JP4662209B2 - 番組録画制御装置、番組録画制御方法、番組録画制御用プログラム - Google Patents

番組録画制御装置、番組録画制御方法、番組録画制御用プログラム Download PDF

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Description

本発明は、現在放送中の番組の開始時刻と、その開始時刻からの継続時間とを示すEIT情報を受信して、受信した前記EIT情報に基づいて前記番組の録画を制御する番組録画制御装置、番組録画制御方法、番組録画制御用プログラムに関するものである。
従来のデジタルTV放送受信機では、音声・映像信号以外の番組等に関する付加情報の含まれた信号も受信可能であり、番組等に関する付加情報を利用すると、EPG(Electric Program Guide) (電子番組ガイド)のような機能が実現できる。その付加情報のことをデジタル放送ではPSI、SI情報テーブルと呼び、今回使用する番組継続期間(duration)などの情報や、番組開始時間(start)は、SI情報テーブルのEIT(Event Information Table)内に記述されている。
EIT(Event Information Table)情報は、番組の名称や放送日時、放送内容など、番組に関連する情報が含まれ、EPGは、主にこの情報を用いて作成される。そして、EIT情報には、番組の終了時刻の変更を示す終了時刻変更EIT情報と、その終了時刻変更EIT情報が送出後、送出される番組終了時刻の変更された終了時刻を示す変更時刻EIT情報とがある。
例えば、従来装置では、番組の延長が確定した際に番組が延長される場合の最大延長時間及び確定時期の情報をデジタル放送送信側で送出し、デジタル放送受信装置にて上記情報を取得して延長番組の録画するようにしたものがある(例えば、特許文献1参照。)。
特開2003−78890号公報
しかし、EIT情報に追従して動作する番組録画制御装置では、アンテナが傾いたり、アンテナケーブルが外れる等して、放送番組の受信状況が悪化した場合、予約録画対象番組の放送電波が正常な受信が不可になったり、またはEITの更新情報取得が不可になる場合がある。
この場合、上述の特許文献1に記載の従来の番組録画制御装置では、放送番組が受信不可になったり、その受信状況が悪くなった場合、その番組の最大終了時刻まで録画を継続するため、無駄な電力を消費すると共に、不要なデータを録画し続けることによる不要な記録データの残量消費や、そのことにより他の予約制御時に記録データの残量不足となり録画が途中で切れてしまうという問題がある。
そこで、本発明は、EIT情報が正常に受信されない場合には、番組の録画を中止して、無駄な録画を防止することができる番組録画制御装置、番組録画制御方法、番組録画制御用プログラムを提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明の番組録画装置は、現在放送中の番組の開始時刻と、その開始時刻からの継続時間とを示すEIT情報を受信して、受信した前記EIT情報に基づいて前記番組の録画を制御する番組録画制御装置であって、前記番組の受信状況を検出する受信状況検出部と、前記EIT情報に基づいて前記番組の録画を制御している際、現在放送中の番組の前記継続時間が未定のEIT情報を新たに受信した場合、前記受信状況検出部による前記番組の受信状況の検出結果を参照し、前記番組の受信状況が所定レベルより低い場合、前記番組の録画を中止させるよう制御する録画制御部と、を有するものである。
また、本発明の番組録画方法は、現在放送中の番組の開始時刻と、その開始時刻からの継続時間とを示すEIT情報を受信して、受信した前記EIT情報に基づいて前記番組の録画を制御する番組録画制御方法であって、前記EIT情報に基づいて前記番組の録画を制御している際、現在放送中の番組の前記継続時間が未定のEIT情報を新たに受信した場合、前記番組の受信状況の検出結果を参照し、前記番組の受信状況が所定レベルより低い場合、前記番組の録画を中止させるよう制御する、ものである。
また、本発明の番組録画用プログラムは、現在放送中の番組の開始時刻と、その開始時刻からの継続時間とを示すEIT情報を受信して、受信した前記EIT情報に基づいて前記番組の録画を制御する処理をコンピュータに実行させる番組録画制御用プログラムであって、前記EIT情報に基づいて前記番組の録画を制御している際、現在放送中の番組の前記継続時間が未定のEIT情報を新たに受信した場合、前記番組の受信状況の検出結果を参照し、前記番組の受信状況が所定レベルより低い場合、前記番組の録画を中止させるよう制御する、ものである。
