JP2006067362A - Wapゲートウェイ及びwapゲートウェイの制御方法 - Google Patents

Wapゲートウェイ及びwapゲートウェイの制御方法 Download PDF

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Abstract

【課題】インターネットに接続している、電話回路網に属する移動端末等の移動端末からのインターネットへのアクセス要求を中継するWAPゲートウェイにおいて、非稼働サーバーへの無用な要求の転送をなくし、負荷の増大を防ぐ。
【解決手段】ユーザー端末からの要求を、要求を処理する後段サーバーに分配するサーバーに、後段サーバーの稼働/非稼働を示すデータを記憶するテーブルを設け、要求を後段サーバーへ転送する時、当該テーブルを検査し、後段サーバーが稼働中の時のみ要求を転送し、非稼働の時は要求元に処理不能の通知をする。
【選択図】 図3

Description

本発明は、携帯電話やPDA(Personal Digital Assistant)等の移動端末からインターネットへのアクセス要求を処理し、インターネットから移動端末に送信されるサービスを中継するWAPゲートウェイに関するものである。特に、WAPゲートウェイを構成し、ユーザーからの要求に応答して要求されたサービス等を提供するサーバーの稼働状況を一元的に管理し、メンテナンス等により要求を処理するサーバーが応答不可能となった場合においても、処理の遅延が発生せず、不要な通信の増加を招かないWAPゲートウェイを提供するものである。
移動端末等からインターネットをアクセスし、インターネット上の情報を取得する等インターネットのサービスを受けるため、無線電話回路網とインターネットの間には、両者間の情報あるいは制御を中継するWAPゲートウェイが設けられている。WAPゲートウェイは無線電話回路網とインターネット間の中継を実行する他、ユーザーにインターネットへのポータルとなるメニューデータを提供する、コンテンツのダウンロード等ユーザーがインターネットから受けたサービスに対して、コンテンツの提供者に代わってユーザーへ課金する、あるいは、ユーザーがダウンロード可能なJAVAアプリケーション等のデータをシステム内のデータベースとして保管し、ユーザーからのダウンロード要求に応答しダウンロードを許可する等、ユーザーに対して直接サービスを提供する機能を備えたものが存在する。
WAPゲートウェイに関する文献に以下のものが存在する。
特開2002−165276号公報
WAPゲートウェイは複数の各ノードあるいはサーバーにより構成されており、各ノードあるいはサーバー間で制御あるいはデータを授受することにより携帯端末網とインターネットの間のゲートウェイ機能、あるいは移動端末へのサービスの提供を実行している。システム内には、ユーザーからの要求を対応する後段サーバーに分配するサーバーが存在する。当分配サーバーは、ユーザー端末から送信されて来た要求を解析し、当該要求を処理すべき後段サーバーを決定し、決定されたサーバーにその要求を転送する。従来構成のWAPゲートウェイでは、分配サーバーは後段サーバーの状況を把握する手段を有さず、ユーザーからの要求を処理する後段サーバーが非稼働であっても、当該要求を非稼働の後段サーバーに転送していた。非稼働のサーバーに要求を転送した後の従来の対応が図5に示されている。
図5(a)に示される例は、後段サーバーは前段サーバーからのリクエストに応答し得ず、無応答のままとなる。前段サーバーではリクエストを送信した後、所定時間が経過しても後段サーバーからの応答が無いことから、後段サーバーは障害中であると判断し、その処理を打ち切り、ユーザーに処理不能である旨を通知する。この形態では、後段サーバーに無駄なリクエストを出さねばならず、また、処理不能の判別はリクエストを発してから所定時間が経過した後であり、処理の遅延が発生する。
