JP4727009B2 - 受信装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、番組のコンテンツと当該番組の構成を示す番組構成情報とが多重されている多重信号が供給される受信装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、マルチメディア化が進む中で、種々の情報をディジタルデータとして一元的に伝送する方式が提案され、実用化されている。
例えば、放送の分野では、1つの番組(1番組)のコンテンツを構成する画像(映像)データ、音声データ、番組関連データ等がディジタル化され、圧縮符号化などの処理を経て多重され、放送局から1チャンネルを用いて放送されている。
【0003】
放送の分野では、通信衛星(CS)を用いたディジタル放送方式が定められており、我国では既に商用サービスが開始されている。
現行のサービスでは、各チャンネルで画像データ、音声データ、番組関連データ等がMPEG(Motion Picture Expert Group の圧縮方式)で圧縮符号化されて多重され、放送されており、基本的には1チャンネルにつき1番組構成となっている。
この際、番組の画像データ、音声データ、番組関連データ等には識別子が割り当ててあり、受信装置では所望の番組の画像データ、音声データ、番組関連データ等に割り当てられた識別子を用いて、多重信号から所望の番組を抽出し、表示または蓄積(記録)等を行っている。
【0004】
図6は、そのような各データが多重された放送を受信する従来の受信装置を示す概略ブロック図である。
この受信装置100は、復調・誤り訂正手段10と、分離手段20と、第1の復号手段30と、識別情報供給手段40と、第2の復号手段50と、表示手段60と、蓄積手段70とを有する。
【0005】
復調・誤り訂正手段10は、変調された多重信号Aが不図示のアンテナ等から供給され、多重信号Aに対して復調および誤り訂正を行う。
多重信号Aには、1番組のコンテンツと当該1番組の構成を示す番組構成情報とが多重されている。
番組のコンテンツは、当該番組の画像データ、音声データ、番組関連データ等を有する。
復調・誤り訂正手段10は、復調および誤り訂正が施された多重信号Bを分離手段20に出力する。
【0006】
分離手段20は、復調・誤り訂正手段10から多重信号Bが供給され、符号化されている番組構成情報Cを多重信号Bから分離する。
そして、分離手段20は、番組構成情報Cを第1の復号手段30に出力する。
【0007】
第1の復号手段30は、分離手段20から番組構成情報Cが供給され、この番組構成情報Cを復号する。
第1の復号手段30は、復号して得られた番組構成情報Dを識別情報供給手段40に出力する。
【0008】
識別情報供給手段40は、第1の復号手段30から番組構成情報Dが供給される。
識別情報供給手段40は、表示手段60に供給されるべき番組のコンテンツを指定する各識別子を、番組構成情報Dから番組識別情報Eとして抽出し、番組識別情報Eを分離手段20に出力する。
【0009】
分離手段20は、番組識別情報Eに基づき、番組のコンテンツFを多重信号Bから分離し、符号化されている前記コンテンツFを第2の復号手段50に出力する。
第2の復号手段50は、分離手段20からコンテンツFが供給され、このコンテンツFを復号する。
そして、第2の復号手段50は、コンテンツFを復号して得られたコンテンツGを、表示手段60または蓄積手段70に出力する。
【0010】
表示手段60は、第2の復号手段50からコンテンツGが供給される。
表示手段60は、コンテンツGのうち画像データを画像表示(ビデオ表示)し、コンテンツGのうち番組関連データ等を画像表示し、コンテンツGのうち音声データを内蔵のスピーカから出力(オーディオ表示)する。
蓄積手段70は、第2の復号手段50からコンテンツGが供給され、コンテンツGをビデオテープ、光ディスクまたは半導体メモリなどの記録媒体に蓄積(記録)する。
【0011】
図7は、受信装置100が扱う番組構成例を説明する図である。
番組0では、画像データの識別子として「番組識別子0−画」が規定されている。
また、音声データの識別子として「番組識別子0−音」が規定されている。
更には、番組関連データの識別子として「番組識別子0−デ」が規定されている。
番組0のコンテンツを指定する番組識別情報(すなわち番組0の番組識別情報)は、番組0の画像データの識別子と、番組0の音声データの識別子と、番組0の番組関連データの識別子とを有する。
【0012】
時刻1において、番組は、番組0から番組1に切り替わる。
番組1では、画像データの識別子として「番組識別子1−画」が規定されている。
また、音声データの識別子として「番組識別子1−音」が規定されている。
更には、番組関連データの識別子として「番組識別子1−デ」が規定されている。
番組1の番組識別情報は、番組1の画像データの識別子と、番組1の音声データの識別子と、番組1の番組関連データの識別子とを有する。
なお、第1の復号手段30では、番組構成情報Dに基づき、時刻1において番組が番組0から番組1に切り替わることを予め検出することができ、切り替わり後の各識別子も検出することができる。
以下、同様にして番組が順次切り替わっていく。
【0013】
時刻2において、番組は、番組1から番組2に切り替わる。
番組2では、画像データの識別子として「番組識別子2−画」が規定されている。
また、音声データの識別子として「番組識別子2−音」が規定されている。
更には、番組関連データの識別子として「番組識別子2−デ」が規定されている。
番組2の番組識別情報は、番組2の画像データの識別子と、番組2の音声データの識別子と、番組2の番組関連データの識別子とを有する。
【0014】