本発明によれば、EIT情報に基づいて番組の録画を制御している際、現在放送中の番組の前記継続時間が未定のEIT情報を新たに受信した場合、前記番組の受信状況の検出結果を参照し、前記番組の受信状況が所定レベルより低い場合、前記番組の録画を中止させるよう制御するようにしたので、番組継続時間が未定のEIT情報を受信した後、番組の受信状況が悪化した場合は、EIT情報に基づく番組録画は中止することができる。これにより、番組継続時間が未定のEIT情報を受信した後、番組の受信状況が悪化した場合でも、録画装置の稼動による消費電力の低減や、予約されている他の予約実行への影響を抑えることができると共に、また不要な録画による録画装置のデータ記録装置の消費を抑えることができ、ユーザの利便性を高めるという効果を得られる。
図1は、本発明に係る番組録画制御装置の実施の形態であるデジタルTV受信装置と、録画装置との構成例を示すブロック図である。
図1において、このデジタルTV受信装置100は、本発明の受信状況検出部120を備えた信号受信回路102と、受信データ分離回路104と、本発明の録画制御部130を備えた制御回路105と、デコーダ106と、制御回路105が作成したEPGやユーザが指示した予約情報等を記憶するメモリ107と、ディスプレイやスピーカ等の出力部108と、IEEE1394端子や、IRブラスタ、HDMI等の出力端子109とを有しており、この出力端子109を介し、HDDレコーダーや、DVDレコーダー等の録画装置110が接続されていると共に、アンテナ101にアンテナケーブルを介し接続されている。そして、このデジタルTV受信装置100では、図示しない放送局から放送される番組情報やEIT(Event Information Table)情報等を受信して、制御回路105がEPGを作成し、作成したEPGに基づいて録画制御部130が番組情報の録画を制御するように構成されている。
次に、EIT(Event Information Table)情報に基づいて説明する。
EIT(Event Information Table)情報は、番組の名称、放送日時、内容の説明など、番組に関する情報の指示をするイベント情報テーブルのことである。EIT情報のPIDは、0x0012と決められており、図2に示すように、EIT情報のトランスポートストリーム(TS)パケット202は、番組情報を構成するトランスポートストリーム(TS)パケット201に多重化されて伝送される。なお、EIT情報は、トランスポートストリーム(TS)パケット202のペイロード部分に設定される。
ここで、EIT(Event Information Table)情報は、以下に示すように、3つに分けられる。
(1)EIT[s](Event Information Table[schedule])情報…番組の放送開始前の所定期間(例えば、7日間等分)送出されるEIT情報。
(2)EIT[p](Event Information Table[present])情報…番組が現に放送されている期間、当該現在放送中の番組について送出されるEIT情報。本実施の形態では、present情報と略す場合もある。
(3)EIT[f]情報(Event Information Table[following])…番組が現に放送されている期間、後続の次放送番組についての情報を示すEIT情報。本実施の形態では、following情報と略す場合もある。
なお、EIT[p]情報と、EIT[f]情報とを合わせて、EIT[p/f]と呼ぶこととする。そして、EIT[p/f]情報は、自番組のTSで送出されるEIT[p/f actual]と、他番組のTSで送出されるEIT[p/f other]とに別けられる。
ここで、ISDB(デジタル放送運用規格)に規定されるデジタル放送におけるARIB(社団法人電波産業会)で規定した運用規定によると、予定の時刻を超えて番組を放送するイベント延長を行う場合、番組の終了時刻の少なくとも30秒前までにEIT[p/f actual]情報に含まれるduration(継続時間)を延長後の正しい時刻に設定し直すか、未定に設定するとある。
図3は、番組延長による放送予定の変更の一例を示す図である。
図3(a)は、当初予定されていた放送の一例を示しており、3つの番組A〜Cの放送スケジュールを示している。
図3(b)は、番組Aが野球番組等で20分延長された場合に、実際に放送される3つの番組A〜Cの放送スケジュールを示している。
