JP4667560B2 - 防雪フード - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、防雪フードに関し、特に、雪国において室外機を屋外に設置する際に、室外機の吸込み口へ雪が入るのを防止するための防雪フードに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
寒冷地域など雪の吹付けが激しい屋外に空調機等の室外機を設置する際には、室外機の吸込み口へ雪が入るのを防止するために防雪フードが取付けられる。そこで、そのような従来の防雪フードの第1の例として、実開昭61−127365号公報に記載された防雪フードについて説明する。
【0003】
図17に示すように、室外機1の側面に設けられた吸込み口1Aを覆うように側面防雪フード102が取付けられている。また、室外機1の後面に設けられた吸込み口(図示せず)を覆うように後面防雪フード106が取付けられている。
【0004】
次に、第2の例としての防雪フードについて説明する。寒冷地では積雪を考慮して、室外機は一般に比較的高い位置に設置される。たとえば図18に示すように、室外機1は高置台109上に設置される。そして、室外機1の側面側の吸込み口(図示せず)を覆うように側面波板110が高置き台109に取付けられている。また、同様に室外機の後面側の吸込み口1Aを覆うように後面波板111が高置き台109に取付けられている。
【0005】
このように、室外機1の空気の吸込み口を覆うように側面および後面防雪フード102、106を取付けることで、あるいは、側面波板110または後面波板111を取付けることで、雪が室外機1に入るのを阻止して室外機1の運転効率が低下するのを防止する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上述した従来の防雪フードでは、以下に示すような問題があった。まず第1の例においては、図17に示すように、側面防雪フード102および後面防雪フード106における各部分の寸法A〜Fは、室外機1の寸法に合わせる必要がある。このため、大きさの異なる室外機ごとに側面防雪フード102と後面防雪フード106を準備する必要があり、その管理が大変であった。
【0007】
また、側面防雪フード102および後面防雪フード106は板状部材を組合わせることで構成されている。このため、板状部材の数と、各板状部材を取りつけるねじの本数も多くなり、生産コストも高く、また、現地における防雪フードの組立にも時間を要した。
【0008】
また、一般家庭における使用では、室外機は壁に比較的接近して設置されるため、後面からの雪の侵入はある程度防ぐことができ、防雪フードとしては側面防雪フードだけで十分である。
【0009】
ところが、各防雪フード102、106は室外機1の周囲を取囲むように設けられた取付枠107を介して室外機1に取りつけるため、特に、側面防雪フード102のみを取付けた状態では取付枠107が動くことがあり側面防雪フード102をしっかりと固定することが困難であった。
【0010】
次に第2の例としての防雪フードでは、図18に示すように、側面波板110および後面波板111と室外機1との隙間の上方が覆われていない。このため、この部分から吹込む雪を阻止するための屋根などを新たに設ける必要があった。
【0011】
また、室外機の寸法に応じた寸法の側面波板および後面波板を準備する必要があった。さらに、側面波板110および後面波板111と室外機1との隙間に規制がなく、その隙間が狭い場合には、室外機のファンの音が大きくなったり、過負荷時において室外機に十分な空気を吸込むことができなくてオーバロードするおそれがあった。
【0012】
本発明は上記問題点を解決するためになされたものであり、の目的は上述した従来の防雪フードの種々の問題を解決する防雪フードを提供することである
【0013】
【課題を解決するための手段】
