JP3416647B2 - インターネット上のWebコンテンツのデータ量を削減して中継転送するコンテンツ中継サービス装置 - Google Patents

インターネット上のWebコンテンツのデータ量を削減して中継転送するコンテンツ中継サービス装置

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    • H04L69/329Intralayer communication protocols among peer entities or protocol data unit [PDU] definitions in the application layer [OSI layer 7]

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、インターネット上
のWebコンテンツのデータ量を削減して中継転送する
コンテンツ中継サービス装置に関し、具体的には、イン
ターネットにも連携するデータ量課金式ネットワークの
通信サービスに加入しているブラウザ搭載端末を対象と
したコンテンツ中継サービス装置に関する。
【0002】
【従来の技術】現在、インターネット上には膨大な数の
Webコンテンツ(Webページ、画像データ、音声デ
ータなど)が公開されている。インターネットの主要な
仕組みであるWWWの大きな特徴は、Webページ中に
設定された「ハイパーリンク」によって、管理者が異な
るコンピューターの中にある情報同士を結びつけて扱え
るようにすることにある。そして、URLを指定してア
クセスしてきたコンピュータに対して、そのURLに相
当するデータ格納位置にあるWebコンテンツを返送す
る機能を備えたコンピュータがWWWサーバーであり、
インターネットに接続したコンピュータがWWWの仕組
みを利用してWebコンテンツを取り寄せるとともにそ
のコンテンツのデータ形式に応じて適切な処理を実行す
るソフトウエアがブラウザである。取り寄せたWebコ
ンテンツがWebページであれば、その文書が閲覧可能
に表示される。
【0003】現在、ブラウザを搭載したコンピュータ
(ブラウザ搭載端末)の機器形態も一般的なパーソナル
コンピュータ(PC)から携帯電話機まで実に様々であ
る。特に携帯電話機は、常時携帯する機器であり、その
インターネットアクセス機能は、「電波が届くところで
あれば、どこでもインターネットが利用できる」「PC
などのようにインターネット接続環境を機器にセットア
ップする手間がない」「携帯電話機側から要求しなくて
も電子メールが送達される」など、従来のPCを主体と
したインターネットアクセス機能とは異なる特徴を有し
ている。そして、これらの特徴が多くの人に受けいら
れ、現在、ブラウザ搭載型携帯電話(以下、携帯電話
機)のユーザは2000万人を超えるまでに至った。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、一般のイン
ターネット利用者は、自身が加入するインターネット接
続業者(プロバイダ)や移動体通信事業者にデータ通信
料金を支払っている。そのデータ通信料金の課金方式に
は、使用無制限の定額課金式、データ通信をしている時
間に応じて課金する時間従量課金式、データ通信によっ
て実際に送受信したデータ量に応じて課金するデータ量
課金式とがある。
【0005】現在、携帯電話機などの移動体ブラウザ搭
載端末を対象としたデータ通信サービスのほとんどは、
データ量課金式を採用している。したがって、大多数の
携帯電話利用者は、データ量課金式に基づいてデータ通
信料金を支払っていることになる。最近の携帯電話機
は、カラーディスプレイを備えた機種も多く、携帯電話
機向けのWebページであってもデータ量の大きなカラ
ー画像を含んでいる場合が多い。また、MP3規格など
による音楽データをダウンロードしてそれを復号する機
能を備えた機種もあり、携帯電話機におけるブラウザ機
能は一般のPCに近づきつつある。そのため、従来のテ
キストを主体としたWebページと比較してダウンロー
ドされるデータ量は著しく増加する傾向にある。したが
って、大多数の携帯電話機利用者は、携帯電話機の多機
能/高性能化とWebコンテンツ自体のデータ量増加と
によって、さらに多くのデータ通信料を支払わなければ
ならない。もちろん、通常の携帯電話機をノート型PC
に接続した環境でインターネットを利用する場合であっ
ても同様に多額のデータ通信料が掛かるという問題が生
じる。
【0006】確かに、ブラウザ搭載端末が要求するイン
ターネット上のWebコンテンツをその端末に代わって
取り寄せ、そのコンテンツのデータ量を削減してブラウ
ザ搭載端末に中継転送する装置やサービスは容易に思い
つく。しかし、このコンテンツ中継サービスが全くの奉
仕活動として運営されるとは考えにくい。サービスの提
供に対して何らかの報酬を得て、事業として採算がとれ
なければこのようなサービスは出現しないであろう。