図4は、図3(a)に示す当初予定されていた放送のEIT情報[p/f]の変化の一例を示す図である。
EIT[p/f]情報は、番組名と、イベントID(event id)と、番組開始時間(start)と、その番組開始時間(start)からの番組継続時間(duration)とから構成されている。
例えば、図4は、時刻7;00と、時刻9;00のEIT[p/f]情報を示しており、時刻7;00のEIT[p/f]情報401の場合、現在番組を示すpresent情報は、番組名“A”、イベントID(event id)が“01”と、番組開始時間(start)が“7;00”と、番組継続時間(duration)が“2;00”と設定されており、次番組を示すfollowing情報は、番組名“B”、イベントID(event id)が“02”と、番組開始時間(start)が“9;00”と、番組継続時間(duration)が“1;00”と設定されている。
また、時刻9;00のEIT[p/f]情報402の場合、現在番組を示すpresent情報は、番組名“B”、イベントID(event id)が“02”と、番組開始時間(start)が“9;00”と、番組継続時間(duration)が“1;00”と設定されており、次番組を示すfollowing情報は、番組名“C”、イベントID(event id)が“03”と、番組開始時間(start)が“10;00”と、番組継続時間(duration)が“1;00”と設定されている。
図5は、図3(b)に示す番組Aが延長放送された場合のEIT[p/f]情報の変化の一例を示す図である。
つまり、図5は、図3(b)に示すように、7;00に図4に示すEIT[p/f]情報401と同じEIT[p/f]情報501を受信し、実際の放送にて番組Aの延長の可能性が発生した時点である例えば8;55に、番組Aの延長放送を示すEIT[p/f]情報502を受信した場合を示している。すなわち、現在番組を示すpresent情報が、番組名“A”、イベントID(event id)が“01”と、番組開始時間(start)が“7;00”と、番組継続時間(duration)が“未定”と設定され、次番組を示すfollowing情報が、番組名“未定”、イベントID(event id)が“任意”、番組開始時間(start)が“未定”と、番組継続時間(duration)が“未定”と設定されたEIT[p/f]情報502がこのデジタルTV受信装置100に受信される。これにより、このデジタルTV受信装置100は、録画制御部130の制御により、現在録画をしている番組Aの終了時間が未定となる。
そして、現在の番組Aの番組継続時間(duration)が、例えば“2;20”と確定した時点、例えば、9;15に、現在の番組Aおよび次の番組Bの番組開始時間(start)および番組継続時間(duration)を示すEIT[p/f]情報502、すなわち、Present情報が、番組名“A”、イベントID(event id)が“01”と、番組開始時間(start)が“7;00”と、番組継続時間(duration)が“2;20”、following情報は、番組名“B”、イベントID(event id)が“02”、番組開始時間(start)が“9;20”と、番組継続時間(duration)が“1;00”と設定されたEIT[p/f]情報503がこのデジタルTV受信装置100に受信される。なお、EIT[p/f]情報504は、次の番組B,CについてのEIT[p/f]情報である。
これにより、このデジタルTV受信装置は、突然、番組がイベント的に延長されても、EIT[p/f]情報502,503により、現在録画をしている番組Aの延長録画が可能になると共に、次の番組Bも予約されていれば、前の番組Aが延長されても、正しく番組Bを録画することが可能となる。
なお、本実施の形態のデジタルTV受信装置100は、図5に示す8;55時点の番組Aの延長放送を示すEIT[p/f]情報502を受信したものの、その後、アンテナ101が傾いたり、アンテナ101とデジタルTV受信装置100とを結ぶアンテナケーブルが外れる等して、図5に示す9;15以降の番組Aの延長放送を示すEIT[p/f]情報503等を正常に受信できない場合の対策を特徴としたものである。
次に、本実施の形態のデジタルTV受信装置100の動作を説明する。
まず、本装置では、予め信号受信回路102が放送局(図示せず)からアンテナ101を介し番組情報やEIT(Event Information Table)情報などが多重化されたTSパケットを受信し、受信データ分離回路104がそのTSパケットを分離して、番組情報はデコーダ106へ出力する一方、EIT(Event Information Table)[s]情報は制御回路105へ出力する。
