JP2001333406A - ディジタル放送受信装置 - Google Patents

ディジタル放送受信装置

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JP2001333406A
JP2001333406A JP2000149643A JP2000149643A JP2001333406A JP 2001333406 A JP2001333406 A JP 2001333406A JP 2000149643 A JP2000149643 A JP 2000149643A JP 2000149643 A JP2000149643 A JP 2000149643A JP 2001333406 A JP2001333406 A JP 2001333406A
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JP
Japan
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signal
unit
scramble
digital broadcast
video
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JP2000149643A
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English (en)
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Masako Asamura
まさ子 浅村
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Mitsubishi Electric Corp
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Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
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  • Television Signal Processing For Recording (AREA)
  • Two-Way Televisions, Distribution Of Moving Picture Or The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ディジタル放送において、放送中のCM部分
を判別することにより、CMカット機能あるいはCMス
キップ機能を実現できる受信装置を提供する。 【解決手段】 受信信号が復調された各トランスポート
・ストリーム(TS)信号から、スクランブル処理が実
施されていることを示すスクランブル信号を検出できる
デスクランブル部23と、鍵情報からスクランブル鍵を
生成してデスクランブル部23に送出すると共に受信装
置の動作を制御する制御部30と、各TS信号のスクラ
ンブル信号から、スクランブル処理されていないTS信
号を判別するスクランブル信号判別部32とを備え、制
御部30は、スクランブル信号判別部32がスクランブ
ル処理されていないTS信号を検出した場合、そのTS
信号については、デスクランブル部23の後段の少なく
とも1つの回路における処理を実施させない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、スクランブル処理
が施されたディジタル放送信号を受信し、該受信信号中
のスクランブル処理をスクランブル鍵情報に基づいて解
除して映像信号と音声信号を再生するディジタル放送の
受信装置に関し、特に、各トランスポート・ストリーム
・(TS)信号に施されているスクランブルの有無に対
応させて、該TS信号に対する記録、分離等の処理を実
施させない受信装置に関する。
【0002】
【従来の技術】ディジタル放送では、その伝送信号中
に、映像、音声、および、データ情報等がMPEG2の
システムに準拠して多重されている。また、ディジタル
放送で伝送される信号は、各データがパケット(Tra
nsport Stream Packet、以下、T
Sパケットと記す)信号単位で多重されたトランスポー
ト・ストリーム(Transport Stream、
以下、TSと記す)信号である。
【0003】ディジタル放送において限定受信される番
組(有料番組)では、伝送信号に対して、現状のアナロ
グ衛星放送と同様に送信時にスクランブル処理が施され
る。
【0004】ディジタル放送の受信装置では、スクラン
ブル処理が施された伝送信号を受信するため、スクラン
ブルを解除(デスクランブル)する必要がある。そのた
め、受信装置は、ディジタル放送を受信するに際して、
放送局側のスクランブル管理者からスクランブル鍵情報
の供給を受けて、そのスクランブル鍵情報からスクラン
ブル鍵を生成し、受信したTS信号をデスクランブルす
る。また、受信装置は、さらにTSパケット信号のヘッ
ダに含まれるスクランブル鍵情報と、スクランブル管理
者から供給されたスクランブル鍵情報とを照合する。
【0005】また、スクランブルを解除するためのスク
ランブル鍵情報は、スクランブル管理者からディジタル
放送受信装置の使用者(視聴者)に対して、ICカード
により供給されるようになっている。
【0006】上記したようなスクランブル処理が施され
た伝送信号を受信して映像信号や音声信号を再生できる
ディジタル放送の受信装置には、従来のアナログ放送に
おけるビデオテープレコーダのように放送される番組を
一旦記録してから視聴者の都合の良い時間に再生できる
記録/再生部を備えたものがある。また、従来のアナロ
グ放送の記録/再生部を備えた受信装置であるビデオテ
ープレコーダでは、受信した信号を復調してから記録し
ており、スクランブル処理が施された受信信号について
は、デスクランブルされてから記録される。
【0007】アナログ放送の場合には、復調されてデス
クランブルされた受信信号は、テレビジョン受像機等に
より映像と音声を再生できる信号となるが、ディジタル
放送の場合には、復調されてデスクランブルされた受信
信号は、テレビジョン受像機等により映像と音声を再生
できる信号とならない。ディジタル放送の復調されてデ
スクランブルされた受信信号は上記したTS信号であ
り、さらに、TS信号は多重化されたTSパケット信号
である。また、TSパケット信号はディジタル符号化さ
れた信号である。従って、TS信号は、TSパケット信
号に分離され、さらに各TSパケット信号が復号されて
映像信号および音声信号になってからでないとテレビジ
ョン受像機等により映像と音声を再生できる信号にはな
らない。
【0008】上記した記録/再生部を備えた従来のディ
ジタル放送の受信装置では、一般的に復調されてデスク
ランブルされた受信信号が記録され、その信号は、上記
したようにTS信号である。
【0009】以下、図を用いて従来の記録/再生部を備
えたディジタル放送の受信装置について説明する。図7
は、スクランブル処理が施されたディジタル放送を受信
すると共に記録/再生できる従来の受信装置の一例を示
す図である。
【0010】図7のディジタル受信装置42は、スクラ
ンブル処理が施されたディジタル放送を受信する受信ア
