JP3327918B2 - データ課金方法およびデータ課金システム - Google Patents

データ課金方法およびデータ課金システム

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JP3327918B2
JP3327918B2 JP2001522813A JP2001522813A JP3327918B2 JP 3327918 B2 JP3327918 B2 JP 3327918B2 JP 2001522813 A JP2001522813 A JP 2001522813A JP 2001522813 A JP2001522813 A JP 2001522813A JP 3327918 B2 JP3327918 B2 JP 3327918B2
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純 中井
孝昭 春名
伊藤  剛
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Description

【発明の詳細な説明】 技術分野 本発明は、データ課金技術に関し、特に、携帯電話や
パーソナルコンピュータ等の情報通信端末による情報ネ
ットワークを利用したデータ通信および情報ネットワー
ク上の情報資源へのアクセス等に伴うデータ課金処理等
に適用して有効な技術に関する。
背景技術 たとえば、インターネット等の情報ネットワーク上の
データ通信では、パケットと呼ばれるデータ・フォーマ
ットでデータがコンピュータ間で送受信される。ここで
使用されるネットワークの使用料の形態は、パケット数
量(データ量)を課金対象とする通過パケット数量課金
型と、利用時間を課金対象とする接続時間課金型の2種
類に大別される。いずれの課金方法においてもコンピュ
ータや携帯電話、PHS(Personal Hand
yphone System)、PDA(Person
al Digital Assistant)などの携
帯端末(以後、携帯端末と総称する)から利用したコン
テンツ、メールおよびVoIP(Voice Over
IP)などの利用目的(以後、利用目的と記す)別に
通信料金を区分することは行なわれていない。
すなわち、従来の技術では、携帯電話やPHSの事業
者は、自社ネットワークを通過する通過パケット総数が
記録された通信ログを取得し、それをもとに通信料を算
出、さらに月額固定情報提供料を合算し総利用料金とし
ている。この場合には、回線交換方式およびパケット通
信方式ともに利用目的の特定は不可能である。このよう
に、従来のデータ通信ではコンピュータや携帯端末から
利用した利用目的別に通信料を区分できる方式は実現さ
れていない。
発明の開示 コンピュータや携帯端末の普及により、企業における
データ通信システムの採用が広まりつつあるが、多くの
場合、採用条件の一つとしてパソコンや携帯端末から利
用した利用目的別の通信料振り分け請求が望まれてい
る。
すなわち、企業等において、携帯端末を業務用途に使
用する場合、ユーザに公私兼用の一つの携帯端末を持た
せて使用させるほうが、公私別に複数の携帯端末を持た
せて使用させる場合に比較して、ユーザによる携帯端末
の取り扱いや企業等による管理の観点から利便性は高
い。この場合、業務を遂行する目的の利用により発生し
た通信料と、私的な利用により発生した通信料を明確に
分割し、企業側では業務目的に合致した通信料だけ負担
したいという要求(以後、これを公私区分と記す)が、
当然に発生するが、従来技術では、このようなデータ通
信料金の振り分け請求ができない、という課題がある。
また、データ通信サービスを提供する携帯電話やPH
S等の事業者からみると、従来の包括的な課金では、利
用目的やデータ種別等による多様な単価の設定によるサ
ービス向上等の多様なサービス提供を実現できない、と
いう技術的課題もある。
本発明の目的は、通過パケット数量課金型のデータ通
信において、コンピュータや携帯端末等の情報通信端末
から利用した情報ネットワークや情報資源の利用目的別
の従量課金を実現することが可能なデータ課金技術を提
供することにある。
本発明の他の目的は、情報通信端末による情報ネット
ワークを利用したデータ通信において、利用目的別に多
様かつ的確な課金が可能なデータ課金技術を提供するこ
とにある。
本発明の他の目的は、公私兼用の情報通信端末の使用
によるユーザおよび企業の利便性の向上と、情報通信端
末やデータ通信の利用料金の公私区分の明確化による料
金負担の適正化とを両立させることが可能なデータ課金
技術を提供することにある。
本発明の他の目的は、利用目的やデータ種別等による
多様な単価の設定等による多様なサービス提供を実現す
ることが可能なデータ課金技術を提供することにある。
本発明の他の目的は、情報通信端末のユーザによる利
用目的別の利用状況等の情報を把握して、データ通信サ
ービスにおける的確なマーケティングを実現することが
可能なデータ課金技術を提供することにある。
本発明は、情報通信端末を用いてユーザが授受した情
報ネットワーク上のデータの量に応じて課金を行うデー
タ課金方法において、データの利用目的毎に当該データ
の量を分類して集計することで、利用目的毎に課金を行
うものである。
本発明は、情報通信端末を用いてユーザが授受した情
報ネットワーク上のデータの量に応じて課金を行うデー
タ課金システムにおいて、 情報ネットワークに接続されるネットワークセグメン
トと、 特定のユーザに関するデータの授受経路をネットワー
クセグメントを通過するように固定するデータ通信経路
制御手段と、 ネットワークセグメントを通過するデータに関する当
該データの量を含む第1の情報を収集する第1のデータ
収集手段と、 ネットワークセグメントを通過するデータの個々のユ
ーザによる利用目的を特定可能な第2の情報を収集する
第2のデータ収集手段と、 第1および第2の情報に基づいて利用目的毎のデータ
に関する課金情報を生成する課金情報生成手段と、 を含む構成としたものである。
より具体的には一例として、情報ネットワーク内にネ
ットワークセグメントを用意し、そのネットワークセグ
メント内に以下の各種機能を設置する。ネットワークセ
グメント内に設置される機能としては、ネットワークセ
グメントを通過するパケットを収集する機能(以後、パ
ケット収集機能と記す)、携帯端末およびコンピュータ
からの利用者を特定するための認証機能(以後、認証機
能と記す)、認証後の携帯端末あるいはコンピュータの
ユーザをナビゲートするメニュー機能、認証後の全ての
データ通信を強制的に本ネットワークセグメントを経由
させ、利用目的を特定する機能(以後、データ通信経路
固定機能と記す)、課金情報を生成する機能(以後、課
金情報生成機能と記す)、がある。
利用手順としては、携帯端末およびコンピュータから
のデータ通信が本発明のネットワークセグメントを経由
して行われるよう利用者に本ネットワークセグメントの
認証機能の利用目的を連絡する。すなわち、データ通信
の通信料の公私区分のサービスを希望する利用者は必ず
本ネットワークセグメントの認証機能での認証を必要と
することを通知する。
メニュー機能は、認証に成功した利用者の使用頻度に
応じたメニューを表示し、その利用を促すが、本発明の
必要不可欠な機能ではない。
次に、データ通信経路固定機能により、当該利用者が
行うデータ通信が必ず本ネットワークセグメントを経由
するようにする。このデータ通信経路固定機能では利用
