JP2004227258A - サーバコンピュータ、携帯電話装置、サーバ接続システム、サーバ接続支援方法、サーバ接続方法、サーバ接続プログラム - Google Patents
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Abstract
【課題】携帯電話ユーザにとってWebサイトへの接続を容易とするとともに、Webサイトへの接続が容易となることによって、Webサイトへのアクセス件数の増加を期待できる装置や方法を提供する。
【解決手段】接続支援サーバには、画像データの特徴量と該特徴量に対応するURLの対応を示す検出用テーブルが記憶されていて、携帯電話において、会社のロゴマーク等の文字や図形を撮影して(S10)その画像データの特徴量を算出(S11)したら、その特徴量のデータを接続支援サーバに送る(S12)。すると、接続支援サーバでは、検出用テーブルにより、特徴量に対応するULRを検出し(S21)、検出したURLのデータを携帯電話に送る(S23)。すると、携帯電話では、このULRのデータに従ってWebサイトに接続する(S14)。
【選択図】 図8
【解決手段】接続支援サーバには、画像データの特徴量と該特徴量に対応するURLの対応を示す検出用テーブルが記憶されていて、携帯電話において、会社のロゴマーク等の文字や図形を撮影して(S10)その画像データの特徴量を算出(S11)したら、その特徴量のデータを接続支援サーバに送る(S12)。すると、接続支援サーバでは、検出用テーブルにより、特徴量に対応するULRを検出し(S21)、検出したURLのデータを携帯電話に送る(S23)。すると、携帯電話では、このULRのデータに従ってWebサイトに接続する(S14)。
【選択図】 図8
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、Webサーバ(「Webサーバー」としてもよい。以下同じ)に接続を行うためのシステムに関するものであり、特に、携帯電話によりWebサーバにアクセスする場合のシステムと該システムを構成する装置等に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来携帯電話によりWebサイトにアクセスする場合には、携帯電話にアクセスしようとするWebサイトのURLを入力したり、予め携帯電話に登録してあるURLを選択したりして行い、URLが不明な場合には、検索を行うためのサイトに接続した上で、該サイトで検索されたWebサイトのうちから選択するのが一般的である。
【0003】
なお、出願人は、先行技術文献の調査は行っておらず、記載すべき先行技術文献は存在しない。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、上記従来の場合には、URLが不明な場合には、検索を行うためのサイトに接続して検索を行わなけれならず、携帯電話のユーザにとって面倒であった。
【0005】
一方、Webサイト側にとっては、Webサイトへのアクセス件数が増加することが望まれている。例えば、ある商品やサービスの広告を行うサイトの場合には、そのサイトへのアクセス件数が増加することにより、その分広告効果を高めることが可能となる。
【0006】
そこで、携帯電話ユーザにとってWebサイトへの接続を容易とするとともに、Webサイトへの接続が容易となることによって、Webサイトへのアクセス件数の増加を期待できる装置や方法を提供することを目的とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明は上記問題点を解決するために創作されたものであって、第1には、サーバコンピュータであって、画像の特徴量と、該特徴量に対応する特定情報であってWebサーバを特定するための情報である特定情報とを記憶する記憶テーブルを有する記憶手段と、特徴量のデータの送信元から送信された特徴量のデータを受信する受信手段と、該記憶テーブルにより、受信した特徴量のデータに対応する特定情報を検出する検出手段と、該検出手段により検出された該特定情報のデータを該送信元に送信する送信手段と、を有することを特徴とする。
【0008】
この第1の構成のサーバコンピュータにおいては、受信手段が特徴量のデータの送信元から送信された特徴量のデータを受信すると、検出手段が該記憶テーブルにより、受信した特徴量のデータに対応する特定情報を検出する。そして、送信手段が、特定情報のデータを送信元に送信する。よって、上記記憶テーブルに記憶されている画像の特徴量として例えば会社名や会社のロゴマーク等の文字や図形を画像認識した結果の特徴量を記憶しておき、該特定情報として、その会社のWebサイトのURLを記憶しておき、カメラ付きの携帯電話装置により会社の会社名等の文字や図形を撮影して、該携帯電話装置において撮影した画像の特徴量を算出し、その特徴量のデータをサーバコンピュータに送ることにより、上記のような処理を経てサーバコンピュータから特定情報のデータを携帯電話装置に送ることができるので、携帯電話装置ではその特定情報を用いてWebサイトに接続することが可能となる。よって、携帯電話装置において、文字や図形等を撮影するのみでその文字や図形に関連するWebサイトにアクセスすることが可能となる。
【0009】
なお、上記第1の構成については、以下の構成としてもよい。すなわち、「サーバコンピュータであって、電気通信回線網と接続された通信装置と、画像の特徴量と、該特徴量に対応する特定情報であってWebサーバを特定するための情報である特定情報とを記憶する記憶テーブルを有する記憶装置と、制御装置であって、特徴量のデータの送信元から送信された特徴量のデータを該通信装置により受信する受信処理と、該受信処理により受信した特徴量のデータに対応する特定情報を該記憶テーブルにより検出する検出処理と、該検出処理により特徴量のデータに対応する特定情報が検出された場合に、該特定情報のデータを該送信元に該通信装置により送信する送信処理と、を実行する制御装置と、を有することを特徴とするサーバコンピュータ。」としてもよい。
【0010】
また、第2には、サーバコンピュータであって、画像の特徴量と、該特徴量に対応する特定情報であってWebサーバを特定するための情報である特定情報とを記憶する記憶テーブルを有する記憶手段と、画像データの送信元から送信された画像データを受信する受信手段と、該受信手段により受信した画像データの特徴量を算出する特徴量算出手段と、該記憶テーブルにより、該特徴量算出手段により算出された特徴量のデータに対応する特定情報を検出する検出手段と、該検出手段により検出された特定情報のデータを該送信元に送信する送信手段と、を有することを特徴とする。
【0011】
この第2の構成のサーバコンピュータにおいては、受信手段が画像データの送信元から送信された画像データを受信すると、特徴量算出手段が該受信手段により受信した画像データの特徴量を算出する。そして、検出手段が該記憶テーブルにより、算出された特徴量のデータに対応する特定情報を検出する。そして、送信手段が、特定情報のデータを送信元に送信する。よって、上記記憶テーブルに記憶されている画像の特徴量として例えば会社名や会社のロゴマークを画像認識した結果の特徴量を記憶しておき、該特定情報として、その会社のWebサイトのURLを記憶しておき、カメラ付きの携帯電話により会社の会社名等を撮影して、撮影して得た画像データをサーバコンピュータに送ることにより、上記のような処理を経てサーバコンピュータから特定情報のデータを携帯電話装置に送ることができるので、携帯電話装置ではその特定情報を用いてWebサイトに接続することが可能となる。よって、携帯電話装置において、文字や図形等を撮影するのみでその文字や図形に関連するWebサイトにアクセスすることが可能となる。
【0012】
なお、上記第2の構成については、以下の構成としてもよい。すなわち、「サーバコンピュータであって、電気通信回線網と接続された通信装置と、画像の特徴量と、該特徴量に対応する特定情報であってWebサーバを特定するための情報である特定情報とを記憶する記憶テーブルを有する記憶装置と、制御装置であって、画像データの送信元から送信された画像データを該通信装置により受信する受信処理と、該受信処理により受信した画像データの特徴量を算出する特徴量算出処理と、該特徴量算出処理により算出された特徴量のデータに対応する特定情報を該記憶テーブルにより検出する検出処理と、該検出処理により特徴量のデータに対応する特定情報が検出された場合に、該特定情報のデータを該送信元に該通信装置により送信する送信処理と、を実行する制御装置と、を有することを特徴とするサーバコンピュータ。」としてもよい。
【0013】
また、第3には、上記第1又は第2の構成において、上記記憶テーブルに記憶されている画像の特徴量は、文字及び/又は図形を画像認識することにより得られる特徴量であり、該特徴量に対応する特定情報は、該文字及び/又は図形と関連するWebサーバを特定するための情報であることを特徴とする。
【0014】
また、第4には上記第1から第3までのいずれかの構成において、上記特定情報が、インターネットにおけるURLであることを特徴とする。
【0015】
なお、上記第1から第4までの構成において、受信手段が受信してから送信手段が送信するまでの間、受信手段により受信を行うために接続された回線をそのまま接続しておいてもよいし、受信手段による受信が完了した場合に一旦回線を切断し送信手段が送信を行う際に再度送信元に対して回線を接続するようにしてもよい。なお、一旦回線を切断しその後回線を接続する場合には、送信元の宛先(例えば、電話番号)を取得しておく必要がある。
【0016】
また、第5には、携帯電話装置であって、被写体を撮影して画像データを得る撮影手段と、該撮影手段により得られた画像データの特徴量を算出する特徴量算出手段と、該特徴量算出手段により算出された特徴量のデータを、サーバコンピュータであって、該特徴量に対応する特定情報であってWebサーバを特定するための情報である特定情報を検出するためのサーバコンピュータに送信する送信手段と、該サーバコンピュータから送信された該特定情報を受信する受信手段と、該受信手段により受信された特定情報に基づき、所定のWebサーバに接続する接続手段と、を有することを特徴とする。
【0017】
この第5の構成の携帯電話装置においては、撮影手段が、被写体を撮影して画像データを得ると、特徴量算出手段が、該撮影手段により得られた画像データの特徴量を算出する。そして、送信手段が該特徴量算出手段により算出された特徴量のデータを、サーバコンピュータであって、該特徴量に対応する特定情報であってWebサーバを特定するための情報である特定情報を検出するためのサーバコンピュータに送信する。そして、サーバコンピュータにおいて、該特徴量に対応する特定情報であってWebサーバを特定するための情報である特定情報が検出されて該特定情報のデータが携帯電話装置に送られたら、受信手段が該特定情報のデータを受信し、接続手段がその特定情報に基づき所定のWebサーバに接続を行う。よって、サーバコンピュータにおいて、画像の特徴量として例えば会社名や会社のロゴマーク等の文字や図形を画像認識した結果の特徴量を記憶しておき、該特定情報として、その会社のWebサイトのURLを記憶しておき、特徴量に対応する特定情報を検出するようにしておくことにより、携帯電話装置において、文字や図形等を撮影するのみでその文字や図形に関連するWebサイトにアクセスすることが可能となる。
【0018】
なお、上記第5の構成については、以下の構成としてもよい。すなわち、「携帯電話装置であって、被写体を撮影して画像データを得るための撮影装置と、通信を行うための通信装置と、制御装置であって、該撮影装置により被写体を撮影して画像データを得る撮影処理と、該撮影処理により得た画像データの特徴量を算出する特徴量算出処理と、該特徴量算出処理により算出された特徴量のデータを該通信装置により、サーバコンピュータであって、該特徴量に対応する特定情報であってWebサーバを特定するための情報である特定情報を検出するためのサーバコンピュータに送信する送信処理と、該サーバコンピュータから送信された特定情報を該通信装置により受信する受信処理と、該受信処理により受信された特定情報に基づき、所定のWebサーバに接続する接続処理と、を実行する制御装置と、を有することを特徴とする携帯電話装置。」としてもよい。
【0019】
また、第6には、携帯電話装置であって、被写体を撮影して画像データを得る撮影手段と、該撮影手段により得られた画像データを、サーバコンピュータであって、該画像データの特徴量を算出するとともに、該特徴量に対応する特定情報であってWebサーバを特定するための情報である特定情報を検出するためのサーバコンピュータに送信する送信手段と、該サーバコンピュータから送信された該特定情報を受信する受信手段と、該受信手段により受信された特定情報に基づき、所定のWebサーバに接続する接続手段と、を有することを特徴とする。
【0020】
この第6の構成の携帯電話装置においては、撮影手段が、被写体を撮影して画像データを得ると、送信手段が画像データを、サーバコンピュータであって、該画像データの特徴量を算出するとともに、該特徴量に対応する特定情報であってWebサーバを特定するための情報である特定情報を検出するためのサーバコンピュータに送信する。そして、サーバコンピュータにおいて、該画像データの特徴量が算出され、さらに、該特徴量に対応する特定情報であってWebサーバを特定するための情報である特定情報が検出されて該特定情報のデータが携帯電話装置に送られたら、受信手段が該特定情報のデータを受信し、接続手段がその特定情報に基づき所定のWebサーバに接続を行う。よって、サーバコンピュータにおいて、画像の特徴量として例えば会社名や会社のロゴマーク等の文字や図形を画像認識した結果の特徴量を記憶しておき、該特定情報として、その会社のWebサイトのURLを記憶しておき、画像データの特徴量を算出するとともに、特徴量に対応する特定情報を検出するようにしておくことにより、携帯電話装置において、文字や図形等を撮影するのみでその文字や図形に関連するWebサイトにアクセスすることが可能となる。
【0021】
なお、上記第6の構成については、以下の構成としてもよい。すなわち、「携帯電話装置であって、被写体を撮影して画像データを得るための撮影装置と、通信を行うための通信装置と、制御装置であって、該撮影装置により被写体を撮影して画像データを得る撮影処理と、該撮影処理により得た画像データを該通信装置により、サーバコンピュータであって、画像データの特徴量を算出するとともに、該特徴量に対応する特定情報であってWebサーバを特定するための情報である特定情報を検出するためのサーバコンピュータに送信する送信処理と、該サーバコンピュータから送信された特定情報を該通信装置により受信する受信処理と、該受信処理により受信された特定情報に基づき、所定のWebサーバに接続する接続処理と、を実行する制御装置と、を有することを特徴とする携帯電話装置。」としてもよい。
【0022】
また、第7には、携帯電話装置であって、画像の特徴量と、該特徴量に対応する特定情報であってWebサーバを特定するための情報である特定情報とを記憶する記憶テーブルを有する記憶手段と、被写体を撮影して画像データを得る撮影手段と、該撮影手段により得られた画像データの特徴量を算出する特徴量算出手段と、該記憶テーブルにより、該特徴量算出手段により算出された特徴量のデータに対応する特定情報を検出する検出手段と、該検出手段により検出された特定情報に基づき、所定のWebサーバに接続する接続手段と、を有することを特徴とする。
【0023】
この第7の構成の携帯電話装置においては、撮影手段が、被写体を撮影して画像データを得ると、特徴量算出手段が、撮影手段により得られた画像データの特徴量を算出する。そして、検出手段が、記憶テーブルにより、該特徴量算出手段により算出された特徴量のデータに対応する特定情報を検出し、接続手段が、検出手段により検出された特定情報に基づき、所定のWebサーバに接続する。よって、上記記憶テーブルに記憶されている画像の特徴量として例えば会社名や会社のロゴマークを画像認識した結果の特徴量を記憶しておき、該特定情報として、その会社のWebサイトのURLを記憶しておくことにより、携帯電話装置において、文字や図形等を撮影するのみでその文字や図形に関連するWebサイトにアクセスすることが可能となる。
【0024】
なお、上記第7の構成については、以下の構成としてもよい。すなわち、「携帯電話装置であって、被写体を撮影して画像データを得るための撮影装置と、通信を行うための通信装置と、画像の特徴量と、該特徴量に対応する特定情報であってWebサーバを特定するための情報である特定情報とを記憶する記憶テーブルを有する記憶装置と、制御装置であって、該撮影装置により被写体を撮影して画像データを得る撮影処理と、該撮影処理により得た画像データの特徴量を算出する特徴量算出処理と、該特徴量算出処理により算出された特徴量のデータに対応する特定情報を該記憶テーブルにより検出する検出処理と、該検出処理により検出された特定情報に基づき、所定のWebサーバに接続する接続処理と、を実行する制御装置と、を有することを特徴とする携帯電話装置。」としてもよい。
【0025】
また、第8には、上記第7の構成において、上記記憶テーブルに記憶されている画像の特徴量は、文字及び/又は図形を画像認識することにより得られる特徴量であり、該特徴量に対応する特定情報は、該文字及び/又は図形と関連するWebサーバを特定するための情報であることを特徴とする。
【0026】
また、第9には、上記第5から第8までのいずれかの構成において、上記特定情報が、インターネットにおけるURLであることを特徴とする。
【0027】
なお、上記第5、第6、第8、第9の構成において、送信手段が送信してから受信手段が受信するまでの間、送信手段により送信を行うために接続された回線をそのまま接続しておいてもよいし、送信手段による送信が完了した場合に一旦回線を切断して、サーバコンピュータ側で再度回線を接続するようにしてもよい。なお、一旦回線を切断しその後回線を接続する場合には、送信元の宛先(例えば、電話番号)をサーバコンピュータに送信しておく必要がある。
【0028】
また、第10には、Webサーバへの接続を行なうサーバ接続システムであって、携帯電話装置であって、被写体を撮影して画像データを得る撮影手段と、該撮影手段により得られた画像データの特徴量を算出する特徴量算出手段と、該特徴量算出手段により算出された特徴量のデータを、サーバコンピュータであって、該特徴量に対応する特定情報であってWebサーバを特定するための情報である特定情報を検出するためのサーバコンピュータに送信する送信手段と、該サーバコンピュータから送信された該特定情報を受信する受信手段と、該受信手段により受信された特定情報に基づき、所定のWebサーバに接続する接続手段と、を有する携帯電話装置と、サーバコンピュータであって、画像の特徴量と、該特徴量に対応する特定情報であってWebサーバを特定するための情報である特定情報とを記憶する記憶テーブルを有する記憶手段と、該携帯電話装置から送信された特徴量のデータを受信する受信手段と、該記憶テーブルにより、受信した特徴量のデータに対応する特定情報を検出する検出手段と、該検出手段により検出された特定情報のデータを該携帯電話装置に送信する送信手段と、を有するサーバコンピュータと、を有することを特徴とする。
【0029】
この第10の構成のサーバ接続システムにおいては、携帯電話装置において、撮影手段が、被写体を撮影して画像データを得ると、特徴量算出手段が、該撮影手段により得られた画像データの特徴量を算出する。そして、送信手段が該特徴量算出手段により算出された特徴量のデータを、サーバコンピュータであって、該特徴量に対応する特定情報であってWebサーバを特定するための情報である特定情報を検出するためのサーバコンピュータに送信する。そして、サーバコンピュータにおいては、受信手段が携帯電話装置から送信された特徴量のデータを受信すると、検出手段が該記憶テーブルにより、受信した特徴量のデータに対応する特定情報を検出する。そして、送信手段が、特定情報のデータを送信元に送信する。そして、携帯電話装置においては、受信手段が該特定情報のデータを受信し、接続手段がその特定情報に基づき所定のWebサーバに接続を行う。よって、サーバコンピュータにおいて、画像の特徴量として例えば会社名や会社のロゴマーク等の文字や図形を画像認識した結果の特徴量を記憶しておき、該特定情報として、その会社のWebサイトのURLを記憶しておき、特徴量に対応する特定情報を検出するようにしておくことにより、携帯電話装置において、文字や図形等を撮影するのみでその文字や図形に関連するWebサイトにアクセスすることが可能となる。
【0030】
なお、上記第10の構成については、以下の構成としてもよい。すなわち、「Webサーバへの接続を支援するサーバ接続システムであって、携帯電話装置であって、被写体を撮影して画像データを得るための撮影装置と、通信を行うための通信装置と、制御装置であって、該撮影装置により被写体を撮影して画像データを得る撮影処理と、該撮影処理により得た画像データの特徴量を算出する特徴量算出処理と、該特徴量算出処理により算出された特徴量のデータを該通信装置により、サーバコンピュータであって、該特徴量に対応する特定情報であってWebサーバを特定するための情報である特定情報を検出するためのサーバコンピュータに送信する送信処理と、該サーバコンピュータから送信された特定情報を該通信装置により受信する受信処理と、該受信処理により受信された特定情報に基づき、所定のWebサーバに接続する接続処理と、を実行する制御装置と、を有する携帯電話装置と、サーバコンピュータであって、電気通信回線網と接続された通信装置と、画像の特徴量と、該特徴量に対応する特定情報であってWebサーバを特定するための情報である特定情報とを記憶する記憶テーブルを有する記憶装置と、制御装置であって、該携帯電話装置から送信された特徴量のデータを該通信装置により受信する受信処理と、該受信処理により受信した特徴量のデータに対応する特定情報を該記憶テーブルにより検出する検出処理と、該検出処理により特徴量のデータに対応する特定情報が検出された場合に、該特定情報のデータを該携帯電話装置に該通信装置により送信する送信処理と、を実行する制御装置と、を有するサーバコンピュータと、を有することを特徴とするサーバ接続システム。」としてもよい。
【0031】
また、第11には、Webサーバへの接続を行なうサーバ接続システムであって、携帯電話装置であって、被写体を撮影して画像データを得る撮影手段と、該撮影手段により得られた画像データを、サーバコンピュータであって、該画像データの特徴量を算出するとともに、該特徴量に対応する特定情報であってWebサーバを特定するための情報である特定情報を検出するためのサーバコンピュータに送信する送信手段と、該サーバコンピュータから送信された該特定情報を受信する受信手段と、該受信手段により受信された特定情報に基づき、所定のWebサーバに接続する接続手段と、を有する携帯電話装置と、サーバコンピュータであって、画像の特徴量と、該特徴量に対応する特定情報であってWebサーバを特定するための情報である特定情報とを記憶する記憶テーブルを有する記憶手段と、該携帯電話装置から送信された画像データの特徴量を算出する特徴量算出手段と、該記憶テーブルにより、該特徴量算出手段により算出された特徴量のデータに対応する特定情報を検出する検出手段と、該検出手段により検出された特定情報のデータを該携帯電話装置に送信する送信手段と、を有するサーバコンピュータと、を有することを特徴とする。
【0032】
この第11の構成のサーバ接続システムにおいては、携帯電話装置において、撮影手段が、被写体を撮影して画像データを得ると、送信手段が、画像データをサーバコンピュータであって、該特徴量に対応する特定情報であってWebサーバを特定するための情報である特定情報を検出するためのサーバコンピュータに送信する。そして、サーバコンピュータにおいては、受信手段が携帯電話装置から送信された画像データを受信すると、特徴量算出手段が、該画像データの特徴量を算出する。そして、検出手段が該記憶テーブルにより、受信した特徴量のデータに対応する特定情報を検出する。そして、送信手段が、特定情報のデータを送信元に送信する。そして、携帯電話装置においては、受信手段が該特定情報のデータを受信し、接続手段がその特定情報に基づき所定のWebサーバに接続を行う。よって、サーバコンピュータにおいて、画像の特徴量として例えば会社名や会社のロゴマーク等の文字や図形を画像認識した結果の特徴量を記憶しておき、該特定情報として、その会社のWebサイトのURLを記憶しておき、特徴量に対応する特定情報を検出するようにしておくことにより、携帯電話装置において、文字や図形等を撮影するのみでその文字や図形に関連するWebサイトにアクセスすることが可能となる。
【0033】
なお、上記第11の構成については、以下の構成としてもよい。すなわち、「Webサーバへの接続を支援するサーバ接続システムであって、携帯電話装置であって、被写体を撮影して画像データを得るための撮影装置と、通信を行うための通信装置と、制御装置であって、該撮影装置により被写体を撮影して画像データを得る撮影処理と、該撮影処理により得た画像データを該通信装置により、サーバコンピュータであって、画像データの特徴量を算出するとともに、該特徴量に対応する特定情報であってWebサーバを特定するための情報である特定情報を検出するためのサーバコンピュータに送信する送信処理と、該サーバコンピュータから送信された特定情報を該通信装置により受信する受信処理と、該受信処理により受信された特定情報に基づき、所定のWebサーバに接続する接続処理と、を実行する制御装置と、を有する携帯電話装置と、サーバコンピュータであって、電気通信回線網と接続された通信装置と、画像の特徴量と、該特徴量に対応する特定情報であってWebサーバを特定するための情報である特定情報とを記憶する記憶テーブルを有する記憶装置と、制御装置であって、該携帯電話装置から送信された画像データの特徴量を算出する特徴量算出処理と、該特徴量算出処理により算出された特徴量のデータに対応する特定情報を該記憶テーブルにより検出する検出処理と、該検出処理により特徴量のデータに対応する特定情報が検出された場合に、該特定情報のデータを該携帯電話装置に該通信装置により送信する送信処理と、を実行する制御装置と、を有するサーバコンピュータと、を有することを特徴とするサーバ接続システム。」としてもよい。
【0034】
また、第12には、上記第10又は第11の構成において、上記記憶テーブルに記憶されている画像の特徴量は、文字及び/又は図形を画像認識することにより得られる特徴量であり、該特徴量に対応する特定情報は、該文字及び/又は図形と関連するWebサーバを特定するための情報であることを特徴とする。
【0035】
また、第13には、上記第10から第12までのいずれかの構成において、上記特定情報が、インターネットにおけるURLであることを特徴とする。
【0036】
なお、上記第10から第13までの構成において、サーバコンピュータの受信手段が受信してから送信手段が送信するまでの間、受信手段により受信を行うために接続された回線をそのまま接続しておいてもよいし、受信手段による受信が完了した場合に一旦回線を切断し送信手段が送信を行う際に再度送信元に対して回線を接続するようにしてもよい。なお、一旦回線を切断しその後回線を接続する場合には、送信元の宛先(例えば、電話番号)を取得しておく必要がある。
【0037】
