JP4969190B2 - シャッターの固定構造 - Google Patents

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本発明は、住宅等の建物の既存窓にシャッターを後付けする際に、この窓の縦枠にシャッターを固定する固定構造に関するものである。
住宅等の建物の既存窓に後から雨戸を取り付けいという場合が多い。このような雨戸では、戸袋が必須となり左右方向に戸袋を設けるのに必要なスペースがないと雨戸を設けることができないという問題や、雨戸が取り付いたとしても朝夕毎に及び雨天時に開閉することが必要であり、開閉の際に発生する騒音による近所への迷惑や、開閉に要する労力と時間が大変であるという問題が生じることがある。
このため、建物に於ける既存窓に雨戸に代えてシャッターを後付けしたり、防犯の観点から雨戸を取り付けることができない窓にシャッターを後付けするという需要が増加している。特に、シャッターとして電動シャッターを用いた場合には、騒音を減少させると共に労力を削減できるという利点もある。
シャッターは、上端にスラットを巻き付けた軸を設けたシャッターボックスが配置され、該シャッターボックスの左右方向の両端に夫々スラットのレールを設けた縦枠が配置され、縦枠の下端に両縦枠を連結する下枠が配置されている。特に、シャッターボックスの重量が大きいため、新築時にシャッターを取り付ける場合には、外壁を貫通させてシャッターボックスを躯体に固定し、これによりシャッターの重量を躯体によって支持し得るように構成するのが一般的である。
また例えば外壁が軽量気泡コンクリートパネルやプレキャストコンクリートパネルのようにサイディングボードよりも充分に高い強度を有するような場合には、シャッターボックスの背面(外壁に対向する面)をねじにより直接外壁に固定するか、外壁に穴を形成して躯体に固定することが一般的に行われている。
しかし、上記の如きシャッターを後付けするのでは、窓の上部の外壁の一部を撤去したり、シャッターを取り付けた後、外壁を修復することが必要となり、大掛かりな工事とならざるを得ないという問題がある。
このため、建物の既存窓にシャッターを後付けする場合、背面(シャッターボックスの背面、及びスラットのガイドを有するシャッター縦枠の背面)が同一面内に配置されるような後付け仕様のシャッターを構成し、この後付け仕様のシャッターを窓の周囲の外壁を利用して取り付けるのが一般的である。
例えば特許文献1に記載されているように、窓枠の四周外側の外壁面に後付けシャッターの取付枠体を固定し、この取付枠体に壁付けアタッチメントを介装して後付けシャッターを取り付けることが行われる。この技術では、外壁がサイディングボードのように薄いものであったり、弾力性を有するものである場合でも、外壁面にへこみが生じることがなく、確実な取付構造を期待することができる。
特開2002−213169号公報
特許文献1に記載された技術、及び他の従来技術では、シャッターを既存建物の窓の周囲の外壁にねじ等を利用して取り付けている。このように、外壁にはねじが締結され、或いは貫通することとなり、このねじと外壁との間に形成された隙間を原因とする漏水の虞が生じる。このため、ねじ周囲のシーリングを行うことが必須となるが、シーリングを施工する手間が煩雑となり、且つ所定期間経過した後、シーリングの再施工が必要となるという問題が生じる。
また特許文献1に記載された技術では、取り付けるべき窓の四周外側の外壁を利用してシャッターの取付枠体を固定するため、シャッターの左右方向の寸法が窓の大きさよりも大きくならざるを得ない。このため、新築建物の窓に取り付けるシャッターと、既存建物の窓に後付けするシャッターとが幅の異なる別仕様のシャッターとなり、管理が煩雑になるという問題も生じる。
本発明の目的は、外壁を傷付けることなく、取り付けるべきシャッターの幅も大きくすることなく、施工の容易なシャッターの固定構造を提供することにある。
上記課題を解決するために本発明に係るシャッターの固定構造は、既存窓の縦枠の外面に固定される長尺構造材と、前記長尺構造材に固定される中間部材と、前記長尺構造材に固定されるサイドブラケットと、長手方向の両端部が前記中間部材に固定され短手方向の一端が前記既存窓の下横枠に固定される、前記窓の下横枠とシャッター下枠との間を閉塞する下閉塞部材と、を備えたことを特徴とする。
