JP2001119680A - デジタルテレビ放送用送受信システムおよび送受信装置 - Google Patents

デジタルテレビ放送用送受信システムおよび送受信装置

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JP2001119680A
JP2001119680A JP29435299A JP29435299A JP2001119680A JP 2001119680 A JP2001119680 A JP 2001119680A JP 29435299 A JP29435299 A JP 29435299A JP 29435299 A JP29435299 A JP 29435299A JP 2001119680 A JP2001119680 A JP 2001119680A
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broadcast
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JP29435299A
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English (en)
Inventor
Soichiro Katsuki
聡一郎 香月
Yohei Kawabata
洋平 川端
Yasuto Nakatsugi
康人 中次
Hiroaki Saeki
宏壮 佐伯
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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  • Two-Way Televisions, Distribution Of Moving Picture Or The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 有料テレビ放送受信時に弱電界や低C/Nと
なった場合、テレビ放送を視聴できなくても料金を徴収
されてしまう。 【解決手段】 有料放送番組のデータを受信端末側の蓄
積部へ蓄積し、蓄積データに対して誤り検出を行い、誤
りが検出された時は、データを再度蓄積し直し、誤りが
完全になくなって初めて視聴者へ番組の案内を行う。そ
して、視聴者は番組の案内情報から選択的に蓄積した放
送番組を視聴する。このことによって、蓄積した有料放
送番組のデータは、完全に誤りを含まない状態になって
から初めて視聴者へ通知されるため、伝送路系のノイズ
や弱電界時のデータ誤りに起因する視聴中の映像や音声
の乱れによる障害をなくすことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、デジタルテレビ放
送用送信装置及び受信装置に関し、より特定的には、伝
送路に衛星波、地上波、またはケーブルを用いたデジタ
ルテレビ放送用送信装置及びデジタルテレビ放送番組を
蓄積する機能を持つデジタルテレビ放送用受信装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】現在、各種のデジタル変調方式やデジタ
ル映像および音声圧縮方式の技術を利用して、世界中で
衛星波や地上波によるデジタルテレビ放送サービスが行
われている。国内のデジタルテレビ放送においては、有
料放送を番組単位で購入するサービスがある。これをI
PPV(Impulse Pay Per View)
という。このIPPVサービスにおいて、視聴者は、E
PG(Electronic Program Gui
de)と呼ばれる電子番組表の操作メニューから番組を
購入することにより、有料番組を視聴することができ
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このEPGに
よる番組購入が行われた後、降雨等によって突発的に低
いC/N比(Carrier to Noise Ra
tio)状態に陥って、弱電界となる場合も考えられ
る。このような場合において、特に最悪の場合には、視
聴者は、全く番組を視聴できなくても料金を徴収される
ことになる。また、放送番組を録画する場合でも同様
に、録画中に受信状態が悪くなって録画番組を再生でき
ない場合であっても、視聴者は料金を徴収されてしまう
ことになる。
【0004】この問題に関して、例えば、特開平9−7
4549号公報に記載されている課金システム装置は、
録画中や録画番組を再生中にデータに異常が発生した場
合に、課金の方法を変える構成をとる。しかし、このよ
うな装置においては、公平な課金を行うことはできると
しても、受信状態が悪くなって有料番組の映像や音声に
乱れが発生することを抑制することはできない。
【0005】本発明の目的は、降雨時等の影響によって
低いC/N状態に陥ったことなどを原因として、視聴者
によって購入された有料番組の映像や音声に乱れが発生