者が利用した利用目的を記録する(以後これを通信記録
とする)。そして、本ネットワークセグメントを通過す
るデータを全てパケット収集機能により常時記録する
(以後これをパケット記録とする)。通信記録およびパ
ケット記録から利用目的毎の従量課金を実現する課金情
報を課金情報生成機能により生成する。
このような、本発明のデータ課金技術によれば、情報
通信端末からの利用目的を特定し、利用先のサービス別
に発生した通信料の集計をおのおの行い、これに利用目
的のサービス別情報料をおのおの付加した料金集計が可
能になる。さらに通信料、情報料とも課金単位と単価を
いつでも自由に設定可能にすることができる。
また、パケット収集機能およびデータ通信経路固定機
能で得られた情報により、情報提供業者に対して、当該
情報提供業者の提供する情報資源にアクセスしたユーザ
ー情報の提供が可能となり、たとえば情報提供業者の側
から、特定のユーザに特定の情報やサービスを提示する
等のPUSH型マーケティングが可能になる。加えて、
どの利用目的先にどれだけの利用があるかなどの、マー
ケティング管理に有効な利用状況の情報も情報提供業者
に提供できる。
ネットワークやアプリケーションのプロバイダ事業者
に対しては、課金の自由度を提供することが可能にな
る。例えば、利用回数により通信料金や情報料金の割引
をしたり、利用目的先メニューを変化させる、等の多様
なサービス提供が実現可能になる。
図面の簡単な説明 図1は、本発明の一実施の形態であるデータ課金方法
を実施するデータ課金システムの全体構成の一例を示す
概念図である。
図2は、本発明の一実施の形態であるデータ課金方法
を実施するデータ課金システムの構成の一例を示す概念
図である。
図3は、本発明の一実施の形態であるデータ課金方法
およびデータ課金システムの作用の一例を示す概念図で
ある。
図4は、本発明の一実施の形態であるデータ課金方法
およびデータ課金システムの作用の一例を示す概念図で
ある。
図5は、本発明の一実施の形態であるデータ課金方法
およびデータ課金システムの作用の一例を示す概念図で
ある。
図6は、本発明の一実施の形態であるデータ課金方法
およびデータ課金システムの作用の一例を示すフローチ
ャートである。
図7は、本発明の一実施の形態であるデータ課金方法
およびデータ課金システムの作用の一例を示すフローチ
ャートである。
図8は、本発明の一実施の形態であるデータ課金方法
およびデータ課金システムにて用いられるメニュー画面
の一例を示す説明図である。
図9は、本発明の一実施の形態であるデータ課金方法
およびデータ課金システムの作用の一例を示すブロック
図である。
図10は、本発明の一実施の形態であるデータ課金方
法およびデータ課金システムの作用の一例を示すブロッ
ク図である。
図11は、本発明の他の実施の形態であるデータ課金
方法およびデータ課金システムの構成の一例を示すブロ
ック図である。
図12は、本発明の他の実施の形態であるデータ課金
方法およびデータ課金システムの作用の一例を示すフロ
ーチャートである。
発明を実施するための最良の形態 以下、本発明の実施の形態を図面を参照しながら詳細
に説明する。
(実施の形態1) 図1は、本発明の一実施の形態であるデータ課金方法
を実施するデータ課金システムの全体構成の一例を示す
概念図であり、図2は、本実施の形態のデータ課金方法
を実施するデータ課金システムの構成の一例を示す概念
図である。
図3、図4および図5は、本実施の形態のデータ課金
方法およびデータ課金システムの作用の一例を示す概念
図、図6および図7は、本実施の形態のデータ課金方法
およびデータ課金システムの作用の一例を示すフローチ
ャート、図8は、本実施の形態のデータ課金方法および
データ課金システムにて用いられるメニュー画面の一例
を示す説明図、図9は、本実施の形態のデータ課金方法
およびデータ課金システムの作用の一例を示すブロック
図、である。
本実施の形態では、情報ネットワークの一例として、
TCP/IP通信プロトコルを用いたインターネット上
にHTTP(Hyper Text Transfer
Protocol)にて構築されたWWW(Worl
d Wide Web)(以下、Webと略記する)上
の情報資源に情報通信端末からアクセスする場合のデー
タ課金処理を例に採って説明する。
すなわち、Webでは、特定の情報資源をアクセスす
るためのポインタ情報としてURL(Uniform
Resource Locator)が用いられるが、
本実施の形態では、このURLにて各ユーザの利用目的
を識別する場合を例に採って説明する。
1−1.ネットワークの設計・設置 本実施の形態では、後述のような課金処理を可能にす
るために利用者が必ず利用するネットワークセグメント
を設置する。これはインターネットおよび各種ネットワ
ーク提供者と接続可能あるいは通信可能なネットワーク
セグメントとして実現させる。また、本実施の形態のデ
ータ課金の対象外のデータは本ネットワークを一切通過
しないよう設計する。本実施の形態の各機能を実現する
ハードウェアと必要最低限のネットワーク機器のみをネ
ットワークセグメント内に設置することにより上記の条
件を満たすようになる。
具体的には、図1に例示されるように、携帯端末10
1やパーソナルコンピュータ102(以下、単にコンピ
ュータ102と記す)等の情報通信端末100を介して
ユーザがアクセスするインターネット300に、本実施
の形態のデータ課金方法を実施するデータ課金システム
200を構成するネットワークセグメント201を接続
し、このネットワークセグメント201を介して、当該
ネットワークセグメント201内の内部コンテンツサー
バ202、インターネット300内の外部コンテンツサ
ーバ301、イントラネット400内のコンテンツサー
バ401、等の情報資源にアクセスする構成とする。
本実施の形態のデータ課金システム200は、認証機
能200a、メニュー機能200b、データ通信経路固
定機能200c、パケット収集機能200d、課金情報
生成機能200e、等を含む。
1−2.各機能のハードウェアの設置 本実施の形態のデータ課金システム200を構成する
認証機能200a、メニュー機能200b、データ通信
経路固定機能200c、パケット収集機能200d、課
金情報生成機能200e、等の各機能は、コンピュータ
システムおよびコンピュータソフトウェア、さらにネッ
トワーク機器にて構成されるが、台数および当該コンピ
ュータのオペレーティングシステムは任意である。
図2に、本実施の形態のデータ課金システム200を
構成するネットワークセグメント201のより詳細な構
成例を示す。
ネットワークセグメント201において、認証機能2
00a〜課金情報生成機能200eの各機能を実現する
図示しないコンピュータは、イーサネットハブ208に
接続されることによってLAN(Local Area
Network)を構成し、このLANはルータ20
7、ルータ209を介して、インターネット300およ
びイントラネット400に接続される。
認証機能200aおよびメニュー機能200bには、
ユーザ管理データベース203が接続されている。ユー
ザ管理データベース203は、ユーザ情報203a、ユ
ーザコード203b、パスワード203c、ログインI
D203d、端末ID203e、電話番号203f、会
社名203g、メニュー情報203h、等の情報で構成
される。
データ通信経路固定機能200cには、通信記録デー
タベース204が接続され、当該データ通信経路固定機
