JP2000224511A - 受信装置 - Google Patents

受信装置

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JP2000224511A
JP2000224511A JP11026247A JP2624799A JP2000224511A JP 2000224511 A JP2000224511 A JP 2000224511A JP 11026247 A JP11026247 A JP 11026247A JP 2624799 A JP2624799 A JP 2624799A JP 2000224511 A JP2000224511 A JP 2000224511A
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Tamotsu Ikeda
保 池田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 番組のコンテンツと前記番組の構成を示す番
組構成情報とが多重された多重信号が供給される受信装
置であって、多重信号に複数の番組が含まれている場合
に、所定の番組の選択および抽出が可能な受信装置を提
供する。 【解決手段】 変調されている多重信号A1が復号・誤
り訂正手段210に供給される。分離手段220は、多
重信号A1に復調および誤り訂正が施された多重信号B
1が供給され、多重信号B1から番組構成情報C1を抽
出する。選択手段240は、符号化されている番組構成
情報C1を復号した番組構成情報D1が供給され、所定
の番組の番組構成情報D2を番組構成情報D1から選択
する。識別情報供給手段240は、所定の番組のコンテ
ンツを指定する番組識別情報E1を番組構成情報D2か
ら抽出する。分離手段220は、番組識別情報E1に基
づき、所定の番組のコンテンツF1を多重信号B1から
抽出する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、番組のコンテンツ
と当該番組の構成を示す番組構成情報とが多重されてい
る多重信号が供給される受信装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、マルチメディア化が進む中で、種
々の情報をディジタルデータとして一元的に伝送する方
式が提案され、実用化されている。例えば、放送の分野
では、1つの番組(1番組)のコンテンツを構成する画
像(映像)データ、音声データ、番組関連データ等がデ
ィジタル化され、圧縮符号化などの処理を経て多重さ
れ、放送局から1チャンネルを用いて放送されている。
【0003】放送の分野では、通信衛星(CS)を用い
たディジタル放送方式が定められており、我国では既に
商用サービスが開始されている。現行のサービスでは、
各チャンネルで画像データ、音声データ、番組関連デー
タ等がMPEG(Motion Picture Expert Group の圧縮
方式)で圧縮符号化されて多重され、放送されており、
基本的には1チャンネルにつき1番組構成となってい
る。この際、番組の画像データ、音声データ、番組関連
データ等には識別子が割り当ててあり、受信装置では所
望の番組の画像データ、音声データ、番組関連データ等
に割り当てられた識別子を用いて、多重信号から所望の
番組を抽出し、表示または蓄積(記録)等を行ってい
る。
【0004】図6は、そのような各データが多重された
放送を受信する従来の受信装置を示す概略ブロック図で
ある。この受信装置100は、復調・誤り訂正手段10
と、分離手段20と、第1の復号手段30と、識別情報
供給手段40と、第2の復号手段50と、表示手段60
と、蓄積手段70とを有する。
【0005】復調・誤り訂正手段10は、変調された多
重信号Aが不図示のアンテナ等から供給され、多重信号
Aに対して復調および誤り訂正を行う。多重信号Aに
は、1番組のコンテンツと当該1番組の構成を示す番組
構成情報とが多重されている。番組のコンテンツは、当
該番組の画像データ、音声データ、番組関連データ等を
有する。復調・誤り訂正手段10は、復調および誤り訂
正が施された多重信号Bを分離手段20に出力する。
【0006】分離手段20は、復調・誤り訂正手段10
から多重信号Bが供給され、符号化されている番組構成
情報Cを多重信号Bから分離する。そして、分離手段2
0は、番組構成情報Cを第1の復号手段30に出力す
る。
【0007】第1の復号手段30は、分離手段20から
番組構成情報Cが供給され、この番組構成情報Cを復号
する。第1の復号手段30は、復号して得られた番組構
成情報Dを識別情報供給手段40に出力する。
【0008】識別情報供給手段40は、第1の復号手段
30から番組構成情報Dが供給される。識別情報供給手
段40は、表示手段60に供給されるべき番組のコンテ
ンツを指定する各識別子を、番組構成情報Dから番組識
別情報Eとして抽出し、番組識別情報Eを分離手段20
に出力する。
【0009】分離手段20は、番組識別情報Eに基づ
き、番組のコンテンツFを多重信号Bから分離し、符号
化されている前記コンテンツFを第2の復号手段50に
出力する。第2の復号手段50は、分離手段20からコ
ンテンツFが供給され、このコンテンツFを復号する。
そして、第2の復号手段50は、コンテンツFを復号し
て得られたコンテンツGを、表示手段60または蓄積手
段70に出力する。
【0010】表示手段60は、第2の復号手段50から
コンテンツGが供給される。表示手段60は、コンテン
ツGのうち画像データを画像表示(ビデオ表示)し、コ
ンテンツGのうち番組関連データ等を画像表示し、コン
テンツGのうち音声データを内蔵のスピーカから出力
(オーディオ表示)する。蓄積手段70は、第2の復号
手段50からコンテンツGが供給され、コンテンツGを
ビデオテープ、光ディスクまたは半導体メモリなどの記
録媒体に蓄積(記録)する。
【0011】図7は、受信装置100が扱う番組構成例
を説明する図である。番組0では、画像データの識別子
として「番組識別子0−画」が規定されている。また、
音声データの識別子として「番組識別子0−音」が規定
されている。更には、番組関連データの識別子として
「番組識別子0−デ」が規定されている。番組0のコン
テンツを指定する番組識別情報(すなわち番組0の番組
識別情報)は、番組0の画像データの識別子と、番組0
の音声データの識別子と、番組0の番組関連データの識
別子とを有する。