ンテナ20と、受信した無線信号から目的の周波数の信
号を選んで選局するチューナ21と、選局された受信信
号に対してディジタル復調を行いディジタルデータであ
るTS信号を出力する復調器22と、有料放送中の限定
受信信号であるスクランブル処理が施されたTS信号に
対してデスクランブル処理を実施するデスクランブル部
53、TS信号から各パケット信号に分離するパケット
分離部(DEMUX)54と、デスクランブルされたT
S信号を記録すると共に必要に応じて記録したTS信号
を再生して読み出す記録/再生部55と、分離された各
TSパケット信号中の映像に関するTSパケット信号を
復号する映像復号部26と、分離された各TSパケット
信号中の音声に関するTSパケット信号を復号する音声
復号部27と、復号された映像信号および音声信号(v
a1)を合成して合成信号を出力する合成部58と、合
成信号から映像と音声を再生する例えばディジタルテレ
ビジョン装置のような映像/音声再生部29と、前記各
部の動作を制御すると共にデスクランブル部53にスク
ランブル鍵を供給し、パケット分離部54から各TSパ
ケット信号のヘッダ部に含まれる鍵共通情報(ECM)
および鍵個別情報(EMM)を得て、視聴者情報(スク
ランブル鍵)の照合を後述するICカード31に行わせ
る制御部60と、制御部60と前記各部との信号線とし
て機能するバス35と、デスクランブルするためのスク
ランブル鍵を格納するICカード31とを備えている。
【0011】次に、図7のディジタル受信装置42の動
作について説明する。受信アンテナ20で受信された信
号は、チューナ21へ入力される。チューナ21は、制
御部60からバス35を介して送出される選択チャンネ
ルを示す制御信号により制御され、目的とする受信チャ
ンネルの選択を行う。チャンネルが選択された受信信号
は、復調器22へと送られる。復調器22では、制御部
60からの制御信号に従って受信信号のディジタル復調
を行う。例えば、復調器22は、受信信号をディジタル
復調し、復調した信号から選択番組を含むTS信号を選
択し、ディジタルデータであるTS信号を出力する。
【0012】デスクランブル部53では、TS信号が入
力されるが、例えば有料放送において限定受信される番
組のようにスクランブルが施されたTS信号に対して
は、スクランブル処理の解除(デスクランブル)が実施
される。デスクランブル部53は、スクランブルが施さ
れていないTS信号に対しては、そのまま通過させて出
力する。デスクランブル部53から出力されたTS信号
は、パケット分離部54および記録/再生部55へ送出
される。
【0013】記録/再生部55で受信した番組を記録す
る場合、上記デスクランブル部53から送出されたTS
信号が記録/再生部55に入力されると、記録/再生部
55では、制御部60からの制御信号に基づいて、入力
するTS信号中から、選択された番組に固有のパケット
識別情報(Packet ID、以下、パケットIDと
記す)を有するTS信号を選択し、選択されたTS信号
をパケット単位に記録していく。そして、記録を再生す
る時には、記録された各パケットから再生処理されたT
S信号をパケット分離部54へ送出する。
【0014】パケット分離部54には、受信アンテナ2
0で受信されてデスクランブル部53でスクランブル処
理が解除されたTS信号、および、一旦記録/再生部5
5に記録されてから再生されたTS信号が入力される。
パケット分離部54では、制御部60からの制御信号に
基づいて、デスクランブル部53から直接入力するTS
信号と、記録/再生部55から入力するTS信号とか
ら、どちらか一方のTS信号を選択し、選択したTS信
号はTSパケット信号が多重化されていることから、各
TSパケット信号を分離して取り出し、各TSパケット
信号のヘッダ部に含まれる情報等に基づいて、視聴者に
希望されている番組についての映像信号および音声信号
を選択して出力する。
【0015】また、パケット分離部54は、ディジタル
放送のTS信号の中には番組配列情報(Service
Information、以下、SIと記す)信号が
含まれていることから、このSI信号を示すTSパケッ
ト信号を分離してそのSI信号のデータを取得する。な
お、SI信号には、サービスのチャンネル名、個々の番
組についてのタイトル、開始終了時間、継続時間、内容
や進行状態などの情報を示すデータが含まれている。従
って、ディジタル放送受信装置は、このSI信号を利用
することにより、電子番組ガイド(以下、EPGと記
す)、すなわち、番組一覧情報の画面を作成して画面上
に表示することができる。
【0016】また、パケット分離部54は、TS信号に
含まれて送信されるプログラム仕様情報(Progra
m Specific Information、以
下、PSIと記す)、時間情報等を取り出すことがで
き、それらの信号を制御情報として制御部60へと送る
ことができる。また、逆に制御部60からは、パケット
分離部54から受信したPSIや時間情報に基づいて、
パケットの分離を制御する制御信号が、パケット分離部
54に送出される。
【0017】パケット分離部54により分離された各T
Sパケット信号は、視聴者が希望する放送番組の映像信
号あるいは音声信号毎に、映像復号部26および音声復
号部27へ送出される。映像復号部26では、ディジタ
ル放送では映像信号がMPEG2方式により符号化され
ていることから、MPEG2方式により入力した映像信
号を、制御部60からの制御信号に基づいて復号して、
復号結果の映像信号を合成部58に出力する。
【0018】また、映像復号部26は、映像信号を復号
する際に、その映像信号中のシーケンスヘッダ、シーケ
ンスエンドコード等のデータを識別することにより、そ
の映像信号の画像サイズ、アスペクト比、走査方式およ
びフレーム周波数による映像フォーマット、シーケンス
の開始、および、シーケンスエンドコードの検出(シー
ケンスの終了)、等についての情報データを得て制御部
60に送出する。
【0019】一方、音声復号部27では、パケット分離
部54から出力される音声信号もMPEG2方式により
符号化されていることから、MPEG2方式により入力
した音声信号を制御部60からの制御信号に基づいて復
号して、復号結果の音声信号を合成部58に出力する。
【0020】また、音声復号部27は、音声信号を復号
する際に、その音声信号中のヘッダ等のデータを識別す
ることにより、その音声信号のサンプリング周波数、音
声チャンネル数等による音声フォーマット、等について
の情報データを得て制御部60に送出する。
【0021】合成部58では、映像復号部26からの映
像信号と、音声復号部27からの音声信号が入力され、
制御部60からの制御信号に基づいて双方の信号が合成
されて、その合成信号が映像/音声再生部29に出力さ
れる。映像/音声再生部29は、合成部58から入力し
た合成信号から、映像信号を再生して画像表示出力する
と共に音声信号を再生して音声出力する。
【0022】なお、制御部60は、上記各部に対して、
受信動作あるいは表示動作等を行わせるための制御信号
をバス35を介して送出している。また、制御部60か
らは、上述した映像復号部26からの映像フォーマット
および音声復号部27からの音声フォーマット等のデー
タに基づいて、合成部58における映像信号および音声
信号を合成させるための制御信号が送出される。