上記シャッターの固定構造に於いて、前記中間部材に固定される、前記既存窓の縦枠とシャッター縦枠との間を閉塞する縦閉塞部材を更に備え、前記構造材の周囲には、前記縦閉塞部材と前記中間部材とによってパイプ状の柱が構成されていることが好ましい。
本発明に係るシャッターの固定構造では、既存の窓の縦枠の外面に長尺構造材(以下単に「構造材」という)を固定し、この構造材にシャッターのサイドブラケットを固定することで、シャッターを窓の縦枠に固定したので、既存の窓にシャッターを後付けする際に、窓の縦枠以外の部分(躯体や外壁)に損傷することがない。即ち、既存の窓の上部の躯体や、周囲の外壁に損傷を与えることがないので、躯体の品質を確保することができ、且つシャッターの後付けに起因する漏水を防ぐことができる。
また構造材を窓の縦枠と略等しい長さとすることによって、窓枠の表面が外壁面よりも屋内側に引っ込んでいるような場合でも、対応することができる。また構造材の窓の縦枠からの出寸法を適宜設定することで、シャッター面と窓面との距離を所望の寸法に設定することができるため、引き違い窓以外の窓であっても対応することができる。
またシャッターのサイドブラケットに長尺の支持部材を固定し、或いはサイドブラケットと長尺の支持部材とを一体化し、この支持部材を構造材に固定した場合には、シャッターボックスと窓の上部との距離を適宜設定することが可能となり、構造の異なるシャッターに対応することができる。
特に、支持部材をシャッターのサイドブラケットよりも下方に延長した長さで構成することによって、シャッターの構造材への取付施工を容易に行うことができる。更に、支持部材や構造材或いはサイドブラケットの所定位置に予めボルト用穴を形成しておくことで、取付施工をより容易に行うことが可能となる。
以下、本発明のシャッターの固定構造の最も好ましい形態について説明する。本発明のシャッターの固定構造は、建物に設置されている既存窓にシャッターを後付けする際に適用して有利であり、特に、窓の縦枠のみを利用するため、既存建物の躯体や外壁に全く損傷を与えることなく施工することが可能である。このため、シャッターを後付けしたことに起因する漏水の虞が生じることがない。
本発明に於いて、建物に於ける既存窓は充分な強度と充分な幅寸法を有する縦枠を有していれば良く、構造や材質については何ら限定するものではない。即ち、木製建具からなる窓であっても良く、窓枠をアルミニウムやスチールによって構成した金属製のサッシ、或いは窓枠を合成樹脂によって構成した合成樹脂サッシであっても良い。
本発明に於いて、窓に取り付けるシャッターとして特に限定するものではないが、建物の新築時に窓に取り付けるような既成のシャッターを対象としている。このようなシャッターは、新築時にはシャッターボックスに配置したフレームを建物の躯体に固定することで取り付けられている。従って、シャッターの重量は、フレームを介して建物の躯体に伝えられる。また、シャッターボックスを躯体に固定したとき、シャッター縦枠の背面が窓枠の外表面と同じ面に位置する。
本発明に於いて、シャッターは、開閉の際の駆動方式を限定するものではなく、巻取軸の駆動を電動モーターによって行う電動シャッター、或いは手動操作によって行う手動シャッター、を選択的に利用することが可能である。
本発明の構造材は、シャッターの重量を窓の縦枠に伝える機能を有し、窓の縦枠に固定されると共にシャッターのサイドブラケットを直接又は間接的に固定するものである。構造材は前記機能を発揮し得るものであれば良く、形状を限定するものではない。しかし、構造材としては、窓の縦枠に固定される固定片と、シャッターを固定する取付片と、を有することが必要であり、夫々の片の形状は対象となる窓の縦枠の外表面(屋外側の面)の形状と、シャッターの重量を支持し得る部材の形状とに応じて適宜設定されることが好ましい。
構造材はシャッターの重量を安定した状態で窓の縦枠に伝えるために、該窓の縦枠と略等しい長さを有することが好ましい。このように、構造材と窓の縦枠とが略同じ長さであることによって、窓の縦枠の略全長にわたって構造材を沿わせることが可能となり、シャッターの重量を略均等に分布させて支持することが可能となる。