図5(a)の形態の改善として、図5(b)の形態が存在する。当形態は、メンテナンス等により処理不能となるサーバーに代わって、要求は処理不能であることをユーザーに通知するSORサーバーが設置されている。メンテナンス時に、サーバーに設置されている転送装置により、当サーバーへのリクエストを上記SORサーバーに転送する。前段サーバーが非稼働の後段サーバーに発行したリクエストは、後段サーバーに設けられている転送装置によりSORサーバーに転送される。転送を受けたSORサーバーは、処理不能のサーバーに代わって、要求先のサーバーは処理不能である旨の応答を、要求を送信した前段サーバーに返す。この構成により、図5(a)の構成のように、所定時間応答が無いことを待つ必要がなく、処理の遅延が少なくなる。しかし、各サーバーに転送装置が必要となり、また、非稼働サーバーへのリクエスト、SORサーバーへのリクエストの転送、と言う無駄な転送が発生することになる。
本発明は、上記従来技術の課題を解決するため、ユーザーからの要求を解析し、要求を処理すべき後段サーバーへユーザーの要求を分配転送する分配サーバーに、後段サーバーが稼働中か非稼働かを示すデータを記憶する非稼動テーブルを設け、稼働中のサーバーへは要求を転送するが、非稼働とされたサーバーへの要求は転送せず、ユーザーに要求は処理不能である旨の通知を出力する手段を設けるものである。
本発明の構成により、非稼働の後段サーバーへ無用なリクエストを送信する等、不必要な要求の転送が無く、無応答によるタイムオーバー待ちの遅延が発生することのないシステムが実現可能となる。
図1−1は本発明が適用される移動端末によるインターネットへのアクセスを管理するWAPゲートウェイの概要図であり、図1−2には、ユーザーの移動電話機とインターネット上で無料のコンテンツを提供するコンテンツ提供サーバーとの間でセッションを確立し、無料コンテンツを取得した後セッションを開放するWAPの基本シーケンスの一例がしめされている。
図1−1に示される各ノード、サーバーの概要は以下の通りである。
GGSN(2):ユーザーの移動電話機(UE)が属するコアネットワーク(パケット網)とWAPゲートウェイを構成するIPネットワークとのゲートウェイである。
JSR(3):加入者認証機構であり、サービス毎にユーザーのアクセス権限をチェックする。
PCN(4):移動電話機が送出するパケットを監視し、そのパケット量を基に課金情報を記述し、所定の期間毎に課金レコード(CDR)を出力するサーバーであり、このCDRを基に加入者に対して通信料の課金を行う。
JSP(6):標準機能と拡張機能の調整をするアプリケーションゲートウェイであり、受け付けたリクエストを後段サーバーに適合した形式に変換し、転送するプロキシ機能と、SSLを用いたセキュアアクセス機能などの各種機能を提供する。
R2M(7):サービス毎のユーザーのアクセス権限をチェックする加入者認証セッションの管理を行う。また、サービス加入者がウェブやメール等のサービスを利用する際に必要となる、ユーザー情報、ユーザー設定情報、端末情報を管理し、WAPゲートウェイ内の各サーバーからの要求に応じてそれら情報を提供するサーバーである。
PTL(8):各サーバーから各種統計情報を収集し、統計情報に基づいてメニューの項目をソートする等、WAPゲートウェイの公式メニューの更新管理を行う。移動端末からのリクエストに応答して、メニューデータベースから対応メニューを検索し移動端末に提供するサーバーである。
WGW(10):移動端末のユーザーがウェブをアクセスする際、ユーザーからのリクエストをコンテンツ提供サーバー(CP14)へ仲介するゲートウェイサーバーである。ユーザーのコンテンツ使用料をコンテンツ提供サーバーに代わって徴収する課金システム(回収代行)やスキーム変換などの機能を持つ。
DBS(12):データベース・シンクロナイザーであり、複数のデータベース間で内容の同期を採るものである。
Wtrans(13):WGW10とインターネット上のコンテンツ提供サーバー(CP)の中間に位置し、コード変換などを行うサーバーである。
CP(14):インターネット上でホームページを開設し、ユーザーにコンテンツ等を提供するサーバーである。電話会社等のWAPゲートウェイ運営者と契約し、WAPゲートウェイの公式メニューに選択項目として登録される。ユーザーが移動端末の表示画面に表示されたメニューから当該選択項目を選択することにより、ユーザーはWAPゲートウェイを介して当該ホームページにアクセスし、提供コンテンツの購入が可能となる。
