JP2002199136A - 携帯通信端末 - Google Patents
携帯通信端末Info
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Abstract
ンターフェースにより、通信端末で表示されるアプリケ
ーション本来の情報とは独立した課金状況や端末の内部
情報等の付加情報を、リアルタイムで表示する携帯通信
端末を提供する 【解決手段】 ユーザが操作部8を操作して音声通話を
開始すると、端末アプリケーション11の起動と共に、
サブ領域表示タスク13が起動される。サブ領域表示タ
スク13は、サブ領域表示タスク13を起動した音声通
話アプリケーションから表示データ生成情報と表示デー
タ組立情報を取得する。表示データ生成情報と表示デー
タ組立情報を取得したら、参照領域情報と参照周期、及
び参照情報数を抽出し、RAM3を介して、音声通話ア
プリケーションの動作を監視するアプリケーションモニ
タが記録した”通話時間”、”通話料金”等の表示要素
データを取得し、表示部B10へ表示データを出力す
る。
Description
画面等が表示される表示部を有する携帯通信端末に関す
る。
号公報に、コンピュータ端末上で実行されるアプリケー
ションと通信プロトコルとの間で通信されるアプリケー
ションデータを盗み見ることで、アプリケーションの種
類に依存せずに、コンピュータ端末上に課金状況等をリ
アルタイムで表示する技術が開示されている。
onal Handy Phone System )や携帯電話機等の携帯通信
端末は、音声通話時は通話時間を、また、データ通信時
はデータ通信を行うアプリケーションの表示画面を、表
示部(表示手段)に表示するのみであった。従って、携
帯通信端末においては、通話時、または通信時における
課金状況の表示がなされていないため、料金の精算時に
高額な料金を請求されて困るユーザが現れ、問題となっ
ていた。特にパケット交換通信を利用する場合、通信さ
れたデータ量(パケット数)に対して課金するので、通
話時間に課金される従来の回線交換通信による音声通話
以上に、ユーザが利用した料金の額を直感的に認識でき
ないという問題があった。
は音声通話を行うためのアプリケーション”、”データ
通信にはデータ通信を行うためのアプリケーション”と
いうように、アプリケーションプログラムが使用の度に
変わるが、両者に対応して適切な課金情報等の提供は行
われていなかった。また、PHSや携帯電話機等の携帯
通信端末は、表示部(表示手段)が小さいため、一度に
多くのアプリケーションの情報を表示すると、ユーザが
表示内容を認識できないという問題があった。
記載の技術では、アプリケーション毎に異なるアプリケ
ーションデータを盗み見ているが、本来アプリケーショ
ンデータのフォーマットはアプリケーションに強く依存
するため、無数に存在する全てのアプリケーションのデ
ータを解析するようなプログラムを作成することには無
理があった。また、特に携帯通信端末はコンピュータ端
末と違い、用意されたリソース(ハードウェアを構成す
る資源)の処理能力が低いため、アプリケーション毎に
異なるデータを解析して、リアルタイムで表示すること
は負荷が重すぎるという問題があった。更に、各携帯通
信端末アプリケーションにリアルタイムの課金状況表示
機能を持たせることは、アプリケーション開発者にも大
きな負荷をかける要因となるという問題があった。
ので、好ましくは全ての携帯通信端末アプリケーション
が、共通のインターフェースにより、通信端末で表示さ
れるアプリケーション本来の情報とは独立した課金状況
や端末の内部情報等の付加情報を、リアルタイムで無理
なく表示することができる携帯通信端末を提供すること
を目的とする。
めに、請求項1に記載の発明は、携帯通信端末上で実現
される所定の機能を実行するアプリケーションプログラ
ム(例えば実施の形態の端末アプリケーション11に含
