JP4661869B2 - 穿孔機に用いられるプラグ - Google Patents

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Description

本発明は、プラグに関し、さらに詳しくは、素材を穿孔して継目無管にする穿孔機に用いられる穿孔機用プラグに関する。
穿孔機に用いられるプラグは、加熱された素材(丸鋼片)を穿孔して中空素管にする。図11に示すように、プラグ100は、各々がパスラインPLに対して傾斜した一対の傾斜ロール150の間に配設される。プラグ100が傾斜ロール150により周方向に回転させられた素材50に押し込まれた後、穿孔機は、素材50をその中心軸に沿って穿孔圧延して中空素管51にする。
プラグ100は穿孔圧延中の素材50と接触し、素材50から熱及び強圧下を受けるため、その表面が溶損しやすい。特開平9−29310号公報に開示されているように、溶損したプラグは軸方向に改削され、再使用される。具体的には、図12に示すように、プラグ100の表面SF1に溶損110が発生したとき、表面の溶損110が無くなるまでプラグ100を軸方向に改削する。このとき、改削後のプラグ表面SF2の形状は元の表面SF1の形状と同じにする。このように改削すれば、改削によりプラグ全長は短くなるものの、プラグの表面SF2は元の形状と同じであるため、再使用が可能となる。しかしながら、改削するごとにプラグの全長は短くなるため、改削回数に限りがある。したがって、再使用が可能であっても、溶損発生の頻度が高ければプラグの寿命は低下する。
特開昭57−50233号公報及び国際公開WO2004/052569号パンフレットには、溶損の発生を抑制する形状を有するプラグが開示されている。図13に示すように、これらの文献に開示されたプラグ200は、先端から順に、半球状の先端部201と、円柱部202と、胴部203とで構成される。プラグ200で素材50を穿孔するとき、先端部201により穿孔された素材50と円柱部202の表面との間に隙間ISが生じる。このように、円柱部202は素材50と接触しないため、素材からプラグ200への入熱が抑制され、かつ、この隙間ISにより、プラグ200に蓄積された熱を放出できる。このため、プラグ200は従来の形状のプラグ100よりも溶損しにくい。
しかしながら、プラグ200は改削して再使用することが困難である。図14に示すように、円柱部202に図12の溶損110と同程度の深さの溶損210が発生したとき、円柱部202を元の形状に戻すために必要な改削代Lcが、プラグ100の場合よりも過剰に大きくなる。なぜなら、円柱部202の外径は一定であるため、溶損210の長さとほぼ同じ長さ分改削しなければ、溶損210を除去できず、円柱部202を元の形状に戻せないからである。そのため、改削後のプラグ200の全長が短くなり過ぎ、再使用が困難になる。
プラグ200の改削代Lcを小さくするためには、円柱部202の外径をプラグ先端側から後端側に向かって徐々に大きくしてテーパ形状とすればよい。しかし、テーパ形状にすれば、穿孔中の素材との間の隙間ISがなくなり、素材とテーパ形状部分とが接触するため、溶損が発生しやすくなる。
本発明の目的は、溶損を抑制し、かつ、改削代を抑えて再使用することができるプラグを提供することである。
本発明者は、上述のプラグ200のように先端部を有するプラグにおいて、先端部の球面の湾曲を緩やかにするほど、先端部により素材に形成される穴の径が大きくなると考えた。
図1Aのプラグにおいて、先端部10の表面形状は半球面である。つまり、先端部10の曲率半径R1は先端部10の長さL1と等しい。この場合、先端部10により素材30に形成された穴H0を拡張しようとする力は小さい。そのため、穴H0の径DH0は小さく、素材30の穴H0の表面と円柱部16の表面との間の隙間IS0は小さい。
一方、図1Bのプラグでは、先端部10の球面の湾曲が半球面よりも緩やかである。つまり、曲率半径R1が長さL1よりも大きい。この場合、先端部10により素材30に形成された穴H0を拡張しようとする力は、図1Aの場合よりも大きくなる。そのため、穴H0の径DH0は図1Aよりも大きくなり、穴H0の表面と円柱部16の表面との隙間IS1はIS0よりも大きくなる。
