JP4664271B2 - 光ファイバ及びその製造方法 - Google Patents

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Description

本発明は、光ファイバ及びその製造方法に関し、特に、エアクラッド型の光ファイバの端末加工に関するものである。
ダブルクラッドファイバは、ファイバ端面から発振するレーザ光によって、溶接加工を行うファイバレーザ、及び印字を行うレーザマーカーなどに利用されている。このダブルクラッドファイバは、ファイバ中心のコアと、そのコアを被覆するように設けられ相対的に屈折率の高い第1クラッドと、その第1クラッドを被覆するように設けられ相対的に屈折率の低い第2クラッドとを備え、例えば、レーザダイオードから第1クラッドに入射した励起光が第1クラッドと第2クラッドとの界面で反射を繰り返しながら伝搬し、その励起光がコアを通過する際にコアにドープされた希土類元素を最外殻電子が励起した反転分布状態にさせ、その誘導放出によってコアを伝搬する光を増幅するように構成されている。
また、上記第2クラッドが互いに平行に延びる複数の細孔(エアホール)により構成されたエアクラッド型のダブルクラッドファイバは、耐熱性に優れているので、上記のようなレーザ発振用によく用いられている。そして、このエアクラッド型のダブルクラッドファイバでは、ファイバ端面に第2クラッドを構成する細孔が露出して、そのファイバ端面の細孔から水分や埃などが浸入するおそれがあるので、そのファイバ端面を封止する必要がある。
上記ファイバ端面を封止する方法としては、例えば、特許文献1に示すように、ファイバ先端部を加熱することにより、細孔を潰した後に、その細孔が潰れた部分を切断し、その切断したファイバ端面を研磨する方法、及び特許文献2に示すように、ファイバ先端部にシングルモードファイバやガラスロッドを融着する方法などが知られている。
特開2003−307653号公報 特開2005−24847号公報
図8及び図9は、ファイバ先端部を加熱することによりファイバ端面Eが封止された光ファイバ110a及び110bの各縦断面図である。そして、図10及び図11は、ガラスロッドを融着することによりファイバ端面Eが封止された光ファイバ110c及び110dの各縦断面図である。
光ファイバ110a及び110bは、図8及び図9に示すように、ファイバ中心のコア101と、コア101の周囲に配設され、互いに平行に延びる複数の細孔を含むエアクラッド層102と、エアクラッド層102の周囲に設けられたサポート層103とを備えている。また、光ファイバ110c及び110dでは、図10及び図11に示すように、ファイバ端にそのファイバ径よりも太く形成されたガラスロッド104が融着されて、ファイバ端面Eが形成されている。
ここで、図8に示すように、光ファイバ110aのファイバ端面Eに高出力のレーザ光Lを入力させる場合には、ファイバ端面位置におけるレーザ光Lのビーム径をファイバ径よりも小さく絞らなければならないので、ファイバ端面Eにおけるレーザ光Lの単位面積当たりのエネルギー密度が高くなることにより、ファイバ端面Eが焼けて損傷するおそれがある。
また、ファイバ端面Eにおけるレーザ光Lの単位面積当たりのエネルギー密度を低くするために、図9に示すように、ファイバ端面位置におけるレーザ光Lのビーム径をファイバ径よりも大きくすると、レーザ光Lの一部が、例えば、図中の領域Xにおけるファイバ側面で反射されるので、レーザ光Lの結合効率が低下してしまう。
そこで、図10に示すように、ファイバ端にそのファイバ径よりも大きい径のガラスロッド104部が融着されていれば、ファイバ端面Eにおいてビーム径の太いビームLを入力することができるように考えられるが、実際には、ガラスロッド部104を融着する際の加熱によって、図11に示すように、エアクラッド層102の先端が消失して後退してしまうので、レーザ光Lの一部が、例えば、図中の領域Yにおけるファイバ側面及びガラスロッド部104の後端面で反射して、レーザ光Lの結合効率が低下してしまう。