すると、制御回路105は、EIT[s]情報に記述された番組放送開始前の所定期間、例えば7日分の番組情報に基づいてEPG(Electric Program Guide;電子番組ガイド)を作成し、メモリ107に記憶し、作成したEPGを番組視聴や予約録画の際のチャンネル選択に利用する。
そして、制御回路105の録画制御部130は、このメモリ106に記憶されたEPGを参照したユーザからの録画指示に基づき、番組の予約録画等の番組録画の制御を行う。
図6は、本実施の形態のデジタルTV受信装置100における現在録画している番組の終了時刻を未定に設定した録画制御信号を録画装置110に対し送信するまでの録画制御の動作を示すフローチャートである。
まず、本実施の形態のデジタルTV受信装置100では、録画制御部130は、メモリ106に記憶されたEPGを参照して、ユーザにより設定された予約録画対象番組の時間になるか否かを判断する(ステップ600)。
予約録画対象番組の例えば開始数十秒前になると(ステップ600“YES”)、録画制御部130は、予約録画等の制御を行うためデジタルTV受信装置100の電源をオンし(ステップ610)、続いて録画装置110の電源をオンし(ステップ620)、さらに予約録画対象番組の開始直前、例えば、数秒程度前に信号受信回路102に指示を出力して、予約録画をする番組のチャンネルを選局させる(ステップ630)。
そして、録画制御部130は、放送局(図示せず)からアンテナ101、信号受信回路102、および受信データ分離回路104を介しEIT[p/f]情報を受信して、予約録画対象番組の番組が開始されるのと同時あるいは数秒前に録画装置110に対し録画開始の制御信号を送信して、録画装置110に録画開始をさせる(ステップ640)。なお、この段階で、録画制御部130が受信するEIT[p/f]情報は、例えば、図4のEIT[p/f]情報401や、図5のEIT[p/f]情報501である。
その後、録画制御部130は、次のEIT[p/f]情報を受信するか否かを判断し(ステップ640)、次のEIT[p/f]情報を受信した場合(ステップ650“YES”)、続いてその受信したEIT[p/f]情報のpresent情報に番組継続時間(duration)が設定されているか否かを判断する(ステップ660)。
ここで、受信したEIT[p/f]情報のpresent情報に番組継続時間(duration)が設定されている場合(ステップ660“YES”)、図7に示すステップ720へ移行する。
これに対し、受信したEIT[p/f]情報のpresent情報に番組継続時間(duration)が設定されていない場合(ステップ660“No”)、録画制御部130は、現在録画している番組の終了時刻を未定に設定した録画制御信号を録画装置110に対し送信し(ステップ670)、図7に示すステップ710へ移行する。なお、ここで、受信したEIT[p/f]情報は、番組継続時間(duration)が設定されていない場合であるので(ステップ660“No”)、この受信したEIT[p/f]情報は、例えば、図5のEIT[p/f]情報502になる。
図7は、本実施の形態のデジタルTV受信装置100における現在録画している番組の終了時刻を未定に設定した録画制御信号を録画装置110に対し送信した後番組録画の動作を示すフローチャートである。
つまり、図6のステップ670の処理により、録画制御部130が現在録画している番組の終了時刻を未定に設定した録画制御信号を録画装置110に対し送信した場合、録画制御部130は、present情報に番組継続時間(duration)が設定された次のEIT[p/f]情報を受信するか否かを判断する(ステップ710)。ここで、次のEIT[p/f]情報とは、例えば、図5におけるEIT[p/f]情報503である。
そして、録画制御部130は、present情報に番組継続時間(duration)が設定されたEIT[p/f]情報を受信したものと判断した場合(ステップ710“YES”)、当該EIT[p/f]情報のpresent情報の番組開始時間(start)と番組継続時間(duration)とに基づいて、現在録画をしている番組の番組終了時刻になったか否かを判断する(ステップ720)。そして、番組終了時刻になったと判断した場合には(ステップ720“YES”)、録画装置110に録画動作を停止させ(ステップ730)、その後、録画装置110の電源をオフし(ステップ740)、続いて予約録画等であればこのデジタルTV受信装置100の電源をオフさせる(ステップ750)。なお、図6のステップ60にて、受信したEIT[p/f]情報のpresent情報に番組継続時間(duration)が設定されている場合も(ステップ660“YES”)、図7に示すステップ720へ移行して、上記と同様の処理を行う。