したがって、曲率半径R1を長さL1よりも大きくし、先端部10の球面の湾曲を緩やかにすれば、図1B中に点線で示すように、円柱部16を、先端側外径D1が後端側外径D2よりも小さいテーパ形状を有するテーパ部11に置き換えても、穴H0の表面がテーパ部11の表面と接触することなく、穴H0の表面とテーパ部11の表面との間に隙間IS2を形成することができる。そのため、テーパ部11から隙間IS2に熱を放出することができ、溶損の発生を抑制できる。さらに、テーパ部11はテーパ形状を有する。そのため、たとえ溶損が発生したとしても、外径が一定のD1である円柱部16よりも改削代を抑えることができ、再使用が可能となる。
本発明者は、先端部10の球面形状が異なる種々のプラグを準備して、プラグの先端部10の形状と、溶損することなく穿孔圧延可能なテーパ部11の形状との関係を調査した。具体的には、先端部10の長さL1及び曲率半径R1と、テーパ部11の外径D1及び外径D2とを変化させた種々のプラグを準備した。各プラグで素材30を穿孔圧延し、先端部10又はテーパ部11に溶損が発生するまでに穿孔圧延できた素材本数を調査した。
調査結果を図2に示す。図中の横軸は、L1/R1を示す。先端部10の球面の湾曲が緩やかになる程、L1/R1は小さくなる。L1/R1=1.0のとき、先端部10は半球面である。また、図中の縦軸は、D2/D1を示す。テーパ部11の長さが一定の場合、D2/D1が大きいほど、テーパ部11のテーパ角は大きくなる。
図中の「×」印は、溶損が発生するまでに穿孔圧延できた素材30の本数(以下、圧延可能本数という)が0であったことを示す。つまり、この場合、1本目の素材30の圧延終了後にプラグに溶損が発生したことを示す。図中「△」印は、圧延可能本数が1本であることを示し、「○」印は圧延可能本数が2本であることを示し、「◎」は圧延可能本数が3本以上であることを示す。圧延可能本数が2本以上である場合、溶損の発生が抑制されたと判断した。
図2を参照して、L1/R1が小さくなるにしたがって、圧延可能本数が2本以上となるD2/D1の最大値が大きくなった。先端部の球面の湾曲が緩やかになるほど、穴H0の径DH0が大きくなるため、D2/D1を大きくても素材30とテーパ部11との間に隙間ISが形成され、溶損の発生を抑制できたと考えられる。
しかしながら、L1/R1が0.5未満となったとき、L1/R1が小さくなっても、圧延可能本数が2以上となるD2/D1の最大値はほぼ1.4で一定となった。L1/R1をいくら小さくしても穴H0の径DH0が大きくならず、ほぼ一定となったためと考えられる。穿孔中の素材30は、プラグの先端部10により穴H0を拡張する力を受けるが、それとともに、傾斜ロールにより穴H0を縮径する力も受ける。そのため、L1/R1が0.5未満になると、傾斜ロールから受ける力の影響により穴H0の拡張が収束すると考えられる。
以上の知見に基づいて、本発明者は以下の発明を完成した。
本発明によるプラグは、穿孔機に用いられる。プラグは、プラグの先端から後端に向かって順に先端部と、テーパ部と、胴部とを備える。先端部の表面はプラグの軸方向に凸の球面であり、その曲率半径はR1であり、先端部の長さはR1より短いL1である。テーパ部の表面は先端部の表面とつながり、テーパ部の先端側の外径はD1であり、テーパ部の後端側の外径はD1よりも大きいD2であり、テーパ部の長さはL2である。胴部の表面はテーパ部の表面とつながり、胴部の外径はプラグの先端から後端に向かって徐々に大きくなる。プラグは、式(1)を満たし、かつ、0<L1/R1<0.5のとき式(2)を満たし、0.5≦L1/R1<1のとき式(3)を満たす。
0.5D1<L1+L2≦2.5D1 (1)
1.0<D2/D1≦1.4 (2)
1.0<D2/D1<1.8−0.8L1/R1 (3)