また、ファイバ端にガラスロッド部104を融着する際の加熱温度を低くしたり、加熱時間を短くしたりすれば、光ファイバ110dにおけるエアクラッド層102の後退が抑制されるものの、融着する際に十分な溶融が行われていないので、その融着部分に歪や空孔などが生じ易くなる。そうなると、融着部分における屈折率の不整合によってレーザ光の結合効率が低下したり、融着部分の強度不足によって研磨時やレーザ光入力時にファイバが損傷したりするおそれがある。
本発明は、かかる点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、エアクラッド型の光ファイバにおいて、レーザ光の結合効率を高めると共に、ファイバ端面の損傷を抑制することにある。
上記目的を達成するために、本発明は、複数の細孔が形成されたクラッド層を含むファイバ本体の端部に互いの端面が一致するように配置された筒状の被覆部が融着され、その融着された被覆部の内部において、クラッド層の各細孔が潰れて、ファイバ本体が中実に形成されるようにしたものである。
具体的に本発明に係る光ファイバは、線状に延びる中実のコアと、上記コアの周囲に設けられ、該コアに沿って延びるように複数の細孔が形成されたクラッド層とを含む石英製のファイバ本体を備えた光ファイバであって、上記ファイバ本体の端部には、互いの端面が一致するように石英製の筒状の被覆部が融着され、上記被覆部の内部では、上記クラッド層の各細孔が潰れて、上記ファイバ本体が中実に形成され、上記被覆部の屈折率は、該被覆部の内部におけるファイバ本体の屈折率と等しいことを特徴とする。
上記の構成によれば、中実のコアと複数の細孔が形成されたクラッド層とを備えた石英製のファイバ本体の端部に互いの端面が一致するように石英製の筒状の被覆部が融着されているので、光ファイバの被覆部が融着された端部の径がファイバ本体の径よりも大きくなっている。そのため、ファイバ端面に入力するレーザ光の単位面積当たりのエネルギー密度を低くすることが可能になるので、ファイバ端面に入力するレーザ光に対するファイバ端面の損傷が抑制される。また、被覆部の内部では、クラッド層を構成する各細孔が潰されてファイバ本体が中実に形成され、被覆部の屈折率が被覆部の内部におけるファイバ本体の屈折率と等しいので、ファイバ端面が封止され、ファイバ端面を介するレーザ光の入力が可能になる。さらに、各細孔が潰されている領域が被覆部の内部になっているので、被覆部を融着する際の加熱、すなわち、ファイバ端面に入力するレーザ光の単位面積当たりのエネルギー密度が低くなるようにファイバ端面の径を大きくするための加工に起因する各細孔の後退が可及的に抑制される。そのため、ファイバ端面から入力するレーザ光の光ファイバの側面、及び被覆部の後端面における反射がそれぞれ抑制されるので、レーザ光の結合効率を高めることが可能になる。したがって、エアクラッド型の光ファイバにおいて、レーザ光の結合効率を高めると共に、ファイバ端面の損傷を抑制することが可能になる。
また、本発明に係る光ファイバは、線状に延び、光増幅成分がドープされた中実のコアと、上記コアの周囲に設けられ、該コアに沿って延びるように複数の細孔が形成されたクラッド層とを含む石英製のファイバ本体を備え、上記クラッド層が、上記コアを被覆するように設けられた第1クラッドと、該第1クラッドを被覆するように設けられ上記各細孔が形成された第2クラッドとを備えた光ファイバであって、上記ファイバ本体の端部には、互いの端面が一致するように石英製の筒状の被覆部が融着され、上記被覆部の内部では、上記クラッド層の各細孔が潰れて、上記ファイバ本体が中実に形成され、上記被覆部の屈折率は、該被覆部の内部におけるファイバ本体のコア以外の屈折率と等しいことを特徴とする。
