JP4669770B2 - 建造物の壁面部を構成するパネル同士の接合部及びその構築方法 - Google Patents

建造物の壁面部を構成するパネル同士の接合部及びその構築方法 Download PDF

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Description

この発明は、鉄骨コンクリートパネル構造の建造物を構成するコンクリート製の壁面パネルの上面と、ガラス障子或いはガラス板を建て込んだ窓パネルを構成する下枠の下面との接合部の改良に関する。具体的には、この下枠の変形を防止し、且つ、この接合部のシール性の向上を図れる接合部及びその構築方法を実現するものである。
一般家庭、工場、事務所等の鉄骨コンクリートパネル構造の建造物の壁面を、ECPパネル(押出成形セメント板)と、ガラス障子或いはガラス板を建て込んだ窓パネルとを組み合わせて構成する事が行なわれている。この様なECPパネルと窓パネルとを組み合わせる場合、これら両パネル同士の接合部(突き合わせ部)の水密保持を、現場でモルタルを充填する(モルタルを現場打ちする)、所謂湿式モルタル工法ではなく、高分子材料製のシール材により図る、所謂乾式工法等により行なう。
この様な乾式工法等によりECPパネルと窓パネルとの接合部の水密保持を図る場合には、現場打ちのモルタルにより窓パネルの重量を支える事ができない。この窓パネルは、最も重量が嵩むガラス板が屋外寄り部分に設置される為、何らかの手段によりこの窓パネルを構成する下枠の下面を、できる限り屋外寄り部分で支えないと、この窓パネルに、屋外側に倒れる方向のモーメントが加わる。この様なモーメントは、この窓パネルを躯体に対し支持固定する作業の妨げとなる。又、アルミニウム合金の押し出し型材製である、上記下枠の下面を十分に支えないと、この下枠が次第に変形し、この下枠と上記ガラス板との間に隙間が生じ、この隙間を通じて漏水が発生する等の問題を生じる可能性がある。
この様な事情に鑑みて考えられた、ECPパネルと窓パネルとの接合部の水密保持を図ると共に、この窓パネルの下面を支える構造として、特許文献1に記載されたものが知られている。図7は、この特許文献1に記載された構造を示している。この図7に示した構造では、それぞれがECPパネルである上下1対の壁面パネル1、1同士の間に、窓パネル2を建て込んでいる。これら各壁面パネル1、1は躯体3a、3bに対し、支持ブラケット4、4により、支持固定されている。又、上記窓パネル2は、ガラス板5の上下両縁に、それぞれ上枠6と下枠7とを装着して成る。このうちの下枠7は、下側の躯体3bにその基端部を支持固定した支持板8の先端部上面に載置している。
更に、上記上枠6の上面と上側の躯体3aの下面との間、上記下枠7の下面と下側の壁面パネル1の上面との間に、それぞれゴム等の高分子材料製のパッキング9a、9bを挟持して、当該部分をシールしている。下側のパッキング9bは、上記下側の壁面パネル1の上面に貼着されており、この上面と、上記下枠7の下面部に設けられた水平板部10の下面との間で、弾性的に挟持されている。上記上側の壁面パネル1の下面屋外側端部と上記上枠6の上面との間、並びに、上記下側の壁面パネル1の屋外側面上端部と上記下枠7との間には、それぞれシール材11a、11bを充填して、当該部分をシールしている。上記各パッキング9a、9bは、これら各シール材11a、11bを通過した雨水等が、屋内にまで達するのを防止する為に設けている。
上述の様な構造の場合、上記各パッキング9a、9bによるシール性を十分に図る事ができない。特に、これら水平方向に配設されたパッキング9a、9bの両端部と、鉛直方向に配設されたパッキング(図示せず)の両端部との連続部(隅角部)の隙間をなくす事は非常に難しく、この隅角部から屋内側に隙間風や漏水等が入り込み易い。又、上記支持板8が上記躯体3bに対し、片持ち梁式に支持されているだけでなく、この支持板8による上記下枠7の支持位置が、必ずしも十分に屋外側によっているとは言えない。この為、上記窓パネル2が屋外側に倒れ込もうとするモーメントを低減する効果を必ずしも十分に得られないだけでなく、長期間経過後に上記下枠7の変形を抑える効果も、必ずしも十分に得られないものと考えられる。
