JP4668022B2 - 携帯端末 - Google Patents

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Description

本発明は、パケット通信機能をもつ携帯端末に関する。
パケット通信機能をもつ携帯端末では、携帯端末上で、電子メール(以下、『電子メール』または略称して単に『メール』と記述する。)の授受や各種のゲーム(例えば、対戦ゲーム、ロールプレイングゲーム、等)を楽しむことができる。
パケット通信に対する課金は、例えば、1ヶ月の通信パケットデータ量を積算し、その積算データに基づいて行なわれる(特許文献1の従来の技術の欄を参照)。
また、特許文献1では、データ量の多い動画像や音楽コンテンツの通信に多額の料金がかかり、ユーザの負担が大きくなるという課題の対応策として、多段階の課金方法を採用してデータ量の多い場合の料金を割安とすると共に、そのような課金を、携帯端末とコンテンツサーバとの間に存在する課金システム(特許文献1では『IPシステム』と記述されている。)にて行なっている。
尚、種々の携帯端末の中でも例えば携帯無線電話端末(即ち、いわゆる携帯電話機)のユーザが、その携帯無線電話端末を用いた各種通信サービスを提供する電気通信事業者が運営する通信ネットワーク上の所定のウエブサイトにアクセスすることによって、前日までの累積パケット量を知ることができるサービスは、既に実現されている。
携帯端末上で各種のゲームを楽しんだり、あるいは、頻繁にメールの送受信を行なったりした場合に、予想外に高額なパケット料金を請求される場合があるのは、よく経験するところである。
パケット料金は、基本的には、ゲームやメール等の実行に伴い発生したパケット量の合算(累積パケット量)によって決まる。先に説明したように、通信ネットワーク上の所定のウエブサイトにアクセスして前日までの累積パケット量を確認することもできなくはないが、いちいち通信ネットワーク上の所定のウエブサイトにアクセスするのは面倒であり、携帯端末のユーザの中には、そのような累積パケット量の確認をせずに無防備に行ない続け、その結果として、非常に高額なパケット料金が課せられるという場合もあり得る。
また、仮に、累積パケット量を確認できた場合でも、そのことが、直ちに、高額なパケット料金の抑制に役立つとは限らない。即ち、使用するアプリケーション等に応じて、パケット量は大きく変動するため、累積パケット量だけでは、パケット料金の増加の主原因が何かを、ユーザ自身が分析することは困難である。
また、ユーザが多数のアプリケーションを利用している場合には、過去にどのアプリケーションを利用したのかを思い出せない、という場合もあり、この場合も、パケット料金の増加の主原因の特定が困難となる。
例えば、今月のパケット料金が前月に比べて急に増大した場合に、累積パケット量の増大の原因は何かを、具体的に突きとめることができなければ、結局のところ、パケット料金の抑制のためにどのような方策を採ればよいのかを立案するのが困難となる。そして、不本意ながら、高額のパケット料金を、毎月、請求され続けるような事態も生じ得る。
特許文献1に記載の技術では、データ量の多い動画像や音楽コンテンツの利用に対して、携帯端末のユーザの負担を軽減することにはなる。しかし、ユーザがゲーム等に熱中して長時間のパケット通信の利用を行なえば、やはり高額のパケット料金を請求されることとなり、パケット料金の抑制のための抜本的な対策とはならない。
また、特許文献1では、ネット上に設けられた課金システムがユーザ毎の累積パケット量を管理しているため、ユーザが自己の累積パケット量を知るためには、その課金システムにアクセスする必要が生じる。先に説明したように、このような処理は、ユーザにとっては面倒であり、通信ネットワーク上の所定のウエブサイトにアクセスする場合と同様な短所をもつ。
また、高額なパケット料金の効果的な抑制方法がわからない状態では、ユーザは、安心してゲームやメール等を利用できないという、ユーザの心理的な側面からみた課題も存在する。
特開2003−60673号公報
本発明は、上記従来の事情に鑑みてなされたものであって、携帯端末のユーザが、ゲーム、メール、等のアプリケーションを楽しながら、無理なく且つ効果的に、意に反した高額なパケット通信料金の発生を抑制することができる携帯端末を提供することを目的としている。
また、本発明の携帯端末は、表示部と、メールアプリケーションと、前記メールアプリケーションのパケット通信を行う無線部と、前記無線部の通信パケット量を測定するパケット量測定部と、メールの宛先に対応する用途を示す用途別宛先テーブルを含むアドレス帳と、前記パケット量測定部が測定したパケット量測定結果に基づきメールの宛先毎の累積パケット量を求め、前記メール宛先毎の累積パケット量と前記用途別宛先テーブルのメール宛先に対応する用途とを基に、前記用途毎の累積パケット量を求めるパケット量集計部とを有し、前記用途毎の累積パケット量に対応する料金を、前記表示部に表示する
本発明の携帯端末は、メールアプリケーションに関して、私用や仕事等の用途毎のパケット料金の集計および表示を行い、パケット通信料金について用途別に認識できるようにし、効果的にパケット通信料金を抑制することができる。
また、本発明の携帯端末の他の態様では、前記表示制御部は、前記アプリケーションまたは項目についての累積パケット量またはその累積パケット量に対応する料金が所定のしきい値を超えた場合に、前記累積パケット量または累積パケット量に対応する料金を強調表示する。
この本発明の携帯端末の他の態様は、予め、しきい値を設定しておき、使用パケット量(または料金)がそのしきい値を超えた場合に、累積パケット量(料金)を強調表示して、ユーザに、注意を促すようにしたものである。これによって、ユーザは、意に反する高額なパケット料金の発生を未然に防止することができる。
また、本発明の携帯端末の他の態様では、前記表示制御部は、前記アプリケーションまたは項目についての累積パケット量またはその累積パケット量に対応する料金を、前記アプリケーションの実行中あるいはパケット通信の終了直後に表示する。
