JPH10126553A - 表示制御装置及び表示制御用プログラムを記録した記録媒体 - Google Patents

表示制御装置及び表示制御用プログラムを記録した記録媒体

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JPH10126553A
JPH10126553A JP8297180A JP29718096A JPH10126553A JP H10126553 A JPH10126553 A JP H10126553A JP 8297180 A JP8297180 A JP 8297180A JP 29718096 A JP29718096 A JP 29718096A JP H10126553 A JPH10126553 A JP H10126553A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 多機能周辺装置を制御しつつコンピュータ上
で他の情報処理を実行する場合に、多機能周辺装置制御
用の表示画面について必要な内容を表示しつつ、且つ当
該他の情報処理についても必要な表示画面の表示領域を
確保することが可能な表示制御装置及び表示制御用プロ
グラムを記録した記録媒体を提供する。 【解決手段】 ファクシミリ受信待機中においては、そ
の状態を示すカウンタ画面165上の縮小ボタン172
をクリック処理することにことにより、より小さなミニ
カウンタ画面175を表示して受信待機し、他の表示領
域は他の情報処理に使用可能とする。更に、ミニカウン
タ画面175における縮小ボタン172をクリック処理
することにより、より小さなマイクロカウンタ画面18
0を表示して受信待機し、他の表示領域は他の情報処理
に使用可能とする。また、ファクシミリ送受信のステー
タス表示画面あるいはカウンタ画面165は、不要のと
き消去することによって基本画面のみとすることもでき
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数の情報処理に
対応する表示画面を同時並行的に表示しつつ当該複数の
情報処理を実行する情報処理装置における夫々の表示画
面についての表示制御を行う表示制御装置及び表示制御
用プログラムを記録した記録媒体の技術分野に属する。
【0002】
【従来の技術】従来、ファクシミリ機能及びプリント機
能やスキャナ機能等の複数の機能を発揮する情報処理部
を一の筐体内に備えた、いわゆる多機能周辺装置を当該
多機能周辺装置に接続されたコンピュータから制御し
て、当該プリント機能やスキャナ機能又はファクシミリ
機能を発揮させるように構成された情報処理装置が一般
化しつつある。
【0003】更に、近年、このような情報処理装置にお
いて、上記多機能周辺装置を制御しつつコンピュータ上
において例えば文書作成等の情報処理を並行的に行うよ
うにする技術が、いわゆるマルチタスク処理の可能なO
S(オペレーティングシステム)により実現されてい
る。ここで、多機能周辺装置を制御しつつコンピュータ
上で他の情報処理を実行する場合、多機能周辺装置を制
御するための表示画面と当該他の情報処理を実行するた
めの表示画面とを同時にディスプレイ等に表示させるこ
とが必要となる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の上記情報処理装置においては、コンピュータのディ
スプレイ上における表示のための表示領域の広さは限定
されているため、上記多機能周辺装置を制御するための
表示画面を表示すると、他の情報処理を実行するための
表示画面が十分に表示できず、当該他の情報処理におけ
る表示可能な内容が不足する等、他の情報処理に支障を
来す場合があるという問題点があった。
【0005】そこで、従来の上記コンピュータにおいて
は、多機能周辺装置を制御するために必要な表示画面
を、いわゆるアイコン化して小型化し、他の情報処理に
必要な表示領域を確保するという方法が用いられていた
が、この方法によると、アイコン化した表示画面につい
ては、情報処理状態の変化を逐次表示することができな
いという問題点がある。
【0006】そこで、本発明は、上記の問題点に鑑みて
成されたもので、その課題は、多機能周辺装置を制御し
つつコンピュータ上で他の情報処理を実行する場合に、
多機能周辺装置の制御のための表示画面について必要な
情報内容を表示しつつ、且つ、当該他の情報処理につい
ても必要な表示画面の表示領域を確保することが可能な
表示制御装置及び表示制御用プログラムを記録した記録
媒体を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに、請求項1に記載の発明は、異なる情報処理に対応
する複数の表示画面を、ディスプレイ等の表示手段上の
表示領域内の異なる位置に同時に表示する当該表示手段
を備えた情報処理装置における前記表示画面の表示を制
御する表示制御装置であって、予め設定されたファクシ
ミリ情報の受信等の一の前記情報処理を示す前記表示画
面に対応して予め設定された大きさの異なるマイクロカ
ウンタ画面等の複数の副表示画面であって、予め設定さ
れた一の前記情報処理に必要な表示内容を夫々に含む副
表示画面のうち、前記表示手段に表示すべき一の大きさ
の前記副表示画面を選択指定するファクシミリ制御部等
の選択指定手段と、前記選択指定手段により選択指定さ
れた大きさの前記副表示画面を表示制御するファクシミ
リ制御部等の制御手段と、を備える。
【0008】請求項1に記載の発明の作用によれば、選
択指定手段は、予め設定された一の情報処理を示す表示
画面に対応して予め設定された大きさの異なる複数の副
表示画面のうち、表示手段に表示すべき一の大きさの副
表示画面であって、必要な表示内容を夫々に含む副表示
画面を選択指定する。
【0009】そして、制御手段は、選択指定手段により
選択指定された大きさの副表示画面を表示制御する。よ
って、複数の情報処理に対応する表示画面を同時に表示
しつつ複数の情報処理を実行する際に、予め設定された
一の情報処理に対応する表示画面については、より小さ
な副表示画面を選択指定して表示しつつ当該一の情報処
理を実行することができるので、一の情報処理に必要な
表示画面を表示して当該一の情報処理以外の他の情報処
理に対応する表示画面をより広い表示領域に表示させつ
つ当該他の情報処理を実行できる。
【0010】上記の課題を解決するために、請求項2に
記載の発明は、請求項1に記載の表示制御装置におい
て、予め設定された一の前記情報処理は、外部から送信
されてきた情報を受信すると共に、少なくとも当該受信
した情報の数を表示する情報処理であるように構成され
る。
【0011】請求項2に記載の発明の作用によれば、請
求項1に記載の発明の作用に加えて、予め設定された一
の情報処理は、送信されてきた情報を受信すると共に、
少なくとも当該受信した情報の数を表示する情報処理で
あるので、当該一の情報処理の実行中において、情報の
受信待機を行う際には小さな副表示画面を選択指定して
受信待機することができ、一の情報処理以外の他の情報
処理に対応する表示画面をより広い表示領域に表示させ
つつ当該他の情報処理を実行できる。
【0012】上記の課題を解決するために、請求項3に
記載の発明は、請求項1又は2に記載の表示制御装置に
おいて、前記情報処理装置は、電話回線を介して外部と
接続されていると共に、予め設定された一の前記情報処
理は、外部から当該電話回線を介して送信されてきたフ
ァクシミリ情報を受信し、当該受信したファクシミリ情
報の数及び前記ファクシミリ情報の受信状態を表示する
情報処理であるように構成される。
【0013】請求項3に記載の発明の作用によれば、請
求項1又は2に記載の発明の作用に加えて、情報処理装
置は、電話回線を介して外部と接続されていると共に、
予め設定された一の情報処理は、外部から当該電話回線
を介して送信されてきたファクシミリ情報を受信し、当
該受信したファクシミリ情報の数及びファクシミリ情報
の受信状態を表示する情報処理であるので、受信したフ
ァクシミリ情報の数及び受信状態をより小さな表示画面
で表示しつつ他の情報処理を実行することができる。
【0014】上記の課題を解決するために、請求項4に
記載の発明は、請求項1から3のいずれか一項に記載の
表示制御装置において、複数の前記副表示画面のうち、
一の前記副表示画面中には、一の前記副表示画面を当該
一の前記副表示画面と異なる他の前記副表示画面に切り
換える場合に操作される拡大ボタン、縮小ボタン等の選
択手段が含まれているように構成される。
【0015】請求項4に記載の発明の作用によれば、請
求項1から3のいずれか一項に記載の発明の作用に加え
て、複数の副表示画面のうち、一の副表示画面中には、
一の副表示画面を他の副表示画面に切り換える場合に操
作される選択手段が含まれているので、一の情報処理に
ついて一の副表示画面から他の副表示画面に切り換えて
副表示画面を表示しつつ他の情報処理を実行することが
できる。
【0016】上記の課題を解決するために、請求項5に
記載の発明は、異なる情報処理に対応する複数の表示画
面を同時に表示するディスプレイ等の表示手段を備えた
情報処理装置における前記表示画面の表示を制御する表
示制御装置であって、予め設定された一の前記情報処理
に対応する前記表示画面を表示しないことを選択指定す
るファクシミリ制御部等の選択指定手段と、当該選択指
定手段において当該予め設定された一の前記情報処理に
対応する前記表示画面を表示しないことが選択されたと
き、当該予め設定された一の前記情報処理に対応する前
記表示画面を消去するファクシミリ制御部等の消去手段
と、を備える。
【0017】請求項5に記載の発明の作用によれば、選
択指定手段は、予め設定された一の情報処理に対応する
表示画面を表示しないことを選択指定する。そして、消
去手段は、選択指定手段において当該予め設定された一
の情報処理に対応する表示画面を表示しないことが選択
されたとき、当該予め設定された一の情報処理に対応す
る表示画面を消去する。
【0018】よって、予め設定された一の情報処理に対
応する表示画面を消去することができるので、一の情報
処理以外の他の情報処理に対応する表示画面をより広い
表示領域に表示させつつ当該他の情報処理を実行でき
る。
【0019】上記の課題を解決するために、請求項6に
記載の発明は、請求項5に記載の表示制御装置におい
て、予め設定された一の前記情報処理は、外部に対して
情報を送信する情報処理であると共に、予め設定された
一の前記情報処理に対応する前記表示画面は、外部に対
する前記情報の送信状態を示す表示画面であるように構
成される。
【0020】請求項6に記載の発明の作用によれば、請
求項5に記載の発明の作用に加えて、予め設定された一
の情報処理は、外部に対して情報を送信する情報処理で
あると共に、予め設定された一の情報処理に対応する表
示画面は、外部に対する情報の送信状態を示す表示画面
であるので、情報の送信状態を表示する表示画面が不要
のときはこれを消去し、情報を送信する情報処理以外の
情報処理について対応する表示画面をより広い表示領域
に表示させつつ当該他の情報処理を実行できる。
【0021】上記の課題を解決するために、請求項7に
記載の発明は、請求項5に記載の表示制御装置におい
て、予め設定された一の前記情報処理は、外部から送信
されてくる情報を受信する情報処理であると共に、予め
設定された一の前記情報処理に対応する前記表示画面
は、外部からの前記情報の受信状態を示す表示画面であ
るように構成される。
【0022】請求項7に記載の発明の作用によれば、請
求項5に記載の発明の作用に加えて、予め設定された一
の情報処理は、送信されてくる情報を受信する情報処理
であると共に、予め設定された一の情報処理に対応する
表示画面は、情報の受信状態を示す表示画面であるの
で、情報の受信状態を表示する表示画面が不要のときは
これを消去し、情報を受信する情報処理以外の情報処理
について対応する表示画面をより広い表示領域に表示さ
せつつ当該他の情報処理を実行できる。
【0023】上記の課題を解決するために、請求項8に
記載の発明は、異なる情報処理に対応する複数の表示画
面を、ディスプレイ等の表示手段上の表示領域内の異な
る位置に同時に表示する当該表示手段を備えたコンピュ
ータにおいて実行される前記表示画面の表示を制御する
ための表示制御用プログラムが記録されたフレキシブル
ディスク等の記録媒体であって、前記コンピュータを、
予め設定された一の前記情報処理に対応して予め設定さ
れた大きさの異なるマイクロカウンタ画面等の複数の副
表示画面であって、予め設定された一の前記情報処理に
必要な表示内容を夫々に含む副表示画面のうち、前記表
示手段に表示すべき一の大きさの前記副表示画面を選択
指定するファクシミリ制御部等の選択指定手段、及び、
前記選択指定手段により選択指定された大きさの前記副
表示画面を表示制御するファクシミリ制御部等の制御手
段、として機能させるための前記表示制御用プログラム
を記録して構成される。
【0024】請求項8に記載の記録媒体に記録された表
示制御用プログラムの作用によれば、選択指定手段は、
予め設定された一の情報処理を示す表示画面に対応して