この様な問題を解決する為には、次の(1)(2)の様な構造を採用する事が考えられる。
(1) 隅角部を含め、壁面パネルと窓パネルとの接合部のシール性を十分に確保する為に、この接合部にシール材を、この窓パネルの全周に亙って充填する(図7に示したパッキング9a、9bを、現場施工のシール材に置き換える)。
(2) 下側の壁面パネルの上面と下枠の下面との間に、窓パネルの重量を支える為のブラケットを設ける。
但し、単にこれら(1)(2)の構造を採用した場合には、このうちの(1) のシール材を施工する作業が面倒になる。
即ち、上記(1) のシール材は、上記(2) のブラケットよりも屋内寄り部分に存在するが、このシール材の充填作業は、上記壁面パネル及び上記窓パネルの屋外側から行なう必要がある。この為、上記ブラケット設置部分で、上記充填作業を行ないにくくなり、シール材の充填作業の能率化を妨げるだけでなく、当該部分に充填したシール材の品質保持が難しくなる(例えば、シール材に不連続部が生じ易くなる)。
特開2002−54354号公報
本発明は、上述の様な事情に鑑み、施工が容易で、壁面パネルと窓パネルとの間のシールを、隅角部を含めて、この窓パネルの全周に亙って良好に図れ、しかも、この窓パネルの重量を効果的に支えられる構造及びその構築方法を実現すべく発明したものである。
本発明の建造物の壁面部を構成するパネル同士の接合部及びその構築方法のうち、請求項1に記載した、建造物の壁面部を構成するパネル同士の接合部の発明は、壁面パネルと窓パネルとを備える。
このうちの壁面パネルは、躯体よりも屋外側に支持固定されており、窓パネルは、この壁面パネルの上方に設置されている。
又、上記窓パネルの下辺を構成する下枠は、その下面を上記壁面パネルの上面に対向させた状態で、上記躯体に対し支持固定されている。
又、上記下枠の下面と上記壁面パネルの上面との間の隙間は、屋内側端部と屋外側端部との2個所位置で、これら両面の全長に亙り、それぞれ屋内側シール材と屋外側シール材とにより塞がれている。尚、このうちの屋外側シール材に関しては、上記隙間の屋外側端部が結果的に塞がれていれば良く、この屋外側シール材が、上記下枠の下面と上記壁面パネルの上面との間の隙間内に存在している必要はない。
更に、上記下枠の下面のうちこの下枠の長さ方向に異なる複数個所でこれら両シール材の間部分に受ブラケットが、この下枠の長さ方向に亙る変位を可能にして装着されており、上記壁面パネルの上面にその下面を当接させた支えブラケットを、上記受ブラケットにねじ止め固定している。
又、請求項2に記載した、建造物の壁面部を構成するパネル同士の接合部の構築方法の発明は、躯体よりも屋外側に支持固定された壁面パネルの上面と、この壁面パネルの上方に設置された窓パネルの下面とを、これら両面同士の間の隙間を塞いだ状態で接合する方法に関する。
この様な、請求項2に係る建造物の壁面部を構成するパネル同士の接合部の構築方法は、先ず、上記壁面パネルを上記躯体に対し固定すると共に、この躯体に対して上記窓パネルを、この窓パネルの下辺を構成する下枠の下面を上記壁面パネルの上面に対向させた状態で上記躯体に対し支持固定する。
その後、予め上記下枠の下面にこの下枠の長さ方向に亙る変位を可能にして装着した複数個の受ブラケットをこの下枠の長さ方向に変位させつつ、この下枠の下面と上記壁面パネルの上面との間の隙間のうちの屋内側端部を、これら上面及び下面の全長に亙り屋内側シール材により塞ぐ。
更にその後、上記各受ブラケットを適正位置に移動させた状態で、これら各受ブラケットに、それぞれの下面を上記壁面パネルの上面に当接させた支えブラケットをねじ止め固定する。
