JP4669112B2 - 薬剤分包装置 - Google Patents

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    • A61J3/00Devices or methods specially adapted for bringing pharmaceutical products into particular physical or administering forms

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、散剤もしくは錠剤等の薬剤を所定分量ずつ袋体内に封入する薬剤分包装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、散剤や錠剤などの調剤した薬剤を分包袋内に封入するための分包装置として、散剤部と錠剤部とを上部に備え、これら各部から供給される薬剤を下方のシュート上に落下させた後、下部の包装部において包装シートにて分包するように構成した半自動型のものが多く用いられている。この従来の分包装置において、散剤部は、散剤を投入する開閉板付きのV形枡と、このV形枡の下方に移動可能に設けられ、散剤を一定分量ずつ収納する複数個の散剤収納室と、各散剤収納室の底部に設けられる開閉蓋を所定位置で開放してその散剤収納室内の散剤を下方へ落下させる蓋開閉機構とを備えた構成とされ、錠剤部は、錠剤を手分割により配分する分割枡と、この分割枡の下方に移動可能に設けられ、その分割枡内の錠剤を収納する複数個の錠剤収納室と、各錠剤収納室の底部に設けられる開閉蓋を所定位置で開放してその錠剤収納室内の錠剤を下方へ落下させる蓋開閉機構とを備えた構成とされている。この分包装置では、散剤収納室および/または錠剤収納室を間欠的に移動させるとともに、所定位置で各収納室の開閉蓋を開放することで散剤および/または錠剤を前記シュート上へ落下供給するようにされる。
【0003】
ところで、前述のような分包装置においては、1個の散剤収納室(もしくは錠剤収納室)内に収納された散剤(もしくは錠剤)を1包分の分包袋に対応させるために、この散剤収納室(もしくは錠剤収納室)の間欠移動・開閉蓋の開放と包装部におけるシール動作とを連動させるように構成されている。
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、この種の分包装置の使用態様もしくは薬剤の種類によっては、1分包単位の分包袋内に分包すべき薬剤の量が1個の散剤収納室(もしくは錠剤収納室)内に収納し切れない場合があり、このような場合にも従来の分包装置をそのまま適用できるようにする手段の提供が望まれている。
【0005】
本発明は、このような事情に鑑みてなされたもので、1個の薬剤収納室の容積を越える多量の薬剤を分包する場合にも適用可能な薬剤分包装置を提供することを目的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段および作用・効果】
前記目的を達成するために、発明による薬剤分包装置は、
薬剤を分割収納する薬剤収納室内の薬剤を下方へ落下させて袋体内に封入する薬剤分包装置において、
前記薬剤収納室を間欠移動させる移動手段と、前記袋体の開口部をシールするシール手段と、これら移動手段およびシール手段の駆動を互いに連動させて制御する制御手段とを備え、この制御手段は、1個の薬剤収納室内に収納されている薬剤を1包分の袋体にて包装するように前記移動手段およびシール手段を制御する第1のモードと、複数個の薬剤収納室内に収納されている薬剤を1包分の袋体にて包装するように前記移動手段およびシール手段を制御する第2のモードとが選択可能に構成されていることを特徴とするものである。
【0007】
本発明によれば、1個の薬剤収納室(散剤収納室もしくは錠剤収納室)内に収納されている薬剤を1包分の袋体にて包装する第1のモードと、複数個の薬剤収納室内に収納されている薬剤1包分の袋体内にて包装する第2のモードとを選択することができるので、薬種等によって1分包単位の分包袋内に分包すべき薬剤の量が1個の薬剤収納室内に収納し切れない場合であっても、要求される量の薬剤をその要求通りに1分包単位に分包することができる。
