JP6143688B2 - 室外機用防雪ユニット - Google Patents

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本発明は、室外機用防雪ユニットに関し、特に、積雪地域において室外機を屋外に設置する際に、降雪又は落雪によって雪が室外機へ侵入するのを防止する室外機用防雪ユニットに関するものである。
エアコン、給湯機、床暖房等のヒートポンプ式熱交換設備では、外気との熱交換を行うための室外機が屋外に設置される。室外機は、後部に設けられた吸込口から外気を吸込み、熱交換器により熱交換された空気を前部に設けられた吹出口から排出する構造が一般的である。このような室外機を降雪地域に設置する場合には、積雪により室外機が雪の中に埋もれることによる機器の故障、降雪や落雪により吸込口が塞がることによる暖房能力の低下、という問題がある。
このような問題に対し、従来では、積雪により室外機が雪の中に埋もれることを防止するため、室外機を地面から上方に離した位置に設置させるよう架台を設けている。さらに、降雪や落雪により吸込口が塞がることを防止するため、室外機の両側面、天面及び背面を覆い、背面に外気を吸い込めるように開口部を設けることで対策を行っている。また、この種の従来技術として、特許文献1に示されているように、架台に載せた室外機を建物の壁面に隣接して設置し、壁面から室外機の上方部を覆う屋根パネルを設けた室外機用防雪ユニットがある。
特開2007−322100号公報
しかしながら、室外機の両側面、天面及び背面を覆い、背面に外気を吸い込めるように開口部を設けるようにした従来の技術では、室外機の両側面、天面及び背面を覆うことにより、外気を吸い込むための開口面積が小さくなり、必要な暖房能力を得られない。また、開口面積を大きくした場合には、室外機背面と背面板との距離を大きくする必要があり、防雪ユニットが大型化し、結果として、設置スペースが大きくなり、製造コストも増大する、という課題がある。以上の課題は相反する内容であり、必要な暖房能力の確保と防雪ユニットの小型化とを両立させることは困難であった。また、特許文献1の技術では、架台に載せた室外機を建物の壁面に隣接して設置し、壁面から室外機の上方部を覆う屋根パネルを設けていることから、壁面に隣接した場所以外では効果を発揮することができず、設置場所が制限される、という課題がある。
本発明は、上記した従来の問題点を解決するためになされたものであり、その目的とするところは、必要な暖房能力の確保と防雪ユニットの小型化とを両立させ、さらに、設置場所の制限のない室外機用防雪ユニットを得ることにある。
上記目的を解決するために、本発明に係る室外機用防雪ユニットは、室外機が設置される架台と、室外機の左右側面、天面及び背面を覆うための左右側面板、天板及び背面板からなる防雪フードとを備え、前記防雪フードの前記背面板側に外気を吸い込むための開口部を設けた室外機用防雪ユニットにおいて、前記開口部の高さと、室外機の背面と前記背面板との距離は、前記室外機用防雪ユニットを設置する地域の降雪の角度をαとした場合、下式を全て満たすものである。
前記室外機の背面と前記背面板との距離≧前記開口部の高さ÷tan(α)
前記室外機の背面と前記背面板との距離≧β÷前記開口部の高さ
前記開口部の高さ≧前記室外機の高さ÷3
但し、βは室外機の高さによって決まる定数である。
本発明によれば、上記の構成を備えたことにより、必要な暖房能力の確保と室外機用防雪ユニットの小型化とを両立させ、さらに、設置場所の制限のない室外機用防雪ユニットを得ることが可能となる。
本実施の一形態の室外機用防雪ユニットを示す斜視図である。 図1の室外機用防雪ユニットの上部(左側面板を外した状態)を示す斜視図である。 降雪による室外機の吸い込み口の閉塞を防止するA、Bの寸法関係を示した図である 暖房能力とA寸法との関係を示した図である。 暖房能力とB寸法との関係を示した図である。 暖房能力を満足するためのA、Bの寸法関係を示した図である。 式(1)〜(3)を満足する寸法範囲を示した図である。 本実施の形態の式(1)〜(3)を満足する寸法範囲(具体例)を示した図である。
図1は、本実施の一形態の室外機用防雪ユニットを示す斜視図、図2は、図1の室外機用防雪ユニットの上部(但し、左側面板23を外した状態)を示す斜視図である。
図1に示されるように、本実施の形態の室外機用防雪ユニット1は、架台10と防雪フード20とから構成されている。架台10の上に室外機2が設置され、防雪フード20が室外機2を覆うように架台10の上に設置される。
架台10は、フレームを組み立てて構成されており、その上面に室外機2が載置される。架台10は、室外機2が雪に埋もれることのないように、設置する地域の積雪量に応じた高さに構成されており、室外機2は必要な高さを嵩上げされて設置される。
図2に示されるように、防雪フード20は、天板21、右側面板22、左側面板23及び背面板24から構成される。天板21は室外機2の上方に、右側面板22は室外機2の右側面に、左側面板23は室外機2の左側面に、背面板24は室外機2の背面に、それぞれ設置される。背面板24は、右側面板22及び左側面板23に比べて、高さ方向の寸法は短く、その上端は天板21に接するように設置され、下端と架台10との間には開口部25が形成されている。即ち、防雪フード20は、背面板24側に開口部25を備えている。
室外機2は、冷凍サイクルを構成するための熱交換器、圧縮機及び膨張弁と、熱交換器に空気を送風するための送風機(いづれも図示しない)とを備える。この室外機2は、ヒートポンプ式熱交換設備の一部を構成するものであり、外気は送風機によって、開口部25から吸い込まれ、熱交換器で熱を奪われ、室外機2の前面から吹き出される。
図2において、Aは開口部25の高さ、Bは室外機2の背面と背面板24との距離、Cは室外機2の高さをそれぞれ示している。