能200cにて収集される通信記録が格納される。すな
わち、通信記録データベース204は、日付時刻204
a、送信元IPアドレス204b、送信元TCPポート
番号204c、端末ID204d、URL204e、公
私区別フラグ204f、等の情報で構成される。
パケット収集機能200dは、パケットカウンタ20
5、パケット収集データベース206で構成される。パ
ケット収集データベース206は、送信先IPアドレス
206a、送信元IPアドレス206b、送信先TCP
ポート番号206c、送信元TCPポート番号206
d、シーケンス番号206e、識別番号206f、オフ
セットフラグ206g、日付時刻206h、データサイ
ズ206i、等の情報が格納される。
1−3.パケット収集 パケット収集機能200dにより本実施の形態のネッ
トワークセグメント201内を通過するパケット、およ
びネットワークセグメント201内で発生したパケット
の全てを収集し、記録する。記録するのはパケット(イ
ーサネットフレーム内のIPパケット)に含まれる全て
の情報である。重要なものは送信先IPアドレス206
a、送信元IPアドレス206b、送信先TCPポート
番号206c、送信元TCPポート番号206d、シー
ケンス番号206e、識別番号206f、オフセットフ
ラグ206g、日付時刻206h、データサイズ206
iなどで、これらはすべてイーサネットフレーム内の規
格化されたIPパケットに含まれる情報である。パケッ
トに含まれる全ての情報を記録したパケット記録を生成
し、パケット収集データベース206に格納する。
格納した情報のうち送信元IPアドレス206b、送
信元TCPポート番号206d、送信先IPアドレス2
06a、送信先TCPポート番号206cは、データ通
信経路固定機能200cで生成される通信記録データベ
ース204に格納される通信記録と照合して利用者を特
定するために使用する。シーケンス番号206e、識別
番号206f、オフセットフラグ206g、日付時刻2
06h、データサイズ206iは1つの利用目的(UR
L)を利用した際に発生したパケットの特定とそのデー
タサイズの合計を算出するために使用する。
1−4.認証 認証機能200aにより、携帯端末101あるいはコ
ンピュータ102等の情報通信端末100の利用者を特
定する。原則としてログインID203dとパスワード
203cを事前に発行し、利用者に通知する。さらに、
利用者には認証機能200aのURLを通知する。利用
者はネットワークセグメント201に接続するときは必
ず認証機能200aによりログインIDとパスワードに
よる認証を行う。ログインID203dとパスワード2
03cの情報はユーザ管理データベース203に保持さ
れる。また、携帯端末101またはコンピュータ102
等の情報通信端末100に組み込まれた固有の端末ID
203eが取得可能な場合は同時に認証に利用する。そ
の場合は、当該端末ID203eの情報もユーザ管理デ
ータベース203に保持する。
認証の成否はメニュー機能200bに通知される。成
功した場合はメニュー機能200bへ制御が移る。認証
が失敗した場合、制限回数内では認証を再度やり直すよ
う利用者に促すが、失敗制限回数を超えたときはその利
用者の利用を停止する。
ここで認証された利用者のID情報は、必要に応じ
て、課金情報生成機能200eによる通信料請求書作成
時の公私区分処理にも利用される。
実際には、携帯端末101あるいはコンピュータ10
2等の情報通信端末100にログインIDとパスワード
の入力欄を表示し、利用者にログインIDとパスワード
を入力させる。認証が成功した場合はメニュー機能20
0bに制御が移る。認証に失敗した場合、その旨とその
原因、および再度ログインIDとパスワードの入力欄が
表示される。制限回数を超える失敗をした場合は、当該
ログインIDをロック(使用不能)して、その利用者の
認証自体を不可能にする。
1−5.メニューによるユーザの誘導(ナビゲーショ
ン) 認証が成功した場合、コンピュータ102や携帯端末
101等の情報通信端末100の操作を制限するために
そのユーザに応じたメニュー500(たとえば、図8)
を表示し、利用できる利用目的を固定する。個々のユー
ザに応じてどのメニューを表示するかは、ユーザ管理デ
ータベース203のメニュー情報203hに予め登録さ
れている。認証に失敗した場合は認証機能200aと通
信して失敗制限回数内であることを確認し認証をやり直
させる。制限回数を超えている場合は、その旨を利用者
に表示し、利用を停止させる。
つまり、認証機能200aから利用者情報を取得し、
利用者が所属する組織に適したメニュー500を携帯端
末101あるいはコンピュータ102等の情報通信端末
100に表示する。このメニュー500に沿って利用者
が操作すると、ユーザ管理データベース203に格納さ
れたメニュー情報203hを参照することで、選択され
たメニュー項目によって指定されるURLが物理的に本
ネットワークセグメント201内にあるか外にあるかが
判定される。
指定されたURLで特定される情報資源がネットワー
クセグメント201の外にあってもデータ通信経路固定
機能200cによりそのデータ通信は必ず本ネットワー
クセグメント201を経由するようになる。また、直接
URLを利用者が指定できるメニュー項目も用意し、そ
のメニュー項目から利用者がURLを指定した場合もそ
のデータ通信は必ず本ネットワークセグメント201を
経由するように設計する。
同じく、利用者によるメニュー選択は、予めメニュー
情報203hに設定された公私区分情報により、そのメ
ニュー項目が業務に関連するものか、それ以外かを区分
させ記録させる。
1−6.利用者のデータ通信経路のコントロール データ通信経路固定機能200cを使用して利用者の
通信がすべて本ネットワークセグメント201を経由す
るようにデータ通信の経路を固定する。
内部コンテンツサーバ202へのアクセスのように、
URLで特定される情報資源が本ネットワークセグメン
ト201内にある場合は、データ通信経路固定機能20
0cを用いずとも必ずデータ通信は本ネットワークセグ
メント201を経由する。また、この場合に限りデータ
通信経路固定機能200cは、利用者がどのURLを利
用したかを記録した通信記録を生成する。本ネットワー
クセグメント201外にある情報資源を指すURLの通
信記録は後述するリモートURL代理取得機能200c
−1が通信記録を生成する。通信記録には利用者の端末
ID204d、日付時刻204a、URL204e、利
用者の送信元IPアドレス204b、利用者の送信元T
CPポート番号204c、公私区別フラグ204fなど
が記録される。この通信記録の収集は、TCP/IP上
のHTTP等のプロトコル階層で行なわれる。
このデータ通信経路固定機能200cで実現される本
ネットワークセグメント201を経由するすべてのイー
サネットレベルでのパケット情報は上述のパケット収集
機能200dによりパケット記録としてパケット収集デ
ータベース206に保存され、通信記録データベース2
04の情報と突き合わせることで、URL毎の通信料の
従量課金が可能になる。
従来技術のように、本実施の形態のデータ通信経路固
定機能200cがない場合、携帯端末101およびコン
ピュータ102等の情報通信端末100から本ネットワ
ークセグメント201外のURL(情報資源)を取得す
るデータ通信は、そのURLのコンテンツを配信するサ
ーバと携帯端末101あるいはコンピュータ102が直
