JP4667466B2 - 消費電力解析方法及び消費電力解析装置 - Google Patents

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Description

本発明は消費電力解析方法及び消費電力解析装置に関し、特に半導体集積回路の消費電力を解析する消費電力解析方法及び消費電力解析装置に関する。
システムLSI(Large Scale Integrated circuit)の設計時において、製造の前にチップ全体の消費電力が制限値以下であることを確かめる必要があり、高い精度の消費電力解析を行う必要がある。消費電力を計算する装置及び方法は、今まで多く開発されてきている。
例えば、論理シミュレーションから組合せ回路やレジスタなどの動作回数(信号の変化回数)を計測し、負荷容量や基本回路の電流式より消費電力を計算する手法(例えば特許文献1、2参照。)や、FPGA(Field Programmable Gate Array)などのハードウェアを用いた消費電力解析手法(例えば特許文献3、4参照。)が知られている。
また、論理シミュレーションをハードウェアで高速に行うためのエミュレータ装置が各種市販されている。例えば、Cadence社のPalladiumシステム、Aptix社のSystem Explorerシステム、Menter社のCelaroシステムなどがある。
また、消費電力を削減するため、組合せ回路やレジスタなどからなる、ある回路ブロックが動作していないときに、その回路ブロック内のレジスタへのクロック入力を停止するゲーテドクロックという手法が知られている(例えば特許文献5参照。)。
上記のような従来の消費電力解析手法では、チップ全体の消費電力を評価するために、チップの全ゲート回路の動作率(単位時間当たりの動作回数)を集計する必要があった。
特開平2−136755号公報 特開平2−171861号公報 特開2002−288257号公報 特開2004−62238号公報 特開2002−92065号公報
しかし、従来の消費電力解析手法では、解析対象が例えば数千万ゲート回路から構成されるような大規模回路のときには、動作率集計の際のシミュレーション結果のデータ量が膨大なものとなり、データ収集や処理時間が長くなって消費電力の解析に時間がかかるという問題があった。
本発明はこのような点に鑑みてなされたものであり、消費電力の解析時間を短縮可能な消費電力解析方法を提供することを目的とする。
また、本発明の他の目的は、消費電力の解析時間を短縮可能な消費電力解析装置を提供することである。
本発明では上記問題を解決するために、半導体集積回路の消費電力を解析する消費電力解析方法において、図1に示すように、回路ブロックの動作モードを規定する特徴信号を有する設計回路に対し、消費電力を解析する単位解析区間ごとに前記特徴信号の動作回数を計測する第1の動作回数計測ステップ(S2)と、前記特徴信号の動作回数の計測結果をもとに、前記特徴信号によって前記動作モードが規定される回路ブロックの動作回数を計測するか否かを判定する判定ステップ(S3)と、前記判定ステップ(S3)にて、前記回路ブロックの動作回数を計測すると判定された場合のみ、前記回路ブロックの動作回数を計測する第2の動作回数計測ステップ(S4)と、を有することを特徴とする消費電力解析方法が提供される。
上記の方法によれば、第1の動作回数計測ステップ(S2)では、回路ブロックの動作モードを規定する特徴信号を有する設計回路に対し、消費電力を解析する単位解析区間ごとに特徴信号の動作回数を計測し、判定ステップ(S3)では、特徴信号の動作回数の計測結果をもとに、特徴信号によって動作モードが規定される回路ブロックの動作回数を計測するか否かを判定し、第2の動作回数計測ステップ(S4)では、判定ステップ(S3)にて、回路ブロックの動作回数を計測すると判定された場合のみ、回路ブロックの動作回数を計測する。
本発明は、回路ブロックの動作モードを規定する特徴信号を有する設計回路に対し、消費電力を解析する単位解析区間ごとに特徴信号の動作回数を計測し、特徴信号の動作回数の計測結果をもとに、特徴信号によって動作モードが規定される回路ブロックの動作回数を計測するか否かを判定し、回路ブロックの動作回数を計測すると判定された場合のみ、回路ブロックの動作回数を計測するので、回路ブロックの動作回数を計測する回数を削減できる。これにより、半導体集積回路の消費電力の解析時間を削減することができる。