【0012】時刻1において、番組は、番組0から番組
1に切り替わる。番組1では、画像データの識別子とし
て「番組識別子1−画」が規定されている。また、音声
データの識別子として「番組識別子1−音」が規定され
ている。更には、番組関連データの識別子として「番組
識別子1−デ」が規定されている。番組1の番組識別情
報は、番組1の画像データの識別子と、番組1の音声デ
ータの識別子と、番組1の番組関連データの識別子とを
有する。なお、第1の復号手段30では、番組構成情報
Dに基づき、時刻1において番組が番組0から番組1に
切り替わることを予め検出することができ、切り替わり
後の各識別子も検出することができる。以下、同様にし
て番組が順次切り替わっていく。
【0013】時刻2において、番組は、番組1から番組
2に切り替わる。番組2では、画像データの識別子とし
て「番組識別子2−画」が規定されている。また、音声
データの識別子として「番組識別子2−音」が規定され
ている。更には、番組関連データの識別子として「番組
識別子2−デ」が規定されている。番組2の番組識別情
報は、番組2の画像データの識別子と、番組2の音声デ
ータの識別子と、番組2の番組関連データの識別子とを
有する。
【0014】時刻3において、番組は、番組2から番組
3に切り替わる。番組3では、画像データの識別子とし
て「番組識別子3−画」が規定されている。また、音声
データの識別子として「番組識別子3−音」が規定され
ている。更には、番組関連データの識別子として「番組
識別子3−デ」が規定されている。番組3の番組識別情
報は、番組3の画像データの識別子と、番組3の音声デ
ータの識別子と、番組3の番組関連データの識別子とを
有する。
【0015】図8は、受信装置100における番組変更
時(番組切り替わり時)の処理を説明する図である。ス
テップS10では、第1の復号手段30は番組構成情報
Cを復号して番組構成情報Dを生成する。また、第1の
復号手段30は、番組構成情報Dの変更の検出処理を行
う。ステップS10では、番組構成情報Cの復号処理お
よび番組構成情報Dの変更の検出処理を繰り返し行う。
【0016】ステップS11は、番組識別情報の抽出を
行うステップである。第1の復号手段30が番組構成情
報Dの変更を検出した場合は、識別情報供給手段40
は、変更された新しい番組識別情報Eを番組構成情報D
から抽出し、番組変更時に番組識別情報Eを分離手段2
0に出力する。第1の復号手段30が番組構成情報Dの
変更を検出しない場合は、識別情報供給手段40は現状
の番組識別情報Eを分離手段20に出力する。
【0017】ステップS12は、番組分離を行うステッ
プである。ステップS12では、分離手段20は番組識
別情報Eに基づき、番組のコンテンツFを多重信号Bか
ら分離し、コンテンツFを第2の復号手段50に供給す
る。ステップS13は、符号化されているコンテンツF
の復号を行うステップである。ステップS13では、第
2の復号手段50はコンテンツFを復号してコンテンツ
Gを生成する。番組のコンテンツGは、番組の画像デー
タ、音声データ、番組関連データ等を有する。ステップ
S14は、番組のコンテンツの表示または蓄積を行うス
テップである。ステップS14では、表示手段60はコ
ンテンツGのビデオ表示およびオーディオ表示を行い、
蓄積手段70はコンテンツGを蓄積する。
【0018】従来の番組構成では、基本的には1チャン
ネルにつき1番組が割り当てられており、1チャンネル
につき1番組が表示手段で表示される。チャンネルが変
更されない場合に番組変更があったときは、番組変更後
の番組識別情報Eを番組構成情報Dから抽出し、この番
組識別情報Eに基づいて多重信号Bから所定の番組のコ
ンテンツFを分離し、コンテンツFに基づいて前記所定
の番組の表示または蓄積を行う。この場合、番組変更に
伴う新たな番組のコンテンツを多重信号から抽出するた
めの操作を視聴者が行う必要はなく、その抽出処理は受
信装置が自動的に行っていた。
【0019】
【発明が解決しようとする課題】我国の放送衛星(B
S)については、将来打ち上げが予定されているBS4
後発機で、ディジタル放送サービスを行う可能性があ
る。このディジタル放送サービスでは、高精細TV(H
DTV)用の番組の放送が可能な伝送容量を、1つのチ
ャンネル(1チャンネル)に割り当てることが検討され
ており、この場合に同一の伝送容量を用いると、1チャ
ンネルで標準TV(SDTV)用の番組を3番組程度も
放送することが可能である。このような状況では、放送
事業者は時間帯によって1チャンネルの番組構成を変更
することが可能となる。
【0020】番組構成が変更された場合、特に番組構成
変更後に番組が複数あるときは、受信装置において何れ
の番組の表示または蓄積等を行うのかを決めることが必
要である。また、番組構成が変更された場合に、符号化
方式または伝送方式の変更に伴って画質もしくは音質が
変化するおそれがあり、受信装置の性能劣化の疑問など
を視聴者が持たないようにするため、番組構成の変更を
視聴者に知らせることが必要である。
【0021】本発明の主たる目的は、単一または複数の
番組のコンテンツと前記番組の構成を示す番組構成情報
とが多重されている多重信号が供給される受信装置であ
って、前記多重信号に複数の番組が含まれている場合
に、所定の番組の選択および抽出が可能な受信装置を提
供することにある。本発明の他の目的は、前記多重信号
に含まれている番組の構成が変更された場合に、変更後
においても所定の番組の選択および抽出が可能な受信装
置を提供することにある。本発明の他の目的は、前記多
重信号に含まれている番組の構成が変更された場合に、
番組構成が変更されたことを視聴者に知らせることが可
能な受信装置を提供することにある。
【0022】
【課題を解決するための手段】本発明に係る受信装置
は、単一または複数の番組のコンテンツと前記番組の構
成を示す番組構成情報とが多重されている多重信号が供
給される受信装置であって、前記複数の番組のコンテン
ツと前記複数の番組の番組構成情報とが多重されている
前記多重信号から、前記複数の番組の番組構成情報を抽
出する分離手段と、前記複数の番組の番組構成情報から
所定の番組の番組構成情報を抽出することにより、前記
複数の番組から前記所定の番組を選択する選択手段とを
有し、前記分離手段は、前記所定の番組の番組構成情報
に基づき、前記所定の番組のコンテンツを前記多重信号
から抽出する。本発明に係る受信装置では、好適には、
