JP4667776B2 - 燃料電池の排出ガス処理装置 - Google Patents

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Description

この発明は、燃料電池から排出されるガスを希釈処理する排出ガス処理装置に関するものである。
燃料電池車両等に搭載される燃料電池には、反応ガスを電気化学反応させて電力を得るものがある。この種の燃料電池として、固体高分子電解質膜の両側にアノードとカソードとを備え、アノードに燃料ガス(例えば水素ガス)を供給し、カソードに酸化剤ガス(例えば酸素を含む空気)を供給して、これら反応ガスの酸化還元反応にかかる化学エネルギを直接電気エネルギとして抽出するようにしたものがある。
この燃料電池では、発電に伴ってカソード側で水が生成され、この生成水の一部は固体高分子電解質膜を透過してアノード側にも浸入する。また、カソードに供給された空気中の窒素は微量ながら固体高分子電解質膜をアノード側に透過して水素ガスに混入する。アノード側におけるこれら水分や窒素等の不純物は、燃料電池の発電を不安定にする虞がある。
特に、燃料の利用率を上げるために燃料電池から排出される未反応の水素(アノードオフガス)をリサイクルさせて新鮮な水素ガスと混合して再度燃料電池に供給する循環型の燃料電池システムでは、アノード側の前記不純物濃度が徐々に高まる傾向にある。
そこで、この種の燃料電池では、アノードオフガスが循環するアノードオフガス循環路から定期的に排出弁を開放して前記不純物を含むアノードオフガスを排出し、アノードオフガス中の不純物濃度を低減させている。
このアノードオフガス循環路から排出されるアノードオフガスを外部(大気)に排出する際には、排出ガス処理装置によって、希釈ガス(例えば、カソードから排出されるカソードオフガスとしての空気)で前記アノードオフガスを希釈し、水素濃度を低減してから排出している。
特許文献1には従来の排出ガス処理装置の一例が開示されている。この排出ガス処理装置では、略矩形箱形の希釈容器にアノードオフガス導入管を接続し、希釈容器の底部中央に外方へ矩形に張り出す液溜まり部を形成し、カソードオフガス管を前記希釈容器に貫通させるとともに希釈容器内において前記カソードオフガス管の一部を前記液溜まり部内に配置し、カソードオフガス管において液溜まり部内に収容されている部分に排液孔を設け、カソードオフガス管において液溜まり部内に収容されていない部分にガス排出孔を設けている。
このように構成された従来の排出ガス処理装置では、燃料電池の運転期間中、燃料電池のカソードから排出されるカソードオフガスが常にカソードオフガス管を流通しており、一方、アノードオフガスは排出要求のあったときに、アノードオフガス導入管を介して希釈容器内に導入されて滞留する。希釈容器内で滞留しているアノードオフガスはガス排出孔から徐々にカソードオフガス管に吸い込まれ、カソードオフガス管を流通するカソードオフガスと混合されて希釈され、混合ガスとなってカソードオフガス管を下流へと流れていく。
また、希釈容器にはアノードオフガスとともに水分(水および蒸気)が導入されるが、水および希釈容器内で蒸気が凝縮して生じた凝縮水は希釈容器の液溜まり部に集水された後、排液孔からカソードオフガス管に吸い込まれ、前記混合ガスとともにカソードオフガス管を下流へと流れていく。
特開2004−127666号公報
ところで、希釈容器はアノードオフガスが導入されたとき、燃料電池の出力上昇によるカソードガス量の導入量が増加したときには急激に内圧が高まり、アノードオフガスが導入されていないときには希釈容器内の圧力上昇は殆どないため、希釈容器はいわゆる呼吸状態となって変形する。
前述した従来の排出ガス処理装置のように、略矩形箱形の希釈容器の底部に矩形に張り出た液溜まり部を有する場合には、角部の耐圧強度を確保するためや、希釈容器の呼吸による変形(繰り返し応力)に対して十分な強度を得るために、希釈容器内に例えばリブなどを縦横に設置するなどの補強しなければならなかった。しかしながら、このような補強構造を採用すると、排出ガス処理装置の構造が複雑になり、製造も困難で、重量も増大するなど、種々の不具合が生じる。
そこで、この発明は、簡単な構造ながら、機械的強度および排液性能に優れた燃料電池の排出ガス処理装置を提供するものである。