時刻3において、番組は、番組2から番組3に切り替わる。
番組3では、画像データの識別子として「番組識別子3−画」が規定されている。
また、音声データの識別子として「番組識別子3−音」が規定されている。
更には、番組関連データの識別子として「番組識別子3−デ」が規定されている。
番組3の番組識別情報は、番組3の画像データの識別子と、番組3の音声データの識別子と、番組3の番組関連データの識別子とを有する。
【0015】
図8は、受信装置100における番組変更時(番組切り替わり時)の処理を説明する図である。
ステップS10では、第1の復号手段30は番組構成情報Cを復号して番組構成情報Dを生成する。
また、第1の復号手段30は、番組構成情報Dの変更の検出処理を行う。
ステップS10では、番組構成情報Cの復号処理および番組構成情報Dの変更の検出処理を繰り返し行う。
【0016】
ステップS11は、番組識別情報の抽出を行うステップである。
第1の復号手段30が番組構成情報Dの変更を検出した場合は、識別情報供給手段40は、変更された新しい番組識別情報Eを番組構成情報Dから抽出し、番組変更時に番組識別情報Eを分離手段20に出力する。
第1の復号手段30が番組構成情報Dの変更を検出しない場合は、識別情報供給手段40は現状の番組識別情報Eを分離手段20に出力する。
【0017】
ステップS12は、番組分離を行うステップである。
ステップS12では、分離手段20は番組識別情報Eに基づき、番組のコンテンツFを多重信号Bから分離し、コンテンツFを第2の復号手段50に供給する。
ステップS13は、符号化されているコンテンツFの復号を行うステップである。ステップS13では、第2の復号手段50はコンテンツFを復号してコンテンツGを生成する。
番組のコンテンツGは、番組の画像データ、音声データ、番組関連データ等を有する。
ステップS14は、番組のコンテンツの表示または蓄積を行うステップである。
ステップS14では、表示手段60はコンテンツGのビデオ表示およびオーディオ表示を行い、蓄積手段70はコンテンツGを蓄積する。
【0018】
従来の番組構成では、基本的には1チャンネルにつき1番組が割り当てられており、1チャンネルにつき1番組が表示手段で表示される。
チャンネルが変更されない場合に番組変更があったときは、番組変更後の番組識別情報Eを番組構成情報Dから抽出し、この番組識別情報Eに基づいて多重信号Bから所定の番組のコンテンツFを分離し、コンテンツFに基づいて前記所定の番組の表示または蓄積を行う。
この場合、番組変更に伴う新たな番組のコンテンツを多重信号から抽出するための操作を視聴者が行う必要はなく、その抽出処理は受信装置が自動的に行っていた。
【0019】
【発明が解決しようとする課題】
我国の放送衛星(BS)については、将来打ち上げが予定されているBS4後発機で、ディジタル放送サービスを行う可能性がある。
このディジタル放送サービスでは、高精細TV(HDTV)用の番組の放送が可能な伝送容量を、1つのチャンネル(1チャンネル)に割り当てることが検討されており、この場合に同一の伝送容量を用いると、1チャンネルで標準TV(SDTV)用の番組を3番組程度も放送することが可能である。
このような状況では、放送事業者は時間帯によって1チャンネルの番組構成を変更することが可能となる。
【0020】
番組構成が変更された場合、特に番組構成変更後に番組が複数あるときは、受信装置において何れの番組の表示または蓄積等を行うのかを決めることが必要である。
また、番組構成が変更された場合に、符号化方式または伝送方式の変更に伴って画質もしくは音質が変化するおそれがあり、受信装置の性能劣化の疑問などを視聴者が持たないようにするため、番組構成の変更を視聴者に知らせることが必要である。
【0021】
本発明の主たる目的は、単一または複数の番組のコンテンツと前記番組の構成を示す番組構成情報とが多重されている多重信号が供給される受信装置であって、前記多重信号に複数の番組が含まれている場合に、所定の番組の選択および抽出が可能な受信装置を提供することにある。
本発明の他の目的は、前記多重信号に含まれている番組の構成が変更された場合に、変更後においても所定の番組の選択および抽出が可能な受信装置を提供することにある。
本発明の他の目的は、前記多重信号に含まれている番組の構成が変更された場合に、番組構成が変更されたことを視聴者に知らせることが可能な受信装置を提供することにある。
【0022】
【課題を解決するための手段】
本発明に係る受信装置は、単一の高品位画質番組或いは複数の標準画質番組からなる1チャンネル内の番組構成が時間によって変更可能であり、前記1チャンネルに含まれる単一の高品位画質番組或いは複数の標準画質番組コンテンツと、前記各番組の構成を示す番組構成情報と、少なくとも前記1チャンネルに複数の標準画質番組が含まれる場合に所定の番組を選択する番組選択情報とが多重されており、番組構成の変更に伴い、前記番組構成情報が変更される多重信号が供給される受信装置であって、少なくとも前記1チャンネルに複数の標準画質番組が含まれる番組構成切り替わる際に、前記番組選択情報に基づいて所定の番組の番組構成情報を自動的に選択する選択手段と、前記選択手段によって選択された番組構成情報に基づき、前記所定の番組のコンテンツを前記多重信号から抽出する分離手段と、を有する。
【0028】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を添付図面を参照して説明する。
【0029】
第1の実施の形態
図1は、本発明に係る受信装置の第1の実施の形態を説明する概略ブロック図である。
この受信装置200は、単一または複数の番組のコンテンツと前記番組の構成を示す番組構成情報とが多重されている多重信号が供給され、例えば放送システムなどの受信装置として用いられる。
