JP4663794B2 - アスベストを含む材料の変換のための方法及び装置 - Google Patents

アスベストを含む材料の変換のための方法及び装置 Download PDF

Info

Publication number
JP4663794B2
JP4663794B2 JP2008539957A JP2008539957A JP4663794B2 JP 4663794 B2 JP4663794 B2 JP 4663794B2 JP 2008539957 A JP2008539957 A JP 2008539957A JP 2008539957 A JP2008539957 A JP 2008539957A JP 4663794 B2 JP4663794 B2 JP 4663794B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
asbestos
heating
reactor
particles
microwave
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2008539957A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2009514673A (ja
Inventor
パロサ、リュスジャルド
Original Assignee
アトン−エイチティー エス.エー.
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by アトン−エイチティー エス.エー. filed Critical アトン−エイチティー エス.エー.
Publication of JP2009514673A publication Critical patent/JP2009514673A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4663794B2 publication Critical patent/JP4663794B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B09DISPOSAL OF SOLID WASTE; RECLAMATION OF CONTAMINATED SOIL
    • B09BDISPOSAL OF SOLID WASTE NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B09B3/00Destroying solid waste or transforming solid waste into something useful or harmless
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B09DISPOSAL OF SOLID WASTE; RECLAMATION OF CONTAMINATED SOIL
    • B09BDISPOSAL OF SOLID WASTE NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B09B3/00Destroying solid waste or transforming solid waste into something useful or harmless
    • B09B3/0066Disposal of asbestos

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Environmental & Geological Engineering (AREA)
  • Processing Of Solid Wastes (AREA)
  • Working Measures On Existing Buildindgs (AREA)