することのないデジタルテレビ放送用送信装置及び受信
装置を提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段および発明の効果】第1の
発明は、複数のテレビ番組データを送受信するデジタル
テレビ放送用送受信システムであって、テレビ番組デー
タを送信するデジタルテレビ放送用送信装置と、当該デ
ジタルテレビ放送用送信装置から送信されたデータを受
信するデジタルテレビ放送用受信装置とを備え、テレビ
番組データは、それぞれのデータ種別を識別するための
データタイプ識別データを有し、リアルタイムに視聴者
へ提供されるリアルタイム放送型テレビ番組データと、
データタイプ識別データを有し、受信側に一旦蓄積され
てから視聴者へ提供される蓄積放送型テレビ番組データ
と、受信側に一旦蓄積されるべき蓄積放送型テレビ番組
データを指定する蓄積命令データとを含み、デジタルテ
レビ放送用送信装置は、テレビ番組データに含まれる1
つ以上のリアルタイム放送型テレビ番組データと1つ以
上の蓄積放送型テレビ番組データとを多重する多重化部
と、多重化部が多重した信号を送信する送信部とを含
み、デジタルテレビ放送用受信装置は、送信部が送信し
た信号を受信する受信部と、受信部が出力するテレビ番
組データのうち、データ誤りが存在するテレビ番組デー
タを廃棄し、残りのテレビ番組データからデータタイプ
識別データに基づいて、リアルタイム放送型テレビ番組
データと蓄積放送型テレビ番組データとを分離抽出し、
視聴者の選択に従って出力する分離部と、分離部から出
力された蓄積放送型テレビ番組データを蓄積命令データ
の指定に従って蓄積する蓄積部と、分離部から出力され
たリアルタイム放送型テレビ番組データまたは視聴者の
選択によって蓄積部から出力された蓄積放送型テレビ番
組データに基づいて、対応するテレビ放送番組を再生す
る再生部と、分離部によってデータが廃棄されたことを
検出して、廃棄が検出された場合には、蓄積部に対して
蓄積を中止させると共に廃棄されたデータを含む蓄積放
送型テレビ番組データ全てを廃棄させて、分離部に対し
て後続の蓄積放送型テレビ番組データを出力させ、廃棄
が検出されないで蓄積が終了した場合には、視聴者へ視
聴可能な蓄積放送型テレビ番組データを通知する誤り検
出部とを含む。
【0007】第1の発明においては、有料番組放送を蓄
積放送型テレビ番組データとして送信し、蓄積放送型テ
レビ番組データを蓄積部へ蓄積中に受信状態が悪くなり
蓄積データに蓄積するデータに誤りが発生した場合は、
途中でデータの蓄積処理を止める。そして、次の蓄積放
送型テレビ番組データをまた最初から蓄積し始める。蓄
積放送型テレビ番組データが最後まで誤りなく、完全に
蓄積完了した時に初めて視聴者に対して番組が視聴でき
ることを通知する。従って、視聴者は完全に誤りのない
有料番組放送を選択して見ることができる。
【0008】第2の発明は、それぞれのデータ種別を識
別するためのデータタイプ識別データを有し、リアルタ
イムに視聴者へ提供されるリアルタイム放送型テレビ番
組データと、データタイプ識別データを有し、受信側に
一旦蓄積されてから視聴者へ提供される蓄積放送型テレ
ビ番組データとを含むテレビ番組データを送信するデジ
タルテレビ放送用送信装置であって、テレビ番組データ
に含まれる1つ以上のリアルタイム放送型テレビ番組デ
ータと1つ以上の蓄積放送型テレビ番組データとを多重
する多重化部と、多重化部が多重した信号を送信する送
信部とを備える。
【0009】第2の発明においては、有料番組放送を蓄
積放送型テレビ番組データとして送信し、さらにあわせ
てリアルタイム放送型テレビ番組データを送信すること
によって、2種類のデータを多重して送信するデジタル
テレビ放送を実現することができる。
【0010】第3の発明は、第2の発明のデジタルテレ
ビ放送用送信装置であって、多重化部は、任意の蓄積放
送型テレビ番組データを構成する全てのデータが連続し
て送信されるように多重することを特徴とする。
【0011】第3の発明においては、蓄積放送型テレビ
番組データは全データを連続的に高ビットレートで高速
に送信完了するため受信側でも1つの番組の蓄積を完了
する時間が短時間で済む。また、データ誤りが発生した
場合でも次の補間データが送られてくるまでの時間が短
かくてすむため、番組データの高速な蓄積を実現でき
る。
【0012】第4の発明は、送信側が送信した、それぞ
れのデータ種別を識別するためのデータタイプ識別デー
タを有し、リアルタイムに視聴者へ提供されるリアルタ
イム放送型テレビ番組データと、データタイプ識別デー
タを有し、受信側に一旦蓄積されてから視聴者へ提供さ
れる蓄積放送型テレビ番組データと、受信側に一旦蓄積
されるべき蓄積放送型テレビ番組データを指定する蓄積
命令データとを含むテレビ番組データを受信するデジタ
ルテレビ放送用受信装置であって、送信側が送信したテ
レビ番組データを受信する受信部と、受信部が出力する