次いで、上記隙間のうちの屋外側端部を、上記上面及び下面の全長に亙り、屋外側シール材により塞ぐ。
上述の様に構成する、本発明の建造物の壁面部を構成するパネル同士の接合部及びその構築方法によれば、施工が容易で、壁面パネルと窓パネルとの間のシールを、隅角部を含めて、この窓パネルの全周に亙って良好に図れ、しかも、この窓パネルの重量を効果的に支えられる。
即ち、上記壁面パネルと窓パネルとの間のシールを、現場でこれら壁面パネルと窓パネルとの間に充填するシール材により行なうので、隅角部を含めて、この窓パネルの全周に亙って良好なシール性能を得られる。
又、上記窓パネルの重量を支える為の、それぞれ複数個ずつ設けた受ブラケット及び支えブラケットのうち、支えブラケットは、シール材の充填作業を行なう場合に取り外せるし、上記受ブラケットは、下枠に沿って変位させる事により、この充填作業を行なう部分から退避させられる。この場合でも、上記複数個ずつ設けた受ブラケット及び支えブラケットのうち、充填作業を行なう部分から外れた個所に設けた受ブラケット及び支えブラケットは、所定位置で上記下枠の下面と上記壁面パネルの上面との間で突っ張らせる。従って、上記充填作業を行なう間でも、この壁面パネルによる、上記窓パネルの支持力が喪失する事はない。
更に、上記受ブラケット及び支えブラケットは、上記下枠の下面と上記壁面パネルの上面との間で屋内外方向中間部に設けられる。しかも、上記受ブラケット及び支えブラケットは、片持ち梁式ではなく、上記下面と上面との間でほぼ直線的に突っ張る状態となる。この為、上記下枠に加わる重量を効果的に支承できて、上記窓パネルが屋外側に倒れる方向に加わるモーメントを十分に低減できる他、上記下枠が変形する事を、長期間に亙って十分に防止できる。
本発明を実施する場合には、支えブラケットを受ブラケットに結合固定した状態で、この支えブラケットに加わる重量を、壁面パネルの上面に支承させる必要がある。この為には、この支えブラケットの下面とこの壁面パネルの上面との間に、シム板を挟持する事が考えられる。但し、この場合には、厚さが種々異なる複数種類のシム板を用意する必要がある。そこで、この様なシム板を省略する為に、好ましくは、受ブラケットに対する支えブラケットの、上下方向に関する取付位置を調節可能とする。この様にすれば、この支えブラケットの下面と壁面パネルの上面とを確実に当接させて、この壁面パネルにより、窓パネルの重量を確実に支える事ができる。上記取付位置を調節可能とする為の構造は、例えば、上記受ブラケットに対し上記支えブラケットを結合固定する為の結合ねじを挿通する為、この支えブラケットに形成した通孔を、上下方向に長い長孔とする。この場合に、この支えブラケットと上記受ブラケットとの上下方向位置が、上記結合ねじの緊締後の位置に、長期間に亙って確実に保持される構造を採用する事が好ましい。
この様な構造としては、上記支えブラケットと上記受ブラケットとの互いに当接する面に、洗濯板状の細かな凹凸を、上下方向に亙り形成する事が考えられる。或いは、上記支えブラケットに、上記長孔とは別に(長孔から水平方向に外れた位置に)、タッピングねじを隙間なく挿通自在な円孔を形成する事が考えられる。この様な構造を採用した場合には、上記支えブラケットの上下位置を調節して、この支えブラケットの下面を上記壁面パネルの上面に当接させ、上記長孔に挿通した結合ねじを緊締した後、上記円孔を挿通したタッピングねじを、上記受ブラケットに螺合し更に緊締する。このタッピングねじの緊締により、上記支えブラケットが上記受ブラケットに対し、仮にこのタッピングねじ(及び上記結合ねじ)が緩んだとしても、上下位置が動かない状態で結合される。従って、長期間経過後であっても、下枠から上記受ブラケットを介して上記支えブラケットに加わる重量を、壁面パネルの上面により確実に支承できる。