上記の構成によれば、光増幅成分がドープされた中実のコアと、コアを被覆するように設けられた第1クラッドと、第1クラッドを被覆して複数の細孔が形成された第2クラッド層とを備えた石英製のファイバ本体の端部に互いの端面が一致するように石英製の筒状の被覆部が融着されているので、光ファイバの被覆部が融着された端部の径がファイバ本体の径よりも大きくなっている。そのため、ファイバ端面に入力するレーザ光の単位面積当たりのエネルギー密度を低くすることが可能になるので、ファイバ端面に入力するレーザ光に対するファイバ端面の損傷が抑制される。また、被覆部の内部では、クラッド層を構成する各細孔が潰されてファイバ本体が中実に形成され、被覆部の屈折率が被覆部の内部におけるファイバ本体のコア以外の屈折率と等しいので、ファイバ端面が封止され、ファイバ端面を介するレーザ光の入力が可能になる。さらに、各細孔が潰されている領域が被覆部の内部になっているので、被覆部を融着する際の加熱、すなわち、ファイバ端面に入力するレーザ光の単位面積当たりのエネルギー密度が低くなるようにファイバ端面の径を大きくするための加工に起因する各細孔の後退が可及的に抑制される。そのため、ファイバ端面から入力するレーザ光の光ファイバの側面、及び被覆部の後端面における反射がそれぞれ抑制されるので、レーザ光の結合効率を高めることが可能になる。したがって、光増幅成分がドープされたコアと、コアを被覆するように設けられた第1クラッドと、第1クラッドを被覆するように設けられた第2クラッドとを備えたエアクラッド型のダブルクラッドファイバにおいて、レーザ光の結合効率を高めると共に、ファイバ端面の損傷を抑制することが可能になる。
上記被覆部が融着されたファイバ本体の端面には、上記コアを覆うように保護膜が設けられていてもよい。
上記の構成によれば、光増幅成分がドープされたコアが光ファイバを構成するファイバ本体の端面まで配置されるので、ファイバ端面に入射するレーザ光の強度によってファイバ端面が損傷するおそれがあるものの、ファイバ本体の端面に保護膜が設けられているので、そのファイバ端面の損傷が抑制される。
上記ファイバ本体は、上記クラッド層の周囲にサポート層を有し、上記被覆部は、上記サポート層に融着されていてもよい。
上記の構成によれば、クラッド層の周囲にサポート層が設けられているので、具体的な光ファイバの構成において、本発明の作用効果が奏される。
また、本発明に係る光ファイバの製造方法は、線状に延びる中実のコアと、該コアの周囲に設けられ、該コアに沿って延びるように複数の細孔が形成されたクラッド層とを備えた石英製のファイバ本体を、石英製の筒状の被覆管に挿入する挿入工程と、上記挿入工程で被覆管に挿入されたファイバ本体を上記被覆管を介して加熱することにより、上記ファイバ本体に上記被覆管を融着すると共に、上記被覆管の内部に配置するクラッド層の各細孔を潰して上記ファイバ本体の一部を中実化することにより、上記被覆部の屈折率を、該被覆部の内部におけるファイバ本体の部分の屈折率と等しくする加熱工程とを備えることを特徴とする。
上記の方法によれば、加熱工程において、挿入工程で石英製の被覆管に挿入された石英製のファイバ本体を外側の被覆管を介して加熱するので、ファイバ本体に被覆管が融着されることにより、その部分の径がファイバ本体の径よりも大きくなる。また、被覆管の内部に配置するクラッド層の各細孔が潰されてファイバ本体の一部が中実化されることにより、被覆部の屈折率が被覆部の内部におけるファイバ本体の屈折率と等しい状態でファイバ端面が封止され、ファイバ端面を介するレーザ光の入力が可能になると共に、被覆管を融着する際の加熱、すなわち、ファイバ端面に入力するレーザ光の単位面積当たりのエネルギー密度が低くなるようにファイバ端面の径を大きくするための加工に起因する各細孔の後退が可及的に抑制される。ここで、光ファイバの端部の径がファイバ本体の径よりも大きくなるので、ファイバ端面に入力するレーザ光の単位面積当たりのエネルギー密度を低くすることが可能になり、ファイバ端面に入力するレーザ光に対するファイバ端面の損傷が抑制される。また、クラッド層を構成する各細孔の後退が可及的に抑制されるので、ファイバ端面から入力するレーザ光の光ファイバの側面、及び被覆部の後端面における反射がそれぞれ抑制され、レーザ光の結合効率を高めることが可能になる。したがって、エアクラッド型の光ファイバにおいて、レーザ光の結合効率を高めると共に、ファイバ端面の損傷を抑制することが可能になる。