テレビ番組データのうち、データ誤りが存在するテレビ
番組データを廃棄し、残りのテレビ番組データからデー
タタイプ識別データに基づいて、リアルタイム放送型テ
レビ番組データと蓄積放送型テレビ番組データとを分離
抽出し、視聴者の選択に従って出力する分離部と、分離
部から出力された蓄積放送型テレビ番組データを蓄積命
令データの指定に従って蓄積する蓄積部と、分離部から
出力されたリアルタイム放送型テレビ番組データまたは
視聴者の選択によって蓄積部から出力された蓄積放送型
テレビ番組データに基づいて、対応するテレビ放送番組
を再生する再生部と、分離部によってデータが廃棄され
たことを検出して、廃棄が検出された場合には、蓄積部
に対して蓄積を中止させると共に廃棄されたデータを含
む蓄積放送型テレビ番組データ全てを廃棄させて、蓄積
部に対して蓄積を中止させると共に廃棄されたデータを
含む蓄積放送型テレビ番組データ全てを廃棄させて、分
離部に対して後続の蓄積放送型テレビ番組データを出力
させ、廃棄が検出されないで蓄積が終了した場合には、
視聴者へ視聴可能な蓄積放送型テレビ番組データを通知
する誤り検出部とを備える。
【0013】第4の発明においては、有料番組放送が蓄
積放送型テレビ番組データとして送信された場合に、蓄
積放送型テレビ番組データを蓄積部へ蓄積中に受信状態
が悪くなり蓄積データに蓄積するデータに誤りが発生し
た場合は、途中でデータの蓄積処理を止める。そして、
次の蓄積放送型テレビ番組データをまた最初から蓄積し
始める。蓄積放送型テレビ番組データが最後まで誤りな
く、完全に蓄積完了した時に初めて視聴者に対して番組
が視聴できることを通知する。従って、視聴者は完全に
誤りのない有料番組放送を選択して見ることができる
【0014】第5の発明は、送信側が送信した、それぞ
れのデータ種別を識別するためのデータタイプ識別デー
タを有し、リアルタイムに視聴者へ提供されるリアルタ
イム放送型テレビ番組データと、データタイプ識別デー
タを有し、受信側に一旦蓄積されてから視聴者へ提供さ
れる蓄積放送型テレビ番組データと、受信側に一旦蓄積
されるべき蓄積放送型テレビ番組データを指定する蓄積
命令データとを含むテレビ番組データを受信するデジタ
ルテレビ放送用受信装置であって、送信側が送信したテ
レビ番組データを受信する受信部と、受信部が出力する
テレビ番組データのうち、データ誤りが存在するテレビ
番組データを廃棄し、残りのテレビ番組データからデー
タタイプ識別データに基づいて、リアルタイム放送型テ
レビ番組データと蓄積放送型テレビ番組データとを分離
抽出し、視聴者の選択に従って出力する分離部と、分離
部から出力された蓄積放送型テレビ番組データを蓄積命
令データの指定に従って蓄積する蓄積部と、分離部から
出力されたリアルタイム放送型テレビ番組データまたは
視聴者の選択によって蓄積部から出力された蓄積放送型
テレビ番組データに基づいて、対応するテレビ放送番組
を再生する再生部と、分離部によってデータが廃棄され
たことを検出して、廃棄が検出された場合には、蓄積部
における蓄積を中止させずに、廃棄されたデータを含む
蓄積放送型テレビ番組データと同一内容の新たな蓄積放
送型テレビ番組データから、廃棄データに対応して、廃
棄されたデータを含む蓄積放送型テレビ番組データの補
間を行うための補間データを分離部に出力させて蓄積部
に補間させ、補間が完了した場合または廃棄が検出され
ないで蓄積が終了した場合には、視聴者へ視聴可能な蓄
積放送型テレビ番組データを通知する誤り検出部とを備
える。
【0015】第5の発明においては、同じ有料番組放送
番組を蓄積放送型テレビ番組データとして繰り返し送信
し、蓄積放送型テレビ番組データを蓄積部へ蓄積中に受
信状態が悪くなり蓄積データに蓄積するデータに誤りが
発生した場合は、誤りの発生した部分のデータのみを再
送信されるデータから抽出して、既に蓄積部へ蓄積して
いたデータの欠落した部分をその再送信データから抽出
したデータで補間する。従って、蓄積データに誤りが発
生した時、再び番組データを最初から蓄積しなおす必要
がないため受信状態が良くなったり、悪くなったりする
不安定な場合には、短時間に完全で誤りの無いデータを
蓄積することが可能となる。
【0016】第6の発明は、第5の発明のデジタルテレ
ビ放送用受信装置であって、送信側が送信したテレビ番
組データは、蓄積放送型テレビ番組データの送信スケジ
ュールを示す送信予定データをさらに含み、受信部は、
送信側が複数の物理チャンネルを介して送信したテレビ
番組データを受信して、送信予定データに基づいて、補
間データを含む蓄積放送型テレビ番組データが最も近い
時刻に送信される予定の物理チャンネルを複数の物理チ
ャンネルから選局して受信することを特徴とする。
【0017】第6の発明においては、同じ有料番組放送
番組を蓄積放送型テレビ番組データとして繰り返し送信
し、蓄積放送型テレビ番組データを蓄積部へ蓄積中に受
信状態が悪くなり蓄積データに蓄積するデータに誤りが