構造材の固定片は、固定すべき窓の縦枠の外表面の構造に対応して適宜設定される。例えば、建物の既存窓がアルミサッシであり、このアルミサッシの外表面に予めボルト頭部或いはナットを嵌め込んで摺動し得るような溝が形成されているような場合、構造材の固定片はアルミサッシの外表面の幅よりも小さい幅寸法を有し、且つボルトを挿通するためのボルト穴を形成しておくことが好ましい。また窓が木製の建具やスチールサッシのように外表面が単なる平坦面であるような場合、構造材の固定片は前記外表面の幅よりも小さい幅寸法を有し、且つ釘やタッピングビスを打ち込むことが可能な幅と厚さを有することが好ましい。
構造材の取付片は、シャッターのサイドブラケットを直接固定し、或いはシャッター支持部材を介して固定し得るように構成されている。サイドブラケットは窓の縦枠の外表面に対し、略直交する方向に配置される。このため、構造材を、断面がL字状、或いはT字状に形成し、一方の片を固定片として、他方の片を取付片として機能し得るように構成することが好ましい。
本発明に於いて、シャッターは窓に対する後付け用に特別な仕様を有するものではなく、規格化された既存のシャッターを利用している。このシャッターを窓に後付けした場合、シャッターボックスの背面を外壁の外面に対向させて設置することとなり、該シャッターのシャッター縦枠と、外壁の外面との間に隙間が生じる。
また、建物の既存窓では、該窓の縦枠の外表面が必ずしも外壁面と同一面内にあるとの保証はなく、窓の縦枠の外表面が外壁の外面よりも屋内側に引っ込んでいる場合もある。この場合、窓の縦枠とシャッター縦枠との間には、上記したシャッター縦枠と外壁の外面の間の隙間に、外壁の外面と窓の縦枠の外表面との間の隙間を加えた隙間が生じる。
このため、構造材に於ける取付片の出寸法を適宜設定することによって、上記隙間に対応させることが好ましい。そして取付片に直接又は間接的に隙間を閉塞するための閉塞部材を取り付けることによって、シャッターと窓との間に生じる隙間が如何なる寸法であっても閉塞することが可能となり好ましい。
特に、構造材に於ける取付片の出寸法を適宜設定することによって、窓の縦枠からシャッターのスラット面までの寸法を適宜設定することが可能となる。このため、窓の形状や構造に関わらず該窓の縦枠にシャッターを固定することが可能となる。
窓とシャッターとの間に生じる隙間を閉塞する閉塞部材は、窓の縦枠とシャッター縦枠との間を閉塞する縦閉塞部材と、窓の下横枠とシャッター下枠との間を閉塞する下閉塞部材とによって構成される。特に、下閉塞部材は、上部に人が外と出入りする際に体重が作用したり、植木鉢等が載置されて荷重が作用することがあるため、これらの荷重の作用に対し充分な強度を有することが好ましい。
このため、下閉塞部材は取り付けられる窓の下横枠と対向する面が、該下横枠の外表面の形状に対応した形状を持って構成されることが好ましい。即ち、窓が木製の建具やスチールサッシのように下横枠の外表面が平坦面で構成されているような場合、下閉塞部材も平坦な面を持って構成されており、この面どうしを接触させて釘やタッピングビスを利用して固定し得るように構成することが好ましい。
また、窓がアルミサッシのような場合、下横枠には水切り材や雨戸レールを取り付けるための溝が形成されていることが多く、且つこの溝の形状や寸法はサッシメーカーによって異なるのが一般的である。このため、下閉塞部材の窓の下横枠に対向する面は、対向する下横枠の外表面の形状に対応させた形状を有して構成されることが好ましい。このように、下閉塞部材の窓の下横枠と対向する面の形状を、下横枠の形状に対応させた形状とすることによって、円滑な取り付けを実現することが可能となる。
上記の如く、下閉塞部材の窓の下横枠に対向する面を該下横枠の外表面形状と対応させた場合、他方の面はシャッター下枠の窓に対向する面の形状に対応した形状を持って構成される。このように、下閉塞部材は窓の下横枠に応じて多種類のものが用意されるが、シャッター下枠を窓の下横枠に応じて用意するよりも生産管理や在庫管理は容易となる。
また縦閉塞部材は、窓の縦枠に固定した構造材を覆うように配置して該構造材に固定し得るように構成することが好ましい。このように、縦閉塞部材を構造材に固定することで、窓の縦枠の形状の如何に関わらず、独立した形状を持って構成することが可能となる。
構造材の取付片にサイドブラケットを直接固定する場合、構造材は固定片が窓の縦枠と略等しい長さを有するものの、取付片の上端部分が窓の上部に配置されるシャッターボックスに到達し得る長さを持って構成される。即ち、構造材は窓の縦枠の長さと略等しい部分では断面形状がL字状或いはT字状に形成され、窓の縦枠よりも上部に位置する部分では取付片のみが延長された形状となる。この場合、取付片の延長部分はシャッターのサイドブラケットとの接合部の形状(例えばサイドブラケットが平板である場合、延長部分はフラットバーと同様の形状)を有することが好ましい。