本発明によるプラグは、先端部の曲率半径R1を先端部の長さL1よりも大きくする。これにより、先端部の球面の湾曲は緩やかになるため、半球状の先端部よりも素材に形成される穴の径を大きくすることができる。そのため、テーパ部が式(2)又は(3)を満足すれば、テーパ部がテーパ形状を有していても素材とテーパ部とが接触せず、素材とテーパ部との間に隙間が形成される。したがって、本発明によるプラグはテーパ形状を有していても溶損の発生を防止でき、かつ、テーパ形状を有するため、改削代を抑えて再使用することができる。
好ましくは、先端部のうちテーパ部と隣接する部分はコーナ半径を有する。
この場合、プラグ先端部の表面とテーパ部の表面とが、滑らかに連続的に形成される。そのため、穿孔中に先端部とテーパ部との隣接部分に過剰な負荷がかかるのを抑制することができ、隣接部分に溶損が発生するのを抑制できる。
本発明によるプラグは、穿孔機に用いられる。プラグは、プラグの先端から後端に向かって順にテーパ部と、胴部とを備える。テーパ部の先端側はプラグの横断面に並行な平面である。また、テーパ部の先端側の外径はD1であり、テーパ部の後端側の外径はD1よりも大きいD2であり、テーパ部の長さはL2である。胴部の表面はテーパ部の表面とつながり、胴部の外径はプラグの先端から後端に向かって徐々に大きくなる。プラグは、式(2)及び式(4)を満たす。
1.0<D2/D1≦1.4 (2)
0.5D1<L2≦2.5D1 (4)
本発明によるプラグは、その先端が曲面ではなく横断面に並行な平面である。そのため、素材に形成された穴を拡張する力が半球状の先端部の場合よりも大きくなり、素材の穴の径を大きくすることができる。穴の径を大きくすることができるため、テーパ部が式(2)及び(4)を満足すれば、テーパ部がテーパ形状を有していても素材とプラグとが接触しない。したがって、本発明によるプラグはテーパ形状を有していても溶損を防止できる。さらに、テーパ形状のため改削代を小さくでき、改削後に再使用することができる。
プラグ先端部の表面形状が、穿孔中の素材とプラグとの間に形成される隙間に与える影響を説明するための図である。 プラグ先端部の表面形状が、穿孔中の素材とプラグとの間に形成される隙間に与える影響を説明するための図1Aと異なる他の例を示す図である。 プラグ先端部の表面形状及びプラグテーパ部の形状と、プラグが溶損するまでに穿孔圧延された素材本数との関係を示す図である。 本発明の実施の形態によるプラグの側面図である。 図3中の先端部及びテーパ部の拡大図である。 穿孔中の素材とプラグとの間に形成される隙間の形状について説明するための図である。 図3に示したプラグと異なる形状の他のプラグの側面図である。 図3及び図6に示したプラグと異なる形状の他のプラグの側面図である。 図3、図6及び図7に示したプラグと異なる形状の他のプラグの側面図である。 本実施例に使用したプラグの側面図である。 本実施例に使用した図9と異なる形状のプラグの側面図である。 従来の穿孔機及びプラグを示す図である。 従来のプラグの改削方法を説明するための図である。 図11及び図12と異なる形状の従来のプラグを用いた素材の穿孔圧延を説明するための図である。 図13に示したプラグを改削した状態を説明するための図である。
以下、図面を参照し、本発明の実施の形態を詳しく説明する。図中同一又は相当部分には同一符号を付してその説明は繰り返さない。
[プラグの形状]
図3及び図4を参照して、本発明の実施の形態によるプラグ1は、先端から後端に向かって順に、先端部10と、テーパ部11と、胴部12と、逃げ部13とを備える。これらの横断面形状はいずれも円であり、表面は互いに連続的に形成されている。
先端部10は、穿孔圧延時に素材(丸鋼片)の端面中心部に押し込まれ、素材の中心軸方向に穴H0を形成する役割を有する。先端部10の表面は、軸方向に凸の球面101となっている。球面101の曲率半径R1は、先端部10の長さL1よりも大きい。つまり、球面101の湾曲は、半球面の湾曲よりも緩やかである。そのため、先端部10は、従来の半球状の先端部よりも素材に形成する穴H0の径DH0を大きくすることができる。先端部10で径DH0を大きくすることにより、素材とテーパ部11との間に隙間ISを形成できる。
