JP7025663B2 - 換気装置 - Google Patents
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Description
(1)全体構成
図1及び図2は換気装置10の外観斜視図であり、図3は換気装置10の平面図であり、図4は換気装置10の底面図であり、図5は換気装置10の側面図である。なお、以下の説明において、上、下の方向は、図1~5の示す方向である。
換気装置10の調湿用冷媒回路20を図6に示す。調湿用冷媒回路20は、第1吸着熱交換器(調湿部)12と、第2吸着熱交換器(調湿部)13と、圧縮機51と、四路切換弁52と、電動膨張弁53とを有している。
図7は換気装置10のバイパス通路16の側面図である。図8は換気装置10のバイパス通路16の平面図である。図1~図4に示すように、バイパス通路16は、排気ファン14及び給気ファン15と第1吸着熱交換器12及び第2吸着熱交換器13を挟んで配置されている。バイパス通路16の第1吸着熱交換器12及び第2吸着熱交換器13が配置された側の第1面Cには、第1空気通路31と接続される第1開口部71と、第2空気通路32と接続される第2開口部72とが形成されている。
(4-1)換気装置の動作
本実施形態の換気装置10では、除湿運転、加湿運転、又は単純換気運転を行うものである。除湿運転は、除湿した外気を室内に給気として送る換気運転である。加湿運転は、加湿した外気を室内に給気として送る換気運転である。単純換気運転は、除湿、加湿を行わずに外気を給気として室内に送る運転である。
(5-1)除湿運転
除湿運転中の換気装置10では、後述する第1動作と第2動作が所定の時間間隔(例えば3分間隔)で交互に繰り返される。なお、除湿運転中は、バイパス通路16の開閉ダンパ17が閉じている。
加湿運転中の換気装置10では、後述する第1動作と第2動作が所定の時間間隔(例えば3分間隔)で交互に繰り返される。なお、加湿運転中は、バイパス通路16の開閉ダンパ17が閉じている。
単純換気運転時は一時的に圧縮機51を停止しており、第1吸着熱交換器12及び第2吸着熱交換器13に冷媒が流れていないものとする。なお、単純換気運転中は、バイパス通路16の開閉ダンパ17が開いている。
(6-1)
本実施形態に係る換気装置10では、外気を取り入れて給気として室内に流す。換気装置10は、ケーシング11と、調湿部12、13と、バイパス通路16と、開閉ダンパ17と、給気ファン15と、を備える。ケーシング11は、外気取入口21及び給気口22が形成されている。調湿部12、13は、外気取入口21からケーシング11内に取り入れた室外空気OAを調湿する。バイパス通路16は、外気取入口21からケーシング11内に取り入れた室外空気OAを、調湿部12、13を通さずに給気口22に導く。開閉ダンパ17は、バイパス通路16に設けられ、バイパス通路16を開閉する。給気ファン15は、調湿した室外空気OA又はバイパス通路16を通った室外空気OAを供給空気SAとして給気口22を介して室内に送る。ケーシング11内には、調湿部12、13と給気口22との間に、調湿部12、13を通った室外空気OAが通る第1空気通路31が形成されている。バイパス通路16は、第1空気通路31と接続されている。開閉ダンパ17は、バイパス通路16において、バイパス通路16と第1空気通路31との接続部分Dから150mm以上離れて配置されている。
本実施形態に係る換気装置10では、給気ファン15は、第1空気通路31の給気口22の近傍に配置される。
本実施形態に係る換気装置10では、給気ファン15及びバイパス通路16は、調湿部12、13を挟んで配置される。
本実施形態に係る換気装置10では、ケーシング11内には、外気取入口21と調湿部12、13との間に、ケーシング11内に取り入れた室外空気OAが通る第2空気通路32が形成されている。第1空気通路31及び第2空気通路32は、調湿部12、13を挟んで配置されている。バイパス通路16は、第1空気通路31及び第2空気通路32に接続される。
本実施形態に係る換気装置10では、制御部18をさらに備える。制御部18は、第1の換気運転と、第2の換気運転と、を切り換え可能である。第1の換気運転は、外気取入口21から取り入れた室外空気OAを、調湿部12、13を通して供給空気SAとして室内に送る。第2の換気運転は、外気取入口21から取り入れた室外空気OAを、調湿部12、13を通さずにバイパス通路16を通して供給空気SAとして室内に送る。制御部18は、第1の換気運転では開閉ダンパ17を閉じ、第2の換気運転では開閉ダンパ17を開ける。
本実施形態に係る換気装置10では、制御部18は、外部からの指示に基づき、第1の換気運転と、第2の換気運転とを切り換える。
本実施形態に係る換気装置10では、室内の湿度を検出する湿度検出部64をさらに備える。制御部18は、湿度検出部64が検出した湿度に基づき、第1の換気運転と、第2の換気運転とを切り換える。
本実施形態に係る換気装置10では、開閉ダンパ17は、バイパス通路16が延びる方向に直交する面に対して傾斜している。
本実施形態に係る換気装置10では、ケーシング11には、室内空気RAを還気としてケーシング11内に取り入れる還気口23、及び、室内空気RAを排出空気EAとしてケーシング11外に排出する排気口24、がさらに形成される。ケーシング11には、室内空気RAを排出空気EAとして排気口24から排出する排気ファン14、をさらに備える。