請求項1に記載の防雪フードは、エアコンの室外機を載置する高置き台に取付けられる防雪フードであって、フード本体と支持部材と高さ調節手段とを備えている。支持部材は、高置き台の4本の足のうち所定の足に接続され、フード本体を支持する。高さ調節手段により、フード本体が室外機の吸込み口を覆うように、フード本体が支持部材に対して高さ調節可能に取付けられる。高さ調節手段を調節することにより、フード本体の下部には、吸込み口に空気を吸込ませるための開口部が形成される。
【0014】
請求項1に記載された防雪フードによれば、高さ調節手段により、室外機の吸込み口の位置(高さ)にフード本体の位置を容易に合わせることができるので、従来の防雪フードのように、室外機の大きさに合わせた防雪フードを準備する必要がない。これにより、防雪フードの標準化を図ることができて防雪フードの管理が容易になるとともに、コストの削減を図ることができる。また、その高さ調整手段を調整することにより、フード本体の下部に、吸込み口に空気を吸込ませるための開口部が形成されることで、その開口部によって吸込み口に十分な空気を吸込ませることができ、室外機がオーバーロードするのを防止することができる。
【0024】
請求項に記載された防雪フードでは、フード本体は、室外機に接近させて上方からの吹き込みを防止する庇部を上端に有する。
請求項に記載の防雪フードによれば、庇部により上方から雪が吹込んでくるのを阻止することができる。
【0025】
請求項に記載された防雪フードでは、庇部は室外機の外側下向きに傾斜している。
【0026】
請求項に記載の防雪フードによれば、庇部に積もろうとする雪を落下させることができる。
【0027】
請求項に記載された防雪フードでは、フード本体の垂れ下がり部分は、室外機の外側下向きに傾斜している。
【0028】
請求項に記載の防雪フードによれば、フード本体に積もろうとする雪を容易に落下させることができるとともに、フード本体の下部に十分な開口部を得ることができる。
【0029】
請求項に記載の防雪フードは、室外機に固定され、フード本体を室外機の上方を覆うように支持する支持部材を備えている。位置調節手段は、フード本体と支持部材との取付位置を調節する手段を含んでいる。
【0030】
請求項に記載された防雪フードによれば、位置調節手段により、支持部材の位置を室外機の大きさに合わせてフード本体に固定し、そして支持部材を室外機に固定することができる。また、室外機に対して、フード本体の位置を変えることができて、たとえばフード本体が他のフード本体と緩衝するのを避けることができる。
【0031】
請求項に記載の防雪フードでは、支持部材は、室外機の端部を受入れる受入れ凹部を含んでいる。
【0032】
請求項に記載された防雪フードによれば、支持部材の位置を室外機の大きさに位置合わせをする際に、受入れ部に室外機の端部を受入れることでその位置合わせを容易に行なうことができる。
【0035】
請求項に記載の防雪フードでは、置き台は上下2段であり、フード本体は下段側の室外機に対して取付けられている。
【0036】
請求項に記載された防雪フードによれば、下段の室外機に対しても、室外機の吸込み口の位置に合わせてフード本体を取付けることができる。
【0039】
【発明の実施の形態】
実施の形態1
本発明の実施の形態1に係る防雪フードとその防雪フードを備えた室外機について説明する。
【0040】
図1に示すように、雪国などでは室外機1が雪に埋もれないように、室外機1は比較的高い高置き台9に載置される。室外機1の側面側の吸込み口1Aと対向する位置に側面防雪フード2が取付けられている。側面防雪フード2は側面フード本体2Aと側面フード支柱4とを有して構成されている。
【0041】
高置き台9の室外機1の側面側に対応するそれぞれの足9aに、側面フード本体2Aを支持するための側面フード支柱4が固定されている。その側面フード支柱4に、側面フード本体2Aが室外機1の側面側の吸込み口1Aを覆うように取付けられている。側面フード本体2Aの下部には、吸込み口1Aに空気を吸込ませるための開口部3が形成される。
【0042】