【0007】したがって本発明の目的は、データ量課金
式ネットワークの通信サービスに加入しているブラウザ
搭載端末に対してインターネット上のWebコンテンツ
のデータ量を削減して中継転送するサービスをビジネス
モデルとして成功させるためのコンテンツ中継サービス
装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の第1の発明は、つぎの事項(1)〜(6)によって特
定されるコンテンツ中継サービス装置としている。 (1)インターネットに接続したコンピュータ情報処理
システムにおいて、インターネット上に公開されている
Webコンテンツのデータ量を削減して中継転送するコ
ンテンツ中継サービス装置である。 (2)本装置は、データ量課金式ネットワークの通信サ
ービスに加入しているブラウザ搭載端末の使用者である
会員に関する情報を会員情報データベースに登録して管
理する。 (3)本装置は、アクセスしてきたブラウザ搭載端末と
通信し、前記会員情報データベースに照らして所定の認
証手続きを行うことで、会員のブラウザ搭載端末である
ことを認証する。 (4)本装置は、前記会員Aのブラウザ搭載端末Bから
指定されたWebコンテンツCをインターネット上から
取得するとともに、そのWebコンテンツを所定のデー
タ量削減手段により処理し、その処理後のWebコンテ
ンツDをブラウザ搭載端末Bに送達する。 (5)本装置は、前記データ量削減手段によって前記W
ebコンテンツCを処理して前記WebコンテンツDに
したときのデータ削減実績を算出するとともに、その削
減実績データを前記会員情報データベースの会員Aに対
応付けして記録する。 (6)本装置は、前記会員情報データベースに記録され
た各会員ごとの前記削減実績データを適宜に編集して出
力する。
【0009】また、つぎの事項(21)〜(25)によって
特定されるコンテンツ中継サービス装置を第2の発明と
している。 (21)インターネットに接続したコンピュータ情報処理
システムにおいて、インターネット上に公開されている
Webコンテンツのデータ量を削減して中継転送するコ
ンテンツ中継サービス装置である。 (22)本装置は、データ量課金式ネットワークの通信サ
ービスに加入している使用者のブラウザ搭載端末と通信
する。 (23)本装置は、アクセスしてきたブラウザ搭載端末と
通信し、その通信を通じて取得した前記使用者の個人情
報に基づいて所定の認証手続きを行うことで、当該使用
者を一時的な会員としてこのブラウザ搭載端末を認証す
る。 (24)本装置は、前記会員Aのブラウザ搭載端末Bから
指定されたWebコンテンツCをインターネット上から
取得するとともに、そのWebコンテンツを所定のデー
タ量削減手段により処理し、その処理後のWebコンテ
ンツDをブラウザ搭載端末Bに送達する。 (25)本装置は、前記データ量削減手段によって前記W
ebコンテンツCを処理して前記WebコンテンツDに
したときのデータ削減実績を算出するとともに、その削
減実績データを適宜に編集して出力する。
【0010】第3の発明は、第1または第2の発明にお
いて、前記削減実績データをWeb文書形式の削減実績
報告書に編集し、前記ブラウザ搭載端末Bからの要求に
従って前記会員Aに関する前記削減実績報告書を提示す
るコンテンツ中継サービス装置としている。
【0011】第4の発明は、第1〜第3の発明のいずれ
かにおいて、前記データ量削減手段によって前記Web
コンテンツCを処理して前記WebコンテンツDにした
ときのデータ削減実績として、前記データ量課金式ネッ
トワークにおける通信料金に換算した値を算出するコン
テンツ中継サービス装置としている。
【0012】第5の発明は、第1〜第4の発明のいずれ
かに記載のコンテンツ中継サービス装置であって、アク
セスしてきた前記ブラウザ搭載端末との通信を通じてこ
の端末に実装されている機能についての仕様情報を取得
する手段と、前記ブラウザ搭載端末から取得した前記仕
様情報に基づいて、当該端末を所定の圧縮データ伸長プ
ログラムが実装されたタイプaと前記圧縮データ伸長プ
ログラムが実装されていないタイプbとに区分する端末
分別手段とを備え、前記データ量削減手段は、タイプa
に属する前記ブラウザ搭載端末に対しては、前記Web
コンテンツを所定の圧縮アルゴリズムを含む方式でデー
タ量削減処理し、タイプbに属する前記ブラウザ搭載端
末に対しては、前記Webコンテンツのデータを前記圧
縮データ伸長プログラムを必要としない方式でデータ量
削減処理することとした。
【0013】また第5の発明において、アクセスしてき
たブラウザ搭載端末に圧縮データ伸長プログラムを送付
するプログラム送付手段を備えるとともに、前記端末分
別手段は、タイプに属するブラウザ搭載端末の中でも
前記圧縮データ伸長プログラムが実装可能な端末を分別
し、その端末に対しては前記プログラム送付手段により
前記圧縮データ伸長プログラムをダウンロードするコン
テンツ中継サービス装置を第6の発明とした。