受信装置200は、復調・誤り訂正手段210と、分離手段220と、第1の復号手段230と、選択手段235と、識別情報供給手段240と、第2の復号手段250と、表示手段260と、蓄積手段270と、再送手段280とを有する。
【0030】
復調・誤り訂正手段210は、変調されている多重信号A1が不図示のアンテナから供給され、多重信号A1に対して復調および誤り訂正を行う。
復調・誤り訂正手段210は、復調および誤り訂正を行って得られた多重信号B1を分離手段220に出力する。
【0031】
多重信号A1,B1には、単一または複数の番組のコンテンツと前記番組の構成を示す番組構成情報とが多重されている。
一例として、番組構成情報は、前記単一または複数の番組と当該番組の各構成要素との関係を示すテーブル情報を有する。
そして、テーブル情報を第1のパケットに入れ、番組の各構成要素をその識別子に対応するパケットにそれぞれ入れ、番組番号と番組の各構成要素の識別子との対応関係をテーブル情報として表す。
番組は、画像データ、音声データ、番組関連データ等を構成要素として有し、これらの画像データ、音声データ、番組関連データ等により番組のコンテンツが構成される。
番組関連データは、番組の開始時刻および終了時刻に関連するデータを有してもよく、1チャンネルに対応する前記多重信号A1に含まれる番組の数を示すデータを有してもよく、1チャンネルの伝送容量のうち当該番組で使用される伝送容量の割合を示すデータを有してもよい。
【0032】
分離手段220は、復調・誤り訂正手段210から多重信号B1が供給される。
分離手段220は、符号化されている番組構成情報C1を多重信号B1から分離し、この番組構成情報C1を第1の復号手段230に出力する。
【0033】
第1の復号手段230は、分離手段220から番組構成情報C1が供給され、この番組構成情報C1を復号し、復号して得られた番組構成情報D1を選択手段235に出力する。
【0034】
選択手段235は、第1の復号手段230から番組構成情報D1が供給される。
選択手段235は、多重信号A1,B1中に予め含まれている番組選択情報に基づき、番組構成情報D1から所定の番組の番組構成情報D2を抽出して識別情報供給手段240に出力する。
このようにして、選択手段235は、前記多重信号B1に複数の番組が含まれている場合は、当該複数の番組のうち所定の番組を選択する。
この選択手段235は、前記多重信号B1に単一の番組が含まれている場合は、当該番組を選択すべき所定の番組とし、当該番組の番組構成情報D2を識別情報供給装置240に出力するようになっている。
なお、番組構成情報中に番組選択情報を予め組み入れてもよく、テーブル情報中に番組選択情報を予め組み入れてもよい。
選択手段235は、番組構成情報D1の全部、または、番組構成情報D1のうちの選択部分である番組構成情報D2を、番組情報H1として表示手段260等に供給する。
選択手段235は、番組構成情報D1または番組構成情報D2が変更された場合に、変更されたことを示す情報を番組情報H1として表示手段260等に供給してもよい。
【0035】
識別情報供給手段240は、前記所定の番組の番組構成情報D2から、前記所定の番組のコンテンツを指定する番組識別情報E1(すなわち前記所定の番組の番組識別情報E1)を抽出し、分離手段220に出力する。
一例として、識別情報供給手段240は、前記所定の番組の構成要素である画像データ、音声データ、番組関連データ等の識別子を前記テーブル情報から番組識別情報E1として抽出し、この番組識別情報E1を分離手段220に出力する。
【0036】
分離手段220は、識別情報供給手段240から番組識別情報E1が供給される。
分離手段220は、番組識別情報E1に基づき、前記所定の番組のコンテンツF1を多重信号B1から抽出し、符号化されている前記コンテンツF1を第2の復号手段250に出力する。
【0037】
第2の復号手段250は、分離手段220からコンテンツF1が供給され、このコンテンツF1を復号してコンテンツG1を生成する。
前記所定の番組のコンテンツG1は、当該番組の画像データ、音声データ、番組関連データ等を有する。
なお、選択手段235は、前記複数の番組のうち2つ以上の番組を選択してもよく、コンテンツG1は、複数の番組を構成する番組構成要素を有してもよい。
【0038】
表示手段260は、第2の復号手段250からコンテンツG1が供給される。
表示手段260は、コンテンツG1のうち画像データを画像表示(ビデオ表示)し、コンテンツG1のうち番組関連データ等を画像表示し、コンテンツG1のうち音声データを内蔵のスピーカから出力(オーディオ表示)する
選択手段235が2以上の番組を選択した場合は、表示すべき番組は2以上であってもよく、この場合は2以上の画像データを同時にまたは時分割的にビデオ表示し、2以上の音声データを同時にまたは時分割的にオーディオ表示し、2以上の番組関連データ等を同時にまたは時分割的にビデオ表示してもよい。
なお、表示手段260は、番組情報H1をビデオ表示したりオーディオ表示したりする。
番組情報H1の表示により、1チャンネルの番組構成の変更を視聴者に知らせることができる。
【0039】
蓄積手段270は、コンテンツG1と番組情報H1とをビデオテープ、光ディスク、半導体メモリなどの記録媒体に蓄積する。
再送手段280は、コンテンツG1と番組情報H1とを出力信号J1として不図示の外部装置に出力する。
【0040】
図2は、本実施の形態に係る受信装置が扱う番組構成例を説明する図である。
この番組構成例では、1チャンネルの番組構成が時間帯により変更されている。