まれる音声通話アプリケーション101やWebブラウ
ザアプリケーション102、更には通信プロトコルスタ
ック12)を備え、該アプリケーションの情報を主表示
手段(例えば実施の形態の表示部A9)に表示する携帯
通信端末において、主表示手段とは独立した第2の表示
手段(例えば実施の形態の表示部B10)を設け、第2
の表示手段に、アプリケーションプログラムが表示する
アプリケーションの情報とは独立した付加情報を表示す
ることを特徴とする。以上の構成により、ユーザに、ア
プリケーションの情報を確認しながら、現在の時刻や、
電池残量、端末使用時間等の主表示手段に表示するアプ
リケーションの情報とは独立した付加情報を認識させる
ことを可能とする。また、携帯通信端末のどの部分に
も、付加情報を表示することを可能とする。
の携帯通信端末において、アプリケーションプログラム
から、共通のインタフェースにより付加情報を収集する
サブ領域表示制御手段(例えば実施の形態のサブ領域表
示タスク13)を設け、サブ領域表示制御手段の指示に
より、付加情報を表示することを特徴とする。以上の構
成により、全てのアプリケーションプログラムから付加
情報を取得することを可能とする。
の携帯通信端末において、サブ領域表示制御手段は、複
数の付加情報の中から表示する付加情報を選択する表示
内容選択手段(ステップS11〜ステップS13)を含
み、主表示手段、または第2の表示手段に表示される付
加情報は、表示内容選択手段により選択された情報とす
ることを特徴とする。以上の構成により、表示したい情
報が多数ある場合に、小さい表示範囲の表示手段から、
全ての情報を確認することを可能とする。
の携帯通信端末において、表示内容選択手段は、ユーザ
の操作により付加情報を選択することを特徴とする。以
上の構成により、ユーザが希望する付加情報を表示可能
とする。
の携帯通信端末において、表示内容選択手段は、タイマ
回路の指示により付加情報を順次選択することを特徴と
する。以上の構成により、ユーザの手を煩わさずに全て
の付加情報を表示可能とする。
求項5のいずれかに記載の携帯通信端末において、付加
情報は、携帯通信端末の通信の接続に係わる接続情報
(例えば実施の形態で説明する通話時間、通話料金、通
信料金等)であることを特徴とする。
求項5のいずれかに記載の携帯通信端末において、付加
情報は、携帯通信端末の状態を表す携帯通信端末の内部
情報(例えば実施の携帯で説明する電池残量や端末使用
時間等)であることを特徴とする。
求項5のいずれかに記載の携帯通信端末において、付加
情報は、アプリケーションプログラムが主表示手段に表
示しきれないアプリケーションプログラムの詳細情報
(例えば実施の形態で説明するゲームアプリケーション
の得点情報等)であることを特徴とする。
施の形態について、携帯通信端末の一例として携帯電話
機を用いて説明を行う。図1は、本発明の実施の形態に
よる携帯電話機の構成を示すブロック図である。図1に
おいて、制御部1は、通信プロトコルを含む携帯電話機
制御用のアプリケーションプログラムを実行することに
より、携帯電話機各部の動作を制御する。また、無線部
2は、送信信号の変調機能および受信信号の復調機能を
有する通信処理部であって、アンテナ2aを介して携帯
電話機の通信処理を統括する携帯電話基地局(図示せ
ず)と通信を行う。データ読み書き用のRAM(ランダ
ムアクセスメモリ)3は、ユーザ設定データや制御部1
で実行される上記アプリケーションプログラムの一時記
録データなどを格納するメモリである。また、ROM
(リードオンリメモリ)4は制御部1が実行する送信や
着信の各種携帯電話機制御プログラムなどを格納してい
る。
信データをアナログ音声信号に変換してスピーカ6に音
声出力し、一方、マイク7から入力された送話用の音声
信号を圧縮符号化し、無線部2を通じてアンテナ2aか
ら送信する。操作部8は「0」〜「9」のテンキーやフ
ァンクションキー等から構成され、電話番号や各種の機