接通信するため本ネットワークセグメント201を経由
せず、従ってすべてのパケット記録を保存できず、課金
データの生成は不可能である。
1−7.リモートURLの代理取得 本実施の形態のネットワークセグメント201の外に
あるインターネット300上の外部コンテンツサーバ3
01のコンテンツやイントラネット400内のコンテン
ツサーバ401が持つ情報をURLで指定して利用でき
るようにするため、リモートURL代理取得機能200
c−1がネットワークセグメント201外のURLで特
定される情報資源をいったん取得し、それを、要求元の
携帯端末101あるいはコンピュータ102に送信す
る。このリモートURL代理取得機能200c−1はデ
ータ通信経路固定機能200cの一部を構成する。
リモートURL代理取得機能200c−1の作用例
を、図9を参照して以下に示す。例としてネットワーク
セグメント201外部のWebのコンテンツを利用する
場合を想定する。データ通信経路固定機能200cのサ
ーバのURLを“http://menu.xx.c
o.jp/”とする。サーバでは認証に成功した利用者
にはメニュー500を表示する。利用者に“http:
//www.yyy.com/zzz.html”を参
照させたい場合は、本実施の形態のメニュー500でそ
のURLへのリンクを“http://menu.x
x.co.jp/agent.cgi?www.yy
y.com/zzz.html”とする。このURLの
“agent.cgi”の部分がリモートURL代理取
得機能200c−1で使用される部分である。実際に
は、この“agent.cgi”という文字列は任意と
なる。このような形式でURLが指定されるとリモート
URL代理取得機能200c−1が“?”の次から始ま
る文字列で指定されるURLで指定されるコンテンツの
全てを取得し、そのコンテンツを利用者の携帯端末10
1あるいはコンピュータ102に転送する。だが、その
コンテンツに他のURL(情報資源)へのリンクが含ま
れている場合には、ネットワークセグメント201への
恒常的なデータ通信経路の固定ができないため、利用者
の携帯端末101あるいはコンピュータ102にコンテ
ンツを転送する前に、後述するアドレス変換機能200
c−2にコンテンツを渡して、アドレスを“http:
//menu.xx.co.jp/agent.cgi
?www.yyy.com/zzz.html”のよう
な形式に書き換えたものを取得し、利用者の携帯端末1
01あるいはコンピュータ102に転送する。
このリモートURL代理取得機能200c−1は通信
記録データベース204に通信記録も生成する。
1−8.リアルタイムでのアドレス変換 リモートURL代理取得機能200c−1を使用して
データ通信の経路をネットワークセグメント201内を
通過するように固定できるが、これを恒常的に機能させ
るために、図9に例示されるように、リモートURL代
理取得機能200c−1が取得したURL等のコンテン
ツのアドレスを上述の形式にリアルタイムで変換するア
ドレス変換機能200c−2をデータ通信経路固定機能
200cの一部として設ける。
上述の例では、データ通信経路固定機能200cが表
示する本ネットワークセグメント201外のURLには
全てアドレス変換機能200c−2により、システム内
で“http://menu.xx.co.jp/ag
ent.cgi?”と言うプリアベンド部が自動的に挿
入される。すなわち、このアドレス変換機能200c−
2はリモートURL代理取得機能200c−1によって
取得されたコンテンツのURLをリアルタイムで解析
し、上記のようなURLに書き換えを行って、再びリモ
ートURL代理取得機能200c−1にコンテンツを返
す。例としては、取得したコンテンツの中に“Up.h
tml”、“middle.html”、“lowe
r.html”、等の他のURLへのリンクがあった場
合には、リアルタイムにコンテンツを解析して、これら
のリンクを検出し、“http://menu.xx.
co.jp/agent.cgi?www.yyy.c
o.jp/Up.html”、“http://men
u.xx.co.jp/agent.cgi?www.
yyy.co.jp/middle.html”、“h
ttp://menu.xx.co.jp/agen
t.cgi?www.yyy.co.jp/lowe
r.html”という形のURLにコンテンツのリンク
を書きかえる。
これによりリモートURL代理取得機能200c−1
で取得したコンテンツ内のURLが全てネットワークセ
グメント201を経由するように書きかえられ、データ
通信経路固定機能200cが恒常的に機能するようにな
る。
1−9.コンテンツ・キャッシュ データ通信経路固定機能200c、リモートURL代
理取得機能200c−1、アドレス変換機能200c−
2をより多くの利用者に提供し、かつ効率良く運用する
一方で負荷を軽減させるため、アドレス変換されたコン
テンツを一時的に保持(キャッシュ)するキャッシュ機
能200fを設け、コンテンツを他の利用者あるいは同
じ利用者が再度利用する場合には、キャッシュ機能20
0fに一時に保持したコンテンツを利用者の携帯端末1
01あるいはコンピュータ102に転送する。
キャッシュされたコンテンツは、リモートURL代理
取得機能200c−1がコンテンツを取得する際に利用
されるように設定する。つまり、リモートURL代理取
得機能200c−1は、まずキャッシュ機能200f内
での目的のコンテンツの有無を確認し、キャッシュ機能
200f内に格納されたコンテンツがあればキャッシュ
機能200f内のコンテンツを、なければ、新たに取得
したコンテンツを利用者の携帯端末101あるいはコン
ピュータ102に転送する。これにより、キャッシュ機
能200f内に一時的に格納されたコンテンツの利用の
記録もリモートURL代理取得機能200c−1によっ
て通信記録データベース204に保存される。
キャッシュされたコンテンツは定期的に更新し、オリ
ジナルのコンテンツと内容を一致させる必要がある。キ
ャッシュされたコンテンツは一定時間を経過すると消去
される。このような各種機能をキャッシュ機能200f
は備えている。また、ダイナミックなコンテンツ(たと
えば、当該コンテンツ表示画面へのユーザの入力内容に
応じて表示状態が変化するコンテンツ)の場合は、キャ
ッシュ機能200fがダイナミックなコンテンツである
か否かを解析して、ダイナミックなコンテンツであると
判断した場合は、キャッシュ機能200f内に取得した
コンテンツを利用者に転送後、直ちに消去する。
以上の各機能により、携帯端末101あるいはコンピ
ュータ102等の情報通信端末100の利用者に対し
て、認証後は本ネットワークセグメント201内を必ず
経由してデータ通信を行わせ、URL等の利用目的に応
じたデータ通信状況を把握することが可能になる。
1−10.課金情報の生成 図10に例示される課金情報生成機能200eによ
り、パケット収集データベース206に格納されている
パケット記録と、通信記録データベース204に格納さ
れている通信記録を照合し、課金情報を生成する。具体
的には、パケット収集データベース206に格納されて
いるパケット記録の記録項目と通信記録データベース2
04の記録項目の共通部分である、送信元IPアドレス
204b(206b)、送信元TCPポート番号204
c(206d)をキーにして両記録を合成して課金レコ
ードを生成する。1つの課金レコードには、だれが(端