【0023】次に、デジタル放送受信装置42が限定受
信の番組を選択した時の、デスクランブル部53、パケ
ット分離部54および制御部60の動作について、さら
に詳しく説明する。
【0024】図8は、図7のデスクランブル部53、パ
ケット分離部54および制御部60とICカード31を
抜き出したブロック図である。図8のデスクランブル部
53に復調器22からTS信号が入力されると、そのT
S信号は、ICカード31の鍵情報格納部33から制御
部60により読み出されたスクランブル鍵Ksによりデ
スクランブルされ、パケット分離部54および記録/再
生部55に送出される。なお、ICカード31には、照
合部34を有しているが、これについては後述する。
【0025】パケット分離部54では、デスクランブル
されて入力したTS信号をTSパケット信号に分離し、
そのTSパケット信号のヘッダ中から、スクランブルの
鍵個別情報(Entitlement Managem
ent Message、以下、EMM信号と記す)
と、鍵共通情報(Entitlement Contr
ol Message、以下、ECM信号と記す)を検
出する。このパケット分離部54で検出されたEMM信
号およびECM信号は、制御部60を介して、ICカー
ド31へと送出される。
【0026】なお、通常の限定受信においてスクランブ
ル処理が実施される信号の範囲は、上記したPSI信
号、SI信号、EMM信号、および、ECM信号の各信
号を除いたTSパケット信号のヘッダ部と、アダプテー
ションフィールドを除くペイロード部である。
【0027】従って、スクランブル範囲外である上記し
たPSI信号、SI信号、EMM信号、および、ECM
信号の各信号を示すTSパケット信号のヘッダ部と、ア
ダプテーションフィールドであるペイロード部について
は、デスクランブル部53におけるデスクランブル処理
は実施されず、それらの信号は、デスクランブル部53
を通過することになる。
【0028】ICカード31の照合部34では、上記し
たEMM信号とECM信号と、ICカード31に格納さ
れる視聴者(顧客)情報との照合処理が行われ、照合結
果が良好であれば、鍵情報格納部33に格納されたスク
ランブルの鍵情報(スクランブル鍵Ks)が検出され
る。検出された鍵情報は、制御部60によりデスクラン
ブル部53へと送られる。
【0029】デスクランブル部53では、上記したよう
に制御部60からのスクランブル鍵Ksにより、入力し
たTS信号のスクランブル処理を解除する。ここで、T
Sパケット信号のヘッダ部から検出されるスクランブル
信号(制御値)とは、TSパケット信号のスクランブル
のモードおよびスクランブルの有無を示すものであり、
詳しくは後述する。デスクランブル部53は、このスク
ランブル信号に基づいて、入力するTS信号に対してデ
スクランブル処理を実施するか否かを判断する。
【0030】
【発明が解決しようとする課題】ところで、現行のアナ
ログテレビジョン放送では、コマーシャル(以後、CM
と記す)部分の音声トラックがステレオモードである場
合が多い。一方、CM部分以外の部分(非CM部分:本
編部分)については、ステレオではなく、日本語と英語
のバイリンガル(2重音声)等のモードである場合が多
い。そのCM部分と非CM部分の音声モードの違いを利
用して、一部の記録/再生機能付受信装置(ビデオテー
プレコーダ等)では、アナログ放送の録画中に自動的に
CM部分の放送をカットして録画できる機能を有してい
ることが知られている。
【0031】また、そのような受信装置では、アナログ
放送を録画せずに視聴する場合には、放送中のCM部分
を自動的にスキップして視聴することができる。
【0032】上記した受信装置がアナログ放送の録画時
に自動的にCM部分をカットする機能や、受信装置がア
ナログ放送の視聴時に自動的にCM部分をスキップする
機能については、一般的にCMカット機能あるいはCM
スキップ機能と称されている。
【0033】しかしながら、従来のディジタル放送受信
機では、上述したように、デスクランブル部53でスク
ランブルが解除された後にパケット分離部54へと送出
されるTS信号が、まだ復号される前の信号であるた
め、音声モードの違いを受信装置に認識させることがで
きない。従って、従来のディジタル放送受信機では、デ
ィジタル放送中のCM部分を判別して、その部分を自動
的にスキップして視聴することができない。
【0034】同様にして、従来の記録/再生機能付のデ
ィジタル放送受信機では、上述したように、デスクラン
ブル部53でスクランブルが解除された後の記録/再生
部55に送られるTS信号が、まだ復号される前の信号
であるため、音声モードの違いを受信装置に認識させる
ことができない。従って、従来の記録/再生機能付のデ
ィジタル放送受信機では、ディジタル放送の録画中に自
動的にCM部分を判別して、その部分を自動的にカット
して録画することができない。
【0035】すなわち、従来のディジタル放送の受信装
置では、ディジタル放送のTS信号から放送中のCM部
分を判別することができないことから、アナログ放送の
受信装置では実施できたCMカット機能やCMスキップ
機能をそのまま適用することができないという問題を有
していた。
【0036】本発明は上記した問題点を解決するために
なされたものであり、ディジタル放送において、TS信
号中のスクランブル信号を判断して放送中のCM部分を
判別することにより、CMカット機能あるいはCMスキ
ップ機能を実現できる受信装置を提供することである。
【0037】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
め、請求項1記載の本発明のディジタル放送受信装置
は、スクランブル処理が施されていないディジタル放送
信号およびスクランブル処理が施されたディジタル放送
信号を受信し、スクランブル処理が施されたディジタル
放送信号については受信した信号中のスクランブル処理
をスクランブル鍵情報に基づいて解除してから映像信号
と音声信号を再生するディジタル放送の受信装置であっ
て、前記受信信号が復調された各トランスポート・スト
リーム(TS)信号から、スクランブル処理が実施され
ていることを示すスクランブル信号を検出すると共に、
該各TS信号に施されているスクランブルを、スクラン
ブル鍵により解除するデスクランブラ部と、前記ディジ
タル放送信号にスクランブルを施すスクランブル鍵の管
理者から供給された鍵情報からスクランブル鍵を生成し
て前記デスクランブラ部に送出すると共に、前記受信装
置の動作を制御する制御部と、前記デスクランブラ部か
ら受信した前記各TS信号のスクランブル信号から、ス
クランブル処理されていないTS信号を判別するスクラ
ンブル信号判別部とを備え、前記制御部は、前記スクラ
ンブル信号判別部がスクランブル処理されていないTS
信号を検出した場合、該TS信号については、前記デス
クランブラ部の後段の少なくとも1つの回路における処
理を実施させないことを特徴とする。
【0038】請求項2の本発明は、請求項1記載のディ
ジタル放送受信装置において、前記スクランブル信号判
別部は、スクランブル処理されていないTS信号を検出
した場合、前記デスクランブラ部の後段の少なくとも1
つの回路に対して、前記TS信号を指定する信号もしく
は前記TS信号が検出された期間を示す信号を出力する
ことを特徴とする。