前記多重信号に含まれている番組の数は時間帯により変
更され、前記選択手段は、少なくとも前記番組の数が変
更された場合に、前記所定の番組を選択する。
【0023】本発明に係る受信装置では、より好適に
は、前記多重信号は、前記番組の数が変更された場合に
前記選択手段が選択すべき番組を指定する番組選択情報
を含んでおり、前記分離手段は、前記多重信号から前記
番組選択情報を抽出して前記選択手段に供給する。本発
明に係る受信装置では、より好適には、前記番組の数が
変更された場合に前記選択手段が選択すべき番組は、前
記受信装置に予め設定されている。
【0024】本発明に係る受信装置では、より好適に
は、前記分離手段で抽出された前記所定の番組のコンテ
ンツを表示する表示手段を更に有し、前記表示手段は、
前記多重信号に多重されている前記番組構成情報が変更
された場合に、番組構成が変更されたことを表示する。
【0025】多重信号には、複数の番組のコンテンツが
多重されている。選択手段は、前記複数の番組の中から
所定の番組を選択する。分離手段は、選択手段で選択さ
れた前記所定の番組のコンテンツを、前記多重信号から
抽出する。このようにして、受信装置は、前記多重信号
に含まれている複数の番組から所定の番組の選択し、当
該番組のコンテンツを抽出することができる。
【0026】前記多重信号は、多重信号中の番組数が変
更された場合に前記選択手段が選択すべき番組を指定す
る番組選択情報を有し、前記番組選択情報が前記選択手
段に供給される構成とすることで、受信装置では多重信
号中の番組構成の変更後においても所定の番組の選択お
よび抽出が可能である。前記受信装置には、多重信号中
の前記番組の数が変更された場合に前記選択手段が選択
すべき番組が予め設定されている構成とすることで、受
信装置では多重信号中の番組構成の変更後においても所
定の番組の選択および抽出が可能である。
【0027】受信装置は、多重信号に多重されている番
組構成情報が変更された場合に番組構成が変更されたこ
とを表示する表示手段を有することで、多重信号中の番
組構成が変更されたことを視聴者に知らせることができ
る。
【0028】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を添付
図面を参照して説明する。
【0029】第1の実施の形態 図1は、本発明に係る受信装置の第1の実施の形態を説
明する概略ブロック図である。この受信装置200は、
単一または複数の番組のコンテンツと前記番組の構成を
示す番組構成情報とが多重されている多重信号が供給さ
れ、例えば放送システムなどの受信装置として用いられ
る。受信装置200は、復調・誤り訂正手段210と、
分離手段220と、第1の復号手段230と、選択手段
235と、識別情報供給手段240と、第2の復号手段
250と、表示手段260と、蓄積手段270と、再送
手段280とを有する。
【0030】復調・誤り訂正手段210は、変調されて
いる多重信号A1が不図示のアンテナから供給され、多
重信号A1に対して復調および誤り訂正を行う。復調・
誤り訂正手段210は、復調および誤り訂正を行って得
られた多重信号B1を分離手段220に出力する。
【0031】多重信号A1,B1には、単一または複数
の番組のコンテンツと前記番組の構成を示す番組構成情
報とが多重されている。一例として、番組構成情報は、
前記単一または複数の番組と当該番組の各構成要素との
関係を示すテーブル情報を有する。そして、テーブル情
報を第1のパケットに入れ、番組の各構成要素をその識
別子に対応するパケットにそれぞれ入れ、番組番号と番
組の各構成要素の識別子との対応関係をテーブル情報と
して表す。番組は、画像データ、音声データ、番組関連
データ等を構成要素として有し、これらの画像データ、
音声データ、番組関連データ等により番組のコンテンツ
が構成される。番組関連データは、番組の開始時刻およ
び終了時刻に関連するデータを有してもよく、1チャン
ネルに対応する前記多重信号A1に含まれる番組の数を
示すデータを有してもよく、1チャンネルの伝送容量の
うち当該番組で使用される伝送容量の割合を示すデータ
を有してもよい。
【0032】分離手段220は、復調・誤り訂正手段2
10から多重信号B1が供給される。分離手段220
は、符号化されている番組構成情報C1を多重信号B1
から分離し、この番組構成情報C1を第1の復号手段2
30に出力する。
【0033】第1の復号手段230は、分離手段220
から番組構成情報C1が供給され、この番組構成情報C
1を復号し、復号して得られた番組構成情報D1を選択
手段235に出力する。
【0034】選択手段235は、第1の復号手段230
から番組構成情報D1が供給される。選択手段235
は、多重信号A1,B1中に予め含まれている番組選択
情報に基づき、番組構成情報D1から所定の番組の番組
構成情報D2を抽出して識別情報供給手段240に出力
する。このようにして、選択手段235は、前記多重信
号B1に複数の番組が含まれている場合は、当該複数の
番組のうち所定の番組を選択する。この選択手段235
は、前記多重信号B1に単一の番組が含まれている場合
は、当該番組を選択すべき所定の番組とし、当該番組の
番組構成情報D2を識別情報供給装置240に出力する
ようになっている。なお、番組構成情報中に番組選択情
報を予め組み入れてもよく、テーブル情報中に番組選択
情報を予め組み入れてもよい。選択手段235は、番組
構成情報D1の全部、または、番組構成情報D1のうち
の選択部分である番組構成情報D2を、番組情報H1と
して表示手段260等に供給する。選択手段235は、
番組構成情報D1または番組構成情報D2が変更された
場合に、変更されたことを示す情報を番組情報H1とし
て表示手段260等に供給してもよい。
【0035】識別情報供給手段240は、前記所定の番
組の番組構成情報D2から、前記所定の番組のコンテン
ツを指定する番組識別情報E1(すなわち前記所定の番
組の番組識別情報E1)を抽出し、分離手段220に出
力する。一例として、識別情報供給手段240は、前記
所定の番組の構成要素である画像データ、音声データ、
番組関連データ等の識別子を前記テーブル情報から番組
識別情報E1として抽出し、この番組識別情報E1を分
離手段220に出力する。
【0036】分離手段220は、識別情報供給手段24
0から番組識別情報E1が供給される。分離手段220
は、番組識別情報E1に基づき、前記所定の番組のコン