また、第14には、サーバコンピュータによりWebサーバへの接続支援を行なうサーバ接続支援方法であって、特徴量のデータの送信元から送信された特徴量のデータを受信する受信工程と、画像の特徴量と、該特徴量に対応する特定情報であってWebサーバを特定するための情報である特定情報とを記憶する記憶テーブルにより、受信した特徴量のデータに対応する特定情報を検出する検出工程と、該検出工程により検出された該特定情報のデータを該送信元に送信する送信工程と、を有することを特徴とする。
【0038】
この第14の構成のサーバ接続支援方法においては、受信工程において特徴量のデータの送信元から送信された特徴量のデータを受信すると、検出工程において、該記憶テーブルにより、受信した特徴量のデータに対応する特定情報を検出する。そして、送信工程において、特定情報のデータを送信元に送信する。よって、上記記憶テーブルに記憶されている画像の特徴量として例えば会社名や会社のロゴマーク等の文字や図形を画像認識した結果の特徴量を記憶しておき、該特定情報として、その会社のWebサイトのURLを記憶しておき、カメラ付きの携帯電話装置により会社の会社名等の文字や図形を撮影して、該携帯電話装置において撮影した画像の特徴量を算出し、その特徴量のデータをサーバコンピュータに送ることにより、上記のような処理を経てサーバコンピュータから特定情報のデータを携帯電話装置に送ることができるので、携帯電話装置ではその特定情報を用いてWebサイトに接続することが可能となる。よって、携帯電話装置において、文字や図形等を撮影するのみでその文字や図形に関連するWebサイトにアクセスすることが可能となる。
【0039】
また、第15には、サーバコンピュータによりWebサーバへの接続支援を行なうサーバ接続支援方法であって、画像データの送信元から送信された画像データを受信する受信工程と、該受信工程により受信された画像データの特徴量を算出する特徴量算出工程と、画像の特徴量と、該特徴量に対応する特定情報であってWebサーバを特定するための情報である特定情報とを記憶する記憶テーブルにより、該特徴量算出工程により算出された特徴量のデータに対応する特定情報を検出する検出工程と、該検出工程により検出された該特定情報のデータを該送信元に送信する送信工程と、を有することを特徴とする。
【0040】
この第15の構成のサーバ接続支援方法においては、受信工程において画像データの送信元から送信された画像データを受信すると、特徴量算出工程において該受信工程により受信した画像データの特徴量を算出する。そして、検出工程において、該記憶テーブルにより、算出された特徴量のデータに対応する特定情報を検出する。そして、送信工程において、特定情報のデータを送信元に送信する。よって、上記記憶テーブルに記憶されている画像の特徴量として例えば会社名や会社のロゴマークを画像認識した結果の特徴量を記憶しておき、該特定情報として、その会社のWebサイトのURLを記憶しておき、カメラ付きの携帯電話により会社の会社名等を撮影して、撮影して得た画像データをサーバコンピュータに送ることにより、上記のような処理を経てサーバコンピュータから特定情報のデータを携帯電話装置に送ることができるので、携帯電話装置ではその特定情報を用いてWebサイトに接続することが可能となる。よって、携帯電話装置において、文字や図形等を撮影するのみでその文字や図形に関連するWebサイトにアクセスすることが可能となる。
【0041】
また、第16には、上記第14又は第15の構成において、上記記憶テーブルに記憶されている画像の特徴量は、文字及び/又は図形を画像認識することにより得られる特徴量であり、該特徴量に対応する特定情報は、該文字及び/又は図形と関連するWebサーバを特定するための情報であることを特徴とする。
【0042】
また、第17には、上記第14から第16までのいずれかの構成において、上記特定情報が、インターネットにおけるURLであることを特徴とする。
【0043】
なお、上記第14から第17までの構成において、受信工程において受信を行ってから送信工程において送信を行なうまでの間、受信工程において受信を行うために接続された回線をそのまま接続しておいてもよいし、受信工程による受信が完了した場合に一旦回線を切断し送信工程において送信を行う際に再度送信元に対して回線を接続するようにしてもよい。なお、一旦回線を切断しその後回線を接続する場合には、送信元の宛先(例えば、電話番号)を取得しておく必要がある。
【0044】
また、第18には、撮影機能を有する携帯電話装置によりWebサーバに接続を行うサーバ接続方法であって、被写体を撮影して画像データを得る撮影工程と、該撮影工程により得られた画像データの特徴量を算出する特徴量算出工程と、該特徴量算出工程により算出された特徴量のデータを、サーバコンピュータであって、該特徴量に対応する特定情報であってWebサーバを特定するための情報である特定情報を検出するためのサーバコンピュータに送信する送信工程と、該サーバコンピュータから送信された該特定情報を受信する受信工程と、該受信工程により受信された特定情報に基づき、所定のWebサーバに接続する接続工程と、を有することを特徴とする。
【0045】
この第18の構成のサーバ接続方法においては、撮影工程において、被写体を撮影して画像データを得ると、特徴量算出工程において、該撮影工程により得られた画像データの特徴量を算出する。そして、送信工程において、特徴量算出工程により算出された特徴量のデータを、サーバコンピュータであって、該特徴量に対応する特定情報であってWebサーバを特定するための情報である特定情報を検出するためのサーバコンピュータに送信する。そして、サーバコンピュータにおいて、該特徴量に対応する特定情報であってWebサーバを特定するための情報である特定情報が検出されて該特定情報のデータが携帯電話装置に送られたら、受信工程において該特定情報のデータを受信し、接続工程においてその特定情報に基づき所定のWebサーバに接続を行う。よって、サーバコンピュータにおいて、画像の特徴量として例えば会社名や会社のロゴマーク等の文字や図形を画像認識した結果の特徴量を記憶しておき、該特定情報として、その会社のWebサイトのURLを記憶しておき、特徴量に対応する特定情報を検出するようにしておくことにより、携帯電話装置において、文字や図形等を撮影するのみでその文字や図形に関連するWebサイトにアクセスすることが可能となる。
【0046】
また、第19には、撮影機能を有する携帯電話装置によりWebサーバに接続を行うサーバ接続方法であって、被写体を撮影して画像データを得る撮影工程と、該撮影工程により得られた画像データを、サーバコンピュータであって、該画像データの特徴量を算出するとともに、該特徴量に対応する特定情報であってWebサーバを特定するための情報である特定情報を検出するためのサーバコンピュータに送信する送信工程と、該サーバコンピュータから送信された該特定情報を受信する受信工程と、該受信工程により受信された特定情報に基づき、所定のWebサーバに接続する接続工程と、を有することを特徴とする。
【0047】
この第19の構成のサーバ接続方法においては、撮影工程において、被写体を撮影して画像データを得ると、送信工程において、画像データを、サーバコンピュータであって、該画像データの特徴量を算出するとともに、該特徴量に対応する特定情報であってWebサーバを特定するための情報である特定情報を検出するためのサーバコンピュータに送信する。そして、サーバコンピュータにおいて、該画像データの特徴量が算出され、さらに、該特徴量に対応する特定情報であってWebサーバを特定するための情報である特定情報が検出されて該特定情報のデータが携帯電話装置に送られたら、受信工程において該特定情報のデータを受信し、接続工程においてその特定情報に基づき所定のWebサーバに接続を行う。よって、サーバコンピュータにおいて、画像の特徴量として例えば会社名や会社のロゴマーク等の文字や図形を画像認識した結果の特徴量を記憶しておき、該特定情報として、その会社のWebサイトのURLを記憶しておき、画像データの特徴量を算出するとともに、特徴量に対応する特定情報を検出するようにしておくことにより、携帯電話装置において、文字や図形等を撮影するのみでその文字や図形に関連するWebサイトにアクセスすることが可能となる。
【0048】
なお、上記第18、第19の構成において、送信工程において送信を行ってから受信工程において受信を行うまでの間、送信工程において送信を行うために接続された回線をそのまま接続しておいてもよいし、送信工程における送信が完了した場合に一旦回線を切断して、サーバコンピュータ側で再度回線を接続するようにしてもよい。なお、一旦回線を切断しその後回線を接続する場合には、送信元の宛先(例えば、電話番号)をサーバコンピュータに送信しておく必要がある。
【0049】
また、第20には、携帯電話装置によりWebサーバに接続を行うサーバ接続方法であって、被写体を撮影して画像データを得る撮影工程と、該撮影工程により得られた画像データの特徴量を算出する特徴量算出工程と、画像の特徴量と、該特徴量に対応する特定情報であってWebサーバを特定するための情報である特定情報とを記憶する記憶テーブルにより、該特徴量算出工程により算出された特徴量のデータに対応する特定情報を検出する検出工程と、該検出工程により検出された特定情報に基づき、所定のWebサーバに接続する接続工程と、を有することを特徴とする。
【0050】
この第20の構成においては、撮影工程において、被写体を撮影して画像データを得ると、特徴量算出工程において、撮影工程により得られた画像データの特徴量を算出する。そして、検出工程において、記憶テーブルにより、該特徴量算出工程により算出された特徴量のデータに対応する特定情報を検出し、接続工程において、検出工程により検出された特定情報に基づき、所定のWebサーバに接続する。よって、上記記憶テーブルに記憶されている画像の特徴量として例えば会社名や会社のロゴマークを画像認識した結果の特徴量を記憶しておき、該特定情報として、その会社のWebサイトのURLを記憶しておくことにより、携帯電話装置において、文字や図形等を撮影するのみでその文字や図形に関連するWebサイトにアクセスすることが可能となる。
【0051】
また、第21には、Webサーバへの接続を行なうサーバ接続方法であって、撮影機能を有する携帯電話装置により、被写体を撮影して画像データを得る撮影工程と、該撮影工程により得られた画像データの特徴量を算出する特徴量算出工程と、該特徴量算出工程により算出された特徴量のデータを、サーバコンピュータであって、該特徴量に対応する特定情報であってWebサーバを特定するための情報である特定情報を検出するためのサーバコンピュータに送信する送信工程と、を行い、サーバコンピュータにより、該携帯電話装置から送信された特徴量のデータを受信する受信工程と、画像の特徴量と、該特徴量に対応する特定情報であってWebサーバを特定するための情報である特定情報とを記憶する記憶テーブルにより、受信した特徴量のデータに対応する特定情報を検出する検出工程と、該検出工程により検出された該特定情報のデータを該携帯電話装置に送信する送信工程と、を行い、該携帯電話装置により、該サーバコンピュータから送信された該特定情報を受信する受信工程と、該受信工程により受信された特定情報に基づき、所定のWebサーバに接続する接続工程と、を行なうことを特徴とする。
【0052】
この第21の構成のサーバ接続方法においては、携帯電話装置において、撮影工程において、被写体を撮影して画像データを得ると、特徴量算出工程において、該撮影工程により得られた画像データの特徴量を算出する。そして、送信工程において、該特徴量算出工程により算出された特徴量のデータを、サーバコンピュータであって、該特徴量に対応する特定情報であってWebサーバを特定するための情報である特定情報を検出するためのサーバコンピュータに送信する。そして、サーバコンピュータにおいては、受信工程において、携帯電話装置から送信された特徴量のデータを受信すると、検出工程において、該記憶テーブルにより、受信した特徴量のデータに対応する特定情報を検出する。そして、送信工程において、特定情報のデータを送信元に送信する。そして、携帯電話装置においては、受信工程において、該特定情報のデータを受信し、接続工程において、その特定情報に基づき所定のWebサーバに接続を行う。よって、サーバコンピュータにおいて、画像の特徴量として例えば会社名や会社のロゴマーク等の文字や図形を画像認識した結果の特徴量を記憶しておき、該特定情報として、その会社のWebサイトのURLを記憶しておき、特徴量に対応する特定情報を検出するようにしておくことにより、携帯電話装置において、文字や図形等を撮影するのみでその文字や図形に関連するWebサイトにアクセスすることが可能となる。
【0053】
また、第22には、Webサーバへの接続を行なうサーバ接続方法であって、撮影機能を有する携帯電話装置により、被写体を撮影して画像データを得る撮影工程と、該撮影工程により得られた画像データを、サーバコンピュータであって、該画像データの特徴量を算出するとともに、該特徴量に対応する特定情報であってWebサーバを特定するための情報である特定情報を検出するためのサーバコンピュータに送信する送信工程と、を行い、サーバコンピュータにより、該携帯電話装置から送信された画像データを受信する受信工程と、該受信工程により受信された画像データの特徴量を算出する特徴量算出工程と、画像の特徴量と、該特徴量に対応する特定情報であってWebサーバを特定するための情報である特定情報とを記憶する記憶テーブルにより、算出した特徴量のデータに対応する特定情報を検出する検出工程と、該検出工程により検出された該特定情報のデータを該携帯電話装置に送信する送信工程と、を行い、該携帯電話装置により、該サーバコンピュータから送信された該特定情報を受信する受信工程と、該受信工程により受信された特定情報に基づき、所定のWebサーバに接続する接続工程と、を行なうことを特徴とする。
【0054】
この第22の構成のサーバ接続方法においては、携帯電話装置において、撮影工程において、被写体を撮影して画像データを得ると、送信工程において、画像データをサーバコンピュータであって、該特徴量に対応する特定情報であってWebサーバを特定するための情報である特定情報を検出するためのサーバコンピュータに送信する。そして、サーバコンピュータにおいては、受信工程において、携帯電話装置から送信された画像データを受信すると、特徴量算出工程において、該画像データの特徴量を算出する。そして、検出工程において、該記憶テーブルにより、受信した特徴量のデータに対応する特定情報を検出する。そして、送信工程において、特定情報のデータを送信元に送信する。そして、携帯電話装置においては、受信工程において、該特定情報のデータを受信し、接続工程において、その特定情報に基づき所定のWebサーバに接続を行う。よって、サーバコンピュータにおいて、画像の特徴量として例えば会社名や会社のロゴマーク等の文字や図形を画像認識した結果の特徴量を記憶しておき、該特定情報として、その会社のWebサイトのURLを記憶しておき、特徴量に対応する特定情報を検出するようにしておくことにより、携帯電話装置において、文字や図形等を撮影するのみでその文字や図形に関連するWebサイトにアクセスすることが可能となる。
【0055】
また、第23には、Webサーバへの接続を行なうサーバ接続方法であって、被写体を撮影して画像データを得る撮影工程と、該撮影工程により得られた画像データの特徴量を算出する特徴量算出工程と、画像の特徴量と、該特徴量に対応する特定情報であってWebサーバを特定するための情報である特定情報とを記憶する記憶テーブルにより、該特徴量算出工程により算出された特徴量のデータに対応する特定情報を検出する検出工程と、該検出工程により検出された特定情報に基づき、所定のWebサーバに接続する接続工程と、を有することを特徴とする。
【0056】
この第23の構成においては、撮影工程において、被写体を撮影して画像データを得ると、特徴量算出工程において、撮影工程により得られた画像データの特徴量を算出する。そして、検出工程において、記憶テーブルにより、該特徴量算出工程により算出された特徴量のデータに対応する特定情報を検出し、接続工程において、検出工程により検出された特定情報に基づき、所定のWebサーバに接続する。よって、上記記憶テーブルに記憶されている画像の特徴量として例えば会社名や会社のロゴマークを画像認識した結果の特徴量を記憶しておき、該特定情報として、その会社のWebサイトのURLを記憶しておくことにより、携帯電話装置において、文字や図形等を撮影するのみでその文字や図形に関連するWebサイトにアクセスすることが可能となる。
【0057】
また、第24には、上記第20から第23までのいずれかの構成において、上記記憶テーブルに記憶されている画像の特徴量は、文字及び/又は図形を画像認識することにより得られる特徴量であり、該特徴量に対応する特定情報は、該文字及び/又は図形と関連するWebサーバを特定するための情報であることを特徴とする。
【0058】
また、第25には、上記第18から第24までのいずれかの構成において、上記特定情報が、インターネットにおけるURLであることを特徴とする。
【0059】
なお、上記第21、第22、第24、第25の構成において、サーバコンピュータにおいて受信工程で受信を行ってから送信工程で送信を行なうまでの間、受信工程において受信を行うために接続された回線をそのまま接続しておいてもよいし、受信工程による受信が完了した場合に一旦回線を切断し送信工程において送信を行う際に再度送信元に対して回線を接続するようにしてもよい。なお、一旦回線を切断しその後回線を接続する場合には、送信元の宛先(例えば、電話番号)を取得しておく必要がある。
【0060】
また、第26には、Webサーバへの接続を行なうためのサーバ接続プログラムであって、被写体を撮影して得た画像データの特徴量を算出する特徴量算出処理と、該特徴量算出処理により算出された特徴量のデータを該通信装置により、サーバコンピュータであって、該特徴量に対応する特定情報であってWebサーバを特定するための情報である特定情報を検出するためのサーバコンピュータに送信する送信処理と、該サーバコンピュータから送信された特定情報を該通信装置により受信する受信処理と、を実行することを特徴とする。
【0061】
この第26の構成のサーバ接続プログラムは、カメラ付きの携帯電話装置等の撮影機能を有する端末装置に記憶させて使用する。すなわち、被写体を撮影して画像データを取得したら、該特徴量算出処理により、被写体を撮影して得た画像データの特徴量を算出する。そして、該送信処理により、該特徴量算出処理により算出された特徴量のデータを該通信装置により、サーバコンピュータであって、該特徴量に対応する特定情報であってWebサーバを特定するための情報である特定情報を検出するためのサーバコンピュータに送信する。そして、サーバコンピュータにおいて、該特徴量に対応する特定情報であってWebサーバを特定するための情報である特定情報が検出されて該特定情報のデータが携帯電話装置に送られたら、上記受信処理により該特定情報のデータを受信し、その特定情報に基づき所定のWebサーバに接続を行う。よって、サーバコンピュータにおいて、画像の特徴量として例えば会社名や会社のロゴマーク等の文字や図形を画像認識した結果の特徴量を記憶しておき、該特定情報として、その会社のWebサイトのURLを記憶しておき、特徴量に対応する特定情報を検出するようにしておくことにより、携帯電話装置において、文字や図形等を撮影するのみでその文字や図形に関連するWebサイトにアクセスすることが可能となる。
【0062】
また、第27には、Webサーバへの接続を行なうためのサーバ接続プログラムであって、被写体を撮影して得た画像データを、サーバコンピュータであって、該画像データの特徴量を算出するとともに、該特徴量に対応する特定情報であってWebサーバを特定するための情報である特定情報を検出するためのサーバコンピュータに送信する送信処理と、該サーバコンピュータから送信された該特定情報を受信する受信処理と、を実行することを特徴とする。
【0063】
この第27の構成のサーバ接続プログラムは、カメラ付きの携帯電話装置等の撮影機能を有する端末装置に記憶させて使用する。すなわち、被写体を撮影して画像データを取得したら、該送信処理により、画像データを、サーバコンピュータであって、該画像データの特徴量を算出するとともに、該特徴量に対応する特定情報であってWebサーバを特定するための情報である特定情報を検出するためのサーバコンピュータに送信する。そして、サーバコンピュータにおいて、該画像データの特徴量が算出され、さらに、該特徴量に対応する特定情報であってWebサーバを特定するための情報である特定情報が検出されて該特定情報のデータが携帯電話装置に送られたら、該受信処理により該特定情報のデータを受信し、その特定情報に基づき所定のWebサーバに接続を行う。よって、サーバコンピュータにおいて、画像の特徴量として例えば会社名や会社のロゴマーク等の文字や図形を画像認識した結果の特徴量を記憶しておき、該特定情報として、その会社のWebサイトのURLを記憶しておき、画像データの特徴量を算出するとともに、特徴量に対応する特定情報を検出するようにしておくことにより、携帯電話装置において、文字や図形等を撮影するのみでその文字や図形に関連するWebサイトにアクセスすることが可能となる。
【0064】
また、第28には、Webサーバへの接続を行なうためのサーバ接続プログラムであって、被写体を撮影して得た画像データの特徴量を算出する特徴量算出処理と、画像の特徴量と、該特徴量に対応する特定情報であってWebサーバを特定するための情報である特定情報とを記憶する記憶テーブルにより、該特徴量算出処理により算出された特徴量のデータに対応する特定情報を検出する検出処理と、を実行することを特徴とする。
【0065】
この第28の構成のサーバ接続プログラムは、カメラ付きの携帯電話装置等の撮影機能を有する端末装置に記憶させて使用する。すなわち、被写体を撮影して画像データを取得したら、特徴量算出処理により、画像データの特徴量を算出する。そして、検出処理により、記憶テーブルにより、該特徴量算出処理により算出された特徴量のデータに対応する特定情報を検出し、検出工程により検出された特定情報に基づき、所定のWebサーバに接続する。よって、上記記憶テーブルに記憶されている画像の特徴量として例えば会社名や会社のロゴマークを画像認識した結果の特徴量を記憶しておき、該特定情報として、その会社のWebサイトのURLを記憶しておくことにより、携帯電話装置において、文字や図形等を撮影するのみでその文字や図形に関連するWebサイトにアクセスすることが可能となる。
【0066】
また、第29には、上記第26から第28までのいずれかの構成において、上記サーバ接続プログラムが、さらに、特定情報に基づき、所定のWebサーバに接続するための処理であって、少なくともWebブラウザの機能を有するプログラムに該所定のWebサーバへの接続を指示する処理を実行することを特徴とする。
【0067】
なお、上記第26から第29までのプログラムを記録した記録媒体としてもよい。
【0068】
また、第30には、サーバコンピュータであって、上記第26又は第27又は第28又は第29の構成のサーバ接続プログラムのデータを記憶する記憶手段と、該サーバコンピュータに電気通信回線網を介して接続された端末から、該サーバ接続プログラムのデータの送信依頼を受信した場合に、該端末に該サーバ接続プログラムのデータを送信する送信手段と、を有することを特徴とする。
【0069】
よって、携帯電話装置等の端末から該サーバ接続プログラムのデータの送信依頼を受信した場合に、該端末に該サーバ接続プログラムのデータを送信することにより、携帯電話装置において、文字や図形等を撮影するのみでその文字や図形に関連するWebサイトにアクセスすることが可能となる。
【0070】
また、第31には、サーバコンピュータであって、上記第29の構成のサーバ接続プログラムのデータと、画像の特徴量と、該特徴量に対応する特定情報であってWebサーバを特定するための情報である特定情報とを記憶する記憶テーブルのデータを記憶する記憶手段と、該サーバコンピュータに電気通信回線網を介して接続された端末から、該サーバ接続プログラムのデータと記憶テーブルのデータの送信依頼を受信した場合に、該端末に該サーバ接続プログラムのデータと記憶テーブルのデータとを送信する送信手段と、を有することを特徴とする。
【0071】
よって、携帯電話装置等の端末から該サーバ接続プログラムのデータと記憶テーブルのデータの送信依頼を受信した場合に、該端末に該サーバ接続プログラムのデータと記憶テーブルのデータとを送信することにより、携帯電話装置において、文字や図形等を撮影するのみでその文字や図形に関連するWebサイトにアクセスすることが可能となる。
【0072】
なお、上記第1から第31の構成やその他の構成において、「携帯電話装置」とあるのは「携帯端末」又は「端末装置」としてもよい。例えば、上記第5〜第13までの構成において、「携帯電話装置」とあるのは「携帯端末」又は「端末装置」としてもよい。また、例えば、上記第18〜第22の構成において、「携帯電話装置」とあるのは「携帯端末」又は「端末装置」としてもよい。また、上記第1から第31の構成やその他の構成において、「特徴量に対応する特定情報であってWebサーバを特定するための情報である特定情報」とあるのは、「特徴量に対応するURLの情報」としてもよい。
【0073】
【発明の実施の形態】
本発明の実施の形態としての実施例を図面を利用して説明する。本発明の第1実施例に基づく接続システム(サーバ接続システム)P1は、図1に示すように、携帯電話装置(以下単に「携帯電話」とする)Aと、接続支援サーバ(「接続支援サーバー」としてもよい)Bとを有していて、Webサーバ(ウェブサーバ)Cへの接続を行なうためのシステムである。
【0074】
この接続支援サーバBと、WebサーバCは、電気通信回線網Nに接続されていて、携帯電話Aは、所定のサーバに接続するとともに、Webブラウザを用いて接続支援サーバBやWebサーバCにアクセスすることが可能である。
【0075】
まず、携帯電話Aについて説明する。携帯電話Aは、カメラを搭載した携帯電話であり、図2に示すように、通信部5と、カメラ10と、表示部12と、操作部14と、記憶部16と、CPU22等を有している。
【0076】
ここで、通信部5は、基地局との通信を行うための装置であり、アンテナ、送受信アンプや、送受信回路、モデム等から構成される。また、カメラ10は、被写体を撮影するための装置であり、操作部14を操作することにより撮影が可能である。この携帯電話Aは、撮影機能を有する携帯電話あるといえる。また、表示部12は、画像を表示するための表示装置である。また、操作部14は、各種入力を行うための操作ボタンにより構成される。
【0077】
また、記憶部16は、各種情報を格納するための記憶装置であり、この記憶部16は、図2に示すように、プログラム格納部18と、データ格納部20とを有している。この記憶部16は、実際には、複数の記憶装置により構成される場合もある。
【0078】
このプログラム格納部18には、携帯電話Aにおける各部を動作させるための各種プログラムが格納されており、実際には、メモリ等の記憶装置に各種プログラムを格納した状態で構成される。このプログラム格納部18には、図3に示すように、撮影プログラム18a、特徴量算出プログラム18b、通信プログラム18c等が格納されている。
【0079】
ここで、撮影プログラム18aは、カメラ10により被写体を撮影するためのプログラムであり、被写体を表示部12に表示させたり、被写体を撮影して得た画像をデータ格納部20に格納したりするためのプログラムである。
【0080】