Description

本発明は、アスベストを含む材料の変換のための方法、及び、第一に特定のセメント−アスベスト板において無害な分解された建築要素を与えるために設計されたアスベストを含む材料の変換のための装置に関する。
アスベストのような繊維状建築材料を無害にするための周知の方法は、その材料を従来の加熱炉の蒸気に接触させることによって、溶融温度に近い約1400℃の温度に到達するまで加熱することを有する。その結果、アスベスト繊維の融解、及びその結晶構造の消失が発生し、アスベストが安全な非繊維状構造に変換される。
従来の方法の一例が、WO91/00123として公開された国際特許出願に見られる。それは、廃棄用アスベストを非アスベスト製品に鉱物学的変換のためのプロセスを開示する。廃棄用アスベストは、鉱化剤で処理され、次に該アスベストを非アスベスト製品に変換させるのに十分な時間をかけて加熱される。鉱化剤は、水溶性アルカリ金属ホウ酸塩又はアルカリ金属ケイ酸塩であることが好ましい。
この加熱のプロセスは、材料が2000Fを超える温度に達するまで従来式オーブンにおいて実行される。アスベストを含む一部の材料の分離特性のために、このような材料には長時間の加熱が必要とされる。このために、アスベストを効果的に利用する(無害にする)ために不可欠なエネルギー消費は非常に大きい。前記WO91/00123における更なる物質の導入は、熱化学プロセスの結果としてアスベスト繊維の破壊を促進することを目的としている。この文献は研究所における実験例に過ぎず、工業的規模にて市販されているものに対し開示されたプロセスを適用させることの困難さを示している。
ドイツ特許明細書DE19526495Aは、水和物の生成中に結合される建築材料、主にアスベストを熱的に変形させるために設計される別の方法及び装置を開示する。この方法は、10-1mから10-6mまで変動する波長で、処理チャンバ内においてマイクロ波放射で繊維状材料を処理することからなる、一方で、放射線の少なくとも一部が最大吸収範囲に適合し、その結果、材料はそれらの繊維構造が分解する程度まで加熱される。
処理された材料は、一部がチャンバ内に導入され、放射電力に依存して一定の時間で所望の温度まで加熱される。このような方法を実現するための装置は、マイクロ波放射線を放出する少なくとも1つのラジエータを有するマイクロ波発生器が取り付けられる処理チャンバを有する。この処理チャンバは、ローディング・インレット及びアンローディング・アウトレットを有し、これらはゲートを密閉することによって閉じられ、装置全体は、マイクロ波エネルギーの拡散を防止する特定のシールドを有する。互いに向かい合うようにラジエータを配置することは、処理された材料を回転することと同様に非常に有利である。少なくとも1つの放射線ビームは装置の処理チャンバを貫通する。前記ビームはパラボラアンテナによって放出され、チャンバ軸線に交差するように方向付けられる。このような装置の別の実施の形態は、処理された材料を横断するように移動させる処理ゾーンを備えたコンテナを有する。ラジエータを備えたマイクロ波発生器はコンテナに接続され、前記ラジエータは処理領域内にマイクロ波放射線を生成する。処理チャンバは、処理材料が挿入されて取り出されるインレット及びアウトレットを有する。インレット及びアウトレットはともにエアロックによって閉じられ、装置全体は保護シールドを有する。
アスベストを含む材料がマイクロ波放射線を十分に吸収しないことから、それらの処理の間の最大吸収値はマイクロ波長及び周波数の狭い範囲内でのみ達せられ得る。水和物の生成の結果として結合された材料の有効な加熱は、いわゆる極性分子化学結合共鳴吸収の帯域における放射線の使用によって達成される。それは、4GHzを超える周波数、及び赤外線放射に相当する。産業上の実施において、周波数2.45GHz及び915MHzを備えたマイクロ波発生器を使用することが可能とされ、それらは波長12.24cm及び32.77cmに相当することになる。当然、必要な場合には他の最適に選択される周波数と、それぞれのより大きなパワーを備えた発生器を使用できるが、しかしながら、それらは非常に高価でありほぼ利用不能である。さらに、周知のアスベストの熱処理方法ではアスベストの繊維状構造を分解するのに必要な約1400℃という温度は大量のエネルギーを必要とする。さらにまた、周知の装置の発生器で使用されるパラボラアンテナの形状のラジエータは、非極性マイクロ波領域の放射のためにのみ使用できる。ラジエータを互いに向かい合うように配置することにより部分的な成功をおさめるが、これは最大電界強度が局部的範囲を有するからである。この事実により、我々発明者らは、変換された材料の小領域のみにおいて有効な加熱を得ることができる。非極性放射線の大きな不利点は、互いに向かい合うように配置されたラジエータを有する発生器間における有害なカップリングのおそれである。発生器のこの影響は、放射された電磁波が処理された材料によって弱い磁界吸収がある周波数に達するとき、よりいっそう深刻になる可能性がある。