末ID204d)、いつ(日付時刻204a)、どのU
RL(URL204e)を利用し、1つのURL(UR
L204e)を閲覧するのに発生したパケット・データ
の総計(当該URL204eに関するデータサイズ20
6iの総和)、公私区分情報(公私区別フラグ204
f)などが含まれる。
公私区分情報は、利用者あるいは利用者の所属する会
社(会社名203g)が、本実施の形態のデータ課金シ
ステム200を使用した公私区分請求書発行サービスの
契約時に、メニュー機能200bにおいて表示するUR
Lのリスト、その中で会社に請求されるべきURLと利
用者個人に請求されるべきURLのフラグ情報、本実施
の形態のデータ課金システム200を経由しないデータ
通信料を公私のどちらを請求先とするかの指定などの契
約情報を本実施の形態のデータ課金システムの運用者に
提示する。また、情報量を別途課金するURLの情報
を、たとえばユーザ情報203aの一部として、ユーザ
管理データベース203に設定する。
課金情報生成機能200eは、課金レコードをもとに
利用者の課金情報を生成する。具体的には、課金レコー
ドを利用者毎に集計し、いったん公用分と私用分の集計
を行う。本実施の形態のデータ課金システム200を経
由しない通信料に関しては、その通信料を区分すること
は不可能なので、その通信料の公私区分請求の振り分け
は契約時の決定事項に基づいて行う。
本実施の形態のデータ課金システム200を経由しな
い通信料とは、課金前情報と携帯電話およびPHSの事
業者からのデータ通信料の明細情報(コールディテール
レコード(CDR情報600))とを比較した差額
(Δ)を意味する。
CDR情報600は、電話番号601、通話種別/明
細種別602、通話年月603、通話明細区分/通話種
別604、バイト数605、パケット数606、通等料
合計607、等の情報で構成されている。
すなわち、CDR情報600に記載された特定の電話
番号601(端末ID204d)に対応するデータ量
(バイト数)をG、上述の課金レコードを一つの端末I
D204d(電話番号601に対応)で集計した当該端
末ID204dに関するデータサイズ206iの総和を
C、当該端末ID204dに関する私用分のデータサイ
ズ206iの総和をCp、当該端末ID204dに関す
る公用分のデータサイズ206iの総和をCjとする
と、C(=Cp+Cj)<Gとなり、Δ=G−Cとな
る。
したがって、課金データシート700の作成に際して
は、本実施の形態のデータ課金システム200を経由し
て公私区分された集計結果であるCp、Cjと、経由し
なかった分の集計結果であるΔの契約事項による按分と
の合算を利用者(端末ID204d)毎に生成して、公
用明細欄701および私用明細欄702の各々に記載す
る。この時、特に図示しないが、公用明細欄701およ
び私用明細欄702の各々において、個々のURL(利
用目的)別の明細情報を付加してもよい。
また、端末ID204d毎にデータ使用料に関係なく
賦課される基本料金がある場合には、公私区分された集
計結果であるCpおよびCjのいずれかに加算するか、
あるいは、CpおよびCjの割合等に応じて按分請求す
るようにしてもよい。
また、この課金データシート700の作成に際して、
特定のURL(利用目的)に対して任意の単価を設定す
る機能、特定のURL(利用目的)を非課金とする機
能、複数のURL(利用目的)を1つの課金単位としそ
の単位に単価を設定する対象とする機能、情報量を課金
する機能、のそれぞれを使用して、URL(利用目的)
の通信料および情報量の情報を課金前情報に加える。ま
た、公私のそれぞれの通信料の総計Cp、Cjの量に応
じた割り引きを行うようにしてもよい。
以上の課金情報生成機能200eにより、インターネ
ット300等の情報ネットワークを利用したデータ通信
における利用目的毎の従量課金が可能になる。また、通
信料と情報量の公私区分を同時に実現できる。
上述の課金情報生成機能200eの説明では、一例と
して、携帯電話およびPHS等の携帯端末101の各々
の総パケット数を事業者からCDR情報600等による
データで提供される場合を想定しているが、これによら
ず本実施の形態のデータ課金システム200で計数し算
出したものだけで課金データシート700等の課金情報
を生成しても良い。
以下、本実施の形態のデータ課金方法およびデータ課
金システムの全体の作用の一例を、図3、図4、図5お
よび図6、図7等を参照して説明する。
まず、データ課金システム200のネットワークセグ
メント201内では、当該ネットワークセグメント20
1内を通過する通信データを、常時、イーサネットパケ
ットのレベルで、パケットカウンタ205およびパケッ
ト収集データベース206からなるパケット収集機能2
00dにて監視し、記録している。
この状態で、任意の契機で、予め情報通信端末100
の利用者に電子メール等で通知されているURLを使用
して、ユーザがインターネット300を介して、データ
課金システム200の認証機能200aにアクセスする
と(ステップ10、ステップ11、ステップ15)、ロ
グインID、パスワードの入力画面が表示され(ステッ
プ12)、ログインID、パスワードの入力後に(ステ
ップ13)、ユーザ管理データベース203のログイン
ID203d、パスワード203cのエントリを参照し
て入力されたログインID、パスワードと照合するユー
ザ認証が行われ(ステップ14)、認証失敗の場合に
は、所定の許容回数だけログインID、パスワードの入
力を再試行させて(ステップ17、ステップ16)、再
試行が許容回数を超過した場合には、その旨のエラー表
示を行い(ステップ18)、当該ログインIDのアカウ
ントをロックして(ステップ24)、回線を切断する
(ステップ25)。
認証成功の場合には、図8に例示されるようなメニュ
ー500の画面を表示し、ユーザに各項目を選択させる
(ステップ19)。
そして、メニュー500におけるユーザの選択項目
が、ネットワークセグメント201内の情報資源(内部
コンテンツサーバ202)をアクセスするものか否かを
判別し(ステップ20)、ネットワークセグメント20
1内へのアクセスの場合には、図3に破線で例示され
る、アクセス経路A1、アクセス経路A2にて、内部コ
ンテンツサーバ202のコンテンツを情報通信端末10
0のユーザに閲覧させるとともに、内部コンテンツサー
バ202のコンテンツ(URL)の利用毎に、通信記録
を通信記録データベース204に記録する(ステップ2
1)。この場合は、データ通信経路固定機能200cに
よる図9の各種処理は不要で実行されない。
一方、メニュー500におけるユーザの選択項目が、
ネットワークセグメント201外の情報資源(外部コン
テンツサーバ301やイントラネット400のコンテン
ツサーバ401)をアクセスするものである場合には、
上述のデータ通信経路固定機能200cによる図9の各
種処理を実行して、(外部コンテンツサーバ301への
アクセスの場合、図4に破線で示されるアクセス経路A
3、アクセス経路A4、アクセス経路A5、アクセス経
路A6、にて、)(イントラネット400のコンテンツ
サーバ401へのアクセスの場合、図5に破線で示され
るアクセス経路A7、アクセス経路A8、アクセス経路
A9、アクセス経路A10、にて、)通信データが必ず
ネットワークセグメント201を経由するように経路制
御を行い(ステップ26)、通信記録を通信記録データ
ベース204に記録する(ステップ27)。
ここで、ステップ26のデータ通信経路固定機能20
