JP2003224893A - 携帯端末、携帯端末により制御される被制御装置、及び連携システム - Google Patents

携帯端末、携帯端末により制御される被制御装置、及び連携システム

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JP2003224893A
JP2003224893A JP2002271258A JP2002271258A JP2003224893A JP 2003224893 A JP2003224893 A JP 2003224893A JP 2002271258 A JP2002271258 A JP 2002271258A JP 2002271258 A JP2002271258 A JP 2002271258A JP 2003224893 A JP2003224893 A JP 2003224893A
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mobile terminal
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controlled device
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JP2002271258A
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English (en)
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浩一 ▼高▲峯
Koichi Takamine
Akimasa Satou
曉昌 佐藤
Atsutsugu Hirose
篤嗣 広瀬
Michiaki Nobuoka
道明 信岡
Hiroshi Terada
浩 寺田
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ポインティング・デバイスを採用することが
難しい装置の操作性を向上させること。 【解決手段】 携帯端末と被制御装置とが連携して動作
する連携システムを前提としている。携帯端末の通信手
段は、機能変更プログラム(被制御装置の操作手段とし
て機能するように当該携帯端末の機能を変更するための
プログラム)を受信する。携帯端末の機能変更手段は、
機能変更プログラムを動作させることによって実現され
る。被制御装置の通信手段は、機能変更プログラムを携
帯端末に対して送信する。被制御装置の連携手段は、携
帯端末上の機能変更プログラムと連携して動作すること
によって当該被制御装置を制御する。このようにすれ
ば、携帯端末を被制御装置のポインティング・デバイス
として用いることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、携帯端末と被制御
装置とが連携して動作する連携システムに関する。
【0002】
【従来の技術】画面上の位置を指し示すための装置を総
称してポインティング・デバイスという。このポインテ
ィング・デバイスとしては、マウスとトラックボールが
代表的である。
【0003】マウスは、移動した方向と距離を計測し、
その数値をコンピュータに伝える。また、マウスには、
手のひらをかぶせたときの指の位置に1個から数個のス
イッチがついている。このスイッチを押すことで様々な
指示をコンピュータに与えることができる。
【0004】トラックボールは、マウスを裏返したよう
な構造をしている。移動した方向と距離をボールの動き
でコンピュータに伝える点はマウスと同じである。トラ
ックボールの本体はキーボードに埋め込まれているの
で、マウスよりも使用場所を節約できるという利点があ
る。
【0005】その他、ジョイ・スティックや電子ペンな
ど、いろいろな方式のポインティング・デバイスが開発
されている。ジョイ・スティックは、レバーを前後左右
に倒すことによって、その移動方向と距離をコンピュー
タに伝える。電子ペンは、ボールペンのような形をして
いて、そのペン先の移動方向と距離をコンピュータに伝
える。
【0006】
【特許文献1】特開2001−287673号公報
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上記したポインティン
グ・デバイスを採用すれば、その装置の操作性は大幅に
向上する。
【0008】しかしながら、装置によっては、ポインテ
ィング・デバイスを採用することが難しいものもある。
例えば、プリンタには表示手段がない(あるいは、ある
としても小さな表示手段しかない)ので、このような装
置にポインティング・デバイスを採用したとしても、そ
れほど操作性の向上は見込めない。
【0009】もっとも、プリンタに大きな表示手段を備
えれば、ポインティング・デバイスを採用するメリット
がある。しかしながら、プリンタに大きな表示手段を備
えると、価格が高くなってしまう等のデメリットがあ
る。
【0010】本発明は、上記事情に基づいて提案された
ものであって、ポインティング・デバイスを採用するこ
とが難しい装置の操作性を向上させることを目的とす
る。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明は、携帯端末と被
制御装置とが連携して動作する連携システムを前提とし
ている。
【0012】そして、以下に説明する通信手段と機能変
更手段とを上記携帯端末に備える。
【0013】上記通信手段は、被制御装置の操作手段と
して機能するように当該携帯端末の機能を変更するため
のプログラムである機能変更プログラムを受信する。上
記機能変更手段は、上記機能変更プログラムを動作させ
ることによって実現される。
【0014】また、以下に説明する通信手段と連携手段
とを上記被制御装置に備える。
【0015】上記通信手段は、当該被制御装置の操作手
段として機能するように携帯端末の機能を変更するため
のプログラムである機能変更プログラムを上記携帯端末
に対して送信する。上記連携手段は、上記携帯端末上の
機能変更プログラムと連携して動作することによって当
該被制御装置を制御する。
【0016】このようにすれば、携帯端末を被制御装置
のポインティング・デバイスとして用いることができ
る。したがって、この被制御装置が、ポインティング・
デバイスを採用することが難しい装置(例えばプリン
