JP4662981B2 - 圧力センサを備えたグロープラグのボディ - Google Patents

圧力センサを備えたグロープラグのボディ Download PDF

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Description

本発明は圧力センサを備えたグロープラグに関する。
内燃機関において、とりわけ、ディーゼルエンジンにおいて、各シリンダ内の圧力の値を知ることにより、このエンジン内の燃焼の進展をより良く制御することができることは指摘されている。それゆえ、この情報は各シリンダ内の燃焼噴射を調整するために使用される。このようにして、エンジンの汚染物質排出が少なくなり、燃費が最適化される。
ディーゼルタイプのエンジンでは、各シリンダは特にエンジンスタート時に対応する燃焼室の内部を再加熱するグロープラグを有している。このグロープラグはエンジンのシリンダヘッド上部を貫く雌ねじの切られたシリンダボアの中に配置されている。圧力センサをグロープラグに組み込むことは当業者には既に公知である。このようにして、グロープラグを受け入れるシリンダヘッド上部の中に実現されたシリンダボアは、燃焼室内の圧力を測定する装置を収容するためにも使用される。したがって、シリンダヘッド上部に追加のシリンダボアを形成しなくてもよい。このようなシリンダボアの実現は、特にスペースの不足に起因する多くの問題と、コスト、気密性、アクセシビリティなどの問題を生じさせる。
一般に、グロープラグは、シリンダヘッド上部内に形成された対応するシリンダボアの中への固定を可能にする雄ねじ部分をその外面に持つ管状体を備えている。この管状体の一方の部分は燃焼室内にあり、他方の部分は燃焼室の外にある。燃焼室内にある部分は中に予熱電極が収められたフィンガーを有している。この電極はプラグの管状体を貫く心線によって給電される。燃焼室の外にある部分はプラグヘッドとも呼ばれる。このヘッドのところで、心線は電気エネルギー源と接続されている。また、このヘッドのところに圧力センサを配置することも公知である。このセンサはグロープラグのフィンガーに及ぼされる圧力を測定する。原則として、燃焼室内の圧力によってフィンガーに及ぼされる力は、プラグのボディとフィンガーとの間に存在する応力の測定によって測定される。添付した図1は、圧力センサを備えた従来技術によるグロープラグの1つの実施形態を示している。
後でより詳細に説明されるこの従来技術による実施形態では、圧力センサは、この圧力センサを支えるグロープラグのボディと予熱電極に電気エネルギーを供給する心線の上端の固定ナットとの間に配置されている。この実施形態では、心線はセンサを貫通している。
従来技術によるこのようなプラグは、グロープラグのフィンガーに及ぼされる燃焼室内の圧力の測定を可能にする。しかしながら、測定された圧力に相応する信号に他の信号が重畳してしまう。問題としているシリンダの燃焼室内の圧力の良好な測定を行うには、圧力測定を妨害する背景雑音を除去することができると有利である。この背景雑音は、例えば、中にグロープラグが取り付けられたシリンダヘッド上部の変形に起因している。
本発明の課題は、測定される圧力に対応する信号が寄生信号により妨害されないような圧力センサを備えたグロープラグを提供することである。
そのために、本発明は、
シリンダボア内への固定を可能にする手段を備えた管状体と、
予熱電極を収容する、プラグのボディの中に配置されたフィンガーと、
圧力センサ(14)
を有する形式のグロープラグを提案する。
本発明によれば、このグロープラグは中間管状部材を有しており、フィンガーは中間管状部材の中に配置されており、中間管状部材は管状体の中に取り付けられており、センサはフィンガーとは反対側の面で中間管状部材と一体化しており、センサのフィンガーに面した面はフィンガーに支えられている。
グロープラグに以下に示すように取り付けられた中間管状部材を備え付けることにより、フィンガーとプラグボディとの切り離しの実現が可能になる。圧力センサは、中にグロープラグが固定されているシリンダボアに存在する応力によって妨害されることなく、対応する燃焼室内の圧力によって及ぼされる圧力から生じた応力を測定することができる。なお、このシリンダボアに存在する応力は部分的にプラグボディに中継される。