曲率半径R1が大きい程、球面101の湾曲が緩やかになり、球面101の表面積が小さくなる。先端部10は素材と接触して素材から熱を受けるが、その球面の表面積が小さければ、素材から受ける熱量も小さくなる。球面101は半球面よりも表面積が小さくなるため、素材からの入熱を制限し、溶損の発生を抑制する。
テーパ部11は、プラグ1内に蓄積された熱を素材とテーパ部11との間の隙間ISに放出することにより、プラグ1の溶損を抑制する役割を有する。また、テーパ部11はテーパ形状であるため、改削代を小さくでき、プラグ1を再使用可能とする。
テーパ部11の表面は先端部10の表面と連続的に形成される。また、テーパ部11の外径は、プラグ1の先端から後端に向かって徐々に大きくなり、先端側でD1であり、後端側でD1よりも大きいD2である。
胴部12は、先端部10により穴H0が開けられた素材(中空素管)を所望の形状にする役割を有する。具体的には、胴部12は中空素管と接触して中空素管の内径を拡長するとともに、胴部12と傾斜ロールとの間に中空素管を挟んで圧延することにより、中空素管の肉厚を所望の厚さにする。胴部12の表面はテーパ部11の表面と連続的に形成され、胴部12の外径は、プラグ1の先端から後端に向かって徐々に大きくなる。
胴部12は、プラグ1の先端側から順に、ワーク部121と、リーリング部122とで構成される。ワーク部121は、穿孔圧延中の中空素管の内径を拡張する役割を有し、その表面は円弧回転面である。リーリング部122は、中空素管の内径を所望の厚さにする役割を有し、テーパ形状を有する。
逃げ部13は、中空素管の内面に疵が発生するのを防止する役割を有する。逃げ部13の外径は、一定又はプラグ1の先端から後端に向かって徐々に小さくなる。そのため、逃げ部13は、穿孔圧延中の中空素管の内面と接触せず、中空素管に内面疵が発生するのを防止できる。
[先端部及びテーパ部の形状]
上述のとおり、プラグ1は、穿孔圧延中の素材とテーパ部11との間に隙間ISを形成することで溶損を防止し、かつ、テーパ部11がテーパ形状を有することにより改削代を低減できる。この効果を有効に得るために、プラグ1は以下の式(1)を満たし、かつ、式(2)又は式(3)を満たす。
0.5D1<L1+L2≦2.5D1 (1)
0<L1/R1<0.5のとき、1.0<D2/D1≦1.4 (2)
0.5≦L1/R1<1のとき、1.0<D2/D1<1.8−0.8L1/R1 (3)
[式(1)について]
穿孔圧延中の素材とプラグ1との間に隙間ISを形成するためには、先端部10及びテーパ部11の長さ(L1+L2)をある程度の長さにする必要がある。L1+L2が短すぎれば、素材に形成された穴H0が拡張してテーパ部11上に隙間ISを形成する前に、素材が胴部12と接触するため、隙間ISが形成されない。式(1)に示すように、L1+L2が0.5D1よりも大きければ、素材とテーパ部11との間に隙間ISを形成することができる。一方、先端部10及びテーパ部11の長さが長すぎれば、穿孔圧延中にテーパ部11が座屈する。座屈を防止するため、式(1)に示すように、長さL1+L2は2.5D1以下とする。
なお、L1+L2の長さが長ければ、先端部10及びテーパ部11で溶損が発生しにくくなる。先端部10及びテーパ部11の熱容量が大きくなるためである。そのため、L1+L2はある程度の長さであるのが好ましい。好ましくは、0.9D1≦L1+L2≦2.5D1である。
[式(2)及び(3)について]
改削代を小さくするには、テーパ部11をテーパ形状とするのが好ましい。テーパ形状にするためには、先端部10により素材に形成される穴H0の径DH0を大きくすればよい。
図1A、図1B及び図2で示したように、先端部10により素材に形成される穴H0の径DH0は、先端部10の球面101の湾曲の程度に依存する。すなわち、0.5≦L1/R1<1.0の場合、L1/R1が小さくなる程、つまり、球面101の湾曲が緩やかになるほど、径DH0は大きくなる。この場合、テーパ部11の先端側外径D1と後端側外径D2とが式(3)を満たせば、テーパ部11は素材との間に隙間ISを形成できる。したがって、溶損を防止でき、かつ、改削代を小さくできる。
