JP4780107B2 - 穿孔機、プラグ及び継目無管の製造方法 - Google Patents

穿孔機、プラグ及び継目無管の製造方法 Download PDF

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Description

本発明は、穿孔機、プラグ及び継目無管の製造方法に関し、さらに詳しくは、素材を穿孔して継目無管にする穿孔機、穿孔機に用いられるプラグ及び継目無管の製造方法に関する。
金属管の製造に使用される穿孔機(ピアサ)は、素材である丸鋼片を穿孔し、中空素管にする。中空素管はさらに、エロンゲータやマンドレルミル等で熱間加工され、継目無管となる。
穿孔機は、図7に示すように、各々がパスラインPLに対して傾斜した一対の傾斜ロール1と、プラグ100と、先端がプラグ100の後端と結合される芯金3とを備える。穿孔機は、傾斜ロール1により素材50を周方向に回転させながらプラグ100に押し込み、素材50を穿孔して中空素管51にする。
穿孔機により素材を穿孔し中空素管にするとき、中空素管の内表面に疵(以下、内面疵と称する)が生じる場合がある。内面疵は、以下のメカニズムで発生する。穿孔時、プラグ先端よりも上流側で素材中心部にマンネスマン破壊が発生する。発生したマンネスマン破壊は、穿孔時に、傾斜ロール及びプラグにより周方向の剪断歪みを受ける。その結果、マンネスマン破壊が周方向に伸び、内面疵となる。
このようなマンネスマン破壊を起因とした内面疵の発生を抑制するためには、プラグ表面の摩擦係数を低減することが有効である。プラグ表面の摩擦係数を低減すれば、穿孔される素材の進行速度が増す。進行速度が増せば、回転鍛造効果が抑制される。さらに、プラグ表面の摩擦係数を低減すれば、周方向の剪断歪みを抑制できる。その結果、マンネスマン破壊が拡大するのを防止でき、内面疵の発生を抑制できる。
摩擦係数の低減は、さらにプラグの摩耗や溶損を防止する。そのため、摩擦や溶損によりプラグ表面に形成された凹凸に起因した内面疵の発生も抑制できる。
プラグの摩擦係数を低減するために、素材を穿孔している間、プラグに設けた噴射孔から潤滑剤を噴射する技術が開示されている。特開平1−180712号公報や特開平10−235413号公報では、プラグの先端に噴射孔を設け、噴射孔から潤滑剤を噴射しながら穿孔する方法が開示されている。しかし、これらの文献に開示されたプラグの先端は、素材と接触する。そのため、プラグ先端に設けられた噴射孔から潤滑剤を噴射するためには、先端に接触する素材の変形抵抗以上の高い圧力で潤滑剤を噴射する必要がある。さらに、噴射孔が素材との接触によりつぶされる可能性もある。
高い圧力を潤滑剤に付加することなく、プラグから潤滑剤を噴射する方法が特開昭51−133167号公報に開示されている。図8に示すように、この文献に開示されたプラグ101は、軸方向に凸の曲率を有する先端部102と、外径が一定である円柱部103と、外径が先端から後端に向かって徐々に大きくなる胴部104とを備え、噴射孔105は、胴部104のうち、円柱部103と隣接する部分に設けられている。プラグ101を用いて素材50を穿孔するとき、素材の内表面とプラグ表面との間に一定の隙間60が形成される。穿孔中、円柱部103が変形することにより隙間60が小さくなるものの、この隙間60により、穿孔中に噴射孔が塞がれることなく、一定量の潤滑油の供給が可能であるとしている。
しかし、プラグ101は、穿孔中の素材に内面疵を発生させる場合がある。噴射孔105は、胴部104のうち円柱部103と隣接する部分に設けられている。そのため、図9に示すように、穿孔中の素材50が噴射孔105の開口部の上部に接触する場合がある。この接触により、素材50に内面疵が生じる場合がある。さらに、素材50が噴射孔105の開口部に接触すれば、噴射孔105が溶損して塞がる可能性もある。
さらに、プラグ101では、潤滑剤が固化して噴射孔105が詰まる場合がある。穿孔中、素材50は胴部104の表面のうち、噴射孔105近傍部分に接触する。そのため、噴射孔105の開口部の温度は、素材温度に近づき、高温になる。そのため、ガラス系の潤滑剤を使用すれば、噴射孔105の内部で潤滑剤が固化し、噴射孔105が詰まる場合がある。