【0039】請求項3の本発明は、請求項1または2記
載のディジタル放送受信装置において、前記受信装置
は、前記スクランブル処理が解除されたTS信号を記録
及び再生する記録/再生部を備え、前記制御部は、前記
スクランブル信号判別部がスクランブル処理されていな
いTS信号を検出した場合、該TS信号については、前
記記録/再生部に記録しないことを特徴とする。
【0040】請求項4の本発明は、請求項1乃至3の何
れか1項記載のディジタル放送受信装置において、前記
受信装置は、前記TS信号を分離させるパケット分離部
を備え、該パケット分離部は、前記デスクランブラ部ま
たは前記記録/再生部から入力される前記TS信号であ
る第1のTS信号と、該第1のTS信号の復調手段以外
の復調手段あるいは前記デスクランブラ部から入力され
る第2のTS信号とを切り替えるTS信号切替部を有
し、前記制御部は、前記スクランブル信号判別部が前記
第1のTS信号についてはスクランブル処理されていな
いことを検出した場合、前記TS信号切替部を切り替え
て、前記パケット分離部に第2のTS信号を処理させる
ことを特徴とする。
【0041】請求項5の本発明は、請求項1乃至3の何
れか1項記載のディジタル放送受信装置において、前記
受信装置は、前記TS信号から復号される映像信号およ
び音声信号を合成する合成部を備え、該合成部は、前記
TS信号から復号される映像信号および音声信号である
第1の映像/音声信号と、前記第1の映像/音声信号以
外の映像信号および音声信号である第2の映像/音声信
号とを切り替える映像/音声信号切替部を有し、前記制
御部は、前記スクランブル信号判別部が前記第1のTS
信号についてはスクランブル処理されていないことを検
出した場合、前記映像/音声信号切替部を切り替えて、
前記合成部に第2の映像信号および音声信号を処理させ
ることを特徴とする。
【0042】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図示した実施の形
態に基づいて説明する。 実施の形態1.図1は、本発明の実施の形態1のディジ
タル放送受信装置を含むディジタル放送システムの概略
の全体構成を示すブロック図である。尚、以下の図1、
図2および図3において、図7及び図8に示した従来の
ディジタル放送受信装置と同じ機能の部分については同
じ符号を付し、重複する説明を省略する。
【0043】図1に示す様に、本実施の形態のディジタ
ル放送受信装置2は、ディジタル放送システムにおける
放送を受信するための装置である。なお、ディジタル放
送システムとしては、地上に設置された鉄塔等の送信ア
ンテナ13から各視聴者の受信アンテナ20に直接に送
信電波を送出する地上波ディジタル放送システムと、送
信アンテナ13から通信衛星もしくは放送衛星(BS:Bro
adcasting Satellite)等の衛星を介して各視聴者の受
信アンテナ20に送信電波を送出する衛星ディジタル放
送システムとがあるが、図1は、衛星ディジタル放送シ
ステムの例を示している。
【0044】図1に示した衛星ディジタル放送システム
は、ディジタル放送送信局1と、ディジタル放送受信装
置2と、衛星3と公衆通信回線4とから構成されてい
る。
【0045】ディジタル放送送信局1は、番組を供給す
る事業者等である番組供給元11と、番組を視聴者に向
けて送出する送信システム12と、番組を無線送信する
送信アンテナ13と、どの番組を送出するか或いは番組
の仕様等を管理する番組管理システム14と、番組に施
されるスクランブルの鍵を管理するスクランブル鍵管理
システム15と、各視聴者(顧客)毎の視聴希望する番
組或いは視聴した番組を管理しさらに視聴料金等を管理
する顧客管理システム16とを有している。
【0046】衛星3は、ディジタル放送送信局1から送
出された放送の無線信号を受信し、その無線信号を増幅
してから再び視聴者のディジタル放送受信装置に向けて
送出する。
【0047】公衆通信回線4は、例えば、視聴者の視聴
希望や視聴結果をディジタル放送送信局1に通知するた
めに用いられる。また、逆に、ディジタル放送送信局1
からディジタル放送受信装置2に対して、視聴結果状況
や番組予約状況あるいは通算視聴料金等を通知するため
にも使用できる。
【0048】図2は、図1に示した本実施の形態1のデ
ィジタル放送受信装置2を抜き出したブロック図であ
る。ディジタル放送受信装置2が、図7に示した従来の
ディジタル放送受信装置42と異なる主な点は、デスク
ランブラ部23内にスクランブル信号検出部36を有す
る点と、制御部30内にスクランブル信号判別部32を
有している点である。
【0049】スクランブル信号検出部36は、デスクラ
ンブラ部23に入力するTS信号のヘッダ部から、その
TS信号にスクランブル処理が施されていることを示す
スクランブル信号を検出して制御部30内のスクランブ
ル信号判別部32に送出する。このスクランブル信号が
スクランブル処理が実施されたことを示していない場合
には、そのTS信号にはスクランブル処理が施されてい
ないことになる。
【0050】スクランブル信号判別部32は、スクラン
ブル信号検出部36からスクランブル信号を受信する
と、そのスクランブル信号がスクランブル処理が実施さ
れたことを示しているか、スクランブル処理が実施され
なかったことを示しているかを判別し、判別結果をフラ
グfl1として記録/再生部25に出力する。
【0051】記録/再生部25は、スクランブル信号判
別部32から判別結果のフラグfl1を受信して、その
フラグfl1に対応するTS信号のパケットについて、
記録するかあるいは非記録とするかを切り替える。具体
的には、フラグfl1がスクランブル処理の実施を示す
場合には、そのTS信号のパケットは記録し、フラグf
l1がスクランブル処理の非実施を示す場合には、その
TS信号のパケットは記録しないようにする。
【0052】本実施の形態1では、上記のように、入力
した受信信号を復調したTS信号がスクランブル処理さ
れているか否かについてスクランブル信号を判別してお
り、その判別結果により、そのスクランブル信号を含む
TS信号を記録するか否かを制御している。そして、そ
の結果、ディジタル放送中のCM部分をカットして記録
することを可能にしている。
【0053】ここで、TS信号のスクランブル処理によ
り、ディジタル放送中のCM部分をカットできる理由に
ついて説明する。
【0054】ARIB(社団法人電波産業会)の国内B
Sデジタル放送システム標準規格におけるBSデジタル
放送運用規定(BSデジタル放送運用規定技術資料、A
RIB TR−B15 第3分冊記載)によれば、有料
放送等において限定受信の放送番組のTS信号にはスク
ランブル処理が施されるが、CM部分等のTS信号には
スクランブル処理が施されるとは限らない。一般的に
は、CM部分にはスクランブル処理が施される必要は無
いので、限定受信の放送番組であることからTS信号が
スクランブルされている時でも、CM部分のTS信号に
ついてはスクランブルされていない場合が多くなると考
えられる。
【0055】TS信号にスクランブル処理が施されてい
るか否かは、TS信号の各パケットのヘッダ部に含まれ
るスクランブルの制御値hsにより判別することができ
る。スクランブル制御値hsは、例えば、2ビットの鍵
である場合には、「00」がそのパケットに「スクラン
ブルが施されていない」の場合を示し、「11」がその