これに対し、録画制御部130は、present情報に番組継続時間(duration)が設定された次のEIT[p/f]情報を受信していないと判断した場合(ステップ710“No”)、図8に詳細な処理を示す電波の受信状況に基づく録画制御処理を行う(ステップ760)。
図8は、図7に示すステップ760の電波の受信状況に基づく録画制御処理の詳細処理を示したフローチャートである。
つまり、図7のステップ710にて、録画制御部130は、present情報に番組継続時間(duration)が設定された次のEIT[p/f]情報を受信していないと判断した場合(ステップ710“No”)、まずは、信号受信回路102の受信状況検出部120にアクセスして、電波(番組)の受信状況をチェックする(ステップ810)。
そして、録画制御部130は、信号受信回路102の受信状況検出部120から電波(番組)の受信状況のレベルをチェックして、受信状況の良悪を判定するための閾値である所定レベルと比較して、受信状況の良否を判定する(ステップ820)。
ここで、受信状況検出部120からの番組受信状況のレベルが所定レベルより高い場合、録画制御部130は、受信状況が良いと判定して(ステップ820“YES”)、録画制御部130内の受信不良カウンタ(図示せず)をリセットして(ステップ830)、予約録画の継続制御を決定する(ステップ840)。その後、録画制御部130は、図7のステップ720の処理、すなわちEIT[p/f]情報に設定された番組開始時間(start)および番組継続時間(duration)に基づいて現在録画をしている番組の終了時刻が終了するか否かの判定処理へ移行する。
これに対し、受信状況検出部120からの番組受信状況のレベルが所定レベルより小さい場合、録画制御部130は、受信状況が悪いと判定して(ステップ820“No”)、録画制御部130内の受信不良カウンタ(図示せず)を増加させ(ステップ850)、続いてその受信不良カウンタ(図示せず)が所定値、例えば、3回や、5回等を超えたか否かを判定する(ステップ860)。
そして、受信不良カウンタ(図示せず)が所定値を超えていない場合(ステップ860“No”)、録画制御部130は、所定時間、例えば、10秒や30秒等の所定時間カウントした後(ステップ870)、上述のステップ810の処理へ戻り、再度、信号受信回路102の受信状況検出部120にアクセスして電波(番組)の受信状況をチェックして、上述のステップ810以降の処理を繰り返す。これにより、たまたまアンテナ101が傾いたり振動などしたり、あるいは天気の悪化により、一時的に電波の受信状況が悪化した場合には、受信不良カウンタ(図示せず)が所定値を超えることはないので(ステップ860“No”)、ステップ870以降の電波(番組)の受信状況に基づく番組録画の強制中断処理を防止することができる。
その一方、受信不良カウンタ(図示せず)が所定値を超えた場合(ステップ860“YES”)、アンテナ101がずれたり、アンテナ101とデジタルTV受信装置100とを接続するアンテナケーブルが外れる等して、電波(番組)の受信状況の悪い状態が所定時間以上継続しているということなので、録画制御部130は、予約録画の強制終了を決定して(ステップ880)、図7のステップ730に進み、録画装置110の録画動作を強制的に終了させるため、録画装置110に対し録画動作終了のイベント制御信号を送信する。
これにより、録画制御部130は、受信したEIT[p/f]情報のpresent情報に番組継続時間(duration)が設定されていない場合(ステップ660“No”)、受信状況検出部120の受信状況をチェックし、受信状況の悪い状態が所定時間以上継続している場合、録画装置110の録画中止動作を強制的に行うことにより、番組継続時間が未定のEIT情報を受信した後、アンテナ101が傾く等して番組の受信状況が悪化した場合や、アンテナケーブルが抜ける等して、正常に放送番組を受信できなくなった場合には、録画装置110によるEIT情報に基づく番組録画を強制的に中止させることができる。