時刻1までは、1チャンネルの番組構成は、SDTV用の3番組(番組10,20,30)の構成となっており、番組10,20,30は画像データ、音声データおよび番組関連データを構成要素として有する。
時刻1から時刻2までは、1チャンネルの番組構成は、HDTV用の1番組(番組11)の構成となっており、番組11は画像データ、音声データおよび番組関連データを構成要素として有する。
時刻2から時刻3までは、1チャンネルの番組構成は、番組関連データを含むSDTV用の1番組(番組12)と、SDTV用の1番組(番組32)の構成となっており、番組12,32は画像データ、音声データおよび番組関連データを構成要素として有する。
時刻3以降は、1チャンネルにおける番組構成は、SDTV用の3番組(番組13,23,32)の構成となっており、番組13,23,32は画像データ、音声データおよび番組関連データを構成要素として有する。
【0041】
番組10は、画像データの識別子として「番組識別子10−画」が規定されている。
また、音声データの識別子として「番組識別子10−音」が規定されている。
更には、番組関連データの識別子として「番組識別子10−デ」が規定されている。
番組10の番組識別情報は、番組10の画像データの識別子と、番組10の音声データの識別子と、番組10の番組関連データの識別子とを有する。
【0042】
同様にして、各番組Nは、画像データの識別子として「番組識別子N−画」が規定されている。
また、音声データの識別子として「番組識別子N−音」が規定されている。
更に、番組関連データの識別子として「番組識別子N−デ」が規定されている。ここで、N=11、12、13、20、23、30または32である。
番組Nの番組識別情報は、番組Nの画像データの識別子と、番組Nの音声データの識別子と、番組Nの番組関連データの識別子とを有する。
【0043】
視聴者が番組を視聴する具体例として、時刻1までは番組10を視聴し、時刻1から時刻2までは番組11を視聴し、時刻2から時刻3までは番組12を視聴し、時刻3からは番組13を視聴する場合における、受信装置の動作を説明する。
受信装置200では、1チャンネルの番組構成が変更された場合にその旨を表示し、多重信号に含まれている番組選択情報に基づき、番組構成変更時には所定の番組を選択し直すようになっている。
【0044】
受信装置200は、分離手段220で多重信号B1から番組構成情報C1を分離し、この番組構成情報C1を第1の復号手段230に出力する。
第1の復号手段230は、符号化されている番組構成情報C1を復号して得られた番組構成情報D1を、選択手段235に出力する。
第1の復号手段230は、番組構成情報D1に基づき、時刻1において番組構成がこれまでの1チャンネル3番組構成から1チャンネル1番組構成に変更されることを検出する。
【0045】
選択手段235は、番組情報H1を生成して表示手段260等に供給し、表示手段260は番組構成の変更を表示して視聴者に知らせる。
また、選択手段240では、多重信号B1中に予め含まれている番組選択情報に基づき、番組構成の変更後に選択すべき番組11の番組構成情報D2を番組構成情報D1から抽出し、識別情報供給手段240に供給する。
【0046】
識別情報供給手段240は、番組11の各構成要素に対応する識別子を番組構成情報D2から番組識別情報E1として抽出し、この番組識別情報E1を分離手段220に出力する。
ここでの番組識別情報E1は、「番組識別子11−画」と、「番組識別子11−音」と、「番組識別子11−デ」とを有する。
この番組識別情報E1により、番組11のコンテンツが指定される。
【0047】
分離手段220は、番組識別情報E1に基づき、番組11のコンテンツF1を多重信号B1から分離し、符号化されているコンテンツF1を第2の復号手段250に出力する。
第2の復号手段250はコンテンツF1を復号してコンテンツG1を生成し、番組11のコンテンツG1を表示手段260等に出力する。
表示手段260は、番組11のコンテンツを表示する。
蓄積手段270は、番組11のコンテンツを蓄積する。
再送手段280は、番組11のコンテンツを外部出力する。
【0048】
同様にして、第1の復号手段230は、1チャンネルの番組構成が時刻2において番組11から番組12,32に変更されることを検出し、選択手段235は多重信号B1中に予め含まれている番組選択情報に基づき、番組構成変更後に選択すべき番組12の番組構成情報D2を番組構成情報D1から抽出し、以後は番組11の場合と同様の処理を行う。
【0049】
同様にして、第1の復号手段230は、1チャンネルの番組構成が時刻3において番組12,32から番組13,23,32に変更されることを検出し、選択手段235は多重信号B1中に予め含まれている番組選択情報に基づき、番組構成変更後に選択すべき番組13の番組構成情報D2を番組構成情報D1から抽出し、以後は番組11の場合と同様の処理を行う。
【0050】
図3は、受信装置200における番組構成変更時の処理を説明する図である。
ここでは、番組構成情報に番組選択情報が予め含まれている場合の処理例を説明する。
ステップS30では、第1の復号手段230は番組構成情報C1を復号して得られた番組構成情報D1を、選択手段240に出力する。
第1の復号手段230は、番組構成の変更(切り替わり)を検出した場合、切り替わり後の新しい番組構成情報D1を番組構成変更時に選択手段235に出力すると共に、引き続きステップS30の番組構成情報C1の復号処理および切り替わりの検出処理を行う。
第1の復号手段230は、番組構成の変更(切り替わり)を検出しない場合、現在の番組構成情報D1を選択手段235に出力すると共に、引き続きステップS30の番組構成情報C1の復号処理および切り替わりの検出処理を行う。
【0051】
ステップS31は、番組の選択を行うステップである。