【0014】第7の発明は、第1〜第6の発明のいずれ
かに記載のコンテンツ中継サービス装置であって、デー
タ量削減処理後の前記WebコンテンツDを一定期間保
存しておくためのキャッシュ手段と、認証を経てアクセ
スしてきたある前記ブラウザ搭載端末が前記Webコン
テンツDの生成起源となったWebコンテンツCを指定
した場合、前記キャッシュ手段に保存されているWeb
コンテンツDを送達する手段を備えている。
【0015】
【発明の実施の形態】===ネットワーク構成=== 図1は、本発明の実施例におけるコンテンツ中継サービ
ス装置を含むインターネットの概略構成図を示してい
る。インターネットには、WWWサーバー10bなど多
数のホストコンピュータ10や不特定多数のユーザが使
用するパーソナルコンピュータなどのユーザ端末20と
が有機的に結合されている。
【0016】携帯電話機20aもユーザ端末の一つとし
てインターネットに接続している。すなわち携帯電話機
20aは、その電話機が加入している移動体通信事業者
の移動体通信網30にエアインターフェースを介して無
線基地局31と接続し、さらに、それぞれの事業者が管
理・運営するゲートウエイサーバー32を介してインタ
ーネットに接続する。
【0017】この携帯電話機20aが所定のURLを含
んだHTTPリクエストを移動体通信網30に送出する
と、その携帯電話機20aに固有の端末IDを送信元と
したデータパケットがゲートウエイサーバー32に送達
される。ゲートウエイサーバー32は、このパケットに
含まれる端末IDと、自身が保有するIPアドレスの一
つとを対応付けし、この携帯電話機20aにIPアドレ
スを割り当てる。そして、そのIPアドレスを発信者と
した前記HTTPリクエストをインターネットに向けて
転送する。もちろん、ゲートウエイサーバー32と専用
線接続されたWWWサーバー10cもあり、このWWW
サーバー10cに宛てたHTTPリクエストであれば、
インターネットを介さず直接HTTPリクエストをこの
WWWサーバー10cに宛てて送付する。
【0018】インターネット、あるいは専用線接続され
ているWWWサーバー10cから、前記URLによって
特定されるWebコンテンツが前記発信者のIPアドレ
スに宛てたHTTPレスポンスとしてゲートウエイサー
バー32に送達されると、ゲートウエイサーバー32
は、そのIPアドレスに対応付けされている端末IDに
宛ててHTTPレスポンスを移動体通信網30に送出す
る。それによって、Webコンテンツが携帯電話機20
aに送達される。
【0019】また、ゲートウエイサーバー32は、端末
ID毎に自身32を通過したデータ量を取得する。取得
した端末IDとデータ量との対応付けは、移動体通信事
業者の課金業務用コンピュータに送付される。課金業務
用コンピュータは携帯電話機20a毎の通話料金やデー
タ通信料の課金請求業務を行うコンピュータであり、ゲ
ートウエイサーバー32から受け取った端末ID毎のデ
ータ量を1ヶ月など所定の期間毎に集計して端末利用者
毎に請求する課金金額を算出する。移動体通信事業者側
は、このように算出した課金金額に基づいて、銀行口座
引き落としやクレジットカードによる決済など実際の課
金徴収業務を遂行する。
【0020】以上が携帯電話機20aによる通常のWe
bコンテンツ取り寄せ経路と、データ量課金式における
通信料算出手順についての概略である。つぎに本実施例
のコンテンツ中継サービス装置10aが提供するサービ
スについて詳説する。
【0021】===コンテンツ中継サービス装置=== 本実施例のコンテンツ中継サービス装置10aは、携帯
電話機向1けのWebページをインターネット上に公開
するWWWサーバーとしての基本機能を備えている。そ
して、複数の移動体通信ネットワークサービスに対応し
て、C−HTML・HDML・WMLなど、移動体通信
事業者毎の携帯電話機20aの規格に適合するマークア
ップ言語で記述したWebページを用意している。した
がって、ある内容のWebページについて、異なる言語
で記述されたWebページが異なるURLによって指定
されることになる。携帯電話機20aは、このサービス
装置10aからWebページを取り寄せる場合、自身が
属する通信事業者に応じてURLを適宜に選択すること
で、その電話機1で閲覧可能なWebページが送達され
る。
【0022】しかし、コンテンツ中継サービス装置10
aの本質は、WWWサーバー機能ではなく、携帯電話機
20aが他のWWWサーバー10bなどからWebコン
テンツを取り寄せる流通経路に介在して、携帯電話機2
0aに代わってWebコンテンツを取り寄せ、そのデー
タ量を削減した上で、携帯電話機20aに転送する「デ
ータ量削減転送機能」にある。本実施例のコンテンツ中
継サービス装置10aは、携帯電話機20aの使用者を
サービス対象会員とし、各会員についての氏名・連絡先
・認証情報などを会員情報データベースに管理してい
る。そして、URLによって指定される各種CGIを実