また、本発明に係る光ファイバの製造方法は、線状に延び、光増幅成分がドープされた中実のコアと、該コアの周囲に設けられ、該コアに沿って延びるように複数の細孔が形成されたクラッド層とを備え、上記クラッド層が、上記コアを被覆するように設けられた第1クラッドと、該第1クラッドを被覆するように設けられ上記各細孔が形成された第2クラッドとを備えた石英製のファイバ本体を、石英製の筒状の被覆管に挿入する挿入工程と、上記挿入工程で被覆管に挿入されたファイバ本体を上記被覆管を介して加熱することにより、上記ファイバ本体に上記被覆管を融着すると共に、上記被覆管の内部に配置するクラッド層の各細孔を潰して上記ファイバ本体の一部を中実化することにより、上記被覆部の屈折率を、該被覆部の内部におけるファイバ本体のコア以外の屈折率と等しくする加熱工程とを備えることを特徴とする。
上記の方法によれば、加熱工程において、挿入工程で石英製の被覆管に挿入された石英製のファイバ本体を外側の被覆管を介して加熱するので、ファイバ本体に被覆管が融着されることにより、その部分の径がファイバ本体の径よりも大きくなる。また、被覆管の内部に配置するクラッド層の各細孔が潰されてファイバ本体の一部が中実化されることにより、被覆部の屈折率が被覆部の内部におけるファイバ本体のコア以外の屈折率と等しい状態でファイバ端面が封止され、ファイバ端面を介するレーザ光の入力が可能になると共に、被覆管を融着する際の加熱、すなわち、ファイバ端面に入力するレーザ光の単位面積当たりのエネルギー密度が低くなるようにファイバ端面の径を大きくするための加工に起因する各細孔の後退が可及的に抑制される。ここで、光ファイバの端部の径がファイバ本体の径よりも大きくなるので、ファイバ端面に入力するレーザ光の単位面積当たりのエネルギー密度を低くすることが可能になり、ファイバ端面に入力するレーザ光に対するファイバ端面の損傷が抑制される。また、クラッド層を構成する各細孔の後退が可及的に抑制されるので、ファイバ端面から入力するレーザ光の光ファイバの側面、及び被覆部の後端面における反射がそれぞれ抑制され、レーザ光の結合効率を高めることが可能になる。したがって、光増幅成分がドープされたコアと、コアを被覆するように設けられた第1クラッドと、第1クラッドを被覆するように設けられた第2クラッドとを備えたエアクラッド型のダブルクラッドファイバにおいて、レーザ光の結合効率を高めると共に、ファイバ端面の損傷を抑制することが可能になる。
上記挿入工程では、上記被覆管の内周壁と上記ファイバ本体の外周壁との間隙を上記クラッド層の厚さよりも小さく設定してもよい。
上記の方法によれば、挿入工程における被覆管の内周壁とファイバ本体の外周壁との間隙がクラッド層の厚さよりも小さく設定されるので、加熱工程において、ファイバ本体を被覆管を介して加熱する際に、被覆管の外部に配置するクラッド層の各細孔が潰されることを抑制することが可能になり、クラッド層を構成する各細孔の後退がより抑制される。
上記加熱工程で被覆管が融着されたファイバ本体を該被覆管の部分で切断する切断工程と、上記切断工程で切断されたファイバ本体及び被覆管の端面を研磨する研磨工程とを備えてもよい。
上記の方法によれば、例えば、ファイバ本体の端面と被覆管の端面とが互いに一致しない場合には、切断工程及び研磨工程を行うことにより、レーザ光を入力するための光ファイバの端面を形成することが可能になる
記被覆管が融着されたファイバ本体の端面に上記コアを覆うように保護膜を形成する保護膜形成工程を備えてもよい。
上記の方法によれば、光増幅成分がドープされたコアが光ファイバを構成するファイバ本体の端面まで配置されるので、ファイバ端面に入射するレーザ光の強度によってファイバ端面が損傷するおそれがあるものの、保護膜形成工程において、ファイバ本体の端面に保護膜が形成されるので、そのファイバ端面の損傷が抑制される。
本発明によれば、複数の細孔が形成されたクラッド層を含むファイバ本体の端部に互いの端面が一致するように配置された筒状の被覆部が融着され、その融着された被覆部の内部において、クラッド層の各細孔が潰れて、ファイバ本体が中実に形成されるので、エアクラッド型の光ファイバにおいて、レーザ光の結合効率を高めると共に、ファイバ端面の損傷を抑制することができる。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、本発明は、以下の各実施形態に限定されるものではない。