図2に示すように、側面フード支柱4には、室外機1の側面側吸込み口の位置(高さ)に合わせて側面フード本体2Aの位置を変えることができるように長穴4aが設けられている。側面フード本体2Aの上部には、たとえば図3(a)(b)に示すように、庇部5が設けられている。また、側面フード本体2Aには、側面フード本体2Aを側面フード支柱4に取りつけるためのネジ穴22Aが設けられている。なお、この明細書では、室外機1の吹出し口1B側を前面としている。
【0043】
次に、上述した防雪フードの取付けについて説明する。
図4に示すように、高置き台9に載置される室外機の側面側の吸込み口の位置に合わせて、側面フード支柱4に設けられた長穴4aの適当な位置にボルトを通して側面フード支柱4を高置き台の足9aにそれぞれ固定する。
【0044】
次に、側面フード本体2Aのネジ穴22Aにネジを通して側面フード支柱4に側面フード本体2Aを固定する。これにより、図1に示すように、室外機1の側面側の吸込み口1Aを覆う側面防雪フード2の取付が完了する。
【0045】
上述した側面防雪フード2によれば、側面フード支柱4に設けられた長穴4aに挿通するボルトの位置を変えることで、室外機1の側面側の吸込み口1Aの位置に合わせて側面フード本体2Aを容易に固定することができる。
【0046】
これにより、従来の防雪フードのように、室外機の大きさに合わせたものを準備しておく必要がない。そして、防雪フードの標準化を図ることができ防雪フードの管理が容易になるとともに、コストを大幅に削減することができる。
【0047】
また、室外機1の側面側の吸込み口1Aの位置に合わせて側面防雪フード2を設置することで、吸込み口1Aに雪が入るのを確実に阻止することができる。特に、図7に示すように、側面フード本体2Aの上部に庇部5を設け、この部分を室外機の側面に接触させるかその近傍にまで配置させることで、雪を落下させて雪が側面フード本体2Aの内側に回り込んでくるのを阻止することができる。
【0048】
また、一般家庭における使用では、室外機の後面側が家の壁に接近して設置される場合が多い。この場合には、家の壁が室外機の後面側の吸込み口の防雪フードの役目を果たして、図1に示すような側面防雪フード2のみでも室外機1の後面側の吸込み口に雪が入るのを十分に阻止することができる。
【0049】
なお、側面フード本体としては、図3に示す側面フード本体2Aの他に、たとえば図5(a)(b)に示すように、側面フード本体の垂れ下がり部分に空気を取入れるためのスリット状の開口部3を設けた側面フード本体2Bを適用してもよい。特に、この側面フード本体2Bでは、室外機が過負荷運転をしているときに、室外機に十分な空気を吸込むことができてオーバロードするおそれがなくなる。
【0050】
また、図6(a)(b)に示すように、側面フード本体の垂れ下がり部分を傾斜させた側面フード本体2Cも適用することができる。特に、製造コストおよび実用性の観点からは図3(a)(b)に示す側面フード本体2Aが好ましい。
【0051】
また、この実施の形態では、側面フード本体2Aの高さを調節するために側面フード支柱に長穴4aを設けた場合について説明したが、この他に、側面フード支柱に複数のネジ穴を設けることでも室外機の吸込み口の位置に合わせて側面フード本体2Aをフード支柱4に容易に固定することができる。
【0052】
実施の形態2
本発明の実施の形態2に係る防雪フードとその防雪フードを備えた室外機について説明する。
【0053】
図8に示すように、本実施の形態に係る防雪フードにおいては、側面防雪フード2に加えて、室外機1の後面側の吸込み口(図示せず)を覆うための後面防雪フード6が高置き台9に取付けられている。後面防雪フード6は後面フード本体6Aと後面フード支柱8とを有して構成されている。高置き台9の室外機1の後面側の足9bに、後面フードを支持するための後面フード支柱8が固定されている。後面フード本体6Aは、室外機1の後面側吸込み口(図示せず)を覆うように一端側が後面フード支柱8に固定され、他端側が側面フード支柱4に固定されている。
【0054】
たとえば図9に示すように、後面フード支柱8にも側面フード支柱4と同様に長穴8aが設けられている。後面フード本体6Aには、たとえば図10に示すように、後面フード本体6Aを後面フード支柱8に取りつけるためのネジ穴66が設けられている。