一方、球面101の湾曲がさらに緩やかになり、0<L1/R1<0.5となったとき、L1/R1が小さくなっても、素材の穴H0の径DH0はあまり変化しない。この場合、外径D1及びD2が式(2)を満たせば、テーパ部11は素材と接触しない。
式(2)及び(3)において、テーパ部11のテーパ形状を決定する因子としてD1及びD2を用いた理由は以下の通りである。図5に示すように、素材30に形成された穴H0の径DH0は、先端部10通過直後に急速に拡張するものの、その後は一定となる。先端部10通過直後では、穴H0を拡張する力が大きいものの、その後は傾斜ロールから穴H0を縮径する力を受けるため、径DH0がほぼ一定に収束すると考えられる。このように、L1+L2が式(1)を満たす範囲では、径DH0はほぼ一定となる。そのため、長さL2が図中のL2−1〜L2−3に変化しても、D2/D1は長さL2の変化に依存せずに決定できる。したがって、D2/D1を用いた式(2)又は(3)を満たせば、先端部10の形状(L1/R1)に基づいて形成される穴H0の径DH0に対応したテーパ部11の形状を決定できる。
以上より、プラグ1の先端部10の球面の湾曲を半球面よりも緩やかにすることで、素材の穴H0の径DH0を大きくすることができ、これによりテーパ形状にしても隙間ISを確保できる。そのため、式(1)を満たし、かつ、式(2)又は式(3)を満たせば、テーパ部11をテーパ形状にしても、穿孔圧延中の素材がテーパ部11と接触せず、溶損の発生を抑制できる。さらに、テーパ部11がテーパ形状であるため、溶損しても改削代を小さくでき、改削後にプラグ1を再使用することができる。
図6に示すように、先端部10のうちテーパ部11との隣接部分102にコーナ半径R10を設けてもよい。穿孔圧延される素材は、先端部10の球面101の頂点で接触し、隣接部分102付近でプラグ1から離れる。プラグ1から離れるとき素材の塑性流動は大きくなるため、隣接部分102の表面がなめらかに形成されていなければ、隣接部分102で溶損が発生する場合がある。隣接部分102にコーナ半径R10を設け、隣接部分102の表面をなめらかにすることにより、溶損の発生をより抑制できる。
図7に示すように、プラグ1のように先端部10を有さず、テーパ部11、胴部12及び逃げ部13からなるプラグ20もプラグ1と同様の効果を生じる。この場合、テーパ部11の先端側表面111は横断面に並行な平面である。先端側表面111により素材に形成される穴H0を拡張する力は、球面の場合よりも大きくなるため、先端側表面111により素材に形成される穴H0の径DH0は、先端部10により形成される場合よりも大きくなる。そのため、以下の式(4)及び式(2)を満たせば、テーパ部11を設けても素材との間に隙間ISを形成でき、テーパ部11と素材とが接触しない。
1.0<D2/D1≦1.4 (2)
0.5D1<L2≦2.5D1 (4)
なお、図8に示すように先端側表面111にコーナ半径R20を設けてもよい。この場合、図6の場合と同じ理由により溶損の発生をより抑制できる。
なお、本実施の形態によるプラグ1及び20の材質は、周知のプラグと同じである。
図9、図10及び表1に示す形状のプラグを用いて素材を穿孔圧延し、各プラグの寿命を調査した。
Figure 0004661869
表1中の試験番号1〜15、20〜24のプラグは、図9に示す形状とし、試験番号16〜19のプラグは図10に示す形状とした。表1中の項目7〜19の記号(寸法)は、図9及び10中の記号に対応する。各プラグの材質はいずれも1.5%Cr−3%Ni鋼(JIS規格におけるSNCM616)とした。
穿孔圧延される素材は、直径70mm、軸方向長さ400mmのSUS304鋼の丸鋼片とした。1200℃に加熱された素材を各試験番号のプラグを備えた穿孔機で穿孔圧延し、外径76mm、肉厚6mmの中空素管とした。穿孔機の条件は表2のとおりとした。