タ)であっても、その操作性を大幅に向上させることが
できる。
【0017】ここでは、被制御装置から携帯端末に機能
変更プログラムを送信することとしているが、本発明は
これに限定されるものではない。すなわち、機能変更プ
ログラムを予め記憶している記憶手段を携帯端末に備え
る構成を採用しても、同様の効果を得ることができる。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
にしたがって詳細に説明する。
【0019】なお、以下の説明でいうi−appli
は、Java言語で記述されたプログラムであり、基本
的にはJavaアプレットと同じである。すなわち、J
ava言語で記述されたプログラムのうち、ブラウザ上
で動作するプログラムはJavaアプレットと呼ばれ、
一方、携帯電話機上で動作するプログラムはi−app
liと呼ばれる。 (実施の形態1)図1は、i−appliの動作環境を
備えた携帯電話機(携帯端末)1と、プリンタ(画像形
成装置)2とが連携して動作する連携システムの構成図
であり、以下その構成を動作とともに説明する。
【0020】まず、プリンタ2の連携プログラム204
を起動すると、コントローラ205は、バス208・通
信手段202・無線インターフェース処理手段201・
無線ネットワーク4を介して携帯電話機1へ接続要求を
出す(図4、ステップS1→S2)。この無線ネットワ
ーク4としては、ブルートゥースや、IEEE1394
(IEEE: The Institute of Electrical and Electronic
s Engineers, Inc.)の無線版であるワイヤレス139
4を採用することができる。
【0021】次いで、上記接続要求を受け付けた携帯電
話機1の無線インターフェース処理手段108は、プリ
ンタ2との接続処理を行う(図4、ステップS3)。そ
して、携帯電話機1とプリンタ2との接続が確立する
と、プリンタ2のコントローラ205は、記憶手段(図
示せず)に記憶されている機能変更プログラム207を
携帯電話機1へ送信する(図4、ステップS4)。
【0022】ここで、上記機能変更プログラム207
は、Java等の中間言語で記述しておくのが好まし
い。このようにすれば、携帯電話機1のOS(Operatin
g System)やマイクロプロセッサの種別に依存すること
なく、上記機能変更プログラム207を動作させること
ができる。
【0023】さて、上記機能変更プログラム207は、
携帯電話機1の記憶手段105に記憶された後、携帯電
話機1のコントローラ103によって起動される(図
4、ステップS5→S6)。このように起動された機能
変更プログラム207(以下、動作中の機能変更プログ
ラム207のことを「機能変更手段104」という)
は、「機能を変更しますか」等のメッセージを表示手段
106に表示することによって、当該携帯電話機1の機
能を変更するか否かをユーザに問い合わせる(図4、ス
テップS7)。
【0024】この問い合わせにユーザが答えられるよう
にするために、携帯電話機1の表示手段106には、例
えば、本来の携帯電話機1の 「機能キー」と「Jum
pキー」とに替えて「Yesキー」と「Noキー」とが
表示される。そこで、機能変更手段104は、この状態
でユーザが「Noキー」を選択すると携帯電話機1の機
能を変更しないで終了し、反対に「Yesキー」を選択
すると、携帯電話機1がプリンタ2のポインティング・
デバイスとして動作するように携帯電話機1の機能を変
更する(図4、ステップS8)。
【0025】ここでいう機能変更(具体例については後
述する)とは、本来の携帯電話機1の機能を変更するこ
とのみに限定されるものではない。すなわち、携帯電話
機1に新たな機能を追加することも、ここでいう機能変
更に含まれる。
【0026】ここでいうポインティング・デバイスは、
狭義のポインティング・デバイス(画面上の位置を指し
示すための装置)ではない。すなわち、携帯電話機1
は、図6に示すように、複数のキー102F〜102Q
(以下、これらキーを一括して「入力手段102」とい
う場合がある)と表示手段106とを備えているのが通
常である。したがって、この入力手段102と表示手段
106とを一括して、ここではポインティング・デバイ
ス(または操作手段)と呼ぶ。
【0027】さて、携帯電話機1の機能変更が完了する
と、機能変更手段104は、その旨をプリンタ2に通知
する(図4、ステップS9)。このとき、例えば「機能
を変更しました」等のメッセージを機能変更手段104
が表示手段106に表示するのが好ましい。このように
すれば、携帯電話機1の機能が変更されたことをユーザ
に通知することができる。
【0028】以降、プリンタ2の連携プログラム204
(以下、動作中の連携プログラム204のことを「連携
手段204」という)と携帯電話機1の機能変更手段1
04とが連動する。これによって、携帯電話機1をプリ
ンタ2のポインティング・デバイスとして用いることが
可能となる(図4、ステップS10)。
【0029】機能変更後における「戻るキー」を押下す
れば、上記のように変更した携帯電話機1の機能を本来
の機能に戻すことができる(図4、ステップS11)。
このように「戻るキー」が押下された時だけでなく、呼
び出しを着信した時も、上記のように変更した携帯電話
機1の機能を本来の機能に戻すのが好ましい。
【0030】もちろん、呼び出しを着信した時は、自動
的に携帯電話機1の機能を本来の機能に戻すのではな
く、その要否をユーザに問い合わせるようにしてもよ
い。このような問い合わせは、機能変更手段104が
「機能を元に戻しますか」等のメッセージを表示手段1
06に表示することによって実現することができる。
【0031】さらに、上記メッセージ「機能を元に戻し
ますか」とともに発信元情報を表示手段106に表示す
るようにしてもよい。ここでいう発信元情報とは、発信
元の電話番号情報や、この電話番号に対応する氏名情報
などをいう。電話番号に対応する氏名情報は、携帯電話
機1が備えるアドレス帳から取得すればよい。このアド
レス帳機能は通常の携帯電話機が備える機能であるた
め、ここでは詳しい説明を省略する。このように発信元
情報を表示手段106に表示すれば、携帯電話機1の機
能を本来の機能に戻すか否かの判断が容易になるのはい
うまでもない。
【0032】携帯電話機1の機能を本来の機能に戻す