予め設定された大きさの異なる複数の副表示画面であっ
て、必要な表示内容を夫々に含む副表示画面のうち、表
示手段に表示すべき一の大きさの副表示画面を選択指定
する。
【0025】そして、制御手段は、選択指定手段により
選択指定された大きさの副表示画面を表示制御する。よ
って、複数の情報処理に対応する表示画面を同時に表示
しつつ複数の情報処理を実行する際に、予め設定された
一の情報処理に対応する表示画面については、より小さ
な副表示画面を選択指定して表示しつつ当該一の情報処
理を実行することができるので、一の情報処理に必要な
表示画面を表示して当該一の情報処理以外の他の情報処
理に対応する表示画面をより広い表示領域に表示させつ
つ当該他の情報処理を実行できる。
【0026】上記の課題を解決するために、請求項9に
記載の発明は、異なる情報処理に対応する複数の表示画
面を同時に表示するディスプレイ等の表示手段を備えた
コンピュータにおいて実行される前記表示画面の表示を
制御するための表示制御用プログラムが記録されたフレ
キシブルディスク等の記録媒体であって、前記コンピュ
ータを、予め設定された一の前記情報処理に対応する前
記表示画面を表示しないことを選択指定するファクシミ
リ制御部等の選択指定手段、及び、当該選択指定手段に
おいて当該予め設定された一の前記情報処理に対応する
前記表示画面を表示しないことが選択されたとき、当該
予め設定された一の前記情報処理に対応する前記表示画
面を消去するファクシミリ制御部等の消去手段、として
機能させるための前記表示制御用プログラムを記録して
構成される。
【0027】請求項9に記載の記録媒体に記録された表
示制御用プログラムの作用によれば、選択指定手段は、
予め設定された一の情報処理に対応する表示画面を表示
しないことを選択指定する。
【0028】そして、消去手段は、選択指定手段におい
て当該予め設定された一の情報処理に対応する表示画面
を表示しないことが選択されたとき、当該予め設定され
た一の情報処理に対応する表示画面を消去する。
【0029】よって、予め設定された一の情報処理に対
応する表示画面を消去することができるので、一の情報
処理以外の他の情報処理に対応する表示画面をより広い
表示領域に表示させつつ当該他の情報処理を実行でき
る。
【0030】
【発明の実施の形態】次に、本発明に好適な実施の形態
について、図面を用いて説明する。なお、以下に説明す
る実施形態は、記録すべき情報を所定の記録用紙に記録
するプリンタ機能、画像等の情報を読み取るスキャナ機
能、スキャナ機能を用いて読み取った情報等を記録する
コピー機能、スキャナ機能を用いて読み取った情報等を
電話回線を介して外部に対し送受信するファクシミリ機
能並びに電話を掛けてきた通話者のメッセージを自動的
に録音するいわゆる留守番電話機能等を備えた多機能周
辺装置にパーソナルコンピュータ(以下、パソコンとい
う。)等のコンピュータを接続し、当該パソコンから多
機能周辺装置を制御して情報記録、情報読取、外部との
情報の送受信又は留守番電話機能動作等の情報処理を行
う情報処理装置に対して本発明を適用した場合の実施形
態である。
【0031】なお、上記ファクシミリ機能には、電話回
線を介して送信されてきた送信情報を記録用紙上に記録
する本来のファクシミリ機能の他に、当該送信情報を一
時的に記録して必要に応じて外部の他のファクシミリ装
置に送信する(すなわち、送信情報を転送する)転送機
能をも含まれている。 (I)情報処理装置の全体構成 始めに、上記本発明が適用される情報処理装置の全体構
成及びその外観について、図1を用いて説明する。
【0032】上述のように、実施形態に係る情報処理装
置Sは、ファクシミリ機能、プリンタ機能、コピー機
能、スキャナ機能及び留守番電話機能の夫々を備えた多
機能周辺装置1と、当該多機能周辺装置1に接続された
パソコン30とにより構成されている。
【0033】この構成において、図1に示すように、多
機能周辺装置1の本体6の側部には後述の受話器18が
備えられ、更に当該本体6の上面前部には操作パネル2
が設けられている。また、本体6の後面上部には、上記
記録用紙を保持する記録用紙カセット5を着脱自在に装
着するためのカセット装着部3が形成され、上面中央に
はスキャナ機能を用いて読み取るべき原稿を保持する原
稿台4が形成されている。更に、多機能周辺装置1は、
電話回線24を介して外部と接続されており、当該電話
回線24を用いて上記ファクシミリ機能又は留守番電話
機能を動作させることが可能となっている。
【0034】一方、上記構成を有する多機能周辺装置1
を制御するパソコン30は、通常のコンピュータとして
構成されており、図1に示すように、情報を入力するた
めのキーボード31と、後述のアイコン又はボタン等を
クリック処理する(選択実行する)ためのマウス32
と、後述の表示制御プログラムを含む各種制御プログラ
ムを記録した記録媒体としてのフレキシブルディスク4
1から当該制御プログラムを読み出すためのフレキシブ
ルディスクドライブ装置33Aと、後述の設定画面等を
含む画面を表示するための液晶表示器等からなるディス
プレイ34とにより構成されており、接続ケーブル17
により多機能周辺装置1と接続されている。
【0035】ここで、上記アイコンとは、後述の夫々の
処理に対応するアプリケーションプログラムを図柄化し
てディスプレイ34上に表示したものであり、所望のア
プリケーションプログラムを選択実行する際に、当該プ
ログラムを示すアイコンをマウス32等を用いてクリッ
ク処理することにより選択して実行させるためのもので
ある。
【0036】また、上記ボタンとは、所定のアプリケー
ションプログラムを実行する際の機能設定等において、
夫々の機能設定処理(「確定」又は「取消」等)等を図
柄化してディスプレイ34上に表示するもので、所望の
機能設定処理等に対応するボタンをマウス32等を用い
てクリック処理することにより当該機能設定処理等を実
行させるためのものであり、通常は、ボタン自体がアイ
コン化されている。 (II)多機能周辺装置の構成及び動作 次に、上記多機能周辺装置1の内部構成及び動作につい
て、図2を用いて説明する。
【0037】図2に示すように、多機能周辺装置1は、
CPU10と、ROM(Read OnlyMemory)11と、E
EPROM(Electrically Erasable and Programmable
ROM)12と、RAM(Random Access Memory)13
と、スキャナ部14と、プリンタ部15と、インターフ
ェース部16と、上記受話器18と、NCU(NetworkC
ontrol Unit)19と、ボイス機能付のモデム部20
と、上記操作パネル2と、アンプ21と、スピーカ22
と、バス23とにより構成されている。
【0038】次に、多機能周辺装置1の上記各部の動作
を説明する。NCU19は、電話回線24を介して入力
されるファクシミリ情報をモデム部20に出力すると共
に、電話回線24を介して入力される音声情報を受話器
18あるいはモデム部20に出力する。なお、情報処理
装置Sにおいてパソコン30からの処理により留守番電
話機能を発揮させるときには、上記電話回線24を介し
て入力される音声情報は、ボイス機能付のモデム部20
によってディジタル信号に変換されたのち、インターフ
ェース部16を介してパソコン30にも出力される。
【0039】これらと並行してNCU19は、モデム部
20から出力されるファクシミリ送信すべき情報を上記
電話回線24に送出すると共に、受話器18により発生
された音声情報を電話回線24に送出する。ここで、パ
ソコン30からの処理により留守番電話機能を発揮させ
るときには、これに加えて、パソコン30から送信され
てきた音声情報(ディジタル信号)がボイス機能付のモ
デム部20によってアナログ信号に復元されたのち、N
CU19を介して電話回線24に送出されることとな
る。
【0040】次に、モデム部20は、いわゆる変復調動
作を行うものであり、より具体的には、NCU19から
入力されたファクシミリ情報に対して復調動作を行い、
当該ファクシミリ情報に対応するディジタル信号をバス
23に出力するとともに、バス23からのファクシミリ
情報を変調してNCU19に出力する。
【0041】また、モデム部20は、いわゆるボイス機
能を有するものであって、より具体的には、NCU19
から入力された音声情報(アナログ信号)をディジタル
信号に変換してバス23に出力するとともに、バス23
を介して入力した音声情報(ディジタル信号)をアナロ
グ信号に復元してNCU19に出力する。
【0042】スキャナ部14は、CPU10の制御の
下、多機能周辺装置1がファクシミリ装置として機能す
る場合のファクシミリ送信すべき画像等の情報を読み取
ってバス23に出力すると共に、多機能周辺装置1がコ
ピー装置として機能する場合の当該コピーすべき画像等
の情報を読み取ってバス23に出力する。
【0043】プリンタ部15は、CPU10の制御の
下、多機能周辺装置1がファクシミリ装置として機能す
る場合にNCU19及びモデム部20を介して入力され
た受信したファクシミリ情報を、RAM13に一時的に
記憶した後又は直接所定の記録用紙に記録して出力す
る。この他に、プリンタ部15は、多機能周辺装置1が
コピー装置として機能する場合の当該コピーすべき画像
等の情報をバス23から受け取って上記記録用紙に記録
すると共に、多機能周辺装置1がプリンタ装置として機
能する場合のパソコン30から入力された情報をバス2
3から受け取って記録用紙に記録する。
【0044】操作パネル2は、多機能周辺装置1に対し
ての指示を与えたり、所定の状態を設定するための指示
操作又は状態を表示する。なお、操作パネル2はアルフ
ァベットの大文字に対応するキーと数字に対応するキー
のみにより構成されており、当該操作パネル2から入力
処理可能な情報は、アルファベットの大文字及び数字の
みで構成されている情報のみである。
【0045】次に、ROM11は、主としてCPU10
において実行されるファクシミリ機能、スキャナ機能、
プリンタ機能又はコピー機能等を実現するための制御プ
ログラムを記憶しておくための読み出し専用のメモリで
あり、CPU10の制御の下、必要なデータ等をバス2
3を介して出力する。
【0046】EEPROM12は、多機能周辺装置1の
電源を断とした場合でも消失してはならない情報、例え
ば、多機能周辺装置1がファクシミリ装置として機能す
る場合に頻繁にファクシミリ送信する相手先の電話番号
や、いわゆる短縮ダイヤルのための電話番号等を記憶し
ておくための不揮発性のメモリである。
【0047】RAM13は、CPU10の制御の下、必
要なデータを一時的に記憶する等の動作を行うための読
み書き可能なメモリであり、具体的には、ファクシミリ
情報として電話回線24及びNCU19等を介して入力
されたデータ、電話回線24を介して外部に送出すべき
ファクシミリ情報又はスキャナ部14において読み取ら
れた情報等を一時的に記憶し、CPU10の制御により
所定のタイミングで読み出す。なお、RAM13は、電
源断のときでも記憶内容が消失しないように電源バック
アップ可能とされている。
【0048】インターフェース部16は、接続ケーブル
17を介して接続されているパソコン30から送信され
てくる音声情報等のデータ等を多機能周辺装置1に取り
込むと共に、多機能周辺装置1からパソコン30に出力
すべき情報を当該出力用に変換するためのインターフェ
ース動作を行う。
【0049】アンプ21は、CPU10の制御の下、ス
ピーカ22から出力すべき呼出音又はガイダンス音声等
の音声情報を増幅して当該スピーカ22に出力する。最
後に、CPU10は、バス23を介して、ROM11に
記録されている制御プログラムに基づいて上述の各構成
部材の動作を制御する。更に、当該CPU10は、後述
の要求信号Sq がパソコン30から送信されてくると、
それに対応して多機能周辺装置1における上記スキャナ
部14等の機能設定を行うために必要な設定項目等を返
信すると共に、必要に応じて当該設定項目等における設
定現況(現在の設定内容)をパソコン30に返信する。
【0050】更に上記の構成において、留守番電話機能
を実行するときには、外部の通話者から掛かってきた電
話に対応するための予め入力されたいわゆる応答メッセ
ージ並びに当該通話者の音声(メッセージ)は上記RA
M13に記憶される。更にこれらの留守番電話機能は多
機能周辺装置1単体で実行される場合及びパソコン3と
協働して実行される場合のいずれにおいても、CPU1
0により統轄して制御される。
【0051】一方、上記の構成において、上記転送機能
のための送信情報も上記RAM13に格納される。 (III )パソコンの構成及び全体動作 次に、上記パソコン30の構成及び概略動作について、
図3を用いて説明する。
【0052】図3に示すように、実施形態のパソコン3
0は、CPU36と、ROM39と、RAM37と、上
記キーボード31及びマウス32を含む入力部と、画像
処理部35と、上記ディスプレイ34と、インターフェ
ース部38と、バス40と、外部記憶部33により構成
されている。
【0053】この構成において、CPU36は、後述の
フローチャートで示される本発明の通信処理等を主とし