ステップS31では、選択手段235は、第1の復号手段230から番組構成情報D1が入力される。
選択手段235は、番組構成情報D1に含まれている番組選択情報に基づき、この番組選択情報が指定する番組の番組構成情報D2を、番組構成情報D1から抽出する。
また、選択手段235は、番組情報H1を生成して表示手段260等に供給する。
【0052】
ステップS32は、番組識別情報の抽出を行うステップである。
ステップS32では、識別情報供給手段240は番組構成情報D2から番組識別情報E1を選択して分離手段220に出力する。
ステップS33は、番組分離を行うステップである。
ステップS33では、分離手段220は、番組識別情報E1が指定する番組のコンテンツF1を多重信号B1から分離し、コンテンツF1を第2の復号手段250に出力する。
ステップS34は、番組復号を行うステップである。
ステップS34では、第2の復号手段250は、例えばMPEG等により符号化されているコンテンツF1を復号し、復号により得られたコンテンツG1を、表示手段260等に出力する。
【0053】
ステップS35は、番組の表示、蓄積および再送を行うステップである。
ステップS35では、表示手段260、蓄積手段270および再送手段280は、第2の復号手段250からコンテンツG1が供給される。
表示手段260は、コンテンツG1のうち画像データを表示画面に表示し、コンテンツG1のうち番組関連データ等を表示画面に表示し、コンテンツG1のうち音声データを内蔵のスピーカから音声出力する。
また、表示手段260は、番組情報H1を表示画面に表示したり、番組情報H1をスピーカから音声出力したりする。
蓄積手段270は、コンテンツG1と番組情報H1とを記録媒体に蓄積する。
再送手段280は、コンテンツG1と番組情報H1とを出力信号J1として外部出力する。
【0054】
以上述べたように、本実施の形態に係る受信装置は、多重信号B1ひいては多重信号A1に予め含まれている番組選択情報に基づき、番組構成が変更される時刻において複数の番組から所定の番組を選択することができる。
この場合、番組選択情報は、必ずしも1番組を指定する情報でなくてもよく、2つ以上の番組を指定する情報であってもよい。
【0055】
第2の実施の形態
図4は、本発明に係る受信装置の第2の実施の形態を説明する概略ブロック図である。
この受信装置300の基本構成は上述した受信装置200と同様であるが、受信装置300では、受信装置300によって予め設定された番組が番組構成変更時に選択されるようになっている。
受信装置300における選択手段236以外の機能および動作は、受信装置200と同様であり、同一部分の説明を省略する。
【0056】
受信装置300によって予め定められた番組は一例として番組番号が最も小さい番組であり、選択手段236は、選択手段236内に演算手段を備えて番組番号が最も小さい番組を指定する番組選択情報を生成し、この番組選択情報に基づいて番組構成情報D2を選択する。
選択手段236には、第1の復号手段230から番組構成情報D1が供給される。
選択手段236は、前記番組選択情報に基づき、番組構成情報D1から所定の番組の番組構成情報D2を選択し、この番組構成情報D2を識別情報供給手段240に出力する。
このようにして、選択手段236は、1チャンネルに複数の番組が含まれている場合は、当該複数の番組のうち所定の番組を選択する。
この選択手段236は、1チャンネルに単一の番組が含まれている場合は、当該番組を選択すべき所定の番組とし、当該番組の番組構成情報D2を識別情報供給装置240に出力するようになっている。
選択手段236は、番組構成情報D1の全部、または、番組構成情報D1のうちの選択部分である番組構成情報D2を、番組情報H1として表示手段260等に供給する。
選択手段236は、番組構成情報D1または番組構成情報D2が変更された場合に、変更されたことを示す情報を番組情報H1として表示手段260等に供給してもよい。
【0057】
受信装置300が扱う番組構成例を、第1の実施の形態と同様にして、図2に示す。
第1の実施の形態と同様に、視聴者が番組を視聴する具体例として、時刻1までは番組10を視聴し、時刻1から時刻2までは番組11を視聴し、時刻2から時刻3までは番組12を視聴し、時刻3からは番組13を視聴する場合における、受信装置300の動作を説明する。
この場合、表示手段260は番組構成が変化したときにその旨を表示し、選択手段236は受信装置300によって予め定められた所定の番組を選択するようになっている。
受信装置300の選択手段236が、番組番号が最も小さい番組を選択する場合の動作を、以下に説明する。
【0058】
受信装置300内の分離手段220は、多重信号B1から番組構成情報C1を分離し、この番組構成情報C1を第1の復号手段230に出力する。
第1の復号手段230は、番組構成情報C1を復号して番組構成情報D1を生成する。
第1の復号手段230では、番組構成情報D1に基づき、時刻1において番組構成がこれまでの1チャンネル3番組構成から1チャンネル1番組構成に変更されることを検出する。
【0059】
選択手段236は、番組情報H1を表示手段260等に出力し、表示手段260は番組構成の変更の旨を表示して視聴者に知らせる。
また、選択手段236では、受信装置300によって予め定められた番組(番組構成変更後に選択すべき番組)、すなわち番組番号が最も小さい番組11を検出して番組選択情報を生成し、この番組選択情報に基づいて番組11の番組構成情報D2を番組構成情報D1から抽出する。
識別情報供給手段240は、番組構成情報D2から番組識別情報E1を抽出して分離手段220に供給する。
ここでの番組識別情報E1は、番組11に関する「番組識別子11−画」、「番組識別子11−音」および「番組識別子11−デ」を有して構成される。