パケットに「奇数(Odd)鍵のスクランブル処理が施
されている」の場合を示し、「10」がそのパケットに
「偶数(Even)鍵のスクランブル処理が施されてい
る」の場合を示すというように定めることにより、各パ
ケットにスクランブルが施されているか否かを判別させ
ることができる。
【0056】次に、限定受信の放送番組を受信中のデス
クランブラ部23等の動作をさらに詳しく説明する。図
3は、図2のディジタル放送受信機2のデスクランブラ
部23、パケット分離部24、制御部30およびICカ
ード31を抜き出すと共に、その一部をさらに詳しく示
したブロック図である。
【0057】図3のICカード31の照合部34では、
上記したEMM信号とECM信号と、ICカード31に
格納される視聴者(顧客)情報との照合処理が行われ、
照合結果が良好であれば、鍵情報格納部33に格納され
たスクランブルの鍵情報(スクランブル鍵Ks)が検出
される。検出された鍵情報は、制御部30によりデスク
ランブラ部23へと送られる。
【0058】限定受信の放送番組の視聴が視聴者により
選択されている場合には、ICカード31の鍵情報格納
部33に格納されていたスクランブル鍵Ksが制御部6
0からデスクランブラ部23へと送出される。デスクラ
ンブラ部23では、入力したTS信号のパケットのヘッ
ダ部に含まれるスクランブル信号(制御値)hsを判断
して、スクランブル処理が実施されているTS信号につ
いては、制御部60から受信したスクランブル鍵Ksに
より、スクランブルを解除する処理を行う。
【0059】本実施の形態1では、デスクランブラ部2
3で判断されているスクランブル信号(制御値)hsを
スクランブル信号検出部36が制御部30のスクランブ
ル信号判別部32へ送出する。制御部30は、スクラン
ブル信号判別部32がスクランブル信号hsを判別した
結果が「スクランブル処理されている」である場合に
は、記録実施を示すフラグfl1を記録/再生部25へ
送出しないようにし、判別結果が「スクランブル処理さ
れていない」である場合には、記録実施を示すフラグf
l1を送出するようにする。
【0060】次に、上記した限定受信中の制御部30の
動作について、フローチャートにより説明する。図4
は、制御部30の動作の一例を説明するためのフローチ
ャートである。
【0061】まず、制御部30は、ICカード31内の
照合部34に、視聴者に選択された放送番組が限定受信
の番組であることがパケット分離部24から受信したE
CM信号/EMM信号等からより照合させて、受信した
番組のTS信号が限定受信であるか否かを判断する(ス
テップS1)。限定受信である場合(ステップS1:Y
ES)には、デスクランブラ部23のスクランブル信号
検出部36にスクランブル信号hsを検出させる(ステ
ップS2)。限定受信でない場合(ステップS1:N
O)には、再度ステップS1に戻って限定受信の番組で
あるか否かの判断を実施する。
【0062】スクランブル信号検出部36で検出された
スクランブル信号hsは、制御部30内のスクランブル
信号判別部32へと送られる。スクランブル信号判別部
32では、スクランブル信号hsを判別し、TS信号に
スクランブル処理が施されていないか或いは施されてい
るかを判断する(ステップS3)。スクランブル処理が
施されていない場合(ステップS3:YES)には、ス
クランブル信号判別部32からフラグfl1を記録/再
生部25へ送信する(ステップS4)。スクランブル処
理が施されている場合(ステップS3:NO)には、再
度ステップS2に戻ってTS信号にスクランブル処理が
施されていないかあるいは施されているかを判断する。
【0063】また、上記したフラグfl1としては、例
えば、検出されたTS信号のパケットのヘッダに含まれ
ているトランスポート・ストリームID(以下、TSI
Dと記す)、または、そのTSIDを指定できる信号を
出力する。なお、フラグfl1としては、上記した信号
以外にも、例えば、スクランブルが施されていないTS
信号のパケットが検出されている期間を示す信号であっ
てもよい。
【0064】スクランブル信号判別部32から送出され
たフラグfl1を受信した記録/再生部5では、受信し
たフラグfl1に基づいて、そのフラグfl1に対応す
るTSIDを有するTS信号のパケットを除去して他の
パケットを記録する。これにより、上記したように、ス
クランブルが施された放送番組本編のパケットは記録さ
れ、スクランブルが施されていないCM部のパケットは
記録されないことになる。したがって、その記録結果を
再生する時には、CM部のパケットがカットされて本編
のみとなったTS信号のパケットが読み出されて、パケ
ット分離部24へ送出されることになる。そして、上記
パケット分離部24により分離されたTSパケット信号
は、映像復号部26および音声復号部27へ送出され、
従来のディジタル放送受信装置42と同様に復号処理が
実施される。
【0065】合成部28では、従来のディジタル放送受
信装置42の合成部58と同様に、映像復号部26から
の映像信号と、音声復号部27からの音声信号が入力さ
れ、制御部30からの制御信号に基づいて双方の信号が
合成されて、その合成信号が映像/音声再生部29に出
力される。映像/音声再生部29は、合成部28から入
力した合成信号から、映像信号を再生して画像表示出力
すると共に音声信号を再生して音声出力する。
【0066】なお、制御部30は、従来のディジタル放
送受信装置42の制御部60と同様に、上記各部に対し
て、受信動作あるいは表示動作等を行わせるための制御
信号をバス35を介して送出している。また、制御部3
0からは、上述した映像復号部26からの映像フォーマ
ットおよび音声復号部27からの音声フォーマット等の
データに基づいて、合成部28における映像信号および
音声信号を合成させるための制御信号が送出される。
【0067】このように本実施の形態1では、限定受信
の放送番組を受信している場合に、デスクランブラ部2
3内のスクランブル信号検出部36でTS信号のパケッ
トのヘッダ部からスクランブル信号(制御値)hsを検
出し、そのスクランブル信号hsを制御部30内のスク
ランブル信号判別部32に送出する。スクランブル信号
判別部32では、スクランブル信号hsからTS信号の
各パケットがスクランブル処理されているか否か(スク
ランブル処理の有無)を判別し、スクランブルされてい
ないTS信号のパケットを検出する。さらに、スクラン
ブル信号判別部32は、スクランブルされていないTS
信号のパケットを検出した場合、そのパケットはCM部
のものであると判断してフラグfl1を記録/再生部2
5に送出する。記録/再生部25は、フラグfl1を受
信した時は、そのフラグfl1に対応するTS信号のパ
ケットを記録しないように動作する。
【0068】本実施の形態1のディジタル放送受信装置
2は、上記した構成および動作により、限定受信の放送
番組を受信している場合に、CM部を識別することがで
きるので、CM部をカットまたはスキップして放送番組
を記録することができる。従って、本実施の形態1のデ
ィジタル放送受信装置2で記録した限定受信の放送番組
を再生する際には、その番組中に挿入されるCM部をカ
ットした番組を再生することができるので、使用者が再
生した番組を視聴中にCM部の度に早送りする等の煩雑
な操作が不用になり、ディジタル放送受信装置2の使い