て行う。また、ROM39には、上記パソコン30の各
構成要素を制御するための制御プログラムが予め記憶さ
れており、CPU36からの要求により、必要に応じて
当該制御プログラムをバス40を介してCPU36に出
力する。
【0054】更に、RAM37は、CPU36の制御の
もと、後述の通信処理に伴うデータを一時的に記憶し、
必要に応じてバス40及びインターフェース部38を介
して多機能周辺装置1に出力する。
【0055】また、画像処理部35は、CPU36の制
御のもと、アイコン又はボタンと共に必要なデータを表
示するために画像合成等の処理を行い、処理結果をディ
スプレイ34に出力し、当該データ又はアイコン等を表
示する。
【0056】マウス32及びキーボード31によりなる
入力部は、上記表示されているデータを選択すると共に
ディスプレイ34上に表示されているアイコン等を操作
することにより必要な機能設定処理又は通信処理のため
のデータ等をバス40を介してCPU36、RAM37
等に入力する。
【0057】次に、インターフェース部38は、バス4
0を介してCPU36の制御により出力されてくる送信
データ等を多機能周辺装置1に出力すると共に、当該多
機能周辺装置1から入力される受信データ等をバス40
に出力する。
【0058】更に、外部記憶部33は、図示しないHD
D(Hard Disk Drive )装置及びフレキシブルディスク
ドライブ装置33Aよりなり、このうちのHDD装置内
のハードディスクには上記CPU36における通信処理
のための後述のフローチャートで示される処理に対応す
る制御プログラムが予め記憶(インストール)されてお
り、CPU36からの要求により、必要に応じて当該制
御プログラムをバス40を介してRAM37に出力す
る。また、これと並行して、外部記憶部33は、CPU
36の制御のもと、必要に応じてデータ等を保存する。
【0059】最後に、バス40は、上述のCPU36、
ROM39、RAM37、外部記憶部33等の各構成要
素間を接続してデータの伝送を行う。なお、実施形態の
パソコン30は、多機能周辺装置1と接続することによ
り、多機能周辺装置1単体でも実行可能な留守番電話機
能とは別に、パソコン30を主体として留守番電話機と
して機能することができる。すなわち、パソコン30内
の例えばHDD装置に予め留守番電話としての応答メッ
セージを記憶させておき、多機能周辺装置1に外部から
音声情報の着信があったときは、始めにパソコン30か
ら上記応答メッセージを多機能周辺装置1を介して送信
し、これに対応して受信した通話者のメッセージを多機
能周辺装置1を介してパソコン30に取り込んで、RA
M37に一時的に蓄積し、あるいははHDD装置上の所
定のファイルに記憶しておくことができるのである。
【0060】次に、上記パソコン30における、特に本
発明に係るCPU36及びRAM37の細部構成につい
て、図4を用いて説明する。なお、図4は、パソコン3
0を用いて多機能周辺装置1を制御する際のパソコン3
0内におけるデータの流れ及び動作を、夫々の動作を示
す機能ブロック図として示したものであり、図4におけ
るスキャナアプリケーション部50、プリンタアプリケ
ーション部54、リモートセットアップ部58、ファク
シミリアプリケーション部62並びにリソースマネージ
ャ66については、実際には、外部記憶部33内の特に
ハードディスクに記憶(インストール)されている上記
スキャナアプリケーション部50等の夫々に対応するア
プリケーションプログラムに基づいてCPU36内の演
算処理部が動作することにより、上記夫々の機能が発揮
されるものである。
【0061】なお、スキャナアプリケーション部50お
よびプリンタアプリケーション部51については、夫々
専用のアプリケーションプログラムがあるものではな
く、後述する各ドライバを起動可能なアプリケーション
プログラムを総称するものであって、例えば、多機能周
辺装置1のためにインストールされた専用のビューワー
アプリケーションプログラム又はその他の一般的なワー
プロアプリケーションプログラム等からなる。
【0062】また、リモートセットアップ部58および
ファクシミリアプリケーション部62は、多機能周辺装
置1のためにインストールされた専用のアプリケーショ
ンプログラムであって、後述する各ドライバと一体的に
機能するものであり、例えば、ファクシミリデータの送
受信を管理するログマネージャアプリケーションプログ
ラム又はリモートセットアッププログラム等からなる。
【0063】図4に示すように、多機能周辺装置1をパ
ソコン30から遠隔制御する場合に、当該パソコン30
は、多機能周辺装置1におけるCPU10及びスキャナ
部14を用いて情報読取機能を発揮すべく当該CPU1
0及びスキャナ部14を制御するスキャナ制御部SC
と、多機能周辺装置1におけるCPU10及びプリンタ
部15を用いて情報記録機能を発揮すべく当該CPU1
0及びプリンタ部15を制御するプリンタ制御部PR
と、多機能周辺装置1におけるCPU10、スキャナ部
14、プリンタ部15等の機能設定等を行って多機能周
辺装置1単体での留守番電話機能、転送機能、スキャナ
機能又はプリンタ機能等を発揮させるためのセットアッ
プ制御部RMと、多機能周辺装置1におけるCPU1
0、NCU19等からなるファクシミリ機能部を用いて
転送機能を含む上記ファクシミリ機能並びに上記パソコ
ン30における留守番電話機能を発揮すべく当該CPU
10、NCU19等からなるファクシミリ機能部を制御
する選択指定手段、制御手段及び消去手段としてのファ
クシミリ制御部FXと、後述のリモートセットアップ
部、各アプリケーション部と多機能周辺装置1との間の
中継機能を有するリソースマネージャ66と、受信バッ
ファ67と、リソースマネージャ用バッファ68と、パ
ラレルポートドライバ69とにより構成されている。
【0064】また、上記スキャナ制御部SCは、スキャ
ナアプリケーション部50と、スキャナドライバ51
と、スキャナ用受信バッファ52と、スキャナ用送信バ
ッファ53とにより構成されている。
【0065】更に、上記プリンタ制御部PRは、プリン
タアプリケーション部54と、プリンタドライバ55
と、プリンタドライバ用受信バッファ56と、プリンタ
ドライバ用送信バッファ57とにより構成されている。
【0066】更にまた、上記セットアップ制御部RM
は、リモートセットアップ部58と、リモートセットア
ップデータドライバ59と、セットアップ用受信バッフ
ァ60と、セットアップ用送信バッファ61とにより構
成されている。
【0067】また、上記ファクシミリ制御部FXは、フ
ァクシミリアプリケーション部62と、ファクシミリド
ライバ63と、ファクシミリ用受信バッファ64と、フ
ァクシミリ用送信バッファ65とにより構成されてい
る。
【0068】上記の構成において、各バッファは、実際
にはRAM37内に備えられている。また、パラレルポ
ートドライバ69は、実際にはインターフェース部38
内に備えられているものである。
【0069】次に、各部の動作の概要について説明す
る。先ず、上記スキャナ制御部SCの動作について説明
する。当該スキャナ制御部SCに含まれるスキャナ用受
信バッファ52は、多機能周辺装置1から受信したデー
タから後述のリソースマネージャ66における受信管理
処理により振り分けられたスキャナ用受信データSsr
(多機能周辺装置1のスキャナ部14で読み取られた情
報等を含む。)を一時的に記憶し、スキャナドライバ5
1に出力する。このスキャナ用受信データSsrには、リ
ソースマネージャ66により当該スキャナ用受信データ
Ssrであることを示す識別情報(ID情報フラグ)が付
加されている。そして、スキャナドライバ51はスキャ
ナ用受信データSsrに対して所定の処理を施してスキャ
ナアプリケーション部50に出力し、例えば、スキャナ
部14で読み取った情報を表示するためのいわゆるビュ
ーワーアプリケーションプログラム等が起動していなけ
ればこれを起動してディスプレイ34上に表示させる処
理、さらには、外部記憶部33(例えばHDD装置)に
格納する等の処理を実行可能とする。
【0070】一方、上記処理に先立って、スキャナアプ
リケーション部50からスキャナ機能を実行する場合に
出力されるスキャナ部14を制御するためのデータは、
スキャナドライバ51からスキャナ用送信データSstと
して出力され、スキャナ用送信バッファ53に一時的に
保存される。そして、当該スキャナ用送信バッファ53
から読み出されたスキャナ用送信データSstは、後述の
リソースマネージャ66における送信管理処理により後
述のようにパケット化され、スキャナ用送信データSst
であることを示すID情報フラグが付加されてパラレル
ポートドライバ69を介して多機能周辺装置1に送信さ
れ、スキャナ部14の動作制御に用いられる。
【0071】このとき、上述のスキャナ制御部SCの動
作の前提として、後述のリモートセットアップ処理が実
行される。次に、上記プリンタ制御部PRの動作につい
て説明する。当該プリンタ制御部PRに含まれるプリン
タドライバ用受信バッファ56は、多機能周辺装置1か
ら受信したデータから後述のリソースマネージャ66に
おける受信管理処理により振り分けられたプリンタ用受
信データSpr(多機能周辺装置1のプリンタ部15にお
ける記録処理の状態等を示すデータを含む。)を一時的
に記憶し、プリンタドライバ55に出力する。このプリ
ンタ用受信データSprには、リソースマネージャ66に
より当該プリンタ用受信データSprであることを示すI
D情報フラグが付加されている。そして、プリンタドラ
イバ55はプリンタ用受信データSprに基づいて、現在
のプリンタ部15における動作状況をディスプレイ34
上に表示し、さらには必要に応じてプリンタアプリケー
ション部54に必要な通知等を行い、これを受けたプリ
ンタアプリケーション部54は、当該プリンタアプリケ
ーションに対応する所定の処理を施す。
【0072】一方、プリンタアプリケーションに対応す
る所定の処理により生成されたプリンタ部15において
記録すべきデータ並びにプリンタ機能を実行するために
必要なプリンタ部15を制御するためのデータは、プリ
ンタドライバ55からプリンタ用送信データSptとして
出力され、プリンタ用送信バッファ57に一時的に保存
される。そして、当該プリンタ用送信バッファ57から
読み出されたプリンタ用送信データSptは、後述のリソ
ースマネージャ66における送信管理処理により後述の
ようにパケット化され、プリンタ用送信データSptであ
ることを示すID情報フラグが付加されてパラレルポー
トドライバ69を介して多機能周辺装置1に送信され、
プリンタ部15の動作が制御される。
【0073】このとき、上述のプリンタ制御部PRの動
作の前提として、後述のリモートセットアップ処理が実
行される。次に、上記ファクシミリ制御部FXの動作に
ついて説明する。なお、本実施形態におけるファクシミ
リ制御部FXは、電話回線24を介して接続される他の
ファクシミリ装置又は電話機に対して、文書情報として
のファクシミリデータを送受信することが可能である
他、音声情報を送受信することも可能であり、以下の説
明では特に示さない限り「ファクシミリ」の概念に音声
情報を含むものとする。
【0074】当該ファクシミリ制御部FXに含まれるフ
ァクシミリ用受信バッファ64は、多機能周辺装置1か
ら受信したデータから後述のリソースマネージャ66に
おける受信管理処理により振り分けられたファクシミリ
用受信データSfr(多機能周辺装置1のNCU19等に
より電話回線24を介してファクシミリ受信した情報又
は音声情報等を含む。)を一時的に記憶し、ファクシミ
リドライバ63に出力する。このファクシミリ用受信デ
ータSfrには、リソースマネージャ66により当該ファ
クシミリ用受信データSfrであることを示すID情報フ
ラグが付加されている。そして、ファクシミリドライバ
63はファクシミリ用受信データSfrに対して所定の処
理を施してファクシミリアプリケーション部62に出力
し、例えば、ファクシミリ情報の送受信履歴を管理する
ログマネージャアプリケーションプログラム等に出力し
ファクシミリ用受信データSfrを外部記憶部33に格納
させると共に、必要に応じてディスプレイ34上に受信
ログ等を表示させる。これらの処理と並行して、ファク
シミリアプリケーション部62は、ファクシミリ用受信
データSfrに含まれているファクシミリ情報又は音声情
報の件数等を表示すると共に、ファクシミリ送受信にお
ける後述の通信処理における状態表示等を行う。
【0075】一方、ファクシミリアプリケーション部6
2からファクシミリ機能(ファクシミリ情報の送受信)
を実行する場合に出力されるファクシミリ送信すべきデ
ータ及び制御データ等は、ファクシミリドライバ63に
入力され所定の処理が施されてファクシミリ用送信デー
タSftとなり、ファクシミリ用送信バッファ65に一時
的に保存される。そして、当該ファクシミリ用送信バッ
ファ65から読み出されたファクシミリ用送信データS
ftは、後述のリソースマネージャ66における送信管理
処理により後述のようにパケット化され、ファクシミリ
用送信データSftであることを示すID情報フラグが付