分離手段220では、番組識別情報E1に基づいて多重信号B1から番組11のコンテンツF1を分離し、コンテンツF1を第2の復号手段250に出力する。
第2の復号手段250は、符号化されているコンテンツF1を復号してコンテンツG1を生成し、番組11のコンテンツG1を表示手段260等に出力する。
【0060】
同様にして、第1の復号手段230は、1チャンネルの番組構成が時刻2において番組11から番組12,32に変更される(切り替わる)ことを検出し、選択手段236は受信装置300によって予め定められた番組(番組構成変更後に選択すべき番組)、すなわち番組番号が最も小さい番組12の番組構成情報D2を番組構成情報D1から抽出し、以後は番組11と同様の処理を行う。
【0061】
同様にして、第1の復号手段230は、1チャンネルの番組構成が時刻3において番組12,32から番組13,23,32に変更される(切り替わる)ことを検出し、選択手段240は受信装置によって予め定められた番組(番組構成変更後に選択すべき番組)、すなわち番組番号が最も小さい番組13の番組構成情報D2を番組構成情報D1から抽出し、以後は番組11と同様の処理を行う。
【0062】
受信装置300における番組構成変更時の処理は、第1の実施の形態と基本的に同様であり、図3を参照して説明する。
ステップS31以外のステップでは、第1の実施の形態に係る受信装置200と同様の処理を行うので、同一部分の説明を省略する。
ステップS31は、番組の選択を行うステップである。
ステップS31では、選択手段240は受信装置300によって予め定められた番組、すなわち番組番号が最も小さい番組を指定する番組選択情報を生成する。
選択手段236は、番組選択情報に基づいて番組番号が最も小さい番組の番組構成情報D2を番組構成情報D1から抽出し、識別情報供給手段240に出力する。
また、選択手段236は、番組情報H1を生成して表示手段260等に供給する。
このように受信装置300では、前記番組選択情報に基づき、番組構成変更時に複数の番組から所定の番組を選択することができる。
なお、前記番組選択情報は、必ずしも1番組を指定する情報でなくてもよく、2以上の番組を指定する情報であってもよい。
【0063】
第3の実施の形態
図5は、本発明に係る受信装置の第3の実施の形態を説明する概略ブロック図である。
この受信装置400の基本構成は、第1の実施の形態に係る受信装置200と同様であるが、受信装置400では、番組構成が変更されたときに受信装置の使用者(ユーザ)の一例である視聴者290が番組を選択できるようになっている。
受信装置400において選択手段237以外の機能および動作は、第1の実施の形態に係る受信装置200と同様であるので、同一部分の説明を省略する。
【0064】
選択手段237は、第1の復号手段230から番組構成情報D1が供給される。
選択手段237は、視聴者290からの番組選択情報I1に基づき、番組構成情報D1から所定の番組の番組構成情報D2を抽出して識別情報供給手段240に供給する。
選択手段237は、番組構成情報D1の全部、または、番組構成情報D1のうちの選択部分である番組構成情報D2を、番組情報H1として表示手段260等に出力する。
受信装置400が扱う番組構成例を、第1の実施の形態と同様に、図2に示す。
図2については、第1の実施の形態で既に説明しており、その説明を省略する。
【0065】
第1の実施の形態と同様に、視聴者290が番組を視聴する具体例として、時刻1までは番組10を視聴し、時刻1から時刻2までは番組11を視聴し、時刻2から時刻3までは番組12を視聴し、時刻3からは番組13を視聴する場合における、受信装置400の動作を説明する。
受信装置400では、番組構成が変化したときにその旨を表示手段260に表示し、視聴者290が選択した番組が表示手段260に表示されるようになっている。
【0066】
受信装置400では、分離手段220は、多重信号B1から番組構成情報C1を分離し、この番組構成情報C1を第1の復号手段230に出力する。
第1の復号手段230は、符号化されている番組構成情報C1を復号して番組構成情報D1を生成し、この番組構成情報D1を選択手段237に出力する。
第1の復号手段230は、時刻1において番組構成がこれまでの1チャンネル3番組構成から1チャンネル1番組構成に変更されることを検出する。
選択手段237は、番組情報H1を表示手段260等に供給する。
【0067】
視聴者290は、表示手段260での番組情報H1の表示から番組構成の変更を認識することができる。
視聴者290は、番組構成変更後における視聴する番組11を選択し、選択した番組を示す番組選択情報I1を選択手段237に供給する。
すると、選択手段237では、視聴者290によって選択された番組11の番組構成情報D2を番組構成情報D1から選択し、識別情報供給手段240に出力する。
識別情報供給手段240では、番組構成情報D2から番組11のコンテンツを指定する番組識別情報(番組識別子11−画、番組識別子11−音、番組識別子11−デ)E1を抽出し、分離手段220に供給する。
【0068】
分離手段220では、番組識別情報E1に基づき、番組11のコンテンツF1を多重信号B1から分離し、符号化されているコンテンツF1を第2の復号手段250に出力する。
第2の復号手段250は、コンテンツF1を復号してコンテンツG1を生成し、番組11のコンテンツG1を表示手段260等に出力する。
【0069】
同様にして、第1の復号手段230は、1チャンネルの番組構成が時刻2において番組11から番組12,32に変更される(切り替わる)ことを検出する。
視聴者290は、表示手段260での番組情報H1の表示から番組構成の変更を認識することができる。