発生した場合は、誤りの発生した部分のデータのみを再
送信されるデータから抽出するために、送信予定データ
を参照して、その選局周波数情報により最も近い時間に
再送信されるデータから補間データを抽出することがで
きる。したがって、1つの物理チャンネルで行うよりも
さらに短い時間でデータの修復を行うことができる。
【0018】
【発明の実施の形態】(第1の実施形態)図1は、本発
明の第1の実施形態に係るデジタルテレビ放送用送信装
置及び受信装置のブロック図である。図1を参照しつ
つ、本デジタルテレビ放送用送信装置及び受信装置の構
成を説明する。
【0019】放送番組データ101は、データタイプ識
別データを含む、複数のリアルタイム放送型テレビ番組
データおよび複数の蓄積放送型テレビ番組データによっ
て構成される。データタイプ識別データは、リアルタイ
ム放送型テレビ番組データであるか否かを識別するデー
タである。リアルタイム放送型テレビ番組データは、視
聴者に対してリアルタイムに提供される。
【0020】本デジタルテレビ放送用送信装置は、上述
の放送番組データ101が入力されて、多重化した信号
を出力する多重化部102と、多重化された信号が入力
されて、伝送路へ信号を出力する送信部103とを備え
る。
【0021】本デジタルテレビ放送用受信装置は、伝送
路より送信されてきた信号を受信して出力する受信部1
04と、受信部104からの信号が入力されて、誤り訂
正処理を行う誤り訂正部105と、誤り訂正部105か
らの入力信号を分離する分離部106と、分離部106
から信号が入力されて、入力されたデータを蓄積する蓄
積部108と、分離部106から信号が入力されて、入
力されたデータを再生する再生部107と、分離部10
6から信号が入力されて、誤りを検出し、視聴が可能か
どうかの通知を出力する誤り検出部109と、当該通知
が入力されて、制御ないし通知信号を出力する視聴通知
判別部110と、視聴通知判別部110からの信号が入
力されて、視聴者へ視聴可能な蓄積放送型番組が蓄積さ
れていることを通知する視聴通知部111とを備える。
【0022】次に、本デジタルテレビ放送用送信装置及
び受信装置の動作について説明する。視聴者に提供され
るテレビ放送番組データは、前述のように2種類のタイ
プを持つ。1つは、リアルタイムに視聴者へ提供される
リアルタイム放送型テレビ番組データである。もう1つ
は、視聴者側の受信端末に設けられた蓄積部108にお
いて一旦蓄積されてから視聴者へ提供される蓄積放送型
テレビ番組データである。これらは、典型的には、デジ
タル圧縮方式の1つであるMPEG2方式でエンコード
される。これらは、MPEG2方式のトランスポートス
トリーム信号フォーマットにエンコードされた各パケッ
トデータにおいて、これら2種類のタイプを識別するた
めのデータタイプ識別データをPID(Packet
ID)として含む。また、受信側において蓄積すべきデ
ータは、蓄積命令として送信データに含まれる。
【0023】このようなリアルタイム放送型テレビ番組
データおよび蓄積放送型テレビ番組データのパケットデ
ータは、多重化部102によって時分割多重される。多
重化されたトランスポートストリーム信号は、送信部1
03によってデジタル変調処理されて、伝送路帯域の周
波数帯に周波数変換された後、典型的には電波の形で伝
送路へ出力される。
【0024】伝送路へ出力された電波は、受信装置側に
設けられた受信部104によって受信され、デジタル復
調された後、復調信号として誤り訂正部105へ出力さ
れる。誤り訂正部105は、例えばリードソロモン方式
やビタビ方式などの誤り訂正処理を行なった後、復調さ
れたトランスポートストリーム信号を分離部106へ出
力する。
【0025】分離部106は、誤り訂正部105におい
て誤り訂正ができなかったトランスポートストリームパ
ケットを廃棄する。次に、分離部106は、視聴者の選
択にしたがって、リアルタイム放送番組再生するために
データタイプ識別データを示すPIDを用いて、リアル
タイム放送型テレビ番組データをトランスポートストリ
ーム信号から抽出し、再生部107へ出力する。再生部
107は、MPEGデコード処理を行って番組の映像お
よび音声信号を再生する。また、分離部106は、デー
タタイプ識別データを示すPIDを用いて、蓄積放送型
テレビ番組データをトランスポートストリーム信号から
抽出し、蓄積部108へ出力する。蓄積部108は、分
離部106から出力されるリアルタイム放送型番組デー
タを蓄積する。蓄積されるデータは、典型的には、送信
されたデータに含まれる蓄積命令に基づいて蓄積され
る。さらに、分離部106は、蓄積部108へ出力する
データと同じデータを誤り検出部109へ出力する。
【0026】誤り検出部109は、入力される蓄積デー
タのトランスポートストリームヘッダに含まれる連続巡
回値であるCC(Continuous Counte
r)の値をチェックし、分離部106においてパケット
データの廃棄が発生したかどうかを検出する。