本発明の上記および他の目的、特徴および利点は本発明の例として好ましい実施の形態を表す添付の図面と関連した以下の説明により明らかになるであろう。
第1の実施の形態の消費電力解析方法を説明する図である。 ゲーテドクロックを用いた回路の一例を示す図である。 グループ化された設計回路の一例を示す図である。 ゲーテドクロック信号の動作回数の計測例を示す図である。 回路ブロックの動作回数の計測例を示す図である。 第2の実施の形態の消費電力解析方法を説明する図である。 エミュレータ装置の適用例を示した図である。
以下、本発明の実施の形態を図面を参照して詳細に説明する。
図1は、第1の実施の形態の消費電力解析方法を説明する図である。
第1の実施の形態の消費電力解析方法は、図1のような消費電力解析装置1aにて実行される。消費電力解析装置1aは、例えば、解析する設計回路の設計データを記憶したデータベース10、設計データから回路の構成情報を抽出する回路構成情報抽出部11、回路ブロックの動作回数を集計する動作回数集計部12a、集計された動作回数をもとに消費電力を算出する消費電力算出部13を有する。
データベース10は、消費電力を解析する設計回路の設計データを記憶する。解析対象の設計回路は、動作モードを規定する特徴信号を有した回路である。動作モードを規定する特徴信号には、例えば、前述したゲーテドクロックを用いる際の信号が挙げられる。
図2は、ゲーテドクロックを用いた回路の一例を示す図である。
ゲーテドクロックは、回路ブロック20が動作しないときに、回路ブロック20内のレジスタ20aへのクロック入力を停止することで、消費電力を削減する方法である。レジスタ20aへのクロック入力を停止することは、そのレジスタ20aに接続された組合せ回路20bが動作しないことを意味する。図2の例では、AND回路21の一方に入力されるクロックのレジスタ20aへの送出を、制御信号(以下ゲーテドクロック信号という。)により制御する構成としている。ここでは、ゲーテドクロック信号がH(High)レベルのときには、クロックがレジスタ20aに入力され、L(Low)レベルのときには、クロックのレジスタ20aへの入力が停止される。
図1に戻り、回路構成情報抽出部11は、特徴信号の抽出や特徴信号により動作モードが規定される回路ブロックの抽出を行う。
動作回数集計部12aは、論理シミュレーションにより、回路ブロックの動作回数を計測する機能を有するが、第1の実施の形態の消費電力解析方法では、消費電力を解析する単位解析区間ごとの回路ブロックの動作回数を計測する前に、その解析区間における特徴信号の動作回数を計測することを特徴としている。そして、計測結果をもとに、その特徴信号によって動作モードが規定される回路ブロックの動作回数を計測するか否かを判定し、計測すると判定された場合のみ、その回路ブロックの動作回数を計測する。なお、動作回数とは、特徴信号または回路ブロック内の各ゲート回路などの信号波形において、LレベルからHレベルまたはHレベルからLレベルに変化した回数である。
消費電力算出部13は、消費電力の単位解析区間ごとの回路ブロックの動作回数(動作率という場合もある。)をもとに、消費電力を回路ブロック内の各ゲート回路の負荷容量などを参照して算出する。
上記のような消費電力解析装置1aは、例えば、コンピュータにより実現される。その場合、図示しない記憶媒体に記憶されたプログラムを図示しないCPU(Central Processing Unit)が実行することによって、上記の回路構成情報抽出部11、動作回数集計部12a、消費電力算出部13で行われる処理が実現される。データベース10は、例えば、ハードディスクである。また、データベース10は、ネットワークを介してコンピュータに接続する他のコンピュータであってもよい。
なお、データベース10以外の一部または全てをLSIに集積化するようにしてもよい。
以下、上記のような消費電力解析装置1aの動作を説明するとともに、第1の実施の形態の消費電力解析方法を具体的に説明する。なお、以下では、特徴信号として図2で示したようなゲーテドクロック信号を用いた場合について説明する。
データベース10より設計回路の設計データが回路構成情報抽出部11に入力されると、回路構成情報抽出部11は、ゲーテドクロック信号の抽出を行うとともに、そのゲーテドクロック信号によってクロックの入力が制御されるレジスタ及びそのレジスタに接続された、組合せ回路のグループ化を行う。