視聴者290は、番組構成変更後における視聴する番組12を選択し、この番組12を示す番組選択情報I1を選択手段237に供給する。
すると、選択手段237は、視聴者290によって選択された番組12の番組構成情報D2を番組構成情報D1から抽出し、以降は番組11と同様の処理を行う。
【0070】
同様にして、第1の復号手段230は、1チャンネルの番組構成が時刻3において番組12,32から番組13,23,32に変更されることを検出する。
視聴者290は、表示手段260での番組情報H1の表示から番組構成の変更を認識することができる。
視聴者290は、番組構成変更後における視聴する番組13を選択し、この番組13を示す番組選択情報I1を選択手段237に供給する。
すると、選択手段237は、視聴者290によって選択された番組13の番組構成情報D2を番組構成情報D1から抽出し、以降は番組11と同様の処理を行う。
【0071】
受信装置400における番組構成変更時の処理は、第1の実施の形態と基本的に同様であり、図3を参照して説明する。
ステップS31以外のステップは第1の実施の形態と同様であり、同一部分の説明を省略する。
ステップS31は、番組の選択を行うステップであり、視聴者290によって番組の選択が行われる。
ステップS31では、選択手段237には、視聴者290が選択した所定の番組を示す番組選択情報I1が、番組構成が変更される時刻に供給される。
選択手段237は、番組選択情報I1に基づき、所定の番組の番組構成情報D2を番組構成情報D1から選択し、識別情報供給手段240に供給する。
なお、視聴者290が選択する番組は、必ずしも1番組でなくてもよく、2以上の番組を選択してもよい。
また、視聴者290は必ずしも人間である必要はなく、番組選択が可能なコンピュータ等の機器で構成してもよい。
また、視聴者290が遠隔制御装置または番組選択用のスイッチを操作することにより、番組選択情報I1を選択手段237に入力してもよい。
【0072】
更に、受信装置400では、番組構成の変更があることを予め承知している視聴者290が予約等を利用して、番組構成変更時に選択される番組を予め指定できるようにしてもよい。
視聴者290が選択した番組を示す番組選択情報I1は、受信装置400内または選択手段237内の内部メモリに予め記憶しておき、前記内部メモリに記憶されている番組選択情報I1に基づいて選択手段237は番組構成情報D2を番組構成変更時に選択するようにしてもよい。
【0073】
1チャンネルの番組構成が変更された場合に、符号化方式または伝送方式の変更に伴って画質もしくは音質が変化するおそれがあるが、上述した受信装置200〜400では、表示手段260等を用いて番組構成変更を視聴者もしくは受信装置の使用者(ユーザ)に知らせることができる。
したがって、上述した受信装置200〜400によれば、番組構成変更時において、受信装置の性能劣化などの疑問を視聴者が持たないようにする(受信装置が視聴者に働きかける)ことが可能である。
また、上述した受信装置200〜400によれば、番組構成変更後においても複数の番組から所定の番組の選択および抽出が可能である。
【0074】
なお、上記第1の実施の形態に係る受信装置200において、視聴者による番組選択情報I1の入力が可能な構成とし、多重信号中に含まれている番組選択情報よりも視聴者が入力した番組選択情報I1を優先する構成とし、多重信号中に含まれている番組選択情報をデフォルト値として用いる構成としてもよい。
上記第2の実施の形態に係る受信装置300において、視聴者による番組選択情報I1の入力が可能な構成とし、受信装置300で予め設定されている前記番組よりも視聴者が入力した番組選択情報I1が示す番組を優先して選択する構成とし、受信装置300で予め設定されている前記番組をデフォルト値(視聴者が入力しない場合の値)として選択する構成としてもよい。
【0075】
分離手段220は、多重信号B1から番組構成情報C1を抽出して第1の復号手段230に供給する第1の抽出手段と、多重信号B1から所定の番組のコンテンツF1を抽出して第2の復号手段250に供給する第2の抽出手段とにより構成してもよい。
多重信号A1は、放送局から1チャンネルを用いて放送されて不図示の受信アンテナを介して上記実施の形態に係る受信装置に供給されるようにしてもよい。
また、1番組のコンテンツは、画像データと音声データと当該番組に関する番組関連データのうち、何れか1つ、複数または全部により構成してもよい。
【0076】
上記したように、本発明に係る受信装置は、例えばHDTV用の1チャンネルを用いてSDTV用の複数の番組を伝送する場合に、有効である。
本発明に係る受信装置は、単一または複数の番組のコンテンツを1チャンネルで伝送する伝送システムのうち、放送システムの受信装置として用いてもよく、通信システムの受信装置として用いてもよい。
なお、上記実施の形態は本発明の例示であり、本発明は上記実施の形態に限定されない。
【0077】
【発明の効果】
上述したように、本発明に係る受信装置によれば、単一または複数の番組のコンテンツと前記番組の構成を示す番組構成情報とが多重されている多重信号が供給される受信装置であって、多重信号に複数の番組が含まれている場合に、所定の番組の選択および抽出が可能な受信装置を提供することができる。
【0078】
また、本発明に係る受信装置では、前記多重信号は、多重信号中の番組数の変更後に前記選択手段が選択すべき番組を指定する番組選択情報を有し、前記番組選択情報が前記選択手段に供給される構成とすることで、受信装置では前記多重信号中の番組構成の変更後においても所定の番組の選択および抽出が可能である。