【0027】まず、誤り検出部109は、蓄積放送型番
組データにおける1番組分のデータが全て蓄積されるま
でにパケットデータの廃棄を検出した場合には、蓄積部
108による蓄積処理を直ちに停止させ、さらにそれま
で蓄積されたデータを全て無効にするよう、蓄積部10
8を制御する。その際、誤り検出部109は、視聴通知
判別部110へ視聴不可を示す視聴不可信号を出力す
る。視聴通知判別部110は、視聴不可信号が入力され
ると、分離部106に対して次の蓄積放送型番組データ
を新たに蓄積し始めるように命令する命令信号を送る。
分離部106は、その命令信号に従って、次の蓄積放送
型番組データの抽出し、蓄積部108への蓄積を開始す
る。
【0028】また、誤り検出部109は、蓄積放送型デ
ータにおける1番組分のデータが全て蓄積されるまでに
パケットデータの廃棄を検出しなかった場合には、視聴
通知判別部110へ視聴可能を示す視聴可信号を出力す
る。視聴通知判別部110は、その視聴可信号が入力さ
れると、視聴可能な蓄積放送型番組データが蓄積されて
いることを示す視聴通知信号を視聴通知部111へ出力
する。
【0029】視聴通知部111は、視聴者に対して、視
聴可能な蓄積放送型番組が蓄積されていることを通知す
る。典型的には、視聴通知部111は、視聴可能な蓄積
放送型番組のリストをディスプレイ上に表示する。
【0030】なお、誤り検出部109は、上述のように
視聴通知判別部110および視聴通知部111が有する
それぞれの機能をさらに含むように構成して、視聴通知
判別部110および視聴通知部111が省略されるよう
に構成してもよい。
【0031】以上のように、完全に誤りのないデータが
受信装置に蓄積された後に、視聴者は、視聴可能な番組
が蓄積されている旨を通知される。従って、視聴者が蓄
積された番組を視聴する際に、受信状態に起因するデー
タの誤りによって生じる映像や音声の乱れは、全く発生
しない。
【0032】(第2の実施形態)図2は、本発明の第2
の実施形態に係るデジタルテレビ放送用送信装置及び受
信装置におけるデータの送信方法と処理方法を示す図で
ある。図1のデジタルテレビ放送用送信装置及び受信装
置のブロック図と図2とを参照しつつ、本実施形態にお
いて送信されるデータの処理について説明する。
【0033】本ジタルテレビ放送用送信装置及び受信装
置の構成および動作は、本発明の第1の実施形態の場合
とほぼ同様である。したがって、共通点に関する説明は
省略する。本実施形態の装置の動作が第1の実施形態の
装置と異なる点は、まず、蓄積放送型番組データが送信
側から繰り返し送られる点である。次に、誤り検出部1
09においてパケットデータの廃棄が検出された場合、
蓄積処理は停止されず、そのまま蓄積処理が継続され
る。その後、1番組分の蓄積放送型データの蓄積が完了
すると、再送信された同じ番組のデータから廃棄された
部分のパケットデータが抽出されて、廃棄された部分の
データが抽出されたデータによって補間される点が異な
る。
【0034】図2において、番組A(S1)は、蓄積部
108において1回目に蓄積された蓄積放送型番組デー
タの一部である。ただし、番組A(S1)は、受信状態
が劣化したことによって、データ誤りが発生し、誤りが
発生した部分のパケットデータが廃棄されている。
【0035】このような場合、誤り検出部109は、ま
ず廃棄されて欠落した部分のパケットデータを検出す
る。欠落部分の検出は、蓄積を開始してから何個目のパ
ケットであるか、そして廃棄したパケットの個数は何個
あるかを検出することによって実現される。次に、誤り
検出部109は、再送信された図2に示される番組A
(S2)から欠落したパケットのみを抽出して、最初に
蓄積したデータの欠落した部分に書込むように、蓄積部
108へ指示する。欠落した部分が完全に補間しおわっ
た場合には、誤り検出部109は、視聴通知判別部11
0へ視聴可能を示す視聴可信号を出力する。視聴通知判
別部110は、その視聴可信号が入力されて、視聴者へ
視聴可能な蓄積放送型番組が蓄積されていることを通知
する視聴通知信号を視聴通知部111へ出力する。
【0036】以上のようなデータの送信方法と処理を行
なうことによって、再送信されたデータを最初から蓄積
し直すことなく、完全な蓄積放送型番組データの蓄積を
実現できる。したがって、蓄積処理の効率化を図ること
ができる。
【0037】(第3の実施形態)図3は、本発明の第3
の実施形態に係るデジタルテレビ放送用送信装置及び受
信装置におけるデータの送信方法と処理方法を示す図で
ある。図1のデジタルテレビ放送用送信装置及び受信装
置のブロック図と図3とを参照しつつ、本実施形態にお
いて送信されるデータの処理について説明する。
【0038】本ジタルテレビ放送用送信装置及び受信装
置の構成および動作は、本発明の第2の実施形態の場合
とほぼ同様である。したがって、共通点に関する説明は
省略する。本実施形態の装置の動作が第2の実施形態の