また、特徴量算出プログラム18bは、画像認識を行って画像の特徴量を算出するためのプログラムであり、撮影して得た画像における文字や図形等を抽出するとともに、抽出した文字や図形等の特徴量を算出するためのプログラムである。具体的には、文字や図形の輪郭の頂点の数や、頂点同士を結んだ直線同士がなす角度や、色(例えば、文字や図形自体の色や背景の色)等により特徴量を算出する。算出する特徴量は、例えば、所定の桁数の数字により表現される。なお、例えば、一連の文字については、その一連の文字についての1つの特徴量が算出される。例えば、「ABCD」という文字列であれば、この「ABCD」という文字列に対して1つの特徴量が算出される。このプログラムは、少なくとも、文字認識や図形認識等を行い、文字や図形等の特徴量を算出する機能を有しているといえる。
【0081】
また、通信プログラム18cは、携帯電話Aにより通信を行うためのプログラムであり、通話、インターネットによる通信等を行うためのプログラムである。この通信プログラム18cには、特に、撮影した画像に基づき所定のWebサーバへの接続を行なうモードである画像認識接続モードの場合に実行させるプログラムが格納されていて、例えば、特徴量が算出された場合には接続支援サーバBに算出された特徴量のデータを送信するプログラムである特徴量データ送信プログラムや、接続支援サーバBからURLのデータが送信された場合にはそのURLのデータを受信するプログラムであるURLデータ受信プログラムや、Webサーバに接続を行うためのプログラム(すなわち、Webブラウザの機能を有するプログラム)であるWebサーバ接続プログラムや、URLのデータを接続支援サーバBから受信した場合に受信したURLのデータに従いWebサーバへの接続をWebサーバ接続プログラムに指示する接続指示プログラム等が含まれている。
【0082】
なお、携帯電話であるので、当然携帯電話本来の機能を果たすための各種プログラムは、プログラム格納部18に格納されている。
【0083】
なお、プログラム格納部18に格納されているプログラムは、予め携帯電話Aの記憶部16におけるプログラム格納部18に記憶しておいてもよいが、既存の携帯電話にダウンロードさせるようにしてもよい。つまり、従来の携帯電話には記憶されていないプログラム、すなわち、上記画像認識接続モードにおいて実行されるプログラム、例えば、上記特徴量算出プログラムや、特徴量データ送信プログラムや、URLデータ受信プログラムや、接続指示プログラム等をダウンロードさせることにより、既存の携帯電話にも適用することが可能となる。この場合に接続支援サーバBに、ダウンロードさせるプログラムのデータを記憶しておき、携帯電話Aから送信依頼があった場合には、該プログラムのデータを送信してダウンロードさせる。
【0084】
なお、上記特徴量算出プログラムと、特徴量データ送信プログラムと、URLデータ受信プログラムと、接続指示プログラムとは、上記サーバ接続プログラムとして機能する。特に、特徴量算出プログラムは、被写体を撮影して得た画像データの特徴量を算出する特徴量算出処理を実行するプログラムであり、特徴量データ算出プログラムは、該特徴量算出処理により算出された特徴量のデータを該通信装置により、サーバコンピュータであって、該特徴量に対応する特定情報であってWebサーバを特定するための情報である特定情報を検出するためのサーバコンピュータに送信する送信処理を実行するプログラムであり、URLデータ受信プログラムは、該サーバコンピュータから送信された特定情報を該通信装置により受信する受信処理を実行するプログラムであり、接続指示プログラムは、特定情報に基づき、所定のWebサーバに接続するための処理であって、少なくともWebブラウザの機能を有するプログラムに該所定のWebサーバへの接続を指示する処理を実行するプログラムである。
【0085】
また、データ格納部20は、各種データを格納するための記憶装置であり、撮影して得た画像等のデータを一時的に格納したり、登録した電話番号のデータを保存したりするのに用いられる。
【0086】
また、CPU22は、携帯電話Aを構成する各部の動作を制御するものであり、制御装置、演算装置、主記憶装置としての機能を有し、特に、プログラム格納部18に格納された各プログラムに従い動作する。
【0087】
次に、接続支援サーバBについて説明する。接続支援サーバBは、サーバコンピュータであり、通信部30と、記憶部32と、CPU38とを有している。
【0088】
この通信部30は、電気通信回線網Nと接続された通信装置であり、インターネットを介して外部との通信が可能となっている。
【0089】
また、記憶部32は、各種情報を記憶するための記憶装置であり、この記憶部32は、プログラム格納部34と、データ格納部36とを有している。この記憶部32は、実際には、複数の記憶装置により構成される場合もある。
【0090】
このプログラム格納部34には、接続支援サーバBにおける各部を動作させるための各種プログラムが格納されており、実際には、ハードディスク等の記憶装置に各種プログラムを格納した状態で構成される。このプログラム格納部34には、図5に示すようにURL検出プログラム34aと、通信プログラム34bとを有している。
【0091】
このURL検出プログラム34aは、データ格納部36に格納されたURL検出用テーブルに従い、携帯電話Aから送信された特徴量のデータに基づき、URLを検出するためのプログラムである。
【0092】
また、通信プログラム34bは、外部との通信を行うためのプログラムであり、特に、携帯電話Aから送信された特徴量のデータを受信するプログラムである特徴量データ受信プログラムや、検出されたURLのデータを携帯電話Aに送信するためのプログラムであるURLデータ送信プログラム等を有している。
【0093】
また、データ格納部36は、各種データを格納するための記憶装置であり、特に、図6に示すようなURL検出用テーブル(以下単に「検出用テーブル」とする)(記憶テーブル)が格納されている。この検出用テーブルは、特徴量とURLの対応を示すものであり、所定の特徴量に対応したURLのデータが記憶されている。なお、1つのURLに対して複数の特徴量が記憶される場合もある。例えば、ある文字を撮影した場合に、その文字が正立した状態で撮影した場合(図7(a)参照)と上下逆の場合(図7(b)参照)や、所定角度傾いた状態で撮影した場合(図7(c)参照)等では、算出される特徴量が異なるので、正立した状態以外の状態の文字、図形が撮影された場合に対応するように、正立した場合のみならず、他の場合の特徴量のデータも記憶しておく。例えば、図7(a)、(b)、(c)のそれぞれの場合についての特徴量も記憶しておく。つまり、ある文字や図形が撮影される状況を考慮して、1つの文字や図形に対して複数個の特徴量を記憶しておく。また、ある状態(例えば、正立した場合)でも、カメラの向きが正面に対峙しておらず、図7(d)に示すように、若干斜めに撮影される場合もあるので、記憶される特徴量についても所定の幅を持たせて、所定の範囲の特徴量として記憶しておくことが好ましい。例えば、ある特徴量について、下数桁を所定の範囲とすることが考えられる。
【0094】
また、この検出用テーブルに記憶される特徴量に対応する文字や図形等としては、あるURLにより特定されるサイトに関連する文字や図形に対応した特徴量を多く格納しておくことが好ましい。例えば、ある会社のサイトの場合には、その会社名の文字のみならず、その会社名のロゴマークや、会社を示す図形、その会社の商品名や商品のロゴマーク等そのサイトに関連する文字や図形等に対応する特徴量を記憶しておく。また、文字や図形のみならず、記号や絵柄でもよく、また、平面的に表示されたものにも限られない。例えば、有形の商品(例えば、飲料容器、自動車等)の全体像を撮影して算出した特徴量を記憶しておいてもよい。なお、上記検出用テーブルが、上記記憶テーブルに当たる。また、データ格納部36は、上記記憶テーブルを有する記憶手段に当たる。なお、検出用テーブルに記憶されているURLは、上記「特徴量に対応する特定情報であってWebサーバを特定するための情報である特定情報」に当たる。なお、URLであるので、Webサーバを特定するのみならず、サーバ上のファイルまで特定する場合もあるが、その場合も、少なくともWebサーバを特定しているといえる。
【0095】
また、CPU38は、接続支援サーバBを構成する各部の動作を制御するものであり、制御装置、演算装置、主記憶装置としての機能を有し、特に、プログラム格納部34に格納された各プログラムに従い動作する。
【0096】
次に、WebサーバCは、インターネットにより公開するWebページのデータを保存するとともに、Webブラウザからの要求に従ってHTML等のファイルを送信するサーバである。
【0097】
次に、上記構成の接続システムP1の動作について図8等を使用して説明する。まず、携帯電話Aを操作して、撮影した画像に基づき所定のWebサーバへの接続を行なうモードである画像認識接続モードに切換え、操作部14によりカメラ10を用いて文字や図形を撮影して、画像データを取り込む(S10、撮影工程)。つまり、ある文字や図形に関するWebサイトに接続したい場合に、その文字や図形を被写体として撮影する。図9、図10に示す例は、株式会社ABCDのサイトに接続しようとして、株式会社ABCDが販売している缶ジュースの容器に表示された会社名を示すロゴマークを撮影する場合の例を示すものであるが、例えば、図9(b)に示すように、該ロゴマークを撮影して、該ロゴマークの画像データを取り込む。取り込んだ画像を表示部12に表示した例が図10(a)のようになる。このステップS10の動作は、上記撮影プログラム18aに基づきCPU22がカメラ10等を制御することにより行われる。この場合、撮影プログラム18aやこれに従い動作するCPU22、カメラ10は、上記「被写体を撮影して画像データを得る撮影手段」として機能する。取り込んだ画像データは、データ格納部20に保存する。なお、上記の説明では、画像認識接続モードに切り換えた上で撮影をするとしたが、通常の写真撮影の場合と同様に撮影を行って画像を取り込んだ後に、画像認識接続モードに切り換えて次のステップS11に移行するようにしてもよい。その際には、画像の取込みが完了した時点で、画像認識接続モードに切換えを行うか否かの問い合わせを表示部12に表示する等してユーザに選択させるのが好ましい。
【0098】
すると、取り込んだ画像データの画像認識を行ってその画像の特徴量を算出する(S11、特徴量算出工程)。すなわち、撮影して得た画像における文字や図形等を抽出するとともに、抽出した文字や図形の特徴量を算出する。このステップS11の動作は、上記特徴量算出プログラム18bに基づきCPU22が演算を行って算出するこの場合、特徴量算出プログラム18bとCPU22は、上記「撮影手段により得られた画像データの特徴量を算出する特徴量算出手段」として機能する。なお、特徴量の算出ができない場合には、その旨を表示して処理を終了する。
【0099】
特徴量の算出が行われたら、該特徴量のデータを接続支援サーバBに送信する(S12、送信工程)。つまり、携帯電話Aからプロバイダのサーバへの回線接続を介して接続支援サーバBに対して回線を接続し、特徴量のデータを接続支援サーバBに送信する。このステップS12の動作は、上記通信プログラム(特に、特徴量データ送信プログラム)18cに基づきCPU22が通信部5等を制御することにより行われる。なお、この場合、特徴量データ送信プログラムとCPU22は、「該特徴量算出手段により算出された特徴量のデータを、サーバコンピュータであって、該特徴量に対応する特定情報であってWebサーバを特定するための情報である特定情報を検出するためのサーバコンピュータに送信する送信手段」として機能する。なお、送信の仕方としては、回線接続後特徴量のデータをそのまま送信してもよいし、電子メールにより特徴量のデータを送信する方法(例えば、メール文書中に特徴量のデータを含める方法や、特徴量のデータを電子メールに添付する方法等が考えられる)等種々の方法が考えられる。
【0100】
次に、接続支援サーバBでは、通信部30により、送信された特徴量のデータが受信され(S20、受信工程)、データ格納部36に一時保存される。このステップS20の動作は、通信プログラム(特に、特徴量データ受信プログラム)34bに基づき、CPU38が通信部30等を制御することにより行われる。この場合、特徴量データ受信プログラムやこれに従い動作するCPU38、通信部30は、上記「特徴量のデータの送信元から送信された特徴量のデータを受信する受信手段」に当たる。
【0101】
そして、受信した特徴量のデータと、検出用テーブルとに基づいて、該特徴量のデータに対応するURLを検索する(S21、検出工程)。つまり、受信した特徴量のデータと同一の特徴量が検出用テーブルに記憶されているか否かを検索し、記憶されている場合に、その特徴量に対応するURLを検出する。なお、受信した特徴量と同一の特徴量のみならず、所定の類似範囲にある特徴量を検出するようにしてもよい。このステップS21の動作は、URL検出プログラム34aに基づきCPU38により行われる。この場合、URL検出プログラム34aとこれに従い動作するCPU38は、上記「該記憶テーブルにより、受信した特徴量のデータに対応する特定情報を検出する検出手段」として機能する。
【0102】
そして、URLの検出が行われた場合、つまり、特徴量に対応するURLが検出された場合には、そのURLのデータを携帯電話Aに送信する(S22、S23、送信工程)。つまり、通信部30がURLのデータを携帯電話Aに対して送信する。なお、送信の仕方としては、URLのデータをそのまま送信してもよいし、電子メールによりURLのデータを送信する方法(例えば、メール文書中にURLのデータを含める方法や、URLのデータを電子メールに添付する方法等が考えられる)等種々の方法が考えられる。
【0103】
なお、URLの検出が行われなかった場合、つまり、特徴量に対応するURLが検出されなかった場合には、検出不能である旨の通知を携帯電話Aに対して行う。例えば、携帯電話Aの表示部12に検出不能である旨の表示を行うようにする。
【0104】
なお、ステップS23でURLのデータを送信する場合や、ステップS24で検出不能を通知する場合には、ステップS12において特徴量のデータを携帯電話Aから接続支援サーバBに送信するために接続された回線を、そのまま接続した状態としておき、検出されたURLのデータを該回線を通じて送信したり、検出不能の通知を行えばよい。なお、特徴量のデータの送信(S12)と受信(S20)が完了したら回線を切断し、ステップS23でURLのデータを送信する際や、ステップS24で検出不能を通知する際に、接続支援サーバBにより携帯電話Aに対して再び回線を接続するようにしてもよい。その場合には、携帯電話Aは、特徴量のデータを送信する際に携帯電話Aの宛先(例えば、電話番号)を送信し、接続支援サーバBでは、特徴量のデータを受信した際に、携帯電話Aの宛先のデータを保持しておき、URLのデータの送信を行う際に、その宛先に対して回線を接続してURLのデータを送信したり、検出不能を通知する際に、その宛先に対して回線を接続して通知を行えばよい。
【0105】
このステップS23の動作は、通信プログラム(特に、URLデータ送信プログラム)34bに基づき、CPU38が通信部30等を制御することにより行われ、また、ステップS24の動作も、通信プログラム34bに基づき、CPU38が通信部30等を制御することにより行われる。なお、ステップS23において、URLデータ送信プログラムとこれに従い動作するCPU38は、上記「該検出手段により検出された特定情報のデータを該送信元に送信する送信手段」として機能する。
【0106】
次に、携帯電話Aでは、URLのデータが受信される(S13、受信工程)と、受信したURLにより特定されるWebサイトに対して接続を行い、Webサイトのコンテンツを表示部12等に出力する(S14、接続工程)。つまり、通信部5により、送信されたURLのデータが受信され(S13)、該URLのデータは、データ格納部20に一時保存される。そして、通信部5は、Webブラウザの機能を有するプログラムにより、該URLにより特定されるWebサーバにアクセスし接続を行う。図10(b)は、あるWebサーバに接続して、そのサーバにより運営されるサイトのフロントページが携帯電話Aの表示部12に表示されている状態を示すものである。つまり、携帯電話Aのユーザとしては、文字や図形等を撮影するという操作をするのみで、関連するサイトにアクセスすることができる。
【0107】
一方、接続支援サーバBから検出不能の通知が行われ、携帯電話Aにより受信される(S15)と、その旨が表示部12に表示され、処理が終了する。
【0108】
上記ステップS13、S14、S15の各動作は、通信プログラム18cに基づき、CPU22が通信部5等を制御することにより行われる。特に、ステップS13の動作は、URLデータ受信プログラム等に基づき、CPU22が通信部5等を制御することにより行われ、また、ステップS14の動作は、上記Webサーバ接続プログラムや上記接続指示プログラム等に基づき、CPU22が通信部5等を制御することにより行われる。このステップS13において、URLデータ受信プログラムとCPU22とは、「サーバコンピュータから送信された該特定情報を受信する受信手段」として機能する。また、ステップS14において、Webサーバ接続プログラムとCPU22は、上記「受信手段により受信された特定情報に基づき、所定のWebサーバに接続する接続手段」として機能する。
【0109】
なお、上記ステップS21、S22において、複数のURLが検出された場合には、接続支援サーバBは、ステップS23でその複数のURLのデータを携帯電話Aに送り、携帯電話Aでは、複数のURLから所望のURLを選択するための選択画面を表示させ、ユーザは、その選択画面において、アクセスしたいURLを選択してそのURLにより特定されるWebサーバに接続するようにすればよい。
【0110】
以上のように、本実施例の接続システムP1によれば、文字や図形を携帯電話Aにより撮影するのみで、その文字や図形に関連するWebサイトに接続できるので、面倒な接続操作が必要なく、特に、URLが不明な場合でも容易に接続することが可能となる。例えば、ある飲料メーカーのサイトを見たい場合には、その飲料メーカーが販売している商品のロゴマーク等を撮影するのみで、そのサイトにアクセスすることができるので、非常に容易に希望のサイトにアクセスすることができる。また、Webサイトの運営側からすると、サイトへのアクセスが非常に容易となるので、サイトへのアクセス数の増加が期待され、ある商品やサービスの広告を行うサイトの場合には、そのサイトへのアクセス件数が増加することにより、広告効果を高めることが可能となる。
【0111】
次に、第2実施例について説明する。第2実施例の接続システムは、上記第1実施例の場合と同様の内容であるが、特徴量の算出についても接続支援サーバBにおいて行なう点が異なる。
【0112】
つまり、本発明の第2実施例に基づく接続システムP2は、上記第1実施例とと同様に、図1に示すように、携帯電話Aと、接続支援サーバBとを有している。
【0113】
そして、携帯電話Aは、図2に示すように、通信部5と、カメラ10と、表示部12と、操作部14と、記憶部16と、CPU22等を有しており、各部の構成は、上記第1実施例と同様であるが、記憶部16におけるプログラム格納部は、図11(a)に示すプログラム格納部18’に示すように構成され、撮影プログラム118aと、通信プログラム118b等が格納されていて、第1実施例とは異なり、特徴量算出プログラムは格納されていない。
【0114】
ここで、撮影プログラム118aは、上記第1実施例と同様に、カメラ10により被写体を撮影するためのプログラムであり、被写体を表示部12に表示させたり、被写体を撮影して得た画像をデータ格納部20に格納したりするためのプログラムである。
【0115】
また、通信プログラム118bは、携帯電話Aにより通信を行うためのプログラムであり、通話、インターネットによる通信等を行うためのプログラムである。この通信プログラム118bには、特に、撮影した画像に基づき所定のWebサーバへの接続を行なうモードである画像認識接続モードの場合に実行させるプログラムが格納されていて、例えば、画像認識接続モードの場合に接続支援サーバBに対して撮影して取り込んだ画像データを送信するプログラムである画像データ送信プログラムや、接続支援サーバBからURLのデータが送信された場合にはそのURLのデータを受信するプログラムであるURLデータ受信プログラムや、Webサーバに接続を行うためのプログラム(すなわち、Webブラウザの機能を有するプログラム)であるWebサーバ接続プログラムや、URLのデータを接続支援サーバBから受信した場合に受信したURLのデータに従いWebサーバへの接続をWebサーバ接続プログラムに指示する接続指示プログラム等が含まれている。
【0116】
なお、携帯電話であるので、当然携帯電話本来の機能を果たすための各種プログラムは、プログラム格納部18’に格納されている。
【0117】
なお、プログラム格納部18’に格納されているプログラムは、予め携帯電話Aの記憶部16におけるプログラム格納部18’に記憶しておいてもよいが、既存の携帯電話にダウンロードさせるようにしてもよい。つまり、従来の携帯電話には記憶されていないプログラム、すなわち、上記画像認識接続モードにおいて実行されるプログラム、例えば、上記画像データ送信プログラムや、URLデータ受信プログラムや、接続指示プログラム等をダウンロードさせることにより、既存の携帯電話にも適用することが可能となる。この場合に接続支援サーバBに、ダウンロードさせるプログラムのデータを記憶しておき、携帯電話Aから送信依頼があった場合には、該プログラムのデータを送信してダウンロードさせる。
【0118】
なお、上記画像データ送信プログラムと、URLデータ受信プログラムと、接続指示プログラムとは、上記サーバ接続プログラムとして機能する。特に、画像データ送信プログラムは、被写体を撮影して得た画像データを、サーバコンピュータであって、該画像データの特徴量を算出するとともに、該特徴量に対応する特定情報であってWebサーバを特定するための情報である特定情報を検出するためのサーバコンピュータに送信する送信処理を実行するプログラムであり、URLデータ受信プログラムは、サーバコンピュータから送信された該特定情報を受信する受信処理を実行するプログラムであり、接続指示プログラムは、特定情報に基づき、所定のWebサーバに接続するための処理であって、少なくともWebブラウザの機能を有するプログラムに該所定のWebサーバへの接続を指示する処理を実行するプログラムである。
【0119】
第2実施例の接続システムP2における携帯電話Aの構成は、上記の点以外は同様であるので、その詳しい説明を省略する。
【0120】
また、第2実施例の接続システムP2における接続支援サーバBについても、接続支援サーバBは、サーバコンピュータであり、通信部30と、記憶部32と、CPU38とを有していて、各部の構成は、上記第1実施例と同様であるが、記憶部32におけるプログラム格納部は、図11(b)に示すプログラム格納部34’に示すように構成され、特徴量算出プログラム134aと、URL検出プログラム134bと、通信プログラム134cとを有している。
【0121】
この特徴量算出プログラム134aは、上記第1実施例における特徴量算出プログラム18bと同様のプログラムであり、画像認識を行って画像の特徴量を算出するためのプログラムである。つまり、携帯電話Aから送信された画像データにおける文字や図形等を抽出するとともに、抽出した文字や図形の特徴量を算出するためのプログラムである。
【0122】
また、URL検出プログラム134bは、データ格納部36に格納されたURL検出用テーブル(図6参照)に従い、特徴量算出プログラム134aに従い算出された特徴量のデータに基づき、URLを検出するためのプログラムである。
【0123】
また、通信プログラム134cは、外部との通信を行うためのプログラムであり、特に、携帯電話Aから送信された画像のデータを受信し、また、検出されたURLのデータを携帯電話Aに送信するためのプログラムである。
【0124】
また、本第2実施例の接続支援サーバBにおけるデータ格納部36は、各種データを格納するための記憶装置であり、上記第1実施例の場合と同様に、図6に示すような検出用テーブルが格納されている。この検出用テーブルは、特徴量とURLの対応を示すものである。検出用テーブルの構成は、上記第1実施例の場合と同様であるので、その詳しい説明を省略する。
【0125】
第2実施例の接続システムP2における接続支援サーバBの構成は、上記の点以外は同様であるので、その詳しい説明を省略する。
【0126】
また、本第2実施例におけるWebサーバCの構成も上記第1実施例の場合と同様であるので、詳しい説明を省略する。
【0127】
次に、上記構成の接続システムP2の動作について図12等を使用して説明する。まず、携帯電話Aを操作して、撮影した画像に基づき所定のWebサーバへの接続を行なうモードである画像認識接続モードに切換え、操作部14によりカメラ10を用いて文字や図形を撮影して、画像データを取り込む(S30、撮影工程)。つまり、ある文字や図形に関するWebサイトに接続したい場合に、その文字や図形を被写体として撮影する。例えば、図9(b)に示すように、ロゴマークを撮影して、該ロゴマークの画像データを取り込む。取り込んだ画像を表示部12に表示した例が図10(a)のようになる。このステップS30の動作は、上記撮影プログラム18aに基づきCPU22がカメラ10等を制御することにより行われる。この場合、撮影プログラム18aやこれに従い動作するCPU22、カメラ10は、上記「被写体を撮影して画像データを得る撮影手段」として機能する。取り込んだ画像データは、データ格納部20に保存する。なお、上記の説明では、画像認識接続モードに切り換えた上で撮影をするとしたが、通常の写真撮影の場合と同様に撮影を行って画像を取り込んだ後に、画像認識接続モードに切り換えて次のステップS31に移行するようにしてもよい。その際には、画像の取込みが完了した時点で、画像認識接続モードに切換えを行うか否かの問い合わせを表示部12に表示する等してユーザに選択させるのが好ましい。
【0128】
上記ステップS30の次には、取り込んだ画像データを接続支援サーバBに送信する(S31、送信工程)。つまり、携帯電話Aからプロバイダのサーバへの回線接続を介して接続支援サーバBに対して回線を接続し、画像データを接続支援サーバBに送信する。このステップS31の動作は、上記通信プログラム118b(特に、画像データ送信プログラム)に基づきCPU22が通信部5等を制御することにより行われる。この場合、画像データ送信プログラムとCPU22は、上記「撮影手段により得られた画像データを、サーバコンピュータであって、該画像データの特徴量を算出するとともに、該特徴量に対応する特定情報であってWebサーバを特定するための情報である特定情報を検出するためのサーバコンピュータに送信する送信手段」として機能する。なお、送信の仕方としては、回線接続後特徴量のデータをそのまま送信してもよいし、電子メールにより画像デーを送信する方法(例えば、画像データを電子メールに添付する方法等が考えられる)等種々の方法が考えられる。
【0129】
次に、接続支援サーバBでは、通信部30により、送信された画像データが受信され(S40、受信工程)、データ格納部36に一時保存される。このステップS40の動作は、通信プログラム134c(特に、画像データ受信プログラム)に基づき、CPU38が通信部30等を制御することにより行われる。この場合、画像データ受信プログラムやこれに従い動作するCPU38、通信部30は、上記「画像データの送信元から送信された画像データを受信する受信手段」として機能する。