この本発明の携帯端末の他の態様は、累積パケット量や料金を、リアルタイム、あるいは、それに準じる適切なタイミングにおいて表示するようにしたものである。この表示は、ユーザの選択したタイミングで行なうことができ、また、ユーザの意思とは関係なく、強制的に(自動的に)表示するようにしてもよい。これによって、ユーザは、日々、自己の使用パケット量(あるいは料金)を、適切なタイミングでチェックできる。
尚、本発明の携帯端末の例としては、パケット通信機能を備えた持ち運び可能なパーソナルコンピュータ(例えば、ノート型のパーソナルコンピュータ)、無線パケット通信機能を備えたPDA(即ち、Personal Digital Assistance)、等の携帯情報通信端末、パケット通信機能を備えた携帯無線電話端末(即ち、いわゆる携帯電話機)、等が挙げられる。但し、本発明の携帯端末が、近年世の中で非常に普及している携帯無線電話端末であると特に好ましい。
即ち、本発明の携帯端末が携帯無線電話端末である場合、携帯無線電話端末上で、アプリケーション毎の累積パケット量を集計し、その累積パケット量またはそのパケット量に対応するパケット料金を表示可能であるため、携帯無線電話端末のユーザは、ネットワーク上のシステムにアクセスすることなく、自己の携帯無線電話端末上で、アプリケーション毎の使用パケット量を、日々、容易に(即ち、何時でもどこででも)チェックすることができる。また、本発明によって、携帯無線電話端末のユーザに新規な表示サービスを提供することが可能となり、携帯無線電話端末の付加価値の向上が実現される。
本発明によれば、携帯端末のユーザが、ゲーム、メール、等のアプリケーションを楽しながら、無理なく且つ効果的に、意に反した高額なパケット通信料金の発生を抑制することができる。
以下、図1〜図23を参照しながら、本発明の携帯端末に関する複数の好適な実施形態について説明する。尚、ここでは、近年世の中で非常に普及している携帯無線電話端末を本発明に係る携帯端末の実施形態として説明する。
(第1実施形態)
図1は、本発明の携帯無線電話端末の全体の構成(具体的には、ハードウエア構成、使用するソフトウエアの種別ならびに使用するデータの種別)を示すシステムブロック図である。
図示されるように、本発明の携帯無線電話端末は、アンテナANと、無線部100と、ベースバンド処理部102と、チャネルコーデック104と、音声コーデック106と、鳴動処理部108と、レシーバ110と、スピーカ112と、パケット処理部114(即ち、送信パケット集計ノード118および受信パケット集計ノード119からなるパケット量測定ノード116を含む部分と、パケット化部117と、パケット復元部120と、を備える。)と、記憶部(即ち、RAM:Random Access Memory)140と、ROM(即ち、Read Only Memory)150と、操作部(即ち、操作キー)160と、表示部(即ち、LCD:Liquid Crystal Display)162と、各部の動作を統括的に制御するCPU(即ち、Central Processing Unit:制御部)130と、を有する。各部は、システムバス(即ち、BUS)によって相互に接続されている。
ROM150には、プログラム格納部151が設けられている。プログラム格納部151には、ゲームアプリケーションプログラム152(以後、『ゲームアプリケーション152』と略称する。)と、メールアプリケーションプログラム153(以後、『メールアプリケーション153』と略称する。)と、パケット料金の計算や試算を行なうための料金計算アプリケーションプログラム154(以後、『料金計算アプリケーション154』と略称する。)と、パケット量の集計と表示を実現するための集計表示アプリケーションプログラム155(以後、『集計表示アプリケーション155』と略称する。)と、が格納されている。
また、記憶部(RAM)140には、各種の情報やデータが記憶される。即ち、現在動作中のアプリケーションを特定する情報(即ち、アプリケーション種別)141と、パケット料金テーブル142と、アプリケーション毎のパケット通信量(あるいは対応する通信料金)143と、メールアプリケーション152と連携するアドレス帳144と、が記憶される。
パケット料金テーブル142は、メールアプリケーション153によって使用される。また、アプリケーション毎のパケット通信量(あるいは対応する通信料金)143は、集計表示アプリケーションによって集計処理された結果として得られるデータである。
本発明の携帯無線電話端末は、パケット処理部114内に、パケット量測定ノード116(これは、送信パケット集計ノード118および受信パケット集計ノード119からなる。)を有することから、外部のシステムに頼らずに、自機内で、通信経路を流れるパケット数を測定することができる。
パケット量(即ち、単位時間当たりのパケット数)の具体的な測定方法としては、経路を流れるパケットそのものかどうかを示すフラグ信号を観測する方法や、パケットサイズ等の各種情報が書き込んであるヘッダを観測する方法、あるいは、近似的ではあるが、パケットの各種の処理段階において、パケットの数を実際にカウントする方法等が考えられる。
図2は、図1における送信パケット集計ノード118(同様に受信パケット集計ノード119)の内部構成を示すシステムブロック図である。
図2の送信パケット集計ノード118(同様に受信パケット集計ノード119)では、パケットヘッダを観測してパケット数をカウントする。
図示されるように、送信パケット集計ノード118(同様に受信パケット集計ノード119)は、入力パケットインタフェース(即ち、入力I/F)170と、ヘッダ観測部171と、カウンタ172と、タイマ173と、集計処理部174と、メールアドレス解読部175と、出力パケットインタフェース(即ち、出力I/F)176と、パケット集計データインタフェース(即ち、パケット集計データI/F)177と、を備える。
ヘッダ観測部171は、入力パケットインタフェース(即ち、入力I/F)170からパケットが入力されると、そのパケットを一旦、蓄積すると共に、タイマ173ならびにカウンタ172を起動し、そして、パケットヘッダを観測することによってパケットデータであることを確認し、その確認の毎に、カウンタ172に確認通知を行なう。