実際には、DE19526495Aによる方法が使用できないのは、工業用に認可されたものとは異なる周波数、即ち、とりわけ2450MHz及び915MHzのマイクロ波発生器を使用出来ないのと同様である。さらに、3GHzを超える周波数の高出力発生器を得ることは困難であり、非常に高価であり、これらは科学的調査においてのみ使用される。
欧州特許出願EP1588783は、水(H2O)若しくは結晶水を含む結晶性又は半結晶性材料を含む産業廃棄物を不活性化するためのプロセスを教示し、これは、水や結晶水を気相に変換し、その固体構造を破壊するように産業廃棄物を高出力マイクロ波に被爆させることである。
上記欧州特許出願はまた、入力、出力、及び搬送のそれぞれの手段、ならびにマイクロ波源を備えたチャンバを一般に有する装置を示している。これは、特定の方法あるいは装置の具体的な構造を開示していないので、直接的な産業上の利用に適していない。そこでは材料が破砕されるべきでなく、発明は強い局部過熱(「ホットスポット」)にあることが示される。強い局部過熱は、材料の不均等な加熱をもたらす。その結果、一部分は低温度であり、それらは十分に反応しない(繊維状アスベスト構造を備えた一部の領域が残存することもある)。
DE19526495A及びEP1588783によるそれぞれの方法によって、アスベスト布、アスベスト・ロープ又は異なるアスベスト板に含まれるアスベストを無害にすることは不可能であることは、こうした廃棄物が水や水性シリコン化合物を含まないからであり、これらは加熱プロセス及び熱利用のためのこれら方法において不可欠である。
WO91/00123 ドイツ特許明細書DE19526495A 欧州特許出願EP1588783
本発明による、アスベストを含む材料を加熱し、電磁場の影響を受けてアスベストの繊維状結晶構造を非繊維状構造に変換することを有する、アスベストを含む材料を変換するための方法は、変換された材料が破砕され次に破砕された材料がマイクロ波リアクタ(反応装置)に搬送され、一方で材料の粒子が破砕及び/又は搬送されながら、加熱を促進する薬剤と混合され、それらがリアクタに導入された後に材料粒子が、300MHzから3000MHzまでの周波数を備えたマイクロ波帯域における集束電磁放射線の多数の偏光ビームによってそれらの構造が変換する温度になるまで加熱され、熱処理の製品がリアクタから除去され、冷却され、最終的破砕処理を受けることを特徴とする。
変換された材料は、5mm以下の寸法を有する粒子に破砕される。破砕されている材料の粒子は、四ホウ酸ナトリウム(sodium tetra boron)水溶液又は水酸化ナトリウム(sodium hydroxide)と混合され、一方で、搬送段階中に、大量の材料はケイ酸ナトリウム(sodium silicate)水溶液又はケイ酸カリウム(potassium silicate)水溶液と混合されている。材料の粒子がそれらの加熱を促進する薬剤と3:1から1:1の体積比で混合されるときに最も有益な効果が得られる。繊維状結晶アスベスト構造を非繊維状構造に変換するために、加熱を促進する薬剤と混合された材料の粒子は900℃から1100℃までの温度に加熱され、2分から15分間持続する時間にわたってこうした温度に保持される。
本発明による、少なくとも1つのマイクロ波発生器を有する加熱チャンバを含むサーマル・リアクタを備えた、アスベストを含む材料の変換のための装置は、変換された材料に対するクラッシャ、破砕された材料の粒子のためのコンベヤ、加熱を促進する薬剤のフィーダ/ディスペンサ、及びサーマル・マイクロ波リアクタを有し、一方で、上記フィーダがクラッシャ及び/又はコンベヤに接続され、リアクタ加熱チャンバがマイクロ波放射線非吸収材料から形成され、コンベヤのアウトレット(出口)に配置され、かつ、金属ハウジング内に設置され、また、マイクロ波ラジエータを備えたマイクロ波発生器ユニットが前記金属ハウジングに固定されるという事実によって特徴付けられる。
発明の有益な解決法において、フィーダは、クラッシャに取り付けられ、又は同時にクラッシャとコンベヤに取り付けられる。他の有益な解決法において、フィーダは、コンベヤのみに取り付けられる。加熱チャンバ、及びリアクタのハウジングは、どちらも同軸に位置された固定式垂直シリンダの形状を有し、それらの間に分離空間が形成され、マイクロ波発生器がハウジングの周囲に設置され、前記マイクロ波発生器が、偏光波を放射するラジエータを有し、一方では、向かい合うように配置されたラジエータが相互に垂直な偏光によって偏光波を放出する。
ラジエータは、平坦化チューブの形状を有することが好都合である。熱処理の製品の最終破砕のプロセスに対して付与されるクラッシャがリアクタの加熱チャンバの下に配置されるのであれば最良である。発明の他の有益な実施の形態において、加熱チャンバ及びリアクタ・ハウジングは、いずれも水平方向に同軸に位置されたシリンダの形状を有し、それらの間に分離空間が形成され、一方で、加熱チャンバがハウジング内の回転ベアリングに取り付けられ、かつ、駆動源に接続され、マイクロ波発生器がハウジングに沿って直列に配置され偏光波を放出するラジエータを有する。