勝手を向上させることができる。
【0069】実施の形態2.上記した実施の形態1で
は、スクランブル信号判別部32からフラグfl1を記
録/再生部5へ送出し、TS信号のパケットを記録する
際にCM部をカットするようにしていたが、上記のよう
にCM部を判別できることから、フラグfl1をパケッ
ト分離部24に送出するようにし、限定受信の放送番組
中でCM部が検出されている間は、他の内容を視聴する
こともできる。
【0070】その際にパケット分離部44では、限定受
信の放送番組中でCM部が検出されている間は、例えば
第2の復調器からのTS信号やデスクランブラ部23か
らの限定受信の放送番組以外のTS信号を分離するよう
にする。
【0071】図5は、本発明の実施の形態2のディジタ
ル放送受信機5の一部を抜き出したブロック図である。
図5に示されていない部分は図2に示した実施の形態1
と同様である。
【0072】図5の実施の形態2のディジタル放送受信
機5が、図2〜図4に示した実施の形態1のディジタル
放送受信機2と異なる主な点は、スクランブル信号判別
部32から出力されるフラグfl1がパケット分離部4
4に入力される点と、パケット分離部44内には、デス
クランブラ部23から出力された第1のTS信号である
TS1と、図示していない第2の復調器(又はデスクラ
ンブラ部23)からの第2のTS信号であるTS2と
を、フラグfl1により切り替えるTS信号切替部44
aを有している点である。なお、上記した図示していな
い第2の復調器(又はデスクランブラ部23)からの第
2のTS信号については後述する。
【0073】次に、本実施の形態2のディジタル放送受
信機5の動作を説明する。なお、デスクランブラ部23
からTS信号が出力されるまでの動作、制御部30がデ
ィジタル放送受信装置2内の各部を制御する動作、IC
カード31と制御部30による照合およびスクランブル
鍵送出動作等は、上記した実施の形態1における動作と
同様であり、さらに、スクランブル信号判別部32から
フラグfl1を出力するまでの動作も、実施の形態1に
おける動作と同様であるので、それらについての詳細な
説明を省略する。
【0074】パケット分離部44には、上記したように
2つのTS信号が入力される。第1のTS信号であるT
S1とは、デスクランブラ部23から送出されるTS信
号であり、第2のTS信号であるTS2とは、例えば、
ディジタル放送受信機5内に図示していない第2のチュ
ーナおよび復調器およびデスクランブラ部の構成を持つ
場合の第2の受信信号(チャンネル)のTS信号とす
る。
【0075】パケット分離部44では、通常状態として
は、デスクランブラ部23から入力されるTS1を、制
御部30からの制御信号に基づいてTS信号切替部44
aにより選択し、視聴者(ディジタル放送受信機5の使
用者)が選択した番組の多重化されているTS信号を分
離し、番組のTSパケット信号を得るとともに、そのT
Sパケット信号から映像および音声のTSパケット信号
を選別して映像復号部26および音声復号部27へ送
る。
【0076】視聴者が限定受信の放送番組を選択した場
合は、その番組のTS信号からデスクランブラ部23内
のスクランブル信号検出部36でスクランブル信号hs
が検出されて制御部30内のスクランブル信号判別部3
2に送出される。
【0077】スクランブル信号判別部32では、入力す
るスクランブル信号hsにより、TS信号のパケットに
スクランブル処理されているか否かを判別し、スクラン
ブル処理されていないと判別した場合には、TS1とT
S2を切り替えるためのフラグfl1をパケット分離部
44内のTS信号切替部44aに送出する。すなわち、
スクランブル信号判別部32に入力したスクランブル信
号に対応するTS信号のパケットはCM部の信号である
と判別して、TS1からTS2の入力に切替るための信
号(フラグfl1)を送出する。
【0078】パケット分離部44は、フラグfl1に対
応するTS信号のパケットが入力される場合は、TS信
号切替部44aにより入力信号を第2のTS信号である
TS2に切り替える。具体的には、例えば、フラグfl
1がTS信号のCM部のパケットを示していることか
ら、フラグfl1が入力されている期間のみ第2のTS
信号入力であるTS2をTS信号切替部44aにより選
択し、パケット分離処理を行うようにする。そして、T
S2に分離処理を実施して得られた映像および音声のT
Sパケット信号を映像復号部26および音声復号部27
へと送出する。映像復号部26および音声復号部27以
降の動作は上記した実施の形態1における動作と同様で
ある。
【0079】なお、上記した第2のTS信号であるTS
2は、ディジタル放送受信機5において第2のチューナ
および復調器またはデスクランブラ部23からのTS信
号として説明したが、例えば、この第2のTS信号は、
記録/再生部25からのTS信号であってもよく、図示
していないメモリ等から送出されるTS信号であっても
よく、さらには、第1のTS信号であるTS1中に多重
化されていた別番組のパケットを用いてもよい。
【0080】すなわち、本実施の形態2のTS2として
は、上記した第1のTS信号であるTS1以外の任意の
TS信号を用いることができ、例えば、選択された限定
受信の放送番組の番組内容がCM部になった場合、その
CM部を示すフラグfl1に対応するパケットが入力さ
れる期間だけ、代替のTS信号を出力できるものであれ
ばよい。
【0081】上記のように本実施の形態2のディジタル
放送受信装置5では、限定受信の放送番組を選択してい
る場合に、スクランブル信号判別部32から送出される
フラグfl1を、パケット分離部44内のTS信号切替
部44aでTS1とTS2との入力を切り替えるために
用いている。そのため、本実施の形態2のディジタル放
送受信装置5では、TS信号のパケットがCM部のパケ
ットであると判別されている期間には、第2のTS信号
がパケット分離部44に入力されることになる。従っ
て、限定受信の放送番組を選択して視聴している場合
に、番組内容がCM部になった時には、第2のTS信号
によってCM以外の画像/音声を再生することができ
る。このように、本実施の形態2のディジタル放送受信
装置5には、CMカット機能もしくはCMスキップ機能
を備えさせることができる。
【0082】実施の形態3.上記した実施の形態1およ
び実施の形態2では、スクランブル信号判別部32から
フラグfl1を記録/再生部5またはパケット分離部4
4へ送出し、TS信号のパケットを記録あるいは分離す
る際にCM部をカットするようにしていたが、上記のよ
うにCM部を判別できることから、フラグfl1を他の
ブロックに入力させてCM部をカットするように用いる
ことができる。例えば、以下に示す実施の形態3のディ
ジタル放送受信装置6に示した合成部48にフラグfl
1が入力された場合には、CM部に替えてデータ放送や
電子番組ガイド(EPG)の画面に切り換え出力すること
もできる
【0083】その際に合成部48では、限定受信の放送
番組中でCM部が検出されている間は、例えば、第2の
映像/音声信号やデータ放送の画像等の限定受信の放送
番組以外の映像/音声信号を合成するようにする。
【0084】図6は、本発明の実施の形態3のディジタ
ル放送受信機6の一部を抜き出したブロック図である。
図6に示されていない部分は図2に示した実施の形態1