時、機能変更手段104は、機能変更前に行っていた処
理を待避させる。もちろん、待避の原因となっている処
理(例えば通話)が終わったら、待避させた処理を再開
する。
【0033】ところで、図6に示すように、通常の携帯
電話機1は、入力手段102と表示手段106と音声入
力手段10Aと音声出力手段10Bとアンテナ10Cと
を備えている。この表示手段106と音声入力手段10
Aと音声出力手段10Bとアンテナ10Cは上記機能変
更と直接関係ないのでここでは説明を省略することと
し、以下、図7を用いて入力手段102の機能変更例に
ついて説明する。
【0034】まず、キー102Aは、携帯電話機1の電
源を投入または切断したり、入力操作や通信等を終了し
たりするためのキーである。このキー102Aの機能
は、図7に示すように、機能変更プログラム207を
起動した後でも本来の機能のままである。
【0035】また、キー102F〜102Qは英数字や
カナなどを入力するためのキーである。これらキー10
2F〜102Qの機能も、図7に示すように、機能変
更プログラム207を起動した後でも本来の機能のまま
である。
【0036】一方、キー102Bは、電話回線の接続及
びデータ送受信をするためのキーである。このキー10
2Bは、機能変更プログラム207を起動すると、図7
に示すように、無線インターフェース処理手段108
経由でデータ送受信をするためのキーになる。
【0037】また、キー102Cは、装置モード設定機
能・アドレス帳機能・メール機能等を相互に切り替える
ためのキーである。このキー102Cは、機能変更プロ
グラム207を起動すると、図7に示すように、本来
の機能切り替え機能に加えて、上記メッセージ「機能を
変更しますか」に対して「Yes」と答えるためのキー
になる。
【0038】さらに、キー102Dは、携帯電話機1が
備える各種メニューへジャンプしたりジャンプする前の
表示に戻ったりするためのキーである。このキー102
Dは、機能変更プログラム207を起動すると、図7
に示すように、本来のジャンプ機能に加えて、上記メッ
セージ「機能を変更しますか」に対して「No」と答え
るためのキーになる。
【0039】最後に、キー102Eは、表示手段106
に表示しているメニューをスクロールすることによって
選択したり、このように選択したメニューの実行を決定
したりするためのキーである。このキー102Eは、機
能変更プログラム207を起動すると、図7に示すよ
うに、スクロールすることによって印刷メニューを選択
したり、このように選択した印刷メニューの実行を決定
したりするためのキーになる。
【0040】もっとも、携帯電話機1の機能が変更され
た場合は、そのことをユーザに通知しておく必要があ
る。この通知方法は特に限定されるものではないが、当
該携帯電話機1の本来の機能と変更後の機能との対応関
係を機能変更手段104が表示手段106に表示する方
法を採用するのが好ましい。このような通知方法は、通
常のアプリケーション・ソフトウェアが備えるヘルプ機
能として広く知られているので、ここでは詳しい説明を
省略する。
【0041】以下、図8〜図13にしたがって、機能変
更プログラム207を起動した後に携帯電話機1の表示
手段106に表示される印刷メニュー例を説明する。
【0042】印刷枚数を指定する場合は、図8(a)に
示すように、キー102Eを用いて「枚数指定」を選択
する。この状態でキー102Eを押下すると、図8
(b)に示すように、印刷枚数を指定することが可能な
状態になる。この状態でキー102F〜102Qを用い
て印刷枚数を指定した後、キー102Eを押下する。
【0043】印刷するページを指定する場合は、図9
(a)に示すように、キー102Eを用いて「ページ指
定」を選択する。この状態でキー102Eを押下する
と、図9(b)に示すように、印刷するページを指定す
ることが可能な状態になる。この状態でキー102F〜
102Qを用いてページ数を入力するか、又は、「全ペ
ージ」を指定した後、キー102Eを押下する。「全ペ
ージ」を指定した場合は、当該データの全ページが印刷
されることになるのはいうまでもない。
【0044】印刷の向きを指定する場合は、図10
(a)に示すように、キー102Eを用いて「印刷の向
き指定」を選択する。この状態でキー102Eを押下す
ると、図10(b)に示すように、印刷の向きを指定す
ることが可能な状態になる。この状態で印刷の向き(す
なわち「縦向き」または「横向き」)を指定した後、キ
ー102Eを押下する。
【0045】用紙サイズを指定する場合は、図11
(a)に示すように、キー102Eを用いて「用紙サイ
ズ指定」を選択する。この状態でキー102Eを押下す
ると、図11(b)に示すように、用紙サイズを指定す
ることが可能な状態になる。この状態で用紙サイズを指
定した後、キー102Eを押下する。
【0046】Nin1(すなわち、1枚の用紙に組み込
むページ数N)を指定する場合は、図12(a)に示す
ように、キー102Eを用いて「Nin1指定」を選択
する。この状態でキー102Eを押下すると、図12
(b)に示すように、Nの値を指定することが可能な状
態になる。この状態でNの値を指定した後、キー102
Eを押下する。
【0047】印刷を実行する場合は、図13(a)に示
すように、キー102Eを用いて「印刷実行」を選択す
る。この状態でキー102Eを押下すると印刷が実行さ
れ、図13(b)に示すように、印刷の進行状態がリア
ルタイムに表示される。ここでは、スプールが完了して
印刷中である状態を例示しているが、この印刷処理が完
了すると、「印刷中」という表示が「印刷完了」という
表示に変わる。
【0048】なお、印刷が完了した後、同じ条件で印刷
を再実行する場合は、キー102Eを用いて「再実行」
を指定する。すなわち、直前の条件(印刷設定)は携帯
電話機1内の図示しないメモリに記憶されている。そこ
で、キー102Eを用いて「再実行」が指定されると、
このメモリに記憶されている印刷設定に基づいて印刷が
再実行される。
【0049】もちろん、違う条件で印刷を再実行するこ
とも可能である。すなわち、キー102Eを用いて「設
定を変えて再実行」を指定すると、「枚数指定」「ペー
ジ指定」「印刷の向き指定」等の設定内容を変更するこ
とができる。
【0050】以上のように、本発明によれば、プリンタ
2に予め記憶されている機能変更プログラム207を携
帯電話機1にインストールするという簡単な方法で、こ
