JP4661234B2 - 除湿装置 - Google Patents

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Description

本発明は、圧縮機、放熱器、膨張機構、吸熱器等から構成されるヒートポンプと、吸着剤や吸収剤を用いて吸放湿を行う吸放湿手段を備えた除湿装置に関する。
従来のヒートポンプと吸放湿手段を備えた除湿装置としては、放熱器、吸放湿手段の放湿部、吸熱器の順に空気を循環させるものがある(例えば、特許文献1参照)。
以下、その除湿装置について図6を参照しながら説明する。
図6に示すように、除湿装置の本体101内には、圧縮機102、放熱器103、膨張機構104、吸熱器105を配管接続した冷媒回路106と、吸着剤107が担持されたハニカムローター108が設けられており、循環ファン109によって送風される循環空気110が、放熱器103、ハニカムローター108の一部、吸熱器105の順に循環するように循環経路111が形成されている。また、ハニカムローター108の他の部分は、吸込口112および吹出口113を開口した供給経路114内に配置されており、供給ファン115によって除湿対象空気116が供給されている。また、冷媒回路106内には冷媒117が充填されており、この冷媒117が、圧縮機102で圧縮されることによって、放熱器103、膨張機構104、吸熱器105の順に冷媒回路106内を循環し、放熱器103において循環空気110に放熱するとともに、吸熱器105において循環空気110から吸熱することによってヒートポンプ118を動作させている。ハニカムローター108は、図示しない駆動手段によって回転しており、この回転に伴いハニカムローター108に担持された吸着剤107が、循環経路111内における循環空気110との接触と供給経路114内における除湿対象空気116との接触を繰り返している。この吸着剤107は、晒される空気の相対湿度が高ければ多くの水分を保持でき、相対湿度が低くなると保持可能な水分量が減少する特性を有しているので、相対湿度の異なる複数の空気との接触を繰り返せば、各々の相対湿度における吸着剤107の保持可能な水分量の差に応じて水分の吸脱着が行われることになる。ここで、循環経路111内で吸着剤107と接触する循環空気110は、放熱器103において冷媒117の放熱により加熱されて除湿対象空気116よりも低い相対湿度の空気となっているので、この相対湿度の差によって、吸着剤107が、除湿対象空気116中の水分を吸着し、吸着した水分を循環空気110中に脱着するように作用する。この吸脱着作用によって吸放湿手段119としての動作がなされることとなり、ハニカムローター108の供給経路114内に位置する部分が除湿対象空気116から吸湿する吸湿部120、ハニカムローター108の循環経路111内に位置する部分が循環空気110へ放湿する放湿部121となる。吸湿部120において吸湿された除湿対象空気116は低湿の空気となって吹出口113から本体101外部に吹出し、放湿部121において放湿された循環空気110は、高湿の空気となって吸熱器105に供給される。吸熱器105に供給された高湿の循環空気110は、冷媒117の吸熱によって露点温度以下まで冷却されて空気中の水分が飽和する。この飽和した水分が凝縮してタンク122に滴下し、このタンク122に溜まった凝縮水の量が除湿装置の除湿量となるのである。
特開昭63−1423号公報(第2−3頁、第1図)
以上の例では、吸湿部120において除湿対象空気116から吸湿し、この吸湿した水分を、放熱器103で加熱した高温の循環空気110を放湿部121に供給することによって放湿させ、この放湿させた水分を含んだ高湿の循環空気110を吸熱器105において冷却して水分を飽和させるとことにより除湿するようにしている。したがって、暑い時期などに除湿をしながら冷風感を得たいというニーズに応えるには、吸熱器105を通過することによって温度が低下した空気を、吹出し空気から分離して室内に吹出す必要があり、循環経路111を形成する構造では、風量バランスが崩れて除湿能力が低下するという課題があった。