加されてパラレルポートドライバ69を介して多機能周
辺装置1に送信され、NCU19等からなる多機能周辺
装置1のファクシミリ機能部を介してファクシミリ送信
される。
【0076】このとき、上述のファクシミリ制御部FX
の動作の前提として、後述のリモートセットアップ処理
が実行される。なお、当該リモートセットアップ処理に
おいて上記転送機能のために送信情報をRAM13に記
憶させるべく送信情報記憶機能が動作するように設定さ
れたときには、多機能周辺装置1は、当該送信情報をプ
リンタ部15を用いて記録すると共にRAM13に格納
し、外部の他のファクシミリ装置から当該送信情報の転
送を要求する要求信号が入力されたときには当該他のフ
ァクシミリ装置に対して送信情報の転送を行う。
【0077】更に、後述の通信処理におけるパソコン3
0を主体とした留守番電話機能を実行するときは、ハー
ドディスク等に記憶されていた応答メッセージ等がファ
クシミリアプリケーション部62により多機能周辺装置
1に出力されるとともに、相手先からのメッセージ(音
声情報)がパソコン30に取り込まれることとなる。
【0078】次に、セットアップ制御部RMの動作につ
いて説明する。上述のように、セットアップ制御部RM
は、スキャナ制御部SC、プリンタ制御部PR及びファ
クシミリ制御部FXの動作に先立って、多機能周辺装置
1における種々の機能設定をパソコン30から遠隔的に
行うためのものである。この動作において、当該セット
アップ制御部RMに含まれるセットアップ用受信バッフ
ァ60は、多機能周辺装置1から受信したデータから後
述のリソースマネージャ66における受信管理処理によ
り振り分けられたセットアップ用受信データSrr(多機
能周辺装置1の機能設定における設定完了情報等を含
む。)を一時的に記憶し、リモートセットアップデータ
ドライバ59に出力する。このセットアップ用受信デー
タSrrには、リソースマネージャ66により当該セット
アップ用受信データSrrであることを示すID情報フラ
グが付加されている。そして、リモートセットアップデ
ータドライバ59はセットアップ用受信データSrrに基
づいて、後に例示する多機能周辺装置1における機能設
定のためのリモートセットアップ処理を行う。
【0079】一方、リモートセットアップ部58から出
力される、多機能周辺装置1における機能設定処理のた
めのデータは、リモートセットアップデータドライバ5
9からセットアップ用送信データSrtとして出力され、
セットアップ用送信バッファ61に一時的に保存され
る。そして、当該セットアップ用送信バッファ61から
読み出されたセットアップ用送信データSrtは、後述の
リソースマネージャ66における送信管理処理により後
述のようにパケット化され、セットアップ用送信データ
Srtであることを示すID情報フラグが付加されてパラ
レルポートドライバ69を介して多機能周辺装置1に送
信され、機能設定が行われる。
【0080】次に、上記夫々の制御部が動作する際の上
記リソースマネージャ66、受信バッファ67及びリソ
ースマネージャ用バッファ68の動作について説明す
る。始めに、本実施形態におけるパソコン30と多機能
周辺装置1との間のデータの授受の態様について概説す
る。本実施形態においては、パソコン30と多機能周辺
装置1との間でデータの授受を行う際、当該データは、
スキャナ部14用データ(スキャナ制御部SC関連)、
プリンタ部15用データ(プリンタ制御部PR関連)、
NCU19等からなるファクシミリ機能部用データ(フ
ァクシミリ制御部FX関連)並びに機能設定用データ
(セットアップ制御部RM関連)毎にパケット化され分
離されている。すなわち、一のパケットの中には一種類
のデータが含まれており、当該パケットの先頭には、夫
々のパケットに含まれるデータのデータ量及び当該デー
タの種類を示すID情報フラグ(スキャナ制御部SC関
連のデータ、プリンタ制御部PR関連のデータ、ファク
シミリ制御部FX関連のデータ又はセットアップ制御部
RM関連のデータのうち、いずれのデータであるかを示
すID情報フラグ)を記述したヘッダが付加されてい
る。
【0081】次に、リソースマネージャ66における受
信管理処理について説明する。リソースマネージャ66
は、多機能周辺装置1からのデータを受信する際には、
当該パケット化されているデータに対応して、パラレル
ポートドライバ69を介して受信され受信バッファ67
に一時的に記憶されている受信データSr におけるパケ
ット毎のヘッダの内容を識別し、当該記憶されている受
信データSr を上記スキャナ制御部SCに関連するスキ
ャナ用受信データSsr、プリンタ制御部PRに関連する
プリンタ用受信データSpr、ファクシミリ制御部FXに
関連するファクシミリ用受信データSfr及びセットアッ
プ制御部RMに関連するセットアップ用受信データSrr
に分割し、これらを時系列的に分離して出力する。この
受信管理処理の際、リソースマネージャ66は受信バッ
ファ67との間で管理メッセージSmrの授受を行い上記
受信管理処理を行う。
【0082】一方、リソースマネージャ66における送
信管理処理においては、上記各制御部から送信されてく
るスキャナ用送信データSst、プリンタ用送信データS
pt、ファクシミリ用送信データSft及びセットアップ用
送信データSrtを、夫々に所定のデータ量毎に分割して
パケット化し、当該リソースマネージャ66から夫々の
データのID情報フラグを管理メッセージSmtとして出
力することにより当該ID情報フラグをパケット毎にそ
のヘッダに記述し、夫々のパケットを時系列的に並べて
送信データSt としてパラレルポートドライバ69に出
力する。なお、この他にリソースマネージャ66は、必
要に応じてセットアップ制御部RMからの後述の要求信
号Sq を多機能周辺装置1に出力する。
【0083】上記のリソースマネージャ66の動作にお
いて、リソースマネージャ用バッファ68は、上記受信
管理処理時にリソースマネージャ66において必要なデ
ータを一時的に格納し、所定のタイミングでリソースマ
ネージャ66に出力する。
【0084】また、パラレルポートドライバ69は、上
記受信データSr を多機能周辺装置1から受信して受信
バッファ67に出力すると共に、上記送信データSt を
多機能周辺装置1に出力する。
【0085】上述のように、リソースマネージャ66に
おいてパケット化されたデータに対して送信管理処理及
び受信管理処理を行うことにより、例えば、ファクシミ
リ機能部とスキャナ部14又はプリンタ部15とを同時
に(実際には時分割的に)動作させることができ、従っ
て、多機能周辺装置1において、例えば、ファクシミリ
受信したデータをパソコン30に取り込みつつパソコン
30から出力したデータをプリントアウトするという同
時動作が可能となるのである。 (IV)パソコンにおける制御処理の実施形態 次に、上記構成を有するパソコン30における多機能周
辺装置1の制御処理の全体動作について、図5乃至図8
を用いて説明する。
【0086】図5にそのフローチャートを示すように、
パソコン30における多機能周辺装置1の制御処理は、
当該パソコン30に多機能周辺装置1が接続されると、
始めに、上記リソースマネージャ66が起動される(ス
テップS1)。このリソースマネージャ66は、パソコ
ン30を制御するための基本プログラムであるOS(オ
ペレーティングシステム)が立ち上ったときに自動的に
起動される。なお、図4に示す各ドライバが起動された
ときに、リソースマネージャ66が動作していなければ
各ドライバによっても起動される。
【0087】なお、リソースマネージャ66の起動後
は、当該リソースマネージャ66を示すアイコンが当該
リソースマネージャ66が現在起動しているものとして
ディスプレイ34に表示され、当該リソースマネージャ
66の動作を停止したいときには、当該アイコンをクリ
ック処理することにより動作停止(クローズ)させるこ
とができる。
【0088】リソースマネージャ66が起動されると
(ステップS1)、その起動がインストール直後の起動
であるときには、次に、リモートセットアップ部58を
含むセットアップ制御部RMが起動され(ステップS
2)、当該セットアップ制御部RMにより多機能周辺装
置1において情報処理を実行するための当該多機能周辺
装置1の機能設定(上記リモートセットアップ処理)が
実行される(ステップS3)。なお、この機能設定は、
インストールした以降の任意のタイミングにおいても、
使用者がリモートセットアッププログラムを起動するこ
とにより適宜実行可能である。
【0089】この機能設定においては、始めに、多機能
周辺装置1において設定可能な機能(スキャナ部14の
解像度、ファクシミリ機能部における通信速度等)をパ
ソコン30に送信させるべく要求信号Sq がセットアッ
プ制御部RMから多機能周辺装置1に出力され、当該要
求信号Sq に対応して多機能周辺装置1から送信されて
きたデータに基づいて後述の機能設定のための設定画面
(図6乃至図8参照)が生成され、当該設定画面を用い
て機能設定を行うこととなる。
【0090】そして、機能設定が終了すると(ステップ
S3)、所望の情報処理(例えば、パソコン30におい
て作成した文書をプリンタ部15から記録出力したり、
当該文書をファクシミリ機能部を用いて外部に送信した
り、ファクシミリ機能部を用いて受信したデータを上記
ビューワーアプリケーションプログラム等を用いてディ
スプレイ34に表示して編集する等)を実行し(ステッ
プS4)、必要に応じてユーザから処理の終了を指示さ
れなければ処理を終了することとなる。
【0091】なお、セットアップ制御部RM起動時(ス
テップS2)においては、リモートセットアップデータ
ドライバ59からリソースマネージャ66に対して多機
能周辺装置1との間でデータの授受を行うことを可能と
するために、セットアップ用受信バッファ60とセット
アップ用送信バッファ61をRAM37上に確保するた
めのオープン指令を出力し、また、そのセットアップ動
作を終了するときにおいては、リソースマネージャ66
に対して起動時に確保したRAM37上のセットアップ
用受信バッファ60とセットアップ用送信バッファ61
を解放するためのクローズ指令を出力するようになって
いる。これは、セットアップ用受信バッファ60とセッ
トアップ用送信バッファ61が不要のとき(リモートセ
ットアップドライバ59が動作していないとき)まで、
あえてRAM37上にメモリ領域を占有するのは好まし
くないことによる。
【0092】そして、このオープン指令に対して、リソ
ースマネージャ66は多機能周辺装置1との間で通信を
実施可能な状態であることを確認した場合には、直ちに
セットアップ用受信バッファ60とセットアップ用送信
バッファ61をRAM37上に確保するとともに、その
旨リモートセットアップデータドライバ59に通知す
る。その後、リモートセットアップデータドライバ59
とリソースマネージャ66とは、以下の手順を通して多
機能周辺装置1との間でコマンドデータを始めとする各
種データの授受が行なわれる。
【0093】すなわち、リモートセットアップデータド
ライバ59から多機能周辺装置1に対して送信すべきデ
ータがセットアップ用送信バッファ61に格納された後
に「送信データあり。」のセットアップ用メッセージM
r がリソースマネージャ66に出力され、これを受けた
リソースマネージャ66が多機能周辺装置1に対してセ
ットアップ用送信バッファ61内の上記データを送信す
るとともに、多機能周辺装置1からデータを受信したと
きには、リソースマネージャ66が当該受信データをセ
ットアップ用受信バッファ60に格納した後に「受信デ
ータあり。」のセットアップ用メッセージMr をリモー
トセットアップデータドライバ59に出力して上記受信
データを取り込むように通知する。
【0094】ここで、リモートセットアップ処理用のセ
ットアップ用受信バッファ60とセットアップ用送信バ
ッファ61とセットアップ用メッセージMr とを用いた
上記処理は、ファクシミリ制御部FXにおいてのみ、フ
ァクシミリドライバ63が常に動作状態にあり、且つフ
ァクシミリ用受信バッファ64及びファクシミリ用送信
バッファ65が常時確保されている点を除いて、他の制
御部においても同様に行われる。すなわち、スキャナ制
御部SC、プリンタ制御部PR又はファクシミリ制御部
FXから多機能周辺装置1におけるスキャナ部14、プ
リンタ部15又はNCU19等を含むファクシミリ機能
部を制御して動作させる場合には、夫々の制御部内のド
ライバからスキャナ用データとスキャナ用メッセージM
s 又はプリンタ用データとプリンタ用メッセージMp 或
はファクシミリ用データとファクシミリ用メッセージM
f がリソースマネージャ66に出力され、これを受けた
リソースマネージャ66が多機能周辺装置1に対して夫
々の制御部に対応するパケットデータとして出力すると
共に、多機能周辺装置1から各制御SC、PR及びFX
に対応するデータを受信した場合には、リソースマネー
ジャ66が当該受信データと各メッセージMs 、Mp 及
びMf を夫々対応するドライバに出力することによりデ
ータの授受が行なわれる。なお、ファクシミリドライバ
63並びにファクシミリ用受信バッファ64及びファク