また構造材の取付片とシャッターのサイドブラケットを固定する際にシャッター支持部材を介在させる場合、構造材はシャッター支持部材の長さを考慮した長さを持って構成されるが、この場合、構造材は窓の縦枠と略同じ長さであることが好ましい。
特に、シャッター支持部材をサイドブラケットの下端部よりも下方に延長された長さをもって構成することで、該シャッター支持部材と取付片との接続部分の長さを調整することが可能となり、安定した支持構造を実現することが可能である。
更に、シャッター支持部材の長さを適宜設定することによって、建物に於ける既存窓の上端とシャッターボックスとの高さ関係を調整することが可能となる。例えば、建物に於ける既存窓が欄間付き窓である場合、シャッターボックスは欄間の上端部よりも更に上部に配置すべきであり、シャッターもこの高さに対応したものが選択される。しかし、欄間の上端部が軒天に接近していてこの間にシャッターボックスを配置することができないような場合、シャッターボックスを欄間に対応する位置に設置せざるを得ず、規格高さを調整することが必要となる。このような場合、構造材とサイドブラケットをシャッター支持部材を介して固定することで、寸法の調整が容易となるため好ましい。
構造材に対してサイドブラケットを固定する際に、両者を直接固定するか、シャッター支持部材を介して固定するかは限定するものではなく、窓の高さやシャッターの重量、或いはシャッターを取り付けるべき窓の周囲の構造等に対応して適宜設定することが好ましい。
シャッターを構成するシャッター縦枠は上端部分をサイドブラケットに固定してつり下げた状態を保持していても良い。しかし、中間部材を介して構造材に支持させるように構成することが好ましい。この中間部材の形状は特に限定するものではなく、構造材の取付片或いは固定片に固定されて支持されると共に、シャッター縦枠を支持し得るような形状であることが好ましい。
以下、シャッターの固定構造の実施例について図を用いて説明する。図1は本実施例に係る固定構造の展開図である。図2は本実施例の固定構造を説明する平断面図である。図3は本実施例の固定構造を説明する縦断面図である。図4は下閉塞部材の種類の例を説明する図である。
本実施例に於いて、シャッターAを取り付ける窓は、建物に設置されている既存のアルミサッシBとして構成されており、このサッシBの外表面は外壁Cの外表面と同一面内に配置された構造となっている。
サッシBは、一対のサッシ縦枠1、2とサッシ上横枠3及びサッシ下横枠4を有して構成されており、各枠1〜4は図示しないフレーム(躯体)に固定されている。各枠1〜4の外表面は外壁Cの外表面と略同一面内に配置され、該外壁Cと各枠1〜4との接続部分にはシーリング5が施工されて防水処理がなされている。
各サッシ縦枠1、2の外表面には縦方向の全長にわたって溝1a、2aが形成されており、該溝1a、2aに複数のボルト6aが摺動可能に嵌合している。このボルト6a及びナット6bを利用して構造材11がサッシ縦枠1、2に固定されている。
本実施例では、サッシ縦枠1、2の縦方向に溝1a、2aが形成されているため、この溝1a、2aを利用してボルト6aを摺動可能に嵌合しているが、溝が形成されていない縦枠の場合には構造材11を直接釘やタッピングビスによって固定することが可能である。
構造材11は、サッシ縦枠1、2の溝1a、2aに嵌合させたボルト6aを利用してこれらのサッシ縦枠1、2に固定される固定片11aと、固定片11aから起立して形成され予め設定された出寸法を持った取付片11bと、固定片11aの取付片11bを起立させた側とは反対側から起立して形成されシャッター縦枠を支持する中間部材15を取り付ける中間部材固定片11cと、取付片11bの固定片11aとは反対側の面に突出して形成され縦閉塞部材16を取り付ける際のガイドとなるガイド片11dと、を有して構成されている。
構造材11は、サッシ縦枠1、2と略同じ長さを有し且つ充分に厚い鋼板を溝型に折り曲げて、固定片11a、取付片11b、中間部材固定片11cが形成されており、ガイド片11dはL字状に折り曲げた鋼板をスポット溶接等の手段で一体化して構成されている。