図1〜5は、本発明の実施例1を示している。本実施例の構造を組み込む建造物の壁面は、図1に示す様に、それぞれがECPパネルである複数枚の壁面パネル1、1を組み合わせると共に、開口部12に窓パネル2を建て込んでいる。この窓パネル2は、ガラス板5の四周を、それぞれがアルミニウム合金の一体押し出し型材製である、上枠6と下枠7と左右1対の竪枠13、13とにより囲んで成る。この様な窓パネル2は、この上枠6を躯体3a(外壁構造を支持する為の構造体で、建造物自体の柱、梁等の躯体に限らず、この窓パネル2を支持する為に建造物の躯体に固定したものを含む)に対し支持ブラケット14aにより、上記下枠7を躯体3bに対し支持ブラケット14bにより、それぞれ結合固定する事により、上記開口部12の内側に建て込まれ(支持固定され)ている。尚、上記各支持ブラケット14a、14bは、それぞれ上記各躯体3a、3bに溶接固定されるアンカ部材と、上記両枠6、7にねじ止め固定されるアタッチメントと、これらアンカ部材とアタッチメントとを結合する結合片とから成るが、この様な各支持ブラケット14a、14bの構造に就いては、従来から周知であるから、詳しい説明は省略する。
上述の様に、上記開口部12の内側に上記窓パネル2を建て込んだ状態で、この窓パネル2の上辺を構成する、上記上枠6の上面は、図2に示す様に、上側の壁面パネル1の下面に、上側隙間15を介して対向している。尚、本実施例の場合には、この上側の壁面パネル1の下面屋内側半部を、上記躯体3aに固定した補助躯体16の上面に載置している。そして、上記上枠6の上面屋内側半部を、この補助躯体16の下面に対向させている。又、下辺を構成する、上記下枠7の下面は、図2、4に示す様に、下側の壁面パネル1の上面に、下側隙間17を介して対向している。更に、竪辺を構成する、上記両竪枠13、13の外周側側面は、図3に示す様に、側方に存在する壁面パネル1の側面に、側方隙間18を介して対向している。
上述した様に、上記開口部12の内周面と上記窓パネル2の外周面との間に存在する、上側、下側、側方各隙間15、17、18は、屋内側端部と屋外側端部との2個所位置で、上記両周面の全長に亙り、それぞれ屋内側シール材19と屋外側シール材20とにより塞いでいる。即ち、上記上側隙間15に関しては、上記上枠6の上面の屋内側、屋外側両端部と、上記補助躯体16の下面及び上記上側の壁面パネル1の下面屋外側端部との間を、上記屋内側シール材19と上記屋外側シール材20とにより塞いでいる。又、上記下側隙間17に関しては、上記下枠7の下面の屋内側、屋外側両端部と、上記下側の壁面パネル1の上面屋内側、屋外側両端部との間を、上記屋内側シール材19と上記屋外側シール材20とにより塞いでいる。更に、又、上記側方隙間18に関しては、上記竪枠13の外周側面の屋内側、屋外側両端部と、上記側方に存在する壁面パネル1の側面屋内側、屋外側両端部との間を、上記屋内側シール材19と上記屋外側シール材20とにより塞いでいる。これら屋内側、屋外側両シール材19、20は、現場施工により上記各部に充填したもので、それぞれ上記窓パネル2の全周に亙り連続している。従って、上記各隙間15、17、18同士が連続する隅角部にも、上記窓パネル2の外周面と前記開口部12の内周面との間に、隙間風や漏水の原因となる様な隙間は存在しない。
更に、図2、4に示す様に、上記下枠7の下面の幅方向中央部で、上記屋内側、屋外側両シール材19、20の間に位置する、この下枠7の長さ方向に異なる複数個所(例えば長さ方向両端部と中央部との3個所)に、受ブラケット21を、上記下枠7の長さ方向に亙る変位を可能に装着している。この為に本実施例の場合には、この下枠7の下面の幅方向中央部に、下端開口部の幅が狭く、奥側(上側)の幅が広くなった、あり溝状の係止溝部22を形成している。又、上記各受ブラケット21は、アルミニウム合金の押し出し型材製の長尺材を、上記下枠7よりも十分に小さな所定長さ(例えば数cm程度)に切断して成るもので、上端部の係止板部23と、この係止板部23の下面中央部から下方に垂れ下がった受筒部24とから成る。