本発明の目的は、プラグに設けられた潤滑剤の噴射孔により、穿孔圧延される素材に内面疵が発生するのを防止する穿孔機、プラグ及び継目無管の製造方法を提供することである。
本発明の他の目的は、プラグに設けられた噴射孔が塞がるのを防止する穿孔機、プラグ及び継目無管の製造方法を提供することである。
本発明による穿孔機は、素材を軸方向に穿孔圧延して中空素管にする。穿孔機は、潤滑剤を噴射する噴射孔を有するプラグと、潤滑剤を流す貫通孔を軸方向に有し、先端部がプラグの後端と結合される芯金と、貫通孔を介して噴射孔から潤滑剤を噴射させる噴射装置とを備える。プラグは、先端部と、円柱部と、胴部と、芯金結合部とを備える。先端部は、軸方向に凸の曲率を有する。円柱部は、先端部に隣接し、先端部後端の表面と段差無くつながる略円柱状の表面を有する。胴部は、円柱部に隣接し、先端から後端に向かって徐々に大きくなる外径を有する。芯金結合部は、芯金と結合するためのものであって、プラグの後端に配設される。噴射孔は、円柱部の表面から芯金結合部の表面に至るまで貫通し、貫通孔と連通する。
本発明による穿孔機により素材が穿孔圧延されるとき、穿孔圧延された素材は、プラグの円柱部と、胴部のうち円柱部に隣接する部分と接触しない。一方、噴射孔は、円柱部の表面に形成されるため、噴射孔と素材との間には常に隙間が存在し、噴射孔が素材の内表面と接触することはない。したがって、潤滑剤を噴射するために高い圧力を必要としない。
さらに、胴部に噴射孔を形成した場合、素材が噴射孔に接触し、内面疵が発生する場合があるが、本発明によるプラグの噴射孔は、円柱部に形成されるため、素材が噴射孔に接触しない。そのため、噴射孔が素材と接触することに起因する内面疵は発生しない。
好ましくは、噴射孔は、円柱部の表面のうち胴部に隣接する部分から芯金結合部の表面に至るまで貫通する。
穿孔圧延中に、素材とプラグとの間に隙間が形成される部分において、特に円柱部と胴部との隣接部分において、プラグ表面から素材までの距離が最も大きい。噴射孔は、円柱部の表面のうち、この隣接部分に形成されるため、噴射孔から素材までの距離が大きくなり、噴射孔は素材からの熱の影響を受けにくい。したがって、ガラス系の潤滑剤を使用した場合でも、噴射孔内で潤滑剤が固化するのを抑制でき、噴射孔が、固化した潤滑剤により詰まるのを防止できる。
本発明による継目無管の製造方法は、上記穿孔機を用いた継目無管の製造方法であって、素材を軸方向に穿孔圧延する工程と、素材を穿孔圧延している間、プラグの噴射孔から潤滑剤を噴射する工程とを備える。
本発明によるプラグは、素材を軸方向に穿孔圧延して中空素管にする穿孔機に利用される。プラグは、先端部と、円柱部と、胴部と、芯金結合部と、噴射孔とを備える。先端部は、軸方向に凸の曲率を有する。円柱部は、先端部に隣接し、先端部後端の表面と段差無くつながる略円柱状の表面を有する。胴部は、円柱部に隣接し、先端から後端に向かって徐々に大きくなる。芯金結合部は、芯金と結合するためのものであって、プラグの後端に配設される。噴射孔は、円柱部の表面から芯金結合部の表面に至るまで貫通し、潤滑剤を噴射する。


本発明によるプラグを用いて素材を穿孔圧延するとき、穿孔圧延された素材は、プラグの円柱部と、胴部のうち円柱部に隣接する部分と接触しない。噴射孔は、円柱部の表面に形成されるため、噴射孔と素材との間には常に隙間が存在し、噴射孔が素材の内表面と接触することはない。したがって、潤滑剤を噴射するために高い圧力を必要としない。
さらに、胴部に噴射孔を形成した場合、素材が噴射孔に接触し、内面疵が発生する場合があるが、本発明によるプラグの噴射孔は、円柱部に形成されるため、素材が噴射孔に接触しない。そのため、噴射孔が素材と接触することに起因する内面疵は発生しない。
好ましくは、噴射孔は、円柱部の表面のうち、胴部に隣接する部分から芯金結合部の表面に至るまで貫通する。