あるいは図5に示した実施の形態2と同様である。
【0085】図6の実施の形態3のディジタル放送受信
機6が、図2〜図4に示した実施の形態1のディジタル
放送受信機2、あるいは、図5に示した実施の形態2の
ディジタル放送受信装置5と異なる主な点は、スクラン
ブル信号判別部32から出力されるフラグfl1が合成
部48に入力される点と、合成部48内には、映像復号
部26および音声復号部27からの映像信号および音声
信号である入力データva1と、図示していない第2の
チューナや記憶装置からの映像信号および音声信号であ
る入力データva2とを、フラグfl1により切り替え
る映像/音声信号切替部48aを有している点である。
なお、上記した図示していない第2のチューナや記憶装
置については後述する。
【0086】次に、本実施の形態3のディジタル放送受
信機6の動作を説明する。なお、映像復号部26および
音声復号部27から映像および音声信号が出力されるま
での動作、制御部30がディジタル放送受信装置2内の
各部を制御する動作、ICカード31と制御部30によ
る照合およびスクランブル鍵送出動作等は、上記した実
施の形態1あるいは実施の形態2の動作と同様であり、
さらに、スクランブル信号判別部32からフラグfl1
を出力するまでの動作も、実施の形態1あるいは実施の
形態2の動作と同様であるので、それらについての詳細
な説明を省略する。
【0087】図6に示したように本実施の形態3のディ
ジタル放送受信機6の合成部48には、2系統の映像/
音声信号が入力される。第1の映像/音声信号(va
1)は、映像復号部26および音声復号部27から送ら
れる映像/音声信号であり、第2の映像/音声信号(v
a2)は、例えば、ディジタル放送受信機6に、図示し
ていない第2の映像復号/音声復号部を有している場合
の、第2の映像信号および音声信号とする。
【0088】合成部48では、通常状態としては、映像
復号部26および音声復号部27から入力される第1の
映像/音声信号であるva1を、制御部30からの制御
信号に基づいて映像/音声信号切替部48aにより選択
して合成し、合成後の信号を映像/音声再生部29へ出
力する。
【0089】視聴者が限定受信の放送番組を選択した場
合は、その番組のTS信号からデスクランブラ部23内
のスクランブル信号検出部36でスクランブル信号hs
が検出されて制御部30内のスクランブル信号判別部3
2に送出される。
【0090】スクランブル信号判別部32では、入力す
るスクランブル信号hsにより、TS信号のパケットに
スクランブル処理されているか否かを判別し、スクラン
ブル処理されていないと判別した場合には、va1とv
a2を切り替えるためのフラグfl1を合成部48内の
映像/音声信号切替部48aに送出する。すなわち、ス
クランブル信号判別部32に入力したスクランブル信号
に対応するTS信号のパケットはCM部の信号であると
判別して、va1からva2の入力に切替るための信号
(フラグfl1)を送出する。
【0091】合成部48は、フラグfl1に対応するT
S信号のパケットが復号されたva1が入力される場合
は、映像/音声信号切替部48aにより入力信号を第2
の映像/音声信号であるva2に切り替える。具体的に
は、例えば、フラグfl1がTS信号のCM部のパケッ
トを示していることから、フラグfl1が入力されてい
る期間のみ第2の映像/音声信号入力であるva2を映
像/音声信号切替部48aにより選択し、合成処理を行
うようにする。そして、va2に合成処理を実施して得
られた信号を映像/音声再生部29へと送出する。映像
/音声再生部29の動作は上記した実施の形態1におけ
る動作と同様である。
【0092】なお、上記した第2の映像/音声信号であ
るva2は、ディジタル放送受信機6において、第2の
チューナや記憶装置からの第2の映像/音声信号として
説明したが、例えば、この第2の映像/音声信号は、記
録/再生部25からのTS信号がパケット分離されて復
号された信号であってもよく、図示していないメモリ等
から送出される信号であってもよく、データ放送やEP
Gデータであってもよく、さらには、第1の映像/音声
信号であるva1と、送信時に多重化されていた別番組
の映像/音声信号を用いてもよい。
【0093】すなわち、本実施の形態3のva2として
は、上記した第1の映像/音声信号であるva1以外の
任意の映像/音声信号を用いることができ、例えば、選
択された限定受信の放送番組の番組内容がCM部になっ
た場合、そのCM部を示すフラグfl1に対応する映像
/音声信号が入力される期間だけ、代替の映像/音声信
号を出力できるものであればよい。
【0094】上記のように本実施の形態3のディジタル
放送受信装置6では、限定受信の放送番組を選択してい
る場合に、スクランブル信号判別部32から送出される
フラグfl1を、合成部48内の映像/音声信号切替部
48aでva1とva2との入力を切り替えるために用
いている。そのため、本実施の形態3のディジタル放送
受信装置6では、TS信号のパケットがCM部のパケッ
トであると判別されている期間には、第2の映像/音声
信号(va2)が合成部48に入力されることになる。
従って、限定受信の放送番組を選択して視聴している場
合に、番組内容がCM部になった時には、第2の映像/
音声信号(va2)によってCM以外の画像/音声を再
生することができる。このように、本実施の形態3のデ
ィジタル放送受信装置6には、CMカット機能もしくは
CMスキップ機能を備えさせることができる。
【0095】
【発明の効果】以上のように、本発明によるディジタル
放送受信装置は、ディジタル放送の送信信号であるTS
信号の各パケットからスクランブル信号を検出するスク
ランブル信号検出部を備え、そのスクランブル信号がス
クランブル処理が実施されていないことを判別してフラ
グを出力するスクランブル信号判別部を備えたので、限
定受信の放送番組を視聴する際にCM部のパケットを検
出でき、ディジタル放送で限定受信の放送番組における
CM部を除いて処理するCMカット機能もしくはCMス
キップ機能をディジタル放送受信装置に持たせることが
できる。
【0096】また、本発明によるディジタル放送受信装
置は、スクランブル信号判別部が、スクランブル信号に
よりスクランブル処理が実施されていないと判別された
TS信号のパケットに対応してそのパケットを指定する
信号もしくはそのTS信号が検出された期間を示す信号
を出力できるようにしたので、限定受信の放送番組を視
聴する際にCM部のパケットを容易に判別して、そのパ
ケットについては処理しないようにできることから、デ
ィジタル放送で限定受信の放送番組におけるCM部を除
いて処理するCMカット機能もしくはCMスキップ機能
をディジタル放送受信装置に容易に持たせることができ
る。
【0097】また、本発明によるディジタル放送受信装
置は、デスクランブラ部からの出力されたTS信号を記
録する記録再生部を備え、限定受信の放送番組を記録す
る際に、スクランブル信号判別部の判別結果に基づい
て、CM部のパケットを除去して記録するので、限定受
信の放送番組を視聴する際にCM部のパケットを除いて
記録するCMカット機能もしくはCMスキップ機能をデ
ィジタル放送受信装置に持たせることができる。
【0098】また、本発明によるディジタル放送受信装
置は、パケット分離部において、スクランブル信号判別