《発明の実施形態1》
図1〜図3は、本発明に係る光ファイバ及びその製造方法の実施形態1を示している。
図1は、本実施形態の光ファイバ10aの縦断面図であり、図2は、図1中のII−II線に沿った光ファイバ10aの横断面図である。
光ファイバ10aは、図1に示すように、ファイバ本体5と、ファイバ本体5の端部に互いの端面が一致するように融着された被覆部4aとを備えている。
ファイバ本体5は、図2に示すように、ファイバ中心であるコア1と、コア1の周囲に設けられたクラッド層2と、クラッド層2の周囲に設けられたサポート層3とを備えている。
コア1は、石英により構成され、ほぼ石英単体の屈折率になっている。
クラッド層2は、石英により構成され、コア1に沿って互いに平行に延びる複数の細孔(エアホール)2hを有しているので、コア1よりも屈折率が低くなっている。
サポート層3は、石英により構成され、ほぼ石英単体の屈折率になっている。
被覆部4aは、ファイバ本体5の端部側面を被覆するように、石英により筒状に構成され、ほぼ石英単体の屈折率になっている。
光ファイバ10aでは、図1に示すように、被覆部4aの内部に収容される部分において、クラッド層2の細孔2aが潰されて、ファイバ本体5の端部が中実化されているので、ほぼ石英単体の屈折率になっている。
また、光ファイバ10aは、レーザダイオードなどのレーザ光源からのレーザ光Lがレンズなどを介して一方のファイバ端面Eに入力され、その入力されたレーザ光Lがコア1とクラッド層2との界面で反射を繰り返しながら伝搬した後に、他方のファイバ端面で出力されるように構成されている。
次に、上記構成の光ファイバ10aの製造方法について図面を用いて説明する。ここで、図3は、光ファイバの製造方法の挿入工程における光ファイバ前駆体9aを示す縦断面図である。なお、本実施形態の製造方法は、挿入工程及び加熱工程を備えている。
まず、ファイバ径670μmの上記構成のファイバ本体5(クラッド内径400μm及びクラッド外径440μm)、並びに内径0.7mm及び外形1.0mmの石英製の被覆管4を準備する。なお、ファイバ本体5としては、フォトニック結晶ファイバ(PCF:Photonic Crystal Fiber)を好適に用いることができる。
続いて、被覆管4の内部にファイバ本体5を挿入すると共に、被覆管4の端面とファイバ本体5の端面とが一致するように、被覆管4及びファイバ本体5を配置して、図3に示すように、光ファイバ前駆体9aを作製する(挿入工程)。ここで、本挿入工程では、被覆管4の内周壁とファイバ本体5の外周壁との間隙Cを、例えば、30μm〜40μm程度とし、ファイバ本体5のクラッド層2の厚さよりも小さくなるように設定する。
さらに、アーク放電加熱、フィラメントの電気抵抗加熱、レーザ加熱、又はガストーチ加熱などを用いて、ファイバ本体5を外側の被覆管4を介して加熱する(加熱工程)。これにより、ファイバ本体5に被覆管4が融着されて被覆部4aが形成されると共に、被覆管4の内部に配置するクラッド層2の各細孔2hが潰されて、ファイバ本体5の端部が中実化される。
以上のようにして、本実施形態の光ファイバ10aを製造することができる。
以上説明したように、本実施形態の光ファイバ10a及びその製造方法によれば、加熱工程において、挿入工程で被覆管4に挿入されたファイバ本体5を外側の被覆管4を介して加熱するので、ファイバ本体5に被覆管4が融着されることにより、その部分の径がファイバ本体の径よりも大きくなる。また、被覆管4の内部に配置するクラッド層2の各細孔2hが潰れてファイバ本体5の端部が中実化されることにより、ファイバ端面Eが封止されると共に、被覆管4を融着する際の加熱、すなわち、ファイバ端面Eに入力するレーザ光Lの単位面積当たりのエネルギー密度が低くなるようにファイバ端面Eの径を大きくするための加工に起因する各細孔2hの後退を可及的に抑制することができる。ここで、光ファイバ10aの端部の径がファイバ本体5の径よりも大きくなるので、ファイバ端面Eに入力するレーザ光Lの単位面積当たりのエネルギー密度を低くすることができ、ファイバ端面Eに入力するレーザ光Lに対するファイバ端面Eの損傷を抑制することができる。また、クラッド層2を構成する各細孔2hの後退が可及的に抑制することができるので、ファイバ端面Eから入力するレーザ光Lの光ファイバ10aの側面、及び被覆部4aの後端面における反射(図11参照)がそれぞれ抑制され、レーザ光の結合効率を高めることができる。したがって、エアクラッド型の光ファイバにおいて、レーザ光の結合効率を高めると共に、ファイバ端面の損傷を抑制することができる。