本実施例では、構造材11はボルト6a、ナット6bによってサッシBのサッシ縦枠1、2に固定される。このため、固定片11aには予めサッシ縦枠1、2の長さや取り付けるべきシャッターAの重量等の条件を考慮して設定された数のボルト穴(図示せず)が形成されている。
また構造材11の取付片11bはシャッターAのシャッターボックス31に配置されたサイドブラケット32aが接続される。取付片11bに対するサイドブラケット32aの接続構造は特に限定するものではなく、溶接やボルトによる締結を選択的に採用することが可能である。しかし、工事現場に於ける作業性の問題や、取付精度を考慮するとボルトを利用することが好ましい。このため、取付片11bの上端側に於ける所定位置には予め複数のボルト穴11eが形成されている。
前述したように、本発明では構造材11の取付片11bとシャッターAのサイドブラケット32aを直接接続する場合と、シャッター支持部材を介して接続する場合とがある。本実施例ではシャッター支持部材12を介して接続しているが、両者を直接接続する場合には、取付片11bの上端部とサイドブラケット32aの互いに対向する位置に複数のボルト穴を形成しておくことが必要となる。
本実施例に於いて、シャッター支持部材12はコ字状に折り曲げた鋼板によって構成されており、シャッターボックス31及びこのシャッターボックス31に接続されて支持される一対のシャッター縦枠37、シャッター下枠38を含むシャッターAの重量を安定して支持するのに充分な強度と剛性を持って構成されている。
またシャッター支持部材12の下端側はサイドブラケット32aの下端よりも充分に下方に延長されており、この延長部分を構造材11の取付片11bに取り付けることで、シャッターAの重量を構造材11に伝えるように構成されている。
下閉塞部材18は、長手方向(サッシBの左右方向)の両端部がブラケット17を介して中間部材15の下端部に固定され、幅方向(サッシBに対して出入り方向)に於けるサッシBのサッシ下横枠4の外表面に形成された溝4a、4bに対し突起18b、18cを嵌合させて取り付けられ、サッシBと対向する面18aとは反対側の面18dはシャッター下枠38に形成された係合部38aに係合して固定される。
従って、下閉塞部材18は全周が、サッシ下横枠4、中間部材15、シャッター下枠によって支持されることとなり、大きな荷重(例えば大人の体重等)が作用しても充分に耐えることが可能なように構成されている。
本実施例のシャッターAは、上部にシャッターボックス31が配置されており、該シャッターボックス31に一対のサイドブラケット32aを有するフレーム32が配置されている。またサイドブラケット32aには図示しない軸受が取り付けられており、この軸受にスラット34を巻き取る巻取軸33が支持されている。
シャッターボックス31の幅方向の一方側の所定位置にはモーター35aが配置されており、チェン35bを介して巻取軸33に取り付けたスプロケットホィール35cと接続されている。従って、モーター35aを反時計方向に或いは時計方向に駆動することで、スラット34を巻き戻してシャッターAを閉鎖し、或いはスラット34を巻き上げてシャッターAを開放することが可能である。
シャッターボックス31の左右方向の両側に夫々シャッター縦枠37の上端部が接続されて垂下しており、シャッター縦枠37の下端部はシャッター下枠38によって互いに接続されている。一対のシャッター縦枠37の互いに対向する面にはシャッターを開閉する際のスラット34の移動を案内するガイド溝37aが形成されており、スラット34の左右方向の両端部分が夫々ガイド溝37aに嵌合して昇降することで、円滑な開閉を実現し得るように構成されている。
巻取軸33に巻き取られたスラット34の巻取径は、巻き取ったスラット34の長さに応じて変化するため、この変化に伴ってスラット34のガイド溝37aに導入される際の導入角度も変化する。このため、巻取軸33とガイド溝37aとの相対的な位置は、スラット34の円滑な巻き取り、巻き戻しを実現し得るように設定されている。この結果、巻取軸33の中心とガイド溝37aとが一致することなく、巻取軸33の中心はガイド溝37aよりも背面寄りに位置している。従って、シャッターAでは、シャッターボックス31の背面はシャッター縦枠37よりも建物の屋内側に向かって突出した形状となっている。
上記したシャッターボックス31〜シャッター下枠38までの一連の部品によって構成されたシャッターAは、建物を新築する際に窓に対応して躯体に取り付ける規格品からなる電動シャッターとして構成されている。