また、本発明に係る受信装置では、多重信号中の番組数の変更後に前記選択手段が選択すべき番組は、前記受信装置に予め設定されている構成とすることで、受信装置では前記多重信号中の番組構成の変更後においても所定の番組の選択および抽出が可能である。
【0079】
また、本発明に係る受信装置では、前記多重信号に多重されている番組構成情報が変更された場合に番組構成が変更されたことを表示する表示手段を有することで、多重信号中の番組構成が変更されたことを視聴者に知らせることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る受信装置の第1の実施の形態を説明する概略ブロック図である。
【図2】本発明に係る受信装置が扱う番組構成例を説明する図である。
【図3】本発明に係る受信装置における番組構成変更時の処理を説明する図である。
【図4】本発明に係る受信装置の第2の実施の形態を説明する概略ブロック図である。
【図5】本発明に係る受信装置の第3の実施の形態を説明する概略ブロック図である。
【図6】従来の受信装置を例示する概略ブロック図である。
【図7】従来の受信装置が扱う番組構成例を説明する図である。
【図8】従来の受信装置における番組変更時の処理を説明する図である。
【符号の説明】
10,210…復調・誤り訂正手段、20,220…分離手段、30,230…第1の復号手段、40,240…識別情報供給手段、50,250…第2の復号手段、60,260…表示手段、70,270…蓄積手段、100,200,300,400…受信装置、235〜237…選択手段、280…再送手段、290…視聴者(使用者)、A,A1,B,B1…多重信号、C,C1,D,D1…番組構成情報、E,E1…番組識別情報、F,F1,G,G1…コンテンツ、H1…番組情報、I1…番組選択情報、J1…出力信号。

Claims (14)

  1. 単一の高品位画質番組或いは複数の標準画質番組からなる1チャンネル内の番組構成が時間によって変更可能であり、前記1チャンネルに含まれる単一の高品位画質番組或いは複数の標準画質番組のコンテンツと、前記各番組の構成を示す番組構成情報と、少なくとも前記1チャンネルに複数の標準画質番組が含まれる場合に所定の番組を選択する番組選択情報とが多重されており、番組構成の変更に伴い、前記番組構成情報が変更される多重信号が供給される受信装置であって、
    少なくとも前記1チャンネルに複数の標準画質番組が含まれる番組構成に切り替わる際に、前記番組選択情報に基づいて所定の番組の番組構成情報を自動的に選択する選択手段と、
    前記選択手段によって選択された番組構成情報に基づき、前記所定の番組のコンテンツを前記多重信号から抽出する分離手段と、
    を有する受信装置。
  2. 前記多重信号に含まれている番組の数は時間帯により変更され、
    前記選択手段は、少なくとも前記番組の数が変更された場合に、前記所定の番組の番組構成情報を選択する
    請求項1記載の受信装置。
  3. 前記分離手段は、前記多重信号から前記番組選択情報を抽出して前記選択手段に供給する
    請求項1記載の受信装置。
  4. 前記分離手段で抽出された前記所定の番組のコンテンツを表示する表示手段を更に有する
    請求項1記載の受信装置。
  5. 前記分離手段で抽出された前記所定の番組のコンテンツを記録媒体に蓄積する蓄積手段を更に有する
    請求項1記載の受信装置。
  6. 前記分離手段で抽出された前記所定の番組のコンテンツを外部装置に出力する再送手段を更に有する
    請求項1記載の受信装置。
  7. 前記表示手段は、前記多重信号に多重されている前記番組構成情報が変更された場合に、番組構成が変更されたことを表示する
    請求項記載の受信装置。
  8. 前記蓄積手段は、前記多重信号に多重されている前記番組構成情報が変更された場合に、番組構成が変更されたことを示す情報を前記記録媒体に蓄積する
    請求項記載の受信装置。
  9. 前記再送手段は、前記多重信号に多重されている前記番組構成情報が変更された場合に、番組構成が変更されたことを示す情報を前記外部装置に出力する
    請求項記載の受信装置。
  10. 前記受信装置は、識別情報供給手段を更に有し、
    前記選択手段は、前記選択した所定の番組の番組構成情報を前記識別情報供給手段に供給し、
    前記識別情報供給手段は、前記所定の番組構成情報から、前記所定の番組のコンテンツを指定する番組識別情報を抽出して前記分離手段に供給し、
    前記分離手段は、前記番組識別情報に基づいて前記多重信号から前記所定の番組のコンテンツを抽出する
    請求項1記載の受信装置。
  11. 前記多重信号には、符号化された前記コンテンツと符号化された前記番組構成情報とが多重されており、
    前記受信装置は、
    前記分離手段で抽出された前記番組構成情報を復号する第1の復号手段と、
    前記分離手段で抽出された前記所定の番組のコンテンツを復号する第2の復号手段と
    を更に有し、
    前記第1の復号手段で復号して得られた番組構成情報が前記選択手段に供給される
    請求項10記載の受信装置。
  12. 前記多重信号に多重されている前記番組構成情報は、前記番組の数が変更された場合に前記選択手段が選択すべき番組を指定する番組選択情報を有する
    請求項10記載の受信装置。
  13. 前記選択手段は、前記複数の番組のうち2つ以上の番組を選択可能である
    請求項1記載の受信装置。
  14. 前記番組のコンテンツは、画像データと音声データと当該番組に関する番組関連データのうち、何れか1つ、複数または全部を有する
    請求項1記載の受信装置。
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