また、本実施形態の光ファイバ10aの製造方法によれば、挿入工程における被覆管4の内周壁とファイバ本体5の外周壁との間隙がクラッド層2の厚さよりも小さく設定されるので、加熱工程において、ファイバ本体5を被覆管4を介して加熱する際に、被覆管4の外部に配置するクラッド層2の各細孔2hが潰されることを抑制することができ、クラッド層2を構成する各細孔2hの後退をより抑制することができる。
さらに、本実施形態では、挿入工程において、被覆管4の端面とファイバ本体5の端面とが一致するように、被覆管4及びファイバ本体5を配置させたが、本発明は、被覆管4をファイバ本体5の端部でなく中間部に配置した状態で本実施形態の加熱工程を行った後に、被覆管が融着されたファイバ本体をその被覆管の部分で切断する切断工程と、その切断工程で切断されたファイバ本体及び被覆管の端面を砥石などで研磨する研磨工程とを行ってもよい。
なお、高い開口数(NA:Numerical Aperture)を有する光ファイバでは、一般的に、レーザ光の入出力における広がり角度が大きくなるので、本発明の作用効果が有効に奏される。
《発明の実施形態2》
図4は、本実施形態の光ファイバ10bの縦断面図である。なお、以下の各実施形態において、図1〜図3と同じ部分については同じ符号を付して、その詳細な説明を省略する。
光ファイバ10bでは、図4に示すように、ファイバ本体5の周囲に、コート層6が設けられ、被覆部4bがそのファイバ端側でファイバ本体5に融着されている。ここで、コート層6は、例えば、サポート層3よりも屈折率が低いシリコン樹脂などにより構成されている。なお、光ファイバ10bのその他の構成については、上記実施形態1の光ファイバ10aと実質的に同じである。
次に、上記構成の光ファイバ10bの製造方法について図面を用いて説明する。ここで、図5は、光ファイバ10bの製造方法の挿入工程における光ファイバ前駆体9bを示す縦断面図である。
まず、ファイバ径670μmのファイバ本体5の側面全体に保護層6が被覆された光ファイバ(外径1.0mm)、並びに内径0.7mm及び外形1.0mmの石英製の被覆管4を準備する。
続いて、コート層6が被覆された光ファイバの端部のコート層6を除去して、ファイバ本体5の端部を露出させる。
さらに、被覆管4の内部にファイバ本体5の端部を挿入して、図5に示すように、光ファイバ前駆体9bを作製する(挿入工程)。ここで、被覆管4の端面とファイバ本体5の端面とが一致するように、予め、被覆管4の長さ、又は保護膜6を除去する長さを設定する。
その後、被覆管4におけるファイバ端側の端部を加熱することにより、ファイバ本体5の端部を加熱する(加熱工程)。これにより、ファイバ本体5に被覆管4のファイバ端側が融着されて被覆部4bが形成されると共に、被覆管4の内部のファイバ端側に配置するクラッド層2の各細孔2hが潰されて、ファイバ本体5の端部が中実化される。
以上のようにして、本実施形態の光ファイバ10bを製造することができる。
本実施形態の光ファイバ10bによれば、被覆部4bの周壁とコート層6の周壁とが揃うので、ファイバ径を揃えることができる。
《発明の実施形態3》
上記各実施形態では、ファイバ本体5として、クラッド層2がシングルのものを例示したが、本実施形態では、ファイバ本体5として、第1クラッド及び第2クラッドを有するダブルクラッドファイバを例示する。ここで、図6は、本実施形態の光ファイバ10cの縦断面図であり、図7は、図6中のVII−VII線に沿った光ファイバ10cの横断面図である。