上記課題を解決するために、請求項1に係る発明は、燃料電池(例えば、後述する実施例における燃料電池1)のアノード(例えば、後述する実施例におけるアノード3)から排出されるアノードオフガスを希釈ガスと混合して希釈し排出する燃料電池の排出ガス処理装置(例えば、後述する実施例における排出ガス処理装置50)において、
軸心を略水平姿勢に設置され軸心方向に対し直交する断面形状が曲線で構成された筒状の希釈容器(例えば、後述する実施例における希釈容器51)と、
前記アノードオフガスを前記希釈容器内に導入するアノードオフガス導入路(例えば、後述する実施例におけるアノードオフガス導入管52)と、
前記希釈ガスが流通する希釈ガス路(例えば、後述する実施例における希釈ガス管57)と、
前記希釈ガス路に連通し、該希釈ガス路を流通する前記希釈ガスを前記希釈容器内に放出する希釈ガス放出孔(例えば、後述する実施例における希釈ガス放出孔58)と、
前記希釈ガス路に連通し、前記希釈容器内で混合された前記アノードオフガスと希釈ガスの混合ガスを前記希釈ガス放出孔との連通部よりも前記希釈ガス路下流側に排出する混合ガス排出孔(例えば、後述する実施例における混合ガス排出孔61)と、
前記希釈ガス路に連通し、前記希釈容器の内底部の近傍に開口して設けられた排液孔(例えば、後述する実施例における排液孔60)と、
を備え
前記希釈ガス路には、前記希釈ガス放出孔が連通する部位と前記混合ガス排出孔が連通する部位との間に絞り部(例えば、後述する実施例における絞り部59)が設けられ、前記排液孔は前記絞り部よりも前記希釈ガス路下流側に連通していることを特徴とする。
この排出ガス処理装置では、希釈容器の断面形状が曲線で構成されているので、希釈容器は内圧に対しても、あるいは、希釈容器の呼吸による変形(繰り返し応力)に対しても、特別な補強構造なしで機械的強度(耐圧強度)を十分に高くすることができる。
また、希釈容器の断面形状の特性から希釈容器内の液体を希釈容器内の最下部に集めることができる。さらに、集めた液体を排液孔を介して希釈ガス路に排出し、希釈ガスとともに希釈容器の外に排出することができる。
さらに、希釈ガス路において絞り部の上流よりも下流のほうが圧力が低いため、排液孔での液体の吸引力を大きくすることができ、希釈容器51内に溜まった液体を効果的に吸い込むことができる。そのため、液体を速やかに排出することができる。
また、希釈ガス路の絞り部の絞り具合を所定に設定することにより、希釈ガス放出孔から希釈容器内に放出される希釈ガス流量を調整することができる。
請求項2に係る発明は、請求項1に記載の発明において、前記希釈容器の前記断面形状はその閉断面の全周に亘って外側に凸曲状をなすことを特徴とする。
このように構成することにより、希釈容器内の鉛直方向最下部に液体を確実に集めることができ、その他の部位に液溜まりが生じないようにすることができる。
請求項3に係る発明は、請求項2に記載の発明において、前記希釈容器の前記断面形状は楕円形であり、該楕円の長軸が鉛直方向に配されていることを特徴とする。
このように構成することにより、希釈容器の内壁を伝わって流れ落ちる液体の流速を速めることができる。また、流れ落ちた液体を容易に集合させることができる。
請求項に係る発明は、請求項1から請求項のいずれか1項に記載の発明において、前記希釈ガス路は前記希釈容器の内底部に沿って設置され、前記希釈ガス放出孔と前記混合ガス排出孔と前記排液孔はいずれも前記希釈ガス路に直接設けられており、前記排液孔は前記希釈ガス路の下半部に設けられていることを特徴とする。
このように構成することにより、排出ガス処理装置の構造が簡単になり、しかも排液孔を希釈容器の内底部に接近させて配置することができる。
請求項1に係る発明によれば、特別な補強構造なしで機械的強度(耐圧強度)を十分に高くすることができる。また、補強構造を付加する必要がないので、製造も容易になる。
また、希釈容器内の液体を希釈容器内の最下部に集めて希釈ガス路内に排出し、希釈ガスとともに希釈容器の外に排出することができるので、希釈容器内の液体を円滑に排出することができ、排液性能が向上する。
さらに、希釈容器内の最下部に集まった液体を吸引する吸引力を大きくすることができるので、排液性能が向上する。