SGSN(30):無線ネットワークコントローラとコアネットワーク(パケット網)とのゲートウェイである。
SMSC(31):ショート・メッセージ・サービス・センターであり、簡易メールを管理するサーバーである。
DRS(32):全加入者の情報を一元管理するサーバー(DIR)から加入者情報を一定間隔毎にローカルにコピーし維持するサーバーである。照会要求に対して加入者情報を提供し、DIRが障害の時においても、サービスを継続して提供することを可能にしている。
PPG(33):プッシュ・プロキシー・ゲートウェイであり、プッシュ(Push)サービスを実行したいノードからの要求により、端末にデータのプッシュを実行するサーバーである。
DRM(34):著作権管理機構であり、オープン・モバイル・アライアンス(Open Mobile Alliance OMA DRM) 1.0 に定められている3つの著作権管理方法(Forward-lock、Combined delivery、Separate delivery)に対応している。
MMS−R(35):マルチメディアメッセージの受信、送信を行うメールサーバーであり、送受信者の認証やメールボックスへのメッセージの格納、取り出し、配信などを行う。
MACS(36):ミッドレット(MIDlet)アクセス・コントロール・サーバーであり、ミッドレット(移動端末用の簡易Javaアプレット)へのアクセス、転送を管理するサーバーである。
Repo−DB(37):インターネット上でデータを保存、管理することを目的としたサーバーの総称である。
COP(38):ネットワークの設定など、移動端末のセットアップに必要な情報を、OTA(Over The Air)を介して提供するノード(COP:Client OTA Provisioning)である。
図1−2には、ユーザーの移動端末とインターネット上で無料のコンテンツを提供するコンテンツ提供サーバー間のシーケンスが示されており、その詳細は以下のとおりである。
(1)シーケンス1〜2
移動端末(UE)上で動作しているWEBブラウザなどのユーザエージェント(UA)がWEBコンテンツを取得するとき、TCP(Transmission Control Protocol)セッションを確立するための接続要求「1) Activate PDP Context Request」をSGSN30に送出する。SGSN30は、「1) Activate PDP Context Request」を受信すると、移動端末(UE)の加入者に割り当てられた国際識別番号(IMSI:International Mobile Subscriber Identity)及び移動端末(UE)の電話番号(MSISDN:Mobile Station ISDN number)が添付された「2) Create PDP Context Request」を生成して、GGSN2に送出する。
(2)シーケンス3〜4
GGSN2は、「2) Create PDP Context Request」を受信すると、JSR3に対して認証要求「3) RADIUS Access Request」を送出し、JSR3から認証成功を示す「4) RADIUS Access Accept」が返送されると、移動端末(UE)にIPアドレスを払い出して、R2M7に対してRADIUSアカウンティングリクエスト「5) RADIUS Accounting-start Request」を送出する。このRADIUSアカウンティングリクエスト「5) RADIUS Accounting-start Request」には、払い出された移動端末(UE)のIPアドレス、MSISDNあるいはIMSIなどが添付されている。
(3)シーケンス5〜7
R2M7は、「5) RADIUS Accounting-start Request」を受信すると、ユーザーごとのセッション情報やプロファイル情報を作成して、IPアドレスをキーにひとまとめにして内部メモリにキャッシュする。このキャッシュされた情報は該当するセッションが開放されるまでの間保持される。また、R2M7は、JSP6にこのセッション情報をリプリケーションさせるために、「6) Replication RADIUS Accounting Profile」を送出する。JSP6は、「6) Replication RADIUS Accounting Profile」を受信すると、内部にこのセッション情報の複製(レプリカ)を保持する。ここで、保持するセッション情報には、移動端末(UE)のIPアドレス、MSISDN、IMSIが含まれている。JSP6は、このセッション情報の複製(レプリカ)を保持すると、セッション情報がリプリケーションされたことを通知する「7) Replication RADIUS Accounting Profile Response」をR2M7に送出する。
