JP2002351762A - 情報開示システム - Google Patents

情報開示システム

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JP2002351762A
JP2002351762A JP2001153081A JP2001153081A JP2002351762A JP 2002351762 A JP2002351762 A JP 2002351762A JP 2001153081 A JP2001153081 A JP 2001153081A JP 2001153081 A JP2001153081 A JP 2001153081A JP 2002351762 A JP2002351762 A JP 2002351762A
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Ryuta Terajima
立太 寺嶌
Toshihiro Wakita
敏裕 脇田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 中継サーバ側に負荷を移し、カメラ付き携帯
電話等の比較的演算速度の低い端末でもアクセスが極め
て容易な「情報開示システム」を実現する。 【解決手段】 ユーザはカメラを用いてサーバYの管理
下にあるコンテンツ(開示情報)の論理的な位置を示す
識別情報(例えばバーコード10等) を撮影する。そし
て、端末xより、中継サーバZに対して、撮影した識別
情報(位置情報)の画像データ(2次元イメージデー
タ)と端末xの端末IDとを送信する。中継サーバZで
は、上記の識別情報を例えば画像解析プログラム等を用
いて位置情報(位置コード)に変換(複号)し、コンテ
ンツの存在するサーバY(サーバAかサーバBのどちら
か一方)とそのサーバにおけるコンテンツの位置(格納
アドレス)を特定する。この様な実現方式(基本構成)
により、ユーザの操作は極めて簡潔になり、所望のコン
テンツを極めて簡便に取得することが可能となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、端末から要求され
た「所望の情報」をサーバが端末に対してネットワーク
を介して開示する情報開示システムに関する。以下、こ
の「所望の情報」を単に「開示情報」或いは「目的情
報」などと言う場合がある。
【0002】
【従来の技術】URL情報とバーコード情報とを関連付
けることにより、専用のバーコードリーダー(スキャナ
ー)を用いて読み取り操作を行うだけで、所望のウェブ
サイト(サーバ)へのアクセスが可能となる「インター
ネット・バーコードサービス」が提案されている。この
方法は、インターネットユーザーをURLの打ち込み操
作から解放し、希望のホームぺージに簡単にアクセスで
きる様にするもので、アメリカではこの様な「インター
ネット・バーコードサービス」を提供するシステムが、
既に10社以上の大手企業に採用されていると報じられ
ている。
【0003】また、紙面上の2次元コードを複号して所
望のURL情報を取得し、利用する技術としては、例え
ば、公開特許公報「特開平11−203381:情報閲
覧システム」に記載されたものが公知である。この従来
技術は、イメージデータとして取り込まれた2次元コー
ドを端末(クライアント)側で画像解析することによ
り、URL情報や、或いは所望の情報を特定する指定コ
ードを特定するものであり、例えば、図7に例示される
様なシステム構成によって実現される。以下、これらの
URL情報や指定コード等を「所望の目的情報(開示情
報)の所在を特定する『位置情報』」などと一般化して
表現することがある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来のシステムでは識
別情報を位置情報に変換するプログラムが端末側に設置
されていた。そのため、次の様な方法を採用する必要が
あった。 (方法1)様々な形式の識別情報を扱うために、端末側
に複数のプログラムを格納する。 (方法2)対応するサービスごとに変換プログラムを端
末にダウンロードして実行する。 (方法3)上記と同様に、専用のバーコードリーダー