また、希釈ガス路の絞り部の絞り具合を所定に設定することにより、希釈ガス放出孔から希釈容器内に放出される希釈ガス流量を、アノードオフガスの希釈に最適な流量に設定することができ、アノードオフガスを十分に希釈して排出することができる。
請求項2に係る発明によれば、希釈容器内の鉛直方向最下部に液体を確実に集めることができ、その他の部位に液溜まりが生じないようにすることができるので、排液性能が向上する。
請求項3に係る発明によれば、希釈容器の内面を伝わって流れ落ちる液体の流速を高めることができるので、液体を迅速に希釈容器の最下部に集めることができ、迅速な排液が可能になる。また、流れ落ちた液体を容易に集合させることができるので、少量の液体であっても排水ができる。
請求項に係る発明によれば、排出ガス処理装置の構造が簡単になり、しかも排液孔を希釈容器の内底部に接近させて配置することができるので、排液されずに希釈容器内に残留する液体を減らすことができ、排液性能が向上する。
以下、この発明に係る燃料電池の排出ガス処理装置の実施例を図1から図4の図面を参照して説明する
図1は、この発明に係る排出ガス処理装置を備えた燃料電池システムの概略構成図であり、この実施例では燃料電池車両に搭載されている。
燃料電池1は、反応ガスを電気化学反応させて電力を得るタイプのもので、例えば固体ポリマーイオン交換膜等からなる固体高分子電解質膜2をアノード3とカソード4とで両側から挟み込んで形成されたセルを複数積層して構成されており(図1では単セルのみを示す)、アノード3に燃料ガスとして水素ガス(反応ガス)を供給し、カソード4に酸化剤ガスとして酸素(反応ガス)を含む空気を供給すると、アノード3で触媒反応により発生した水素イオンが、固体高分子電解質膜2を通過してカソード4まで移動して、カソード4で酸素と電気化学反応を起こして発電し、水が生成される。カソード側で生じた生成水の一部は固体高分子電解質膜2を透過してアノード側に逆拡散するため、アノード側にも生成水が存在する。
空気はスーパーチャージャー(S/C)などのコンプレッサ7により所定圧力に加圧され、空気供給路8を通って燃料電池1のカソード4に供給される。燃料電池1に供給された空気は発電に供された後、燃料電池1からカソード側の生成水と共に空気排出路9に排出され、圧力制御弁10を介して排出ガス処理装置50に導入される。以下、燃料電池1に供給される空気を供給空気、燃料電池1から排出される空気を排出空気(希釈ガス)として区別する。
一方、水素タンク15から供給される水素ガスは水素ガス供給路17を流通し、その途中でレギュレータ16によって所定圧力に減圧され、流量制御弁23により所定流量に制御され、エゼクタ19を通って燃料電池1のアノード3に供給される。そして、消費されなかった未反応の水素ガスは、燃料電池1からアノードオフガスとして排出され、アノードオフガス路18を通ってエゼクタ19に吸引され、水素タンク15から供給される新鮮な水素ガスと合流し再び燃料電池1のアノード3に供給される。すなわち、燃料電池1から排出されるアノードオフガスは、アノードオフガス路18、およびエゼクタ19よりも下流の水素ガス供給路17を通って、燃料電池1を循環する。なお、この実施例において、エゼクタ19よりも下流の水素ガス供給路17とアノードオフガス路18は燃料ガス循環路20を構成する。
アノードオフガス路18からは、排出弁21を備えたアノードオフガス排出路22が分岐しており、アノードオフガス排出路22は排出ガス処理装置50に接続されている。この排出ガス処理装置50において、アノードオフガス排出路22から排出されたアノードオフガスは、空気排出路9から排出された排出空気によって希釈され、混合ガス排出路30を介して排出部へ排出される。
また、排出ガス処理装置50は、その上部からも内部のガスを、必要に応じてガス抜き弁31を開くことにより、ガス抜き路32を介して排出可能に構成されている。ガス抜き路32は、ファン34から空気が供給される空気排出路33に接続されており、ガス抜き路32との接続部にはエゼクタ35が設けられている。
燃料電池1の発電で得られた電力は車両駆動用モータ(図示略)などの負荷に供給される。
また、コンプレッサ7の回転数、圧力制御弁10および流量制御弁23の開度、排出弁21とガス抜き弁31とバイパス弁34の開閉は、電子制御ユニット(以下、ECUと略す)40により制御される。