アスベストを含む材料の熱伝導率が低いにもかかわらず、これら材料の破砕及び支持剤との混合のおかげで、それらのマイクロ波放射線の吸収に対する熱容量が大きく増加される。さらに水和物のない材料はこの有益な特徴を有する。放射線の多数の偏光ビームの集束作用の影響を受けて、その体積全体において材料の高速且つ均一な加熱が付与される。加熱を促進する薬剤を使用する更なる効果は、温度の低下をもたらし、アスベストの繊維状結晶構造を繊維のない無害な構造に変換させることが起きる。その結果、マイクロ波熱処理のプロセスは比較的少量の電気エネルギーを必要とするだけである。吸収の種類及び利用された材料の組成とは関係なく、装置は、本発明によれば、作業周波数が2,45GHz若しくは915MHzの一般的且つ容易に入手可能なマイクロ波発生器を備えるものでもよい。
放射線の偏光ビームを生成するフラット・チューブ・ラジエータにより、発生器間の有害なカップリングを回避し、さらにマイクロ波エネルギーをの非常に大きく集中させることができる。
要約すると、本発明は3つの有効な課題、即ち、技術の既知の状態の不利な点を構成するものを解決する。
1.材料を要求されるサイズに破砕し、それを選択された添加剤に浸漬させ、集束及び偏光されたマイクロ波により加熱するという、本発明によるアスベスト繊維を加熱し破壊するプロセスは、アスベストを含む廃棄物の構成とは関係なく迅速に行なわれる。
2.このプロセスは、2450MHz及び915MHzの(工業的用途のために)認可された周波数を備えたマイクロ波を放射する入手可能なマイクロ波発生器を有効に使用して実行することができる。
3.本件特許出願によるプロセスは、アスベスト繊維の破壊のために不可欠なエネルギー費用を減少することを可能にする。
アスベストを含む材料の変換のための装置形態における本発明の主題は、以下に示す図面における実施の形態の例において示される。即ち、図1は、固定式垂直加熱チャンバを備えたマイクロ波リアクタを有する装置の垂直断面を示す簡略図であり、図2は、図1のリアクタの斜視図であり、図3は、回転式水平加熱チャンバを備えたリアクタを有する装置を示す簡略図である。
図1及び図2に示される本発明による装置は、基本的にハンマー・クラッシャ1、スクリュー・コンベヤ2、フィーダ3、及び熱マイクロ波リアクタ4から構成され、これらが作業設備を構成する。
クラッシャのローディング・インレット(入口)5及びボディ6は密閉式に閉じられ、これにより放出されたアスベスト繊維が周囲に放出されるのが防止される。フィーダ3はコンベヤ2に取り付けられ、破砕された材料の粒子を加熱するのを促進する薬剤を供給する。必要に応じて、フィーダ3は、クラッシャ1及びコンベヤ2の両方に同時に取り付けられ、あるいはクラッシャ1のみに取り付けられる。コンベヤ2はまた、破砕された材料の粒子とその加熱を促進する薬剤との均一混合物を生成するためのミキサの機能を有する。コンベヤ2の本体は、ダスト・フィルタ7によって排気ファン8に接続される。チャンバ9は金属ハウジング10内に取り付けられ、それによりその周囲が好ましくないマイクロ波放射線の影響から保護される。4つのマイクロ波ラジエータ12を備えた4つで1組のマイクロ波発生器11はハウジング10に固定される。チャンバ9及びハウジング10はともに、固定した基本的にパイプ状のシリンダ13及び14を有し、これらシリンダは垂直に設置され、互いに同軸に位置される。シリンダ13及び14の間には、垂直式環状分離スペース15が形成され、必要に応じて空気若しくは断熱材料で充てんされるが、図示されていない。マイクロ波発生器11はハウジング10の周囲に沿って均一に配置され、それらのラジエータ12は平坦化された(平たい)アウトレットを備えたチューブ16の形状を有する。1つのホーン16の平坦化アウトレットが水平に方向付けられる場合、反対側のホーン16の平坦化アウトレットは垂直に方向付けられる。互いに向かい合うように配置されるラジエータ12は、相互に垂直な偏光で偏光波を放出する。加熱チャンバ9の下に、加熱処理の製品のクラッシャとして機能するディスク・クラッシャ17があり、この製品は軽石に類似した形状を有する。クラッシャ17の水平方向ディスクは、チャンバ9のアウトレットの閉止を構成する。クラッシャ17の本体は、提示されていない空気冷却又は水冷却システムへの接続を有し、破砕された最終製品を収集するためのコンテナ18が備えられている。
本発明による装置の他の一実施の形態は図3に示される。この装置は、ローディング・インレット5を備えたクラッシャ1、スクリュー・コンベヤ2、フィーダ3、及び熱マイクロ波リアクタ4aをさらに有し、一方でフィルタ7及びファン8がコンベヤ2に取り付けられる。リアクタ4aの耐熱セラミック加熱チャンバ9a及び金属ハウジング10aはともに基本的にパイプ状シリンダ13a、14aの形状を有し、これらは水平方向に設置され、互いに同軸に位置される。シリンダ13a及び14aの間には、水平方向の環状分離スペース15aがあり、空気で充てんされる。回転ドラム形状の加熱チャンバ9aは固定式ハウジング10aに取り付けられ、ドライブ19に接続され、一方で、コンベヤ2のアウトレットはチャンバ9a内に導入される。リアクタ4aのハウジング10aの端部には、回転ファン・クラッシャ17aがあり、一方で、ハウジングのアウトレットには破砕された最終製品に対するコンテナ18aが設置されている。マイクロ波生成器11はハウジング10aの下部に沿って直列に設置され、平坦化アウトレットを備えたチューブ16aの形状のラジエータ12を有する。これらラジエータ12は相互に垂直な偏光で偏光波を放出する。