0cの処理では、図7に例示されるように、まず、キャ
ッシュ機能200fにおける目的コンテンツの有無を調
べ(ステップ26a)、キャッシュヒットした場合に
は、キャッシュ機能200f内のコンテンツをユーザに
送出して閲覧させ(ステップ26b)、通信記録を通信
記録データベース204に記録する(ステップ26
c)。
キャッシュ機能200f内に目的のコンテンツがない
場合には、リモートURL代理取得機能200c−1を
起動し(ステップ26d)、URL代理取得の失敗回数
を管理するURLエラーカウンタの値が所定の許容値以
下の間(ステップ26e)、上述の図9で説明したUR
Lの代理取得を試行して(ステップ26f)、取得の成
否を判別し(ステップ26g)、代理取得が成功した場
合には、アドレス変換機能200c−2を起動してコン
テンツにアドレス変換を施した後(ステップ26h)、
キャッシュ機能200fに、変換後のコンテンツを書き
込み(ステップ26i)、キャッシュ機能200fを経
由してユーザにコンテンツを閲覧させる(ステップ26
b)。ステップ26gで代理取得が失敗した場合には、
URLエラーカウンタを加算して(ステップ26m)、
ステップ26d以降を反復する。ステップ26eで、U
RLエラーカウンタが許容値を超過した場合には、当該
URLで特定されさるコンテンツの代理取得に失敗した
ことを示すエラーメッセージを表示した後(ステップ2
6j)、回線を切断する(ステップ26k)。
図6のフローチャートに戻って、また、個々のURL
へのアクセス終了時に、各URL毎の公私区分に基づい
て、アクセスの公私の区別を判別し(ステップ22)、
公私の区分を、公私区別フラグ204fに設定し(ステ
ップ23、ステップ28)、ステップ19のメニュー5
00の表示処理に戻り、ログアウトまで、ステップ19
以降の処理を繰り返す。
このように、本実施の形態のデータ課金方法およびデ
ータ課金システムでは、通信記録の取得を効率化し、パ
ケット計数の処理数、計数処理時間を少なくし、課金機
能が高い自由度を保持できるという利点をもつ。
すなわち、本実施の形態のデータ課金方法およびデー
タ課金システムによれば、たとえばインターネット30
0等の情報ネットワークを利用した通過パケット数量課
金型のデータ通信において、コンピュータ102や携帯
端末101等の情報通信端末100から利用した情報ネ
ットワークや情報資源の利用目的別の従量課金を実現す
ることが可能になる。
また、情報通信端末100によるインターネット30
0等の情報ネットワークを利用したデータ通信におい
て、利用目的別に多様かつ的確な課金が可能になる。
また、公私兼用の情報通信端末100の使用によるユ
ーザおよび企業の利便性の向上と、情報通信端末100
やデータ通信の利用料金の公私区分の明確化による料金
負担の適正化とを両立させることが可能となる。
また、インターネット300上でURL等にて特定さ
れる利用目的やデータ種別等による多様な単価の設定等
による多様なサービス提供を実現することが可能とな
る。
また、情報通信端末100のユーザによる利用目的別
の利用状況等の情報を把握して、データ通信サービスに
おける的確なマーケティングを実現することが可能とな
る。
(実施の形態2) 図11は、本発明の他の実施の形態であるデータ課金
方法およびデータ課金システムの構成の一例を示すブロ
ック図であり、図12は、その作用の一例を示すフロー
チャートである。
この実施の形態2では、インターネット300上での
電子メールに適用した場合を例示する。すなわち、この
実施の形態では、利用目的をメールとして記述する。ま
た、実施の形態1と同一の部分は説明を省略する。
2−1.ネットワークの設計・設置 実施の形態1と同じである。
2−2.各機能のハードウェアの設置 実施の形態1と同じである。
2−3.パケット収集 実施の形態1と同じである。
2−4.認証 実施の形態1と同じである。
2−5.メニューによるユーザの誘導(ナビゲーショ
ン) 認証が成功した場合、コンピュータ102や携帯端末
101でのメールの送受信を制限するためにメニューを
表示する。認証に失敗した場合は認証機能200aと通
信して失敗制限回数内であることを確認し認証をやり直
しさせる。制限回数を超えている場合は、その旨を利用
者に表示し、利用を停止させる。
送信するメールアドレスがネットワークセグメント2
01外のものであってもデータ通信経路固定機能200
cによりそのデータ通信は必ず本実施の形態のネットワ
ークセグメント201を経由するようになる。
また、予め設定されたメールアドレス等の公私区分情
報により、そのメールアドレスが業務に関連するもの
か、それ以外かを区分させ記録させる。
2−6.利用者のデータ通信経路のコントロール データ通信経路固定機能200cの後述のリモート・
メール代理転送機能200c−3、アドレス変換機能2
00c−4を使用して利用者のメール通信がすべて本実
施の形態のネットワークセグメント201を経由するよ
うにデータ通信の経路を固定する。
メールアドレスが本実施の形態のネットワークセグメ
ント201内のものである場合は、データ通信経路固定
機能200cを用いずとも必ずデータ通信は本実施の形
態のネットワークセグメント201を経由する。また、
この場合に限りデータ通信経路固定機能200cは、利
用者がどのメールアドレスにメールを発信したか、どの
メールアドレスからメールを受信したかの両方を記録し
た通信記録を生成し、通信記録データベースに格納す
る。本実施の形態のネットワークセグメント201外に
あるメールアドレスの通信記録は後述するリモート・メ
ールアドレス代理転送機能200c−3が通信記録を生
成する。通信記録には利用者のID、日付時刻、送受信
先メールアドレス、利用者のIPアドレス、利用者のT
CPポート番号などが記録される。
この機能で実現される本実施の形態のネットワークセ
グメント201を経由するすべてのパケット情報はパケ
ット収集機能200dによりパケット記録としてパケッ
ト収集データベース206に保存され、1メール毎の通
信料の従量課金が可能になる。
従来技術のように、本機能がない場合、携帯端末10
1およびコンピュータ102から本ネットワークセグメ
ント201外のメールを送受信するデータ通信は、その
メールサーバと携帯端末あるいはコンピュータが直接通
信するため本ネットワークを経由せず、すべてのパケッ
ト記録を保存できず、課金データの生成が不可能にな
る。
2−7.リモート・メールアドレスの転送 本実施の形態のネットワークセグメント201の外に
あるメールアドレスを利用できるようにするため、リモ
ート・メールアドレス代理転送機能200c−3が本実
施の形態のネットワークセグメント201内のメールア
ドレスをいったん取得し、それを携帯端末101あるい
はコンピュータ102に送信または受信させる。このリ
モート・メール代理転送機能200c−3はデータ通信
経路固定機能200cの一部として実装される。
図11等を参照して、実際のリモート・メール代理転
送機能200c−3の動作例を以下に示す。例として外
部のメールアドレスにメールを送信する場合を想定す
る。データ通信経路固定機能200cのサーバのアドレ
スを“aaa.bbb.co.jp”、利用者のアドレ
スを“ccc@aaa.bbb.co.jp”とする。
その利用者がメールを“zzz@xxx.yyy.c
o.jp”へ送信させたい場合は、メールアドレスを次
のように書き換え、“zzz#xxx.yyy.co.