本発明は上記課題を解決するものであり、除湿能力を下げることなく、吸熱器105を通過して温湿度が低下した空気を分離して室内に吹出すことができ、冷風感を得ることが可能な除湿装置を提供することを目的としている。
上記した目的を達成するために、本発明が講じた第1の課題解決手段は、冷媒(117)を圧縮する圧縮機(102)と前記冷媒(117)が供給空気に対して放熱する放熱器(103)と前記冷媒(117)が膨張する膨張機構(104)と前記冷媒(117)が供給空気から吸熱する吸熱器(105)とを有するヒートポンプ(118)と、供給空気から吸湿する吸湿部(120)および供給空気に放湿する放湿部(121)を有する吸放湿手段(119)と、除湿対象空気(116)を前記放熱器(103)、前記放湿部(121)、前記吸熱器(105)、前記吸湿部(120)の順に供給することにより室内よりも温湿度の低下した空気を吹出すメイン送風ファン(1)と、室内空気を前記放熱器(103)に供給し室内に吹出すバイパス送風ファン(2)と、前記メイン送風ファン(1)の吹出し空気を前記バイパス送風ファン(2)の吹出し空気と混合または分離させるのを切替えるための切替え手段(19)を備えた除湿装置であって、前記メイン送風ファン(1)の吹出し空気を吹出す第1吹出し口(16)と、前記バイパス送風ファン(2)の吹出し空気を吹出すために分岐した第2吹出し口(17)および第3吹出し口(18)を有し、前記切替え手段(19)の操作により、前記第2吹出し口(17)が閉塞または開放され、前記バイパス送風ファン(2)の吹出し空気とメイン送風ファン(1)の吹出し空気とを合流または分離のいずれかに切替えて吹出し可能とし、切替え手段(19)が第2吹出し口(17)と第3吹出し口(18)を同時に開放する構造としたものである。
この手段により、切替え手段(19)によって第2吹出し口(17)を開放した場合、吸熱器(105)を通過して温湿度の低下したメイン送風ファン(1)の吹出し空気と、放熱器(103)を通過して温度の上昇したバイパス送風ファン(2)の吹出し空気とが、それぞれ第1吹出し口(16)と第2吹出し口(17)から混合されて吹出すこととなる。また、切替え手段(19)によって第2吹出し口(17)を閉塞した場合、放熱器(103)を通過して温度の上昇したバイパス送風ファン(2)の吹出し空気を第3吹出し口(18)へと流通させることにより、吸熱器(105)を通過して温湿度の低下したメイン送風ファン(1)の吹出し空気と分離されて吹出すこととなる。これにより、温風と冷風の混合あるいは分離を選択することが可能となり、切替え手段(19)が第2吹出し口(17)を開放している場合、ほとんど全ての空気が第2吹出し口(17)から送風されるため、吹出し空気の分散を防ぐことができる。
また、本発明が講じた第の課題解決手段は、第3吹出し口(18)の通風抵抗を第2吹出し口(17)よりも大きくした構造としたものである。
この手段により、切替え手段(19)が第2吹出し口(17)を閉塞している場合、ほとんど全ての空気は第3吹出し口(18)から送風されるため、吹出し空気の分散を防ぐことができる。
また、本発明が講じた第の課題解決手段は、切替え手段(19)を第2吹出し口(17)に設けられた2本のレール(20)の間に摺動可能に架橋された可動板(19a)にて構成し、前記切替え手段(19)に摺動促進手段を備えた構成としたものである。
この手段により、切替え手段(19)をレール(20)に沿って摺動させることによって、スムーズに開閉させることが可能となる。
また、本発明が講じた第の課題解決手段は、摺動促進手段は、切替え手段(19)を摺動させる操作部と、前記切替え手段(19)の摺動方向と平行に凸部(21)と凹部(22)を設けた構成としたものである。
この手段により、切替え手段(19)を摺動方向以外の方向に動きにくいように規制することにより、摺動方向への開閉をスムーズにさせることが可能となる。