このように構成された燃料電池システムにおいては、連続運転をしていると、前述したように燃料ガス循環路20を流通する水素ガス中の不純物(水分や窒素など)の濃度が高まってきて燃料電池1の発電が不安定になる場合がある。
そのため、この燃料電池システムでは、ECU40により、燃料電池システムが一定時間連続運転したと判断されたとき、あるいは、燃料電池1の発電の安定性が低下したと判断されたときに、不純物排出要求ありと判断して排出弁21を開き、不純物を含むアノードオフガスをアノードオフガス路18からアノードオフガス排出路22を介して排出ガス処理装置50に排出し、燃料電池1のアノード3を流通する水素ガス中の不純物濃度を所定値以下となるように管理して、燃料電池1の発電を安定した状態に保持する。
次に、排出ガス処理装置50の構成を図2から図4の図面を参照して詳述する。 排出ガス処理装置50は、密閉筒状の希釈容器51を備えている。希釈容器51は、その軸心を略水平方向に沿わせた姿勢で車両に設置されており、軸心方向の全長に亘って、軸心方向に直交する断面形状が同一の楕円形をなし、その楕円の長軸が鉛直方向に配されている。
換言すると、希釈容器51は、その軸心を略水平姿勢に設置されていて、軸心方向に対し直交する断面形状は、その閉断面の全周に亘って外側に凸曲状をなす曲線で構成されている。
希釈容器51の軸心方向一端側の端板51aには、軸心を希釈容器51の軸心よりも若干下方において水平姿勢に配置されたアノードオフガス導入管(アノードオフガス導入路)52が貫通固定されている。希釈容器51内に挿入されたアノードオフガス導入管52の先端は斜めにカットされてアノードオフガス放出孔52aにされている。アノードオフガス放出孔52aはその開口を斜め上方に指向させている。このアノードオフガス導入管52の基端にアノードオフガス排出路22が接続されており、排出弁21が開いたときにアノードオフガスがアノードオフガス放出孔52aから希釈容器51内に導入される。
また、希釈容器51の内部には、アノードオフガス導入管52の先端よりも前方であって希釈容器51の軸心方向略中央に、仕切板53が略鉛直姿勢に固定されている。仕切板53は楕円の上部を切り欠いた形状をなし、その切欠部53aを除いて希釈容器51の内面に密接して固定されている。希釈容器51内は仕切板53によって、アノードオフガス導入管52および後述する希釈ガス放出孔58に連通する上流室54と、後述する混合ガス排出孔61に連通する下流室55に区画され、切欠部53aよりも上側は上流室54と下流室55とを連通する連通ガス路56となる。
仕切板53の切欠部53aは希釈容器51の軸心よりも十分上方に位置しており、アノードオフガス導入管52の軸心延長上にも仕切板53が存在する。したがって、図3に示すように、アノードオフガス放出孔52aから放出されるアノードオフガスの多くは仕切板53に向かって放出されることとなり、一部がアノードオフガス放出孔52aから斜め上方に放出されることとなる。
また、希釈容器51には仕切板53の上方に上部ガス排出孔62が設けられており、この上部ガス排出孔62にガス抜き路32が接続されている。
さらに、希釈容器51には、軸心方向一端側の端板51aから他端側の端板51bに貫通する希釈ガス管(希釈ガス路)57が、希釈容器51の内面の最下部(内底部)に沿って固定されている。この希釈ガス管57は仕切板53をも貫通している。希釈ガス管57は、その上流側端部57aに空気排出路9が接続され、下流側端部57bに混合ガス排出路30が接続されており、燃料電池1のカソードから空気排出路9に排出された排出空気は、希釈ガス管57を通り、混合ガス排出路30を通って排出部に排出される。
希釈ガス管57において上流室54内に収容されている部分には、端板51aの近傍に、希釈ガス放出孔58が設けられている。希釈ガス放出孔58は希釈ガス管57の頂部に開口しており、アノードオフガス導入管52のアノードオフガス放出孔52aよりも端板51aに接近した位置に設けられている。この希釈ガス放出孔58は、希釈ガス管57を流通する排出空気の一部を上流室54に放出する。なお、この実施例では、希釈ガス放出孔58を希釈ガス管57に直接設けているので、希釈ガス放出孔58自身が希釈ガス放出孔58と希釈ガス管57との連通部を兼ねている。