テンツF1を多重信号B1から抽出し、符号化されてい
る前記コンテンツF1を第2の復号手段250に出力す
る。
【0037】第2の復号手段250は、分離手段220
からコンテンツF1が供給され、このコンテンツF1を
復号してコンテンツG1を生成する。前記所定の番組の
コンテンツG1は、当該番組の画像データ、音声デー
タ、番組関連データ等を有する。なお、選択手段235
は、前記複数の番組のうち2つ以上の番組を選択しても
よく、コンテンツG1は、複数の番組を構成する番組構
成要素を有してもよい。
【0038】表示手段260は、第2の復号手段250
からコンテンツG1が供給される。表示手段260は、
コンテンツG1のうち画像データを画像表示(ビデオ表
示)し、コンテンツG1のうち番組関連データ等を画像
表示し、コンテンツG1のうち音声データを内蔵のスピ
ーカから出力(オーディオ表示)する選択手段235が
2以上の番組を選択した場合は、表示すべき番組は2以
上であってもよく、この場合は2以上の画像データを同
時にまたは時分割的にビデオ表示し、2以上の音声デー
タを同時にまたは時分割的にオーディオ表示し、2以上
の番組関連データ等を同時にまたは時分割的にビデオ表
示してもよい。なお、表示手段260は、番組情報H1
をビデオ表示したりオーディオ表示したりする。番組情
報H1の表示により、1チャンネルの番組構成の変更を
視聴者に知らせることができる。
【0039】蓄積手段270は、コンテンツG1と番組
情報H1とをビデオテープ、光ディスク、半導体メモリ
などの記録媒体に蓄積する。再送手段280は、コンテ
ンツG1と番組情報H1とを出力信号J1として不図示
の外部装置に出力する。
【0040】図2は、本実施の形態に係る受信装置が扱
う番組構成例を説明する図である。この番組構成例で
は、1チャンネルの番組構成が時間帯により変更されて
いる。時刻1までは、1チャンネルの番組構成は、SD
TV用の3番組(番組10,20,30)の構成となっ
ており、番組10,20,30は画像データ、音声デー
タおよび番組関連データを構成要素として有する。時刻
1から時刻2までは、1チャンネルの番組構成は、HD
TV用の1番組(番組11)の構成となっており、番組
11は画像データ、音声データおよび番組関連データを
構成要素として有する。時刻2から時刻3までは、1チ
ャンネルの番組構成は、番組関連データを含むSDTV
用の1番組(番組12)と、SDTV用の1番組(番組
32)の構成となっており、番組12,32は画像デー
タ、音声データおよび番組関連データを構成要素として
有する。時刻3以降は、1チャンネルにおける番組構成
は、SDTV用の3番組(番組13,23,32)の構
成となっており、番組13,23,32は画像データ、
音声データおよび番組関連データを構成要素として有す
る。
【0041】番組10は、画像データの識別子として
「番組識別子10−画」が規定されている。また、音声
データの識別子として「番組識別子10−音」が規定さ
れている。更には、番組関連データの識別子として「番
組識別子10−デ」が規定されている。番組10の番組
識別情報は、番組10の画像データの識別子と、番組1
0の音声データの識別子と、番組10の番組関連データ
の識別子とを有する。
【0042】同様にして、各番組Nは、画像データの識
別子として「番組識別子N−画」が規定されている。ま
た、音声データの識別子として「番組識別子N−音」が
規定されている。更に、番組関連データの識別子として
「番組識別子N−デ」が規定されている。ここで、N=
11、12、13、20、23、30または32であ
る。番組Nの番組識別情報は、番組Nの画像データの識
別子と、番組Nの音声データの識別子と、番組Nの番組
関連データの識別子とを有する。
【0043】視聴者が番組を視聴する具体例として、時
刻1までは番組10を視聴し、時刻1から時刻2までは
番組11を視聴し、時刻2から時刻3までは番組12を
視聴し、時刻3からは番組13を視聴する場合におけ
る、受信装置の動作を説明する。受信装置200では、
1チャンネルの番組構成が変更された場合にその旨を表
示し、多重信号に含まれている番組選択情報に基づき、
番組構成変更時には所定の番組を選択し直すようになっ
ている。
【0044】受信装置200は、分離手段220で多重
信号B1から番組構成情報C1を分離し、この番組構成
情報C1を第1の復号手段230に出力する。第1の復
号手段230は、符号化されている番組構成情報C1を
復号して得られた番組構成情報D1を、選択手段235
に出力する。第1の復号手段230は、番組構成情報D
1に基づき、時刻1において番組構成がこれまでの1チ
ャンネル3番組構成から1チャンネル1番組構成に変更
されることを検出する。
【0045】選択手段235は、番組情報H1を生成し
て表示手段260等に供給し、表示手段260は番組構
成の変更を表示して視聴者に知らせる。また、選択手段
240では、多重信号B1中に予め含まれている番組選
択情報に基づき、番組構成の変更後に選択すべき番組1
1の番組構成情報D2を番組構成情報D1から抽出し、
識別情報供給手段240に供給する。
【0046】識別情報供給手段240は、番組11の各
構成要素に対応する識別子を番組構成情報D2から番組
識別情報E1として抽出し、この番組識別情報E1を分
離手段220に出力する。ここでの番組識別情報E1
は、「番組識別子11−画」と、「番組識別子11−
音」と、「番組識別子11−デ」とを有する。この番組
識別情報E1により、番組11のコンテンツが指定され
る。
【0047】分離手段220は、番組識別情報E1に基
づき、番組11のコンテンツF1を多重信号B1から分
離し、符号化されているコンテンツF1を第2の復号手
段250に出力する。第2の復号手段250はコンテン
ツF1を復号してコンテンツG1を生成し、番組11の
コンテンツG1を表示手段260等に出力する。表示手
段260は、番組11のコンテンツを表示する。蓄積手
段270は、番組11のコンテンツを蓄積する。再送手
段280は、番組11のコンテンツを外部出力する。
【0048】同様にして、第1の復号手段230は、1
チャンネルの番組構成が時刻2において番組11から番
組12,32に変更されることを検出し、選択手段23
5は多重信号B1中に予め含まれている番組選択情報に
基づき、番組構成変更後に選択すべき番組12の番組構
成情報D2を番組構成情報D1から抽出し、以後は番組
11の場合と同様の処理を行う。