このうちの係止板部23の幅寸法W23(図5参照)は、上記係止溝部22の開口部の幅寸法w22よりも大きく、奥部の幅寸法W22(図4参照)よりも小さい(W22>W23>w22)。この様な各受ブラケット21は、上記下枠7の端部を前記竪枠13の下端部内周側面に結合固定する以前に、上記係止板部23を上記係止溝部22に、上記下枠7の長さ方向端部から滑り込ませる事で装着しておく。上記係止板部23の厚さを、この滑り込ませが可能な大きさに規制する事は勿論である。又、上記受筒部24の高さ寸法H24(図5参照)は、この受筒部24が上記下枠7の下面から十分に下方に突出するが、前記窓パネル2を前記開口部12に建て込んだ状態で、上記受筒部24の下面と下側の壁面パネル1の上面との間に隙間が残る程度に規制している。従って、上記窓パネル2を上記開口部12に建て込んだ状態で、上記各受ブラケット21は、上記下枠7に沿って移動可能である。
これら各受ブラケット21には、それぞれ支えブラケット25の上部を、結合ねじ26により結合固定している。この支えブラケット25は、アルミニウム合金の押し出し型材製の長尺材を所定長さ(例えば数cm程度)に切断するか、或いは所定長さを有する鋼板等の金属板を曲げ形成する事により、断面L字形に形成して成る。この様な支えブラケット25を、上記各受ブラケット21の受筒部24に結合固定する為、図5に示す様に、この支えブラケット25の上部に、上記結合ねじ26の杆部をがたつきなく挿通できる通孔(円孔)27を、上記受筒部24の一部にこの結合ねじ26を螺合させられるねじ孔28を、それぞれ形成している。この様な各受ブラケット21と各支えブラケット25とは、これら各受ブラケット21を上記下枠7の下面の適正位置(例えば長さ方向両端部と中央部との3個所位置)に配置した状態で、上記各結合ねじ26により結合固定する。この状態で、これら各支えブラケット25の下面を、上記下側の壁面パネル1の上面に当接させる。シム板、或いは、これら各支えブラケット25の高さ位置調節機構を設ける事により、これら各支えブラケット25の下面と下側の壁面パネル1の上面とを、上記窓パネル2の重量を支えられる状態に当接させる事は、前述した通りである。
上述した様な構造は、次の様にして構築する。先ず、上記各壁面パネル1、1を前記躯体3a、3bに対し支持固定する。この支持固定には、前述の図7に示した従来構造に使用されている支持ブラケット4、4等、従来から知られている構造を採用する。上記各壁面パネル1、1を上記躯体3a、3bに支持固定したならば、次いで、この躯体3a、3bに対して、前記窓パネル2の上下両辺を構成する、前記上枠6及び上記下枠7を、前記支持ブラケット14a、14bにより支持固定する。この状態で、上記窓パネル2の下辺を構成する上記下枠7の下面が、上記各壁面パネル1、1のうちの下側の壁面パネル1の上面に対向する。
その後、前記屋内側シール材19を、上記窓パネル2の外周面屋内寄り部分と前記開口部12の内周面屋内寄り部分との間に、全周に亙って充填する。この充填作業を容易に行なえる様にする為に、上記屋内側シール材19を充填すべき部分の屋内側に隣接する部分に、高分子材料製の屋内側バックアップ材29を、実質的に全周に亙って設置しておく。上記屋内側シール材19は、この屋内側バックアップ材29の屋外側面に沿って、屋外側から充填する。この充填作業は、前記上側、側方各隙間15、18に関しては、特に妨げられる部材が存在しない為、容易に行なえる。