装置と異なる点は、まず、NVOD(Near Vid
eo On Demand)方式のタイムシフトサービ
スのように、複数の物理チャンネルを用い、送信開始時
間をずらせて蓄積放送型番組データを送信する点であ
る。その際、全チャンネルにおける番組の送信開始時刻
を示す送信予定データも送信される。また、さらに異な
る点は、本実施形態では、データを補間しようとする時
から最も近い時間に再送信される送信データから補間す
べきデータを抽出する点である。
【0039】図3において、送信データは、多重化部1
02によって送信側の枠内に図示されるような所定の順
序で、3つの物理チャンネルを使って多重化されて伝送
される。このようなタイムチャートの内容は、前述の送
信予定データに含まれている。また、受信側の番組A
(S11)は、蓄積部108によって一度目に蓄積され
た蓄積放送型番組データである。この番組A(S11)
は、受信状態が劣化したことによってデータ誤りが発生
し、その部分のパケットデータが廃棄されている。
【0040】以上のような状況の下で、誤り検出部10
9は、廃棄されて欠落した部分のパケットデータを検出
する。次に、誤り検出部109は、欠落したパケットの
みを抽出して、最初に蓄積したデータの欠落した部分へ
書き込むように、蓄積部108へ指示する。この際、送
信予定データによれば、欠落したパケットの抽出は、同
一の物理チャンネル1を使って伝送される番組A(S1
2)から行うよりも、物理チャンネル3を使って伝送さ
れる番組A(S21)から行った方が、早く再送信デー
タを受信することができる。そこで、受信部104は、
受信するチャンネルを物理チャンネル1から物理チャン
ネル3へ切り替える。次に、誤り検出部109は、番組
A(S21)から欠落したパケットのみを抽出して、最
初に蓄積したデータの欠落した部分へ書き込むように、
蓄積部108へ指示する。上記以外の動作は、第2の実
施形態の場合と同様である。
【0041】以上のようにデータの送信および処理を行
なうことによって、第2の実施形態の場合よりもさらに
時間的に効率の良い欠落パケットデータの補間処理を実
現することができる。
【0042】(第4の実施形態)図4は、本発明の第4
の実施形態に係るデジタルテレビ放送用送信装置及び受
信装置におけるデータの送信方法を示す図である。図1
のデジタルテレビ放送用送信装置及び受信装置のブロッ
ク図と図4とを参照しつつ、本実施形態において送信さ
れるデータの処理について説明する。
【0043】本ジタルテレビ放送用送信装置及び受信装
置の構成および動作は、本発明の第2の実施形態の場合
とほぼ同様である。したがって、共通点に関する説明は
省略する。本実施形態の装置の動作が第2の実施形態の
装置と異なるのは、蓄積放送型番組データの多重方法で
ある。
【0044】図4において、リアルタイム放送型番組デ
ータは、映像と音声がリアルタイムに再生される必要が
あるため、統計的に多重される。典型的には、図4の上
図のように、或る番組における各パケットが時間的に等
間隔に並ぶように多重される。
【0045】しかし、蓄積放送型番組データは、必ず蓄
積された後に再生される。そのため、蓄積放送型番組デ
ータの多重方法は、上記の場合のように統計的に多重さ
れなければならないわけではない。従って、蓄積放送型
番組データは、多重化部102によって、図4の下図の
ように1番組分の4つのパケットをひと固まりとして多
重され、高ビットレートで伝送されてもよい。
【0046】以上のような方法によれば、図4の上図に
おける多重方法の場合と下図における多重方法の場合と
は、全パケット数は同じであるから、全番組を蓄積する
時間は同じである。しかし、任意の番組(例えば番組
A)を蓄積する場合、図4の上図における多重方法の場
合によれば、16パケット分を受信しなければならない
のに対し、下図における多重方法の場合によれば、4パ
ケット分を受信すれば足りる。以上のような蓄積放送型
番組データの送信方法を行なうことによって、任意の番
組の蓄積を短時間で完了させることができる。
【0047】また、上記のように或る番組が短時間で蓄
積されると、データに誤りがない限り、視聴可能になる
番組が順に増えていって視聴者に通知される。したがっ
て、視聴者は、番組のいくつかを短時間のうちに選択す
ることができるようになる。これに対して、図4の上図
における多重方法の場合には、データに誤りがない場
合、全ての番組の全てのパケットが揃って初めて視聴可
能になる番組が視聴者に通知される。そのため、視聴者
は、番組をなかなか選択することができない。なお、本
実施形態における伝送方法は、夜間のように番組放送デ
ータの少ない時間帯や蓄積放送型テレビ番組データの送
信を専用に行う物理チャンネルにおいて行なうと、視聴
者が番組のいくつかを非常に短時間のうちに選択するこ
とができるようになるので、さらに効果的である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態に係るデジタルテレビ
