JP2004153455A - 通信端末の通信量集計システム、通信量集計方法およびプログラム - Google Patents

通信端末の通信量集計システム、通信量集計方法およびプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】柔軟な運用あるいは迅速な導入が可能な通信端末の通信量集計システム、通信量集計方法およびプログラムの提供。
【解決手段】通信ネットワーク10を介して携帯電話20と通信可能な通信管理サーバ30を有し、この通信管理サーバ30は携帯電話20が通信する他の携帯電話12や情報サーバ13等の通信先に応じて通信量の集計を行う集計部33を有する。予め集計すべき通信先を指定しておくことで、各通信先に対する通信量が系統別等に振り分けられる。例えば、通信量の集計は、私用の通信先、会社関係の業務用の通信先等に振り分けて行うことが可能である。従って、私用と社用等、系統別の課金等を行うことができる。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は通信端末の通信量集計システム、通信量集計方法およびコンピュータプログラムに関し、いわゆる携帯電話や携帯情報端末(PDA)等の通信端末の通信量の集計ないし課金処理を行うシステム等に関する。
【0002】
【背景技術】
近年、携帯電話やPDAをはじめとして、音声通話ないし各種データ通信が行える移動体通信端末が急速に普及するに至っている。これらの通信端末は、移動体通信会社などの公共あるいは大規模な商用通信ネットワーク(いわゆるキャリア)を介して相互に、あるいは所望のサーバ等と接続される。これらの通信料金は、各通信端末に応じた回線を提供する通信会社によって規定されることが主である。そして、全ての通話に関する料金は、契約者の指定した口座等に一括して課金されることが一般的である。
【0003】
ところで、このような通信端末は、個人的な通信から業務上の通信まで幅広く用いられる。例えば、利用者は自分の携帯電話により私的な通話を行うとともに、取引先等との商談も行うことになる。このような利用目的が幾つかの系統に分かれる場合、次のような問題がある。
【0004】
先ず、例えば利用者個人の携帯電話で業務連絡が膨大になった場合、利用者は自分の会社にその分の負担を望むことが多々ある。一方、利用者の所属する会社が、業務上の目的で携帯電話を契約し、課金を一括して受ける場合、私的な通話の分をも負担することは望ましくなく、その分を如何にして区別するかが問題となる。
【0005】
このような問題に対して、通信回線を提供するキャリア側で複数の請求先に料金を振り分けるシステムが提案されている(例えば、特許文献1参照)。このシステムでは、携帯電話の利用にあたって、操作画面などで課金先を業務と私用との何れかに指定できるようになっており、これにより前述した会社と個人の別課金を実現できるようになっている。
【0006】
【特許文献1】
特開平11−88505号公報
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
このような特許文献1では、次に述べるような課題がある。
先ず、キャリア側のシステムでの対応となるため、システムの規模が大きく、導入ないし保守が煩雑でコストが大きくなる。
また、全体で一括して導入することが必要となり、迅速な導入は望みにくいとともに、キャリア側での統一的な規格とならざるを得ないことから、利用者要望に応じた仕様変更などのフレキシブルなシステム運用等は困難である。
また、前述のシステムでは、手動での課金先選択であり、操作が煩雑で効率的ではなかった。
【0008】
本発明の目的は、柔軟な運用あるいは迅速な導入が可能な通信端末の通信量集計システム、通信量集計方法およびプログラムを提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本発明は、通信ネットワークを介して他の通信装置と通信可能な通信端末における通信量を集計する通信端末の通信量集計システムであって、
前記通信ネットワークを介して前記通信端末と通信可能な通信管理サーバを有し、前記通信端末は前記通信管理サーバへ通信情報を送信する通信プログラムを有し、前記通信管理サーバは、前記通信端末の前期通信プログラムより送信された通信情報に基づき、前記通信端末が通信する通信先に応じて通信量の集計を行う集計部を有することを特徴とする。