本発明はまた、中間管状部材をエンジンの対応する燃焼室の中にあるべき管状体の端部の近傍において管状体と一体化させることを提案する。管状体のこのゾーンは一般に外部応力の下に置かれないので、中間管状部材はこのような応力を受けない。
1つの有利な実施形態では、中間部材はぴったりした嵌め合いにより管状体上に固定されている。このように、管状体への固定は優れている。また、ここで、溶接による固定も考えられる。同様に、ぴったりした嵌め合い又は溶接によってフィンガーを中間部材に固定してもよい。
圧力センサにおける圧力測定の感度をより高くするために、中間管状部材は、フィンガーが中間管状部材と一体化している箇所である第1の固定ゾーンと中間管状部材が管状体と一体化している箇所である第2の固定ゾーンとの間に変形ゾーンを有している。この変形ゾーンはフィンガーに運動の自由を与え、中間管状部材とフィンガーとの間に、この2つの部材間の圧力測定にとって有害となる応力が生じるのを防ぐ。
燃焼室の圧力によりプラグのフィンガーに及ぼされる応力を伝達するために、1つの実施形態では、フィンガーと中間管状部材の中にあるセンサの対応する面との間にスペーサが配置されている。大きな応力を中継するには、このスペーサは硬質でなければならない。さらに、スペーサは振動により圧力測定を妨害してはならない。したがって、スペーサは圧力センサの通過帯域から非常に離れた固有振動周波数を有している。これらの要求を満たすために、スペーサは例えばセラミック材料でできている。
上で触れたスペーサは細長い管状のスリーブの形状であってよく、このスリーブの外径は中間管状部材の内径よりも小さく、スペーサは、ほぼセンサの表面に対してセンサの側の対応する支持面を見せるように、円錐台ゾーンを介して圧力センサと接触する側で終端している。この実施形態では、フィンガーとセンサとの間にはただ1つの部材しか配置されていない。これはもちろん応力の良好な伝達にとって好都合であるだけでなく、グロープラグの取付けもより簡単になる。
本発明によるグロープラグでは、センサは、好ましくは、中間管状部材の中にこの目的で設けられたハウジングの中で、中間管状部材のフィンガーを受け入れるための端部とは反対側の端部の近傍に配置されており、センサは例えば外面に雄ねじの切られたナットにより中間管状部材と一体化しており、このナットは中間管状部材の内部端に施された雌ねじとかみ合う。スペーサがフィンガーとセンサの間に設けられている場合には、ナットがセンサをこのスペーサに締め付けてしまいかねない。
本発明は、上記のグロープラグを有することを特徴とする内燃機関、とりわけディーゼルタイプのエンジンにも関している。
本発明の詳細及び利点は以下の説明と添付図面の参照からより明らかとなる。
図1は、従来技術によるグロープラグを示しており、
図2は、本発明によるグロープラグを側面図で示しており、
図3は、図2のグロープラグを縦断面図で示しており、
図4は、図2及び3に示されているプラグを分解図で示している。
図1は、エンジンのシリンダの中の圧力を測定することのできる圧力センサを備えた従来技術によるグロープラグを縦断面図で示している。このグロープラグ2は、ディーゼルタイプのエンジン4の中に、より詳細には、このエンジンのシリンダヘッド6の中に、周知の方法で取り付けられている。このグロープラグは、ボディ8、フィンガー10、心線12、及び圧力センサ14を有している。
ボディ8はねじ留めによってエンジン4に固定されるように適合させられている。このために、シリンダヘッド6は、このシリンダヘッド6を貫通して前記エンジン4の燃焼室内へと通じる雌ねじの切られたシリンダボアを有している。ボディ8の方はその外面に、シリンダヘッド6に実現された雌ねじに対応する雄ねじ16を有している。雄ねじ16がシリンダヘッド6の雌ねじ切りシリンダボアとかみ合って、プラグ2がエンジン4内に設けられたその位置にあるとき、ボディ8の一方の部分はエンジン4の内部に向かって、すなわち、燃焼室に向かって延びており、その一方で他方の部分はエンジンの外部へ向かって延びている。
ボディ8は鋼製の管状体であり、その内部には、特に、フィンガー10と心線12が収められている。フィンガー10は管状体8から燃焼室内へと突き出ている。フィンガー10は締付けによりボディ8の内部にはめ込まれており、予熱電極(図示せず)を受け入れる。心線12はフィンガー10の中にある電極に電気エネルギーを供給するものであり、したがって、この電極と接触しており、フィンガー10と共にボディ8の中へ、さらにはボディ8を貫通して延びており、その自由端は給電線との電気的接続を可能にしている。