ここで、アノードオフガス放出孔52aは前述したように斜め上方を指向しており、希釈ガス放出孔58は真上を指向しているので、アノードオフガス放出孔52aと希釈ガス放出孔58は互いに非対向の位置関係にあると言える。これにより、アノードオフガス放出孔52aから放出されたアノードオフガスが、希釈ガス放出孔58を介して希釈ガス管57に逆流するのを防止することができるので、アノードオフガスが希釈不十分なまま排出されるのを防止することができる。
また、希釈ガス管57において上流室54内に収容されている部分には、希釈ガス放出孔58よりも下流側に、希釈ガス管57の上部を凹ませて開口面積を縮小させた絞り部59が設けられている。この絞り部59の絞り具合(開口面積)によって、希釈ガス放出孔58から上流室54内に導入される排出空気流量を調整することができる。
なお、この実施例においては、希釈ガス管57は絞り部59を除き同一管径に形成されている。
さらに、希釈ガス管57において絞り部59よりも下流側には、上流室54と下流室55のそれぞれに収容されている部分に、排液孔60が設けられている。図4に示すように、排液孔60は、希釈ガス管57の下半部であって希釈容器51の内面の最下部(内底部)との接触点近傍に、左右一対ずつ設けられている。上流室54あるいは下流室55の内底部に溜まった液体は、これら排液孔60を介して希釈ガス管57内に吸い込まれる。
なお、この実施例では、排液孔60を希釈ガス管57に直接設けているので、排液孔60自身が排液孔60と希釈ガス管57との連通部を兼ねている。
また、希釈ガス管57において下流室55内に収容されている部分には、排液孔60よりも下流側であって端板51bの近傍に、混合ガス排出孔61が設けられている。混合ガス排出孔61は希釈ガス管57の頂部に開口しており、この混合ガス排出孔61を介して下流室55内のガスが希釈ガス管57内に排出される。
なお、この実施例では、混合ガス排出孔61を希釈ガス管57に直接設けているので、混合ガス排出孔61自身が混合ガス排出孔61と希釈ガス管57との連通部を兼ねている。
次に、この排出ガス処理装置50の作用を説明する。
この排出ガス処理装置では、コンプレッサ7から燃料電池1のカソード4に空気を供給している間は常時、燃料電池1のカソード4から排出される排出空気が、空気排出路9および圧力制御弁10を介して排出ガス処理装置50の希釈ガス管57に導入され、該希釈ガス管57を混合ガス排出路30に向かって流通しており、希釈ガス管57を流通する排出空気の一部が希釈ガス放出孔58から上流室54内に放出される。
一方、アノードオフガスは、前述したように、ECU40が不純物排出要求ありと判断したときに排出弁21が開いて、アノードオフガス路18から排出され、アノードオフガス排出路22を介して排出ガス処理装置50のアノードオフガス導入管52に導入され、アノードオフガス放出孔52aから上流室54内に放出される。
したがって、アノードオフガス放出孔52aから上流室54にアノードオフガスが放出されていないとき(すなわち、排出弁21が閉じているとき)には、希釈容器51内の圧力は殆ど上昇しないが、排出弁21が開いてアノードオフガス放出孔52aから上流室54にアノードオフガスが放出されたときには急激に希釈容器51の内圧が高まる。すなわち、アノードオフガスの排出周期に合わせて、希釈容器51内の圧力変化がある。
この実施例における希釈容器51は、軸心方向に対し直交する断面形状が、その閉断面の全周に亘って外側に凸曲状をなす曲線(楕円)で構成されているので、希釈容器51は内圧に対しても、希釈容器の呼吸による変形(繰り返し応力)に対しても、極めて機械的強度(耐圧強度)が高く、特別な補強構造なしで十分に耐えることができる。そして、特別な補強構造が必要ないので、排出ガス処理装置50の製造も容易になる。
アノードオフガス放出孔52aから放出されたアノードオフガスは、図3に示すように、仕切板53に衝突して流れの向きを変え、且つ、仕切板53に衝突することによって流速を低下させ、適度な流速で上流室54内のほぼ全体に広がっていく。これにより、上流室54内においてアノードオフガスは排出空気と一部混合されながら、連通ガス路56を通って下流室55へ流入し、混合ガス排出孔61へ向かって流れていく。この間にも上流室54から流入する混合ガスと下流室55内のガスとの混合がさらに行われる。そして、下流室55のガスは混合ガス排出孔61から希釈ガス管57に排出され、希釈ガス管57を流通する排出空気と混合され、さらに希釈されて排出される。