次に、上記シャッターAをサッシBに取り付ける構造について説明する。先ず、サッシBのサッシ縦枠1、2の外表面に形成された溝1a、2aに複数のボルト6aを嵌合しておき、このボルト6aを構造材11の固定片11aに形成した図示しないボルト穴に挿通してナット6bを締結することで、構造材11をサッシBのサッシ縦枠1、2に固定する。この状態で、構造材11の取付片11bはサッシBから屋外方向に向かって起立した姿勢を保持することになる。
シャッターAを構成する一対のサイドブラケット32aには、予めシャッター支持部材12が固定されている。このシャッター支持部材12の下端側はサイドブラケット32aの下端よりも充分に下方に延長されており、この延長部分に複数のナット25aが溶接等の手段で固着されている。
構造材11の上端部分には、シャッター支持部材12に固着したナット25aに対応させて複数のボルト穴11eが形成されている。特に、ボルト穴11eは長穴として形成されており、この長穴の範囲で取付片11bに対するシャッターボックスAの取付高さを調整することが可能である。従って、シャッターボックス31のサッシBの上部に対する高さ位置を調整することが可能である。
上記の如く、サイドブラケット32aを固定したシャッター支持部材12を夫々構造材11の取付片11bに対向させ、該シャッターボックス31の高さを調整した後、ボルト25bをナット25aに締結することで、シャッターボックス31を構造材11に取り付ける。
構造材11の取付片11bにシャッター支持部材12を固定してシャッターボックス31を取り付けた後、各構造材11の外側に縦閉塞部材16を取り付ける。縦閉塞部材16はアルミニウムの形材によって、閉塞部16aと、構造材11の取付片11bに固定される固定片16bと、中間部材15及びシャッター縦枠37を取り付ける取付片16cと、を有する断面が略コ字状に構成されている。そして固定片16bを取付片11bに設けたガイド片11dに沿わせると共に取付片11bにビス26によって固定することで、構造材11に取り付けられている。
左右一対の縦閉塞部材16を構造材11に取り付けた後、この構造材11の内側に夫々中間部材15を取り付ける。中間部材15はアルミニウムの形材によって、本体部15aと、縦閉塞部材16の取付片16cに接続されると共にシャッター縦枠37を取り付けるに略C型に形成された取付部15bと、を有する断面が溝側のウエブから突起片が起立した形状に構成されている。
そして本体部15aの端部を構造材11に形成した中間部材取付片11cに当接させてビス26によって接続し、且つ取付片15bを縦閉塞部材16の取付片16cにビス26によって接続することで、構造材11に取り付けられる。この状態で、中間部材15の取付部15bが屋外側に向かってC字状に突起することとなる。
上記の如く、構造材11を中央に配置してこの構造材11の取付片11bに縦閉塞部材16を取り付けると共に、構造材11の中間部材取付片11cに中間部材15を取り付け、更に、縦閉塞部材16の取付片16cに中間部材15の取付部15bを接続したとき、構造材11の周囲には縦閉塞部材16と中間部材15とによって各パイプ状の柱が構成される。これにより、構造材11の強度に加えて高い剛性を持った部材を構成することとなり、長期間にわたって安定した強度を保持することが可能となる。
次に、中間部材15の下端部に両端部にL字状のブラケット17を挿入した下閉塞部材18を配置し、サッシBのサッシ下横枠4及び中間部材15に取り付ける。下閉塞部材18はアルミニウムの形材によって中空材として形成されており、サッシ下横枠4と対向する面18aには、該サッシ下横枠4の外表面に形成された溝4a、4bと係合する突起18b、18cが形成されている。また面18aとは反対側の面18dには、シャッター下枠38に形成されている取付片38aに固定される固定片18eが形成されている。
そして突起18b、18cをサッシ下横枠4の溝4a、4bに嵌合させて係止し、ブラケット17をビス26によって中間部材15の下端部分に接続すると共に、ビス26によってサッシ下横枠4にも接続する。この状態で下閉塞部材18は3側面が夫々安定した部材に接続されることとなり、上面に人の体重を含む荷重が作用した場合でも充分に耐えることが可能となる。