【0130】
そして、受信した画像データの画像認識を行ってその画像の特徴量を算出する(S41、特徴量算出工程)。すなわち、撮影して得た画像における文字や図形等を抽出するとともに、抽出した文字や図形の特徴量を算出する。このステップS41の動作は、上記特徴量算出プログラム134aに基づきCPU38が演算を行って算出する。この場合、特徴量算出プログラム134aとこれに従い動作するCPU38は、上記「受信手段により受信した画像データの特徴量を算出する特徴量算出手段」として機能する。なお、特徴量の算出ができない場合には、その旨を表示して処理を終了する。
【0131】
特徴量の算出が行われたら、算出された特徴量のデータと、検出用テーブルとに基づいて、該特徴量のデータに対応するURLを検索する(S42、検出工程)。つまり、算出された特徴量のデータと同一の特徴量が検出用テーブルに記憶されているか否かを検索し、記憶されている場合に、その特徴量に対応するURLを検出する。なお、受信した特徴量と同一の特徴量のみならず、所定の類似範囲にある特徴量を検出するようにしてもよい。このステップS42の動作は、URL検出プログラム134bに基づきCPU38により行われる。この場合、URL検出プログラム134bとこれに従い動作するCPU38は、上記「該記憶テーブルにより、該特徴量算出手段により算出された特徴量のデータに対応する特定情報を検出する検出手段」として機能する。
【0132】
そして、URLの検出が行われた場合、つまり、特徴量に対応するURLが検出された場合には、そのURLのデータを携帯電話Aに送信する(S43、S44、送信工程)。つまり、通信部30がURLのデータを携帯電話Aに対して送信する。なお、送信の仕方としては、URLのデータをそのまま送信してもよいし、電子メールによりURLのデータを送信する方法(例えば、メール文書中にURLのデータを含める方法や、URLのデータを電子メールに添付する方法等が考えられる)等種々の方法が考えられる。
【0133】
なお、URLの検出が行われなかった場合、つまり、特徴量に対応するURLが検出されなかった場合には、検出不能である旨の通知を携帯電話Aに対して行う。例えば、携帯電話Aの表示部12に検出不能である旨の表示を行うようにする。
【0134】
なお、ステップS44でURLのデータを送信する場合や、ステップS45で検出不能を通知する場合には、ステップS31において画像データを携帯電話Aから接続支援サーバBに送信するために接続された回線を、そのまま接続した状態としておき、検出されたURLのデータを該回線を通じて送信したり、検出不能の通知を行えばよい。なお、画像データの送信(S31)と受信(S40)が完了したら回線を切断し、ステップS44でURLのデータを送信する際や、ステップS45で検出不能を通知する際に、接続支援サーバBにより携帯電話Aに対して再び回線を接続するようにしてもよい。その場合には、携帯電話Aは、画像データを送信する際に携帯電話Aの宛先(例えば、電話番号)を送信し、接続支援サーバBでは、画像データを受信した際に、携帯電話Aの宛先のデータを保持しておき、URLのデータの送信を行う際に、その宛先に対して回線を接続してURLのデータを送信したり、検出不能を通知する際に、その宛先に対して回線を接続して通知を行えばよい。
【0135】
このステップS44の動作は、通信プログラム134c(特に、URLデータ送信プログラム)に基づき、CPU38が通信部30等を制御することにより行われ、また、ステップS45の動作も、通信プログラム134cに基づき、CPU38が通信部30等を制御することにより行われる。なお、ステップS44において、URLデータ送信プログラムとこれに従い動作するCPU38は、上記「該検出手段により検出された特定情報のデータを該送信元に送信する送信手段」として機能する。
【0136】
次に、携帯電話Aでは、URLのデータが受信される(S32、受信工程)と、受信したURLにより特定されるWebサイトに対して接続を行い、Webサイトのコンテンツを表示部12等に出力する(S33、接続工程)。つまり、通信部5により、送信されたURLのデータが受信され(S32)、該URLのデータは、データ格納部20に一時保存される。そして、通信部5は、Webブラウザの機能を有するプログラムにより、該URLにより特定されるWebサーバにアクセスし接続を行う。図10(b)は、あるWebサーバに接続して、そのサーバにより運営されるサイトのフロントページが携帯電話Aの表示部12に表示されている状態を示すものである。つまり、携帯電話Aのユーザとしては、文字や図形等を撮影するという操作をするのみで、関連するサイトにアクセスすることができる。
【0137】
一方、接続支援サーバBから検出不能の通知が行われ、携帯電話Aにより受信される(S34)と、その旨が表示部12に表示され、処理が終了する。
【0138】
上記ステップS32、S33、S34の各動作は、通信プログラム118bに基づき、CPU22が通信部5等を制御することにより行われる。特に、ステップS32の動作は、URLデータ受信プログラム等に基づき、CPU22が通信部5等を制御することにより行われ、また、ステップS33の動作は、上記Webサーバ接続プログラムや上記接続指示プログラム等に基づき、CPU22が通信部5等を制御することにより行われる。このステップS32において、URLデータ受信プログラムとCPU22とは、「サーバコンピュータから送信された該特定情報を受信する受信手段」として機能する。また、ステップS33において、Webサーバ接続プログラムとCPU22は、上記「受信手段により受信された特定情報に基づき、所定のWebサーバに接続する接続手段」として機能する。
【0139】
なお、上記ステップS42、S43において、複数のURLが検出された場合には、接続支援サーバBは、ステップS44でその複数のURLのデータを携帯電話Aに送り、携帯電話Aでは、複数のURLから所望のURLを選択するための選択画面を表示させ、ユーザは、その選択画面において、アクセスしたいURLを選択してそのURLにより特定されるWebサーバに接続するようにすればよい。
【0140】
以上のように、本実施例の接続システムP2によれば、文字や図形を携帯電話Aにより撮影するのみで、その文字や図形に関連するWebサイトに接続できるので、面倒な接続操作が必要なく、特に、URLが不明な場合でも容易に接続することが可能となる。例えば、ある飲料メーカーのサイトを見たい場合には、その飲料メーカーが販売している商品のロゴマーク等を撮影するのみで、そのサイトにアクセスすることができるので、非常に容易に希望のサイトにアクセスすることができる。また、Webサイトの運営側からすると、サイトへのアクセスが非常に容易となるので、サイトへのアクセス数の増加が期待され、ある商品やサービスの広告を行うサイトの場合には、そのサイトへのアクセス件数が増加することにより、広告効果を高めることが可能となる。
【0141】
次に、第3実施例について説明する。第3実施例は、上記第1実施例、第2実施例とは異なり、携帯電話AのみによってWebサーバへの接続を行う点が異なる。つまり、この第3実施例においては、接続支援サーバBは用いない。
【0142】
本実施例における携帯電話Aは、図2に示すように、通信部5と、カメラ10と、表示部12と、操作部14と、記憶部16と、CPU22等を有しており、各部の構成は、上記第1実施例と同様であるが、記憶部16におけるプログラム格納部は、図13に示すプログラム格納部18’’に示すように構成され、撮影プログラム218aと、特徴量算出プログラム218bと、URL検出プログラム218cと、通信プログラム218d等が格納されている。
【0143】
ここで、撮影プログラム218aは、上記第1実施例と同様に、カメラ10により被写体を撮影するためのプログラムであり、被写体を表示部12に表示させたり、被写体を撮影して得た画像をデータ格納部20に格納したりするためのプログラムである。
【0144】
この特徴量算出プログラム218bは、上記第1実施例における特徴量算出プログラム18bと同様のプログラムであり、画像認識を行って画像の特徴量を算出するためのプログラムである。つまり、撮影して得た画像における文字や図形等を抽出するとともに、抽出した文字や図形の特徴量を算出するためのプログラムである。
【0145】
また、URL検出プログラム218cは、データ格納部36に格納されたURL検出用テーブル(図6参照)に従い、特徴量算出プログラム218bに従い算出された特徴量のデータに基づき、URLを検出するためのプログラムである。
【0146】
また、通信プログラム218dは、携帯電話Aにより通信を行うためのプログラムであり、通話、インターネットによる通信等を行うためのプログラムである。この通信プログラム218dには、特に、撮影した画像に基づき所定のWebサーバへの接続を行なうモードである画像認識接続モードの場合に実行させるプログラムが格納されていて、例えば、Webサーバに接続を行うためのプログラム(すなわち、Webブラウザの機能を有するプログラム)であるWebサーバ接続プログラムや、URLが検出された場合にそのURLのデータに従いWebサーバへの接続をWebサーバ接続プログラムに指示する接続指示プログラム等が含まれている。
【0147】
なお、携帯電話であるので、当然携帯電話本来の機能を果たすための各種プログラムは、プログラム格納部18’’に格納されている。
【0148】
また、本第3実施例の携帯電話Aにおけるデータ格納部20は、各種データを格納するための記憶装置であり、図6に示すような検出用テーブルが格納されている。つまり、この第3実施例においては、検出用テーブルは、携帯電話Aに設けられている。この検出用テーブルは、特徴量とURLの対応を示すものである。検出用テーブルの構成は、上記第1実施例の場合と同様であるので、その詳しい説明を省略する。
【0149】
なお、プログラム格納部18’’に格納されているプログラムや、データ格納部20に格納されている検出用テーブルは、予め携帯電話Aの記憶部16におけるプログラム格納部18’’やデータ格納部20に記憶しておいてもよいが、既存の携帯電話にダウンロードさせるようにしてもよい。つまり、従来の携帯電話には記憶されていないプログラム、すなわち、上記画像認識接続モードにおいて実行されるプログラム、例えば、上記特徴量算出プログラムや、URL検出プログラムや、接続指示プログラム等や、検出用テーブルのデータをダウンロードさせることにより、既存の携帯電話にも適用することが可能となる。
【0150】
第3実施例の携帯電話Aの構成は、上記の点以外は同様であるので、その詳しい説明を省略する。
【0151】
なお、上記特徴量算出プログラムと、URL検出プログラムと、接続指示プログラムとは、上記サーバ接続プログラムとして機能する。特に、特徴量算出プログラムは、被写体を撮影して得た画像データの特徴量を算出する特徴量算出処理を実行するプログラムであり、URL検出プログラムは、画像の特徴量と、該特徴量に対応する特定情報であってWebサーバを特定するための情報である特定情報とを記憶する記憶テーブルにより、該特徴量算出処理により算出された特徴量のデータに対応する特定情報を検出する検出処理を実行するプログラムであり、接続指示プログラムは、特定情報に基づき、所定のWebサーバに接続するための処理であって、少なくともWebブラウザの機能を有するプログラムに該所定のWebサーバへの接続を指示する処理を実行するプログラムである。
【0152】
次に、本第3実施例の携帯電話Aの動作について図14等を使用して説明する。まず、携帯電話Aを操作して、撮影した画像に基づき所定のWebサーバへの接続を行なうモードである画像認識接続モードに切換え、操作部14によりカメラ10を用いて文字や図形を撮影して、画像データを取り込む(S50、撮影工程)。つまり、ある文字や図形に関するWebサイトに接続したい場合に、その文字や図形を被写体として撮影する。例えば、図9(b)に示すように、ロゴマークを撮影して、該ロゴマークの画像データを取り込む。取り込んだ画像を表示部12に表示した例が図10(a)のようになる。このステップS50の動作は、上記撮影プログラム218aに基づきCPU22がカメラ10等を制御することにより行われる。この場合、撮影プログラム218aやこれに従い動作するCPU22、カメラ10は、上記「被写体を撮影して画像データを得る撮影手段」として機能する。取り込んだ画像データは、データ格納部20に保存する。なお、上記の説明では、画像認識接続モードに切り換えた上で撮影をするとしたが、通常の写真撮影の場合と同様に撮影を行って画像を取り込んだ後に、画像認識接続モードに切り換えて次のステップS51に移行するようにしてもよい。その際には、画像の取込みが完了した時点で、画像認識接続モードに切換えを行うか否かの問い合わせを表示部12に表示する等してユーザに選択させるのが好ましい。
【0153】
上記ステップS50の次には、画像データの画像認識を行ってその画像の特徴量を算出する(S51、特徴量算出工程)。すなわち、撮影して得た画像における文字や図形等を抽出するとともに、抽出した文字や図形の特徴量を算出する。このステップS51の動作は、上記特徴量算出プログラム218bに基づきCPU22が演算を行って算出する。この場合、特徴量算出プログラム218bとCPU22は、上記「撮影手段により得られた画像データの特徴量を算出する特徴量算出手段」として機能する。なお、特徴量の算出ができない場合には、その旨を表示して処理を終了する。
【0154】
特徴量の算出が行われたら、算出された特徴量のデータと、検出用テーブルとに基づいて、該特徴量のデータに対応するURLを検索する(S52、検出工程)。つまり、算出された特徴量のデータと同一の特徴量が検出用テーブルに記憶されているか否かを検索し、記憶されている場合に、その特徴量に対応するURLを検出する。なお、受信した特徴量と同一の特徴量のみならず、所定の類似範囲にある特徴量を検出するようにしてもよい。このステップS52の動作は、URL検出プログラム218cに基づきCPU22により行われる。この場合、URL検出プログラム218cとCPU22は、「記憶テーブルにより、該特徴量算出手段により算出された特徴量のデータに対応する特定情報を検出する検出手段」として機能する。
【0155】
そして、URLの検出が行われた場合、つまり、特徴量に対応するURLが検出された場合には、該URLにより特定されるWebサイトに対して接続を行い、Webサイトのコンテンツを表示部12等に出力する(S53、S54、接続工程)。つまり、通信部5は、Webブラウザの機能を有するプログラムにより、該URLにより特定されるWebサーバにアクセスし接続を行う。図10(b)は、あるWebサーバに接続して、そのサーバにより運営されるサイトのフロントページが携帯電話Aの表示部12に表示されている状態を示すものである。つまり、携帯電話Aのユーザとしては、文字や図形等を撮影するという操作をするのみで、関連するサイトにアクセスすることができる。一方、ステップS53においてURLが検出できなった場合には、処理を終了する。ステップS54の動作は、上記Webサーバ接続プログラムや上記接続指示プログラム等に基づき、CPU22が通信部5等を制御することにより行われる。このステップS54において、Webサーバ接続プログラムとCPU22は、上記「検出手段により検出された特定情報に基づき、所定のWebサーバに接続する接続手段」として機能する。
【0156】
なお、上記ステップS52、S53において、複数のURLが検出された場合には、携帯電話Aは複数のURLから所望のURLを選択するための選択画面を表示させ、ユーザは、その選択画面において、アクセスしたいURLを選択してそのURLにより特定されるWebサーバに接続するようにすればよい。
【0157】
以上のように、本実施例の携帯電話Aによれば、文字や図形を携帯電話Aにより撮影するのみで、その文字や図形に関連するWebサイトに接続できるので、面倒な接続操作が必要なく、特に、URLが不明な場合でも容易に接続することが可能となる。例えば、ある飲料メーカーのサイトを見たい場合には、その飲料メーカーが販売している商品のロゴマーク等を撮影するのみで、そのサイトにアクセスすることができるので、非常に容易に希望のサイトにアクセスすることができる。また、Webサイトの運営側からすると、サイトへのアクセスが非常に容易となるので、サイトへのアクセス数の増加が期待され、ある商品やサービスの広告を行うサイトの場合には、そのサイトへのアクセス件数が増加することにより、広告効果を高めることが可能となる。
【0158】
なお、上記各実施例の説明において、各種データを一時保存するとして説明した部分については、一時保存の処理を省略してもよい。
【0159】
なお、上記の説明においては、携帯電話を例に取って説明したが、携帯電話以外の携帯端末でもよく、また、携帯端末以外の端末装置でもよい。また、上記各実施例では、携帯電話、すなわち、無線通信機能を有する機器を例に取って説明したが、電気通信回線網に有線で接続されている機器であってもよい。例えば、上記パーソナルコンピュータに、図2におけるカメラ10、表示部12、操作部14、記憶部16、CPU22の機能を持たせたものでもよい。
【0160】
【発明の効果】
本発明に基づくサーバコンピュータ、携帯電話装置、サーバ接続システム、サーバ接続支援方法、サーバ接続方法等によれば、携帯電話装置等の端末装置において、文字や図形等を撮影するのみでその文字や図形に関連するWebサイトにアクセスすることが可能となり、非常に容易に希望のサイトにアクセスすることができる。また、Webサイトの運営側からすると、サイトへのアクセスが非常に容易となるので、サイトへのアクセス数の増加が期待され、ある商品やサービスの広告を行うサイトの場合には、そのサイトへのアクセス件数が増加することにより、広告効果を高めることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例に基づく接続システムの構成を示すブロック図である。
【図2】本発明の実施例に基づく携帯電話の構成を示すブロック図である。
【図3】第1実施例における携帯電話におけるプログラム格納部の構成を示す説明図である。
【図4】本発明の実施例に基づく接続支援サーバの構成を示すブロック図である。
【図5】第1実施例における接続支援サーバにおけるプログラム格納部の構成を示す説明図である。
【図6】URL検出用テーブルの構成を示す説明図である。
【図7】URL検出用テーブルの構成を説明するための説明図である。
【図8】第1実施例における接続システムの動作を説明するフローチャートである。
【図9】本発明の第1実施例及び第2実施例に基づく接続システム及び第3実施例に基づく携帯電話の使用状態を示す図である。
【図10】本発明の第1実施例及び第2実施例に基づく接続システム及び第3実施例に基づく携帯電話の使用状態を示す図である。
【図11】第2実施例におけるプログラム格納部の構成を示す図であり、(a)は第2実施例の携帯電話におけるプログラム格納部の構成を示す説明図であり、(b)は第2実施例の接続支援サーバにおけるプログラム格納部の構成を示す説明図である。
【図12】第2実施例における接続システムの動作を説明するフローチャートである。
【図13】第3実施例の携帯電話におけるプログラム格納部の構成を示す説明図である。
【図14】第3実施例における携帯電話の動作を説明するフローチャートである。
【符号の説明】
P1、P2 接続システム
A 携帯電話
B 接続支援サーバ
C Webサーバ
5、30 通信部
10 カメラ
12 表示部
14 操作部
16、32 記憶部
18、18’、18’’、34、34’ プログラム格納部
18a、118a、218a 撮影プログラム
18b、134a、218b 特徴量算出プログラム
18c、34b、118b、134c、218d 通信プログラム
20、36 データ格納部
22、38 CPU
34a、134b、218c URL検出プログラム
【発明の属する技術分野】
本発明は、Webサーバ(「Webサーバー」としてもよい。以下同じ)に接続を行うためのシステムに関するものであり、特に、携帯電話によりWebサーバにアクセスする場合のシステムと該システムを構成する装置等に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来携帯電話によりWebサイトにアクセスする場合には、携帯電話にアクセスしようとするWebサイトのURLを入力したり、予め携帯電話に登録してあるURLを選択したりして行い、URLが不明な場合には、検索を行うためのサイトに接続した上で、該サイトで検索されたWebサイトのうちから選択するのが一般的である。
【0003】
なお、出願人は、先行技術文献の調査は行っておらず、記載すべき先行技術文献は存在しない。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、上記従来の場合には、URLが不明な場合には、検索を行うためのサイトに接続して検索を行わなけれならず、携帯電話のユーザにとって面倒であった。
【0005】
一方、Webサイト側にとっては、Webサイトへのアクセス件数が増加することが望まれている。例えば、ある商品やサービスの広告を行うサイトの場合には、そのサイトへのアクセス件数が増加することにより、その分広告効果を高めることが可能となる。
【0006】
そこで、携帯電話ユーザにとってWebサイトへの接続を容易とするとともに、Webサイトへの接続が容易となることによって、Webサイトへのアクセス件数の増加を期待できる装置や方法を提供することを目的とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明は上記問題点を解決するために創作されたものであって、第1には、サーバコンピュータであって、画像の特徴量と、該特徴量に対応する特定情報であってWebサーバを特定するための情報である特定情報とを記憶する記憶テーブルを有する記憶手段と、特徴量のデータの送信元から送信された特徴量のデータを受信する受信手段と、該記憶テーブルにより、受信した特徴量のデータに対応する特定情報を検出する検出手段と、該検出手段により検出された該特定情報のデータを該送信元に送信する送信手段と、を有することを特徴とする。
【0008】
この第1の構成のサーバコンピュータにおいては、受信手段が特徴量のデータの送信元から送信された特徴量のデータを受信すると、検出手段が該記憶テーブルにより、受信した特徴量のデータに対応する特定情報を検出する。そして、送信手段が、特定情報のデータを送信元に送信する。よって、上記記憶テーブルに記憶されている画像の特徴量として例えば会社名や会社のロゴマーク等の文字や図形を画像認識した結果の特徴量を記憶しておき、該特定情報として、その会社のWebサイトのURLを記憶しておき、カメラ付きの携帯電話装置により会社の会社名等の文字や図形を撮影して、該携帯電話装置において撮影した画像の特徴量を算出し、その特徴量のデータをサーバコンピュータに送ることにより、上記のような処理を経てサーバコンピュータから特定情報のデータを携帯電話装置に送ることができるので、携帯電話装置ではその特定情報を用いてWebサイトに接続することが可能となる。よって、携帯電話装置において、文字や図形等を撮影するのみでその文字や図形に関連するWebサイトにアクセスすることが可能となる。
【0009】
なお、上記第1の構成については、以下の構成としてもよい。すなわち、「サーバコンピュータであって、電気通信回線網と接続された通信装置と、画像の特徴量と、該特徴量に対応する特定情報であってWebサーバを特定するための情報である特定情報とを記憶する記憶テーブルを有する記憶装置と、制御装置であって、特徴量のデータの送信元から送信された特徴量のデータを該通信装置により受信する受信処理と、該受信処理により受信した特徴量のデータに対応する特定情報を該記憶テーブルにより検出する検出処理と、該検出処理により特徴量のデータに対応する特定情報が検出された場合に、該特定情報のデータを該送信元に該通信装置により送信する送信処理と、を実行する制御装置と、を有することを特徴とするサーバコンピュータ。」としてもよい。
【0010】
また、第2には、サーバコンピュータであって、画像の特徴量と、該特徴量に対応する特定情報であってWebサーバを特定するための情報である特定情報とを記憶する記憶テーブルを有する記憶手段と、画像データの送信元から送信された画像データを受信する受信手段と、該受信手段により受信した画像データの特徴量を算出する特徴量算出手段と、該記憶テーブルにより、該特徴量算出手段により算出された特徴量のデータに対応する特定情報を検出する検出手段と、該検出手段により検出された特定情報のデータを該送信元に送信する送信手段と、を有することを特徴とする。
【0011】
この第2の構成のサーバコンピュータにおいては、受信手段が画像データの送信元から送信された画像データを受信すると、特徴量算出手段が該受信手段により受信した画像データの特徴量を算出する。そして、検出手段が該記憶テーブルにより、算出された特徴量のデータに対応する特定情報を検出する。そして、送信手段が、特定情報のデータを送信元に送信する。よって、上記記憶テーブルに記憶されている画像の特徴量として例えば会社名や会社のロゴマークを画像認識した結果の特徴量を記憶しておき、該特定情報として、その会社のWebサイトのURLを記憶しておき、カメラ付きの携帯電話により会社の会社名等を撮影して、撮影して得た画像データをサーバコンピュータに送ることにより、上記のような処理を経てサーバコンピュータから特定情報のデータを携帯電話装置に送ることができるので、携帯電話装置ではその特定情報を用いてWebサイトに接続することが可能となる。よって、携帯電話装置において、文字や図形等を撮影するのみでその文字や図形に関連するWebサイトにアクセスすることが可能となる。
【0012】
なお、上記第2の構成については、以下の構成としてもよい。すなわち、「サーバコンピュータであって、電気通信回線網と接続された通信装置と、画像の特徴量と、該特徴量に対応する特定情報であってWebサーバを特定するための情報である特定情報とを記憶する記憶テーブルを有する記憶装置と、制御装置であって、画像データの送信元から送信された画像データを該通信装置により受信する受信処理と、該受信処理により受信した画像データの特徴量を算出する特徴量算出処理と、該特徴量算出処理により算出された特徴量のデータに対応する特定情報を該記憶テーブルにより検出する検出処理と、該検出処理により特徴量のデータに対応する特定情報が検出された場合に、該特定情報のデータを該送信元に該通信装置により送信する送信処理と、を実行する制御装置と、を有することを特徴とするサーバコンピュータ。」としてもよい。
【0013】
また、第3には、上記第1又は第2の構成において、上記記憶テーブルに記憶されている画像の特徴量は、文字及び/又は図形を画像認識することにより得られる特徴量であり、該特徴量に対応する特定情報は、該文字及び/又は図形と関連するWebサーバを特定するための情報であることを特徴とする。
【0014】
また、第4には上記第1から第3までのいずれかの構成において、上記特定情報が、インターネットにおけるURLであることを特徴とする。
【0015】
なお、上記第1から第4までの構成において、受信手段が受信してから送信手段が送信するまでの間、受信手段により受信を行うために接続された回線をそのまま接続しておいてもよいし、受信手段による受信が完了した場合に一旦回線を切断し送信手段が送信を行う際に再度送信元に対して回線を接続するようにしてもよい。なお、一旦回線を切断しその後回線を接続する場合には、送信元の宛先(例えば、電話番号)を取得しておく必要がある。