jp?ccc@aaa.bbb.co.jp”とする。
このメールアドレスの“?”の部分がリモート・メール
代理転送機能200c−3である。実際には、この
“?”と“#”という文字列は任意となる。このような
形式でメールアドレスが指定されるとリモート・メール
代理転送機能200c−3が“?”より前の文字列で指
定されるメールアドレスにメールを転送する。“#”は
“@”の代用である。
このリモート・メール代理転送機能200c−3は通
信記録データベースに通信記録も生成する。
2−8.リアルタイムでのアドレス変換 リモート・メール代理転送機能200c−3を使用し
てデータ通信の経路を固定できるが、これを恒常的に機
能させるためにリモート・メール代理転送機能200c
−3で、アカウントをもつ利用者が通常使用しているメ
ールアドレスへリアルタイムで変換するアドレス変換機
能200c−4が必要となる。
上述の例では、リモート・メール代理転送機能200
c−3のシステム内で“?ccc@aaa.bbb.c
o.jp”と言うポストアベンド部が自動的に挿入さ
れ、転送先の“@”が“#”に書き換えらる。すなわ
ち、このアドレス変換機能200c−4は着信したメー
ルをリアルタイムで解析し、利用者の通常使用している
メールアドレスに変換し、その後メールを転送する。例
としては、利用者の通常のメールアドレスが“ccc@
111.222.co.jp”であった場合には、リア
ルタイムにメールアドレスを解析して、“ccc.@a
aa.bbb.co.jp”から“ccc@111.2
22.co.jp”へ変更してメールを転送する。
これによりリモート・メール代理転送機能200c−
3で取得したメールは全て本実施の形態のネットワーク
セグメント201を経由するようになる。このアドレス
変換機能200c−4はリモート・メール代理転送機能
200c−3の一部である。
2−9.メールのキャッシュ データ通信経路固定機能200c、リモート・メール
代理転送機能200c−3、アドレス変換機能200c
−4をより多くの利用者に提供し、かつ効率良く運用す
る一方で負荷を軽減させるため、メールデータをキャッ
シュし、一斉同報のメールの送受信時にキャッシュした
メールデータを利用する。これをキャッシュ管理機能2
00c−5にて実現する。キャッシュされたメールは転
送後すぐに消去する。
2−10.課金情報の生成 実施の形態1と同じである。
以上のような本実施の形態2におけるメール転送処理
の全体の作用を例示すれば図12フローチャートのよう
になる。
すなわち、メール転送に伴ってデータ通信経路固定機
能200cを起動すると(ステップ30)、リモート・
メール代理転送機能200c−3にて、所定の転送エラ
ーを管理しながら、メールの転送処理を実行し(ステッ
プ31、ステップ32、ステップ33、ステップ34、
ステップ40、ステップ39)、転送性の場合には、ア
ドレス変換機能200c−4によるアドレス変換を実行
した後(ステップ35)、一斉同報送信の有無を判別し
(ステップ36)、同報送信有の場合には、キャッシュ
管理機能200c−5を利用し(ステップ37)、それ
以外の場合には直接にメール配送を実行し、メール利用
毎のアクセス記録を、TCP/IPの階層よりも上の電
子メールプロトコル等のプロトコル階層でのデータ収集
にて実行し、通信記録データベースに格納する(ステッ
プ38)。こうして通信記録データベースに収集された
データは、イーサネットレベルでのデータ収集を行うパ
ケット収集機能200dの収集結果と突き合わせて、メ
ールアドレス別、すなわち利用目的別の課金処理を行う
ことは、上述の実施の形態1の場合と同様である。
本実施の形態2によれば、上述の実施の形態1と同様
の効果が得られるとともに、メールサービスを含めた、
公私区分が可能な課金処理を実現できる。
以上本発明者によってなされた発明の実施の形態に基
づき具体的に説明したが、本発明は前記実施の形態に限
定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種
々変更可能であることはいうまでもない。
たとえば、本発明のデータ課金技術の適応範囲はデー
タ通信のみならず、同様の方法を使用して音声符号化デ
ータ通信方式(Voice over IP方式、ボイ
スオーバフレームリレー方式など)でも適応することが
できる。これにより音声とデータを同時に送受信する通
信方式にも適応できる。従って音声符号化データ通信方
式における音声通話分についても公私区分を行うことが
できる。
産業上の利用可能性 本発明のデータ課金方法によれば、通過パケット数量
課金型のデータ通信において、コンピュータや携帯端末
等の情報通信端末から利用した情報ネットワークや情報
資源の利用目的別の従量課金を実現することができる、
という効果が得られる。
本発明のデータ課金方法によれば、情報通信端末によ
る情報ネットワークを利用したデータ通信において、利
用目的別に多様かつ的確な課金を実現することができ
る、という効果が得られる。
本発明のデータ課金方法によれば、公私兼用の情報通
信端末の使用によるユーザおよび企業の利便性の向上
と、情報通信端末やデータ通信の利用料金の公私区分の
明確化による料金負担の適正化とを両立させることがで
きる、という効果が得られる。
本発明のデータ課金方法によれば、利用目的やデータ
種別等による多様な単価の設定等による多様なサービス
提供を実現することができる、という効果が得られる。
本発明のデータ課金方法によれば、情報通信端末のユ
ーザによる利用目的別の利用状況等の情報を把握して、
データ通信サービスにおける的確なマーケティングを実
現することができる、という効果が得られる。
本発明のデータ課金システムによれば、通過パケット
数量課金型のデータ通信において、コンピュータや携帯
端末等の情報通信端末から利用した情報ネットワークや
情報資源の利用目的別の従量課金を実現することができ
る、という効果が得られる。
本発明のデータ課金システムによれば、情報通信端末
による情報ネットワークを利用したデータ通信におい
て、利用目的別に多様かつ的確な課金を実現することが
できる、という効果が得られる。
本発明のデータ課金システムによれば、公私兼用の情
報通信端末の使用によるユーザおよび企業の利便性の向
上と、情報通信端末やデータ通信の利用料金の公私区分
の明確化による料金負担の適正化とを両立させることが
できる、という効果が得られる。
本発明のデータ課金システムによれば、利用目的やデ
ータ種別等による多様な単価の設定等による多様なサー
ビス提供を実現することができる、という効果が得られ
る。
本発明のデータ課金システムによれば、情報通信端末
のユーザによる利用目的別の利用状況等の情報を把握し
て、データ通信サービスにおける的確なマーケティング
を実現することができる、という効果が得られる。
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平11−66182(JP,A) 特開 平6−104922(JP,A) 特開 平10−177600(JP,A) 佐藤豊,多目的プロキシ・サーバDe leGateの機能詳細,インターフェ ース,日本,CQ出版株式会社,1995年 9月 1日,第21巻第9号,第130− 146頁 矢部俊康,iモードサーバ,NTT DoCoMoテクニカル・ジャーナル, 日本,社団法人電気通信協会,1999年 7月 1日,第7巻第2号,第22−27頁 (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04L 12/14 H04L 12/56 H04M 15/00

Claims (13)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 情報通信端末を用いてユーザが授受した