図1及び図2に示される装置の作業の間に、アスベストを含む要素は、クラッシャ1のインレット5に置かれる。たとえば、セメント−アスベスト板、アスベスト−石膏板(asbestos-gypsum plates)、アスベスト・ブランケット(asbestos blankets)、及びアスベスト・コード(asbestos cords)は、5mm以下の小粒径に破砕される。一般にアスベスト・タイルと呼ばれるセメント−アスベスト板の変換の際に、破砕された材料のすべては既にクラッシャ1において混合され、フィーダ3からもたらされる四ホウ酸ナトリウム水溶液若しくは一定の水酸化ナトリウムの比率は、2:1若しくは1:1である。湿った粒子はスクリュー・コンベヤ2に落下し、これら粒子はさらにフィーダ3からもたらされ、2:1の割合にあるケイ酸ナトリウム水溶液若しくはケイ酸カリウム水溶液とさらに混合される。この2ステップ・プロセスがその正当化を有するのは、四ホウ酸ナトリウム及び水酸化ナトリウムが表面張力を減少させ、材料をケイ酸ナトリウム水溶液若しくはケイ酸カリウム水溶液により容易に浸漬させるからである。アスベスト・ブランケット若しくはアスベスト・コードが変換される場合、それらの破砕された材料を、スクリュー・コンベヤ2における搬送段階の間のみ、3:1の割合でケイ酸ナトリウム水溶液若しくはケイ酸カリウム水溶液と混合させることは十分である。アスベスト石膏板の変換の場合、破砕された材料は、2:1の割合でフィーダ3からもたらされる水酸化ナトリウム及びケイ酸ナトリウム水溶液とクラッシャ1内で混合される。次の湿った粒子の材料は、コンベヤ2を用いてリアクタ4内に導入される。リアクタ4の加熱チャンバ9を適当に湿った材料で充てんした後に、加熱プロセスは900℃から1100℃までの温度から開始する。材料の加熱が発生するのは、発生器11によって発生された2,45GHz若しくは915MHzのマイクロ波周波数帯域における強く集中された電磁放射線の多数の偏光ビームの作用の後であり、チューブ式ラジエータ12を用いてチャンバ9内へ放出される。アスベストの繊維状結晶構造を繊維が失われた構造に完全に変換することを実行するためには、セメント−アスベスト板の粒子は約15分間にわたってその温度に保持され、アスベスト−石膏板の粒子は約10分間にわたってその温度に保持されるが、ブランケット粒子及びコード粒子は2、3分間である。材料の溶解の結果として、その構造は、軽石のそれに類似した形になり、一方で、チャンバの内容物は元の体積から減少し、重量の影響を受けて徐々に下方に移動する。リアクタ4の作業サイクルが終了した後に、ディスク・クラッシャ17は起動され、熱処理の製品を破砕し、同時に冷却して、最終的にはそれをコンテナ18に送る。クラッシャ1の容量が適切に選択されコンベヤ2の流量能力が適切であれば、リアクタ4は連続して作業することができる。
図3に示される装置において、アスベスト材料の変換のプロセスは循環的順序で若しくは連続的に同様に進めることができる。リアクタ4aの加熱チャンバ9aを湿った材料で充填した後に、チューブ式ラジエータ12を備えたマイクロ波発生器11によって加熱チャンバ9aの中身を作動温度に加熱することからなるサイクルプロセスが起きる。さらに加熱チャンバ9aが回転運動を開始させられると、チャンバ・インレットからそのアウトレットに移動する被加熱材料の変位が段階的に生じる。割り当てられた時間の後に、加熱処理が終了し、熱により改質された材料はチャンバ9aから外部に除去される。リアクタ4aのハウジング10aのアウトレット部分において、この材料は破砕され、ファン・クラッシャ17aを用いて冷却され、次に適切に設置されたコンテナ18aに送られる。この装置を連続的に機能させることは、クラッシャ1の容積、コンベヤ2の流量、及び加熱チャンバ9aの回転速度を適宜調節することによって達成することができる。
図1は、固定式垂直加熱チャンバを備えたマイクロ波リアクタを有する装置の垂直断面を示す簡略図である。 図2は、図1のリアクタの斜視図である。 図3は、回転式水平加熱チャンバを備えたリアクタを有する装置を示す簡略図である。
符号の説明
1 クラッシャ
2 コンベヤ
3 フィーダ
4 リアクタ
4a リアクタ
5 インレット
6 ボデイ
7 フィルター
8 排気ファン
9 チャンバ
9a チャンバ
10 ハウジング
10a ハウジング
11 発生器
12 ラジエータ
13 シリンダ
13a シリンダ
14 シリンダ
14a シリンダ
15 スペース
15a スペース
16 チューブ
16a チューブ
17 クラッシャー
17a クラッシャー
18 コンテナ
18a コンテナ
19 ドライブ/動力源