この実施例では、仕切板53を設けたことにより希釈容器51内でのガスの移動距離を長くすることができる。さらに、希釈ガス放出孔58を希釈容器51における軸心方向の一端部近傍に配置し、混合ガス排出孔61を希釈容器51における軸心方向の他端部近傍に配置したことによっても、希釈容器51内でのガスの移動距離を長くすることができる。その結果、希釈容器51内でのガスの滞留時間を稼ぐことができ、希釈に必要な時間を確保することができるので、アノードオフガスを確実に希釈することができる。
また、前述したように、希釈ガス管57において希釈ガス放出孔58の下流に設けた絞り部59の絞り具合(開口面積)で、希釈ガス放出孔58から上流室54内に導入される排出空気流量を調整することができるので、この絞り部59の絞り具合(開口面積)を所定に設定することにより、希釈ガス放出孔58から上流室54内に放出される希釈ガス流量を、アノードオフガスの希釈に最適な流量に設定することができ、アノードオフガスを十分に希釈して排出することができる。
また、前述したように希釈容器51に導入されるアノードオフガス中には、液体あるいは気体(蒸気)の状態で水分が含まれている。
この実施例では、アノードオフガス導入管52の軸心が水平姿勢に配置され、且つ、アノードオフガス導入管52の先端を斜めにカットしてアノードオフガス放出孔52aを形成しているので、アノードオフガス導入管52の先部に液溜まりが生じるのを防止することができ、アノードオフガス導入管52が液溜まりによって閉塞するのを防止することができる。
さらに、この実施例では、アノードオフガス放出孔52aからアノードオフガスを仕切板53に向かって放出しているので、アノードオフガスに含まれる液体は、仕切板53に衝突して付着し、鉛直姿勢の仕切板53を伝わって落下していく。また、アノードオフガス中の蒸気も仕切板53に衝突することで凝縮を促進され、この凝縮液も鉛直姿勢の仕切板53を伝わって落下していく。つまり、仕切板53はアノードオフガス中の水分を捕捉し、希釈容器51の下方に集合させ易くする。
また、アノードオフガス中の水分(液体および蒸気)は、希釈容器51の内面においても捕捉される。希釈容器51の内面に付着した液体、および、希釈容器51の内面において凝縮した凝縮液は、図4に示すように、希釈容器51の内面を伝わって落下していく。
この実施例では、希釈容器51の軸心が略水平姿勢に設置され、軸心方向に対し直交する断面の形状がその閉断面の全周に亘って外側に凸曲状をなしているので、希釈容器51内の鉛直方向最下部(すなわち、希釈容器51の内底部)に液体を確実に集めることができ、その他の部位に液溜まりが生じることがない。
特にこの実施例では、希釈容器51の前記断面形状が楕円形であり、該楕円の長軸が鉛直方向に配されているので、希釈容器51の内面を伝わって流れ落ちる液体の流速を速めることができ、その結果、液体を迅速に希釈容器51の最下部(すなわち、内底部)に集めることができる。
このようにして希釈容器51の内底部に集められた液体は、排液孔60から希釈ガス管57内に吸引され、混合ガスとともに混合ガス排出路30に排出される。
この実施例では、排液孔60が希釈ガス管57の下半部であって希釈容器の内底部に接近した位置に設けられているので、希釈容器51の底部に溜まった液体を排出し易くでき、排出されずに希釈容器51内に残留する液体を減らすことができるため、排液性能が向上する。
また、この実施例では、排液孔60の直ぐ上流に絞り部59が設けられているので、液体を吸引する吸引力を大きくすることができ、希釈容器51に溜まった液体を効果的に吸い込むことができる。そのため、液体を速やかに排出することができる。吸引力が大きくすることができるのは、絞り部59より上流側よりも下流側の方が圧力が低いためである。
また、燃料電池1を停止している間に、希釈容器51内において僅かに残留するアノードオフガス(水素ガス)が上部に溜まる場合があるが、そのときにはガス抜き弁31を開放することによって、前記アノードオフガスをガス抜き路32を介して空気排出路33に排出することができる。なお、その際には、ファン34を運転し、エゼクタ35を介して、空気排出路33に空気を流通させる。これにより、燃料電池1の停止中に希釈容器51の上部に溜まったアノードオフガスを、希釈ガスの負圧により吸引しながら、希釈して排出することができる。その結果、燃料電池1の停止中に希釈容器51内のアノードオフガスが上流に逆流するのを防止することができる。