能データを入力可能にしている。表示部A9は、アプリ
ケーションプログラムによる電話機能のメニューや、テ
ンキーやファンクションキーなどの入力操作に応じたデ
ータの表示を行う。表示部B10は、表示部A9とは独
立して制御される表示部であって、表示部A9とは異な
る情報を表示する。なお、表示部B10については詳細
を後述する。
まれた端末アプリケーション11と、通信プロトコルス
タック12とサブ領域表示タスク13とが実行される。
端末アプリケーション11は、携帯電話機の動作を制御
する電話制御用のアプリケーションプログラムで、例え
ば、一例として携帯電話機で音声通話を行う場合の音声
通話アプリケーションや、携帯電話機でインターネット
上の情報サーバにアクセスする場合のWebブラウザア
プリケーションが挙げられる。通信プロトコルスタック
12は、端末アプリケーション11に含まれる各アプリ
ケーションプログラムが要求する信号を、予め決められ
た通信手順に従って、無線部2を介して前述の携帯電話
基地局と送受信する。サブ領域表示タスク13は、端末
アプリケーション11や通信プロトコルスタック12か
ら、図2に示す表示データ生成情報、及び図3に示す表
示データ組立情報を取得して、表示部B10に表示する
情報を表示データとして作成する。なお、サブ領域表示
タスク13については、詳細を後述する。
B10に表示する表示要素(表示データ)を、どのよう
に取得すれば良いかを指示する情報であり、図2には、
表示データ生成情報の構成要素と、構成要素に指定可能
な指定範囲を記述する。構成要素と、構成要素に指定可
能な指定範囲は、例えば、 (1)表示要素名は、表示部B10に表示したい要素の
名前を示した情報であり、255文字以内の文字列
で、”送信パケット数”、”受信パケット数”、”通話
時間”、”通信時間”等と指定する。 (2)アプリケーション名は、表示要素名で指定される
情報を与えるアプリケーションの名前を示した情報であ
り、”通信プロトコル”、”音声通話”、”動画再
生”、”Webブラウザ”等と指定する。 (3)表示要素参照情報タイプは、表示要素名で指定さ
れる情報をどのような方法で取得するかを示した情報で
あり、取得方法として、情報をメモリ領域から読み出す
場合と、情報を固有の関数により取得する場合の2者
を、それぞれ”メモリ領域”、”関数”と指定する。 (4)参照周期は、表示要素名で指定される情報を取得
する周期を指定する情報であり、”最高速”、”周期を
表す時間(10msec〜10sec)”、”∞”等と
指定する。
は、表示要素名で指定される情報のデータが保持されて
いるメモリアドレス(例えばRAM3のアドレス)か、
表示要素を生成する関数を呼び出すアドレス(例えばR
OM4のアドレスを指定する。 (6)表示要素のビット構造は、取得した表示要素のデ
ータ構造を示した情報であり、”整数”、”浮動小数
点”、”文字列”、”ビットマップ”、”ベクトル情
報”等と指定する。 となる。
10に表示する表示要素(表示データ)の構成を指示す
る情報であり、図3には、表示データ組立情報の構成要
素と、構成要素の指定内容を記述する。構成要素と、構
成要素の指定内容は、例えば、 (1)表示データ組立情報名は、この表示データ組立情
報が何の情報に関するものかを示した情報であり、25
5文字以内の文字列で、”音声通話サブ領域表示”、”
Webブラウザサブ領域表示”等と指定する。 (2)アプリケーション名は、表示データ組立情報を与
えるアプリケーションの名前を示した情報であり、”通
信プロトコル”、”音声通話”、”動画再生”、”We
bブラウザ”等と指定する。 (3)表示要素の参照情報数は、表示部B10に表示す
る表示要素の数を指定する情報であり、”1以上の整
数”を指定する。
示する表示要素の1番最初に配置される表示要素名を指
定する。 (5)表示要素名2は、表示部B10へ表示する表示要