これに対して、前記下側隙間17に関しては、前記各受ブラケット21及び前記各支えブラケット25が存在する。この為、屋外側から見てこれら各ブラケット21、25の裏側となる部分に就いては、そのままでは上記屋内側シール材19の充填作業を行ないにくい。そこで、本実施例の場合には、この屋内側シール材19の充填作業の進行に伴って、上記受ブラケット21を上記下枠7の長さ方向に変位させる。即ち、上記屋内側シール材19を充填すべき部分の手前に存在する受ブラケット21を、上記下枠7に沿って移動させる事により、充填作業位置から退避させる。この様に、退避させる受ブラケット21に関しては、退避させている間だけ、上記支えブラケット25を取り外しておく。退避させる1個の受ブラケット21以外の、他の受ブラケット21及び支えブラケット25に関しては、所定位置に設置したまま、上記窓パネル2の重量を支えられる状態にしておく。充填作業の進行に伴って、それまで退避していた受ブラケット21を元の位置に戻して支えブラケット25を結合固定し、上記窓パネル2の重量を支えられる状態にする。上記充填作業が更に進行したならば、別の受ブラケット21を同様に退避させつつ、充填作業を行なう。
上述の様にして、上記窓パネル2の外周面屋内寄り部分と前記開口部12の内周面屋内寄り部分との間を、全周に亙り屋内側シール材19により塞いだ後、上記両周面の間の隙間(15、17、18)のうちの屋外側端部を、これら両周面の全長に亙り、前記屋外側シール材20を充填する事により塞ぐ。この屋外側シール材20の充填作業を容易に行なえる様にする為に、上記屋外側シール材20を充填すべき部分の屋内側に隣接する部分に、高分子材料製の屋外側バックアップ材30を、実質的に全周に亙って設置しておく。上記屋外側シール材20に就いても、この屋外側バックアップ材30の屋外側面に沿って、屋外側から充填する。この充填作業は、特に妨げられる部材が存在しない為、容易に行なえる。
上述の様に構成する、本実施例の構造及び構築方法によれば、施工が容易で、前記各壁面パネル1、1同士の間に設けた上記開口部12の内周面と上記窓パネル2の外周面との間のシールを、隅角部を含めて、この窓パネル2の全周に亙って良好に図れ、しかも、この窓パネル2の重量を効果的に支えられる。
即ち、開口部12の内周面と上記窓パネル2の外周面との間のシールを、現場でこれら両周面同士の間の隙間に充填する、屋内側、屋外側両シール材19、20により行なうので、隅角部を含めて、上記窓パネル2の全周に亙って良好なシール性能を得られる。
又、この窓パネル2の重量を支える為の、それぞれ複数個ずつ設けた前記各受ブラケット21及び各支えブラケット25のうち、各支えブラケット25は、上記屋内側シール材19のうちの下辺部分を充填する際に取り外せるし、上記各受ブラケット21は、前記下枠7に沿って変位させる事により、上記下辺部分のうちで上記屋内側シール材19の充填作業を行なう部分から退避させられる。この場合でも、上記複数個ずつ設けた受ブラケット21及び支えブラケット25のうち、充填作業を行なう部分から外れた個所に設けた受ブラケット21及び支えブラケット25は、所定位置で上記下枠7の下面と前記下側の壁面パネル1の上面との間で突っ張ったままの状態に保たれる。従って、上記充填作業を行なう間でも、上記下側の壁面パネル1による、上記窓パネル2の支持力が喪失する事はなく、この窓パネル2に、屋外側に倒れる方向に加わるモーメントは、限られた大きさに止まる。
更に、上記各受ブラケット21及び上記各支えブラケット25は、上記下枠7の下面と上記下側の壁面パネル1の上面との間で、この下枠7の幅方向中間部に設けられる。しかも、上記各受ブラケット21及び上記各支えブラケット25は、片持ち梁式ではなく、上記下面と上面との間でほぼ直線的に突っ張る状態となる。この為、上記下枠7に加わる重量を効果的に支承できて、上記窓パネル2が屋外側に倒れる方向に加わるモーメントを十分に低減できる他、上記下枠7が変形する事を、長期間に亙って十分に防止できる。