【0010】
発明において、前記第2のモードは、前記薬剤収納室の所要回数の間欠移動の間前記シール手段のシール動作を一時停止させることにより、複数個の薬剤収納室内に収納されている薬剤を1包分の袋体内に落下供給するものであり得る。このようにすれば、分包速度に関わらず、安定したシールを行うことができる。
【0011】
また、前記第2のモードは、複数個の薬剤収納室から同時に薬剤を落下させることにより、複数個の薬剤収納室内に収納されている薬剤を1包分の袋体内に落下供給するものであっても良い。このようにすれば、シール手段のシール動作を一時停止させる必要がないので、分包速度が低下することがない。
【0012】
【発明の実施の形態】
次に、本発明による薬剤分包装置の具体的な実施の形態について、図面を参照しつつ説明する。
【0013】
図1には本発明の一実施形態に係る薬剤分包装置の全体斜視図が示され、図2には同薬剤分包装置の蓋体を開いた状態での斜視図が示されている。また、図3には散剤収納体の斜視図が示されている。
【0014】
本実施形態の薬剤分包装置においては、箱型構造の機体1と、この機体1の上部を覆う蓋体2とが備えられ、機体1の上部には棚板3が設けられるとともに、この棚板3の下方中間部には、散剤および/または錠剤を所定分量ずつ密封包装するための包装装置4が配置され、さらにその下方に集塵装置5が内設されている。そして、前記棚板3の上方には散剤を分包する散剤分包ユニット6が配設され、この散剤分包ユニット6のさらに上方の後部寄りに位置して錠剤分包ユニット7が配設されている。
【0015】
前記散剤分包ユニット6は、前記蓋体2の前側に長手方向に配設されて散剤を所定量収納するV形枡8と、このV形枡8の下方に移動自在に設けられ複数個の散剤収納体9を連結してなる散剤分割器11とを備えて構成され、この散剤分割器11が待機位置にある状態で、前記V形枡8の開閉板を開くとそのV形枡8内の散剤が一斉に落下して各散剤収納体9内に受け入れられて分割されるようになっている。
【0016】
図3に示されているように、各散剤収納体9は、中央部に鉛直方向に設けられる隔壁9aによって区画される二つの散剤収納室9b,9cを有するとともに、下部に各散剤収納室9b,9cの一端縁を中心として回動可能な開閉蓋10,10を有する形状とされている。ここで、各開閉蓋10は、常時はマグネットの吸着力によって各散剤収納室9b,9cの底部を閉じた状態にあり、各散剤収納室9b,9cが所定の散剤落下位置に達すると、一側の係止突片10aが図示されない蓋開閉機構に係合することにより各散剤収納室9b,9cの底部を開放するように作動する。なお、本実施形態では、各散剤収納体9は、モータによって回転駆動されるエンドレスベルトの周囲に23個の散剤収納体9が約半周に渡って互いに隣接するように支持されている。したがって、1回の分包操作で最大46包分の散剤の分包が可能である(ここでは、通常45包分の分包が行われる。)。なお、本実施形態におけるモータにより間欠的に駆動されるエンドレスベルトが、本発明における移動手段に相当する。
【0017】
一方、前記錠剤分包ユニット7は、蓋体2の上面のほぼ右半分を占めるように多数個配列されて設けられる錠剤分割収容室12と、この錠剤分割収容室12の下方にガイドレール13に案内されて間欠移動自在に配置される錠剤分割移動容器14とを備えて構成されている。前記錠剤分割収納室12は底部に一斉に開閉できるシャッター12aを有し、通常はそのシャッター12aが閉じた状態を維持するようにされている。また、前記錠剤分割移動容器14は、前記錠剤分割収納室12の配列に合致するように多数の錠剤収納室14aを有し、各錠剤収納室14aの底部に一側を支点として開閉可能な開閉蓋(図示せず)を備える構成とされている。こうして、錠剤分割移動容器14が待機位置にある状態で、前記錠剤分割収納室12のシャッター12aを開くとその錠剤分割収納室12内の錠剤が一斉に落下して各錠剤収納室14a内に受け入れられるようになっている。また、錠剤分割移動容器14がガイドレール13に案内されて移動し、各錠剤収納室14aが所定の錠剤落下位置に達すると、図示されない蓋開閉機構により各錠剤収納室14aの底部の開閉蓋が開放してその錠剤収納室14a内の錠剤が下方へ落下する。