光ファイバ10cは、図6に示すように、ファイバ本体5と、ファイバ本体5の端部に互いの端面が一致するように融着された被覆部4aと、ファイバ端面Eに設けられた保護膜7とを備えている。
ファイバ本体5は、図7に示すように、ファイバ中心であるコア1aと、コア1aの周囲に設けられた第1クラッド2aと、第1クラッド2aの周囲に設けられた第2クラッド2bと、第2クラッド2bの周囲に設けられたサポート層3とを備えたダブルクラッドファイバである。
コア1aは、石英により構成され、光増幅成分として、イッテルビウムなどの希土類元素がドープされて、石英単体の屈折率よりも高くなっている。
第1クラッド2aは、石英により構成され、ほぼ石英単体の屈折率になっている。
第2クラッド2bは、石英により構成され、コア1aに沿って互いに平行に延びる複数の細孔(エアホール)2hを有しているので、第1クラッド2aよりも屈折率が低くなっている。
サポート層3及び被覆部4aの構成は、上記実施形態1と実質的に同じである。
保護膜7は、酸化シリコン膜などにより構成され、電子ビーム蒸着装置などを用いてファイバ端面Eに蒸着されている。
また、光ファイバ10cは、レーザダイオードなどのレーザ光源からのレーザ光がレンズを介して一方のファイバ端面Eに入力され、第1クラッド2aに入射したレーザ光が第1クラッド2aと第2クラッド2bとの界面で反射を繰り返しながら伝搬し、そのレーザ光がコア1aを通過する際にコア1aにドープされた希土類元素を最外殻電子が励起した反転分布状態にさせ、その誘導放出による希土類元素からの発振光がコア1aを伝搬した後に、他方のファイバ端面で出力されるように構成されている。
なお、上記構成の光ファイバ10cは、上記実施形態1のファイバ本体5を上記構成のダブルクラッドファイバに置き換えると共に、上記実施形態1の加熱工程又は研磨工程の後に、蒸着法などによってファイバ端面Eに保護膜7を形成する保護膜形成工程を行うことにより、製造することができる。
本実施形態の光ファイバ10cによれば、希土類元素がドープされたコア1aがファイバ本体5の端面まで配置されるので、ファイバ端面Eに入射するレーザ光の強度によってファイバ端面Eが損傷するおそれがあるものの、保護膜形成工程において、ファイバ本体5の端面に保護膜7が形成されるので、そのファイバ端面Eの損傷を抑制することができる。
上記各実施形態では、クラッド層2又は第2クラッド2bを構成する各細孔2hが3層の複層構造のものを例示したが、単層構造であってもよい。
上記各実施形態では、レーザ光が入力する側のファイバ端Eについて説明したが、本発明は、レーザ光の出力側にも適用することができる。
以上説明したように、本発明は、レーザ光の結合効率を高めると共に、ファイバ端面の損傷を抑制することができるので、特に、高NAの光ファイバの端末加工について有用である。
実施形態1に係る光ファイバ10aの縦断面図である。 図1中のII−II線に沿った光ファイバ10aの横断面図である。 実施形態1に係る光ファイバの製造方法の挿入工程における光ファイバ前駆体9aを示す縦断面図である。 実施形態2に係る光ファイバ10bの縦断面図である。 実施形態2に係る光ファイバの製造方法の挿入工程における光ファイバ前駆体9bを示す縦断面図である。 実施形態3に係る光ファイバ10cの縦断面図である。 図6中のVII−VII線に沿った光ファイバ10cの横断面図である。 加熱によりファイバ端面Eが封止された従来の光ファイバ110aの縦断面図である。 加熱によりファイバ端面Eが封止された従来の光ファイバ110bの縦断面図である。 ガラスロッドを融着することによりファイバ端面Eが封止された従来の光ファイバ110cの縦断面図である。 ガラスロッドを融着することによりファイバ端面Eが封止された従来の光ファイバ110dの縦断面図である。
1,1a コア
2 クラッド層
2a 第1クラッド
2b 第2クラッド
2h 細孔
3 サポート層
4 被覆管
4a,4b 被覆部
5 ファイバ本体
7 保護膜
10a〜10c 光ファイバ

Claims (9)

  1. 線状に延びる中実のコアと、