素の2番目に配置される表示要素名を指定する。 (6)表示要素名nは、表示部B10へ表示する表示要
素のn番目に配置される表示要素名を指定する。なお、
表示要素名は、表示要素の参照情報数に指定された数だ
け用意される。 となる。
本実施の形態の動作について、特にサブ領域表示タスク
13の動作を中心に説明する。この携帯電話機におい
て、ユーザが操作部8を操作して音声通話やデータ通信
を開始すると、端末アプリケーション11に含まれる音
声通話アプリケーションやデータ通信を行うアプリケー
ションの起動と共に、サブ領域表示タスク13が起動さ
れる(ステップS1)。なお、これ以降の説明の簡略化
のため、端末アプリケーション11に含まれるデータ通
信を行うアプリケーションとしては、携帯電話機でイン
ターネット上の情報サーバにアクセスする場合のWeb
ブラウザアプリケーションの場合を考える。
と、どのアプリケーションにより起動されたかを確認す
る(ステップS2)。ステップS2において、サブ領域
表示タスク13を起動したアプリケーションが音声通話
アプリケーションであった場合、サブ領域表示タスク1
3は、音声通話アプリケーションから表示データ生成情
報を取得する(ステップS3)。次に、同様に音声通話
アプリケーションから、表示データ組立情報を取得する
(ステップS4)。
得する表示データ生成情報と表示データ組立情報の一例
を図5に示す。本例では、音声通話アプリケーションか
ら取得する表示データ生成情報は図5の(a)、(b)
に示すように2種類存在し、一方は表示要素名が”通話
時間”であって、メモリ領域RAM3のアドレス”0x
33333333”から”1sec”毎に”整数”で取
得される。また、もう一方は表示要素名が”通話料金”
であって、同様にメモリ領域RAM3のアドレス”0x
44444444”から”1sec”毎に”整数”で取
得される。また、表示データ組立情報は図5の(c)に
示すように、表示データ組立情報名”音声通話サブ領域
表示”として、”通話時間”と”通話料金”の順で2個
の情報を表示するように指示される。
を取得したら、サブ領域表示タスク13は、表示データ
生成情報から、”表示要素参照情報タイプ”とそのアド
レス情報を含む参照領域情報を抽出する(ステップS
8)。次に、同様に、表示データ生成情報から、”参照
周期”を抽出する(ステップS9)。そして、表示デー
タ組立情報から”表示要素の参照情報数”を抽出する
(ステップS10)。参照領域情報と参照周期、及び参
照情報数を抽出したら、表示を指定された表示要素名を
確認する(ステップS11)。ここで、表示を指定され
た表示要素名とは、表示要素数が複数あって表示部B1
0に表示しきれない場合に、表示要素名を指定すること
により、表示を指定された表示要素名のことで、表示要
素名の指定方法としては、例えば (1)ユーザに操作部8を用いて指定させる。 (2)タイマを用いて一定時間毎に指定を切り替える。 等が考えられる。
きたら、サブ領域表示タスク13は、指定された表示要
素を選択し(ステップS12)、表示要素名で指定され
るデータを指定された参照領域から取得する(ステップ
S13)。ただし、表示要素全てを一度に表示部B10
に表示しきれる場合、ステップS11とステップS12
は実行されなくても良い。そして、指定された表示要素
のデータを表示データへ変換し、表示部B10へ出力す
ることにより、表示要素を表示部B10に表示する(ス
テップS14)。表示要素の表示後は、サブ領域表示タ
スク13を起動したアプリケーションが終了したか否か
を確認し(ステップS15)、終了していない場合(ス
テップS15のNO)、表示要素の参照周期が経過した
か否かを確認する(ステップS16)。
周期が経過していた場合(ステップS16のYES)、
ステップS11へ戻り、上述の動作を繰り返す。ステッ
プS16において、表示要素の参照周期が経過していな
い場合(ステップS16のNO)、ステップS15へ戻
り、アプリケーションの終了監視と参照周期の監視を繰