Claims (17)

  1. アスベストを含む材料を加熱し、電磁場の影響下においてアスベストの繊維状結晶構造を非繊維状構造に変換する、アスベストを含む材料を変換するための方法であって、前記方法は、アスベストを含む前記材料を5mm以下の寸法の粒子に破砕し、破砕した材料をマイクロ波の電磁放射による多数のビームを用いて加熱するマイクロ波リアクタ内に搬送し、熱処理した製品をリアクタから除去し、冷却し、最終的破砕を行うことからなり、
    前記材料は、5mm以下の寸法の粒子に破砕される間及び/又は破砕後、前記リアクタ内へと搬送される間に、四ホウ酸ナトリウム、水酸化ナトリウム、ケイ酸ナトリウム、ケイ酸カリウムから選択される化合物の水溶液からなり、その加熱を促進する薬剤と混合され、それらをリアクタに導入した後に、加熱を促進する薬剤と混合された材料の粒子が、互いに向き合うように又は直列に配置され、相互に垂直な偏光で偏光波を放出するラジエータによる915MHz若しくは2450MHzのマイクロ波周波数帯域における集束偏光電磁放射によって900℃から1100℃までの温度に加熱され、それらの構造上の変換のために、2分から15分間の持続時間にわたって前記温度に保持されることを特徴とする、
    アスベストを含む材料を変換するための方法。
  2. アスベストを含む材料を5mm以下の寸法の粒子に破砕する材料の破砕時において材料の粒子が四ホウ酸ナトリウム水溶液を含む加熱を促進する薬剤と混合される、請求項1に記載の方法。
  3. アスベストを含む材料を5mm以下の寸法の粒子に破砕する材料の破砕時において材料の粒子が水酸化ナトリウム水溶液を含む加熱を促進する薬剤と混合される、請求項1に記載の方法。
  4. 材料の搬送時において材料の粒子がケイ酸ナトリウム水溶液を含む加熱を促進する薬剤と混合される、請求項1に記載の方法。
  5. 材料の搬送時において材料の粒子が、ケイ酸カリウム水溶液を含む加熱を促進する薬剤と混合される、請求項1に記載の方法。
  6. 材料の粒子は、体積比が3:1から1:1で、加熱を促進する薬剤と混合される、請求項1、2、3、4及び5のいずれか1つに記載の方法。
  7. アスベストを含む材料の粒子がセメント−アスベスト板の材料粒子であり前記持続時間は15分間である、請求項1に記載の方法。
  8. アスベストを含む材料の粒子がアスベスト石膏板の材料粒子であり前記持続時間は10分間である、請求項1に記載の方法。
  9. アスベストを含む材料の粒子がアスベスト・ブランケット及びアスベスト・コードの材料粒子であり前記持続時間は2分から3分間である、請求項1に記載の方法。
  10. 少なくとも1つのマイクロ波発生器を有する加熱チャンバを含むサーマル・リアクタを備えた、アスベストを含む材料を変換するための装置であって、前記装置は、クラッシャ(1)、スクリュー・コンベヤ(2)、フィーダ/ディスペンサ(3)、及びリアクタ(4)を含み、前記クラッシャー(1)はアスベストを含む前記材料を5mm以下の寸法の粒子に破砕し、前記スクリュー・コンベヤ(2)は破砕した材料を前記リアクタ(4)へと搬送し、前記リアクタはマイクロ波の電磁放射による多数のビームを用いて前記破砕した材料を加熱するよう構成され、前記フィーダ/ディスペンサ(3)はアスベストを含む材料が破砕及び/又は搬送される間にその加熱を促進する薬剤と混合するようにクラッシャ(1)及び/又はスクリュー・コンベヤ(2)と接続され、前記加熱を促進する薬剤は四ホウ酸ナトリウム、水酸化ナトリウム、ケイ酸ナトリウム、ケイ酸カリウムから選択される化合物の水溶液からなり、
    前記リアクタ(4)の加熱チャンバ(9)がマイクロ波放射線非吸収材料から形成され、前記スクリュー・コンベヤ(2)のアウトレットに直接配置され、かつ、加熱チャンバ(9)は金属ハウジング(10)に設置され、一方で、相互に垂直な偏光で偏光波を放出するマイクロ波ラジエータ(12)を備えたマイクロ波発生器ユニット(11)が前記金属ハウジング(10)に固定され、加熱チャンバ(9)及びリアクタ(4)のハウジング(10)がともに同軸に配置されるシリンダ(13、14)の形状を有し、それらの間に分離スペース(15)が形成され、リアクタに搬送され加熱を促進する薬剤と混合された材料の粒子は、ラジエータにより915MHz若しくは2450MHzのマイクロ波周波数帯域における集束偏光電磁放射によって900℃から1100℃までの温度に加熱され、2分から15分間の持続時間にわたって前記温度に保持される、
    アスベストを含む材料を変換するための装置。
  11. 前記フィーダ/ディスペンサ(3)がクラッシャ(1)に取り付けられる、請求項10に記載の装置。
  12. 前記フィーダ/ディスペンサ(3)が、クラッシャ(1)及びスクリュー・コンベヤ(2)の両方に取り付けられる、請求項10に記載の装置。
  13. 前記フィーダ/ディスペンサ(3)がスクリュー・コンベヤ(2)に取り付けられる、請求項10に記載の装置。
  14. 加熱チャンバ(9)及びリアクタ(4)のハウジング(10)がともに、固定式垂直シリンダ(13、14)の形状を有し、マイクロ波発生器(11)がハウジング(10)の円周上に設置され、前記マイクロ波発生器(11)が偏光波を放出するラジエータ(12)を有し、一方で、向かい合うように配置されるラジエータ(12)が相互に垂直な偏光を有する偏光波を放出する、請求項10に記載の装置。
  15. 前記発生器(11)のラジエータ(12)が、平坦化チューブ(16)の形状を有する、請求項14に記載の装置。
  16. 前記クラッシャ(17)が、熱処理製品を最終的に破砕するプロセスに対して設けられ、リアクタ(4)の加熱チャンバ(9)の下に配置される、請求項10又は請求項14に記載の装置。
  17. 前記加熱チャンバ(9a)及びリアクタ(4a)のハウジング(10a)はともに、水平シリンダ(13a、14a)の形状を有し、一方で、加熱チャンバ(9a)が、ハウジング(10a)の回転ベアリングに取り付けられ、かつ、駆動源に接続され、マイクロ波発生器(11)がハウジング(10a)に沿った直線上に設置され、偏光波を放出するラジエータ(12)を有する、請求項10に記載の装置。
JP2008539957A 2005-11-03 2006-11-02 アスベストを含む材料の変換のための方法及び装置 Expired - Fee Related JP4663794B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
PL377957A PL209165B1 (pl) 2005-11-03 2005-11-03 Sposób utylizacji materiałów zawierających azbest i urządzenie do utylizacji materiałów zawierających azbest
PCT/PL2006/000075 WO2007053046A2 (en) 2005-11-03 2006-11-02 Method of utilizing asbestos containing materials and asbestos containing materials’ utilizing device