部から出力される結果に基づいて、限定受信の放送番組
のTS信号のパケットと、第2の放送番組のTS信号の
パケットとを切り替える切替部を備え、スクランブル信
号判別部の判別結果がスクランブル処理が実施されてい
ないことを示す場合は、第2の放送番組のTS信号のパ
ケットが入力されて分離処理を行うので、限定受信の放
送番組を視聴する際にCM部のパケットを除いて視聴で
きるだけでなく、そのCM部の替わりに第2の放送番組
を視聴するCMカット機能もしくはCMスキップ機能を
ディジタル放送受信装置に持たせることができる。
【0099】さらに、本発明によるディジタル放送受信
装置は、合成部において、スクランブル信号判別部から
出力される結果に基づいて、限定受信の放送番組の映像
信号および音声信号と、第2の番組またはデータ放送等
の映像信号および音声信号とを切り替える切替部を備
え、スクランブル信号判別部の判別結果がスクランブル
処理が実施されていないことを示す場合は、第2の放送
番組の映像信号および音声信号が入力されて合成処理を
行うので、限定受信の放送番組を視聴する際にCM部の
パケットを除いて視聴できるだけでなく、そのCM部の
替わりに第2の放送番組またはデータ放送を視聴するC
Mカット機能もしくはCMスキップ機能をディジタル放
送受信装置に持たせることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態1のディジタル放送受信
機を用いる放送システム全体の構成の一例を示すブロッ
ク図である。
【図2】 図1中のディジタル放送受信機の構成をさら
に詳しく示すブロック図である。
【図3】 図2のディジタル放送受信機において限定受
信番組を受信するための構成部分を更に詳しく示すブロ
ック図である。
【図4】 図2のディジタル放送受信機の動作の一例を
示すフローチャートである。
【図5】 本発明の実施の形態2のディジタル放送受信
機において、限定受信番組を受信するための構成部分を
示すブロック図である。
【図6】 本発明の実施の形態3のディジタル放送受信
機において、限定受信番組を受信するための構成部分を
示すブロック図である。
【図7】 従来のディジタル放送受信機の一構成例を示
すブロック図である。
【図8】 図7のディジタル放送受信機において、限定
受信番組を受信するための構成部分を示すブロック図で
ある。
【符号の説明】
1 ディジタル放送送信局、 2、5、6、42 ディ
ジタル放送受信装置、3 衛星、 4 公衆通信回線、
11 番組供給元、 12 送信システム、 13
送信アンテナ、 14 番組管理システム、 15 ス
クランブル鍵管理システム、 16 顧客管理システ
ム、 20 受信アンテナ、 21 チューナ、 22
復調器、 23 デスクランブラ部、 24、44、
54 パケット分離部、 25、55 記録/再生部、
26 映像復号部、 27 音声復号部、 28、4
8、58 合成部、 29 映像/音声再生部、 3
0、60 制御部、 31 ICカード、 32 スク
ランブル信号判別部、 33鍵情報検出部、 34 照
合等処理部、 35 バス、 44a TS信号切替
部、 48a 映像/音声信号切替部、 53 デスク
ランブル部。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 スクランブル処理が施されていないディ
    ジタル放送信号およびスクランブル処理が施されたディ
    ジタル放送信号を受信し、スクランブル処理が施された
    ディジタル放送信号については受信した信号中のスクラ
    ンブル処理をスクランブル鍵情報に基づいて解除してか
    ら映像信号と音声信号を再生するディジタル放送の受信
    装置であって、 前記受信信号が復調された各トランスポート・ストリー
    ム(TS)信号から、スクランブル処理が実施されてい
    ることを示すスクランブル信号を検出すると共に、該各
    TS信号に施されているスクランブルを、スクランブル
    鍵により解除するデスクランブラ部と、 前記ディジタル放送信号にスクランブルを施すスクラン
    ブル鍵の管理者から供給された鍵情報からスクランブル
    鍵を生成して前記デスクランブラ部に送出すると共に、
    前記受信装置の動作を制御する制御部と、 前記デスクランブラ部から受信した前記各TS信号のス
    クランブル信号から、スクランブル処理されていないT
    S信号を判別するスクランブル信号判別部とを備え、 前記制御部は、前記スクランブル信号判別部がスクラン
    ブル処理されていないTS信号を検出した場合、該TS
    信号については、前記デスクランブラ部の後段の少なく
    とも1つの回路における処理を実施させないことを特徴
    とするディジタル放送受信装置。
  2. 【請求項2】 前記スクランブル信号判別部は、スクラ
    ンブル処理されていないTS信号を検出した場合、前記
    デスクランブラ部の後段の少なくとも1つの回路に対し
    て、前記TS信号を指定する信号もしくは前記TS信号
    が検出された期間を示す信号を出力することを特徴とす
    る請求項1記載のディジタル放送受信装置。
  3. 【請求項3】 前記受信装置は、前記スクランブル処理
    が解除されたTS信号を記録及び再生する記録/再生部
    を備え、 前記制御部は、前記スクランブル信号判別部がスクラン
    ブル処理されていないTS信号を検出した場合、該TS
    信号については、前記記録/再生部に記録しないことを
    特徴とする請求項1または2記載のディジタル放送受信
    装置。
  4. 【請求項4】 前記受信装置は、前記TS信号を分離さ
    せるパケット分離部を備え、 該パケット分離部は、前記デスクランブラ部または前記
    記録/再生部から入力される前記TS信号である第1の
    TS信号と、該第1のTS信号の復調手段以外の復調手
    段あるいは前記デスクランブラ部から入力される第2の
    TS信号とを切り替えるTS信号切替部を有し、 前記制御部は、前記スクランブル信号判別部が前記第1
    のTS信号についてはスクランブル処理されていないこ
    とを検出した場合、前記TS信号切替部を切り替えて、
    前記パケット分離部に第2のTS信号を処理させること
    を特徴とする請求項1乃至3の何れか1項記載のディジ
    タル放送受信装置。
  5. 【請求項5】 前記受信装置は、前記TS信号から復号
    される映像信号および音声信号を合成する合成部を備
    え、 該合成部は、前記TS信号から復号される映像信号およ
    び音声信号である第1の映像/音声信号と、前記第1の
    映像/音声信号以外の映像信号および音声信号である第
    2の映像/音声信号とを切り替える映像/音声信号切替
    部を有し、 前記制御部は、前記スクランブル信号判別部が前記第1
    のTS信号についてはスクランブル処理されていないこ
    とを検出した場合、前記映像/音声信号切替部を切り替
    えて、前記合成部に第2の映像信号および音声信号を処
    理させることを特徴とする請求項1乃至3の何れか1項
    記載のディジタル放送受信装置。
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