応する識別位置情報を取得する。そして、分割部162bは、部分表示データの角のうち他の部分表示データと接する角に対して識別情報を付加する。
[ステップS16b]分割部162bは、ステップS16aで付加した識別情報と部分表示データの位置関係とを対応付けて表示するための確認画面データを生成する。そして、分割部162bは、生成した確認画面データを確認画面出力部180に対して出力する。確認画面出力部180は、受け取った確認画面データの内容をディスプレイ104に表示させる。
[ステップS17]分割部162bは、ステップS16aで得られた複数の部分表示データを、表示データ出力部170に対して出力する。表示データ出力部170は、電子ペーパー41,42,43,44から部分表示データの数だけ電子ペーパーを選択し、選択したそれぞれの電子ペーパーに対して部分表示データを出力する。
このようにして、入力受付部150は、ディスプレイ104に入力画面を表示する。ここで、利用者が入力画面に対して操作入力を行うと、表示データ生成部160bは、操作入力で指定されたコンテンツを展開して表示データを生成する。また、表示データ生成部160bは、操作入力で指定された電子ペーパーの数に応じて、表示データを複数の部分表示データに分割すると共に、他の部分表示データと接する角に識別情報を付加する。
その後、確認画面出力部180は、確認画面をディスプレイ104に表示させる。また、表示データ出力部170は、接続された電子ペーパーに対して部分表示データをそれぞれ出力する。
図20は、携帯電話機に表示される位置確認画面例を示す図である。図20に示す画面73は、上記ステップS16aでディスプレイ104に表示される画面である。図20に示した画面73は、表示データが4つの部分表示データに分割されたことを示している。また、識別情報として、左上の部分表示データに“1”、右上の部分表示データに“2”、左下の部分表示データに“3”、右下の部分表示データに“4”が付加されたことを示している。
図21は、第3の実施の形態の電子ペーパーの表示画面例を示す図である。図21に示す画面85,86,87,88は、上記ステップS17で電子ペーパー41,42,43,44にそれぞれ表示される画面である。電子ペーパー41,42,43,44には、図21に示した通り、関東地方地図が4分割されて表示されている。また、電子ペーパー41,42,43,44の角のうち、正しく配置したときに他の電子ペーパーと接する角には、識別情報が表示されている。
具体的には、電子ペーパー41の右下の角に“1”が表示されている。電子ペーパー42の左下の角に“2”が表示されている。電子ペーパー43の右上の角に“3”が表示されている。電子ペーパー44の左上の角に“4”が表示されている。
なお、図21では表示データ全体の中央部分のみに識別情報が付加されているが、更に多くの数の電子ペーパーを利用する場合、他の角にも識別情報が付加される。例えば、1辺に3つずつ、すなわち、9つの電子ペーパーを利用する場合、画面86の右下、画面87の右下、画面88の左下、右上および右下にも識別情報が付加される。
このような携帯電話機を用いることで、ネットワーク経由でコンテンツを取得し、複数の電子ペーパーにコンテンツを分割表示させることができる。また、利用者はコンテンツを表示させた状態で電子ペーパーを持ち運び、別の場所で電子ペーパーを並べてコンテンツを閲覧する場合に、表示されている識別情報を手掛かりにして正しい配置を知ることができる。したがって、複数の電子ペーパーを正しく並べるための作業負担が大きく軽減される。
特に、他の電子ペーパーと接する角に識別情報が付加されているので、正しい配置を知ることがより容易となる。また、携帯電話機のディスプレイに識別情報と電子ペーパーの位置関係とを対応付けた画面が表示されるので、電子ペーパーの数が多い場合でも、電子ペーパーの正しい配置を容易に確認することができる。
なお、本実施の形態では電子ペーパーの表示内容を制御する装置として携帯電話機を用いたが、他の種類の携帯端末装置を用いてもよい。例えば、PDAやラップトップ型コンピュータを用いることが考えられる。また、本実施の形態では電子ペーパーの表示制御について説明したが、他の種類の表示装置の表示制御に応用することも容易である。例えば、液晶ディスプレイやプロジェクタの表示制御に応用することが考えられる。
また、本実施の形態では、説明を簡単にするため、利用する電子ペーパーの表示領域が全て同じ大きさであることを前提としたが、表示領域の大きさが異なる電子ペーパーを混在させてもよい。また、本実施の形態では、利用する全ての電子ペーパーの表示方向を統一したが、一部の電子ペーパーの表示方向を縦とし、その他の電子ペーパーの表示方向を横にしてもよい。
また、本実施の形態では、識別情報を付加する位置を規定した識別位置情報を携帯電話機側で生成するようにしたが、WWWサーバ側で生成するようにしてもよい。