【0010】
この構成では、通信管理サーバにおいて、予め集計すべき通信先を指定しておくことで、各通信先に対する通信量が系統別等に振り分けられる。
例えば、通信量の集計は、私用の通信先、会社関係の業務用の通信先等に振り分けて行うことが可能である。従って、私用と社用等、系統別の課金等を行うことができる。
【0011】
この際、通信管理サーバは別途通信ネットワークに接続されるもの、つまりキャリアとは別に設置される。具体的には、二次通信業者のサーバや、通信量集計あるいは課金サービスを専門に行う会社のサーバ等、いわゆるアプリケーションサービスプロバイダ(ASP)の形で実現することができる。あるいは、利用者の会社等が自社サーバに構築してもよい。このようにキャリアとは別に設置されることから、比較的小規模で実施することができ、従来のキャリア規模の導入のような問題が一括して解消できる。
【0012】
本発明のシステムにおいて、前記通信管理サーバは、集計対象となる通信先情報が登録される登録部を有し、前記集計部は前記登録部に登録された通信先情報に基づいて集計を行うことが望ましい。
この構成では、集計対象は登録により随時、任意に定義することができ、かつ登録された集計対象を参照して確実な集計が可能となる。
【0013】
本発明のシステムにおいて、前記登録部に登録された通信先情報は特定用途での通信先に限られていることが望ましい。
特定用途としては、利用者の勤務先等に関連した業務用の通信先等が該当する。この構成では、特定用途以外の通信先に関しての通信量集計を省略できる。
【0014】
本発明のシステムにおいて、前記特定用途は当該通信端末の使用者の業務用途であり、前記使用者の特定用途での通信に関する情報は特定用途として課金することが望ましい。
この構成では、利用者の特定用途は、例えば会社関連の通信先を登録すれば済む。従って、私的な通信先は登録が必要なく、前述した個人情報の保護に好適である。更に、会社関連の通信先は、会社内の複数の利用者で共用できる可能性が高く、登録操作の簡略化なども期待できる。
【0015】
本発明のシステムにおいて、前記通信端末には、前記通信端末が前記通信ネットワークを介して他の通信装置と行った通信量に関する情報を収集して前記通信管理サーバの集計部に送信する通信プログラムを有することが望ましい。
この構成では、通信管理サーバを通信ネットワークとは別に設置した場合でも、課金に必要な通信情報を確実に取得できる。特に、通信端末は本発明の通信量集計システムの利用者の占有下にあり、通信管理サーバはサービス提供者の管理下にあるため、キャリアに拘らず通信プログラムの導入を自由に行うことができる。
【0016】
本発明のシステムにおいて、前記通信端末で動作する前記通信プログラムは、前記通信サーバから事前にダウンロードされるもの、前記通信サーバから通信の都度ダウンロードされるもの、製造時に予め組み込まれたもの、の何れかであることが望ましい。
現在の多くの通信端末は、小型プログラムの随時ダウンロードおよび実行が可能である。この機能を利用して通信の都度ダウンロードすることが望ましい。このような随時ダウンロードであれば、通信プログラムの最新版が常に利用できる。
一方、通信プログラムは事前にダウンロードしてもよく、通信時のデータ量や処理時間を節約できる。定期的にダウンロードをしていれば、最新版への更新も問題なく行える。
なお、通信プログラムを通信端末に組み込んでもよく、ダウンロードの手間がないため煩雑な操作を嫌う利用者にも導入が容易である。この場合、自動的に最新版をダウンロードするプログラムのみを組み込んでおくことも可能である。
このような事前ダウンロードや組み込みであれば、通信プログラムを常時実行させ、メールの受信時にも即座に対応することができる。
プログラムとしては、JAVA(登録商標)等のコンパクトで汎用性の高いプログラミングツールを利用することが望ましい。
【0017】
本発明は、通信ネットワークを介して他の通信装置と通信可能な通信端末における通信量を集計する通信端末の通信量集計方法であって、
前記通信ネットワークを介して前記通信端末と通信可能な通信管理サーバを有し、前記通信端末は前記通信管理サーバへ通信情報を送信する通信プログラムを有し、前記通信管理サーバは、前記通信端末の前記通信プログラムより送信された通信情報に基づき、前記通信端末が通信する通信先に応じて通信量の集計を行う集計部を有することを特徴とする。