【0055】
なお、室外機の側面側を覆う防雪フード2については実施の形態1において説明した防雪フードと同様なので、同一部材には同一符号を付し、その説明を省略する。
【0056】
次に、上述した後面防雪フード6の取付けについて説明する。
図11に示すように、実施の形態1において説明したように、載置する室外機の後面側の吸込み口の位置(高さ)に合わせて、後面フード支柱8に設けられた長穴8aの適当な位置にボルトを通して後面フード支柱8を高置き台の足9bに固定する。
【0057】
次に、後面フード本体6Aのネジ穴66にネジを通して後面フード支柱8に後面フード本体6Aの一端を固定する。同様に、他端を側面フード支柱4に固定する。これにより、図8に示すように、室外機1の後面側の吸込み口を覆う後面防雪フード6の取付が完了する。
【0058】
上述した後面防雪フード6によれば、側面防雪フード2の場合と同様に、後面フード支柱8に設けられた長穴8aに挿通するボルトの位置を変えることで、室外機1の後面側の吸込み口の位置に合わせて後面フード本体6Aを容易に固定することができる。これにより、従来の防雪フードのように、室外機の大きさに合わせたものを準備しておく必要がない。そして、防雪フードの標準化を図ることができ防雪フードの管理が容易になるとともに、コストを大幅に削減することができる。
【0059】
また、室外機の後面側の吸込み口の位置に合わせて後面防雪フード6を設置することで、吸込み口に雪が入るのを確実に阻止することができる。さらに、後面フード本体6Aにも傾斜部を設けることで、雪を落下させて雪がフード本体6Aの内側に回り込んでくるのを阻止することができる。
【0060】
特に、集合住宅等の屋上に室外機を設置する場合には、住宅の壁に接近させて設置する場合と異なり、室外機の後面側の吸込み口への雪の吹込みも防止する必要がある。このとき、側面防雪フードに加えて上述した後面防雪フードを取付けることで、室外機の各吸込み口に雪が入り込むのを効果的に阻止して、安定した室外機の動作を確保することができる。
【0061】
なお、後面フード本体としては、上述した後面フード本体の他に、たとえば図5(a)(b)に示す形態と同様の空気を取入れるためのスリット状の開口部3を設けた後面フード本体や、図6(a)(b)に示す形態と同様の傾斜した後面フード本体も適用することができる。
【0062】
また、この実施の形態では、後面フード本体6Aの高さを調節するために後面フード支柱8に長穴8aを設けた場合について説明したが、この他に、後面フード支柱に複数のネジ穴を設けることでも室外機の後面側の吸込み口の位置に合わせて後面フード本体6Aを後面フード支柱8に容易に固定することができる。
【0063】
実施の形態3
本発明の実施の形態3に係る防雪フードとその防雪フードを備えた室外機について説明する。図12に示すように、室外機1の上方を覆うように屋根防雪フード10が取付けられている。屋根防雪フード10は、室外機1の上方を覆う屋根フード本体10Aと、その屋根フード本体10Aを室外機1に支持固定するための屋根フード支柱14とを有して構成される。
【0064】
また、図13に示すように、屋根フード本体10Aの裏側には屋根フード支柱14を取付けるための1対のスライドナット12が設けられている。なお、屋根フード本体10Aを取付けた状態で室外機1の吹出し側に屋根フード本体10Aが傾くように、屋根フード支柱14には傾斜が設けられている。
【0065】
次に上述した屋根防雪フードの取付について説明する。
図14に示すように、屋根フード本体10Aのスライドナット12の部分に、屋根フード支柱14を仮止めする。次に、このスライドナット12をスライドさせて、対向する屋根フード支柱14の間隔Wを室外機の寸法(幅)に合わせる。間隔Wを室外機1の幅に合わせた後に、図15に示すように、屋根フード支柱14を室外機1の筐体の端部にそれぞれネジなどにより固定する。これにより、図12に示すように、室外機1の上方を覆う屋根防雪フードの取付が完了する。