タイマは所定時間(単位時間)の計測を行ない、カウンタ172は、その単位時間内において、ヘッダ観測部171から受け付けた確認通知の数をカウントする。単位時間内におけるカウンタのカウント値(即ち、単位時間当たりのパケット量を示すデータ)は、集計処理部174に送られる。
集計処理部174は、基本的にはタイミング調整用のバッファであり、カウンタ172から送られてくる、単位時間当たりのパケット量を示すデータを、一時的に蓄積した後、所定のタイミングで、パケット集計データインタフェース(即ち、パケット集計データI/F)177に出力する。
但し、電子メールの通信パケットに関して、メールアドレス解読部175によって送信先(同様に送信元)のメールアドレスの解析が行なわれ、その解析の結果として特定されるメールアドレス情報が集計処理部174に通知された場合には、集計処理部174は、単位時間当たりのパケット量を示すデータと、メールアドレスとを関連づけて一つのデータとする編集処理を行ない、その編集後のデータを、パケット集計データインタフェース(即ち、パケット集計データI/F)177に出力する。
このようにして、パケット量測定ノード116(即ち、送信パケット集計ノード118および受信パケット集計ノード119)によって、通信経路を流れるパケット量が、携帯無線電話端末の内部で測定される。
次に、図1に戻って、測定されたパケット量のデータに基づき、アプリケーション毎の累積パケット量、あるいは、一つのアプリケーションの所定項目毎の累積パケット量を求める処理の概要を説明する。
即ち、ゲームアプリケーション152やメールアプリケーション153が起動されると、現在起動されているアプリケーションが何かを示す情報(即ち、動作中のアプリケーション種別情報)141が、記憶部(RAM)140に記憶される。
そして、パケット通信が開始されると、パケット量測定ノード116(即ち、送信パケット集計ノード118および受信パケット集計ノード119)によって、通信経路を流れるパケット量が測定され、その測定データが、随時、出力される。
このパケット量測定データは、記憶部(RAM)140内に累積的に蓄積される。アプリケーション種別情報141によって、現在動作中のアプリケーションは既知であるから、パケット量測定データを累積的に蓄積する際に、現在動作中のアプリケーションと関連づけを行なうことによって、アプリケーション毎のパケット通信量(即ち、累積通信量)143を得ることができる。また、料金計算アプリケーション154を参照することによって、そのパケット通信量に相当する、おおよそのパケット料金を計算することも可能である。
また、例えば、メールアプリケーションについて、相手先別の累積パケット量(あるいはパケット料金)を示す場合には、以下のような手順が更に追加される。
即ち、この場合には、先に説明したように、パケット集計データインタフェース(即ち、パケット集計データI/F)177からは、単位時間当たりのパケット量を示すデータと、メールアドレスとを関連づけて一つのデータとしたものが出力される。次に、アドレス帳144を参照し、そのメールアドレスに対応する通信相手の名称を特定する。そして、その通信相手の名称と関連づけて、累積パケット通信量(あるいは料金)を管理する。
また、電子メールの利用に際し、携帯無線電話端末のユーザが、予め、私用/仕事の区別を操作部(即ち、操作キー)160から入力することによって、私用/仕事を区別して、累積パケット量(あるいはパケット料金)を集計することもできる。
また、本発明の携帯無線電話端末には、送信パケット集計ノード118および受信パケット集計ノード119が設けられているため、各々のノードから出力されるパケット量のデータを区別して取り扱うことによって、送信と受信を区別して、累積パケット量(あるいはパケット料金)を集計することもできる。
以下、図3および図4を参照して、図1の携帯無線電話端末の表示部(LCD)162における表示の例について説明する。
図3は、図1の携帯無線電話端末の表示部における画面表示の一例を説明するための図である。
携帯無線電話端末の初期画面では、表示部162上には、メニュー画面が表示されている。即ち、ブラウザ、メーラ、ゲーム、設定という一覧表示がなされている。ここで、携帯無線電話端末のユーザが、ゲームを選択したとする。
すると、ゲーム一覧画面に移行し、ネット将棋、カーレース、およびRPGの3種のゲームについての、使用パケットの累積値(即ち、累積パケット量)に対応するパケット料金が提示される。ここでは、ユーザは、ネット将棋を選択するものとする。ネット将棋についての現在のパケット料金は、2790円である。
続いて、ゲーム画面に移行し、ユーザはネット将棋を楽しむ。
そして、ゲームが終了すると、再び、ゲーム一覧画面に戻る。今回のネット将棋のパケット料金(この例では330円)が加算されることによって、ネット将棋の累積パケット料金は3120円となり、この更新された料金が、「ネット将棋」という文字の横に表示される。
図4(a)〜(f)は、パケット料金の表示態様を示す図である。
図4(a)は、ゲームアプリケーションを一覧表示し、その一覧表示の中から選択されたアプリケーションについてのパケット料金を、一覧表示の下段に表示した例を示す。即ち、この表示は、アプリケーションの一覧と、選択中のアプリケーションを同時に提示し、且つ、邪魔にならない位置にパケット料金をさりげなく提示するものである。これにより、ユーザは、日々、無理なく、自己のパケット使用状況をチェックすることができる。尚、図4(a)に示される例では、パケット料金が一覧表示の下段に表示されるが、パケット料金が表示される箇所は一覧表示の適宜な所定部分であればよく、例えば、一覧表示の上段であってもよい。
また、図4(b)は、累積パケット料金が所定のしきい値を越えている場合には、現在の選択の如何を問わず、その料金の強調表示を行なうものである。即ち、この表示は、予め、しきい値を設定しておき、使用パケット量(または料金)がそのしきい値を超えた場合に、累積パケット料金(または累積パケット量)を強調表示して、ユーザに、注意を促すようにしたものである。これによって、ユーザは、意に反する高額なパケット料金の発生を未然に防止することが可能となる。