穿孔圧延中に、素材とプラグとの間に隙間が形成される部分において、特に円柱部と胴部との隣接部分において、プラグ表面から素材までの距離が最も大きい。噴射孔は、円柱部の表面のうち、この隣接部分に形成されるため、噴射孔から素材までの距離が大きくなり、噴射孔は、素材からの熱の影響を受けにくい。したがって、ガラス系の潤滑剤を使用した場合でも、噴射孔内で潤滑剤が固化するのを抑制でき、噴射孔が、固化した潤滑剤により詰まるのを防止できる。
本発明の実施の形態による穿孔機の構成を示す側面図である。 図1中のプラグの側面図である。 図1中のプラグの縦断面図である。 穿孔中の素材及びプラグの状態を説明するための模式図である。 図2A及び図2Bとは形状の異なる、他のプラグの縦断面図である。 図2A、図2B及び図4とは形状の異なる、他のプラグの縦断面図である。 実施例で用いたプラグの側面図である。 実施例で用いたプラグの噴出孔の開口部位置を示すプラグの縦断面図である。 図6Bと異なる開口部位置を有するプラグの縦断面図である。 図6B及びCと異なる開口部位置を有するプラグの縦断面図である。 従来の穿孔機による素材の穿孔を説明するための模式図である。 従来のプラグの縦断面図である。 図8に示したプラグの問題点を説明するための模式図である。
以下、図面を参照し、本発明の実施の形態を詳しく説明する。図中、同一又は相当部分には同一符号を付して、その説明は繰り返さない。
1.穿孔機の構成
図1を参照して、穿孔機10は、一対の傾斜ロール1と、プラグ2と、芯金3と、噴射装置4とを備える。
プラグ2は、潤滑剤を噴射するための噴射孔21を有する。芯金3は、その先端を、プラグ2の後端に配設された芯金結合部22に嵌め込まれ、プラグ2と結合される。芯金3は、先端から後端に至るまで軸方向沿って貫通した貫通孔31を有する。プラグ2との結合時、貫通孔31は噴射孔21と連通する。
噴射装置4は、潤滑剤41を貯蔵するタンク42と、ポンプ43とを備える。ポンプ43は、潤滑剤41を貫通孔31及び噴射孔21に圧送し、プラグ2の表面から潤滑剤41を噴射させる。
芯金3の後端は、図示しないロータリジョイントに連結される。このとき芯金3は、周方向に回動可能に連結される。図1中の傾斜ロール1はコーン型であっても、バレル型であってもよい。また、図1に示した穿孔機10は、傾斜ロール1を2つ設けた2ロール式であるが、傾斜ロールを3つ設けた3ロール式であってもよい。
2.プラグの構成
図2A及び図2Bを参照して、プラグ2は、先端部23と、円柱部24と、胴部25と、逃げ部26とを備える。
先端部23は、プラグ2の前部に設けられ、軸方向に凸の曲率を有する。素材は、先端部23を押し当てられ、先端部23により素材中心部に孔が形成される。
円柱部24は、先端部23と隣接して設けられる。円柱部24は、略円柱状の表面を有する。プラグ2に円柱部24を設けることにより、円柱部24は、素材と接触しない。要するに、プラグ表面と穿孔中の素材内表面との間に隙間を形成することができる。
胴部25は、円柱部24に隣接して設けられる。胴部25の横断面は円であり、その直径は、胴部25の先端から後端に向かって徐々に大きくなる。後述するように、胴部25は、素材(中空素管)と接触して中空素管の内径を拡長するとともに、傾斜ロール1の間で圧延して中空素管の肉厚を所望の厚さにする。
逃げ部26は、胴部25に隣接して設けられる。逃げ部26の横断面の直径は、逃げ部26の先端から後端に向かって徐々に小さくなる。そのため、逃げ部26は、穿孔圧延中の中空素管の内表面と接触しない。逃げ部26は、プラグの後端が中空素管と接触して内面疵が発生するのを防止する役割を果たす。
プラグ2の後端には、芯金3と結合するための芯金結合部22が設けられる。芯金結合部22は、プラグ後端面27の中心部からプラグ先端方向に向かって所定の長さで設けられた非貫通孔である。芯金結合部22には、周知の方法により芯金3の先端が嵌め込まれ、プラグ2と芯金3とが結合される。
プラグ2はさらに、噴射孔21を有する。噴射孔21は、円柱部24の表面から芯金結合部22の表面である底面221に至るまで貫通している。噴射孔21は、底面221から円柱部24の表面に至るまでの途中で、1つの経路から2つの経路に分岐している。分岐した各経路は円柱部24表面に至り、開口部211を形成している。