放送用送信装置及び受信装置のブロック図である。
【図2】本発明の第2の実施形態に係るデータ送信方法
と処理方法を示す図である。
【図3】本発明の第3の実施形態に係るデータの送信方
法と処理方法を示す図である。
【図4】本発明の第4の実施形態に係るデータの送信方
法を示す図である。
【符号の説明】
101 放送番組データ 102 多重化部 103 送信部 104 受信部 105 誤り訂正部 106 分離部 107 再生部 108 蓄積部 109 誤り検出部 110 視聴通知判別部 111 視聴通知部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 中次 康人 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 佐伯 宏壮 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 Fターム(参考) 5C025 AA01 BA14 BA25 BA27 DA01 DA05 5C064 BA01 BB01 BB05 BC03 BC10 BC18 BC20 BC25 BD07 BD13

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のテレビ番組データを送受信するデ
    ジタルテレビ放送用送受信システムであって、 前記テレビ番組データを送信するデジタルテレビ放送用
    送信装置と、 当該デジタルテレビ放送用送信装置から送信されたデー
    タを受信するデジタルテレビ放送用受信装置とを備え、 前記テレビ番組データは、 それぞれのデータ種別を識別するためのデータタイプ識
    別データを有し、リアルタイムに視聴者へ提供されるリ
    アルタイム放送型テレビ番組データと、 前記データタイプ識別データを有し、受信側に一旦蓄積
    されてから視聴者へ提供される蓄積放送型テレビ番組デ
    ータと、 受信側に一旦蓄積されるべき蓄積放送型テレビ番組デー
    タを指定する蓄積命令データとを含み、 前記デジタルテレビ放送用送信装置は、 前記テレビ番組データに含まれる1つ以上の前記リアル
    タイム放送型テレビ番組データと1つ以上の前記蓄積放
    送型テレビ番組データとを多重する多重化手段と、 前記多重化手段が多重した信号を送信する送信手段とを
    含み、 前記デジタルテレビ放送用受信装置は、 前記送信手段が送信した信号を受信する受信手段と、 前記受信手段が出力するテレビ番組データのうち、デー
    タ誤りが存在するテレビ番組データを廃棄し、残りのテ
    レビ番組データから前記データタイプ識別データに基づ
    いて、前記リアルタイム放送型テレビ番組データと前記
    蓄積放送型テレビ番組データとを分離抽出し、視聴者の
    選択に従って出力する分離手段と、 前記分離手段から出力された蓄積放送型テレビ番組デー
    タを前記蓄積命令データの指定に従って蓄積する蓄積手
    段と、 前記分離手段から出力されたリアルタイム放送型テレビ
    番組データまたは視聴者の選択によって前記蓄積手段か
    ら出力された蓄積放送型テレビ番組データに基づいて、
    対応するテレビ放送番組を再生する再生手段と、 前記分離手段によってデータが廃棄されたことを検出し
    て、廃棄が検出された場合には、前記蓄積手段に対して
    蓄積を中止させると共に廃棄されたデータを含む蓄積放
    送型テレビ番組データ全てを廃棄させて、前記分離手段
    に対して後続の蓄積放送型テレビ番組データを出力さ
    せ、廃棄が検出されないで蓄積が終了した場合には、視
    聴者へ視聴可能な蓄積放送型テレビ番組データを通知す
    る誤り検出手段とを含む、デジタルテレビ放送用送受信
    システム。
  2. 【請求項2】 それぞれのデータ種別を識別するための
    データタイプ識別データを有し、リアルタイムに視聴者
    へ提供されるリアルタイム放送型テレビ番組データと、
    前記データタイプ識別データを有し、受信側に一旦蓄積
    されてから視聴者へ提供される蓄積放送型テレビ番組デ
    ータとを含むテレビ番組データを送信するデジタルテレ
    ビ放送用送信装置であって、 前記テレビ番組データに含まれる1つ以上の前記リアル
    タイム放送型テレビ番組データと1つ以上の前記蓄積放
    送型テレビ番組データとを多重する多重化手段と、 前記多重化手段が多重した信号を送信する送信手段とを
    備える、デジタルテレビ放送用送信装置。
  3. 【請求項3】 前記多重化手段は、任意の前記蓄積放送
    型テレビ番組データを構成する全てのデータが連続して
    送信されるように多重することを特徴とする、請求項2
    に記載のデジタルテレビ放送用送信装置。
  4. 【請求項4】 送信側が送信した、それぞれのデータ種