【0049】同様にして、第1の復号手段230は、1
チャンネルの番組構成が時刻3において番組12,32
から番組13,23,32に変更されることを検出し、
選択手段235は多重信号B1中に予め含まれている番
組選択情報に基づき、番組構成変更後に選択すべき番組
13の番組構成情報D2を番組構成情報D1から抽出
し、以後は番組11の場合と同様の処理を行う。
【0050】図3は、受信装置200における番組構成
変更時の処理を説明する図である。ここでは、番組構成
情報に番組選択情報が予め含まれている場合の処理例を
説明する。ステップS30では、第1の復号手段230
は番組構成情報C1を復号して得られた番組構成情報D
1を、選択手段240に出力する。第1の復号手段23
0は、番組構成の変更(切り替わり)を検出した場合、
切り替わり後の新しい番組構成情報D1を番組構成変更
時に選択手段235に出力すると共に、引き続きステッ
プS30の番組構成情報C1の復号処理および切り替わ
りの検出処理を行う。第1の復号手段230は、番組構
成の変更(切り替わり)を検出しない場合、現在の番組
構成情報D1を選択手段235に出力すると共に、引き
続きステップS30の番組構成情報C1の復号処理およ
び切り替わりの検出処理を行う。
【0051】ステップS31は、番組の選択を行うステ
ップである。ステップS31では、選択手段235は、
第1の復号手段230から番組構成情報D1が入力され
る。選択手段235は、番組構成情報D1に含まれてい
る番組選択情報に基づき、この番組選択情報が指定する
番組の番組構成情報D2を、番組構成情報D1から抽出
する。また、選択手段235は、番組情報H1を生成し
て表示手段260等に供給する。
【0052】ステップS32は、番組識別情報の抽出を
行うステップである。ステップS32では、識別情報供
給手段240は番組構成情報D2から番組識別情報E1
を選択して分離手段220に出力する。ステップS33
は、番組分離を行うステップである。ステップS33で
は、分離手段220は、番組識別情報E1が指定する番
組のコンテンツF1を多重信号B1から分離し、コンテ
ンツF1を第2の復号手段250に出力する。ステップ
S34は、番組復号を行うステップである。ステップS
34では、第2の復号手段250は、例えばMPEG等
により符号化されているコンテンツF1を復号し、復号
により得られたコンテンツG1を、表示手段260等に
出力する。
【0053】ステップS35は、番組の表示、蓄積およ
び再送を行うステップである。ステップS35では、表
示手段260、蓄積手段270および再送手段280
は、第2の復号手段250からコンテンツG1が供給さ
れる。表示手段260は、コンテンツG1のうち画像デ
ータを表示画面に表示し、コンテンツG1のうち番組関
連データ等を表示画面に表示し、コンテンツG1のうち
音声データを内蔵のスピーカから音声出力する。また、
表示手段260は、番組情報H1を表示画面に表示した
り、番組情報H1をスピーカから音声出力したりする。
蓄積手段270は、コンテンツG1と番組情報H1とを
記録媒体に蓄積する。再送手段280は、コンテンツG
1と番組情報H1とを出力信号J1として外部出力す
る。
【0054】以上述べたように、本実施の形態に係る受
信装置は、多重信号B1ひいては多重信号A1に予め含
まれている番組選択情報に基づき、番組構成が変更され
る時刻において複数の番組から所定の番組を選択するこ
とができる。この場合、番組選択情報は、必ずしも1番
組を指定する情報でなくてもよく、2つ以上の番組を指
定する情報であってもよい。
【0055】第2の実施の形態 図4は、本発明に係る受信装置の第2の実施の形態を説
明する概略ブロック図である。この受信装置300の基
本構成は上述した受信装置200と同様であるが、受信
装置300では、受信装置300によって予め設定され
た番組が番組構成変更時に選択されるようになってい
る。受信装置300における選択手段236以外の機能
および動作は、受信装置200と同様であり、同一部分
の説明を省略する。
【0056】受信装置300によって予め定められた番
組は一例として番組番号が最も小さい番組であり、選択
手段236は、選択手段236内に演算手段を備えて番
組番号が最も小さい番組を指定する番組選択情報を生成
し、この番組選択情報に基づいて番組構成情報D2を選
択する。選択手段236には、第1の復号手段230か
ら番組構成情報D1が供給される。選択手段236は、
前記番組選択情報に基づき、番組構成情報D1から所定
の番組の番組構成情報D2を選択し、この番組構成情報
D2を識別情報供給手段240に出力する。このように
して、選択手段236は、1チャンネルに複数の番組が
含まれている場合は、当該複数の番組のうち所定の番組
を選択する。この選択手段236は、1チャンネルに単
一の番組が含まれている場合は、当該番組を選択すべき
所定の番組とし、当該番組の番組構成情報D2を識別情
報供給装置240に出力するようになっている。選択手
段236は、番組構成情報D1の全部、または、番組構
成情報D1のうちの選択部分である番組構成情報D2
を、番組情報H1として表示手段260等に供給する。
選択手段236は、番組構成情報D1または番組構成情
報D2が変更された場合に、変更されたことを示す情報
を番組情報H1として表示手段260等に供給してもよ
い。
【0057】受信装置300が扱う番組構成例を、第1
の実施の形態と同様にして、図2に示す。第1の実施の
形態と同様に、視聴者が番組を視聴する具体例として、
時刻1までは番組10を視聴し、時刻1から時刻2まで
は番組11を視聴し、時刻2から時刻3までは番組12
を視聴し、時刻3からは番組13を視聴する場合におけ
る、受信装置300の動作を説明する。この場合、表示
手段260は番組構成が変化したときにその旨を表示
し、選択手段236は受信装置300によって予め定め
られた所定の番組を選択するようになっている。受信装
置300の選択手段236が、番組番号が最も小さい番
組を選択する場合の動作を、以下に説明する。
【0058】受信装置300内の分離手段220は、多
重信号B1から番組構成情報C1を分離し、この番組構
成情報C1を第1の復号手段230に出力する。第1の
復号手段230は、番組構成情報C1を復号して番組構
成情報D1を生成する。第1の復号手段230では、番
組構成情報D1に基づき、時刻1において番組構成がこ
れまでの1チャンネル3番組構成から1チャンネル1番
組構成に変更されることを検出する。