図4(b)では、RPGについての料金(この例では5800円)が太文字にて強調表示されている。強調表示としては、その他、色を変える、あるいは、使用するロゴを変えるという方法を採用してもよい。
図4(c)は、メールの使用時において、通信相手毎の累積パケット料金を提示する例を示している。図4(d)は、メールの使用時において、メールの用途、具体的には私用/仕事を区別して、累積パケット料金を提示する例を示している。図4(e)は、メールの使用時において、受信メール/送信メールを区別して、累積パケット料金を提示する例を示している。
これらの表示は、電子メールが日常的に頻繁に利用されることが多いため、知らず知らずのうちに予想外の高額なパケット料金となる場合があることに着目して、メールに関するパケット量の内訳を、所望の項目毎に表示するようにし、ユーザが、自己のメールの使用状況をより的確に把握できるようにするためのものである。
尚、所定項目毎のパケット料金の表示は、電子メールの使用に限定されるものではない。例えば、ゲームソフトにおいて、ユーザが好みのキャラクタやレーシングカーを自由に選択して使用でき、その選択するキャラクタやレーシングカー毎に課金される場合に、キャラクタやレーシングカーの種類毎のパケット料金を表示することもできる。
即ち、一つのアプリケーションについての累積パケット料金を所定項目毎に分類して集計し、表示することによって、携帯無線電話端末のユーザは、より細かく、より具体的に、自己のパケット使用状況を的確に把握することができる。従って、より効果的なパケット料金の抑制策の立案が可能となる。
図4(f)は、異なる種類のアプリケーション(即ち、ブラウザ、メール、およびゲーム)を一覧表示し、アプリケーション毎の累積パケット料金を示した例である。この場合には、どのカテゴリーのアプリケーションが、高額な支払いの原因となっているかを一目で確認することができるというメリットがある。従って、より効果的なパケット料金の抑制策の立案が可能となる。
尚、以上の説明では、累積パケット料金を表示することにしているが、累積パケット量そのものを表示してもよい。
(第2実施形態)
本実施形態では、図5〜図9を参照し、アプリケーション毎のパケット料金(またはパケット量)の集計と表示を行なうための具体的な機能ブロックの構成や処理手順について説明する。
図5は、アプリケーション毎のパケット料金(またはパケット量)の集計と表示を行なうための具体的な機能ブロックの構成を示すシステムブロック図である。
図5において、図1と共通する部分には、同じ参照符号を付してある。即ち、アンテナAN、無線部100、プログラム格納部151(これは、ゲームやメール等のアプリケーションプログラムを格納する部分であり、図中、アプリケーションA,B,Cと記載されている。)と、パケット量測定ノード116と、操作部160と、表示部162と、記憶部(RAM)140は、図1と共通している。尚、図5の参照符号200は、各種のサーバ(例えば、携帯無線電話端末の登録情報管理サーバ、コンテンツ提供サーバ、等)である。
また、図5の記憶部(RAM)140には、現在動作中のアプリケーションを特定する情報(即ち、アプリケーション種別)141と、パケット料金テーブル142と、アプリケーション毎のパケット通信量(あるいは対応するパケット料金)143と、が記憶される。
図5において、特徴的な機能ブロックは、パケット量集計部131、表示制御部133、および料金計算部180である。
ここで、パケット量集計部131および表示制御部133は、図1のCPU130や周辺のハードウエアが、集計表示アプリケーション155に従って動作する結果として構築される機能ブロックである。
また、料金計算部は、図1のCPU130や周辺のハードウエアが、料金計算アプリケーション154に従って動作する結果として構築される機能ブロックである。
第1実施形態で説明したように、本発明の携帯無線電話端末は、その携帯無線電話端末の内部において通信パケット量を測定し、その測定結果に基づいて、アプリケーション毎の累積パケット量を集計し、そのアプリケーション毎の累積パケット量(または、その累積パケット量に相当するパケット料金)を、携帯無線電話端末上で表示する。そして、その表示方法としては、アプリケーションの一覧表示の適宜な所定部分に表示したり、しきい値を越えて高額の場合に強調表示をしてユーザに注意を促す、といった種々の態様が存在する(尚、パケット料金を一覧表示の下段に表示した例を示す図4(a)と同様に、累積パケット量が一覧表示の下段に表示される形態を採ってもよいが、前述したように累積パケット量が表示される箇所は一覧表示の所定部分であればよく、例えば、一覧表示の上段であってもよい。)。
従って、本発明では、「測定」、「集計」、および「表示」の3つの処理を行なうブロックが必要である。
ここで、パケット量の測定処理を行なうのが、パケット量測定ノード(これは専用ハードウエアである。)116である。
また、アプリケーション毎の累積パケット量(または累積パケット料金)の集計処理を行なうのがパケット量集計部131である。尚、パケット料金の算出自体は、料金計算部180が行なう。
そして、各アプリケーションと累積パケット量(または累積パケット料金)を対応づけし、多様な表示を行なうのが表示制御部133である。
図6は、図5の記憶部(RAM)に記憶されている情報やデータの内容を具体的に示す図である。
図示されるように、動作中のアプリケーション種別141は、アプリケーションAが動作中であることを示している。
また、アプリケーション毎の累積パケット通信量(または累積パケット料金)143は、図示されるように、アプリケーションA〜Cの各々に累積パケット量を対応づけした表形式のデータである。
また、パケット料金テーブル142は、パケット量に応じた段階的な課金が行なわれる場合であって、300パケット未満は無料であり、301〜5000パケットまでは、1パケットあたり0.1円であり、5001パケットを越える場合には、1パケットあたり0.2円であることを示している。
図7は、図5の携帯無線電話端末における、料金プランのダウンロード処理の手順を示すフローチャートである。