(4)シーケンス8〜10
R2M7は、「7) Replication RADIUS Accounting Profile Response」を受信すると、GGSN2にTCPセッションの接続準備が整ったことを通知する「8) RADIUS Accounting-start Response」を送出する。GGSN2は、移動端末(UE)に対して払い出されたIPアドレスが添付された「9) Create PDP Context Response」をSGSN30に送出する。次いでSGSN30は、移動端末(UE)に対して「10) Activate PDP Context Response を送出する。これによって、移動端末(UE)とJSP6との間でTCPハンドシェイクが行われてTCPセッションが確立される。
(5)シーケンス11
移動端末(UE)とJSP6との間でTCPセッションが確立すると、移動端末(UE)は、オリジン・サーバ(CP)からコンテンツを取得するためにHTTPリクエスト「11) HTTP Request」をJSP6に送出する。JSP6は、HTTPリクエスト「11) HTTP Request」を受信すると、内部に保持しているセッション情報の複製(レプリカ)を参照して、対応するセッション情報が存在するとともに、加入者情報が一致する場合にのみ、そのHTTPリクエスト「11) HTTP Request」を受け付ける。このHTTPリクエスト「11) HTTP Request」のヘッダには、GGSN2から払い出された移動端末(UE)のIPアドレス、コンテンツを取得する相手先であるコンテンツ提供サーバ(CP)のURI(Request-URI)、ユーザエージェント情報(UA)、ユーザエージェントのプロファイル情報(UA-Profile)が含まれている。
(6)シーケンス12〜13
JSP6は、HTTPリクエスト「11) HTTP Request」を受信すると、この移動端末(UE)がコンテンツの取得に必要なプロファイル情報をR2M7から取得するために「12) Profile get Request」を送出する。R2M7は、「12) Profile get Request」に添付されているIPアドレス、ユーザエージェント情報(UA)、ユーザエージェントのプロファイル情報(UA-Profile)に基づいて、内部にキャッシュされている移動端末(UE)のプロファイル情報を取得して、「13) Profile get Response」によってJSP6に通知する。
(7)シーケンス14〜15
JSP6は、R2M7から通知された移動端末(UE)のプロファイル情報に含まれている端末情報(UE-Profile)に基づいて不足しているパラメータを、移動端末(UE)から受信したHTTPリクエスト「11) HTTP Request」の拡張ヘッダに補完して、Request-URIで特定されるコンテンツ提供サーバ(CP)に「14) HTTP Request」を送出する。ここで、WAP対応の移動端末(UE)では、端末情報(UE-Profile)のパラメータを添付するための拡張ヘッダを持つHTTPリクエスト「11) HTTP Request」の送出が困難である。しかし、JSP6がHTTPリクエスト「11) HTTP Request」の拡張ヘッダに端末情報(UE-Profile)のパラメータを補完することによって、コンテンツ提供サーバ(CP)では、移動端末(UE)がWAP対応の移動端末かどうかによらず、HTTPリクエスト「14) HTTP Request」の拡張ヘッダに添付されている端末情報(UE-Profile)のパラメータを参照することにより、移動端末(UE)の性能や能力を知ることができる。そして、コンテンツ提供サーバ(CP)は、移動端末(UE)の性能や能力に適合するコンテンツを選択あるいは生成して、そのコンテンツを「15) HTTP Response」によってJSP6に返送する。