また、上記第1の実施の形態、第2の実施の形態および第3の実施の形態の内容を組み合わせることも容易である。例えば、第3の実施の形態において、識別情報として数字を用いる代わりに、第1の実施の形態で示したように色や図柄などを用いることが考えられる。また、第3の実施の形態において、複数の部分表示データを一度に出力する代わりに、第2の実施の形態で示したように逐次的に出力することが考えられる。
以上、本発明の表示制御プログラムおよび表示制御装置を図示の実施の形態に基づいて説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、各部の構成は同様の機能を有する任意の構成のものに置換することができる。また、本発明に他の任意の構成物や工程が付加されていてもよい。また、本発明は前述した実施の形態のうちの任意の2以上の構成(特徴)を組み合わせたものであってもよい。
なお、上記の処理機能は、コンピュータによって実現することができる。その場合、携帯電話機100,100a,100bが有すべき機能の処理内容を記述したプログラムが提供される。そのプログラムをコンピュータで実行することにより、上記処理機能がコンピュータ上で実現される。処理内容を記述したプログラムは、コンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録しておくことができる。コンピュータで読み取り可能な記録媒体としては、磁気記録装置、光ディスク、光磁気記録媒体、半導体メモリなどがある。磁気記録装置には、ハードディスク装置(HDD)、フレキシブルディスク(FD)、磁気テープ(MT)などがある。光ディスクには、DVD(Digital Versatile Disc)、DVD−RAM、CD−ROM(Compact Disc - Read Only Memory)、CD−R(Recordable)/RW(ReWritable)などがある。光磁気記録媒体には、MO(Magneto-Optical disk)などがある。
プログラムを流通させる場合には、例えば、そのプログラムが記録されたDVD、CD−ROMなどの可搬型記録媒体が販売される。また、プログラムをサーバコンピュータの記憶装置に格納しておき、ネットワークを介して、サーバコンピュータから他のコンピュータにそのプログラムを転送することもできる。
上記プログラムを実行するコンピュータは、例えば、可搬型記録媒体に記録されたプログラムもしくはサーバコンピュータから転送されたプログラムを、自己の記憶装置に格納する。そして、コンピュータは、自己の記憶装置からプログラムを読み取り、プログラムに従った処理を実行する。なお、コンピュータは、可搬型記録媒体から直接プログラムを読み取り、そのプログラムに従った処理を実行することもできる。また、コンピュータは、サーバコンピュータからプログラムが転送される毎に、逐次、受け取ったプログラムに従った処理を実行することもできる。
以上説明した実施の形態の主な技術的特徴は、以下の付記の通りである。
(付記1) 複数の表示装置を利用してコンテンツを表示する表示制御プログラムにおいて、
コンピュータを、
前記表示装置の表示領域の情報を記憶する領域情報記憶手段、
複数の識別情報を記憶する識別情報記憶手段、
利用する前記表示装置の数および表示する前記コンテンツを示す情報が入力されると、前記領域情報記憶手段を参照して、利用可能な総表示領域を特定し、前記総表示領域に応じた表示データを生成する生成手段、
前記生成手段が生成した前記表示データを、前記表示装置の表示領域に応じて複数の部分表示データに分割すると共に、前記部分表示データの辺のうち他の部分表示データと隣接する辺に、前記識別情報記憶手段が記憶する前記識別情報のうちの1つを付加する分割手段、
前記分割手段により得られたそれぞれの前記部分表示データを、前記表示装置に対して出力する出力手段、
として機能させることを特徴とする表示制御プログラム。
(付記2) 前記分割手段は、隣接関係にある前記部分表示データの辺と前記他の部分表示データの辺とに、同一の前記識別情報を付加すると共に、隣接関係にない辺同士には同一の前記識別情報を付加しないように、前記識別情報を選択することを特徴とする付記1記載の表示制御プログラム。
(付記3) 前記出力手段は、前記コンピュータに接続されている前記表示装置の数が指定された数に満たない場合、接続されている前記表示装置の数に相当する前記部分表示データを出力し、その後、接続されている前記表示装置が交換されると、未出力の前記部分表示データを出力することを特徴とする付記1記載の表示制御プログラム。
(付記4) 前記コンピュータを、更に、
前記分割手段が使用した前記識別情報と前記部分表示データとの対応関係を示す確認表示データを、前記コンテンツを表示する前記表示装置と異なる所定の表示装置に対して出力する確認表示手段、
として機能させることを特徴とする付記1記載の表示制御プログラム。