図3は、グループ化された設計回路の一例を示す図である。
例えば、ゲーテドクロック信号を用いず、基本クロックが直接入力されるレジスタグループ22_1と、異なるゲーテドクロック信号により基本クロックの入力または停止が決まるレジスタグループ22_2、…、22_nごとにグループ化される。異なるゲーテドクロック信号により基本クロックの入力を制御するゲーテドクロック部23_1、…、23_n−1は、例えば前述した図2のようにAND回路にて構成される。各レジスタグループ22_1、22_2、…、22_nに接続された組合せ回路24_1、24_2、…、24_nもグループ化される。
このようにグループ化された回路構成情報は、設計データとともに動作回数集計部12aに入力される。
第1の実施の形態の消費電力解析方法において、動作回数集計部12aは、消費電力を解析する単位解析区間ごとに、論理シミュレーションを実行する(ステップS1)。
なお、論理シミュレーションの単位時間はクロックサイクルによって決まり、クロックサイクルが500MHzの場合、2ナノ秒が単位時間となる。アプリケーション実行時の消費電力を解析する単位時間は、一般的に論理シミュレーションの単位時間と大きく異なる。例えば、1/30秒で1画面を処理するテレビ画像の表示処理を行うような場合の消費電力を解析する際、1画面処理を1/100の精度で解析するように指定した場合、1/3000秒=約300マイクロ秒が単位時間となる。その場合、クロックサイクルが500MHzとすると、150,000クロック区間を単位解析区間とする。
単位解析区間の論理シミュレーションの結果より、あるゲーテドクロック信号の動作回数を計測する(ステップS2)。
図4は、ゲーテドクロック信号の動作回数の計測例を示す図である。
ステップS2の処理により、単位解析区間ごとのゲーテドクロック信号の動作回数の計測値が得られる。
その後、ゲーテドクロック信号の動作回数の計測結果をもとに、そのゲーテドクロック信号で動作モードを規定される回路ブロック(前述のグループ化されたレジスタ及び組合せ回路)の動作回数を計測するか否かを判定する(ステップS3)。この判定方式には例えば以下のようなものがある。
1.前の単位解析区間でのゲーテドクロック信号の動作回数と、今回の単位解析区間での動作回数(動作率)の差が所定値以上であれば、回路ブロックの動作回数を計測し、所定値以下であれば回路ブロックの動作回数を計測しない。
2.ゲーテドクロック信号の動作率が一定の動作率以下の場合、動作率は測定しない。その場合、測定しない部分の動作率は0にするか、ゲーテドクロック信号の動作率に所定の係数をかけた値にする。
3.上記1、2の方式において、1解析区間前のゲーテドクロック信号の動作回数の情報をもとに、現在の単位解析区間における回路ブロックの動作回数を計測するか否かを判定する。上記1、2の方式ではゲーテドクロック信号の動作回数を計測するための論理シミュレーションと、回路ブロックの動作回数を計測するための論理シミュレーションの2回必要であるが、この方式では精度は落ちるが、論理シミュレーションが1回で済む。
ステップS3の判定の結果、回路ブロックの動作回数を計測すると判定された場合、論理シミュレーションにより、回路ブロックの動作回数を計測する(ステップS4)。
図5は、回路ブロックの動作回数の計測例を示す図である。
図5では、図4で示したゲーテドクロック信号の動作回数の計測結果をもとに、ステップS3の判定処理において1番目の方式を用いた場合に得られる回路ブロックの動作回数の計測例を示している。図中の矢印は、回路ブロックの動作回数を計測する単位解析区間を示している。図4において、解析区間1〜2、2〜3において計測されたゲーテドクロック信号の動作回数の差は大きいので、そのゲーテドクロック信号で動作モードが規定される回路ブロックの動作回数も大きく異なる可能性がある。そのため、図5に示すように、解析区間1、2、3では、論理シミュレーションにより回路ブロックの動作回数を計測する。一方、図4において、解析区間3〜8では計測されたゲーテドクロック信号の動作回数の差は小さい。よって解析区間4〜8では、回路ブロックの動作回数は解析区間3のものとほぼ同一であるとし、図5に示すように、動作回数の計測を行わない。以下の解析区間についても同様に処理することで、回路ブロックの動作回数を計測する回数を削減することができる。