【0066】
この屋根防雪フードによれば、屋根フード本体10Aに設けられた1対のスライドナット12をスライドさせることで、室外機1の寸法に合わせて屋根フード本体を室外機の上方に容易に取付けることができる。
【0067】
また、屋根フード支柱14に凹部14aを形成することで、屋根フード支柱14の位置を室外機の大きさに位置合わせをする際に、その凹部14aに室外機の筐体端部を受入れることでその位置合わせを容易に行なうことができる。
【0068】
また、特に実施の形態1において説明した側面防雪フード2と併用して本屋根防雪フードを取付ける場合には、図15に示すように屋根フード支柱14を室外に固定した状態で、スライドナット12を緩めて屋根フード本体10Aを矢印に示すようにずらすことで、屋根フード本体10Aの一方側の端部が側面フード本体2と緩衝しないように屋根フード本体10Aを取付けることができる。
【0069】
そして、この屋根防雪フードにより、室外機1の上に降り積もろうとする雪を屋根フード本体10Aで受けてこれを落下させることで、溶けた雪が再び固まって室外機の吸込み口や吹出し口の部分に氷のカーテンができるのを防止することができる。これにより、十分な空気の流れが得られて室外機のオーバロードを防止することができる。
【0070】
また、上述した各実施の形態では、室外機は高置き台9に単体で設置される場合について説明したが、たとえば図16に示すように、上下2段構造になった高置き台15に、室外機がそれぞれの段に設置される場合がある。
【0071】
このような場合でも、上段に設置される室外機についてはもちろんのこと、下段に設置される室外機についても実施の形態1において説明した側面防雪フードや実施の形態2において説明した後面防雪フードを適用することができて、室外機の吸込み口に雪が吹込んでくるのを阻止することができる。
【0072】
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
【0073】
【発明の効果】
請求項1に記載された防雪フードによれば、高さ調節手段により、室外機の吸込み口の位置(高さ)にフード本体の位置を容易に合わせることができるので、従来の防雪フードのように、室外機の大きさに合わせた防雪フードを準備する必要がない。これにより、防雪フードの標準化を図ることができて防雪フードの管理が容易になるとともに、コストの削減を図ることができる。また、その高さ調整手段を調整することにより、フード本体の下部に、吸込み口に空気を吸込ませるための開口部が形成されることで、その開口部によって吸込み口に十分な空気を吸込ませることができ、室外機がオーバーロードするのを防止することができる。
【0079】
請求項に記載された防雪フードによれば、庇部により上方から雪が吹込んでくるのを阻止することができる。
【0080】
請求項に記載された防雪フードによれば、庇部に積もろうとする雪を落下させることができる。
【0081】
請求項に記載された防雪フードによれば、フード本体に積もろうとする雪を容易に落下させることができるとともに、フード本体の下部に十分な開口部を得ることができる。
【0082】
請求項に記載の防雪フードによれば、位置調節手段により、支持部材の位置を室外機の大きさに合わせてフード本体に固定し、そして支持部材を室外機に固定することができる。また、室外機に対して、フード本体の位置を変えることができて、たとえばフード本体が他のフード本体と緩衝するのを避けることができる。
【0083】
請求項に記載の防雪フードによれば、支持部材の位置を室外機の大きさに位置合わせをする際に、受入れ部に室外機の端部を受入れることでその位置合わせを容易に行なうことができる。
【0085】
請求項に記載の防雪フードによれば、下段の室外機に対しても、室外機の吸込み口の位置に合わせてフード本体を取付けることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態1に係る側面防雪フードを備えた室外機の斜視図である。
【図2】 同実施の形態において、側面フード支柱を示す斜視図である。