シミリ用送信バッファ65が常に動作可能にあるのは、
多機能周辺装置1がファクシミリ受信したデータを何時
送ってくるかわからないので、常に待機するためであ
る。
【0095】次に、ステップS3における機能設定にお
いてディスプレイ34に出力される設定画面について、
図6乃至図8に例示しつつ説明する。始めに、多機能周
辺装置1における共通事項を設定するための設定画面に
ついて、図6(a)を用いて説明する。
【0096】図6(a)に示すように、共通事項を設定
するための設定画面は、例えば、多機能周辺装置1の電
話端末としての局名を設定するための局名設定欄70
と、多機能周辺装置1の電話端末としての電話番号を設
定するための局電話番号設定欄71と、多機能周辺装置
1のファクシミリ端末としての電話番号を設定するため
の局FAX番号設定欄72と、多機能周辺装置1が接続
されている電話回線24における回線種類(トーン回線
か又はプッシュ回線か)を設定するためのダイアルタイ
プ設定欄73と、現在の日付及び時刻を設定登録するた
めの日付設定欄74と、多機能周辺装置1のプリンタ部
15で用いる用紙サイズを設定するための紙サイズ設定
欄75と、設定を終了するときに操作されるボタンであ
る「OK」に対応する確定ボタン76と、設定を取り消
すときに操作されるボタンである「キャンセル」に対応
する取消ボタン77とにより構成されている。
【0097】次に、プリンタ部15に対応する設定画面
の例について、図6(b)を用いて説明する。図6
(b)に示すように、プリンタ部15に対応する設定画
面は、例えば、プリンタ部15における記録モードを選
択設定するためのモード設定欄80と、最後の記録用紙
への記録が終了してから、トナーを定着させるためのヒ
ータを非使用状態(低温状態)に切り換えるまでの時間
であるスリープタイムを設定するためのスリープタイム
設定欄81と、上記確定ボタン76と同様の「OK」に
対応する確定ボタン83と、上記取消ボタン77と同様
の「キャンセル」に対応する取消ボタン84とにより構
成されている。
【0098】なお、上記スリープタイムを設定するの
は、多機能周辺装置1が設置される国によっては、当該
スリープタイムの最大値に制限を課している国(当該国
に設置される多機能周辺装置1においては、通常スリー
プタイムの最大値が当該制限値となっている。)とそう
でない国(当該国に設置される多機能周辺装置1におい
てはスリープタイムの最大値は設定されていない。)と
があり、これら双方の国における情報処理装置Sのリモ
ートセットアップ処理を共通のセットアップ制御部RM
で行うためのものである。
【0099】次に、多機能周辺装置1を通常の電話機と
して使用する際の機能の設定画面である短縮ダイアル登
録の設定画面の例について、図7(a)を用いて説明す
る。図7(a)に示すように、短縮ダイアル登録の設定
画面は、いわゆる短縮ダイアルを登録するか又はワンタ
ッチダイアルを登録するかを選択するためのダイアル選
択欄90と、短縮ダイアル番号毎に通話先名と電話番号
を入力するための通話先入力欄91と、上記確定ボタン
76と同様の「OK」に対応する確定ボタン92と、上
記取消ボタン77と同様の「キャンセル」に対応する取
消ボタン93とにより構成されている。
【0100】次に、多機能周辺装置1をファクシミリ装
置として使用する際の機能の設定画面の例について、図
7(b)及び図8(a)を用いて説明する。図7(b)
に示すように、ファクシミリ機能のための設定画面は、
例えば、送信情報記憶機能(すなわち、電話回線24を
介して送信されてきたファクシミリ情報(送信情報)を
RAM13に一時的に記憶し、必要に応じて他のファク
シミリ装置に転送するための送信情報記憶機能)のオン
/オフを設定するための送信情報記憶機能オン/オフ設
定欄100と、多機能周辺装置1単体で実行可能な留守
番電話機能のオン/オフを切換設定するための留守番電
話機能オン/オフ設定欄101と、上記確定ボタン76
と同様の「OK」に対応する確定ボタン102と、上記
取消ボタン77と同様の「キャンセル」に対応する取消
ボタン103と、ファクシミリ機能のための他の設定画
面を見るための次頁ボタン104とにより構成されてい
る。
【0101】また、図8(a)に示すように、ファクシ
ミリ機能のための他の設定画面は、例えば、電話回線2
4がダイアル回線かトーン回線かを設定するための回線
種類設定欄110と、多機能周辺装置1におけるスピー
カ22をオン又はオフに設定するためのスピーカオン/
オフ設定欄111と、多機能周辺装置1における送受信
機能を使用されている電話回線24における通信速度に
合致するように設定するための回線速度設定欄112
と、上記スピーカ22の音量を設定するためのスピーカ
音量設定欄113と、ファクシミリ情報の送受信の際
に、NCU19においてトーン信号(ビジートーン信号
(話中のときに電話回線から出力される“ツーツー”と
いう断続音)又はダイアルトーン信号(通話前又は通話
後に電話回線から出力される“ツー”という連続音))
の検出を行うか否かを設定するためのトーン信号検出設
定欄114と、上記確定ボタン76と同様の「OK」に
対応する確定ボタン115と、上記取消ボタン77と同
様の「キャンセル」に対応する取消ボタン116とによ
り構成されている。
【0102】最後に、スキャナ部14に対応する設定画
面の例について、図8(b)を用いて説明する。なお、
この設定画面は、スキャナ機能を実行する際に、どのよ
うな条件でスキャナ読取を実行するかを選択するために
表示されるものであり、スキャナドライバ51の起動と
共に表示される。
【0103】図8(b)に示すように、スキャナ部14
に対応する設定画面は、例えば、スキャナ部14の読取
能力を選択設定するための読取能力選択欄120と、選
択した読取能力を確定するためのスキャナ機能実行用の
確定ボタン121と、スキャナ部14の解像度の選択枝
が一度に読取能力選択欄120内に表示できない場合、
次の画面を見るときにクリック処理される次頁ボタン1
22とにより構成されている。なお、図8(b)に示す
場合には、スキャナ部14の読取能力が、100×10
0dpi(dot per inch)、100×200dpi、2
00×200dpi、200×300dpi及び300
×300dpiの4種類から選択できることとなる。 (V)パソコンにおけるファクシミリ送受信処理の実施
形態 次に、特に本発明に係るパソコン30におけるファクシ
ミリ送受信処理の実施形態について、ディスプレイ34
上における表示制御処理を中心として図9乃至図13を
用いて説明する。
【0104】なお、図9は、本実施形態における表示制
御に関する処理のフローチャートであり、図10乃至図
13は図9に示す処理に伴ってディスプレイ34上に表
示される表示画面の一例を示している。また、図9に示
す表示制御処理は、主としてファクシミリ制御部FXに
おいて実行される処理である。
【0105】図9に示すように、本実施形態におけるフ
ァクシミリ送受信処理における表示制御処理において
は、多機能周辺装置1をパソコン30側から制御するた
めのアプリケーシンプログラムを使用することがパソコ
ン30において選択される(ファクシミリ制御部FXが
起動される)と、始めに、ファクシミリ送受信処理のた
めの基本画面がディスプレイ34上に表示される(ステ
ップS1)。この基本画面について図10(a)を用い
て説明すると、当該基本画面130には、一般に「メニ
ューバー」と称される位置に、ファイル等の各種メニュ
ーを選択するための数種類の文字(これらの文字は、そ
の文字の書かれた位置をマウスでクリック処理すると、
その直下に、いわゆるプルダウンメニューが表示される
ようになっており、ボタンとしての機能を持つものであ
るが、一般にボタンと称されることはない。しかしなが
ら、ここでは理解を容易にするため図9乃至図13にお
いては便宜上ボタン形状で示す)が表示され、本実施形
態においては、図10(a)に示すように、当該アプリ
ケーションに関するファイルをオープンしたり、当該ア
プリケーション自体をクローズできるようにするための
メニューを集めたファイルメニュー131と、当該アプ
リケーションが起動されている状態で現在表示している
形態を切り換えるためのメニューを集めた後述の表示メ
ニュー132と、他の機能に移行するためのメニューを
集めたスタートメニュー133と、当該アプリケーショ
ンの諸々の設定を行なうためのメニューを集めたセット
アップメニュー134と、使用者に対してより詳しい情
報を与えるためのメニューを集めたヘルプメニュー13
5とが設けられている。なお、図面には明示していない
が、これらの各メニュー131乃至135は、実際の画
面上では、たとえば、「ファイル(F)」、「表示
(V)」…というように表記され、括弧内の文字に対応
するキーボード上のキー(Fキー、あるいはVキー等)
を押下することによっても各メニューをクリックした場
合と同様のプルダウンメニューが表示されるようになっ
ている。
【0106】また、基本画面130に含まれているアイ
コンとしては、パソコン30上で加工処理された文書等
のファクシミリ送信すべき情報を多機能周辺装置1を介
してファクシミリ送信するときにクリック処理されるフ
ァクシミリ送信アイコン136と、あらかじめ用意され
た定型の文書に伝言内容をメモ書き程度に書込んで(メ
モ書き)ファクシミリ送信するときにクリック処理され
るメモファクシミリアイコン137と、上記ビューワー
アプリケーションプログラムを起動するときにクリック
処理されるビューワーアイコン138と、上記ログマネ
ージャアプリケーションプログラムを起動するときにク
リック処理されるログアイコン139と、電話帳機能
(通話先と電話番号を登録しておき、必要に応じて表示
するための機能)に対応するアプリケーションプログラ
ムを起動するときにクリック処理される電話帳アイコン
140と、パソコン30において通話先の電話番号をダ
イアルすることによりパソコン30から電話を掛けると
きにクリック処理される電話アイコン141とが含まれ
ている。
【0107】ここで、上記各アイコンのうち、電話アイ
コン141をクリック処理したときには、図10(b)
に示す電話画面150が基本画面130と共にディスプ
レイ34上に表示される。この電話画面150は、通話
先の電話番号を入力するときにクリック処理されるダイ
アルボタン151と、頻繁に電話を掛ける通話先を通話
先別に予め登録しておき、対応する通話先に電話を掛け
るときにクリック処理される短縮ダイアルボタン152
と、最後に掛けた通話先に再度電話を掛けるときにクリ
ック処理される再ダイアルボタン153とを含んでい
る。
【0108】ステップS1において、基本画面130が
表示されている状態でファクシミリ情報の送受信におけ
る状態表示等を行うべく表示メニュー132がクリック
処理されると(ステップS2:YES)、次に、ファク
シミリ情報の送受信における状態表示等を切り換えるの
ための基本メニュー画面155がディスプレイ34上に
プルダウンメニューとして表示される(ステップS
3)。
【0109】ステップS3において表示される基本メニ
ュー画面155について図10(c)を用いて説明する
と、当該基本メニュー画面155は、図10(c)に示
すように、ファクシミリ情報および音声情報の受信にお
いて、いまだその情報の内容が確認されていないファク
シミリ情報の件数および音声情報の件数を表示すること
が可能な、後述のカウンタ画面が表示されることが希望
される場合にクリック処理されるカウンタメニュー15
6と、上記電話アイコン141がクリック処理された場
合に表示される電話画面150が常に表示されることが
希望される場合にクリック処理される電話メニュー15
7と、ファクシミリ情報の送信及び受信における送信状
態及び受信状態を表示することが可能な、後述の一般ス
テータス画面等が表示されることが希望される場合にク
リック処理されるステータスメニュー158と、受信さ
れているファクシミリ情報の件数および音声情報の件数
を表示することが可能であって、カウンタメニュー15
6をクリック処理したときに表示される表示画面よりも
小さい後述のミニカウンタ画面を用いて夫々の件数等が
表示されることが希望される場合にクリック処理される
ミニカウンタメニュー159と、受信されているファク
シミリ情報の件数および音声情報の件数を表示すること
が可能であって、ミニカウンタメニュー159をクリッ
ク処理したときに表示される表示画面よりも更に小さい
後述のマイクロカウンタ画面を用いて夫々の件数等が表
示されることが希望される場合にクリック処理されるマ
イクロカウンタメニュー160と、上記基本画面130
の表示のみが行われることを希望する場合にクリック処
理される基本メニュー161とにより構成される。
【0110】ステップS3において基本メニュー画面1
55が表示されると、次に、当該基本メニュー画面15
5上においてカウンタメニュー156がクリック処理さ
れたか否かが判定される(ステップS4)。そして、カ
ウンタメニュー156がクリック処理された場合には
(ステップS4;YES)、受信されているファクシミ
リ情報の件数および音声情報の件数を表示するカウンタ
画面165が上記基本画面130と共にディスプレイ3