【0016】
また、第5には、携帯電話装置であって、被写体を撮影して画像データを得る撮影手段と、該撮影手段により得られた画像データの特徴量を算出する特徴量算出手段と、該特徴量算出手段により算出された特徴量のデータを、サーバコンピュータであって、該特徴量に対応する特定情報であってWebサーバを特定するための情報である特定情報を検出するためのサーバコンピュータに送信する送信手段と、該サーバコンピュータから送信された該特定情報を受信する受信手段と、該受信手段により受信された特定情報に基づき、所定のWebサーバに接続する接続手段と、を有することを特徴とする。
【0017】
この第5の構成の携帯電話装置においては、撮影手段が、被写体を撮影して画像データを得ると、特徴量算出手段が、該撮影手段により得られた画像データの特徴量を算出する。そして、送信手段が該特徴量算出手段により算出された特徴量のデータを、サーバコンピュータであって、該特徴量に対応する特定情報であってWebサーバを特定するための情報である特定情報を検出するためのサーバコンピュータに送信する。そして、サーバコンピュータにおいて、該特徴量に対応する特定情報であってWebサーバを特定するための情報である特定情報が検出されて該特定情報のデータが携帯電話装置に送られたら、受信手段が該特定情報のデータを受信し、接続手段がその特定情報に基づき所定のWebサーバに接続を行う。よって、サーバコンピュータにおいて、画像の特徴量として例えば会社名や会社のロゴマーク等の文字や図形を画像認識した結果の特徴量を記憶しておき、該特定情報として、その会社のWebサイトのURLを記憶しておき、特徴量に対応する特定情報を検出するようにしておくことにより、携帯電話装置において、文字や図形等を撮影するのみでその文字や図形に関連するWebサイトにアクセスすることが可能となる。
【0018】
なお、上記第5の構成については、以下の構成としてもよい。すなわち、「携帯電話装置であって、被写体を撮影して画像データを得るための撮影装置と、通信を行うための通信装置と、制御装置であって、該撮影装置により被写体を撮影して画像データを得る撮影処理と、該撮影処理により得た画像データの特徴量を算出する特徴量算出処理と、該特徴量算出処理により算出された特徴量のデータを該通信装置により、サーバコンピュータであって、該特徴量に対応する特定情報であってWebサーバを特定するための情報である特定情報を検出するためのサーバコンピュータに送信する送信処理と、該サーバコンピュータから送信された特定情報を該通信装置により受信する受信処理と、該受信処理により受信された特定情報に基づき、所定のWebサーバに接続する接続処理と、を実行する制御装置と、を有することを特徴とする携帯電話装置。」としてもよい。
【0019】
また、第6には、携帯電話装置であって、被写体を撮影して画像データを得る撮影手段と、該撮影手段により得られた画像データを、サーバコンピュータであって、該画像データの特徴量を算出するとともに、該特徴量に対応する特定情報であってWebサーバを特定するための情報である特定情報を検出するためのサーバコンピュータに送信する送信手段と、該サーバコンピュータから送信された該特定情報を受信する受信手段と、該受信手段により受信された特定情報に基づき、所定のWebサーバに接続する接続手段と、を有することを特徴とする。
【0020】
この第6の構成の携帯電話装置においては、撮影手段が、被写体を撮影して画像データを得ると、送信手段が画像データを、サーバコンピュータであって、該画像データの特徴量を算出するとともに、該特徴量に対応する特定情報であってWebサーバを特定するための情報である特定情報を検出するためのサーバコンピュータに送信する。そして、サーバコンピュータにおいて、該画像データの特徴量が算出され、さらに、該特徴量に対応する特定情報であってWebサーバを特定するための情報である特定情報が検出されて該特定情報のデータが携帯電話装置に送られたら、受信手段が該特定情報のデータを受信し、接続手段がその特定情報に基づき所定のWebサーバに接続を行う。よって、サーバコンピュータにおいて、画像の特徴量として例えば会社名や会社のロゴマーク等の文字や図形を画像認識した結果の特徴量を記憶しておき、該特定情報として、その会社のWebサイトのURLを記憶しておき、画像データの特徴量を算出するとともに、特徴量に対応する特定情報を検出するようにしておくことにより、携帯電話装置において、文字や図形等を撮影するのみでその文字や図形に関連するWebサイトにアクセスすることが可能となる。
【0021】
なお、上記第6の構成については、以下の構成としてもよい。すなわち、「携帯電話装置であって、被写体を撮影して画像データを得るための撮影装置と、通信を行うための通信装置と、制御装置であって、該撮影装置により被写体を撮影して画像データを得る撮影処理と、該撮影処理により得た画像データを該通信装置により、サーバコンピュータであって、画像データの特徴量を算出するとともに、該特徴量に対応する特定情報であってWebサーバを特定するための情報である特定情報を検出するためのサーバコンピュータに送信する送信処理と、該サーバコンピュータから送信された特定情報を該通信装置により受信する受信処理と、該受信処理により受信された特定情報に基づき、所定のWebサーバに接続する接続処理と、を実行する制御装置と、を有することを特徴とする携帯電話装置。」としてもよい。
【0022】
また、第7には、携帯電話装置であって、画像の特徴量と、該特徴量に対応する特定情報であってWebサーバを特定するための情報である特定情報とを記憶する記憶テーブルを有する記憶手段と、被写体を撮影して画像データを得る撮影手段と、該撮影手段により得られた画像データの特徴量を算出する特徴量算出手段と、該記憶テーブルにより、該特徴量算出手段により算出された特徴量のデータに対応する特定情報を検出する検出手段と、該検出手段により検出された特定情報に基づき、所定のWebサーバに接続する接続手段と、を有することを特徴とする。
【0023】
この第7の構成の携帯電話装置においては、撮影手段が、被写体を撮影して画像データを得ると、特徴量算出手段が、撮影手段により得られた画像データの特徴量を算出する。そして、検出手段が、記憶テーブルにより、該特徴量算出手段により算出された特徴量のデータに対応する特定情報を検出し、接続手段が、検出手段により検出された特定情報に基づき、所定のWebサーバに接続する。よって、上記記憶テーブルに記憶されている画像の特徴量として例えば会社名や会社のロゴマークを画像認識した結果の特徴量を記憶しておき、該特定情報として、その会社のWebサイトのURLを記憶しておくことにより、携帯電話装置において、文字や図形等を撮影するのみでその文字や図形に関連するWebサイトにアクセスすることが可能となる。
【0024】
なお、上記第7の構成については、以下の構成としてもよい。すなわち、「携帯電話装置であって、被写体を撮影して画像データを得るための撮影装置と、通信を行うための通信装置と、画像の特徴量と、該特徴量に対応する特定情報であってWebサーバを特定するための情報である特定情報とを記憶する記憶テーブルを有する記憶装置と、制御装置であって、該撮影装置により被写体を撮影して画像データを得る撮影処理と、該撮影処理により得た画像データの特徴量を算出する特徴量算出処理と、該特徴量算出処理により算出された特徴量のデータに対応する特定情報を該記憶テーブルにより検出する検出処理と、該検出処理により検出された特定情報に基づき、所定のWebサーバに接続する接続処理と、を実行する制御装置と、を有することを特徴とする携帯電話装置。」としてもよい。
【0025】
また、第8には、上記第7の構成において、上記記憶テーブルに記憶されている画像の特徴量は、文字及び/又は図形を画像認識することにより得られる特徴量であり、該特徴量に対応する特定情報は、該文字及び/又は図形と関連するWebサーバを特定するための情報であることを特徴とする。
【0026】
また、第9には、上記第5から第8までのいずれかの構成において、上記特定情報が、インターネットにおけるURLであることを特徴とする。
【0027】
なお、上記第5、第6、第8、第9の構成において、送信手段が送信してから受信手段が受信するまでの間、送信手段により送信を行うために接続された回線をそのまま接続しておいてもよいし、送信手段による送信が完了した場合に一旦回線を切断して、サーバコンピュータ側で再度回線を接続するようにしてもよい。なお、一旦回線を切断しその後回線を接続する場合には、送信元の宛先(例えば、電話番号)をサーバコンピュータに送信しておく必要がある。
【0028】
また、第10には、Webサーバへの接続を行なうサーバ接続システムであって、携帯電話装置であって、被写体を撮影して画像データを得る撮影手段と、該撮影手段により得られた画像データの特徴量を算出する特徴量算出手段と、該特徴量算出手段により算出された特徴量のデータを、サーバコンピュータであって、該特徴量に対応する特定情報であってWebサーバを特定するための情報である特定情報を検出するためのサーバコンピュータに送信する送信手段と、該サーバコンピュータから送信された該特定情報を受信する受信手段と、該受信手段により受信された特定情報に基づき、所定のWebサーバに接続する接続手段と、を有する携帯電話装置と、サーバコンピュータであって、画像の特徴量と、該特徴量に対応する特定情報であってWebサーバを特定するための情報である特定情報とを記憶する記憶テーブルを有する記憶手段と、該携帯電話装置から送信された特徴量のデータを受信する受信手段と、該記憶テーブルにより、受信した特徴量のデータに対応する特定情報を検出する検出手段と、該検出手段により検出された特定情報のデータを該携帯電話装置に送信する送信手段と、を有するサーバコンピュータと、を有することを特徴とする。
【0029】
この第10の構成のサーバ接続システムにおいては、携帯電話装置において、撮影手段が、被写体を撮影して画像データを得ると、特徴量算出手段が、該撮影手段により得られた画像データの特徴量を算出する。そして、送信手段が該特徴量算出手段により算出された特徴量のデータを、サーバコンピュータであって、該特徴量に対応する特定情報であってWebサーバを特定するための情報である特定情報を検出するためのサーバコンピュータに送信する。そして、サーバコンピュータにおいては、受信手段が携帯電話装置から送信された特徴量のデータを受信すると、検出手段が該記憶テーブルにより、受信した特徴量のデータに対応する特定情報を検出する。そして、送信手段が、特定情報のデータを送信元に送信する。そして、携帯電話装置においては、受信手段が該特定情報のデータを受信し、接続手段がその特定情報に基づき所定のWebサーバに接続を行う。よって、サーバコンピュータにおいて、画像の特徴量として例えば会社名や会社のロゴマーク等の文字や図形を画像認識した結果の特徴量を記憶しておき、該特定情報として、その会社のWebサイトのURLを記憶しておき、特徴量に対応する特定情報を検出するようにしておくことにより、携帯電話装置において、文字や図形等を撮影するのみでその文字や図形に関連するWebサイトにアクセスすることが可能となる。
【0030】
なお、上記第10の構成については、以下の構成としてもよい。すなわち、「Webサーバへの接続を支援するサーバ接続システムであって、携帯電話装置であって、被写体を撮影して画像データを得るための撮影装置と、通信を行うための通信装置と、制御装置であって、該撮影装置により被写体を撮影して画像データを得る撮影処理と、該撮影処理により得た画像データの特徴量を算出する特徴量算出処理と、該特徴量算出処理により算出された特徴量のデータを該通信装置により、サーバコンピュータであって、該特徴量に対応する特定情報であってWebサーバを特定するための情報である特定情報を検出するためのサーバコンピュータに送信する送信処理と、該サーバコンピュータから送信された特定情報を該通信装置により受信する受信処理と、該受信処理により受信された特定情報に基づき、所定のWebサーバに接続する接続処理と、を実行する制御装置と、を有する携帯電話装置と、サーバコンピュータであって、電気通信回線網と接続された通信装置と、画像の特徴量と、該特徴量に対応する特定情報であってWebサーバを特定するための情報である特定情報とを記憶する記憶テーブルを有する記憶装置と、制御装置であって、該携帯電話装置から送信された特徴量のデータを該通信装置により受信する受信処理と、該受信処理により受信した特徴量のデータに対応する特定情報を該記憶テーブルにより検出する検出処理と、該検出処理により特徴量のデータに対応する特定情報が検出された場合に、該特定情報のデータを該携帯電話装置に該通信装置により送信する送信処理と、を実行する制御装置と、を有するサーバコンピュータと、を有することを特徴とするサーバ接続システム。」としてもよい。
【0031】
また、第11には、Webサーバへの接続を行なうサーバ接続システムであって、携帯電話装置であって、被写体を撮影して画像データを得る撮影手段と、該撮影手段により得られた画像データを、サーバコンピュータであって、該画像データの特徴量を算出するとともに、該特徴量に対応する特定情報であってWebサーバを特定するための情報である特定情報を検出するためのサーバコンピュータに送信する送信手段と、該サーバコンピュータから送信された該特定情報を受信する受信手段と、該受信手段により受信された特定情報に基づき、所定のWebサーバに接続する接続手段と、を有する携帯電話装置と、サーバコンピュータであって、画像の特徴量と、該特徴量に対応する特定情報であってWebサーバを特定するための情報である特定情報とを記憶する記憶テーブルを有する記憶手段と、該携帯電話装置から送信された画像データの特徴量を算出する特徴量算出手段と、該記憶テーブルにより、該特徴量算出手段により算出された特徴量のデータに対応する特定情報を検出する検出手段と、該検出手段により検出された特定情報のデータを該携帯電話装置に送信する送信手段と、を有するサーバコンピュータと、を有することを特徴とする。
【0032】
この第11の構成のサーバ接続システムにおいては、携帯電話装置において、撮影手段が、被写体を撮影して画像データを得ると、送信手段が、画像データをサーバコンピュータであって、該特徴量に対応する特定情報であってWebサーバを特定するための情報である特定情報を検出するためのサーバコンピュータに送信する。そして、サーバコンピュータにおいては、受信手段が携帯電話装置から送信された画像データを受信すると、特徴量算出手段が、該画像データの特徴量を算出する。そして、検出手段が該記憶テーブルにより、受信した特徴量のデータに対応する特定情報を検出する。そして、送信手段が、特定情報のデータを送信元に送信する。そして、携帯電話装置においては、受信手段が該特定情報のデータを受信し、接続手段がその特定情報に基づき所定のWebサーバに接続を行う。よって、サーバコンピュータにおいて、画像の特徴量として例えば会社名や会社のロゴマーク等の文字や図形を画像認識した結果の特徴量を記憶しておき、該特定情報として、その会社のWebサイトのURLを記憶しておき、特徴量に対応する特定情報を検出するようにしておくことにより、携帯電話装置において、文字や図形等を撮影するのみでその文字や図形に関連するWebサイトにアクセスすることが可能となる。
【0033】
なお、上記第11の構成については、以下の構成としてもよい。すなわち、「Webサーバへの接続を支援するサーバ接続システムであって、携帯電話装置であって、被写体を撮影して画像データを得るための撮影装置と、通信を行うための通信装置と、制御装置であって、該撮影装置により被写体を撮影して画像データを得る撮影処理と、該撮影処理により得た画像データを該通信装置により、サーバコンピュータであって、画像データの特徴量を算出するとともに、該特徴量に対応する特定情報であってWebサーバを特定するための情報である特定情報を検出するためのサーバコンピュータに送信する送信処理と、該サーバコンピュータから送信された特定情報を該通信装置により受信する受信処理と、該受信処理により受信された特定情報に基づき、所定のWebサーバに接続する接続処理と、を実行する制御装置と、を有する携帯電話装置と、サーバコンピュータであって、電気通信回線網と接続された通信装置と、画像の特徴量と、該特徴量に対応する特定情報であってWebサーバを特定するための情報である特定情報とを記憶する記憶テーブルを有する記憶装置と、制御装置であって、該携帯電話装置から送信された画像データの特徴量を算出する特徴量算出処理と、該特徴量算出処理により算出された特徴量のデータに対応する特定情報を該記憶テーブルにより検出する検出処理と、該検出処理により特徴量のデータに対応する特定情報が検出された場合に、該特定情報のデータを該携帯電話装置に該通信装置により送信する送信処理と、を実行する制御装置と、を有するサーバコンピュータと、を有することを特徴とするサーバ接続システム。」としてもよい。
【0034】
また、第12には、上記第10又は第11の構成において、上記記憶テーブルに記憶されている画像の特徴量は、文字及び/又は図形を画像認識することにより得られる特徴量であり、該特徴量に対応する特定情報は、該文字及び/又は図形と関連するWebサーバを特定するための情報であることを特徴とする。
【0035】
また、第13には、上記第10から第12までのいずれかの構成において、上記特定情報が、インターネットにおけるURLであることを特徴とする。
【0036】
なお、上記第10から第13までの構成において、サーバコンピュータの受信手段が受信してから送信手段が送信するまでの間、受信手段により受信を行うために接続された回線をそのまま接続しておいてもよいし、受信手段による受信が完了した場合に一旦回線を切断し送信手段が送信を行う際に再度送信元に対して回線を接続するようにしてもよい。なお、一旦回線を切断しその後回線を接続する場合には、送信元の宛先(例えば、電話番号)を取得しておく必要がある。
【0037】
また、第14には、サーバコンピュータによりWebサーバへの接続支援を行なうサーバ接続支援方法であって、特徴量のデータの送信元から送信された特徴量のデータを受信する受信工程と、画像の特徴量と、該特徴量に対応する特定情報であってWebサーバを特定するための情報である特定情報とを記憶する記憶テーブルにより、受信した特徴量のデータに対応する特定情報を検出する検出工程と、該検出工程により検出された該特定情報のデータを該送信元に送信する送信工程と、を有することを特徴とする。
【0038】
この第14の構成のサーバ接続支援方法においては、受信工程において特徴量のデータの送信元から送信された特徴量のデータを受信すると、検出工程において、該記憶テーブルにより、受信した特徴量のデータに対応する特定情報を検出する。そして、送信工程において、特定情報のデータを送信元に送信する。よって、上記記憶テーブルに記憶されている画像の特徴量として例えば会社名や会社のロゴマーク等の文字や図形を画像認識した結果の特徴量を記憶しておき、該特定情報として、その会社のWebサイトのURLを記憶しておき、カメラ付きの携帯電話装置により会社の会社名等の文字や図形を撮影して、該携帯電話装置において撮影した画像の特徴量を算出し、その特徴量のデータをサーバコンピュータに送ることにより、上記のような処理を経てサーバコンピュータから特定情報のデータを携帯電話装置に送ることができるので、携帯電話装置ではその特定情報を用いてWebサイトに接続することが可能となる。よって、携帯電話装置において、文字や図形等を撮影するのみでその文字や図形に関連するWebサイトにアクセスすることが可能となる。
【0039】
また、第15には、サーバコンピュータによりWebサーバへの接続支援を行なうサーバ接続支援方法であって、画像データの送信元から送信された画像データを受信する受信工程と、該受信工程により受信された画像データの特徴量を算出する特徴量算出工程と、画像の特徴量と、該特徴量に対応する特定情報であってWebサーバを特定するための情報である特定情報とを記憶する記憶テーブルにより、該特徴量算出工程により算出された特徴量のデータに対応する特定情報を検出する検出工程と、該検出工程により検出された該特定情報のデータを該送信元に送信する送信工程と、を有することを特徴とする。
【0040】
この第15の構成のサーバ接続支援方法においては、受信工程において画像データの送信元から送信された画像データを受信すると、特徴量算出工程において該受信工程により受信した画像データの特徴量を算出する。そして、検出工程において、該記憶テーブルにより、算出された特徴量のデータに対応する特定情報を検出する。そして、送信工程において、特定情報のデータを送信元に送信する。よって、上記記憶テーブルに記憶されている画像の特徴量として例えば会社名や会社のロゴマークを画像認識した結果の特徴量を記憶しておき、該特定情報として、その会社のWebサイトのURLを記憶しておき、カメラ付きの携帯電話により会社の会社名等を撮影して、撮影して得た画像データをサーバコンピュータに送ることにより、上記のような処理を経てサーバコンピュータから特定情報のデータを携帯電話装置に送ることができるので、携帯電話装置ではその特定情報を用いてWebサイトに接続することが可能となる。よって、携帯電話装置において、文字や図形等を撮影するのみでその文字や図形に関連するWebサイトにアクセスすることが可能となる。
【0041】
また、第16には、上記第14又は第15の構成において、上記記憶テーブルに記憶されている画像の特徴量は、文字及び/又は図形を画像認識することにより得られる特徴量であり、該特徴量に対応する特定情報は、該文字及び/又は図形と関連するWebサーバを特定するための情報であることを特徴とする。
【0042】
また、第17には、上記第14から第16までのいずれかの構成において、上記特定情報が、インターネットにおけるURLであることを特徴とする。
【0043】
なお、上記第14から第17までの構成において、受信工程において受信を行ってから送信工程において送信を行なうまでの間、受信工程において受信を行うために接続された回線をそのまま接続しておいてもよいし、受信工程による受信が完了した場合に一旦回線を切断し送信工程において送信を行う際に再度送信元に対して回線を接続するようにしてもよい。なお、一旦回線を切断しその後回線を接続する場合には、送信元の宛先(例えば、電話番号)を取得しておく必要がある。
【0044】
また、第18には、撮影機能を有する携帯電話装置によりWebサーバに接続を行うサーバ接続方法であって、被写体を撮影して画像データを得る撮影工程と、該撮影工程により得られた画像データの特徴量を算出する特徴量算出工程と、該特徴量算出工程により算出された特徴量のデータを、サーバコンピュータであって、該特徴量に対応する特定情報であってWebサーバを特定するための情報である特定情報を検出するためのサーバコンピュータに送信する送信工程と、該サーバコンピュータから送信された該特定情報を受信する受信工程と、該受信工程により受信された特定情報に基づき、所定のWebサーバに接続する接続工程と、を有することを特徴とする。
【0045】
この第18の構成のサーバ接続方法においては、撮影工程において、被写体を撮影して画像データを得ると、特徴量算出工程において、該撮影工程により得られた画像データの特徴量を算出する。そして、送信工程において、特徴量算出工程により算出された特徴量のデータを、サーバコンピュータであって、該特徴量に対応する特定情報であってWebサーバを特定するための情報である特定情報を検出するためのサーバコンピュータに送信する。そして、サーバコンピュータにおいて、該特徴量に対応する特定情報であってWebサーバを特定するための情報である特定情報が検出されて該特定情報のデータが携帯電話装置に送られたら、受信工程において該特定情報のデータを受信し、接続工程においてその特定情報に基づき所定のWebサーバに接続を行う。よって、サーバコンピュータにおいて、画像の特徴量として例えば会社名や会社のロゴマーク等の文字や図形を画像認識した結果の特徴量を記憶しておき、該特定情報として、その会社のWebサイトのURLを記憶しておき、特徴量に対応する特定情報を検出するようにしておくことにより、携帯電話装置において、文字や図形等を撮影するのみでその文字や図形に関連するWebサイトにアクセスすることが可能となる。
【0046】
また、第19には、撮影機能を有する携帯電話装置によりWebサーバに接続を行うサーバ接続方法であって、被写体を撮影して画像データを得る撮影工程と、該撮影工程により得られた画像データを、サーバコンピュータであって、該画像データの特徴量を算出するとともに、該特徴量に対応する特定情報であってWebサーバを特定するための情報である特定情報を検出するためのサーバコンピュータに送信する送信工程と、該サーバコンピュータから送信された該特定情報を受信する受信工程と、該受信工程により受信された特定情報に基づき、所定のWebサーバに接続する接続工程と、を有することを特徴とする。
【0047】
この第19の構成のサーバ接続方法においては、撮影工程において、被写体を撮影して画像データを得ると、送信工程において、画像データを、サーバコンピュータであって、該画像データの特徴量を算出するとともに、該特徴量に対応する特定情報であってWebサーバを特定するための情報である特定情報を検出するためのサーバコンピュータに送信する。そして、サーバコンピュータにおいて、該画像データの特徴量が算出され、さらに、該特徴量に対応する特定情報であってWebサーバを特定するための情報である特定情報が検出されて該特定情報のデータが携帯電話装置に送られたら、受信工程において該特定情報のデータを受信し、接続工程においてその特定情報に基づき所定のWebサーバに接続を行う。よって、サーバコンピュータにおいて、画像の特徴量として例えば会社名や会社のロゴマーク等の文字や図形を画像認識した結果の特徴量を記憶しておき、該特定情報として、その会社のWebサイトのURLを記憶しておき、画像データの特徴量を算出するとともに、特徴量に対応する特定情報を検出するようにしておくことにより、携帯電話装置において、文字や図形等を撮影するのみでその文字や図形に関連するWebサイトにアクセスすることが可能となる。
【0048】
なお、上記第18、第19の構成において、送信工程において送信を行ってから受信工程において受信を行うまでの間、送信工程において送信を行うために接続された回線をそのまま接続しておいてもよいし、送信工程における送信が完了した場合に一旦回線を切断して、サーバコンピュータ側で再度回線を接続するようにしてもよい。なお、一旦回線を切断しその後回線を接続する場合には、送信元の宛先(例えば、電話番号)をサーバコンピュータに送信しておく必要がある。
【0049】
また、第20には、携帯電話装置によりWebサーバに接続を行うサーバ接続方法であって、被写体を撮影して画像データを得る撮影工程と、該撮影工程により得られた画像データの特徴量を算出する特徴量算出工程と、画像の特徴量と、該特徴量に対応する特定情報であってWebサーバを特定するための情報である特定情報とを記憶する記憶テーブルにより、該特徴量算出工程により算出された特徴量のデータに対応する特定情報を検出する検出工程と、該検出工程により検出された特定情報に基づき、所定のWebサーバに接続する接続工程と、を有することを特徴とする。
【0050】