また、本発明が講じた第の課題解決手段は、切替え手段(19)の可動板(19a)を第2吹出し口(17)の開放位置または閉塞位置にて固定する固定手段を設ける構成としたものである。
この手段により、切替え手段(19)が開放状態または閉塞状態の位置で固定されるため、風圧や振動によって前記切替え手段(19)が意に反して移動しないよう規制することが可能となる。
また、本発明が講じた第の課題解決手段は、固定手段が可動板(19a)に設けられた磁石(23)および、固定側に設けられた金属板(24)にて構成され、第2吹出し口(17)の開放位置または閉塞位置で、金属板(24)と磁石(23)が固着してなる構成としたものである。
この手段により、切替え手段(19)および固定側に設けられた磁石(23)と金属板(24)が固着することにより、確実に切替え手段(19)を固定することが可能となる。
また、本発明が講じた第の課題解決手段は、切替え手段(19)に付設して摺動可能となるバネ押し部(25)と、このバネ押し部(25)に当接して摺動方向に取り付けられた板バネ(26)を有し、この板バネ(26)は中央付近に設けた凸状の切替え摺動部(28)と、この切替え摺動部(28)の両側に設けた凹状の切替え固定部(27)を備え、固定手段は、前記バネ押し部(25)部が前記切替え固定部(27)に係合する構成としたものである。
この手段により、切替え手段(19)の可動板(19a)を摺動させる切替え摺動部(28)ではテンションがかかるため圧接状態で摺動がなされ、凹状の切替え固定部(27)ではテンションから解放され係合状態で固定されやすくなる。
また、本発明が講じた第の課題解決手段は、切替え手段(19)の切替え位置を検出する位置検出手段を備え、位置検出手段が可動板(19a)に取り付けられた磁石(23)と固定側に取り付けられた非接触型検出装置(29)で構成したものである。
この手段により、切替え手段(19)の切替え状況を検知することによって、切替え手段(19)の位置に最適な運転状態の制御が可能となり、位置検出手段を、可動板(19a)に取り付けられた磁石(23)と固定側に取り付けられた非接触型検出装置(29)で構成することにより、切替え手段(19)の位置検出をさらに確実なものとすることができ、固定手段として用いた磁石を兼用することにより、部品点数を削減できる。
また、本発明が講じた第の課題解決手段は、切替え手段(19)の切替え位置を検出する位置検出手段を備え、位置検出手段は、固定側に取り付けられた接触型検出装置(30)を可動板(19a)が押す構成としたものである。
この手段により、切替え手段(19)の切替え状況を検知することによって、切替え手段(19)の位置に最適な運転状態の制御が可能となり、位置検出手段を固定側に取り付けられた接触型検出装置(30)を可動板(19a)が押す構成とすることにより、切替え手段(19)の位置検出をさらに確実なものとすることができる。
また、本発明が講じた第10の課題解決手段は、位置検出手段は、固定側に取り付けられた接触型検出装置(30)を可動板(19a)が押す構成としたものである。
この手段では、位置検出手段を電装基板(31)に搭載することにより、位置検出手段のための電装基板を省略することが可能となる。
また、本発明が講じた第11の課題解決手段は、切替え手段(19)の可動板(19a)の下方にバイパス送風ファン(2)の吹出し空気を流通させ、可動板(19a)の下方面に前記バイパス送風ファン(2)の吹出し空気を案内する案内リブ(32)を設ける構成としたものである。
この手段では、切替え手段(19)の下方面にバイパス送風ファン(2)の吹出し空気を案内する案内リブ(32)を設けることによって、バイパス送風ファン(2)の風量低下を最小限におさえることが可能となる。
また、本発明が講じた第12の課題解決手段は、切替え手段(19)の可動板(19a)の下方にバイパス送風ファン(2)の吹出し空気を流通させ、可動板(19a)の下方面に前記バイパス送風ファン(2)の吹出し空気の抵抗となる抵抗リブ(33)を設ける構成としたものである。