図示されるように、携帯無線電話端末の登録情報管理サーバ200に接続する(即ち、ステップS400)。携帯無線電話端末から登録情報管理サーバ200に、携帯無線電話端末固有の識別番号を送信し、それに対応する料金プラン情報を受信する(即ち、ステップS401)。料金プラン情報を記憶部140に記憶する(即ち、ステップS402)。
図8は、図5の携帯無線電話端末における、累積パケット通信量の集計処理の手順を示すフローチャートである。
まず、パケット量集計部131が、アプリケーションAの開始時に、開始するアプリケーションの識別子(即ち、動作中のアプリケーション種別141)を記憶部140に記憶する(即ち、ステップS403)。
アプリケーションAが開始されると、送信パケットデータが、アプリケーションAからパケット量集計部131に渡される。また、サーバ200から送られてきたパケットデータが、アンテナAN、および無線部100を介して受信され、その受信パケットデータが、パケット量集計部131に渡される。ステップS404では、このような、パケットの送信/受信があったかを判定する。
パケット量集計部131は、動作中のアプリケーション種別141を記憶部140から読み出し、そのアプリケーションの現在の累積パケット通信量を読み出す(即ち、ステップS405)。
パケット量集計部131は、続いて、アプリケーションAの進行と共に累積される今回のパケット通信量を、先の累積パケット量に加算し、その更新された累積パケット量を、記憶部140に記憶する(即ち、ステップS406)。
図9は、図5の携帯無線電話端末における、アプリケーション毎のパケット料金表示処理の手順を示すフローチャートである。
表示制御部133は、操作部160への操作により、アプリケーションの一覧表示の要求を受け付ける(即ち、ステップS407)。表示制御部133は、料金計算部180に、パケット料金の計算要求を発出する(即ち、ステップS408)。この要求は、パケット量集計部131経由で行なってもよい。
また、料金計算部180は、記憶部140からアプリケーション毎のパケット通信量143と料金テーブル142を読み出す(即ち、ステップS409)。
料金計算部180は、アプリケーション毎のパケット通信量143と料金テーブル142から、アプリケーション毎のパケット料金を算出する(即ち、ステップS410)。
そして、アプリケーション毎のパケット料金を、表示部162上に表示する(即ち、ステップS411)。
このようにして、本発明の携帯無線電話端末では、累積パケット量の測定、アプリケーション毎の集計、にユーザインタフェースを考慮した効果的な料金表示のすべてを、システムに依存することなく、携帯無線電話端末の内部にて行なうことができる。従って、使い勝手のよい、多機能化された携帯無線電話端末が実現される。
(第3実施形態)。
本実施形態では、メールアプリケーションについて、更に、送信と受信を区別して、パケット料金を集計し、表示する例について説明する。
図10は、メールアプリケーションに関して、送信と受信を区別してパケット料金の集計と表示を行なうための具体的な機能ブロックの構成を示すシステムブロック図である。図10において、図5と共通する部分には、同じ参照符号を付している。共通する部分についての説明は省略する。
図10における基本構成は、図5と同じである。ただし、図10では、パケット量集計部131が、メールアプリケーションに関して、送信と受信を区別してパケット料金の集計と表示を行なう点が異なり、その結果として、記憶部(RAM)140には、アプリケーション毎のパケット通信量(送受信別)145が記憶されることになる。
図11は、図10における、アプリケーション毎の送受信別のパケット通信量を示すデータの具体的な内容を示す図である。
図示されるように、メールA、メールBの各々について、送信と受信を区別して、累積パケット通信量が集計されている。
図12は、図10の携帯無線電話端末における、送信と受信を区別した累積パケット通信量の集計処理の手順を示すフローチャートである。
まず、パケット量集計部131が、メールアプリケーションの開始時に、開始するアプリケーションの識別子(即ち、動作中のアプリケーション種別141)を記憶部140に記憶する(即ち、ステップS412)。
メールアプリケーションが開始されると、送信パケットデータが、メールアプリケーションからパケット量集計部131に渡される。また、サーバ200から送られてきたパケットデータが、アンテナANおよび無線部100を介して受信され、その受信パケットデータが、パケット量集計部131に渡される。ステップS413では、このような、パケットの送信/受信があったかを判定する。
パケット量集計部131は、動作中のアプリケーション種別141を記憶部140から読み出し、そのアプリケーションの現在の累積パケット通信量を、送信と受信を区別して
読み出す(即ち、ステップS414)。
パケット量集計部131は、続いて、メールアプリケーションの進行と共に累積される今回のパケット通信量を、先の累積パケット量に加算し、その更新された累積パケット量を、送信と受信を区別して、記憶部140に記憶する(即ち、ステップS415)。
図13は、図10の携帯無線電話端末における、送信と受信を区別したパケット料金表示処理の手順を示すフローチャートである。
表示制御部133は、操作部160への操作により、アプリケーションの一覧表示の要求を受け付ける(即ち、ステップS416)。表示制御部133は、料金計算部180に、アプリケーション毎のパケット料金の計算要求を発出する(即ち、ステップS417)。この要求は、パケット量集計部131経由で行なってもよい。
また、料金計算部180は、記憶部140からアプリケーション毎のパケット通信量(送受信別)145と料金テーブル142を読み出す(即ち、ステップS418)。
料金計算部180は、アプリケーション毎のパケット通信量(送受信別)145と料金テーブル142から、アプリケーション毎のパケット料金(送受信別)を算出する(即ち、ステップS419)。
そして、アプリケーション毎のパケット料金(送受信別)を、表示部162上に表示する(即ち、ステップS420)。
このようにして、本実施形態の携帯無線電話端末では、メールアプリケーションに関して、送信と受信を区別したパケット料金の集計および表示を行なうことができる。
(第4実施形態)