の携帯電話機1を当該プリンタ2のポインティング・デ
バイスとして用いることができる。これによって、プリ
ンタ2の操作性が大幅に向上することになるのはいうま
でもない。
【0051】なお、上記の説明では特に言及しなかった
が、携帯電話機1の受信手段101は、CHTML(Co
mpact Hyper Text Markup Language)で記述されたコン
テンツをインターネットから受信するための手段であ
る。また、プリンタ2のスプール手段203は、無線イ
ンターフェース処理手段201からプリンタエンジン2
06への印刷データをスプールするための手段である。
このプリンタエンジン206が採用する印刷方式は、熱
転写方式(昇華型と熱溶融型)・感熱方式・インクジェ
ット方式・電子写真方式など様々あり特に限定されるも
のではない。 (実施の形態2)図2は、i−appliの動作環境を
備えた携帯電話機(携帯端末)1と、セットトップボッ
クス3とが連携して動作する連携システムの構成図であ
り、以下その構成を動作とともに説明する。なお、セッ
トトップボックス3とは、BML(Broadcast Markup L
anguage)で記述されたコンテンツを放送局から受信し
て閲覧可能な受信機をいう。
【0052】まず、セットトップボックス3の連携プロ
グラム308(以下、動作中の連携プログラム308の
ことを「連携手段308」という)と携帯電話機1の機
能変更手段104とが連動するまでの動作は、プリンタ
2の連携手段204と携帯電話機1の機能変更手段10
4とが連動するまでの動作(実施の形態1参照)と基本
的に同じである。
【0053】すなわち、セットトップボックス3の連携
プログラム308を起動すると、コントローラ305
は、バス30C・通信手段30A・無線インターフェー
ス処理手段30B・無線ネットワーク4を介して携帯電
話機1へ接続要求を出す(図5、ステップS201→S
202)。この接続要求を受け付けた携帯電話機1の無
線インターフェース処理手段108は、セットトップボ
ックス3との接続処理を行う(図5、ステップS20
3)。そして、携帯電話機1とセットトップボックス3
との接続が確立すると、セットトップボックス3のコン
トローラ305は、記憶手段(図示せず)に記憶されて
いる機能変更プログラム309を携帯電話機1へ送信す
る(図5、ステップS204)。この機能変更プログラ
ム309も、Java等の中間言語で記述しておくのが
好ましい。
【0054】さて、上記機能変更プログラム309は、
携帯電話機1の記憶手段105に記憶された後、携帯電
話機1のコントローラ103によって起動される(図
5、ステップS205→S206)。このように起動さ
れた機能変更プログラム309(以下、動作中の機能変
更プログラム309のことを「機能変更手段104」と
いう)は、「機能を変更しますか」等のメッセージを表
示手段106に表示することによって、当該携帯電話機
1の機能を変更するか否かをユーザに問い合わせる(図
5、ステップS207)。そこで、機能変更手段104
は、この状態でユーザが「Noキー」を選択すると携帯
電話機1の機能を変更しないで終了し、反対に「Yes
キー」を選択すると、携帯電話機1がセットトップボッ
クス3のポインティング・デバイスとして動作するよう
に携帯電話機1の機能を変更する(図5、ステップS2
08)。
【0055】このように携帯電話機1の機能変更が完了
すると、機能変更手段104は、その旨をセットトップ
ボックス3に通知する(図5、ステップS209)。以
降、セットトップボックス3の連携手段308と携帯電
話機1の機能変更手段104とが連動する。これによっ
て、携帯電話機1をセットトップボックス3のポインテ
ィング・デバイスとして用いることが可能となる(図
5、ステップS210)。もちろん、機能変更後におけ
る「戻るキー」を押下すれば、上記のように変更した携
帯電話機1の機能を本来の機能に戻すことができる(図
5、ステップS211)。
【0056】携帯電話機1の入力手段102の機能変更
例については上記実施の形態1と同じであるためここで
は説明を省略する。以下、図14及び図15にしたがっ
て、機能変更プログラム309を起動した後に、携帯電
話機1の表示手段106に表示されるメインメニュー例
を説明する。
【0057】すなわち、録画を指定する場合は、図14
(a)に示すように、キー102Eを用いて「録画」を
選択する。この状態でキー102Eを押下すると、図1
4(b)に示すように、「チャンネル」「録画時刻」
「録画モード」を選択することが可能な状態になる。こ
の状態でキー102F〜102Qを用いてチャンネルな
どを選択した後、キー102Eを押下する。
【0058】もちろん、「チャンネル」を選択した後、
キー102Eを押下すると、チャネルを指定するための
サブメニューが表示される。また、「録画時刻」を選択
した後、キー102Eを押下すると、録画時刻を指定す
るためのサブメニューが表示される。さらに、録画モー
ドを選択した後、キー102Eを押下すると、録画モー
ドを指定するためのサブメニューが表示される。
【0059】このような動作は通常の録画動作であるた
め、ここでは詳しい説明を省略する。また、図14
(a)に示す「再生」を選択した場合の動作も通常の再
生動作であるため、ここでは説明を省略する。
【0060】一方、印刷を指定する場合は、図15
(a)に示すように、キー102Eを用いて「印刷」を
選択する。この状態でキー102Eを押下すると、図1
5(b)に示すように、印刷枚数などを選択することが
可能な状態になる。この状態でキー102F〜102Q
を用いて印刷枚数などを選択した後、キー102Eを押
下する。このようにキー102Eを押下した後の動作
は、上記実施の形態1で説明した通りである。
【0061】ただし、このように印刷を指定する場合
は、例えば図3に示すように、当該セットトップボック
ス3とプリンタ2とを無線ネットワーク4を介して接続
しておく。このようにすれば、セットトップボックス3
の受信手段301によって受信されたコンテンツは、印
刷データ生成手段307によって印刷データに変換され
た後、プリンタ2へ送信される。
【0062】以上のように、本発明によれば、セットト
ップボックス3に予め記憶されている機能変更プログラ
ム309を携帯電話機1にインストールするという簡単
な方法で、この携帯電話機1を当該セットトップボック