【0059】選択手段236は、番組情報H1を表示手
段260等に出力し、表示手段260は番組構成の変更
の旨を表示して視聴者に知らせる。また、選択手段23
6では、受信装置300によって予め定められた番組
(番組構成変更後に選択すべき番組)、すなわち番組番
号が最も小さい番組11を検出して番組選択情報を生成
し、この番組選択情報に基づいて番組11の番組構成情
報D2を番組構成情報D1から抽出する。識別情報供給
手段240は、番組構成情報D2から番組識別情報E1
を抽出して分離手段220に供給する。ここでの番組識
別情報E1は、番組11に関する「番組識別子11−
画」、「番組識別子11−音」および「番組識別子11
−デ」を有して構成される。分離手段220では、番組
識別情報E1に基づいて多重信号B1から番組11のコ
ンテンツF1を分離し、コンテンツF1を第2の復号手
段250に出力する。第2の復号手段250は、符号化
されているコンテンツF1を復号してコンテンツG1を
生成し、番組11のコンテンツG1を表示手段260等
に出力する。
【0060】同様にして、第1の復号手段230は、1
チャンネルの番組構成が時刻2において番組11から番
組12,32に変更される(切り替わる)ことを検出
し、選択手段236は受信装置300によって予め定め
られた番組(番組構成変更後に選択すべき番組)、すな
わち番組番号が最も小さい番組12の番組構成情報D2
を番組構成情報D1から抽出し、以後は番組11と同様
の処理を行う。
【0061】同様にして、第1の復号手段230は、1
チャンネルの番組構成が時刻3において番組12,32
から番組13,23,32に変更される(切り替わる)
ことを検出し、選択手段240は受信装置によって予め
定められた番組(番組構成変更後に選択すべき番組)、
すなわち番組番号が最も小さい番組13の番組構成情報
D2を番組構成情報D1から抽出し、以後は番組11と
同様の処理を行う。
【0062】受信装置300における番組構成変更時の
処理は、第1の実施の形態と基本的に同様であり、図3
を参照して説明する。ステップS31以外のステップで
は、第1の実施の形態に係る受信装置200と同様の処
理を行うので、同一部分の説明を省略する。ステップS
31は、番組の選択を行うステップである。ステップS
31では、選択手段240は受信装置300によって予
め定められた番組、すなわち番組番号が最も小さい番組
を指定する番組選択情報を生成する。選択手段236
は、番組選択情報に基づいて番組番号が最も小さい番組
の番組構成情報D2を番組構成情報D1から抽出し、識
別情報供給手段240に出力する。また、選択手段23
6は、番組情報H1を生成して表示手段260等に供給
する。このように受信装置300では、前記番組選択情
報に基づき、番組構成変更時に複数の番組から所定の番
組を選択することができる。なお、前記番組選択情報
は、必ずしも1番組を指定する情報でなくてもよく、2
以上の番組を指定する情報であってもよい。
【0063】第3の実施の形態 図5は、本発明に係る受信装置の第3の実施の形態を説
明する概略ブロック図である。この受信装置400の基
本構成は、第1の実施の形態に係る受信装置200と同
様であるが、受信装置400では、番組構成が変更され
たときに受信装置の使用者(ユーザ)の一例である視聴
者290が番組を選択できるようになっている。受信装
置400において選択手段237以外の機能および動作
は、第1の実施の形態に係る受信装置200と同様であ
るので、同一部分の説明を省略する。
【0064】選択手段237は、第1の復号手段230
から番組構成情報D1が供給される。選択手段237
は、視聴者290からの番組選択情報I1に基づき、番
組構成情報D1から所定の番組の番組構成情報D2を抽
出して識別情報供給手段240に供給する。選択手段2
37は、番組構成情報D1の全部、または、番組構成情
報D1のうちの選択部分である番組構成情報D2を、番
組情報H1として表示手段260等に出力する。受信装
置400が扱う番組構成例を、第1の実施の形態と同様
に、図2に示す。図2については、第1の実施の形態で
既に説明しており、その説明を省略する。
【0065】第1の実施の形態と同様に、視聴者290
が番組を視聴する具体例として、時刻1までは番組10
を視聴し、時刻1から時刻2までは番組11を視聴し、
時刻2から時刻3までは番組12を視聴し、時刻3から
は番組13を視聴する場合における、受信装置400の
動作を説明する。受信装置400では、番組構成が変化
したときにその旨を表示手段260に表示し、視聴者2
90が選択した番組が表示手段260に表示されるよう
になっている。
【0066】受信装置400では、分離手段220は、
多重信号B1から番組構成情報C1を分離し、この番組
構成情報C1を第1の復号手段230に出力する。第1
の復号手段230は、符号化されている番組構成情報C
1を復号して番組構成情報D1を生成し、この番組構成
情報D1を選択手段237に出力する。第1の復号手段
230は、時刻1において番組構成がこれまでの1チャ
ンネル3番組構成から1チャンネル1番組構成に変更さ
れることを検出する。選択手段237は、番組情報H1
を表示手段260等に供給する。
【0067】視聴者290は、表示手段260での番組
情報H1の表示から番組構成の変更を認識することがで
きる。視聴者290は、番組構成変更後における視聴す
る番組11を選択し、選択した番組を示す番組選択情報
I1を選択手段237に供給する。すると、選択手段2
37では、視聴者290によって選択された番組11の
番組構成情報D2を番組構成情報D1から選択し、識別
情報供給手段240に出力する。識別情報供給手段24
0では、番組構成情報D2から番組11のコンテンツを
指定する番組識別情報(番組識別子11−画、番組識別
子11−音、番組識別子11−デ)E1を抽出し、分離
手段220に供給する。
【0068】分離手段220では、番組識別情報E1に
基づき、番組11のコンテンツF1を多重信号B1から
分離し、符号化されているコンテンツF1を第2の復号
手段250に出力する。第2の復号手段250は、コン
テンツF1を復号してコンテンツG1を生成し、番組1
1のコンテンツG1を表示手段260等に出力する。
【0069】同様にして、第1の復号手段230は、1
チャンネルの番組構成が時刻2において番組11から番
組12,32に変更される(切り替わる)ことを検出す