【0018】
前記散剤収納室9b,9cの下方には散剤ホッパー(図示せず)が配されるとともに、錠剤収納室14aの下方には錠剤ホッパー(図示せず)が配され、これら散剤ホッパーおよび錠剤ホッパーの各下端部は包装装置4の包装シートへの薬剤投入用のシュート15に接続されるようになっている。
【0019】
このように構成されている薬剤分包装置において、特に散剤の分包動作(通常の分包動作)について以下に説明する。この散剤の分包に際しては、まず、散剤の分包数に応じてV形枡8における仕切板8aの位置調整を行なった後、このV形枡8内に散剤を供給し、その散剤の表面を均した後、このV形枡8の側壁を形成する開閉板を回動させてそのV形枡8内の散剤を下方に待機している散剤収納体9の各散剤収納室9b,9c内に落下させる。
【0020】
次に、棚板3の略中央部に位置する散剤落下位置から全ての散剤収納体9が一旦退避するようにエンドレスベルトを駆動した後、このエンドレスベルトを逆方向に間欠駆動させて先端部に位置する散剤収納体9から順に各散剤収納体9を前記散剤落下位置に移動させる。こうして、各散剤収納室9b,9cが所定の散剤落下位置に達すると、開閉蓋10が蓋開閉機構の作動により開方向に動作され、これにより散剤収納室9b,9cの底部が開放されてそれら散剤収納室9b,9c内の散剤が下方に落下し、散剤ホッパーからシュート15を経由して包装装置4に供給される。
【0021】
一方、包装装置4においては、散剤の落下と同じタイミングで包装シートがロール体4aから繰り出され、この包装シートにより落下してくる散剤を受け止めて、包装シートの開口部をシール手段によって連続的にシールすることにより包装が行われる。このように散剤収納体9を間欠駆動する移動手段(エンドレスベルト)と、包装シートの開口部をシールするシール手段とが図示されない制御手段からの制御信号により制御されることで、両者は相互に連動してスムーズに分包動作が行われていく。
【0022】
ここで、通常の分包動作(通常モード)において、散剤収納室9b,9cにおける開閉蓋10,10の開閉制御は図4(a)〜(d)に示されるような手順にしたがって行われる。なお、図4では、4包を分包する場合が例示されており、説明の都合上、散剤収納室9b,9cに先端側から順に9,9,9,……の符号が付されている。
【0023】
まず、1包目の分包動作では、先頭の散剤収納室9における開閉蓋10が開放されてその散剤収納室9内の散剤が下方へ落下する(図4(a))。次に、2包目の分包動作では、散剤収納室が1ピッチ分移動された後、2番目の散剤収納室9の開閉蓋10とともに、先頭の散剤収納室9の開閉蓋10が開放されて、散剤収納室9内の散剤が下方へ落下されるとともに、1回目の開放動作により落下しきれずに散剤収納室9内に残った散剤が落下される(図4(b))。同様に、3包目の分包動作では、更に散剤収納室が1ピッチ分移動されて、散剤収納室9の開閉蓋10とともに、散剤収納室9の開閉蓋10が開放されて、3番目の散剤収納室9内の散剤が下方へ落下されるとともに、1回目の開放動作により落下しきれずに散剤収納室9内に残った散剤が落下される(図4(c))。こうして、途中の分包動作では、2度開きにより確実に散剤が落下するようにされる。そして、4包目(最終包)の分包動作では、散剤分割時に散剤収納室9側にこぼれた残薬を確実に回収するために、2ピッチ分移動されて、散剤収納室9の開閉蓋10とともに、散剤収納室9の開閉蓋10が開放されて、散剤収納室9内の散剤が下方へ落下されるとともに、散剤収納室9内の残薬が落下される(図4(d))。
【0024】
ところで、本実施形態の薬剤分包装置においては、上述のような通常の分包動作(通常モード)とは別に、2個の散剤収納室9b,9c内に収納されている散剤を1包分の分包袋にて包装するモード(2バケットモード)が操作スイッチ等の操作により前記制御手段に選択信号を送信することで選択可能とされている。なお、このような2バケットモードは、1包単位の分包袋内に分包すべき散剤の量が1個の散剤収納室9b,9cの容積を越えるような特殊な薬種等に対して適用される。
【0025】