この手段において、風の力を利用して、切替え手段(19)の固定をより確実なものにすることが可能となる。
本願発明は、かかる構成とすることにより以下に記載されるような効果を奏するものである。
本願の第の発明にかかる除湿装置によれば、切替え手段(19)によって第2吹出し口(17)を開放した場合、吸熱器(105)を通過して温湿度の低下したメイン送風ファン(1)の吹出し空気と、放熱器(103)を通過して温度の上昇したバイパス送風ファン(2)の吹出し空気とが、それぞれ第1吹出し口(16)と第2吹出し口(17)から混合されて吹出すこととなる。また、切替え手段(19)によって第2吹出し口(17)を閉塞した場合、放熱器(103)を通過して温度の上昇したバイパス送風ファン(2)の吹出し空気を第3吹出し口(18)へと流通させることにより、吸熱器(105)を通過して温湿度の低下したメイン送風ファン(1)の吹出し空気と分離されて吹出すこととなる。これにより、使用者が任意に切替え手段(19)を作動させることによって、温風と冷風の混合または分離の選択が可能となる。温風と冷風を混合して吹出させる場合は、衣類等の対象を乾燥させる場合に有利で、分離して吹出させる場合は、除湿運転をしながら冷風感を得ることができ、切替え手段(19)が第2吹出し口(17)を開放している時、第3吹出し口(18)を閉塞しないことにより、ルーバーや布等の異物によって第2吹出し口(17)の通風面積が減少した場合でも、第3吹出し口(18)へとバイパス送風ファン(2)の吹出し空気を流通させることができるため、バイパス送風ファン(2)の風量低下による本体(100)内および圧縮機(102)の温度上昇を防止することが可能となり、送風ファンや圧縮機の小型化を実現することができる。
願の第の発明にかかる除湿装置によれば、切替え手段(19)が第2吹出し口(17)を閉塞している場合、ほとんど全ての空気は第3吹出し口(18)から送風され、第2吹出し口(17)を開放している場合、第3吹出し口(18)が開放された状態であっても、ほとんど全ての空気が第2吹出し口(17)から送風されることとなる。これにより、第2吹出し口(17)を開放する時に第3吹出し口(18)を閉塞する必要が無くなり、第3吹出し口(18)を閉塞する手段を省略することができる。また、切替え手段(19)の構造を簡略化することも可能となる。
願の第の発明にかかる除湿装置によれば、切替え手段(19)をレール(20)に沿って摺動させることによって、スムーズに開閉させることが可能となる。また、スムーズに開閉できることにより、切替え手段(19)の故障発生の可能性も低減させることができる。
願の第の発明にかかる除湿装置によれば、切替え手段(19)を摺動方向以外の方向に動きにくいように規制することにより、摺動方向への開閉をスムーズにさせることが可能となる。また、スムーズに開閉できることにより、切替え手段(19)の故障発生の可能性も低減させることができる。
願の第の発明にかかる除湿装置によれば、切替え手段(19)が開放状態または閉塞状態の位置で固定されることにより、風圧や振動により前記切替え手段(19)が意に反して移動しないよう規制することが可能となる。
願の第の発明にかかる除湿装置によれば、切替え手段(19)および固定側に設けられた磁石(23)と金属板(24)が固着することにより、確実に切替え手段(19)を固定することが可能となる。
願の第の発明にかかる除湿装置によれば、前記板バネ(26)の摺動面において、切替え手段(19)のバネ押し部(25)は、凸状の切替え摺動部(28)ではテンションがかかる摺動状態となり、凹状の切替え固定部(27)ではテンションから解放されて係合するため、第2吹出し口(17)を全開または全閉状態となる切替え固定部(27)の位置で固定される。これにより、切替え摺動部(28)と切替え固定部(27)で手に伝わる摺動感覚が異なるため、良好な操作感を得ることができる。