る。視聴者290は、表示手段260での番組情報H1
の表示から番組構成の変更を認識することができる。視
聴者290は、番組構成変更後における視聴する番組1
2を選択し、この番組12を示す番組選択情報I1を選
択手段237に供給する。すると、選択手段237は、
視聴者290によって選択された番組12の番組構成情
報D2を番組構成情報D1から抽出し、以降は番組11
と同様の処理を行う。
【0070】同様にして、第1の復号手段230は、1
チャンネルの番組構成が時刻3において番組12,32
から番組13,23,32に変更されることを検出す
る。視聴者290は、表示手段260での番組情報H1
の表示から番組構成の変更を認識することができる。視
聴者290は、番組構成変更後における視聴する番組1
3を選択し、この番組13を示す番組選択情報I1を選
択手段237に供給する。すると、選択手段237は、
視聴者290によって選択された番組13の番組構成情
報D2を番組構成情報D1から抽出し、以降は番組11
と同様の処理を行う。
【0071】受信装置400における番組構成変更時の
処理は、第1の実施の形態と基本的に同様であり、図3
を参照して説明する。ステップS31以外のステップは
第1の実施の形態と同様であり、同一部分の説明を省略
する。ステップS31は、番組の選択を行うステップで
あり、視聴者290によって番組の選択が行われる。ス
テップS31では、選択手段237には、視聴者290
が選択した所定の番組を示す番組選択情報I1が、番組
構成が変更される時刻に供給される。選択手段237
は、番組選択情報I1に基づき、所定の番組の番組構成
情報D2を番組構成情報D1から選択し、識別情報供給
手段240に供給する。なお、視聴者290が選択する
番組は、必ずしも1番組でなくてもよく、2以上の番組
を選択してもよい。また、視聴者290は必ずしも人間
である必要はなく、番組選択が可能なコンピュータ等の
機器で構成してもよい。また、視聴者290が遠隔制御
装置または番組選択用のスイッチを操作することによ
り、番組選択情報I1を選択手段237に入力してもよ
い。
【0072】更に、受信装置400では、番組構成の変
更があることを予め承知している視聴者290が予約等
を利用して、番組構成変更時に選択される番組を予め指
定できるようにしてもよい。視聴者290が選択した番
組を示す番組選択情報I1は、受信装置400内または
選択手段237内の内部メモリに予め記憶しておき、前
記内部メモリに記憶されている番組選択情報I1に基づ
いて選択手段237は番組構成情報D2を番組構成変更
時に選択するようにしてもよい。
【0073】1チャンネルの番組構成が変更された場合
に、符号化方式または伝送方式の変更に伴って画質もし
くは音質が変化するおそれがあるが、上述した受信装置
200〜400では、表示手段260等を用いて番組構
成変更を視聴者もしくは受信装置の使用者(ユーザ)に
知らせることができる。したがって、上述した受信装置
200〜400によれば、番組構成変更時において、受
信装置の性能劣化などの疑問を視聴者が持たないように
する(受信装置が視聴者に働きかける)ことが可能であ
る。また、上述した受信装置200〜400によれば、
番組構成変更後においても複数の番組から所定の番組の
選択および抽出が可能である。
【0074】なお、上記第1の実施の形態に係る受信装
置200において、視聴者による番組選択情報I1の入
力が可能な構成とし、多重信号中に含まれている番組選
択情報よりも視聴者が入力した番組選択情報I1を優先
する構成とし、多重信号中に含まれている番組選択情報
をデフォルト値として用いる構成としてもよい。上記第
2の実施の形態に係る受信装置300において、視聴者
による番組選択情報I1の入力が可能な構成とし、受信
装置300で予め設定されている前記番組よりも視聴者
が入力した番組選択情報I1が示す番組を優先して選択
する構成とし、受信装置300で予め設定されている前
記番組をデフォルト値(視聴者が入力しない場合の値)
として選択する構成としてもよい。
【0075】分離手段220は、多重信号B1から番組
構成情報C1を抽出して第1の復号手段230に供給す
る第1の抽出手段と、多重信号B1から所定の番組のコ
ンテンツF1を抽出して第2の復号手段250に供給す
る第2の抽出手段とにより構成してもよい。多重信号A
1は、放送局から1チャンネルを用いて放送されて不図
示の受信アンテナを介して上記実施の形態に係る受信装
置に供給されるようにしてもよい。また、1番組のコン
テンツは、画像データと音声データと当該番組に関する
番組関連データのうち、何れか1つ、複数または全部に
より構成してもよい。
【0076】上記したように、本発明に係る受信装置
は、例えばHDTV用の1チャンネルを用いてSDTV
用の複数の番組を伝送する場合に、有効である。本発明
に係る受信装置は、単一または複数の番組のコンテンツ
を1チャンネルで伝送する伝送システムのうち、放送シ
ステムの受信装置として用いてもよく、通信システムの
受信装置として用いてもよい。なお、上記実施の形態は
本発明の例示であり、本発明は上記実施の形態に限定さ
れない。
【0077】
【発明の効果】上述したように、本発明に係る受信装置
によれば、単一または複数の番組のコンテンツと前記番
組の構成を示す番組構成情報とが多重されている多重信
号が供給される受信装置であって、多重信号に複数の番
組が含まれている場合に、所定の番組の選択および抽出
が可能な受信装置を提供することができる。
【0078】また、本発明に係る受信装置では、前記多
重信号は、多重信号中の番組数の変更後に前記選択手段
が選択すべき番組を指定する番組選択情報を有し、前記
番組選択情報が前記選択手段に供給される構成とするこ
とで、受信装置では前記多重信号中の番組構成の変更後
においても所定の番組の選択および抽出が可能である。
また、本発明に係る受信装置では、多重信号中の番組数
の変更後に前記選択手段が選択すべき番組は、前記受信
装置に予め設定されている構成とすることで、受信装置
では前記多重信号中の番組構成の変更後においても所定
の番組の選択および抽出が可能である。
【0079】また、本発明に係る受信装置では、前記多
重信号に多重されている番組構成情報が変更された場合
に番組構成が変更されたことを表示する表示手段を有す
ることで、多重信号中の番組構成が変更されたことを視
聴者に知らせることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る受信装置の第1の実施の形態を説