(付記5) 複数の表示装置を利用してコンテンツを表示する表示制御プログラムにおいて、
コンピュータを、
前記表示装置の表示領域の情報を記憶する領域情報記憶手段、
複数の識別情報を記憶する識別情報記憶手段、
利用する前記表示装置の数および表示する前記コンテンツを示す情報が入力されると、前記領域情報記憶手段を参照して、利用可能な総表示領域を特定し、前記総表示領域に応じた表示データを生成する生成手段、
前記生成手段が生成した前記表示データを、前記表示装置の表示領域に応じて複数の部分表示データに分割すると共に、前記部分表示データの角のうち他の2つの部分表示データに挟まれる角に、前記識別情報記憶手段が記憶する前記識別情報のうちの1つを付加する分割手段、
前記分割手段により得られたそれぞれの前記部分表示データを、前記表示装置に対して出力する出力手段、
として機能させることを特徴とする表示制御プログラム。
(付記6) 前記出力手段は、前記コンピュータに接続されている前記表示装置の数が指定された数に満たない場合、接続されている前記表示装置の数に相当する前記部分表示データを出力し、その後、接続されている前記表示装置が交換されると、未出力の前記部分表示データを出力することを特徴とする付記5記載の表示制御プログラム。
(付記7) 前記コンピュータを、更に、
前記分割手段が使用した前記識別情報と前記部分表示データとの対応関係を示す確認表示データを、前記コンテンツを表示する前記表示装置と異なる所定の表示装置に対して出力する確認表示手段、
として機能させることを特徴とする付記5記載の表示制御プログラム。
(付記8) 複数の表示装置を利用してコンテンツを表示する表示制御装置において、
前記表示装置の表示領域の情報を記憶する領域情報記憶手段と、
複数の識別情報を記憶する識別情報記憶手段と、
利用する前記表示装置の数および表示する前記コンテンツを示す情報が入力されると、前記領域情報記憶手段を参照して、利用可能な総表示領域を特定し、前記総表示領域に応じた表示データを生成する生成手段と、
前記生成手段が生成した前記表示データを、前記表示装置の表示領域に応じて複数の部分表示データに分割すると共に、前記部分表示データの辺のうち他の部分表示データと隣接する辺に、前記識別情報記憶手段が記憶する前記識別情報のうちの1つを付加する分割手段と、
前記分割手段により得られたそれぞれの前記部分表示データを、前記表示装置に対して出力する出力手段と、
を有することを特徴とする表示制御装置。
(付記9) 前記分割手段は、隣接関係にある前記部分表示データの辺と前記他の部分表示データの辺とに、同一の前記識別情報を付加すると共に、隣接関係にない辺同士には同一の前記識別情報を付加しないように、前記識別情報を選択することを特徴とする付記8記載の表示制御装置。
(付記10) 前記出力手段は、接続されている前記表示装置の数が指定された数に満たない場合、接続されている前記表示装置の数に相当する前記部分表示データを出力し、その後、接続されている前記表示装置が交換されると、未出力の前記部分表示データを出力することを特徴とする付記8記載の表示制御装置。
(付記11) 前記分割手段が使用した前記識別情報と前記部分表示データとの対応関係を示す確認表示データを、前記コンテンツを表示する前記表示装置と異なる所定の表示装置に対して出力する確認表示手段を更に有することを特徴とする付記8記載の表示制御装置。
(付記12) 複数の表示装置を利用してコンテンツを表示する表示制御装置において、
前記表示装置の表示領域の情報を記憶する領域情報記憶手段と、
複数の識別情報を記憶する識別情報記憶手段と、
利用する前記表示装置の数および表示する前記コンテンツを示す情報が入力されると、前記領域情報記憶手段を参照して、利用可能な総表示領域を特定し、前記総表示領域に応じた表示データを生成する生成手段と、
前記生成手段が生成した前記表示データを、前記表示装置の表示領域に応じて複数の部分表示データに分割すると共に、前記部分表示データの角のうち他の2つの部分表示データに挟まれる角に、前記識別情報記憶手段が記憶する前記識別情報のうちの1つを付加する分割手段と、
前記分割手段により得られたそれぞれの前記部分表示データを、前記表示装置に対して出力する出力手段と、
を有することを特徴とする表示制御装置。
(付記13) 前記出力手段は、接続されている前記表示装置の数が指定された数に満たない場合、接続されている前記表示装置の数に相当する前記部分表示データを出力し、その後、接続されている前記表示装置が交換されると、未出力の前記部分表示データを出力することを特徴とする付記12記載の表示制御装置。
(付記14) 前記分割手段が使用した前記識別情報と前記部分表示データとの対応関係を示す確認表示データを、前記コンテンツを表示する前記表示装置と異なる所定の表示装置に対して出力する確認表示手段を更に有することを特徴とする付記12記載の表示制御装置。