願の第の発明にかかる除湿装置によれば、切替え手段(19)の切替え状況を検知することによって、切替え手段(19)の位置に最適な運転状態の制御が可能となり、切替え手段(19)の位置検出をより確実なものとすることが可能となる。上記(ト)に記載した磁石(23)との共用も可能であり、構成の簡略化も可能となる。また、非接触型検出装置(29)を用いることにより、検出の耐久信頼性も向上する。
願の第の発明にかかる除湿装置によれば、切替え手段(19)の切替え状況を検知することによって、切替え手段(19)の位置に最適な運転状態の制御が可能となり、切替え手段(19)の位置検出をより確実なものとすることが可能となる。また、接触式検出装置(30)を用いることにより、検出の信頼性も向上する。
願の第10の発明にかかる除湿装置によれば、位置検出手段を電装基板(31)に搭載することにより、位置検出手段のための電装基板を省略することが可能となり、コストダウンと省スペースを実現できる。
願の第11の発明にかかる除湿装置によれば、切替え手段(19)の下方面にバイパス送風ファン(2)の吹出し空気を案内する案内リブ(32)を設けることによって、バイパス送風ファン(2)の風量低下を最小限におさえ、バイパス送風ファン(2)の風量低下による本体(101)内および圧縮機(102)の温度上昇を防止することが可能となる。
願の第12の発明にかかる除湿装置によれば、風の力を利用して、切替え手段(19)の固定をより確実なものにすることが可能となる。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら説明する。なお、従来の例と同一の構成要素については同一の符号を用い、詳細な説明は省略する。
(実施の形態1)
図1〜図7に示すように、除湿装置の本体101内に、圧縮機102、放熱器103、膨張機構104、吸熱器105を配管接続した冷媒回路106と、供給空気から吸湿する吸湿部120および供給空気に放湿する放湿部121を有する吸放湿手段119を設け、冷媒回路106内に冷媒117を充填している。また、本体101には吸込口112と吹出口113を開口し、メイン送風ファン1とバイパス送風ファン2の運転によって、吸込口112から除湿対象空気116と加熱対象空気3とパージ空気4を本体101内に供給する構成としている。そして、本体101内に供給された除湿対象空気116が、メイン送風ファン1によって放熱器103、放湿部121、吸熱器105、吸湿部120に順に供給されて吹出口113より本体101外部に流出し、また、加熱対象空気3が、バイパス送風ファン2によって、除湿対象空気116と同一方向から放熱器103に供給されて吹出口113より本体101外部に流出し、また、パージ空気4が、バイパス送風ファン2によって、除湿対象空気116と同一方向から吸湿部120に供給されて吹出口113より本体101外部に流出するように風路を形成している。そして、圧縮機102により冷媒117を圧縮することによって、冷媒117が、放熱器103、膨張機構104、吸熱器105の順に冷媒回路106内を循環し、放熱器103に供給される除湿対象空気116および加熱対象空気3に対して放熱するとともに吸熱器105に供給される除湿対象空気116から吸熱することによってヒートポンプ118を作動させる構成となっている。
本体101はケース上5、ケース下6、ケース左7、ケース右8、ケース前9、ケース後10の6部品によって形成し、ケース上5には吹出口113と装置の操作を行う操作パネル11と取っ手12が設けられている。ケース後10には吸込口112を設け、その吸込口112にはフィルター13が設けられている。ケース下6の上には水受け部14と圧縮機102とタンク122が配置され水受け部14の上に放熱器103、膨張機構104、吸熱器105、吸放湿手段119、メイン送風ファン1、バイパス送風ファン2、吸熱器カバー15が構成される構造となっている。