(8)シーケンス16
JSP6は、「15) HTTP Response」によってコンテンツ提供サーバ(CP)から取得したコンテンツをHTTPレスポンス「16) HTTP Response」として移動端末(UE)に返送する。ここで、コンテンツ提供サーバ(CP)によっては、HTTPリクエスト「14) HTTP Request」の拡張ヘッダを参照することなくコンテンツを返送するサーバーがある。この場合、JSP6が取得したコンテンツは、必ずしも移動端末(UE)の性能や能力に適合したものではない。そのような場合には、JSP6は、移動端末(UE)の端末情報(UE-Profile)に基づいて、その移動端末(UE)の性能や能力に適合するように、コンテンツの文字変換やファイル形式変換などを行って、移動端末(UE)に返送する。
(9)シーケンス17〜22
移動端末(UE)は、HTTPレスポンス「16) HTTP Response」によってコンテンツを取得すると、JSP6との通信を終了させるために、セッションの開放要求「17) Deactivate PDP Context Request」をSGSNに送出する。SGSN30は、GGSN2に「18) Delete PDP Context Request」を送出し、次いでGGSN2は、「19) RADIUS Accounting-stop Request」をR2M7に送出する。これを受信したR2M7は、内部に保持していた該当セッション情報を破棄して、「20) RADIUS Accounting-stop Response」をGGSN2に送出する。GGSN2は、「21) Delete PDP Context Response」をSGSN30に送出し、次いでSGSN30は、「22) Delete PDP Context Response」を移動端末(UE)に送出する。こうして移動端末(UE)とJSP6との間のTCPセッションが開放され通信が終了する。
図2に、移動端末のユーザーがWAPゲートウェイのメニューサーバー(PTL8)からコンテンツ、例えば音楽に関するメニューを取得し、このメニューを参考にインターネット上に存在するコンテンツ提供サーバーのコンテンツを選択し、購入する手順及び制御の概要が示されている。
(1)ユーザーが移動端末(UE)から特定の分野、例えば音楽の販売サイトに関するメニューの表示要求をWAPゲートウェイに送信する(ステップa)。
(2)WAPゲートウェイのGGSN2は、JSR3にて携帯電話パケット網からの上記要求の正当性の認証後、要求をIPネットワークのプロトコルに変換しJSP6に送信する。PCN4はパケットの授受を監視し、課金情報としてアクセスログ統計5に記録する。
(3)JSP6はユーザー端末からの要求を解析し、当該要求を転送すべき後段サーバーを決定する。この例では、要求はメニューの取得要求であるため、要求をメニューサーバーPTL8に適合した形式に変換し、PTL8に送信する。その際JSP6はR2M7に記録されているユーザー情報を基に、そのユーザーに要求メニューのアクセスが許容されているか否かを判断する。PTL8はJSP6によりアクセスが許可されている時は要求されたメニューデータを自己のデータベース9から読み出し、要求時のルートと逆のルートを介してユーザー端末(UE)に送信する(ステップb)。
(4)ユーザー端末ではJSP6から送信されたメニューを表示し、ユーザーは表示されたメニュー項目から購入を希望する選択肢を選択する。ユーザーの選択動作により、選択された選択肢に付加されている販売サイトのURLに対するアクセス要求がWAPゲートウェイに送信される(ステップc)。
(5)上記要求は、GGSN2、JSP6、及びWGW1)を介してWtrans13に送られる。Wtrans13はWAP内のローカルIPアドレスをグローバルIPアドレスへ変換する等の処理を行い、インターネットに要求を送出する。
(6)アクセス先のコンテンツ提供サーバー(CP)は要求されたホームページのデータを返送する(ステップd)。当データは上記(5)の経路とは逆の経路を経てユーザー端末(UE)に送信され、表示器に表示される。