(スキャナー)を用いて読み取り操作を行う。
【0005】〔メモリー負荷/運用コスト/運用負荷の
問題〕(方法1)は端末のメモリを消費するという問題
点があり、(方法2)はプログラムをダウンロードしな
ければならないというコスト面での問題と、ユーザのわ
ずらわしさという操作性の問題がある。
【0006】〔CPU負荷の問題〕さらに、識別情報画
像を位置情報に変換するには処理時間を要するプログラ
ム(イメージデータ解析プログラム)を実行する必要が
あるが、特に、処理能力の低い端末側でこの様な負荷の
高いプログラムを実行した場合、処理時間等の問題が顕
著となる。
【0007】〔携帯容易性の問題〕また、(方法3)を
採用した場合、必ずしもポータビリティ(携帯容易性)
の高い端末を実現できるとは言えない。
【0008】本発明は、上記の課題を解決するために成
されたものであり、その目的は、サーバ側でこの処理
(イメージデータ解析プログラム)を実行することによ
り、例えばカメラ付きの携帯電話等の、比較的処理能力
(演算能力)の低い計算機を用いて「情報開示システ
ム」の端末を実現可能にすることである。
【0009】
【課題を解決するための手段、並びに、作用及び発明の
効果】上記の課題を解決するためには、以下の手段が有
効である。即ち、第1の手段は、端末xとサーバYとが
ネットワークに接続され、端末xから要求された「所望
の情報」をサーバYが端末xに対してネットワークを介
して開示する情報開示システムにおいて、端末xに2次
元イメージデータを撮影又は入力する2次元情報取込手
段と、2次元イメージデータを送信する2次元情報送信
手段とを備え、更に、端末xからサーバYまでのアクセ
ス経路上に設けられた、端末x以外の任意の情報処理装
置上に、2次元イメージデータに基づいて「所望の情
報」の所在を解析するイメージデータ解析プログラムを
備えることである。
【0010】この第1の手段に従えば、エンドユーザ
は、2次元イメージデータを撮影(或いは入力)し、送
信する操作だけで「所望の情報」に対する要求を発信で
き、URLを手入力する必要が無く、また、端末x上で
はイメージデータ解析プログラムを実行する必要も無
い。したがって、エンドユーザは、極めて簡潔な操作に
より「所望の情報」に関する要求を瞬時若しくは非常に
簡単に発信することができる。
【0011】また、第2の手段は、上記の第1の手段に
おいて、上記の情報処理装置を上記のアクセス経路上の
中継サーバZとすることである。また、第3の手段は、
上記の第1又は第2の手段において、上記の情報処理装
置を上記のサーバYとすることである。即ち、上記の第
1の手段において、イメージデータ解析プログラムを備
える情報処理装置は、端末xからサーバYまでのアクセ
ス経路上の任意の位置に設ければ良く、また、在る1つ
のアクセス経路上に、イメージデータ解析プログラムを
備えた情報処理装置を複数台設けても良い。これらの何
れの手段によっても、端末x上にイメージデータ解析プ
ログラム設けることなく、端末xからサーバYまでのア
クセス経路上に、2次元イメージデータに基づいて「所
望の情報」の所在を解析するイメージデータ解析プログ
ラムを配置することができ、したがって、これらの何れ
の場合においても、上記の作用・効果を得ることができ
る。
【0012】また、第4の手段は、上記の第1乃至第3
の何れか1つの手段において、上記の2次元イメージデ
ータに、サーバYのアドレスが特定可能な情報を持たせ
ることである。
【0013】即ち、上記の2次元イメージデータには、
「所望の情報」の位置情報(詳細な所在)を一意に特定
する情報を折り込むことが可能である。これにより、
「所望の情報」を対話型の交信応答を何度も繰り返しな
がら順次決定していくような面倒な操作が不要となり、
1回の操作(撮影と送信)のみで「所望の情報」を入手
することが可能となる。
【0014】また、第5の手段は、上記の第1乃至第4
の何れか1つの手段において、上記の2次元イメージデ
ータとして、バーコード又は2次元コードを撮影した画
像のイメージデータを用いることである。
【0015】これらの情報は、作成、記号化、数値化、
