JP4665870B2 - ディスク処理装置の制御方法 - Google Patents

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本発明は、未記録のディスクに対しデータ書き込み処理を行なうと共に、ディスクのレーベル面に印刷処理を行なうディスク処理装置及びディスク処理装置の制御方法に関する。
データが記録されていないコンパクトディスクにデータを記録するディスク処理装置が知られている。ディスク処理装置は、主としてディスクにデータを記録する少なくとも1つのディスクドライブ、ディスクに適正に記録が行なわれたかどうかを検査する検査装置、ディスク記録面の裏側に貼着されているレーベル面に印刷処理を行なうプリンタ、ディスクを保管する各種ストッカ、及びディスクを上記した各装置間で搬送する搬送装置等を具備した構成となっている(特許文献1参照)。
さらに、特許文献1のディスク処理装置は、未記録品ストッカ、適正品ストッカ及び不良品ストッカの3種類のストッカを備え、データが記録されていない未記録ディスクは未記録品ストッカに保管され、検査装置によってデータが適正に記録されたと判断された適正品ディスクは適正品ストッカに保管され、検査装置によってデータが適正に記録されなかったと判断された失敗ディスクは不良品ストッカに保管されるよう構成されている。
特開2000−260172号公報
しかしながら、上記のように、適正品ディスクと失敗ディスクとを分離して保管するような場合には、ディスク作成処理終了後に、ユーザが適正品ストッカから適正品ディスクだけを取り出し、不良品ストッカから失敗ディスクを取り出さなかった場合には、いずれは不良品ストッカに不良品ディスクが溜まってしまう。そもそも、ユーザはディスク作成処理において、データ記録処理に失敗した失敗ディスクが発生したことは認識できないため、失敗ディスクが発生したかどうかは、ディスク処理装置の不良品ストッカを積極的にチェックしに行かなければ把握することができない。
これでは、ユーザが失敗ディスクの取り出しを忘れてしまう可能性が高く、複数の失敗ディスクがディスク処理装置内に残留していき、ひいては不良品ストッカが失敗ディスクでいっぱいになり、次に与えられたディスク作成指示に応じてディスク作成処理を迅速に実行することができなくなる。
本発明は、上記課題を鑑み、ディスク処理装置の内部に失敗ディスクが溜まってしまうことを防止することを目的とする。また、ユーザに失敗ディスクの取り出しを促し、ユーザに失敗ディスクが作成されたことを認識させることを目的とする。
本発明は、ブランクディスクに対してデータの書き込み処理を行う書き込みステップと、
前記データ書き込み処理が正常に行われたか否かを検査するデータ書込検査ステップと、
前記データ書込検査ステップにおいて、前記データ書込処理が正常に行われなかったと判断された失敗ディスクに予め用意したデータを上書するステップと、当該失敗ディスクのレーベル面に、失敗ディスクであることを表示する書込み失敗表示を印刷するステップと
新たなブランクディスクに対してデータの書き込み処理を行うディスクの再作成を実行するステップとを有することを特徴とする。
また、ディスク排出要求に応じて、前記失敗ディスクと、書き込み処理が正常に行われた処理済ディスクとを、ディスク排出スタッカへ搬送するディスク搬送ステップと、更に有することを特徴とする。
また、前記書き込みステップは、ネットワークを介して通信可能に接続されたディスク作成要求端末から与えられるディスク作成要求に応じて実行され、前記書き込み処理が正常に行われなかったことを、前記ネットワークを介して前記ディスク作成要求端末に通知する書込結果通知ステップを有することを特徴とする。
参考例では、処理対象ディスクに対してデータの書き込み処理を行うディスクドライブと、前記データ書き込み処理が正常に行われたか否かを検査するデータ書込検査部と、前記処理対象ディスクを外部へ排出する際に利用されるディスク排出スタッカと、少なくとも前記ディスクドライブと前記ディスク排出スタッカとの間で、前記処理対象ディスク、前記書き込み処理が行われた処理済ディスク及び前記データ書き込み処理が正常に行われなかった失敗ディスクを搬送するディスク搬送機構と、前記ディスク搬送機構の駆動を制御するディスク搬送機構制御部と、を有し、前記ディスク搬送機構制御部は、処理済ディスク排出要求に応じて、前記処理済ディスクと前記失敗ディスクとを前記ディスク排出スタッカへ搬送するよう制御することを特徴とする。
上記構成によれば、ディスク排出スタッカに、処理済ディスクと失敗ディスクとを搬送
するように設定されているので、処理済ディスク排出要求が与えられると、処理済ディス
クだけでなく失敗ディスクも外部へ排出されるので、ディスク処理装置の内部に失敗ディ
スクが溜まってしまうことを防止することが可能である。
また、参考例では、前記失敗ディスクのレーベル面に、失敗ディスクであることを表示する書き込み失敗表示を印刷するレーベルプリンタを備えることを特徴とする。
上記構成によれば、失敗ディスクのレーベル面には書き込み失敗表示が印刷されるので、処理済ディスクと失敗ディスクとがディスク排出スタッカに一緒に排出されても、ユーザは一見するだけで、処理済ディスクと失敗ディスクとを見分けることが可能である。
また、参考例において、前記ディスクドライブは、ネットワークを介して通信可能に接
続されたディスク作成要求端末から与えられるディスク作成要求に応じて前記書き込み処
理を実行し、前記書き込み処理が正常に行われなかったことを、前記ネットワークを介し
て前記ディスク作成要求端末に通知する書込結果通知部を備えることを特徴とする。
上記構成によれば、失敗ディスクが作成された場合は、ネットワーク内のディスク作成要求端末に対して書き込み処理が正常に行われなかったことが通知されるよう構成されている。すなわち、ディスク作成要求端末のユーザは、ディスク作成処理において失敗ディスクが作成されたことを認識することができる。したがって、ユーザは、ディスク作成装置から処理済ディスクを取り出す際に、処理済ディスクとともに失敗ディスクも排出されることを予め認識しておくことができる。
本発明によれば、ディスク処理装置の内部に失敗ディスクが溜まってしまうことを防止することが可能である。また、ユーザに失敗ディスクの取り出しを促し、ユーザに失敗ディスクが作成されたことを認識させることが可能である。
(パブリッシャの具体的構成例)
以下に、図面を参照して、本発明を適用したディスク処理装置の実施例を説明する。図1はCDやDVD等のディスクの記録面にデータを書き込んだりレーベル面に印刷を行うパブリッシャ(ディスク処理装置)の外観斜視図である。
パブリッシャ1は、ほぼ直方体形状のケース8を備えている。このケース8の前面には、左右に開閉可能な開閉扉9、33が取り付けられている。開閉扉9、33の下側右端部には、表示ランプ、操作ボタン、電源ボタンなどが配列された操作面34が形成されており、当該操作面34の隣には、ディスク排出スタッカ10が設置されている。
図2は、開閉扉9、33およびケース8の一部を取り外した状態でのパブリッシャ1の斜視図である。図3は、パブリッシャ1の機械的構成を示した模式図である。
パブリッシャ1には、セキュリティシステムによって、パブリッシャ1の内部に保管されている情報資産への悪意者によるアクセスを制御するセキュリティシステムが施されている。例えば、右側の開閉扉9は閉じ状態にロックされており、操作面34に図示せぬ生体認証用の読み取り部、例えば指紋センサなどを配置しておき、予め登録されている者のみが開閉できるようになっている。これに対して、左側の開閉扉33は処理対象ディスクのレーベル面にレーベル印刷を行う図示しないレーベルプリンタのインクカートリッジの交換時に開閉するためのものである。当該開閉扉33を開けると、カートリッジ装着部36が露出するようになっている。本例では上下二段のカートリッジ装着部36が形成されている。
図2を参照して説明すると、パブリッシャ1のケース8の内部には、その右側の部位において、データ書き込み処理が行われていない複数枚の未使用のブランクディスク2A(処理対象ディスク)をスタック可能なブランクディスクスタッカ3Aと、データ書き込み処理及びレーベルプリンタによるレーベル印刷処理が行われた書込済ディスク2Bが保管される処理済ディスクスタッカ3Bが同軸状態で上下に配置されている。ブランクディスクスタッカ3Aは、前方に水平に引き出し可能なスライド板41と、このスライド板41の上に垂直に配置されている左右一対の円弧状の枠板42、43とを備えている。これらにより、処理対象ディスクを上側から受け入れ、同軸状態に積層した状態で収納可能なスタッカが構成されている。ブランクディスクスタッカ3Aにブランクディスク2Aを収納あるいは補充する作業は、開閉扉9を開け、スライド板41を手前に引き出すことにより、簡単に行うことが可能となっている。
下側の処理済ディスクスタッカ3Bも同一構造となっており、前方に水平に引き出し可能なスライド板44と、この上面に垂直に配置されている左右一対の円弧状の枠板45、46とを備えている。これらによって、ディスクを上側から受け入れ、同軸状態で積層した状態で収納可能なスタッカが構成されている。また、開閉扉9からは、書込済ディスク2Bを取り出すことができる。
これらのブランクディスクスタッカ3Aおよび処理済ディスクスタッカ3Bの後側には、ディスク搬送機構6が配置されている。ディスク搬送機構6は、ケース8に垂直に取り付けられているシャーシ51と、このシャーシ51の上下の水平支持板部分52、53の間に垂直に架け渡されている垂直ガイド軸54(図3参照)と、この垂直ガイド軸54に取り付けたディスクキャリア55と、を備えている。ディスクキャリア55は、垂直ガイド軸54に沿って昇降可能であるとともに、当該垂直ガイド軸54を中心に左右に旋回可能である。ディスク搬送機構6によってディスク排出スタッカ10に搬送されてきた書込済ディスク及び書き込み処理に失敗した失敗ディスク2Cは、当該ディスク排出スタッカ10から外部に取り出すことが可能になっている。
図3に示すように、上下のスタッカ3A、3Bおよびディスク搬送機構6の側方の部位には、上側にディスクドライブ4が配置され、下側にレーベルプリンタのディスクトレイ81が配置するようになっている。ディスクドライブ4は、処理対象ディスクへのデータ書き込み位置と、ディスクの受け渡しを行うディスク受け渡し位置との間を移動可能なディスクトレイ4aを有している。また、レーベルプリンタのディスクトレイ81は、ディスクのレーベル面へのレーベル印刷可能な位置とディスクの受け渡しを行うディスク受け渡し位置との間を移動可能に構成されている。
また、ディスクトレイ81の下方には、図示しない汎用スタッカが配置されている。後述する通常モードでは使用されることはないが、処理モードによっては、この汎用スタッカには、データ書き込み処理に失敗した失敗ディスク2Cが保管されたり、書込済ディスク2Bが保管されるように設定しておくことも可能である。
図2では、上側のディスクドライブ4のディスクトレイ4aが手前に引き出されたディスク受け渡し位置4Aにある状態、および、下側のレーベルプリンタのディスクトレイ81が手前側のディスク受け渡し位置81Aにある状態が示されている。また、レーベルプリンタはインクジェットプリンタであり、インク供給源として各色のインクカートリッジ82が用いられており、これらのインクカートリッジ82がカートリッジ装着部36に前方から装着されている。
ブランクディスクスタッカ3Aおよび処理済ディスクスタッカ3Bの左右一対の枠板42、43の間、45、46の間には、ディスク搬送機構6のディスクキャリア55が昇降可能な隙間が形成されている。また、これら上下のスタッカ3A、3Bの間には、ディスクキャリア55が水平に旋回して、ブランクディスクスタッカ3Aの真上に位置できるように、隙間が開いている。さらに、上側のディスクトレイ4aをディスクドライブ4に押し込むと、ディスク搬送機構6のディスクキャリア55を下降させて、ディスク受け渡し位置にあるディスクトレイ81にアクセス可能となっている。したがって、ディスクキャリア55の昇降および左右への旋回の組み合わせ動作によって、ディスクを各部分に搬送することが可能である。
ここで、パブリッシャ1が実行する通常処理モードは以下の手順で実行される。
<通常処理モード>
(1)ブランクディスクスタッカ3Aからブランクディスクを取り出し、ディスクドライブ4へ搬送する。
(2)ディスクドライブ4によってブランクディスクにデータを書き込む。
(3)レーベルプリンタによってレーベル面にレーベル印刷を行う(書込済ディスク2Bの完成)。
(4)書込済ディスク2Bを処理済ディスクスタッカ3Bへ搬送する。なお、(2)でデータ書込み処理に失敗した場合には、失敗ディスク2Cを処理済ディスクスタッカ3Bへ搬送する。
上述のように、通常処理モードでは、ブランクディスク2A、処理済ディスク2B及び失敗ディスク2Cが、ブランクディスクスタッカ3A、処理済ディスクスタッカ3B、ディスク排出スタッカ10、ディスクドライブ4のディスクトレイ4a及びレーベルプリンタのディスクトレイ81間をディスク搬送機構6を介して搬送されるようになっている。
(パブリッシャ1の内部処理について)
次に、パブリッシャ1の内部処理について図3及び4を参照して説明する。図4は、図3に示した内部制御装置100の内部処理を表した制御ブロック図である。
図3に示すように、パブリッシャ1は、各部の制御を司る内部制御装置100を有し、パブリッシャ1の動作制御を行う。具体的には、ディスクドライブ4、レーベルプリンタ、ディスク搬送機構6等の動作を制御する。
図3及び図4に示すように、内部制御装置100は、作成者PC200からネットワーク250を介して送信される各種コマンド、書き込みデータやレーベル印刷画像データを受信する受信部101と、受信部101が受信したコマンド及びデータを一時的に保持する受信バッファ102を有している。状態管理部110は、受信バッファ102に保持されたコマンド内容に応じて、各構成部へ所定の処理を実行するよう指示する。
ディスクドライブ制御部103は、受信した書き込みデータをブランクディスク2Aへ書き込むデータ書き込み処理を制御する。ディスクドライブ4が備えるディスクを回転させるためのモーター、ディスクの記録面に書き込みを行なうヘッドやディスクトレイ4aの駆動制御を行う。
プリンタ制御部104は、レーベルプリンタが備える印刷ヘッド、キャリッジ等の駆動制御を行う。図示しないレーベル画像生成部によって、受信したレーベル画像のデータをもとにデータ展開処理が行われ、印刷ヘッドのノズル列に応じて生成されたドットパターンデータに基づき、ディスクのレーベル面にレーベル印刷を実行する。
ディスク搬送機構制御部105は、状態管理部110を介して指示されるディスク搬送コマンドに応じてディスク搬送機構6の動作を制御する。図示せぬモーターを駆動させて、ディスクキャリア55を垂直昇降あるいは水平旋回させ、指示に応じた搬送先へ処理対象ディスクを搬送させる。また本実施形態では、処理済ディスク排出要求に応じて、処理済ディスク2Bと失敗ディスク2Cとをディスク排出スタッカ10へ搬送するよう制御する。処理済ディスク排出要求とは、例えば、ディスク作成要求を発行したディスク作成要求者による操作面34に配置された指紋センサからの入力、認証用のパスワードなどを入力するための図示しないテンキーからの入力などである。
データ書込み検査部106は、ディスクドライブ制御部103によって実行されたデータ書き込み処理が正常に行われたか否かを検査する。検査結果を状態管理部110へ通知し、状態管理部110は、検査結果に応じた次の動作を各構成部へ指示する。
操作部111は、操作面34に設置された操作ボタン、電源ボタンからの指示を受信し、状態管理部110を介して、指示に応じた動作を各構成部へ指示する。また、パブリッシャ1にアクセスする場合(開閉扉9を開いてディスクの補充、取り出しを行う場合)に認証用のパスワードなどを入力するためのテンキーなどの英数字キー群、各種のファンクションキー群、による入力信号を受信する。
メールサーバ150(書き込み結果通知部)は、データ書込み検査部106から検査結果通知を受けた状態管理部110が送信部109を介して送信した検査結果を、検出結果メールとしてネットワーク250を介して、作成者PC200(ディスク作成要求端末)へ送信する。本実施形態では、書き込み処理が正常に行われなかった場合には、書き込み失敗結果メールを作成者PC200へ送信する。
(パブリッシャ1のディスク作成処理について)
つぎに、パブリッシャ1が行うディスク作成処理について説明する。図5は、パブリッシャ1が行うディスク作成処理を説明するフローチャートである。
本実施形態では、作成者PC200からのディスク作成要求に応じて、ディスクドライブ4が書き込み処理を行い、書き込み処理に失敗した場合には、ディスク搬送機構制御部105は失敗ディスクを処理済ディスクスタッカ3Bへ搬送した後、データ書き込み処理が正常に行われた処理済ディスクが作成されるまで、ブランクディスクに対するデータ書き込み処理を実行する。
さらに、本実施形態のディスク搬送機構制御部105は、操作面34の操作ボタンによって認証用のパスワードが入力されると、そのパスワードに対応するディスク作成要求者の使用する作成者PC200から送信されたディスク作成要求に従い、作成された処理済ディスク2Bと失敗ディスク2Cとを、処理済ディスクスタッカ3Bから取り出し、ディスク排出スタッカ10へ搬送するよう設定されている。
図5を参照しつつ、ディスク作成処理について具体的に説明する。
作成者PC200から、ネットワーク250を介してディスク作成要求が送信されると(ステップS11)、ディスク搬送機構6によってブランクディスクスタッカ3Aからブランクディスク2Aが取り出され、ディスクドライブ4へ搬送される(ステップS12)。ディスクドライブ4は、ディスク作成要求と前後して作成者PC200から送信された書き込みデータを、ブランクディスク2Aに書き込む(ステップS13)。
書き込み処理が終了すると、データ書き込み検査部106が、データ書き込み処理が正常に行われたか否かを検査し、データ書き込み処理に失敗したと判断すると(ステップS14:Yes)、失敗したディスクに書き込みデータを上書きする(ステップS15)。なお、上書きされるデータは、作成者PCから送信された書き込みデータでもよいが、図示しない記憶部に予めデータ量の小さいダミーのデータを記憶させておけば、そのダミーデータを上書きデータとして使用してもよい。
次に、ディスク搬送機構6は、上書きされた失敗ディスクをディスクトレイ81まで搬送し(ステップS16)、レーベルプリンタが、失敗ディスクのレーベル面に、失敗ディスクであることを表示する書き込み失敗表示を印刷する(ステップS17)。印刷処理が終了すると、ディスク搬送機構6は失敗ディスクを処理済ディスクスタッカ3Bまで搬送する(ステップS18)。
そして、再びブランクディスクスタッカ3Aから新たなブランクディスク2Aを取り出て、ディスクドライブ4へ搬送し(ステップS12)、ディスクドライブ4は、既に受信している書き込みデータを、ブランクディスク2Aに書き込み、ディスクの再作成を行う(ステップS13)。再び、データ書き込み検査部106が、データ書き込み処理が正常に行われたか否かを検査し、データ書き込み処理が正常に行われたと判断すると(ステップS14:No)、ディスク搬送機構6が、データが書き込まれたディスクをディスクトレイ81まで搬送し、レーベルプリンタが、ディスク作成要求と前後して作成者PC200から送信されたレーベル画像データの印刷を実行する(ステップS19)。
次に、ディスク搬送機構6が、レーベル印刷が行われた書込済ディスク2Bをディスクトレイ81から処理済ディスクスタッカ3Bまで搬送すると(ステップS20)、データ書込み検査部106から検査結果通知を受けた状態管理部110が送信部109を介して送信した検査結果が、書き込み失敗結果メールとしてメールサーバ150からネットワーク250を介して、作成者PC200へ送信される(ステップS21)。
書き込み失敗結果メールを開いて見たディスク作成要求者が、操作面34に配置された操作ボタンから認証用のパスワードを入力すると、操作部111を介して処理済ディスク排出要求として認識され(ステップS22:Yes)、ディスク搬送機構6が、処理済ディスクスタッカ3Bに保管された失敗ディスク2Cと処理済ディスク2Bとを順にディスク排出スタッカ10へ搬送する(ステップS23)。ディスク作成要求者は、ディスク排出スタッカ10から失敗ディスク2Cと処理済ディスク2Bとを取出し、レーベル面を参照すれば何れかが失敗ディスク2Cであるかを見分けることができ、失敗ディスク2Cのみを間違いなく処分することができる。
なお、本実施形態では、ディスク排出スタッカ10へディスクを搬送する前に、失敗ディスク2Cと処理済ディスク2Bとを、同じ処理済ディスクスタッカ3Bに一時保管するように設定されているが、これに限られることはない。例えば、上述したディスクトレイ81の下方に配置された図示しない汎用スタッカに失敗ディスク2Cのみを一時保管させておき、ディスク作成要求者から処理済ディスク排出要求があった場合に、処理済ディスクスタッカ3Bからディスク排出スタッカ10へ処理済ディスク2Bを搬送するとともに、汎用スタッカからディスク排出スタッカ10へ失敗ディスク2Cを搬送するように構成してもよい。
このように、本実施形態のパブリッシャ1によれば、処理済ディスクスタッカ3Bに、処理済ディスク2Bと失敗ディスク2Cとを一時保管しておき、処理済ディスク排出要求が与えられると、処理済ディスク2Bだけでなく失敗ディスク2Cもディスク排出スタッカ10へ搬送されるので、パブリッシャ1の内部に失敗ディスク2Cが溜まってしまうことを防止することが可能である。また、処理済ディスク2Bと失敗ディスク2Cとがディスク排出スタッカ10に一緒に排出されても、ディスク作成要求者はディスクのレーベル面を一見するだけで、処理済ディスク2Bと失敗ディスク2Cとを見分けることが可能である。
また、本実施形態のパブリッシャ1によれば、ディスク作成要求者は、メールサーバ150から送信された書き込み失敗結果メールによって、ディスク作成処理において失敗ディスク2Cが作成されたことを認識することができる。したがって、ディスク作成要求者は、パブリッシャ1から処理済ディスク2Bを取り出す際に、処理済ディスク2Bとともに失敗ディスク2Cも排出されることを予め認識しておくことができる。
本実施形態のパブリッシャを示す外観斜視図である。 図1のパブリッシャ開閉扉よびケースの一部を取り外した状態の斜視図である。 パブリッシャの機械的構成を示した模式図である。 図3に示した内部制御装置の内部処理を表した制御ブロック図である。 パブリッシャ1が行うディスク作成処理を説明するフローチャートである。
符号の説明
1:パブリッシャ、2A:ブランクディスク、2B:処理済ディスク、2C:失敗ディスク、3A:ブランクディスクスタッカ、3B:処理済ディスクスタッカ、4:ディスクドライブ、6:ディスク搬送機構、10:ディスク排出スタッカ、100:内部制御装置、105:ディスク搬送機構制御部、106:データ書込み検査部、110:状態管理部、111:操作部

Claims (3)

  1. ブランクディスクに対してデータの書き込み処理を行う書き込みステップと、
    前記データ書き込み処理が正常に行われたか否かを検査するデータ書込検査ステップと、
    前記データ書込検査ステップにおいて、前記データ書込処理が正常に行われなかったと判断された失敗ディスクに予め用意したデータを上書するステップと、
    当該失敗ディスクのレーベル面に、失敗ディスクであることを表示する書込み失敗表示を印刷するステップと
    新たなブランクディスクに対してデータの書き込み処理を行うディスクの再作成を実行するステップと、
    を有することを特徴とするディスク処理装置の制御方法。
  2. ディスク排出要求に応じて、前記失敗ディスクと、書き込み処理が正常に行われた処理済ディスクとを、ディスク排出スタッカへ搬送するディスク搬送ステップと、更に有することを特徴とする請求項1に記載のディスク処理装置の制御方法。
  3. 前記書き込みステップは、ネットワークを介して通信可能に接続されたディスク作成要
    求端末から与えられるディスク作成要求に応じて実行され、
    前記書き込み処理が正常に行われなかったことを、前記ネットワークを介して前記ディ
    スク作成要求端末に通知する書込結果通知ステップを有することを特徴とする請求項1ま
    たは2に記載のディスク処理装置の制御方法。
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