(7)ユーザーはユーザー端末(UE)に表示されたデータに基づき、購入を希望するコンテンツを選択する。ユーザー端末(UE)は選択されたコンテンツに付加されている被選択コンテンツのURLを送出する(ステップe)。
(8)上記URL要求は、GGSN2、及びJSP6を介してWGW10に送られる。WGW10ではユーザー情報を基に、そのユーザーに要求されたコンテンツの購入が許可されているか否かを判断し、購入可/不可の応答をユーザー端末(UE)に送信する(ステップf)。
(9)ユーザーは購入可の返信を受信すると、購入意志の確認を送出する(ステップg)。ユーザーから購入意志を受信したコンテンツ提供サーバー(CP)は、コンテンツのダウンロードに関する情報を返信する(ステップh)。
(10)JSP6はCP14からのダウンロード情報を受信すると、ユーザーと購入を許可されたコンテンツの対応データを作成し、現在時刻等必要な情報と共に記憶する。次にJSP6はコンテンツのダウンロードに関する情報をユーザー端末(UE)に中継する(ステップi)。
(11)ユーザーは端末に表示されたCP14からの指示に従ってダウンロードを開始する(ステップj)。JSP6はユーザー端末(UE)からのダウンロード要求とステップiで記憶された対応データを照合し、正当なダウンロード要求か否かを判断する。正当なダウンロード要求と判断された時、当該ダウンロード要求をWGW10に転送する(ステップk)。
(12)WGW10はダウンロード要求に対応するコンテンツの課金情報を更新し記録する。次に、WGW10はWtrans13を介してコンテンツ提供サーバー(CP)にダウンロード要求を中継する(ステップl)。
(13)コンテンツ提供サーバー(CP)は要求されたコンテンツをユーザー端末(UE)に向けて送出する(ステップm)。WGW10はステップlで更新されたコンテンツの課金情報を確定し、コンテンツをユーザーに転送する(ステップn)。
(14)ユーザー端末は、コンテンツが正常に受信されたか否かを判断し、正常に受信された時はGGSN2との間で終了処理を実行する(ステップo)。
正常に終了しなかった場合はリトライ等のエラー処理を実行する。
上述したように、各サーバー間ではリクエストとレスポンスによりデータの授受を行っている。例えば、メニューサーバーPTL8はユーザーからの要求に応答してメニューデータをユーザー端末に送信するものであり、ユーザー端末からユーザーが希望するコンテンツグループのメニュー要求が送信されると、JSP6はPTL8に該当するメニューデータの出力を要求する。当該要求に応答して、PTL8は自己のデータベースから要求されたメニューファイルを抽出しJSP6に返信する。しかし、PTL8が、メンテナンス等により機能を停止する場合がある。PTL8が機能を停止しているにもかかわらず、ユーザーからの要求によりJSP6がPTL8にメニュー要求を転送すると、応答待ちのための処理遅延、応答不能を通知するための無用な通信の増加等、前述した不都合が発生する。
本発明は、WAPゲートウェイにおいて、移動端末からの要求を後段のサーバーに分配するサーバー、例えばJSP6に後段の各サーバーの稼働状況を示すデータを記憶する非稼働テーブルを設け、前段より送られてきた要求を後段のサーバーに分配する時、前記非稼働テーブルから要求先の後段サーバーの稼働状況を検査し、要求先サーバーが稼働中である時にのみ、前記要求を後段サーバーに送信する。要求先サーバーが非稼働であることが前記稼働状況記憶装置に記憶されている時は、当該要求を送信した前段装置、例えば移動端末にその端末が出力した要求の受付が不可能である旨を通知する構成となっている。
図3及び図4に本発明の構成と動作の一例が示されている。図3(a)に示されるJSP6には非稼働テーブル100が設けられている。PTL8を保守修理するに当たり、JSP6の入力装置から前記非稼働テーブル(100)にPTL8を非稼働サーバーとして登録する。なお、非稼働の登録をJSP6の入力装置により行うのではなく、保守修理するPTL8の入力装置からJSP6に登録を要求する方法でも良い。登録が完了した後、PTL8の保守修理を開始しPTL8の機能は停止する。図3には非稼働テーブル(100)にPTL8が非稼働サーバーとして登録されている状態を示している。また、図3(a)及び(b)には、稼働中のサーバーWGW10への要求と、非稼働中のサーバーPTL8への要求が到来した際の対応が模式的に記載されている。