吹出し口は第1吹出し口16、第2吹出し口17、第3吹出し口18から形成され、第2吹出し口17と第3吹出し口18は、切替え手段19によって風路が切替えられるように構成されている。メイン送風ファン1の吹出し空気は、そのまま第1吹出し口16より吹出し、バイパス送風ファン2の吹出し空気は、切替え手段19が第2吹出し口17を開放している場合は第2吹出し口17から、また、切替え手段19が第2吹出し口17を閉塞している場合は、第3吹出し口18から吹出す。すなわち、切替え手段19が第2吹出し口17を開放している場合は、メイン送風ファン1とバイパス送風ファン2の吹出し空気が、それぞれ、第1吹出し口16と第2吹出し口17から混合されて本体101の前面より吹出し、切替え手段19が第2吹出し口17を閉塞している場合は、メイン送風ファン1の吹出し空気は第1吹出し口16から本体101の前面へ、また、バイパス送風ファン2の吹出し空気は第3吹出し口18より本体101の背面より分離して吹出すものである。
また図4、図5に示すように、切替え手段19は第2吹出し口17に設けられた2本のレール20に摺動可能に架橋されており、第2吹出し口17を開放または閉塞することによって、バイパス送風ファン2の吹出し空気の吹出し口を切替えることが可能となっている。また、切替え手段19には磁石23が取り付けられており、固定側に設けられた金属板24と固着することにより、切替え手段19を確実に固定することができる。また、磁石23が電装基板に取り付けられた被接触型検出装置29を作動させることによって、切替え手段19の位置を検出することができる。切替え手段19の下方面には、第3吹出し口18への吹出し空気を案内する案内リブ32と、吹出し空気の抵抗となる抵抗リブ33が設けられている。
図6、図7に示すように、切替え手段19の摺動部分には、摺動方向と平行に凸部21と凹部22が設けられており、常に嵌合しながら摺動している。また、固定側には板バネ26が取り付けられ、板バネ26は切替え手段19を固定したい切替え固定部27が凹形状をなし、摺動させたい切替え摺動部28が切替え手段19側に凸形状に形成されており、切替え手段19のバネ押し部25が板バネ26を押しながら摺動する。また、電装基板31に接触型検出装置30が取り付けられており、切替え手段19が接触型検出装置30を作動させることで、切替え手段19の位置を検出する構造となっている。
上記構成において、切替え手段19によって第2吹出し口17を開放した場合、吸熱器105を通過して温湿度の低下したメイン送風ファン1の吹出し空気と、放熱器103を通過して温度の上昇したバイパス送風ファン2の吹出し空気とが、それぞれ第1吹出し口16と第2吹出し口17から混合されて吹出すこととなる。また、切替え手段19によって第2吹出し口17を閉塞した場合、放熱器103を通過して温度の上昇したバイパス送風ファン2の吹出し空気を第3吹出し口18へと流通させることにより、吸熱器105を通過して温湿度の低下したメイン送風ファン1の吹出し空気と分離されて吹出すこととなる。これにより、使用者が任意に切替え手段19を作動させることによって、温風と冷風を合流して主吹出し口から吹出すか、混合または分離して吹出すかの選択をすることができる。
また、切替え手段19が第2吹出し口17を開放している時、第3吹出し口18を閉塞しないことにより、ルーバーや布等の異物によって第2吹出し口17の通風面積が減少した場合でも、第3吹出し口18へとバイパス送風ファン2の吹出し空気を流通させることができるため、バイパス送風ファン2の風量低下による本体101内および圧縮機102の温度上昇を防止することが可能となり、送風ファンや圧縮機の過負荷状態を回避することができる。
また、切替え手段19が第2吹出し口17を閉塞している場合、ほとんど全ての空気は第3吹出し口18から送風され、第2吹出し口17を開放している場合、第3吹出し口18が開放された状態であっても、ほとんど全ての空気が第2吹出し口17から送風されるため、第2吹出し口17を開放する時に第3吹出し口18を閉塞する必要が無くなり、第3吹出し口18を閉塞する手段を省略することができる。また、切替え手段19の構造を簡略化することもできる。
また、切替え手段19を2本のレール20に摺動可能に架橋することにより、切替え手段19をスムーズに開閉させることができる。