(7-1)変形例1A
本実施形態において換気装置10の調湿部は、第1熱交換器12と、第2熱交換器13とを有している場合について説明したが、これに限るものではない。調湿部として、大型デシカントロータを使用するようにしてもよい。調湿部として大型デシカントロータを使用する場合、デシカントで空気中の水分を吸着して冷却コイルで空気を冷やし、ヒーターで空気を暖めてデシカントで空気中の水分を放出する。
本実施形態において換気装置10は、除湿運転、加湿運転、又は換気運転を行う場合について説明したが、室内機及び室外機を備えるようにし、暖房運転又は冷房運転を併せて行うようにしてもよい。
本実施形態において換気装置10は、調湿用冷媒回路20を備える場合について説明したが、冷媒回路を備えない構成にしてもよい。
本実施形態において換気装置10は、排気ファン14及び給気ファン15が空気流れの最も下流に配置される場合について説明したが、排気ファン14及び給気ファン15の位置はこれに限られるものではない。
本実施形態において換気装置10は、開閉ダンパ17が、バイパス通路16が延びる方向に直交する平面に対して傾斜している場合について説明したが、開閉ダンパ17の向きは傾斜していなくてもよい。例えば、開閉ダンパ17はバイパス通路16が延びる方向に直交する平面に沿って配置してもよい。
以上、本開示の実施形態を説明したが、特許請求の範囲に記載された本開示の趣旨及び範囲から逸脱することなく、形態や詳細の多様な変更が可能なことが理解されるであろう。
11 ケーシング
12 第1吸着熱交換器(調湿部)
13 第2吸着熱交換器(調湿部)
14 排気ファン
15 給気ファン
16 バイパス通路
17 開閉ダンパ(開閉部材)
18 制御部
20 調湿用冷媒回路
21 外気取入口
22 給気口
23 還気口
24 排気口
31 第1空気通路
32 第2空気通路
51 圧縮機
52 四路切換弁
53 電動膨張弁
61 外気温度センサ
62 外気湿度センサ
63 室内温度センサ
64 室内湿度センサ(湿度検出部)
Claims (8)
- 外気を取り入れて給気として室内に流す、換気装置であって、
外気取入口(21)及び給気口(22)が形成された、ケーシング(11)と、
前記外気取入口から前記ケーシング内に取り入れた外気を調湿する、調湿部(12、13)と、
前記外気取入口から前記ケーシング内に取り入れた外気を、前記調湿部を通さずに前記給気口に導く、バイパス通路(16)と、
前記バイパス通路に設けられ、前記バイパス通路を開閉する開閉部材(17)と、
調湿した外気又は前記バイパス通路を通った外気を給気として前記給気口を介して室内に送る、給気ファン(15)と、
を備え、
前記ケーシング内には、前記調湿部と前記給気口との間に、前記調湿部を通った外気が通る第1空気通路(31)が形成されており、
前記第1空気通路には、前記調湿部と前記第1空気通路とを連通させる第1切換機構(41)が配置されており、
前記バイパス通路は、前記第1切換機構の一端側で前記第1空気通路と接続されており、
前記開閉部材は、前記バイパス通路において、前記バイパス通路と前記第1空気通路との接続部分から150mm以上離れて配置されており、
前記給気ファンは、前記第1切換機構の前記一端側とは反対側の他端側であって、前記第1空気通路の前記給気口近傍に配置される、
換気装置。 - 前記給気ファン及び前記バイパス通路は、前記調湿部を挟んで配置される、
請求項1に記載の換気装置。 - 前記ケーシング内には、前記外気取入口と前記調湿部との間に、前記ケーシング内に取り入れた外気が通る第2空気通路(32)が形成されており、
前記第1空気通路及び前記第2空気通路は、前記調湿部を挟んで配置されており、
前記バイパス通路は、前記第1空気通路及び前記第2空気通路に接続される、
請求項2に記載の換気装置。 - 制御部(18)をさらに備え、
前記制御部は、
前記外気取入口から取り入れた外気を、前記調湿部を通して給気として室内に送る第1の換気運転と、
前記外気取入口から取り入れた外気を、前記調湿部を通さずに前記バイパス通路を通して給気として室内に送る第2の換気運転と、
を切り換え可能であり、
前記制御部は、前記第1の換気運転では前記開閉部材を閉じ、前記第2の換気運転では前記開閉部材を開ける、
請求項1から3のいずれかに記載の換気装置。 - 前記制御部は、外部からの指示に基づき、前記第1の換気運転と、前記第2の換気運転とを切り換える、
請求項4記載の換気装置。 - 室内の湿度を検出する湿度検出部(64)をさらに備え、
前記制御部は、前記湿度検出部が検出した湿度に基づき、前記第1の換気運転と、前記第2の換気運転とを切り換える、
請求項4記載の換気装置。 - 前記開閉部材は、前記バイパス通路が延びる方向に直交する面に対して傾斜している、
請求項1から6のいずれかに記載の換気装置。 - 前記ケーシングには、室内空気を還気として前記ケーシング内に取り入れる還気口(23)、及び、室内空気を排気として前記ケーシング外に排出する排気口(24)、がさらに形成され、
前記室内空気を排気として前記排気口から排出する排気ファン(14)、
をさらに備える、
請求項1から7のいずれかに記載の換気装置。
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