上記の如くしてサッシBのサッシ縦枠1、2に固定された構造材11にシャッター支持部材12を介してシャッターボックス31、縦閉塞部材16、中間部材15が夫々取り付けられ、更に、サッシ下横枠4及び中間部材15に下閉塞部材18が接続される。そして屋外側の表面には中間部材15の取付部15bがC型に突出し、且つ下閉塞部材18の固定片18eが露出することにより、シャッター縦枠37、シャッター下枠38の下地が構成されることとなる。
従って、シャッター縦枠37の上端部をシャッターボックス31に配置されたサイドブラケット32aに接続し、且つ中間部材15の取付部15bに係合させてビス26によって接続することで取り付けることが可能である。更に、シャッター下枠38の固定片38aを下閉塞部材18の固定片18eに係合させてビス26によって接続することで取り付けることが可能である。
上記の如くして、建物の既存のサッシBにシャッターAを後付けすることが可能である。そしてシャッターAを後付けした後、シャッターボックス31と外壁Cとの隙間にシーリング5を施工することで、漏水を防止することが可能である。そして、下閉塞部材18の外側面にキャップ27を施工することで、仕上げが行われる。
次に図4によりサッシBのサッシ下横枠4の外表面の形状の例を説明する。同図(a)はサッシ下横枠4の外表面の上下に夫々左右方向に向けて一対の突起片からなる溝4cが形成されたものである。このため、下閉塞部材18の面18aには夫々の溝4cと嵌合する突起18fが形成されている。面18aに形成された突起18fが前述の突起18a、18bと異なる形状であるにも関わらず、面18dにはシャッター下枠38の取付片38aに固定される固定片18eが同じ形状で形成されている。
同図(b)はサッシ下横枠4の外表面の上下に夫々左右方向に向けて一対の溝4d、4eが奥行き方向に向かって異なる位置に形成されている。このため、下閉塞部材18の面18aには夫々の溝4d、4eと嵌合する突起18g、18hが形成されている。面18aに形成された突起18g、18aが前述の突起18a、18b、18fと異なる形状であるにも関わらず、面18dにはシャッター下枠38の取付片38aに固定される固定片18eが同じ形状で形成されている。
本発明のシャッターの固定構造では、既存建物の外壁に損傷を与えることなくシャッターを取り付けることが可能となり、リフォーム時に雨戸に代えてシャッターを取り付けたり、雨戸を取り付けることができない窓にシャッターを取り付けることが可能となり有利である。
本実施例に係る固定構造の展開図である。 本実施例の固定構造を説明する平断面図である。 本実施例の固定構造を説明する縦断面図である。 下閉塞部材の種類の例を説明する図である。
A シャッター
B サッシ
C 外壁
1、2 サッシ縦枠
1a、2a 溝
3 サッシ上横枠
4 サッシ下横枠
4a〜4e 溝
5 シーリング
6a ボルト
6b ナット
11 構造材
11a 固定片
11b 取付片
11c 中間部材固定片
11d ガイド片
11e ボルト穴
12 シャッター支持部材
15 中間部材
15a 本体部
15b 取付部
16 縦閉塞部材
16a 閉塞部
16b 固定片
16c 取付片
17 ブラケット
18 下閉塞部材
18a、18d 面
18b、18c、18f〜18h 突起
18e 固定片
25a ナット
25b ボルト
26 ビス
27 キャップ
31 シャッターボックス
32 フレーム
32a サイドブラケット
33 巻取軸
34 スラット
35a モーター
35b チェン
35c スプロケットホィール
37 シャッター縦枠
37a ガイド溝
38 シャッター下枠
38a 取付片

Claims (2)

  1. 既存窓の縦枠の外面に固定される長尺構造材と、
    前記長尺構造材に固定される中間部材と、
    前記長尺構造材に固定されるサイドブラケットと、
    長手方向の両端部が前記中間部材に固定され短手方向の一端が前記既存窓の下横枠に固定される、前記窓の下横枠とシャッター下枠との間を閉塞する下閉塞部材と、
    を備えたことを特徴とするシャッターの固定構造。
  2. 前記中間部材に固定される、前記既存窓の縦枠とシャッター縦枠との間を閉塞する縦閉塞部材を更に備え、
    前記構造材の周囲には、前記縦閉塞部材と前記中間部材とによってパイプ状の柱が構成されたことを特徴とする請求項1に記載したシャッターの固定構造。
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