以上のように、本実施の形態のデジタルTV受信装置によれば、録画制御部130は、present情報に番組継続時間(duration)が設定された次のEIT[p/f]情報を受信していないと判断した場合、受信状況検出部120の受信状況をチェックし、受信状況の悪い状態が所定時間以上継続している場合、録画装置110の録画中止動作を強制的に終了させるよう制御するので、番組継続時間が未定のEIT情報を受信した後、アンテナ101が傾く等して番組の受信状況が悪化した場合や、アンテナケーブルが抜ける等して、正常に放送番組を受信できなくなった場合には、録画装置110によるEIT情報に基づく番組録画は中止させることができる。
これにより、録画装置の稼動による消費電力の低減や、予約されている他の予約実行への影響を抑え、また不要な録画による録画装置のデータ記録装置の消費を抑えることができ、ユーザの利便性を高めることができる。
なお、上記実施の形態では、図1に示すように本発明に係る番組録画制御装置の実施の形態であるデジタルTV受信装置100を回路によりハードウエア的に構成して説明したが、本発明では、これに限らず、本発明に係る番組録画制御装置の動作である番組録画制御方法を、番組録画制御用プログラムを実行することにより、ソフトウエア的に実行するようにしても勿論よい。
また、上記実施の形態では、図1に示すように本発明に係る番組録画制御装置の実施の形態であるデジタルTV受信装置100と、録画装置110とを別々の装置により構成して説明したが、本発明では、これに限らず、本発明に係る番組録画制御装置の実施の形態であるデジタルTV受信装置100が、録画装置110を内蔵していても勿論よい。
また、上記実施の形態では、図1に示すように本発明に係る番組録画制御装置を、デジタルTV受信装置100に適用して説明したが、本発明では、これに限らず、本発明に係る番組録画制御装置を、信号受信回路102や、受信データ分離回路104、録画制御部130、デコーダ106、
受信状況検出部120、録画制御部130等を内蔵し、ディスプレイ等の出力部108を持たない、いわゆるHDDレコーダーや、DVDレコーダー等の録画装置に適用するようにしても勿論よい。
また、上記実施の形態では、録画制御部130は、信号受信回路102の受信状況検出部120による電波(番組)の受信状況に基づいて受信状況の悪い状態が所定時間以上継続しているか否かを判断するように説明したが、デコーダ106による映像音声信号のデコード結果を利用するようにしても勿論よい。つまり、受信状況の悪い状態が所定時間以上継続した場合、必然的にデコーダ106による映像音声信号のデコード結果も悪化するので、デコーダ106による映像音声信号のデコード結果に基づいても、アンテナ101が傾く等して番組の受信状況が悪化した場合や、アンテナケーブルが抜ける等して、正常に放送番組を受信できなくなった場合に、EIT情報に基づく番組録画は中止させることが可能となる。
また、上記実施の形態では、図3(b)に示す番組Aが延長放送された場合のEIT[p/f]情報の変化の一例を図5に示しているが、図5に示すように変化する場合に限らず、図9に示すようにEIT[p/f]情報が変化する場合もあり、このようにEIT[p/f]情報が変化する場合でも、本発明の番組録画制御装置は有効である。
図9は、番組Aが延長放送された場合のEIT[p/f]情報の変化の他の例を示す図である。
つまり、図9は、図3(b)に示すように、実際の放送にて番組Aの延長の可能性が発生した時点8;55に、図5に示すEIT[p/f]情報502と同様に番組Aの番組継続時間(duration)が未設定のEIT[p/f]情報902を受信し、その後、図5に示すEIT[p/f]情報503のような番組Aの番組継続時間(duration)が設定されたEIT[p/f]情報を受信せずに、いきなり、9;20に、番組Bの開始時刻を示すEIT[p/f]情報903、すなわち、現在番組を示すpresent情報が、番組名“B”、イベントID(event id)が“02”と、番組開始時間(start)が“9;20”と、番組継続時間(duration)が“未定”と設定され、次番組を示すfollowing情報が、番組名“未定”、イベントID(event id)が“任意”、番組開始時間(start)が“未定”と、番組継続時間(duration)が“未定”と設定されたEIT[p/f]情報903がこのデジタルTV受信装置100に受信される場合である。この場合、従来のデジタル受信装置であれば番組Aの番組継続時間(duration)が設定されたEIT[p/f]情報を受信してないので、次の番組Bの録画開始を示すEIT[p/f]情報903を受信したとしても、番組Aの録画を終了せずに、番組Bを録画できないことになる。なお、図9では、9;20にEIT[p/f]情報903を受信した後、9;30に次の番組Bの番組継続時間(duration)が設定され、さらに次の番組Cの番組開始時間(start)および番組継続時間(duration)が設定されたEIT[p/f]情報904を受信する場合を示している。