図4はJSP6の動作のフローチャートである。JSP6の前段装置、例えばユーザー端末(UE)からインターネットへのアクセス要求、または公式メニューの送信要求がWAPゲートウェイに送信されると、当該要求はJSP6に送られる(S200)。JSP6は当該要求から、当該要求を転送すべき後段サーバーを決定する(S201)。即ち、公式メニューの送信要求であれば転送先はメニューサーバーPTL8であり、インターネットへのアクセス要求であればWGW10と決定される。次にJSP6は非稼働テーブル(100)を検索し、決定された転送先の後段サーバーが非稼働テーブル(100)に登録されているか否かを検査する(S202)。例えば、S201で転送すべき後段サーバーがWGW10と判断された場合、非稼働テーブル(100)にはWGW10は登録されていない。従って、JSP6は当該要求をWGW10に転送する(S203)。WGW10は転送された要求を解析し所期の動作を実行する。
非稼働テーブル(100)にはPTL8が非稼働サーバーとして登録されているため、S201で転送すべき後段サーバーがPTL8と判断された場合、JSP6は当該要求を後段サーバーには転送せず、当該要求を発行した前段装置であるユーザー端末UE(1)に、要求した処理は実行不可能である旨通知する(S204)。非稼働テーブル(100)に登録されているサーバーPTL8の保守が終了し、稼働状態に復帰した時、JSP6の入力装置から、あるいは保守が終了したPTL8の入力装置から、非稼働テーブル(100)からPTL8の登録を削除する要求をJSP6の制御部に与える。この要求により、非稼働テーブル(100)からPTL8の登録は削除され、以後のユーザーによるメニュー要求はPTL8に転送され、ユーザーが要求したメニューデータをユーザーに返信する処理を実行する。
本発明によれば、非稼働テーブル(100)の登録内容から、要求を転送すべき後段サーバーの稼働状況が即座に判断可能となる。その結果、非稼働サーバーに要求を転送することが無くなり、非稼働サーバーからの応答を待つという無駄時間が不必要となる。また、SORサーバーに処理不能を通知する等付加的な通信が不要であり、WAPゲートウェイの効率が向上する。
本発明が適用されるWAPゲートウェイの概要図 本発明が適用されるWAPのシーケンス例 WAPゲートウェイによるインターネットのアクセスの概要図 本発明の処理分配を示す図 本発明の処理分配のフローチャート図 従来の処理分配を示す図

Claims (2)

  1. 移動端末からインターネットへのアクセス要求を処理するWAPゲートウェイであって、
    移動端末からの要求を転送する後段サーバーを決定する分配手段と、
    後段サーバーの稼働/非稼働を示す指標を記憶するテーブル手段と、
    前記テーブル手段に非稼働の後段サーバーを登録する手段と、
    前記テーブル手段に前記決定された後段サーバーが登録されていない時、前記移動端末からの要求を後段サーバーに転送する手段と、
    前記テーブル手段に前記決定された後段サーバーが登録されている時、前記要求移動端末に処理不能の応答をする手段と、
    からなることを特徴とするWAPゲートウェイ。
  2. 移動端末からインターネットへのアクセス要求を処理するWAPゲートウェイの制御方法であって、
    後段サーバーの稼働/非稼働を示すデータを記憶するステップと、
    移動端末の要求から該要求を転送する後段サーバーを決定するステップと、
    前記テーブルのデータから前記決定された後段サーバーの稼働/非稼働を判別するステップと、
    前記テーブルに後段サーバーの非稼働が登録されていない時、前記移動端末からの要求を後段サーバーに転送するステップと、
    前記テーブルに後段サーバーの非稼働が登録されている時、前記移動端末に処理不能を通知するステップと
    からなることを特徴とするWAPゲートウェイの制御方法。
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