上記圧力センサは圧電センサである。この圧力センサは、導電性材料でできた2つのコンタクトエレメント20の間に配置された圧電エレメント18を有している。センサ自体は絶縁エレメント22によりプラグの残りの部分から電気的に絶縁されている。圧力センサ14は支持部材24を介してボディ8の上に支持される。センサの他方の面は心線12の上端部の固定ナット26に押し当てられる。エンジンの外部に位置し、圧力センサ14が配置されている高さにあるグロープラグ2の部分はプラグヘッドとも呼ばれる。ボディ8は、このヘッドの高さに、シリンダヘッド6へのプラグ2の取付け/取外しに使用される把持ゾーン28を有している。通常、この把持ゾーン28は六角形の横断面を有する柱体である。このようにして、レンチを使用してシリンダヘッド6の外部からアクセスすることで、グロープラグ2の取付け及び取外しが可能である。この把持ゾーン28の直径は、典型的には、ボディ8の残りの部分の直径よりも大きい。
図2は、本発明によるグロープラグを外面図で示している。図1のプラグに比べると、ボディ8はその外表面に雄ねじ16を有している。また、ボディ8のヘッドの側には把持ゾーン28が見られる。グロープラグの他方の端にはフィンガー10’がある。図示された実施例では、フィンガー10’はセラミック製である。このようなプラグは、第1の利点として、従来技術のプラグで一般に見られるよりもフィンガーの寿命が長い。また、形状もよりコンパクトである。このように、フィンガー10’は図1のフィンガー10よりもはるかに小さい。
図2から4のグロープラグも圧力センサ14を有している。圧力センサ14はここでも圧電センサであり、図1に示されているグロープラグのセンサと同タイプであってもよい。
図1ではフィンガー10はボディ8に嵌め合わされているが、本発明による図2から4の実施形態では、ボディ8とフィンガー10’との間に中間管状部材30が設けられている。この中間管状部材30の目的はフィンガー10’をボディ8から切り離すことである。
従来技術によるセンサとここに記載された本発明によるセンサの重要な違いは、圧力センサがもはやボディ8とフィンガー10との間に配置されておらず、フィンガー10’と中間管状部材30との間に配置されていることである。このことは特に図3の断面図で強調されている。
以下の記述では、グロープラグをエンジンに固定する際に燃焼室の側にあるエレメントは、燃焼室外でグロープラグのヘッドの側にあるエレメントよりも下にあると見なす。
フィンガー10’は中間管状部材30の下端に締付けによって嵌め合わされている。一般に行われているように、フィンガー10’の上部のみが中間管状部材30の中にあり、フィンガー10’の下部は中間管状部材30の外へ突き出ている。ここで、中間管状部材30は、フィンガー10’の下部が燃焼室の中にあって燃焼室内の混合気を加熱することができるように、フィンガー10’の下部を支えている。
フィンガー10’に電気エネルギーを供給する心線12は中間管状部材30全体を貫通している。
中間管状部材30自体は締付けによる嵌め合いによって固定ゾーン32においてボディ8の下端に固定されている。プラグのこの端部はプラグコーンと呼ばれることもある。ボディ8における中間管状部材30の固定ゾーン32の下では、中間管状部材30はボディ8の中へ自由に延びている。固定ゾーンより上の部分では、中間管状部材30の口が広がり、センサ14のハウジング334として使用されるより大きな直径を持ったゾーンが存在している。プラグにおいて、このセンサ14はプラグヘッドに、すなわち、プラグヘッド上部の中に存在している。
このハウジング34の上部には、雄ねじの切られたナット36を受け入れるように雌ねじが切られている。このナット36はセンサ14の上面を押しつけるために設けられている。センサ14の下面の方はスペーサ38の上に載っている。このスペーサ38はフィンガー10’をセンサ14につないでいる。
センサ14は、例えば、図1に関連して説明したタイプのセンサである。したがって、ここではこのセンサの説明を繰り返さない。図1のセンサ14と図2から4のセンサ14の重要な違いは、図1では、センサ14が引張力で動作するのに対して、図2から4では、圧縮力で動作することである。しかしながら、これによってセンサの構造は変わらない。とりわけ、圧電エレメントは再び、電線路が接続された2つのコンタクトエレメントの間に配置されている。