    上記コアの周囲に設けられ、該コアに沿って延びるように複数の細孔が形成されたクラッド層とを含む石英製のファイバ本体を備えた光ファイバであって、
    上記ファイバ本体の端部には、互いの端面が一致するように石英製の筒状の被覆部が融着され、
    上記被覆部の内部では、上記クラッド層の各細孔が潰れて、上記ファイバ本体が中実に形成され
    上記被覆部の屈折率は、該被覆部の内部におけるファイバ本体の屈折率と等しいことを特徴とする光ファイバ。
  2. 線状に延び、光増幅成分がドープされた中実のコアと、
    上記コアの周囲に設けられ、該コアに沿って延びるように複数の細孔が形成されたクラッド層とを含む石英製のファイバ本体を備え、
    上記クラッド層が、上記コアを被覆するように設けられた第1クラッドと、該第1クラッドを被覆するように設けられ上記各細孔が形成された第2クラッドとを備えた光ファイバであって、
    上記ファイバ本体の端部には、互いの端面が一致するように石英製の筒状の被覆部が融着され、
    上記被覆部の内部では、上記クラッド層の各細孔が潰れて、上記ファイバ本体が中実に形成され、
    上記被覆部の屈折率は、該被覆部の内部におけるファイバ本体のコア以外の屈折率と等しいことを特徴とする光ファイバ。
  3. 請求項2に記載された光ファイバにおいて、
    上記被覆部が融着されたファイバ本体の端面には、上記コアを覆うように保護膜が設けられていることを特徴とする光ファイバ。
  4. 請求項1又は2に記載された光ファイバにおいて、
    上記ファイバ本体は、上記クラッド層の周囲にサポート層を有し、
    上記被覆部は、上記サポート層に融着されていることを特徴とする光ファイバ。
  5. 線状に延びる中実のコアと、該コアの周囲に設けられ、該コアに沿って延びるように複数の細孔が形成されたクラッド層とを備えた石英製のファイバ本体を、石英製の筒状の被覆管に挿入する挿入工程と、
    上記挿入工程で被覆管に挿入されたファイバ本体を上記被覆管を介して加熱することにより、上記ファイバ本体に上記被覆管を融着すると共に、上記被覆管の内部に配置するクラッド層の各細孔を潰して上記ファイバ本体の一部を中実化することにより、上記被覆部の屈折率を、該被覆部の内部におけるファイバ本体の部分の屈折率と等しくする加熱工程とを備えることを特徴とする光ファイバの製造方法。
  6. 線状に延び、光増幅成分がドープされた中実のコアと、該コアの周囲に設けられ、該コアに沿って延びるように複数の細孔が形成されたクラッド層とを備え、上記クラッド層が、上記コアを被覆するように設けられた第1クラッドと、該第1クラッドを被覆するように設けられ上記各細孔が形成された第2クラッドとを備えた石英製のファイバ本体を、石英製の筒状の被覆管に挿入する挿入工程と、
    上記挿入工程で被覆管に挿入されたファイバ本体を上記被覆管を介して加熱することにより、上記ファイバ本体に上記被覆管を融着すると共に、上記被覆管の内部に配置するクラッド層の各細孔を潰して上記ファイバ本体の一部を中実化することにより、上記被覆部の屈折率を、該被覆部の内部におけるファイバ本体のコア以外の屈折率と等しくする加熱工程とを備えることを特徴とする光ファイバの製造方法。
  7. 請求項5又は6に記載された光ファイバの製造方法において、
    上記挿入工程では、上記被覆管の内周壁と上記ファイバ本体の外周壁との間隙を上記クラッド層の厚さよりも小さく設定することを特徴とする光ファイバの製造方法。
  8. 請求項5又は6に記載された光ファイバの製造方法において、
    上記加熱工程で被覆管が融着されたファイバ本体を該被覆管の部分で切断する切断工程と、
    上記切断工程で切断されたファイバ本体及び被覆管の端面を研磨する研磨工程とを備えることを特徴とする光ファイバの製造方法。
  9. 請求項に記載された光ファイバの製造方法において、
    記被覆管が融着されたファイバ本体の端面に上記コアを覆うように保護膜を形成する保護膜形成工程を備えることを特徴とする光ファイバの製造方法。
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