コンピュータ管理、配布、画像解析等をする上で非常に
優れており、コンピュータインターフェイスを前提とす
る上で、極めて合理的な2次元イメージデータと成り得
る。したがって、所望の情報開示システムを安価或いは
短期間に構築したり、簡単に保守・運用したり、簡単に
利用したりする上で有利である。
【0016】また、第6の手段は、上記の第1乃至第5
の何れか1つの手段の端末xとして、カメラを備えた携
帯電話、PHS、又は携帯情報端末を用いることであ
る。これらの端末装置は、既に広範に数多く普及してお
り、今後もエンドユーザが本発明の情報開示システムに
アクセスするか否かに係わらず、極一般に利用される。
したがって、本発明の情報開示システムに対する数多く
のエンドユーザを獲得する上で、極めて有利な端末形態
の選択肢と言える。また、これらの端末装置は、極めて
ポータビリティが高いため、エンドユーザは常時本発明
の情報開示システムにアクセス可能な状態を得ることが
できる。したがって、本発明の情報開示システムに対す
る高い利用率が期待できる。
【0017】また、第7の手段は、上記の第1乃至第6
の何れか1つの手段において、「所望の情報」の開示に
伴う課金用のデータベース管理プログラムを備えた中継
サーバZを少なくとも1台以設けることである。これに
より、従来の所謂iモードやダイヤルQ2等の情報提供
サービスと略同様に、一般ユーザに対する課金体制を構
築することが可能または容易となる。尚、端末xからア
クセス可能なサーバYが複数台ある場合、或いは、端末
xからアクセス可能なアプリケーション・プログラム
(目的の情報提供サービス)が複数種類ある場合には、
それらの各アクセス経路毎にそれぞれ、上記のデータベ
ース管理プログラムを備えた中継サーバZを設けるか否
かを動的或いは静的に選択して良い。即ち、上記のデー
タベース管理プログラムをアクセス経路上に設けるか否
かは、目的のサーバ別或いは目的のアプリケーション別
の各アクセス経路毎にそれぞれ任意に選択すれば良い。
これらの選択は、情報提供サービスの内容や形態等に応
じて決定することができる。以上の本発明の手段によ
り、前記の課題を効果的、或いは合理的に解決すること
ができる。
【0018】
【発明の実施の形態】〔基本的な実現方式〕以下、本発
明の実施形態に係わる、代表的な実現方式(基本構成/
処理・操作手順)について図1を用いて説明する。図1
は、本発明の代表的な基本構成に係わる情報開示システ
ムのシステム構成図である。
【0019】〈実現方式1〉 [手順1]ユーザはカメラを用いてサーバYの管理下に
あるコンテンツ(開示情報)の論理的な位置を示す識別
情報(例えばバーコード10等) を撮影する。 [手順2]端末xは中継サーバZに対して、撮影した識
別情報(位置情報)の画像データ(2次元イメージデー
タ)と端末xの端末IDとを送信する。 [手順3]中継サーバZでは、上記の識別情報を例えば
画像解析プログラム等を用いて位置情報(位置コード)
に変換(複号)し、コンテンツの存在するサーバY(本
図1では、サーバA又はサーバB)とそのサーバにおけ
るコンテンツの位置を特定する。そして、そのサーバか
らコンテンツを取得しそのコンテンツを端末xに送信す
る。
【0020】例えば、この様な実現方式(基本構成)に
より、以下の様な作用・効果を期待することができる。 [作用効果1]手順1、手順2を実施する際の操作は極
めて簡潔なので、ユーザは識別情報に対応したコンテン
ツを容易に取得することができる。 [作用効果2]端末xのコンテンツ取得処理は中継サー
バZを介して行われる。そのため、中継サーバZにコン
テンツの取得履歴を残すことによって、ある利用者があ
るコンテンツをどれだけ利用したかを一つのDBを用い
て管理できるようになる。したがって、コンテンツ提供
者は中継サーバZに蓄積された情報を用いてコンテンツ
の利用状況を知ることができるため、その利用状況に応
じて利用者に料金の請求を行うことが可能となる。
【0021】〈実現方式2〉 [手順1]まず、ユーザは、コンテンツに応じて、対応
する識別情報を特定の位置情報に変換するプログラム
(イメージデータ解析プログラム等)を有するサーバ
(例えばサーバB)に対して画像を送信する。この時、