本実施の形態の概要を示す図である。 第1の実施の形態のシステム構成を示す図である。 携帯電話機のハードウェア構成を示す図である。 WWWサーバのハードウェア構成を示す図である。 第1の実施の形態の携帯電話機の機能を示すブロック図である。 表示領域テーブルのデータ構造例を示す図である。 識別情報テーブルのデータ構造例を示す図である。 表示データの分割を示す模式図である。 第1の実施の形態の識別位置テーブルのデータ構造例を示す図である。 第1の実施の形態の表示処理の手順を示すフローチャートである。 携帯電話機に表示される入力画面例を示す図である。 第1の実施の形態の電子ペーパーの表示画面例を示す図である。 第2の実施の形態のシステム構成を示す図である。 第2の実施の形態の携帯電話機の機能を示すブロック図である。 第2の実施の形態の表示処理の手順を示すフローチャートである。 携帯電話機に表示される出力経過画面例を示す図である。 第3の実施の形態の携帯電話機の機能を示すブロック図である。 第3の実施の形態の識別位置テーブルのデータ構造例を示す図である。 第3の実施の形態の表示処理の手順を示すフローチャートである。 携帯電話機に表示される位置確認画面例を示す図である。 第3の実施の形態の電子ペーパーの表示画面例を示す図である。
符号の説明
1 コンピュータ
1a コンテンツ記憶手段
1b 領域情報記憶手段
1c 識別情報記憶手段
1d 生成手段
1e 分割手段
1f 出力手段
2,3,4,5 表示装置

Claims (4)

  1. 複数の表示装置を利用してコンテンツを表示する表示制御プログラムにおいて、
    コンピュータを、
    前記表示装置の表示領域の情報を記憶する領域情報記憶手段、
    複数の識別情報を記憶する識別情報記憶手段、
    利用する前記表示装置の数および表示する前記コンテンツを示す情報が入力されると、前記領域情報記憶手段を参照して、利用可能な総表示領域を特定し、前記総表示領域に応じた表示データを生成する生成手段、
    前記生成手段が生成した前記表示データを、前記表示装置の表示領域に応じて複数の部分表示データに分割すると共に、前記部分表示データが表す画像の辺のうち他の部分表示データが表す画像と隣接する辺から所定幅の領域内に、前記識別情報記憶手段が記憶する前記複数の識別情報のうちの1つを付加する分割手段、
    前記分割手段により得られたそれぞれの前記部分表示データを、前記表示装置に対して出力する出力手段、
    として機能させ
    前記分割手段は、付加する識別情報として、隣接関係にある、一の部分表示データが表す画像の辺と他の部分表示データが表す画像の辺とに対しては、同一の識別情報を選択し、隣接関係にない辺同士に対しては、同一の識別情報が選択されないようにすることを特徴とする表示制御プログラム。
  2. 前記出力手段は、前記コンピュータに接続されている前記表示装置の数が指定された数に満たない場合、接続されている前記表示装置の数に相当する前記部分表示データを出力し、その後、接続されている前記表示装置が交換されると、未出力の前記部分表示データを出力することを特徴とする請求項1記載の表示制御プログラム。
  3. 前記コンピュータを、更に、
    前記分割手段が使用した識別情報と前記部分表示データとの対応関係を示す確認表示データを、前記コンテンツを表示する前記表示装置と異なる所定の表示装置に対して出力する確認表示手段、
    として機能させることを特徴とする請求項1記載の表示制御プログラム。
  4. 複数の表示装置を利用してコンテンツを表示する表示制御装置において、
    前記表示装置の表示領域の情報を記憶する領域情報記憶手段と、
    複数の識別情報を記憶する識別情報記憶手段と、
    利用する前記表示装置の数および表示する前記コンテンツを示す情報が入力されると、前記領域情報記憶手段を参照して、利用可能な総表示領域を特定し、前記総表示領域に応じた表示データを生成する生成手段と、
    前記生成手段が生成した前記表示データを、前記表示装置の表示領域に応じて複数の部分表示データに分割すると共に、前記部分表示データが表す画像の辺のうち他の部分表示データが表す画像と隣接する辺から所定幅の領域内に、前記識別情報記憶手段が記憶する前記複数の識別情報のうちの1つを付加する分割手段と、
    前記分割手段により得られたそれぞれの前記部分表示データを、前記表示装置に対して出力する出力手段と、
    を有し、
    前記分割手段は、付加する識別情報として、隣接関係にある、一の部分表示データが表す画像の辺と他の部分表示データが表す画像の辺とに対しては、同一の識別情報を選択し、隣接関係にない辺同士に対しては、同一の識別情報が選択されないようにすることを特徴とする表示制御装置。
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