装し、そのCGIがWWWサーバー機能と連動しながら
データ量削減転送機能を実現している。
【0023】===サービス形態=== ここで、本実施例のコンテンツ中継サービス装置10a
が提供するサービス形態の一例として、データ量課金式
ネットワークサービスに加入している人がブラウザ搭載
端末として携帯電話機20aを使用し、その携帯電話機
20aのブラウザ機能を用いてインターネット上のある
WWWサーバーに公開されているWebコンテンツを取
り寄せようとしているものと想定する。
【0024】図2は、上記想定の下、コンテンツ中継サ
ービス装置10a・WWWサーバー10b・携帯電話機
20a間の通信手順と、その手順に付随して実行される
各種情報処理とを通信手順図によって示している。
【0025】<認証手続き>携帯電話機20aが所定の
URLを指定してコンテンツ中継サービス装置10aに
アクセスすると、コンテンツ中継サービス装置10a
は、会員IDやパスワードなどの認証情報の入力フォー
ムを含んだ認証手続用Webページを返送する(s1,
s2)。携帯電話機20aにて会員IDやパスワードが
所定のフォームに入力され(s3)、このフォームがコ
ンテンツ中継サービス装置10aに返送される(s
4)。この返送先にあるCGIは、携帯電話機20aに
て記入された認証情報を会員情報データベースに照会
し、該当の会員情報を見いだすと、この携帯電話機を会
員のものとして認知し、URLの入力フォームを含んだ
Webページをこの携帯電話機20aに送達する処理を
実行する(s5)。
【0026】<Webコンテンツの取得とデータ量削減
処理>携帯電話機20aにURLの記入フォームを含ん
だWebページが送達され(s6)、携帯電話機20a
にてあるWebコンテンツのURLがフォームに記入さ
れる(s7)。コンテンツ中継サービス装置10aにU
RLが記入されたフォームが返送されると(s8)、そ
のURLによって特定されるWebコンテンツを該当の
WWWサーバー10bより取り寄せる(s9,s1
0)。そして、そのWebコンテンツのデータ構造を解
析・処理し、適宜にそのデータ量を削減する(s1
1)。
【0027】本実施例では、主に画像データをデータ量
削減対象としている。例えば、圧縮率が低いJPEGデ
ータであれば同じJPEG形式で圧縮率を上げた画像デ
ータに再変換したり、JPEG形式の画像データをGI
F形式のデータに変換したりして、データ量を削減して
いる。このようにすることで、データ削減後の画像デー
タが携帯電話機の機種に依存することなく表示できるよ
うにしている。
【0028】また、アクセスしてきた携帯電話機20a
がカラーディスプレイを備えていないことを認知して、
カラー画像データをモノクロ画像データに変換すること
も可能である。具体的には、アクセスしてきた携帯電話
機20aの機種を特定し、その機種からディスプレイタ
イプを特定する。周知の通り、携帯電話機20aがデー
タ通信を行う際には、そのデータパケットのヘッダに自
身が所属する移動体通信事業者や機種などを特定するた
めのデータが付帯している。したがって、コンテンツ中
継サービス装置10a側で機種とディスプレイのタイプ
とを対応付けしたテーブルを管理しておけば、アクセス
してきた携帯電話機20aのディスプレイタイプが判別
できる。
【0029】携帯電話機20aが指定したWebコンテ
ンツが画像データファイル自体であれば、上述した方法
によってデータ量を削減した画像データをそのまま中継
転送すれば画像データが携帯電話機20aに送達され
る。WebコンテンツとしてWebページを指定し、そ
のWebページ中にカラー画像が挿入される場合は、コ
ンテンツ中継サービス装置10aがそのWebページに
挿入される全画像データを取り寄せて適宜にデータ変換
してデータ量を削減しておき、その変換後の画像データ
を適宜な記憶位置に格納しておく。そして、携帯電話機
20aが指定したWebページ中に当初記載されていた
画像のリンク場所をその格納場所を指定するように設定
し直して記載すればよい。
【0030】なお、Webページ本体についても、不要
なタグを削除することで僅かではあるがデータ量を削減
することができる。また、データ量を削減した画像デー
タの格納位置をWebページ本体の格納位置と同じにす
れば、Webページ中でその画像データを指定する際、
その記載にWebページ本体の格納位置からの相対的な
格納位置(abc/def/ghi.gifなど)をディレクトリ構造
に従って記述する必要が無く、直接画像データのファイ
ル名で指定できる。すなわち、ディレクトリ構造を記述
するのに要する文字分だけデータ量を少なくすることが
できる。このようにしてもデータ量は削減できる。
【0031】<データ削減実績の算出・記録・出力>コ
ンテンツ中継サービス装置10aは、データ量を削減し
たWebコンテンツを携帯電話機20aに送達する(s
14)ともに、WWWサーバー10bから取り寄せたW
ebコンテンツのデータ量と、削減されたWebコンテ