スのポインティング・デバイスとして用いることができ
る。
【0063】もっとも、セットトップボックス3が予め
リモコン302を備えている場合もあるが、このリモコ
ン302には表示手段がないときもある。このようなと
きは、本発明によってセットトップボックス3の操作性
が大幅に向上することになるのはいうまでもない。
【0064】なお、上記の説明では、機能変更プログラ
ム207及び309をJava言語で記述しておくとと
もに、i−appliの動作環境を備えた携帯電話機1
を用いることとしているが、本発明はこれに限定される
ものではない。すなわち、携帯電話機1のOSやマイク
ロプロセッサの種別に依存することなく機能変更プログ
ラムを動作させることができる構成である以上、上記と
同様の効果を得ることができる。あるいは、携帯電話機
1のOSやマイクロプロセッサの種別に応じた複数の機
能変更プログラムをプリンタ2などに予め記憶してお
き、その種別に応じた機能変更プログラムを選択的に携
帯電話機1へインストールするようにしてもよい。
【0065】また、上記の説明では、プリンタ2やセッ
トトップボックス3(以下、両者を一括して「被制御装
置」という)に機能変更プログラムを予め記憶しておく
こととしているが、本発明はこれに限定されるものでは
ない。例えば、携帯電話機1の記憶手段105に機能変
更プログラムを予め記憶しておくようにしても、上記と
同様の効果が得られる。
【0066】あるいは、図示しないウェブサーバに機能
変更プログラムを記憶しておくようにし、このウェブサ
ーバから必要に応じて被制御装置の受信手段301また
は携帯電話機1の受信手段101が機能変更プログラム
を受信するようにしてもよい。このようにすれば、機能
変更プログラムのバージョンアップが容易になるという
メリットがある。
【0067】同様に、上記の説明では、被制御装置に連
携プログラムを予め記憶しておくこととしているが、本
発明はこれに限定されるものではない。すなわち、図示
しないウェブサーバに連携プログラムを記憶しておくよ
うにし、このウェブサーバから必要に応じて被制御装置
の受信手段301が連携プログラムを受信するようにし
ても同様の効果が得られる。
【0068】さらに、上記の説明では、被制御装置が携
帯電話機1へ接続要求を出すこととしているが、本発明
はこれに限定されるものではない。すなわち、携帯電話
機1が被制御装置へ接続要求を出すこととしても、この
接続が確立した後の動作が同じであれば、上記と同様の
効果を得ることができる。 (実施の形態3)上記実施の形態1や2では、携帯電話
機1の記憶手段105に1つの機能変更プログラム20
7が記憶されている構成について説明した。しかしなが
ら、複数の機能変更プログラム207の中から、そのと
きの状況に応じた機能変更プログラム207を動作させ
たい場合がある。
【0069】そこで、本実施の形態では、図16に示す
ように、動作させる機能変更プログラムを必要に応じて
切り替える切り替え手段110を携帯電話機1に備える
ことにした。この切り替え手段110は、例えば、被制
御装置等から取得したプログラムを動作させることによ
って具現化することができる。ここでいう「被制御装置
等から取得したプログラム」は、機能変更プログラムの
一部であってもよいし、機能変更プログラムとは別個の
プログラムであってもよい。
【0070】以下、図17から図19を用いて本実施の
形態を詳細に説明する。なお、ここでは、上記実施の形
態1または2で説明した点については詳しい説明を省略
する。
【0071】まず、図17に示す構成を説明する。この
構成は図3に示す構成と基本的に同じである。
【0072】携帯電話機1の通信手段は、セットトップ
ボックス3へ接続要求を出す(図17、ステップS
1)。これによって、携帯電話機1とセットトップボッ
クス3との接続が確立すると、セットトップボックス3
から携帯電話機1へ機能変更プログラムが送信される
(図17、ステップS2)。なお、以下の説明では、こ
の機能変更プログラムのことを「機能変更プログラムP
1」という。
【0073】上記機能変更プログラムP1は、携帯電話
機1の記憶手段に記憶された後、携帯電話機1のコント
ローラによって起動される。以降、セットトップボック
ス3の連携手段と携帯電話機1の機能変更手段とが連動
する。
【0074】すなわち、携帯電話機1からセットトップ
ボックス3に対して印刷指示が出されると、この指示を
受けたセットトップボックス3は、印刷対象のコンテン
ツをプリンタ2へ送信する(図17、ステップS3→S
4)。このように送信されたコンテンツは、当然、プリ
ンタ2によって印刷される。
【0075】次に、図18に示す構成を説明する。
【0076】携帯電話機1の通信手段は、セットトップ
ボックス3へ接続要求を出す(図18、ステップS
1)。これによって、携帯電話機1とセットトップボッ
クス3との接続が確立すると、セットトップボックス3
は、プリンタ2へ連動指示を出す(図18、ステップS
2)。
【0077】上記連動指示を受けたプリンタ2は、セッ
トトップボックス3に機能変更プログラムを送信する
(図18、ステップS3)。この機能変更プログラム
は、セットトップボックス3を介して携帯電話機1に渡
される(図18、ステップS4)。なお、以下の説明で
は、この機能変更プログラムのことを「機能変更プログ
ラムP2」という。
【0078】上記機能変更プログラムP2は、携帯電話
機1の記憶手段に記憶された後、携帯電話機1のコント
ローラによって起動される。以降、プリンタ2の連携手
段と携帯電話機1の機能変更手段とが連動する。
【0079】すなわち、携帯電話機1からセットトップ
ボックス3に対して印刷指示が出されると、この指示を
受けたセットトップボックス3は、印刷対象のコンテン
ツをプリンタ2へ送信する(図18、ステップS5→S
6)。このように送信されたコンテンツは、当然、プリ
ンタ2によって印刷される。
【0080】この構成によれば、携帯電話機1とプリン
タ2とが連動することになるので、図17に示す構成に
比べ、セットトップボックス3にかかる負荷を軽減する
ことができる。通常、プリンタ2の使用頻度よりもセッ
トトップボックス3の使用頻度の方が高いことを考える
と、この構成を採用するメリットは大きい。
【0081】次に、図19に示す構成を説明する。
【0082】携帯電話機1の通信手段は、プリンタ2へ
接続要求を出す。これによって、携帯電話機1とプリン