    別を識別するためのデータタイプ識別データを有し、リ
    アルタイムに視聴者へ提供されるリアルタイム放送型テ
    レビ番組データと、前記データタイプ識別データを有
    し、受信側に一旦蓄積されてから視聴者へ提供される蓄
    積放送型テレビ番組データと、受信側に一旦蓄積される
    べき蓄積放送型テレビ番組データを指定する蓄積命令デ
    ータとを含むテレビ番組データを受信するデジタルテレ
    ビ放送用受信装置であって、 送信側が送信した前記テレビ番組データを受信する受信
    手段と、 前記受信手段が出力するテレビ番組データのうち、デー
    タ誤りが存在するテレビ番組データを廃棄し、残りのテ
    レビ番組データから前記データタイプ識別データに基づ
    いて、前記リアルタイム放送型テレビ番組データと前記
    蓄積放送型テレビ番組データとを分離抽出し、視聴者の
    選択に従って出力する分離手段と、 前記分離手段から出力された蓄積放送型テレビ番組デー
    タを前記蓄積命令データの指定に従って蓄積する蓄積手
    段と、 前記分離手段から出力されたリアルタイム放送型テレビ
    番組データまたは視聴者の選択によって前記蓄積手段か
    ら出力された蓄積放送型テレビ番組データに基づいて、
    対応するテレビ放送番組を再生する再生手段と、 前記分離手段によってデータが廃棄されたことを検出し
    て、廃棄が検出された場合には、前記蓄積手段に対して
    蓄積を中止させると共に廃棄されたデータを含む蓄積放
    送型テレビ番組データ全てを廃棄させて、前記蓄積手段
    に対して蓄積を中止させると共に廃棄されたデータを含
    む蓄積放送型テレビ番組データ全てを廃棄させて、前記
    分離手段に対して後続の蓄積放送型テレビ番組データを
    出力させ、廃棄が検出されないで蓄積が終了した場合に
    は、視聴者へ視聴可能な蓄積放送型テレビ番組データを
    通知する誤り検出手段とを備える、デジタルテレビ放送
    用受信装置。
  5. 【請求項5】 送信側が送信した、それぞれのデータ種
    別を識別するためのデータタイプ識別データを有し、リ
    アルタイムに視聴者へ提供されるリアルタイム放送型テ
    レビ番組データと、前記データタイプ識別データを有
    し、受信側に一旦蓄積されてから視聴者へ提供される蓄
    積放送型テレビ番組データと、受信側に一旦蓄積される
    べき蓄積放送型テレビ番組データを指定する蓄積命令デ
    ータとを含むテレビ番組データを受信するデジタルテレ
    ビ放送用受信装置であって、 送信側が送信した前記テレビ番組データを受信する受信
    手段と、 前記受信手段が出力するテレビ番組データのうち、デー
    タ誤りが存在するテレビ番組データを廃棄し、残りのテ
    レビ番組データから前記データタイプ識別データに基づ
    いて、前記リアルタイム放送型テレビ番組データと前記
    蓄積放送型テレビ番組データとを分離抽出し、視聴者の
    選択に従って出力する分離手段と、 前記分離手段から出力された蓄積放送型テレビ番組デー
    タを前記蓄積命令データの指定に従って蓄積する蓄積手
    段と、 前記分離手段から出力されたリアルタイム放送型テレビ
    番組データまたは視聴者の選択によって前記蓄積手段か
    ら出力された蓄積放送型テレビ番組データに基づいて、
    対応するテレビ放送番組を再生する再生手段と、 前記分離手段によってデータが廃棄されたことを検出し
    て、廃棄が検出された場合には、前記蓄積手段における
    蓄積を中止させずに、廃棄されたデータを含む蓄積放送
    型テレビ番組データと同一内容の新たな前記蓄積放送型
    テレビ番組データから、廃棄データに対応して、廃棄さ
    れたデータを含む蓄積放送型テレビ番組データの補間を
    行うための補間データを前記分離手段に出力させて前記
    蓄積手段に補間させ、補間が完了した場合または廃棄が
    検出されないで蓄積が終了した場合には、視聴者へ視聴
    可能な蓄積放送型テレビ番組データを通知する誤り検出
    手段とを備える、デジタルテレビ放送用受信装置。
  6. 【請求項6】 送信側が送信したテレビ番組データは、
    蓄積放送型テレビ番組データの送信スケジュールを示す
    送信予定データをさらに含み、 前記受信手段は、送信側が複数の物理チャンネルを介し
    て送信した前記テレビ番組データを受信して、前記送信
    予定データに基づいて、前記補間データを含む蓄積放送
    型テレビ番組データが最も近い時刻に送信される予定の
    物理チャンネルを複数の物理チャンネルから選局して受
    信することを特徴とする、請求項5に記載のデジタルテ
    レビ放送用受信装置。
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