この第20の構成においては、撮影工程において、被写体を撮影して画像データを得ると、特徴量算出工程において、撮影工程により得られた画像データの特徴量を算出する。そして、検出工程において、記憶テーブルにより、該特徴量算出工程により算出された特徴量のデータに対応する特定情報を検出し、接続工程において、検出工程により検出された特定情報に基づき、所定のWebサーバに接続する。よって、上記記憶テーブルに記憶されている画像の特徴量として例えば会社名や会社のロゴマークを画像認識した結果の特徴量を記憶しておき、該特定情報として、その会社のWebサイトのURLを記憶しておくことにより、携帯電話装置において、文字や図形等を撮影するのみでその文字や図形に関連するWebサイトにアクセスすることが可能となる。
【0051】
また、第21には、Webサーバへの接続を行なうサーバ接続方法であって、撮影機能を有する携帯電話装置により、被写体を撮影して画像データを得る撮影工程と、該撮影工程により得られた画像データの特徴量を算出する特徴量算出工程と、該特徴量算出工程により算出された特徴量のデータを、サーバコンピュータであって、該特徴量に対応する特定情報であってWebサーバを特定するための情報である特定情報を検出するためのサーバコンピュータに送信する送信工程と、を行い、サーバコンピュータにより、該携帯電話装置から送信された特徴量のデータを受信する受信工程と、画像の特徴量と、該特徴量に対応する特定情報であってWebサーバを特定するための情報である特定情報とを記憶する記憶テーブルにより、受信した特徴量のデータに対応する特定情報を検出する検出工程と、該検出工程により検出された該特定情報のデータを該携帯電話装置に送信する送信工程と、を行い、該携帯電話装置により、該サーバコンピュータから送信された該特定情報を受信する受信工程と、該受信工程により受信された特定情報に基づき、所定のWebサーバに接続する接続工程と、を行なうことを特徴とする。
【0052】
この第21の構成のサーバ接続方法においては、携帯電話装置において、撮影工程において、被写体を撮影して画像データを得ると、特徴量算出工程において、該撮影工程により得られた画像データの特徴量を算出する。そして、送信工程において、該特徴量算出工程により算出された特徴量のデータを、サーバコンピュータであって、該特徴量に対応する特定情報であってWebサーバを特定するための情報である特定情報を検出するためのサーバコンピュータに送信する。そして、サーバコンピュータにおいては、受信工程において、携帯電話装置から送信された特徴量のデータを受信すると、検出工程において、該記憶テーブルにより、受信した特徴量のデータに対応する特定情報を検出する。そして、送信工程において、特定情報のデータを送信元に送信する。そして、携帯電話装置においては、受信工程において、該特定情報のデータを受信し、接続工程において、その特定情報に基づき所定のWebサーバに接続を行う。よって、サーバコンピュータにおいて、画像の特徴量として例えば会社名や会社のロゴマーク等の文字や図形を画像認識した結果の特徴量を記憶しておき、該特定情報として、その会社のWebサイトのURLを記憶しておき、特徴量に対応する特定情報を検出するようにしておくことにより、携帯電話装置において、文字や図形等を撮影するのみでその文字や図形に関連するWebサイトにアクセスすることが可能となる。
【0053】
また、第22には、Webサーバへの接続を行なうサーバ接続方法であって、撮影機能を有する携帯電話装置により、被写体を撮影して画像データを得る撮影工程と、該撮影工程により得られた画像データを、サーバコンピュータであって、該画像データの特徴量を算出するとともに、該特徴量に対応する特定情報であってWebサーバを特定するための情報である特定情報を検出するためのサーバコンピュータに送信する送信工程と、を行い、サーバコンピュータにより、該携帯電話装置から送信された画像データを受信する受信工程と、該受信工程により受信された画像データの特徴量を算出する特徴量算出工程と、画像の特徴量と、該特徴量に対応する特定情報であってWebサーバを特定するための情報である特定情報とを記憶する記憶テーブルにより、算出した特徴量のデータに対応する特定情報を検出する検出工程と、該検出工程により検出された該特定情報のデータを該携帯電話装置に送信する送信工程と、を行い、該携帯電話装置により、該サーバコンピュータから送信された該特定情報を受信する受信工程と、該受信工程により受信された特定情報に基づき、所定のWebサーバに接続する接続工程と、を行なうことを特徴とする。
【0054】
この第22の構成のサーバ接続方法においては、携帯電話装置において、撮影工程において、被写体を撮影して画像データを得ると、送信工程において、画像データをサーバコンピュータであって、該特徴量に対応する特定情報であってWebサーバを特定するための情報である特定情報を検出するためのサーバコンピュータに送信する。そして、サーバコンピュータにおいては、受信工程において、携帯電話装置から送信された画像データを受信すると、特徴量算出工程において、該画像データの特徴量を算出する。そして、検出工程において、該記憶テーブルにより、受信した特徴量のデータに対応する特定情報を検出する。そして、送信工程において、特定情報のデータを送信元に送信する。そして、携帯電話装置においては、受信工程において、該特定情報のデータを受信し、接続工程において、その特定情報に基づき所定のWebサーバに接続を行う。よって、サーバコンピュータにおいて、画像の特徴量として例えば会社名や会社のロゴマーク等の文字や図形を画像認識した結果の特徴量を記憶しておき、該特定情報として、その会社のWebサイトのURLを記憶しておき、特徴量に対応する特定情報を検出するようにしておくことにより、携帯電話装置において、文字や図形等を撮影するのみでその文字や図形に関連するWebサイトにアクセスすることが可能となる。
【0055】
また、第23には、Webサーバへの接続を行なうサーバ接続方法であって、被写体を撮影して画像データを得る撮影工程と、該撮影工程により得られた画像データの特徴量を算出する特徴量算出工程と、画像の特徴量と、該特徴量に対応する特定情報であってWebサーバを特定するための情報である特定情報とを記憶する記憶テーブルにより、該特徴量算出工程により算出された特徴量のデータに対応する特定情報を検出する検出工程と、該検出工程により検出された特定情報に基づき、所定のWebサーバに接続する接続工程と、を有することを特徴とする。
【0056】
この第23の構成においては、撮影工程において、被写体を撮影して画像データを得ると、特徴量算出工程において、撮影工程により得られた画像データの特徴量を算出する。そして、検出工程において、記憶テーブルにより、該特徴量算出工程により算出された特徴量のデータに対応する特定情報を検出し、接続工程において、検出工程により検出された特定情報に基づき、所定のWebサーバに接続する。よって、上記記憶テーブルに記憶されている画像の特徴量として例えば会社名や会社のロゴマークを画像認識した結果の特徴量を記憶しておき、該特定情報として、その会社のWebサイトのURLを記憶しておくことにより、携帯電話装置において、文字や図形等を撮影するのみでその文字や図形に関連するWebサイトにアクセスすることが可能となる。
【0057】
また、第24には、上記第20から第23までのいずれかの構成において、上記記憶テーブルに記憶されている画像の特徴量は、文字及び/又は図形を画像認識することにより得られる特徴量であり、該特徴量に対応する特定情報は、該文字及び/又は図形と関連するWebサーバを特定するための情報であることを特徴とする。
【0058】
また、第25には、上記第18から第24までのいずれかの構成において、上記特定情報が、インターネットにおけるURLであることを特徴とする。
【0059】
なお、上記第21、第22、第24、第25の構成において、サーバコンピュータにおいて受信工程で受信を行ってから送信工程で送信を行なうまでの間、受信工程において受信を行うために接続された回線をそのまま接続しておいてもよいし、受信工程による受信が完了した場合に一旦回線を切断し送信工程において送信を行う際に再度送信元に対して回線を接続するようにしてもよい。なお、一旦回線を切断しその後回線を接続する場合には、送信元の宛先(例えば、電話番号)を取得しておく必要がある。
【0060】
また、第26には、Webサーバへの接続を行なうためのサーバ接続プログラムであって、被写体を撮影して得た画像データの特徴量を算出する特徴量算出処理と、該特徴量算出処理により算出された特徴量のデータを該通信装置により、サーバコンピュータであって、該特徴量に対応する特定情報であってWebサーバを特定するための情報である特定情報を検出するためのサーバコンピュータに送信する送信処理と、該サーバコンピュータから送信された特定情報を該通信装置により受信する受信処理と、を実行することを特徴とする。
【0061】
この第26の構成のサーバ接続プログラムは、カメラ付きの携帯電話装置等の撮影機能を有する端末装置に記憶させて使用する。すなわち、被写体を撮影して画像データを取得したら、該特徴量算出処理により、被写体を撮影して得た画像データの特徴量を算出する。そして、該送信処理により、該特徴量算出処理により算出された特徴量のデータを該通信装置により、サーバコンピュータであって、該特徴量に対応する特定情報であってWebサーバを特定するための情報である特定情報を検出するためのサーバコンピュータに送信する。そして、サーバコンピュータにおいて、該特徴量に対応する特定情報であってWebサーバを特定するための情報である特定情報が検出されて該特定情報のデータが携帯電話装置に送られたら、上記受信処理により該特定情報のデータを受信し、その特定情報に基づき所定のWebサーバに接続を行う。よって、サーバコンピュータにおいて、画像の特徴量として例えば会社名や会社のロゴマーク等の文字や図形を画像認識した結果の特徴量を記憶しておき、該特定情報として、その会社のWebサイトのURLを記憶しておき、特徴量に対応する特定情報を検出するようにしておくことにより、携帯電話装置において、文字や図形等を撮影するのみでその文字や図形に関連するWebサイトにアクセスすることが可能となる。
【0062】
また、第27には、Webサーバへの接続を行なうためのサーバ接続プログラムであって、被写体を撮影して得た画像データを、サーバコンピュータであって、該画像データの特徴量を算出するとともに、該特徴量に対応する特定情報であってWebサーバを特定するための情報である特定情報を検出するためのサーバコンピュータに送信する送信処理と、該サーバコンピュータから送信された該特定情報を受信する受信処理と、を実行することを特徴とする。
【0063】
この第27の構成のサーバ接続プログラムは、カメラ付きの携帯電話装置等の撮影機能を有する端末装置に記憶させて使用する。すなわち、被写体を撮影して画像データを取得したら、該送信処理により、画像データを、サーバコンピュータであって、該画像データの特徴量を算出するとともに、該特徴量に対応する特定情報であってWebサーバを特定するための情報である特定情報を検出するためのサーバコンピュータに送信する。そして、サーバコンピュータにおいて、該画像データの特徴量が算出され、さらに、該特徴量に対応する特定情報であってWebサーバを特定するための情報である特定情報が検出されて該特定情報のデータが携帯電話装置に送られたら、該受信処理により該特定情報のデータを受信し、その特定情報に基づき所定のWebサーバに接続を行う。よって、サーバコンピュータにおいて、画像の特徴量として例えば会社名や会社のロゴマーク等の文字や図形を画像認識した結果の特徴量を記憶しておき、該特定情報として、その会社のWebサイトのURLを記憶しておき、画像データの特徴量を算出するとともに、特徴量に対応する特定情報を検出するようにしておくことにより、携帯電話装置において、文字や図形等を撮影するのみでその文字や図形に関連するWebサイトにアクセスすることが可能となる。
【0064】
また、第28には、Webサーバへの接続を行なうためのサーバ接続プログラムであって、被写体を撮影して得た画像データの特徴量を算出する特徴量算出処理と、画像の特徴量と、該特徴量に対応する特定情報であってWebサーバを特定するための情報である特定情報とを記憶する記憶テーブルにより、該特徴量算出処理により算出された特徴量のデータに対応する特定情報を検出する検出処理と、を実行することを特徴とする。
【0065】
この第28の構成のサーバ接続プログラムは、カメラ付きの携帯電話装置等の撮影機能を有する端末装置に記憶させて使用する。すなわち、被写体を撮影して画像データを取得したら、特徴量算出処理により、画像データの特徴量を算出する。そして、検出処理により、記憶テーブルにより、該特徴量算出処理により算出された特徴量のデータに対応する特定情報を検出し、検出工程により検出された特定情報に基づき、所定のWebサーバに接続する。よって、上記記憶テーブルに記憶されている画像の特徴量として例えば会社名や会社のロゴマークを画像認識した結果の特徴量を記憶しておき、該特定情報として、その会社のWebサイトのURLを記憶しておくことにより、携帯電話装置において、文字や図形等を撮影するのみでその文字や図形に関連するWebサイトにアクセスすることが可能となる。
【0066】
また、第29には、上記第26から第28までのいずれかの構成において、上記サーバ接続プログラムが、さらに、特定情報に基づき、所定のWebサーバに接続するための処理であって、少なくともWebブラウザの機能を有するプログラムに該所定のWebサーバへの接続を指示する処理を実行することを特徴とする。
【0067】
なお、上記第26から第29までのプログラムを記録した記録媒体としてもよい。
【0068】
また、第30には、サーバコンピュータであって、上記第26又は第27又は第28又は第29の構成のサーバ接続プログラムのデータを記憶する記憶手段と、該サーバコンピュータに電気通信回線網を介して接続された端末から、該サーバ接続プログラムのデータの送信依頼を受信した場合に、該端末に該サーバ接続プログラムのデータを送信する送信手段と、を有することを特徴とする。
【0069】
よって、携帯電話装置等の端末から該サーバ接続プログラムのデータの送信依頼を受信した場合に、該端末に該サーバ接続プログラムのデータを送信することにより、携帯電話装置において、文字や図形等を撮影するのみでその文字や図形に関連するWebサイトにアクセスすることが可能となる。
【0070】
また、第31には、サーバコンピュータであって、上記第29の構成のサーバ接続プログラムのデータと、画像の特徴量と、該特徴量に対応する特定情報であってWebサーバを特定するための情報である特定情報とを記憶する記憶テーブルのデータを記憶する記憶手段と、該サーバコンピュータに電気通信回線網を介して接続された端末から、該サーバ接続プログラムのデータと記憶テーブルのデータの送信依頼を受信した場合に、該端末に該サーバ接続プログラムのデータと記憶テーブルのデータとを送信する送信手段と、を有することを特徴とする。
【0071】
よって、携帯電話装置等の端末から該サーバ接続プログラムのデータと記憶テーブルのデータの送信依頼を受信した場合に、該端末に該サーバ接続プログラムのデータと記憶テーブルのデータとを送信することにより、携帯電話装置において、文字や図形等を撮影するのみでその文字や図形に関連するWebサイトにアクセスすることが可能となる。
【0072】
なお、上記第1から第31の構成やその他の構成において、「携帯電話装置」とあるのは「携帯端末」又は「端末装置」としてもよい。例えば、上記第5〜第13までの構成において、「携帯電話装置」とあるのは「携帯端末」又は「端末装置」としてもよい。また、例えば、上記第18〜第22の構成において、「携帯電話装置」とあるのは「携帯端末」又は「端末装置」としてもよい。また、上記第1から第31の構成やその他の構成において、「特徴量に対応する特定情報であってWebサーバを特定するための情報である特定情報」とあるのは、「特徴量に対応するURLの情報」としてもよい。
【0073】
【発明の実施の形態】
本発明の実施の形態としての実施例を図面を利用して説明する。本発明の第1実施例に基づく接続システム(サーバ接続システム)P1は、図1に示すように、携帯電話装置(以下単に「携帯電話」とする)Aと、接続支援サーバ(「接続支援サーバー」としてもよい)Bとを有していて、Webサーバ(ウェブサーバ)Cへの接続を行なうためのシステムである。
【0074】
この接続支援サーバBと、WebサーバCは、電気通信回線網Nに接続されていて、携帯電話Aは、所定のサーバに接続するとともに、Webブラウザを用いて接続支援サーバBやWebサーバCにアクセスすることが可能である。
【0075】
まず、携帯電話Aについて説明する。携帯電話Aは、カメラを搭載した携帯電話であり、図2に示すように、通信部5と、カメラ10と、表示部12と、操作部14と、記憶部16と、CPU22等を有している。
【0076】
ここで、通信部5は、基地局との通信を行うための装置であり、アンテナ、送受信アンプや、送受信回路、モデム等から構成される。また、カメラ10は、被写体を撮影するための装置であり、操作部14を操作することにより撮影が可能である。この携帯電話Aは、撮影機能を有する携帯電話あるといえる。また、表示部12は、画像を表示するための表示装置である。また、操作部14は、各種入力を行うための操作ボタンにより構成される。
【0077】
また、記憶部16は、各種情報を格納するための記憶装置であり、この記憶部16は、図2に示すように、プログラム格納部18と、データ格納部20とを有している。この記憶部16は、実際には、複数の記憶装置により構成される場合もある。
【0078】
このプログラム格納部18には、携帯電話Aにおける各部を動作させるための各種プログラムが格納されており、実際には、メモリ等の記憶装置に各種プログラムを格納した状態で構成される。このプログラム格納部18には、図3に示すように、撮影プログラム18a、特徴量算出プログラム18b、通信プログラム18c等が格納されている。
【0079】
ここで、撮影プログラム18aは、カメラ10により被写体を撮影するためのプログラムであり、被写体を表示部12に表示させたり、被写体を撮影して得た画像をデータ格納部20に格納したりするためのプログラムである。
【0080】
また、特徴量算出プログラム18bは、画像認識を行って画像の特徴量を算出するためのプログラムであり、撮影して得た画像における文字や図形等を抽出するとともに、抽出した文字や図形等の特徴量を算出するためのプログラムである。具体的には、文字や図形の輪郭の頂点の数や、頂点同士を結んだ直線同士がなす角度や、色(例えば、文字や図形自体の色や背景の色)等により特徴量を算出する。算出する特徴量は、例えば、所定の桁数の数字により表現される。なお、例えば、一連の文字については、その一連の文字についての1つの特徴量が算出される。例えば、「ABCD」という文字列であれば、この「ABCD」という文字列に対して1つの特徴量が算出される。このプログラムは、少なくとも、文字認識や図形認識等を行い、文字や図形等の特徴量を算出する機能を有しているといえる。
【0081】
また、通信プログラム18cは、携帯電話Aにより通信を行うためのプログラムであり、通話、インターネットによる通信等を行うためのプログラムである。この通信プログラム18cには、特に、撮影した画像に基づき所定のWebサーバへの接続を行なうモードである画像認識接続モードの場合に実行させるプログラムが格納されていて、例えば、特徴量が算出された場合には接続支援サーバBに算出された特徴量のデータを送信するプログラムである特徴量データ送信プログラムや、接続支援サーバBからURLのデータが送信された場合にはそのURLのデータを受信するプログラムであるURLデータ受信プログラムや、Webサーバに接続を行うためのプログラム(すなわち、Webブラウザの機能を有するプログラム)であるWebサーバ接続プログラムや、URLのデータを接続支援サーバBから受信した場合に受信したURLのデータに従いWebサーバへの接続をWebサーバ接続プログラムに指示する接続指示プログラム等が含まれている。
【0082】
なお、携帯電話であるので、当然携帯電話本来の機能を果たすための各種プログラムは、プログラム格納部18に格納されている。
【0083】
なお、プログラム格納部18に格納されているプログラムは、予め携帯電話Aの記憶部16におけるプログラム格納部18に記憶しておいてもよいが、既存の携帯電話にダウンロードさせるようにしてもよい。つまり、従来の携帯電話には記憶されていないプログラム、すなわち、上記画像認識接続モードにおいて実行されるプログラム、例えば、上記特徴量算出プログラムや、特徴量データ送信プログラムや、URLデータ受信プログラムや、接続指示プログラム等をダウンロードさせることにより、既存の携帯電話にも適用することが可能となる。この場合に接続支援サーバBに、ダウンロードさせるプログラムのデータを記憶しておき、携帯電話Aから送信依頼があった場合には、該プログラムのデータを送信してダウンロードさせる。
【0084】
なお、上記特徴量算出プログラムと、特徴量データ送信プログラムと、URLデータ受信プログラムと、接続指示プログラムとは、上記サーバ接続プログラムとして機能する。特に、特徴量算出プログラムは、被写体を撮影して得た画像データの特徴量を算出する特徴量算出処理を実行するプログラムであり、特徴量データ算出プログラムは、該特徴量算出処理により算出された特徴量のデータを該通信装置により、サーバコンピュータであって、該特徴量に対応する特定情報であってWebサーバを特定するための情報である特定情報を検出するためのサーバコンピュータに送信する送信処理を実行するプログラムであり、URLデータ受信プログラムは、該サーバコンピュータから送信された特定情報を該通信装置により受信する受信処理を実行するプログラムであり、接続指示プログラムは、特定情報に基づき、所定のWebサーバに接続するための処理であって、少なくともWebブラウザの機能を有するプログラムに該所定のWebサーバへの接続を指示する処理を実行するプログラムである。
【0085】
また、データ格納部20は、各種データを格納するための記憶装置であり、撮影して得た画像等のデータを一時的に格納したり、登録した電話番号のデータを保存したりするのに用いられる。
【0086】
また、CPU22は、携帯電話Aを構成する各部の動作を制御するものであり、制御装置、演算装置、主記憶装置としての機能を有し、特に、プログラム格納部18に格納された各プログラムに従い動作する。
【0087】
次に、接続支援サーバBについて説明する。接続支援サーバBは、サーバコンピュータであり、通信部30と、記憶部32と、CPU38とを有している。
【0088】
この通信部30は、電気通信回線網Nと接続された通信装置であり、インターネットを介して外部との通信が可能となっている。
【0089】
また、記憶部32は、各種情報を記憶するための記憶装置であり、この記憶部32は、プログラム格納部34と、データ格納部36とを有している。この記憶部32は、実際には、複数の記憶装置により構成される場合もある。
【0090】
このプログラム格納部34には、接続支援サーバBにおける各部を動作させるための各種プログラムが格納されており、実際には、ハードディスク等の記憶装置に各種プログラムを格納した状態で構成される。このプログラム格納部34には、図5に示すようにURL検出プログラム34aと、通信プログラム34bとを有している。
【0091】
このURL検出プログラム34aは、データ格納部36に格納されたURL検出用テーブルに従い、携帯電話Aから送信された特徴量のデータに基づき、URLを検出するためのプログラムである。
【0092】
また、通信プログラム34bは、外部との通信を行うためのプログラムであり、特に、携帯電話Aから送信された特徴量のデータを受信するプログラムである特徴量データ受信プログラムや、検出されたURLのデータを携帯電話Aに送信するためのプログラムであるURLデータ送信プログラム等を有している。
【0093】
また、データ格納部36は、各種データを格納するための記憶装置であり、特に、図6に示すようなURL検出用テーブル(以下単に「検出用テーブル」とする)(記憶テーブル)が格納されている。この検出用テーブルは、特徴量とURLの対応を示すものであり、所定の特徴量に対応したURLのデータが記憶されている。なお、1つのURLに対して複数の特徴量が記憶される場合もある。例えば、ある文字を撮影した場合に、その文字が正立した状態で撮影した場合(図7(a)参照)と上下逆の場合(図7(b)参照)や、所定角度傾いた状態で撮影した場合(図7(c)参照)等では、算出される特徴量が異なるので、正立した状態以外の状態の文字、図形が撮影された場合に対応するように、正立した場合のみならず、他の場合の特徴量のデータも記憶しておく。例えば、図7(a)、(b)、(c)のそれぞれの場合についての特徴量も記憶しておく。つまり、ある文字や図形が撮影される状況を考慮して、1つの文字や図形に対して複数個の特徴量を記憶しておく。また、ある状態(例えば、正立した場合)でも、カメラの向きが正面に対峙しておらず、図7(d)に示すように、若干斜めに撮影される場合もあるので、記憶される特徴量についても所定の幅を持たせて、所定の範囲の特徴量として記憶しておくことが好ましい。例えば、ある特徴量について、下数桁を所定の範囲とすることが考えられる。
【0094】
また、この検出用テーブルに記憶される特徴量に対応する文字や図形等としては、あるURLにより特定されるサイトに関連する文字や図形に対応した特徴量を多く格納しておくことが好ましい。例えば、ある会社のサイトの場合には、その会社名の文字のみならず、その会社名のロゴマークや、会社を示す図形、その会社の商品名や商品のロゴマーク等そのサイトに関連する文字や図形等に対応する特徴量を記憶しておく。また、文字や図形のみならず、記号や絵柄でもよく、また、平面的に表示されたものにも限られない。例えば、有形の商品(例えば、飲料容器、自動車等)の全体像を撮影して算出した特徴量を記憶しておいてもよい。なお、上記検出用テーブルが、上記記憶テーブルに当たる。また、データ格納部36は、上記記憶テーブルを有する記憶手段に当たる。なお、検出用テーブルに記憶されているURLは、上記「特徴量に対応する特定情報であってWebサーバを特定するための情報である特定情報」に当たる。なお、URLであるので、Webサーバを特定するのみならず、サーバ上のファイルまで特定する場合もあるが、その場合も、少なくともWebサーバを特定しているといえる。
【0095】
また、CPU38は、接続支援サーバBを構成する各部の動作を制御するものであり、制御装置、演算装置、主記憶装置としての機能を有し、特に、プログラム格納部34に格納された各プログラムに従い動作する。
【0096】
次に、WebサーバCは、インターネットにより公開するWebページのデータを保存するとともに、Webブラウザからの要求に従ってHTML等のファイルを送信するサーバである。
【0097】
次に、上記構成の接続システムP1の動作について図8等を使用して説明する。まず、携帯電話Aを操作して、撮影した画像に基づき所定のWebサーバへの接続を行なうモードである画像認識接続モードに切換え、操作部14によりカメラ10を用いて文字や図形を撮影して、画像データを取り込む(S10、撮影工程)。つまり、ある文字や図形に関するWebサイトに接続したい場合に、その文字や図形を被写体として撮影する。図9、図10に示す例は、株式会社ABCDのサイトに接続しようとして、株式会社ABCDが販売している缶ジュースの容器に表示された会社名を示すロゴマークを撮影する場合の例を示すものであるが、例えば、図9(b)に示すように、該ロゴマークを撮影して、該ロゴマークの画像データを取り込む。取り込んだ画像を表示部12に表示した例が図10(a)のようになる。このステップS10の動作は、上記撮影プログラム18aに基づきCPU22がカメラ10等を制御することにより行われる。この場合、撮影プログラム18aやこれに従い動作するCPU22、カメラ10は、上記「被写体を撮影して画像データを得る撮影手段」として機能する。取り込んだ画像データは、データ格納部20に保存する。なお、上記の説明では、画像認識接続モードに切り換えた上で撮影をするとしたが、通常の写真撮影の場合と同様に撮影を行って画像を取り込んだ後に、画像認識接続モードに切り換えて次のステップS11に移行するようにしてもよい。その際には、画像の取込みが完了した時点で、画像認識接続モードに切換えを行うか否かの問い合わせを表示部12に表示する等してユーザに選択させるのが好ましい。