ステップS4の処理で計測された回路ブロックの動作回数は、消費電力算出部13に入力され、その現在の単位解析区間における消費電力が算出される。
なお、図3のように異なる複数のゲーテドクロック部23_1〜23_n−1によって動作モードが規定される回路ブロック(レジスタグループ22_2〜22_n、組合せ回路24_2〜24_n)がある場合には、各単位解析区間において、それぞれの回路ブロックに対してステップS1〜S4の処理が行われる。ゲーテドクロック信号を用いない回路ブロック(レジスタグループ22_1、組合せ回路24_1)に対しては、従来通り、全ての単位解析区間において動作回数を計測する。
ステップS3の処理で、回路ブロックの動作回数を計測しないと判定された場合及び、ステップS4の処理の後、消費電力の解析処理が全解析区間について終了したか否かの判定を行う(ステップS5)。ここで、全ての解析区間についての消費電力の解析処理が終了していれば終了し、未処理の解析区間が残っている場合には次の単位解析区間の処理を行うためにステップS1からの処理を繰り返す。
以上のように、第1の実施の形態の消費電力解析方法によれば、消費電力を算出するのに必要な回路ブロックの動作回数を計測する回数を削減できるので、消費電力の解析にかかる時間を削減することができる。また、動作回数を計測する際に記憶する論理シミュレーション結果のデータ量も削減できる。
次に第2の実施の形態の消費電力解析方法を説明する。
図6は、第2の実施の形態の消費電力解析方法を説明する図である。
図1で示した第1の実施の形態の消費電力解析方法を説明する図と同一の構成要素については同一符号とし、説明を省略する。
第2の実施の形態の消費電力解析方法は、図6のような消費電力解析装置1bにて実行される。消費電力解析装置1bの動作回数集計部12bは、第1の実施の形態の消費電力解析装置1aの動作回数集計部12aと異なり、以下のような処理を行う。
第2の実施の形態の消費電力解析方法において、動作回数集計部12bは、論理シミュレーションにより、全解析区間の特徴信号(ゲーテドクロック信号)の動作回数を計測する(ステップS10)。そして、その計測結果より、回路ブロックの動作回数を計測する必要のある解析区間を判定する(ステップS11)。
このステップS11の処理では、前述した判定方式の1、2を適用可能である。また、集計したゲーテドクロック信号の動作率が指定割合(例えば、上位80%)以下となる解析区間では、回路ブロックの動作回数を計測しない、という判定を適用してもよい。
そして、計測が必要であると判定された解析区間において、論理シミュレーションによって回路ブロックの動作回数を計測する(ステップS12)。
以上のような第2の実施の形態の消費電力解析方法によれば、全解析区間のゲーテドクロック信号の動作回数を保持する必要があるためデータ量が増えるが、回路ブロックの動作回数を計測するか否かを、全解析区間のゲーテドクロック信号の動作回数を参照して全体の精度などを考慮して決定することができるという利点がある。
なお、第1及び第2の実施の形態の消費電力解析方法において、特徴信号の動作回数または回路ブロックの動作回数を計測するための論理シミュレーションを高速化するために、エミュレータ装置を用いることが望ましい。
図7は、エミュレータ装置の適用例を示した図である。
前述した消費電力解析処理を行うコンピュータであるホスト計算機25は、設計回路の設計データをエミュレータ装置26に送信することで、論理シミュレーションを実行させる。
ところで、一般のエミュレータ装置を使った消費電力解析には、被測定回路に、ノードの動作回数を計数する付加回路を加える方法がある(例えば、特許文献3、4参照。)。しかし、この場合、計数回路は1ノードごとに付加するので、回路規模が数十倍になってしまう。また、エミュレータ装置は、被測定回路の結果を波形データで出力することができるが、データのダンプにかかる時間が膨大になる。
そこで、本実施の形態におけるエミュレータ装置26は、特徴信号の動作回数の計測の際には計数回路を用いて計測し、回路ブロックの動作回数の計測については、波形データの出力を用い、エミュレーション結果をホスト計算機25に送出する。ホスト計算機25は、波形データをもとに、回路ブロックの動作回数を計測する。
これにより、常に測定する特徴信号の動作回数の計測は、高速な計数回路により行え、間欠的な計測を行う回路ブロックの計測については、低速な波形データ出力により行えるので、実行速度と回路規模の増加のトレードオフが最適なものになる。