端末xはサーバBに直接識別情報を送信するのではな
く、中継サーバZに対して、識別情報と端末xの端末I
D、及び「識別情報を送信すべきサーバBのアドレス」
を送信する。「サーバBのアドレス」は「識別情報」の
中に含まれる形式になっていても良い。
【0022】図2は、本発明の代表的な基本構成におけ
る上記の様な端末xの操作・処理手順(開示要求処理)
を例示するゼネラルフローチャートである。この開示要
求処理では、まず最初に、ステップx10では、2次元
コード等を撮影することにより、2次元イメージデータ
の形で、所望のコンテンツに対応する識別情報(位置情
報)を端末xのメモリー上に取り込む。
【0023】次に、ステップx20では、中継サーバZ
に対して、端末xのIDと上記の2次元イメージデータ
とを送信する。ここでは、「識別情報を送信すべきサー
バBのアドレス」を特定するに足る情報が、この2次元
イメージデータの中に含まれているものとする。ステッ
プx30では、中継サーバZからの返信を待つ。ステッ
プx40では、中継サーバZからの返信データを受信す
る。ステップx50では、中継サーバZからの返信デー
タに基づいて、端末xのユーザの所望の開示情報をその
ユーザに開示する。
【0024】[手順2]中継サーバZは、端末xにコン
テンツを送信する一方、端末IDから利用者を特定し、
どの利用者が、どの情報を、どれだけ利用したか(例え
ば、利用回数、利用料金) を中継サーバZの管理下にあ
るDB(課金用のデータベース)に記憶する。 [手順3]中継サーバZは、サーバBに対して識別情報
を送る。サーバBは識別情報を位置情報(データアドレ
ス)に変換し、サーバBの管理下にあるコンテンツ(開
示情報)を特定する。そして、そのコンテンツを中継サ
ーバZに送信する。中継サーバZは送信されたコンテン
ツを端末xに送信する。
【0025】図3は、上記の様な中継サーバZのハード
ウェア構成を例示するブロック図である。中継サーバZ
は、モデム300を介して、広域ネットワークNに接続
されている。中継サーバZは、CPU101を中心に構
成されており、通信インターフェイス部104、入出力
インターフェイス部105を介して、外部と接続されて
いる。外部記憶装置200は、課金用のデータベースの
内容や、使用する各種プログラムやデータを記憶する。
その他の記憶装置としては、主記憶装置を構成するRA
M103や、マイクロプログラム等を記憶するROM1
02等が具備されている。
【0026】図4は、上記の代表的な基本構成における
中継サーバZの処理手順を例示するゼネラルフローチャ
ートである。まず、最初に、ステップz10では、端末
xからの開示要求(ID,2次元イメージデータ)を受
信する。次に、ステップz20では、イメージデータ解
析プログラム等を用いて、開示要求の転送先を解析す
る。ステップz30では、送信された開示要求に、ジョ
ブ(個々の開示要求)管理用の通し番号SNを割り振
り、端末xのIDと共に所定のテーブル上に記憶する。
ステップz40では、上記の開示要求(2次元イメージ
データ)と通し番号SNとを解析の結果求まった転送先
(サーバB)に転送する。ステップz50では、サーバ
Bからの返信を待つ。
【0027】ステップz55では、サーバBからの開示
情報を受信する。この時、同時に対応する上記の通し番
号SNとサーバB側で求めた開示情報分類コードも受信
する。ステップz60では、返信された通し番号SNに
基づいて端末xのIDをテーブル検索により求める。ス
テップz70では、返信された開示情報分類コードに基
づいて課金の要否を判定する。課金が不要の際は、ステ
ップz90に処理を移す。ステップz80では、返信さ
れた開示情報分類コードと端末xのIDに基づいて、課
金用のデータベースを更新する(課金する)。ステップ
z90では、コンテンツ(開示情報)を端末xに転送す
る。
【0028】例えば、この様な実現方式(基本構成)に
より、以下の様な作用・効果を期待することができる。 [作用効果1]先に挙げた識別情報とは別の形式による
識別情報によってもユーザは同様にコンテンツを取得す
ることができる。 [作用効果2]本発明の構成では識別情報から位置情報