ンツのデータ量とを取得し、それらのデータ量をデータ
量削減実績として携帯電話機20aの会員情報に対応付
けして記録する(s12)。そして、そのデータ量削減
実績を適宜に編集し、その編集データを出力する(s1
3)。本実施例では、データ量削減処理前後でのデータ
量の差を算出し、その差を携帯電話機20aに中継転送
したWebコンテンツ中に記載して出力することとして
いる(s13)。それによって、データ量削減実績が利
用者に提示され(s14)、サービスの利用価値をアピ
ールしている。なお、データ量の削減実績を別途作成し
たWebページに記載し、Webコンテンツに、そのW
ebページへのリンクを設定しておくことでも、利用者
にデータ削減実績を示すことができる。
【0032】なおこの実施例において、コンテンツ中継
サービス装置10aは、各移動体通信事業者ごとの課金
体系についての情報を管理しており、会員が加入してい
る通信事業者の課金体系に基づいて、データ量削減転送
サービス(本サービス)によって削減されたデータ量に
相当するデータ通信料金を計算している。そして、本サ
ービスを利用した場合とそうでない場合との差額によっ
てデータ量削減実績を提示している。それによって、サ
ービスの利用効果が一目瞭然となるようにしている。も
ちろん、削減されたデータ量自体(バイト数など)をデ
ータ量削減実績として提示してもよい。
【0033】===その他の実施例・変更例=== <データ量削減実績の出力形態>上記実施例では、デー
タ量削減実績の出力形態として、Webページのよう
に、会員に提示されるデータとして出力される形態を示
した。もちろん、コンテンツ中継サービス装置10aの
運営者側に対して出力される形態も考えられる。例え
ば、本サービスの利用に対して所定の料金を会員から徴
収するのであれば、サービス利用料金を会員に請求する
業務やその利用料金の計算をする業務など、本サービス
に拘わる付帯業務に供される情報としてデータ量削減実
績が適宜に出力されるであろう。この場合の出力形態と
しては、付帯業務を「人」が行う場合には表示や印刷な
どによって出力されるだろうし、このサービスの事業者
側にある他のコンピュータ(例えば課金計算用コンピュ
ータなど)が付帯業務に拘わる処理を行うのであれば、
このコンピュータに対して適宜なデータ形式で出力され
るだろう。
【0034】<その他のデータ量削減方式>上記実施例
では、Webページに挿入される画像の格納位置を指定
する際に、その格納位置に相当するディレクトリ構造の
記載部分を省略することでデータ量が削減できることを
示した。この考えをさらに進めて、Webページ中に設
定されている他のWebサイトなどへのリンク記載部分
についても、その記載文字数を減らせる方法がある。そ
の方法を以下に説明する。
【0035】Webページ中で他のサイトへのリンクを
示すURL(URL−Aとする)を、コンテンツ中継サ
ービス装置のある記憶位置のURL(URL−Bとす
る)に記載し直す。URL−Aは「http://」ではじま
る「フルネーム」で記載されるが、URL−Bは先述の
ディレクトリ構造に従った記載方法となる。ここで、U
RL−AとURL−Bとを対応づけておく。そしてUR
L−Bに、この対応付けに基づいてURL−AからWe
bコンテンツを取り寄せるとともに、そのコンテンツを
データ削減処理を実行するCGIへ受け渡すためのCG
Iを配置しておく。それによって、Webページ中に設
定されている他サイトのWebコンテンツもデータ量が
削減されて携帯電話機に送達される。
【0036】このようにすることで、URLの記載に要
した文字数分のデータ量が削減できるばかりではなく、
携帯電話機が指定する全てのWebコンテンツがコンテ
ンツ中継サービス装置を中継することにより、「ネット
サーフィン」を継続するほど、削減される総データ量は
大きくなっていくという極めて大きな効果を奏する。
【0037】<データ圧縮方式>上述したデータ削減方
式は、全ての携帯電話機に共通して適用できるものであ
る。しかし、JAVA(登録商標)実行環境を備えた携
帯電話機も出現し、JAVAプログラムとして圧縮デー
タの伸長ソフトウエアをこのタイプの携帯電話機に組み
込んでおけば、既存のデータ圧縮技術をそのまま適用す
ることが可能となる。そこで、携帯電話機の機種に応じ
てデータ量の削減方式を切り替えるコンテンツ中継サー
ビス装置について以下に例示することにする。
【0038】前提として、JAVA実行環境を備えた携
帯電話機の使用者が本サービスの会員として登録されて
いる場合、圧縮データ伸長処理を実行するJAVAプロ
グラムがその携帯電話機にすでに実装されているものと
する。すなわち、会員登録手続きに際して、ダウンロー
ドなど適宜な方法でJAVAプログラムがこの携帯電話
機に配布され、実装されているものとする。メモリカー
ドスロットを装備した携帯電話機であれば、伸長プログ
ラムが格納されたメモリカードによってインストールす
ることもできよう。