スペーサ38は、特にその中心に心線12を通すことのできる管状部材である。スペーサ38の外径は、中間管状部材30の中へ自由に延びるように、中間管状部材30の内径に合わせてある。スペーサ38の下部では、スペーサ38の直径はフィンガー10’の直径に合わせてある。スペーサ38の上部では、スペーサ38の直径はセンサ14の下面の直径に合わせてある。したがって、図から分かるように、スペーサの上部には、フィンガー10’に対応する直径からセンサ14の直径まで漸進的に変化する円錐台ゾーン40が存在している。
ここで、圧力センサ14は対応する燃焼室の中の圧力から生じる応力だけを測定する。中にグロープラグが取り付けられたシリンダヘッド6の上部に及ぼされるさまざまな応力、とりわけ、燃焼室内の圧力に比例しない応力は、センサ14によって測定される圧力に影響しない。実際、中間管状部材30は、ボディ8において、中にグロープラグ2がねじ留めされたシリンダヘッド6の上部の変形に結びつかない応力を受けないゾーンに保持されている。実際、この変形はむしろ雄ねじ16に認められる。
センサ14は中間管状部材30とフィンガー10’との間に取り付けられている。フィンガー10’に及ぼされる圧力のより良い測定を得るには、グロープラグの構想において、中間管状部材30の変形ゾーン42を設けるように留意する。この変形ゾーン42は、フィンガー10’が締付けによって中間管状部材30の中に嵌め合わされているゾーンと中間管状部材30がボディ8の中に嵌め合わされているゾーンとの間にある。この変形ゾーン42はフィンガー10’に及ぼされる応力がセンサ14に伝わるのを助ける。
ここではスペーサ38の役割が重要であり、スペーサ38の製造には大きな注意を払わなければならない。フィンガー10’に及ぼされる応力を中継する際、スペーサ38は寄生的な力を伝達してはならない。したがって、スペーサが、一方では、フィンガー10’に電気エネルギーを供給する心線12と接触せず、他方では、中間管状部材と接触しないように留意すべきである。
また、このスペーサの固有振動モードがセンサ14の圧力測定を妨害しないようにもすべきである。したがって、このスペーサ38の振動の固有周波数がセンサ14の通過帯域から離れているようにしなければならない。このスペーサ38を実現する材料としてセラミックを選択することで、この問題は解決することができる。
図3及び4に示されているように、プラグヘッドは合成物質製の鋳込み成形されたエレメント44を有していてもよい。このエレメントはプラグヘッドの把持ゾーン28に組み込んでもよい。合成物質を用いた鋳込みはグロープラグのヘッドの十分な気密性を保証することができ、またセンサ14のコンタクトエレメントに接続された電線路の電気的接続の十分な保護を保証することもできる。
上記のプラグのような、圧力センサ14を備えたグロープラグ2は、燃焼室内の圧力の優れた測定を可能にする。この圧力の測定はこの圧力の測定を妨害することのあり得る寄生雑音から完全に切り離されている。したがって、噴射器が各シリンダに配置されている場合であっても、本発明によるグロープラグの中に取り付けられた圧力センサは、これらの噴射器によって及ぼされる応力に起因するシリンダヘッド上部の変形から解放される。中間管状部材における変形ゾーンの方はセンサによって行われる測定の良好な感度を可能にする。
特に図4から分かるように、中間管状部材が挿入されるにもかかわらず、本発明によるグロープラグは依然として取付けが容易である。エレメントの積み重ねに関しては、プラグヘッドへの合成物質の鋳込みによって固着させる。
本発明は非限定的な例である上記の実施形態に限定されない。本発明は当業者に可能な範囲のすべての変更形態にも関わるものである。
したがって、例えば、従来のフィンガーを用いた本発明も完全に考えられる。その場合、グロープラグの図面はより大きなサイズのこのフィンガーに合わせなければならないが、プラグボディとフィンガー自体の分離を実現するために、中間管状部材を挿入することはもちろん依然として可能である。
上では、中間管状部材の中へのフィンガーの固定とボディの中への中間管状部材の固定は、ぴったりした嵌め合いによって行われている。別の固定の仕方(例えば溶接)も考えられる。