への変換プログラムをサーバ上で実行するため、識別情
報がいかなる形式であっても、サービスの提供者が望ん
だ形式での変換プログラムをサービスに応じてサーバ上
に設置すれば、ユーザは識別情報をカメラで撮影すると
いったインタフェースを変更せずにコンテンツを取得で
きる。
【0029】また、サービス提供者が識別情報の形式に
こだわらない場合、中継サーバZ上に標準の識別情報を
変換するプログラムを設置しても良い。それを利用する
ことで個々に変換プログラムを設置する必要がなくな
る。したがって、識別情報の形式に制限されることなく
様々な情報を提供することが可能になる。
【0030】以下、本発明を具体的な実施例に基づいて
説明する。ただし、本発明は以下に示す実施例に限定さ
れるものではない。
【0031】〔具体的な実施例〕音楽配信と人相占いな
どを行うエンタテイメント情報提供システム(図5)を
例に説明する。図5に、本実施例における情報開示シス
テム(エンタテイメント情報提供システム)のシステム
構成図を示す。ここで、音楽配信用の識別情報は2次元
コード(以下、コード10,コード10a、コード10
b、或いは単にコード等と言う。)として表現され、人
相占い用の識別情報は利用者の顔画像として表現される
ものとする。
【0032】図6は、楽曲リストの各項目に表示される
2次元コードを例示する平面図である。情報提供者は、
本図6に示すような、アーティスト名、アルバムタイト
ル、曲タイトルなどの情報とともにその曲の試聴用のコ
ード10a、購入用のコード10bを印刷した雑誌など
の形態で配布する。紙媒体は可搬性、一覧性に優れ、利
用者にとっても複雑な操作をせずに、所望の情報を取得
できるといった観点で優れているが、更に、例えば、紙
面上の試聴用のコード10a(2次元コード)にサーバ
Aの管理下に配置された試聴データの位置を示し、購入
用のコード10b(2次元コード)にはサーバBの管理
下に配置された購入データの位置を示すことによって、
関連する音楽自身を簡単に得ることができるようにな
る。
【0033】利用者が購入したい曲の試聴を行う際に
は、試聴用のコード10aをカメラで読み取り、端末x
から撮影したコード10a(2次元イメージデータ)を
中継サーバZに送る。中継サーバZでは識別情報である
コード10aの画像データを変換プログラム(イメージ
データ解析プログラム)によって所望の試聴データの位
置情報を取得する。利用者は、試聴の結果、その音楽を
購入するのであれば購入用のコード10bをカメラで読
み取る。すると同様の手順で、中継サーバZを介して購
入データ(開示情報)が取得できる。
【0034】この時、中継サーバZのDBには端末xの
IDに対応付けられた利用者IDと試聴データ、購入デ
ータをそれぞれ1回取得したことが記録される。音楽配
信者は後日、この記録された情報を基に、購入した音楽
の利用料金を請求することができる。なお、試聴データ
の取得に際しては、中継サーバZのDBにその取得情報
を記録しなくても良い。課金すべきコンテンツか否か
は、中継サーバZ中に課金の必要があるコンテンツの一
覧や、それを特定できる検索式を格納することによって
判定可能になる。
【0035】次に、利用者が人相占いを行う場合につい
て説明する。利用者は端末x側で「人相占いの対象とし
たい人物の顔画像」の送信先サーバとしてサーバCを指
定する。そして、カメラを用いて顔画像を撮影し、サー
バCにその画像を送信する。この時、端末xはサーバC
に直接識別情報を送信するのではなく、中継サーバZに
識別情報(顔画像)と、端末xの端末IDと、サーバC
の情報(アドレス又はアドレスを特定するに足る情報)
を送信する。そして、中継サーバZはサーバCに対して
識別情報である顔画像を送り、サーバCは、専用の画像
解析プログラム等を用いて顔画像(識別情報)を位置情
報(占い結果格納アドレス)に変換する。
【0036】顔画像から位置情報(占い結果格納アドレ
ス)への変換には、例えば、画像から顔部品を抽出しそ
の形状、相対位置などをパラメータ化してデータベース
への問い合わせ言語に変換するといった方法が考えられ
る。即ち、データベースの問い合わせ言語はその表現形
式と対応するデータが1対1に対応することから広義の