本実施形態では、メールアプリケーションについて、通信相手(メール宛先)を区別して、パケット料金を集計し、表示する例について説明する。
図14は、メールアプリケーションに関して、通信相手(メール宛先)を区別してパケット料金の集計と表示を行なうための具体的な機能ブロックの構成を示すシステムブロック図である。図14において、図5および図10と共通する部分には、同じ参照符号を付している。共通する部分についての説明は省略する。
図14における基本構成は、図5および図10と同じである。ただし、図14では、パケット量集計部131が、メールアプリケーションに関して、通信相手(メール宛先)を区別してパケット料金の集計と表示を行なう点が異なり、その結果として、記憶部(RAM)140には、アプリケーション毎のパケット通信量(メール宛先別)146が記憶されることになる。
また、図4の記憶部(RAM)140には、アドレス帳144が記憶されている。このアドレス帳144は、メールアドレスからメール宛先の名称を調べるために使用される。
図15は、図14における、アプリケーション毎のメール宛先別のパケット通信量を示すデータの具体的な内容を示す図である。
図示されるように、メールの宛先(即ち、山田さん、佐藤さん、および田中さん)を区別して、累積パケット通信量が集計されている。
図16は、図14の携帯無線電話端末における、メール宛先毎に累積パケット通信量の集計を行なう場合の処理手順を示すフローチャートである。
まず、パケット量集計部131が、メールアプリケーションの開始時に、開始するアプリケーションの識別子(即ち、動作中のアプリケーション種別141)を記憶部140に記憶する(即ち、ステップS422)。
メールアプリケーションが開始されると、送信パケットデータが、メールアプリケーションからパケット量集計部131に渡される。また、サーバ200から送られてきたパケットデータが、アンテナANおよび無線部100を介して受信され、その受信パケットデータが、パケット量集計部131に渡される。ステップS423では、このような、パケットの送信/受信があったかを判定する。
パケット量集計部131は、動作中のアプリケーション種別141を記憶部140から読み出し、そのアプリケーションの現在の累積パケット通信量を、メール宛先別に読み出す(即ち、ステップS424)。
パケット量集計部131は、続いて、メールアプリケーションの進行と共に累積される今回のパケット通信量を、先の累積パケット量に加算し、その更新された累積パケット量を、メール宛先別に、記憶部140に記憶する(即ち、ステップS425)。
図17は、図14の携帯無線電話端末における、メール宛先毎のパケット料金表示を行なうための処理手順を示すフローチャートである。
表示制御部133は、操作部160への操作により、アプリケーションの一覧表示の要求を受け付ける(即ち、ステップS426)。表示制御部133は、料金計算部180に、アプリケーション毎のパケット料金の計算要求を発出する(即ち、ステップS427)。この要求は、パケット量集計部131経由で行なってもよい。
また、料金計算部180は、記憶部140からアプリケーション毎のパケット通信量(メール宛先別)146と料金テーブル142を読み出す(即ち、ステップS428)。
料金計算部180は、アプリケーション毎のパケット通信量(メール宛先別)146と料金テーブル142から、メール宛先毎のパケット料金を算出する(即ち、ステップS429)。
次に、アドレス帳144を参照して、メールアドレスとメール宛先の名称との関連づけを行なう(即ち、ステップS430)。そして、メール宛先の名称毎に、パケット料金を表示部162に表示する(即ち、ステップS431)。
このようにして、本実施形態の携帯無線電話端末では、メールアプリケーションに関して、メール宛先別のパケット料金の集計および表示を行なうことができる。
(第5実施形態)
本実施形態では、メールアプリケーションに関して、メールの宛先を私用/仕事に分類しておき、これを利用して、私用/仕事別のパケット料金の集計および表示を行なう。
図18は、メールアプリケーションに関して、メールの宛先を私用/仕事に分類しておき、これを利用して、私用/仕事別のパケット料金の集計および表示を行なうための具体的な機能ブロックの構成を示すシステムブロック図である。図18において、図5、図10、および図14と共通する部分には、同じ参照符号を付している。共通する部分についての説明は省略する。
図18における基本構成は、図5、図10、および図14と同じである。ただし、図18では、パケット量集計部131が、メールアプリケーションに関して、私用/仕事別のパケット料金の集計および表示を行なう点が異なる。
記憶部(RAM)140には、アプリケーション毎のパケット通信量(メール宛先別)146が記憶される点は、図14と同じである。また、アドレス帳が記憶されている点も、図14と同じである。
ただし、本実施形態(図18)では、アドレス帳144の備考情報として、私用仕事別宛先テーブル148が設けられており、メール宛先と私用仕事別宛先テーブル148とを連携させることによって、結果的に、そのメールが私用なのか、仕事用なのかを判別することが可能となる。
私用仕事別宛先テーブル148は、予め、ユーザが操作部160を操作して、アドレス帳144の備考欄等に記載しておくものである。例えば、「山田さん(私用)、佐藤さん(私用)、田中さん(仕事)」というように指定しておく。
図19は、メール宛先別のパケット通信量と、私用/仕事の別の情報を連携させた場合のデータ内容を示す図である。
アプリケーション毎のパケット通信量(メール宛先別)146は、図15に示したものと同じである。ただし、各々のメール宛先と、私用仕事別宛先テーブル148とを連携させることによって、その宛先のメールが私用なのか、仕事用なのかを判別することが可能となる。即ち、図19に示すように、山田さんは私用、佐藤さんは私用、田中さんは仕事というように対応づけが可能である。
本実施形態では、この対応付けを利用して、結果的に、私用/仕事を区別して、累積パケット量の集計と料金計算を行なうものである。
図20は、図18の携帯無線電話端末における、私用/仕事を区別して累積パケット通信量の集計を行なう場合の処理手順を示すフローチャートである。