り返す。また、ステップS15において、サブ領域表示
タスク13を起動したアプリケーションが終了していた
場合(ステップS15のYES)、サブ領域表示タスク
13も動作を終了する。
ブ領域表示タスク13が起動された場合の、各構成要素
間のデータの流れを図6を用いて説明すると、端末アプ
リケーション11に含まれる音声通話アプリケーション
101は、ユーザの音声通話の開始と共に、通信プロト
コルスタック12を介して無線部2と通話信号の送受信
を始める。一方、音声通話アプリケーション101は表
示部A9に、例えば通話相手先の電話番号等の情報を表
示する表示データを出力する。また、サブ領域表示タス
ク13は、RAM3を介して、音声通話アプリケーショ
ン101の動作を監視するアプリケーションモニタが記
録した”通話時間”、”通話料金”等の表示要素データ
を取得する。そして、音声通話アプリケーション101
の指示する表示データ組立情報に従い、表示部B10へ
表示データを出力する。
示タスク13を起動したアプリケーションがデータ通信
アプリケーションであった場合、サブ領域表示タスク1
3は、通信プロトコルスタック12から表示データ生成
情報を取得する(ステップS5)。なお、本実施の形態
では、説明の簡略化のため、端末アプリケーション11
に含まれるデータ通信を行うアプリケーションは、We
bブラウザアプリケーションのみとしているので、”デ
ータ通信アプリケーション=Webブラウザアプリケー
ション”として説明するが、データ通信アプリケーショ
ンが複数ある場合、ここでデータ通信アプリケーション
が何であるか確認する処理が実行される。
得する表示データ生成情報の一例を図7に示す。本例で
は、通信プロトコルスタック12から取得する表示デー
タ生成情報は図7の(a)、(b)に示すように2種類
存在し、一方は表示要素名が”送信パケット数”であっ
て、メモリ領域RAM3のアドレス”0x111111
11”から”100msec”毎に”整数”で取得され
る。また、もう一方は表示要素名が”受信パケット数”
であって、同様にメモリ領域RAM3のアドレス”0x
22222222”から”100msec”毎に”整
数”で取得される。
ら、表示データ生成情報を取得する(ステップS6)。
更に、Webブラウザアプリケーションから、表示デー
タ組立情報を取得する(ステップS7)。ここで、We
bブラウザアプリケーションから取得する表示データ生
成情報と表示データ組立情報の一例を図8に示す。本例
では、Webブラウザアプリケーションから取得する表
示データ生成情報は図8の(a)に示すように、表示要
素名が”通信時間”であって、メモリ領域RAM3のア
ドレス”0x55555555”から”1sec”毎
に”整数”で取得される。また、表示データ組立情報は
図8の(b)に示すように、表示データ組立情報名”W
ebブラウザサブ領域表示”として、”送信パケット
数”、”受信パケット数”、”通信時間”の順で3個の
情報を表示するように指示される。表示データ生成情報
と表示データ組立情報を取得したら、サブ領域表示タス
ク13は、ステップS8へ進み、音声ブラウザアプリケ
ーションで説明したステップS8からステップS16の
処理を行う。ステップS8からステップS16の処理に
ついては、ここでは説明を省略する。
よりサブ領域表示タスク13が起動された場合の、各構
成要素間のデータの流れを図9を用いて説明すると、端
末アプリケーション11に含まれるWebブラウザアプ
リケーション102は、データ通信の開始と共に、通信
プロトコルスタック12を介して無線部2と通信データ
の送受信を始める。一方、Webブラウザアプリケーシ
ョン102は表示部A9に、例えば情報サーバへアクセ
スする場合のメニュー画面等の情報を表示する表示デー
タを出力する。また、サブ領域表示タスク13は、RA
M3を介して、通信プロトコルスタック12の通信内容