【0018】
本発明の方法において、前記通信管理サーバには、予め集計対象となる通信先情報を登録しておき、集計の際には前記予め登録された通信先情報に基づいて集計を行うことが望ましい。
本発明の方法において、前記予め登録された通信先情報は特定用途での通信先に限られていることが望ましい。
本発明の方法において、前記特定用途は当該通信端末の使用者の業務用途であり、前記使用者の特定用途での通信に関する情報は特定用途として課金することが望ましい。
【0019】
本発明の方法において、前記通信端末には、前記通信端末が前記通信ネットワークを介して他の通信装置と行った通信量に関する情報を収集して前記通信管理サーバの集計部に送信する通信プログラムを有することが望ましい。
本発明の方法において、前記通信端末で動作する前記通信プログラムは、前記通信サーバから事前にダウンロードされるもの、前記通信サーバから通信の都度ダウンロードされるもの、製造時に予め組み込まれたもの、の何れかであることが望ましい。
【0020】
これらの本発明の各方法は、先に説明した本発明の通信量集計システムに対応するものであり、各対応する構成により各々の効果が得られる。
【0021】
本発明は、前述した本発明の各方法をコンピュータシステムに実行させるためのコンピュータプログラムである。
このプログラムで実行される各方法により、前述した本発明の通信量集計方法に対応する各々の効果が得られる。
【0022】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の一実施形態を図面に基づいて説明する。
図1において、通信ネットワーク10は既存のインターネットあるいはその他の商用通信回線などであり、通信を制御するための大規模な通信サーバ11を備えるとともに、多数の携帯電話12およびウェブサイト等として接続可能な情報サーバ13などが接続されている。
本発明に基づく通信量集計システム1は、この通信ネットワーク10に接続する一つ以上の携帯電話20および通信管理サーバ30により構成される。
【0023】
携帯電話20は、本発明における通信端末であり、特定の利用者により利用される。携帯電話20は、基本的に他の携帯電話12と同様のものであり、内蔵された通信回路21により通信ネットワーク10に接続し、他の携帯電話12あるいは情報サーバ13との間で通信を行うことが可能である。
【0024】
携帯電話20には、本発明に基づく通信プログラム22が内蔵されている。
通信プログラム22は、公知のJAVA(登録商標)で作成され、通信管理サーバ30からダウンロードされ、携帯電話20のプロセッサにより実行される。
通信プログラム22の機能は、通信ネットワーク10を介して他の携帯電話12あるいは情報サーバ13との通信を行う際に、携帯電話固有ではないアドレス帳、メーラー、ブラウザ等として通信回路21を制御し、通信先と通信を行うとともに、通信管理サーバ30とも通信を行う、というものである。
【0025】
携帯電話20内の通信プログラム22は、主に電話通信の発信、受信、ウェブサイト閲覧などのデータ通信、電子メールの送受信に関する通信情報を取得するように設定される。
【0026】
通信管理サーバ30には、通信プログラム(監視部)32、集計部33、登録部34、課金部35、登録情報36、通信量集計情報37が配置される。
これらの各要素は、コンピュータシステム上で所定のプログラムを実行するというソフトウェア的な構成によってもよく、同等機能を処理するハードウェア的な構成によってもよい。何れの場合にも、公知のコンピュータ技術あるいは通信技術を利用することで、以下に記載の各機能を実現することが可能である。
【0027】
通信プログラム32は、通信ネットワーク10に接続し、携帯電話20に配置される通信プログラムと通信をし、携帯端末20と通信情報を送受信する。
【0028】
集計部33は、携帯電話20の通信プログラム22から通信ネットワーク10を介して送られる通信情報と、前述した通信プログラム32から送られる通信情報とから利用者毎の通信量を集計し、通信量集計情報37を作成する。この際、各利用者の通信量は、登録部34に登録された登録情報36に基づいて系統別に集計される。
【0029】