まず、パケット量集計部131が、メールアプリケーションの開始時に、開始するアプリケーションの識別子(即ち、動作中のアプリケーション種別141)を記憶部140に記憶する(即ち、ステップS440)。
メールアプリケーションが開始されると、送信パケットデータが、メールアプリケーションからパケット量集計部131に渡される。また、サーバ200から送られてきたパケットデータが、アンテナANおよび無線部100を介して受信され、その受信パケットデータが、パケット量集計部131に渡される。ステップS441では、このような、パケットの送信/受信があったかを判定する。
パケット量集計部131は、動作中のアプリケーション種別141を記憶部140から読み出し、そのアプリケーションの現在の累積パケット通信量を、メール宛先別に読み出す(即ち、ステップS442)。
パケット量集計部131は、続いて、メールアプリケーションの進行と共に累積される今回のパケット通信量を、先の累積パケット量に加算し、その更新された累積パケット量を、メール宛先別に、記憶部140に記憶する(即ち、ステップS443)。
図21は、図18の携帯無線電話端末における、私用/仕事を区別したパケット料金の表示を行なうための処理手順を示すフローチャートである。
表示制御部133は、操作部160への操作により、アプリケーションの一覧表示の要求を受け付ける(即ち、ステップS444)。表示制御部133は、料金計算部180に、アプリケーション毎のパケット料金の計算要求を発出する(即ち、ステップS445)。この要求は、パケット量集計部131経由で行なってもよい。
料金計算部180は、記憶部140からアプリケーション毎のパケット通信量(メール宛先別)146と、料金テーブル142と、私用/仕事別メール宛先テーブル148を読み出す(即ち、ステップS446)。
料金計算部180は、アプリケーション毎のパケット通信量(メール宛先別)146と料金テーブル142ならびに私用/仕事別メール宛先テーブル148から、私用/仕事別のパケット料金を算出する(即ち、ステップS447)。
そして、私用/仕事別のパケット料金を、表示部162に表示する(即ち、ステップS448)。
このようにして、本実施形態の携帯無線電話端末では、メールアプリケーションに関して、私用/仕事を区別したパケット料金の集計および表示を行なうことができる。
(第6実施形態)
本実施形態では、アプリケーション毎、あるいは、所定項目毎の累積パケット量(累積パケット料金)の集計および表示を行なう機能を備えた、本発明の携帯無線電話端末の外観構成について説明する。
図22は、本発明の携帯無線電話端末(ストレートタイプ)の外観構成を示す正面図である。また、図23は、本発明の携帯無線電話端末(折り畳み式タイプ)の外観構成を示す斜視図である。
図22および図23の携帯無線電話端末は、アンテナANと、スピーカ1240と、液晶ディスプレイ1260と、操作キー1280と、レシーバ1220と、を有している。
携帯無線電話端末上で各種のゲームを楽しんだり、あるいは、頻繁にメールの送受信を行なったりした場合に、予想外に高額なパケット料金を請求される場合があるのは、よく経験するところであり、特に、その月のパケット料金が急増したような場合に、果たして、何が原因であったかを突き止めるのは、従来技術では、容易ではない。
これに対し、本発明の携帯無線電話端末では、ユーザは、ネットワーク上のシステムにアクセスすることなく、自己の携帯無線電話端末上で、アプリケーション毎の使用パケット量を、日々、容易にチェックすることができる。従って、ユーザは、安心してパケット通信機能を利用することが可能となる。
以上、説明したように、本発明の実施形態によれば、ユーザは、ネットワーク上のシステムにアクセスすることなく、自己の携帯無線電話端末上で、アプリケーション毎の使用パケット量を、日々、容易に(即ち、何時でもどこででも)チェックすることができる。
即ち、上述の実施形態によれば、どのアプリケーションがどの程度のパケットを使用するか(あるいはどの程度の料金となるか)を、携帯無線電話端末のユーザが、例えば、そのアプリケーションの使用中にリアルタイムでチェックしたり、また、そのアプリケーションの使用終了の度にチェックしたりすることができ、アプリケーション毎の使用パケット量(またはその料金)を、容易に且つ的確に知ることができる。また、上述の実施形態によれば、過去のアプリケーション毎の使用パケット量のデータを記憶しておき、ユーザが、必要に応じて、適宜、その過去のデータを参照することもできる。
従って、上述の実施形態によれば、パケット料金が増大した場合に、どのアプリケーションの使用が主原因となっているかを、ユーザ自身がすぐに認識することができ、日常の中で、適切な対応策(例えば、そのアプリケーションの使いすぎに注意し、場合によっては、意図的にその使用を控えるようにする等)をタイムリーに採ることが可能となり、ユーザの意に反した高額なパケット料金の発生を効果的に抑制することができる。
また、上述の実施形態によれば、ユーザは、自己のパケット使用状況を常に把握した状態で、安心してゲームやメール等を利用できる。
また、上述の実施形態によれば、アプリケーション毎の累積パケット量の集計にとどまらず、更に、一つのアプリケーションについての累積パケット量を所定項目毎に分類して集計し、表示することによって、携帯無線電話端末のユーザは、より細かく、より具体的に、自己のパケット使用状況を的確に把握することができる。従って、上述の実施形態によれば、より効果的なパケット料金の抑制策の立案が可能となる。
特に、電子メールは、日常的に頻繁に利用されることが多いため、知らず知らずのうちに予想外の高額なパケット料金となる場合があるが、上述の実施形態によれば、メールに関するパケット量の内訳を、所望の項目毎に表示するので、ユーザが、自己のメールの使用状況をより的確に把握できるようになり、効果的である。
また、アプリケーションや項目毎の累積パケット量や料金の表示形式を工夫し、アプリケーションの一覧表と共に表示するようにしたり、あるいは、しきい値を超えた場合に強調表示したりすることによって、ユーザは、日々、無理なく、自己のパケット使用状況を常にチェックすることが可能となり、意に反した高額なパケット料金の発生の抑制効果が高まる。