また、切替え手段19を凸部21と凹部22で嵌合させて摺動させることにより、切替え手段19をスムーズに開閉させることができる。
また、切替え手段19が開放状態または閉塞状態の位置で固定されることにより、風圧や振動により切替え手段19が意に反して移動しないよう規制することができる。
また、切替え手段19および固定側に磁石23と金属板24を設け、これらが固着することにより、確実に切替え手段19を固定することができる。
また、固定側に、切替え手段19を固定したい部分27よりも摺動させたい部分28の方が切替え手段19側にふくらんで形成されている板バネ26を設け、切替え手段19のバネ押し部25が、板バネ26を押しながら摺動させることにより、切替え手段19を摺動させたい部分28では板バネ26によりテンションがかかるため摺動が重くなり、固定させたい位置27では板バネ26のテンションから解放されるため、切替え手段19が開放状態または閉塞状態の位置27で固定されやすく、かつ摺動部分28で停止しにくくなる。また、摺動部分28と固定部分27で手に伝わる摺動感覚が異なるため、ある程度のクリック感を得ることができる。
また、切替え手段19の切替え状況を検知することによって、切替え手段19の位置に最適な運転状態の制御を行うことができる。
また、切替え手段19の切替え状況を非接触型検出装置29で検知することによって、検出精度を上げることができる。
また、切替え手段19の切替え状況を接触型検出装置30で検知することによって、検出精度を上げることができる。
また、切替え手段19の位置検出手段を除湿装置の制御を行う電装基板31に設けることによって、基板のコストダウンと省スペースを実現できる。
また、切替え手段19が第2吹出し口17を閉塞したことを検出することにより、検出時に本体内のヒーターの通電を止め、より冷風の温度を下げることができる。
また、切替え手段19の下方面に第3吹出し口18へ吹出す空気が流れやすい方向に案内リブ32を設けることによって、通風抵抗を低減することができる。
また、切替え手段19の下方面に第3吹出し口18へ吹出す空気の抵抗となる方向に抵抗リブ33を設けることによって、風の力を利用して切替え手段19の固定をより確実なものとすることができる。
以上のように本発明にかかる除湿装置は、循環経路111を設けない構成とし、吸熱器105を通過して温湿度が低下した空気を分離して室内に吹出すことが可能であり、吹出し口から冷風感を得ることが所望される用途に適している。
本発明の実施形態1にかかる除湿装置の吹出し部の展開図 同、本体展開図 同、概略構成を示した断面図 同、切替え手段の本体下方からの斜視図 同、切替え手段と風路の関係を示す断面図 (a)同、切替え手段の外観斜視図 (b)同、バネ押し部と板バネの関係を示す概略平面図 同、切替え手段の摺動方向に直交した断面図 従来の除湿装置の概略構成を示した断面図
符号の説明
1 メイン送風ファン(送風手段)
2 バイパス送風ファン(バイパス送風手段)
16 第1吹出し口
17 第2吹出し口
18 第3吹出し口
19 切替え手段
19a 可動板
20 レール
21 凸部
22 凹部
23 磁石(固定手段、位置検出手段)
24 金属板(固定手段)
25 バネ押し部
26 板バネ
27 切替え固定部
28 切替え摺動部
29 非接触型検出装置(位置検出手段)
30 接触型検出装置(位置検出手段)
31 電装基板
32 案内リブ
33 抵抗リブ
102 圧縮機
103 放熱器
104 膨張機構
105 吸熱器
116 除湿対象空気
117 冷媒
118 ヒートポンプ
119 吸放湿手段
120 吸湿部
121 放湿部

Claims (12)