明する概略ブロック図である。
【図2】本発明に係る受信装置が扱う番組構成例を説明
する図である。
【図3】本発明に係る受信装置における番組構成変更時
の処理を説明する図である。
【図4】本発明に係る受信装置の第2の実施の形態を説
明する概略ブロック図である。
【図5】本発明に係る受信装置の第3の実施の形態を説
明する概略ブロック図である。
【図6】従来の受信装置を例示する概略ブロック図であ
る。
【図7】従来の受信装置が扱う番組構成例を説明する図
である。
【図8】従来の受信装置における番組変更時の処理を説
明する図である。
【符号の説明】
10,210…復調・誤り訂正手段、20,220…分
離手段、30,230…第1の復号手段、40,240
…識別情報供給手段、50,250…第2の復号手段、
60,260…表示手段、70,270…蓄積手段、1
00,200,300,400…受信装置、235〜2
37…選択手段、280…再送手段、290…視聴者
(使用者)、A,A1,B,B1…多重信号、C,C
1,D,D1…番組構成情報、E,E1…番組識別情
報、F,F1,G,G1…コンテンツ、H1…番組情
報、I1…番組選択情報、J1…出力信号。

Claims (18)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】単一または複数の番組のコンテンツと前記
    番組の構成を示す番組構成情報とが多重されている多重
    信号が供給される受信装置であって、 前記複数の番組のコンテンツと前記複数の番組の番組構
    成情報とが多重されている前記多重信号から、前記複数
    の番組の番組構成情報を抽出する分離手段と、 前記複数の番組の番組構成情報から所定の番組の番組構
    成情報を抽出することにより、前記複数の番組から前記
    所定の番組を選択する選択手段とを有し、 前記分離手段は、前記所定の番組の番組構成情報に基づ
    き、前記所定の番組のコンテンツを前記多重信号から抽
    出する受信装置。
  2. 【請求項2】前記多重信号に含まれている番組の数は時
    間帯により変更され、 前記選択手段は、少なくとも前記番組の数が変更された
    場合に、前記所定の番組を選択する請求項1記載の受信
    装置。
  3. 【請求項3】前記多重信号は、前記番組の数が変更され
    た場合に前記選択手段が選択すべき番組を指定する番組
    選択情報を含んでおり、 前記分離手段は、前記多重信号から前記番組選択情報を
    抽出して前記選択手段に供給する請求項2記載の受信装
    置。
  4. 【請求項4】前記番組の数が変更された場合に前記選択
    手段が選択すべき番組は、前記受信装置に予め設定され
    ている請求項2記載の受信装置。
  5. 【請求項5】前記番組の数が変更された場合に前記選択
    手段が選択すべき番組を指定する番組選択情報は、前記
    受信装置の使用者が前記受信装置に入力可能である請求
    項2記載の受信装置。
  6. 【請求項6】前記番組の数が変更された場合に前記選択
    手段が選択すべき番組は、予約可能である請求項5記載
    の受信装置。
  7. 【請求項7】前記分離手段で抽出された前記所定の番組
    のコンテンツを表示する表示手段を更に有する請求項2
    記載の受信装置。
  8. 【請求項8】前記分離手段で抽出された前記所定の番組
    のコンテンツを記録媒体に蓄積する蓄積手段を更に有す
    る請求項2記載の受信装置。
  9. 【請求項9】前記分離手段で抽出された前記所定の番組
    のコンテンツを外部装置に出力する再送手段を更に有す
    る請求項2記載の受信装置。
  10. 【請求項10】前記表示手段は、前記多重信号に多重さ
    れている前記番組構成情報が変更された場合に、番組構
    成が変更されたことを表示する請求項7記載の受信装
    置。
  11. 【請求項11】前記蓄積手段は、前記多重信号に多重さ
    れている前記番組構成情報が変更された場合に、番組構
    成が変更されたことを示す情報を前記記録媒体に蓄積す
    る請求項8記載の受信装置。
  12. 【請求項12】前記再送手段は、前記多重信号に多重さ
    れている前記番組構成情報が変更された場合に、番組構
    成が変更されたことを示す情報を前記外部装置に出力す
    る請求項9記載の受信装置。
  13. 【請求項13】前記受信装置は、識別情報供給手段を更
    に有し、 前記選択手段は、前記所定の番組の番組構成情報を前記
    識別情報供給手段に供給し、 前記識別情報供給手段は、前記所定の番組の番組構成情
    報から、前記所定の番組のコンテンツを指定する番組識
    別情報を抽出して前記分離手段に供給し、 前記分離手段は、前記番組識別情報に基づいて前記多重
    信号から前記所定の番組のコンテンツを抽出する請求項
    2記載の受信装置。
  14. 【請求項14】前記多重信号には、符号化された前記コ
    ンテンツと符号化された前記番組構成情報とが多重され
    ており、 前記受信装置は、 前記分離手段で抽出された前記番組構成情報を復号する
    第1の復号手段と、 前記分離手段で抽出された前記所定の番組のコンテンツ
    を復号する第2の復号手段とを更に有し、 前記第1の復号手段で復号して得られた番組構成情報が
    前記選択手段に供給される請求項13記載の受信装置。
  15. 【請求項15】前記多重信号に多重されている前記番組
    構成情報は、前記番組の数が変更された場合に前記選択
    手段が選択すべき番組を指定する番組選択情報を有する
    請求項13記載の受信装置。
  16. 【請求項16】前記選択手段は、前記複数の番組のうち
    2つ以上の番組を選択可能である請求項1記載の受信装
    置。
  17. 【請求項17】前記番組のコンテンツは、画像データと
    音声データと当該番組に関する番組関連データのうち、
    何れか1つ、複数または全部を有する請求項1記載の受
    信装置。
  18. 【請求項18】前記多重信号は、放送局から1チャンネ
    ルを用いて放送されて前記受信装置に供給される請求項
    1記載の受信装置。
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