芯金結合部22に芯金3が嵌め込まれたとき、噴射孔21は、芯金3の貫通孔31とつながる。噴射装置4から圧送された潤滑剤は、連通した貫通孔31及び噴射孔21を通って開口部211から噴射される。
なお、プラグ2の材質は、周知のプラグと同様である。
3.継目無管の製造方法
まず、素材(丸鋼片)を周知の加熱炉に装入し、加熱する。加熱した素材を加熱炉から抽出する。続いて、図1に示した穿孔機10を用いて、抽出された素材50を穿孔圧延し、中空素管51にする。
素材50を穿孔圧延している間、噴射装置4は潤滑剤41を圧送し、プラグ2の開口部211から潤滑剤を噴射させる。図3を参照して、素材50が穿孔圧延されるとき、素材50は、先端部23に接触した後、円柱部24及び胴部25の先端部と接触せず、胴部25の先端部以降の表面と再び接触する。噴射孔21の開口部211は、円柱部24の表面に形成されているため、潤滑剤は隙間60に向けて噴射される。そのため、潤滑剤を噴射するために高い圧力を必要としない。
また、プラグ胴部に噴射孔の開口部を形成した場合、図9に示したように、素材50が噴射孔105の開口部に接触し、内面疵が発生する場合があるが、プラグ2の開口部211は円柱部24に形成されるため、図3に示すように素材50と接触しない。そのため、開口部211と素材50とが接触することに起因した内面疵は発生しない。さらに、開口部211は素材50と接触しないため、素材50との接触によりつぶされることもない。
また、開口部211は、円柱部24の表面のうち、胴部25と隣接する部分に形成される。隙間60内のプラグ2表面のうち、素材50までの距離が最も大きいのは、円柱部24と胴部25との隣接部P1である。したがって、円柱部24の表面のうち、隣接部P1が、素材50から放出される熱の影響を最も受けにくい。よって、隣接部P1近傍に形成された開口部211は、素材50の熱の影響を受けにくく、ガラス系の潤滑剤が開口部211付近で固化しにくい。要するに、開口部211は素材50から離れているため、詰まりにくい。
なお、潤滑剤41は、素材を穿孔圧延している間噴射され、素材を穿孔圧延していないときは噴射されない。穿孔機10は、傾斜ロール1に掛かる荷重を検知する図示しない荷重センサを備える。噴射装置4は、荷重センサが荷重を検知したときに出力する荷重信号に対応して、潤滑剤41を圧送する。これにより、穿孔圧延中のみ潤滑剤41を噴射できる。上述では、荷重センサを用いたが、他のセンサを用いて穿孔圧延中か否かを判断してもよい。
素材を穿孔圧延して中空素管にした後、中空素管を、プラグミルやマンドレルミル等により、延伸圧延する。延伸圧延後、ストレッチレデューサ、リーラ、サイザ等により形状を修正し、継目無管製品となる。
以上、本実施の形態による穿孔機、プラグ、継目無管の製造方法について説明したが、プラグは上述の構成と異なる他の構成を有してもよい。
たとえば、図4に示すように、噴射孔21中の分岐点の形状をY字型ではなく、T字型にしてもよい。噴射孔21の開口部211が円柱部24の表面に形成されれば、噴射孔21の形状は特に制限されない。
開口部211が円柱部24の表面に形成されれば、開口部211と素材50の内表面とが接触することにより発生する内面疵を防止できる。したがって、図5に示すように、開口部211が、円柱部24の表面の先端部分に形成されてもよい。また、開口部211が円筒部24の表面の中央部分に形成されてもよい。ただし、図2A及び図2Bに示すように、円柱部24の表面のうち、胴部25に隣接する部分に開口部211を形成すれば、潤滑剤41の固化による噴射孔21が詰まるのを最も防止できる。ここで、隣接する部分とは、たとえば、円柱部24表面中央から円柱部24表面後端までの範囲の部分をいう。開口部211が形成される好ましい部分は、円柱部24表面後端から先端に向かって円柱部全長の1/4の長さの範囲内である。
上述のプラグでは、2つ開口部211を有するプラグを示したが、本実施の形態によるプラグは、開口部211が1つであってもよいし、3以上あってもよい。
また、円柱部24の表面は、直径が一定である円柱状でもよいし、若干のテーパ角を有するテーパ形状であってもよい。ただし、テーパ状である場合、円柱部24の表面に穿孔圧延中の素材の内表面が接触しない程度のテーパ角とする必要がある。要するに、素材50と円柱部24との間に隙間60が形成されれば、テーパ形状であってもよい。