【0039】会員は、携帯電話機を操作して、実装済み
の伸長プログラムを起動させる。このプログラムはその
起動に応動して、伸長プログラムによるアクセスである
旨の情報を付帯してコンテンツ中継サービス装置に接続
する。コンテンツ中継サービス装置は、伸長プログラム
からのアクセスであることを認知すると、この携帯電話
機が指定したWebコンテンツについては、データの一
部を削除したり変更したりする「データ削減処理」に代
えて、前記伸長プログラムに適合する圧縮方式でデータ
を圧縮し、その圧縮データを携帯電話機に転送する。な
お、このデータ圧縮処理として、先のデータ削減処理に
よって圧縮前のデータ量を削減した上でデータ圧縮を行
えば、さらにデータ量は少なくなる。
【0040】<圧縮データ伸長プログラムの配布>例え
ば、JAVA実行環境がない通常の携帯電話機を持つ会
員が、JAVA実行環境を備えた携帯電話機に機種変更
したとする。この場合、JAVA実行環境があるにも拘
わらず、上述のデータ圧縮による効率的なデータ量削減
サービスが利用できない。そこで、アクセスしてきた携
帯電話機から取得した機種データに基づいて、その機種
が伸長プログラムを実装することが可能なタイプである
と判別したとき、この電話機に伸長プログラムをダウン
ロードできるようにすれば、今後、Webコンテンツを
よりデータ量の少ない圧縮データで得ることができる。
なお、プログラムがダウンロードされた旨のWebペー
ジなどを提示しておけば、会員はダウンロードされた伸
長プログラムによって再度コンテンツ中継サービス装置
にアクセスを試みるであろう。あるいは、ダウンロード
された伸長プログラムを自動的に起動させることも容易
にできよう。
【0041】<キャッシュ>同じWebコンテンツが複
数の携帯電話機によって指定される可能性は十分想定さ
れる。もちろん、同じ携帯電話機が再度同じWebコン
テンツを指定することもある。そのような場合、アクセ
ス機会ごとに同じWebコンテンツを取り寄せるのは合
理的でない。そこで、一度取り寄せたWebコンテンツ
については一定期間データ量を削減した状態で保存して
おく。それによって、Webコンテンツの取り寄せやデ
ータ量削減処理に掛かる時間や負荷が軽減され、より軽
快なサービス利用環境を会員に提供することができる。
なお、Webコンテンツの保存期間については適宜に設
定すればよい。あるいは、キャッシュされているWeb
コンテンツの更新状況を監視し、更新されたものについ
てはキャッシュしたデータを破棄して次回に同じWeb
コンテンツが指定されたときに改めて取り寄せるような
構成としてもよい。
【0042】<URLの指定方式>上記実施例では、W
ebコンテンツの指定方法としてURLをフォームに記
入していた。この方式に代えて、コンテンツ中継サービ
ス装置側で取り寄せ可能なWebコンテンツ一覧をWe
bページとして用意しておく。一覧中の各Webコンテ
ンツの記載部分には、該当のコンテンツを取り寄せると
ともに、そのデータ量を削減した上で転送する処理を実
行するCGIへのリンクを設定しておく。それによっ
て、一覧中の任意のWebコンテンツを指示するだけで
指定のWebコンテンツが携帯電話機に送達される。
【0043】また、本サービスの利用会員が増えれば、
一覧中に掲載を希望するWebコンテンツ管理者も増え
るはずであり、コンテンツ中継サービス装置が展示する
Webページがポータルサイトに発展することも考えら
れる。それによって会員は、多くのWebコンテンツを
安いデータ通信料で、しかも簡単な操作環境で入手・利
用することができる。
【0044】<サービス提供形態>上記実施例では、コ
ンテンツ中継サービス装置が対象とするサービス享受者
は、あらかじめ会員登録されていることを前提としてい
た。このサービス提供形態に限らず、アクセスしてきた
携帯電話機の使用者を一時的な会員として本サービスを
提供する形態も考えられる。
【0045】例えば、アクセスしてきた携帯電話機に、
その使用者を特定するための個人情報を入力するための
フォームを返送する。そして、携帯電話機にて入力され
た個人情報を取得し、この使用者を会員として認証す
る。もちろん、アクセスしてきた携帯電話の電話番号を
個人情報として取得することも可能である。サービス利
用料金については、取得した個人情報に基づいて請求書
を送付するなどして徴収すればよかろう。個人情報とし
てクレジットカード番号を取得すれば、認証手続きに加
え、サービス利用料金の決済もオンラインで行える。
【0046】なお、コンテンツ中継サービス装置が展示
するWebページがポータルサイトに発展するなどし
て、本サービスが一般に広く認知されれば、このWeb
サイトに広告を掲載し、その広告収入によって本サービ
スが運営されることも十分に考えられる。そうなれば、
本サービスが無料で提供されることもあり得よう。
【0047】<ブラウザ搭載端末など>本発明は、携帯
電話機に限らず、ノート型PCに携帯電話機を接続した