また、この実施例においては、希釈ガス放出孔58、混合ガス排出孔61、排液孔60がいずれも希釈ガス管57に直接設けられているので、排出ガス処理装置の構造が簡単になる。
〔他の実施例〕
なお、この発明は前述した実施例に限られるものではない。
例えば、前述した実施例では、希釈容器の断面を楕円形にしているが、円形にすることも可能である。
また、希釈ガス放出孔、混合ガス排出孔、排液孔を希釈ガス路に直接設けず、希釈ガス路から分岐した分岐管にこれらの孔を設けることも可能である。
前述した実施例では、希釈ガスとして燃料電池のカソードから排出される排出空気(カソードオフガス)を用いたが、希釈ガスはこれに限られるものではない。
また、本実施例においては、仕切板は1枚のみであったが、これを複数枚にし、たとえば互い違いに配置してもよい。この場合、複数の仕切板のうち一部の仕切板が上流室、下流室を形成し、上流室と下流室を連通する箇所が連通ガス路となる。
また、本実施例においては、仕切板は切欠部を除いて希釈容器内面に密接して固定しているが、仕切板の最下部にスリットを設けてもよい。このようにすることで、希釈容器内部の液体が仕切板を通って移動をすることができるため、たとえば排水孔が上流室、下流室のいずれかのみにしか設置されなかった場合においても排水孔が設置しなかった箇所の排水を行えるため好ましい。
また、連通ガス路を前述した実施例においては切り欠き部であるが、配管によって形成してもよい。
また、前述した実施例では、希釈容器の内部に仕切板を設けたが、仕切板がなくてもこの発明は成立する。
この発明に係る排出ガス処理装置を備えた燃料電池システムの概略構成図である。 実施例における排出ガス処理装置の斜視図である。 前記排出ガス処理装置の断面図である。 図3のA−A断面図である。
符号の説明
1 燃料電池
3 アノード
50 排出ガス処理装置
51 希釈容器
52 アノードオフガス導入管(アノードオフガス導入路)
57 希釈ガス管(希釈ガス路)
58 希釈ガス放出孔
59 絞り部
60 排液孔
61 混合ガス排出孔

Claims (4)

  1. 燃料電池のアノードから排出されるアノードオフガスを希釈ガスと混合して希釈し排出する燃料電池の排出ガス処理装置において、
    軸心を略水平姿勢に設置され軸心方向に対し直交する断面形状が曲線で構成された筒状の希釈容器と、
    前記アノードオフガスを前記希釈容器内に導入するアノードオフガス導入路と、
    前記希釈ガスが流通する希釈ガス路と、
    前記希釈ガス路に連通し、該希釈ガス路を流通する前記希釈ガスを前記希釈容器内に放出する希釈ガス放出孔と、
    前記希釈ガス路に連通し、前記希釈容器内で混合された前記アノードオフガスと希釈ガスの混合ガスを前記希釈ガス放出孔との連通部よりも前記希釈ガス路下流側に排出する混合ガス排出孔と、
    前記希釈ガス路に連通し、前記希釈容器の内底部の近傍に開口して設けられた排液孔と、
    を備え
    前記希釈ガス路には、前記希釈ガス放出孔が連通する部位と前記混合ガス排出孔が連通する部位との間に絞り部が設けられ、前記排液孔は前記絞り部よりも前記希釈ガス路下流側に連通していることを特徴とする燃料電池の排出ガス処理装置。
  2. 前記希釈容器の前記断面形状はその閉断面の全周に亘って外側に凸曲状をなすことを特徴とする請求項1に記載の燃料電池の排出ガス処理装置。
  3. 前記希釈容器の前記断面形状は楕円形であり、該楕円の長軸が鉛直方向に配されていることを特徴とする請求項2に記載の燃料電池の排出ガス処理装置。
  4. 前記希釈ガス路は前記希釈容器の内底部に沿って設置され、前記希釈ガス放出孔と前記混合ガス排出孔と前記排液孔はいずれも前記希釈ガス路に直接設けられており、前記排液孔は前記希釈ガス路の下半部に設けられていることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の燃料電池の排出ガス処理装置。
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