  1. 冷媒(117)を圧縮する圧縮機(102)と前記冷媒(117)が供給空気に対して放熱する放熱器(103)と前記冷媒(117)が膨張する膨張機構(104)と前記冷媒(117)が供給空気から吸熱する吸熱器(105)とを有するヒートポンプ(118)と、供給空気から吸湿する吸湿部(120)および供給空気に放湿する放湿部(121)を有する吸放湿手段(119)と、除湿対象空気(116)を前記放熱器(103)、前記放湿部(121)、前記吸熱器(105)、前記吸湿部(120)の順に供給することにより室内よりも温湿度の低下した空気を吹出すメイン送風ファン(1)と、室内空気を前記放熱器(103)に供給し室内に吹出すバイパス送風ファン(2)と、前記メイン送風ファン(1)の吹出し空気を前記バイパス送風ファン(2)の吹出し空気と混合または分離させるのを切替えるための切替え手段(19)を備えた除湿装置であって、前記メイン送風ファン(1)の吹出し空気を吹出す第1吹出し口(16)と、前記バイパス送風ファン(2)の吹出し空気を吹出すために分岐した第2吹出し口(17)および第3吹出し口(18)を有し、前記切替え手段(19)の操作により、前記第2吹出し口(17)が閉塞または開放され、前記バイパス送風ファン(2)の吹出し空気とメイン送風ファン(1)の吹出し空気とを合流または分離のいずれかに切替えて吹出し可能としたことを特徴とし、前記切替え手段(19)は、前記第2吹出し口(17)と前記第3吹出し口(18)を同時に開放することを特徴とする除湿装置。
  2. 第3吹出し口(18)の通風抵抗を第2吹出し口(17)よりも大きくしたことを特徴とする請求項1記載の除湿装置。
  3. 切替え手段(19)を第2吹出し口(17)に設けられた2本のレール(20)の間に摺動可能に架橋された可動板にて構成し、前記切替え手段(19)に摺動促進手段を備えたことを特徴とする請求項1または請求項2記載の除湿装置。
  4. 摺動促進手段は、切替え手段(19)を摺動させる操作部と、前記切替え手段(19)の摺動方向と平行に凸部(21)と凹部(22)を設けたことを特徴とする請求項記載の除湿装置。
  5. 切替え手段(19)の可動板を第2吹出口(17)の開放位置または閉塞位置にて固定する固定手段を設けることを特徴とする請求項1〜のいずれかに記載の除湿装置。
  6. 固定手段は、可動板に設けられた磁石(23)および固定側に設けられた金属板(24)にて構成され、第2吹出口(17)の開放位置または閉塞位置で、前記金属板(24)と前記磁石(23)が固着してなる請求項記載の除湿装置。
  7. 切替え手段(19)に付設して摺動するバネ押し部(25)と、このバネ押し部(25)に当接して摺動方向に取り付けられた板バネ(26)を有し、この板バネ(26)は中央付近に設けた凸状の切替え摺動部(28)と、この切替え摺動部(28)の両側に設けた凹状の切替え固定部(27)を備え、固定手段は、前記バネ押し部(25)部が前記切替え固定部(27)に係合する構成とした請求項記載の除湿装置。
  8. 切替え手段(19)の切替え位置を検出する位置検出手段を備え、前記位置検出手段は、可動板に取り付けられた磁石(23)と固定側に取り付けられた非接触型検出装置(29)で構成されていることを特徴とする請求項1〜7のいずれかに記載の除湿装置。
  9. 切替え手段(19)の切替え位置を検出する位置検出手段を備え、前記位置検出手段は、固定側に取り付けられた接触型検出装置(30)を可動板が押す構造であることを特徴とする請求項1〜7のいずれかに記載の除湿装置。
  10. 切替え手段(19)の近傍に除湿装置の制御を行う電装基板(31)を配置し、位置検出手段を前記電装基板(31)に搭載することを特徴とする請求項8または請求項9記載の除湿装置。
  11. 切替え手段(19)の可動板の下方にバイパス送風ファン(2)の吹出し空気を流通させ、可動板の下方面に前記バイパス送風ファン(2)の吹出し空気を案内する案内リブ(32)を設けることを特徴とする請求項1〜10のいずれかに記載の除湿装置。
  12. 切替え手段(19)の可動板の下方にバイパス送風ファン(2)の吹出し空気を流通させ、可動板の下方面に前記バイパス送風ファン(2)の吹出し空気の抵抗となる抵抗リブ(33)を設けることを特徴とする請求項1〜10のいずれかに記載の除湿装置。
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