を監視するトラフィックモニタが記録した”送信パケッ
ト数”、”受信パケット数”等の表示データ生成情報を
取得し、更に、Webブラウザアプリケーション102
の動作を監視するアプリケーションモニタが記録した”
通信料金”等の表示要素データを取得する。そして、W
ebブラウザアプリケーション102の指示する表示デ
ータ組立情報に従い、表示部B10へ表示データを出力
する。また、図10は、Webブラウザアプリケーショ
ンが実行されている場合の通信携帯端末の外観を示した
一例である。図10では、表示部A9にWebブラウザ
アプリケーションによる情報サーバへアクセスするため
のメニュー画面が表示され、表示部B10にデータ通信
における通信料金が表示されている。
ションプログラムによる電話機能のメニューや、テンキ
ーやファンクションキーなどの入力操作に応じたデータ
の表示を行う表示部A9と、表示部A9とは独立して制
御され、表示部A9とは異なる情報を表示する表示部B
10とを別の表示部として説明したが、これらの2つの
表示部は一体とし、例えば表示部A9の一部に上述の”
通話料金”や”通信料金”等の表示データを表示しても
良い。また、表示する情報としては、”通話料金”や”
通信料金”を積算した累計料金を、”累計通話料
金”、”累計通信料金”として表示しても良い。また、
表示部A9に上述の”通話料金”や”通信料金”等の表
示データを表示する場合、ユーザの操作に従って、アプ
リケーションプログラムによる情報の表示と切り替えて
表示するようにしても良い。
表示部として設けた場合、本実施の形態の図10で説明
したような、表示部A9と表示部B10が携帯通信端末
の同一平面上にあるとは限らず、携帯通信端末の筐体の
どこにあっても良い。更に、”通話時間”や”通信時
間”を出力するアプリケーションプログラムは、単位時
間、または単位データ量あたりの料金が変更された場
合、これに関する情報を更新するものとする。この場
合、情報の更新方法は、 (1)ユーザが操作部8を用いて料金に関する情報を入
力し、登録する。 (2)インターネット上の情報サーバにアクセスして、
料金に関する情報を取得し、登録する。 (3)携帯通信端末も設けられた通信ポートを介して、
別途用意されたコンピュータ端末から料金に関する情報
を入力し、登録する。 等がある。
係わる所定の機能を実行するアプリケーションプログラ
ムの例として、音声通話アプリケーションやWebブラ
ウザアプリケーションを挙げて説明を行ったが、携帯通
信に係わる所定の機能を実行するアプリケーションプロ
グラムとしては、この他に、電子メールアプリケーショ
ンやニュース購読アプリケーション等が挙げられる。
0に表示する情報を、通話時間や通話料金、通信料金等
の携帯通信端末の通信の接続に係わる接続情報を例に取
り説明したが、表示部B10に表示する情報は接続情報
に限らず、携帯通信端末の持つ機能に対する付加情報で
あれば、何であっても良い。例えば、付加情報の例とし
ては、上述の接続情報の他に、携帯通信端末の状態を表
す電池残量や端末使用時間を含む携帯通信端末の内部情
報や、表示部A9に表示されたゲームの実行画面に対し
てゲームアプリケーションが表示部A9に表示しきれな
いゲームの得点情報等、アプリケーションが主表示とは
独立して表示したいアプリケーションの詳細情報が挙げ
られる。
能やデータ通信機能を実行するアプリケーションプログ
ラムを備え、該アプリケーションの情報を主表示手段に
表示する携帯通信端末において、アプリケーションプロ
グラムが表示するアプリケーションの情報とは独立し
た、課金状況を含む接続情報や、電池残量や端末使用時
間を含む携帯通信端末の状態を表す内部情報、更にはア
プリケーションプログラムが主表示手段に表示しきれな
いアプリケーションの詳細情報等を第2の表示手段に表
示するサブ領域表示制御手段を設けた。従って、第2の
表示手段を主表示手段とは独立に設けることにより、携
帯通信端末の画面デザイン上の制約に捕らわれずに、有