タ2との接続が確立すると、プリンタ2から携帯電話機
1へ機能変更プログラムが送信される。なお、以下の説
明では、この機能変更プログラムのことを「機能変更プ
ログラムP3」という。
【0083】上記機能変更プログラムP3は、携帯電話
機1の記憶手段に記憶された後、携帯電話機1のコント
ローラによって起動される。以降、プリンタ2の連携手
段と携帯電話機1の機能変更手段とが連動する。
【0084】すなわち、携帯電話機1からプリンタ2に
対して印刷指示が出されると、この指示を受けたプリン
タ2は、コンテンツの取得要求をセットトップボックス
3に出す(図18、ステップS3→S4)。もっとも、
このようにセットトップボックス3から目的のコンテン
ツを取得するためには、当該コンテンツの取得先情報
(保有場所情報)を前もってセットトップボックス3か
ら携帯電話機1に通知しておく必要がある。この通知手
法は特に限定されるものではないが、コンテンツの保有
場所情報が記述された電子メールをセットトップボック
ス3から携帯電話機1に送信する手法を採用するのが好
ましい。
【0085】上記取得要求を受けたセットトップボック
ス3は、当該コンテンツをプリンタ2に返す(図18、
ステップS5)。このように返されたコンテンツは、当
然、プリンタ2によって印刷される。
【0086】この構成によれば、プリンタ2の傍に居な
がら、遠くの装置(ここではセットトップボックス3)
が保有するコンテンツを印刷することができる。コンテ
ンツを印刷した場合は印刷物を取りにプリンタ2の傍ま
で行かなければならないことを考えると、この構成を採
用するメリットは大きい。
【0087】ここで、携帯電話機1の記憶手段には、3
つの機能変更プログラムP1〜P3が記憶されたことに
なる。したがって、以降は、この3つの機能変更プログ
ラムP1〜P3の中から、そのときの状況に応じた機能
変更プログラムを動作させることができる。
【0088】もちろん、図17に示す状況では、機能変
更プログラムP1を動作させればよい。また、図18に
示す状況では、機能変更プログラムP2を動作させれば
よい。さらに、図19に示す状況では、機能変更プログ
ラムP3を動作させればよい。
【0089】どの機能変更プログラムを動作させるかと
いう点はユーザに問い合わせる必要がある。この問い合
わせ形態は特に限定されるものではないが、以下、その
一例を図16に従って説明する。
【0090】まず、携帯電話機1の機能変更手段104
は、上記実施の形態1で説明したように、「機能を変更
しますか」等のメッセージを表示手段106に表示す
る。これによって、機能を変更する旨の返答があった場
合は、変更可能な機能一覧を表示手段106に表示す
る。この「変更可能な機能一覧」とは、携帯電話機1の
記憶手段105に記憶されている機能変更プログラムの
機能一覧をいう。
【0091】ここで、携帯電話機1の切り替え手段11
0は、ユーザの指示に基づいて、動作させる機能変更プ
ログラムを切り替える。もちろん、機能変更プログラム
P1によって実現される機能に変更する旨の指示を受け
た場合は、現在動作中の機能変更プログラムに代えて機
能変更プログラムP1を動作させる。また、機能変更プ
ログラムP2によって実現される機能に変更する旨の指
示を受けた場合は、現在動作中の機能変更プログラムに
代えて機能変更プログラムP2を動作させる。さらに、
機能変更プログラムP3によって実現される機能に変更
する旨の指示を受けた場合は、現在動作中の機能変更プ
ログラムに代えて機能変更プログラムP3を動作させ
る。
【0092】以上のように、本実施の形態によれば、複
数の機能変更プログラムの中から、そのときの状況に応
じた機能変更プログラムを動作させることができる。こ
のようにすれば、1台の携帯端末を複数の被制御装置の
ポインティング・デバイスとして用いる場合、その操作
が簡便になるというメリットがある。
【0093】なお、上記の説明では、3つの機能変更プ
ログラムP1〜P3のそれぞれを別個の装置から取得す
ることとしているが、本発明はこれに限定されるもので
はない。例えば、携帯電話機1の記憶手段105に3つ
の機能変更プログラムP1〜P3を予め記憶しておくよ
うにしてもよい。
【0094】あるいは、図17に示す状況において、3
つの機能変更プログラムP1〜P3を予めセットトップ
ボックス3に記憶しておくようにしてもかまわない。こ
の場合、携帯電話機1は、3つの機能変更プログラムP
1〜P3を当該セットトップボックス3から一括して取
得することができる。図18または図19に示す状況に
おいて、3つの機能変更プログラムP1〜P3を予めプ
リンタ2に記憶しておくようにしてもよいのはもちろん
である。 (実施の形態4)上記実施の形態1から3では、携帯端
末として携帯電話機1を例示するとともに、この携帯端
末によって制御される被制御装置としてプリンタ2また
はセットトップボックス3を例示したが、本発明はこれ
に限定されるものではない。すなわち、携帯端末として
はPDA(Personal Digital Assistance)を採用する
こともできるし、被制御装置としてはエアコンや電子レ
ンジなどを採用することもできる。
【0095】ただし、採用する携帯端末または被制御装
置によっては、その機能や用途の特殊性から、上記の説
明がそのまま当てはまらない場合がある。以下、この点
について詳しく説明する。
【0096】まず、地上デジタルテレビ放送を受信する
ことが可能な携帯電話機1を携帯端末として採用した場
合について考える。この場合、携帯電話機1で受信した
テレビ放送のフレーム画像を被制御装置であるプリンタ
2に送信すれば、このフレーム画像を印刷することがで
きる。
【0097】印刷したいフレーム画像を特定する手法は
特に限定されるものではない。例えば、目的のシーンが
携帯電話機1の表示手段に表示された時、携帯電話機1が
備える印刷指示キーを押下すれば、このシーンのフレー
ム画像を特定することができる。
【0098】ここで、上記のように特定されたフレーム
画像は、携帯電話機1の記憶手段に記憶されることにな
るが、一般に、携帯電話機1の記憶手段の容量は非常に
小さい。したがって、この場合は、大容量の記憶手段を
備えた装置(例えば、自宅のPC)に上記フレーム画像
を転送しておく。
【0099】上記フレーム画像は、プリンタ2が取得要
求を出した時、当該PCからプリンタ2へ送信されて印