4上に表示される(ステップS5)。
【0111】ステップS5において表示されるカウンタ
画面165について図11(a)を用いて説明すると、
当該カウンタ画面165は、図11(a)に示すよう
に、通話先からの呼に応答して着信する状態としておく
か、あるいは着信しない状態としておくかを選択すると
きにクリック処理される着信選択ボタン166と、ファ
クシミリ送受信に関する必要なメッセージ(例えば、
「ファクシミリ情報が着信しています。」等のメッセー
ジ)が表示されるメッセージ欄167と、多機能周辺装
置1を介して受信し、パソコン30内に記憶されている
音声情報(通話先から送られてきた音声メッセージ)の
件数を示す音声件数表示欄168と、多機能周辺装置1
を介して受信し、パソコン30内に記憶されているファ
クシミリ情報の件数を示すファクシミリ件数表示欄16
9と、外部記憶部33(例えばハードディスク)に記憶
されている応答メッセージを聴くときにクリック処理さ
れる音声ボタン170と、受信されているファクシミリ
情報に関して、その受信履歴(受信日時、送信元等を示
す情報を含む。)を表示させるためのログマネージャア
プリケーションプログラムを起動するときにクリック処
理されるログボタン171(ログアイコン139と同じ
機能を有する)と、カウンタ画面165を縮小して上記
ミニカウンタ画面を表示するときにクリック処理される
選択手段としての縮小ボタン172と、送受信状態を文
字で簡略的に表示する(例えば、「FAX送信中」、
「FAX受信中」等)ためのステータス表示欄173と
により構成されている。
【0112】上記カウンタ画面165において、着信選
択ボタン166をオンに設定しておくと、多機能周辺装
置1から着呼があった旨の通知があった場合に、例えば
応答メッセージがパソコン30から送信されて留守番電
話機能の処理が開始される処理が実行されるか又はファ
クシミリデータの受信処理が開始されるが、着信選択ボ
タン166をオフに設定しておくと着呼があってもパソ
コン30側では何等応答処理を実施しないこととなる。
この場合には、多機能周辺装置1において呼出音が鳴動
し続け、これにより、使用者が受話器18を取って通話
先と通話することとなる。この着信選択ボタン166は
通常はオンに設定されている。
【0113】また、上記音声件数表示欄168又はファ
クシミリ件数表示欄169は、パソコン30において受
信し、未だ使用者が見ていない或は聴いていない情報の
件数を表示する。なお、音声件数表示欄168及びファ
クシミリ件数表示欄169は、夫々がボタンとなってお
り、音声件数表示欄168をクリック処理すると記憶さ
れている件数分の音声情報が図示しないパソコン30の
スピーカから出力される。また、ファクシミリ件数表示
欄169をクリック処理すると、ビューワーアプリケー
ションプログラムが起動され、記憶されている件数分の
ファクシミリ情報が記憶されている順にディスプレイ3
4上に表示される。更に、当該表示されているファクシ
ミリ情報を編集することも可能となる。
【0114】ステップS5において、カウンタ画面16
5が表示されると、次に、当該カウンタ画面165上に
おいて縮小ボタン172がクリック処理されたか否かが
判定され(ステップS6)、縮小ボタン172がクリッ
ク処理されないときは(ステップS6;NO)カウンタ
画面165がそのまま表示される。
【0115】なお、図9に示すフローチャートには明示
していないが、例えば、上記カウンタ画面165におい
て電話アイコン141がクリック処理されたときには、
図12に示すように上記電話画面150とカウンタ画面
165とを合成した画面が表示され、当該電話画面15
0を用いて所望の通話先に電話を掛けることができるこ
ととなる。
【0116】一方、ステップS6における判定におい
て、縮小ボタン172がクリック処理されたときは(ス
テップS6;YES)、カウンタ画面165に代えてミ
ニカウンタ画面175がディスプレイ34上に表示され
る(ステップS8)。このミニカウンタ画面175につ
いて、図11(b)を用いて説明すると、当該ミニカウ
ンタ画面175は、ディスプレイ34上のカウンタ画面
165よりも小さい表示領域内に表示されるものであ
り、図11(b)に示すように、上述の着信選択ボタン
166、メッセージ欄167、音声件数表示欄168、
ファクシミリ件数表示欄169、ログボタン171、縮
小ボタン172、ステータス表示欄173の他に、電話
を掛けるときに図10(b)に示す電話画面150を表
示するための電話ボタン176(電話アイコン141と
同じ機能を有する)と、当該ミニカウンタ画面175か
ら元のカウンタ画面165に移行表示させたいときにク
リック処理される選択手段としての拡大ボタン177と
により構成されている。なお、ミニカウンタ画面175
が表示されているときは、基本画面130は表示されな
い。更に、ミニカウンタ画面175を構成する一部のボ
タンは、対応するカウンタ画面165のボタンよりも小
型化されており、全体としてミニカウンタ画面175の
表示に要するディスプレイ34上の表示領域はカウンタ
画面165を表示するために要する表示領域よりも小さ
い領域となっている。ディスプレイ34上において、こ
のミニカウンタ画面175を表示するための表示領域以
外の表示領域は空き領域となっており、当該空き領域
は、並行処理中の他のアプリケーションプログラム(例
えば、パソコン30において文書作成をするためのワー
ドプロセッサアプリケーションプログラム)等のための
表示領域に充てることが可能となる。このため、上記ミ
ニカウンタ画面175は、通常ディスプレイ34の表示
領域上の端部に表示されることが多い。また、上記ミニ
カウンタ画面175は、主としてファクシミリ制御部F
Xがファクシミリ情報の受信待機中のみである場合に利
用されることが多い。
【0117】このミニカウンタ画面175を表示してお
くことで、ファクシミリ情報の着信の状況のうち、必要
事項のみを把握しつつ上記ワードプロセッサアプリケー
ションプログラム等の他のプログラムを実行することが
できる。
【0118】なお、ミニカウンタ画面175は、基本メ
ニュー画面155がディスプレイ34上に表示された状
態でミニカウンタメニュー159がクリック処理された
場合にも表示される(ステップS7;YES)。
【0119】ステップS8においてミニカウンタ画面1
75が表示されている状態で、当該ミニカウンタ画面1
75上において縮小ボタン172がクリック処理された
か否かが判定され(ステップS9)、縮小ボタン172
がクリック処理されないときは(ステップS9;N
O)、次に、拡大ボタン177がクリック処理されたか
否かが判定され(ステップS10)、拡大ボタン177
がクリック処理されたときは(ステップS10;YE
S)、元のカウンタ画面165を表示するためにステッ
プS5へ移る。
【0120】一方、ステップS10における判定におい
て、拡大ボタン177がクリック処理されないときは
(ステップS9;NO)、ミニカウンタ画面175がそ
のまま表示される。また、ステップS9における判定に
おいて、縮小ボタン172がクリック処理されたときは
(ステップS9;YES)、ミニカウンタ画面15に代
えてマイクロカウンタ画面180がをディスプレイ34
上に表示される(ステップS12)。このマイクロカウ
ンタ画面について、図11(c)を用いて説明すると、
当該マイクロカウンタ画面180は、ディスプレイ34
上のミニカウンタ画面175よりもさらに小さい表示領
域内に表示されるものであり、図11(c)に示すよう
に、上述の着信選択ボタン166、メッセージ欄16
7、音声件数表示欄168、ファクシミリ件数表示欄1
69及び拡大ボタン177とにより構成されている。な
お、マイクロカウンタ画面180が表示されているとき
は、基本画面130は表示されない。更に、マイクロカ
ウンタ画面180、メッセージ欄167は、対応するミ
ニカウンタ画面175のメッセージ欄よりも更に小型化
されており、全体としてマイクロカウンタ画面180の
表示に要するディスプレイ34上の表示領域はミニカウ
ンタ画面175を表示するために要する表示領域よりも
更に小さい領域となっている。ディスプレイ34上にお
いて、このマイクロカウンタ画面180を表示するため
の表示領域以外の表示領域は空き領域となっており、当
該空き領域は、ミニカウンタ画面175の場合と同様
に、例えばワードプロセッサアプリケーションプログラ
ムのための表示領域に充てることが可能となる。このた
め、上記マイクロカウンタ画面180は、通常ディスプ
レイ34の表示領域上の端部に表示されることが多い。
また、上記マイクロカウンタ画面180は、ミニカウン
タ画面175と同様に、主としてファクシミリ制御部F
Xがファクシミリ情報の受信待機中のみである場合に利
用されることが多い。
【0121】このマイクロカウンタ画面180を表示し
ておくことで、ファクシミリ情報の着信の状況のうち、
必要最小限の事項のみを把握しつつ上記ワードプロセッ
サアプリケーションプログラム等の他のプログラムをよ
り広い表示領域を用いて実行することができる。なお、
マイクロカウンタ画面180は、基本メニュー画面15
5がディスプレイ34上に表示された状態でマイクロカ
ウンタメニュー160がクリック処理された場合にも表
示される(ステップS11;YES)。
【0122】ステップS12においてマイクロカウンタ
画面180が表示されている状態で、当該マイクロカウ
ンタ画面180上において拡大ボタン177がクリック
処理されたか否かが判定され(ステップS13)クリッ
ク処理されないときは(ステップS13;NO)、マイ
クロカウンタ画面180がそのまま表示される。
【0123】また、拡大ボタン177がクリック処理さ
れたときは(ステップS13;YES)、ミニカウンタ
画面175を表示するためにステップS8へ移る。一
方、ステップS3において、基本メニュー画面155が
ディスプレイ34上に表示されている状態でカウンタメ
ニュー156、ミニカウンタメニュー159又はマイク
ロカウンタニュー160がいずれもクリック処理されて
いない場合には(ステップS4、S7、S11;いずれ
もNO)、次に、基本メニュー画面155上のステータ
スメニュー158がクリック処理されたか否かが判定さ
れ(ステップS14)、クリック処理されていないとき
は(ステップS14;NO)、次に基本メニュー画面1
55上の電話メニュー157がクリック処理されたか否
かが判定される(ステップS22)。
【0124】また、ステップS14における判定におい
て、ステータスメニュー158がクリック処理されたと
きは(ステップS14;YES)、次に、ファクシミリ
情報の送受信に関する一般的な情報を示す一般ステータ
ス画面182が基本画面130と共に表示される(ステ
ップS15)。この一般ステータス画面182につい
て、図13(a)を用いて説明すると、当該一般ステー
タス画面182は、パソコン30において最後に受信し
たファクシミリ情報に関する情報(送信元、受信結果の
可否等)を表示する最終受信情報欄185と、現在の日
付及び時刻等を表示する日付欄186と、パソコン30
から最後に送信したファクシミリ情報に関する情報(送
信先、送信結果の可否等)を表示する最終送信情報欄1
87と、ファクシミリ受信に関する現在の状態(まだ見
ていないファクシミリ情報があるか否か並びにその受信
件数等)を表示するステータス表示欄188とにより構
成される。この一般ステータス画面182は、ファクシ
ミリ情報の送受信を実際に行っているとき以外に表示さ
れるステータス画面である。
【0125】次に、一般ステータス画面182を表示中
(ステップS15)にパソコン30からのファクシミリ
情報の送信が開始されたか否かが判定され(ステップS
16)、送信が開始されると(ステップS16;YE
S)、一般ステータス画面182に代えて、送信ステー
タス画面183が基本画面130と共に表示される(ス
テップS17)。この送信ステータス画面183につい
て、図13(b)を用いて説明すると、当該送信ステー
タス画面183は、実際に送信中の経過状態を示す送信
ステータス表示欄189とにより構成されている。この
送信ステータス表示欄189には、具体的には、送信先
電話番号、送信先名、送信経過時間、ファクシミリ送信
に関する現在の状態すなわち、送信すべきファクシミリ
情報のうち、どの程度のファクシミリ情報の送信が完了
したか(例えば、送信すべきファクシミリ情報のうち、
全体の何パーセントのファクシミリ情報の送信が完了し
たか)等を棒グラフで示すいわゆるプログレスバー等が
含まれている。また、当該送信ステータス表示欄189
内には、送信中のファクシミリ情報の送信を停止すると
きにクリック処理される取消ボタン189Aも表示され
ている。
【0126】ステップS17において、送信ステータス
画面183が表示されている状態で、当該ファクシミリ
送信が終了したか否かが判定され(ステップS18)終
了していないときは(ステップS18;NO)そのまま
送信が終了するまで送信ステータス画面183を表示し
続けるためステップS17に戻る。そして、送信が終了
すると(ステップS18;YES)、自動的にステップ
S15に移り、上記一般ステータス画面182に切り替