前記通常モード(1バケットモード)と2バケットモードとの選択処理は図5に示されるフローチャートにしたがって行われる。以下、このフローチャートに沿って説明する。
【0026】
A:使用者によって2バケットモードが選択されたか否かを判定する。
B〜C:2バケットモードが選択されていない場合には、スタートキーがON操作されたときに、通常分包処理を実行する。なお、この通常分包処理は、図4にて説明した手順により行われる。
【0027】
D:2バケットモードが選択された場合には、分包数としてセット包数(散剤分割器11へのセット数)の1/2の数を設定する。
E:設定された分包数が整数か否かを判定し、整数でない場合(分包数が割りきれない場合)にはセット不良とみなしてフローを終了する。
【0028】
F〜G:分包数が整数の場合には、次にスタートキーがON操作されたか否かを判定し、ON操作された場合には、後述の2バケット分包処理を実行する。
【0029】
次に、前述の2バケット分包処理について、図6に示されるフローチャート並びに図7に示される動作説明図を参照しつつより詳細に説明する。
【0030】
G1:V形枡8の開閉板を開閉させてそのV形枡8内の散剤を下方に待機している散剤分割器11の散剤収納室内に落下させる。
G2:移動手段の操作によって散剤分割器11をスタート位置(散剤落下位置から全ての散剤収納体9が退避する位置)まで移動させる。
G3:包装装置4のシールモータをON作動させる。
【0031】
G4〜G5:散剤分割器11を2包分(2ピッチ分)前進させ、図7(a)に示されるように、先頭および2番目の散剤収納室9,9の各開閉蓋10,10を開放させる。
G6〜G7:残りの分包数が1包になったか否かを判定し、1包になっていない場合には、包数を1だけ減じる。
G8:散剤ホッパーの表面に付着している散剤を確実に落下させるために、ホッパーに振動を与える(定位置ホッパータタキ)。このステップの後、再度ステップG4に戻ってそのステップG4以下を繰返す。こうして、図7(a)〜(d)に示されているように、最終包に至るまでの間においては、散剤収納室9,9→散剤収納室9,9→散剤収納室9,9→散剤収納室9,9の順に、2包分ずつ送られて2包分(2個の散剤収納室分)の散剤が下方に落下される。
【0032】
G9〜G11:ステップG6の判定において、残包数が1包になったとき(最終包になったとき)には、包数を1だけ減じて、最終包のホッパータタキを行い、シールモータをOFFにする。
G12〜G14:続いて、散剤収納室9側にこぼれた残薬を確実に回収するために、この残薬分散剤分割器11を前進させ、散剤収納室9の開閉蓋10とともに、散剤収納室9の開閉蓋10を開放する(図7(e))。この後、再度最終包のホッパータタキを行う。なお、図7は、4包を分包する場合を例示したものである。
G15:最後に空包処理を行う。この空包処理とは、予め設定される空包設定(例えばA患者とB患者との間に薬剤の封入されていない空包部分を設定すること)に基づく処理を指す。
【0033】
このように本実施形態においては、1分包に対して散剤分割器11を2包分前進させるように構成されているので、シールモータについては一時停止させずに通常モードと同様に作動させることができる。したがって、分包スピードを低下させることなく、2バケットモードを実施することができるという効果がある。ただし、この実施形態では、分包スピードが高速になり過ぎると、シール部に散剤が噛み込む恐れがあるので、この分包スピードを適切な速さに設定する必要がある。
【0034】
次に、2バケット分包処理の他の実施形態について、図8に示されるフローチャートを参照しつつ説明する。
【0035】
G101:V形枡8の開閉板を開閉させてそのV形枡8内の散剤を下方に待機している散剤分割器11の散剤収納室内に落下させる。
G102:移動手段の操作によって散剤分割器11をスタート位置(散剤落下位置から全ての散剤収納体9が退避する位置)まで移動させる。
G103:包装装置4のシールモータをON作動させる。
【0036】
G104〜G105:散剤分割器11を1包分(1ピッチ分)前進させ、散剤収納室の開閉蓋10を開放させる。
G106〜G107:定位置ホッパータタキを行った後、シールモータをOFF作動させる。