スペーサの使用に代わるものも考えられる。例えば、フィンガーに電気エネルギーを供給する心線と一体化したナットを設け、このナットの上に圧力センサの下面が載るようにしてもよい。その場合、伝達される大きな機械的応力に耐えるように、この心線を剛化させることも考えられる。このスペーサを残しておく場合、このスペーサを上で述べた形態とは異なる形態にしてもよい。上で述べた形態は、フィンガーとセンサとの間にただ1つのエレメントしか有することができないので有利である。しかしながら、スペーサとセンサとの間の境界面を成す支えのワッシャーと併せたスペーサを設けてもよい。
従来技術によるグロープラグを示す。 本発明によるグロープラグを側面図で示す。 図2のグロープラグを縦断面図を示す。 図2及び3に示されているプラグを分解図で示す。

Claims (12)

  1. グロープラグ(2)であって、
    シリンダボア内への固定を可能にする手段(16)を備えた管状体(8)、
    予熱電極を収容する、前記プラグのボディ(8)の中に配置されたフィンガー(10’)、及び、
    圧力センサ(14)
    を有する形式のグロープラグ(2)において、
    該グロープラグは中間管状部材(30)を有しており、前記フィンガー(10’)は前記中間管状部材(30)の中に配置されており、前記中間管状部材(30)は前記管状体(8)の中に取り付けられており、前記センサ(14)は前記フィンガーとは反対側の面で前記中間管状部材(30)と一体化しており、前記センサ(14)の前記フィンガー(10’)に面した面は前記フィンガー(10’)に支えられている、ことを特徴とするグロープラグ(2)。
  2. 前記中間管状部材(30)は、エンジン(4)の対応する燃焼室の中にあるべき前記管状体(8)の端部の近傍において前記管状体(8)と一体化している、請求項1記載のグロープラグ(2)。
  3. 前記中間部材(30)はぴったりした嵌め合いにより前記管状体(8)に固定されている、請求項1又は2記載のグロープラグ(2)。
  4. 前記中間部材(30)は前記管状体(8)に溶接されている、請求項1又は2記載のグロープラグ(2)。
  5. 前記フィンガー(10’)はぴったりした嵌め合いにより前記中間部材(30)に固定されている、請求項1から4のいずれか1項記載のグロープラグ(2)。
  6. 前記フィンガー(10’)は前記中間部材(30)に溶接されている、請求項1から4のいずれか1項記載のグロープラグ(2)。
  7. 前記中間管状部材(30)は、前記フィンガー(10’)が前記中間管状部材(30)と一体化している箇所である第1の固定ゾーンと前記中間管状部材(30)が前記管状体(8)と一体化している箇所である第2の固定ゾーンとの間に変形ゾーン(42)を有している、請求項1から6のいずれか1項記載のグロープラグ(2)。
  8. 前記フィンガー(10’)と前記中間管状部材(10)の中にある前記センサの対応する面との間にスペーサ(38)が配置されている、請求項1から7のいずれか1項記載のグロープラグ(2)。
  9. 前記スペーサ(38)はセラミック材料で実現されている、請求項8記載のグロープラグ(2)。
  10. 前記スペーサ(38)は細長い管状のスリーブの形状を示しており、該スリーブの外径は前記中間管状部材(30)の内径よりも小さく、前記スペーサは、ほぼ前記センサ(14)の表面に対して前記センサ(14)の側の対応する支持面を見せるように、円錐台ゾーン(40)を介して前記圧力センサと接触する側で終端している、請求項8又は9記載のグロープラグ(2)。
  11. 前記センサ(14)は、前記中間管状部材(30)の中にこの目的で設けられたハウジングの中で、前記中間管状部材(30)の前記フィンガー(10’)を受け入れるための端部とは反対側の端部の近傍に配置されており、前記センサ(14)は外面に雄ねじの切られたナット(36)により前記中間管状部材(30)と一体化しており、前記ナットは前記中間管状部材(30)の内部端に施された雌ねじとかみ合う、請求項1から10のいずれか1項記載のグロープラグ(2)。
  12. 請求項1から11のいずれか1項記載のグロープラグ(2)を有することを特徴とする、とりわけディーゼルタイプの、内燃機関。
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