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2009514673A JP2009514673A (ja) 2009-04-09
JP4663794B2 true JP4663794B2 (ja) 2011-04-06

Family

ID=37890100

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2008539957A Expired - Fee Related JP4663794B2 (ja) 2005-11-03 2006-11-02 アスベストを含む材料の変換のための方法及び装置

Country Status (6)

Country Link
US (2) US8197768B2 (ja)
EP (1) EP1948369A2 (ja)
JP (1) JP4663794B2 (ja)
CA (1) CA2625643C (ja)
PL (1) PL209165B1 (ja)
WO (1) WO2007053046A2 (ja)

Families Citing this family (16)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
RU2395354C2 (ru) * 2005-06-30 2010-07-27 ЭйАрАй ТЕКНОЛОДЖИЗ, ИНК. Способ ускорения преобразования асбеста в процессе минералогического преобразования и установка для его осуществления
US7939705B2 (en) * 2005-06-30 2011-05-10 Ari Technologies, Inc. System and method for treating asbestos
EP1946857A4 (en) * 2005-09-20 2012-02-29 Inter University Res Inst Nat Inst Of Natural Sciences METHOD OF AMENDING ASBESTOS
PL209165B1 (pl) * 2005-11-03 2011-07-29 Aton Ht Społka Akcyjna Sposób utylizacji materiałów zawierających azbest i urządzenie do utylizacji materiałów zawierających azbest
JP2008275178A (ja) * 2006-07-25 2008-11-13 National Institutes Of Natural Sciences アスベスト含有物処理炉およびアスベスト含有物処理システム
JP2009214081A (ja) * 2008-03-12 2009-09-24 Institute Of National Colleges Of Technology Japan アスベストの急速処理方法
US8628725B2 (en) * 2008-11-25 2014-01-14 University Of Ontario Institute Of Technology Production of hydrogen from water using a thermochemical copper-chlorine cycle
DE102009004176B4 (de) 2009-01-09 2010-10-14 Bauhaus-Universität Weimar Vorrichtung und Verfahren zur strukturellen Umwandlung von Mineralwolle
DE102009051641B4 (de) * 2009-11-02 2013-07-18 Elias Delipetkos Röntgenanalysegerät mit senkrechter Fallstrecke der Produkte
RO127950A1 (ro) 2011-05-24 2012-11-29 Silvian Ionescu Polibest - material compozit granular cu fibre de azbest
CN102357506B (zh) * 2011-08-01 2013-07-03 牛心红 一种生活垃圾湿法处理及资源化利用方法
US20140352206A1 (en) * 2012-01-26 2014-12-04 Microcoal, Inc. Apparatus and methods for treating solids by electromagnetic radiation
FR2993463B1 (fr) * 2012-07-18 2015-04-03 Abk Machinery Procede de desamiantage et dispositif de mise en oeuvre
EP3210679B1 (en) * 2016-02-25 2020-09-30 MTT Technologies Sp. z.o.o. A method for disposing of asbestos-containing waste and a system for disposing of asbestos-containing waste
WO2019130149A1 (en) * 2017-12-27 2019-07-04 Isidoro Giorgio Lesci A method and plant for the destruction of the crystalline structure of mineral and manmade fibers
US11369937B2 (en) * 2019-02-10 2022-06-28 Dwight Eric Kinzer Electromagnetic reactor

Citations (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5723900A (en) * 1980-07-19 1982-02-08 Doryokuro Kakunenryo Method of melting waste
JPS58182597A (ja) * 1982-04-20 1983-10-25 東洋エンジニアリング株式会社 使用済濾材の処理方法
JPS60186422A (ja) * 1983-11-21 1985-09-21 キング ト−デヴイン アンド グレグソン(ホ−ルデイングス)リミテツド アスベスト廃棄物のガラス化方法
JPS61130900U (ja) * 1985-01-31 1986-08-15
JPS62237984A (ja) * 1986-04-08 1987-10-17 Meisei Kogyo Kk 石綿含有物の廃棄処理方法
JPS63285121A (ja) * 1987-05-18 1988-11-22 Power Reactor & Nuclear Fuel Dev Corp マイクロ波加熱焙焼・還元装置
JPH09110514A (ja) * 1995-10-13 1997-04-28 Ado Ceramics Kenkyusho:Kk 石綿原料焼結体とその製造方法
JP3198148B2 (ja) * 1992-04-16 2001-08-13 株式会社エーアンドエーマテリアル 水硬性粉体組成物
JP2003519612A (ja) * 1999-06-17 2003-06-24 ウースタフ・ヘミツキーフ・プロツェスー・アカデミエ・ヴィェト・チェスケー・レプブリキ ガラス材料及び天然材料、特に火成材料を熱処理するための方法及び装置
JP2005279589A (ja) * 2004-03-30 2005-10-13 Japan Science & Technology Agency アスベストを含むスレート廃材の処理方法

Family Cites Families (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE1588783B2 (de) 1967-09-30 1973-02-08 Siemens AG, 1000 Berlin u 8000 München Einrichtung zur steuerung eines umkehrstromrichters
DE69017026T2 (de) * 1989-06-29 1995-06-01 Roger B Ek Mineralogische umsetzung von asbestabfällen.
DE9415103U1 (de) * 1994-09-17 1995-01-12 Hessabi Iradj Vorrichtung zur Umwandlung von Faserstoffen
DE4446575C2 (de) * 1994-12-25 1996-11-28 Sorg Gmbh & Co Kg Verfahren und Vorrichtung zum Abtrennen von Galle bei Schmelzprozessen von Glas
EP1588783A1 (en) * 2004-04-23 2005-10-26 KIPA Planung- und Vertriebs GmbH Process and apparatus for inactivating industrial waste
PL209165B1 (pl) * 2005-11-03 2011-07-29 Aton Ht Społka Akcyjna Sposób utylizacji materiałów zawierających azbest i urządzenie do utylizacji materiałów zawierających azbest