【図3】 同実施の形態において、側面フード本体の一例を示す図であり、(a)はその斜視図であり、(b)はその断面図である。
【図4】 同実施の形態において、側面防雪フードの分解斜視図である。
【図5】 同実施の形態において、側面フード本体の他の例を示す図であり、(a)はその斜視図であり、(b)はその断面図である。
【図6】 同実施の形態において、側面フード本体のさらに他の例を示す図であり、(a)はその斜視図であり、(b)はその断面図である。
【図7】 同実施の形態において、側面フード本体の取付け状態の一例を示す図である。
【図8】 本発明の実施の形態2に係る後面防雪フードを備えた室外機の斜視図である。
【図9】 同実施の形態において、後面フード支柱を示す斜視図である。
【図10】 同実施の形態において、後面フード本体を示す斜視図である。
【図11】 同実施の形態において、後面防雪フードの分解斜視図である。
【図12】 本発明の実施の形態3に係る屋根防雪フードを備えた室外機の斜視図である。
【図13】 同実施の形態において、屋根フード本体を示す斜視図である。
【図14】 同実施の形態において、屋根フード本体および屋根フード支柱の一断面図である。
【図15】 同実施の形態において、屋根フード本体および屋根フード支柱を室外機に取付けた状態を示す一側面図である。
【図16】 実施の形態1、2の変形例に係る2段置き台の場合の側面防雪フードを備えた室外機の斜視図である。
【図17】 従来の防雪フードの第1の例を示す斜視図である。
【図18】 従来の防雪フードの第2の例を示す斜視図である。
【符号の説明】
1 室外機、1A 吸込み口、1B 吹出し口、2 側面防雪フード、2A〜2C 側面フード本体、3 開口部、4 側面フード支柱、4a 長穴、5 庇部、6 後面防雪フード、6A 後面フード本体、66 ネジ穴、8 後面フード支柱、8a 長穴、9,15 高置き台、10 屋根防雪フード、10A 屋根フード本体、12 スライドナット、14 屋根フード支柱。

Claims (7)

  1. エアコンの室外機を載置する高置き台に取付けられる防雪フードであって、
    フード本体(2A、2B、2C、6A、10A)と、
    前記高置き台(9,15)の4本の足(9a)のうち所定の足(9a)に接続され、前記フード本体(2A、2B、2C、6A)を支持する支持部材(4、8)と、
    前記フード本体(2A、2B、2C、6A)が室外機の吸込み口(1A)を覆うように、前記フード本体(2A、2B、2C、6A)を前記支持部材(4、8)に対して高さ調節可能に取付けるための高さ調節手段(4a、8a)と
    を備え
    前記高さ調節手段(4a、8a)を調節することにより、前記フード本体(2A、2B、2C、6A)の下部には、前記吸込み口(1A)に空気を吸込ませるための開口部(3)が形成される、防雪フード。
  2. 前記フード本体(2A、2B、2C、6A)は、室外機に接近させて上方からの吹き込みを防止する庇部(5)を上端に有する、請求項1記載の防雪フード。
  3. 前記庇部(5)は室外機の外側下向きに傾斜している、請求項2記載の防雪フード。
  4. 前記フード本体(2C)の垂れ下がり部分は、室外機の外側下向きに傾斜している、請求項1〜のいずれかに記載の防雪フード。
  5. 前記室外機(1)に固定され、前記フード本体(10A)を室外機(1)の上方を覆うように支持する他の支持部材(14)と、
    前記フード本体(10A)と前記他の支持部材(14)との取付位置を調節する位置調整手段(12)と
    を備えた、請求項1〜のいずれかに記載の防雪フード。
  6. 前記他の支持部材(14)は、室外機(1)の端部を受入れる受入れ凹部(14a)を含む、請求項5記載の防雪フード。
  7. 前記高置き台(15)は上下2段であり、前記フード本体(2)は下段側の室外機に対して取付けられている、請求項1〜6のいずれかに記載の防雪フード。
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