登録部34は、登録情報36を保持するものである。登録情報36は、利用者が携帯電話20又は、通信管理サーバに特定の情報サーバから通信ネットワーク10経由でアクセスする等することで、登録部34に登録したものである。
【0030】
課金部35は、通信量集計情報37に記録された系統別の通信量集計値に基づいて通信料金を計算し、各系統に指定された請求先に課金する。具体的には、指定された口座(個人口座41、会社口座42)に対して請求ないし引落し処理を行う。但し、この部分は別のシステムで提供してもかまわない。
【0031】
登録情報36は、前述の通り利用者が登録し、集計部33により参照されるものである。以下にはASPとして実現する場合の登録情報の具体的な一例を示す。
図2および図3において、登録情報36は通信先データテーブル361と課金先データテーブル362とで構成されている。
【0032】
通信先データテーブル361は、利用者コード363、通信種別364、通信先コード365、集計先コード366の各フィールドを備えている。
通信先データテーブル361には、登録部34に対する利用者の登録アクセスにより、各フィールドに対応する情報が蓄積されてゆく。
例えば、利用者「abc0123456」が通信種別「電話」で通信先コード「03−5600−4231」に通信した際には、その通信量は集計先コード「001」に集計される、等の内容となる。
【0033】
課金先データテーブル362は、通信先データテーブル361で指定される集計先コードのマスタデータであり、集計先コード367、課金先情報368、利用者コード369を備えている。
このうち、集計先コード367および利用者コード369は前述した通信先データテーブル361の集計先コード366および利用者コード363に対応するものであり、課金先情報368には集計先コード367に対応する具体的な請求先、引落し口座等が記録されている。
【0034】
従って、通信先データテーブル361で集計先コード366が指定された場合、課金先データテーブル362における集計先コード367から課金先情報368を参照することで、具体的な請求先等を取得することができる。
利用者コード369は、課金先情報368の設定等の際に確認のために適宜参照される。この利用者コード369は省略してもよい。
【0035】
通信量集計情報37は、前述の通り集計部33により作成され、課金部35による請求処理に利用されるものである。
図4および図5において、通信量集計情報37は通信結果データテーブル371と課金データテーブル372とで構成されている。
【0036】
通信結果データテーブル371は、利用者コード373、通信種別374、通信開始日時376、通信量377の各フィールドを備えている。
通信結果データテーブル371には、集計部33により、各通信プログラム22,32からの通信情報に基づいて、各フィールドに対応する情報が蓄積されてゆく。
例えば、利用者「abc0123456」が通信種別「電話」で通信先コード「03−5600−4231」に対して通信開始日時「2002/9/1−11:00」から通信量「26秒」分の通信を行った、あるいは、利用者「abc0123456」が通信種別「データ」で通信先コード「www.aaa.bbb」に対して通信開始日時「2002/9/2−09:10」から通信量「310パケット」分の通信を行った、等の内容となる。
【0037】
課金データテーブル372は、通信結果データテーブル371に集計された通信量を利用して課金処理を行うためのものであり、集計先コード378、通信量379、課金先情報37A、料金37B、利用者コード37Cを備えている。
このうち、集計先コード378は課金先データテーブル362に対応したものであり、この集計先コード378毎に通信量379が集計される。
【0038】
通信量の集計にあたっては、通信結果データテーブル371に記録された多数のレコードの内、集計先コード378に該当するレコードが選択され、その通信量377が累積集計される。なお、通信量377は通話量(秒)あるいは通信パケット数など異なる単位である場合には、適宜な統一単位に換算する等の対応を行えばよい。これらの処理は集計部33で行ってもよいし、課金部35で行ってもよく、あるいは他の要素を設けてもよい。
【0039】
課金先情報37Aは、集計先コード378に対応して課金先データテーブル362から取得される。