防雪フード20は、降雪による室外機2の吸い込み口の閉塞を防止するため、上記のように、天板21、右側面板22、左側面板23及び背面板24が設けられている。そして、背面板24の下端と架台10との間には開口部25が形成されている。この開口部25の高さAと、室外機2の背面と背面板24との距離Bと、室外機2の高さCとの相関関係が、暖房効率及び防雪ユニットの小型化に影響を与える。それらの関係を、以下、図3〜図7に基づいて説明する。
図3は、降雪による室外機の吸い込み口の閉塞を防止するA、Bの寸法関係を示した図、図4は、暖房能力とA寸法との関係を示した図であり、図5は、暖房能力とB寸法との関係を示した図である。
図3に示されるように、降雪の角度をαとすると、室外機2の吸い込み口が塞がることを防止するためには、開口部25の高さAが大きいほど、室外機2の背面と背面板24との距離Bを大きくする必要があり、逆に、開口部25の高さAが小さいほど、室外機2の背面と背面板24との距離Bを小さくすることができ、その関係は下式のようになる。なお、図3では、α=30°、45°、60°の例示している。
B≧A÷tan(α) ・・・(1)
また、開口部25の高さAの暖房能力への影響については、図4に示されるように、開口部25の高さAが小さいほど、外気を吸い込むための開口面積が小さくなり、暖房能力の低下が大きくなる。
また、背面と背面板24の距離Bの暖房能力への影響については、図5に示されるように、室外機2の背面と背面板24との距離Bが小さいほど、室外機2内の熱交換器上部を通過する空気が少なくなり、暖房能力の低下が大きくなる。
以上から、同等の暖房能力を確保するための、開口部25の高さAと、室外機2の背面と背面板24との距離Bとの関係は、開口部25の高さAを大きくした場合には、室外機2の背面と背面板24との距離Bを小さくすることが可能で、逆に、開口部25の高さAを小さくした場合には、室外機2の背面と背面板24との距離Bを大きくする必要がある。
図6は、暖房能力を満足するためのA、Bの寸法関係を示した図である。
例えば、防雪フード20のない場合の暖房能力に対する暖房能力低下の許容値を5%とすると、それを満足するための開口部25の高さAと、室外機背面と背面板24の距離Bの関係は、図6に示されるように、開口部25の高さAと、室外機2の背面と背面板24との距離Bをパラメータとし、暖房能力を測定した結果から、概略反比例の関係にあることが確認されており、下式のように表すことができる。
B≧β÷A ・・・(2)
但し、βは室外機2の高さCによって決まる定数である。
また、開口部25の高さAは、室外機2の高さCの1/3より小さくなると著しく低下することが確認されており、開口部25の高さAと室外機2の高さCとの関係は、下式のように表すことができる。
A≧C÷3 ・・・(3)
図7は、以上の関係をまとめたものであり、式(1)〜(3)を満足する寸法範囲を示した図である。開口部25の高さAと、室外機背面と背面板24との距離Bを、式(1)〜(3)を満足するように設定すれば、室外機2の吸い込み口の閉塞防止と暖房能力低下の低下5%以内を両立させることが可能となる。さらに、室外機2の背面と背面板24との距離Bを最小となるように設定すれば、防雪フード20を最も小型化することが可能となる。
次に、具体例(実施例)を説明する。
図8は、式(1)〜(3)を満足する寸法範囲(具体例)を示した図である。
降雪角度αを60°、室外機2の高さCを600mmとすると、βは実験結果から60000mmとなり、式(1)〜(3)から図8のような関係が求められる。式(1)と式(2)式との交点において、室外機2の背面と背面板24との距離Bは最小となり、開口部25の高さAは約320mm、室外機2の背面と背面板24との距離Bは約185mmとなる。
以上に述べたように、本実施の形態では、室外機2を設置するための架台10と、右側面板22、左側面板23、天板21及び背面板24からなる防雪フード20とを備え、背面板24側に外気を吸い込むための開口部25を設けた室外機用防雪ユニット1において、開口部25の高さAと、室外機2の背面と背面板24との距離Bとは、室外機用防雪ユニット1を設置する地域の降雪の角度をαとした場合に、上記の式(1)〜(3)を全て満たすことにより、必要な暖房能力の確保と防雪ユニットの小型化とを両立させ、さらに、設置場所の制限のない防雪ユニットを得ることが可能となる。
また、室外機2の背面と背面板24との距離Bを、上記の式(1)〜(3)を全て満たす範囲内で最小にすることによって、室外機用防雪ユニット1を最も小型化することが可能となる。
1 室外機用防雪ユニット、2 室外機、10 架台、20 防雪フード、21 天板、22 右側面板、23 左側面板、24 背面板、25 開口部。

Claims (2)

  1. 室外機が設置される架台と、
    室外機の左右側面、天面及び背面を覆うための左右側面板、天板及び背面板からなる防雪フードと、
    を備え、前記防雪フードの前記背面板側に外気を吸い込むための開口部を設けた室外機用防雪ユニットにおいて、
    前記開口部の高さと、室外機の背面と前記背面板との距離は、前記室外機用防雪ユニットを設置する地域の降雪の角度をαとした場合、下式を全て満たすことを特徴とする室外機用防雪ユニット。
    前記室外機の背面と前記背面板との距離≧前記開口部の高さ÷tan(α)
    前記室外機の背面と前記背面板との距離≧β÷前記開口部の高さ
    前記開口部の高さ≧前記室外機の高さ÷3
    但し、βは室外機の高さによって決まる定数である。
  2. 前記室外機の背面と前記背面板との距離が、前記の式を全て満たした範囲内において、最小となるように設定されることを特徴とする請求項1に記載の室外機用防雪ユニット。
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