本明細書では、円柱状と、穿孔中に素材と接触しない程度のテーパ角を有するテーパ形状とを合わせて「略円柱状」と称する。
円柱部24の長さL1(mm)は、所定の長さ以上とするのが好ましい。長さL1がある程度長ければ、円柱部24の熱容量が大きくなるため、円柱部24が素材の熱により変形するのを防止できるからである。ただし、円柱部24は穿孔圧延に寄与しないため、円柱部24が長すぎれば、穿孔圧延が不安定になり、肉厚及び外径変動の原因となる。したがって、好ましくは、円柱部24の長さL1は、以下の式(1)を満たす。
0.05×BD≦L1≦0.30×BD (1)
ここで、BDは、素材(丸ビレット)の直径(mm)である。
種々の形状を有するプラグを作成し、素材である丸鋼片を穿孔して中空素管にした後、内面疵の有無を調査した。
穿孔圧延試験に用いたプラグの各寸法は、図6Aに示す通りとした。図6A中、寸法単位はmmである。図6A中の円柱部の長さL1は、表1の通りとした。
Figure 0004780107
試験番号1のプラグは、図6Bに示すように、噴射孔の開口部を胴部のうち円柱部に隣接する部分に設けた。試験番号2のプラグは、図6Cに示すように、噴射孔の開口部を、円柱部のうち胴部に隣接する部分に設けた。試験番号3のプラグは、図6Dに示すように、噴射孔の開口部を、円柱部のうち先端部に隣接する部分に設けた。試験番号1〜3のプラグの円柱部長さL1はいずれも7.5mmであった。
試験番号4のプラグは、噴射孔の開口部位置を試験番号2のプラグと同じとしたが、円柱部長さL1を試験番号2よりも短く3mmとした。また、試験番号5のプラグは、円柱部長さL1を試験番号2よりも長く22mmとした。
穿孔する丸鋼片は、以下の方法で作製した。質量%で2%のCrを含有する2Cr鋼を溶製し、連続鋳造法により直径225mmの丸鋼片を製造した。続いて、直径が70mmになるまで丸鋼片の外周を切削した。以上の方法で作製した直径70mm、長さ300mmの丸鋼片を複数本準備した。
各試験番号のプラグを図1と同じ構造の穿孔機に取り付け、各試験番号で表1に示す直径の丸鋼片を5本連続して穿孔圧延し、中空素管とした。穿孔圧延している間、表2に示す成分のガラス系潤滑剤をプラグから噴出した。なお、各試験番号における穿孔機の諸条件は表3に示す通りとした。
Figure 0004780107
Figure 0004780107
穿孔圧延後、製造した中空素管に内面疵が発生したか否かを目視により判断した。また、穿孔後、各プラグの噴出孔の開口部が詰まっているか否かを目視により判断した。
さらに、各試験番号の中空素管について、穿孔圧延の安定性を次の方法で調査した。中空素管の長手方向中央部を基準として、左右に中空素管全長の20%の範囲で、外径を10点測定し、その平均値(平均外径)を求めた。続いて、中空素管の両端部の外径(端部外径)を測定した。各端部外径と平均外径との差分値が平均外径の1.05%以下であれば、穿孔圧延は安定していたと判断し(表中「○」で表示)、1.05%を超えた場合、穿孔圧延は不安定であったと判断した(表中「×」で表示)。
[試験結果]
調査結果を表1に示す。表1中の「内面疵」欄の「○」印は、内面疵の発生がなかったことを示し、「×」印は、内面疵が発生したことを示す。また、表1中の「孔詰まり」欄の「◎」印は、噴出孔に固化した潤滑剤の付着が全くなかったことを示し、「○」印は、噴出孔が詰まっていないものの、噴出孔の表面に固化した潤滑剤が若干付着していたことを示す。「×」印は、噴出孔が詰まったことを示す。
表1を参照して、試験番号1の中空素管のみ内面疵が発生した。噴出孔の開口部を観察した結果、開口部の上側が溶損していた。丸鋼片が開口部と接触して内面疵が発生したと考えられる。さらに、噴出孔内で潤滑剤が固化していた。したがって、穿孔途中で噴出孔が詰まり、マンネスマン破壊に起因した内面疵も発生したと考えられる。