Patent Citations (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5723900A (en) * 1980-07-19 1982-02-08 Doryokuro Kakunenryo Method of melting waste
JPS58182597A (ja) * 1982-04-20 1983-10-25 東洋エンジニアリング株式会社 使用済濾材の処理方法
JPS60186422A (ja) * 1983-11-21 1985-09-21 キング ト−デヴイン アンド グレグソン(ホ−ルデイングス)リミテツド アスベスト廃棄物のガラス化方法
JPS61130900U (ja) * 1985-01-31 1986-08-15
JPS62237984A (ja) * 1986-04-08 1987-10-17 Meisei Kogyo Kk 石綿含有物の廃棄処理方法
JPS63285121A (ja) * 1987-05-18 1988-11-22 Power Reactor & Nuclear Fuel Dev Corp マイクロ波加熱焙焼・還元装置
JP3198148B2 (ja) * 1992-04-16 2001-08-13 株式会社エーアンドエーマテリアル 水硬性粉体組成物
JPH09110514A (ja) * 1995-10-13 1997-04-28 Ado Ceramics Kenkyusho:Kk 石綿原料焼結体とその製造方法
JP2003519612A (ja) * 1999-06-17 2003-06-24 ウースタフ・ヘミツキーフ・プロツェスー・アカデミエ・ヴィェト・チェスケー・レプブリキ ガラス材料及び天然材料、特に火成材料を熱処理するための方法及び装置
JP2005279589A (ja) * 2004-03-30 2005-10-13 Japan Science & Technology Agency アスベストを含むスレート廃材の処理方法

Also Published As

Publication number Publication date
US8197768B2 (en) 2012-06-12
CA2625643A1 (en) 2007-05-10
PL377957A1 (pl) 2007-05-14
US8552248B2 (en) 2013-10-08
PL209165B1 (pl) 2011-07-29
EP1948369A2 (en) 2008-07-30
WO2007053046A2 (en) 2007-05-10
JP2009514673A (ja) 2009-04-09
WO2007053046A3 (en) 2007-06-21
CA2625643C (en) 2012-01-24
US20120024990A1 (en) 2012-02-02
US20080207979A1 (en) 2008-08-28

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4663794B2 (ja) アスベストを含む材料の変換のための方法及び装置
KR100928277B1 (ko) 대량의 슬러지를 처리하기 위한 급속건조장치 및 이 장치에 의한 슬러지 급속건조방법
JP2007222698A (ja) 鉱物繊維の溶融処理方法及び装置
JP3090657B1 (ja) ゼオライト製造方法およびゼオライト製造装置
WO2007034816A1 (ja) アスベストの変性方法
JP4808252B2 (ja) 鉱物学的変換プロセスでのアスベストの変換を加速するシステムおよび方法
JP2008275178A (ja) アスベスト含有物処理炉およびアスベスト含有物処理システム
PT1228008E (pt) Metodo e aparelho para o tratamento termico de materiais de vidro e de materiais naturais especificamente os de origem vulcanica
EP2380402B1 (en) Apparatus for and method of heating a feedstock using microwave energy
KR102046866B1 (ko) 일메나이트 또는 탄소계 물질을 이용한 석면 함유 물질의 무해화 방법
EP1588783A1 (en) Process and apparatus for inactivating industrial waste
JP2008238037A (ja) アスベスト含有廃材の処理方法
EP3210679B1 (en) A method for disposing of asbestos-containing waste and a system for disposing of asbestos-containing waste
KR102084611B1 (ko) 슬러지 처리장치
TWI753520B (zh) 廢棄物的再生資源處理裝置及其方法
KR102357977B1 (ko) 마이크로파 및 열풍을 이용한 농수산물 건조시스템
JPS5926133A (ja) 粉体の造粒乾燥装置
JP3621955B2 (ja) 焼却灰あるいは汚染土壌中の有機塩素化合物やダイオキシン類を分解、除去する方法及びシステム
JP2008264641A (ja) 有機ハロゲン化合物等の有害物質の処理装置
SU846941A2 (ru) Способ тепловой обработки сыпучих тер-МОчуВСТВиТЕльНыХ МАТЕРиАлОВ
JP2023019404A (ja) アスベスト等の有害物質を含有する廃棄物の無害化処理方法
JP2006036886A (ja) 熱分解処理システム
JP2003002637A (ja) 火山灰とガラスからのゼオライト化方法と連続反応装置
JP2009214081A (ja) アスベストの急速処理方法
JPS63172815A (ja) 難燃性物質又は該物質を含む廃棄物の処理方法及びその装置

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20100408

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100420

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100720

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100831

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20101129

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20101221

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20110105

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140114

Year of fee payment: 3

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees