JP4664271B2 - 光ファイバ及びその製造方法 - Google Patents
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Description
図1〜図3は、本発明に係る光ファイバ及びその製造方法の実施形態1を示している。
図4は、本実施形態の光ファイバ10bの縦断面図である。なお、以下の各実施形態において、図1〜図3と同じ部分については同じ符号を付して、その詳細な説明を省略する。
上記各実施形態では、ファイバ本体5として、クラッド層2がシングルのものを例示したが、本実施形態では、ファイバ本体5として、第1クラッド及び第2クラッドを有するダブルクラッドファイバを例示する。ここで、図6は、本実施形態の光ファイバ10cの縦断面図であり、図7は、図6中のVII−VII線に沿った光ファイバ10cの横断面図である。
2 クラッド層
2a 第1クラッド
2b 第2クラッド
2h 細孔
3 サポート層
4 被覆管
4a,4b 被覆部
5 ファイバ本体
7 保護膜
10a〜10c 光ファイバ
Claims (9)
- 線状に延びる中実のコアと、
上記コアの周囲に設けられ、該コアに沿って延びるように複数の細孔が形成されたクラッド層とを含む石英製のファイバ本体を備えた光ファイバであって、
上記ファイバ本体の端部には、互いの端面が一致するように石英製の筒状の被覆部が融着され、
上記被覆部の内部では、上記クラッド層の各細孔が潰れて、上記ファイバ本体が中実に形成され、
上記被覆部の屈折率は、該被覆部の内部におけるファイバ本体の屈折率と等しいことを特徴とする光ファイバ。 - 線状に延び、光増幅成分がドープされた中実のコアと、
上記コアの周囲に設けられ、該コアに沿って延びるように複数の細孔が形成されたクラッド層とを含む石英製のファイバ本体を備え、
上記クラッド層が、上記コアを被覆するように設けられた第1クラッドと、該第1クラッドを被覆するように設けられ上記各細孔が形成された第2クラッドとを備えた光ファイバであって、
上記ファイバ本体の端部には、互いの端面が一致するように石英製の筒状の被覆部が融着され、
上記被覆部の内部では、上記クラッド層の各細孔が潰れて、上記ファイバ本体が中実に形成され、
上記被覆部の屈折率は、該被覆部の内部におけるファイバ本体のコア以外の屈折率と等しいことを特徴とする光ファイバ。 - 請求項2に記載された光ファイバにおいて、
上記被覆部が融着されたファイバ本体の端面には、上記コアを覆うように保護膜が設けられていることを特徴とする光ファイバ。 - 請求項1又は2に記載された光ファイバにおいて、
上記ファイバ本体は、上記クラッド層の周囲にサポート層を有し、
上記被覆部は、上記サポート層に融着されていることを特徴とする光ファイバ。 - 線状に延びる中実のコアと、該コアの周囲に設けられ、該コアに沿って延びるように複数の細孔が形成されたクラッド層とを備えた石英製のファイバ本体を、石英製の筒状の被覆管に挿入する挿入工程と、
上記挿入工程で被覆管に挿入されたファイバ本体を上記被覆管を介して加熱することにより、上記ファイバ本体に上記被覆管を融着すると共に、上記被覆管の内部に配置するクラッド層の各細孔を潰して上記ファイバ本体の一部を中実化することにより、上記被覆部の屈折率を、該被覆部の内部におけるファイバ本体の部分の屈折率と等しくする加熱工程とを備えることを特徴とする光ファイバの製造方法。 - 線状に延び、光増幅成分がドープされた中実のコアと、該コアの周囲に設けられ、該コアに沿って延びるように複数の細孔が形成されたクラッド層とを備え、上記クラッド層が、上記コアを被覆するように設けられた第1クラッドと、該第1クラッドを被覆するように設けられ上記各細孔が形成された第2クラッドとを備えた石英製のファイバ本体を、石英製の筒状の被覆管に挿入する挿入工程と、
上記挿入工程で被覆管に挿入されたファイバ本体を上記被覆管を介して加熱することにより、上記ファイバ本体に上記被覆管を融着すると共に、上記被覆管の内部に配置するクラッド層の各細孔を潰して上記ファイバ本体の一部を中実化することにより、上記被覆部の屈折率を、該被覆部の内部におけるファイバ本体のコア以外の屈折率と等しくする加熱工程とを備えることを特徴とする光ファイバの製造方法。 - 請求項5又は6に記載された光ファイバの製造方法において、
上記挿入工程では、上記被覆管の内周壁と上記ファイバ本体の外周壁との間隙を上記クラッド層の厚さよりも小さく設定することを特徴とする光ファイバの製造方法。 - 請求項5又は6に記載された光ファイバの製造方法において、
上記加熱工程で被覆管が融着されたファイバ本体を該被覆管の部分で切断する切断工程と、
上記切断工程で切断されたファイバ本体及び被覆管の端面を研磨する研磨工程とを備えることを特徴とする光ファイバの製造方法。 - 請求項6に記載された光ファイバの製造方法において、
上記被覆管が融着されたファイバ本体の端面に上記コアを覆うように保護膜を形成する保護膜形成工程を備えることを特徴とする光ファイバの製造方法。
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