なお、上記の説明では、特徴信号としてゲーテドクロック信号を用いた場合について説明したが、これに限定されない。例えば、回路ブロックを動作するためのイネーブル信号、回路ブロックから入出力バスへのリードリクエスト信号またはライトリクエスト信号、メモリへのアクセスリクエスト信号などの外部インターフェース信号を特徴信号として用いてもよい。
上記については単に本発明の原理を示すものである。さらに、多数の変形、変更が当業者にとって可能であり、本発明は上記に示し、説明した正確な構成および応用例に限定されるものではなく、対応するすべての変形例および均等物は、添付の請求項およびその均等物による本発明の範囲とみなされる。
符号の説明
1a 消費電力解析装置
10 データベース
11 回路構成情報抽出部
12a 動作回数集計部
13 消費電力算出部

Claims (10)

  1. 半導体集積回路の消費電力を解析する消費電力解析方法において、
    回路ブロックの動作モードを規定する特徴信号を有する設計回路に対し、消費電力を解析する単位解析区間ごとに前記特徴信号の動作回数を計測する第1の動作回数計測ステップと、
    前記特徴信号の動作回数の計測結果をもとに、前記特徴信号によって前記動作モードが規定される前記回路ブロックの動作回数を計測するか否かを判定する判定ステップと、
    前記判定ステップにて、前記回路ブロックの動作回数を計測すると判定された場合のみ、前記回路ブロックの動作回数を計測する第2の動作回数計測ステップと、
    を有することを特徴とする消費電力解析方法。
  2. 前記判定ステップでは、前記単位解析区間ごとに前記特徴信号の動作回数の計測結果をもとに前記回路ブロックの動作回数を計測するか否かを判定することを特徴とする請求の範囲第1項記載の消費電力解析方法。
  3. 前記判定ステップでは、全解析区間の前記特徴信号の動作回数の計測結果をもとに、前記回路ブロックの動作回数を計測する解析区間を判定することを特徴とする請求の範囲第1項記載の消費電力解析方法。
  4. 前記判定ステップでは、ある単位解析区間における前記特徴信号の動作回数と、該単位解析区間の1つ前の単位解析区間における前記特徴信号の動作回数との差が所定値以上であれば、前記回路ブロックの動作回数を計測し、所定値以下であれば前記回路ブロックの動作回数を計測しないと判定することを特徴とする請求の範囲第1項記載の消費電力解析方法。
  5. 前記判定ステップでは、前記特徴信号の動作率が一定の動作率以下の場合、前記回路ブロックの動作回数を計測しないと判定することを特徴とする請求の範囲第1項記載の消費電力解析方法。
  6. 前記判定ステップでは、ある単位解析区間の前記回路ブロックの動作回数を計測するか否かを、該単位解析区間の1つ前の単位解析区間における前記特徴信号の動作回数の情報を用いて判定することを特徴とする請求の範囲第1項記載の消費電力解析方法。
  7. 前記特徴信号はゲーテドクロック信号であることを特徴とする請求の範囲第1項記載の消費電力解析方法。
  8. 前記特徴信号の動作回数の計測または、前記回路ブロックの動作回数の計測のための論理シミュレーションを、エミュレータ装置を用いて行うことを特徴とする請求の範囲第1項記載の消費電力解析方法。
  9. 前記エミュレータ装置は、前記設計回路に前記特徴信号の動作回数を計測するための計数回路を付加し、前記特徴信号の動作回数は前記計数回路にて計測し、前記回路ブロックの動作回数を計測する場合のみ波形データをエミュレーション結果として出力することを特徴とする請求の範囲第8項記載の消費電力解析方法。
  10. 半導体集積回路の消費電力を解析する消費電力解析装置において、
    回路ブロックの動作モードを規定する特徴信号を有する設計回路に対し、消費電力を解析する単位解析区間ごとに前記特徴信号の動作回数を計測し、前記特徴信号の動作回数の計測結果をもとに、前記特徴信号によって前記動作モードが規定される前記回路ブロックの動作回数を計測するか否かを判定し、前記回路ブロックの動作回数を計測すると判定された場合のみ、前記回路ブロックの動作回数を計測する動作回数集計部を有することを特徴とする消費電力解析装置。
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