刷されることになる。この印刷形態は、図19を用いて
説明した印刷形態と同じであるため、ここでは詳しい説
明を省略する。
【0100】別の例としては、携帯端末としてデジタル
カメラを採用した場合を挙げることができる。
【0101】すなわち、デジタルカメラで撮影した画像
は、当該デジタルカメラに装填されたメモリカード等の
可搬記録媒体に記録されるようになっている。このメモ
リカードを被制御装置であるプリンタ2のカードスロッ
トに装填する。これによって、プリンタ2は、メモリカ
ードに記録されている画像のサムネイルを作成し、デジ
タルカメラに送信する。
【0102】このようにすれば、デジタルカメラのユー
ザは、プリンタ2から受信したサムネイルを閲覧するこ
とによって、印刷する画像を容易に選択することができ
る。また、サムネイルを作成するという重い処理を被制
御装置(プリンタ2)側で実行できるというメリットも
ある。
【0103】もちろん、デジタルカメラを被制御装置と
して採用するようにしてもよい。この場合も、携帯電話
機1等の携帯端末をデジタルカメラのポインティング・
デバイスとして用いる。
【0104】この構成によると、三脚に取り付けられた
デジタルカメラのシャッター操作を携帯電話機1から行
うことができる。この場合、撮影画像が携帯電話機1の
表示手段に表示されるようにしておくのが好ましい。ま
た、大容量の記憶手段を備えた装置に撮影画像を転送で
きるようにしておくのも効果的である。さらに、デジタ
ルカメラのシャッター操作だけでなくモード設定なども
携帯電話機1から行うことができると便利である。
【0105】なお、ここではデジタルカメラを例示した
が、このデジタルカメラに代えてIPカメラを採用して
もよい。IPカメラとは、ネットワークに直接接続する
コネクタを持ったカメラのことである。
【0106】また、上記の説明では、自宅のPCなどに
画像を転送する手法については特に言及していない。こ
の転送手法は特に限定されるものではないが、転送対象
の画像を電子メールに添付して自宅のPCに送信するの
が簡単である。
【0107】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、携帯端
末を被制御装置のポインティング・デバイスとして用い
ることができるため、この被制御装置が、ポインティン
グ・デバイスを採用することが難しい装置(例えばプリ
ンタ)であっても、その操作性を大幅に向上させること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施の形態1における連携システムの構成図
【図2】実施の形態2における連携システムの構成図
【図3】実施の形態2における他の連携システムの構成
【図4】実施の形態1における連携動作を示すフローチ
ャート
【図5】実施の形態2における連携動作を示すフローチ
ャート
【図6】携帯電話機の外観図
【図7】携帯電話機の入力手段の機能変更例を示す図
【図8】印刷枚数を指定する場合に携帯電話機の表示手
段に表示されるメニュー例を示す図
【図9】印刷ページを指定する場合に携帯電話機の表示
手段に表示されるメニュー例を示す図
【図10】印刷の向きを指定する場合に携帯電話機の表
示手段に表示されるメニュー例を示す図
【図11】用紙サイズを指定する場合に携帯電話機の表
示手段に表示されるメニュー例を示す図
【図12】Nin1を指定する場合に携帯電話機の表示
手段に表示されるメニュー例を示す図
【図13】印刷実行を指定する場合に携帯電話機の表示
手段に表示されるメニュー例を示す図
【図14】録画を指定する場合に携帯電話機の表示手段
に表示されるメニュー例を示す図
【図15】印刷を指定する場合に携帯電話機の表示手段
に表示されるメニュー例を示す図
【図16】実施の形態3における連携システムの構成図
【図17】機能変更プログラムの切り替えを説明するた
めの図
【図18】機能変更プログラムの切り替えを説明するた
めの図
【図19】機能変更プログラムの切り替えを説明するた
めの図
【符号の説明】
1 携帯電話機(携帯端末) 2 プリンタ(画像形成装置) 3 セットトップボックス(受信機) 4 無線ネットワーク 104 機能変更手段 105 記憶手段 204 連携プログラム(プリンタ側) 207 機能変更プログラム(プリンタ側) 308 連携プログラム(セットトップボックス側) 309 機能変更プログラム(セットトップボックス
側)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G06F 15/00 310 G06F 15/00 310R 5K067 H04B 7/26 H04B 7/26 Z (72)発明者 広瀬 篤嗣 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 信岡 道明 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 寺田 浩 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 Fターム(参考) 5B020 AA15 DD02 FF17 KK03 KK14 5B021 AA01 BB01 PP04 PP06 5B085 CE03 5B087 AA09 AB02 BC26 DD03 DE03 DG02 5K048 AA13 BA03 BA13 DA01 DB01 DC01 EB02 FB10 FC01 HA01 HA21 5K067 AA21 BB04 BB21 DD13 DD27 EE02 EE12 FF02 FF23 HH23

Claims (23)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被制御装置の操作手段として機能するよ
    うに当該携帯端末の機能を変更するためのプログラムで
    ある機能変更プログラムを受信する通信手段と、 上記機能変更プログラムを動作させることによって実現
    される機能変更手段と、 を備えたことを特徴とする携帯端末。
  2. 【請求項2】 さらに、動作させる機能変更プログラム
    を必要に応じて切り替える切り替え手段を備えた請求項
    1に記載の携帯端末。
  3. 【請求項3】 被制御装置の操作手段として機能するよ
    うに当該携帯端末の機能を変更するためのプログラムで