図6は、本発明の実施例2を示している。本実施例の場合には、下枠7の屋外側半部下方に、水切りと呼ばれる、雨水を屋外側に導く為の導水板31を設けている。この導水板31の上端屋内側端部は、各受ブラケット21の受筒部24の屋外側面に、各支えブラケット25を介して突き当てている。この様な導水板31は、屋内側バックアップ材29を充填し、上記各受ブラケット21と上記各支えブラケット25とを結合固定した後、上記受筒部24に対しねじ止め固定する。上記導水板31をこの受筒部24に結合固定する為のねじ32と、各支えブラケット25の上端部をこの受筒部24に結合固定する為の結合ねじ26(例えば図4、5参照)とは別にし、上記導水板31の上端縁部でこの結合ねじ26と整合する部分には、この結合ねじ26の頭部との干渉を防止する為の切り欠き(図示せず)を形成している。又、上記各支えブラケット25の一部に、上記ねじ32を挿通する為の通孔を形成している。
上述の様な導水板31を設ける本実施例の場合には、下辺部分に関する屋外側シール材20a、20bを、上記導水板31の中間部上面と上記下枠7の下面屋外側端部との間と、この導水板31の下端部屋内側面と下側の壁面パネル1の上端部屋外側面との間の2個所位置に設けている。
その他の部分の構成及び作用は、上述した実施例1の場合と同様であるから、同等部分に関する図示並びに説明は省略する。
本発明の実施例1を、建造物の壁面の一部を屋外側から見た状態で示す正面図。 図1の拡大A−A断面図。 同B−B断面図。 図2のC部拡大図。 受ブラケットと支えブラケットと結合ねじとの分解斜視図。 本発明の実施例2を示す、図4と同様の図。 従来構造の1例を示す断面図。
符号の説明
1 壁面パネル
2 窓パネル
3a、3b 躯体
4 支持ブラケット
5 ガラス板
6 上枠
7 下枠
8 支持板
9a、9b パッキング
10 水平板部
11a、11b シール材
12 開口部
13 竪枠
14a、14b 支持ブラケット
15 上側隙間
16 補助躯体
17 下側隙間
18 側方隙間
19 屋内側シール材
20、20a、20b 屋外側シール材
21 受ブラケット
22 係止溝部
23 係止板部
24 受筒部
25 支えブラケット
26 結合ねじ
27 通孔
28 ねじ孔
29 屋内側バックアップ材
30 屋外側バックアップ材
31 導水板
32 ねじ

Claims (2)

  1. 躯体よりも屋外側に支持固定された壁面パネルと、この壁面パネルの上方に設置された窓パネルとを備え、この窓パネルの下辺を構成する下枠は、その下面を上記壁面パネルの上面に対向させた状態で上記躯体に対し支持固定されており、これら下枠の下面と壁面パネルの上面との間の隙間は、屋内側端部と屋外側端部との2個所位置で、これら両面の全長に亙り、それぞれ屋内側シール材と屋外側シール材とにより塞がれており、上記下枠の下面のうちこの下枠の長さ方向に異なる複数個所でこれら両シール材の間部分に受ブラケットが、この下枠の長さ方向に亙る変位を可能にして装着されており、上記壁面パネルの上面にその下面を当接させた支えブラケットを、上記受ブラケットにねじ止め固定して成る、建造物の壁面部を構成するパネル同士の接合部。
  2. 躯体よりも屋外側に支持固定された壁面パネルの上面と、この壁面パネルの上方に設置された窓パネルの下面とを、これら両面同士の間の隙間を塞いだ状態で接合する、建造物の壁面部を構成するパネル同士の接合部の構築方法であって、上記壁面パネルを上記躯体に対し固定すると共に、この躯体に対して上記窓パネルを、この窓パネルの下辺を構成する下枠の下面を上記壁面パネルの上面に対向させた状態で上記躯体に対し支持固定した後、予め上記下枠の下面にこの下枠の長さ方向に亙る変位を可能にして装着した複数個の受ブラケットをこの下枠の長さ方向に変位させつつ、この下枠の下面と上記壁面パネルの上面との間の隙間のうちの屋内側端部を、これら上面及び下面の全長に亙り屋内側シール材により塞いだ後、上記各受ブラケットを適正位置に移動させた状態で、これら各受ブラケットに、それぞれの下面を上記壁面パネルの上面に当接させた支えブラケットをねじ止め固定し、次いで、上記隙間のうちの屋外側端部を、上記上面及び下面の全長に亙り、屋外側シール材により塞ぐ、建造物の壁面部を構成するパネル同士の接合部の構築方法。
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