【0098】
すると、取り込んだ画像データの画像認識を行ってその画像の特徴量を算出する(S11、特徴量算出工程)。すなわち、撮影して得た画像における文字や図形等を抽出するとともに、抽出した文字や図形の特徴量を算出する。このステップS11の動作は、上記特徴量算出プログラム18bに基づきCPU22が演算を行って算出するこの場合、特徴量算出プログラム18bとCPU22は、上記「撮影手段により得られた画像データの特徴量を算出する特徴量算出手段」として機能する。なお、特徴量の算出ができない場合には、その旨を表示して処理を終了する。
【0099】
特徴量の算出が行われたら、該特徴量のデータを接続支援サーバBに送信する(S12、送信工程)。つまり、携帯電話Aからプロバイダのサーバへの回線接続を介して接続支援サーバBに対して回線を接続し、特徴量のデータを接続支援サーバBに送信する。このステップS12の動作は、上記通信プログラム(特に、特徴量データ送信プログラム)18cに基づきCPU22が通信部5等を制御することにより行われる。なお、この場合、特徴量データ送信プログラムとCPU22は、「該特徴量算出手段により算出された特徴量のデータを、サーバコンピュータであって、該特徴量に対応する特定情報であってWebサーバを特定するための情報である特定情報を検出するためのサーバコンピュータに送信する送信手段」として機能する。なお、送信の仕方としては、回線接続後特徴量のデータをそのまま送信してもよいし、電子メールにより特徴量のデータを送信する方法(例えば、メール文書中に特徴量のデータを含める方法や、特徴量のデータを電子メールに添付する方法等が考えられる)等種々の方法が考えられる。
【0100】
次に、接続支援サーバBでは、通信部30により、送信された特徴量のデータが受信され(S20、受信工程)、データ格納部36に一時保存される。このステップS20の動作は、通信プログラム(特に、特徴量データ受信プログラム)34bに基づき、CPU38が通信部30等を制御することにより行われる。この場合、特徴量データ受信プログラムやこれに従い動作するCPU38、通信部30は、上記「特徴量のデータの送信元から送信された特徴量のデータを受信する受信手段」に当たる。
【0101】
そして、受信した特徴量のデータと、検出用テーブルとに基づいて、該特徴量のデータに対応するURLを検索する(S21、検出工程)。つまり、受信した特徴量のデータと同一の特徴量が検出用テーブルに記憶されているか否かを検索し、記憶されている場合に、その特徴量に対応するURLを検出する。なお、受信した特徴量と同一の特徴量のみならず、所定の類似範囲にある特徴量を検出するようにしてもよい。このステップS21の動作は、URL検出プログラム34aに基づきCPU38により行われる。この場合、URL検出プログラム34aとこれに従い動作するCPU38は、上記「該記憶テーブルにより、受信した特徴量のデータに対応する特定情報を検出する検出手段」として機能する。
【0102】
そして、URLの検出が行われた場合、つまり、特徴量に対応するURLが検出された場合には、そのURLのデータを携帯電話Aに送信する(S22、S23、送信工程)。つまり、通信部30がURLのデータを携帯電話Aに対して送信する。なお、送信の仕方としては、URLのデータをそのまま送信してもよいし、電子メールによりURLのデータを送信する方法(例えば、メール文書中にURLのデータを含める方法や、URLのデータを電子メールに添付する方法等が考えられる)等種々の方法が考えられる。
【0103】
なお、URLの検出が行われなかった場合、つまり、特徴量に対応するURLが検出されなかった場合には、検出不能である旨の通知を携帯電話Aに対して行う。例えば、携帯電話Aの表示部12に検出不能である旨の表示を行うようにする。
【0104】
なお、ステップS23でURLのデータを送信する場合や、ステップS24で検出不能を通知する場合には、ステップS12において特徴量のデータを携帯電話Aから接続支援サーバBに送信するために接続された回線を、そのまま接続した状態としておき、検出されたURLのデータを該回線を通じて送信したり、検出不能の通知を行えばよい。なお、特徴量のデータの送信(S12)と受信(S20)が完了したら回線を切断し、ステップS23でURLのデータを送信する際や、ステップS24で検出不能を通知する際に、接続支援サーバBにより携帯電話Aに対して再び回線を接続するようにしてもよい。その場合には、携帯電話Aは、特徴量のデータを送信する際に携帯電話Aの宛先(例えば、電話番号)を送信し、接続支援サーバBでは、特徴量のデータを受信した際に、携帯電話Aの宛先のデータを保持しておき、URLのデータの送信を行う際に、その宛先に対して回線を接続してURLのデータを送信したり、検出不能を通知する際に、その宛先に対して回線を接続して通知を行えばよい。
【0105】
このステップS23の動作は、通信プログラム(特に、URLデータ送信プログラム)34bに基づき、CPU38が通信部30等を制御することにより行われ、また、ステップS24の動作も、通信プログラム34bに基づき、CPU38が通信部30等を制御することにより行われる。なお、ステップS23において、URLデータ送信プログラムとこれに従い動作するCPU38は、上記「該検出手段により検出された特定情報のデータを該送信元に送信する送信手段」として機能する。
【0106】
次に、携帯電話Aでは、URLのデータが受信される(S13、受信工程)と、受信したURLにより特定されるWebサイトに対して接続を行い、Webサイトのコンテンツを表示部12等に出力する(S14、接続工程)。つまり、通信部5により、送信されたURLのデータが受信され(S13)、該URLのデータは、データ格納部20に一時保存される。そして、通信部5は、Webブラウザの機能を有するプログラムにより、該URLにより特定されるWebサーバにアクセスし接続を行う。図10(b)は、あるWebサーバに接続して、そのサーバにより運営されるサイトのフロントページが携帯電話Aの表示部12に表示されている状態を示すものである。つまり、携帯電話Aのユーザとしては、文字や図形等を撮影するという操作をするのみで、関連するサイトにアクセスすることができる。
【0107】
一方、接続支援サーバBから検出不能の通知が行われ、携帯電話Aにより受信される(S15)と、その旨が表示部12に表示され、処理が終了する。
【0108】
上記ステップS13、S14、S15の各動作は、通信プログラム18cに基づき、CPU22が通信部5等を制御することにより行われる。特に、ステップS13の動作は、URLデータ受信プログラム等に基づき、CPU22が通信部5等を制御することにより行われ、また、ステップS14の動作は、上記Webサーバ接続プログラムや上記接続指示プログラム等に基づき、CPU22が通信部5等を制御することにより行われる。このステップS13において、URLデータ受信プログラムとCPU22とは、「サーバコンピュータから送信された該特定情報を受信する受信手段」として機能する。また、ステップS14において、Webサーバ接続プログラムとCPU22は、上記「受信手段により受信された特定情報に基づき、所定のWebサーバに接続する接続手段」として機能する。
【0109】
なお、上記ステップS21、S22において、複数のURLが検出された場合には、接続支援サーバBは、ステップS23でその複数のURLのデータを携帯電話Aに送り、携帯電話Aでは、複数のURLから所望のURLを選択するための選択画面を表示させ、ユーザは、その選択画面において、アクセスしたいURLを選択してそのURLにより特定されるWebサーバに接続するようにすればよい。
【0110】
以上のように、本実施例の接続システムP1によれば、文字や図形を携帯電話Aにより撮影するのみで、その文字や図形に関連するWebサイトに接続できるので、面倒な接続操作が必要なく、特に、URLが不明な場合でも容易に接続することが可能となる。例えば、ある飲料メーカーのサイトを見たい場合には、その飲料メーカーが販売している商品のロゴマーク等を撮影するのみで、そのサイトにアクセスすることができるので、非常に容易に希望のサイトにアクセスすることができる。また、Webサイトの運営側からすると、サイトへのアクセスが非常に容易となるので、サイトへのアクセス数の増加が期待され、ある商品やサービスの広告を行うサイトの場合には、そのサイトへのアクセス件数が増加することにより、広告効果を高めることが可能となる。
【0111】
次に、第2実施例について説明する。第2実施例の接続システムは、上記第1実施例の場合と同様の内容であるが、特徴量の算出についても接続支援サーバBにおいて行なう点が異なる。
【0112】
つまり、本発明の第2実施例に基づく接続システムP2は、上記第1実施例とと同様に、図1に示すように、携帯電話Aと、接続支援サーバBとを有している。
【0113】
そして、携帯電話Aは、図2に示すように、通信部5と、カメラ10と、表示部12と、操作部14と、記憶部16と、CPU22等を有しており、各部の構成は、上記第1実施例と同様であるが、記憶部16におけるプログラム格納部は、図11(a)に示すプログラム格納部18’に示すように構成され、撮影プログラム118aと、通信プログラム118b等が格納されていて、第1実施例とは異なり、特徴量算出プログラムは格納されていない。
【0114】
ここで、撮影プログラム118aは、上記第1実施例と同様に、カメラ10により被写体を撮影するためのプログラムであり、被写体を表示部12に表示させたり、被写体を撮影して得た画像をデータ格納部20に格納したりするためのプログラムである。
【0115】
また、通信プログラム118bは、携帯電話Aにより通信を行うためのプログラムであり、通話、インターネットによる通信等を行うためのプログラムである。この通信プログラム118bには、特に、撮影した画像に基づき所定のWebサーバへの接続を行なうモードである画像認識接続モードの場合に実行させるプログラムが格納されていて、例えば、画像認識接続モードの場合に接続支援サーバBに対して撮影して取り込んだ画像データを送信するプログラムである画像データ送信プログラムや、接続支援サーバBからURLのデータが送信された場合にはそのURLのデータを受信するプログラムであるURLデータ受信プログラムや、Webサーバに接続を行うためのプログラム(すなわち、Webブラウザの機能を有するプログラム)であるWebサーバ接続プログラムや、URLのデータを接続支援サーバBから受信した場合に受信したURLのデータに従いWebサーバへの接続をWebサーバ接続プログラムに指示する接続指示プログラム等が含まれている。
【0116】
なお、携帯電話であるので、当然携帯電話本来の機能を果たすための各種プログラムは、プログラム格納部18’に格納されている。
【0117】
なお、プログラム格納部18’に格納されているプログラムは、予め携帯電話Aの記憶部16におけるプログラム格納部18’に記憶しておいてもよいが、既存の携帯電話にダウンロードさせるようにしてもよい。つまり、従来の携帯電話には記憶されていないプログラム、すなわち、上記画像認識接続モードにおいて実行されるプログラム、例えば、上記画像データ送信プログラムや、URLデータ受信プログラムや、接続指示プログラム等をダウンロードさせることにより、既存の携帯電話にも適用することが可能となる。この場合に接続支援サーバBに、ダウンロードさせるプログラムのデータを記憶しておき、携帯電話Aから送信依頼があった場合には、該プログラムのデータを送信してダウンロードさせる。
【0118】
なお、上記画像データ送信プログラムと、URLデータ受信プログラムと、接続指示プログラムとは、上記サーバ接続プログラムとして機能する。特に、画像データ送信プログラムは、被写体を撮影して得た画像データを、サーバコンピュータであって、該画像データの特徴量を算出するとともに、該特徴量に対応する特定情報であってWebサーバを特定するための情報である特定情報を検出するためのサーバコンピュータに送信する送信処理を実行するプログラムであり、URLデータ受信プログラムは、サーバコンピュータから送信された該特定情報を受信する受信処理を実行するプログラムであり、接続指示プログラムは、特定情報に基づき、所定のWebサーバに接続するための処理であって、少なくともWebブラウザの機能を有するプログラムに該所定のWebサーバへの接続を指示する処理を実行するプログラムである。
【0119】
第2実施例の接続システムP2における携帯電話Aの構成は、上記の点以外は同様であるので、その詳しい説明を省略する。
【0120】
また、第2実施例の接続システムP2における接続支援サーバBについても、接続支援サーバBは、サーバコンピュータであり、通信部30と、記憶部32と、CPU38とを有していて、各部の構成は、上記第1実施例と同様であるが、記憶部32におけるプログラム格納部は、図11(b)に示すプログラム格納部34’に示すように構成され、特徴量算出プログラム134aと、URL検出プログラム134bと、通信プログラム134cとを有している。
【0121】
この特徴量算出プログラム134aは、上記第1実施例における特徴量算出プログラム18bと同様のプログラムであり、画像認識を行って画像の特徴量を算出するためのプログラムである。つまり、携帯電話Aから送信された画像データにおける文字や図形等を抽出するとともに、抽出した文字や図形の特徴量を算出するためのプログラムである。
【0122】
また、URL検出プログラム134bは、データ格納部36に格納されたURL検出用テーブル(図6参照)に従い、特徴量算出プログラム134aに従い算出された特徴量のデータに基づき、URLを検出するためのプログラムである。
【0123】
また、通信プログラム134cは、外部との通信を行うためのプログラムであり、特に、携帯電話Aから送信された画像のデータを受信し、また、検出されたURLのデータを携帯電話Aに送信するためのプログラムである。
【0124】
また、本第2実施例の接続支援サーバBにおけるデータ格納部36は、各種データを格納するための記憶装置であり、上記第1実施例の場合と同様に、図6に示すような検出用テーブルが格納されている。この検出用テーブルは、特徴量とURLの対応を示すものである。検出用テーブルの構成は、上記第1実施例の場合と同様であるので、その詳しい説明を省略する。
【0125】
第2実施例の接続システムP2における接続支援サーバBの構成は、上記の点以外は同様であるので、その詳しい説明を省略する。
【0126】
また、本第2実施例におけるWebサーバCの構成も上記第1実施例の場合と同様であるので、詳しい説明を省略する。
【0127】
次に、上記構成の接続システムP2の動作について図12等を使用して説明する。まず、携帯電話Aを操作して、撮影した画像に基づき所定のWebサーバへの接続を行なうモードである画像認識接続モードに切換え、操作部14によりカメラ10を用いて文字や図形を撮影して、画像データを取り込む(S30、撮影工程)。つまり、ある文字や図形に関するWebサイトに接続したい場合に、その文字や図形を被写体として撮影する。例えば、図9(b)に示すように、ロゴマークを撮影して、該ロゴマークの画像データを取り込む。取り込んだ画像を表示部12に表示した例が図10(a)のようになる。このステップS30の動作は、上記撮影プログラム18aに基づきCPU22がカメラ10等を制御することにより行われる。この場合、撮影プログラム18aやこれに従い動作するCPU22、カメラ10は、上記「被写体を撮影して画像データを得る撮影手段」として機能する。取り込んだ画像データは、データ格納部20に保存する。なお、上記の説明では、画像認識接続モードに切り換えた上で撮影をするとしたが、通常の写真撮影の場合と同様に撮影を行って画像を取り込んだ後に、画像認識接続モードに切り換えて次のステップS31に移行するようにしてもよい。その際には、画像の取込みが完了した時点で、画像認識接続モードに切換えを行うか否かの問い合わせを表示部12に表示する等してユーザに選択させるのが好ましい。
【0128】
上記ステップS30の次には、取り込んだ画像データを接続支援サーバBに送信する(S31、送信工程)。つまり、携帯電話Aからプロバイダのサーバへの回線接続を介して接続支援サーバBに対して回線を接続し、画像データを接続支援サーバBに送信する。このステップS31の動作は、上記通信プログラム118b(特に、画像データ送信プログラム)に基づきCPU22が通信部5等を制御することにより行われる。この場合、画像データ送信プログラムとCPU22は、上記「撮影手段により得られた画像データを、サーバコンピュータであって、該画像データの特徴量を算出するとともに、該特徴量に対応する特定情報であってWebサーバを特定するための情報である特定情報を検出するためのサーバコンピュータに送信する送信手段」として機能する。なお、送信の仕方としては、回線接続後特徴量のデータをそのまま送信してもよいし、電子メールにより画像デーを送信する方法(例えば、画像データを電子メールに添付する方法等が考えられる)等種々の方法が考えられる。
【0129】
次に、接続支援サーバBでは、通信部30により、送信された画像データが受信され(S40、受信工程)、データ格納部36に一時保存される。このステップS40の動作は、通信プログラム134c(特に、画像データ受信プログラム)に基づき、CPU38が通信部30等を制御することにより行われる。この場合、画像データ受信プログラムやこれに従い動作するCPU38、通信部30は、上記「画像データの送信元から送信された画像データを受信する受信手段」として機能する。
【0130】
そして、受信した画像データの画像認識を行ってその画像の特徴量を算出する(S41、特徴量算出工程)。すなわち、撮影して得た画像における文字や図形等を抽出するとともに、抽出した文字や図形の特徴量を算出する。このステップS41の動作は、上記特徴量算出プログラム134aに基づきCPU38が演算を行って算出する。この場合、特徴量算出プログラム134aとこれに従い動作するCPU38は、上記「受信手段により受信した画像データの特徴量を算出する特徴量算出手段」として機能する。なお、特徴量の算出ができない場合には、その旨を表示して処理を終了する。
【0131】
特徴量の算出が行われたら、算出された特徴量のデータと、検出用テーブルとに基づいて、該特徴量のデータに対応するURLを検索する(S42、検出工程)。つまり、算出された特徴量のデータと同一の特徴量が検出用テーブルに記憶されているか否かを検索し、記憶されている場合に、その特徴量に対応するURLを検出する。なお、受信した特徴量と同一の特徴量のみならず、所定の類似範囲にある特徴量を検出するようにしてもよい。このステップS42の動作は、URL検出プログラム134bに基づきCPU38により行われる。この場合、URL検出プログラム134bとこれに従い動作するCPU38は、上記「該記憶テーブルにより、該特徴量算出手段により算出された特徴量のデータに対応する特定情報を検出する検出手段」として機能する。
【0132】
そして、URLの検出が行われた場合、つまり、特徴量に対応するURLが検出された場合には、そのURLのデータを携帯電話Aに送信する(S43、S44、送信工程)。つまり、通信部30がURLのデータを携帯電話Aに対して送信する。なお、送信の仕方としては、URLのデータをそのまま送信してもよいし、電子メールによりURLのデータを送信する方法(例えば、メール文書中にURLのデータを含める方法や、URLのデータを電子メールに添付する方法等が考えられる)等種々の方法が考えられる。
【0133】
なお、URLの検出が行われなかった場合、つまり、特徴量に対応するURLが検出されなかった場合には、検出不能である旨の通知を携帯電話Aに対して行う。例えば、携帯電話Aの表示部12に検出不能である旨の表示を行うようにする。
【0134】
なお、ステップS44でURLのデータを送信する場合や、ステップS45で検出不能を通知する場合には、ステップS31において画像データを携帯電話Aから接続支援サーバBに送信するために接続された回線を、そのまま接続した状態としておき、検出されたURLのデータを該回線を通じて送信したり、検出不能の通知を行えばよい。なお、画像データの送信(S31)と受信(S40)が完了したら回線を切断し、ステップS44でURLのデータを送信する際や、ステップS45で検出不能を通知する際に、接続支援サーバBにより携帯電話Aに対して再び回線を接続するようにしてもよい。その場合には、携帯電話Aは、画像データを送信する際に携帯電話Aの宛先(例えば、電話番号)を送信し、接続支援サーバBでは、画像データを受信した際に、携帯電話Aの宛先のデータを保持しておき、URLのデータの送信を行う際に、その宛先に対して回線を接続してURLのデータを送信したり、検出不能を通知する際に、その宛先に対して回線を接続して通知を行えばよい。
【0135】
このステップS44の動作は、通信プログラム134c(特に、URLデータ送信プログラム)に基づき、CPU38が通信部30等を制御することにより行われ、また、ステップS45の動作も、通信プログラム134cに基づき、CPU38が通信部30等を制御することにより行われる。なお、ステップS44において、URLデータ送信プログラムとこれに従い動作するCPU38は、上記「該検出手段により検出された特定情報のデータを該送信元に送信する送信手段」として機能する。
【0136】
次に、携帯電話Aでは、URLのデータが受信される(S32、受信工程)と、受信したURLにより特定されるWebサイトに対して接続を行い、Webサイトのコンテンツを表示部12等に出力する(S33、接続工程)。つまり、通信部5により、送信されたURLのデータが受信され(S32)、該URLのデータは、データ格納部20に一時保存される。そして、通信部5は、Webブラウザの機能を有するプログラムにより、該URLにより特定されるWebサーバにアクセスし接続を行う。図10(b)は、あるWebサーバに接続して、そのサーバにより運営されるサイトのフロントページが携帯電話Aの表示部12に表示されている状態を示すものである。つまり、携帯電話Aのユーザとしては、文字や図形等を撮影するという操作をするのみで、関連するサイトにアクセスすることができる。
【0137】
一方、接続支援サーバBから検出不能の通知が行われ、携帯電話Aにより受信される(S34)と、その旨が表示部12に表示され、処理が終了する。
【0138】
上記ステップS32、S33、S34の各動作は、通信プログラム118bに基づき、CPU22が通信部5等を制御することにより行われる。特に、ステップS32の動作は、URLデータ受信プログラム等に基づき、CPU22が通信部5等を制御することにより行われ、また、ステップS33の動作は、上記Webサーバ接続プログラムや上記接続指示プログラム等に基づき、CPU22が通信部5等を制御することにより行われる。このステップS32において、URLデータ受信プログラムとCPU22とは、「サーバコンピュータから送信された該特定情報を受信する受信手段」として機能する。また、ステップS33において、Webサーバ接続プログラムとCPU22は、上記「受信手段により受信された特定情報に基づき、所定のWebサーバに接続する接続手段」として機能する。
【0139】
なお、上記ステップS42、S43において、複数のURLが検出された場合には、接続支援サーバBは、ステップS44でその複数のURLのデータを携帯電話Aに送り、携帯電話Aでは、複数のURLから所望のURLを選択するための選択画面を表示させ、ユーザは、その選択画面において、アクセスしたいURLを選択してそのURLにより特定されるWebサーバに接続するようにすればよい。
【0140】
以上のように、本実施例の接続システムP2によれば、文字や図形を携帯電話Aにより撮影するのみで、その文字や図形に関連するWebサイトに接続できるので、面倒な接続操作が必要なく、特に、URLが不明な場合でも容易に接続することが可能となる。例えば、ある飲料メーカーのサイトを見たい場合には、その飲料メーカーが販売している商品のロゴマーク等を撮影するのみで、そのサイトにアクセスすることができるので、非常に容易に希望のサイトにアクセスすることができる。また、Webサイトの運営側からすると、サイトへのアクセスが非常に容易となるので、サイトへのアクセス数の増加が期待され、ある商品やサービスの広告を行うサイトの場合には、そのサイトへのアクセス件数が増加することにより、広告効果を高めることが可能となる。
【0141】
次に、第3実施例について説明する。第3実施例は、上記第1実施例、第2実施例とは異なり、携帯電話AのみによってWebサーバへの接続を行う点が異なる。つまり、この第3実施例においては、接続支援サーバBは用いない。
【0142】
本実施例における携帯電話Aは、図2に示すように、通信部5と、カメラ10と、表示部12と、操作部14と、記憶部16と、CPU22等を有しており、各部の構成は、上記第1実施例と同様であるが、記憶部16におけるプログラム格納部は、図13に示すプログラム格納部18’’に示すように構成され、撮影プログラム218aと、特徴量算出プログラム218bと、URL検出プログラム218cと、通信プログラム218d等が格納されている。
【0143】
ここで、撮影プログラム218aは、上記第1実施例と同様に、カメラ10により被写体を撮影するためのプログラムであり、被写体を表示部12に表示させたり、被写体を撮影して得た画像をデータ格納部20に格納したりするためのプログラムである。
【0144】
この特徴量算出プログラム218bは、上記第1実施例における特徴量算出プログラム18bと同様のプログラムであり、画像認識を行って画像の特徴量を算出するためのプログラムである。つまり、撮影して得た画像における文字や図形等を抽出するとともに、抽出した文字や図形の特徴量を算出するためのプログラムである。
【0145】
また、URL検出プログラム218cは、データ格納部36に格納されたURL検出用テーブル(図6参照)に従い、特徴量算出プログラム218bに従い算出された特徴量のデータに基づき、URLを検出するためのプログラムである。
【0146】
また、通信プログラム218dは、携帯電話Aにより通信を行うためのプログラムであり、通話、インターネットによる通信等を行うためのプログラムである。この通信プログラム218dには、特に、撮影した画像に基づき所定のWebサーバへの接続を行なうモードである画像認識接続モードの場合に実行させるプログラムが格納されていて、例えば、Webサーバに接続を行うためのプログラム(すなわち、Webブラウザの機能を有するプログラム)であるWebサーバ接続プログラムや、URLが検出された場合にそのURLのデータに従いWebサーバへの接続をWebサーバ接続プログラムに指示する接続指示プログラム等が含まれている。
【0147】
なお、携帯電話であるので、当然携帯電話本来の機能を果たすための各種プログラムは、プログラム格納部18’’に格納されている。
【0148】