G108〜G110:残りの分包数が1包になったか否かを判定し、1包になっていない場合には、散剤分割器11を1包分(1ピッチ分)前進させ、散剤収納室の開閉蓋10を開放させる。
【0037】
G111〜G112:定位置ホッパータタキを行った後、包数を1だけ減じて,ステップG103に戻ってそのステップG103以下を繰返す。なお、この散剤分割器11の1ピッチ前進と散剤収納室の開閉蓋の開放とは、前述の通常モードと同様、開閉蓋10の2度開きにより確実に散剤が落下するようにして行われる。
【0038】
G113〜G114:ステップG108の判定において、残包数が1包になったとき(最終包になったとき)には、散剤分割器11を2包分(2ピッチ分)前進させ、通常モードと同様、2つの散剤収納室の開閉蓋10を開放作動して残薬を落下させる。
G115〜G116:最終包ホッパータタキを行って、包数を1だけ減じる。
G117:最後に空包処理を行う。
【0039】
このように本実施形態においては、1分包に対して散剤分割器11を1包分前進させるとともに、シールモータを一時停止させるように構成されているので、分包スピードは多少低下するものの、分包スピードに関わらず、安定したシールを行うことができるという効果がある。
【0040】
前記各実施形態では、散剤を例にとって説明したが、本発明は、錠剤を分包する場合や、錠剤と散剤とを同時に分包する場合にも適用することができる。
【0041】
また、前記各実施形態では、2個の散剤収納室内の散剤(もしくは錠剤)を1分包単位に包装するものとしたが、3個以上の散剤収納室内の散剤(もしくは錠剤)を1分包単位に包装するように構成することもできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明の一実施形態に係る薬剤分包装置の全体斜視図である。
【図2】図2は、同薬剤分包装置の蓋体を開いた状態での斜視図である。
【図3】図3は、散剤収納体の斜視図である。
【図4】図4(a)(b)(c)(d)は、通常モードにおける散剤収納室および開閉蓋の制御手順説明図である。
【図5】図5は、通常モードと2バケットモードの選択処理手順を示すフローチャートである。
【図6】図6は、本実施形態における2バケットモードの処理手順を示すフローチャートである。
【図7】図7(a)(b)(c)(d)(e)は、2バケットモードにおける散剤収納室および開閉蓋の制御手順説明図である。
【図8】図8は、本発明の他の実施形態における2バケットモードの処理手順を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1 機体
2 蓋体
3 棚板
4 包装装置
5 集塵装置
6 散剤分包ユニット
7 錠剤分包ユニット
8 V形枡
9 散剤収納体
9a 隔壁
9b,9c 散剤収納室
10 開閉蓋
11 散剤分割器
15 シュート

Claims (3)

  1. 薬剤を分割収納する薬剤収納室内の薬剤を下方へ落下させて袋体内に封入する薬剤分包装置において、
    前記薬剤収納室を間欠移動させる移動手段と、前記袋体の開口部をシールするシール手段と、これら移動手段およびシール手段の駆動を互いに連動させて制御する制御手段とを備え、この制御手段は、1個の薬剤収納室内に収納されている薬剤を1包分の袋体にて包装するように前記移動手段およびシール手段を制御する第1のモードと、複数個の薬剤収納室内に収納されている薬剤を1包分の袋体にて包装するように前記移動手段およびシール手段を制御する第2のモードとが選択可能に構成されていることを特徴とする薬剤分包装置。
  2. 前記第2のモードは、前記薬剤収納室の所要回数の間欠移動の間前記シール手段のシール動作を一時停止させることにより、複数個の薬剤収納室内に収納されている薬剤を1包分の袋体内に落下供給するものである請求項に記載の薬剤分包装置。
  3. 前記第2のモードは、複数個の薬剤収納室から同時に薬剤を落下させることにより、複数個の薬剤収納室内に収納されている薬剤を1包分の袋体内に落下供給するものである請求項に記載の薬剤分包装置。
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