Figure 0004661869
試験方法は以下のとおりとした。各試験番号のプラグに溶損が発生するまで、1又は複数本の素材を穿孔圧延した。具体的には、1本の素材を穿孔圧延して中空素管にするごとに、プラグ表面を観察し、先端部及びテーパ部に溶損が発生しているか否かを目視により判断した。溶損が発生したと判断した場合、そのプラグを用いた穿孔圧延を終了し、溶損が発生するまでに穿孔圧延した素材の本数(圧延可能本数)をカウントした。たとえば、素材を3本穿孔圧延した後に溶損の発生を確認した場合、圧延可能本数を2本(表中「○」印)とした。また、素材を3本穿孔圧延した後でも溶損が発生していない場合、圧延可能本数を3本以上(表中「◎」印)とした。圧延可能本数が2以上である場合、溶損が抑制されたと判断した。一方、圧延可能本数が1本(表中「△」印)、又は0本(表中「×」印)の場合、溶損が抑制されなかったと判断した。
表1に調査結果を示す。試験番号4及び5は、表1中の項目6の値が式(1)を満たし、項目2及び項目3の値が式(3)を満たした。そのため、テーパ部が5.0、9.9degのテーパ半角αを有するにもかかわらず、圧延可能本数が2以上となり、溶損の発生が抑制された。先端部の球面の湾曲が半球面よりも緩やかであるため、素材に形成される穴H0の径DH0が大きくなり、テーパ部と素材との間に隙間ISを形成できたためと考えられる。また、先端部の球面の湾曲が緩やかで、半球面よりも表面積が小さいため、素材からの入熱が制限され、先端部に溶損が発生しなかったと考えられる。
また、試験番号7〜14、20〜24のプラグは、項目6の値が式(1)を満たした。また、項目1(L1/R1)が0.5未満であり、項目2の値が式(2)を満足した。そのため、テーパ部が3.3〜21.2degのテーパ半角αを有するにも関わらず、圧延可能本数が2本以上となり、溶損の発生を抑制できた。
試験番号16〜18のプラグは、式(4)及び式(2)を満足したため、テーパ部が6.1〜12.0degのテーパ半角αを有するにも関わらず、圧延可能本数が2本以上となった。
一方、曲率半径R1が長さL1と等しい試験番号1のプラグは、圧延可能本数が1本であった。プラグを観察した結果、プラグ先端部に溶損が発生した。先端部形状が半球面であり表面積が大きかったため、素材からの入熱量が多くなり溶損したと考えられる。また、試験番号1と同様に曲率半径R1が長さL1と等しい試験番号2及び3のプラグは、圧延可能本数が0本であった。試験後のプラグを観察すると、先端部及びテーパ部に溶損が発生していた。先端部形状が半球状であるため、テーパ部と素材との間に隙間ISを形成できず、テーパ部が素材と接触したと考えられる。
試験番号6のプラグは、項目2の値が項目3の値よりも大きく、式(3)を満たさなかった。そのため、圧延可能本数は1本であった。試験後のプラグを観察すると、先端部及びテーパ部に溶損が発生していた。式(3)を満たさなかったため、テーパ部が素材と接触し、先端部の入熱が大きくなったと考えられる。
試験番号15及び19のプラグは、項目2の値が1.4よりも大きく、式(2)を満たさなかった。そのため、圧延可能本数が1本であった。試験後のプラグを観察すると、先端部及びテーパ部に溶損が発生していた。式(2)を満たさなかったため、テーパ部が素材と接触し、先端部の入熱が大きくなったと考えられる。
試験番号20〜22のプラグはコーナ半径Rcを有していないが、他の形状寸法は試験番号7〜9のプラグと同じである。具体的には、試験番号20のプラグはコーナ半径Rcを除いて試験番号7のプラグと同じ形状寸法である。同様に、試験番号21のプラグは試験番号8と、試験番号22のプラグは試験番号9とコーナ半径Rcを除いてそれぞれ同じ形状寸法である。
実施例1での調査の結果、試験番号20〜22のプラグは、試験番号7〜9と同様に圧延可能本数が3以上であった。そこで、コーナ半径の効果を調査するために、試験番号7〜9及び20〜22のプラグについて、さらに圧延可能本数を調査した。