    情報ネットワーク上のデータの量に応じて課金を行うデ
    ータ課金方法であって、 前記情報ネットワークに設定されたネットワークセグメ
    ントを経由して前記データの授受を行う場合には、前記
    ユーザが前記データの授受を行う際に発生する、前記情
    報ネットワーク上における情報資源を特定する第1のア
    ドレス情報を、前記情報ネットワークに設定されたネッ
    トワークセグメントを特定する第2のアドレス情報を含
    むように動的に更新することで前記ネットワークセグメ
    ントを経由して前記ユーザに対する前記データの授受を
    行わせるとともに、前記ネットワークセグメントにて前
    記データの利用目的毎に当該データの量を分類して集計
    し、前記情報資源を特定する前記第1のアドレス情報に
    ついて、前記利用目的として、前記ユーザの個人的な利
    用か、前記ユーザが帰属する組織における業務上の利用
    かを区別する公私区分情報を設定し、前記公私区分情報
    に基づいて、前記データの量を別個に集計して前記ユー
    ザおよび前記組織に別個に課金することを特徴とするデ
    ータ課金方法。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のデータ課金方法におい
    て、前記ユーザが要求する前記情報ネットワーク上の情
    報資源の前記データを一旦前記ネットワークセグメント
    内に取得した後、要求元の前記ユーザの前記情報通信端
    末に転送することで、個々の前記利用目的毎の前記デー
    タの量を集計することを特徴とするデータ課金方法。
  3. 【請求項3】 請求項1または2記載のデータ課金方法
    において、前記情報ネットワークにおける前記データの
    通信プロトコルにおける異なるプロトコル階層におい
    て、前記データに付随する前記情報ネットワーク上のア
    ドレス情報を収集および照合することで、前記データの
    前記利用目的毎に当該データの量を分類して集計するこ
    とを特徴とするデータ課金方法。
  4. 【請求項4】 請求項1,2または3記載のデータ課金
    方法において、前記利用目的毎に前記データの課金単価
    および請求先の少なくとも一方を設定して課金を行うこ
    とを特徴とするデータ課金方法。
  5. 【請求項5】 請求項1,2,3または4記載のデータ
    課金方法において、前記情報ネットワークはTCP/I
    P通信にて前記データの授受を行うインターネットであ
    り、前記情報通信端末は移動通信端末またはパーソナル
    コンピュータであり、前記データは前記TCP/IP通
    信のパケットであることを特徴とするデータ課金方法。
  6. 【請求項6】 情報通信端末を用いてユーザが授受した
    情報ネットワーク上のデータの量に応じて課金を行うデ
    ータ課金システムであって、 前記情報ネットワークに接続されるネットワークセグメ
    ントと、 前記情報ネットワークに接続された前記ネットワークセ
    グメントを経由して前記データの授受を行う場合に、前
    記ユーザが前記データの授受を行う際に発生する、前記
    情報ネットワーク上における情報資源を特定する第1の
    アドレス情報を、前記情報ネットワークにおける前記ネ
    ットワークセグメントを特定する第2のアドレス情報を
    含むように動的に更新するアドレス変換機能を備え、特
    定の前記ユーザに関する前記データの授受経路を前記ネ
    ットワークセグメントを通過するように固定するデータ
    通信経路制御手段と、 前記ネットワークセグメントを通過する前記データに関
    する当該データの量を含む第1の情報を収集する第1の
    データ収集手段と、 前記ネットワークセグメントを通過する前記データの個
    々の前記ユーザによる利用目的を特定可能な第2の情報
    を収集する第2のデータ収集手段と、 前記第1および第2の情報に基づいて前記利用目的毎の
    前記データに関する課金情報を生成する課金情報生成手
    段と、 を含み、 前記第2の情報は、前記利用目的として、前記ユーザの
    個人的な利用か、前記ユーザが帰属する組織における業
    務上の利用かを区別する公私区分情報であり、前記公私
    区分情報に基づいて、前記データの量を別個に集計して
    前記ユーザおよび前記組織に別個に課金されることを特
    徴とするデータ課金システム。
  7. 【請求項7】 請求項6記載のデータ課金システムにお
    いて、 前記情報通信端末の前記ユーザを特定するユーザ認証手
    段と、 前記ユーザによる前記ネットワークセグメントを経由し
    た前記情報ネットワークへのアクセスを案内するメニュ
    ー提示手段と、 を含むことを特徴とするデータ課金システム。
  8. 【請求項8】 請求項6記載のデータ課金システムにお
    いて、 前記第1および第2のデータ収集手段は、前記情報ネッ
    トワークにおける前記データの通信プロトコルにおける
    異なるプロトコル階層において、前記第1および第2の
    情報の収集を行うことを特徴とするデータ課金システ
    ム。
  9. 【請求項9】 請求項6記載のデータ課金システムにお
    いて、 前記データ通信経路制御手段は、前記ユーザが要求する
    前記情報ネットワーク上の情報資源の前記データを一旦
    前記ネットワークセグメント内に取得した後、要求元の
    前記ユーザの前記情報通信端末に転送する情報資源代理
    取得機能を含むことを特徴とするデータ課金システム。
  10. 【請求項10】 請求項6記載のデータ課金システムに
    おいて、 前記情報ネットワークはTCP/IP通信にて前記デー
    タの授受を行うインターネットであり、前記情報通信端
    末は移動通信端末またはパーソナルコンピュータであ
    り、前記データは前記TCP/IP通信のパケットであ
    ることを特徴とするデータ課金システム。
  11. 【請求項11】 請求項6記載のデータ課金システムに
    おいて、 前記課金情報生成手段は、前記利用目的毎に前記データ
    の課金単価および請求先の少なくとも一方を設定して課
    金を行うことを特徴とするデータ課金システム。
  12. 【請求項12】 請求項1記載のデータ課金方法におい
    て、 個々の前記情報通信端末を用いて前記ユーザが授受した
    前記情報ネットワーク上の全てのデータの量と、前記ネ
    ットワークセグメントを経由して授受された前記データ
    の量の差分を、前記利用目的が、前記ユーザの個人的な
    利用か、前記ユーザが帰属する組織における業務上の利
    用か、に応じた前記データの量の集計に用いることを特
    徴とするデータ課金方法。
  13. 【請求項13】 請求項6記載のデータ課金システムに
    おいて、 前記課金情報生成手段は、個々の前記情報通信端末を用
    いて前記ユーザが授受した前記情報ネットワーク上の全
    てのデータの量と、前記ネットワークセグメントを経由
    して授受された前記データの量の差分を、前記利用目的
    が、前記ユーザの個人的な利用か、前記ユーザが帰属す
    る組織における業務上の利用か、に応じた前記データの
    量の集計に用いることを特徴とするデータ課金システ
    ム。
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