また、累積パケット量や料金を、リアルタイム、あるいは、それに準じる適切なタイミングにおいて表示することによって、ユーザは、日々、自己の使用パケット量(あるいは料金)を、適切なタイミングでチェック可能となる。
従って、上述の実施形態によれば、携帯無線電話端末のユーザがゲームやメール等を楽しながら、無理なく、且つ効果的に、パケット通信料金を抑制することができるようになる。
また、上述の実施形態によれば、ユーザが安心してパケット通信機能を利用することが可能な、多機能化された携帯無線電話端末を実現することができる。
本発明は、携帯端末のユーザが、ゲーム、メール、等のアプリケーションを楽しながら、無理なく、且つ効果的に、意に反した高額なパケット通信料金の発生を抑制することができるので、パケット通信機能を備えた携帯端末等に有用である。
本発明の携帯端末の全体の構成(ハードウエア構成、使用するソフトウエアの種別ならびに使用するデータの種別)を示すシステムブロック図 図1における送信パケット集計ノード(受信パケット集計ノード)の内部構成を示すシステムブロック図 図1の携帯端末の表示部における画面表示の一例を説明するための図 (a)〜(f)は、パケット料金の表示態様を示す図 アプリケーション毎のパケット料金(パケット量)の集計と表示を行なうための具体的な機能ブロックの構成を示すシステムブロック図 図5の記憶部(RAM)に記憶されている情報やデータの内容を具体的に示す図 図5の携帯端末における、料金プランのダウンロード処理の手順を示すフローチャート 図5の携帯端末における、累積パケット通信量の集計処理の手順を示すフローチャート 図5の携帯端末における、アプリケーション毎のパケット料金表示処理の手順を示すフローチャート メールアプリケーションに関して、送信と受信を区別してパケット料金の集計と表示を行なうための具体的な機能ブロックの構成を示すシステムブロック図 図10における、アプリケーション毎の送受信別のパケット通信量を示すデータの具体的な内容を示す図 図10の携帯端末における、送信と受信を区別した累積パケット通信量の集計処理の手順を示すフローチャート 図10の携帯端末における、送信と受信を区別したパケット料金表示処理の手順を示すフローチャート メールアプリケーションに関して、通信相手(メール宛先)を区別してパケット料金の集計と表示を行なうための具体的な機能ブロックの構成を示すシステムブロック図 図14における、アプリケーション毎のメール宛先別のパケット通信量を示すデータの具体的な内容を示す図 図14の携帯端末における、メール宛先毎に累積パケット通信量の集計を行なう場合の処理手順を示すフローチャート 図14の携帯端末における、メール宛先毎のパケット料金表示を行なうための処理手順を示すフローチャート メールアプリケーションに関して、メールの宛先を私用/仕事に分類しておき、これを利用して、私用/仕事別のパケット料金の集計および表示を行なうための具体的な機能ブロックの構成を示すシステムブロック図 メール宛先別のパケット通信量と、私用/仕事の別の情報を連携させた場合のデータ内容を示す図 図18の携帯端末における、私用/仕事を区別して累積パケット通信量の集計を行なう場合の処理手順を示すフローチャート 図18の携帯端末における、私用/仕事を区別したパケット料金の表示を行なうための処理手順を示すフローチャート 本発明の携帯端末(具体的に、ストレートタイプの携帯無線電話端末)の一例の外観構成を示す正面図 本発明の携帯端末(具体的に、折り畳み式タイプの携帯無線電話端末)の一例の外観構成を示す斜視図
符号の説明
100 無線部
102 ベースバンド処理部
104 チャネルコーデック
106 音声コーデック
108 鳴動処理部
110 レシーバ
112 スピーカ
114 パケット処理部
116 パケット量測定ノード
117 パケット化部
118 送信パケット集計ノード
119 受信パケット集計ノード
120 パケット復元部
131 パケット量集計部
133 表示制御部
140 記憶部(RAM)
141 アプリケーション種別情報
142 パケット料金テーブル
143 パケット通信量情報
144 アドレス帳
148 私用/仕事別宛先テーブル
151 プログラム格納部
152 ゲームアプリケーション
152 メールアプリケーション
153 メールアプリケーション
154 料金計算アプリケーション
155 集計表示アプリケーション
160 操作部
162 表示部
171 ヘッダ観測部
172 カウンタ
173 タイマ
174 集計処理部
175 メールアドレス解読部
180 料金計算部
200 サーバ
1220 レシーバ
1240 スピーカ
1260 液晶ディスプレイ
1280 操作キー

Claims (5)

  1. 表示部と、
    メールアプリケーションと、
    前記メールアプリケーションのパケット通信を行う無線部と、
    前記無線部の通信パケット量を測定するパケット量測定部と、
    メールの宛先に対応する用途を示す用途別宛先テーブルを含むアドレス帳と、
    前記パケット量測定部が測定したパケット量測定結果に基づきメールの宛先毎の累積パケット量を求め、
    前記メール宛先毎の累積パケット量と前記用途別宛先テーブルのメール宛先に対応する用途とを基に、前記用途毎の累積パケット量を求めるパケット量集計部と、
    を有し
    前記用途毎の累積パケット量に対応する料金を、前記表示部に表示する携帯端末。
  2. 請求項1に記載の携帯端末であって、
    前記用途は、私用又は仕事用である携帯端末。
  3. 請求項1又は請求項2に記載の携帯端末であって、
    前記料金が所定のしきい値を超えた場合に、前記表示部に表示する料金を強調表示する
    携帯端末。
  4. 請求項1ないし請求項3のいずれか一項に記載の携帯端末であって、
    前記料金を、前記メールアプリケーションの実行中あるいはパケット通信の終了直後に前記表示部に表示する携帯端末。
  5. 請求項1ないし請求項4のいずれか一項に記載の携帯端末である携帯無線電話端末。
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