位置情報と考えれば良い。
【0037】そして得られた位置情報に対応するコンテ
ンツ(占い結果)を中継サーバZに送信し、中継サーバ
Zは送信されたコンテンツを端末xに送信する。これに
より、ユーザは占いの結果を取得することができる。ま
た、占いに課金が必要であれば音楽配信と同様な手段で
中継サーバZのDBに利用情報を蓄積することにより実
現することができる。
【0038】尚、その他の変形例としては、例えば、端
末xからサーバYまでの任意のアクセス経路上に複数台
の中継サーバZを備え、「所望の情報」に関する要求の
転送先の決定を、これらの複数台の中継サーバ(Z1,
Z2)により多段階に実施する様にしても良い(例:x
→Z1→Z2→Y)。例えばこの様な手段によれば、よ
り複雑なアクセス形態、課金形態、ネットワーク形態、
サービス提供形態等に対しても、システム構成上より高
い柔軟性を得ることが容易又は可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の代表的な基本構成に係わる情報開示シ
ステムのシステム構成図。
【図2】本発明の代表的な基本構成における端末xの操
作・処理手順を例示するゼネラルフローチャート。
【図3】本発明の代表的な基本構成における中継サーバ
Zのハードウェア構成を例示するブロック図。
【図4】本発明の代表的な基本構成における中継サーバ
Zの処理手順を例示するゼネラルフローチャート。
【図5】本発明の実施例に係わる情報開示システム(エ
ンタテイメント情報提供システム)のシステム構成図。
【図6】楽曲リストの各項目に表示される2次元コード
を例示する平面図。
【図7】従来技術に係わる情報開示システムのシステム
構成図。
【符号の説明】
x … 端末 Y … サーバ Z … 中継サーバ 10 … 2次元コード(識別情報) 20 … バーコード(識別情報) 30 … 顔画像(識別情報)

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 端末xとサーバYとがネットワークに接
    続され、前記端末xから要求された「所望の情報」を前
    記サーバYが前記端末xに対して前記ネットワークを介
    して開示する情報開示システムにおいて、 前記端末xは、2次元イメージデータを撮影又は入力す
    る2次元情報取込手段と、前記2次元イメージデータを
    送信する2次元情報送信手段とを有し、 前記端末xから前記サーバYまでのアクセス経路上に設
    けられた、前記端末x以外の任意の情報処理装置上に、
    前記2次元イメージデータに基づいて前記「所望の情
    報」の所在を解析するイメージデータ解析プログラムを
    有することを特徴とする情報開示システム。
  2. 【請求項2】 前記情報処理装置は、 前記アクセス経路上の中継サーバZであることを特徴と
    する請求項1に記載の情報開示システム。
  3. 【請求項3】 前記情報処理装置は、 前記サーバYであることを特徴とする請求項1又は請求
    項2に記載の情報開示システム。
  4. 【請求項4】 前記2次元イメージデータは、 前記サーバYのアドレスを特定可能な情報を含んでいる
    ことを特徴とする請求項1乃至請求項3の何れか1項に
    記載の情報開示システム。
  5. 【請求項5】 前記2次元イメージデータは、 バーコード又は2次元コードを撮影した画像のイメージ
    データであることを特徴とする請求項1乃至請求項4の
    何れか1項に記載の情報開示システム。
  6. 【請求項6】 前記端末xは、カメラを備えた携帯電
    話、PHS、又は携帯情報端末であることを特徴とする
    請求項1乃至請求項5の何れか1項に記載の情報開示シ
    ステム。
  7. 【請求項7】 前記「所望の情報」の開示に伴う課金用
    のデータベース管理プログラムを備えた中継サーバZを
    少なくとも1台以上有することを特徴とする請求項1乃
    至請求項6の何れか1項に記載の情報開示システム。
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