一方、試験番号2〜5の中空素管には、内面疵が発生しなかった(表中「○」印)。また、噴出孔の開口部を観察した結果、試験番号2、4及び5のプラグでは固化した潤滑剤が付着していなかった。一方、試験番号3のプラグでは、噴出孔が詰まっていないものの、固化した潤滑剤が噴出孔内部に若干付着していた。
また、各試験番号のプラグについて、穿孔圧延後のプラグ円柱部の形状を目視により調査した。試験番号1〜3のプラグは、式(1)を満たしたため、その円柱部に変形は見られなかった(表中「○」で表示)。一方、式(1)を満たさなかった試験番号4のプラグの円柱部では、先端部との隣接部において、多少の変形が見られた。内面疵の発生起因となるほどの変形ではなかった(表中「△」で表示)が、引き続いて穿孔圧延に使用すると、内面疵を発生するおそれがあると考えられた。
また、試験番号5のプラグは、プラグ円柱部が長かったため、式(1)を満たさず、穿孔圧延が不安定であった。
以上、本発明の実施の形態を説明したが、上述した実施の形態は本発明を実施するための例示に過ぎない。よって、本発明は上述した実施の形態に限定されることなく、その趣旨を逸脱しない範囲内で上述した実施の形態を適宜変形して実施することが可能である。

Claims (7)

  1. 丸ビレットからなる素材を軸方向に穿孔圧延して中空素管にする穿孔機であって、
    潤滑剤を噴射する噴射孔を有するプラグと、
    前記潤滑剤を流す貫通孔を軸方向に有し、先端部が前記プラグの後端と結合される芯金と、
    前記貫通孔を介して前記噴射孔から前記潤滑剤を噴射させる噴射装置とを備え、
    前記プラグは、
    軸方向に凸の曲率を有する先端部と、
    前記先端部に隣接し、前記先端部後端の表面と段差無くつながる略円柱状の表面を有する円柱部と、
    前記円柱部に隣接し、先端から後端に向かって徐々に大きくなる外径を有する胴部と、
    前記プラグの後端に配設され、前記芯金と結合するための芯金結合部とを含み、
    前記噴射孔は、前記円柱部の表面から前記芯金結合部の表面に至るまで貫通し、前記貫通孔と連通することを特徴とする穿孔機。
  2. 請求項1に記載の穿孔機であってさらに、
    式(1)を満たすことを特徴とする穿孔機。
    0.05×BD≦L1≦0.3×BD (1)
    ここで、式(1)中のL1は、前記円柱部の軸方向長さ(mm)であり、BDは、前記素材の直径(mm)である。
  3. 請求項1又は請求項2に記載の穿孔機であって、
    前記噴射孔は、前記円柱部の表面のうち前記胴部に隣接する部分から前記芯金結合部の表面に至るまで貫通することを特徴とする穿孔機。
  4. 請求項1請求項3のいずれか一項に記載の穿孔機を用いた継目無管の製造方法であって、
    丸ビレットからなる素材を軸方向に穿孔圧延する工程と、
    前記丸ビレットからなる素材を穿孔圧延している間、前記プラグの噴射孔から前記潤滑剤を噴射させる工程とを備えることを特徴とする継目無管の製造方法。
  5. 丸ビレットからなる素材を軸方向に穿孔圧延して中空素管にする穿孔機に利用されるプラグであって、
    軸方向に凸の曲率を有する先端部と、
    前記先端部に隣接し、前記先端部後端の表面と段差なくつながる略円柱状の表面を有する円柱部と、
    前記円柱部に隣接し、先端から後端に向かって徐々に大きくなる外径を有する胴部と、
    前記プラグの後端に配設され、芯金と結合するための芯金結合部と、
    前記円柱部の表面から前記芯金結合部の表面に至るまで貫通し、潤滑剤を噴射するための噴射孔とを備えることを特徴とするプラグ。
  6. 請求項5に記載のプラグであってさらに、
    式(1)を満たすことを特徴とするプラグ。
    0.05×BD≦L1≦0.3×BD (1)
    ここで、式(1)中のL1は、前記円柱部の軸方向長さ(mm)であり、BDは、前記素材の直径(mm)である。
  7. 請求項5又は請求項6に記載のプラグであって、
    前記噴射孔は、前記円柱部の表面のうち、前記胴部に隣接する部分から前記芯金結合部の表面に至るまで貫通することを特徴とするプラグ。
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