わる。
【0127】次に、ステップS16の判定において、フ
ァクシミリ情報の送信が開始されていないときは(ステ
ップS16;NO)、次に、パソコン30に多機能周辺
装置1を介してファクシミリ情報が着信したか否かが判
定され(ステップS19)、着信したときは(ステップ
S19;YES)、一般ステータス画面182に代え
て、受信ステータス画面184が基本画面130と共に
表示される(ステップS20)。この受信ステータス画
面184について、図13(c)を用いて説明すると、
当該受信ステータス画面184は、実際に受信中の状態
を示す受信ステータス表示欄190により構成されてい
る。この受信ステータス表示欄190には、具体的に
は、送信元電話番号、送信元名、受信経過時間並びにフ
ァクシミリ送受信に関する現在の状態(現在までに何頁
受信しているか)等が含まれている。
【0128】ステップS20において、受信ステータス
画面184が表示されている状態で、当該ファクシミリ
受信が終了したか否かが判定され(ステップS21)終
了していないときは(ステップS21;NO)そのまま
受信が終了するまで受信ステータス画面184を表示し
続けるためステップS20に戻る。そして、受信が終了
すると(ステップS21;YES)、自動的にステップ
S15に移り、上記一般ステータス画面182に切り替
わる。
【0129】なお、上記一般ステータス画面182が表
示されている状態で、電話アイコン141がクリック処
理されたときには、それまで表示されていた一般ステー
タス画面182に代えて、図10(b)に示す基本画面
130と電話画面150とを合成した画面が表示され、
当該電話画面150を用いて所望の通話先に電話を掛け
ることができる。そして、その電話処理が終了すると電
話画面150に代えて、再び一般ステータス画面182
が表示されることとなる。なお、送信あるいは受信ステ
ータス画面183、184が表示されている状態では、
電話回線24が使用中であるので、電話を掛けることが
できない。従って、この場合には、電話アイコン14の
クリック処理を無視して電話画面150を表示しないよ
うにしてもよいし、あるいは、電話画面150を一旦表
示してから、実際に電話処理が開始された時点で、まだ
電話回線が使用中であるときは、その旨の「エラー表
示」を行うようにしてもよい。
【0130】一方、ステップS3において、基本メニュ
ー画面155がディスプレイ34上に表示された状態
で、電話メニュー157がクリック処理された場合には
(ステップS22;YES)、電話アイコン141がク
リック処理されたときに表示される図10(b)に示す
電話画面150が基本画面130と共にディスプレイ3
4上に常に表示される状態となる。すなわち、電話アイ
コン141のクリック処理により電話画面150を表示
した場合には、その電話処理の終了とともに電話画面1
50が消去され、電話アイコン141がクリック処理さ
れる直前の状態に戻るが、電話メニュー157のクリッ
ク処理により電話画面150が選択的に表示されるよう
に設定したときには、電話処理が終了しても電話画面1
50はそのままディスプレイ34上に残存する。
【0131】また、ステップ3において、基本メニュー
画面155がディスプレイ34上に表示された状態で、
基本メニュー161がクリック処理された場合には(ス
テップS22;NO)、ステップS1に移行して図10
(a)に示す基本画面130のみがディスプレイ34上
に表示されることとなる。ここで、基本画面130のみ
の表示が行なわれているときは、この基本画面130を
表示するための表示領域以外の表示領域は空き領域とな
っており、当該空き領域は、上述の各カウンタ画面の場
合と同様に、並行処理中の他のアプリケーションプログ
ム(例えば、ワードプロセッサアプリケーションプログ
ラム)等のための表示領域に充てることが可能となる。
このため、上記基本画面130は、通常ディスプレイ3
4の表示領域状の上端部に表示されることが多い。
【0132】なお、図9に示すフローチャートには明示
していないが、ディスプレイ34上にカウンタ画面16
5(ミニカウンタ画面175とマイクロカウンタ画面1
80を除く)、あるいは電話画面、さらにはステータス
画面が表示されている状態で、表示メニュー132がク
リック処理された場合においても、基本メニュー画面1
55がプルダウンメニューとして表示される。従って、
使用者は、希望に応じて何時でも表示形態を切り換える
ことができる。
【0133】また、基本メニュー画面155がプルダウ
ンメニューとして表示されたメニュー選択状態で、カウ
ンタメニュー156と電話メニュー157とは、使用者
の希望により同時に選択することも可能となっており、
これによって、図12に示すように、カウンタ画面16
5と電話画面150とを基本画面130に合成した画面
がディスプレイ34上に常に表示されることとなる。従
って、多機能周辺装置1に関連したアプリケーションプ
ログラムを頻繁に利用する使用者であって、他のワープ
ロアプリケーションプログラム等を同時並行的に起動さ
せることの少ない使用者としては、ディスプレイ34上
の画面領域をフルに利用して効率的に多機能周辺装置1
を活用できる。
【0134】以上説明したように、実施形態の表示制御
処理によれば、ファクシミリ情報の受信待機処理のみを
行っている場合には、予め設定された大きさの異なるミ
ニアウンタ画面175又はマイクロカウンタ画面180
のうち、ディスプレイ34に表示すべき一つの大きさの
画面であって、必要な表示内容を夫々に含む画面を選択
指定し、これを表示することができるので、ファクシミ
リ情報の受信と多機能周辺装置1を使用しない他の情報
処理に対応する表示画面をディスプレイ34上に同時に
表示しつつ夫々の情報処理を実行する際に、ファクシミ
リ情報の受信に対応する表示画面については、より小さ
なミニカウンタ画面175又はマイクロカウンタ画面1
80を選択指定して表示しつつ当該ファクシミリ情報の
受信を実行することができるので、ファクシミリ情報の
受信に必要な表示画面を表示しつつ他の情報処理に対応
する表示画面をより広い表示領域に表示させて当該他の
情報処理を実行できる。
【0135】また、当該ファクシミリ情報の受信の実行
中において、受信待機を行う際にはミニカウンタ画面1
75又はマイクロカウンタ画面180を選択指定して受
信待機することができ、ファクシミリ情報の受信以外の
他の情報処理に対応する表示画面をより広い表示領域に
表示させつつ当該他の情報処理を実行できる。
【0136】更に、ミニカウンタ画面175又はマイク
ロカウンタ画面180のうち、一の画面中には、一の画
面を他の画面に切り換える場合に操作される拡大ボタン
177及び縮小ボタン172が含まれているので、一の
画面から他の画面に切り換えてミニカウンタ画面175
又はマイクロカウンタ画面180或はカウンタ画面16
5を表示しつつワードプロセッサアプリケーションプロ
グラム等の他の情報処理を実行することができる。
【0137】更にまた、必要に応じて基本画面130の
みの表示とすることもできるので、ファクシミリ情報の
送受信以外の他の情報処理に対応する表示画面をより広
い表示領域に表示させつつ当該他の情報処理を実行でき
る。
【0138】なお、上記実施形態を行うためのアプリケ
ーションプログラムは、フレキシブルディスク41又は
CD−ROM(Compact Disk-Read Only Memory )等の
記録媒体に記録させておくことができるので、パソコン
30に限らず、アプリケーションプログラムが実行可能
なコンピュータであれば、いずれのコンピュータを用い
ても本発明を適用することができる。
【0139】更にまた、上記実施形態はスキャナ部1
4、プリンタ部15又はNCU19等からなるファクシ
ミリ機能部を一体に備えた多機能周辺装置1を対象とし
た実施形態であって、ファクシミリ機能部等の機能を周
辺装置として一元的にパソコン30から管理するように
した実施形態であるが、これに限らず、スキャナ装置や
プリンタ装置単体の周辺装置を含んだ情報処理装置に対
しても本発明を適用することができる。
【0140】
【発明の効果】請求項1に記載の発明によれば、一の情
報処理を示す表示画面に対応する大きさの異なる複数の
副表示画面のうち、表示手段に表示すべき一の大きさの
副表示画面を選択指定し、選択指定された大きさの副表
示画面を表示制御するので、複数の情報処理に対応する
表示画面を同時に表示しつつ複数の情報処理を実行する
際に、一の情報処理に対応する表示画面については、よ
り小さな副表示画面を選択指定して表示しつつ当該一の
情報処理を実行することができるので、一の情報処理に
必要な表示画面を表示しつつ当該一の情報処理以外の他
の情報処理に対応する表示画面をより広い表示領域に表
示させつつ当該他の情報処理を実行できる。
【0141】従って、より小さな副表示画面による表示
で一の情報処理についての表示が足りるとき、当該一の
情報処理についてはより小さな副表示画面を表示しつ
つ、他の情報処理についてより広い表示領域を確保して
当該他の情報処理を制御できる。
【0142】請求項2に記載の発明によれば、請求項1
に記載の発明の効果に加えて、一の情報処理は、送信さ
れてきた情報を受信すると共に、少なくとも当該受信し
た情報の数を表示する情報処理であるので、当該一の情
報処理の実行中において、情報の受信待機を行う際には
小さな副表示画面を選択指定して受信待機することがで
き、一の情報処理以外の他の情報処理に対応する表示画
面をより広い表示領域に表示させつつ当該他の情報処理
を実行できる。
【0143】請求項3に記載の発明によれば、請求項1
又は2に記載の発明の効果に加えて、情報処理装置は、
電話回線を介して外部と接続されていると共に、一の情
報処理は、外部から当該電話回線を介して送信されてき
たファクシミリ情報を受信し、当該受信したファクシミ
リ情報の数及びファクシミリ情報の受信状態を表示する
情報処理であるので、受信したファクシミリ情報の数及
び受信状態をより小さな表示画面で表示しつつ他の情報
処理を実行することができる。
【0144】請求項4に記載の発明によれば、請求項1
から3のいずれか一項に記載の発明の効果に加えて、複
数の副表示画面のうち、一の副表示画面中には、一の副
表示画面を他の副表示画面に切り換える場合に操作され
る選択手段が含まれているので、一の情報処理について
一の副表示画面から他の副表示画面に切り換えて副表示
画面を表示しつつ他の情報処理を実行することができ
る。
【0145】請求項5に記載の発明によれば、一の情報
処理に対応する表示画面を表示しないことを選択指定す
ると共に、当該一の情報処理に対応する表示画面を表示
しないことが選択されたとき、当該一の情報処理に対応
する表示画面を消去するので、一の情報処理以外の他の
情報処理に対応する表示画面をより広い表示領域に表示
させつつ当該他の情報処理を実行できる。
【0146】従って、一の情報処理についての表示画面
が不要のときは、当該一の情報処理についての表示画面
を消去できるので、他の情報処理についてより広い表示
領域を確保して当該他の情報処理を制御できる。
【0147】請求項6に記載の発明によれば、請求項5
に記載の発明の効果に加えて、一の情報処理は、外部に
対して情報を送信する情報処理であると共に、一の情報
処理に対応する表示画面は、外部に対する情報の送信状
態を示す表示画面であるので、情報の送信状態を表示す
る表示画面が不要のときはこれを消去し、情報を送信す
る情報処理以外の情報処理について対応する表示画面を
より広い表示領域に表示させつつ当該他の情報処理を実
行できる。
【0148】請求項7に記載の発明によれば、請求項5
に記載の発明の効果に加えて、一の情報処理は、送信さ
れてくる情報を受信する情報処理であると共に、一の情
報処理に対応する表示画面は、情報の受信状態を示す表
示画面であるので、情報の受信状態を表示する表示画面
が不要のときはこれを消去し、情報を受信する情報処理
以外の情報処理について対応する表示画面をより広い表
示領域に表示させつつ当該他の情報処理を実行できる。
【0149】請求項8に記載の記録媒体に記録された表
示制御用プログラムによれば、一の情報処理を示す表示
画面に対応する大きさの異なる複数の副表示画面のう
ち、表示手段に表示すべき一の大きさの副表示画面を選
択指定し、選択指定された大きさの副表示画面を表示制
御するので、複数の情報処理に対応する表示画面を同時
に表示しつつ複数の情報処理を実行する際に、一の情報
処理に対応する表示画面については、より小さな副表示
画面を選択指定して表示しつつ当該一の情報処理を実行
することができるので、一の情報処理に必要な表示画面
を表示しつつ当該一の情報処理以外の他の情報処理に対
応する表示画面をより広い表示領域に表示させつつ当該
他の情報処理を実行できる。
【0150】従って、より小さな副表示画面による表示
で一の情報処理についての表示が足りるとき、当該一の
情報処理についてはより小さな副表示画面を表示しつ
つ、他の情報処理についてより広い表示領域を確保して
当該他の情報処理を制御できる。
【0151】請求項9に記載の記録媒体に記録された表
示制御用プログラムによれば、一の情報処理に対応する