調査の結果、コーナ半径Rcを有しない試験番号20〜22のプラグは、いずれも4本目の圧延後に先端部とテーパ部の隣接部分に溶損が発生した、つまり、試験番号20〜22の圧延可能本数は3本であった。これに対し、コーナ半径Rcを有する試験番号7〜9のプラグは、5本目の圧延後に溶損が発生し、圧延可能本数が4であった。試験番号7〜9のプラグは、コーナ半径を有するため、溶損の発生をより抑制できたと考えられる。
先端部の球面形状と溶損の発生との関係を調査した。具体的には、テーパ部のテーパ半角αがほぼ同じであり、かつ、L1/R1が異なる試験番号7と11、8と12、9と13のプラグについて、圧延可能本数を調査した。その結果、いずれのプラグも圧延可能本数は4本であった。そこで、これらのプラグについて溶損部分が無くなるまで軸方向に改削を行い、各プラグの改削代を調査した。具体的には、プラグを軸方向に0.5mmずつ改削し、改削後に溶損部分が残存していないか目視により判断した。残存している場合、さらに軸方向に0.5mm改削した。表3に調査結果を示す。
Figure 0004661869
表3を参照して、同程度のテーパ半角αを有する試験番号7と11とでは、L1/R1が大きい試験番号7のプラグの方が、L1/R1が小さい試験番号11のプラグよりも改削代が大きかった。同様に、試験番号8の方が、試験番号12よりも改削代が大きく、試験番号9の方が試験番号13よりも改削代が大きかった。つまり、L1/R1が大きい試験番号7〜9のプラグの方が、L1/R1が小さく、球面の湾曲がより緩やかである試験番号11〜13のプラグよりも溶損していた。
試験番号11〜13は、試験番号7〜9よりも先端部の球面の湾曲が緩やかである。そのため、試験番号11〜13の先端部の表面積は試験番号7〜9のものよりも小さく、素材からの入熱がより制限されたため、溶損を抑えることができたと考えられる。
以上、本発明の実施の形態を説明したが、上述した実施の形態は本発明を実施するための例示に過ぎない。よって、本発明は上述した実施の形態に限定されることなく、その趣旨を逸脱しない範囲内で上述した実施の形態を適宜変形して実施することが可能である。

Claims (3)

  1. 穿孔機に用いられるプラグであって、
    前記プラグの先端から後端に向かって順に先端部と、テーパ部と、胴部とを備え、
    前記先端部の表面は前記プラグの軸方向に凸の球面であり、その曲率半径はR1であり、前記先端部の長さは前記R1より短いL1であり、
    前記テーパ部の表面は前記先端部の表面とつながり、前記テーパ部の先端側の外径はD1であり、前記テーパ部の後端側の外径はD1よりも大きいD2であり、前記テーパ部の長さはL2であり、
    前記胴部の表面は前記テーパ部の表面とつながり、前記胴部の外径は前記プラグの先端から後端に向かって徐々に大きくなり、
    式(1)を満たし、かつ、0<L1/R1<0.5のとき式(2)を満たし、0.5≦L1/R1<1のとき式(3)を満たすことを特徴とするプラグ。
    0.5D1<L1+L2≦2.5D1 (1)
    1.0<D2/D1≦1.4 (2)
    1.0<D2/D1<1.8−0.8L1/R1 (3)
  2. 請求項1に記載のプラグであって、
    前記先端部のうち前記テーパ部と隣接する部分はコーナ半径を有することを特徴とするプラグ。
  3. 穿孔機に用いられるプラグであって、
    前記プラグの先端から後端に向かって順にテーパ部と、胴部とを備え、
    前記テーパ部の先端側は前記プラグの横断面に並行な平面であり、前記テーパ部の先端側の外径はD1であり、前記テーパ部の後端側の外径はD1よりも大きいD2であり、前記テーパ部の長さはL2であり、
    前記胴部の表面は前記テーパ部の表面とつながり、前記胴部の外径は前記プラグの先端から後端に向かって徐々に大きくなり、
    式(2)及び式(4)を満たすことを特徴とするプラグ。
    1.0<D2/D1≦1.4 (2)
    0.5D1<L2≦2.5D1 (4)
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