これに対し、本実施の形態のデジタルTV受信装置100によれば、番組Aの番組継続時間(duration)が未設定のEIT[p/f]情報902を受信した場合、録画制御部130は、受図5に示すEIT[p/f]情報502を受信した場合と同様に、図7のステップ710の判断処理で、“NO”と判断され、ステップ760の受信状況に基づく録画制御処理、すなわち図8に詳細に示す受信状況に基づく録画制御処理を実行して、受信状況の悪い状態が所定時間以上継続している場合、録画装置110の録画動作を強制的に中止させることにより、番組継続時間が未定のEIT情報902を受信した後、アンテナ101が傾く等して番組の受信状況が悪化した場合や、アンテナケーブルが抜ける等して、正常に放送番組を受信できなくなった場合、EIT情報に基づく番組録画を中止することができる。
本発明に係る番組録画制御装置の実施の形態であるデジタルTV受信装置と、録画装置との構成例を示すブロック図である。 EIT情報が多重化されるトランスポートストリーム(TS)パケット202の構造を簡単に示す説明図である。 (a)、(b)それぞれ、当初予定されていた放送と、番組Aが20分延長された場合に、実際に放送された3つの番組A〜Cの放送スケジュールを示す説明図である。
図3(a)に示す当初予定されていた放送のEIT情報[p/f]の変化の一例を示す図である。 図3(b)に示す番組Aが延長放送された場合のEIT[p/f]情報の変化の一例を示す図である。 本実施の形態のデジタルTV受信装置100における現在録画している番組の終了時刻を未定に設定した録画制御信号を録画装置110に対し送信するまでの録画制御の動作を示すフローチャートである。 本実施の形態のデジタルTV受信装置100における現在録画している番組の終了時刻を未定に設定した録画制御信号を録画装置110に対し送信した後番組録画の動作を示すフローチャートである。 図7に示すステップ750の電波の受信状況に基づく録画制御処理の詳細処理を示したフローチャートである。 番組Aが延長放送された場合のEIT[p/f]情報の変化の他の例を示す図である。
符号の説明
100 デジタルTV受信装置
101 アンテナ
102 信号受信回路
104 受信データ分離回路
105 録画制御回路
106 デコーダ
107 メモリ
108 出力部
109 出力端子
110 録画装置
120 受信状況検出部
130 録画制御部

Claims (3)

  1. 現在放送中の番組の開始時刻と、その開始時刻からの継続時間とを示すEIT情報を受信して、受信した前記EIT情報に基づいて前記番組の録画を制御する番組録画制御装置であって、
    前記番組の受信状況を検出する受信状況検出部と、
    前記EIT情報に基づいて前記番組の録画を制御している際、現在放送中の番組の前記継続時間が未定のEIT情報を新たに受信した場合、前記受信状況検出部による前記番組の受信状況の検出結果を参照し、前記番組の受信状況が所定レベルより低い場合、前記番組の録画を中止させるよう制御する録画制御部と、
    を有する番組録画装置。
  2. 現在放送中の番組の開始時刻と、その開始時刻からの継続時間とを示すEIT情報を受信して、受信した前記EIT情報に基づいて前記番組の録画を制御する番組録画制御方法であって、
    前記EIT情報に基づいて前記番組の録画を制御している際、現在放送中の番組の前記継続時間が未定のEIT情報を新たに受信した場合、前記番組の受信状況の検出結果を参照し、前記番組の受信状況が所定レベルより低い場合、前記番組の録画を中止させるよう制御する、番組録画方法。
  3. 現在放送中の番組の開始時刻と、その開始時刻からの継続時間とを示すEIT情報を受信して、受信した前記EIT情報に基づいて前記番組の録画を制御する処理をコンピュータに実行させる番組録画制御用プログラムであって、
    前記EIT情報に基づいて前記番組の録画を制御している際、現在放送中の番組の前記継続時間が未定のEIT情報を新たに受信した場合、前記番組の受信状況の検出結果を参照し、前記番組の受信状況が所定レベルより低い場合、前記番組の録画を中止させるよう制御する、ことをコンピュータに実行させる番組録画制御用プログラム。
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