料金37Bは、集計先コード378毎に集計された通信量379に基づいて計算される。
利用者コード37Cは、課金処理の際に、請求先等の確認のために適宜参照される。この利用者コード37Cは省略してもよい。
【0040】
課金部35は、前述の通り作成される課金データテーブル372に基づいて、該当する口座(個人口座41あるいは会社口座42)に請求あるいは引落し処理などを行う。
【0041】
本実施形態における処理手順は次の通りである。
図6において、本システムを利用するために、利用者は先ず登録情報の設定を行う。
利用者は、自分の携帯電話20から登録情報の設定要求を行う(S11)。設定要求は通信ネットワーク10で中継され(S12)、通信管理サーバ30に接続されて設定される(S13)。特定用途で使う場合は、利用者の管理者(会社)で上記設定を行なう。
これにより、前述した登録部34の登録情報36が作成される。この状態で、利用者は本システムを利用可能となる。
なお、この際に通信管理サーバ30から通信プログラム22をダウンロードする処理を行ってもよい。
【0042】
本システムを実際に利用する場合、利用者は通信先(他の携帯電話12,情報サーバ13)に対して通信プログラム22と通信プログラム32で通信を行うことで、通信情報が自動的に通信管理サーバに蓄積される。
利用者が携帯電話20から通信要求を出すと(S21)、通信管理サーバを通して通信ネットワーク10により回線接続され(S22)、通信先12,13との通信が開始される(S23)。所定の通信の後、通信が完了すると(S24)、通信管理サーバより通信先との回線が切断される(S25)。
【0043】
ここで、通信開始(S23)時点から、通信管理サーバでは通信量の集計がおこなわれており、回線切断(S25)時点で通信料の集計が完了する(S26)。集計終了後、集計部は集計情報を作成する(S30)。
【0044】
一定の期間あるいは時期に、通信管理サーバ30は集計情報から課金情報を集計し(S41)、通信先別の請求処理を行い(S42)、これに応じた支払いが行われることになる(S43)。
【0045】
以上に述べた本実施形態によれば次に示す通りの効果がある。
通信管理サーバ30は、通信端末である携帯電話20が通信する通信先に応じて通信量の集計を行う集計部33を有するため、予め集計すべき通信先を指定しておくことで、各通信先に対する通信量が系統別等に振り分けられる。
例えば、通信量の集計は、私用の通信先、会社関係の業務用の通信先等に振り分けて行うことが可能である。従って、私用と社用等、系統別の課金等を行うことができる。
【0046】
この際、通信管理サーバ30は別途通信ネットワーク10に接続されるもの、つまりキャリアとは別に設置される。具体的には、二次通信業者のサーバや、通信量集計あるいは課金サービスを専門に行う会社のサーバ等、いわゆるアプリケーションサービスプロバイダ(ASP)の形で実現することができる。あるいは、利用者の会社等が自社サーバに構築してもよい。このようにキャリアとは別に設置されることから、比較的小規模で実施することができ、従来のキャリア規模の導入のような問題が一括して解消できる。
【0047】
通信管理サーバ30は、集計対象となる通信先情報が登録される登録部34を有するため、集計部33は登録部34に登録された通信先情報に基づいて集計を行うことができる。そして、登録部34において、集計対象は登録により随時、任意に定義することができ、かつ登録された集計対象を参照して確実な集計が可能となる。
【0048】
通信端末である携帯電話20および通信管理サーバ30に通信プログラム22,32を設けたので、通信ネットワーク10を介して他の通信装置12,13と行った通信に関する情報を収集して通信管理サーバ30の集計部33に送信することができる。
この構成では、通信管理サーバ30を通信ネットワーク10とは別に設置した場合でも、課金に必要な通信情報を確実に取得できる。特に、通信端末である携帯電話20は利用者の占有下にあり、通信管理サーバ30はサービス提供者の管理下にあるため、キャリアに拘らず通信プログラムの導入を自由に行うことができる。
【0049】
携帯電話20の通信プログラム22で通話の送受信、ウェブサイト閲覧、電子メール送受信を実現するようにしたので、携帯電話20の既存の通信機能を使わずに通信が行える。
通信管理サーバ30の通信プログラム32で通信情報を携帯電話20へ送受信するようにしたので、携帯電話20での通信量を集計することができる。
【0050】
携帯電話20で動作する通信プログラム22は、通信管理サーバ30から登録時にダウンロードされるものとしたので、通信の都度ダウンロードする必要がなく、効率的な通信が行える。
なお、通信管理サーバ30から通信の都度ダウンロードされるものとしてもよく、この場合には通信監視が必要ない場合に通信プログラム22の格納領域を解放することができる。このような随時ダウンロードであれば、通信プログラムの最新版が常に利用できる。
一方、携帯電話20に製造時に予め組み込まれたものとしてもよく、ダウンロード処理を不要にできる。但し、通信プログラム22の更新等ができなくなるので、前述した何れかのダウンロード方式が好ましい。
【0051】
なお、前述した実施形態においては、利用者の通信情報を集計する際に、個人口座41に対応したA口座、会社口座42に対応したB口座のように、ともに課金先データテーブルに登録するようにしたが、登録部34に登録される通信先情報は特定用途での通信先、例えば会社関係の通信先に限られるようにしてもよい。
このような場合、当該利用者の通信であって、登録部34に登録されていない通信先のものは、全て利用者個人の口座に振り向ける等の処理を行うことができる。
このように構成すれば、特定用途以外の通信先に関しての通信量集計を省略できる。
【0052】
前述したように、特定用途は携帯電話20の使用者の業務用途であり、使用者の業務での通信に関する情報を業務用途として課金するには、利用者の業務用、例えば会社関連の通信先を登録すれば済む。
従って、私的な通信先は登録が必要なく、前述した個人情報の保護に好適である。更に、会社関連の通信先は、会社内の複数の利用者で共用できる可能性が高く、登録操作の簡略化なども期待できる。
【0053】
この他、前述した構成要件の各々は、同等の機能を有する他の形態により実現してもよく、既存の通信技術、コンピュータ技術の当業者がその知識を用いて適宜実現できるものは本発明に含まれる。
【0054】
【発明の効果】
本発明によれば、通信管理サーバにおいて、予め集計すべき通信先を指定しておくことで、各通信先に対する通信量が系統別等に振り分けられる。
例えば、通信量の集計は、私用の通信先、会社関係の業務用の通信先等に振り分けて行うことが可能である。従って、私用と社用等、系統別の課金等を行うことができる。
この際、通信管理サーバは別途通信ネットワークに接続されるもの、つまりキャリアとは別に設置される。具体的には、二次通信業者のサーバや、通信量集計あるいは課金サービスを専門に行う会社のサーバ等、いわゆるアプリケーションサービスプロバイダ(ASP)の形で実現することができる。あるいは、利用者の会社等が自社サーバに構築してもよい。このようにキャリアとは別に設置されることから、比較的小規模で実施することができ、従来のキャリア規模の導入のような問題が一括して解消できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態の通信量計測システムを示すブロック図である。
【図2】前記実施形態の通信先指定テーブルを示す模式図である。
【図3】前記実施形態の課金先マスタテーブルを示す模式図である。
【図4】前記実施形態の通信結果データテーブルを示す模式図である。
【図5】前記実施形態の課金データテーブルを示す模式図である。
【図6】前記実施形態の通信情報記録ないし課金の処理を示す模式図である。
【符号の説明】
1 通信量計測システム
10 通信ネットワーク
11 通信サーバ
12 携帯電話
13 情報サーバ
20 携帯電話
21 通信回路
22 通信プログラム
30 通信管理サーバ
32 通信プログラム
33 集計部
34 登録部
35 課金部
36 登録情報
37 通信量集計情報
41 個人口座
42 会社口座
361 通信先データテーブル
362 課金先データテーブル
363 利用者コード
364 通信種別
365 通信先コード
366 集計先コード
367 集計先コード
368 課金先情報
369 利用者コード
371 通信結果データテーブル
372 課金データテーブル
373 利用者コード
374 通信種別
376 通信開始日時
377 通信量
378 集計先コード
379 通信量
37A 課金先情報
37B 料金
37C 利用者コード

Claims (13)

  1. 通信ネットワークを介して他の通信装置と通信可能な通信端末における通信量を集計する通信端末の通信量集計システムであって、
    前記通信ネットワークを介して前記通信端末と通信可能な通信管理サーバを有し、前記通信端末は前記通信管理サーバへ通信情報を送信する通信プログラムを有し、前記通信管理サーバは、前記通信端末の前記通信プログラムより送信された通信情報に基づき、前記通信端末が通信する通信先に応じて通信量の集計を行う集計部を有することを特徴とする通信端末の通信量集計システム。
  2. 請求項1に記載された通信端末の通信量集計システムにおいて、前記通信管理サーバは、集計対象となる通信先情報が登録される登録部を有し、前記集計部は前記登録部に登録された通信先情報に基づいて集計を行うことを特徴とする通信端末の通信量集計システム。
  3. 請求項2に記載された通信端末の通信量集計システムにおいて、前記登録部に登録された通信先情報は特定用途での通信先に限られていることを特徴とする通信端末の通信量集計システム。
  4. 請求項3に記載された通信端末の通信量集計システムにおいて、前記通信端末の使用者の前記特定用途での通信に関する情報は特定用途として集計することを特徴とする通信端末の通信量集計システム。
  5. 請求項1から請求項4までの何れかに記載された通信端末の通信量集計システムにおいて、
    前記通信端末には、前記通信端末が前記通信ネットワークを介して他の通信装置と行った通信量に関する情報を収集して前記通信管理サーバの集計部に送信する通信プログラムを有することを特徴とする通信端末の通信量集計システム。
  6. 請求項1から請求項5までの何れかに記載された通信端末の通信量集計システムにおいて、
    前記通信端末で動作する前記通信プログラムは、前記通信サーバから事前にダウンロードされるもの、前記通信サーバから通信の都度ダウンロードされるもの、製造時に予め組み込まれたもの、の何れかであることを特徴とする通信端末の通信量集計システム。
  7. 通信ネットワークを介して他の通信装置と通信可能な通信端末における通信量を集計する通信端末の通信量集計方法であって、
    前記通信ネットワークを介して前記通信端末と通信可能な通信管理サーバを有し、前記通信端末は前記通信管理サーバへ通信情報を送信する通信プログラムを有し、前記通信管理サーバは、前記通信端末の前記通信プログラムより送信された通信情報に基づき、前記通信端末が通信する通信先に応じて通信量の集計を行う集計部を有することを特徴とする通信端末の通信量集計方法。
  8. 請求項7に記載された通信端末の通信量集計方法において、前記通信管理サーバは、集計対象となる通信先情報が登録される登録部を有し、前記集計部は前記登録部に登録された通信先情報に基づいて集計を行うことを特徴とする通信端末の通信量集計方法。
  9. 請求項8に記載された通信端末の通信量集計方法において、前記登録部に登録された通信先情報は特定用途での通信先に限られていることを特徴とする通信端末の通信量集計方法。
  10. 請求項9に記載された通信端末の通信量集計方法において、前記通信端末の使用者の前記特定用途での通信に関する情報は特定用途として集計することを特徴とする通信端末の通信量集計方法。
  11. 請求項7から請求項10までの何れかに記載された通信端末の通信量集計方法において、
    前記通信端末には、前記通信端末が前記通信ネットワークを介して他の通信装置と行った通信量に関する情報を収集して前記通信管理サーバの集計部に送信する通信プログラムを有することを特徴とする通信端末の通信量集計方法。
  12. 請求項7から請求項11までの何れかに記載された通信端末の通信量集計方法において、
    前記通信端末で動作する前記通信プログラムは、前記通信サーバから事前にダウンロードされるもの、前記通信サーバから通信の都度ダウンロードされるもの、製造時に予め組み込まれたもの、の何れかであることを特徴とする通信端末の通信量集計方法。
  13. 請求項7から請求項12に記載された通信端末の通信量集計方法をコンピュータシステムに実行させるためのコンピュータプログラム。
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