効かつ適切な情報を表示できるという効果が得られる。
また、ゲームアプリケーションの得点情報等をゲームの
画面とは独立して表示するような使用方法では、ユーザ
に対して外見上独立した表示手段により情報を提供する
ことで、ユーザは2種類の情報を混同することがなくな
り、その認識率を上げられるという効果が得られる。更
に、アプリケーション本体に必要のない情報を、第2の
表示手段に待避させる事ができるため、主表示手段に
は、本当に必要な情報だけを表示できるという効果が得
られる。また、これらの補足的な情報の表示を行うこと
によって、ユーザは課金状況等の情報を参照しながら、
節度をもって携帯通信端末を使用することができ、ユー
ザは料金の精算時に高額な料金を請求されて困るという
ことがなくなり、すなわち、ユーザの利便性が向上する
という効果が得られる。また、電池残量等の内部情報を
アプリケーションの情報とは別に表示することで、ユー
ザがより多くの情報を一度に確認できるという効果が得
られる。
ーフェースを採用することで、アプリケーションプログ
ラム開発者の負荷を軽減し、かつ携帯通信端末はどのよ
うなアプリケーションプログラムにおいても付加情報を
表示することができるという効果が得られる。
ック図である。
に要求する表示データ生成情報の内容を示す図である。
に要求する表示データ組立情報の内容を示す図である。
ある。
出力する表示データ生成情報と表示データ組立情報の一
例を示す図である。
実行される場合のデータの流れを示す図である。
力する表示データ生成情報の一例を示す図である。
ョンが出力する表示データ生成情報と表示データ組立情
報の一例を示す図である。
ョンが実行される場合のデータの流れを示す図である。
ションが実行される場合の携帯電話機の外観を示す図で
ある。
Claims (8)
- 【請求項1】 携帯通信端末上で実現される所定の機能
を実行するアプリケーションプログラムを備え、該アプ
リケーションの情報を主表示手段に表示する携帯通信端
末において、 前記主表示手段とは独立した第2の表示手段を設け、 前記第2の表示手段に、前記アプリケーションプログラ
ムが表示するアプリケーションの情報とは独立した付加
情報を表示することを特徴とする携帯通信端末。 - 【請求項2】 前記アプリケーションプログラムから、
共通のインタフェースにより前記付加情報を収集するサ
ブ領域表示制御手段を設け、 前記サブ領域表示制御手段の指示により、前記付加情報
を表示することを特徴とする請求項1に記載の携帯通信
端末。 - 【請求項3】 前記サブ領域表示制御手段は、複数の前
記付加情報の中から表示する付加情報を選択する表示内
容選択手段を含み、 前記主表示手段、または前記第2の表示手段に表示され
る前記付加情報は、前記表示内容選択手段により選択さ
れた情報とすることを特徴とする請求項2に記載の携帯
通信端末。 - 【請求項4】 前記表示内容選択手段は、ユーザの操作
により前記付加情報を選択することを特徴とする請求項
3に記載の携帯通信端末。 - 【請求項5】 前記表示内容選択手段は、タイマ回路の
指示により前記付加情報を順次選択することを特徴とす
る請求項3に記載の携帯通信端末。 - 【請求項6】 前記付加情報は、前記携帯通信端末の通
信の接続に係わる接続情報であることを特徴とする請求
項1から請求項5のいずれかに記載の携帯通信端末。 - 【請求項7】 前記付加情報は、前記携帯通信端末の状
態を表す前記携帯通信端末の内部情報であることを特徴
とする請求項1から請求項5のいずれかに記載の携帯通
信端末。 - 【請求項8】 前記付加情報は、前記アプリケーション
プログラムが主表示手段に表示しきれない前記アプリケ
ーションプログラムの詳細情報であることを特徴とする
請求項1から請求項5のいずれかに記載の携帯通信端
末。
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