また、本第3実施例の携帯電話Aにおけるデータ格納部20は、各種データを格納するための記憶装置であり、図6に示すような検出用テーブルが格納されている。つまり、この第3実施例においては、検出用テーブルは、携帯電話Aに設けられている。この検出用テーブルは、特徴量とURLの対応を示すものである。検出用テーブルの構成は、上記第1実施例の場合と同様であるので、その詳しい説明を省略する。
【0149】
なお、プログラム格納部18’’に格納されているプログラムや、データ格納部20に格納されている検出用テーブルは、予め携帯電話Aの記憶部16におけるプログラム格納部18’’やデータ格納部20に記憶しておいてもよいが、既存の携帯電話にダウンロードさせるようにしてもよい。つまり、従来の携帯電話には記憶されていないプログラム、すなわち、上記画像認識接続モードにおいて実行されるプログラム、例えば、上記特徴量算出プログラムや、URL検出プログラムや、接続指示プログラム等や、検出用テーブルのデータをダウンロードさせることにより、既存の携帯電話にも適用することが可能となる。
【0150】
第3実施例の携帯電話Aの構成は、上記の点以外は同様であるので、その詳しい説明を省略する。
【0151】
なお、上記特徴量算出プログラムと、URL検出プログラムと、接続指示プログラムとは、上記サーバ接続プログラムとして機能する。特に、特徴量算出プログラムは、被写体を撮影して得た画像データの特徴量を算出する特徴量算出処理を実行するプログラムであり、URL検出プログラムは、画像の特徴量と、該特徴量に対応する特定情報であってWebサーバを特定するための情報である特定情報とを記憶する記憶テーブルにより、該特徴量算出処理により算出された特徴量のデータに対応する特定情報を検出する検出処理を実行するプログラムであり、接続指示プログラムは、特定情報に基づき、所定のWebサーバに接続するための処理であって、少なくともWebブラウザの機能を有するプログラムに該所定のWebサーバへの接続を指示する処理を実行するプログラムである。
【0152】
次に、本第3実施例の携帯電話Aの動作について図14等を使用して説明する。まず、携帯電話Aを操作して、撮影した画像に基づき所定のWebサーバへの接続を行なうモードである画像認識接続モードに切換え、操作部14によりカメラ10を用いて文字や図形を撮影して、画像データを取り込む(S50、撮影工程)。つまり、ある文字や図形に関するWebサイトに接続したい場合に、その文字や図形を被写体として撮影する。例えば、図9(b)に示すように、ロゴマークを撮影して、該ロゴマークの画像データを取り込む。取り込んだ画像を表示部12に表示した例が図10(a)のようになる。このステップS50の動作は、上記撮影プログラム218aに基づきCPU22がカメラ10等を制御することにより行われる。この場合、撮影プログラム218aやこれに従い動作するCPU22、カメラ10は、上記「被写体を撮影して画像データを得る撮影手段」として機能する。取り込んだ画像データは、データ格納部20に保存する。なお、上記の説明では、画像認識接続モードに切り換えた上で撮影をするとしたが、通常の写真撮影の場合と同様に撮影を行って画像を取り込んだ後に、画像認識接続モードに切り換えて次のステップS51に移行するようにしてもよい。その際には、画像の取込みが完了した時点で、画像認識接続モードに切換えを行うか否かの問い合わせを表示部12に表示する等してユーザに選択させるのが好ましい。
【0153】
上記ステップS50の次には、画像データの画像認識を行ってその画像の特徴量を算出する(S51、特徴量算出工程)。すなわち、撮影して得た画像における文字や図形等を抽出するとともに、抽出した文字や図形の特徴量を算出する。このステップS51の動作は、上記特徴量算出プログラム218bに基づきCPU22が演算を行って算出する。この場合、特徴量算出プログラム218bとCPU22は、上記「撮影手段により得られた画像データの特徴量を算出する特徴量算出手段」として機能する。なお、特徴量の算出ができない場合には、その旨を表示して処理を終了する。
【0154】
特徴量の算出が行われたら、算出された特徴量のデータと、検出用テーブルとに基づいて、該特徴量のデータに対応するURLを検索する(S52、検出工程)。つまり、算出された特徴量のデータと同一の特徴量が検出用テーブルに記憶されているか否かを検索し、記憶されている場合に、その特徴量に対応するURLを検出する。なお、受信した特徴量と同一の特徴量のみならず、所定の類似範囲にある特徴量を検出するようにしてもよい。このステップS52の動作は、URL検出プログラム218cに基づきCPU22により行われる。この場合、URL検出プログラム218cとCPU22は、「記憶テーブルにより、該特徴量算出手段により算出された特徴量のデータに対応する特定情報を検出する検出手段」として機能する。
【0155】
そして、URLの検出が行われた場合、つまり、特徴量に対応するURLが検出された場合には、該URLにより特定されるWebサイトに対して接続を行い、Webサイトのコンテンツを表示部12等に出力する(S53、S54、接続工程)。つまり、通信部5は、Webブラウザの機能を有するプログラムにより、該URLにより特定されるWebサーバにアクセスし接続を行う。図10(b)は、あるWebサーバに接続して、そのサーバにより運営されるサイトのフロントページが携帯電話Aの表示部12に表示されている状態を示すものである。つまり、携帯電話Aのユーザとしては、文字や図形等を撮影するという操作をするのみで、関連するサイトにアクセスすることができる。一方、ステップS53においてURLが検出できなった場合には、処理を終了する。ステップS54の動作は、上記Webサーバ接続プログラムや上記接続指示プログラム等に基づき、CPU22が通信部5等を制御することにより行われる。このステップS54において、Webサーバ接続プログラムとCPU22は、上記「検出手段により検出された特定情報に基づき、所定のWebサーバに接続する接続手段」として機能する。
【0156】
なお、上記ステップS52、S53において、複数のURLが検出された場合には、携帯電話Aは複数のURLから所望のURLを選択するための選択画面を表示させ、ユーザは、その選択画面において、アクセスしたいURLを選択してそのURLにより特定されるWebサーバに接続するようにすればよい。
【0157】
以上のように、本実施例の携帯電話Aによれば、文字や図形を携帯電話Aにより撮影するのみで、その文字や図形に関連するWebサイトに接続できるので、面倒な接続操作が必要なく、特に、URLが不明な場合でも容易に接続することが可能となる。例えば、ある飲料メーカーのサイトを見たい場合には、その飲料メーカーが販売している商品のロゴマーク等を撮影するのみで、そのサイトにアクセスすることができるので、非常に容易に希望のサイトにアクセスすることができる。また、Webサイトの運営側からすると、サイトへのアクセスが非常に容易となるので、サイトへのアクセス数の増加が期待され、ある商品やサービスの広告を行うサイトの場合には、そのサイトへのアクセス件数が増加することにより、広告効果を高めることが可能となる。
【0158】
なお、上記各実施例の説明において、各種データを一時保存するとして説明した部分については、一時保存の処理を省略してもよい。
【0159】
なお、上記の説明においては、携帯電話を例に取って説明したが、携帯電話以外の携帯端末でもよく、また、携帯端末以外の端末装置でもよい。また、上記各実施例では、携帯電話、すなわち、無線通信機能を有する機器を例に取って説明したが、電気通信回線網に有線で接続されている機器であってもよい。例えば、上記パーソナルコンピュータに、図2におけるカメラ10、表示部12、操作部14、記憶部16、CPU22の機能を持たせたものでもよい。
【0160】
【発明の効果】
本発明に基づくサーバコンピュータ、携帯電話装置、サーバ接続システム、サーバ接続支援方法、サーバ接続方法等によれば、携帯電話装置等の端末装置において、文字や図形等を撮影するのみでその文字や図形に関連するWebサイトにアクセスすることが可能となり、非常に容易に希望のサイトにアクセスすることができる。また、Webサイトの運営側からすると、サイトへのアクセスが非常に容易となるので、サイトへのアクセス数の増加が期待され、ある商品やサービスの広告を行うサイトの場合には、そのサイトへのアクセス件数が増加することにより、広告効果を高めることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例に基づく接続システムの構成を示すブロック図である。
【図2】本発明の実施例に基づく携帯電話の構成を示すブロック図である。
【図3】第1実施例における携帯電話におけるプログラム格納部の構成を示す説明図である。
【図4】本発明の実施例に基づく接続支援サーバの構成を示すブロック図である。
【図5】第1実施例における接続支援サーバにおけるプログラム格納部の構成を示す説明図である。
【図6】URL検出用テーブルの構成を示す説明図である。
【図7】URL検出用テーブルの構成を説明するための説明図である。
【図8】第1実施例における接続システムの動作を説明するフローチャートである。
【図9】本発明の第1実施例及び第2実施例に基づく接続システム及び第3実施例に基づく携帯電話の使用状態を示す図である。
【図10】本発明の第1実施例及び第2実施例に基づく接続システム及び第3実施例に基づく携帯電話の使用状態を示す図である。
【図11】第2実施例におけるプログラム格納部の構成を示す図であり、(a)は第2実施例の携帯電話におけるプログラム格納部の構成を示す説明図であり、(b)は第2実施例の接続支援サーバにおけるプログラム格納部の構成を示す説明図である。
【図12】第2実施例における接続システムの動作を説明するフローチャートである。
【図13】第3実施例の携帯電話におけるプログラム格納部の構成を示す説明図である。
【図14】第3実施例における携帯電話の動作を説明するフローチャートである。
【符号の説明】
P1、P2 接続システム
A 携帯電話
B 接続支援サーバ
C Webサーバ
5、30 通信部
10 カメラ
12 表示部
14 操作部
16、32 記憶部
18、18’、18’’、34、34’ プログラム格納部
18a、118a、218a 撮影プログラム
18b、134a、218b 特徴量算出プログラム
18c、34b、118b、134c、218d 通信プログラム
20、36 データ格納部
22、38 CPU
34a、134b、218c URL検出プログラム
Claims (31)
- サーバコンピュータであって、
画像の特徴量と、該特徴量に対応する特定情報であってWebサーバを特定するための情報である特定情報とを記憶する記憶テーブルを有する記憶手段と、
特徴量のデータの送信元から送信された特徴量のデータを受信する受信手段と、
該記憶テーブルにより、受信した特徴量のデータに対応する特定情報を検出する検出手段と、
該検出手段により検出された特定情報のデータを該送信元に送信する送信手段と、
を有することを特徴とするサーバコンピュータ。 - サーバコンピュータであって、
画像の特徴量と、該特徴量に対応する特定情報であってWebサーバを特定するための情報である特定情報とを記憶する記憶テーブルを有する記憶手段と、
画像データの送信元から送信された画像データを受信する受信手段と、
該受信手段により受信した画像データの特徴量を算出する特徴量算出手段と、
該記憶テーブルにより、該特徴量算出手段により算出された特徴量のデータに対応する特定情報を検出する検出手段と、
該検出手段により検出された特定情報のデータを該送信元に送信する送信手段と、
を有することを特徴とするサーバコンピュータ。 - 上記記憶テーブルに記憶されている画像の特徴量は、文字及び/又は図形を画像認識することにより得られる特徴量であり、該特徴量に対応する特定情報は、該文字及び/又は図形と関連するWebサーバを特定するための情報であることを特徴とする請求項1又は2に記載のサーバコンピュータ。
- 上記特定情報が、インターネットにおけるURLであることを特徴とする請求項1又は2又は3に記載のサーバコンピュータ。
- 携帯電話装置であって、
被写体を撮影して画像データを得る撮影手段と、
該撮影手段により得られた画像データの特徴量を算出する特徴量算出手段と、
該特徴量算出手段により算出された特徴量のデータを、サーバコンピュータであって、該特徴量に対応する特定情報であってWebサーバを特定するための情報である特定情報を検出するためのサーバコンピュータに送信する送信手段と、
該サーバコンピュータから送信された該特定情報を受信する受信手段と、
該受信手段により受信された特定情報に基づき、所定のWebサーバに接続する接続手段と、
を有することを特徴とする携帯電話装置。 - 携帯電話装置であって、
被写体を撮影して画像データを得る撮影手段と、
該撮影手段により得られた画像データを、サーバコンピュータであって、該画像データの特徴量を算出するとともに、該特徴量に対応する特定情報であってWebサーバを特定するための情報である特定情報を検出するためのサーバコンピュータに送信する送信手段と、
該サーバコンピュータから送信された該特定情報を受信する受信手段と、
該受信手段により受信された特定情報に基づき、所定のWebサーバに接続する接続手段と、
を有することを特徴とする携帯電話装置。 - 携帯電話装置であって、
画像の特徴量と、該特徴量に対応する特定情報であってWebサーバを特定するための情報である特定情報とを記憶する記憶テーブルを有する記憶手段と、
被写体を撮影して画像データを得る撮影手段と、
該撮影手段により得られた画像データの特徴量を算出する特徴量算出手段と、
該記憶テーブルにより、該特徴量算出手段により算出された特徴量のデータに対応する特定情報を検出する検出手段と、
該検出手段により検出された特定情報に基づき、所定のWebサーバに接続する接続手段と、
を有することを特徴とする携帯電話装置。 - 上記記憶テーブルに記憶されている画像の特徴量は、文字及び/又は図形を画像認識することにより得られる特徴量であり、該特徴量に対応する特定情報は、該文字及び/又は図形と関連するWebサーバを特定するための情報であることを特徴とする請求項7に記載の携帯電話装置。
- 上記特定情報が、インターネットにおけるURLであることを特徴とする請求項5又は6又は7又は8に記載の携帯電話装置。
- Webサーバへの接続を行なうサーバ接続システムであって、
携帯電話装置であって、
被写体を撮影して画像データを得る撮影手段と、
該撮影手段により得られた画像データの特徴量を算出する特徴量算出手段と、
該特徴量算出手段により算出された特徴量のデータを、サーバコンピュータであって、該特徴量に対応する特定情報であってWebサーバを特定するための情報である特定情報を検出するためのサーバコンピュータに送信する送信手段と、
該サーバコンピュータから送信された該特定情報を受信する受信手段と、
該受信手段により受信された特定情報に基づき、所定のWebサーバに接続する接続手段と、
を有する携帯電話装置と、
サーバコンピュータであって、
画像の特徴量と、該特徴量に対応する特定情報であってWebサーバを特定するための情報である特定情報とを記憶する記憶テーブルを有する記憶手段と、
該携帯電話装置から送信された特徴量のデータを受信する受信手段と、
該記憶テーブルにより、受信した特徴量のデータに対応する特定情報を検出する検出手段と、
該検出手段により検出された特定情報のデータを該携帯電話装置に送信する送信手段と、
を有するサーバコンピュータと、
を有することを特徴とするサーバ接続システム。 - Webサーバへの接続を行なうサーバ接続システムであって、
携帯電話装置であって、
被写体を撮影して画像データを得る撮影手段と、
該撮影手段により得られた画像データを、サーバコンピュータであって、該画像データの特徴量を算出するとともに、該特徴量に対応する特定情報であってWebサーバを特定するための情報である特定情報を検出するためのサーバコンピュータに送信する送信手段と、
該サーバコンピュータから送信された該特定情報を受信する受信手段と、
該受信手段により受信された特定情報に基づき、所定のWebサーバに接続する接続手段と、
を有する携帯電話装置と、
サーバコンピュータであって、
画像の特徴量と、該特徴量に対応する特定情報であってWebサーバを特定するための情報である特定情報とを記憶する記憶テーブルを有する記憶手段と、
該携帯電話装置から送信された画像データの特徴量を算出する特徴量算出手段と、
該記憶テーブルにより、該特徴量算出手段により算出された特徴量のデータに対応する特定情報を検出する検出手段と、
該検出手段により検出された特定情報のデータを該携帯電話装置に送信する送信手段と、
を有するサーバコンピュータと、
を有することを特徴とするサーバ接続システム。 - 上記記憶テーブルに記憶されている画像の特徴量は、文字及び/又は図形を画像認識することにより得られる特徴量であり、該特徴量に対応する特定情報は、該文字及び/又は図形と関連するWebサーバを特定するための情報であることを特徴とする請求項10又は11に記載のサーバ接続システム。
- 上記特定情報が、インターネットにおけるURLであることを特徴とする請求項10又は11又は12に記載のサーバ接続システム。
- サーバコンピュータによりWebサーバへの接続支援を行なうサーバ接続支援方法であって、
特徴量のデータの送信元から送信された特徴量のデータを受信する受信工程と、
画像の特徴量と、該特徴量に対応する特定情報であってWebサーバを特定するための情報である特定情報とを記憶する記憶テーブルにより、受信した特徴量のデータに対応する特定情報を検出する検出工程と、
該検出工程により検出された該特定情報のデータを該送信元に送信する送信工程と、
を有することを特徴とするサーバ接続支援方法。 - サーバコンピュータによりWebサーバへの接続支援を行なうサーバ接続支援方法であって、
画像データの送信元から送信された画像データを受信する受信工程と、
該受信工程により受信された画像データの特徴量を算出する特徴量算出工程と、
画像の特徴量と、該特徴量に対応する特定情報であってWebサーバを特定するための情報である特定情報とを記憶する記憶テーブルにより、該特徴量算出工程により算出された特徴量のデータに対応する特定情報を検出する検出工程と、
該検出工程により検出された該特定情報のデータを該送信元に送信する送信工程と、
を有することを特徴とするサーバ接続支援方法。 - 上記記憶テーブルに記憶されている画像の特徴量は、文字及び/又は図形を画像認識することにより得られる特徴量であり、該特徴量に対応する特定情報は、該文字及び/又は図形と関連するWebサーバを特定するための情報であることを特徴とする請求項14又は15に記載のサーバ接続支援方法。
- 上記特定情報が、インターネットにおけるURLであることを特徴とする請求項14又は15又は16に記載のサーバ接続支援方法。
- 撮影機能を有する携帯電話装置によりWebサーバに接続を行うサーバ接続方法であって、
被写体を撮影して画像データを得る撮影工程と、
該撮影工程により得られた画像データの特徴量を算出する特徴量算出工程と、
該特徴量算出工程により算出された特徴量のデータを、サーバコンピュータであって、該特徴量に対応する特定情報であってWebサーバを特定するための情報である特定情報を検出するためのサーバコンピュータに送信する送信工程と、
該サーバコンピュータから送信された該特定情報を受信する受信工程と、
該受信工程により受信された特定情報に基づき、所定のWebサーバに接続する接続工程と、
を有することを特徴とするサーバ接続方法。 - 撮影機能を有する携帯電話装置によりWebサーバに接続を行うサーバ接続方法であって、
被写体を撮影して画像データを得る撮影工程と、
該撮影工程により得られた画像データを、サーバコンピュータであって、該画像データの特徴量を算出するとともに、該特徴量に対応する特定情報であってWebサーバを特定するための情報である特定情報を検出するためのサーバコンピュータに送信する送信工程と、
該サーバコンピュータから送信された該特定情報を受信する受信工程と、
該受信工程により受信された特定情報に基づき、所定のWebサーバに接続する接続工程と、
を有することを特徴とするサーバ接続方法。 - 携帯電話装置によりWebサーバに接続を行うサーバ接続方法であって、
被写体を撮影して画像データを得る撮影工程と、
該撮影工程により得られた画像データの特徴量を算出する特徴量算出工程と、
画像の特徴量と、該特徴量に対応する特定情報であってWebサーバを特定するための情報である特定情報とを記憶する記憶テーブルにより、該特徴量算出工程により算出された特徴量のデータに対応する特定情報を検出する検出工程と、
該検出工程により検出された特定情報に基づき、所定のWebサーバに接続する接続工程と、
を有することを特徴とするサーバ接続方法。 - Webサーバへの接続を行なうサーバ接続方法であって、
撮影機能を有する携帯電話装置により、
被写体を撮影して画像データを得る撮影工程と、
該撮影工程により得られた画像データの特徴量を算出する特徴量算出工程と、
該特徴量算出工程により算出された特徴量のデータを、サーバコンピュータであって、該特徴量に対応する特定情報であってWebサーバを特定するための情報である特定情報を検出するためのサーバコンピュータに送信する送信工程と、を行い、
サーバコンピュータにより、
該携帯電話装置から送信された特徴量のデータを受信する受信工程と、
画像の特徴量と、該特徴量に対応する特定情報であってWebサーバを特定するための情報である特定情報とを記憶する記憶テーブルにより、受信した特徴量のデータに対応する特定情報を検出する検出工程と、
該検出工程により検出された該特定情報のデータを該携帯電話装置に送信する送信工程と、を行い、
該携帯電話装置により、
該サーバコンピュータから送信された該特定情報を受信する受信工程と、
該受信工程により受信された特定情報に基づき、所定のWebサーバに接続する接続工程と、を行なう
ことを特徴とするサーバ接続方法。 - Webサーバへの接続を行なうサーバ接続方法であって、
撮影機能を有する携帯電話装置により、
被写体を撮影して画像データを得る撮影工程と、
該撮影工程により得られた画像データを、サーバコンピュータであって、該画像データの特徴量を算出するとともに、該特徴量に対応する特定情報であってWebサーバを特定するための情報である特定情報を検出するためのサーバコンピュータに送信する送信工程と、を行い、
サーバコンピュータにより、
該携帯電話装置から送信された画像データを受信する受信工程と、
該受信工程により受信された画像データの特徴量を算出する特徴量算出工程と、
画像の特徴量と、該特徴量に対応する特定情報であってWebサーバを特定するための情報である特定情報とを記憶する記憶テーブルにより、算出した特徴量のデータに対応する特定情報を検出する検出工程と、
該検出工程により検出された該特定情報のデータを該携帯電話装置に送信する送信工程と、を行い、
該携帯電話装置により、
該サーバコンピュータから送信された該特定情報を受信する受信工程と、
該受信工程により受信された特定情報に基づき、所定のWebサーバに接続する接続工程と、を行なう
ことを特徴とするサーバ接続方法。 - Webサーバへの接続を行なうサーバ接続方法であって、
被写体を撮影して画像データを得る撮影工程と、
該撮影工程により得られた画像データの特徴量を算出する特徴量算出工程と、
画像の特徴量と、該特徴量に対応する特定情報であってWebサーバを特定するための情報である特定情報とを記憶する記憶テーブルにより、該特徴量算出工程により算出された特徴量のデータに対応する特定情報を検出する検出工程と、
該検出工程により検出された特定情報に基づき、所定のWebサーバに接続する接続工程と、
を有することを特徴とするサーバ接続方法。 - 上記記憶テーブルに記憶されている画像の特徴量は、文字及び/又は図形を画像認識することにより得られる特徴量であり、該特徴量に対応する特定情報は、該文字及び/又は図形と関連するWebサーバを特定するための情報であることを特徴とする請求項20又は21又は22又は23に記載のサーバ接続方法。
- 上記特定情報が、インターネットにおけるURLであることを特徴とする請求項18又は19又は20又は21又は22又は23又は24に記載のサーバ接続方法。
- Webサーバへの接続を行なうためのサーバ接続プログラムであって、
被写体を撮影して得た画像データの特徴量を算出する特徴量算出処理と、
該特徴量算出処理により算出された特徴量のデータを該通信装置により、サーバコンピュータであって、該特徴量に対応する特定情報であってWebサーバを特定するための情報である特定情報を検出するためのサーバコンピュータに送信する送信処理と、
該サーバコンピュータから送信された特定情報を該通信装置により受信する受信処理と、を実行することを特徴とするサーバ接続プログラム。 - Webサーバへの接続を行なうためのサーバ接続プログラムであって、
被写体を撮影して得た画像データを、サーバコンピュータであって、該画像データの特徴量を算出するとともに、該特徴量に対応する特定情報であってWebサーバを特定するための情報である特定情報を検出するためのサーバコンピュータに送信する送信処理と、
該サーバコンピュータから送信された該特定情報を受信する受信処理と、を実行することを特徴とするサーバ接続プログラム。 - Webサーバへの接続を行なうためのサーバ接続プログラムであって、
被写体を撮影して得た画像データの特徴量を算出する特徴量算出処理と、
画像の特徴量と、該特徴量に対応する特定情報であってWebサーバを特定するための情報である特定情報とを記憶する記憶テーブルにより、該特徴量算出処理により算出された特徴量のデータに対応する特定情報を検出する検出処理と、を実行することを特徴とするサーバ接続プログラム。 - 上記サーバ接続プログラムが、さらに、特定情報に基づき、所定のWebサーバに接続するための処理であって、少なくともWebブラウザの機能を有するプログラムに該所定のWebサーバへの接続を指示する処理を実行することを特徴とする請求項26又は27又は28に記載のサーバ接続プログラム。
- サーバコンピュータであって、
上記請求項26又は27又は28又は29に記載のサーバ接続プログラムのデータを記憶する記憶手段と、
該サーバコンピュータに電気通信回線網を介して接続された端末から、該サーバ接続プログラムのデータの送信依頼を受信した場合に、該端末に該サーバ接続プログラムのデータを送信する送信手段と、
を有することを特徴とするサーバコンピュータ。 - サーバコンピュータであって、
上記請求項29に記載のサーバ接続プログラムのデータと、画像の特徴量と、該特徴量に対応する特定情報であってWebサーバを特定するための情報である特定情報とを記憶する記憶テーブルのデータを記憶する記憶手段と、
該サーバコンピュータに電気通信回線網を介して接続された端末から、該サーバ接続プログラムのデータと記憶テーブルのデータの送信依頼を受信した場合に、該端末に該サーバ接続プログラムのデータと記憶テーブルのデータとを送信する送信手段と、
を有することを特徴とするサーバコンピュータ。
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JP2011154520A (ja) * | 2010-01-27 | 2011-08-11 | Rakuten Inc | 情報提供装置、情報提供方法、情報提供用プログラム、データベース生成装置及びデータベース生成方法 |
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