機器形態など、データ量課金式ネットワークを介してア
クセスするブラウザ搭載端末であれば、どのような機器
形態にも適用できる。もちろん、上記データ圧縮方式の
適用対象としても、JAVA実行環境を備えた携帯電話
機に限らず、圧縮データ伸長プログラムを実装可能なブ
ラウザ搭載端末であればこのデータ圧縮形式の適用対象
となる。もちろん、データ量課金式ネットワークについ
ても、移動体通信網に限るものではない。
【0048】
【発明の効果】本発明によれば、実際に削減されたデー
タ量をデータ量削減実績として各会員に対応付けして記
録するとともに、適宜に出力している。会員に対して出
力すれば、本発明が提供するサービスを利用した場合と
そうでない場合との差などを示すことになる。そのた
め、本発明のコンテンツ中継サービス装置の運営者にと
っては、本サービスに対して会員にサービス利用料金を
請求する根拠が得られ、本サービスが利用料金を徴収す
るビジネスモデルであることを一般に広く認識させるこ
とができる。会員にとっては、サービス提供料を支払っ
てなお、本来のデータ通信料金よりも割安であることを
認識することができ、このサービスを有料利用する動機
付けともなる。そして、サービスの有料利用に会員が価
値を見いだせば、自ずと会員数も増加し、本サービスが
事業として成立する可能性が高くなる。なお、データ量
削減実績に基づいて、実際の通信料金の差額などを提示
すれば、サービスの有効性をより強くアピールすること
ができる。
【0049】一方、データ量削減実績を運営者側に対し
て出力すれば、その削減実績データをサービス利用料金
の計算や請求業務など、本サービスに付帯するさまざま
な業務に活用できる。例えば、データ量削減実績に応じ
てサービス料金を算出することが可能となり、削減デー
タ量課金式による課金制度を採用することができ、会員
にとってはサービスを利用した分だけ確実にデータ通信
料金を節約できる。また、会員毎のデータ量削減実績を
記録することで、例えば、その実績に応じてサービス料
金を算出する削減データ量課金式によってサービス利用
料金を会員に請求することができる。
【0050】なお、ブラウザ搭載端末がアクセスしてき
たときにその使用者に関する個人情報を取得し、この使
用者を一時的な会員とするサービス形態とすることもで
きる。それによって、サービス享受者は、事前の会員登
録が不要となる。
【0051】データ圧縮機能を搭載し、圧縮データ伸長
機能を備えたブラウザ端末からのアクセスに対して、指
定のWebコンテンツをデータ圧縮して転送すればより
データ削減効率が上がる。
【0052】圧縮データ伸長機能が実装可能なブラウザ
端末に対して圧縮データ伸長プログラムをダウンロード
することで、会員がブラウザ端末の機種を交換した場合
にも柔軟に対応できる。
【0053】同じWebコンテンツが指定された場合に
対応して、Webコンテンツをデータ量を削減した状態
でキャッシュしておくこともできる。それにより、同じ
コンテンツへのアクセス回数やデータ削減処理回数が減
り、データ処理に掛かる負荷が軽減される。また、その
負荷の軽減により、軽快なサービス利用環境を会員に提
供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例におけるコンテンツ中継サービ
ス装置を含むネットワーク構成図を示している。
【図2】上記実施例・携帯電話機・WWWサーバー間に
おける通信手順図を示してI知る。
【符号の説明】
10a コンテンツ中継サービス装置 10b WWWサーバー 20a 携帯電話機
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開2000−222332(JP,A) 特開 平5−274229(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G06F 13/00 G06F 12/00 G06F 17/60 G10K 15/02 H04N 7/173

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 つぎの事項(1)〜(6)によって特定
    されるコンテンツ中継サービス装置。 (1)インターネットに接続したコンピュータ情報処理
    システムにおいて、インターネット上に公開されている
    Webコンテンツのデータ量を削減して中継転送するコ
    ンテンツ中継サービス装置である。 (2)本装置は、データ量課金式ネットワークの通信サ
    ービスに加入しているブラウザ搭載端末の使用者である
    会員に関する情報を会員情報データベースに登録して管
    理する。 (3)本装置は、アクセスしてきたブラウザ搭載端末と
    通信し、前記会員情報データベースに照らして所定の認
    証手続きを行うことで、会員のブラウザ搭載端末である
    ことを認証する。 (4)本装置は、前記会員Aのブラウザ搭載端末Bから