表示画面を表示しないことを選択指定すると共に、当該
一の情報処理に対応する表示画面を表示しないことが選
択されたとき、当該予め設定された一の情報処理に対応
する表示画面を消去するので、一の情報処理以外の他の
情報処理に対応する表示画面をより広い表示領域に表示
させつつ当該他の情報処理を実行できる。
【0152】従って、一の情報処理についての表示画面
が不要のときは、当該一の情報処理についての表示画面
を消去できるので、他の情報処理についてより広い表示
領域を確保して当該他の情報処理を制御できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】情報処理装置の全体構成を示す外観図である。
【図2】多機能周辺装置の内部の概要構成を示すブロッ
ク図である。
【図3】パソコンの内部の概要構成を示すブロック図で
ある。
【図4】パソコンの機能構成を示すブロック図である。
【図5】多機能周辺装置の制御処理を示すフローチャー
トである。
【図6】設定画面の例(I)を示す図であり、(a)は
一般設定に対応する設定画面の一例を示す図であり、
(b)はプリンタ部の設定に対応する設定画面の一例を
示す図である。
【図7】設定画面の例(II)を示す図であり、(a)は
短縮ダイアル登録に対応する設定画面の一例を示す図で
あり、(b)はファクシミリ機能の設定に対応する設定
画面の例(i)を示す図である。
【図8】設定画面の例(III )を示す図であり、(a)
はファクシミリ機能の設定に対応する設定画面の例(i
i)を示す図であり、(b)はスキャナ部の設定に対応
する設定画面の一例を示す図である。
【図9】パソコンにおける表示制御処理を示すフローチ
ャートである。
【図10】基本画面及び電話画面等の一例を示す図であ
り、(a)は基本画面の一例を示す図であり、(b)は
電話画面の一例を示す図であり、(c)は基本メニュー
画面の一例を示す図である。
【図11】カウンタ画面等の一例を示す図であり、
(a)はカウンタ画面の一例を示す図であり、(b)は
ミニカウンタ画面の一例を示す図であり、(c)はマイ
クロカウンタ画面の一例を示す図である。
【図12】カウンタ画面と電話画面の合成画面の一例を
示す図である。
【図13】ファクシミリ情報の送受信状態を示す図であ
り、(a)は一般ステータス画面を示す図であり、
(b)は送信ステータス画面を示す図であり、(c)は
受信ステータス画面を示す図である。
【符号の説明】
1…多機能周辺装置 2…操作パネル 3…カセット装着部 4…原稿台 5…記録用紙カセット 6…本体 10、36…CPU 11、39…ROM 12…EEPROM 13、37…RAM 14…スキャナ部 15…プリンタ部 16、38…インターフェース部 17…接続ケーブル 18…受話器 19…NCU 20…モデム部 21…アンプ 22…スピーカ 23、40…バス 24…電話回線 30…パソコン 31…キーボード 32…マウス 33…外部記憶部 33A…フレキシブルディスクドライブ装置 34…ディスプレイ 35…画像処理部 41…フレキシブルディスク 50…スキャナアプリケーション部 51…スキャナドライバ 52…スキャナ用受信バッファ 53…スキャナ用送信バッファ 54…プリンタアプリケーション部 55…プリンタドライバ 56…プリンタドライバ用受信バッファ 57…プリンタドライバ用送信バッファ 58…リモートセットアップ部 59…リモートセットアップデータドライバ 60…セットアップ用受信バッファ 61…セットアップ用送信バッファ 62…ファクシミリアプリケーション部 63…ファクシミリドライバ 64…ファクシミリ用受信バッファ 65…ファクシミリ用送信バッファ 66…リソースマネージャ 67…受信バッファ 68…リソースマネージャ用バッファ 69…パラレルポートドライバ 70…局名設定欄 71…局電話番号設定欄 72…局FAX番号設定欄 73…ダイアルタイプ設定欄 74…日付設定欄 75…紙サイズ設定欄 76、83、92、102、115、121…確定ボタ
ン 77、84、93、103、116、189A…取消ボ
タン 80…モード設定欄 81…スリープタイム設定欄 90…ダイアル選択欄 91…通話先入力欄 100…送信情報記憶機能オン/オフ設定欄 101…留守番電話機能オン/オフ設定欄 104…次頁ボタン 120…読取能力選択欄 122…次頁ボタン 130…基本画面 131…ファイルボタン 132…表示ボタン 133…スタートボタン 134…セットアップボタン 135…ヘルプボタン 136…ファクシミリ送信アイコン 137…メモファクシミリアイコン 138…ビューワーアイコン 139…ログアイコン 140…電話帳アイコン 141…電話アイコン 150…電話画面 151…ダイアルボタン 152…短縮ダイアルボタン 153…再ダイアルボタン 155…基本メニュー画面 156…カウンタボタン 157、176…電話ボタン 158…ステータスボタン 159…ミニカウンタボタン 160…マイクロカウンタボタン 161…基本ボタン 165…カウンタ画面 166…着信選択ボタン 167…メッセージ欄 168…音声件数表示欄 169…ファクシミリ件数表示欄 170…音声ボタン 171…ログボタン 172…縮小ボタン 173…ステータス表示欄 175…ミニカウンタ画面 177…拡大ボタン 180…マイクロカウンタ画面 182…一般ステータス画面 183…送信ステータス画面 184…受信ステータス画面 185…最終受信情報欄 186…日付欄 187…最終送信情報欄 188…ステータス表示欄 189…送信ステータス表示欄 190…受信ステータス表示欄 S…情報処理装置 SC…スキャナ制御部 PR…プリンタ制御部 RM…セットアップ制御部 FX…ファクシミリ制御部 Ssr…スキャナ用受信データ Sst…スキャナ用送信データ Spr…プリンタ用受信データ Spt…プリンタ用送信データ Srr…セットアップ用受信データ Srt…セットアップ用送信データ Sfr…ファクシミリ用受信データ Sft…ファクシミリ用送信データ Smr、Smt…管理メッセージ Sr …受信データ St …送信データ Sq …要求信号 Ms …スキャナ用メッセージ Mp …プリンタ用メッセージ Mr …セットアップ用メッセージ Mf …ファクシミリ用メッセージ
【手続補正書】
【提出日】平成8年11月7日
【手続補正1】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図5
【補正方法】変更
【補正内容】
【図5】
【手続補正2】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図9
【補正方法】変更
【補正内容】
【図9】
【手続補正3】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図10
【補正方法】変更
【補正内容】
【図10】
【手続補正4】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図11
【補正方法】変更
【補正内容】
【図11】
【手続補正5】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図12
【補正方法】変更
【補正内容】
【図12】
【手続補正6】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図13
【補正方法】変更
【補正内容】
【図13】

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 異なる情報処理に対応する複数の表示画
    面を、表示手段上の表示領域内の異なる位置に同時に表
    示する当該表示手段を備えた情報処理装置における前記
    表示画面の表示を制御する表示制御装置であって、 予め設定された一の前記情報処理を示す前記表示画面に
    対応して予め設定された大きさの異なる複数の副表示画
    面であって、予め設定された一の前記情報処理に必要な
    表示内容を夫々に含む副表示画面のうち、前記表示手段
    に表示すべき一の大きさの前記副表示画面を選択指定す
    る選択指定手段と、 前記選択指定手段により選択指定された大きさの前記副
    表示画面を表示制御する制御手段と、 を備えたことを特徴とする表示制御装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の表示制御装置におい
    て、 予め設定された一の前記情報処理は、外部から送信され
    てきた情報を受信すると共に、少なくとも当該受信した
    情報の数を表示する情報処理であることを特徴とする表
    示制御装置。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2に記載の表示制御装置に
    おいて、 前記情報処理装置は、電話回線を介して外部と接続され
    ていると共に、 予め設定された一の前記情報処理は、外部から当該電話
    回線を介して送信されてきたファクシミリ情報を受信
    し、当該受信したファクシミリ情報の数及び前記ファク
    シミリ情報の受信状態を表示する情報処理であることを
    特徴とする表示制御装置。
  4. 【請求項4】 請求項1から3のいずれか一項に記載の
    表示制御装置において、 複数の前記副表示画面のうち、一の前記副表示画面中に
    は、一の前記副表示画面を当該一の前記副表示画面と異
    なる他の前記副表示画面に切り換える場合に操作される
    選択手段が含まれていることを特徴とする表示制御装
    置。
  5. 【請求項5】 異なる情報処理に対応する複数の表示画
    面を同時に表示する表示手段を備えた情報処理装置にお
    ける前記表示画面の表示を制御する表示制御装置であっ
    て、 予め設定された一の前記情報処理に対応する前記表示画
    面を表示しないことを選択指定する選択指定手段と、 当該選択指定手段において当該予め設定された一の前記
    情報処理に対応する前記表示画面を表示しないことが選
    択されたとき、当該予め設定された一の前記情報処理に
    対応する前記表示画面を消去する消去手段と、 を備えたことを特徴とする表示制御装置。
  6. 【請求項6】 請求項5に記載の表示制御装置におい
    て、 予め設定された一の前記情報処理は、外部に対して情報
    を送信する情報処理であると共に、 予め設定された一の前記情報処理に対応する前記表示画
    面は、外部に対する前記情報の送信状態を示す表示画面
    であることを特徴とする表示制御装置。
  7. 【請求項7】 請求項5に記載の表示制御装置におい
    て、 予め設定された一の前記情報処理は、外部から送信され
    てくる情報を受信する情報処理であると共に、 予め設定された一の前記情報処理に対応する前記表示画
    面は、外部からの前記情報の受信状態を示す表示画面で
    あることを特徴とする表示制御装置。
  8. 【請求項8】 異なる情報処理に対応する複数の表示画
    面を、表示手段上の表示領域内の異なる位置に同時に表
    示する当該表示手段を備えたコンピュータにおいて実行
    される前記表示画面の表示を制御するための表示制御用
    プログラムが記録された記録媒体であって、 前記コンピュータを、 予め設定された一の前記情報処理に対応して予め設定さ
    れた大きさの異なる複数の副表示画面であって、予め設
    定された一の前記情報処理に必要な表示内容を夫々に含
    む副表示画面のうち、前記表示手段に表示すべき一の大
    きさの前記副表示画面を選択指定する選択指定手段、及
    び、 前記選択指定手段により選択指定された大きさの前記副
    表示画面を表示制御する制御手段、 として機能させるための前記表示制御用プログラムを記
    録したことを特徴とする記録媒体。
  9. 【請求項9】 異なる情報処理に対応する複数の表示画
    面を同時に表示する表示手段を備えたコンピュータにお
    いて実行される前記表示画面の表示を制御するための表
    示制御用プログラムが記録された記録媒体であって、 前記コンピュータを、 予め設定された一の前記情報処理に対応する前記表示画
    面を表示しないことを選択指定する選択指定手段、及
    び、 当該選択指定手段において当該予め設定された一の前記
    情報処理に対応する前記表示画面を表示しないことが選
    択されたとき、当該予め設定された一の前記情報処理に
    対応する前記表示画面を消去する消去手段、 として機能させるための前記表示制御用プログラムを記
    録したことを特徴とする記録媒体。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN110580134A (zh) * 2018-06-08 2019-12-17 佳能株式会社 执行作业的图像处理装置、其控制方法以及存储介质

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