    ある機能変更プログラムを予め記憶している記憶手段
    と、 上記機能変更プログラムを動作させることによって実現
    される機能変更手段と、 を備えたことを特徴とする携帯端末。
  4. 【請求項4】 さらに、動作させる機能変更プログラム
    を必要に応じて切り替える切り替え手段を備えた請求項
    3に記載の携帯端末。
  5. 【請求項5】 上記通信手段が、上記被制御装置または
    ウェブサーバから上記機能変更プログラムを受信する請
    求項1に記載の携帯端末。
  6. 【請求項6】 上記機能変更プログラムが、OS(Oper
    ating System)またはマイクロプロセッサの種別に依存
    しない中間言語で記述されているとともに、当該携帯端
    末が、該機能変更プログラムの動作環境を備えた請求項
    1に記載の携帯端末。
  7. 【請求項7】 上記機能変更手段が、当該携帯端末の本
    来の機能と変更後の機能との対応関係をユーザに通知す
    る請求項1に記載の携帯端末。
  8. 【請求項8】 上記機能変更手段が、当該携帯端末の機
    能を変更するか否かをユーザに問い合わせる請求項1に
    記載の携帯端末。
  9. 【請求項9】 上記機能変更手段が、呼び出しを着信し
    た時または特定のキーが押下された時、当該携帯端末の
    機能を変更後の機能から本来の機能に戻す請求項1に記
    載の携帯端末。
  10. 【請求項10】 上記機能変更手段が、呼び出しを着信
    した時、当該携帯端末の機能を変更するか否かをユーザ
    に問い合わせる請求項1に記載の携帯端末。
  11. 【請求項11】 上記機能変更手段が、呼び出しを着信
    した時、その発信元情報とともに、当該携帯端末の機能
    を変更するか否かをユーザに問い合わせる請求項1に記
    載の携帯端末。
  12. 【請求項12】 上記機能変更手段が、当該携帯端末の
    機能を変更後の機能から本来の機能に戻す時、機能変更
    前に行っていた処理を待避させる請求項1に記載の携帯
    端末。
  13. 【請求項13】 当該被制御装置の操作手段として機能
    するように携帯端末の機能を変更するためのプログラム
    である機能変更プログラムを上記携帯端末に対して送信
    する通信手段と、 上記携帯端末上の機能変更プログラムと連携して動作す
    ることによって当該被制御装置を制御する連携手段と、 を備えたことを特徴とする被制御装置。
  14. 【請求項14】 上記通信手段が、当該被制御装置内に
    予め備えた上記機能変更プログラム、または、ウェブサ
    ーバから受信した上記機能変更プログラムを上記携帯端
    末に対して送信する請求項13に記載の被制御装置。
  15. 【請求項15】 上記機能変更プログラムが、OSまた
    はマイクロプロセッサの種別に依存しない中間言語で記
    述されているとともに、上記携帯端末が、該機能変更プ
    ログラムの動作環境を備えた請求項13に記載の被制御
    装置。
  16. 【請求項16】 携帯端末と被制御装置とが連携して動
    作する連携システムであって、 上記携帯端末に、 被制御装置の操作手段として機能するように当該携帯端
    末の機能を変更するためのプログラムである機能変更プ
    ログラムを受信する通信手段と、 上記機能変更プログラムを動作させることによって実現
    される機能変更手段と、 を備えるとともに、 上記被制御装置に、 当該被制御装置の操作手段として機能するように携帯端
    末の機能を変更するためのプログラムである機能変更プ
    ログラムを上記携帯端末に対して送信する通信手段と、 上記携帯端末上の機能変更プログラムと連携して動作す
    ることによって当該被制御装置を制御する連携手段と、 を備えたことを特徴とする連携システム。
  17. 【請求項17】 さらに、動作させる機能変更プログラ
    ムを必要に応じて切り替える切り替え手段を上記携帯端
    末に備えた請求項16に記載の連携システム。
  18. 【請求項18】 上記携帯端末が、携帯電話機、PDA
    (Personal DigitalAssistance)、または、デジタルカ
    メラである請求項16に記載の連携システム。
  19. 【請求項19】 上記被制御装置が、データを印刷する
    ことが可能な画像形成装置、または、BML(Broadcas
    t Markup Language)で記述されたコンテンツを放送局
    から受信することが可能な受信機である請求項16に記
    載の連携システム。
  20. 【請求項20】 上記携帯端末が、画像データを可搬記
    録媒体に記録し、 上記被制御装置が、上記可搬記録媒体に記録されている
    画像データを読み取ってそのサムネイル画像を生成し、
    上記携帯端末に送信する請求項16に記載の連携システ
    ム。
  21. 【請求項21】 携帯端末と被制御装置とを連携して動
    作させる連携方法であって、 被制御装置の操作手段として機能するように携帯端末の
    機能を変更するためのプログラムである機能変更プログ
    ラムを上記携帯端末にインストールするインストールス
    テップと、 上記携帯端末上の機能変更プログラムを動作させる動作
    ステップと、 上記携帯端末上の機能変更プログラムと連携して上記被
    制御装置を制御する制御ステップと、 を備えたことを特徴とする連携方法。
  22. 【請求項22】 さらに、動作させる機能変更プログラ
    ムを必要に応じて切り替える切り替えステップを備えた
    請求項21に記載の連携方法。
  23. 【請求項23】 コンピュータに、 当該コンピュータの操作手段として機能するように携帯
    端末の機能を変更するためのプログラムである機能変更
    プログラムを上記携帯端末に対して送信する送信処理
    と、 上記携帯端末上の機能変更プログラムと連携して動作す
    ることによって当該コンピュータを制御する連携処理
    と、 を実行させるためのプログラム。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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