    指定されたWebコンテンツCをインターネット上から
    取得するとともに、そのWebコンテンツを所定のデー
    タ量削減手段により処理し、その処理後のWebコンテ
    ンツDをブラウザ搭載端末Bに送達する。 (5)本装置は、前記データ量削減手段によって前記W
    ebコンテンツCを処理して前記WebコンテンツDに
    したときのデータ削減実績を算出するとともに、その削
    減実績データを前記会員情報データベースの会員Aに対
    応付けして記録する。 (6)本装置は、前記会員情報データベースに記録され
    た各会員ごとの前記削減実績データを適宜に編集して出
    力する。
  2. 【請求項2】 つぎの事項(21)〜(25)によって特定
    されるコンテンツ中継サービス装置。 (21)インターネットに接続したコンピュータ情報処理
    システムにおいて、インターネット上に公開されている
    Webコンテンツのデータ量を削減して中継転送するコ
    ンテンツ中継サービス装置である。 (22)本装置は、データ量課金式ネットワークの通信サ
    ービスに加入している使用者のブラウザ搭載端末と通信
    する。 (23)本装置は、アクセスしてきたブラウザ搭載端末と
    通信し、その通信を通じて取得した前記使用者の個人情
    報に基づいて所定の認証手続きを行うことで、当該使用
    者を一時的な会員としてこのブラウザ搭載端末を認証す
    る。 (24)本装置は、前記会員Aのブラウザ搭載端末Bから
    指定されたWebコンテンツCをインターネット上から
    取得するとともに、そのWebコンテンツを所定のデー
    タ量削減手段により処理し、その処理後のWebコンテ
    ンツDをブラウザ搭載端末Bに送達する。 (25)本装置は、前記データ量削減手段によって前記W
    ebコンテンツCを処理して前記WebコンテンツDに
    したときのデータ削減実績を算出するとともに、その削
    減実績データを適宜に編集して出力する。
  3. 【請求項3】 前記削減実績データをWeb文書形式の
    削減実績報告書に編集し、前記ブラウザ搭載端末Bから
    の要求に従って前記会員Aに関する前記削減実績報告書
    を提示することを特徴とする請求項1または2に記載の
    コンテンツ中継サービス装置。
  4. 【請求項4】 前記データ量削減手段によって前記We
    bコンテンツCを処理して前記WebコンテンツDにし
    たときのデータ削減実績として、前記データ量課金式ネ
    ットワークにおける通信料金に換算した値を算出するこ
    とを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載のコンテ
    ンツ中継サービス装置。
  5. 【請求項5】 アクセスしてきた前記ブラウザ搭載端末
    との通信を通じてこの端末に実装されている機能につい
    ての仕様情報を取得する手段と、前記ブラウザ搭載端末
    から取得した前記仕様情報に基づいて、当該端末を所定
    の圧縮データ伸長プログラムが実装されたタイプaと前
    記圧縮データ伸長プログラムが実装されていないタイプ
    bとに区分する端末分別手段とを備え、前記データ量削
    減手段は、タイプaに属する前記ブラウザ搭載端末に対
    しては、前記Webコンテンツを所定の圧縮アルゴリズ
    ムを含む方式でデータ量削減処理し、タイプbに属する
    前記ブラウザ搭載端末に対しては、前記Webコンテン
    ツのデータを前記圧縮データ伸長プログラムを必要とし
    ない方式でデータ量削減処理することを特徴とする請求
    項1〜4のいずれかに記載のコンテンツ中継サービス装
    置。
  6. 【請求項6】 アクセスしてきたブラウザ搭載端末に圧
    縮データ伸長プログラムを送付するプログラム送付手段
    を備えるとともに、前記端末分別手段は、タイプに属
    するブラウザ搭載端末の中でも前記圧縮データ伸長プロ
    グラムが実装可能な端末を分別し、その端末に対しては
    前記プログラム送付手段により前記圧縮データ伸長プロ
    グラムをダウンロードすることを特徴とする請求項5に
    記載のコンテンツ中継サービス装置。
  7. 【請求項7】 データ量削減処理後の前記Webコンテ
    ンツDを一定期間保存しておくためのキャッシュ手段
    と、認証を経てアクセスしてきたある前記ブラウザ搭載
    端末が前記WebコンテンツDの生成起源となったWe
    bコンテンツCを指定した場合、前記キャッシュ手段に
    保存されているWebコンテンツDを送達する手段を備
    えたことを特徴とする請求項1〜6のいずれかに記載の
    コンテンツ中継サービス装置。
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